JP7235602B2 - 棚受装置 - Google Patents

棚受装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7235602B2
JP7235602B2 JP2019112180A JP2019112180A JP7235602B2 JP 7235602 B2 JP7235602 B2 JP 7235602B2 JP 2019112180 A JP2019112180 A JP 2019112180A JP 2019112180 A JP2019112180 A JP 2019112180A JP 7235602 B2 JP7235602 B2 JP 7235602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
wall
mounting
support device
columnar body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019112180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020202966A (ja
Inventor
悠生 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuvi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2019112180A priority Critical patent/JP7235602B2/ja
Publication of JP2020202966A publication Critical patent/JP2020202966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7235602B2 publication Critical patent/JP7235602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

本発明は、棚板を受けて壁などの立直した取付対象に取り付ける棚受装置に関する。
従来、棚板を受けて壁に取り付けるために、特許文献1記載のような棚受装置が用いられている。
この棚受装置は、棚板が載置可能な載置面を有する棚受部と、棚受部の根元側(壁側)の端部に設けられ、壁に当接する壁当接部と、載置面の上方に突出して壁にねじ止めされる壁取付部とを備えている。
この棚受装置を用いて棚板を壁に取り付ける場合、棚受装置の壁当接部を壁に当接し、壁取付部を壁にねじ止めした後に、棚受部の載置面に棚板を載置することにより、棚板を壁の所望の高さに取り付けることが可能である。
特開2005-137827号公報
上記のような特許文献1記載の棚受装置は、壁に取り付けられる壁取付部が載置面の上方に突出した構造であるので、棚受装置の保管や輸送が難しくなるとともに輸送時などにおいて取付片が破損するおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、保管や輸送が容易になるとともに輸送時などにおける取付部の破損のおそれを低減することが可能な棚受装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の棚受装置は、立直した取付対象に棚板を取り付けるために当該棚板を下方から支持する棚受装置であって、前記棚板を載置することが可能な載置面を有する棚受部と、前記立直した取付対象に当接する当接部と、前記取付対象に固定可能な少なくとも1つの取付片であって、前記取付対象への固定が可能となるように前記載置面から上方に突出した突出位置と前記棚受部に少なくとも部分的に収容された収納位置との間を変位可能な取付片とを備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、棚受装置は、立直した取付対象(例えば、壁や柱状体など)に固定可能な少なくとも1つの取付片を備えている。取付片は、取付対象への固定が可能となるように載置面から上方に突出した突出位置と前記棚受部に少なくとも部分的に収容された収納位置との間を変位可能である。そのため、棚受装置を使用前に保管や輸送する際には、取付片を収納位置にしておくことにより、取付片の少なくとも一部が棚受部に収納されるので、載置面から突出する取付片による棚受装置の保管や梱包への影響が低減する。その結果、棚受装置の保管や輸送が容易になるとともに輸送時などにおける取付片の破損のおそれを低減することが可能である。
また、棚受装置を使用する際には、取付片を突出位置に変位することにより、載置面から上方に突出した状態の取付片を取付対象に固定可能になり、棚受装置を取付対象の所望の高さに固定可能である。
上記の棚受装置では、前記取付対象が柱状体を含む場合において、前記当接部は、前記柱状体が嵌合可能な嵌合凹部を有し、前記取付片は、前記嵌合凹部に嵌合する前記柱状体に固定可能な位置に配置されていてもよい。
かかる構成では、当接部の嵌合凹部に柱状体を嵌合させ、取付片を突出位置に変位することにより、取付片を用いて棚受装置を柱状体に取り付けることが可能である。
上記の棚受装置において、前記取付対象が壁および柱状体を含む場合において、前記当接部は、前記壁に当接する壁当接面と、前記柱状体が嵌合可能な嵌合凹部とを有し、前記取付片は、前記壁当接面に当接する前記壁に固定可能な壁用取付片と、前記嵌合凹部に嵌合する前記柱状体に固定可能な柱状体用取付片とを有しているのが好ましい。
平面である壁と厚みを有する立体的な柱状体とでは取付対象の形状が大きく異なるが、上記の構成では、1つの棚受装置を壁および柱状体の両方へ取り付けることが可能であり、棚受装置の用途および汎用性を拡大することが可能である。すなわち、上記の構成では、当接部は、壁に当接する壁当接面と、柱状体が嵌合可能な嵌合凹部とを有し、取付片は、壁に取り付け可能な壁用取付片と、柱状体に取り付け可能な柱状体用取付片とを有している。したがって、棚受装置を壁に取り付ける場合には、当接部の壁当接面を壁に当接し、取付片のうち壁用取付片を突出位置に変位し、柱状体用取付片を収納位置にしておくことにより、壁用取付片のみを選択的に用いて棚受装置を壁に取り付けることが可能である。一方、棚受装置を柱状体に取り付ける場合には、当接部の嵌合凹部に柱状体を嵌合させ、取付片のうち柱状体用取付片を突出位置に変位し、壁用取付片を収納位置にしておくことにより、柱状体用取付片のみを選択的に用いて棚受装置を柱状体に取り付けることが可能である。
上記の棚受装置において、前記当接部における前記嵌合凹部の底面に対応する壁部に、当該嵌合凹部に嵌合する前記柱状体に前記当接部を締結する締結部材が挿入可能な貫通孔が形成され、前記貫通孔は、当該貫通孔に挿入された前記締結部材が前記柱状体に向けて斜め上方を指向するように、前記嵌合凹部の底面と所定角度で交差する方向に延びているのが好ましい。
かかる構成では、締結部材が挿入可能な貫通孔は、当該貫通孔に挿入された締結部材が柱状体に向けて斜め上方を指向するように、嵌合凹部の底面と所定角度で交差する方向に延びている。そのため、締結部材を嵌合凹部の底面に対応する壁部の外側から貫通孔に挿入して柱状体に向けて斜め上方を指向した状態で棚受装置の当接部を締結することが可能である。これにより、棚受装置の棚受部に載置された棚板に過度に重い物が載った場合でも、棚受装置に作用する下向きの荷重を斜め上方に延びる締結部材が受けるので棚受装置(とくに貫通孔周辺の部分)への負荷を軽減することが可能である。その結果、棚受装置は、棚板が受けることが可能な最大荷重の向上が可能になる。
上記の棚受装置において、前記棚受部は、前記載置面に形成され、前記取付片が前記収納位置のときに収納される収納凹部と、前記取付片を前記突出位置と前記収納位置との間で揺動可能に支持するヒンジ部とをさらに有しているのが好ましい。
かかる構成では、取付片は、収納位置では棚受部の載置面に形成された収納凹部に収納されている。取付片を収納位置から突出位置へ変位するときには、棚受部のヒンジ部を回転中心として揺動することにより、突出位置への変位を容易かつ確実に行うことができる。しかも、取付片は変位の途中においてもヒンジ部に支持されているので、取付片が棚受装置から脱落する不具合を防止することが可能である。
本発明の棚受装置によれば、保管や輸送が容易になるとともに輸送時などにおける取付対象に取り付けられる取付片の破損のおそれを低減することができる。
本発明の実施形態に係る棚受装置の全体構成を示す斜視図である。 図1の棚受装置の平面図である。 図1の棚受装置の背面図である。 図1の棚受装置の底面図である。 図4のV―V線断面図である。 図4のVI―VI線断面図である。 図1の壁用取付片の拡大斜視図である。 図1の棚受装置を壁に取り付けた状態を示す斜視説明図である。 図8の棚受部に棚板を取り付けた状態を示す斜視説明図である。 図1の棚受装置を2本の柱に取り付けた状態を示す斜視説明図である。 図10の棚受部に棚板を取り付けた状態を示す斜視説明図である。 図1の棚受装置を用いて製造された4本の脚部を有するシェルフ棚受の斜視説明図である。 図12のシェルフ棚受を斜め下方から見た図である。 図13の棚受装置のねじ止めを説明するための斜視説明図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
図1~6に示される棚受装置1は、家屋またはマンションなどの室内において、立直した取付対象、具体的には、図9の壁W、および柱状体(具体的には、図11の柱Q、および図12のシェルフ棚受Sの脚部R)のいずれかに棚板Pを取り付けるために棚板Pを下方から支持することが可能な構成を有する。
棚受装置1は、棚受部2と、当接部3と、複数の取付片4、5(具体的には、一対の壁用取付片4、および一対の柱状体用取付片5)とを備えている。
棚受装置1の全体形状は、図1および図5~6に示されるように、略L字状の断面を有し水平方向に延びる形状である。棚受装置1の長手方向の両端部には、両端部の補強および意匠性向上などのために側壁9が設けられている。また、図4~6に示されるように、棚受部2の下面側には、棚受部2および当接部3のうちの少なくとも一部(本実施形態では棚受部2および当接部3の全体)を補強するリブ17、18が設けられている。複数のリブ17は、棚受部2の突出方向(図4の上下方向)に延びて互いに間隔をあけて配置され、リブ18は、棚受部2の幅方向(図4の左右方向)に延びて上記の複数のリブ17同士を連結している。さらに、棚受部2の外周縁に沿って棚受部2を補強するための外周壁16が設けられている。外周壁16は、棚受部2の外周縁において下側に突出している。
棚受部2は、上面側において、棚板Pを載置することが可能な載置面6を有する。載置面6は、棚板Pの少なくとも一部を載置して締結することが可能な寸法または面積があればよい。本実施形態の載置面6は、例えば、図9および図11に示されるような1枚の板材(例えば1×8材(すなわち、厚さ19mm、幅184mmの木製板材)からなる棚板P)、または図12に示されるように複数の細い板材P1を組み合わせたもの(例えば、1×4材(すなわち、厚さ19mm、幅89mmの木製板材)を横に4枚並べて組み合わせた棚板P)の端部が載置されてねじやくぎなどの締結部材で締結可能な寸法および面積を有する。
載置面6には、棚板Pをねじまたはくぎなどで載置面6に締結するために、これらねじまたはくぎなどの締結部材を下方から挿入可能な貫通孔11が形成されている。
当接部3は、棚受部2の根元側端部(図1の右下側の端部)から下方に延設され、立直した取付対象に当接することが可能な構成を有する。具体的には、当接部3は、壁Wに当接する壁当接面7と、柱状体Q,Rが嵌合可能な一対の嵌合凹部8とを有する。一対の嵌合凹部8は、壁当接面7の両側に配置されている。
壁当接面7の下縁には、壁当接面7を壁Wに当接したときに当接部3を壁Wに固定するためのピンなどの締結部材に係合するための係合凹部12(図1およ図3~4参照)が形成されている。
一対の嵌合凹部8は、それぞれ棚受装置1の上下方向および後方に開放された断面コの字形状の凹部であり、具体的には、図11に示される一対の柱Q(例えば、1×4材)または図12に示されるシェルフ棚受Sの左右両側のうちのいずれか一対の脚部R(例えば、1×4材)が嵌合可能な形状を有する。なお、嵌合凹部8は、棚受装置1の後方に開放されているので、上記柱状体Q、Rと幅が同じで厚さが異なる柱状体(例えば、2×4材(すなわち、厚さ38mm、幅89mmの木製板材))も嵌合することが可能である。
図1~2に示されるように、嵌合凹部8の底面8aは、壁当接面7よりも載置面6の内方(図2の上側)に位置している。嵌合凹部8における壁当接面7と反対側の部分は、柱状体Q、Rの端面を保持する端面保持部10によって構成されている。柱状体Q、Rが嵌合凹部8に嵌合した状態では、端面保持部10が柱状体Q、Rの端面に当接して保持する。
当接部3における嵌合凹部8の底面8aに対応する壁に、当該嵌合凹部8に嵌合する柱状体Q,Rに当接部3を締結するねじやくぎなどの締結部材が挿入可能な貫通孔13が形成されている。貫通孔13は、当該貫通孔13に挿入された締結部材が柱状体Q、Rに向けて斜め上方を指向するように、嵌合凹部8の底面8aと所定角度で交差する方向(図6に示されるように斜め上方)に延びている。
複数の取付片4、5(具体的には、壁用取付片4、柱状体用取付片5)は、取付対象(壁Wおよび柱状体Q、R)に固定可能な薄板状の部材である。各取付片4、5は、当該取付片4、5を取付対象へ締結するねじやくぎなどの締結部材が挿入可能な貫通孔4a、5aを有している。各取付片4、5は、載置面6における当接部3に近い縁部に設置されている。
各取付片4、5は、図7~8および図10に示されるように、取付対象(壁Wおよび柱状体Q、R)への固定が可能となるように載置面6から上方に突出した突出位置と載置面6と同一平面になるように棚受部2に取付片4、5が少なくとも部分的に収容された収納位置との間を変位可能である。
本実施形態では、取付片4、5における突出位置と収納位置との間の変位を可能にするために、棚受部2は、載置面6に形成され、取付片4、5が収納位置のときに収納される収納凹部としての貫通孔6aと、取付片4、5を突出位置と収納位置との間で揺動可能に支持するヒンジ部14とを有している。これにより、取付片4、5は、収納位置では棚受部2の載置面6に形成された貫通孔6a(収納凹部)に収納されている。取付片4、5を収納位置から突出位置へ変位するときには、棚受部2のヒンジ部14を揺動中心として揺動することにより、突出位置へ変位することが可能である。
したがって、壁用取付片4は、図2および図7~8に示されるように、壁当接面7に沿って設置されたヒンジ部14に揺動自在に支持されていることにより、突出位置では壁当接面7とともに壁Wに当接するので、当該壁用取付片4を壁Wにねじやくぎなどの締結部材で固定可能である。
また、柱状体用取付片5は、図2および図10に示されるように、嵌合凹部8の底面8aに沿って設置されたヒンジ部14に揺動自在に支持されていることにより、突出位置では嵌合凹部8に嵌合する柱状体Q、Rにねじやくぎなどの締結部材で固定可能である。
上記の棚受装置1は、樹脂によって一体成形されている。すなわち、棚受装置1を構成する各構成部分(棚受部2、当接部3、ヒンジ部14、および取付片4、5など)は、樹脂材料を用いて射出成形することによって一体成形されている。棚受装置1を一体成形するための樹脂は、射出成形が可能な樹脂(例えば、ポリオレフィン系樹脂など)であればよい。とくに、ポリプロピレンは、他の樹脂(ABSなど)と比較して粘りや曲げ強度が高いので、ポリプロピレンを用いて棚受装置1を一体成形した場合には、ヒンジ部14の十分な折り曲げ耐性が得られるため好ましい。
また、棚受装置1は、図1~2に示される保管および輸送時の状態では、取付片4、5は、貫通孔6a内部で動かないように、連結片15(図2および図4参照)を介して棚受部2に固定されている。連結片15は、ニッパーやカッターナイフなどの工具で容易に切断可能な幅または厚さで形成される。この連結片15も棚受装置1を樹脂によって一体成形する際にあわせて形成すればよい。
上記のように構成された棚受装置1を用いることによって、以下のようにして、3種類の異なる取付対象、すなわち、図9の壁W、図11の柱Q、および図12のシェルフ棚受Sの脚部Rに棚板Pを取り付けることが可能である。以下、棚板Pの各取付対象への取付方法を順に説明する。
(壁Wへの取付方法)
図8~9に示されるように、棚板Pを壁Wに取り付ける場合には、まず、棚受装置1を壁Wの所望の高さへ持って行き、当接部3の壁当接面7を壁Wに当接させる。ついで、一対の壁用取付片4を固定している連結片15(図2および図4参照)をニッパーなどの工具で切断し、これら一対の壁用取付片4をヒンジ部14を揺動中心として突出位置まで揺動させて立ち上げ(図7~8参照)、一対の壁用取付片4も壁Wに当接させる。なお、柱状体用取付片5は、載置面6の貫通孔6aに収納された収納位置を維持している。
ついで、壁用取付片4の貫通孔4aにねじやくぎ(または壁Wが石膏ボードの場合にはピン)などの締結部材を挿入し、締結部材によって壁用取付片4を壁Wに固定する。
ついで、図1および図3に示される壁当接面7の下端の係合凹部12にピンなどの締結部材を挿入して当該締結部材を係合凹部12に係合させ、締結部材によって壁当接面7を壁Wに固定させる。
その後、図9に示されるように、棚受部2の載置面6に棚板Pの少なくとも一部(本実施形態では棚板Pの1/3~1/2程度)を載置する。そして、載置面6の下方からねじまたはくぎを貫通孔11に挿入して、当該ねじまたはくぎによって棚板Pと棚受部2とを連結することにより、棚板Pを壁Wに取り付ける一連の作業が終了する。
棚板Pが棚受装置1に取り付けられた状態では、壁用取付片4の少なくとも一部(図9ではほぼ全部)が棚板Pによって隠されて外部から見えなくなるので、棚板Pおよび棚受装置1の見栄えが向上する。
(柱Qへの取付方法)
図10~11に示されるように、図示しない壁に沿って上下方向に延びる一対の柱Qに棚板Pを取り付ける場合には、まず、棚受装置1を柱Qの所望の高さへ持って行き、当接部3の一対の嵌合凹部8に一対の柱Qをそれぞれ係合させる。ついで、上記(壁Wへの取付方法)と同様に、一対の柱状体用取付片5を固定している連結片15を切断し、これら一対の柱状体用取付片5をヒンジ部14を揺動中心として突出位置まで揺動させて立ち上げ(図10参照)、一対の柱状体用取付片5も柱Qに当接させる。なお、壁用取付片4は、載置面6の貫通孔6aに収納された収納位置を維持している。
ついで、柱状体用取付片5の貫通孔5aにねじやくぎなどの締結部材を挿入し、締結部材によって柱状体用取付片5を柱Qに固定する。
ついで、図1および図3~6に示される嵌合凹部8の底面8aに対して斜めに傾斜して延びている貫通孔13に締結部材を嵌合凹部8の底面8aに対応する壁部の外側から挿入し、締結部材を柱Qに向けて斜め上方に指向した状態で棚受装置1の当接部3を締結する。
その後、図11に示されるように、上記(壁Wへの取付方法)と同様に、棚受部2の載置面6に棚板Pを載置し、載置面6の下方からねじまたはくぎを貫通孔11に挿入して、当該ねじまたはくぎによって棚板Pと棚受部2とを連結することにより、棚板Pを柱Qに取り付ける一連の作業が終了する。この場合も、柱状体用取付片5の少なくとも一部(図11ではほぼ全部)が棚板Pによって隠されて外部から見えなくなっているので、棚板Pおよび棚受装置1の見栄えが良くなっている。
(シェルフ棚受Sの脚部Rへの取付方法)
上記の(柱Qへの取付方法)を応用すれば、図12~14に示されるようなシェルフ棚受Sの4本の脚部Rに棚板Pを取り付けることが可能である。なお、図12~14に示される棚板Pは、複数の細い板材P1(1×4材)を組み合わせたものであるが、1枚の板材を用いてもよい。
棚板Pをシェルフ棚受Sの4本の脚部Rに取り付ける場合、まず、2つの棚受装置1を用いて、それぞれの当接部3の一対の嵌合凹部8に一対の脚部Rをそれぞれ係合させる。
ついで、一対の柱状体用取付片5を突出位置まで立ち上げて脚部Rに当接させて締結部材で脚部Rに固定してもよいが、シェルフ棚受Sの美観や強度などを考慮して一対の柱状体用取付片5を立ち上げずに収納位置にしておいてもよい。
ついで、図1、図3~6および図14に示される嵌合凹部8の底面8aに対して斜めに傾斜して延びている貫通孔13に締結部材A(図14参照)を嵌合凹部8の底面8aに対応する壁部の外側から挿入し、締結部材Aを柱Qに向けての斜め上方に指向した状態で棚受装置1の当接部3を締結する。これを2つの棚受装置1のそれぞれについて個別に行う。
その後、図12~14に示されるように、2つの棚受装置1を棚受部2同士が互いに向かい合う位置に配置する。その後、2つの棚受装置1のそれぞれの棚受部2の載置面6に棚板Pを載置し、載置面6の下方からねじまたはくぎなどの締結部材Aを貫通孔11に挿入して、当該締結部材Aによって棚板Pと棚受部2とを連結する。
これにより、棚板Pを4本の脚部Rに取り付けてシェルフ棚受Sを完成することが可能である。
以上のような本実施形態の棚受装置1を用いれば、上記のような片持ちの棚受けやシェルフ棚受だけでなく、机や本棚、あるいはテレビ台も作製することが可能である。
なお、棚板Pとしては、上記のような1×8材などの加工が施されていない板材(いわゆる無垢板)だけでなく、合板や樹脂板なども用いることが可能である。
(本実施形態の特徴)
(1)
本実施形態の棚受装置1は、載置面6を有する棚受部2と、立直した取付対象(壁Wや柱状体Q、R)に当接する当接部3と、取付対象に固定可能な少なくとも1つの取付片4、5であって、取付対象への固定が可能となるように載置面6から上方に突出した突出位置と棚受部2に取付片4、5の少なくとも一部が部分的に収容された収納位置との間を変位可能な取付片4、5とを備えている。
この構成では、棚受装置1は、立直した取付対象(例えば、壁Wや柱状体Q,Rなど)に固定可能な少なくとも1つの取付片4、5を備えている。取付片4、5は、取付対象への固定が可能となるように載置面6から上方に突出した突出位置と棚受部2に取付片4、5の少なくとも一部が部分的に収容された収納位置との間を変位可能である。そのため、棚受装置1を使用前に保管や輸送する際には、取付片4、5を収納位置にしておくことにより、取付片4、5の少なくとも一部が棚受部2に収納されるので、載置面6から突出する取付片4、5による棚受装置1の保管や梱包への影響が低減する。その結果、棚受装置1の保管や輸送が容易になるとともに輸送時などにおける取付片4、5の破損のおそれを低減することが可能である。
また、棚受装置1を使用する際には、取付片4、5を突出位置に変位することにより、載置面6から上方に突出した状態の取付片4、5を取付対象に固定可能になり、棚受装置1を取付対象の所望の高さに取り付けることが可能である。
また、取付片4、5を使用するときに当該取付片4、5を突出位置に変位しても載置面6に載置される棚板Pによって少なくとも一部(全部または一部)が隠されるので、棚受装置1および棚板Pの見栄えがよい。
(2)
本実施形態の棚受装置1では、取付対象が壁Wおよび柱状体Q,Rを含む場合において、当接部3は、壁Wに当接する壁当接面7と、柱状体Q,Rが嵌合可能な嵌合凹部8とを有し、取付片4、5は、突出位置では壁当接面7に当接する壁Wに固定可能な壁用取付片4と、突出位置では嵌合凹部8に嵌合する柱状体Q、Rに固定可能な柱状体用取付片5とを有している。
したがって、この構成では、1つの棚受装置1を壁Wおよび柱状体Q,R両方へ取り付けることが可能であり、棚受装置1の用途および汎用性を拡大することが可能である。
この構成では、棚受装置1を壁Wに取り付ける場合には、当接部3の壁当接面7を壁Wに当接し、取付片4、5のうち壁用取付片4を突出位置に変位し、柱状体用取付片5を収納位置にしておくことにより、壁用取付片4のみを選択的に用いて棚受装置1を壁Wに取り付けることが可能である。一方、棚受装置1を柱状体Q、Rに取り付ける場合には、当接部3の嵌合凹部8に柱状体Q、Rを嵌合させ、取付片4、5のうち柱状体用取付片5を突出位置に変位し、壁用取付片4を収納位置にしておくことにより、柱状体用取付片5のみを選択的に用いて棚受装置1を柱状体に取り付けることが可能である。
とくに本実施形態の棚受装置1では、載置面6に載置される棚板Pを1×8材または1×4材を用い、柱状体Q、Rとして1×4材を用いることが可能であり、これら1×4材、1×8材はホームセンターなどで容易に入手可能である。そのため、本実施形態の棚受装置1と1×4材(場合によっては1×8材と)を用いることにより、DIYなどの家庭内の使用においても、壁Wや柱Qなどに棚板Pを容易に設置することが可能である。
(3)
本実施形態の棚受装置1では、当接部3の嵌合凹部8の底面8aに対応する壁部に、当該嵌合凹部8に嵌合する柱状体に当接部3を締結する締結部材が挿入可能な貫通孔13(図1~4、図6、および図14参照)が形成されている。貫通孔13は、当該貫通孔13に挿入された締結部材が柱状体Q、Rに向けて斜め上方を指向するように、嵌合凹部8の底面8aと所定角度で交差する方向に延びている。
この構成では、締結部材が挿入可能な貫通孔13は、当該貫通孔13に挿入された締結部材が柱状体Q、Rに向けて斜め上方を指向するように、嵌合凹部8の底面8aと所定角度で交差する方向に延びている。そのため、締結部材を嵌合凹部8の底面8aに対応する壁部の外側から貫通孔13に挿入して柱状体に向けて斜め上方に指向した状態で棚受装置1の当接部3を締結することが可能である。これにより、棚受装置1の棚受部2に載置された棚板に過度に重い物が載った場合でも、棚受装置1に作用する下向きの荷重を斜め上方に延びる締結部材が受けるので棚受装置1(とくに貫通孔13周辺の部分)への負荷を軽減することが可能である。その結果、棚受装置1は、棚板が受けることが可能な最大荷重の向上が可能になる。
(4)
本実施形態の棚受装置1では、棚受部2は、載置面6に形成され、取付片4、5が収納位置のときに収納される貫通孔6a(収納凹部)と、取付片4、5を突出位置と収納位置との間で揺動可能に支持するヒンジ部14とをさらに有している。
この構成では、取付片4、5は、収納位置では棚受部2の載置面6に形成された貫通孔6a(収納凹部)に収納されている。取付片4、5を収納位置から突出位置へ変位するときには、棚受部2のヒンジ部14を回転中心として揺動することにより、突出位置への変位を容易かつ確実に行うことができる。しかも、取付片4、5は変位の途中においてもヒンジ部14に支持されているので、取付片4、5が棚受装置1から脱落する不具合を防止することが可能である。
なお、本実施形態では、取付片4、5が収納位置のときに収納される収納凹部として、貫通孔6aが採用されているが、貫通孔の代わりに底を有する凹部でもよい。ただし、貫通孔6aの方が、棚受装置1を樹脂で一体成形する際に凹部に比べて形成しやすい利点を有する。
(5)
本実施形態の棚受装置1では、棚受部2、ヒンジ部14、および取付片4、5は、樹脂によって一体成形されている。この構成では、棚受装置1の製造が容易であるとともに、棚受装置1の部品点数を減少することが可能になり、当該棚受装置1の製造不良や動作不良などを低減することが可能である。
(6)
本実施形態の棚受装置1では、棚受部2および当接部3のうちの少なくとも一部を補強するリブ17、18(図4参照)をさらに備えている。この構成では、補強用のリブ17、18をさらに備えているので、棚受装置1の強度が向上し、棚受装置1は、棚板が受ける最大荷重の向上が可能になる。
(変形例)
(A)
上記実施形態の棚受装置1は、取付片4、5がヒンジ部14を揺動中心として載置面6から突出する突出位置と収納位置との間を変位する構成であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、取付片が突出位置と収納位置との間を変位することが可能な構成であれば種々の構成を採用することが可能である。
本発明の変形例として、棚受装置は、例えば、取付片4,5が載置面6の上に突出するように上下方向にスライドする構成であってもよい。この構成では、載置面6における壁当接面7および嵌合凹部8の底面8a近傍の部分にスリットが形成され、当該スリットの内部に取付片4、5が上下方向にスライド自在に収納される。これにより、取付片4、5は、上下方向にスライドすることにより、スリットを通して載置面6から突出する突出位置とスリット内部に収納された収納位置との間を変位することが可能である。
(B)
上記実施形態の棚受装置1は、取付対象(壁Wおよび柱状体Q、R)に固定可能な取付片として、複数の取付片4、5(すなわち一対の壁用取付片4および一対の柱状体用取付片5)を備えているが、本発明はこれに限定されるものではなく、取付対象に取り付け可能な取付片が少なくとも1つあればよい。その場合でも、取付片が突出位置と収納位置との間で変位可能であるので、棚受装置1の保管や輸送が容易になるとともに輸送時などにおける取付片4、5の破損のおそれを低減することが可能である。
(C)
上記実施形態の棚受装置1は、当接部3および取付片4、5は壁Wおよび柱状体Q,Rのいずれかに選択的に取り付け可能な構成を有しているが、本発明はこれ限定されるものではなく、本発明の変形例として、棚受装置は、壁Wのみに取り付け可能な構成であってよい。すなわち、この変形例では、取付対象が壁を含む場合において、当接部3は、壁Wに当接する壁当接面7を有し、取付片4は、突出位置では壁当接面7に当接する壁Wに固定可能な位置に配置されている。この変形例の構成では、当接部3の壁当接面7を壁Wに当接し、取付片4を突出位置に変位することにより、取付片4を用いて棚受装置1を壁Wに取り付けることが可能である。
(D)
また、本発明の他の変形例として、棚受装置は、柱状体Q,Rのみに取り付け可能な構成であってよい。すなわち、この変形例では、取付対象が柱状体Q,Rを含む場合において、当接部3は、柱状体Q,Rが嵌合可能な嵌合凹部8を有し、取付片5は、突出位置では嵌合凹部8に嵌合する柱状体に固定可能な位置に配置されている。この変形例の構成では、当接部3の嵌合凹部8に柱状体を嵌合させ、取付片5を突出位置に変位することにより、取付片5を用いて棚受装置1を柱状体Q、Rに取り付けることが可能である。
1 棚受装置
2 棚受部
3 当接部
4 壁用取付片(取付片)
5 柱用取付片(取付片)
6 載置面
6a 貫通孔(収納凹部)
7 壁当接面
8 嵌合凹部
13 貫通孔
14 ヒンジ部
P 棚板
Q 柱(柱状体)
R 脚部(柱状体)
S シェルフ棚受

Claims (5)

  1. 立直した取付対象に棚板を取り付けるために当該棚板を下方から支持する棚受装置であって、
    前記棚板を載置することが可能な載置面を有する棚受部と、
    前記立直した取付対象に当接する当接部と、
    前記取付対象に固定可能な少なくとも1つの取付片であって、前記取付対象への固定が可能となるように前記載置面から上方に突出した突出位置と前記棚受部に少なくとも部分的に収容された収納位置との間を変位可能な取付片とを備えている、
    ことを特徴とする棚受装置。
  2. 前記取付対象が柱状体を含む場合において、
    前記当接部は、前記柱状体が嵌合可能な嵌合凹部を有し、
    前記取付片は、前記嵌合凹部に嵌合する前記柱状体に固定可能な位置に配置されている、
    請求項1に記載の棚受装置。
  3. 前記取付対象が壁および柱状体を含む場合において、
    前記当接部は、前記壁に当接する壁当接面と、前記柱状体が嵌合可能な嵌合凹部とを有し、
    前記取付片は、前記壁当接面に当接する前記壁に固定可能な壁用取付片と、前記嵌合凹部に嵌合する前記柱状体に固定可能な柱状体用取付片とを有している、
    請求項1に記載の棚受装置。
  4. 前記当接部における前記嵌合凹部の底面に対応する壁部に、当該嵌合凹部に嵌合する前記柱状体に前記当接部を締結する締結部材が挿入可能な貫通孔が形成され、
    前記貫通孔は、当該貫通孔に挿入された前記締結部材が前記柱状体に向けて斜め上方を指向するように、前記嵌合凹部の底面と所定角度で交差する方向に延びている、
    請求項2または3に記載の棚受装置。
  5. 前記棚受部は、
    前記載置面に形成され、前記取付片が前記収納位置のときに収納される収納凹部と、
    前記取付片を前記突出位置と前記収納位置との間で揺動可能に支持するヒンジ部と
    をさらに有している、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の棚受装置。
JP2019112180A 2019-06-17 2019-06-17 棚受装置 Active JP7235602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019112180A JP7235602B2 (ja) 2019-06-17 2019-06-17 棚受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019112180A JP7235602B2 (ja) 2019-06-17 2019-06-17 棚受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020202966A JP2020202966A (ja) 2020-12-24
JP7235602B2 true JP7235602B2 (ja) 2023-03-08

Family

ID=73837122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019112180A Active JP7235602B2 (ja) 2019-06-17 2019-06-17 棚受装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7235602B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005318903A (ja) 2003-06-04 2005-11-17 Kg Paltec Co Ltd 棚受装置
JP2011194211A (ja) 2010-02-25 2011-10-06 Sankyo Tateyama Aluminium Inc
JP2012200591A (ja) 2011-03-28 2012-10-22 Kg Paltec Co Ltd 棚受装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4843977A (en) * 1983-01-17 1989-07-04 Aladdin Industries, Incorporated Shelf having selectable orientations

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005318903A (ja) 2003-06-04 2005-11-17 Kg Paltec Co Ltd 棚受装置
JP2011194211A (ja) 2010-02-25 2011-10-06 Sankyo Tateyama Aluminium Inc
JP2012200591A (ja) 2011-03-28 2012-10-22 Kg Paltec Co Ltd 棚受装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020202966A (ja) 2020-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11433529B2 (en) Storage hutch assembly
US8083194B2 (en) Latching mechanism and repositionable part support device employing said latching mechanism
US8146754B2 (en) Storage and organization system
US8177311B2 (en) Storage and organization system
US20160037913A1 (en) Versatile racks and related assemblies and methods
US20090288914A1 (en) Sawhorse
US20090057255A1 (en) Interlocking Component Assembly for an Expandable Rack Assembly
US20060118503A1 (en) Shelving standards and assemblies
US20050039644A1 (en) Modular workbench
US20050263662A1 (en) Support for a pipe clamp
JP7235602B2 (ja) 棚受装置
US6729371B2 (en) Workbench
US5713404A (en) Folding work center
US20170311719A1 (en) Cabinet Assembly Having a Releasable Support Foot
JPS6221524B2 (ja)
CN116963640A (zh) 家具角件
US20070001073A1 (en) Bracket
EP1988036B1 (en) Pallet storage system
US20110024235A1 (en) Sawhorse bracket system and method
JPH08238131A (ja) 実験台等のフレーム装置
KR20030064356A (ko) 확장성을 갖는 봉선반
EP1525823A1 (en) Base for a rack
US20130126271A1 (en) Support structure
US20230061065A1 (en) Retaining clip for securing a wall element of an item of furniture to a furniture structure and item of furniture having at least one retaining clip
JP3293808B2 (ja) 組立式棚

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7235602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150