JP7234071B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7234071B2
JP7234071B2 JP2019143330A JP2019143330A JP7234071B2 JP 7234071 B2 JP7234071 B2 JP 7234071B2 JP 2019143330 A JP2019143330 A JP 2019143330A JP 2019143330 A JP2019143330 A JP 2019143330A JP 7234071 B2 JP7234071 B2 JP 7234071B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
cause
measurement result
phase
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019143330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021027676A (ja
Inventor
智秀 若江
保博 田口
正紀 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Electric Power Co Inc
Toshiba Energy Systems and Solutions Corp
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Toshiba Energy Systems and Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku Electric Power Co Inc, Toshiba Energy Systems and Solutions Corp filed Critical Tohoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2019143330A priority Critical patent/JP7234071B2/ja
Publication of JP2021027676A publication Critical patent/JP2021027676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7234071B2 publication Critical patent/JP7234071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Locating Faults (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、配電系統で生じる事故の原因を特定する方法として、事故時における配電系統の計測結果を学習データとして学習した、学習済みモデルを用いて事故の原因を特定する技術が知られている(例えば、特許文献1)。ところで、機械学習モデルの学習に用いる学習データは、事故時における配電系統の計測結果と、事故原因とが適切に対応付けられたデータであることが求められる。しかしながら、従来の技術では、学習モデルの学習に適切なデータを選別することが困難な場合があった。
特開平11-142466号公報
本発明が解決しようとする課題は、配電系統で生じる事故を特定するモデルの学習に適した学習データを適切に選別することが可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することである。
情報処理装置は、事故原因記録情報取得部と、計測結果情報取得部と、特徴量算出部と、事故原因推定部と、判定部と、学習データ選別部とを持つ。前記事故原因記録情報取得部は、対象設備の事故原因が記録された事故原因記録情報を取得する。前記計測結果情報取得部は、前記対象設備において電力に関する計測を行った結果を示す計測結果情報を取得する。前記特徴量算出部は、前記計測結果情報取得部によって取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報に基づいて、特徴量を算出する。前記事故原因推定部は、前記特徴量算出部によって算出された前記特徴量に基づいて、事故原因を推定する。前記判定部は、前記事故原因推定部によって推定された第1事故原因と、前記事故原因記録情報取得部によって取得された前記事故原因記録情報が示す第2事故原因とが一致するか否かを判定する。前記学習データ選別部は、前記判定部により前記第1事故原因と前記第2事故原因とが一致すると判定された場合、前記計測結果情報取得部によって取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報を、計測結果情報に係る情報が入力されると事故原因を示す情報を出力する学習済みモデルを作成するための学習データとして選別する。
実施形態の情報処理装置10の構成の一例を示す図である。 計測結果情報MRの一例を示す図である。 事故原因記録情報ACの内容の一例を示す図である。 事故データ152の内容の一例を示す図である。 学習済みモデル158の出力の内容の一例を示す図である。 特徴量のデータセットの内容の一例を示す図である。 簡単な合成波の一例を示す図である。 2次の高調波ベクトルを複素平面によって表現した図である。 前処理機能部の処理の一連の流れを示すフローチャートである。 学習機能部の学習データを特定する処理の一連の流れを示すフローチャートである。 学習機能部の学習に係る処理の一連の流れを示すフローチャートである。
以下、実施形態の情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
[全体構成]
図1は、実施形態の情報処理装置10の構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、学習モデルを学習しつつ、当該学習モデルを用いて配電系統DSにおいて生じる事故の原因を特定する装置である。情報処理装置10は、例えば、一以上の計測装置20と、事故原因記録装置30と、表示装置40とが直接、又はネットワークを介して接続される。ネットワークは、例えば、専用通信回線やインターネット等の通信ネットワークである。以下、配電系統DSが、A相、B相、及びC相を有する3相交流配電系統である場合について説明する。
計測装置20は、配電系統DSに係る計測結果を取得する。計測結果には、例えば、配電系統DSに係る計測結果であって、零相電圧データ、零相電流データ、A相電圧データ、A相電流データ、B相電圧データ、B相電流データ、C相電圧データ、及びC相電流データが含まれる。各データは、例えば、計測結果の取得タイミングからの電圧値、又は電流値を、時系列に示したものである。計測装置20は、所定の時間間隔毎に計測結果を取得する。所定の時間間隔とは、例えば、数十~数百[ms]間隔程度である。計測装置20は、所定の時間(例えば、配電系統DSが供給する電力の1サイクル分の時間)に取得した計測結果をまとめた情報(以下、計測結果情報MR)を、情報処理装置10に送信する。
図2は、計測結果情報MRの一例を示す図である。計測結果情報MRは、例えば、取得した計測結果と、計測結果が計測された計測日時と、計測装置20を識別可能な計測装置識別情報とが互いに対応付けられたレコードを、1サイクル分だけ含む情報である。以下、計測装置20は、計測結果情報MRを1サイクル分の時間が経過する毎に情報処理装置10に送信するものとする。つまり、計測結果情報MRは、離散化した零相、及び各相の1サイクル分の波形データである。
なお、計測結果情報MRは、少なくとも零相のデータが含まれていれば、各相のデータが含まれていなくてもよい。
図1に戻り、事故原因記録装置30は、配電系統DSにおいて事故が発生した場合、事故を復旧した作業員等によって入力された当該事故の原因に係る情報(以下、事故原因記録情報AC)を記録する。図3は、事故原因記録情報ACの内容の一例を示す図である。事故原因記録装置30には、例えば、ある事故について、当該事故を識別可能な事故識別情報と、事故原因を示す情報と、当該事故原因を特定した根拠を示す情報と、事故が生じた事故設備を識別可能な事故設備識別情報と、当該事故が生じた際の天候を示す情報とが互いに対応付けられたレコードが入力される。事故原因記録装置30は、入力されたレコードに基づいて事故原因記録情報ACを生成、或いは更新する。事故原因記録装置30は、レコードが入力される度、又は所定の時間間隔毎に事故原因記録情報ACを情報処理装置10に送信する。事故原因記録情報ACに示される事故原因は、「第2事故原因」の一例である。
図1に戻り、表示装置40は、情報処理装置10によって特定された配電系統DSの事故原因を示す画像を表示する装置である。
[情報処理装置10の構成]
以下、情報処理装置10の構成について説明する。情報処理装置10は、例えば、制御部100と、記憶部150とを備える。制御部100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部150に記憶されるプログラム(ソフトウェア)を実行することにより、計測結果情報取得部102と、事故原因記録情報取得部104と、事故特定部106と、高調波補正部108と、特徴量算出部110と、事故原因推定部112と、学習データ選別部114と、学習処理部116と、事故原因取得部118と、事故原因出力部120との各機能部を実現する。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
記憶部150は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)により実現されてもよく、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)により実現されてもよく、ドライブ装置に装着される記憶媒体であってもよい。また、記憶部150の一部又は全部は、NASや外部のストレージサーバ等、情報処理装置10がアクセス可能な外部装置であってもよい。記憶部150には、例えば、プログラムの他、事故データ152、選別学習データ154、機械学習モデル156、及び学習済みモデル158等の情報が記憶される。機械学習モデル156は、後述する学習データ選別部114によって選別された学習データを用いて、学習処理部116によってパラメータ更新が行われるモデルである。学習済みモデル158は、学習処理部116によってパラメータ更新が完了した時点の機械学習モデル156である。事故データ152と、選別学習データ154との詳細については、後述する。
計測結果情報取得部102は、計測装置20から計測結果情報MRを取得する。事故原因記録情報取得部104は、事故原因記録装置30から事故原因記録情報ACを取得する。
ここで、制御部100が備える各機能部のうち、事故特定部106と、高調波補正部108とは、計測結果情報MRに含まれる各種データに対して、事故原因の推定、機械学習モデル156への入力、及び学習済みモデル158への入力に際して前処理を行う前処理機能部である。また、制御部100が備える各機能部のうち、特徴量算出部110と、事故原因推定部112と、学習データ選別部114と、学習処理部116とは、前処理機能部によって前処理された計測結果情報MRのうち、機械学習モデル156の学習に用いる計測結果情報MRを選別し、選別した計測結果情報MRによって機械学習モデル156の学習を行う学習機能部である。また、制御部100が備える各機能部のうち、事故原因取得部118と、事故原因出力部120とは、前処理機能部によって前処理が行われた各種データと、学習済みモデル158とに基づいて、配電系統DSに生じた事故の事故原因を出力する運用機能部である。
[前処理機能部について]
まず、前処理機能部の詳細について説明する。事故特定部106は、計測結果情報取得部102によって取得された計測結果情報MRに基づいて、配電系統DSに事故が生じている時間帯(以下、事故中の時間帯)を特定する。事故特定部106は、計測結果情報MRに含まれる零相電流データに基づいて、零相電流の実効値を算出する。事故特定部106は、算出した零相電圧の実効値が零相電流閾値を超える時間帯を、事故中の時間帯として特定する。零相電流閾値は、配電系統DSに事故が生じている際に発生する零相電流と、事故が生じていない際に発生する零相電流とを分類可能な値である。
次に、事故特定部106は、計測結果情報MRに各相のデータが含まれている場合には、特定した事故中の時間帯における事故相を特定する。事故特定部106は、計測結果情報MRが示す各相の電流データに基づいて、各相の電流実効値を算出する。事故特定部106は、算出した各相の電流実効値に基づいて、事故前の時間帯(例えば、配電系統DSに事故が生じる直前の1分間)に係る各相の電流実効値の平均値と、事故中の時間帯の各相の電流実効値の平均値とを算出する。事故特定部106は、事故中の時間帯の電流実効値の平均値を事故前の時間帯の電流実効値の平均値で除した値(以下、電流指標値)が、事故相電流閾値より大きい相を特定する。事故相電流閾値は、配電系統DSの事故発生時の事故相において電流指標値がとり得る値と、事故相以外の相において電流指標値がとり得る値とを分類可能な値である。
事故特定部106は、計測結果情報MRが示す各相の電圧データに基づいて、各相の電圧実効値を算出する。事故特定部106は、算出した各相の電圧実効値に基づいて、事故前の時間帯に係る各相の電圧実効値の平均値と、事故中の時間帯の各相の電圧実効値の平均値とを算出する。事故特定部106は、事故中の時間帯の電圧実効値の平均値を事故前の時間帯の電圧実効値の平均値で除した値(以下、電圧指標値)が、事故相電圧閾値より小さい相を特定する。事故相電圧閾値は、配電系統DSの事故発生時の事故相において電圧指標値がとり得る値と、事故相以外の相において電圧指標値がとり得る値とを分類可能な値である。
事故特定部106は、電流指標値に基づいて特定した相と、電圧指標値に基づいて特定した相とが一致する場合、当該相を事故相として特定する。また、事故特定部106は、計測結果情報MRのうち、事故相として特定された相のデータであり、且つ事故中時間帯の事故相のデータを、事故データ152として記憶部150に記憶する。事故特定部106は、「判定部」の一例である。
図4は、事故データ152の内容の一例を示す図である。事故データ152は、例えば、事故識別情報と、計測日時と、計測装置識別情報と、事故相のデータ(図示では、A相のデータ)とが互いに対応付けられた情報である。事故は、例えば、事故データベース(不図示)等によって管理されており、事故データベースには、事故識別情報と事故日時とが対応付けられた情報が記憶されている。事故特定部106は、例えば、特定した事故中の時間帯に対応する事故の事故識別情報を事故データベースから取得し、取得した事故識別情報と、事故中の時間帯の計測結果情報MRとを互いに対応付けて事故データ152を生成(更新)する。なお、事故識別情報は、情報処理装置10の利用者によって入力されるものであってもよい。
図1に戻り、高調波補正部108は、事故特定部106によって特定された事故相について、事故データ152に含まれる事故相のデータを、事故前の時間帯の事故相のデータによって補正する。具体的には、高調波補正部108は、計測結果情報MRに含まれる計測結果のうち、事故前の時間帯における事故相のデータをフーリエ変換して各次高調波成分に分解する。高調波補正部108は、分解した各次高調波成分について逆フーリエ変換を行って得られた波形を、事故データ152に含まれる事故相のデータから除去する。これにより、高調波補正部108は、事故前から存在する高調波を事故中の時間帯の事故相のデータから除去する。
なお、高調波補正部108は、事故特定部106が事故相を特定できない場合(つまり電流指標値に基づいて特定した相と、電圧指標値に基づいて特定した相とが一致しない場合)、又は計測結果情報MRに各相のデータが含まれていない場合には、事故中の時間帯の零相のデータを、事故前の時間帯の零相のデータによって補正する。補正の処理については、事故相のデータに対する処理と同様であるため、説明を省略する。これにより、高調波補正部108は、事故相のデータ、又は零相のデータから、配電系統DSに生じる高調波の影響を除去し、これらのデータをより適した学習データを選別することができる。また、事故相のデータ、又は、零相のデータに係る補正は、事故前の時間帯のデータの高調波成分を正規化し、事故後の時間帯のデータの高調波成分の正規化から差し引くことによって行われてもよい。
[学習機能部について]
次に、学習機能部の詳細について説明する。特徴量算出部110は、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータに基づいて、特徴量を算出する。図6は、特徴量のデータセットの内容の一例を示す図である。特徴量算出部110によって算出された特徴量は、例えば、図6に示す様に事故相のデータを2次から25次までの高調波成分によって示したものである。具体的には、特徴量は、高調波の大きさと、基本波に対する同相成分と、と基本波に対する直交成分とが、高調波の次数毎に互いに対応付けられたレコードによって示される。特徴量のデータセットには、特徴量算出部110によって算出された特徴量のレコードが格納される。ここで、高調波を含む実波形の一例について、図7を用いて説明する。
図7は、簡単な合成波の一例を示す図である。上図の合成波は、下図に示す基本波と2次の高調波から構成され、基本波の大きさをA、2次の高調波の大きさをRとし、2次の高調波が基本波に対し位相がθだけ進んでいるものとする。基本波は、角速度をω、時間をtとすると、Asin(ωt)と表すことができ、2次の高調波は、Rsin(2ωt+θ)と表すことができる。ここで、基本波に対してこの2次高調波をベクトル記号法で表現すると、Rcosθ+jRsinθと表すことができる。図8は、2次の高調波ベクトルを複素平面によって表現した図である。図8に示した通り、二次高調波の実数部を同相成分、二次高調波の虚数部を直交成分と定義するため、この2次の高調波の同相成分はRcosθ,直交成分はRsinθとなる。
図1に戻り、事故原因推定部112は、特徴量算出部110によって算出された特徴量に基づいて、事故相に生じた事故の原因を推定する。事故原因推定部112は、特徴量算出部110によって算出された特徴量と、予め定められた特徴量に係るルーリングとに基づいて、事故原因を推定してもよく、情報処理装置10の利用者が特徴量算出部110によって算出された特徴量を参照することにより推定した事故原因を、情報処理装置10に入力することによって事故原因を取得してもよい。事故原因推定部112によって推定された事故原因は、「第1事故原因」の一例である。
学習データ選別部114は、事故原因記録情報取得部104によって取得された事故原因記録情報ACと、事故原因推定部112の推定結果とに基づいて、事故原因が一致するか否かを判定する。学習データ選別部114は、例えば、事故データ152に含まれる事故識別情報を検索キーとして事故原因記録情報ACを検索し、事故原因記録情報ACにおいて同一の事故識別情報が対応付けられている事故原因を特定する。学習データ選別部114は、特定した事故原因と、事故原因推定部112によって推定された事故原因とが一致する場合に、高調波補正部108によって補正された高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータを機械学習モデル156の学習データとして選別学習データ154として記憶部150に記憶(更新)する。この場合、事故原因推定部112の推定結果は、教師データとして用いられる。また、学習データ選別部114は、特定した事故原因と、事故原因推定部112によって推定された事故原因とが一致しない場合に、事故データ152を機械学習モデル156の学習データとして用いないと決定する。
学習処理部116は、学習データ選別部114によって選別された選別学習データ154に基づいて、機械学習モデル156を学習する処理を行う。学習処理部116は、例えば、機械学習モデル156の学習曲線に基づいて、機械学習モデル156の学習の進度が所定の進度に至った場合、その時点の機械学習モデル156を学習済みモデル158とする。
[運用機能部について]
次に、運用機能部の詳細について説明する。事故原因取得部118は、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータを、学習済みモデル158に入力し、事故原因を示す出力を取得する。図5は、学習済みモデル158の出力の内容の一例を示す図である。学習済みモデル158の出力は、例えば、一以上の事故原因と、事故原因毎の発生確率と、入力された事故相のデータに対応付けられた事故識別情報とが互いに対応付けられた情報である。事故原因出力部120は、事故原因取得部118によって取得された学習済みモデル158の出力を示す情報を表示装置40に出力し、表示させる。これにより、情報処理装置10は、利用者に事故原因を提示することができる。
なお、事故原因出力部120は、学習済みモデル158の出力のうち、最も発生確率が高い事故原因を表示装置40に出力してもよく、学習済みモデル158は、最も発生確率が高い事故原因を出力するように学習されたものであってもよい。
また、上述では、事故原因取得部118は、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータを学習済みモデル158に入力する場合について説明したが、これに限られない。事故原因取得部118は、計測結果情報取得部102によって取得された計測結果情報MRに含まれる零相のデータ、又は各相のデータを学習済みモデル158に入力してもよい。
[動作フロー]
図9は、前処理機能部の処理の一連の流れを示すフローチャートである。図10は、学習機能部の学習データを特定する処理の一連の流れを示すフローチャートである。まず、計測結果情報取得部102は、計測装置20から計測結果情報MRを取得する(ステップS100)。事故特定部106は、計測結果情報取得部102によって取得された計測結果情報MRに含まれる零相電流データに基づいて、零相電流の実効値を算出する(ステップS102)。次に、事故特定部106は、算出した零相電圧の実効値が零相電流閾値を超える時間帯を、事故中の時間帯として特定する(ステップS104)。事故特定部106は、計測結果情報取得部102によって取得された計測結果情報MRに、各相のデータが含まれているか否かを判定する(ステップS106)。
事故特定部106は、計測結果情報MRに各相のデータが含まれると判定した場合には事故相を特定する処理を行うため、計測結果情報MRが示す各相の電流データに基づいて、各相の電流実効値を算出する(ステップS108)。次に、事故特定部106は、算出した各相の電流実効値に基づいて、事故中の時間帯の電流実効値の平均値と、事故前の時間帯の電流実効値の平均値とを算出する(ステップS110)。事故特定部106は、事故中の時間帯の電流実効値の平均値を事故前の時間帯の電流実効値の平均値で除した値(つまり、電流指標値)が、事故相電流閾値より大きい相を特定する(ステップS112)。
次に、事故特定部106は、計測結果情報MRが示す各相の電圧データに基づいて、各相の電圧実効値を算出する(ステップS114)。次に、事故特定部106は、算出した各相の電圧実効値に基づいて、事故中の時間帯の電圧実効値の平均値と、事故前の時間帯の電圧実効値の平均値とを算出する(ステップS116)。事故特定部106は、事故中の時間帯の電圧実効値の平均値を事故前の時間帯の電圧実効値の平均値で除した値(つまり、電圧指標値)が、事故相電圧閾値より小さい相を特定する(ステップS118)。事故特定部106は、ステップS112において特定された相と、ステップS118において特定された相とが一致する場合、当該相を事故相として特定し、特定した事故相の事故中の時間帯のデータを事故データ152として記憶させる(ステップS120)。
高調波補正部108は、事故特定部106によって特定された事故相について、事故データ152に含まれる事故相のデータを、事故前の時間帯の事故相のデータによって補正し、事故前から存在する高調波を事故中の時間帯の事故相のデータから除去する(ステップS122)。高調波補正部108は、事故特定部106によって計測結果情報MRに各相のデータが含まれないと判定された場合、事故中の時間帯の零相のデータを、事故前の時間帯の零相のデータによって補正し、事故前から存在する高調波を事故中の時間帯の零相のデータから除去する(ステップS124)。
次に、特徴量算出部110は、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータに基づいて、特徴量を算出する(ステップS124)。事故原因推定部112は、特徴量算出部110によって算出された特徴量に基づいて、事故原因を推定する(ステップS126)。事故原因記録情報取得部104は、事故原因記録装置30から事故原因記録情報ACを取得する(ステップS128)。事故原因推定部112は、特徴量に基づいて推定された事故原因(つまり、第1事故原因)と、事故原因記録情報ACが示す事故原因(つまり、第2事故原因)とが一致するか否かを判定する(ステップS130)。学習データ選別部114は、事故原因推定部112によって第1事故原因と第2事故原因とが一致すると判定された場合、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータを機械学習モデル156の学習データとして選別し、選別したデータを選別学習データ154として記憶部150に記憶(更新)する(ステップS132)。学習データ選別部114は、事故原因推定部112によって第1事故原因と第2事故原因とが一致しないと判定された場合、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータを機械学習モデル156の学習データとして用いないと決定する(ステップS134)。
図11は、学習機能部の学習に係る処理の一連の流れを示すフローチャートである。まず、事故原因取得部118は、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータを、学習済みモデル158に入力する(ステップS200)。事故原因取得部118は、学習済みモデル158から出力を取得する(ステップS202)。事故原因出力部120は、事故原因取得部118によって取得された学習済みモデル158の出力を示す情報を表示装置40に出力し、表示させる(ステップS204)。
[情報処理装置10の他の構成]
なお、上述では、情報処理装置10が、前処理機能部と、学習機能部と、運用機能部とを備える場合について説明したが、これに限られない。
学習機能部は、情報処理装置10とは別体の学習装置が備えてもよい。この場合、情報処理装置10は、前処理機能部である事故特定部106、及び高調波補正部108と、運用機能部である事故原因取得部118、及び事故原因出力部120とを備えられる。また、別体の学習装置には、学習機能部である特徴量算出部110、事故原因推定部112、学習データ選別部114、及び学習処理部116とが備えられ、高調波補正部108によって補正された事故中の時間帯における事故相のデータ、及び事故原因記録情報ACが、学習装置の利用者によって入力される、或いは他の装置から取得する。これにより、学習装置は、配電系統DSにおいて生じた事故の事故原因を迅速に特定することができる。
[高調波補正部108について]
また、配電系統DSにおいて、高調波が発生しないような環境(例えば、PV(Photovoltaic)等の再生可能エネルギーを利用した発電機や、蓄電池が配電系統DSに接続されていない場合、或いは接続されていても計測装置20の計測結果に影響を及ぼしにくい場合)では、情報処理装置10は、高調波補正部108によって計測結果情報MRに含まれるデータを補正しなくてもよい。この場合、情報処理装置10は、高調波補正部108を備えていなくてもよい。
[実施形態のまとめ]
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、計測結果情報取得部102と、事故原因記録情報取得部104と、特徴量算出部110と、事故原因推定部112と、判定部と、学習データ選別部114とを持つことにより、計測装置20によって計測された計測結果情報MRのうち、機械学習モデル156の学習に適した学習データを特定することができ、機械学習モデル156を精度良く学習させることができる。
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…情報処理装置、20…計測装置、30…事故原因記録装置、40…表示装置、100…制御部、102…計測結果情報取得部、104…事故原因記録情報取得部、106…事故特定部、108…高調波補正部、110…特徴量算出部、112…事故原因推定部、114…学習データ選別部、116…学習処理部、118…事故原因取得部、120…事故原因出力部、150…記憶部、152…事故データ、154…選別学習データ、156…機械学習モデル、158…学習済みモデル、AC…事故原因記録情報、MR…計測結果情報、DS…配電系統

Claims (8)

  1. 対象設備の事故原因が記録された事故原因記録情報を取得する事故原因記録情報取得部と、
    前記対象設備において電力に関する計測を行った結果を示す計測結果情報を取得する計測結果情報取得部と、
    前記計測結果情報取得部によって取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報に基づいて、事故相または零相のデータを複数の高調波成分によって示した特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部によって算出された前記特徴量に基づいて、事故原因を推定する事故原因推定部と、
    前記事故原因推定部によって推定された第1事故原因と、前記事故原因記録情報取得部によって取得された前記事故原因記録情報が示す第2事故原因とが一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記第1事故原因と前記第2事故原因とが一致すると判定された場合、前記計測結果情報取得部によって取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報を、計測結果情報に係る情報が入力されると事故原因を示す情報を出力する学習済みモデルを作成するための学習データとして選別する学習データ選別部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記計測結果情報に係る情報は、前記計測結果情報に基づいて前記特徴量算出部によって算出された特徴量を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記計測結果情報に含まれる零相電流、又は零相電圧の計測結果を用いて、事故中の時間帯を特定する事故特定部と、
    前記事故特定部によって特定された前記時間帯における前記零相電流、又は前記零相電圧に含まれる高調波を、事故前の零相電流、又は事故前の零相電圧に含まれる高調波によって補正する高調波補正部とを更に備え、
    前記特徴量算出部は、前記高調波補正部によって補正された前記時間帯における前記零相電流、又は前記時間帯における前記零相電圧に基づいて、前記特徴量を算出する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記計測結果情報に含まれる各相の電流、又は各相の電圧の計測結果を用いて、事故中の時間帯を特定する事故特定部と、
    前記事故特定部によって特定された前記時間帯における事故相の電流、又は前記事故相の電圧に含まれる高調波を、事故前の前記事故相の電流、又は事故前の前記事故相の電圧によって補正する高調波補正部とを更に備え、
    前記特徴量算出部は、前記高調波補正部によって補正された前記時間帯における前記事故相の電流、又は前記事故相の電圧に基づいて、前記特徴量を算出する、
    請求項1から3のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記事故特定部は、前記計測結果情報に含まれる零相電流の計測結果、又は零相電圧の計測結果と、各相電流の計測結果、又は各相電圧の計測結果との少なくとも一方を用いて、事故相を特定する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、零相電流、又は零相電圧に基づく特徴量と、事故相の電流、又は事故相の電圧に基づく特徴量との少なくとも一方に基づいて、前記事故原因推定部が推定した事故原因と、前記事故原因記録情報とが一致するか否かを判定する、
    請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータが、
    対象設備の事故原因が記録された事故原因記録情報を取得し、
    前記対象設備において電力に関する計測を行った結果を示す計測結果情報を取得し、
    取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報に基づいて、事故相または零相のデータを複数の高調波成分によって示した特徴量を算出し、
    算出された前記特徴量に基づいて、事故原因を推定し、
    推定された第1事故原因と、取得された前記事故原因記録情報が示す第2事故原因とが一致するか否かを判定し、
    前記第1事故原因と前記第2事故原因とが一致すると判定された場合、取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報を、計測結果情報に係る情報が入力されると事故原因を示す情報を出力する学習済みモデルを作成するための学習データとして選別する、
    情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    対象設備の事故原因が記録された事故原因記録情報を取得させ、
    前記対象設備において電力に関する計測を行った結果を示す計測結果情報を取得させ、 取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報に基づいて、事故相または零相のデータを複数の高調波成分によって示した特徴量を算出させ、
    算出された前記特徴量に基づいて、事故原因を推定させ、
    推定された第1事故原因と、取得された前記事故原因記録情報が示す第2事故原因とが一致するか否かを判定させ、
    前記第1事故原因と前記第2事故原因とが一致すると判定された場合、取得された前記計測結果情報のうち、前記対象設備の事故時の計測結果情報を、計測結果情報に係る情報が入力されると事故原因を示す情報を出力する学習済みモデルを作成するための学習データとして選別させる、
    プログラム。
JP2019143330A 2019-08-02 2019-08-02 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Active JP7234071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019143330A JP7234071B2 (ja) 2019-08-02 2019-08-02 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019143330A JP7234071B2 (ja) 2019-08-02 2019-08-02 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021027676A JP2021027676A (ja) 2021-02-22
JP7234071B2 true JP7234071B2 (ja) 2023-03-07

Family

ID=74664886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019143330A Active JP7234071B2 (ja) 2019-08-02 2019-08-02 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7234071B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158082A (ja) 2004-11-29 2006-06-15 Fuji Electric Systems Co Ltd 負荷稼動状況推定装置及び方法並びにそれを利用した地絡発生源推定装置及び方法
JP2009017637A (ja) 2007-07-02 2009-01-22 Toshiba Corp 配電線事故原因推定システムとその方法、およびプログラム
JP2016122336A (ja) 2014-12-25 2016-07-07 クラリオン株式会社 意図推定装置、および意図推定システム
JP2018125912A (ja) 2017-01-30 2018-08-09 学校法人鶴学園 地絡要因判定装置
JP2019057056A (ja) 2017-09-20 2019-04-11 株式会社東芝 事故原因分類装置
JP2019061578A (ja) 2017-09-27 2019-04-18 富士フイルム株式会社 学習支援装置、学習支援装置の作動方法、学習支援プログラム、学習支援システム、および端末装置
WO2019138655A1 (ja) 2018-01-09 2019-07-18 日本電信電話株式会社 モデル学習装置、モデル学習方法、及びプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158082A (ja) 2004-11-29 2006-06-15 Fuji Electric Systems Co Ltd 負荷稼動状況推定装置及び方法並びにそれを利用した地絡発生源推定装置及び方法
JP2009017637A (ja) 2007-07-02 2009-01-22 Toshiba Corp 配電線事故原因推定システムとその方法、およびプログラム
JP2016122336A (ja) 2014-12-25 2016-07-07 クラリオン株式会社 意図推定装置、および意図推定システム
JP2018125912A (ja) 2017-01-30 2018-08-09 学校法人鶴学園 地絡要因判定装置
JP2019057056A (ja) 2017-09-20 2019-04-11 株式会社東芝 事故原因分類装置
JP2019061578A (ja) 2017-09-27 2019-04-18 富士フイルム株式会社 学習支援装置、学習支援装置の作動方法、学習支援プログラム、学習支援システム、および端末装置
WO2019138655A1 (ja) 2018-01-09 2019-07-18 日本電信電話株式会社 モデル学習装置、モデル学習方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021027676A (ja) 2021-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6467186B2 (ja) データストリームにおける不良データを検出、訂正、および検査するためのシステムおよび方法
US9459947B2 (en) Error report processing using call stack similarity
US9910081B2 (en) Performance analysis of power grid monitors
CN104137078A (zh) 操作管理设备、操作管理方法和程序
CN109143094B (zh) 一种动力电池的异常数据检测方法和装置
EP3422518A1 (en) A method for recognizing contingencies in a power supply network
CN112990330B (zh) 用户用能异常数据检测方法及设备
US10097000B2 (en) Tool employing homotopy-based approaches in finding the controlling unstable equilibrium point in the electric power grid
US20190004490A1 (en) Method for recognizing contingencies in a power supply network
CN110838075A (zh) 电网系统暂态稳定的预测模型的训练及预测方法、装置
WO2023044632A1 (zh) 工业设备维护策略生成方法、装置、电子设备和存储介质
CN111158964B (zh) 一种磁盘故障预测方法、系统、装置及存储介质
CN115508770B (zh) 一种基于kl-nb算法的电能表运行状态在线评估方法
JPWO2013042455A1 (ja) 異常の発生を検知する方法、装置及びコンピュータプログラム
US11042134B2 (en) Power system status estimation device and status estimation method
CN115793590A (zh) 适用于系统安全运维的数据处理方法及平台
CN108845267B (zh) 一种动力电池的数据处理方法和装置
JP7234071B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
CN109085513A (zh) 一种电池内阻计算的方法和装置
US20200273120A1 (en) Power grid decision-making support device and method, and system applying same
JP2015108953A (ja) 演算装置
Nicolae et al. Tunning the Parameters for the FFT Analysis of Waveforms Acquired from a Power Plant
CN115935795A (zh) 一种电力系统暂态电压稳定评估模型构建方法及评估方法
JP7038011B2 (ja) 電力系統運用支援装置および方法、並びに振動抑制システム
Keene et al. A means for tuning primary frequency event detection algorithms

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190913

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220725

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7234071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150