JP7227392B2 - 課金方法および装置 - Google Patents

Description

本出願は、通信技術の分野に関し、詳細には、課金方法および装置に関する。

ワイヤレス通信技術は急速に開発されており、第5世代（Fifth Generation、5G）のモバイル通信技術が登場している。ネットワーク展開の初期段階で端末の位置が変化すると、5Gネットワークの制限されたカバレッジのため、端末は5Gネットワークと第4世代（Fourth Generation、4G）ネットワークとの間でハンドオーバされ得る。

5Gシステムと発展型パケットシステム（evolved packet system、EPS）との間のハンドオーバは、N26インターフェースを通してモビリティ管理エンティティ（Mobility Management Entity、MME）とアクセスおよびモビリティ管理機能（Access and Mobility Management Function、AMF）エンティティとの間で実行され得る。5Gシステムは5GSと呼ばれることがあり、発展型パケットシステム（evolved packet system、EPS）は4GSと呼ばれることがある。

現在の4G課金システムは、オンライン課金システムおよびオフライン課金システムを含む。オンライン課金およびオフライン課金は、2組のインターフェースによって制御され、オンライン課金セッションおよびオフライン課金セッションは分離される。したがって、オペレータが4Gシステムと5Gシステムの両方を展開すると、異なる課金インターフェース、プロトコル、および課金システムが存在することとなる。その結果、既存のアーキテクチャに課金システムを展開することは複雑になる。

本出願の実施形態は、端末のために確立された課金セッションが異なる課金方式および課金システムに適合することができ、それによって課金システムの開発を簡素化することができるような、課金方法および装置を提供する。

前述した目的を達成するため、本出願の実施形態は以下の技術的解決策を提供する。

第1の態様によれば、ネットワークシステムハンドオーバのための課金方法が提供される。本方法は、制御プレーン機能エンティティが、4Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定することを含む。制御プレーン機能エンティティは、SBI課金セッションを通して、4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。本方法によれば、4Gデータ接続のために制御プレーン機能エンティティによって確立されるSBI課金セッションは、4Gデータ接続のためのオンライン課金の実行をサポートするとともに、4Gデータ接続のためのオフライン課金の実行をサポートし得る。したがって、これにより、異なる課金セッションを使用して4Gデータ接続のためにオンラインデータおよびオフラインデータを課金する手順を簡素化する。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能を含む。制御プレーン機能エンティティが、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定することは、以下のうちのいずれか1つを含む、すなわち、制御プレーン機能エンティティは、制御プレーン機能エンティティがセッション管理機能をさらに含むと決定する。制御プレーン機能エンティティは、ポリシーおよび課金制御（PCC）ルールが、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求する指示を含むか、または4Gデータ接続に指定された課金システムのアドレスが、SBIを使用する課金機能エンティティのアドレスであることを含むと決定する。制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のための以前の課金セッションが課金機能エンティティと確立されたSBI課金セッションであると決定する。代替的に、制御プレーン機能エンティティは、SBIメッセージを通してポリシー機能エンティティと通信することを決定する。前述の任意選択の方法は、すべての4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を回避し、SBI課金セッションの確立の成功を確保することができる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能を含む。制御プレーン機能エンティティが、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定することは、制御プレーン機能エンティティが、セッション管理機能をさらに含むと決定することを、制御プレーン機能エンティティが決定することを含む。制御プレーン機能エンティティは、端末が4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバをサポートする必要があると決定する。前述の任意選択の方法は、すべての4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を回避し、SBI課金セッションの確立の成功を確保することができる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続を確立するための要求を受信する。制御プレーン機能エンティティが、端末が4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバをサポートする必要があると決定することは、制御プレーン機能エンティティが、4Gデータ接続を確立するための要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、端末が5Gネットワークへのアクセス権の獲得をサポートすること、および／または4Gデータ接続が5Gネットワークとインターワーキングすることを可能にすることを決定することを含む。前述の任意選択の方法は、すべての4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を回避し、SBI課金セッションの確立の成功を確保することができる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続を確立するための要求をさらに受信する。制御プレーン機能エンティティは、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能を含む。制御プレーン機能エンティティが、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定することは、制御プレーン機能エンティティが、制御プレーン機能エンティティがセッション管理機能をさらに含むと決定することを含む。制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続を確立するための要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、端末が5Gネットワークへのアクセス権の獲得をサポートすること、および／または4Gデータ接続が5Gネットワークとインターワーキングすることを可能にすることを決定する。前述の任意選択の方法は、すべての4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を回避し、SBI課金セッションの確立の成功を確保することができる。

可能な実装形態では、4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、本方法は以下をさらに含む。

すなわち、制御プレーン機能エンティティは、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあると決定し、4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であると決定する。制御プレーン機能エンティティは、SBI課金セッションを通して課金更新メッセージを課金機能エンティティに送信する。課金更新メッセージは、4Gデータ接続のネットワーク使用情報および／またはハンドオーバ後の5Gデータ接続のクオータ要求を含む。上記の方法によれば、制御プレーン機能エンティティは、4Gネットワークの4Gデータ接続のために確立されたSBI課金セッションを使用することによって、ハンドオーバ後の5Gデータ接続のネットワーク使用量を課金することができる。このようにして、ハンドオーバ後の5Gデータ接続のための課金セッションを再確立する必要がなく、それによってネットワークハンドオーバ手順を簡素化する。

可能な実装形態では、4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、制御プレーン機能エンティティは、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および4Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定する。制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、ハンドオーバ後の5Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録する。前述の方法によれば、ハンドオーバ後、4Gデータ接続のネットワーク使用量および5Gデータ接続のネットワーク使用量がトリガの状態およびタイプに基づいて処理され、その結果、課金がより正確になる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のために取得されたクオータを5Gネットワークの5Gデータ接続のために使用する。前述の方法によれば、ハンドオーバ後、4Gデータ接続のネットワーク使用量および5Gデータ接続のネットワーク使用量がトリガの情報に基づいて処理され、その結果、課金がより正確になる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のために利用可能な4Gクオータを格納する。制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のために4Gクオータを使用する。前述の方法によれば、ハンドオーバ後、4Gデータ接続のネットワーク使用量および5Gデータ接続のネットワーク使用量がトリガの情報に基づいて処理され、その結果、課金がより正確になる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを処理する。上記の方法によれば、ハンドオーバ後、トリガの情報に基づいて4Gネットワークの使用量および5Gネットワークの使用量が処理されるので、課金がより正確になる。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続が4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートしないと決定し、制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続に対して4G課金トリガを無視する。制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続が4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートすると決定し、制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続に対して4G課金トリガを使用する。代替的に、制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを5Gネットワークのための5G課金トリガにマッピングし、ハンドオーバ後の5Gデータ接続に対してマッピングされた5G課金トリガを使用する。前述の方法によれば、4G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

第2の態様によれば、ネットワークシステムハンドオーバのための課金方法が提供される。本方法は、制御プレーン機能エンティティが、サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能エンティティに5Gデータ接続のための課金サービス確立メッセージを送信することを含む。サービス確立要求メッセージは、5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される。制御プレーン機能エンティティは、SBI課金セッションを通して、5Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ後、制御プレーン機能エンティティは、SBI課金セッションを通して、4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。上記の方法によれば、制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のために確立されたSBI課金セッションを使用することによって、ハンドオーバ後の4Gデータ接続のネットワーク使用量を課金することができる。このようにして、ハンドオーバ後の4Gデータ接続のための課金セッションを再確立する必要がなく、それによってネットワークハンドオーバ手順を簡素化する。

可能な実装形態では、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ中に、
制御プレーン機能エンティティは、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および5Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定する。制御プレーン機能エンティティは、SBI課金セッションを通して課金更新メッセージを課金機能エンティティに送信する。課金更新メッセージは、5Gデータ接続のネットワーク使用情報および／またはハンドオーバ後の4Gデータ接続のクオータ要求を含む。前述の方法によれば、5G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

可能な実装形態では、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ中に、
制御プレーン機能エンティティは、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および5Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定する。制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、ハンドオーバ後の4Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録する。前述の方法によれば、5G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のために取得されたクオータを4Gネットワークの4Gデータ接続のために使用する。前述の方法によれば、ハンドオーバ後、5Gネットワークのクオータが使用され、4Gデータ接続のためのクオータを求める必要はない。したがって、サービスがより円滑に処理される。

可能な実装形態では、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ中に、制御プレーン機能エンティティは、アクティブな5Gハンドオーバトリガがないと決定する。制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のネットワーク使用情報と4Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録する。前述の方法によれば、5G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガを処理する。前述の方法によれば、5G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバ後の4Gデータ接続が5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガをサポートしないと決定し、ハンドオーバ後の4Gデータ接続に対して5G課金トリガを無視する。制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバ後の4Gデータ接続が5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガをサポートすると決定し、ハンドオーバ後の4Gデータ接続に対して5G課金トリガを使用する。制御プレーン機能エンティティは、5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガを4Gネットワークのための4G課金トリガにマッピングし、ハンドオーバ後の4Gデータ接続に対してマッピングされた4G課金トリガを使用する。前述の方法によれば、5G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

可能な実装形態では、5Gデータ接続のためのネットワークハンドオーバ要求が受信された後、制御プレーン機能エンティティは、課金機能エンティティによって付与されたクオータを取得する前に、制御プレーン機能エンティティが4Gネットワークのオンライン課金データフローの許可をサポートしないと決定する。制御プレーン機能エンティティは、課金機能エンティティによって付与されたクオータを受信した後にオンライン課金データフローを許可する。前述の方法によれば、5G課金トリガはハンドオーバ後に処理されるので、課金はより正確である。

第3の態様によれば、ネットワークシステムハンドオーバのための課金方法が提供される。第1のネットワークデータ接続の場合、制御プレーン機能エンティティは、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションの確立を要求するために、課金機能エンティティに課金サービス確立メッセージを送信する。課金機能エンティティは、課金セッションを使用して第1のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続へのハンドオーバ後、制御プレーン機能エンティティは、課金セッションを通して、端末のために確立された第2のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。上記の方法によれば、第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続へのハンドオーバ後、制御プレーン機能エンティティは、ハンドオーバの前に第1のネットワークデータ接続のために確立された課金セッションを使用して、第2のネットワークデータ接続のネットワーク使用量を課金する。したがって、端末が第2のネットワークにハンドオーバされた後に課金セッションを再確立する必要はなく、それによってハンドオーバ手順を簡素化する。

可能な実装形態では、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第2のネットワークは5Gネットワークである。制御プレーン機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態において、制御プレーン機能エンティティによって実行される処理を実行し得る。

可能な実装形態では、第1のネットワークは5Gネットワークであり、第2のネットワークは4Gネットワークである。制御プレーン機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態において、制御プレーン機能エンティティによって実行される処理を実行し得る。

第4の態様によれば、課金方法が提供される。制御プレーン機能エンティティは、4Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定する。課金機能エンティティは、SBI課金セッションを使用して4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。本方法によれば、4Gデータ接続のために制御プレーン機能エンティティによって確立されるSBI課金セッションは、4Gデータ接続のためのオンライン課金の実行をサポートするとともに、4Gデータ接続のためのオフライン課金の実行をサポートし得る。したがって、これにより、異なる課金セッションを使用して4Gデータ接続のためにオンラインデータおよびオフラインデータを課金する手順を簡素化する。

可能な実装形態では、制御プレーン機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態において、制御プレーン機能エンティティによって実行される任意の処理を実行し得る。

可能な実装形態では、課金機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態を実行し、および／または図3A、図3B、および図4Aから図4Dに対応する手順の課金機能エンティティによって実行される処理を実行することができる。

第5の態様によれば、課金方法が提供される。本方法は、課金機能エンティティが、SBIを通して制御プレーン機能エンティティによって送信された課金サービス確立メッセージを受信することを含む。SBIを通して送信された課金サービス確立メッセージは、4Gデータ接続のために、4Gデータ接続のためのオンライン課金の実行およびオフライン課金の実行をサポートするSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される。課金機能エンティティは、4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。本方法によれば、課金機能エンティティは、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立し、その結果、SBI課金セッションは、4Gデータ接続のためのオンライン課金の実行をサポートするとともに、4Gデータ接続のためのオフライン課金の実行をサポートすることができる。

可能な実装形態では、課金機能エンティティは、SBI課金セッションを通して課金セッション更新メッセージを受信する。課金セッション更新メッセージは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続の識別子を搬送する。

可能な実装形態では、課金セッション更新メッセージは、5Gネットワークにおける4Gデータ接続のネットワーク使用情報および／または5Gデータ接続のクオータ要求を搬送する。課金機能エンティティは、課金セッション更新メッセージに基づいて、4Gデータ接続のネットワーク使用情報におけるオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。課金機能エンティティは、5Gネットワークの5Gデータ接続にクオータを付与する。

可能な実装形態では、課金機能エンティティは、5Gデータ接続のための5G課金パラメータを指定する。

第6の態様によれば、ネットワークハンドオーバのための課金方法が提供される。本方法は、課金機能エンティティが、制御プレーン機能エンティティによって送信された課金サービス確立メッセージを受信することを含む。課金サービス確立メッセージは、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションを確立するように要求するために使用される。課金機能エンティティは、課金セッションを通して課金セッション更新メッセージを受信する。課金セッション更新メッセージは、第2のネットワークデータ接続の識別子および第1のネットワークデータ接続のネットワーク使用情報を搬送する。端末がアクセスされた第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされた後、課金機能エンティティは、課金セッションを使用して第2のネットワークデータ接続を課金する。前述の方法によれば、課金機能エンティティは、第1のネットワークデータ接続のために確立された課金セッションを使用することによってハンドオーバ後の第2のネットワークデータ接続の使用情報を課金することができる。したがって、端末が第2のネットワーク接続にハンドオーバされた後に課金セッションを再確立する必要はなく、それによってハンドオーバおよび課金手順を簡素化する。

可能な実装形態では、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第2のネットワークは5Gネットワークである。課金機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態を実行してもよいし、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの課金機能エンティティによって実行される処理を実行してもよい。

可能な実装形態では、第1のネットワークは5Gネットワークであり、第2のネットワークは4Gネットワークである。課金機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態を実行してもよいし、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの課金機能エンティティによって実行される処理を実行してもよい。

第7の態様によれば、ネットワークハンドオーバのための課金方法が提供される。本方法は、第1のネットワークデータ接続の場合、制御プレーン機能エンティティが、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションの確立を要求するために、課金機能エンティティに課金サービス確立メッセージを送信することを含む。課金機能エンティティは、課金セッションの第1のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続へのハンドオーバ後、課金機能エンティティは、課金セッションを使用して第2のネットワークデータ接続においてオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。前述の方法によれば、制御プレーン機能エンティティおよび課金機能エンティティは、第1のデータ接続のために確立された課金セッションを使用することによって、ハンドオーバ後の第2のネットワークデータ接続のために端末のネットワーク使用量を課金することができる。したがって、端末が第2のネットワーク接続にハンドオーバされた後に課金セッションを再確立する必要はなく、それによってハンドオーバおよび課金手順を簡素化する。

可能な実装形態では、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第2のネットワークは5Gネットワークである。課金機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態を実行してもよいし、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの課金機能エンティティによって実行される処理を実行してもよい。制御プレーン機能エンティティは、第1の態様のすべての可能な実装形態を実行してもよいし、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの制御プレーン機能エンティティによって実行される処理を実行してもよい。

可能な実装形態では、第1のネットワークは5Gネットワークであり、第2のネットワークは4Gネットワークである。課金機能エンティティは、第2の態様のすべての可能な実装形態を実行してもよいし、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの課金機能エンティティによって実行される処理を実行してもよい。制御プレーン機能エンティティは、第2の態様のすべての可能な実装形態を実行してもよいし、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの制御プレーン機能エンティティによって実行される処理を実行してもよい。

第8の態様によれば、ネットワークハンドオーバのための課金方法が提供される。本方法は、制御プレーン機能エンティティが、4Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを含む。課金機能エンティティは、SBI課金セッションを使用して4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。前述の任意選択の方法は、すべての4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を回避し、SBI課金セッションの確立の成功を確保することができる。

第9の態様によれば、装置が提供される。装置は、第1の態様、第2の態様、または第3の態様による方法における制御プレーン機能エンティティを実装する機能を有する。本機能は、ハードウェアによって実施され得るし、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。

第10の態様によれば、装置が提供され、プロセッサおよびメモリを含む。メモリはコンピュータ実行命令を格納するように構成される。本装置が作動すると、プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータ実行命令を実行し、これにより本装置は、第1の態様、第2の態様または第3の態様のいずれか1つによる方法を行う。装置は、具体的には、第1の態様、第2の態様、または第3の態様のいずれか1つによる方法における制御プレーンネットワーク機能エンティティ、または制御プレーンネットワーク機能エンティティのチップであり得る。

第11の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令がコンピュータ上で実行されるとき、コンピュータは、第1の態様、第2の態様、または第3の態様のいずれか1つによる課金方法を実行可能となる。

第12の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で作動すると、コンピュータは、第1の態様のいずれか1つによるネットワークシステムハンドオーバのための課金方法を実行可能となる。

第2の態様から第6の態様の任意の設計方法によってもたらされる技術的効果については、第1の態様の様々な設計方法によってもたらされる技術的効果を参照されたく、ここでは詳細は繰り返されない。

第13の態様によれば、装置が提供される。本装置は、第5の態様および／または第6の態様による方法を実施する機能を有する。本機能は、ハードウェアによって実施され得、または対応するソフトウェアを実行するハードウェアによって実施され得る。ハードウェアまたはソフトウェアは機能に対応する1つまたは複数のモジュールを含む。

第14の態様によれば、装置が提供され、プロセッサおよびメモリを含む。メモリはコンピュータ実行命令を格納するように構成される。本装置が作動すると、プロセッサは、メモリに格納されたコンピュータ実行命令を実行し、これにより本装置は、第5の態様および／または第6の態様のいずれかによる方法を行う。

第15の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第5の態様および／または第6の態様のいずれかによる課金方法を実行可能となる。

第16の態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で作動すると、コンピュータは、第5の態様および／または第6の態様のいずれかによる課金方法を実行可能となる。

第17の態様によれば、システムが提供され、制御プレーン機能エンティティおよび課金機能エンティティを含む。制御プレーン機能エンティティは、前述の態様のいずれか1つにおいて制御プレーン機能エンティティによって実行される処理を実行し得る。課金機能エンティティは、前述の態様のいずれか1つにおいて課金機能エンティティによって実行される処理を実行することができる。

本出願のこれらの態様または他の態様は、以下の実施形態の説明においてより明確かつより包括的である。

第1のネットワークおよび第2のネットワークのインターワーキングアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態による、通信デバイスのハードウェア構造の概略図である。 本出願の一実施形態による、4Gデータ接続のための課金方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による、端末が5Gデータ接続から4Gデータ接続にハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による、端末が第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続にハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による、端末が4Gネットワークから5Gネットワークにハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による、5Gデータ接続への4Gデータ接続をハンドオーバするためのネットワークハンドオーバ要求が受信された後の課金処理の概略フローチャートである。 本発明の一実施形態による、制御プレーン機能エンティティによって、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定する概略図である。 5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされた課金トリガマッピングテーブルである。 本出願の一実施形態による、端末が5Gネットワークから4Gネットワークにハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による、4Gデータ接続へ5Gデータ接続をハンドオーバするためのネットワークハンドオーバ要求が受信された後の課金処理の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による、4G課金トリガに含まれるトリガの概略図である。 本出願の一実施形態による、5G課金トリガに含まれるトリガの概略図である。 本出願の一実施形態による装置の構造の概略図である。 本出願の一実施形態による装置の構造の概略図である。 本出願の一実施形態による装置の構造の概略図である。 本出願の一実施形態による、システム構造の概略図である。

ネットワークインターワーキングは、異なるネットワークが互いに通信できることを示す。ネットワークインターワーキングシナリオでは、異なるネットワーク間で端末アクセスがハンドオーバされ得る。ネットワークインターワーキングはまた、異なるネットワークデータ接続間のハンドオーバを示す。ネットワークインターワーキングシナリオにおける異なるネットワーク間のハンドオーバは、端末の位置が変化したときに端末によって実行されるネットワークハンドオーバ、異なるネットワークの信号強度の変化による異なるネットワーク間の端末アクセスのハンドオーバ、またはユーザが異なるネットワークへのアクセスを能動的に取得することを選択するためのネットワークハンドオーバであってもよい。ネットワークハンドオーバは、4Gネットワークと5Gネットワークとの間のハンドオーバであってもよい。4Gネットワークは、発展型パケットシステム（evolved packet system、EPS）と呼ばれることもある。

本発明の実施形態に記載されたネットワークアーキテクチャおよびサービスシナリオは、本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に記載するものであり、本発明の実施形態において提供される技術的解決策に対して制限を構成するものではない。当業者は、ネットワークアーキテクチャの進化および新しいサービスシナリオの出現に伴い、本発明の実施形態において提供される技術的解決策が同様の技術的問題にも適用可能であることを知ることができる。

本発明の実施形態は、4Gデータ接続のための課金を実行し、第1のネットワークと第2のネットワークとの間でハンドオーバが実行されるシナリオの課金を実行するための課金方法および装置を提供する。第1のネットワークは4Gネットワークであってもよく、第2のネットワークは5Gネットワークであってもよい。別の任意選択の方法では、第1のネットワークは5Gネットワークであってもよく、第2のネットワークは4Gネットワークである。

本発明の実施形態は、図1に示されるインターワーキングアーキテクチャのシステム100に適用可能な、課金方法および装置を提供する。本発明の実施形態は、別の従来のネットワークとサービスベースアーキテクチャに基づくネットワークとの間のインターワーキングにも同様に適用可能であることに留意されたい。

代替的に、図1に示されるように、システム100は、4Gネットワークおよび5Gネットワークに統合されたユーザプレーン機能エンティティ108、制御プレーン機能エンティティ106、ポリシー制御機能エンティティ104、およびユーザ加入データベース102を含む。統合制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークのパケットデータネットワーク（packet data network、PDN）ゲートウェイ制御プレーン機能（PDN gateway control plane function、PGW-C）および5Gネットワークのセッション管理機能（session management function、SMF）を含む。統合ユーザプレーン機能エンティティ108は、ユーザプレーン機能（user plane function、UPF）およびPDNゲートウェイ制御プレーン機能（PGW-U）を含む。統合ポリシー制御機能エンティティ104は、ポリシー制御機能（policy control function、PCF）と、ポリシーおよび課金ルール機能（policy and charging rules function、PCRF）とを含む。統合ユーザ加入データベース102は、ホーム加入者サーバ（Home Subscriber Server、HSS）および統合データ管理（unified data management、UDM）を含む。システム100は、5GネットワークのSBIベースの課金機能（Charging Function、CHF）エンティティ122をさらに含む。システム100は、4Gオンライン課金システム（図示せず）および4Gオフライン課金システム（図示せず）をさらに含む。

前述の統合エンティティでは、UPFエンティティは5Gネットワークのユーザプレーン機能エンティティであり、PGW-Uエンティティは4Gネットワークのゲートウェイユーザプレーン機能である。SMFエンティティは5Gネットワークのセッション管理機能エンティティであり、PGW-Cエンティティは4Gネットワークのデータゲートウェイの制御プレーン機能エンティティである。PCFエンティティは、5Gネットワークのポリシー制御機能エンティティである。PCRFエンティティは、4Gネットワークのポリシーおよび課金ルール機能エンティティである。本明細書における「統合」は、同じデバイスが4Gネットワークのネットワークエンティティと5Gネットワークの対応するエンティティの両方の機能を有することを示す。したがって、統合されたエンティティは、4Gネットワークおよび5Gネットワークをサポートすることができる。

統合ユーザプレーン機能エンティティ108は、略してユーザプレーン機能エンティティと呼ばれる場合がある。統合制御プレーン機能エンティティ106は、略して制御プレーン機能エンティティと呼ばれる場合がある。統合ポリシー制御機能エンティティ104は、略してポリシー制御機能エンティティ106と呼ばれる場合がある。統合ユーザ加入データベース102は、略してユーザ加入データベース102と称され得る。統合された構成の後の取得された前述のネットワークデバイスは、他の名前を使用してもよい。これについては本出願のこの実施形態では特に限定されない。

加えて、図1に示すシステム100は、4Gネットワークのモビリティ管理エンティティ（Mobility Management Entity、MME）118およびサービングゲートウェイ（Serving Gateway、SGW）116、ならびに5Gネットワークのアクセスおよびモビリティ管理機能（Access and Mobility Management Function、AMF）エンティティ110をさらに含むことができる。

端末114は、発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク（evolved universal terrestrial radio access network、E-UTRAN）デバイス120を使用して4Gネットワークにアクセスを得、端末114は、次世代無線アクセスネットワーク（next generation radio access network、NG-RAN）デバイス112を使用して5Gネットワークにアクセスを得る。E-UTRANデバイス120はS1-MMEインターフェースを通してMME 118と通信する。

図1のネットワーク要素間のインターフェースの名称は単なる例であり、具体的な実装中にインターフェースは他の名称を有してよいことに留意されたい。これについては本出願のこの実施形態では特に限定されない。

確かに、4Gネットワークおよび5Gネットワークには別のネットワーク要素が存在してよい。例えば、5Gネットワークは、認証サーバ機能（authentication server function、AUSF）エンティティ、ネットワークスライス選択機能（network slice selection function、NSSF）エンティティなどをさらに含んでもよく、これは、本出願のこの実施形態では特に限定されない。

4GネットワークにおけるPDN接続またはIP接続アクセスネットワーク（IP connectivity access network、IP-CAN）セッション接続は、PGW-CおよびSMFによって統合されたネットワーク要素106のPGW-C、ならびにPGW-UおよびUPFによって統合されたネットワーク要素108のPGW-Uによってサポートされる。PDN接続またはIP-CANセッションは、4Gデータ接続と呼ばれる場合がある。端末アクセスが4Gネットワークから5Gネットワークにハンドオーバされた後、ハンドオーバ後に取得されたPDUセッションは、制御プレーン機能エンティティ106のSMFおよび統合ユーザプレーン機能エンティティ108のUPFによってサポートされる。

本出願のこの実施形態における端末（terminal）114は、4Gネットワークへのアクセスを得ることのみをサポートするデバイスを含むか、または4Gネットワークと5Gネットワークの両方へのアクセスを得ることをサポートするデバイスを含み得る。これらのデバイスは、ワイヤレス通信機能を有する様々なハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、もしくはコンピューティングデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスを含むことができ、セルラ電話（cellular phone）、スマートフォン（smart phone）、ワイヤレスデータカード、携帯情報端末（personal digital assistant、PDA）コンピュータ、タブレットコンピュータ、ワイヤレスモデム（modem）、ラップトップコンピュータ（laptop computer）、マシンタイプ通信（machine type communication、MTC）端末、ユーザ機器（user equipment、UE）などをさらに含むことができる。説明を簡単にするために、前述のデバイスは、本出願ではまとめて端末と呼ばれる。

以下では、本出願の実施形態の添付の図面を参照して、本出願の実施形態の技術的解決策を説明する。本出願の説明において、特に明記しない限り、「複数の」は2つ以上を意味する。加えて、本出願の実施形態において、本出願の実施形態の技術的解決策の明確な説明の便宜上、「第1の」および「第2の」などの用語は、機能および目的が基本的に同じである同じ対象または同様の対象を区別するために使用される。当業者は、「第1の」および「第2の」などの用語が数または実行順序を限定するものではなく、「第1の」および「第2の」などの用語が明確な違いを示すものではないことを理解することができる。本発明における「Aおよび／またはB」は、AまたはBのいずれかとして説明され得るか、またはAおよびBを含み得る。

図2に示されるように、図1に示されたネットワーク要素またはデバイス、例えば、端末114、MME 118、AMF 110、制御プレーン機能エンティティ106、ポリシー制御機能エンティティ104、ユーザ加入データベース102、E-UTRAN 120、またはNG-RAN 112は、図2の通信デバイス（またはシステム）に実装され得る。

図2は、本出願の一実施形態による通信デバイスのハードウェア構造の概略図である。通信デバイス200は、少なくとも1つのプロセッサ201、通信回線202、メモリ203、および少なくとも1つの通信インターフェース204を含む。

プロセッサ201は、本出願の解決策のプログラムの実行を制御するように構成された汎用中央処理装置（central processing unit、CPU）、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路（application-specific integrated circuit、ASIC）、または1つまたは複数の集積回路であり得る。

通信回線202は、前述の構成要素間で情報を送信するための経路を含んでもよい。

通信インターフェース204は、トランシーバなどの任意のデバイスを使用して、別のデバイスまたは例えばイーサネット、無線アクセスネットワーク（radio access network、RAN）、またはワイヤレスローカルエリアネットワーク（wireless local area networks、WLAN）などの通信ネットワークと通信する。

メモリ203は、読取り専用メモリ（read-only memory、ROM）もしくは静的情報および命令を格納することができる別のタイプの静的記憶デバイス、またはランダムアクセスメモリ（random access memory、RAM）もしくは情報および命令を格納することができる別のタイプの動的記憶デバイスであり得る。代替的に、メモリ203は、電気的に消去可能なプログラム可能な読取り専用メモリ（electrically erasable programmable read-only memory、EEPROM）およびコンパクトディスク読取り専用メモリ（compact disc read-only memory、CD-ROM）または別のコンパクトディスクストレージ光ディスクストレージ（コンパクトディスク、レーザーディスク（登録商標）、光ディスク、デジタル多用途ディスク、ブルーレイ光ディスクなどを含む）および磁気ディスク記憶媒体もしくは別の磁気記憶装置であってもよい。代替的に、メモリ203は、命令またはデータ構造の形態のしかるべきプログラムコードを搬送または格納するために使用され得る、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体であり得るが、これに限定されない。メモリは、独立して存在していてもよく、通信回線202を通してプロセッサに接続される。代替的に、メモリはプロセッサに統合されてもよい。

メモリ203は、本出願の解決策を実行するためのコンピュータ実行可能命令を格納するように構成され、プロセッサ201は実行を制御する。プロセッサ201は、本出願の以下の実施形態で提供されるセッション確立方法を実施するために、メモリ203に格納されたコンピュータ実行命令を実行するように構成される。

任意選択で、本出願のこの実施形態のコンピュータ実行命令は、アプリケーションプログラムコードとも呼ばれ得る。これについては本出願のこの実施形態では特に限定されない。

特定の実装形態の際、一実施形態では、プロセッサ201は、1つまたは複数のCPUを含むことができる。

特定の実装形態の際、一実施形態では、通信デバイス200は、複数のプロセッサ、例えば、図2のプロセッサ201およびプロセッサ208を含むことができる。プロセッサの各々は、シングルコア（single-CPU）プロセッサまたはマルチコア（multi-CPU）プロセッサであってもよい。本明細書のプロセッサは、データ（例えば、コンピュータプログラム命令）を処理するための1つまたは複数のデバイス、回路、および／または処理コアであってもよい。

特定の実装形態の際、一実施形態では、通信デバイス200は、出力デバイス205と入力デバイス206とをさらに含み得る。出力デバイス205は、プロセッサ201と通信し、複数の方法で情報を表示し得る。例えば、出力デバイス205は、液晶ディスプレイ（liquid crystal display、LCD）、発光ダイオード（light emitting diode、LED）ディスプレイデバイス、陰極線管（cathode ray tube、CRT）ディスプレイデバイス、またはプロジェクタ（projector）などであり得る。入力デバイス206は、プロセッサ201と通信し、複数の方法でユーザからの入力を受信し得る。例えば、入力デバイス206は、マウス、キーボード、タッチスクリーンデバイス、または検知デバイスであってもよい。

前述の通信デバイス200は、汎用デバイスまたは専用デバイスであってもよい。特定の実装形態の際、通信デバイス200は、デスクトップコンピュータ、ポータブルコンピュータ、ネットワークサーバ、シングルチップマイクロコンピュータ、ブレードサーバ、パームトップコンピュータ（personal digital assistant、PDA）、携帯電話、タブレットコンピュータ、ワイヤレス端末デバイス、組込み型デバイス、任意のネットワークエンティティまたは図2のデバイスに類似する構造を有するデバイスであってもよい。通信デバイス200のタイプは、本出願のこの実施形態では限定されない。

以下では、図1から図2を参照して、本願の実施形態において提供されるセッション確率方法を詳細に説明する。

図3Aは、本出願の一実施形態による、4Gデータ接続のための課金方法の概略フローチャートである。この実施形態では、端末114は、4Gネットワークをサポートする4G端末であってもよいし、4Gネットワークと5Gネットワークの両方をサポートする端末であってもよい。この実施形態の課金方法は、以下のステップを含む。

ステップ301：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定する。

4Gデータ接続は、確立されている4Gデータ接続であってもよいし、確立された4Gデータ接続であってもよい。確立されている4Gデータ接続は、4Gデータ接続を確立するための要求を受信した後に、4Gデータ接続を確立するための要求に基づいて制御プレーン機能エンティティによって確立される4Gデータ接続である。

ステップ302：制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、4Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（service basic interface、SBI）課金セッションを確立する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するため、課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信することができる。課金機能エンティティ122は、SBI課金セッションの確立を完了するために、課金セッション確立応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に返す。

ステップ304：制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、SBI課金セッションを使用して4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

本方法によれば、4Gデータ接続のために制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122によって確立されるSBI課金セッションは、4Gデータ接続のためのオンライン課金をサポートするとともに、4Gデータ接続のためのオフライン課金をサポートし得る。したがって、これにより、異なる課金セッションを使用して4Gネットワークの4Gデータ接続のためにオンラインデータおよびオフラインデータを課金する手順を簡素化する。

図3Bは、本出願の一実施形態による、端末が5Gデータ接続から4Gデータ接続にハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。この実施形態では、5Gネットワークが最初にアクセスされ、5G接続が5Gネットワークで確立される。その後、端末114は、4Gネットワークへのアクセスを得て、4Gネットワークにおいて4Gデータ接続を確立する。本方法は以下のステップを含む。

ステップ311：制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、5Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（service basic interface、SBI）課金セッションを確立する。

SBI課金セッションを確立するステップは、制御プレーン機能エンティティ106が、SBIを通して課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信することを含む。課金サービス確立要求メッセージは、5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される。課金機能エンティティ122は、SBI課金セッションの確立を完了するために、課金セッション確立応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に返す。

ステップ312：制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、SBI課金セッションを使用して5Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、SBI課金セッションを通して、5Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。課金機能エンティティ122は、制御プレーン機能エンティティ106の要求に基づいて、5Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

ステップ313：端末114は、5Gデータ接続から4Gデータ接続にハンドオーバされる。

ステップ314：5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ後、制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、SBI課金セッションを使用して4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、SBI課金セッションを通して、4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。課金機能エンティティ122は、制御プレーン機能エンティティ106の要求に基づいて、4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

任意選択で、制御プレーン機能エンティティ106は、図5Aおよび図5Bの制御プレーン機能エンティティ106によって実行される処理を実行し得る。課金機能エンティティ122は、図5Aおよび図5Bの課金機能エンティティ122によって実行される処理を実行し得る。

上記の方法によれば、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続のために確立されたSBI課金セッションを使用することによって、ハンドオーバ後の4Gデータ接続のネットワーク使用量を課金することができる。このようにして、ハンドオーバ後の4Gデータ接続のための課金セッションを再確立する必要がなく、それによってネットワークハンドオーバおよび課金手順を簡素化する。

任意選択で、図3Bの制御プレーン機能エンティティ106は、図4Aから図4Dの制御プレーン機能エンティティ106によって実行されるステップを実行してもよい。課金機能エンティティ122は、図4Aから図4Dの課金機能エンティティ122によって実行されるステップを実行することができる。したがって、図3Bで提供される方法は、端末114が4Gデータ接続から5Gデータ接続にハンドオーバされるときに課金が実行されるシナリオにさらに適用可能であり得る。

図3Cは、本出願の一実施形態による、端末が第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続にハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。この実施形態では、端末114は、最初に第1のネットワークへのアクセスを得て、第1のネットワークにおいて第1のネットワーク接続を確立する。続いて、端末114は、第2のネットワークにアクセスを得る。第1のネットワークは4Gネットワークであってもよく、第2のネットワークは5Gネットワークであってもよい。代替的に、第2のネットワークは4Gネットワークであってもよく、第1のネットワークは5Gネットワークであってもよい。本方法は以下のステップを含む。

ステップ321：制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションを確立する。

課金セッションを確立するステップは、制御プレーン機能エンティティ106が、課金確立メッセージを課金機能エンティティ122に送信することを含む。課金確立要求メッセージは、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションの確立を要求するために使用される。課金機能エンティティ122は、課金セッションの確立を完了するために、課金セッション確立応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に返す。

ステップ322：制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、課金セッションを使用することによって、第1のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、課金セッションを通して、第1のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。課金機能エンティティ122は、制御プレーン機能エンティティ106の要求に基づいて、第1のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

ステップ323：端末114は、第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続にハンドオーバされる。

ステップ324：第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続へのハンドオーバの後、制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122は、課金セッションを使用することによって第2のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、課金セッションを通して、ハンドオーバ後の第2のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金の実行を要求する。課金機能エンティティ122は、制御プレーン機能エンティティ106の要求に基づいて、第2のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

任意選択の方法では、第1のネットワークは4Gネットワークであり、第2のネットワークは5Gネットワークであってもよい。制御プレーン機能エンティティ106は、図4Aから図4Dの制御プレーン機能エンティティ106によって実行される処理を実行し得る。課金機能エンティティ122は、図4Aから図4Dの課金機能エンティティ122によって実行される処理を実行し得る。

任意選択の方法では、第1のネットワークは5Gネットワークであり、第2のネットワークは4Gネットワークである。制御プレーン機能エンティティ106は、図5Aおよび図5Bの制御プレーン機能エンティティ106によって実行される処理を実行し得る。課金機能エンティティ122は、図5Aおよび図5Bの課金機能エンティティ122によって実行される処理を実行し得る。

任意選択の方法では、課金セッションは、4G課金セッションであってもよいし、5G課金セッションであってもよい。4Gデータ接続のために確立された課金セッションは4G課金セッションであり、5Gデータ接続のために確立された課金セッションは5G課金セッションである。

図3Cで提供される方法によれば、課金機能エンティティは、第1のネットワークデータ接続のために確立された課金セッションを使用することによって、ハンドオーバ後の第2のネットワークデータ接続のネットワーク使用量を課金することができる。このようにして、ハンドオーバ後の5Gデータ接続のための課金セッションを再確立する必要がなく、それによってネットワークハンドオーバ手順を簡素化する。

図4Aは、本出願の一実施形態による、端末114が4Gネットワークから5Gネットワークにハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。この実施形態では、端末114は、最初にE-UTRANデバイスを使用して4Gネットワークにアクセスを得、4GネットワークにおいてPDN接続またはIP-CANセッション接続を確立する。以下では、IP-CANセッション接続を一例として使用する。4Gネットワークにアクセスを得た後、端末114は、NG-RANデバイスを使用して5Gネットワークにアクセスを得る。本方法は以下のステップを含む。

ステップ402：サービングゲートウェイ110が、制御プレーン機能エンティティ106に対して、IP-CANセッションを確立するための要求を開始する。

IP-CANセッションを確立するための要求は、4Gデータ接続を確立するための要求と呼ばれる。制御プレーン機能エンティティ106のパケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能は、サービングゲートウェイ110から、4Gデータ接続を確立するための要求を受信する。4Gデータ接続を確立するための要求は、端末114のための4Gデータ接続を確立するように要求するために使用される。

端末114が4Gデータ接続の確立を開始した後、サービングゲートウェイ110は、制御プレーン機能エンティティ106に対して、4Gデータ接続を確立するための要求を開始することができる。

4Gデータ接続は、アタッチプロセスにおいて端末114によって確立されてもよいし、端末114が取り付けられた後に端末114によって確立されてもよい。IP-CANセッション接続を確立するプロセスについては、既存のプロトコル（例えば、3GPP TS 23 23.401）を参照されたい。本明細書では詳細は記載されない。

ステップ404：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定する。4Gデータ接続は、確立されているIP-CANセッション接続、または確立されたIP-CANセッション接続であってもよい。

制御プレーン機能エンティティ106がサービングゲートウェイ116からIP-CANセッションを確立するための要求を受信した後、またはIP-CANセッションのライフサイクルにおいてIP-CANセッションの課金セッションが解放された後、制御プレーン機能エンティティ106が課金セッションを再確立することを決定すると、ステップ404が実行される。

4Gデータ接続を確立するための要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、端末114が続いて5Gネットワークにハンドオーバされ得ることを決定し、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定する。端末114は、4Gネットワークにおいて1つまたは複数のIP-CANセッション接続を確立することができ、1つまたは複数のIP-CANセッション接続は、1つまたは複数の制御プレーン機能エンティティ106によってサポートされ得ることに留意されたい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。説明を簡単にするために、本出願のこの実施形態では、端末114が1つの制御プレーン機能エンティティを使用してIP-CANセッション接続を確立する例のみが使用される。

制御プレーン機能エンティティ106は、IP-CANセッションのIP-CANセッション粒度を伴うSBI課金セッションを確立するように要求する。SBI課金セッションは、IP-CANセッションのオンラインおよび／またはオフライン（例えば、オンライン、またはオフライン、またはオンラインおよびオフライン）課金コンテンツの課金更新メッセージを送信するために使用される。課金セッション粒度がIP-CANセッションであることは、1つのIP-CANセッションが1つの課金セッションに対応することを意味する。

IP-CANセッション接続を確立するための要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定し、これは図4Cに示されているものであってもよい。

ステップ406：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を要求するために、SBIを通して課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信する。

SBI課金セッションは4Gデータ接続のために確立されるので、制御プレーン機能エンティティ106のPGW-Cは、課金サービス確立メッセージを課金機能エンティティ122に送信する。課金サービス確立メッセージに基づいて確立されたSBI課金セッションは、4Gデータ接続のためのオンライン課金の実行および／またはオフライン課金の実行をサポートする。4Gデータ接続のために確立されたSBI課金セッションは、4G課金セッションを指す。

制御プレーン機能エンティティ106が確立を要求する4G課金セッションは、SBIメッセージを使用して課金機能エンティティ122と対話する。したがって、課金機能エンティティ122によって提供されるサービスは、課金リソースを作成および更新するために呼び出される。課金機能エンティティは、1つの4G課金セッションにおいて4Gデータ接続のすべてのデータフローに対する課金処理を完了することができ、課金処理は、データフローに対するオンライン課金および／またはオフライン課金などの課金処理を含む。

SBIを通して課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信することを決定した後、制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて、課金機能エンティティ122にSBIを通して課金サービス確立メッセージを送信して、課金機能エンティティ122との4G課金セッションの確立を要求する。

制御プレーン機能エンティティ106が、SBIを通して課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信しないことを決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gオンライン課金システムまたは4Gオフライン課金システムのアドレスを取得する。制御プレーン機能エンティティ106は、4G-OCSに対して、IP-CANセッションのオンライン課金データフローのためのdiameterオンライン課金セッションを確立するための要求を開始し、4G-OFCSに対して、IP-CANセッションのオフライン課金データフローのためのdiameterオフライン課金セッションを確立するための要求を開始する。制御プレーン機能エンティティ106が、SBIを通して課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信しないことを決定することは、制御プレーン機能エンティティ106が、IP-CANセッション接続がインターワーキングをサポートする必要がないこと、制御プレーン機能エンティティ106がPGW-CエンティティとSMエンティティとの統合エンティティではないこと、などであり得る。

前述の任意選択の方法では、制御プレーン機能エンティティ106は、以下の方法のいずれか1つで課金機能エンティティ122のアドレスを取得し得る。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、PCCルールから課金機能エンティティ122のアドレスを取得し、制御プレーン機能エンティティ106は、統一データ管理エンティティから課金機能エンティティ122のアドレスを取得し、または制御プレーン機能エンティティ106は、ネットワークリポジトリ機能（Network Repository Function、NRF）エンティティからのクエリを通して課金機能エンティティ122のアドレスを取得する。

ステップ408：課金機能エンティティ122は、4Gデータ接続（IP-CANセッション）のための課金セッション確立応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に送信する。

課金セッション確立応答メッセージは、4Gデータ接続（IP-CANセッション接続）のための課金パラメータを含む。4Gデータ接続のための課金パラメータは、4Gデータ接続のレートグループに付与されたクオータ、データ報告閾値、4G課金トリガなどを含む。レートグループは、オンラインデータ（例えば、アプリAの使用に対応するレート、アプリBの使用に対応するレート）に対応する1つまたは複数のレート、および／またはオフラインデータ（例えば、アプリAの使用に対応するレート、アプリBの使用に対応するレート）に対応する1つまたは複数のレートを含む。

図6Aを参照すると、4G課金トリガは、4Gオンライン課金トリガおよび4Gオフライン課金トリガを含む。4Gオンライン課金トリガは、クオータアプリケーションまたはクオータ使用報告をトリガするために使用される。4Gオンライン課金トリガは、1つまたは複数のトリガ、例えば、位置変更トリガ、QoS変更トリガ、4Gオンラインハンドオーバトリガ、または別のトリガを含むことができる。4Gオフライン課金トリガは、オフライン課金データレコードの無効化または報告をトリガするために使用される。4Gオフライン課金トリガは、1つまたは複数のトリガ、例えば、位置変更トリガ、4Gオフラインハンドオーバトリガ、または別のトリガを含むことができる。

課金トリガは、端末114が4Gネットワークにアクセスを得た後に端末114によって取得されるので、課金トリガは4G課金トリガと呼ばれる。4Gオンライン課金トリガのハンドオーバトリガは、略して4Gオンラインハンドオーバトリガと呼ばれる。4Gオフライン課金トリガのハンドオーバトリガは、略して4Gオフラインハンドオーバトリガと呼ばれる。4Gオンラインハンドオーバトリガおよび4Gオフラインハンドオーバトリガは、まとめて4Gハンドオーバトリガと呼ばれる。

4Gハンドオーバトリガのタイプは、デフォルトで即時報告である。課金機能エンティティ122は、デフォルトの即時報告として4Gハンドオーバトリガをアクティブ化してもよく、または延期報告として4Gハンドオーバトリガを指定してもよい。課金機能エンティティ122は、4Gハンドオーバトリガをさらに非アクティブ化することができる。

制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122によって配信された4G課金トリガを格納し、4G課金トリガは、4Gオンライン課金トリガおよび／または4Gオフライン課金トリガを含む。

ステップ410：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続（例えば、IP-CANセッション）のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行するように課金機能エンティティ122に要求する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続（IP-CANセッション）のための課金セッション応答メッセージの課金パラメータに基づいて、IP-CANセッションの課金更新メッセージを課金機能エンティティに送信する。

課金パラメータは、アクティブな課金トリガおよびクオータなどの他の課金情報を含む。制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのアクティブな課金トリガを監視し、4G課金トリガが満たされたときにIP-CANセッションの課金更新メッセージを課金機能エンティティ122に送信する。

制御プレーン機能エンティティ106および課金機能エンティティ122が4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立した後（例えば、IP-CANセッション接続）、課金機能エンティティ122は、4Gオンラインハンドオーバトリガおよび／または4Gオフラインハンドオーバトリガのタイプを延期報告に更新するために更新メッセージをさらに配信することができる。

ステップ412：サービングゲートウェイ116は、制御プレーン機能エンティティ106にネットワークハンドオーバ要求を送信し、ネットワークハンドオーバ要求は、4Gデータ接続から5Gデータ接続にハンドオーバするように端末114に要求するために使用される。

端末114がアクセスされた4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバを開始した後、サービングゲートウェイ116は、ネットワークハンドオーバ要求を制御プレーン機能エンティティ106に送信する。4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバは、5Gネットワークにおける4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ、または5Gネットワークにおける4Gデータ接続から5Gデータ接続への端末114のサービスデータフローのハンドオーバを示す。

制御プレーン機能エンティティ106がサービングゲートウェイ116によって送信されたネットワークハンドオーバ要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、課金処理のステップ413を実行する。具体的な処理手順については、図4Bを参照されたい。

図4Bは、本出願の一実施形態による、5Gデータ接続への4Gデータ接続をハンドオーバするためのネットワークハンドオーバ要求が受信された後の課金処理の概略フローチャートである。図4Aのステップ413は、ステップ414および図4Bのステップ414の後のすべての手順を含む。本方法は以下のステップを含む。

ステップ412：サービングゲートウェイ116は、制御プレーン機能エンティティ106にネットワークハンドオーバ要求を送信し、ネットワークハンドオーバ要求は、4Gデータ接続から5Gデータ接続にハンドオーバするように端末114に要求するために使用される。

ステップ414：4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gハンドオーバトリガの状態がアクティブ状態であるかどうかを決定する。4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にある場合、ステップ418が実行される。4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にない場合、ステップ416およびステップ424が実行される。

4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバは、制御プレーン機能エンティティ106がネットワークハンドオーバ要求を受信した後に実行される。ネットワークハンドオーバ要求は、端末114がネットワークハンドオーバを開始した後に、サービングゲートウェイ116などの別のネットワークエンティティによって制御プレーン機能エンティティ106に送信されてもよい。

4Gハンドオーバトリガの状態は、制御プレーン機能エンティティ106上で構成されてもよいし、制御プレーン機能エンティティ106によって、ポリシー制御エンティティ104などの別のネットワークエンティティから取得されてもよいし、課金機能エンティティ122によって更新および配信されてもよい。

ステップ416：4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ後、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のネットワーク使用情報と5Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録する。

4Gハンドオーバトリガが非アクティブ状態にあることは、アクティブな4Gハンドオーバトリガがないと決定することであり得る。例えば、4Gハンドオーバトリガが課金機能エンティティ122によって無効にされた場合、4Gハンドオーバトリガは非アクティブ状態にある。

さらに、オンライン課金が実行される5Gデータ接続の場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続に適用されるクオータをハンドオーバ後の5Gデータ接続のために使用し続ける。制御プレーン機能エンティティ106は、4Gサービス使用量カウンタを無効にし、4Gデータ接続の課金情報をバッファリングし、5G QoSフローの課金情報の収集を開始する。

ステップ418：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であるかどうかを決定する。4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告である場合、ステップ420が実行されるか、そうでない場合、ステップ424が実行される。

4Gハンドオーバトリガが即時報告を必要としないと決定することは、4Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを含む。

ステップ420：制御プレーン機能エンティティ106は、課金更新メッセージを課金機能エンティティ122に送信する。課金更新メッセージは、4Gデータ接続ネットワークの使用情報を報告するために使用される。課金更新メッセージは、4G課金セッションを通して送信される。

4Gネットワークにおける使用情報は、4Gデータ使用量、4Gネットワーク使用持続時間、および／または4Gデータ接続情報（QoSおよびユーザ位置など）を含む。4Gデータ使用量は、4Gオンライン課金データフロー使用量および／または4Gオフライン課金データフロー使用量を含む。

4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であると決定した後、4Gハンドオーバトリガが満たされたとき、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のネットワーク使用情報を報告するために課金更新メッセージを課金機能エンティティ122に送信する。一般に、ネットワークハンドオーバ要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gハンドオーバトリガが満たされたと決定する。4G課金トリガは、制御プレーン機能エンティティ106で事前構成されてもよいし、課金機能エンティティ122によって配信される更新メッセージで搬送される4G課金トリガであってもよい。

ステップ422：制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122によって送信された課金更新応答メッセージを受信する。

制御プレーン機能エンティティ106が、4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であると決定し、4Gハンドオーバトリガに対応するレートグループの4Gネットワークの使用情報を報告した後、課金機能エンティティ122は、4Gハンドオーバトリガのための5G課金トリガを再配信する。制御プレーン機能エンティティ106は、5Gネットワークに対して5G課金トリガを使用する。5G課金トリガに含まれるコンテンツについては、図6Bを参照されたい。

課金更新応答メッセージは、5G課金トリガ、5Gネットワークアクセスのためのクオータ、および／または同様のものを含む。

ステップ424：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークの4Gデータ接続の使用情報の記録を停止し、5Gネットワークの5Gデータ接続の使用情報を再記録する。

例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、サービス使用量カウンタを無効にし、4Gネットワークの端末114のIP-CANセッション接続のネットワーク使用情報をバッファリングし、新しいサービス使用量カウンタを使用して5Gネットワークのクオータのネットワーク使用情報の記録を開始する。オンライン課金が実行されるデータフローの場合、制御プレーン機能エンティティ106は、端末114の5Gデータ接続のために4Gデータ接続に適用されるクオータを使用し続ける。

ステップ426：制御プレーン機能エンティティ106は、5Gネットワークが4Gデータ接続のためのアクティブな4G課金トリガをサポートするかどうかを決定する。5Gネットワークが4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートする場合、ステップ428が実行されるか、そうでない場合、ステップ430が実行される。

制御プレーン機能エンティティ106が、4Gデータ接続のためのアクティブな4G課金トリガをサポートするかどうかを決定することは、制御プレーン機能エンティティ106が、5G課金トリガが4G課金トリガを含むと決定すること、または制御プレーン機能エンティティ106が、5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされ得るかどうかを決定することを含む。5G課金トリガが4G課金トリガを含むか、または5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされ得る場合、5Gネットワークは4Gデータ接続のためのアクティブな4G課金トリガをサポートする。

制御プレーン機能エンティティ106は、図4Dに示される課金トリガマッピングテーブルに基づいて、4Gデータ接続のためのアクティブな4G課金トリガが5G課金トリガにマッピングされ得るかどうかを決定することができる。課金トリガマッピングテーブルは、制御プレーン機能エンティティ106において事前構成されてもよいし、別のネットワークエンティティから制御プレーン機能エンティティ106によって取得されてもよい。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、ポリシー制御エンティティ106から課金トリガマッピングテーブルを取得するか、または課金機能エンティティ122から課金トリガマッピングテーブルを取得する。

図4Dは、5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされた課金トリガマッピングテーブルである。マッピングテーブルは、マッピングされ得る5G課金トリガおよび4G課金トリガを列挙する。一例では、4G課金トリガ値CHANGE_IN_SERVING_NODEが5G課金トリガ値SERVING_NODE_CHANGEにマッピングされ得る場合、5G課金トリガは4G課金トリガにマッピングされ得る。

マッピングされ得、図4Dに列挙されている5G課金トリガおよび4G課金トリガは単なる例であることに留意されたい。図4Dは、別の4G課金トリガ値にマッピングされ得る別の5G課金トリガ値をさらに含み得る。

ステップ428：制御プレーン機能エンティティ106は、4G課金トリガまたはマッピングされた5G課金トリガを使用して課金を実行するように要求する。

5Gネットワークが4G課金トリガを含む場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4G課金トリガを5Gデータ接続のために使用し続ける。

制御プレーン機能エンティティ106が、5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされ得ると決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続のためのマッピングされた5G課金トリガを使用する。

ステップ430：制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続に対して4G課金トリガを無視する。

制御プレーン機能エンティティ106が、5Gネットワークが4G課金トリガを含まず、5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされ得ないと決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続に対して4G課金トリガを無視する。

前述の方法では、ステップ416および418は、アクティブ状態および4Gハンドオーバトリガのタイプに基づいて選択的に実行されるが、シーケンスを有していないことに留意されたい。ステップ416とステップ426との間、およびステップ424とステップ426との間にはシーケンスはない。

本出願のこの実施形態では、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークの端末114の4Gデータ接続（例えば、IP-CANセッション接続）のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求する。SBI課金セッションは、4Gデータ接続のためのオンライン課金の実行をサポートするとともに、4Gデータ接続のためのオフライン課金の実行をサポートすることができる。このようにして、データ接続に対してハンドオーバが実行されるとき、課金セッションは変更されないままである。制御プレーン機能エンティティ106は、端末114が4Gネットワークから5Gネットワークにハンドオーバされるプロセスにおいて課金の継続性および精度を確保し、ユーザのサービスエクスペリエンスを向上させるために、ハンドオーバ後、課金機能エンティティの課金要件に基づいて、5Gデータ接続に対して対応する課金処理を実行することができる。

図4Cは、本発明の一実施形態による、制御プレーン機能エンティティ106によって、図4Aにおいて、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定するステップ404を実行する概略図である。図4Cに示されるように、制御プレーン機能エンティティ106は、以下の5つの任意選択の方法において、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定することができる。

任意選択の方法1：

制御プレーン機能エンティティ106は、IP-CANセッションが、4Gネットワークから5Gネットワークへの端末114のハンドオーバをサポートするためにネットワークシステムを必要とすると決定する。制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションの確立を要求することを決定する。

制御プレーン機能エンティティ106が、IP-CANセッションが、4Gネットワークから5Gネットワークへの端末114のハンドオーバをサポートするためにネットワークシステムを必要とすると決定することは、4Gデータ接続を確立するための要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、制御プレーン機能エンティティ106が、端末114が5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすると決定し、および／または5Gシステムインターワーキング指示（5GS Interworking Indication）パラメータが、端末114が5Gネットワークにハンドオーバされることを可能にすると決定することを含む。例えば、5Gシステムインターワーキング指示パラメータが、端末114がN1モードをサポートすることを示す場合、端末114が5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすると決定され得る。5Gシステムインターワーキング指示パラメータは、端末114が5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすること、および／または端末114が5Gネットワークにハンドオーバされることを可能にすることを示すために、あるパラメータの異なる値であってもよい。

任意選択の方法1における別の任意選択の方法では、制御プレーン機能エンティティ106は、ユーザ情報に基づいて、ユーザの端末114が4Gネットワークと5Gネットワークとの間でハンドオーバされることを可能にすることをさらに決定することができる。制御プレーン機能エンティティ106は、ホーム加入者サーバ、ユーザ情報ライブラリ（Subscription Profile Repository、SPR）、またはユーザデータリポジトリ（User Data Repository、UDR）からユーザ情報を取得し得る。

任意選択の方法2：IP-CANセッションを確立するための要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106がSBIメッセージを通してポリシー機能エンティティ104と通信することを決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するよう要求することを決定する。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、SBIメッセージを通してポリシー機能エンティティ104へのポリシー制御セッションを開始する。制御プレーン機能エンティティ106がポリシー機能エンティティ104へのポリシー制御セッションを開始するためにSBIメッセージを使用しない場合、制御プレーン機能エンティティ106は、Ro課金セッションを確立するための要求または4Gオンライン課金システム（4G online charging system、4G OCS）もしくは4Gオフライン課金システム（4G offline charging system、4G-OFCS）へのRf課金セッションを確立するための要求をそれぞれ開始する。

任意選択の方法3：制御プレーン機能エンティティ106は、ポリシー機能エンティティ104によって配信（インストール）されたポリシーおよび課金制御ルール（policy and charging control rule、PCCルール）のパラメータに基づいて、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定する。代替的に、制御プレーン機能エンティティ106は、ポリシー機能エンティティ104によって構成されアクティブ化されたPCCルールのパラメータに基づいて、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定する。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、指示情報に基づいて、PCCルールに含まれる、課金機能エンティティ122にサービス課金確立メッセージを送信するため、またはPCCルールに含まれる、課金機能エンティティ122のアドレスを決定して、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求する。PCCルールが4Gオンライン課金システムエンティティのアドレスまたは4Gオフライン課金システムのアドレスを含む場合、制御プレーン機能エンティティ106は、それぞれ直径を使用して、Ro課金セッションを確立するための要求または4Gオンライン課金システムもしくは4Gオフライン課金システムエンティティへのRf課金セッションを確立するための要求を開始する。

任意選択の方法3が実行されると、制御プレーン機能エンティティ106は、PCCルールに含まれるアドレスのデータタイプに基づいて、そのアドレスが課金機能エンティティ122のアドレスであるかどうかを決定する。例えば、PCCルールに含まれるアドレスがドメイン名方式、例えばhttp://domain:portで定義されている場合、アドレスは課金機能エンティティ106のアドレスである。

任意選択の方法4：制御プレーン機能エンティティ106が、確立されたIP-CANセッション接続のための課金セッションを再確立すると、制御プレーン機能エンティティ106は、IP-CANセッションの以前の課金セッションが課金機能エンティティ122と確立された課金セッションであることに基づいて、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定する。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、以前に確立された課金セッションの使用パラメータ（例えば、課金セッションによって使用されるアドレス、インターフェース、および課金機能エンティティ）に基づいて、4Gデータ接続の以前の課金セッションが課金機能エンティティと確立された課金セッションであると決定する。

任意選択の方法5：制御プレーン機能エンティティ106が、制御プレーン機能エンティティ106がPGW-C機能およびSMF機能を含むと決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、すべてのIP-CANセッション接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求することを決定する。

前述の任意選択の方法は、独立して使用されてもよく、または端末114の課金機能エンティティ122とのセッションを確立するかどうかを決定するために組み合わせて使用されてもよい。例えば、任意選択の方法1および任意選択の方法5は一緒に使用される。加えて、前述の任意選択の方法の間に優先関係はない。システムは、決定中に制御プレーン機能エンティティ106によってどの方法が使用されるかを構成することができる。システムの構成が決定された場合、制御プレーン機能エンティティ106は、システムによって構成された方法で決定を実行する。

前述の任意選択の方法は、制御プレーン機能エンティティ106がSBI課金セッションの確立を要求することを決定するのに十分な柔軟性を提供する。前述の任意選択の方法は、サービス要件を満たすために、より多くのアプリケーションシナリオで使用され得る。

図5Aは、本出願の一実施形態による、端末114が5Gネットワークから4Gネットワークにハンドオーバされるときの課金方法の概略フローチャートである。この実施形態では、端末114は、最初に、NG-RANデバイス112を使用して5Gネットワークにアクセスを得、5Gネットワークにおいてプロトコルデータユニット（Protocol Data Unit、PDU）セッション接続を確立する。その後、端末114の位置が4Gサービス範囲に移動するか、4Gネットワークの信号がある位置の5Gネットワークの信号よりも強いか、またはユーザが4Gネットワークを使用することを能動的に選択するため、端末114は、E-UTANデバイス120を使用して4Gネットワークにアクセスを得る。本方法は以下のステップを含む。

ステップ502：モビリティ管理機能エンティティ110が、制御プレーン機能エンティティ106への5Gデータ接続を確立するための要求を開始する。制御プレーン機能エンティティ106のセッション管理機能は、端末114のための5Gデータ接続を確立するように要求するために、モビリティ管理機能エンティティ110から5Gデータ接続を確立するための要求を受信する。5Gデータ接続は、PDUセッション接続であってもよい。

モビリティ管理機能エンティティ110は、端末114が5Gデータ接続の確立を開始した後に、制御プレーン機能エンティティ106への5Gデータ接続を確立するための要求を開始し得る。PDUセッション接続は、アタッチプロセスにおいて端末114によって確立されてもよいし、端末114が取り付けられた後に端末114によって確立されてもよい。PDUセッション接続を確立するプロセスについては、既存のプロトコル（例えば、3GPP TS 23.501）を参照されたい。本明細書では詳細は記載されない。

ステップ504：制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求する。5Gデータ接続は、確立されている5Gデータ接続または確立された5Gデータ接続であってもよい。

制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続のための5G課金セッションを確立するように要求するために、サービスベースインターフェース（service based interface、SBI）を通して課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信する。5G課金セッションは、5Gデータ接続のために確立された課金セッションである。

制御プレーン機能エンティティ106は、モビリティ管理機能エンティティ110によって送信された、PDUセッションを確立するための、またはPDUセッションのライフサイクル内の要求を受信した後、PDUセッションのための5G課金セッションを確立する。PDUセッションのライフサイクルにおいて、5G課金セッションは解放され得る。PDUセッション接続が課金される必要があるデータフローを有し、制御プレーン機能エンティティ106が課金セッションを再確立する必要がある場合、ステップ504が実行される。

制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づいて課金サービス確立メッセージを課金機能エンティティ122に送信して、課金セッションの確立を要求する。

モビリティ管理機能エンティティ110によって送信された、PDUセッションを確立するための要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、ポリシー制御エンティティ104からポリシーおよび課金制御ルール（policy and charging control rule、PCCルール）を取得する。PCCルールは、課金機能エンティティ122のアドレス情報を含む。別の可能な方法では、制御プレーン機能エンティティ106は、PDUセッションを確立するための要求に含まれる課金特性（charging characteristics）パラメータに基づいて、課金機能エンティティ122のアドレスを取得する。課金サービス確立メッセージは、オンライン課金パラメータおよび／またはオフライン課金パラメータを搬送する。

ステップ506：課金機能エンティティ122は、5Gデータ接続（PDUセッション）のための課金セッション確立応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に送信する。

課金セッション確立応答メッセージは、PDUセッション接続のための課金パラメータを搬送する。5Gデータ接続のための課金パラメータは、5Gデータ接続のレートグループに付与される5G課金トリガ、例えば、5Gデータ接続のレートグループに付与されるクオータまたはデータ報告閾値を含む。

図6Bを参照すると、5G課金トリガは、5Gオンライン課金トリガおよび5Gオフライン課金トリガを含む。5Gオンライン課金トリガは、クオータアプリケーションまたはクオータ使用報告をトリガするために使用される。5Gオンライン課金トリガは、1つまたは複数のトリガ、例えば、位置変更トリガ、QoS変更トリガ、5Gオンラインハンドオーバトリガ、または別のトリガを含むことができる。5Gオフライン課金トリガは、オフライン課金データレコードの無効化または報告をトリガするために使用される。5Gオフライン課金トリガは、1つまたは複数のトリガ、例えば、位置変更トリガ、5Gオフラインハンドオーバトリガ、5Gオフライン報告閾値トリガおよび／または別のトリガを含むことができる。

5G課金トリガは、端末114が5Gネットワークへのアクセスを得た後の5Gデータ接続の課金トリガである。5Gオンライン課金トリガのハンドオーバトリガは、略して5Gオンラインハンドオーバトリガと呼ばれる。5Gオフライン課金トリガのハンドオーバトリガは、略して5Gオフラインハンドオーバトリガと呼ばれる。5Gオンラインハンドオーバトリガおよび5Gオフラインハンドオーバトリガは、まとめて5Gハンドオーバトリガと呼ばれる。言い換えれば、5Gハンドオーバトリガは、5Gオンラインハンドオーバトリガおよび／または5Gオフラインハンドオーバトリガを含む。

5G課金トリガは、制御プレーン機能エンティティ106で事前構成されてもよいし、課金機能エンティティ122によって配信されるトリガ更新メッセージで搬送される更新5G課金トリガであってもよい。制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122によって配信された、PDU接続の5Gオンライン課金トリガおよび／または5Gオフライン課金トリガを取得することができる。

ステップ508：制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続（例えば、PDUセッション）のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行するように課金機能エンティティ122に要求する。

例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、アクティブな課金トリガを監視し、5G課金トリガが満たされたときにPDUセッションの課金更新メッセージを課金機能エンティティ106に送信する。課金機能エンティティ122は、PDUセッションの課金更新メッセージに基づいて、PDUセッションに対してオンライン課金および／またはオフライン課金を実行する。

さらに、制御プレーン機能エンティティ106が課金機能エンティティ122と5G課金セッションを確立した後、課金機能エンティティ122は、更新メッセージを配信して、制御プレーン機能エンティティ106の5Gオンラインハンドオーバトリガのタイプおよび／または5Gオフラインハンドオーバトリガのタイプを延期報告に更新することができる。

ステップ510：モビリティ管理エンティティ110は、ネットワークハンドオーバ要求を制御プレーン機能エンティティ106に送信し、ネットワークハンドオーバ要求は、5Gデータ接続から4Gデータ接続にハンドオーバするように端末114に要求するために使用される。

端末114がアクセスされた5Gネットワークから4Gネットワークへのハンドオーバを開始した後、モビリティ管理エンティティ110は、制御プレーン機能エンティティ106へのネットワークハンドオーバを開始する。5Gネットワークから4Gネットワークへのハンドオーバは、4Gネットワークにおける5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ、または4Gネットワークにおける5Gデータ接続から4Gデータ接続への端末114のサービスデータフローのハンドオーバを示す。

制御プレーン機能エンティティが、モビリティ管理エンティティ110によって送信されたネットワークハンドオーバ要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、課金処理のステップ511を実行する。具体的な処理手順については、図5Bを参照されたい。

図5Bは、本出願の一実施形態による、4Gデータ接続へ5Gデータ接続をハンドオーバするためのネットワークハンドオーバ要求が受信された後の課金処理の概略フローチャートである。図5Aのステップ511は、図5Bのステップ512の後のステップ512およびすべての手順を含む。本方法は以下のステップを含む。

ステップ510：モビリティ管理エンティティ110は、ネットワークハンドオーバ要求を制御プレーン機能エンティティ106に送信し、ネットワークハンドオーバ要求は、5Gデータ接続から4Gデータ接続にハンドオーバするように端末114に要求するために使用される。

ネットワークハンドオーバ要求を受信した後、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバを実行し、例えば、5Gハンドオーバトリガのタイプおよび状態を決定し、ならびに／あるいは5Gデータ接続のための課金処理の実行を要求する。

ステップ512：5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ中に、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gハンドオーバトリガの状態がアクティブ状態であるかどうかを決定する。5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にある場合、ステップ516が実行される。4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にない場合、ステップ514およびステップ524が実行される。

5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバは、制御プレーン機能エンティティ106がネットワークハンドオーバ要求を受信した後に実行される。ネットワークハンドオーバ要求は、端末114がネットワークハンドオーバを開始した後に、モビリティ管理エンティティ110などの別のネットワークエンティティによって制御プレーン機能エンティティ106に送信されてもよい。5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ中に、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバを実行する。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、ハンドオーバ後の4G課金パラメータを取得し、および／または4Gオンライン課金クオータを求める。

5Gハンドオーバトリガの状態は、制御プレーン機能エンティティ106上で構成されてもよいし、制御プレーン機能エンティティ106によって、ポリシー制御エンティティ104などの別のネットワークエンティティから取得されてもよいし、課金機能エンティティ122によって更新および配信されてもよい。

ステップ514：5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ後、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gデータ接続のネットワーク使用情報と4Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録する。

例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークの4Gオンライン課金データフローおよび／または4Gオフライン課金データフローの使用情報を、5Gネットワークの5Gオンライン課金データフローおよび／または5Gオフライン課金データフローの使用情報と組み合わせる。オンライン課金が実行されるデータフローの場合、制御プレーン機能エンティティ106は、端末114のための5Gデータ接続に要求されたクオータを使用し続ける。制御プレーン機能エンティティ106は、QoSフローのサービス使用量カウンタを無効にし、5Gデータ接続のQoSフローの課金情報をバッファリングし、4Gベアラの課金情報の収集を開始する。

5Gハンドオーバトリガが非アクティブ状態にあることは、さらに、制御プレーン機能エンティティ106が、アクティブな5Gハンドオーバトリガがないと決定することであり得る。例えば、5Gハンドオーバトリガが課金機能エンティティ122によって無効にされた場合、5Gハンドオーバトリガは非アクティブ状態にある。

ステップ516：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であるかどうかを決定する。4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告である場合、ステップ518が実行されるか、そうでない場合、ステップ522が実行される。

4Gハンドオーバトリガが即時報告を必要としないと決定することは、4Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを含む。

ステップ518：制御プレーン機能エンティティ106は、課金更新メッセージを課金機能エンティティ122に送信する。課金更新メッセージは、5Gネットワークアクセスプロセスにおいて端末114のPDUセッション接続のネットワーク使用情報を報告するために使用される。

ネットワーク使用情報は、5Gデータ使用量、5Gネットワーク使用期間、および／または同様のものを含む。5Gデータ使用量は、5Gオンライン課金データフロー使用量および／または5Gオフライン課金データフロー使用量を含む。課金更新メッセージは、5G課金セッションを通して送信される。

さらに、制御プレーン機能エンティティ106が、5Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であると決定した後、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gハンドオーバトリガに対応するレートグループの5Gネットワーク使用情報を報告する。4G課金トリガは、4Gオンライン課金トリガおよび／または4Gオフライン課金トリガを含む。5Gハンドオーバトリガは、5Gオンラインハンドオーバトリガおよび／または5Gオフラインハンドオーバトリガを含む。

ステップ520：制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122によって送信された課金更新応答メッセージを受信する。

課金更新応答メッセージは、更新4G課金トリガ、4Gネットワークアクセスのためのクオータ、および／または同様のものを含む。課金機能エンティティ122は、5Gハンドオーバトリガに対応するレートグループのための4G課金トリガを再配信する。制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークにおいて、課金機能エンティティ122によって再配信された4G課金トリガを使用する。

ステップ522：制御プレーン機能エンティティ106は、5Gネットワークの5Gデータ接続の使用情報の記録を停止し、4Gネットワークの4Gデータ接続の使用情報を再記録する。

具体的には、制御プレーン機能エンティティ106は、サービス使用量カウンタを無効にし、5Gネットワークの端末114のPDUセッション接続のネットワーク使用情報をバッファリングし、新しいサービス使用量カウンタを使用して4Gネットワークのクオータのネットワーク使用情報の記録を開始する。オンライン課金が実行されるデータフローの場合、制御プレーン機能エンティティ106は、端末114の4Gデータ接続のために5Gデータ接続に要求されるクオータを使用し続ける。

ステップ524：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークが5Gデータ接続のためのアクティブな5G課金トリガをサポートするかどうかを決定する。4Gネットワークが5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガをサポートする場合、ステップ526が実行されるか、そうでない場合、ステップ528が実行される。

制御プレーン機能エンティティ106が、5Gデータ接続のためのアクティブな5G課金トリガをサポートするかどうかを決定することは、制御プレーン機能エンティティ106が、4G課金トリガが5G課金トリガを含むと決定すること、または制御プレーン機能エンティティ106が、4G課金トリガが5G課金トリガにマッピングされ得るかどうかを決定することを含む。4G課金トリガが5G課金トリガを含むか、または4G課金トリガが5G課金トリガにマッピングされ得る場合、4Gネットワークは5Gデータ接続のためのアクティブな4G課金トリガをサポートする。

制御プレーン機能エンティティ106は、図4Dに示される課金トリガマッピングテーブルに基づいて、5Gデータ接続のためのアクティブな5G課金トリガが4G課金トリガにマッピングされ得るかどうかを決定することができる。課金トリガマッピングテーブルは、制御プレーン機能エンティティ106において事前構成されてもよいし、別のネットワークエンティティから制御プレーン機能エンティティ106によって取得されてもよい。例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、ポリシー制御エンティティ106から課金トリガマッピングテーブルを取得するか、または課金機能エンティティ122から課金トリガマッピングテーブルを取得する。

ステップ526：制御プレーン機能エンティティ106は、5G課金トリガまたはマッピングされた4G課金トリガを使用して課金を実行するように要求する。

4Gネットワークが5G課金トリガを含む場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続に対して5G課金トリガを使用し続ける。制御プレーン機能エンティティ106が、4G課金トリガが5G課金トリガにマッピングされ得ると決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続に対してマッピングされた4G課金トリガを使用する。

ステップ528：制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続に対して5G課金トリガを無視する。

制御プレーン機能エンティティが、4Gネットワークが5G課金トリガを含まず、4G課金トリガが5G課金トリガにマッピングされ得ないと決定した場合、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gデータ接続に対して5G課金トリガを無視する。

別の任意選択の方法では、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバ中に、すなわち、ステップ512が実行されているとき、制御プレーン機能エンティティ106は、4Gネットワークにおいて、あるタイプの5G課金トリガに対する処理をサポートするかどうかをさらに決定する。5G課金トリガのタイプに対する処理がサポートされている場合、5G課金トリガのタイプは変更されないままである。5G課金トリガのタイプに対する処理がサポートされていない場合、制御プレーン機能エンティティ106は、課金トリガのタイプを即時報告として構成する。

例えば、制御プレーン機能エンティティ106は、課金機能エンティティ122によって付与されたクオータが取得される前に、オンライン課金データフローの許可が4Gネットワークでサポートされていないと決定し、制御プレーンエンティティ106は、課金機能エンティティ122によって付与されたクオータを受信した後にオンライン課金データフローを許可する。例えば、端末114が5Gネットワークへのアクセスを得るとき、ポリシー制御エンティティ104によって配信またはアクティブ化されるPCCルールは、いくつかのサービスデータフローのために非ブロッキングnon-blocking方式が使用されることを示す。4Gデータ接続へのハンドオーバ後、4GネットワークのPGW-Cがnon-blocking方式をサポートする場合、制御プレーン機能エンティティ106は、PCCルールで指定されたnon-blocking方式に基づいて、クオータアプリケーションおよびデータフロー許可を処理する。4GネットワークのPGW-Cが、課金機能エンティティによって付与されたクオータを取得する前にデータフローを許可することをサポートしない（すなわち、non-blocking方式をサポートしていない）場合、制御プレーンエンティティ106は、課金機能エンティティ122によって付与されたクオータを受信した後にデータフローを許可する。非ブロック方式は、クオータがない場合にデータフローを許可することである。

前述の方法では、ステップ514、ステップ522、ステップ524、およびステップ518は、アクティブ状態および5Gハンドオーバトリガのタイプに基づいて選択的に実行され、ステップが順番に実行されることを示さないことに留意されたい。

この実施形態では、制御プレーン機能エンティティ106は、5Gネットワークにおいて、端末114の5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立し、ハンドオーバ後の4Gデータ接続のネットワーク使用量に対する課金を実行する。端末114が4Gネットワークにハンドオーバされた後に端末114の4Gデータ接続のための課金セッションを再確立する必要はなく、それによってネットワークハンドオーバおよび課金手順を簡素化する。さらに、この実施形態では、端末114が5Gデータ接続から4Gデータ接続にハンドオーバされた後、異なる課金パラメータ（例えば、クオータ、トリガ、および課金パラメータ）に対して対象の処理が実行され、その結果、5Gデータ接続から4Gデータ接続へのハンドオーバのプロセスにおいて、課金の継続性および精度が確保され得、ユーザエクスペリエンスが改善される。

上記は、主に、ネットワーク要素間の情報交換の観点から、本出願の実施形態で提供される解決策を説明している。前述の機能を実施するために、前述の端末、AMF制御プレーン機能エンティティは、これらの機能を実行するための対応するハードウェア構造および／またはソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者は、本明細書に開示された実施形態に記載された例のユニットおよびアルゴリズムステップと組み合わせて、本出願がハードウェアまたはハードウェアとコンピュータソフトウェアの組み合わせによって実装され得ることを容易に認識するはずである。機能がハードウェアによって実行されるか、コンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかは、特定のアプリケーションおよび技術的解決策の設計上の制約に依存する。当業者は、様々な方法を使用して、特定の用途ごとに記載された機能を実施することができるが、その実装形態が本出願の範囲を超えると考えられるべきではない。

本出願の実施形態では、端末114および制御プレーン機能エンティティ106などのデバイスは、前述の方法例に基づいて機能モジュールに分割されてもよい。例えば、各々の機能モジュールは、対応する各機能に基づく分割によって得られることができ、あるいは1つの処理モジュールに2つ以上の機能が統合されてよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、ソフトウェア機能モジュールの形態で実装されてもよい。本出願のこの実施形態では、モジュールへの分割は一例であり、単なる論理的な機能の分割であることに留意されたい。実際の実装形態では、別の分割方法が使用されてもよい。

例えば、統合的に分割して機能モジュールが取得される場合、図7は装置700の構造の概略図である。装置700は、前述の実施形態における課金機能エンティティ122であってもよいし、課金機能エンティティ122のチップであってもよい。これについては本出願のこの実施形態では特に限定されない。図7示されるように、本装置は、受信モジュール701と、処理モジュール702と、送信モジュール703とを含む。

受信モジュール701は、制御プレーン機能エンティティ106によって送信された課金サービス確立メッセージを受信するように構成される。課金サービス確立メッセージは、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションの確立を要求するために使用される。送信モジュール703は、第1のネットワークデータ接続のための課金セッション応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に送信するように構成される。受信モジュール701は、課金セッションを通して、制御プレーン機能エンティティ106によって送信された課金セッション更新メッセージを受信するようにさらに構成される。課金セッション更新メッセージは、第2のネットワークデータ接続の識別子および第1のネットワークデータ接続のネットワーク使用情報を搬送する。処理モジュール702は、端末114がアクセスされた第1のネットワークから第2のネットワークへハンドオーバされた後、課金セッションを使用して、端末114のために確立された第2のネットワークデータ接続を課金するように構成される。

任意選択で、第1のネットワークが4Gネットワークであり、第2のネットワークが5Gネットワークであるとき、図7の装置の受信モジュール701は、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの方法手順において課金機能エンティティ122によって実行される任意の受信ステップを実行するようにさらに構成されてもよい。図7の装置の処理モジュール702は、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの方法手順において課金機能エンティティ122によって実行される処理ステップを実行するようにさらに構成されてもよい。図7の装置の送信モジュール703は、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの方法手順において課金機能エンティティ122によって実行される送信ステップを実行するようにさらに構成されてもよい。

任意選択で、第1のネットワークが5Gネットワークであり、第2のネットワークが4Gネットワークであるとき、図7の装置の受信モジュール701は、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において課金機能エンティティ122によって実行される受信ステップを実行するようにさらに構成されてもよい。図7の装置の送信モジュール703は、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において課金機能エンティティ122によって実行される送信ステップを実行するようにさらに構成されてもよい。図7の装置の処理モジュール702は、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において課金機能エンティティ122によって実行される処理ステップを実行するようにさらに構成されてもよい。

別の任意選択の方法では、装置700の受信モジュール701は、SBIを通して制御プレーン機能エンティティ106によって送信された課金サービス確立メッセージを受信するように構成される。SBIを通して送信された課金サービス確立メッセージは、4Gデータ接続のために、4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の実行をサポートするSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される。装置700の送信モジュール703は、4Gデータ接続のための課金セッション応答メッセージを制御プレーン機能エンティティ106に送信するように構成される。課金セッション応答メッセージは、4Gネットワークのための4G課金トリガを含む。

任意選択で、装置700の受信モジュール701は、SBI課金セッションを通して課金セッション更新メッセージを受信するようにさらに構成される。課金セッション更新メッセージは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続の識別子を搬送する。

任意選択で、課金セッション更新メッセージは、4Gネットワークにおける4Gデータ接続の使用量および／または5Gネットワークにおける5Gデータ接続のクオータ要求を搬送する。処理モジュール702は、課金セッション更新メッセージに基づいて4Gネットワークにおいて4Gデータ接続の使用量を課金し、および／または処理モジュール702は、5Gネットワークにおいて5Gデータ接続にプレクオータを付与する。

図8Aは、装置800の構造の概略図である。装置800は、前述の実施形態における制御プレーン機能エンティティ106であってもよいし、制御プレーン機能エンティティ106のチップであってもよい。これについては本出願のこの実施形態では特に限定されない。図8Aに示されるように、本装置は、受信モジュール801と、決定モジュール802と、処理モジュール803と、送信モジュール804とを含む。決定モジュール802は、4Gデータ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定するように構成される。送信モジュール804は、SBI課金セッションを通して、4Gデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を実行するように要求するように構成される。

任意選択で、制御プレーン機能エンティティ106は、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能を含む。決定モジュール802は、制御プレーン機能エンティティ106がセッション管理機能をさらに含むと決定するようにさらに構成される。決定モジュール802は、ポリシーおよび課金制御（PCC）ルールが、SBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求する指示を含むか、または4Gデータ接続に指定された課金システムのアドレスがSBIを使用する課金機能エンティティ122のアドレスであることを含むと決定する。決定モジュール802は、4Gデータ接続の以前の課金セッションが課金機能エンティティ122と確立されたSBI課金セッションであると決定する。代替的に、制御プレーン機能エンティティ106は、SBIメッセージを通してポリシー機能エンティティと通信することを決定する。

任意選択で、制御プレーン機能エンティティ106は、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能を含む。決定モジュール802がSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティ122に要求することを決定することは、決定モジュール802が、制御プレーン機能エンティティ106がセッション管理機能をさらに含むと決定し、端末が4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバをサポートする必要があると決定することを含む。

任意選択で、装置は、4Gデータ接続を確立するための要求を受信するように構成された、受信モジュール801をさらに含む。決定モジュール802は、4Gデータ接続を確立するための要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、端末114が5Gネットワークへのアクセスの獲得をサポートすること、および／または4Gデータ接続が5Gネットワークとインターワーキングすることを可能にすることを決定するようにさらに構成される。

任意選択で、装置は、4Gデータ接続を確立するための要求を受信するように構成された、受信モジュール801をさらに含む。装置は、パケットデータネットワークゲートウェイ制御プレーン機能を含む。決定モジュール802は、制御プレーン機能エンティティ106がセッション管理機能をさらに含むと決定するように特に構成され、決定モジュール802は、4Gデータ接続を確立するための要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、端末114が5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすること、および／または4Gデータ接続が5Gネットワークとインターワークすることを可能にすることを決定する。

任意選択で、4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、決定モジュール802は、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあり、4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であると決定するようにさらに構成される。送信モジュール804は、SBI課金セッションを通して課金更新メッセージを課金機能エンティティに送信するようにさらに構成される。課金更新メッセージは、4Gデータ接続のネットワーク使用情報および／またはハンドオーバ後の5Gデータ接続のクオータ要求を含む。

任意選択で、4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、決定モジュール802は、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあり、4Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であると決定するようにさらに構成される。処理モジュール803は、4Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、ハンドオーバ後の5Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録するように構成される。

任意選択で、4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、決定モジュール802は、4Gデータ接続のためのネットワークハンドオーバ要求を受信した後にアクティブな4Gハンドオーバトリガがないと決定するようにさらに構成される。処理モジュール803は、4Gデータ接続のネットワーク使用情報とハンドオーバ後の5Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録するように構成される。

任意選択で、処理モジュール803は、5Gネットワークにおける5Gデータ接続のために、4Gデータ接続のために取得されたクオータを使用するように構成される。

任意選択で、処理モジュール803は、4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを処理するように構成される。

任意選択で、決定モジュール802は、ハンドオーバ後の5Gネットワークが4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートしないと決定するようにさらに構成され、制御プレーン機能エンティティ106は、ハンドオーバ後の5Gデータ接続に対して4G課金トリガを無視する。

任意選択で、決定モジュール802は、ハンドオーバ後の5Gネットワークが4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートすると決定するようにさらに構成され、制御プレーン機能エンティティ106は、ハンドオーバ後の5Gデータ接続に対して4G課金トリガを使用する。

任意選択で、処理モジュール803は、4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを5Gネットワークのための5G課金トリガにマッピングし、ハンドオーバ後の5Gデータ接続に対してマッピングされた5G課金トリガを使用するようにさらに構成される。

別の任意選択の方法では、図8Aの装置のモジュールは、図3A、図3C、および図4Aから図4Dの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行されるステップを実行するようにさらに構成され得る。

図8Bは、装置850の構造の概略図である。装置850は、前述の実施形態における制御プレーン機能エンティティ106であってもよいし、制御プレーン機能エンティティ106のチップであってもよい。これについては本出願のこの実施形態では特に限定されない。図8Bに示されるように、本装置は、受信モジュール851と、決定モジュール852と、処理モジュール853と、送信モジュール854とを含む。

送信モジュール854は、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションの確立を要求するために、第1のネットワークデータ接続のための課金サービス確立メッセージを課金機能エンティティに送信するように構成される。処理モジュール853は、課金セッションを使用して、第1のネットワークデータ接続のネットワーク使用情報に対してオンライン課金および／またはオフライン課金を行うよう要求するように構成される。第1のネットワークデータ接続から第2のネットワークデータ接続へのハンドオーバ後、処理モジュール853は、課金セッションを使用して、端末114のために確立された第2のネットワークデータ接続のためにオンライン課金および／またはオフライン課金を行うようにさらに構成される。

具体的には、図8Bの装置の受信モジュール851は、図3A、図3B、図3C、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される受信ステップを実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の決定モジュール852は、図3Bならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される決定ステップ、例えば、ステップ504、ステップ512、および／またはステップ520を実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の送信モジュール854は、図3A、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される送信ステップ、例えば、ステップ506および／またはステップ514を実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の処理モジュール853は、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される処理ステップを実行するようにさらに構成され得る。

別の任意選択の方法では、受信モジュール851は、端末のために第1のネットワークデータ接続を確立するための要求を受信するように構成される。送信モジュールは、課金機能エンティティ122に課金サービス確立メッセージを送信して、第1のネットワークデータ接続のための課金セッションの確立を要求する。処理モジュールは、課金セッションにおいて第1のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を行うことを要求し、端末114がアクセスされた第1のネットワークから第2のネットワークにハンドオーバされた後、課金セッションを使用して、端末114のために確立された第2のネットワークデータ接続のためのオンライン課金および／またはオフライン課金を行うことを要求するように構成される。

具体的には、第1のネットワークが5Gネットワークであり、第2のネットワークが4Gネットワークであるとき、図8Bの装置の受信モジュール851は、図3A、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される受信ステップを実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の決定モジュール852は、図3A、図3Bならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される決定ステップ、例えば、ステップ512および／またはステップ516を実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の送信モジュール854は、図3A、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される送信ステップを実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の処理モジュール853は、図3A、図3B、ならびに図5Aおよび図5Bの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される処理ステップを実行するようにさらに構成され得る。

具体的には、第1のネットワークが4Gネットワークであり、第2のネットワークが5Gネットワークであるとき、図8Bの装置の受信モジュール851は、図3A、図3B、および図4Aから図4Dの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される受信ステップを実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の決定モジュール852は、図3A、図3B、および図4Aから図4Cの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される決定ステップを実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の送信モジュール854は、図3A、図3B、および図4Aから4Dの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される送信ステップを実行するようにさらに構成され得る。図8Bの装置の処理モジュール853は、図3A、図3B、および図4Aから図4Cの方法手順において制御プレーン機能エンティティ106によって実行される処理ステップを実行するようにさらに構成され得る。

この実施形態では、装置800、850および／または700は、統合された方法で分割によって得られた機能モジュールの形で提示されている。本明細書における「モジュール」は、特定用途向け集積回路（application-specific integrated circuit、ASIC）、回路、1つもしくは複数のソフトウェアプログラムもしくはファームウェアプログラムを実行するためのプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに／または前述の機能を実現することができる別のデバイスであってよい。単純な実施形態では、当業者は、装置800、850および／または700が図2に示される形態を使用できることを理解し得る。

例えば、図2のプロセッサ201は、メモリ203に格納されたコンピュータ実行可能命令を呼び出し得、これにより、装置800、および／または装置850は、前述の方法の実施形態におけるセッション確立方法を実行する。

具体的には、図8Aの受信モジュール801、送信モジュール804、決定モジュール802、および処理モジュール803、図8Bの受信モジュール851、送信モジュール854、決定モジュール852、および処理モジュール853、ならびに図7の受信モジュール701、処理モジュール702、および送信モジュール703の機能／実装プロセスは、メモリ203に格納されたコンピュータ実行命令を呼び出すことによって図2のプロセッサ201によって実装され得る。

任意選択で、装置800、850および／または700がチップであるとき、各モジュールの機能／実装プロセスは、ソフトウェア、回路などを使用してさらに実装されてもよい。任意選択で、装置800、850および／または700がチップであるとき、メモリ203は、チップの記憶ユニット、例えばレジスタまたはキャッシュであり得る。確実に、これについては本出願の実施形態では特に限定されない。

本出願の実施形態で提供される装置は、前述の課金方法を実施するように構成され得る。したがって、本装置によって取得され得る技術的効果については、上述の方法実施形態を参照されたい。本明細書では詳細は再び記載されない。

制御プレーン機能エンティティ800、850および／または700は、集積回路、無線周波数集積回路、プリント回路基板などに実装されてもよい。加えて、装置は、自立型デバイスであってもよく、またはより大きなデバイスの一部であってもよい。この実施形態では、制御プレーン機能エンティティ800、850および／または700は、統合された方法で分割によって得られた機能モジュールの形で提示されている。本明細書における「モジュール」は、特定のASIC、回路、1つもしくは複数のソフトウェアプログラムもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、論理集積回路、ならびに／または前述の機能を提供できる別の構成要素であり得る。

図9は、システム900の構成の概略図である。装置システムは、前述の実施形態における課金機能エンティティ122および前述のエンティティにおける制御プレーン機能エンティティ106を含む。

課金機能エンティティ122は、前述の実施形態および図1から図8Bの課金機能エンティティ122によって実行される任意のステップを実行し得る。制御プレーン機能エンティティ106は、前述の実施形態および図1から図8Bの制御プレーン機能エンティティ106によって実行される任意のステップを実行し得る。本発明のこの実施形態では、詳細は本明細書で繰り返し説明されない。

前述の実施形態のすべてまたは一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実装されてよい。実施形態を実施するためにソフトウェアプログラムが使用される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータプログラム製品の形態で実施され得る。コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロードおよび実行されると、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または他のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよいし、あるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線（例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者回線（digital subscriber line、DSL））の方式またはワイヤレス（例えば、赤外線、無線、もしくはマイクロ波）の方式で、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに送信され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体、あるいは1つまたは複数の利用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンタなどのデータ記憶装置であってもよい。使用可能媒体は、磁気媒体（例えば、フロッピー（登録商標）ディスク、ハードディスク、または磁気ディスク）、光学媒体（たとえば、DVD）、半導体媒体（例えば、ソリッドステートドライブ（solid state disk、SSD））などであってよい。

本出願は実施形態を参照しながら説明されているが、当業者は、保護を主張する本出願を実装するプロセスで、添付の図面と開示されている内容と添付の特許請求の範囲を見て、開示されている実施形態の別のバリエーションを理解し、実装することができる。特許請求の範囲において、「含む（comprising）」は、別の構成要素または別のステップを除外せず、「1つ（a）」または「1つ（one）」は、複数の意味を除外しない。単一のプロセッサまたは別のユニットが、請求項に列挙されているいくつかの機能を実装することができる。いくつかの手段は、互いに異なる従属請求項に記録されるが、これは、これらの手段が組み合わされてより良い効果を生み出すことができないことを意味しない。

本出願は、特定の特徴およびその実施形態を参照して説明されているが、明らかに、本出願の範囲から逸脱することなく、それらに関して様々な修正および組み合わせが行われ得る。これに対応して、明細書および添付の図面は、添付の特許請求の範囲によって定義される本出願の例示的な説明にすぎず、本出願の範囲を包含する任意のまたはすべての改変、変形、組み合わせまたは均等物とみなされる。明らかに、当業者であれば、本出願の範囲から逸脱することなく本出願に対して様々な改変および変形を加えることができる。本出願は、本出願のこれらの修正および変形が、添付の特許請求の範囲およびその均等な技術によって規定される保護範囲内にあるならば、本出願のこれらの修正および変形を包含することが意図されている。

100 システム
102 統合ユーザ加入データベース
104 統合ポリシー制御機能エンティティ
106 統合制御プレーン機能エンティティ
108 ユーザプレーン機能エンティティ
110 アクセスおよびモビリティ管理機能エンティティ
112 次世代無線アクセスネットワークデバイス
114 端末
116 サービングゲートウェイ
118 モビリティ管理エンティティ
120 発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワークデバイス
122 課金機能エンティティ
200 通信デバイス
201 プロセッサ
202 通信回線
203 メモリ
204 通信インターフェース
205 出力デバイス
206 入力デバイス
208 プロセッサ
700 装置
701 受信モジュール
702 処理モジュール
703 送信モジュール
800 装置
801 受信モジュール
802 決定モジュール
803 処理モジュール
804 送信モジュール
850 装置
851 受信モジュール
853 処理モジュール
854 送信モジュール
852 決定モジュール
900 システム

Claims (38)

1. 課金方法であって、
   制御プレーン機能エンティティにより、第4世代（4G）データ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定するステップと、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと
   を含み、
   制御プレーン機能エンティティにより、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定する前記ステップは、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記制御プレーン機能エンティティがセッション管理機能をさらに含むと決定するステップ、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、ポリシーおよび課金制御（PCC）ルールが、前記SBI課金セッションを確立するように前記課金機能エンティティに要求する指示を含むか、もしくは前記4Gデータ接続のために指定された課金システムのアドレスが、SBIを使用する前記課金機能エンティティのアドレスであることを含むと決定するステップ、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のための以前の課金セッションが、前記課金機能エンティティと確立されたSBI課金セッションであると決定するステップ、または
   前記制御プレーン機能エンティティにより、SBIメッセージを通してポリシー機能エンティティと通信することを決定するステップ
   を含む、課金方法。
2. 課金方法であって、
   制御プレーン機能エンティティにより、第4世代（4G）データ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定するステップと、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと
   を含み、
   前記制御プレーン機能エンティティは、セッション管理機能をさらに含み、
   制御プレーン機能エンティティにより、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定する前記ステップは、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、端末が4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバをサポートする必要があると決定するステップ
   を含む、課金方法。
3. 課金方法であって、
   制御プレーン機能エンティティにより、第4世代（4G）データ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定するステップと、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと
   を含み、
   前記制御プレーン機能エンティティは、セッション管理機能をさらに含み、
   前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続を確立するための要求を受信するステップ
   をさらに含み、
   制御プレーン機能エンティティにより、4Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定する前記ステップは、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続を確立するための前記要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、端末が5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすること、および前記4Gデータ接続が前記5Gネットワークとインターワークすることを可能にすること、の少なくとも一方を決定するステップ
   を含む、課金方法。
4. 前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続を確立するための要求を受信するステップ
   をさらに含み、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、端末が4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバをサポートする必要があると決定する前記ステップは、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続を確立するための前記要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、前記端末が前記5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすること、および前記4Gデータ接続が前記5Gネットワークとインターワークすることを可能にすること、の少なくとも一方を決定するステップ
   を含む、請求項2に記載の課金方法。
5. 前記4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定するステップと、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して前記課金機能エンティティに課金更新メッセージを送信するステップであって、前記課金更新メッセージは、前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報および前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続のクオータ要求の少なくとも一方を含む、ステップと
   をさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の課金方法。
6. 前記4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記4Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定するステップと、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録するステップと
   をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の課金方法。
7. 前記4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、アクティブな4Gハンドオーバトリガがないと決定するステップと
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報と前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録するステップと
   をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の課金方法。
8. 前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のために取得されたクオータを前記5Gデータ接続に対して使用するステップ
   をさらに含む、請求項6または7に記載の課金方法。
9. 前記方法は、
   前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを処理するステップ
   をさらに含む、請求項6から8のいずれか一項に記載の課金方法。
10. 前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続が前記4Gデータ接続のための前記アクティブ化された4G課金トリガをサポートしないと決定するステップ、および前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続に対して前記4G課金トリガを無視するステップ、または
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続が前記4Gデータ接続のための前記アクティブ化された4G課金トリガをサポートすると決定するステップ、および前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続に対して前記4G課金トリガを使用するステップ、または
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のための前記アクティブ化された4G課金トリガを5Gネットワークのための5G課金トリガにマッピングするステップ、および前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続に対して前記マッピングされた5G課金トリガを使用するステップ
    をさらに含む、請求項9に記載の課金方法。
11. ネットワークシステムハンドオーバのための課金方法であって、
    制御プレーン機能エンティティにより、サービスベースインターフェース（SBI）を通して、課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するステップであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと
    を含み、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定するステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記課金機能エンティティに課金更新メッセージを送信するステップであって、前記課金更新メッセージは、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報、および前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のクオータ要求、の少なくとも一方を含む、ステップと
    をさらに含む、課金方法。
12. ネットワークシステムハンドオーバのための課金方法であって、
    制御プレーン機能エンティティにより、サービスベースインターフェース（SBI）を通して、課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するステップであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと
    を含み、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定するステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録するステップと
    をさらに含む、課金方法。
13. ネットワークシステムハンドオーバのための課金方法であって、
    制御プレーン機能エンティティにより、サービスベースインターフェース（SBI）を通して、課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するステップであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと
    を含み、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、アクティブな5Gハンドオーバトリガがないと決定するステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報と前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録するステップと
    をさらに含む、課金方法。
14. 前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のために取得されたクオータを前記4Gネットワークの前記4Gデータ接続に対して使用するステップ
    をさらに含む、請求項12に記載の課金方法。
15. 前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガを処理するステップ
    をさらに含む、請求項12から14のいずれか一項に記載の課金方法。
16. 前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続が前記5Gデータ接続のための前記アクティブ化された5G課金トリガをサポートしないと決定するステップ、および前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続に対して前記5G課金トリガを無視するステップ、または
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続が前記5Gデータ接続のための前記アクティブ化された5G課金トリガをサポートすると決定するステップ、および前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続に対して前記5G課金トリガを使用するステップ、または
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のための前記アクティブ化された5G課金トリガを前記4Gネットワークのための4G課金トリガにマッピングするステップ、および前記制御プレーン機能エンティティにより、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続に対して前記マッピングされた4G課金トリガを使用するステップ
    をさらに含む、請求項15に記載の課金方法。
17. 前記5Gデータ接続のためのネットワークハンドオーバ要求が受信された後、前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記制御プレーン機能エンティティが、前記課金機能エンティティによって付与されたクオータを取得する前に、4Gネットワークにおけるオンライン課金データフローの許可をサポートしないと決定するステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記課金機能エンティティによって付与された前記クオータを受信した後に、前記オンライン課金データフローを許可するステップと、
    をさらに含む、請求項11から13のいずれか一項に記載の課金方法。
18. 第4世代（4G）データ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定するように構成された決定モジュールと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行することを要求するように構成された送信モジュールと
    を備え、
    前記決定モジュールが、前記SBI課金セッションを確立するように前記課金機能エンティティに要求することを決定することは、
    前記決定モジュールが、前記制御プレーン機能エンティティがセッション管理機能をさらに含むと決定すること、
    前記決定モジュールが、ポリシーおよび課金制御（PCC）ルールが前記SBI課金セッションを確立するように前記課金機能エンティティに要求する指示を含むか、もしくは前記4Gデータ接続のために指定された課金システムのアドレスが、SBIを使用する前記課金機能エンティティのアドレスであることを含むと決定すること、
    前記決定モジュールが、前記4Gデータ接続のための以前の課金セッションが前記課金機能エンティティと確立されたSBI課金セッションであると決定すること、または
    前記決定モジュールが、SBIメッセージを通してポリシー機能エンティティと通信することを決定すること、
    を含む、装置。
19. 第4世代（4G）データ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定するように構成された決定モジュールと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行することを要求するように構成された送信モジュールと
    を備え、
    前記制御プレーン機能エンティティは、セッション管理機能をさらに含み、
    前記決定モジュールが、前記SBI課金セッションを確立するように前記課金機能エンティティに要求することを決定することは、
    端末が4Gネットワークから5Gネットワークへのハンドオーバをサポートする必要があると決定すること
    を含む、装置。
20. 第4世代（4G）データ接続のためのサービスベースインターフェース（SBI）課金セッションを確立するように課金機能エンティティに要求することを決定するように構成された決定モジュールと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行することを要求するように構成された送信モジュールと
    を備え、
    前記制御プレーン機能エンティティは、セッション管理機能をさらに含み、
    前記装置は、
    前記4Gデータ接続を確立するための要求を受信するように構成された受信モジュール
    をさらに備え、
    前記決定モジュールが、前記SBI課金セッションを確立するように前記課金機能エンティティに要求することを決定することは、
    前記決定モジュールが、前記4Gデータ接続を確立するための前記要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、端末が5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすること、および前記4Gデータ接続が前記5Gネットワークとインターワークすることを可能にすること、の少なくとも一方を決定すること
    を含む、装置。
21. 前記装置は、
    前記4Gデータ接続を確立するための要求を受信するように構成された受信モジュール
    をさらに含み、
    前記決定モジュールが、前記端末が前記4Gネットワークから前記5Gネットワークへの前記ハンドオーバをサポートする必要があると決定することは、
    前記決定モジュールが、前記4Gデータ接続を確立するための前記要求の5Gシステムインターワーキング指示パラメータに基づいて、前記端末が前記5Gネットワークへのアクセス獲得をサポートすること、および前記4Gデータ接続が前記5Gネットワークとインターワークすることを可能にすること、の少なくとも一方を決定すること
    を含む、請求項19に記載の装置。
22. 前記決定モジュールは、前記4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、
    4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記4Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定することと、
    前記SBI課金セッションを通して前記課金機能エンティティに課金更新メッセージを送信することであって、前記課金更新メッセージは、前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報、および前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続のクオータ要求、の少なくとも一方を含む、ことと
    を行うようにさらに構成される、請求項18から20のいずれか一項に記載の装置。
23. 前記決定モジュールは、前記4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、4Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記4Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定するようにさらに構成され、
    前記制御プレーン機能エンティティは、
    前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録するように構成された処理モジュール
    をさらに備える、請求項18から21のいずれか一項に記載の装置。
24. 前記決定モジュールは、前記4Gデータ接続から5Gデータ接続へのハンドオーバ中に、アクティブな4Gハンドオーバトリガがないことを決定するようにさらに構成され、
    前記制御プレーン機能エンティティは、
    前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報と前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録するように構成された処理モジュール
    をさらに備える、請求項18から21のいずれか一項に記載の装置。
25. 前記処理モジュールは、前記4Gデータ接続のために取得されたクオータを前記5Gネットワークにおける前記5Gデータ接続のために使用するようにさらに構成される、請求項23または24に記載の装置。
26. 前記処理モジュールは、前記4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを処理するようにさらに構成される、請求項23から25のいずれか一項に記載の装置。
27. 前記決定モジュールは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続が前記4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートしないと決定するようにさらに構成され、前記制御プレーン機能エンティティは、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続に対して前記4G課金トリガを無視し、または
    前記決定モジュールは、ハンドオーバ後の5Gデータ接続が前記4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガをサポートすると決定するようにさらに構成され、前記制御プレーン機能エンティティは、前記ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続に対して前記4G課金トリガを使用し、または
    前記処理モジュールは、前記4Gデータ接続のためのアクティブ化された4G課金トリガを前記5Gネットワークのための5G課金トリガにマッピングし、ハンドオーバ後の前記5Gデータ接続に対して前記マッピングされた5G課金トリガを使用するようにさらに構成される、請求項18から21のいずれか一項に記載の装置。
28. サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するように構成された送信モジュールであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、送信モジュールと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するように構成された処理モジュールと
    を備え、
    前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するようにさらに構成され、
    前記制御プレーン機能エンティティは、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定するように構成された決定モジュール
    をさらに備え、
    前記送信モジュールは、前記SBI課金セッションを通して前記課金機能エンティティに課金更新メッセージを送信するようにさらに構成され、前記課金更新メッセージは、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報、および前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のクオータ要求、の少なくとも一方を含む、装置。
29. サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するように構成された送信モジュールであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、送信モジュールと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するように構成された処理モジュールと
    を備え、
    前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するようにさらに構成され、
    前記制御プレーン機能エンティティは、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定するように構成された決定モジュール
    をさらに備え、
    前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録するようにさらに構成される、装置。
30. サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するように構成された送信モジュールであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、送信モジュールと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するように構成された処理モジュールと
    を備え、
    前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するようにさらに構成され、
    前記決定モジュールは、前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、アクティブな5Gハンドオーバトリガがないことを決定するようにさらに構成され、
    前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報と前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報とを記録するようにさらに構成される、装置。
31. 前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続のために取得されたクオータを前記4Gネットワークにおける前記4Gデータ接続のために使用する、請求項29に記載の装置。
32. 前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続のためのアクティブ化された5G課金トリガを処理するようにさらに構成される、請求項29から30のいずれか一項に記載の装置。
33. 前記決定モジュールは、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続が前記5Gデータ接続のための前記アクティブ化された5G課金トリガをサポートしないと決定し、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続に対して前記5G課金トリガを無視するようにさらに構成され、または
    前記決定モジュールは、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続が前記5Gデータ接続のための前記アクティブ化された5G課金トリガをサポートすると決定し、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続に対して前記5G課金トリガを使用するようにさらに構成され、または
    前記処理モジュールは、前記5Gデータ接続のための前記アクティブ化された5G課金トリガを前記4Gネットワークのための4G課金トリガにマッピングし、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続に対して前記マッピングされた4G課金トリガを使用するようにさらに構成される、請求項32に記載の装置。
34. 前記決定モジュールは、前記5Gデータ接続のネットワークハンドオーバ要求が受信された後、前記制御プレーン機能エンティティが、前記課金機能エンティティによって付与されたクオータを取得する前に、4Gネットワークにおけるオンライン課金データフローの許可をサポートしないと決定するようにさらに構成され、
    前記制御プレーン機能エンティティは、
    前記課金機能エンティティによって付与された前記クオータを受信した後に、前記オンライン課金データフローを許可するように構成された処理モジュール
    をさらに備える、請求項28から30のいずれか一項に記載の装置。
35. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに動作を実行させる1つまたは複数の命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と
    を備え、
    前記動作は、
    サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信することであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ことと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求することと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求することと
    を含み、
    前記動作は、前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、
    5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定することと、
    前記SBI課金セッションを通して前記課金機能エンティティに課金更新メッセージを送信することであって、前記課金更新メッセージは、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報、および前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のクオータ要求、の少なくとも一方を含む、ことと
    をさらに含む、装置。
36. 少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサに動作を実行させる1つまたは複数の命令を記憶した非一時的なコンピュータ可読記憶媒体と
    を備え、
    前記動作は、
    サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信することであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ことと、
    前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求することと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求することと
    を含み、
    前記動作は、前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、
    5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定することと、
    前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録することと
    をさらに含む、装置。
37. 制御プレーン機能エンティティにより、サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するステップであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記課金機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するステップと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記課金機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するステップと
    を含み、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが即時報告であることを決定するステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して前記課金機能エンティティに課金更新メッセージを送信するステップであって、前記課金更新メッセージは、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報、および前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のクオータ要求、の少なくとも一方を含む、ステップと
    をさらに含む、課金方法。
38. 制御プレーン機能エンティティにより、サービスベースインターフェース（SBI）を通して課金機能（CHF）エンティティに第5世代（5G）データ接続のための課金サービス確立メッセージを送信するステップであって、前記課金サービス確立メッセージは、前記5Gデータ接続のためのSBI課金セッションを確立するように要求するために使用される、ステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記課金機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するステップと、
    前記5Gデータ接続から第4世代（4G）データ接続へのハンドオーバ後に、前記制御プレーン機能エンティティにより、前記SBI課金セッションを通して、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するように要求するステップと、
    前記課金機能エンティティにより、前記4Gデータ接続のためのオンライン課金およびオフライン課金の少なくとも一方を実行するステップと
    を含み、
    前記5Gデータ接続から前記4Gデータ接続への前記ハンドオーバ中に、前記方法は、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、5Gハンドオーバトリガがアクティブ状態にあること、および前記5Gハンドオーバトリガのタイプが延期報告であることを決定するステップと、
    前記制御プレーン機能エンティティにより、前記5Gデータ接続のネットワーク使用情報の記録を停止し、前記ハンドオーバ後の前記4Gデータ接続のネットワーク使用情報を再記録するステップと
    をさらに含む、課金方法。

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