JP7245240B2 - フットウェア組立体 - Google Patents

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Description

以下の明細書は、電動式(モータ付き)または非電動式のレーシング(紐を締める)・エンジンと、レーシング・エンジンに関連するフットウェアの構成要素と、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームと、自動化されたフットウェア・プラットフォームで使用するレーシング・アーキテクチャとを含むレーシング・システムを伴うフットウェア組立体のさまざまな態様を説明している。より具体的には、以下の明細書の多くは、中央紐締め付け用の電動式または非電動式のレーシング・エンジンを含む、フットウェアで使用するためのレーシング・アーキテクチャ(構成)のさまざまな態様を説明している。
関連出願の相互参照
この出願は、米国仮特許出願(出願番号62/634,358、出願日2018年2月23日)、および米国仮特許出願(出願番号62/574,940、出願日2017年10月20日)の優先権の利益を主張する。両出願の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
いくつかの例示的な実施形態に従う、電動式レーシング・システムのフットウェア組立体の一部の構成要素を示す分解図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、自動化された紐締め付けを含む完全に組み立てられたフットウェア組立体を示す図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、自動化された紐締め付けを含む完全に組み立てられたフットウェア組立体を示す図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、自動化された紐締め付けを含む完全に組み立てられたフットウェア組立体を示す図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体で使用するためのレーシング・アーキテクチャを示す上面図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体で使用するためのレーシング・アーキテクチャを示す上面図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、電動式または非電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体で使用するための2ゾーンのレーシング・アーキテクチャを示す上面図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、2ゾーンのレーシング・アーキテクチャを利用するフットウェア組立体の精密な画像である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するレーシング・ガイドを示す説明図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するレーシング・ガイドを示す説明図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するレーシング・ガイドを示す説明図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するレーシング・ガイドを示す説明図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するレーシング・ガイドを示す説明図である。 いくつかの例示的な実施形態に従う、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するレーシング・ガイドを示す説明図である。
発明の詳細な説明
図面は必ずしも実寸で描かれているわけではなく、図面において、同様の符号は、異なる図の中で同様の構成要素を説明している場合がある。異なる添え字を有する同様の符号は、同様の構成要素の異なる事例を表している場合がある。図面は、一般的に、例示であり、限定するものではなく、本文献の中で議論されているさまざまな実施形態を図示している。
本明細書で提供されている見出しは、単に、便宜のためのものに過ぎず、必ずしも、使用されている用語の範囲または意味に影響を与えるわけではない。
自己締め付け式くつ紐の概念は、最初に、1989年公開の映画バック・トゥ・ザ・フューチャII(Back to the Future II)の中のマーティ・マクフライ(Marty McFly)によって着用された、パワー・レース付き(動力によりひもが締められる)の架空のNike(登録商標)スニーカによって広く知れわたった。Nike(登録商標)はそれ以来、バック・トゥ・ザ・フューチャII(Back to the Future II)からの映画用小道具バージョンに外見が似ているパワー・レース付きのスニーカの少なくとも1つのバージョンをリリースしたが、用いられた内部機械システムおよび周囲のフットウェア・プラットフォームは、必ずしも、大量生産または日常使用に適しているわけではない。さらに、電動式レーシング・システムに関する以前の他の設計は、比較的に、高コストの製造、複雑さ、組み立ての困難さ、補修のしやすさの欠如などのような問題に悩まされていた。本発明者らは、なかでも、上記に議論されている問題の一部またはすべての解決を支援する電動式および非電動式レーシング・エンジンに対応するために、モジュール式フットウェア・プラットフォームで使用するレーシング・アーキテクチャを開発した。本明細書で議論されているレーシング・アーキテクチャとレース・ガイドは、自動化されたレーシング・エンジンと組み合わせて使用した場合のフィット感と快適性の向上にも重点を置いている。以下に簡単に説明し、さらに同時係属中の出願番号15/452,636(発明の名称「LACING ENGINE FOR AUTOMATED FOORWEAR PLATFORM」)で詳細に説明されている、モジュール式レーシング・エンジンを完全に活用するために、本発明者らは、本明細書で議論されているレーシング・アーキテクチャを開発した。出願番号15/452,636は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。本明細書で議論するレーシング・アーキテクチャとレース・ガイドは、不均一な締め付け、フィット感、快適性及びパフォーマンスなど、中央くつ紐締め付けメカニズムで発生するさまざまな問題を解決できる。強化された快適性の1つの側面には、足の上部にかかる圧力を低減するレーシング・アーキテクチャが関係している。レーシング・アーキテクチャの例では、内側-外側方向と前後方向(前から後ろ)の方向の両方でひもの張力を操作することにより、フィット感とパフォーマンスを向上させることもできる。以下で議論するレーシング・アーキテクチャの別の例では、レーシング・システムを2つのゾーンに分割して、つま先(前足)領域を中足部領域から分離することにより、フィット感、パフォーマンス、快適性を向上させている。以下に記載される構成要素の様々な他の利点は、当業者には明らかであろう。
議論されたレーシング・アーキテクチャは、フットウェア組立体のミッドソール部分内に配置されたモジュール式レーシング・エンジンとインターフェース接続するために特に開発された。しかしながら、この概念は、たとえばフットウェア・プラットフォームのかかとまたはつま先部分というような、フットウェアの周りの様々な場所に配置された電動式および手動式くつ紐結び機構にも適用され得る。議論するレーシング・アーキテクチャには、他の形状や素材の中でも、管状プラスチック、金属クリップ、ファブリックループまたはチャネル、プラスチッククリップ、および開いたU字型チャネルから形成できるレース・ガイドの使用が含まれる。いくつかの例では、様々な異なるタイプのレーシング・ガイドを混合して、レーシング・アーキテクチャ内で特定のレース・ルーティング機能を実行できる。特定のレース・ガイド構成の特定の例について、以下で詳細を議論する。
以下で議論する電動式レーシング・エンジンは、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームの、頑健な、丈夫で長持ちする、交換可能な構成要素を提供するためにゼロから開発された。レーシング・エンジンには、モジュール式のフットウェア・プラットフォームの小売レベルへの最終組み立てを可能にする独自の設計要素が含まれている。レーシング・エンジンの設計により、フットウェアの組み立てプロセスの大部分が既知の組み立て技術を活用でき、標準の組み立てプロセスへの独自の適応により、現在の組み立てリソースを依然として活用できる。
ある例では、モジュール式の自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームは、レーシング・エンジンを受け入れるための、ミッドソールに固定されたミッドソール・プレートを含む。ミッドソール・プレートの設計は、購入の時点において可能な限り遅く、レーシング・エンジンがフットウェア・プラットフォームの中へ落とされることを可能にする。ミッドソール・プレート、および、モジュール式の自動化されたフットウェア・プラットフォームの他の態様は、異なるタイプのレーシング・エンジンが相互交換可能に使用されることを可能にする。たとえば、以下に議論されている電動式レーシング・エンジンは、人力レーシング・エンジンと取り替えられ得る。あるいは、足の存在を感知するか、または他のオプション機能を備えた完全自動の電動式レーシング・エンジンを、標準のミッドソール・プレート内に収容できる。レーシング・アーキテクチャは、レーシング・ケーブル(または同様のレーシング要素)とレーシング・エンジンとのインターフェース接続を支援するように特別に設計されている。
電動式または非電動式の中央レーシング・エンジンを使用して運動靴を締めると、いくらかの快適さを犠牲にすることなく十分なパフォーマンスを提供するのにいくつかの課題がある。本明細書で議論されているレーシング・アーキテクチャは、中央レーシング・エンジンで使用するために特別に設計されており、カジュアルから高性能まで、さまざまなフットウェアデザインを可能にするように設計されている。
本開示で使用されるフットウェアの専門用語は、浮動繊維層、外層、くつのアッパー、結合材料、およびアイステイなどの用語を含み、これらはすべて係属中の出願番号15/459,932(発明の名称「SHOE UPPER WITH FLOATING LAYER」)で更に定義されている。本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。浮動繊維層は、一例では、フットウェア組立体の上部の外層内で本質的に浮遊するインナーソックスのような構造を説明するために使用される用語である。浮動繊維層は、フットウェア組立体のミッドソールに取り付けることができ、選択された場所で上部の部分にも最小限に取り付けることができる。いくつかの例では、浮動繊維層は、伸縮性がないかまたは伸縮性が限られた材料から作ることができる。いくつかの例では、浮動繊維層の材料は、四軸、三軸、または不織材料である。
外層は、浮動繊維層を覆い、実質的にくつのアッパーの外殻を占めるフットウェアアッパー(またはくつのアッパー)の第2層である。いくつかの例では、外層は外側のニットシェルである。外層は、全体的または部分的に、ポリウレタン、皮革、注型ウレタン、またはニットなどがデジタル印刷されたウレタン、織物、編物、または不織材料から作製することもできる。
結合材料は、典型的には、外層のエッジまたは浮動繊維層などのフットウェア組立体のある部分を補強するために使用される。アイステイは、いくつかの例では、アイレットまたはレース・ガイドを受けるように適合されたフットウェアアッパーの領域を説明するために使用される用語である。いくつかの例では、アイステイ領域は、結合材料または同様の材料で補強することができる。
この最初の概要は、本特許出願の主題を導入することが意図されている。以下のより詳細な説明の中に開示されているさまざまな発明の排他的または網羅的な説明を提供するということは意図されていない。
<自動化されたフットウェア・プラットフォーム>
以下は、電動式レーシング・エンジン、ミッドソール・プレートおよびプラットフォームのさまざまな他の構成要素を含む、自動化されたフットウェア・プラットフォームのさまざまな構成要素について議論している。本開示の多くは、電動式レーシング・エンジンと使用するレーシング・アーキテクチャに焦点を合わせているが、議論されている設計の機械的な態様の多くは、追加的な能力またはより少ない能力を備えた人力レーシング・エンジンまたは他の電動式レーシング・エンジンに適用可能である。したがって、「自動化されたフットウェア・プラットフォーム」の中で使用されているような「自動化された」という用語は、ユーザ入力なしに動作するシステムをカバーすることだけが意図されているわけではない。むしろ、「自動化されたフットウェア・プラットフォーム」という用語は、フットウェアのレースを締めまたは保持するシステムのための、電動式および人力式、自動作動式および人作動式のさまざまな機構を含む。
図1は、いくつかの例示的な実施形態に従うフットウェアのための電動式レーシング・システムの構成要素の分解図である。図1に図示されている電動式レーシング・システム1は、レーシング・エンジン10と、蓋20と、アクチュエータ30と、ミッドソール・プレート40と、ミッドソール50と、アウトソール60とを含む。図1は、自動化されたレーシング・フットウェア・プラットフォームの構成要素の基本的な組み立て順序を図示している。電動式レーシング・システム1は、ミッドソール・プレート40がミッドソールの中に固定されることから始める。次に、アクチュエータ30が、アウトソール60の中に埋め込まれ得るインターフェース・ボタンとは反対側の、ミッドソール・プレートの側部の中の開口部の中へ挿入される。次に、レーシング・エンジン10が、ミッドソール・プレート40の中へ落とされる。例では、レーシング・システム1は、レーシング・ケーブルの連続的なループの下に挿入され、レーシング・ケーブルは、レーシング・エンジン10の中のスプールと位置合わせされる(以下に議論されている)。最後に、蓋20が、ミッドソール・プレート40の中の溝部の中へ挿入され、閉位置へと固定され、ミッドソール・プレート40の中の凹部の中へラッチ係合される。蓋20は、レーシング・エンジン10を捕えることが可能であり、また、動作の間のレーシング・ケーブルの位置合わせの維持を支援することが可能である。
ある例では、フットウェア物品または電動式レーシング・システム1は、足存在特性をモニタリングもしくは測定することができる1つ以上のセンサーを含み、または、この1つ以上のセンサーとインターフェース接続するように構成されている。1つ以上の足存在センサーからの情報に基づいて、電動式レーシング・システム1を含むフットウェアは、さまざまな機能を果たすように構成され得る。たとえば、足存在センサーは、足がフットウェアの中に存在しているかまたは存在していないかについてのバイナリー情報を提供するように構成され得る。足存在センサーからのバイナリー信号が、足が存在しているということを示す場合には、電動式レーシング・システム1が作動させられ、フットウェア・レーシング・ケーブルを自動的に締め付けるかまたは弛緩させる(すなわち、緩める)ようになっている。ある例では、フットウェア物品は、足存在センサーからの信号を受信または解釈することが可能であるプロセッサー回路を含む。プロセッサー回路は、任意に、レーシング・エンジン10の中に、または、レーシング・エンジン10とともに、たとえば、フットウェア物品のソールの中などに、組み込まれ得る。
<フットウェア組立体>
図2A-2Cは、いくつかの例示的な実施形態による、自動化された紐締め付けを含む完全に組み立てられたフットウェア組立体の図である。図2Aに示す例では、フットウェア組立体200は、ミッドソール211と、アウトソール212と、ミッドソール・プレート213と、アクチュエータボタン214と、外層215および浮動繊維層216を含むフットウェアアッパーと、ヒール取っ手217と、舌取っ手218と、フット開口部219とを含む。この例では、浮遊繊維層216の上端のみが見えるが、浮遊繊維層は本質的に外層215の内側の裏地になる。しかしながら、「浮動」という用語が暗示するように、浮動繊維層216は、アイステイ、中央喉部またはレース・ガイド取り付け点の周りなどの特定の場所に沿って、最小限だけ外層215に固定される。いくつかの例では、浮動繊維層216も(または代替的に)ミッドソール211の周囲に沿って内側に取り付けられる。図2A-2Cに示されるフットウェア組立体を製造するために使用され得る例示的なフットウェア構築技術の詳細は、上記の同時係属出願、出願番号15/459,932に開示されており、ここでは繰り返さない。
この例では、ミッドソール・プレート213の小さな外側部分がミッドソール211の切り抜きを通して露出している。他の例では、アクチュエータボタン214のみがミッドソール211の側面を通して露出されてもよい。ミッドソール・プレート213は、フットウェア組立体200のミッドソール211内にレーシング・エンジンを保持並びに保護するように適合されている。
図2Bは、フットウェア組立品200の内側図を示す。この例では、フットウェア組立体200は、アウトソール212と、ミッドソール211と、外層215と、ヒール取っ手217と、舌取っ手218と、足開口部219とを含むものとして描かれている。外層215は、この例では、浮動繊維層216、および図3A-3Bを参照して以下議論されるレーシング構成要素などのすべてのレーシング構成要素を覆うニット外殻である。
図2Cは、外層215、浮動繊維層216、ヒール取っ手217、足開口部219および浮動舌220の図を含む、フットウェア組立体200の上面図を示す。この例では、浮動舌220は、遠位端部のみ、または遠位端部と足開口部219に隣接する近位端部とのみに取り付けることができる。
<レーシング・アーキテクチャ>
図3A-3Bは、いくつかの例示的な実施形態による、電動式レーシング・エンジンを含むフットウェア組立体で使用するレーシング・アーキテクチャを示す上面図である。図3Aは、いくつかの例示的な実施形態による、レーシング・エンジンで使用するためのレーシング・アーキテクチャを備えた、平らにしたフットウェアアッパーを示す上面図である。この例では、フットウェアアッパー300は、内側303および外側303、ならびに遠位端部および近位端部を有する。遠位端部はつま先部分307を含み、近位端部はヒール部分を含む。フットウェアアッパー300はまた、浮動繊維層301と、外層302と、浮動舌305とを含む。浮動舌305は、少なくとも外層302のU字形の切り抜きから形成された喉部311に近接して、外層302の足開口部309から延在する。他の例では、喉部311は、外層302の覆われた層に統合することができ、それにより、喉部311およびレーシング・アーキテクチャは、外から見えないように隠される。いくつかの例では、喉部311もまた、浮動繊維層301から切り抜かれている。この例では、外層302は、外層境界320を含むことができる。外層境界320は、結合材料またはいくつかの同様の補強構造であり得る。いくつかの例では、ニット外殻の外層は、外層境界なしでミッドソールに直接接着することができる。
この例では、レーシング・アーキテクチャは、レース・ケーブル319を喉部311上に十字模様で配線する一連のレース・ガイド310を備える。十字形状のくつ紐模様は、フットウェア組立体の中心線を横切る、内側のレースガイドと外側のレース・ガイドとの間で交互に繰り返す模様である。レース・ケーブル319は、フットウェア組立体のミッドソール内に収容されたレーシング・エンジンに係合するレーシング・アーキテクチャによって経路指定されるレース・ループを生み出す、内側レース終端部316および外側レース終端部317で固定することができる。レーシング・エンジンは、フットウェア組立体全体のさまざまな場所に配置することができるが、例示の目的で、多かれ少なかれミッドソール内のアーチの下の中心としてのみ議論されている。
この例では、レーシング・アーキテクチャは、舌レース・ガイド組立体315(または単に舌レース・ガイド315)を含む。舌レース・ガイド315は、内側に面するレース・ガイドおよび外側に面するレース・ガイドを含むことができる。内側に面するレース・ガイドおよび外側に面するレース・ガイドは、単一の材料から成形または形成することができ、又は何らかの方法で互いに結合された別個の構造にすることができる。特定の実施例では、内側に面するレース・ガイドおよび外側に面するレース・ガイドは、レース・ケーブル319に張力が加えられたときにレース・ガイド間のいくらかの分離を可能にする弾性部材と一緒に結合され得る。特定の例では、内側に面するレース・ガイドおよび外側に面するレース・ガイドは、舌レース・ガイド補強材306に付着され得る。さらに他の例では、内側に面するレース・ガイドおよび外側に面するレース・ガイドは、ウェビング材料上に配置され、包まれ、または接続される。舌レース・ガイド補強材は、非伸縮または限定伸縮材料、剛性材料、または弾性材料であり得る。舌レース・ガイド補強材306は、浮動舌部305に付着、縫合、または同様に貼付することができる。いくつかの例では、舌レース・ガイド補強材306は、詰め物をされるか、または同様に構成されて、舌レース・ガイドに加えられる力をより広い領域にわたって分散させて、使用者のホットスポットを回避する。
レーシング・アーキテクチャは、喉部311の周辺の周りに分布され、アイステイ308に貼付された複数のレース・ガイド310を含むことができる。アイステイ308は、外層302の補強部分、または外層302に貼付された別個の構造であり得る。アイステイ308は、上記のように、結合材料であり得る。レース・ガイド310は、アイステイ308に縫合、付着、または他の方法で貼付することができる。アイステイ308は、図3Aに示されるように、レース・ガイド310を受けるために拡大された領域を含むことができる。例示したレース・ガイド構造は、図4A~4Fを参照して以下で説明される。
図に示したレーシング・アーキテクチャの例では、レース・ガイド310は、喉部311の周囲に沿って近位方向にレース・ケーブル319を十字形状に配線する。レース・ガイド310から、レース・ケーブル319は、舌レース・ガイド315に配線され、次に、レース・ケーブル319を内側および外側にヒール・レース・ガイド312に配線される。ヒール・レース・ガイド312は、ヒールカウンターに付着または貼付することができ、また、弾性接続または非弾性接続でヒールカウンターに接続して、フットウェア組立体のヒール部分の周りにレース・ケーブルの力を分配することができる。ヒール・レース・ガイド312から、レース・ケーブル319は、内側レース出口318または外側レース出口319のいずれかへ配線される。内側レース出口318および外側レース出口319は、レース・ケーブル319を、フットウェア組立体のミッドソールに配置されたレーシング・エンジンと係合する位置に送る。内側レース出口318および外側レース出口319は、成形レース・ガイド、布レース・ガイド、管状レース・ガイド、ミッドソールに成形されたチャネル、またはレース・ケーブル319を導くことができるいくつかの類似の構造であり得る。
図3Bは、例示的な実施形態による、浮動舌を示す図である。浮動舌305は、近位端部(図の上部)および遠位端部(図の下部)、ならびに内側および外側を含む。この例では、浮動舌305は、舌外層351および舌内層352を含む。舌外層351は、フットウェアアッパー300の外層302と同様の材料であり得る。舌内層352は、フットウェアアッパー300の浮動繊維層301と同様の材料であり得る。他の例では、舌外層351および舌内層352は、代替材料であり得るとともに、使用者の快適性を高めるように設計された詰め物または他の構成を含み得る。
図4Aは、いくつかの例示的な実施形態による、レーシング・エンジンで使用するためのレーシング・アーキテクチャを備えた、平らにしたフットウェアアッパー400を示す上面図である。図4Bは、図4Aを参照して議論された2ゾーンのレーシング・アーキテクチャを利用する例示的なフットウェア組立体の描写である。この例では、フットウェアアッパー400は、内側403および外側404、ならびに遠位(つま先)端部および近位(ヒール)端部を有する。遠位端部は先芯部分407を含み、近位端部はヒール部406を含む。フットウェアアッパー400はまた、浮動繊維層(任意、図示せず)、外層402、および浮動舌405を含むことができる。浮動舌405は、少なくとも外層402のU字型切り抜きから形成された喉部411(喉部分とも呼ばれる)に近接して、外層402の足開口部409から延在する。いくつかの例では、喉部411は、様々な切り抜き形状または代替の材料部分を含む構成が変化する。すべての喉部は、フットウェア組立体の外側および内側の部分が互いに対して動くことを可能にする。他の例では、喉部分411は、外層402の覆われた層に統合することができ、そのため、喉部分411およびレーシング構造は、外から見えないように隠される。いくつかの例では、喉部411もまた、浮動繊維層から切り取られている。フットウェアアッパー400は、フットウェアアッパー300を参照して議論した構造の一部またはすべてを含むことができるが、2ゾーンのレーシング・アーキテクチャを強調するために、より単純化して示されている。
この例では、レーシング・アーキテクチャは2つの異なるゾーンに分割されている。第1のゾーンは、フットウェアアッパー400のつま先または前足領域と相互作用する。第2のゾーンは、フットウェアアッパー400の中足領域と相互作用する。第1のレーシング・ゾーンのレース・ケーブルは濃い灰色の実線で示され、第2のレーシング・ゾーンのレース・ケーブルは黒い点線で示される。これらの違いは、異なるレース・ケーブルのパスを区別するのを助けるための単なる例示目的にすぎず、これらのレース・ケーブルの詳細は、終端部420から終端部421まで延びる単一のケーブルである(終端部はアンカー位置またはアンカーポイントとも呼ばれる)。あるいは、第1レーシング・ゾーンと第2レーシング・ゾーンで異なるレース・ケーブルを使用する設計であっても、使用される材料は通常、異なるゾーン間で共通であろう。第1レーシング・ゾーンは、第1レース終端部420からレース・ケーブル410を導くレース・ガイドを含むことができる。この例では、第1レース終端部420は、アイステイ408の遠位外側部に配置されている。レース・ケーブル410は、第1レース終端部420から喉部411の遠位端部を横切って、第1の内側レース・ガイド440を介して配線される。第1の内側レース・ガイド440から、レース・ケーブル410は、喉部411を越えて、第1の外側レース・ガイド430を通って戻される。第1の外側レース・ガイド430から、レース・ケーブル410は、第2の外側レース・ガイド431を通り、そして第3の外側レース・ガイド432を通って配線される。レース・ガイドは、第1、第2、第3などのラベルが付けられており、喉部411の遠位端部から足開口部409に向かって近位方向に走る順序を示す。任意に、レース・ケーブル410は、第1の外側レース・ガイド430から第3の外側レース・ガイド432に向かう途中の材料ガイド422を通ることができる。第3の外側レース・ガイド432から、レース・ケーブル410は、外側向きの舌レース・ガイド417を通って、任意の材料ガイド422を通って外側ヒール・レース・ガイド451まで下がる。外側ヒール・レース・ガイド451は、レース・ケーブル410を外側レース出口419を介してミッドソール・プレートに通す。
第2のレーシング・ゾーンは、レース・ケーブル410を第2の終端部421から内側レース出口418に通すレース・ガイドのセットを含む。この例では、レース・ケーブル410は、アイステイ408の外側の第2の終端部421から喉部411を越えて第2の内側レース・ガイド441に配線されている。第2の内側レース・ガイド441から、レース・ケーブル410は、喉部411を越えて第2の外側のレース・ガイド431に戻される。次に、レース・ケーブル410は、第2の外側のレース・ガイド431を通って3度目の喉部411を越えて戻り、第3の内側レース・ガイド442を通る。第3の内側レース・ガイド442は、レース・ケーブル410を内側向き舌レース・ガイド416に通し、内側向き舌レース・ガイド416は、レース・ケーブルを内側ヒール・レース・ガイド450に向けて通す。内側ヒール・レース・ガイド450に至るまで、レース・ケーブルは任意で材料レース・ガイド424に通すことができる。内側ヒール・レース・ガイド450から、レース・ケーブル410は、内側レース出口418を介してミッドソール・プレートに通される。
2ゾーンのレーシング・アーキテクチャは、喉部411の遠位端部と近位端部との間のレース・ケーブル張力の不均一な分布を可能にする。第1のレーシング・ゾーンは、より少ないレース・ガイドに同じレース・ケーブル張力を適用し、その結果、張力がより小さな領域に分散される。第2のレーシング・ゾーンは、より多くのレース・ガイドでより広い領域にレース・ケーブルの張力を分散させる。使用者は、2ゾーンのレーシング・アーキテクチャにより、フットウェアのつま先(前足)領域でよりタイトで高性能なフィット感を体験する。他のマルチゾーン・レーシング・アーキテクチャを利用して、特定のフットウェアの用途に合わせて、レース・ケーブルの張力の分布を所望に変えることができる。
<レース・ガイドの実施例>
図5A-5Fは、いくつかの例示的な実施形態による、特定のレーシング・アーキテクチャで使用するための例示的なレーシング・ガイド800を示す図である。この実施例では、開いたレース・チャネルを備えた代わりのレース・ガイドが図示されている。以下に記載されるレーシング・ガイド800は、レース・ガイド810、ヒール・レース・ガイド610、または内側出口ガイド835を参照して上記で議論されたレーシング構造のいずれかに置き換えることができる。上記で議論したさまざまな構成はすべて、簡潔にするためにここでは繰り返さない。レーシング・ガイド800は、ガイドタブ805と、縫合開口部810と、ガイド上面815と、レース保持具820と、レース・チャネル825と、チャネルアール部830と、レースアクセス開口部840と、ガイド下面845と、ガイドアール部850とを含む。レーシング・ガイド800などのオープンチャネル・レース・ガイドの利点は、フットウェアアッパーにレース・ガイドを取り付けた後にレース・ケーブルを容易に配線する能力を含む。上記のレース・アーキテクチャの例の多くに示されている管状のレース・ガイドを使用すると、レース・ガイドをフットウェアアッパーに付着する前に、レース・ガイドを介してレース・ケーブルを配線するのが最も簡単に達成できる(後で行うことができないとはいえないが)。オープン・チャネルのレース・ガイドは、レース・ガイド800がフットウェアアッパーに配置された後に、レース・ケーブルがレース保持具820を単に押し通すことを可能にすることにより、簡単なレース配線を容易にする。レーシング・ガイド800は、金属またはプラスチックを含む様々な材料から製造することができる。
この例では、レーシング・ガイド800は、最初に、縫合または接着剤を介してフットウェアアッパーに取り付けることができる。図示された設計は、フットウェアアッパー(または同様の材料)へのレーシング・ガイド800の容易な手動縫合または自動縫合を可能にするように構成される縫合開口部810を含む。レーシング・ガイド800がフットウェアアッパーに取り付けられると、レース・ケーブルは、レース・ケーブルのループをレース・チャネル825に引っ張るだけで配線できる。レースアクセス開口部840は、下面845を通って延在し、レース・ケーブルがレース保持具820の周りを通るための凹部を提供する。いくつかの例では、レース保持具820は、異なる寸法であるか、または複数のより小さな突起に分割することさえもできる。一例では、レース保持具820は、幅がより狭くてもよいが、アクセス開口部840に向かって、またはアクセス開口部840にまで延在できる。いくつかの例では、アクセス開口部840はまた、異なる寸法であり得るとともに、通常、(図5Fに示されるように)レース保持器820の形状を幾分反映するであろう。この例では、チャネル半径830は、レース・ケーブルの直径に対応するか、それよりわずかに大きくなるように設計されている。チャネル半径830は、レーシング・ガイド800を通って延びるレース・ケーブルによって受ける摩擦量を制御できるレーシング・ガイド800のパラメータの1つである。レース・ケーブルによって受ける摩擦に影響を与えるレーシング・ガイド800の別のパラメータは、ガイド半径850を含む。ガイド半径850はまた、フットウェアアッパーに配置されるレース・ガイドの頻度または間隔に影響を及ぼし得る。
図5Gは、いくつかの例示的な実施形態による、レーシング・ガイド800を使用するレーシング・アーキテクチャ890を備えたフットウェアアッパー805の一部を示す図である。この例では、フットウェアアッパー805の外側に複数のレーシング・ガイド800が配置され、レーシング・アーキテクチャ890の半分を形成している。上記で議論したレーシング・アーキテクチャと同様に、レーシング・アーキテクチャ890は、レーシング・ガイド800を使用して、波パターンまたはパラシュートレーシングパターンを形成して、レース・ケーブルを配線する。このタイプのレーシング・アーキテクチャの利点の1つは、くつ紐を締めることにより、フットウェアアッパー805の内外及び前後の両方を締めることができることである。
この例では、レーシング・ガイド800は、少なくとも最初は縫合860を介してアッパー805に付着されている。縫合860は、縫合開口部810の上またはそれと係合して示されている。レーシング・ガイド800の1つはまた、レーシング・ガイドを覆う補強材870と共に示されている。このような補強材は、各レーシング・ガイド800の上に個別に配置することができる。あるいは、より大きな補強材を使用して、複数のレーシング・ガイドを覆うことができる。上記の補強材と同様に、補強材870は、接着剤、熱活性化接着剤、および/または縫合によって付着することができる。いくつかの例では、補強材870は、接着剤(熱活性化またはそうではない)、およびレーシング・ガイド上で補強材を均一に圧縮する真空包装プロセスを使用して接着することができる。同様の真空包装プロセスも、上記の補強材およびレーシング・ガイドで使用できる。他の例では、機械プレスまたは同様の機械を使用して、レーシング・ガイド上に補強材をするのを助けることができる。
レーシング・ガイド800のすべてが最初に配置され、フットウェアアッパー805に取り付けられると、レース・ケーブルは、レーシング・ガイドを通して配線され得る。レース・ケーブルの配線は、レース・ケーブルの第1の端部を外側のアンカーポイント870に固定することから始めることができる。次に、レース・ケーブルを各レース・チャネル825に引っ張って、最も前のレーシング・ガイドから始め、後方のアッパー805のヒールに向かって作業することができる。レース・ケーブルがすべてのレーシング・ガイド800を通って配線されると、レーシング・ガイドおよびレース・ケーブルの両方を固定するために、補強材870が任意に各レーシング・ガイド800の上に接着され得る。
本発明者らは、なかでも、くつ紐の自動化および半自動式化された締め付けのための改善されたレーシング・アークテクチャの必要性を認識した。本明細書では、なかでも、レーシング・アーキテクチャの例と、レーシング・アーキテクチャで使用されるレース・ガイドの例について説明している。以下の例は、本明細書で議論されるアクチュエータおよびフットウェア組立体のいくつかの非限定的な例を提供する。
例1は、自動化された締め付けを容易にするレーシング・アーキテクチャを備えたフットウェア組立体を含む主題を説明している。この例では、フットウェア組立体は、フットウェアアッパー組立体と、レース・ケーブルと、複数のレース・ガイドと、舌レース・ガイドと、内側ヒール・レース・ガイドと、外側ヒール・レース・ガイドと、内側および外側レース出口とを含むことができる。フットウェアアッパー組立体は、外層、浮動繊維層、および浮動舌を含むことができ、フットウェアアッパー組立体は、先芯部分と、内側と、外側と、ヒール部分と、中央喉部とを含む。フットウェア組立体はまた、複数のレース・ガイドを通るレース・ケーブルを含むことができる。レース・ケーブルは、中央喉部の遠位内側部分に隣接してアッパー組立体に固定された第一端部と、中央喉部の遠位外側部分に隣接してアッパー組立体に固定された第二端部とを含み得る。複数のレース・ガイドは、中央喉部の内側および外側に沿ってアッパー組立体上に分散することができ、複数のレース・ガイドの各レース・ガイドは、レース・ケーブルの丈を受けるように適合されている。この例では、レース・ケーブルは、複数のレース・ガイドのそれぞれを通って、舌レース・ガイド組立体内に延びることができる。舌レース・ガイド組立体は、浮動舌の近位部分に固定することができ、舌レース・ガイド組立体は、内側と外側の両方からレース・ケーブルを受け入れるように適合されている。内側ヒール・ガイドは、アッパー組立体の内側に沿って、舌レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように配置することができる。外側ヒール・レース・ガイドは、アッパー組立体の外側に沿って、舌レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように配置することができる。内側レース出口は、レース・ケーブルを内側ヒール・レース・ガイドから、レース・ケーブルがフットウェア組立体のミッドソール部内に配置されたレーシング・エンジンに係合することを可能にする位置に送ることができる。外側レース出口は、レース・ケーブルを外側ヒール・レース・ガイドからレーシング・エンジンと係合する位置に送ることができる。
例2では、例1の主題は、外側に面するレース・ガイドの反対側の、内側に面するレース・ガイドを有する舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例3では、例2の主題は、内側に面するレース・ガイドを外側に面するレース・ガイドに結合する弾性部材を有する舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例4では、例2の主題は、内側に面したレース・ガイドと外側に面したレース・ガイドとの間に強固な接続を有する単一の構造である舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例5では、例1から4のいずれか1つの主題は、浮動舌に縫い付けられる補強材料に融合される舌レース・ガイド組立体を任意に含むことが可能である。
例6では、例1から5のいずれか1つの主題は、中央喉部の遠位端に隣接するアッパー組立体に固定される浮動舌を任意に含むことが可能である。
例7では、例6の主題は、中央喉部の近位端に隣接するアッパー組立体にさらに固定される浮動舌を任意に含むことができる。
例8では、例7の主題は、アッパー組立体への弾性結合を有する浮動舌を任意に含むことができる。
例9では、実施例1~8のいずれか1つの主題は、アッパー組立体の内側と外側を接続する少なくとも中央喉部の長さにわたって十字形状パターンを形成するレース・ケーブルを任意に含むことができる。
例10では、例9の主題は、レース・ケーブルをアッパー組立体の内側のレース・ガイドと外側のレース・ガイドとの間で交互のパターンで配線することによって作成される十字形状パターンを任意に含むことができる。
例11では、例1~10のいずれか1つの主題は、ヒールカップリングを介してアッパー組立体のヒール部分内のヒールカウンターに連結される内側ヒール・レース・ガイドおよび外側ヒール・レース・ガイドを任意に含むことができる。
例12では、例11の主題は、弾性部材であるヒールカウンターまたはヒールカップリングの少なくとも1つを任意に含むことができる。
例13では、例1~12のいずれか1つの主題は、レース・ケーブルを保持するためのU字型チャネルを形成する複数のレース・ガイドの各レース・ガイドを任意に含むことができる。
例14では、例13の主題は、レース・ループをレース・ガイドに引き込むことを可能にするオープン・チャネルである各レース・ガイドにU字型チャネルを任意に含むことができる。
例15では、例1~14のいずれか1つの主題は、縫合によってアッパー組立体に少なくとも固定される複数のレース・ガイドの各レース・ガイドを任意に含むことができる。
例16では、例15の主題は、各レース・ガイド上に圧縮された熱活性化接着剤を含む覆いでアッパー組立体にさらに固定される複数のレース・ガイドの各レース・ガイドを任意に含むことができる。
例17は、自動化されたフットウェア・プラットフォームのレーシング・アーキテクチャを含む主題について説明している。この例では、自動化されたフットウェア・プラットフォームのレーシング・アークテクチャは、複数の内側レース・ガイドおよび複数の外側ガイドを通って舌レース・ガイドに通されるレース・ケーブルを含むことができる。舌レース・ガイドに関して、レース・ケーブルは、内側ヒール・レース・ガイドおよび/または外側ヒール・レース・ガイドに通すことができ、それから内側ヒール・レース・ガイドおよび/または外側ヒール・レース・ガイドは内側レース出口または外側レース出口のいずれかにつながる。レース・ケーブルは、中央喉部の遠位内側部分に隣接してアッパー組立体に固定された第一端部と、中央喉部の遠位外側部分に隣接してアッパー組立体に固定された第二端部とを含み得る。複数の内側レース・ガイドは、中央喉部の内側に隣接するアッパー組立体に分散することができる。舌レース・ガイドは、浮動舌の近位部分に固定することができ、舌レース・ガイド組立体は、複数の内側レース・ガイドの内側レース・ガイドおよび複数の外側レース・ガイドの外側レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように適合されている。内側ヒール・レース・ガイドは、アッパー組立体の内側に沿って舌レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように配置できる。一方、外側ヒール・レース・ガイドは、アッパー組立体の外側に沿って舌レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように配置できる。内側レース出口は、レース・ケーブルを、内側ヒール・レース・ガイドから、レース・ケーブルがフットウェア・プラットフォームのミッドソール部内に配置されたレーシング・エンジンに係合できる位置に配線することができる。一方、外側レース出口は、レース・ケーブルを外側ヒール・レース・ガイドからレーシング・エンジンと係合する位置に送る。
例18では、例17の主題は、外側に面するレース・ガイドの反対側にある、内側に面するレース・ガイドを有する舌レース・ガイドを任意に含むことができる。
例19では、例18の主題は、内側に面したレース・ガイドを外側に面したレース・ガイドに結合する弾性部材を含む舌レース・ガイドを任意に含むことができる。
例20では、例18の主題は、内側に面したレース・ガイドと外側に面したレース・ガイドとの間に強固な接続を有する単一の構造である舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例21では、例17の主題は、浮動舌に縫い付けられた補強材料に融合される舌レース・ガイドを任意に含むことができる。
例22は、自動化された締め付けを容易にするレーシング・アーキテクチャを備えたフットウェア組立体を含む主題を説明している。この例では、フットウェア組立体は、フットウェアアッパー組立体と、レース・ケーブルと、複数のレース・ガイドと、舌レース・ガイドと、内側ヒール・レース・ガイドと、外側ヒール・レース・ガイドと、内側および外側レース出口とを含むことができる。レース・ケーブルは、第1のアンカー位置でアッパー組立体に固定された第1の端部と、第2のアンカー位置でアッパー組立体に固定された第2の端部とを含むことができる。第1の複数のレース・ガイドは、レース・ケーブルの第1の部分を経路指定してフットウェア組立体の前足領域に張力をかける第1のレーシング・ゾーンを形成することができる。第2の複数のレース・ガイドは、レース・ケーブルの第2の部分を経路指定してフットウェア組立体の中足領域に張力をかける第2のレーシング・ゾーンを形成することができる。浮動舌の近位部分に舌レース・ガイド組立体を固定することができ、舌レース・ガイド組立体は、内側と外側の両方からレース・ケーブルを受け入れるように適合されている。内側ヒール・レース・ガイドは、アッパー組立体の内側に沿って、舌レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように配置できる。外側ヒール・レース・ガイドは、アッパー組立体の外側に沿って舌レース・ガイドからレース・ケーブルを受け取るように配置できる。内側レース出口は、レース・ケーブルを、内側ヒール・レース・ガイドから、レース・ケーブルがフットウェア組立体のミッドソール部分内に配置されたレーシング・エンジンに係合できる位置に送ることができる。外側レース出口は、レース・ケーブルを外側ヒール・レース・ガイドからレーシング・エンジンと係合する位置に送ることができる。
例23では、例22の主題は、第1の複数のレース・ガイドよりも多数のレース・ガイドを有する第2の複数のレース・ガイドを任意に含むことができる。
例24では、例22および23のいずれか1つの主題は、フットウェア組立体の、第1の複数のレース・ガイドよりも広い区域にわたってレース・ケーブルの張力を分散させる第2の複数のレース・ガイドを任意に含むことができる。
例25では、例1~3のいずれか1つの主題は、中央喉部の内側の内側レース・ガイド、および中央喉部の外側の2つの外側レース・ガイドを含む第1の複数のレース・ガイドを任意に含むことができる。
例26では、例25の主題は、中央喉部の遠位端に向かって配置されている、2つの外側レース・ガイドの第1の外側レース・ガイドと、中央喉部の近位端に向かって配置されている、2つの外側レース・ガイドの第2の外側レース・ガイドを任意に含むことができる。
例27では、例26の主題は、第1のアンカー位置から内側レースガイドまで、内側レース・ガイドから第1の外側レース・ガイドまで、および第1の外側レース・ガイドから第2の外側レース・ガイドまでのような経路セグメントを含む、第1のレーシング・ゾーンに対するレース・ケーブル経路を任意に含むことができる。
例28では、例27の主題は、第1および第2の外側レース・ガイドから、舌レース・ガイド組立体の外側に面したレース・ガイドまで続く第1のレーシング・ゾーン用のレース・ケーブル経路を任意に含むことができる。
例29では、例28の主題は、外側に面するレース・ガイドから外側ヒール・レース・ガイドに続く第1のレース・ゾーンのためのレース・ケーブル経路を任意に含むことができる。
例30では、例22~29のいずれか1つの主題は、中央喉部の外側の中央部分に沿って配置された第1の外側レース・ガイドと、中央喉部の内側の長さに沿って分布した複数の内側レース・ガイドを含む第2のレーシング・ゾーンとを形成する第2の複数のレース・ガイドを任意に含むことができる。
例31では、例30の主題は、第2アンカー位置から複数の内側レース・ガイドのうちの第1の内側レース・ガイドまで、第1の内側レース・ガイドから第1の外側レース・ガイドまで、および第1の外側レース・ガイドから複数の内側レース・ガイドのうちの第2の内側レース・ガイドまでのような経路セグメントを含む第2のレーシング・ゾーンのためのレース・ケーブル経路を任意に含むことができる。
例32では、例31の主題は、第2のアンカー位置が第1のレーシング・ゾーンから少なくとも1つのレース・ガイドの近位の中央喉部の外側に位置することを任意に含むことができる。
例33では、例30および31のいずれか1つの主題は、第2の内側レース・ガイドから舌レース・ガイド組立体内の内側に面したレース・ガイドまで延びる経路セグメントをさらに含む、第2のレーシング・ゾーンのためのレース・ケーブル経路を任意に含むことができる。
例34では、例33の主題は、外側に面したレース・ガイドから外側ヒール・レース・ガイドに続く第2のレーシング・ゾーン用のレース・ケーブル経路を任意に含むことができる。
例35では、例22~34のいずれか1つの主題は、中央喉部の遠位側の外側にある第1のアンカー位置と、第1の外側レース・ガイドに隣接して外側にある第2のアンカー位置とを任意に含むことができる。
例36では、例22~35のいずれか1つの主題は、外側に面したレース・ガイドとは反対側の、内側に面したレース・ガイドを有する舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例37では、例36の主題は、内側に面するレース・ガイドを外側に面するレース・ガイドに結合する弾性部材を有する舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例38では、例36の主題は、内側に面するレース・ガイドと外側に面するレース・ガイドとの間に強固な接続を有する単一の構造である舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例39では、例38の主題は、浮動舌に縫い付けられる補強材料に融合される舌レース・ガイド組立体を任意に含むことができる。
例40では、例22~39のいずれか1つの主題は、ヒールカップリングを介して、アッパー組立体のヒール部分内のヒールカウンターに連結される内側ヒール・レース・ガイドおよび外側ヒール・レース・ガイドを任意に含むことができる。
例41では、例40の主題は、弾性部材であるヒールカウンターまたはヒールカップリングの少なくとも1つを任意に含むことができる。
例42は、自動化されたフットウェア・プラットフォームに対するレーシング・アーキテクチャを含む主題について説明している。この例では、レーシング・アーキテクチャは、レース・ケーブルと、第1のレーシング・ゾーンと、第2のレーシング・ゾーンとを含むことができる。レース・ケーブルは、中央喉部の遠位外側部分に隣接してアッパーフットウェア組立体に固定された第一端部と、中央喉部の外側部分の第1の外側レース・ガイドに隣接してアッパー組立体に固定された第二端部とを含み得る。第1のレーシング・ゾーンは、第1端部から、中央喉部の上を通って第1の内側レース・ガイドに、中央喉部の上を通って第1の外側レース・ガイドまで戻り、中央喉部の外側に沿って第3の外側レース・ガイドへ近位に、舌レース・ガイド組立体内の外側に面するレース・ガイドまで近位に、外側ヒール・レース・ガイドまで外側に、フットウェアアッパーの外側縁に沿って外側レース出口まで延びるレース・ケーブルの第1の部分を含むことができる。第2のレーシング・ゾーンは、第2端から中央喉部の上を通って第2の内側レース・ガイドに、中央喉部を通って第2の外側レース・ガイドに戻り、中央喉部を通って第3の内側レース・ガイドへ戻り、舌レース・ガイド組立体内の内側に面したレース・ガイドに近位に、内側ヒール・レース・ガイドに内側に、フットウェアアッパーの内側縁に沿って内側レース出口へと延びるレース・ケーブルの第2の部分を含むことができる。
<付加的な注意事項>
本明細書を通して、複数の事例により、単一の事例として記述される構成要素、操作、または構造を実装することができる。1つ以上の方法の個々の操作が別々の操作として図示され説明されているが、1つ以上の個々の操作が同時に実行されてもよく、操作が示した順序で実行される必要はない。例示的な構成において別々の構成要素として提示される構造および機能は、結合された構造または構成要素として実装されてもよい。同様に、単一の構成要素として提示される構造および機能は、別個の構成要素として実装されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加および改良は、本明細書の主題の範囲内に入る。
本発明の主題の概要は、特定の例示的な実施形態を参照して記載されているが、本開示の実施形態のより広い範囲から逸脱することなく、これらの実施形態に対して様々な修正および変更を行うことができる。本発明の主題のそのような実施形態は、本明細書に便宜上のためだけに個々にまたは全体的に用語「発明」によって言及されることがあり、そして複数の開示または発明の概念が実際に開示されている場合、本出願の範囲を任意の単一の開示または発明の概念に自発的に限定しようとするものではない。
本明細書に示す実施形態は、当業者が開示された教示を実施することを可能にするために十分詳細に記載されている。本開示の範囲から逸脱することなく、構造的および論理的な置換および変更を行うことができるように、他の実施形態を使用し、そこから誘導することができる。従って、開示は限定的な意味で解釈されるべきではなく、様々な実施形態の範囲は、開示される主題が権利を与えられる均等物の全範囲を含む。
本明細書中で使用される場合、用語「または」は、包括的または排他的な意味で解釈され得る。さらに、複数の例が、本明細書で説明されるリソース、動作、または構造に対して単一の例として提供されてもよい。さらに、様々なリソース、操作、モジュール、エンジン、およびデータストア間の境界は、いくぶん恣意的であり、特定の動作は、特定の例示的な構成の状況で示されている。機能の他の割り当てが想定されており、本開示の様々な実施形態の範囲内に入る可能性がある。一般に、構成例において別個のリソースとして提示される構造および機能は、結合された構造またはリソースとして実装されてもよい。同様に、単一のリソースとして提示される構造および機能性は、別個のリソースとして実装されてもよい。これらおよび他の変形、修正、追加および改良は、添付の特許請求の範囲によって表される本開示の実施形態の範囲内に含まれる。したがって、明細書および図面は、限定的ではなく例示的なものとみなされるべきである。
これらの非限定的な例の各々は、それ自体でも有効であり、または1つ以上の他の例との様々な順列または組み合わせで組み合わせることができる。
上記の詳細な説明は、詳細な説明の一部を形成する添付の図面の参照を含む。図面は、例示として、本発明を実施することができる特定の実施形態を示す。これらの実施形態は、本明細書では「実施例」または「例」とも呼ばれる。そのような実施例は、図示または説明されたものに加えて要素を含むことができる。しかしながら、本発明者らは、図示または記載された要素のみが提供される実施例も企図する。さらに、本発明者らは、本明細書で決めされたまたは記載された特定の例(または1つ以上の態様)または他の例(または1つ以上の態様)に関して、示されたまたは記載された要素(または1つ以上の態様)の任意の組み合わせまたは順列を使用する例を企図する。
この文書とこれに参照として組み込まれた文書との間に一貫性のない使用があった場合、この文書の使用が支配する。
本明細書では、特許文献において一般的であるように、用語“a”または“an”を使用して、「少なくとも1つの」または「1以上の」という他の記載または使用とは独立に、1つ以上を含む。本明細書において、特に断りのない限り、用語「または」は非排他的に用いられ、例えば「AまたはB」というときには、「AではあるがBではない」、「BではあるがAではない」、および「AおよびB」を含むように用いられる。本明細書では、「含む(including)」および「これにおいて(in which)」という用語は、プレイン・イングリッシュとして、「備える(comprising)」および「その中に(wherein)」と同義で使用される。以下の請求項において、「含む」「備える」はオープンエンドであり、すなわちシステム、装置、物品、組成物、配合物、またはプロセスにおいて、列挙された構成に他の構成が追加されたとしても、それらは依然としてその請求の範囲内にある。さらに、以下の特許請求の範囲において、用語「第1」、「第2」および「第3」等は、単にラベルとして使用され、対象に対する数の要求を意図するものではない。
上記の説明は例示的なものであり、限定的なものではない。例えば、上記の例(または1つ以上の態様)は、互いに組み合わせて使用されてもよい。上記の説明を検討することにより、当業者によって、他の実施形態を使用することができる。読者が技術的開示の性質を迅速に確認できるように、米国の規則37 C.F.R. §1.72(b)に準拠するために、要約が提供されている場合はそれが含まれる。請求の範囲の範囲または意味を解釈または制限するために使用しないように理解されたい。また、上記の説明では、様々な特徴をグループ化して、開示を合理化することができる。これは、クレームされていない開示された特徴がクレームに不可欠であることを意図していると解釈されるべきではない。むしろ、本発明の主題は、開示された特定の実施形態のすべての特徴よりも少なくてもよい。したがって、添付の特許請求の範囲は、実施例または実施形態としての詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、別個の実施形態として独立して立証され、そのような実施形態は、様々な組み合わせまたは順列で互いに組み合わせることができる。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、そのような特許請求の範囲が権利を与えられる等価物の全範囲とともに決定されるべきである。

Claims (12)

  1. フットウェア組立体であり、前記フットウェア組立体は、
    外層および浮動舌を備えるとともに、先芯部分、内側部、外側部、ヒール部分及び中央喉部分を含む、フットウェアアッパー組立体と、
    第1のアンカー位置で前記フットウェアアッパー組立体に固定される第1の端部、及び第2のアンカー位置で前記フットウェアアッパー組立体に固定される第2の端部を有するレース・ケーブルと、
    前記レース・ケーブルの第1の部分を配線する第1のレーシング・ゾーンを形成して、前記フットウェア組立体の前足領域に張力をかける第1の複数のレース・ガイドであって、前記第1のレーシング・ゾーンは、2つ以上の外側レース・ガイドを連続して含む、第1の複数のレース・ガイドと、
    前記レース・ケーブルの第2の部分を配線する第2のレーシング・ゾーンを形成して、前記フットウェア組立体の中足領域に張力をかける第2の複数のレース・ガイドと、
    前記浮動舌の近位部分に固定され、内側及び外側の両方からレース・ケーブルを受け入れるように適合される舌レース・ガイドであって、前記舌レース・ガイドは、前記レース・ケーブルを内側から受け入れて前記レース・ケーブルを内側に戻す内側を向くレース・ガイドと、前記レース・ケーブルを外側から受け入れて前記レース・ケーブルを外側に戻す外側を向くレース・ガイドとを含む、舌レース・ガイドと、
    前記フットウェアアッパー組立体の前記内側部に沿って、前記舌レース・ガイドから前記レース・ケーブルを受け取るように配置される、内側ヒール・レース・ガイドと、
    前記フットウェアアッパー組立体の前記外側部に沿って、前記舌レース・ガイドから前記レース・ケーブルを受け取るように配置される、外側ヒール・レース・ガイドと、
    前記内側ヒール・レース・ガイドから、前記レース・ケーブルが前記フットウェア組立体のミッドソール部内に配置されるレーシング・エンジンに係合することを可能にする位置まで前記レース・ケーブルを配線する内側レース出口と、
    前記レース・ケーブルを前記外側ヒール・レース・ガイドから前記レーシング・エンジンに係合する位置まで配線する外側レース出口と、
    を備え、
    前記レース・ケーブルの前記第1の部分は、外側の前記第1のアンカー位置から前記フットウェア組立体の前記前足領域の前記第1のレーシング・ゾーンにおいて延在し、
    前記レース・ケーブルの前記第2の部分は、外側の前記第2のアンカー位置から前記フットウェア組立体の前記中足領域の前記第2のレーシング・ゾーンにおいて延在する、フットウェア組立体。
  2. 前記第2の複数のレース・ガイドが、前記フットウェア組立体の、前記第1の複数のレース・ガイドよりも広い区域にわたってレース・ケーブル張力を分配する、請求項1に記載のフットウェア組立体。
  3. 前記第1の複数のレース・ガイドが、前記中央喉部分の内側にある内側レース・ガイドと、前記中央喉部分の外側にある2つの外側レース・ガイドとを含む、請求項1に記載のフットウェア組立体。
  4. 前記2つの外側レース・ガイドのうち第1の外側レース・ガイドは、前記中央喉部分の遠位端に向かって配置され、前記2つの外側レース・ガイドのうち第2の外側レース・ガイドは、前記中央喉部分の近位端に向かって配置される、請求項3に記載のフットウェア組立体。
  5. 前記第1のレーシング・ゾーンに対する前記レース・ケーブルの経路は、
    前記第1のアンカー位置から前記内側レース・ガイドまでの経路セグメントと、
    前記内側レース・ガイドから前記第1の外側レース・ガイドまでの経路セグメントと、
    前記第1の外側レース・ガイドから前記第2の外側レース・ガイドまでの経路セグメントと、
    を含む、請求項4に記載のフットウェア組立体。
  6. 前記第1のレーシング・ゾーンに対する前記レース・ケーブルの経路が、前記第1の外側レース・ガイド及び第2の外側レース・ガイドから前記舌レース・ガイドに存在し外側を向くレース・ガイドまで続く、請求項5に記載のフットウェア組立体。
  7. 前記第1のレーシング・ゾーンに対する前記レース・ケーブルの経路が、前記外側を向くレース・ガイドから前記外側ヒール・レース・ガイドまで続く、請求項6に記載のフットウェア組立体。
  8. 前記第2の複数のレース・ガイドは、前記中央喉部分の外側の中央部に沿って配置される第1の外側レース・ガイドと、前記中央喉部分の内側部の丈に沿って分布する複数の内側レース・ガイドとを含む、請求項1に記載のフットウェア組立体。
  9. 前記第2のレーシング・ゾーンに対する前記レース・ケーブルの経路は、
    前記第2のアンカー位置から前記複数の内側レース・ガイドのうちの第1の内側レース・ガイドまでの経路セグメントと、
    前記第1の内側レース・ガイドから前記第1の外側レース・ガイドまでの経路セグメントと、
    前記第1の外側レース・ガイドから前記複数の内側レース・ガイドのうちの第2の内側レース・ガイドまでの経路セグメントと、
    を含む、請求項8に記載のフットウェア組立体。
  10. 前記第2のレーシング・ゾーンに対する前記レース・ケーブルの経路が、前記第2の内側レース・ガイドから前記舌レース・ガイド内に存在する内側を向くレース・ガイドまで延びる経路セグメントをさらに含む、請求項9に記載のフットウェア組立体。
  11. 前記第2のレーシング・ゾーンに対する前記レース・ケーブルの経路が、前記内側を向くレース・ガイドから前記内側ヒール・レース・ガイドまで続く、請求項10に記載のフットウェア組立体。
  12. 前記第1の複数のレース・ガイドが、前記中央喉部分の内側にある内側レース・ガイドと、前記中央喉部分の外側にある2つの外側レース・ガイドとを含み、
    前記2つの外側レース・ガイドのうち第1の外側レース・ガイドは、前記中央喉部分の遠位端に向かって配置され、前記2つの外側レース・ガイドのうち第2の外側レース・ガイドは、前記中央喉部分の近位端に向かって配置され、
    前記第1のアンカー位置が前記中央喉部分の遠位側の外側に存在し、前記第2のアンカー位置が第1の外側レース・ガイドに隣接するとともに外側に存在する、請求項1に記載のフットウェア組立体。
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