JP7242221B2 - 出水口ノズル及び飲料水供給装置 - Google Patents

出水口ノズル及び飲料水供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7242221B2
JP7242221B2 JP2018166749A JP2018166749A JP7242221B2 JP 7242221 B2 JP7242221 B2 JP 7242221B2 JP 2018166749 A JP2018166749 A JP 2018166749A JP 2018166749 A JP2018166749 A JP 2018166749A JP 7242221 B2 JP7242221 B2 JP 7242221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water outlet
water
cylindrical body
outlet nozzle
drinking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018166749A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020040667A (ja
Inventor
健 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Energy System Corp
Original Assignee
Yazaki Energy System Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Energy System Corp filed Critical Yazaki Energy System Corp
Priority to JP2018166749A priority Critical patent/JP7242221B2/ja
Publication of JP2020040667A publication Critical patent/JP2020040667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7242221B2 publication Critical patent/JP7242221B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Description

本発明は、出水口ノズル及び飲料水供給装置に関する。
飲料水供給装置の一例として、ウォーターサーバがある。ウォーターサーバは、飲料水タンクに貯留された飲料水を、利用者の操作に応じて出水口から出水するものである(例えば、特許文献1,2参照)。このようなウォーターサーバでは、注水時の跳ね返り等で出水口が汚れたり、汚れた出水口で菌が増殖したりする可能性があることから、出水口に取り外し可能な出水口ノズルを取付けたものがある。
特開2015-129541号公報 特開2017-26012号公報
ところで、出水口に着脱可能な出水口ノズルを有するウォーターサーバでは、ユーザが目視しづらい位置に出水口自体が設けられる場合がある。そのため、出水口に出水口ノズルを取り付ける場合、例えば、出水口ノズルを回しながら出水口との嵌合位置を探し、嵌合位置で出水口ノズルを押し上げてさらに回す必要があることから、出水口ノズルの取り付けやすさの点で改善の余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、出水口への取付け性を向上させることができる出水口ノズル及び飲料水供給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る出水口ノズルは、飲料水供給装置の出水口に着脱可能に構成された筒状体と、前記筒状体の出水方向と反対方向側の端部に形成され、前記筒状体が前記出水口に装着された装着状態において、前記出水口の周壁に対向して設けられた少なくとも一対の係止突起にそれぞれ係止される一対の係止受け部と、を有し、各前記係止受け部は、前記筒状体の周壁に設けられ、周方向のうち前記筒状体を前記出水口に装着するときの装着方向において外部と連通する開口を有し、前記開口を介して各前記係止突起が挿入されることで各前記係止突起に係止される凹状部と、前記凹状部を構成する内周面の出水方向側の端部に連接し、前記出水方向に向かって視た場合に外部に露出し前記凹状部に向けて各前記係止突起を案内するガイド面と、を有し、前記ガイド面は、前記装着方向と反対の離脱方向側の端部から前記装着方向側の端部に向けて前記出水方向と反対方向側に突出する傾斜面であり、前記筒状体は、前記装着状態において、前記飲料水供給装置の正面から中心軸に沿って目視可能な位置に目印が形成される、ことを特徴とする
上記目的を達成するために、本発明に係る出水口ノズルは、飲料水供給装置の出水口に着脱可能に構成された筒状体と、前記筒状体の出水方向と反対方向側の端部に形成され、前記筒状体が前記出水口に装着された装着状態において、前記出水口の周壁に対向して設けられた少なくとも一対の係止突起にそれぞれ係止される一対の係止受け部と、を有し、各前記係止受け部は、前記筒状体の周壁に設けられ、周方向のうち前記筒状体を前記出水口に装着するときの装着方向において外部と連通する開口を有し、前記開口を介して各前記係止突起が挿入されることで各前記係止突起に係止される凹状部と、前記凹状部を構成する内周面の出水方向側の端部に連接し、前記出水方向に向かって視た場合に外部に露出し前記凹状部に向けて各前記係止突起を案内するガイド面と、を有し、前記ガイド面は、前記装着方向と反対の離脱方向側の端部から前記装着方向側の端部に向けて前記出水方向と反対方向側に突出する傾斜面であり、各前記係止受け部は、前記筒状体の周壁のうち前記凹状部を構成し前記出水方向と反対方向側の端部に対応する部分が弾性変形可能であり、前記開口の前記出水方向における間隔が各前記係止突起の直径より小さい、ことを特徴とする

上記目的を達成するために、本発明に係る飲料水供給装置は、請求項1~3のいずれか1項に記載の出水口ノズルと、前記出水口ノズルが着脱可能に構成され、かつ飲料水が吐出される出水口と、前記飲料水を貯留する少なくとも1つの容器と、前記出水口と前記容器とを連通し、前記容器から前記出水口に前記飲料水を送る水路とを、少なくとも備え、前記出水口は、周壁に対向して設けられ、前記出水口ノズルの一対の前記係止受け部に係止する少なくとも一対の係止突起を有する、ことを特徴とする。
本発明に係る出水口ノズル及び飲料水供給装置によれば、出水口への取付け性を向上させることができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る飲料水供給装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、実施形態に係る出水口ノズルの概略構成を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係る出水口ノズルの概略構成を示す他の斜視図である。 図4は、実施形態に係る出水口ノズルの概略構成を示す縦断面図である。
以下に、本発明に係る出水口ノズル及び飲料水供給装置の実施形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態]
本実施形態に係る出水口ノズル及び飲料水供給装置を図1~図4を参照して説明する。飲料水供給装置100は、いわゆるウォーターサーバであり、例えば飲料水102を所定の温度に加熱または冷却し、あるいは常温のまま供給するものである。飲料水供給装置100は、図1に示すように、出水口ノズル1と、装置本体2とを備える。出水口ノズル1は、装置本体2の出水口103に装着されるものである。装置本体2は、主に、飲料水タンク101と、出水口103と、水路105と、電磁弁107とを含んで構成される。
なお、以下の説明において、特に記載しない限り、図1~図4の「上下方向」は、飲料水供給装置100の上下方向を示すものとする。なお、上下方向は鉛直方向に限られない。
飲料水タンク101は、飲料水を貯留する容器であり、例えば、常温水タンク101Aと、冷水タンク101Bと、温水タンク101Cとで構成される。
常温水タンク101Aは、常温水を貯留する容器である。常温水は、常温の飲料水102である。常温は、飲料水供給装置100が設置された環境の温度であり、例えば室内温度である。常温水タンク101Aは、内部に飲料水102が充填された状態で、装置本体2の上部に配置されるものであり、装置本体2に保持または収容される。常温水タンク101Aは、例えば、交換用の給水容器として、着脱可能に構成されていてもよい。常温水タンク101Aは、飲料水供給装置100の上方向側に配置されており、冷水タンク101Bと連通している。
冷水タンク101Bは、常温水タンク101Aから供給される飲料水102を冷却し、冷水として貯留するものである。冷水タンク101Bは、装置本体2の中部に配置されるものであり、装置本体2に保持または収容される。冷水タンク101Bは、内部に貯留する飲料水102を常温水層と冷水層とに分けて貯留する。冷水タンク101Bは、例えば、断熱性を有する容器で形成されており、不図示の冷却装置を有する。冷却装置は、貯留された飲料水102を、例えば熱交換器等により冷却する。冷水タンク101Bには、内部に溜まった飲料水を外部に排出するドレインDが設けられている。ドレインDを開栓することで冷水タンク101B内に溜まった飲料水を排水することができる。
温水タンク101Cは、冷水タンク101Bから供給される飲料水102を加熱し、温水として貯留するものである。温水タンク101Cは、装置本体2の下部に配置されるものであり、装置本体2に保持または収容される。温水タンク101Cには、冷水タンク101B内の常温水層に溜まった常温水が流入する。温水タンク101Cは、例えば、断熱性を有する容器で形成されており、不図示の加熱ヒータを有する。加熱ヒータは、貯留された飲料水102を加熱する。温水タンク101Cは、飲料水供給装置100の下方向側に配置されており、冷水タンク101Bと連通している。温水タンク101Cには、冷水タンク101Bと同様に、ドレインDが設けられている。このドレインDを開栓することで温水タンク101C内に溜まった飲料水を排水することができる。
水路105は、出水口103と飲料水タンク101とを連通し、飲料水タンク101から出水口に飲料水を送る水路であり、例えば、常温水路105Aと、冷水路105Bと、温水路105Cとで構成される。
常温水路105Aは、冷水タンク101Bと出水口103とを連通し、冷水タンク101Bから出水口103に常温水を送る配管である。常温水路105Aは、冷水タンク101B内に貯留する飲料水102のうち、上層側に滞留する常温水層から常温水を出水口103まで導くものである。
冷水路105Bは、常温水路105Aと異なる位置で冷水タンク101Bと出水口103とを連通し、冷水タンク101Bから出水口103に冷水を送る配管である。常温水路105Aは、冷水タンク101B内に貯留する飲料水102のうち、下層側に滞留する冷水層から冷水を出水口103まで導くものである。
温水路105Cは、温水タンク101Cと出水口103と連通し、温水タンク101Cから出水口103に温水を送る配管である。温水路105Cは、温水タンク101C内に貯留する温水を出水口103まで導くものである。
出水口103は、出水口ノズル1が着脱可能に構成され、飲料水102が外部に吐出される部分である。出水口103は、図2に示すように、筒状に形成され、飲料水供給装置100の上下方向のうちの下方向に突出するように配置される。出水口103は、3つの水路105、すなわち常温水路105A、冷水路105B、及び温水路105Cが合流する合流点106の下流側に設けられている。出水口103は、周壁103bに対向して設けられ、出水口ノズル1の係止受け部11に係止する一対の係止突起103aを有する。各係止突起103aは、円柱状に周壁103bから径方向外向きに突出して形成される。出水口103は、周壁103bの周方向に沿って形成され径方向外向きに開口する凹状溝103cを有する。凹状溝103cには、Oリング104に嵌め込まれる。Oリング104は、出水口ノズル1が出水口103に装着された装着状態において、出水口ノズル1と出水口103の周壁間を密封して外部への水漏れ等を防止するものである。
電磁弁107は、飲料水タンク101から出水口103までの水路105を電気的に開閉するものである。電磁弁107は、主に、不図示のソレノイドコイルと、開閉弁と、スプリングとを含んで構成される。電磁弁107は、非通電状態において、スプリングにより開閉弁を下方向に付勢して、当該開閉弁を閉位置に移動させ、通電状態において、不図示の電源からソレノイドコイルに通電することによって周囲に磁束が生じ、開閉弁を上方向に駆動して開位置に移動させる。電磁弁107は、不図示の操作部からの操作信号に応じて、非通電状態から通電状態に遷移し、開閉弁を駆動して閉位置から開位置にする。電磁弁107は、常温水路105A、冷水路105B、及び温水路105Cの各水路105上に設けられている。常温水用電磁弁107Aは、常温水路105Aを開閉するものである。冷水用電磁弁107Bは、冷水路105Bを開閉するものである。温水用電磁弁107Cは、温水路105Cを開閉するものである。すなわち、電磁弁107は、水路105を開閉し、出水口103からの飲料水102の出水を制御する。本実施形態における冷水用電磁弁107Bは、出水口103から温水路105Cを上方向に沿って配置されている。
出水口ノズル1は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂材料で成形されている。出水口ノズル1は、図2及び図3に示すように、筒状に形成された筒状体10と、一対の係止受け部11とを備える。
筒状体10は、飲料水供給装置100の出水口103に着脱可能に構成されている。本実施形態の筒状体10は、一対の開口部20,40と、把持部30と、水路50とを含んで構成される。
一対の開口部20,40は、筒状体10の上下方向の両端部に形成され、水路50を介して連通して開口する部分である。開口部20には、出水口103が出水方向に挿入される。開口部40は、筒状体10が出水口103に装着された装着状態において、飲料水102を吐出する。開口部40は、図3及び図4に示すように、内周面に上下方向に延在して形成された複数の凸部40aを有する。
把持部30は、操作者の手指で把持される部分である。把持部30は、操作者の手指が把持しやすいように、筒状体10の外径より大きい外径を有する。把持部30は、操作者の手指の滑り止めとして形成された複数の凸部30aを有する。複数の凸部30aは、上下方向に延在し、かつ把持部30の周方向に一定の間隔をおいて形成される。把持部30は、筒状体10が出水口103に装着された装着状態において、飲料水供給装置100の正面から中心軸に沿って目視可能な位置に目印30bが形成される。目印30bは、係止突起103aが凹状部12に係止された係止状態において、飲料水供給装置100の正面から中心軸に沿って目視可能な把持部30上に形成される。本実施形態の目印30bは、凹状部12と中心軸に沿って同一線上に配置されている。目印30bは、操作者が容易に目視確認可能な位置に配置され、かつ操作者が容易に認識可能な形状及び大きさで形成されることが好ましい。
水路50は、開口部20から開口部40に飲料水102を導く水路であり、上下方向に沿って形成されている。水路50は、筒状体10の内周面で形成される内部空間である。
一対の係止受け部11は、筒状体10の出水方向(下方向)と反対方向側の端部に形成され、筒状体10が出水口103に装着された装着状態において、出水口103の周壁103bに対向して設けられた一対の係止突起103aにそれぞれ係止されるものである。各係止受け部11は、凹状部12と、ガイド面13とを有する。
凹状部12は、筒状体10の周壁10aに設けられ、周方向のうち筒状体10を出水口103に装着するときの装着方向において外部と連通する開口12aを有し、開口12aを介して各係止突起103aが挿入されることで各係止突起103aに係止される部分である。凹状部12は、上下方向と直交する方向から視た場合、C字状に形成されている。一対の凹状部12は、筒状体10の周壁10aに対向して設けられている。一対の凹状部12は、周方向においてガイド面13を挟んで設けられている。開口12aの出水方向における間隔は、各係止突起103aの直径より小さく設定されている。本実施形態では、筒状体10の周壁10aのうち凹状部12を構成し出水方向と反対方向側の端部に対応する部分12bが弾性変形可能である。すなわち、開口12aの出水方向における間隔は、凹状部12を構成する部分12bが弾性変形する度合いに応じて、各係止突起103aの直径より小さく設定されることが好ましい。
ガイド面13は、凹状部12を構成する内周面の出水方向側の端部に連接し、出水方向に向かって視た場合に外部に露出し凹状部12に向けて各係止突起103aを案内するものである。本実施形態のガイド面13は、装着方向と反対の離脱方向側の端部から装着方向側の端部に向けて出水方向と反対方向側に突出する傾斜面である。ガイド面13は、装着方向と反対の離脱方向側の端部から装着方向側の端部に向けて出水方向側に傾斜している。ガイド面13は、出水方向に沿って螺旋状に形成された面の一部を構成する。
次に、本実施形態に係る出水口ノズル1の出水口103に対する装着動作について説明する。
操作者は、出水口ノズル1の把持部30を手指により把持した把持状態で、出水口ノズル1を出水口103の下方向側に移動させる。出水口ノズル1及び出水口103は、図2に示すように、出水口ノズル1の開口部20と出水口103の周壁103bの出水方向側の端部とが上下方向に対向する。このとき、目印30bは、飲料水供給装置100の正面から中心軸に沿って目視可能な位置に現れていない状態にあることが好ましい。操作者は、把持状態を維持しながら出水口ノズル1を上方向側に向けて移動させる。出水口103の周壁103bの出水方向側の端部が出水口ノズル1の開口部20に挿入されると、出水口103の係止突起103aが出水口ノズル1のガイド面13に当接する。このとき、操作者は、把持状態を維持しながら出水口ノズル1を装着方向側に向けて回動させる。
出水口103の係止突起103aが出水口ノズル1のガイド面13を摺動しながら凹状部12に向かう。すなわち、出水口ノズル1は、係止突起103aに対してガイド面13を装着方向に摺動させながら回動する。出水口ノズル1が装着状態に近づくと、係止突起103aが凹状部12に対して係止を開始し、非係止状態から係止状態に移行する。ここで係止状態は、開口12aを介して係止突起103aが凹状部12に挿入されることで係止突起103aが係止された状態をいう。目印30bは、係止突起103aが凹状部12に対して係止を開始すると、中心軸に向かって近づく。
係止突起103aが凹状部12に対して係止を開始すると、凹状部12を構成する部分12bが弾性変形し、係止突起103aが凹状部12の内側底面に向けてさらに移動する。出水口ノズル1が装着状態に到達すると、係止突起103aが凹状部12に係止された状態となり、出水口ノズル1の装着方向への回動が規制される。このとき、目印30bは、飲料水供給装置100の正面から中心軸に沿って目視可能な位置に現れる。
以上説明したように、本実施形態に係る出水口ノズル1は、出水口103に着脱可能に構成された筒状体10と、出水口103に設けられた一対の係止突起103aにそれぞれ係止される一対の係止受け部11とを有する。これにより、例えば、操作者が出水口ノズル1を出水口103から取り外して洗浄することが可能となり、清潔な状態を維持管理することができる。各係止受け部11は、周方向のうち筒状体10を出水口103に装着するときの装着方向において外部と連通する開口12aを有し、開口12aを介して各係止突起103aが挿入されることで各係止突起103aに係止される凹状部12を有する。これにより、凹状部12が係止突起103aを確実に係止することができる。また、各係止受け部11は、凹状部12を構成する内周面の出水方向側の端部に連接し、出水方向に向かって視た場合に外部に露出し凹状部12に向けて各係止突起103aを案内するガイド面13を有する。これにより、ガイド面13が係止突起103aを凹状部12に向けて案内することができる。ガイド面13は、装着方向と反対の離脱方向側の端部から装着方向側の端部に向けて出水方向と反対方向側に突出する傾斜面である。これにより、係止突起103aがガイド面13を摺動しながら凹状部12に向けて案内されるので、出水口103との嵌合位置で出水口ノズル1を押し上げてさらに回す必要がなくなり、出水口103に対して出水口ノズル1を容易に装着することが可能となる。このように、本実施形態に係る出水口ノズル1は、嵌合位置が見えていなくとも操作者が出水口ノズル1を出水口103に容易に取り付けることが可能となり、出水口103への出水口ノズル1の取付け性を向上させることができる。
本実施形態の筒状体10は、筒状体10が出水口103に装着された装着状態において、飲料水供給装置100の正面から中心軸に沿って目視可能な位置に目印30bが形成される。これにより、操作者が目印30bの周方向の位置を目視することで出水口103に対して出水口ノズル1が正しく取付けられたことを確認することができる。
各係止受け部11は、筒状体10の周壁10aのうち凹状部12を構成し出水方向と反対方向側の端部に対応する部分12bが弾性変形可能であり、開口12aの出水方向における間隔が各係止突起103aの直径より小さい。これにより、係止突起103aが開口12aを弾性変形させながら凹状部12の内部に挿入されるので、操作者に対して一時的な抵抗感を与えて装着状態を認識させることが可能となる。
また、本実施形態に係る飲料水供給装置100は、出水口ノズル1と、出水口ノズル1が着脱可能に構成される出水口103と、飲料水102を貯留する飲料水タンク101と、飲料水タンク101から出水口103に飲料水102を送る水路105とを備える。出水口103は、周壁103bに対向して設けられ、出水口ノズル1の一対の係止受け部11に係止する一対の係止突起103aを有する。これにより、例えば操作者が出水口ノズル1を出水口103から取り外して洗浄し再び取り付ける際に容易に取り付けることが可能となり、出水口103への出水口ノズル1の取付け性を向上させることができる。
[変形例]
なお、上記実施形態では、飲料水供給装置100は、飲料水102を供給するが、これに限定されず、飲料水以外の飲料を供給するものあってもよい。
また、上記実施形態では、目印30bは、凹状部12と中心軸に沿って同一線上に配置されているが、これに限定されるものではない。すなわち、目印30bは、上記係止状態において、飲料水供給装置100の正面から中心軸に沿って目視可能な把持部30上に形成されていればよく、図3に示す位置に限定されるものではない。また、目印30bは、出水口ノズル1に設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、目印30bが出水口103側にも設けられており、係止状態において出水口ノズル1側の目印30bと出水口103側の目印との位置が合うように形成されていてもよい。なお、目印30bは、必須ではなく、省略されていてもよい。
1 出水口ノズル
2 装置本体
10 筒状体
10a,103b 周壁
11 係止受け部
12 凹状部
13 ガイド面
20,40 開口部
30 把持部
30a 凸部
30b 目印
40a 凸部
100 飲料水供給装置
101 飲料水タンク
102 飲料水
103 出水口
103a 係止突起
104 Oリング
50,105 水路
107 電磁弁

Claims (3)

  1. 飲料水供給装置の出水口に着脱可能に構成された筒状体と、
    前記筒状体の出水方向と反対方向側の端部に形成され、前記筒状体が前記出水口に装着された装着状態において、前記出水口の周壁に対向して設けられた少なくとも一対の係止突起にそれぞれ係止される一対の係止受け部と、を有し、
    各前記係止受け部は、
    前記筒状体の周壁に設けられ、周方向のうち前記筒状体を前記出水口に装着するときの装着方向において外部と連通する開口を有し、前記開口を介して各前記係止突起が挿入されることで各前記係止突起に係止される凹状部と、
    前記凹状部を構成する内周面の出水方向側の端部に連接し、前記出水方向に向かって視た場合に外部に露出し前記凹状部に向けて各前記係止突起を案内するガイド面と、を有し、
    前記ガイド面は、
    前記装着方向と反対の離脱方向側の端部から前記装着方向側の端部に向けて前記出水方向と反対方向側に突出する傾斜面であり、
    前記筒状体は、
    前記装着状態において、前記飲料水供給装置の正面から中心軸に沿って目視可能な位置に目印が形成される、
    ことを特徴とする出水口ノズル。
  2. 飲料水供給装置の出水口に着脱可能に構成された筒状体と、
    前記筒状体の出水方向と反対方向側の端部に形成され、前記筒状体が前記出水口に装着された装着状態において、前記出水口の周壁に対向して設けられた少なくとも一対の係止突起にそれぞれ係止される一対の係止受け部と、を有し、
    各前記係止受け部は、
    前記筒状体の周壁に設けられ、周方向のうち前記筒状体を前記出水口に装着するときの装着方向において外部と連通する開口を有し、前記開口を介して各前記係止突起が挿入されることで各前記係止突起に係止される凹状部と、
    前記凹状部を構成する内周面の出水方向側の端部に連接し、前記出水方向に向かって視た場合に外部に露出し前記凹状部に向けて各前記係止突起を案内するガイド面と、を有し、
    前記ガイド面は、
    前記装着方向と反対の離脱方向側の端部から前記装着方向側の端部に向けて前記出水方向と反対方向側に突出する傾斜面であり、
    各前記係止受け部は、
    前記筒状体の周壁のうち前記凹状部を構成し前記出水方向と反対方向側の端部に対応する部分が弾性変形可能であり、
    前記開口の前記出水方向における間隔が各前記係止突起の直径より小さい、
    ことを特徴とする出水口ノズル。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載の出水口ノズルと、
    前記出水口ノズルが着脱可能に構成され、かつ飲料水が吐出される出水口と、
    前記飲料水を貯留する少なくとも1つの容器と、
    前記出水口と前記容器とを連通し、前記容器から前記出水口に前記飲料水を送る水路とを、少なくとも備え、
    前記出水口は、
    周壁に対向して設けられ、前記出水口ノズルの一対の前記係止受け部に係止する少なくとも一対の係止突起を有する、
    ことを特徴とする飲料水供給装置。
JP2018166749A 2018-09-06 2018-09-06 出水口ノズル及び飲料水供給装置 Active JP7242221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018166749A JP7242221B2 (ja) 2018-09-06 2018-09-06 出水口ノズル及び飲料水供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018166749A JP7242221B2 (ja) 2018-09-06 2018-09-06 出水口ノズル及び飲料水供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020040667A JP2020040667A (ja) 2020-03-19
JP7242221B2 true JP7242221B2 (ja) 2023-03-20

Family

ID=69797608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018166749A Active JP7242221B2 (ja) 2018-09-06 2018-09-06 出水口ノズル及び飲料水供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7242221B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528651A (ja) 1999-09-01 2003-09-30 シャーウッド・サービシーズ・アクチェンゲゼルシャフト 栄養補給システムのアダプタ
JP4269365B2 (ja) 1998-11-05 2009-05-27 Smc株式会社 加圧容器の安全装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5425404A (en) * 1993-04-20 1995-06-20 Minnesota Mining And Manufacturing Company Gravity feed fluid dispensing system
KR102492189B1 (ko) * 2015-11-05 2023-01-26 삼성전자주식회사 방수 퀵 커플러

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4269365B2 (ja) 1998-11-05 2009-05-27 Smc株式会社 加圧容器の安全装置
JP2003528651A (ja) 1999-09-01 2003-09-30 シャーウッド・サービシーズ・アクチェンゲゼルシャフト 栄養補給システムのアダプタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020040667A (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0535211B1 (en) Bottled water station with removable reservoir
US5927557A (en) Reservoir and faucet assembly for a water cooler
US20090090690A1 (en) Closure for a Liquid Container
EA028563B1 (ru) Система выдачи напитка
JPH07505599A (ja) 取り外し可能な貯水タンクを備えたボトル水ステーション
JP7242221B2 (ja) 出水口ノズル及び飲料水供給装置
JP2010083582A (ja) 飲料サーバー
JP2008303717A (ja) ラジエータキャップの安全機構
ES2303160T3 (es) Conector para grifo de distribucion.
US20140124680A1 (en) Clean water dispensing device
JP4464290B2 (ja) 飲料サーバー
DK2409068T3 (en) Valve device
US10526187B2 (en) Water dispensing apparatus comprising a modular and removable hot water expansion tank, systems and methods of using
JP2017180913A (ja) 熱交換器及び衛生洗浄装置
US20230263334A1 (en) Cartridge Extraction Unit For Water Purifier
KR101976769B1 (ko) 급수탱크 및 이를 이용한 냉온수기
JP7176963B2 (ja) 出水口キャップ及び飲料水供給装置
JP2012046194A (ja) 冷水機
BR102019001600B1 (pt) Válvula de escoamento de líquido
KR20160094048A (ko) 열교환 탱크 모듈
JP2008051349A (ja) 給液タンク並びに燃焼暖房機等の液消費機器
JP2012046195A (ja) 冷水機
US628258A (en) Faucet.
KR102397130B1 (ko) 냉온수기
WO1991009248A1 (en) Valve assemblies

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7242221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350