JP7235476B2 - サイロ用投入口装置 - Google Patents

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Description

本発明は、サイロ用投入口装置に関する。
例えば、寒冷地等では、暖房装置の熱源として使用される木質のペレットを貯蔵するサイロが屋外に設置されている。一般的に、このようなサイロは、上端部に形成された投入口と、下端部に形成された開閉可能な取出口とを備えている。これにより、ペレットは、前記投入口から投入されることによってサイロ内に貯蔵され、前記取出口を開放することで、外部へ取り出されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
上記サイロにペレットを投入する方法としては、落下投入方法とエア搬送方法とがある。落下投入方法は、例えば、所定量のペレットが収容されたフレキシブルコンテナバックを、クレーンによりサイロの投入口の真上まで吊り上げ、その状態でフレキシブルコンテナバック内のペレットを投入口からサイロ内へ落下投入する方法である。この場合、サイロの上端部には、ペレットを落下投入する投入口と、当該投入口を開閉する蓋体とが設けられる。
一方、エア搬送方法は、例えば、地上側に設置されたエア搬送装置の送風管とサイロの投入口とをホース等で接続し、エア搬送装置に投入されたペレットを、エア搬送により前記ホース等を介して投入口からサイロ内に投入する方法である。この場合、サイロの上端部には、エア搬送されたペレットを投入する投入口を有する投入管と、ペレットと共にサイロ内に供給されたエアを分離する分離器と、分離されたエアを外部へ排出する排出管とが接続される。
実用新案登録第3157953号公報
従来のサイロは、上述のように、落下投入方法とエア搬送方法とでは、サイロの上端部における投入口付近の構造が異なるので、これら2種類の投入方法のうちいずれか一方だけしか採用することができなかった。そのため、前記2種類の投入方法のどちらであってもペレットを投入することができるサイロが要望されている。
そこで、本出願人は、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであっても貯留物をサイロ内に投入することができるサイロ用投入口装置を既に提案している(特願2018-14631)。
前記サイロ用投入口装置は、貯留物をサイロ内に落下投入可能な投入口が形成された筒体と、貯留物をエア搬送によりサイロ内に投入可能な投入管と、貯留物と共にサイロ内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出管とを備えている。このようなサイロ用投入口装置では、エア搬送方法により貯留物を前記投入管からサイロ内へ投入するときに、例えば、貯留物と共にサイロ内に投入された搬送エアを外部に強制的に排出するためのブロワが前記排出管に接続される場合と、前記ブロワが接続されない場合とがある。
このような場合に対応するためには、ブロワの強制排気によってサイロ内が負圧になるのを防止する調圧路を有するタイプのサイロ用投入口装置と、前記調圧路を有しないタイプのサイロ用投入口装置とを別々に用意する必要があり、製造コストが嵩むことになる。このため、これら2種類のサイロ用投入口装置を、安価なコストで製造できるようにするのが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであっても貯留物をサイロ内に投入することができるサイロ用投入口装置であって、調圧路を有するタイプ及び調圧路を有しないタイプのどちらであっても安価なコストでサイロ用投入口装置を製造できるようにすることを目的とする。
(1)本発明は、下端開口がサイロ内に連通するように前記サイロの上端部に設けられ、貯留物を前記サイロ内に落下投入可能な第1投入口が上端に形成された筒体と、前記筒体に対して着脱自在に設けられ、前記第1投入口を開閉可能な蓋体と、一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物をエア搬送により前記サイロ内に投入可能な第2投入口が他端に形成された投入管と、一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物と共に前記サイロ内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出口が他端に形成された排出管と、を備え、前記蓋体は、前記第1投入口を開閉可能な蓋本体と、前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記筒体の内外を連通させる調圧路を形成するための調圧路形成部と、を有する、サイロ用投入口装置である。
本発明によれば、蓋本体により筒体の第1投入口を開放することで、クレーンにより吊り上げたフレキシブルコンテナバック内の貯留物を、前記第1投入口からサイロ内に落下投入することができる。また、蓋本体により筒体の第1投入口を閉鎖した状態で、投入管の第2投入口と、地上側のエア搬送装置のブロワとをホース等により接続することで、エア搬送装置に投入された貯留物を、エア搬送により第2投入口からサイロ内に投入することができ、且つサイロ内の搬送エアを排出管の排出口から外部に排出することができる。これにより、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであってもサイロ用投入口装置により貯留物をサイロ内に投入することができる。
さらに、筒体に対して着脱自在に設けられた蓋体は、蓋本体が第1投入口を閉鎖した状態で、筒体の内外を連通させる調圧路を形成するための調圧路形成部を有する。このため、調圧路を必要としない場合には、筒体に対して、調圧路形成部を有する蓋体から、調圧路形成部を有しない蓋体に付け替えればよい。これにより、サイロ用投入口装置が調圧路を有するタイプ及び調圧路を有しないタイプのどちらであっても、蓋体以外の構成部材(筒体、投入管及び排出管)を共用することができる。その結果、調圧路を有するタイプ及び調圧路を有しないタイプのどちらであっても安価なコストでサイロ用投入口装置を製造できる。
(2)前記蓋体は、前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、当該蓋本体を前記筒体に対して支持する支持部を有し、前記支持部は、前記筒体の上端と前記蓋本体との間に前記調圧路としての隙間をあけて前記蓋本体を支持することで、前記調圧路形成部の少なくとも一部として機能するのが好ましい。
この場合、筒体に対して蓋本体を支持する支持部が調圧路形成部の少なくとも一部として機能するため、蓋体の部品点数が少なくなり、調圧路形成部を有する蓋体を安価なコストで製造することができる。
本発明によれば、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであってもサイロ用投入口装置により貯留物をサイロ内に投入することができ、かつ、調圧路を有するタイプ及び調圧路を有しないタイプのどちらであっても安価なコストでサイロ用投入口装置を製造できる。
本発明の第1実施形態に係るサイロ用投入口装置およびエア搬送装置を備えたサイロ用投入システムを示す側面図であり、落下投入方法によりペレットをサイロ内に投入している状態を示している。 前記サイロ用投入システムを示す側面図であり、エア搬送方法によりペレットをサイロ内に投入している状態を示している。 バグフィルタを示す拡大側面図である。 前記サイロ用投入口装置を示す拡大側面図である。 前記サイロ用投入口装置を示す拡大平面図である。 図5のI-I矢視断面図である。 図5のII-II矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係るサイロ用投入口装置を示す拡大側面図である。 図8のIII-III矢視断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
<サイロ用投入システム>
図1は、本発明の第1実施形態に係るサイロ用投入口装置1およびエア搬送装置2を備えたサイロ用投入システムを示す側面図である。図1において、本実施形態のサイロ用投入システムは、寒冷地において屋外に設置されたサイロ3内に、図示しない暖房装置の熱源として使用される木質のペレット(貯蔵物)を投入して貯蔵する際に用いられる。
サイロ3は、縦長円筒状に形成されており、地上に設置された格子状の架台4によって、地上から所定の高さ位置で支持されている。サイロ3の上端部には、上端開口を有する筒部3aが設けられている。この筒部3aの上端開口は、ペレットを落下投入するための投入口3bとされている。すなわち、このサイロ3は、ペレットの投入方法として落下投入方法を採用して設置されたものである。
サイロ3の下部は円錐円筒状に形成されており、サイロ3の下端には開閉可能な取出口3cが形成されている。これにより、サイロ3は、投入口3bから内部に投入されたペレットを貯蔵し、取出口3cを開放することで、内部に貯蔵されているペレットを外部へ取り出すことができるようになっている。
サイロ3に投入されるペレットは、複数のフレキシブルコンテナバック5に所定量ずつ収容されている。フレキシブルコンテナバック5は、ペレットが収容されるコンテナバック本体5aと、コンテナバック本体5aに固定された引掛部5bとを有する。コンテナバック本体5aは略直方体状に形成され、コンテナバック本体5aの底面には、内部に収容されたペレットを排出可能な排出口5cが開閉可能に設けられている。
前記複数のフレキシブルコンテナバック5は、トラック6の荷台6a上に積み込まれてサイロ3の設置場所まで輸送される。トラック6には、多段式のブーム7aと、ブーム7aの先端部に設けられた吊下フック7bとを備えたクレーン7が搭載されている。クレーン7は、吊下フック7bにフレキシブルコンテナバック5の引掛部5bを引っ掛けることで、フレキシブルコンテナバック5を吊り上げることができるようになっている。トラック6の荷台6a上には、エア搬送装置2も搭載されている。
<サイロ用投入口装置>
サイロ3の筒部3aの上端部には、サイロ用投入口装置1が後付けされている。サイロ用投入口装置1は、落下投入方法とエア搬送方法の2種類の投入方法のどちらであっても、ペレットをサイロ3内に投入できるようにしたものである。すなわち、本実施形態のサイロ用投入口装置1は、上述のように落下投入方法を採用して設置された既設のサイロ3に対して、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであっても、ペレットをサイロ3内に投入できるようにしたものである。
図1は、サイロ用投入口装置1を用いた落下投入方法によりフレキシブルコンテナ5内のペレットをサイロ3内に投入している状態を示している。図1に示すように、サイロ用投入口装置1を用いた落下投入方法は、フレキシブルコンテナバック5をトラック6のクレーン7によりサイロ用投入口装置1の真上まで吊り上げ、その状態でフレキシブルコンテナバック5内のペレットを排出口5cからサイロ用投入口装置1を介してサイロ3内へ落下投入する方法である。
図2は、前記サイロ用投入システムを示す側面図であり、サイロ用投入口装置1を用いたエア搬送方法によりフレキシブルコンテナバック5内のペレットをサイロ3内に投入している状態を示している。図2に示すように、サイロ用投入口装置1を用いたエア搬送方法は、トラック6に搭載されたエア搬送装置2の送風管(図示省略)に接続された接続ホース8の端部を、サイロ用投入口装置1から架台4に沿って下方に延びる投入ホース9の下端部9aに接続した状態で、トラック6のクレーン7により吊り上げたフレキシブルコンテナバック5をエア搬送装置2のホッパ(図示省略)の真上まで移動させ、その状態でフレキシブルコンテナバック5内のペレットを、排出口5cからエア搬送装置2に投入し、エア搬送により、接続ホース8、投入ホース9およびサイロ用投入口装置1を介してサイロ3内に投入する方法である。
ペレットと共にサイロ3内に供給された搬送エアは、サイロ用投入口装置1から架台4に沿って下方に延びる排出ホース10の下端部10aに接続されたブロワBにより強制的に吸引されてバグフィルタ90を介して外部へ排出されるようになっている。なお、投入ホース9および排出ホース10は、サイロ用投入口装置1をサイロ3に後付けする際に、架台4に後付けされたものである。
図3は、バグフィルタ90を示す拡大側面図である。図3において、バグフィルタ90は、ブロワBで吸引した搬送エアに含まれる粉塵等を除去するものであり、濾過布により円筒袋状に形成されている。濾過布としては、特に限定されるものではないが、変形しにくいものが好ましい。例えば本実施形態では、ポリエステル製の布が用いられている。なお、濾過布は、織布であってもよいし、不織布であってもよい。
バグフィルタ90は、一端側に入口91aが形成された小径部91と、小径部91の他端側に接続され当該小径部91から離れるに従って徐々に拡径する拡径部92と、拡径部92の大径側に接続された大径部93とを有している。
小径部91の入口91aは、ブロワBの排気口に接続されている。小径部91は、大径部93の軸線Cに対して図中の下側にオフセットした位置に形成されている。これにより、バグフィルタ90の使用中に、バグフィルタ90が転がって小径部91におけるブロワBとの接続部分が捩じれるのを防止することができる。
大径部93は、本体部93aと、本体部93aに対してファスナー94により開閉自在に接続された底部93bとによって構成されている。従って、ファスナー94により底部93bを開放することで、本体部93a、底部93b、及び拡径部92の各内部を清掃することができる。
大径部93の外周面には、当該外周面を保護するための保護シート95が着脱自在に取り付けられている。保護シート95は、例えばポリエチレン製のシートからなり、小径部91をブロワBに接続したときに大径部93の外周面の下側半分を覆う大きさに形成されている。保護シート95の四隅、及びこの四隅に対応する大径部93の外周面の四箇所には、それぞれハトメ96,97が取り付けられている。保護シート95の各ハトメ96、及び大径部93の対応するハトメ97は、紐98により着脱自在に連結されている。これにより、保護シート95は、バグフィルタ90の使用中に、大径部93の外周面の下側半部が地面等と擦れて破損するのを防止することができる。
図4はサイロ用投入口装置1を示す拡大側面図である。図5はサイロ用投入口装置1を示す拡大平面図である。図4および図5において、サイロ用投入口装置1は、筒体11と、蓋体12と、投入管13と、排出管14とを備えている。
筒体11は、円筒状に形成された筒本体111と、筒本体111の上端から径方向内方に延びる円環状の横板部112と、横板部112の内周端から上方に延びる円筒状の縦筒部113と、縦筒部113の上端から径方向外方に延びる円環状のフランジ部114とを有している。
筒本体111の下端開口は、サイロ3内に連通するように筒部3aの上端部に設けられている。筒体11の上端開口(フランジ部114の内周側の開口)は、ペレットをサイロ3内に落下投入可能な第1投入口115とされている。フランジ部114は、雨水が、横板部112の上面、及び縦筒部113の外周面を伝って、第1投入口115から筒体11内に侵入するのを抑制する機能を有している。
蓋体12は、筒体11に着脱自在に取り付けられた取付部120と、取付部120に対して回動可能に接続されたアーム部121と、アーム部121に支持されて第1投入口115を開閉する蓋本体122と、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖した状態でアーム部121をロックするロック機構126とを備えている。
ここで、本発明において、蓋本体が第1投入口を「閉鎖した状態」とは、蓋本体が第1投入口を上方から覆っている状態を意味し、蓋本体が第1投入口を密閉している状態を意味するものではない。
取付部120は、筒本体111の外周面に固定されたブラケット116に、ボルト等の締結部材15により着脱自在に取り付けられている。取付部120の上端部には、アーム部121の基端部(図4の右端部)が水平軸125を介して回動可能に支持されている。アーム部121の長手方向の中央部には、蓋本体122の上面の中心部から上方に突出する接続部122aが接続されている。アーム部121の先端部(図4の左端部)には、図4に示す状態で下方に延びる垂下部121aが形成されている。
アーム部121は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖した状態の閉鎖位置(図4の実線位置)と、蓋本体122が第1投入口115を開放した状態の開放位置(図4の2点鎖線位置)との間で回動するようになっている。アーム部121の上面には、作業者がアーム部121を回動操作するための取手部124が固定されている。これにより、作業者が取手部124を把持してアーム部121を蓋本体122と共に開放位置まで回動させることで、ペレットを第1投入口115からサイロ3内に落下投入することができる(図1も参照)。
蓋本体122は円板部材からなり、蓋本体122の外径は、筒体11のフランジ部114の外径よりも大きく形成されている。蓋本体122は、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、第1投入口115を上方から覆う位置に配置される。
蓋本体122の下面の外周側には、円筒状の囲み部123が固定されている。囲み部123の内径は、筒体11のフランジ部114の外径よりも大きく形成されている。また、囲み部123の下端は、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、筒体11のフランジ部114よりも下方に延びている。これにより、囲み部123は、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、筒体11の上端部(縦筒部113の上部とフランジ部114)を径方向外方から囲むように配置される。従って、囲み部123は、後述する隙間S1(図7参照)から雨水が筒体11内に侵入するのを抑制する機能を有している。
ロック機構126は、アーム部121を閉鎖位置でロックする機構であり、例えばパッチン錠からなる。ロック機構126は、筒体11に対して着脱自在に取り付けられたベース部126aと、ベース部126aに取り付けられた係合部126bと、ベース部126aに対して上下回動可能に取り付けられた操作杆126cと、アーム部121の垂下部121aに固定された被係合部126dとを備えている。
ベース部126aは、筒本体111の外周面に固定されたブラケット117に、図示を省略するボルト等の締結部材により着脱自在に取り付けられている。係合部126bは、アーム部121が閉鎖位置にあるときに、作業者が操作杆126cを回動操作することで、被係合部126dに係合及び係合解除される。図4に示す状態では、操作杆126cは下方回動位置にあり、係合部126bは被係合部126dに係合されている。この状態から作業者が操作杆126cを上方回動させると、係合部126bは被係合部126dに対して係合解除される。
以上のように構成された蓋体12では、取付部120、及びロック機構126のベース部126aが、筒体11のブラケット116,117に対して着脱自在に取り付けられており、これによって蓋体12は、筒体11に対して着脱自在に設けられている。従って、取付部120及びベース部126aを筒体11から取り外すことにより、蓋体12を付け替えることができる。
投入管13は、エア搬送装置2からエア搬送されたペレットをサイロ3内に投入するための配管である。本実施形態の投入管13は、全体としてエルボ状に形成されており、横管部13aと、縦管部13bとを備えている。
横管部13aは、筒本体111の側壁を貫通して当該側壁に支持されている。筒本体111の外側に突出している横管部13aの外端には、エア搬送されたペレットをサイロ3内に投入可能な第2投入口13a1が形成されている。投入管13の第2投入口13a1には、投入ホース9の上端部が接続される(図2参照)。横管部13aの内端は、筒本体111内においてその中心に向かって横方向に延びている。
縦管部13bは筒本体111内に配置されており、縦管部13bの上端側は横管部13aの内端に接続されている。縦管部13bの下端側の開口部13b1は、サイロ3内において筒部3aよりも下方において、サイロ3内と連通している。これにより、エア搬送されたペレットは、投入管13の開口部13b1からサイロ3内に投入される。その際、ペレットは、搬送エアから慣性力(重力)により分離される。従って、サイロ用投入口装置1は、ペレットと搬送エアとを分離する分離装置としての機能を兼ね備えている。
排出管14は、ペレットと共に投入管13からサイロ3内に投入された搬送エアを外部に排出するための配管である。本実施形態の排出管14は、横方向に延びる直管からなる。排出管14の内端は、投入管13から筒本体111の周方向に少しずれた位置において、筒本体111の側壁を貫通して当該側壁に支持されている。
これにより、排出管14の内端側の開口部14aは、筒本体111内(サイロ3内)に連通している。筒本体111の外側に突出している排出管14の外端には、ペレットと共にサイロ3内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出口14bが形成されている。排出口14bには、排出ホース10の上端部が接続される(図2参照)。
以上、本実施形態のサイロ用投入口装置1によれば、図1に示すように、蓋体12により筒体11の第1投入口115を開放することで、クレーン7により吊り上げたフレキシブルコンテナバック5内のペレットを、第1投入口115からサイロ3内に落下投入することができる。また、図2に示すように、蓋体12により筒体11の第1投入口115を閉鎖した状態で、投入管13の第2投入口13a1(図4参照)と、地上側のエア搬送装置2のブロワ(図示省略)とを接続ホース8および投入ホース9により接続することで、フレキシブルコンテナバック5からエア搬送装置2に投入されたペレットを、エア搬送により第2投入口13a1からサイロ3内に投入することができ、且つサイロ3内の搬送エアを排出管14の排出口14b(図4参照)から外部に排出することができる。
これにより、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであってもペレットをサイロ3内に投入することができる。また、これら2種類の投入方法を、ペレットの種類によって使い分けることが可能となる。例えば、ペレットが比較的柔らかくて砕けやすい場合には落下投入方法を使用し、ペレットが比較的硬い場合にはエア搬送方法を使用することができる。
<調圧路形成部>
図6は、図5のI-I矢視断面図である。図5及び図6において、蓋体12は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖した状態で、蓋本体122を筒体11の上端に対して支持する支持部127(図5では分かり易いようにクロスハッチングで示している)をさらに備えている。支持部127は、平面視では円弧状に形成されており、蓋本体122の外周側において周方向に複数(図5では3個)設けられている。
図6に示すように、支持部127は、断面L字形状に形成されており、縦板部127aと横板部127bとを有している。縦板部127aの上端は、蓋本体122の下面に当接した状態で固定されている。横板部127bの径方向外端(図6の右端)は、囲み部123の内周面に当接した状態で固定されている。横板部127bの下面は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖した状態で、筒体11のフランジ部114の上面に載置される。これにより、蓋本体122は、複数の支持部127により、筒体11の上端に対して支持される。
図7は、図5のII-II矢視断面図である。図5及び図7において、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、蓋本体122の周方向に隣接する支持部127同士の間には、筒体11のフランジ部114と蓋本体122との間に隙間S1が形成される。これにより、複数の支持部127は、筒体11の上端と蓋本体122との間に、複数の隙間S1をあけて蓋本体122を支持している。
囲み部123の内径は、上記のように筒体11のフランジ部114の外径よりも大きく形成されている。このため、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、フランジ部114の外周面と囲み部123の内周面との間には、隙間S2が形成される。
囲み部123の軸方向(上下方向)の長さは、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、筒体11の横板部112と蓋本体122との離反距離よりも短く形成されている。このため、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、囲み部123の下端面と横板部112の上面との間には、隙間S3が形成される。
従って、本実施形態では、図7の矢印で示すように、前記隙間S1,S2,S3は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖した状態で、筒体11の内外を連通させる調圧路20として機能する。これにより、サイロ3内は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖しても、調圧路20によって大気と連通している。従って、エア搬送方法により投入管13からサイロ3内に貯留物と共に投入された搬送エアを、排出管14及び排出ホース10を介してブロワBにより外部に強制的に排出する際に、サイロ3内が負圧になるのを調圧路20によって防止することができる。
以上により、本実施形態では、前記隙間S1を形成する複数の支持部127(図6参照)、及び前記隙間S2,S3を形成する囲み部123は、筒体11の内外を連通させる調圧路20を形成するための調圧路形成部21として機能する。従って、筒体11に対して蓋本体122を支持する支持部127、及び筒体11の上端部を囲む囲み部123が調圧路形成部21として機能するため、蓋体12の部品点数が少なくなり、調圧路形成部21を有する蓋体12を安価なコストで製造することができる。
また、調圧路20を必要としない場合には、筒体11に対して、調圧路形成部21を有する蓋体12から、調圧路形成部21を有しない蓋体(図示省略)に付け替えればよい。これにより、サイロ用投入口装置1が調圧路20を有するタイプ及び調圧路20を有しないタイプのどちらであっても、蓋体12以外の構成部材(筒体11、投入管13及び排出管14)を共用することができる。その結果、調圧路20を有するタイプ及び調圧路20を有しないタイプのどちらであっても安価なコストでサイロ用投入口装置1を製造できる。
[第2実施形態]
図8は、本発明の第2実施形態に係るサイロ用投入口装置1を示す拡大側面図である。図9は、図8のIII-III矢視断面図である。図8および図9において、本実施形態のサイロ用投入口装置1は、筒体11及び蓋体12の構成が第1実施形態と相違する。なお、図8および図9では、説明の便宜上、投入管13及び排出管14の図示を省略している。本実施形態の筒体11は、円筒状に形成された筒本体118のみからなり、筒本体118の上端開口は、ペレットをサイロ3内に落下投入可能な第1投入口115とされている。
<蓋体>
本実施形態の蓋体12は、筒体11に着脱自在に取り付けられ、かつ筒体11に対して回動可能な取付部130と、取付部130と共に回動して第1投入口115を開閉する蓋本体140と、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で当該蓋本体140をロックするロック機構150とを備えている。
取付部130は、側面視においてL字形状に形成されている。取付部130の一端部は、筒本体118の外周面に固定されたブラケット116に対して水平軸132を介して回動可能に支持され、かつ水平軸132を抜き差しすることでブラケット116に対して着脱自在に支持されている。取付部130の他端部は、蓋本体140側となる第1囲み部143(後述)の外周面に固定されている。これにより、取付部130を回動させることで、蓋本体140が第1投入口115を開閉するようになっている。
ロック機構150は、第1実施形態のロック機構126と同様に、パッチン錠からなる。ロック機構150は、筒体11に対して着脱自在に取り付けられたベース部151と、ベース部151に取り付けられた係合部152と、ベース部151に対して上下回動可能に取り付けられた操作杆153と、蓋本体140側に固定された被係合部154とを備えている。被係合部154は、蓋本体140側となる第1囲み部143の外周面に、ブラケット131を介して固定されている。
ベース部151は、筒本体118の外周面に固定されたブラケット117に、図示を省略するボルト等の締結部材により着脱自在に取り付けられている。係合部152は、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で、作業者が操作杆153を回動操作することで、被係合部154に係合及び係合解除される。図8に示す状態では、操作杆153は下方回動位置にあり、係合部152は被係合部154に係合されている。この状態から作業者が操作杆153を上方回動させると、係合部152は被係合部154に対して係合解除される。
以上のように構成された蓋体12では、取付部130、及びロック機構150のベース部151が、筒体11のブラケット116,117に対して着脱自在に取り付けられており、これによって蓋体12は、筒体11に対して着脱自在に設けられている。従って、取付部130及びベース部151を筒体11から取り外すことにより、蓋体12を付け替えることができる。
蓋本体140は、第1蓋板部140aと第2蓋板部140bとによって構成されている。第1蓋板部140aは、円形に形成されており、第1蓋板部140aの外径は、筒本体118の外径よりも大きく形成されている。これにより、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で、第1蓋板部140aは、筒本体118の上端に、その全周にわたって隙間なく載置される。
第1蓋板部140aの下面の外周側には、円筒状の第1囲み部143が固定されている。第1囲み部143の内径は、筒本体118の外径よりも大きく形成され、かつ第1囲み部143の外径は、第1蓋板部140aの外径よりも小さく形成されている。これにより、第1囲み部143は、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で、筒本体118の上端部を囲むようになっている。従って、第1囲み部143は、筒本体118の上端面と第1蓋板部140aの下面との間から、雨水が筒本体118内に侵入するのを抑制する機能を有している。
第1蓋板部140aには、その上方に突出する円筒状の突出筒部144の下端部が、第1蓋板部140aを貫通して固定されている。これにより、突出筒部144の上端開口は、第1投入口115を介して筒本体118内と連通している。突出筒部144の上端部には、径方向外方に延びる円環状のフランジ部144aが形成されている。フランジ部144aは、雨水が、第1蓋板部140aの上面、及び突出筒部144の外周面を伝って、突出筒部144の上端開口から筒本体118内に侵入するのを抑制する機能を有している。
フランジ部144aの上面には、突出筒部144の上端開口から筒本体118内に異物が侵入するのを抑制する金網部145が載置されている。金網部145は円形に形成されており、金網部145の外径は、フランジ部144aの外径と略同一に形成されている。金網部145の外周側は、複数の締結部材146により、フランジ部144aに固定されている。本実施形態の各締結部材146は、ボルト146aと、ボルト146aに螺合されるナット146bとにより構成されている。
第2蓋板部140bは、円形に形成されており、金網部145の上方において突出筒部144の上端開口を上方から覆うように配置されている。第2蓋板部140bの外径は、突出筒部144の最外径(フランジ部144aの外径)よりも大きく形成され、かつ第1蓋板部140aの外径よりも小さく形成されている。
第2蓋板部140bは、複数の締結部材147により、金網部145に対して上方に離反した状態で、第1蓋板部140aに固定されている。本実施形態の各締結部材147は、通しボルト147aと、通しボルト147aの先端部に螺合される複数のナット147bとにより構成されている。これにより、第2蓋板部140bは、突出筒部144の上端開口を上方から覆った状態で第1蓋板部140aに固定されている。従って、本実施形態では、蓋本体140の第1蓋板部140a及び第2蓋板部140bにより、第1投入口115の全体が上方から覆われることで、第1投入口115が閉鎖されるようになっている。
第2蓋板部140bの下面の外周側には、円筒状の第2囲み部148が固定されている。第2囲み部148の内径は、突出筒部144の最外径よりも大きく形成され、かつ第2囲み部148の外径は、第2蓋板部140bの外径よりも小さく形成されている。第2囲み部148の軸方向(上下方向)の長さは、金網部145と第2蓋板部140bとの離反距離よりも長く形成され、かつ第1蓋板部140aと第2蓋板部140bとの離反距離よりも短く形成されている。
従って、第2囲み部148は、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で、金網部145及び突出筒部144の上端部を径方向外方から囲むようになっている。これにより、第2囲み部148は、後述する隙間S4(図9参照)から雨水が筒本体118内に侵入するのを抑制する機能を有している。
<調圧路形成部>
以上の構成により、第1蓋板部140aの上面と第2囲み部148の下端面との間には、隙間S4が形成されている。また、突出筒部144の最外周面(フランジ部144aの外周面)と第2囲み部148の内周面との間には、隙間S5が形成されている。さらに、金網部145の上面と第2蓋板部140bの下面との間には、隙間S6が形成されている。
従って、本実施形態では、図9の矢印で示すように、前記隙間S4,S5,S6、金網部145の格子状の隙間、及び突出筒部144の内部空間は、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で、筒体11の内外を連通させる調圧路20として機能する。これにより、サイロ3内は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖しても、調圧路20によって大気と連通している。
以上により、本実施形態では、前記隙間S4~S6を形成する複数の締結部材147及び第2囲み部148と、前記格子状の隙間を形成する金網部145と、前記内部空間を形成する突出筒部144とは、筒体11の内外を連通させる調圧路20を形成するための調圧路形成部21として機能する。
従って、調圧路20を必要としない場合には、筒体11に対して、調圧路形成部21を有する本実施形態の蓋体12から調圧路形成部21を有しない蓋体(図示省略)に付け替えればよい。これにより、サイロ用投入口装置1が調圧路20を有するタイプ及び調圧路20を有しないタイプのどちらであっても、蓋体12以外の構成部材(筒体11、投入管13及び排出管14)を共用することができる。その結果、調圧路20を有するタイプ及び調圧路20を有しないタイプのどちらであっても安価なコストでサイロ用投入口装置1を製造できる。
[その他]
上記各実施形態のサイロ用投入口装置1は、サイロ3の筒部3aに後付けしているが、例えば、サイロ3を設置するときに落下投入方法とエア搬送方法の両方を採用する場合には、サイロ3の筒部3aにサイロ用投入口装置1の筒体11を一体に形成してもよい。また、上記各実施形態では、サイロ用投入口装置1が、木質のペレットをサイロ3の貯留物として説明したが、木質以外のペレットや家畜飼料等をサイロ3の貯留物としてもよい。また、上記実施形態のサイロ用投入口装置1は、慣性力によりペレットと搬送エアとを分離しているが、サイクロンによってペレットと搬送エアとを分離してもよい。
上記各実施形態では、投入管13および排出管14を筒体11に設けているが、少なくとも一方を蓋体12に設けてもよい。また、本実施形態の排出管14を、エア搬送されたペレットをサイロ3内に投入する配管とし、本実施形態の投入管13を、ペレットと共にサイロ3内に投入された搬送エアを外部に排出する配管としてもよい。
上記各実施形態の筒体11は、円筒状に形成されているが、多角筒状に形成されていてもよい。
上記各実施形態の蓋体12は、第1投入口115を開閉するために筒体11に対して回動可能に支持されているが、横方向にスライド可能に支持されていてもよい。また、上記各実施形態の蓋体12は、ロック機構126,150としてパッチン錠を用いているが、他のロック手段を用いてもよい。
上記各実施形態の蓋体12は、筒体11に対して水平軸125,132回りに上下回動可能に設けられているが、この回動構造に限定されるものではない。例えば、蓋体12を、筒体11に対して鉛直軸回りに水平方向に回動可能に設けてもよい。また、蓋体12は、筒体11に対して蝶番を介して回動可能に設けてもよい。この場合、筒体11に対して、蝶番全体を蓋体12と共に着脱自在としてもよいし、蝶番の一部を構成する回転軸を抜き差しすることで筒体11に対して蓋体12を着脱自在としてもよい。
第1実施形態では、蓋体12側に設けた取付部120を、締結部材15により筒体11に対して着脱自在に設けているが、取付部120を筒体11側に固定し、水平軸125を抜き差しすることで取付部120に対してアーム部121を着脱自在としてもよい。
上記第1実施形態の蓋体12は、複数の支持部127により、調圧路20としての複数の隙間S1をあけて蓋本体122を支持しているが、支持部127の個数、及び隙間S1の個数は、特に限定されるものではない。例えば、C字形状等の有端環状に形成された単一の支持部127により、単一の隙間S1をあけて蓋本体122を支持してもよい。
上記第1実施形態の調圧路20は、隙間S1~S3によって構成されているが、例えば、蓋本体122に囲み部123を設けない構成であれば、隙間S1のみで調圧路20が構成されていてもよい。この場合、調圧路形成部21は、支持部127のみで構成される。
上記第1実施形態では、蓋本体122を支持する支持部127により、筒体11の上端と蓋本体122との間に調圧路20としての隙間S1を形成しているが、支持部127以外の部材によって隙間S1を形成してもよい。例えば、図4に示す状態において、ロック機構126のベース部126aに、アーム部121の垂下部121aを下方から支持する支持部材を設けることによって、隙間S1を形成してもよい。
上記第2実施形態の蓋体12における締結部材146,147は、ボルト146a,147aと、ナット146b,147bとによって構成されているが、他の締結具により構成されていてもよい。また、上記第2実施形態の蓋体12は、金網部145を備えているが、必ずしも金網部145を備える必要はない。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
3 サイロ
11 筒体
12 蓋体
13 投入管
13a1 第2投入口
13b1 開口部
14 排出管
14a 開口部
14b 排出口
20 調圧路
21 調圧路形成部
115 第1投入口
122 蓋本体
127 支持部
140 蓋本体
S1 隙間

Claims (3)

  1. 下端開口がサイロ内に連通するように前記サイロの上端部に設けられ、貯留物を前記サイロ内に落下投入可能な第1投入口が上端に形成された筒体と、
    前記筒体に対して着脱自在に設けられ、前記第1投入口を開閉可能な蓋体と、
    一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物をエア搬送により前記サイロ内に投入可能な第2投入口が他端に形成された投入管と、
    一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物と共に前記サイロ内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出口が他端に形成された排出管と、を備え、
    前記蓋体は、
    前記第1投入口を開閉可能な蓋本体と、
    前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記筒体の内外を連通させる調圧路を形成するための調圧路形成部と、
    前記蓋本体を支持するアーム部と、を有し、
    前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記アーム部を前記筒体に対して下方から支持する支持部材をさらに備え、
    前記アーム部は、前記筒体の上端と前記蓋本体との間に前記調圧路としての隙間をあけて前記支持部材に支持されることで、前記調圧路形成部の少なくとも一部として機能する、サイロ用投入口装置。
  2. 下端開口がサイロ内に連通するように前記サイロの上端部に設けられ、貯留物を前記サイロ内に落下投入可能な第1投入口が上端に形成された筒体と、
    前記筒体に対して着脱自在に設けられ、前記第1投入口を開閉可能な蓋体と、
    一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物をエア搬送により前記サイロ内に投入可能な第2投入口が他端に形成された投入管と、
    一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物と共に前記サイロ内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出口が他端に形成された排出管と、を備え、
    前記蓋体は、
    前記第1投入口を開閉可能な蓋本体と、
    前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記筒体の内外を連通させる調圧路を形成するための調圧路形成部と、
    記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、当該蓋本体を前記筒体に対して支持する支持部と、を有し、
    前記支持部は、前記筒体の上端と前記蓋本体との間に前記調圧路としての隙間をあけて前記蓋本体を支持することで、前記調圧路形成部の少なくとも一部として機能する、サイロ用投入口装置。
  3. 前記支持部は、前記蓋本体の外周側において周方向に複数設けられ、
    前記隙間は、周方向に隣接する前記支持部同士の間に形成されている、請求項2に記載のサイロ用投入口装置。
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