JP7244213B2 - ベッドシステム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ベッドシステムに関する。
例えば、病院などにおいてベッドに寝ている患者(使用者)の生体情報が各種のセンサにより取得される。各種のセンサで得られた信号が複数のケーブルを介して生体情報モニタに供給される。患者に対する医療行為の差異などに複数のケーブルは、邪魔になりやすい。ベッドを移動させる際にも、複数のケーブルが邪魔になりやすい。より良いサービスを使用者に提供することが望まれる。
特開2014-50703号公報
本発明の実施形態は、より良いサービスを提供できるベッド装置及びベッドシステムを提供する。
実施形態によれば、ベッド装置は、ベッドと、前記ベッドに取り付けられた生体情報取得部と、を含む。前記生体情報取得部は、複数のケーブルが接続可能な入力部を含む。前記複数のケーブルは、前記ベッドの使用者の複数の生体情報を検出する複数のセンサにそれぞれ接続される。
本発明の実施形態は、より良いサービスを提供できるベッド装置及びベッドシステムを提供できる。
図1は、第1実施形態に係るベッド装置を例示する模式図である。 図2は、第1実施形態に係るベッド装置の一部を例示する模式図である。 図3は、第1実施形態に係るベッド装置を例示する模式図である。 図4は、第1実施形態に係るベッド装置を例示する模式図である。 図5は、第1実施形態に係る別のベッド装置を例示する模式図である。 図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係るベッド装置で用いられるセンサを例示する模式図である。 図7(a)~図7(d)は、第1実施形態に係るベッド装置で用いられるセンサを例示する模式図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るベッド装置を例示する模式図である。
図1に示すように、本実施形態に係るベッド装置310は、ベッド70B及び生体情報取得部50を含む。生体情報取得部50は、ベッド装置310の使用者(例えば患者)の生体情報を取得する。生体情報取得部50で取得された生体情報は、例えば、サーバ37などを介して、EMR38(Electronic Medical Records)に提供されてもよい。ベッド装置310は、例えば、病院(各種の医療施設を含む)または介護施設などで用いられる。ベッド装置310は、家庭などで用いられても良い。例えば、ベッド装置310及びサーバ37は、ベッドシステム400に含まれる。
ベッド装置310は、例えば、集中治療室(ICU:Intensive Care Unit)などで用いられても良い。この場合、集中治療室に、室内表示部30D(例えば、集中治療室用ディスプレイ)が設けられても良い。室内表示部30Dは、生体情報取得部50で取得された生体情報の少なくとも一部を表示しても良い。
図1に示すように、ベッド70Bにおいて、ベースフレーム75Bの上に、ボトム71が設けられる。ボトム71の周りにサイドフレーム75Fが設けられる。この例では、サイドフレーム75Fの上方に、サイドレール75sが設けられている。
ボトム71の上に、マットレス76が置かれる。マットレス76の上に、使用者が横たわる。
ベッド70Bにおいて、使用者の足側にフットボード75fが設けられる。頭側にヘッドボードが設けられる。この例では、ベッド70Bには、キャスタ70gが設けられている。キャスタ70gにおいて、例えば、固定状態と、移動状態と、が切り替えられる。移動状態においては、ベッド70Bは移動可能である。固定状態においては、ストッパにより、キャスタ70gの回転が抑制され、ベッド70Bの位置が固定される。
ベッド70Bの近傍には、ポール75pが置かれても良い。ポール75pが用いられて、ベッド70Bの使用者への医療行為が行われても良い。
この例では、ベッド付属表示部70Dが設けられている。ベッド付属表示部70Dは、生体情報取得部50で取得された生体情報の少なくとも一部を表示する。ベッド付属表示部70Dは、ベッド70Bに取り付けられている。この例では、ベッド付属表示部70Dは、ヘッドボード75hに設けられている。ベッド付属表示部70Dは、ベッド70Bに含まれる任意の場所(例えば、フットボード75fまたはサイドレール75sなど)に設けられても良い。
生体情報取得部50は、ベッド70Bに取り付けられている。この例では、生体情報取得部50は、ベッド70Bのフットボード75fに取り付けられている。実施形態において、生体情報取得部50は、ベッド70Bに含まれる任意の場所(例えば、ヘッドボード75h、または、サイドレール75sなど)に設けられても良い。
生体情報取得部50は、複数のケーブルが接続可能な入力部51を含む。複数のケーブル及び入力部51の例については、後述する。
この例では、ホルダ55がベッド70Bに取り付けられている。ホルダ55は、生体情報取得部50の少なくとも一部(少なくとも入力部51)を保持する。ホルダ55は、例えば、クレードルでも良い。ホルダ55は、例えば、生体情報取得部50に電源電流などを供給しても良い。ホルダ55は、生体情報取得部50のインタフェースとして機能しても良い。ホルダ55は、生体情報取得部50に含められても良い。
この例では、生体情報取得部50は、上記の入力部51に加えて、生体情報表示部50Dをさらに含む。生体情報表示部50Dは、生体情報取得部50で取得された生体情報の少なくとも一部を表示する。
以下、生体情報取得部50の例について説明する。
図2は、第1実施形態に係るベッド装置の一部を例示する模式図である。
図2は、生体情報取得部50を例示している。図2に示すように、生体情報取得部50は、入力部51を含む。例えば、入力部51は、第1~第8入力端子51a~51hを含む。これらの入力端子には、後述するケーブルがそれぞれ接続される。
第1~第8入力端子51a~51gに接続される複数のケーブルのそれぞれは、複数の生体情報の少なくとも1つを含む。複数の生体情報は、ベッド70Bの使用者の、体温、経皮血中ガス、動脈血酸素飽和度、心電、観血血圧、非観血血圧、心拍出量、呼気中酸素濃度、呼気中二酸化炭素分圧、脳波、BIS、Th-RESP、呼吸数及び心拍数の少なくとも2つを含む。
例えば、第1~第3入力端子51a~51cの1つは、観血血圧、呼気中二酸化炭素分圧、BIS、心拍出量及び呼気中酸素濃度の1つの検出結果が入力される。第4入力端子51dには、例えば、非観血血圧の検出結果が入力される。第5入力端子51eには、例えば、体温の検出結果が入力される。第6入力端子51fには、例えば、経皮血中ガスの検出結果が入力される。第7入力端子51gには、例えば、経皮血中ガスの検出結果が入力される。第8入力端子51hには、例えば、呼吸数の検出結果が入力される。
これらの検出結果の入力は、以下に説明する複数のケーブルにより行われる。
図3は、第1実施形態に係るベッド装置を例示する模式図である。
図3に示すように、ベッド装置310に、ベッド70B及び生体情報取得部50が設けられる。ベッド70Bのボトム71の上(図示しないマットレス76の上)にベッド70Bの使用者81(例えば患者など)が横たわる。図3では、各種の装置の接続関係を例示しているため、使用者81と他の装置とのサイズの関係は、実際の関係とは異なる。
複数のセンサ40(例えば、第1~第5センサ素子40a~40eなど)が設けられる。複数のセンサ40の数は、任意である。複数のセンサ40のそれぞれは、例えば、使用者81の複数の生体情報の1つを検出する。例えば、複数のセンサ40の1つで、複数の生体情報の2つ以上を検出しても良い。第1センサ素子40aは、例えば、体温を検出する。第2センサ素子40bは、例えば、経皮血中ガスを検出する。第3センサ素子40cは、例えば、動脈血酸素飽和度を検出する。第4センサ素子40dは、例えば、脳波を検出する。第5センサ素子40eは、例えば、呼吸数を検出する。
これらの複数のセンサ40と、生体情報取得部50の入力部51と、は、複数のケーブル45(例えば、第1~第5ケーブル45a~45eなど)で接続される。例えば、第1ケーブル45aは、第1入力端子51a(図2参照)と、第1センサ素子40aと、を接続する。例えば、第2ケーブル45bは、第2入力端子51b(図2参照)と、第2センサ素子40bと、を接続する。例えば、第3ケーブル45cは、第3入力端子51c(図2参照)と、第3センサ素子40cと、を接続する。例えば、第4ケーブル45dは、第4入力端子51d(図2参照)と、第4センサ素子40dと、を接続する。例えば、第5ケーブル45eは、第5入力端子51e(図2参照)と、第5センサ素子40eと、を接続する。
このように、実施形態においては、生体情報取得部50は、入力部51を含む。入力部51には、複数のケーブル45が接続可能である。複数のケーブル45は、複数のセンサ40にそれぞれ接続される。複数のセンサ40は、ベッド70Bの使用者81の生体情報を検出する。生体情報取得部50は、取得した生体情報を、外部機器にケーブル30Cなどを用いて、まとめて出力できる。外部機器への出力は、例えば無線により行われても良い。
実施形態においては、複数のセンサ40にそれぞれ接続された複数のケーブル45は、ベッド70Bに取り付けられた生体情報取得部50に接続される。これにより、ベッド70Bの位置が変化したときも、ベッド70Bと、複数のケーブル45と、の相対的な位置関係は、実質的に変化しない。これにより、ベッド70Bの周囲において、複数のケーブル45が邪魔になることが抑制できる。例えば、ギャッチアップなどが行われても、使用者81と生体情報取得部50との間の相対的な位置関係が、実質的に変化しない。例えば、複数のケーブル45が絡み合うことが抑制できる。医療行為をより安定して実施し易くなる。
例えば、使用者81の生体情報を取得する生体情報取得部が、ベッド70Bとは別に設けられる参考例がある。例えば、参考例の生体情報取得部は、ベッド70Bとは離れて設けられる。一方、ベッド70Bの使用者81の近くに、複数の複数のセンサ40が設けられる。そして、生体情報取得部の入力部51と、複数のセンサ40と、が、複数のケーブル45で接続される。この参考例においては、この複数のケーブル45が、ベッド70Bの中の複数のセンサ40と、ベッド70Bの外の生体情報取得部と、を接続する。このため、ベッド70Bの位置が変化したときに、ベッド70Bと、複数のケーブル45と、の相対的な位置関係は、変化する。複数のケーブル45が邪魔になり、ベッド70Bを安全に移動させることが、困難になる場合がある。複数のケーブル45が絡みやすい。例えば、安全を確保するためのチェックが煩雑になる場合もある。例えば、ベッド70Bの周りの任意の場所から使用者81に処置を施す場合において、複数のケーブル45が邪魔になり易い。
これに対して、実施形態によれば、複数のケーブル45が邪魔になることが抑制できる。これにより、より良いサービスを提供できるベッド装置及びベッドシステムを提供できる。
実施形態において、既に説明したように、生体情報取得部50に生体情報表示部50D(図2参照)が設けられ、生体情報表示部50Dは、複数のセンサ40から得られた複数の生体情報に基づく情報を表示しても良い。
さらに、図3に示すように、ベッド付属表示部70Dが設けられても良い。生体情報取得部50は、複数のセンサ40から得られた複数の生体情報に基づく第1信号S1を出力する(図3)。ベッド付属表示部70Dは、第1信号S1の少なくとも一部に基づく情報を表示しても良い。
この他、図3に示すように、室内表示部30Dが設けられても良い。生体情報取得部50は、複数のセンサ40から得られた複数の生体情報に基づく第2信号S2を出力する。第2信号S2は、第1信号S1と同じでも良い。室内表示部30Dは、第2信号S2の少なくとも一部に基づく情報を表示しても良い。複数の室内表示部(室内表示部30D及び室内表示部30Daなど)が設けられても良い。
実施形態において、生体情報取得部50は、サーバ37と通信可能である。生体情報取得部50で取得された生体情報は、サーバ37に供給される。生体情報は、サーバ37と接続されたEMR38に供給可能である。生体情報は、サーバ37と接続された任意のディスプレイ37Mに表示可能である。
図3は、ベッド70Bが固定された第1状態ST1を例示している。以下、ベッド70Bが移動中の第2状態ST2の例を説明する。
図4は、第1実施形態に係るベッド装置を例示する模式図である。
図4は、第2状態ST2の例を示している。第2状態ST2において、生体情報取得部50は、外部機器(例えば、室内表示部30Dなど)に接続されたケーブル30Cから切り離される。第2状態ST2においても、生体情報取得部50は、複数のセンサ40から得られた複数の生体情報に基づく第1信号S1を出力する。ベッド付属表示部70Dは、ベッド70Bが移動しているときに、第1信号の少なくとも一部に基づく情報を表示可能である。
実施形態においては、生体情報取得部50をケーブル30Cから切り離すことで、ベッド70Bを容易に移動できる。ベッド70Bの移動中は、例えば、ベッド付属表示部70Dにより、生体情報を表示できる。ベッド70Bの移動中に、生体情報表示部50Dにより、生体情報を表示しても良い。
図5は、第1実施形態に係る別のベッド装置を例示する模式図である。
図5に示すように、ベッド装置320においては、ボトム71が複数の部分を含み、複数の部分の互いの角度が変更可能である。
ボトム71は、例えば、背ボトム70a(back section)、膝ボトム70b(upper leg section)、及び、脚ボトム70c(lower leg section)などを含む。ボトム71に含まれる複数の部分(背ボトム70a、膝ボトム70b及び脚ボトム70c)において、互いの角度が変更可能である。
例えば、背ボトム70aの動作により、使用者の背の角度が変更可能である。膝ボトム70bと脚ボトム70cとの間の角度の変更により、膝の角度が変更可能である。これらの角度は、連動して変化しても良い。これらの角度は、ベッドのフレームを基準にしたときの角度である。例えば、フレームは、床面に対して実質的に平行に設定される。上記のボトム71の角度は、床面を基準にした角度でも良い。
ベッド70Bは、高さ変更部70dを含んでも良い。高さ変更部70dは、例えば、ベッド昇降機である。高さ変更部70dは、例えば、床面とベッド面との間の距離(高さ)を変更可能である。高さ変更部70dは、ベッドの頭側の高さと、ベッドの足側の高さと、を独立して変更できても良い。これにより、ベッド面の全体の傾斜が変更できる。
ボトム71及び高さ変更部70dの動作には、例えばアクチュエータなどが用いられる。アクチュエータの動作により、「背上げ」、「膝上げ」、「高さ調整」及び「傾斜」などの少なくともいずれかが可能である。「傾斜」は、ローリング及びチルトの少なくともいずれかを含む。
ボトム71及び高さ変更部70dに用いられるアクチュエータが、生体情報の少なくとも一部を取得しても良い。例えば、アクチュエータに荷重センサ(例えばロードセルなど)の機能が設けられる。荷重センサにより、例えば、心拍数及び呼吸数の少なくともいずれかが検出されても良い。
以下、複数のセンサ40のいくつかの例について説明する。
図6(a)及び図6(b)は、第1実施形態に係るベッド装置で用いられるセンサを例示する模式図である。
図6(a)は、センサ62、及び、センサ62の配置を例示する模式的斜視図である。図6(b)は、センサ62を例示する模式的平面図である。図6(a)においては、図を見やすくするために、構成要素が互いに離されて描かれている。
図6(a)に示すように、ベッド70Bにおいて、ボトム71が設けられる。ボトム71の上に、マットレス76が設けられる。マットレス76の上に、使用者81が横たわる。センサ62(検出部60)は、ボトム71とマットレス76との間に設けられる。この例では、センサ62は、シート状またはプレート状である。
図6(b)に示すように、センサ62は、回路部62a及びセンサ部62bを含む。回路部62aは、通信部62cを含む。通信部62cは、ベッド70Bに設けられる制御部とデータの送受信を行う。送受信は、有線及び無線の少なくともいずれかを含む任意の方法により行われる。
センサ部62bは、例えば、センサ装置62dを含む。センサ部62b(またはセンサ装置62d)は、センサ部62b(またはセンサ装置62d)が受ける力(または力に対応した特性)を検出する。力は、例えば、圧力及び音波の少なくともいずれかを含む。センサ部62bは、例えば、圧力センサを含む。センサ部62bは、例えば、マイクロフォンを含む。
センサ部62bに、マットレス76を介して、使用者81による力(圧力及び音波の少なくともいずれか)が加わる。例えば、センサ部62bで検出された力に基づく信号が、回路部62aから出力される。出力された信号が制御部に供給される。制御部において、信号(力)の大きさ及び信号(力)の大きさの時間的な変化の少なくともいずれかに基づいて、使用者81の状態(離床、睡眠、または覚醒など)が推定される。または、回路部62aにおいて、センサ部62bで検出された力及び力の時間的な変化の少なくともいずれかに基づいて、使用者81の状態(離床、睡眠、または覚醒など)が推定されても良い。使用者81の状態は、起き上がり、離床準備状態(例えば端座位)、離床、入眠、睡眠、または覚醒を含んでも良い。
さらに、制御部または回路部62aの少なくともいずれかにおいて、信号(力)の大きさ及び信号(力)の大きさの時間的な変化の少なくともいずれかに基づいて、使用者の生体信号が検出される。生体信号は、使用者の呼吸数及び心拍数の少なくともいずれかを含む。生体信号に基づいて、睡眠の状態が推定されても良い。生体信号に基づいて、寝ているときの使用者の姿勢が推定されても良い。
例えば、使用者81の状態に応じた振動が、センサ部62bに加わる。振動は、例えば、使用者81の体動に応じている。振動がセンサ部62bにおいて検出される。振動は、音を含んでも良い。
図7(a)~図7(d)は、第1実施形態に係るベッド装置で用いられるセンサを例示する模式図である。
図7(a)は、センサ62の例の断面図である。図7(b)は、センサ62の例の平面図である。図7(c)は、センサ62の配置を例示する斜視図である。図7(d)は、センサ62の配置を例示する側面図である。
図7(a)に示すように、この例においては、センサ62は、第1板体62pと、第2板体62qと、を含む。第2板体62qは、第1板体62pと対向する。これらの板体は、シート状でも良い。
第2板体62qは、支持突起62sを含む。支持突起62sは、第1板体62pの外縁部に対向する。第1板体62pは、外縁部の内側の内側部を含む。内側部と、第2板体62qと、の間に、空気収容体62rが設けられる。この例では、第2板体62qに溝62tが設けられている。溝62tにより形成される空間(分けられる空間)に空気収容体62rが設けられる。空気収容体62rには、信号線62uの一端が接続される。信号線62uの他端は、検出回路62v(検出装置)に接続される。
図7(b)に示すように、支持突起62sは、第1板体62pの外縁の一部と対向する。この例では、支持突起62sは、第1板体62pの、4つのコーナー部に設けられている。センサ62は、シート状、または、板状である。
図7(c)に示すように、ボトム71の上に、上記のセンサ62が置かれる。図7(d)に示すように、ボトム71の上に、センサ62が置かれ、その上に、マットレス76が置かれる。マットレス76の上に、使用者81が横たわる。
例えば、使用者81の体の動きに応じた力が空気収容体62rに加わる。この力は、例えば、振動を含む。空気収容体62rに加わる力(または力に対応した特性)が検出回路62vにより検出される。例えば、空気収容体62rに、圧力検出器が設けられ、圧力検出器により得られた信号(検出結果)が、検出回路62vに供給される。例えば、空気収容体62rに、マイクロフォンが設けられ、マイクロフォンにより得られた信号(検出結果)が、検出回路62vに供給される。例えば、検出回路62vの出力(信号)に基づいて使用者81の状態(生体情報)が検出できる。
センサ62は、例えば、生体情報収集装置である。センサ62において、第1板体62pは、例えば、使用者81の身体側に配置される。第2板体62qは、例えば、支持側に設けられる。第1板体62pと第2板体62qとの中央部間に、空気圧検出用の変形可能な空気収容体62rが設けられる。第2板体62qの中央部には、空気収容体62rを装着する溝62tが設けられる。支持突起62sは、第2板体62qから第1板体62pに向かう方向に、突出する。支持突起62sは、第1板体62pの周囲の四隅を支持する。支持突起62sは、例えば、第1板体62pを水平な状態(正常状態)に常時支持する。
実施形態において、センサ62は、種々の変形が可能である。
(第2実施形態)
本実施形態は、ベッドシステム400(図1参照)に係る。ベッドシステム400は、第1実施形態に関して説明したベッド装置(ベッド装置310または320など)を含む。ベッドシステム400は、第1実施形態に関して説明したベッド装置の変形を含んでも良い。ベッドシステム400は、室内表示部30D(例えば、集中治療室用ディスプレイ)をさらに含んでも良い(図3参照)。
図3に関して説明したように、生体情報取得部50は、複数のセンサ40から得られた複数の生体情報に基づく第2信号S2を出力する。室内表示部30Dは、第2信号S2の少なくとも一部に基づく情報を表示可能である。ベッドシステム400は、複数のセンサ40の少なくとも1つを含んでも良い。
実施形態によれば、より良いサービスを提供できるベッド装置及びベッドシステムが提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、ベッド装置に含まれるベッド及び生体情報取得部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施形態として上述したベッド装置及びベッドシステムを基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全てのベッド装置及びベッドシステムも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
30C…ケーブル、 30D、30Da…室内表示部、 37…サーバ、 37M…室内表示部、 38…EMR、 40……センサ、 40a~40e…第1~第5センサ素子、 45…ケーブル、 45a~45e…第1~第5ケーブル、 50…生体情報取得部、 50D…生体情報表示部、 51…入力部、 51a~51h…第1~第8入力端子、 55…ホルダ、 60…検出部、 62…センサ、 62a…回路部、 62b…センサ部、 62c…通信部、 62d…センサ装置、 62p…第1板体、 62q…第2板体、 62r…空気収容体、 62s…支持突起、 62t…溝、 62u…信号線、 62v…検出回路、 70B…ベッド、 70D…ベッド付属表示部、 70a…背ボトム、 70b…膝ボトム、 70c…脚ボトム、 70d…高さ変更部、 70g…キャスタ、 71…ボトム、 75B…ベースフレーム、 75F…サイドフレーム、 75f…フットボード、 75h…ヘッドボード、 75p…ポール、 75s…サイドレール、 76…マットレス、 81…使用者、 310…ベッド装置、 400…ベッドシステム、 S1、S2…第1、第2信号、 ST1、ST2…第1、第2状態

Claims (6)

  1. ベッド装置と、
    室内表示部と、
    を備え、
    前記ベッド装置は、
    キャスタを含むベッドと、
    前記ベッドに取り付けられた生体情報取得部と、
    を備え、
    前記生体情報取得部は、複数のケーブルが接続可能な入力部を含み、
    前記複数のケーブルは、前記ベッドの使用者の身体に取り付けられた状態で前記使用者の複数の生体情報を検出する複数のセンサにそれぞれ接続され、
    前記生体情報取得部は、前記複数のセンサから得られた前記複数の生体情報に基づく第1信号を出力し、
    前記ベッドが移動するときに、前記生体情報取得部は前記ベッドの移動とともに移動し、
    前記生体情報取得部は、前記複数のセンサから得られた前記複数の生体情報に基づく第2信号を着脱可能なケーブルを用いてまとめて出力し、
    前記室内表示部は、前記第2信号の少なくとも一部に基づく情報を表示可能である、ベッドシステム
  2. 前記複数の生体情報は、前記使用者の、体温、経皮血中ガス、動脈血酸素飽和度、心電、観血血圧、非観血血圧、心拍出量、呼気中酸素濃度、呼気中二酸化炭素分圧、脳波、BIS、Th-RESP、呼吸数及び心拍数の少なくとも2つを含む、請求項1記載のベッドシステム
  3. 前記ベッド装置は、前記ベッドに取り付けられたベッド付属表示部をさらに備え、
    前記ベッド付属表示部は、前記ベッドが移動しているときに、前記第1信号の少なくとも一部に基づく情報を表示可能である、請求項1または2に記載のベッドシステム
  4. 前記生体情報取得部は、生体情報表示部をさらに含み、
    前記生体情報表示部は、前記複数のセンサから得られた前記複数の生体情報に基づく情報を表示可能である、請求項1~3のいずれか1つに記載のベッドシステム
  5. 前記生体情報取得部は、サーバと通信可能である、請求項1~4のいずれか1つに記載のベッドシステム
  6. 前記複数のセンサを備えた、請求項1~5のいずれか1つに記載のベッドシステム
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