JP7244937B2 - 表示器 - Google Patents

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Description

本開示は、光源からの光により標識情報を表示する表示器に関し、特に、ピクトグラム標識や文字情報を表示する表示器に関する。
ピクトグラム標識などの標識や文字を表示する表示器の分野では、光源にLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を用い、平面方向に沿って伸びる薄型の表示器が用いられている。このような表示器は、標識や文字が付された表示パネルと、表示パネルに光を照射する光源と、周囲の照度を検知する照度センサと、光源を点灯させるための点灯回路部を備え、周囲の明るさが基準以下の際に光源を点灯することにより、標識や文字の視認を可能にするとともに、周囲の明るさが基準以上の際に光源を消灯することにより、省電力化が図られている(例えば特許文献1、2、3)。
特開平10-133606号公報 特開平9-179512号公報 公開実用新案公報昭62-27662
ところが、上記した従来の表示器では、表示器の周囲の明るさに基づき出射される光の強度を調整して制御するために、表示器の筐体の外表面に透光性の受光窓を設けて照度センサに外光を取り込む態様が採られていた。
しかしながら、表示器の表示部を除く筐体部分の外表面に埃や異物などが付着して外表面が汚れた場合や、筐体部分の前に障害物が置かれた場合には、受光窓を通した外光の入光が制限されることがある。その場合、周囲の明るさに基づく調光制御が十分に機能せず、昼間においても点灯が維持され省電力化の要請に反するという課題があった。
本開示は、上記問題点に鑑み、表示板を透過した光を面上方に出射する表示器であって、表示部を除く外表面に照度センサ用の透光性の受光窓を設けることなく、表示器の周囲の明るさに基づき出射される光の強度を制御可能な表示器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示の一態様に係る表示器は、表示板を透過した光を面上方に出射する表示器であって、板面に標識情報が付された表示板と、前記表示板の下方に配された導光板と、前記導光板の側方に配され、発光素子と照度センサとを含む光源ユニットと、前記照度センサからの信号に基づき、前記発光素子に電力を供給する点灯回路ユニットとを備え、前記照度センサは、受光面を前記導光板の側面に対向するように配され、前記導光板は、上方から前記表示板を通って入光する外光を、平面方向に反射することにより、前記側面を通して前記受光面に導光し、前記発光素子は、光出射面を前記導光板の前記側面に対向するように配され、前記導光板は、前記側面から入光する前記光出射面から放射される光を、上方向に反射することにより、前記表示板を通して上方に出射し、前記点灯回路ユニットは、前記照度センサからの照度が閾値以上であることを示す信号の取得に基づき、前記発光素子における発光の強度を所定の発光の強度から低下させ、前記閾値は、前記照度センサが外光を受光しない状態において前記発光素子を発光させた場合に、前記照度センサが検出することができる照度以上であることを特徴とする。
本開示の一態様に係る表示器によれば、表示板を透過した光を面上方に出射する表示器において、表示部を除く外表面に照度センサ用の透光性の受光窓を設けることなく、表示器の周囲の明るさに基づき出射される光の強度を制御することができる。
そのため、表示器の表示部を除く筐体部分の外表面に埃や異物などが付着して外表面が汚れた場合や、筐体部分の前に障害物が置かれた場合でも、周囲の明るさに基づく調光制御が十分に機能せず、昼間においても点灯が維持されるといった不具合を防止できる。
その結果、照度センサが検出する照度の増加に伴って、発光素子から照射される光の強度を徐々に低下するように点灯制御を行うことができ、看者は、周囲の照度にかかわらず、表示器の開口を通して表示板の標識を視認することができる。
実施の形態に係る表示器1を斜め上方から見た外観斜視図である。 表示器1の分解斜視図である。 表示器1の内部構造を示す概略図であって上方より視した投影平面図である。 表示器1の内部構造を示す側断面図であり、(a)は図3におけるX1-X1断面で切断した側断面図、(b)は図3におけるX2-X2断面で切断した側断面図である。 表示器1の点灯回路ユニット20に定電圧回路を用いたときの回路構成を示す回路図である。 表示器1の点灯回路ユニットに定電流回路を用いたときの回路構成を示す回路図である。 点灯回路ユニット20の調光制御における、表示器の周囲の明るさと出射される光の強度との関係を示す特性図である。 変形例に係る点灯回路ユニット20Bの回路構成を示す回路図である。 変形例に係る点灯回路ユニット20Bから出力されるパルス電圧の波形図である。 実施の形態2に係る表示器の回路部200Cの構成を示す回路図である。 実施の形態2に係る表示器の変形例に係る回路部200Dの構成を示す回路図である。
≪本開示を実施するための形態の概要≫
上記目的を達成するために、本実施の形態に係る表示器は、表示板を透過した光を面上方に出射する表示器であって、板面に標識情報が付された表示板と、前記表示板の下方に配された導光板と、前記導光板の側方に配され、発光素子と照度センサとを含む光源ユニットと、前記照度センサからの信号に基づき、前記発光素子に電力を供給する点灯回路ユニットとを備え、前記照度センサは、受光面を前記導光板の側面に対向するように配され、前記導光板は、上方から前記表示板を通って入光する外光を、平面方向に反射することにより、前記側面を通して前記受光面に導光し、前記発光素子は、光出射面を前記導光板の前記側面に対向するように配され、前記導光板は、前記側面から入光する前記光出射面から放射される光を、上方向に反射することにより、前記表示板を通して上方に出射し、前記点灯回路ユニットは、前記照度センサからの照度が閾値以上であることを示す信号の取得に基づき、前記発光素子における発光の強度を低下させることを特徴とする。
係る構成により、表示板を透過した光を面上方に出射する表示器において、表示部を除く外表面に照度センサ用の透光性の受光窓を設けることなく、表示器の周囲の明るさに基づき出射される光の強度を制御することができる。その結果、照度センサが検出する照度の増加に伴って、発光素子から照射される光の強度を徐々に低下するように点灯制御を行うことができ、看者は、周囲の照度にかかわらず、表示器の蓋部筐体の開口を通して表示板の標識を視認することができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、さらに、前記表示板、前記導光板、前記反射板、前記光源ユニット、前記点灯回路ユニット、及び前記電源ユニットを内装し、前記表示板における少なくとも前記標識が付された部分を上方から視認可能な開口を有する筐体を備え、前記筐体には、前記開口以外に外光を入光するための受光窓が設けられていない構成としてもよい。
係る構成により、表示器の表示部を除く筐体部分の外表面に埃や異物などが付着して外表面が汚れた場合や、筐体部分の前に障害物が置かれた場合でも周囲の明るさに基づく調光制御が十分に機能せず、昼間においても点灯が維持されるといった不具合を防止できる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記発光素子から放射される光は、前記導光板に入光した後、一部が前記導光板の前記側面を通して前記受光面に入光し、前記照度センサが受光する外光に基づく照度は、前記照度センサの前記受光面に入光する前記発光素子から放射される光に基づく照度よりも大きい構成としてもよい。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記閾値は、前記照度センサの前記受光面に入光する前記発光素子から放射される光に基づく照度以上である構成としてもよい。
係る構成により、発光素子11から出た光の反射光のみに基づいて、照度センサが検出する照度が、閾値を超えることはないために、点灯回路ユニットは、発光素子から照射された光の反射光のみに基づいて発光素子を消灯させるように制御されることはなく、導光板7に入光する外光の照度の増加による照度センサが検出する照度の増加に伴って、発光素子から照射される光の強度を徐々に低下するように点灯制御を行うことができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記点灯回路ユニットは、前記照度センサからの照度が1000ルクス以上であることを示す信号であるとき、前記発光素子を消灯する構成としてもよい。
係る構成により、昼間は消灯して省電力化を図るとともに電池寿命の向上を図ることができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記光源ユニットは、実装面が前記導光板の前記側面に対向するように配された基板と、前記実装面に実装された前記発光素子及び前記照度センサを含む構成としてもよい。
係る構成により、発光素子及び照度センサを同一基板に実装できるので、基板の簡素化が図れ、導光板に対する発光素子及び照度センサの位置あわせを同時に行うことができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記標識は、消火器ピクトグラムである構成としてもよい。
係る構成により、暗闇でも看者が消火器の位置を容易に認識することができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、さらに、前記点灯回路ユニットに電力を供給する電源ユニットを備え、前記電源ユニットは、並列に接続された複数の電池ユニットからなり、前記電池ユニットは、並列に接続された複数の電池からなる構成としてもよい。
係る構成により、電池寿命を長くするとともに、電池ユニットごとに簡易に交換可能な構成を実現できる。暗闇でも看者が消火器の位置を容易に認識することができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、さらに、前記導光板の下方に反射板を備え、前記導光板における、前記光源ユニットと対向する前記側面以外の側面は、光反射性の材料によって被覆されている構成としてもよい。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、さらに、前記導光板の下方に反射板を備え、前記導光板の側面における、前記発光素子又は前記照度センサと対向する部分以外の表面は、光反射性の材料によって被覆されている構成としてもよい。
係る構成により、導光板の側面からの光の漏れを抑止し、Z方向への出射効率を高めることができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、さらに、AC電源に接続され前記点灯回路ユニットに電力を供給する整流回路と、前記整流回路と前記点灯回路ユニットとの経路に接続され、前記整流回路からの電力の供給が減少したときに、前記点灯回路ユニットに電力を供給可能な電池とを備えた構成としてもよい。
係る構成により、AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、充電された電池により点灯回路ユニットに電力を供給して発光素子を点灯させることができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、さらに、前記整流回路から前記点灯回路ユニットへの給電経路に接続された充電回路を備え、前記電池は、前記充電回路に内装される2次電池である構成としてもよい。
係る構成により、AC電源に接続された状態において、電池に電力を供給して充電することができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記充電回路は、前記電池にトリクル充電を行う回路である構成としてもよい。
係る構成により、AC電源に接続された状態において、低い充電電流を連続的に流して電池を満充電の状態に保つことができる。
また、別の態様では、上記何れかの態様において、前記電池は、前記整流回路から前記点灯回路ユニットへの給電経路に接続された1次電池である構成としてもよい。
係る構成により、回路部では、充電回路を省略した簡易な回路構成によって、AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、充電された1次電池により点灯回路ユニットに電力を供給して発光素子を点灯させる構成を実現ができる。
以下、実施の形態に係る表示器1について、図面を参照しながら説明する。
≪実施の形態≫
<構成概要>
図1は、実施の形態に係る表示器1を斜め上方から見た外観斜視図である。本明細書において、Z方向を上とし、Z方向と反対方向(以下、「-Z方向」という。)を下とする。表示器1においては、光の主出射方向は上方(Z方向)である。
表示器1は、例えば、事業所、オフィス、官庁、病院、駅、空港、スポーツ施設、競技場、コンサート会場、遊戯施設等、施設及び建物の内壁、外壁、廊下の壁等の造営材表面、設備や設備収容庫の側面に設置される、例えば、ピクトグラム標識や文字情報を表示する表示器である。消火器などの設備等の所在場所を表示するために使うことができ、その場合、標識としては、一例として、消火器ピクトグラムや、AED(Automated External
Defibrillator:自動体外式除細動器)などの設備の所在を示すピクトグラム標識や文字情報を用いることができる。そして、消火器ピクトグラムを表示する表示器1は、消火器本体から所定の距離以内に設置される。
表示器1は、平面方向(X-Y方向)に正方形に近い矩形形状であって、Z方向に薄い立方体の薄型パネル形状をなす。表示器1は、扁平な矩形形状であればよく、特定の寸法に限定されるものでない。表示器1のX,Y、Z方向の長さは、例えば、130mm、140mm、30mm等であってもよい。
表示器1は、図1に示すように、底部筐体2と蓋部筐体3によって外装を構成する筐体Eが形成されており、蓋部筐体3の上面の開口3aを通して、表示板5に付された消火器ピクトグラムの標識Exが視認可能に構成されている。表示板5は外周に枠体4をはめこんだ状態で蓋部筐体3の開口3aに緩挿されていてもよい。表示板5は、図1の斜線部分は赤色に、斜線部分に囲まれた消火器の形状部分は白色に着色されている。
この表示器1は、設置面の表面側から表示器1を貫通するビス等の締結具を用いて装着され、看者は、蓋部筐体3の開口3aを通して、表示板5の標識Exを視認することができる。このとき、表示器1おいて、周囲の照度が高い(明るい)場合には、蓋部筐体3の開口3aから入光した外光が反射され、表示板5の標識Exを透過して方に出射される。また、照度が低い(暗い)場合には、内装された光源から照射された光が表示板5の標識Exを透過して方に出射される。
<内部構造>
図2は、表示器1の分解斜視図である。図3は、表示器1の内部構造を示す概略図であって上方より視した投影平面図である。図4は、表示器1の内部構造を示す側断面図であり、(a)は図3におけるX1-X1断面で切断した側断面図、(b)は図3におけるX2-X2断面で切断した側断面図である。
表示器1では、図2に示すように、底部筐体2と蓋部筐体3からなる筐体E、枠体4、表示板5、拡散板6、導光板7、反射板8、押さえ板9、光源ユニット10、点灯回路ユニット20、電源ユニット31、32、33、配線部材41、42(まとめて「配線部材40」とする場合がある)から構成されている。
筐体Eは、底部筐体2と、上面に光取り出し口となる開口3aが形成された蓋部筐体3が、それぞれの縁部を互いに突き合わせた状態で対向して組み合わせられ、例えば、ビス等の締結具18により固定されている。
底部筐体2は、外周縁部を有する有底皿状の部材である。例えば、底部筐体2の底面に立設されたリブ2bの間には、電源ユニット31、32、33(まとめて「電源ユニット30」とする場合がある)が嵌挿されている。また、底部筐体2の底面に立設されたボス2c上には点灯回路ユニット20が、例えば、ビス(不図示)等の締結具により固定されており、電源ユニット31、32、33と点灯回路ユニット20とは配線部材42によって電気的に接続されている。
さらに、電源ユニット30と点灯回路ユニット20の上方において、例えば、底部筐体2の外周縁部の内壁に設けられたリブ2a及び底面に立設されたリブ2dには、押さえ板9が嵌挿されている。押さえ板9の上面には、下方から、反射板8、導光板7、拡散板6、表示板5、枠体4が、当該順序で積層されており、枠体4は外周縁より内方の部分が蓋部筐体3の開口3aに緩挿されている。
また、電源ユニット31と点灯回路ユニット20の上方において、枠体4の上面には、光源ユニット10が載設され保持されている。光源ユニット10と点灯回路ユニット20とは配線部材41によって電気的に接続されている。
光源ユニット10には、基板13の上面13aに発光素子11と照度センサ12が実装されており、光源ユニット10は、発光素子11の発光面及び照度センサ12の受光面が、導光板7の側面7aと相対するように、導光板7に対してZ方向の位置がレイアウトされている。
<各部構成>
底部筐体2及び蓋部筐体3は、樹脂の射出成型品又は金属で構成される。樹脂材料としては、例えばシリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂を用いて構成してもよい。
枠体4は、樹脂材料から構成されており、枠形状であることによって表示板5を上方から視認可能としつつ、表示板5よりも上方に突出することにより表示板5を保護する機能を有する。枠体4は、例えばシリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等を用いて構成してもよい。開口3aの周縁に沿った枠体4と蓋部筐体3の当接する部分には、防塵、防水を目的として、環状の弾性体からなるシール部材(不図示)が介挿されていてもよい。シール部材を構成する材料は、絶縁性であって撥水性、耐薬品性等に優れたシリコーンゴム等の柔軟な絶縁性弾性樹脂材料からなり、その他にも、絶縁性の材料、例えばニトリルゴム(NBR)、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を用いることができる。
表示板5は、表示対象である標識や文字情報が付された少なくとも一部が透光性を有する情報表示板である。本例では、表示板5は、標識として消火器ピクトグラムの標識Exが付された透光性樹脂板から構成され、消火器の形状の標識Exの部分は白色に、標識Exの周囲の部分は赤色に着色され、共に透光性を有している。表示板5は、透光性材料として、例えばシリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス等を用いて構成してもよい。また、表示板5は、面の一部に遮光性の部分を有して構成されていてもよい。表示板5のX,Y方向の長さは、例えば、約100mm×約100mmであってもよい。
拡散板6は、導光板7の上面からの出射光を散乱させることにより均一な輝度分布の面発光を得る目的で配設する、光散乱処理がされた調光部材である。拡散板6は、透光性を有する材料を用いる。材料としては、電気絶縁性を有する材料、例えば、樹脂材料を用いることができる。具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイミド(PI)、ポリカーボネート、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート等を用いることができる。光散乱処理として、シートに、例えば、酸化チタン、酸化シリコン、酸化亜鉛等の、金属酸化物等の粒子が分散された材料を用いてもよく、シートの表面粗さを所定の範囲に調整してもよい。
導光板7は、光源ユニット10と対向する導光板7の側面から入した発光素子11の出射光を主としてXY平面方向に導光し、拡散板6(Z方向)側に面発光させるために用いる光学部材である。導光板7の材料としては透光性に優れる材料、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ガラス等を挙げられる。本実施の形態では、アクリル樹脂としてポリメタクリル酸メチル樹脂を用いてもよい。
導光板7の下面7bには、表面の一部を凹入させてなる複数の反射部71が設けられている。この反射部71により、XY平面方向に導光される発光素子11の出射光を拡散板6(Z方向)側に反射し、反射光を上面に垂直な主出射方向に出射することができる。反射部71は、導光板7の下面7bの表面に形成された、出射面側に頂部を向けた円錐形状の凹部としてもよい。この場合、凹部の形状、面内の分布は、公知の方法に基づいて形成することができる。
また、導光板7は、導光板7の側面における発光素子11及び照度センサ12と対向する側面部分以外の表面は、光反射性の材料に被覆されている構成としてもよい。あるいは、光源ユニット10と対向する導光板7の側面7a以外の側面7c、7d、7eが、光反射性の材料に被覆されている構成としてもよい。あるいは、例えば、側面7c、7d、7eに、白色顔料や金属等を含む樹脂シートが貼着されている構成としてもよい。これにより、側面7c、7d,7eからの光の漏れを抑止し、Z方向への出射効率を高めることができる。
反射板8は、少なくともその表面において反射特性を有し、発光素子11からの出射光や、導光板7の反射部から漏れ出た光を効率よく導光板7側に反射する目的で配設する板状部材である。反射板8は押さえ板9と導光板7との間に挟設される。反射板8は、高反射特性を有する材料、例えば高光反射性ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、高反射ポリカーボネート(PC)樹脂、高光反射性ナイロン樹脂、高光反射性発泡樹脂等の何れかを用いて構成してもよい。
押さえ板9は、電源ユニット39及び点灯回路ユニット20の上方において、積層構造を構成する、反射板8、導光板7、拡散板6、表示板5、枠体4が、圧接された状態で、
底部筐体2と蓋部筐体3との間に挟み込むための構造部材である。また、押さえ板9は、光源ユニット10を載設して保持する機能を有する。押さえ板9は、樹脂又は金属を用いて構成してもよい。透光性材料として、例えばシリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂を用いてもよい。あるいは、セラミック材料や熱伝導樹脂、アルミニウム等から構造としてもよい。
光源ユニット10は、基板13上に発光素子11と照度センサ12が実装された構成を採る。光源ユニット10では、照度センサ12が受光した光の強度に基づく電気信号を点灯回路ユニット20に出力するとともに、点灯回路ユニット20から電力の供給を受けて発光素子11を発光させて光を照射する。
発光素子11は、一例としてLED素子を用いて構成される。発光素子11は素子本体と、素子本体を収納する素子筐体とを有する。発光素子11は、基板13の上面に対し、主な出射方向が垂直方向を向くように、一定間隔をおいて列状の素子列を形成して実装される。基板13では、一例として合計5個の発光素子11が配線パターンに対し、COB(Chip on Board)を用いてフェイスアップ実装される。発光素子列の長さは約100mmである。尚、基板13の上面は、発光素子11の出射光を効率良く導光板7側へ反射させるために反射面となっている。基板13のX方向の長さは、例えば、約100mm、Y方向の長さは3~10mmであってもよい。
照度センサ12は、照度センサを用いることができ、発光素子列の列中心付近の発光素子11と発光素子11との間において、受光面が垂直方向を向くように基板13の上面に実装されている。
このように、発光素子11と照度センサ12には、それぞれ発光面及び受光面を上方に向けた面実装型の素子を用いてもよい。基板13を導光板7の側面と対向して配置することにより、照度センサ12は受光面を導光板の側面に対向してレイアウトされ、発光素子11は発光面を導光板の側面に対向してレイアウトされる構成を採ることができる。
電源ユニット31、32、33は、それぞれが、複数個の乾電池が接続された電池モジュールである。電源ユニット31、32、33は、それぞれ、配線部材42を介して点灯回路ユニット20に電力を供給する。本例では、電源ユニット31、32、33は、2個のアルカリ一次電池が直列接続された電池組が、2組並列接続されてなる電池モジュールから構成されており、2.0~3.3Vの電圧を出力する。
点灯回路ユニット20は、光源ユニット10と電気的に接続されており、照度センサ12からの信号に基づき、電源ユニット30から供給された電力により発光素子11を点灯制御する駆動回路である。本例では、点灯回路ユニット20は、外光の強度が閾値以下であることを示す照度センサ12からの信号に基づき、発光素子11を点灯させるように点灯制御される。
<回路構成>
点灯回路ユニット20の回路構成について、図面を用いて説明する。
(定電圧回路による態様)
[回路構成の概要]
図5は、表示器1の点灯回路ユニット20に定電圧回路を用いたときの回路構成を示す回路図である。
図5に示すように、点灯回路ユニット20は、LED1~5(発光素子11)と照度セ
ンサU2(照度センサ12)が搭載された光源ユニット10と、電池V1、V2を含む電源ユニット30に接続されている。
光源ユニット10は、複数個のLEDを含むLEDモジュールである。図5では5個のLED1~5を並列に接続した例を示す。LED1~5には、例えば、定格電圧3.2V、定格電流20mAの白色LEDを用いてもよい。
電源ユニット30は、図5では、一例として、電池V1、V2のみを含む構成を示す。電池V1、V2は、それぞれ、1.0~1.6Vの電圧を有し、電源ユニット30は、2.0~3.2Vの電圧を、入力端子201を介して供給する。
点灯回路ユニット20は、昇圧回路21、照度制御回路22、LED制御回路23を備える。点灯回路ユニット20は、出力端子202を介してLED1~5にそれぞれ接続され、電池V1、V2から供給された直流電流に基づき、LED1~5を点灯させるための電圧に変換し、出力端子202に直流電流を出力する。LED1~5は、その電流の大きさに応じた明るさで点灯する。本例では、出力端子202には、例えば、約3Vの電圧が出力される。
[各回路の構成]
以下、各回路の構成について説明する。
昇圧回路21は、入力端子201から供給される電圧を所望の電圧に変換するDC-DCコンバータU1からなる。本例ではDC-DCコンバータU1は、Vinに供給される2.0~3.2Vの電圧を3.0Vに変換してVoutに出力する。
照度制御回路22は、照度センサU2のエミッタに可変抵抗VRを介してベースが接続されたスイッチング素子Q1を含む。
LED制御回路23は、ベースがスイッチング素子Q1のコレクタに接続され、コレクタがLED1~5のアノードに接続されたスイッチング素子Q2を含むとともに、LED1~5のカソードは、DC-DCコンバータU1のVoutに接続されている。
この回路構成において、照度センサU2が検知する光の照度が増加して、照度センサU2を流れる光電流が増加すると、Q1のベース電流が増加してQ1のコレクタを流れる電流が増加する。これにより、Q2のベース電流が減少して、Q2のコレクタを流れる電流が減少して、LED1~5を流れる電流が減少する。
[調光制御における閾値の設定]
先ず、可変抵抗VR2を調整することにより、Q2のコレクタを流れる電流量を調整してLED1~5を流れる電流を設定し、照度センサU2が外光を受光しない状態において、Q1のベース電流が増加を受けてQ2のコレクタを流れる電流が減少しない程度まで、可変抵抗VR2を調整する。言い換えると、照度センサU2が受光するLED1~5からの発光に伴ったQ1のベース電流の増加を受けて、Q2のコレクタを流れる電流が減少しない程度まで、可変抵抗VR2を調整する。
これにより、調光制御において、照度の増加に伴ってLED1~5に流れる電流の減少を開始する、照度センサ12における照度の閾値を、200~300[lx]を超える範囲に設定することができる。
(定電流回路による態様)
[回路構成]
図6は、表示器1の点灯回路ユニット20に定電流回路を用いたときの回路構成を示す回路図である。
図6に示すように、点灯回路ユニット20Aは、LED1~5(発光素子11)と照度センサU2(照度センサ12)が搭載された光源ユニット10と、電池V1、V2を含む電源ユニット30に接続されている。光源ユニット10、電源ユニット30は、図5に示す態様と同じであり、説明を省略する。
点灯回路ユニット20Aは、昇圧回路21、照度制御回路22A、LED制御回路23Aを備える。このうち、昇圧回路21は、図5に示す態様と同じであり、説明を省略する。
照度制御回路22は、照度センサU2のエミッタにベースが接続されたスイッチング素子Q1を含む。
LED制御回路23は、非反転入力REFが可変抵抗VR3を介してスイッチング素子Q1のコレクタに接続されたオペアンプU2を含む。また、ベースが、抵抗R11を介してオペアンプU2の出力に接続され、コレクタがLED1~5のアノードに接続されたスイッチング素子Q2を含む。さらに、LED1~5のカソードは、DC-DCコンバータU1のVoutに接続されている。
この回路構成において、照度センサU2が検知する光の照度が増加して、照度センサU2を流れる光電流が増加すると、Q1のベース電圧が上昇して、Q1のエミッタ-コレクタを流れる電流が減少する。これにより、抵抗VR3に発生する電圧(V1)が低下して、オペアンプU2のREF電圧が低下し、オペアンプU2の出力電圧も低下する。そして、Q2のベース電流が減少に伴い、Q2のコレクタを流れる電流が減少して、LED1~5を流れる電流が減少する。
[調光制御における閾値の設定]
先ず、可変抵抗VR3を調整することにより、Q2のコレクタを流れる電流量を調整してLED1~5を流れる電流を設定し、照度センサU2が外光を受光しない状態において、Q1のベース電圧の上昇を受けて、Q1を流れる電流が変化し、抵抗VR3に発生する電圧(V1)が変化して、オペアンプにREF電圧が変化し、これにより、Q2のコレクタを流れる電流が減少しない程度まで、可変抵抗VR3を調整する。言い換えると、照度センサU2が受光するLED1~5からの発光に伴ったQ1のベース電圧の上昇を受けて、Q2のコレクタを流れる電流が減少しない程度まで、可変抵抗VR1を調整する。
これにより、調光制御において、照度の増加に伴ってLED1~5に流れる電流の減少を開始する、照度センサ12における照度の閾値を、200~300[lx]を超える範囲に設定することができる。
<表示器1における効果について>
表示器1では、図4(a)に示すように、発光素子11が、光出射面を導光板7の側面7aに対向するように配されているので、導光板7の側面7aから入光した発光素子11の光出射面から放射された光L1は、反射部71によってZ方向に反射されて、表示板5
を通してZ方向に光L1outとして出射される。
また、図4(b)に示すように、表示器1では、照度センサ12が、受光面を導光板7の側面7aに対向するように配されているので、Z方向から表示板5を通って導光板7に
入光する外光L2inは、反射部71によってX-Y方向に反射されて、導光板7の側面7
aを通して光L2として照度センサ12の受光面に入光する。
これより、表示板5を透過した光を面上方に出射する表示器1において、表示部を除く外表面に照度センサ用の透光性の受光窓を設けることなく、表示器の周囲の明るさに基づき出射される光の強度を制御することができる。そのため、表示器の表示部を除く筐体部分の外表面に埃や異物などが付着して外表面が汚れた場合や、筐体部分の前に障害物が置かれた場合などには、受光窓を通した外光の入光が制限され、周囲の明るさに基づく調光制御が十分に機能せず、昼間においても点灯が維持されるといった不具合を防止できる。
このとき、発光素子11から光出射面から照射された光が照度センサ12の受光面に入光することが想定される。例えば、図3に示すように、発光素子11から照射された光が導光板7の側面7dに到達した光L11の反射光L11rfが、照度センサ12に入光する場合が想定される。あるいは、発光素子11から照射された光が導光板7の側面7cに到達した光L12の側面7c及び7dにおける反射光L12rfが、照度センサ12に入光する場合も想定される。
しかしながら、発光素子11から照射された光L11、L12の反射光、L11rf、L12rfは、Z方向から表示板5を通って導光板7に入光する外光L2inに基づいて照度センサ12
の受光面に入光する光L2に比べて強度が小さい。
図7は、点灯回路ユニット20の調光制御における、表示器の周囲の明るさと出射される光の強度との関係を示す特性図である。図7に示すように、蛍光灯照明下の一般事務所内において、導光板7に入光する外光L2inの照度は、通常、400~500[lx]と
され、消灯した夜間の事務所や、夜間の街灯下の屋外では、100[lx]以下とされる。これに対し、発光素子11から照射された光L11、L12の照度は、例えば、200~300[lx]となる。
そのため、表示器1では、図7に示すように、点灯回路ユニット20における調光制御において、照度の増加したときに発光素子11に流れる電流制限を開始する照度センサ12における照度の閾値(電流制限を開始する照度下限値)を、200~300[lx]を超えた値に設定するとともに、発光素子11に流れる電流を遮断する上限基準値(電流を遮断する照度上限値)を、例えば、晴天屋外日入り1時間前に相当する1000[lx]に設定する。
これにより、閾値から上限基準値までの範囲において、照度センサ12が検出する照度の増加に伴って、発光素子11から照射される光の強度を徐々に低下するように点灯制御を行うことができる。あるいは、発光素子11に流れる電流を遮断する上限基準値は、例えば、一般事務所内の照度に相当する500[lx]としてもよい。
すなわち、発光素子11から出た光の反射光L11rf、L12rfのみに基づいて、照度センサ12が検出する照度が、閾値を超えることはないために、点灯回路ユニット20は、発光素子11から照射された光L11、L12の反射光L11rf、L12rfのみに基づいて発光素子11を消灯させるように制御されることはなく、導光板7に入光する外光L2inの照度の
増加に伴って、発光素子11から照射される光の強度が徐々に低下するように制御される。
上記のとおり、表示器1によれば、周囲の照度が明るい場合には、蓋部筐体3の開口3aから入光した外光が反射板8によって反射され、表示板5の標識Exを透過して方に出射される。また、周囲の照度が暗い場合には、光源ユニット10から照射された光が表示板5の標識Exを透過して方に出射される。これにより、看者は、周囲の照度にかかわらず、蓋部筐体3の開口3aを通して、表示板5の標識Exを視認することができる。
<小 括>
以上のとおり、本実施の形態に係る表示器は、表示板5を透過した光を面上方(Z方向)に出射する表示器であって、板面に標識情報Exが付された表示板5と、表示板5の下方に配された導光板7と、導光板7の下方に配された反射板8と、導光板7の側方に配され、発光素子11と照度センサ12とを含む光源ユニット10と、照度センサ12からの信号に基づき、発光素子11に電力を供給する点灯回路ユニット20と、点灯回路ユニット20に電力を供給する電源ユニット30とを備え、照度センサ12は、受光面を導光板7の側面7aに対向するように配され、導光板7は、上方から表示板5を通って入光する外光を、平面方向(X-Y方向)に反射することにより、側面7aを通して受光面に導光し、発光素子11は、光出射面を導光板7の側面7aに対向するように配され、導光板7は、側面7aから入光する光出射面から放射される光を、上方向に反射することにより、表示板5を通して上方に出射し、点灯回路ユニット20は、照度センサ12からの照度が閾値以上であることを示す信号の取得に基づき、発光素子11における発光の強度を低下させる構成を採る。
係る構成によれば、表示板5を透過した光を面上方に出射する表示器1において、表示部を除く外表面に照度センサ用の透光性の受光窓を設けることなく、表示器の周囲の明るさに基づき出射される光の強度を制御することができる。
そのため、表示器1の表示部を除く筐体部分の外表面に埃や異物などが付着して外表面が汚れた場合や、筐体部分の前に障害物が置かれた場合でも受光窓を通した外光の入光が制限され、周囲の明るさに基づく調光制御が十分に機能せず、昼間においても点灯が維持されるといった不具合を防止できる。
その結果、照度センサ12が検出する照度の増加に伴って、発光素子11から照射される光の強度を徐々に低下するように点灯制御を行うことができ、看者は、周囲の照度にかかわらず、表示器1の蓋部筐体3の開口3aを通して表示板5の標識Exを視認することができる。
<変形例>
実施の形態に係る表示器を説明したが、本開示は、その本質的な特徴的構成要素を除き、以上の実施の形態に何ら限定を受けるものではない。例えば、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。以下では、そのような形態の一例として、変形例を説明する。
本開示を上記実施の形態に基づいて説明してきたが、本開示は、上記の実施の形態に限定されず、以下のような場合も本開示に含まれる。
(1)上記実施の形態では、点灯回路ユニット20に、定電圧回路を用いたときの回路構成と、定電流回路を用いたときの回路構成を示した。しかしながら、点灯回路ユニット20の回路構成は、これらに限定されるものではなく、別の態様としてもよい。図8は、変形例に係る点灯回路ユニット20Bの回路構成を示す回路図である。点灯回路ユニット20Bは、CPU(Central Processing Unit)U1、発振器X1を含む。CPUU1の
出力端子RB0~RB4は、それぞれLED1~5のアノードに接続され、CPUU1の入力端子MCRは、電源に抵抗R1を介して接続された照度センサ12の正極側の端子と接続されている。
点灯回路ユニット20Bは、LED1~5に矩形波からなるパルス電圧を印加してLED1~5を点灯させる。図9は、変形例に係る点灯回路ユニット20Bから出力されるパルス電圧の波形図である。このとき、CPUU1が、光電流に伴う照度センサ12の一端の電圧変化に基づき、パルス電圧のオン時間比率を変化させてパルス電圧をLED1~5に印加する。これにより、単位時間あたりに照射される光の平均強度を変調して、人間の目の残像効果を利用して調光制御を行うことができる。具体的には、CPUU1が、入力ポート17に入力される照度センサ12からの出力電圧をA/D変換された輝度値に基づき、矩形波のパルス幅Dを変えてLED1~5の輝度を変調する。
このとき、CPUU1による照度センサ12の一端の電圧値の読み取りは、パルス電圧のオフ時間(図9における、A点、B点)に行ってもよい。LED1~5が消灯されているので、発光素子11から照射された光の反射光の一部が照度センサ12に入光して、照度センサ12がこれを検知することを防止できる。
これにより、導光板7に入光する外光の照度のみを正確に検出し、外光による照度の増加に伴って発光素子11から照射される光の強度が徐々に低下するように、より一層精度よく調光制御を行うことができる。
また、LED1~5と比較して相対的に大きいCPUの消費電力を低減して駆動を行うために、スリープモードや割り込みを利用して調光制御を行ってもよい。また、矩形波のパルス電圧を高めるために昇圧回路を用いてもよい。
(2)上記実施の形態では、表示器1は、X、Y方向における長さが、130mm長及び140mm長の表示器1を例に示した。しかしながら、表示器1は、薄型な形状であればよく、X、Y方向における長さは特定の寸法に限定されるものでない。表示器1の1辺の長さX、Yは、例えば、120mm、150mm、180mm、200mm等であってもよい。
(3)上記実施の形態では、光源ユニット10、点灯回路ユニット20は、長尺な平面視矩形の板状部材としたが、例えば、フレキシブル基板等による異形形状等、他の形状であってもよい。
(4)上記実施の形態では、表示器1として、底部筐体2と蓋部筐体3からなる筐体E、枠体4、表示板5、拡散板6、導光板7、反射板8、押さえ板9、光源ユニット10、点灯回路ユニット20、電源ユニット30、配線部材40、締結具18から構成されている態様を例に示した。しかしながら、表示器1は、上記要素を備えた構成に限定されるものでない。
(5)上記の実施の形態では、光源として、LED素子を用いてフェイスアップ実装した発光モジュールを採用したが、本開示は必ずしもこの場合に限定されない。LED素子は、フェイスアップ実装されたものに限定されず基板に搭載されていてもよい。例えば、基板の上面に、SMD型の光源が複数マトリクス状に配置されている構成でもよい。また、光源として、無機EL素子や有機EL素子、LD(Laser Diode)、発光トランジスタ
(Light Emitting Transistor)などを採用してもよい。
≪実施の形態2≫
実施の形態1に係る表示器1では、電池V1、V2を含む電源ユニット30に接続され、電池V1、V2から供給される直流電流に基づき、LED1~5を点灯させる点灯回路ユニット20を有する構成とした。
しかしながら、実施の形態2に係る表示器は、AC電源に接続され、供給される交流電力に基づき、LED1~5を点灯させる回路部200Cを備えた点で実施の形態1と相違する。
図10は、実施の形態2に係る表示器の回路部200Cの構成を示す回路図である。
図10に示すように、回路部200Cは、整流回路50C、スイッチSW2、サブバッテリーV3、点灯回路ユニット20C、充電回路60Cを備える。発光素子11、照度センサ12は実施の形態1と同じである。
整流回路50Cは、絶縁トランスT1、ダイオードブリッジDB1、コンデンサC1を含み、AC100Vの商用電源を絶縁トランスT1により変圧してからダイオードブリッジDB1にて整流し、DC5Vを出力する。
点灯回路ユニット20Cには、実施の形態1に係る点灯回路ユニット20、20A、変形例に係る点灯回路ユニット20Bを用いてもよい。本例では、照度センサ12からのフィードバックに基づき、CPUによるパルス駆動方式による調光制御を行う。あるいは、セルフリファレンス方式の調光制御を行ってもよい。
サブバッテリーV3には、ダイオードブリッジDB1の出力端2、3に接続された補助的な電池である。ニッケル水素電池等の2次電池または、ER,CR等の1次電池を持ちることができる。AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、スイッチSW2により点灯回路ユニット20Cに接続されて、充電されたサブバッテリーV3により発光素子11を点灯させることができる。サブバッテリーV3に、ニッケル水素2次電池を使用した場合、自己放電率が20~30%/月と大きいため、使用しない期間でも容量が減少する。これに対し、ER乾電池やCR乾電池等の一次電池では自己放電率が約1%/年と少なく、点灯回路ユニット20Cの電流を抑制することによって、AC電源のバックアップ電源として利用可能である。
充電回路60Cは、内装する2次電池B1の充電状態によって、トリクル充電を行うための回路である。
2次電池は、一般に充電池のセパレータに漏洩経路が形成されることで発生する自己放電によって充電量を失う。トリクル充電は、低い充電電流を連続的に流して充電池を完全に充電された状態に保ち、漏洩によるエネルギー損失を防止する方法である。Ni-MH充電池では、安全上許容される最大充電率が、例えば、C/40といった程度に低く、連続的なトリクル充電は、最大充電率以下で行うことが必要となる。
充電回路60Cは、2次電池B1を備え、2次電池B1に常時、充電電圧が印加して微小電流による充電を行うトリクル充電回路から構成される。2次電池B1には常時、充電電圧が印加されているため、過充電を防止するための過電流保護回路を備えていてもよい。充電回路60Cは、例えば、公知の文献に記載された回路を適用してもよい(例えば、AN-946 High-Efficiency 3A Battery Chargers Use LM2576 Regulators, Application Report SNOA327B-May 1994-Revised April 2013, Texas Instruments Incorporated,LM2576 レギュレータを使用した高効率3A バッテリ・チャージャ ,National Semiconductor Application Note 946,National Semiconductor Corporation)。
トリクル充電回路は、内装する2次電池B1が満充電の状態になると、大電流充電を自動的に遮断する機能を有している。遮断後は、連続した低レベルの充電電流によって、2次電池B1にトリクル充電を行い、満充電状態を維持する。これにより、内部漏れ電流による充電損失を抑制する。また、トリクル充電率は常時低く抑えることが好ましい。2次電池B1のセル内で発生するガス量が再結合可能な程度に収めて、圧力上昇と圧力開放のためセル内部の弁が開くことによって生じるガス放出を抑止する。
以上のとおり、実施の形態2に係る表示器によれば、回路部200Cに充電回路60を備え、サブバッテリーV3を備えた構成を採る。あるいは、充電回路60に内装された2次電池B1にトリクル充電が可能な回路構成を採ることにより、AC電源に接続された状態において、低い充電電流を連続的に流して充電池を満充電された状態に保つことができる。これにより、AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、充電されたサブバッテリーV3又は2次電池B1により点灯回路ユニット20Cに電力を供給して発光素子11を点灯させることができる。
<変形例>
(1)変形例として、充電回路60Cにおいてフロート充電を行う構成としてもよい。フロート充電とは、電源と負荷との経路上に2次電池を常時接続した状態で充電を行う方法である。供給される電源が遮断した場合に、2次電池から負荷への給電が代替的に行われる。負荷にラッシュ電流が生じても2次電池により補うことができるため,電源回路は定格負荷を供給できるだけの容量があればよく、電源回路を安価に構成できる。電源と負荷との経路上に2次電池を直結しているため,電池寿命の低下を防ぐために、回路電圧を負荷変動分も含めて2次電池に精度良く合わせる必要がある。
これにより、AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、2次電池B1により点灯回路ユニット20Cに電力を供給して発光素子11を点灯させることができる。
(2)別の変形例として、回路部200Dは、サブバッテリーV31に一次電池を用い、回路部200Cから充電回路60Cを省いた構成としてもよい。
図11は、実施の形態2に係る表示器の別の変形例に係る回路部200Dの構成を示す回路図である。図11に示すように、点灯回路ユニット20Dは、点灯回路ユニット20Cからトリクル充電回路60Cを省いた構成である。サブバッテリーV3に、例えば、ER乾電池電池やCR一次電池を複数本備えることで、AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、スイッチSW2により点灯回路ユニット20Cの入力をサブバッテリーV31に切り替える構成である。
整流回路50Cは、実施の形態1におけるサブバッテリーV31の出力電圧にあわせて構成する。これより、実施の形態1における点灯回路ユニット20、20A,20Bをそのまま点灯回路ユニット20Cとして使用することができる。
また、スイッチSW2に小型リレーを使用することにより回路の実現が容易となる。
回路部200Dによれば、サブバッテリーV31に、例えば、電流容量が3A程度のER,CR乾電池を2本並列接続で使用した場合、10年後に残存する容量は5400mAとなり、点灯回路ユニット20Cの電流を10mAとしたとき、約22日間、発光素子11を点灯させることができる。
以上のとおり、回路部200Dでは、充電回路60Cを省略した簡易な回路構成によって、AC電源からの電力の供給が遮断されたときに、充電されたサブバッテリーV3により点灯回路ユニット20Cに電力を供給して発光素子11を点灯させる構成を実現ができる。
≪補足≫
以上で説明した実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていないものについては、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。
また、上記の方法が実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためのものであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記方法の一部が、他の方法と同時(並列)に実行されてもよい。
また、発明の理解の容易のため、上記各実施の形態で挙げた各図の構成要素の縮尺は実際のものと異なる場合がある。また本開示は上記各実施の形態の記載によって限定される
ものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、各実施の形態及びその変形例の機能のうち少なくとも一部を組み合わせてもよい。
本開示の一態様に係る表示器は、例えば、事業所、オフィス、官庁、病院、駅、空港、スポーツ施設、競技場、コンサート会場、遊戯施設等、施設及び建物の内壁、外壁、廊下の壁等の造営材表面、設備や設備収容庫の側面に設置される、ピクトグラム標識などの標識情報や文字情報を表示する表示器として広く利用可能である。
1 表示器
2 底部筐体
3 蓋部筐体
4 透光性保護板
5 表示パネル
6 拡散板
7 導光板
8 反射板
10 光源ユニット
11 発光素子
12 照度センサ
18、19 締結具
20、20A,20B、20C、20D 点灯回路ユニット
30 電源ユニット
40 配線部材
50C 整流回路
60C 充電回路
200C,200D 回路部
E 筐体

Claims (15)

  1. 表示板を透過した光を面上方に出射する表示器であって、
    板面に標識情報が付された表示板と、
    前記表示板の下方に配された導光板と、
    前記導光板の側方に配され、発光素子と照度センサとを含む光源ユニットと、
    前記照度センサからの信号に基づき、前記発光素子に電力を供給する点灯回路ユニットと
    を備え、
    前記照度センサは、受光面を前記導光板の側面に対向するように配され、前記導光板は、上方から前記表示板を通って入光する外光を、平面方向に反射することにより、前記側面を通して前記受光面に導光し、
    前記発光素子は、光出射面を前記導光板の前記側面に対向するように配され、前記導光板は、前記側面から入光する前記光出射面から放射される光を、上方向に反射することにより、前記表示板を通して上方に出射し、
    前記点灯回路ユニットは、前記照度センサからの照度が閾値以上であることを示す信号の取得に基づき、前記発光素子における発光の強度を所定の発光の強度から低下させ、
    前記閾値は、前記照度センサが外光を受光しない状態において前記発光素子を発光させた場合に、前記照度センサが検出することができる照度以上である
    表示器。
  2. さらに、前記表示板、前記導光板、前記光源ユニット、及び前記点灯回路ユニットを内装し、前記表示板における少なくとも前記標識が付された部分を上方から視認可能な開口を有する筐体を備え、
    前記筐体には、前記開口以外に外光を入光するための受光窓が設けられていない
    請求項1に記載の表示器。
  3. 前記発光素子から放射される光は、前記導光板に入光した後、一部が前記導光板の前記側面を通して前記受光面に入光する
    請求項1又は2に記載の表示器。
  4. 前記閾値は、前記照度センサの前記受光面に入光する前記発光素子から放射される光に基づく照度以上である
    請求項3に記載の表示器。
  5. 前記点灯回路ユニットは、前記照度センサからの照度が1000ルクス以上であることを示す信号であるとき、前記発光素子を消灯する
    請求項1~4の何れか1項に記載の表示器。
  6. 前記光源ユニットは、実装面が前記導光板の前記側面に対向するように配された基板と、前記実装面に実装された前記発光素子及び前記照度センサを含む
    請求項1~5の何れか1項に記載の表示器。
  7. 前記標識は、消火器ピクトグラムである
    請求項1~6の何れか1項に記載の表示器。
  8. さらに、前記点灯回路ユニットに電力を供給する電源ユニットを備え、
    前記電源ユニットは、並列に接続された複数の電池ユニットからなり、
    前記電池ユニットは、並列に接続された複数の電池からなる
    請求項1~7の何れか1項に記載の表示器。
  9. さらに、前記導光板の下方に反射板を備え、
    前記導光板における、前記光源ユニットと対向する前記側面以外の側面は、光反射性の材料によって被覆されている
    請求項1~8の何れか1項に記載の表示器。
  10. さらに、前記導光板の下方に反射板を備え、
    前記導光板の側面における、前記発光素子又は前記照度センサと対向する部分以外の表面は、光反射性の材料によって被覆されている
    請求項1~8の何れか1項に記載の表示器。
  11. さらに、AC電源に接続され前記点灯回路ユニットに電力を供給する整流回路と、
    前記整流回路と前記点灯回路ユニットとの経路に接続され、前記整流回路からの電力の供給が減少したときに、前記点灯回路ユニットに電力を供給可能な電池とを備えた
    請求項1~7の何れか1項に記載の表示器。
  12. さらに、前記整流回路から前記点灯回路ユニットへの給電経路に接続された充電回路を備え、
    前記電池は、前記充電回路に内装される2次電池である
    請求項11に記載の表示器。
  13. 前記充電回路は、前記電池にトリクル充電を行う回路である
    請求項12に記載の表示器。
  14. 前記電池は、前記整流回路から前記点灯回路ユニットへの給電経路に接続された1次電池である
    請求項11に記載の表示器。
  15. 前記閾値は、前記点灯回路ユニットが前記発光素子を最も大きな発光の強度で発光させたときに、前記照度センサが検出する照度以上である
    請求項1から14の何れか1項に記載の表示器。
JP2020195690A 2020-07-09 2020-11-26 表示器 Active JP7244937B2 (ja)

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