JP7245751B2 - 紙幣処理システムおよび紙幣処理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、紙幣処理システムおよび紙幣処理方法に関する。
現金処理センタでは、各地に設置された現金自動支払機(CD)や現金自動預払機(ATM)、さらに、銀行の支店など、市場から回収された紙幣を、現金処理センタ内に設置されている紙幣ソータを用いて高速に計数、仕分けし、市場に戻す紙幣、自動機に詰める紙幣、中央銀行に返す紙幣などに分け、100枚単位や1000枚単位に帯封処理を施している。
しかしながら、昨今、特に途上国における紙幣シリーズや紙幣流通量の増加に伴い、回収される紙幣の種類や紙幣状態が多様化してきている。さらに、入金機やリサイクルATMの導入が進むにつれて、金種や方向がそろっていない紙幣を現金処理センタ内で処理することが必要になっており、その取扱いが複雑になっている。
通常、現金精査のため現金センタに搬入される紙幣は、ATM単位や支店単位で、1人のオペレータが割り当てられ、計数、仕分け、帯封処理までを行っていることが多い。オペレータは、複数の金種を取り扱うことになり、金種が変わるごとに紙幣ソータの設定を変更しなければならず、作業の流れが止まり、作業効率が悪いという問題がある。
また、計数から帯封までの過程において、100枚などの帯封単位に満たない端数紙幣の取り扱いの手間なども面倒であるという問題もある。
本発明の目的は、上述の点を考慮してなされたものであり、取扱いが容易で、紙幣計数の効率を高め得る紙幣処理システムおよび紙幣処理方法を提供することを1つの目的とする。
かかる課題を解決するため本発明においては、端末と複数の紙幣ソータと集計装置とが通信可能に接続された紙幣処理システムであって、前記端末は、同一グループの複数の紙幣カセットに対して同一のIDを割り振り、前記複数の紙幣ソータは、各々に割り当てられた前記紙幣カセットの前記IDの入力を受け付け、該紙幣カセットに収納されている紙幣の計数処理を行い、各々が行った前記計数処理の結果を、前記IDと対応付けて前記集計装置へ送信し、前記集計装置は、前記複数の紙幣ソータから受信した前記計数処理の結果を、前記IDをキーにして集計する。
本発明によれば、例えば、取扱いが容易で、紙幣計数の効率を高め得る紙幣処理システムおよび紙幣処理方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の説明において、同一または類似の要素および処理には、原則として同一の符号を付し、重複説明を省略する。また、以下に説明する構成および処理はあくまで一例に過ぎず、本発明に係る実施の態様が、以下の実施形態に限定されることを意図する趣旨ではない。また、各実施形態および変形例は、本発明の技術思想の範囲内および整合する範囲内でその一部または全部を組合せることができる。
以下の説明で参照する各図は、本発明の理解および実施に必要な程度で実施形態の概要を示すものであり、本発明の範囲は各図に示す構成に限定されない。
以下の説明では、例えば「xxx100-1」「xxx100-2」や、「xxx100a」「xxx100b」のように、同一番号に枝番号が付加された符号が付与されている複数の要素を総称する場合には、同一番号のみを用いて「xxx100」のように表すこととする。
以下の説明では、テーブル形式にて各種情報を説明または図示することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「aaaテーブル」を「aaa情報」と呼ぶこともできる。「aaaテーブル」または「aaa情報」は、記憶資源(例えばメモリ)に確保された記憶領域に格納される。
以下では、紙幣処理システムおよび紙幣ソータは、紙葉類として紙幣を取り扱うとして説明するが、これに限られず、小切手や商品券等の他の様々な紙葉類についても同様に取り扱うことができる。
[実施形態]
(紙幣処理システム1の構成)
図1は、実施形態に係る紙幣処理システム1の構成の一例を示す図である。紙幣処理システム1は、現金処理センタ内に設置される。
(紙幣処理システム1の構成)
図1は、実施形態に係る紙幣処理システム1の構成の一例を示す図である。紙幣処理システム1は、現金処理センタ内に設置される。
図1に示すように、紙幣処理システム1は、ネットワークNを介して有線または無線で通信可能に接続された複数の紙幣ソータ2(紙幣処理装置の一例)、受付端末3、集計装置4、および管理端末5を含んで構成される。本実施形態では、紙幣処理システム1は、ネットワークNに接続されている5つの紙幣ソータ2a,2b,2c,2d,2eを含む。なお、紙幣ソータの数は、図1の図示に限られない。また、紙幣ソータ2eは、ネットワークNに接続されていなくても良い。
詳細は後述するが、紙幣ソータ2a~2dは、それぞれが単一金種の紙幣を処理する。また、紙幣ソータ2eは、紙幣の方向を揃える処理を行う。このように、紙幣処理システム1における個々の紙幣ソータ2は、処理対象とする紙幣の金種または紙幣に対する処理内容がそれぞれ予め決められている。
受付端末3は、各地の金融機関などから、所定数を同一グループとする金種別カセットにそれぞれ格納された金種毎の枚数等の回収紙幣の情報の入力を受け付けるコンピュータである。同一グループの金種別カセットは、例えば搬出元の装置が同一のATMである。受付端末3は、一組の金種別カセット群ごとに回収紙幣の情報が入力されると、この入力情報と紐付けられたデポジットIDを発行する。
受付端末3は、発行したデポジットIDの情報を含んだコード画像(例えばQRコード(登録商標、以下同様))を該当の金種別カセット群を構成する金種別カセットの数だけ印刷するように、接続されている印刷装置31へ指示する。印刷装置31は、この指示を受け、デポジットIDのコード画像を印刷する。印刷されたデポジットIDのコード画像は、該当の金種別カセット群を構成する全ての各金種別カセットに付加される。
紙幣ソータ2a~2dは、一組の金種別カセット群の各金種別カセットに格納されている回収紙幣を計数処理する際に、各金種別カセットに付加されているデポジットIDのコード画像を読み込む。そして、紙幣ソータ2a~2dは、それぞれの計数処理結果にデポジットIDを対応付けて集計装置4へ送信する。
集計装置4は、紙幣ソータ2a~2dから受信した集計結果を、デポジットIDをキーに集計する。管理端末5は、集計装置4を操作するための端末であり、集計装置4に集計処理を指示したり、集計結果を表示したりする。
(紙幣ソータ2の構成および動作)
図2は、実施形態に係る紙幣処理システム1を構成する紙幣ソータ2の概略構成例を示す図である。図2は、紙幣ソータ2を側方から見た断面図である。図2を参照して、紙幣ソータ2の動作について説明する。
図2は、実施形態に係る紙幣処理システム1を構成する紙幣ソータ2の概略構成例を示す図である。図2は、紙幣ソータ2を側方から見た断面図である。図2を参照して、紙幣ソータ2の動作について説明する。
先ず、ユーザは、紙幣をホッパ251に積層する。積層された紙幣は、分離繰り出しローラ252により1枚ずつ分離され、搬送路253に沿って搬送される。識別部254は、搬送路253上に設置され、通過する紙幣の真偽、正損、金種、向き、枚数等を読み取ることができる。収納部271,272,273,274は、搬送された紙幣を1枚ずつ集積させる仕組みとなっており、ユーザの設定により正損、金種、方向、シリーズ(版数)等、所定の条件で仕分けられた紙幣をそれぞれ収納することができる。
リジェクトスタッカ275,276は、識別部254による識別の結果や搬送異常などによって、何れの収納部271~274の収納にも適さない紙幣を収納するものであって、紙幣を取出すことを可能とした開口部を備えている。
また、1つの収納部に集積させる最大枚数もユーザの選択により決定できる。本実施形態では、1つの収納部への最大集積枚数は100枚とする。紙幣搬送中に収納部271~274のいずれかの集積枚数が100枚に達すると、紙幣ソータ2は、ホッパ251からの紙幣繰出しを止め、紙幣抜き取り待ちの状態になる。100枚に達した何れかの収納部271~274から紙幣を抜き取ると、ホッパ251からの紙幣繰り出しが再開される。
(紙幣ソータ2の機能構成)
図3は、実施形態に係る紙幣ソータ2の機能構成例を示す図である。紙幣ソータ2は、紙幣処理部20、および紙幣処理部20と通信可能に接続された制御処理装置200を含んで構成される。
図3は、実施形態に係る紙幣ソータ2の機能構成例を示す図である。紙幣ソータ2は、紙幣処理部20、および紙幣処理部20と通信可能に接続された制御処理装置200を含んで構成される。
紙幣処理部20は、主制御部21、ROM22a、RAM22b、通信部23、格納部24、識別部254、および振分ゲート29を含んで構成される。
主制御部21は、紙幣処理部20の装置内の各部を制御する。ROM22aは、主制御部21の動作プログラム等を記録している。RAM22bは、主制御部21が各部を制御する制御プログラムを展開し、制御プログラムが使用する制御データを読み書き可能に記憶する。通信部23は、紙幣処理部20が制御処理装置200と通信を行うためのインターフェースである。
格納部24は、紙幣識別情報241、正損分離基準情報242、および紙幣画像情報243等の各種情報を格納する記憶装置である。紙幣識別情報241は、紙幣の真偽判定の基準となる情報である。正損分離基準情報242は、正券損券といった紙幣の区分振分けの判定の基準となる情報である。紙幣画像情報243は、スキャナ27によって取得された紙幣の画像データである。
識別部254は、記番号読取センサ25、枚数検出センサ26、スキャナ27、および損券検知センサ28を含み、ホッパ251から繰り出された紙幣に対して計数、真偽判定、正損分離処理といった精査を行う。振分ゲート29は、識別部254により精査した紙幣を収納部271~274、リジェクトスタッカ275,276へ振り分ける。
制御処理装置200は、タブレット端末等のコンピュータ装置である。制御処理装置200は、制御部210、入出力部220、通信部230、および格納部240を含んで構成される。
制御部210は、格納部240やROM(不図示)に格納されたプログラムをRAM(不図示)へ展開して実行することにより、制御処理装置200の各部を制御したり、各種の処理を行ったりする。また、制御部210は、制御処理装置200が接続された紙幣処理部20の主制御部21と連携し、デポジットIDごとのソート処理により紙幣の各金種の枚数および合計枚数などを計数する。
入出力部220は、各種情報を表示すると共にユーザ入力を受付けるタッチパネル付きディスプレイ等と、QRコード等のコード画像を読み取るコードスキャナを含む。入出力部220は、キーボード、マウス等を含んでも良い。
通信部230は、制御処理装置200が紙幣処理部20と通信を行うためのインターフェースを含む。また通信部230は、制御処理装置200が、他の紙幣処理部20に接続されている他の制御処理装置200と通信を行うためのインターフェースも含む。格納部240は、紙幣ソータ2での処理に係る各種情報を格納する記憶装置である。
格納部240は、設定値2401、画像情報2402、およびログ2403等の各種情報を格納する記憶装置である。設定値2401は、ユーザによって入力された紙幣処理部20の動作を規定するパラメータなどを含み、紙幣処理部20に対して反映される。例えば紙幣識別情報241や正損分離基準情報242は、設定値2401に基づく情報である。
画像情報2402は、識別部254によってソート処理で取得された紙幣の画像データであり、例えば記番号画像である。ログ2403は、制御部210が紙幣処理部20と連携してデポジットIDごとのソート処理で計数した紙幣の各金種の枚数および合計枚数などを含む計数結果である。
(回収紙幣が現金センタに持込まれた際の処理)
図4は、実施形態における回収紙幣が現金センタに持込まれた際の処理の一例を示す図である。以下では、同一の搬出元の装置であるATMから金種毎に格納された金種別カセット110,120,130,140で回収された紙幣が現金センタに持ち込まれた場合について説明する。以下、金種別カセット110,120,130,140を金種別カセット100と総称する。図4では、金種別カセット100は、金種別カセット110,120,130,140の4種類としているが、これに限らない。
図4は、実施形態における回収紙幣が現金センタに持込まれた際の処理の一例を示す図である。以下では、同一の搬出元の装置であるATMから金種毎に格納された金種別カセット110,120,130,140で回収された紙幣が現金センタに持ち込まれた場合について説明する。以下、金種別カセット110,120,130,140を金種別カセット100と総称する。図4では、金種別カセット100は、金種別カセット110,120,130,140の4種類としているが、これに限らない。
図4に示すように、ATMからの紙幣は、通常、金種別カセット100に入った状態で回収される。金種別カセット100は、ATMごとに1つの袋101に入っていることが多く、そのATMについて、何枚回収されてきたかが予め分かっている。
現金輸送車160で運ばれてきた金種別カセット100が現金センタに持ち込まれると、係員は、持ち込まれた紙幣の情報(申告情報)を受付端末3から入力し、袋101から金種別カセット100を取り出す。入力内容と紐付けられたデポジットID(図4の例ではデポジットID=121)が発行され、印刷装置31から必要枚数だけデポジットIDのQRコードが印刷されたタグ123が出力される。係員は、出力されたタグ123を同一の袋101に入れられていた同一のATMからの全ての金種別カセット100に貼り付ける。
なお、タグ123は、貼り付けに限らず、金種別カセット100から取り出した紙幣を載せるトレーに同様に載せても良く、金種別カセット100に格納されていた紙幣のデポジットIDを認識できる状態で付加されていればいかなる態様であっても良い。また、本実施形態では、タグ123上にデポジットIDも印刷するとしているが、QRコードのみの印刷でも良い。また、QRコードに限らずその他の2次元コードや、バーコードなどの1次元コードであっても良い。
(紙幣搬入時の受付処理の入力内容)
図5は、実施形態における紙幣搬入時の受付処理の入力内容の一例の説明図である。図5を参照して、受付端末3から入力される搬入紙幣に関する事前の申告情報421と、受付データ422の事例を説明する。
図5は、実施形態における紙幣搬入時の受付処理の入力内容の一例の説明図である。図5を参照して、受付端末3から入力される搬入紙幣に関する事前の申告情報421と、受付データ422の事例を説明する。
図5に示す事例では、ATM002から回収されてきた紙幣は、申告情報421として、合計枚数、金種毎枚数、支店番号、ATM番号、配送チケット、および住所が予め分かっているものとする。受付端末3から申告情報421が入力され、回収紙幣の受け付けが行われると、受付端末3は、申告情報421に受付日およびデポジットIDと、その他の情報が付加された受付データ422を生成する。受付データ422には、受付端末3での受付時にデポジットID(ID=121)が割り振られる。係員は、デポジットID=121のQRコードが印刷されたタグ123を金種別カセット110~140に取り付ける。これにより、デポジットID=121で計数した結果は、同一のATM0002の結果として紐付けられる。
(現金センタにおける紙幣計数処理)
図6は、実施形態における紙幣計数処理の一例の説明図である。現金センタでは、金種毎に作業台が設置されている。本実施形態では、1000円札を処理する紙幣ソータ2aが配置されたレーン2a1、5000円札を処理する紙幣ソータ2bが配置されたレーン2b1、10000円札を処理する紙幣ソータ2cが配置されたレーン2c1、ならびに回収箱に収納されている紙幣を処理する紙幣ソータ2dおよび紙幣ソータ2dによりソートされた紙幣の方向を揃える紙幣ソータ2eが配置されたレーン2d1が設置されている。
図6は、実施形態における紙幣計数処理の一例の説明図である。現金センタでは、金種毎に作業台が設置されている。本実施形態では、1000円札を処理する紙幣ソータ2aが配置されたレーン2a1、5000円札を処理する紙幣ソータ2bが配置されたレーン2b1、10000円札を処理する紙幣ソータ2cが配置されたレーン2c1、ならびに回収箱に収納されている紙幣を処理する紙幣ソータ2dおよび紙幣ソータ2dによりソートされた紙幣の方向を揃える紙幣ソータ2eが配置されたレーン2d1が設置されている。
金種別カセット110,120,130,140は、金種別の各紙幣ソータ2a,2b,2c,2dのオペレータのもとへそれぞれ運ばれる。各オペレータは、各金種別カセット110~140に貼り付けられているタグ123に印刷されているデポジットIDのQRコードを各紙幣ソータ2a~2dに備えられているコードリーダで読み込む。QRコードをコードリーダで読み込むことで、正確かつ迅速にデポジットIDの入力を行うことができる。なお、デポジットIDの入力方法は、オペレータがタグ123に印刷されているデポジットIDを、入出力部220を介して手入力する方法でも良い。
金種別カセット110,120,130に収納されている紙幣は、入金時にFIT券として金種毎に振り分けられた紙幣であるため、現金センタにおいては、方向分けのみを行いながら、その各金種別カセット110,120,130に収納されていた紙幣の枚数を確定することができる。計数結果は、そのデポジットIDに紐付けられ、集計装置4へ送信される。
その一方で、回収箱である金種別カセット140には、非還流券が金種および方向が共に混在して収納されている。この場合、先ず紙幣ソータ2dで金種ソートを行ったのち、紙幣ソータ2eで方向分けおよび正損分けを行う。紙幣ソータ2dで金種ソートを行う際にデポジットIDを入力して、紙幣の計数結果を集計装置4へ送信し、その後の紙幣ソータ2eでの方向分けおよび正損分けについては、デポジットIDの入力なしで処理する。デポジットIDを入力した紙幣ソータ2dでの計数結果のみを集計装置4で集計する。
このように、デポジットIDの入力の有無に応じて紙幣ソータ2での計数結果を集計装置4での集計対象とするか集計対象外とするかを切り替えることで、同一紙幣を複数の紙幣ソータ2で計数処理しても、集計装置4で重複して集計されることはない。
なお、紙幣ソータ2で計数できない紙幣の場合には、紙幣の金種と枚数を手入力してシステムに登録することも可能である。
集計装置4は、プロセッサ等の処理部41、例えばデータベースである記憶部42、および、ネットワークNを介して受付端末3、紙幣ソータ2a~2d、管理端末5と通信を行うためのインターフェースである通信部43を含んで構成される。処理部41は、紙幣ソータ2a~2dで計数された情報を、デポジットID毎に集計することで、各ATMから持ち込まれた紙幣の金種毎の枚数および合計枚数をそれぞれ集計することができる。処理部41は、集計したATMごとの集計結果423を記憶部42に格納する。ATMごとの集計結果423は、少なくとも集計日、デポジットID、合計枚数、および金種毎の枚数を含んだ情報である。
このように、例えば1000円札を処理する紙幣ソータ2aのレーン2a1、・・・、10000円札を処理する紙幣ソータ2cが配置されたレーン2c1というようにし、ATMから持ち込まれた紙幣にIDを振り分け、金種毎に分業することで、各紙幣ソータ2を連続して、効率よく稼働させることができる。端数の紙幣についても、取り分けることなく、連続してソートを続けながら、其々のATMから持ち込まれた紙幣枚数を確定することが可能となる。
(紙幣計数結果比較よる計数結果のチェック)
さらに本実施形態では、集計結果423が正しいかどうかを確認することができる。図7は、実施形態における紙幣集計結果比較処理の一例を示す図である。
さらに本実施形態では、集計結果423が正しいかどうかを確認することができる。図7は、実施形態における紙幣集計結果比較処理の一例を示す図である。
受付端末3から入力された申告情報421をもとにした受付データ422と、集計装置4による集計結果423とを比較検証することにより、集計結果423が正しいか否かを確認できる。図7(a)に示すように、集計結果423と受付データ422とをデポジットIDをキーにして比較し、両者が一致するか否かを判定することができる。その検証結果は、図7(b)に示す比較結果424のように表示することもできる。図7の例では、デポジットID=122の集計金額と受付金額との間に10000円分の差額が生じていることを識別可能に表示する例を示している。
また比較結果424に含まれるデポジットIDをもとに受付データ422(図5参照)を確認することで、受付データ422(または申告情報421)と差異が生じた集計結果423が、何れのATMあるいは支店からの紙幣を何れのレーンのオペレータ(図6参照)が計数した結果であるのかといった、詳細情報のトレースを行うことも可能である。
なお上述した受付データ422と集計結果423との比較検証および詳細情報のトレースの処理の実行指示の受け付け、実行、および実行結果の表示の各処理は、集計装置4が行うとするが、これに限らず受付端末3や管理端末5が行っても良い。また、受付データ422が格納される装置は、集計装置4であっても良いし、受付端末3や管理端末5とすることもできる。
このようにすることで、悪意を持ったオペレータが計数処理等の際に紙幣を抜き取った不正行為の可能性を上述のような比較検証により検知することができる。不正行為の可能性の検知結果を受け、実際の不正の有無を、現金センタに設置してある防犯カメラ等で確認することで、不正防止を図ると共に、不正摘発を効率的に行うことができる。
(紙幣計数処理シーケンス)
図8は、実施形態における紙幣計数処理シーケンスの一例を示す図である。図8に示す紙幣計数処理シーケンスは、ATMから金種毎に格納された金種別カセット100で回収された紙幣が現金センタに持ち込まれるごとに実行される。
図8は、実施形態における紙幣計数処理シーケンスの一例を示す図である。図8に示す紙幣計数処理シーケンスは、ATMから金種毎に格納された金種別カセット100で回収された紙幣が現金センタに持ち込まれるごとに実行される。
先ずステップS11では、受付端末3は、申告情報421の入力を受け付け、デポジットIDを付与した受付データ422を生成する。次にステップS12では、受付端末3は、受付データ422に付与したデポジットIDのQRコードを印刷したタグ123を出力する。タグ123は、ATMごとの同一の袋101に入れられていた全ての金種別カセット100に貼り付けられる。タグ123が貼り付けられた金種別カセット100のそれぞれは、該当する金種の紙幣を処理する紙幣ソータ2が配置されたレーンへ運ばれる。
次にステップS13aでは、紙幣ソータ2aは、金種別カセット100に貼り付けられているタグ123のQRコードを読み込む。次にステップS13bでは、紙幣ソータ2aは、ステップS13aでQRコードを読み込んだタグ123が貼り付けられていた金種別カセット100に収納されていた紙幣をソート処理し、紙幣の枚数を計数する。次にステップS13cでは、紙幣ソータ2aは、ステップS13aでQRコードにより読み込んだデポジットIDと共に、ステップS13bの計数結果を集計装置4へ送信する。
紙幣ソータ2b,2c,2dも、紙幣ソータ2aのステップS13と同様の処理(ステップS14、S15、S16)を行って、紙幣の計数結果をデポジットIDと共に集計装置4へ送信する。次にステップS17では、集計装置4は、紙幣ソータ2a~2dから受信した計数結果を、同一のデポジットIDをキーにして集計し、集計結果423を生成する。
次にステップS18では、集計装置4は、集計結果423と受付データ422とを比較検証する。例えば、集計装置4は、集計結果423と受付データ422との間で、金種毎の枚数、合計枚数、合計金額が一致するか否かを判定する。
なお、ステップS13、S14、S15、S16の実行順序は、図8に図示する順序とは限らず、一般的には前後する。また、ステップS17の集計処理は、紙幣ソータ2a~2dから同一のデポジットIDの計数結果が揃って初めて実行できるが、同一のデポジットIDの計数結果が揃うタイミングは不確定である。よって、ステップS17の実行タイミングを所定周期とし、実行時点で計数結果が揃っているデポジットIDについて集計処理を実行することとして良い。
また、ステップS18の集計結果検証も、受付データ422と集計結果423の双方に同一のデポジットIDのレコードが存在する場合に実行できるが、集計結果423が生成されるタイミングも不確定である。よって、ステップS18の実行タイミングを所定周期とし、実行時点で集計結果423が存在するデポジットIDについて集計結果検証を実行することとして良い。
(実施形態の効果)
紙幣ソータで仕分けをしながら、例えば100枚単位で帯封する場合、通常、金種別カセット内の紙幣枚数には、帯封単位に満たない端数があることから、仕分け終了後、各紙幣ソータの各収納部には端数の紙幣が残る。従来のように、同一オペレータが複数の金種を取り扱っていると、端数の紙幣を一旦取り出して分けておき、別の金種別カセットの紙幣の計数を行う必要があった。さらに、帯封単位に達するまで紙幣の端数が積み上がってから再計数する必要があったが、再計数であるため集計対象から除外する必要があり、運用が複雑であった。
紙幣ソータで仕分けをしながら、例えば100枚単位で帯封する場合、通常、金種別カセット内の紙幣枚数には、帯封単位に満たない端数があることから、仕分け終了後、各紙幣ソータの各収納部には端数の紙幣が残る。従来のように、同一オペレータが複数の金種を取り扱っていると、端数の紙幣を一旦取り出して分けておき、別の金種別カセットの紙幣の計数を行う必要があった。さらに、帯封単位に達するまで紙幣の端数が積み上がってから再計数する必要があったが、再計数であるため集計対象から除外する必要があり、運用が複雑であった。
本実施形態では、金種別カセットのデポジットIDを読み込んで同一回収元のATMなどと紐付けることで、同一金種専用の紙幣ソータを複数用いて計数を継続したとしても、各紙幣ソータによる計数結果をデポジットIDで集計することができるため、端数を気にすることなく、計数結果を全て集計でき、連続してソートを続けることができることから、ソート効率が向上するという効果を奏する。
[他の実施形態]
図9は、他の実施形態における紙幣計数結果比較処理の一例を示す図である。上述の実施形態では、申告情報421が受付端末3から入力されるとしたが、これに限らない。例えば申告情報421は、ATMなどから集計装置4へネットワークもしくは通信回線を介して、紙幣の搬入に先立って事前送信されても良い。申告情報421が集計装置4へ事前送信されることで、例えば配送チケット#323で搬入されてくる紙幣の枚数などを事前把握でき、事前の設備や要員の計画を立案できる。また、紙幣計数結果比較処理の際に集計結果423との比較検証に用いる受付データ422(もしくは申告情報421)の信頼性を高め、よりセキュアで、効率のよいシステムを構築することができる。
図9は、他の実施形態における紙幣計数結果比較処理の一例を示す図である。上述の実施形態では、申告情報421が受付端末3から入力されるとしたが、これに限らない。例えば申告情報421は、ATMなどから集計装置4へネットワークもしくは通信回線を介して、紙幣の搬入に先立って事前送信されても良い。申告情報421が集計装置4へ事前送信されることで、例えば配送チケット#323で搬入されてくる紙幣の枚数などを事前把握でき、事前の設備や要員の計画を立案できる。また、紙幣計数結果比較処理の際に集計結果423との比較検証に用いる受付データ422(もしくは申告情報421)の信頼性を高め、よりセキュアで、効率のよいシステムを構築することができる。
なお、申告情報421の事前送信先は、集計装置4に限らず、受付端末3や、管理端末5でも良い。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例を含む。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、矛盾しない限りにおいて、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成で置き換え、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、構成の追加、削除、置換、統合、または分散をすることが可能である。また実施形態で示した構成および処理は、処理効率または実装効率に基づいて適宜分散または統合することも可能である。
1:紙幣処理システム、2,2a,2b,2c,2d:紙幣ソータ、3:受付端末、4:集計装置、5:管理端末、20:紙幣処理部、21:主制御部、22a:ROM、22b:RAM、23:通信部、24:格納部、25:記番号読取センサ、26:枚数検出センサ、27:スキャナ、28:損券検知センサ、29:振分ゲート、31:印刷装置、41:処理部、42:記憶部、43:通信部、100,110,120,130,140:金種別カセット、101:袋、123:タグ、200:制御処理装置、210:制御部、220:入出力部、230:通信部、240:格納部、421:申告情報、422:受付データ、423:集計結果、424:比較結果
Claims (6)
- 端末と複数の紙幣ソータと集計装置とが通信可能に接続された紙幣処理システムであって、
前記端末は、
同一グループの複数の紙幣カセットに対して同一のIDを割り振り、
前記複数の紙幣ソータは、
各々に割り当てられた前記紙幣カセットの前記IDの入力を受け付け、該紙幣カセットに収納されている紙幣の計数処理を行い、
各々が行った前記計数処理の結果を、前記IDと対応付けて前記集計装置へ送信し、
前記集計装置は、
前記複数の紙幣ソータから受信した前記計数処理の結果を、前記IDをキーにして集計する
ことを特徴とする紙幣処理システム。 - 前記複数の紙幣ソータは、
前記IDが入力された前記紙幣カセットを前記集計装置での集計対象とし、前記IDが入力されていない前記紙幣カセットは前記集計装置での集計対象としない
ことを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理システム。 - 前記端末は、
前記IDの情報を含んだ1次元コードまたは2次元コードの画像を生成し、
前記複数の紙幣ソータは、
同一グループの前記複数の紙幣カセットに付加された前記画像を読み取ることで前記IDの入力を受け付ける
ことを特徴とする請求項1または2に記載の紙幣処理システム。 - 同一グループの前記複数の紙幣カセットに収納されている紙幣の金種毎の枚数を含む事前の申告情報の入力を受け付け、
前記集計装置による集計結果と前記申告情報とを比較することで、前記集計結果が正しいか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載の紙幣処理システム。 - 前記申告情報を、同一グループの前記複数の紙幣カセットの搬出元の装置から通信回線を介して受信する
ことを特徴とする請求項4に記載の紙幣処理システム。 - 端末と複数の紙幣ソータと集計装置とが通信可能に接続された紙幣処理システムが行う紙幣処理方法であって、
前記端末が、
同一グループの複数の紙幣カセットに対して同一のIDを割り振り、
前記複数の紙幣ソータが、
各々に割り当てられた前記紙幣カセットの前記IDの入力を受け付け、該紙幣カセットに収納されている紙幣の計数処理を行い、
各々が行った前記計数処理の結果を、前記IDと対応付けて前記集計装置へ送信し、
前記集計装置が、
前記複数の紙幣ソータから受信した前記計数処理の結果を、前記IDをキーにして集計する
ことを特徴とする紙幣処理方法。
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