JP7229632B2 - 地中掘削用添加材、塩水泥水、及び塩水泥水の調製方法 - Google Patents
地中掘削用添加材、塩水泥水、及び塩水泥水の調製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7229632B2 JP7229632B2 JP2018173857A JP2018173857A JP7229632B2 JP 7229632 B2 JP7229632 B2 JP 7229632B2 JP 2018173857 A JP2018173857 A JP 2018173857A JP 2018173857 A JP2018173857 A JP 2018173857A JP 7229632 B2 JP7229632 B2 JP 7229632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bentonite
- mud
- salt
- water
- salt water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
塩水に添加して塩水泥水を得るために用いる地中掘削用添加材であって、
ベントナイトと、
エーテル化度が1.0以上であるカルボキシメチルセルロースと、
多価陽イオンと反応しゲル状物質を生成する粘稠剤と、
を含有することにある。
前記ベントナイトは、清水に添加混練して3時間後のファンネル粘性が20~36秒程度になるベントナイト種であり、前記塩水泥水の1m3あたりの当該ベントナイト種の配合量が40~228kgであることが好ましい。
前記塩水の塩分濃度が0.75w/v%以上3.5w/v%以下であることが好ましい。
塩水と、上記記載の地中掘削用添加材とを含有する塩水泥水であって、
ファンネル粘性が20~36秒であることにある。
30分間静置した後のブリーディング率が3%未満であることが好ましい。
上記記載の塩水泥水の調製方法であって、
前記塩水に前記カルボキシメチルセルロースを添加してCMC溶液を作製する工程と、
前記塩水に前記ベントナイトを添加してベントナイト溶液を作製する工程と、
前記CMC溶液と前記ベントナイト溶液とを、体積比率として9:91~11:89となるように混合した後に前記粘稠剤を添加する粘稠剤添加工程と、
を包含することにある。
本発明に係る塩水泥水は、塩水と、地中掘削用添加材とを含有してなるものである。ここで、塩水とは、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)を意味するものではなく、海水等の各種塩を含む水を意図する。
塩水に添加して塩水泥水を得るために用いる地中掘削用添加材は、ベントナイトと、エーテル化度が1.0以上であるカルボキシメチルセルロースと、多価陽イオンと反応しゲル状物質を生成する粘稠剤とを含有している。
本発明において用いられるベントナイトは、モンモリロナイトを主成分とした高膨潤度のベントナイトである。本発明において用いられるベントナイトとしては、清水に添加混練して3時間後のファンネル粘性が、20~36秒程度になるベントナイト種及び配合が好ましい。具体的には、図1のグラフに示される3種類のベントナイトA,B,Cのようなファンネル粘性(FV)が20~36秒程度になるベントナイト種が好ましい。また、塩水下で安定させるためには、さらに泥水比重は1.14以下が望ましい。ここで、ベントナイトA,B,Cの製造会社及び製品名は以下の通りである。
ベントナイトA:(株)タック社製、製品名:TAC-αII
ベントナイトB:(株)タック社製、製品名:TAC-α
ベントナイトC:(株)タック社製、製品名:TAC-βII
本発明において用いられるカルボキシメチルセルロース(以下、「CMC」と称する。)は、エーテル化度が1.0以上、好ましくは1.3以上であり、塩水下でも高い粘性を発現するものである。ここで、エーテル化度とは、CMCの分子中に含まれるヒドロキシ基がカルボキシメチル基に置換されている度合であり、カルボキシメチル基に置換されているヒドロキシ基の数が多い程、エーテル化度は高くなる。通常、CMCは、金属イオン存在下において、分子中のヒドロキシ基同士で架橋され、増粘が阻害される。一方、カルボキシメチル基に置換されている度合が大きいと、分子の架橋反応は発生するが、アニオン部位が残ることで増粘が保たれる。したがって、高エーテル化度のCMCは金属イオンによる影響が少ない。高エーテル化度CMCのエーテル化度は、1.0以上(例えば、1~1.5)である。一般的なCMC(低エーテル化度CMC)のエーテル化度は、0.6~0.8程度であるが、本発明で使用されるCMCのエーテル化度は1.3のものである。ここで、今回使用するCMCは、SINOCMC Co.,LTD社製で、製品名がSK HE-3である。
本発明において用いられる粘稠剤は、多価陽イオンと反応しゲル状物質を生成するものである。通常、塩水中に含まれる金属塩における塩分は、陽イオンと陰イオンとの形で存在することが多い。そのため、塩水中には、陽イオンが遊離した形で存在していることになり、陽イオンの中でも多価の陽イオン(例えば、Ca2+、Mg2+)と粘稠剤とが反応して、塩水泥水の粘度が上昇する。粘稠剤としては、水ガラスを含む水ガラス系の粘稠剤が好ましい。水ガラスは、JIS K1408に示されるケイ酸ナトリウムを主成分としたものが挙げられる。下記化学反応式(1)及び(2)は、水ガラス系の粘稠剤を使用した場合の反応例である。なお、本発明において用いられる粘稠剤は、水ガラス系に限らず、多価陽イオンと反応しゲル状物質を生成するものであれば使用可能である。ここで使用する粘稠剤としては、例えば、(株)タック社製の製品名TAC3Gが挙げられる。なお、水ガラス系以外の粘稠剤としては、例えば、アルギン酸ナトリウムやペクチン等が挙げられる。
本発明に係る塩水泥水の調製方法は、以下の3つの工程を包含する。
(1)塩水にカルボキシメチルセルロースを添加する工程(CMC添加工程)
(2)ベントナイトを添加して混練する工程(ベントナイト混練工程)
(3)粘稠剤を添加する工程(粘稠剤添加工程)
上記の各工程については、以降の実施例において具体的に説明する。
水素イオン濃度は、作液した塩水泥水にpH試験紙の小片を浸し、標準変色表と比較してpHを読み取り測定する。
ファンネル粘性は、ファンネル粘度計(株式会社西日本試験機製、製品名:S-251)を使用して測定する。まず、ファンネル粘度計におけるファンネル本体を付属三脚で鉛直に立つように支持し、上部に金剛付のフタを載せる。泥水採取容器(500cc)で塩水泥水を口元一杯に採取した後、ファンネル本体下部の流出口を人差し指で塞ぎ、泥水採取容器で採取した塩水泥水試料をファンネル本体に流し込む。ファンネル本体下部の流出口の下方に泥水採取容器を置き、流出口を塞いでいる指を離し、塩水泥水が流出する時間(秒)を測定する。例えば、清水(塩水)のみでの流出時間は、18.5±0.5秒となる。
ろ過水量は、API規格に準拠したろ過試験器(以下、「APIろ過試験器」と称する。)を使用して測定する。APIろ過試験器のシリンダにろ紙をセットし、シリンダ内に塩水泥水試料を300mL流し込む。その後、シリンダをAPIろ過試験器にセットし、シリンダの流出口下方に100mLのメスシリンダを置き、0.3MPaの圧力で7.5分間加圧する。加圧してから7.5分後の流出したろ過水量を測定する。
ケーキ厚は、上記のろ過水量を測定した後におけるAPIろ過試験器のシリンダ内のろ紙上に形成された泥膜の厚みを測定することによって求められる。測定する際には、APIろ過試験器のシリンダ内のろ紙を取り外し、ろ紙表面に形成された泥膜を、清水を用いて静かに洗浄する。十分に洗浄後、ノギスを用いて泥膜の厚みを測定する。
ブリーディング率は、500mLのメスシリンダに塩水泥水を採取し、30分静置後の塩水泥水上部の分離水からブリーディング率を測定する。例えば、500mLのメスシリンダ内で450mLの目盛部分で泥水と分離水との境目が確認されたときには、分離水の量が50mLであるから、以下のようにしてブリーディング率が求められる。
ブリーディング率 = {50/500mL} × 100 = 10%
以下に述べる実施例1~5において、塩水泥水は、以下のようにして調製される。まず、海水(塩水)に対してエーテル化度1.3のCMCを添加してCMC溶液を作製する。一方、塩水にベントナイトを添加してベントナイト溶液を作製する。CMC溶液を十分に混練するとともに、ベントナイト溶液を十分に混練し、両溶液を所定の体積比率(例えば、CMC溶液:ベントナイト溶液=9:91~11:89)で混合後に、塩水と反応し粘性を高める水ガラス系の粘稠剤を添加する(粘稠剤添加工程)。これにより、塩水泥水内に添加材がムラなく混合され、均一に配合された塩水泥水を得ることができる。なお、CMC、ベントナイト、粘稠剤の添加・混練順序は、均一に配合されるために、上記の順が望ましいが、添加の順序が前後する調整方法の態様もあり得る。
図1のグラフに示される、清水に添加混練して3時間後のファンネル粘性が20~36秒の範囲内にあるベントナイトA、B及びCを用いて、下記の表4に示されるように、CMC及び粘稠剤の配合量、並びに塩分濃度を一定にして塩水泥水を上記の調製方法にて調整した。
下記の表5に示されるように、ベントナイトA及び粘稠剤の配合量を固定し、CMCの配合量のみを変化させ、混練水で使用される海水の塩分濃度を一定にして塩水泥水を上記の調製方法にて調製した。
下記の表6に示されるように、ベントナイトA及びCMCの配合量を固定し、粘稠剤の配合量のみを変化させ、混練水で使用される海水の塩分濃度を一定にして塩水泥水を上記の調製方法にて調製した。
下記の表7に示されるように、CMCの配合量を固定し、ベントナイトAと粘稠剤の配合量を変化させ、混練水で使用される海水の塩分濃度を一定にして塩水泥水を上記の調製方法にて調製した。
下記の表8に示されるように、ベントナイトAの配合量、CMCの配合量(配合量0の場合もある。)、粘稠剤の配合量(配合量0の場合もある。)、及び混練水で使用される海水の塩分濃度を変化させて、塩水泥水を上記の調製方法にて調製した。
下記の表9に示されるように、粘稠剤を配合せずに、CMCの配合量のみを変化させ、混練水で使用される海水の塩分濃度を一定にして塩水泥水を上記の調製方法(粘稠剤添加工程は無し)にて調製した。
下記の表10に示されるように、CMCを配合せずに、粘稠剤の配合量のみを変化させ、混練水で使用される海水の塩分濃度を一定にして塩水泥水を上記の調製方法(CMC添加工程は無し)にて調製した。
下記の表11に示されるように、CMC及び粘稠剤を配合せずに、ベントナイトAのみを用い、混練水として、清水及び異なる複数の塩分濃度の海水を用いて清水混練ベントナイト泥水及び複数の塩水混練ベントナイト泥水を調製した。
下記の表12に示されるように、CMC及び粘稠剤に代えて、海水を改質するソーダ灰及び/又は苛性ソーダを配合し、混練水で使用される海水の塩分濃度を一定にして塩水混練ベントナイト泥水を調製した。
下記の表13に示されるように、粘稠剤を配合せずに、エーテル化度が0.75程度の低エーテル化度CMCを配合して塩水混練ベントナイト泥水を調製するとともに、エーテル化度が1.3程度の高エーテル化度CMCを配合して塩水混練ベントナイト泥水を調製した。
図2のグラフに示されるように、塩水の塩分濃度が0.25w/v%までならば、ベントナイト40~60kg/m3のみで良好な塩水泥水を得ることができる。塩分濃度が0.25w/v%以上の場合、塩分濃度が0.75w/v%までならばベントナイトに高エーテル化度CMCを添加することで、良好な塩水泥水を得ることができる。塩分濃度が0.75w/v%以上である場合は、ベントナイトに高エーテル化度CMCと粘稠剤とを添加することで、良好な塩水泥水を得ることができる。こうして、混練水の塩分濃度に応じて、添加材の量を調節することにより、塩水泥水の添加材の使用量を低減することができる。
塩水泥水の調製方法において、CMCは別途CMC溶液として、ベントナイトは別途ベントナイト溶液として混練し、その後、両溶液を混合する。配合及び混練手順について以下に説明する。
(a)海水にCMC紛体を混合しながら2%濃度のCMC溶液を30秒間ミキサーで撹拌しながら作製し、少なくとも1時間膨潤させる。
(b)海水にベントナイト紛体を混合し、ベントナイト溶液を30秒間ミキサーで撹拌しながら作製する。
(c)CMC溶液とベントナイト溶液とを体積比率として9:91~11:89となるように混合し、30秒間ミキサーで撹拌する(海水塩分濃度が0.25~1.0の場合混練終了)。
(d)海水塩分濃度が1.0~3.5%の場合、海水泥水(ベントナイト溶液、CMC溶液)に粘調剤を体積比率で988:12~990:10となるように混合し、30秒間ミキサーで撹拌する。
使用するCMCを今回使用したSK HE-3(エーテル化度1.3、分子量250万)から、TGエーテル(エーテル化度1.0、分子量1000万)に変更した場合の結果は、以下の表17に示される通りであり、TGエーテルを使用した場合、使用量を半減することができる。
使用する粘稠剤を今回使用したTAC-3G(比重:1.37、モル比:3.5)から、1号珪酸A(比重:1.42、モル比:2.0)と、1号珪酸B(比重:1.42、モル比:2.2)に変更した場合の性状は、以下の表18に示される通りであり、1号珪酸A、1号珪酸Bを使用した場合、TAC-3Gを使用した場合よりもFVがやや低下するが、以下の表18に示されるように、いずれも管理値を満たしている。
ベントナイトA(TAC-αII)、ベントナイトB(TAC-α)、ベントナイトC(TAC-βII)において、図1に示されるFV値20~36秒の範囲における比重の最大値と最小値+αの配合で、塩水泥水の性状確認を行った。その結果が表19~21に示されている。
(1)使用するベントナイト、CMC、粘稠剤の種類によっては使用する量が変動するため、入手したものに応じて適宜調整して使用することになる。
(2)ベントナイトは種類に関わらす、ケーキ厚の問題で比重1.14(228kg/m3)が上限である。
(3)CMCは、エーテル化度、分子量の違いによって使用量が増減する。特に分量の影響が大きい。
(4)粘稠剤(水ガラス系に限る)は、比重1.37~1.42、モル比2.0~4.0までであれば、泥水性状にほぼ影響がない。比重が小さくなれば使用量が増えていく。このため、CMCと同様に、使用する量が変動することになり、入手したものに応じて適宜調整して使用することになる。
Claims (6)
- 塩水に添加して塩水泥水を得るために用いる地中掘削用添加材であって、
ベントナイトと、
エーテル化度が1.0以上であるカルボキシメチルセルロースと、
多価陽イオンと反応しゲル状物質を生成する粘稠剤と、
を含有し、
前記ベントナイトは、清水に添加混練して3時間後のファンネル粘性が20~36秒程度になり、比重が1.02~1.15となるベントナイト種であり、前記塩水泥水の1m3あたりの当該ベントナイト種の配合量が40~228kgである地中掘削用添加材。 - 前記粘稠剤は、水ガラスを含有する水ガラス系の粘稠剤である請求項1に記載の地中掘削用添加材。
- 前記塩水の塩分濃度が0.75w/v%以上3.5w/v%以下である請求項1又は2に記載の地中掘削用添加材。
- 塩水と、請求項1~3の何れか一項に記載の地中掘削用添加材とを含有する塩水泥水であって、
ファンネル粘性が20~36秒である塩水泥水。 - 30分間静置した後のブリーディング率が3%未満である請求項4に記載の塩水泥水。
- 塩水と、地中掘削用添加材とを含有する塩水泥水であって、ファンネル粘性が20~36秒である塩水泥水の調製方法であって、
前記地中掘削用添加材は、
塩水に添加して塩水泥水を得るために用いる地中掘削用添加材であって、
ベントナイトと、
エーテル化度が1.0以上であるカルボキシメチルセルロースと、
多価陽イオンと反応しゲル状物質を生成する粘稠剤と、
を含有し、
前記ベントナイトは、清水に添加混練して3時間後のファンネル粘性が20~36秒程度になり、比重が1.02~1.15となるベントナイト種であり、
前記塩水に前記カルボキシメチルセルロースを添加してCMC溶液を作製する工程と、
前記塩水に前記ベントナイトを添加してベントナイト溶液を作製する工程と、
前記CMC溶液と前記ベントナイト溶液とを、体積比率として9:91~11:89となるように混合した後に前記粘稠剤を添加する粘稠剤添加工程と、
を包含し、
前記CMC溶液を作製する工程、及び前記ベントナイト溶液を作製する工程においては、前記粘稠剤添加工程において前記CMC溶液と前記ベントナイト溶液とを混合した後、前記粘稠剤を添加して得られる前記塩水泥水における前記カルボキシメチルセルロースの配合量が、前記塩水泥水の1m 3 あたり1.8~3.3kg/m 3 となり、かつ前記ベントナイトの配合量が、前記塩水泥水の1m 3 あたり40~228kg/m 3 となるように、前記CMC溶液及び前記ベントナイト溶液を夫々作製する塩水泥水の調製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018173857A JP7229632B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 地中掘削用添加材、塩水泥水、及び塩水泥水の調製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018173857A JP7229632B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 地中掘削用添加材、塩水泥水、及び塩水泥水の調製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020045406A JP2020045406A (ja) | 2020-03-26 |
JP7229632B2 true JP7229632B2 (ja) | 2023-02-28 |
Family
ID=69900879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018173857A Active JP7229632B2 (ja) | 2018-09-18 | 2018-09-18 | 地中掘削用添加材、塩水泥水、及び塩水泥水の調製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7229632B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015083652A1 (ja) | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 三井化学株式会社 | 掘削泥水用添加剤、掘削泥水組成物及び地盤掘削工法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0655761B2 (ja) * | 1985-11-13 | 1994-07-27 | ダイセル化学工業株式会社 | 耐塩水性の優れたカルボキシメチルセルロースアルカリ塩の製造法 |
JP2957293B2 (ja) * | 1991-01-28 | 1999-10-04 | 株式会社テルナイト | 掘削流体用組成物 |
-
2018
- 2018-09-18 JP JP2018173857A patent/JP7229632B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015083652A1 (ja) | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 三井化学株式会社 | 掘削泥水用添加剤、掘削泥水組成物及び地盤掘削工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020045406A (ja) | 2020-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10392552B2 (en) | Water-based drilling fluid for protecting fractured reservoirs, and preparation method and use thereof | |
EP3055381A1 (en) | Reusable high performance water based drilling fluids | |
RU2481374C1 (ru) | Безглинистый утяжеленный буровой раствор | |
JP4324720B2 (ja) | リガンド変性製品 | |
JP7229632B2 (ja) | 地中掘削用添加材、塩水泥水、及び塩水泥水の調製方法 | |
JPS6164783A (ja) | 増粘された固形物不含水性ブラインおよび重質の固形物不含水性ブラインの増粘方法 | |
JPH075882B2 (ja) | 水性媒体の粘度を高めるための液状ポリマー含有組成物 | |
RU2386656C1 (ru) | Буровой раствор для строительства скважин в осложненных условиях, преимущественно для бурения пологих и горизонтальных скважин | |
Liao et al. | Adsorption characteristics of PHPA on formation solids | |
JP2006206711A (ja) | 掘削泥水用添加剤および掘削泥水 | |
CA2847733A1 (en) | Wellbore servicing fluid having hydrophobically modified polymers | |
US3954628A (en) | Preparation of sea water muds useful for earth drilling operations | |
JP4276815B2 (ja) | 粉末潤滑剤含有土木用加泥剤 | |
RU2785729C1 (ru) | Буферная жидкость | |
RU2804720C1 (ru) | Биополимерный буровой раствор | |
RU2718545C1 (ru) | Буровой раствор | |
RU2440398C1 (ru) | Полимерглинистый раствор для бурения в многолетнемерзлых и высококоллоидальных глинистых породах | |
JP4567325B2 (ja) | 推進掘削用又は泥土圧シールド掘削用安定液 | |
RU2806397C1 (ru) | Поликатионный буровой раствор для бурения соленосных отложений | |
RU2001936C1 (ru) | Буровой раствор | |
JPS582380A (ja) | 地盤掘削用泥水組成物 | |
RU2474602C1 (ru) | Легкий ингибирующий буровой раствор для вскрытия пластов в условиях аномально низких пластовых давлений | |
EP0024880B1 (en) | Process for producing a thixotropic liquid | |
JP6867649B2 (ja) | シール剤用品、及び薬液注入工法 | |
UA124224C2 (uk) | Безглинистий буровий розчин |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20210709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20210709 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210830 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7229632 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |