JP7235476B2 - サイロ用投入口装置 - Google Patents
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Description
そこで、本出願人は、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであっても貯留物をサイロ内に投入することができるサイロ用投入口装置を既に提案している(特願2018-14631)。
この場合、筒体に対して蓋本体を支持する支持部が調圧路形成部の少なくとも一部として機能するため、蓋体の部品点数が少なくなり、調圧路形成部を有する蓋体を安価なコストで製造することができる。
[第1実施形態]
<サイロ用投入システム>
図1は、本発明の第1実施形態に係るサイロ用投入口装置1およびエア搬送装置2を備えたサイロ用投入システムを示す側面図である。図1において、本実施形態のサイロ用投入システムは、寒冷地において屋外に設置されたサイロ3内に、図示しない暖房装置の熱源として使用される木質のペレット(貯蔵物)を投入して貯蔵する際に用いられる。
サイロ3の筒部3aの上端部には、サイロ用投入口装置1が後付けされている。サイロ用投入口装置1は、落下投入方法とエア搬送方法の2種類の投入方法のどちらであっても、ペレットをサイロ3内に投入できるようにしたものである。すなわち、本実施形態のサイロ用投入口装置1は、上述のように落下投入方法を採用して設置された既設のサイロ3に対して、落下投入方法およびエア搬送方法のどちらであっても、ペレットをサイロ3内に投入できるようにしたものである。
バグフィルタ90は、一端側に入口91aが形成された小径部91と、小径部91の他端側に接続され当該小径部91から離れるに従って徐々に拡径する拡径部92と、拡径部92の大径側に接続された大径部93とを有している。
筒本体111の下端開口は、サイロ3内に連通するように筒部3aの上端部に設けられている。筒体11の上端開口(フランジ部114の内周側の開口)は、ペレットをサイロ3内に落下投入可能な第1投入口115とされている。フランジ部114は、雨水が、横板部112の上面、及び縦筒部113の外周面を伝って、第1投入口115から筒体11内に侵入するのを抑制する機能を有している。
ここで、本発明において、蓋本体が第1投入口を「閉鎖した状態」とは、蓋本体が第1投入口を上方から覆っている状態を意味し、蓋本体が第1投入口を密閉している状態を意味するものではない。
図6は、図5のI-I矢視断面図である。図5及び図6において、蓋体12は、蓋本体122が第1投入口115を閉鎖した状態で、蓋本体122を筒体11の上端に対して支持する支持部127(図5では分かり易いようにクロスハッチングで示している)をさらに備えている。支持部127は、平面視では円弧状に形成されており、蓋本体122の外周側において周方向に複数(図5では3個)設けられている。
囲み部123の軸方向(上下方向)の長さは、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、筒体11の横板部112と蓋本体122との離反距離よりも短く形成されている。このため、アーム部121が閉鎖位置にある状態で、囲み部123の下端面と横板部112の上面との間には、隙間S3が形成される。
図8は、本発明の第2実施形態に係るサイロ用投入口装置1を示す拡大側面図である。図9は、図8のIII-III矢視断面図である。図8および図9において、本実施形態のサイロ用投入口装置1は、筒体11及び蓋体12の構成が第1実施形態と相違する。なお、図8および図9では、説明の便宜上、投入管13及び排出管14の図示を省略している。本実施形態の筒体11は、円筒状に形成された筒本体118のみからなり、筒本体118の上端開口は、ペレットをサイロ3内に落下投入可能な第1投入口115とされている。
本実施形態の蓋体12は、筒体11に着脱自在に取り付けられ、かつ筒体11に対して回動可能な取付部130と、取付部130と共に回動して第1投入口115を開閉する蓋本体140と、蓋本体140が第1投入口115を閉鎖した状態で当該蓋本体140をロックするロック機構150とを備えている。
以上の構成により、第1蓋板部140aの上面と第2囲み部148の下端面との間には、隙間S4が形成されている。また、突出筒部144の最外周面(フランジ部144aの外周面)と第2囲み部148の内周面との間には、隙間S5が形成されている。さらに、金網部145の上面と第2蓋板部140bの下面との間には、隙間S6が形成されている。
上記各実施形態のサイロ用投入口装置1は、サイロ3の筒部3aに後付けしているが、例えば、サイロ3を設置するときに落下投入方法とエア搬送方法の両方を採用する場合には、サイロ3の筒部3aにサイロ用投入口装置1の筒体11を一体に形成してもよい。また、上記各実施形態では、サイロ用投入口装置1が、木質のペレットをサイロ3の貯留物として説明したが、木質以外のペレットや家畜飼料等をサイロ3の貯留物としてもよい。また、上記実施形態のサイロ用投入口装置1は、慣性力によりペレットと搬送エアとを分離しているが、サイクロンによってペレットと搬送エアとを分離してもよい。
上記各実施形態の蓋体12は、第1投入口115を開閉するために筒体11に対して回動可能に支持されているが、横方向にスライド可能に支持されていてもよい。また、上記各実施形態の蓋体12は、ロック機構126,150としてパッチン錠を用いているが、他のロック手段を用いてもよい。
第1実施形態では、蓋体12側に設けた取付部120を、締結部材15により筒体11に対して着脱自在に設けているが、取付部120を筒体11側に固定し、水平軸125を抜き差しすることで取付部120に対してアーム部121を着脱自在としてもよい。
上記第1実施形態の調圧路20は、隙間S1~S3によって構成されているが、例えば、蓋本体122に囲み部123を設けない構成であれば、隙間S1のみで調圧路20が構成されていてもよい。この場合、調圧路形成部21は、支持部127のみで構成される。
11 筒体
12 蓋体
13 投入管
13a1 第2投入口
13b1 開口部
14 排出管
14a 開口部
14b 排出口
20 調圧路
21 調圧路形成部
115 第1投入口
122 蓋本体
127 支持部
140 蓋本体
S1 隙間
Claims (3)
- 下端開口がサイロ内に連通するように前記サイロの上端部に設けられ、貯留物を前記サイロ内に落下投入可能な第1投入口が上端に形成された筒体と、
前記筒体に対して着脱自在に設けられ、前記第1投入口を開閉可能な蓋体と、
一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物をエア搬送により前記サイロ内に投入可能な第2投入口が他端に形成された投入管と、
一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物と共に前記サイロ内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出口が他端に形成された排出管と、を備え、
前記蓋体は、
前記第1投入口を開閉可能な蓋本体と、
前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記筒体の内外を連通させる調圧路を形成するための調圧路形成部と、
前記蓋本体を支持するアーム部と、を有し、
前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記アーム部を前記筒体に対して下方から支持する支持部材をさらに備え、
前記アーム部は、前記筒体の上端と前記蓋本体との間に前記調圧路としての隙間をあけて前記支持部材に支持されることで、前記調圧路形成部の少なくとも一部として機能する、サイロ用投入口装置。 - 下端開口がサイロ内に連通するように前記サイロの上端部に設けられ、貯留物を前記サイロ内に落下投入可能な第1投入口が上端に形成された筒体と、
前記筒体に対して着脱自在に設けられ、前記第1投入口を開閉可能な蓋体と、
一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物をエア搬送により前記サイロ内に投入可能な第2投入口が他端に形成された投入管と、
一端側の開口部が前記サイロ内に連通するように前記筒体又は前記蓋体に設けられ、貯留物と共に前記サイロ内に投入された搬送エアを外部に排出可能な排出口が他端に形成された排出管と、を備え、
前記蓋体は、
前記第1投入口を開閉可能な蓋本体と、
前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、前記筒体の内外を連通させる調圧路を形成するための調圧路形成部と、
前記蓋本体が前記第1投入口を閉鎖した状態で、当該蓋本体を前記筒体に対して支持する支持部と、を有し、
前記支持部は、前記筒体の上端と前記蓋本体との間に前記調圧路としての隙間をあけて前記蓋本体を支持することで、前記調圧路形成部の少なくとも一部として機能する、サイロ用投入口装置。 - 前記支持部は、前記蓋本体の外周側において周方向に複数設けられ、
前記隙間は、周方向に隣接する前記支持部同士の間に形成されている、請求項2に記載のサイロ用投入口装置。
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