JP7225366B1 - 推奨装置、推奨方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 0007225366000001
【課題】ユーザが設定した上限に応じて、購入の対象を推奨することが可能な推奨装置、推奨方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】取得部101は、電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、複数の利用済ユーザのそれぞれが設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する。抽出部102は、電子市場において予算の上限を設定しており、電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、電子市場において購入可能な対象から抽出する。選択部103は、利用中ユーザが設定している予算の上限と、取得された組の分布と、に基づいて、抽出された対象の候補から利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する。
【選択図】図3

Description

本発明は、推奨装置、推奨方法及びプログラムに関する。
従来より、ユーザによる購入を促進するために、電子市場で販売されている対象を推奨する技術が知られている。例えば、特許文献1には、顧客が購入した商品の顧客毎の購入価格帯情報に基づいて、商品を推奨する技術が開示されている。
特許第4536146号公報
一方、ユーザは、予算の上限を設定し、上限を超えない範囲で、電子市場において取引されている対象を検索したい場合がある。例えば、ユーザが、ふるさと納税の寄付金控除額の上限を設定し、上限額を超えない返礼品を検索したい場合がある。このような場合に、ユーザにより設定された予算の上限に応じて、電子市場で扱われている対象を推奨することにより、電子市場における取引を促進したいという要望がある。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、ユーザが設定した上限に応じて、購入の対象を推奨することが可能な推奨装置、推奨方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る推奨装置は、
電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、前記複数の利用済ユーザのそれぞれが前記設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の前記予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する取得部と、
前記電子市場において予算の上限を設定しており、前記電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、前記電子市場において購入可能な対象から抽出する抽出部と、
前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、に基づいて、前記抽出された対象の候補から前記利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する選択部と、
を備えることを特徴とする。
また、上記観点に係る推奨装置において、
前記抽出部は、他の推奨装置によって推奨される複数の対象を、前記推奨すべき複数の対象の候補として抽出し、
前記選択部は、
前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、から、前記利用中ユーザが新たに購入する対象の価格分布を推定し、
前記抽出された対象の候補から、前記推奨する対象を、前記推定された価格分布に沿うように選択する
ことを特徴とする。
また、上記観点に係る推奨装置において、
前記選択部は、
前記取得された組の分布を、前記予算の上限を消化すべき予算消化期限までの日数に基づいて分割し、
前記利用中ユーザに対して推奨する対象を、前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記分割された組の分布と、前記利用中ユーザに対して対象を推奨する時点における予算消化期限までの日数と、に基づいて選択する
ことを特徴とする。
また、上記観点に係る推奨装置において、
前記選択部は、
前記取得された組の分布を、前記予算の上限を消化すべき予算消化期限までの日数の候補毎に、当該日数の候補を区切りとして、第1の分布と第2の分布とに分割し、
前記日数の候補毎に、前記第1の分布と前記第2の分布との類似度を求め、
前記類似度が最小となる第1の分布と第2の分布とを、前記分割された組の分布とする
ことを特徴とする。
また、上記観点に係る推奨装置において、
前記予算の上限は、ふるさと納税の寄付金控除額の上限であり、
前記対象は、前記ふるさと納税の返礼品である
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る推奨方法は、
推奨装置が実行する推奨方法であって、
前記推奨装置が、
電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、前記複数の利用済ユーザのそれぞれが前記設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の前記予算の上限に対する割合と、の組を複数取得し、
前記電子市場において予算の上限を設定しており、前記電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、前記電子市場において購入可能な対象から抽出し、
前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、に基づいて、前記抽出された対象の候補から前記利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、前記複数の利用済ユーザのそれぞれが前記設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の前記予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する取得部、
前記電子市場において予算の上限を設定しており、前記電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、前記電子市場において購入可能な対象から抽出する抽出部、
前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、に基づいて、前記抽出された対象の候補から前記利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する選択部、
として機能させることを特徴とする。
上記プログラムは、非一時的な(non-transitory)記録媒体に記録されてもよい。非一時的な記録媒体は、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
本発明によれば、ユーザが設定した上限に応じて、購入の対象を推奨することが可能な推奨装置、推奨方法及びプログラムを提供することができる。
実施形態に係る推奨装置と、ショッピングサーバと、端末装置と、他の推奨装置と、の関係を説明するための図である。 実施形態に係る推奨装置のハードウェア構成を示す図である。 実施形態に係る推奨装置の機能構成を示す図である。 実施形態に係る利用状況ページを説明するための図である。 実施形態に係る利用履歴テーブルを説明するための図である。 実施形態に係る予算の上限と、予算の上限に対する対象の価格の割合と、の分布の例を説明するための図である。 実施形態に係る予算の上限に対する対象の価格の割合の確率密度関数を説明するための図である。 実施形態に係る推奨装置が選択された対象を推奨する様子を説明するための図である。 実施形態に係る推奨装置が実行する推奨処理を説明するための図である。
(1.全体構成)
本発明の実施形態に係る推奨装置100は、図1に示すように、ショッピングサーバ200と、端末装置300と、他の推奨装置400と、ネットワーク500を介して通信可能に接続される。
推奨装置100は、端末装置300のユーザに対して、電子市場において取引される対象を、ユーザが設定した予算の上限に応じて推奨する装置である。
ショッピングサーバ200は、対象の取引が行われる電子市場を管理するサーバである。
端末装置300は、電子市場において取引されている対象の閲覧及び購入を行うユーザが使用する装置である。端末装置300は、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ等である。ユーザは、端末装置300を用いて、電子市場で購入する対象について、予算の上限を設定する。
他の推奨装置400は、電子市場において取引される対象を推奨する装置である。他の推奨装置400は、推奨装置100とは異なり、ユーザが設定した予算の上限を考慮せずに推奨する対象を決定する。例えば、他の推奨装置400は、電子市場におけるユーザの購入履歴、閲覧履歴等に基づいて、対象を推奨する。
ネットワーク500は、いかなるものであってもよく、例えば、インターネット、イントラネット、エクストラネット、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、電話回線網等である。
(2.情報処理装置のハードウェア構成)
図2は、推奨装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
推奨装置100は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM13と、記録媒体14と、出力デバイス15と、通信デバイス16と、入力デバイス17と、を備える。各構成要素は、バス18により接続されている。
CPU11は、推奨装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され、制御信号やデータをやりとりする。
ROM12には、推奨装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM13は、データやプログラムを一時的に記録するためのもので、記録媒体14から読み出したプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
記録媒体14は、ハードディスクやフラッシュメモリ等から構成され、推奨装置100で処理するデータを記録する。
出力デバイス15は、LCD(Liquid Crystal Display)及びバックライト等の表示装置や、スピーカ等の音声出力装置を備える。出力デバイス15は、CPU11による制御の下、例えば、CPU11から出力されたデータを出力する。
通信デバイス16は、推奨装置100をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するための通信インターフェースを含み、通信デバイス16を介して他の情報処理装置等とやりとりをする。
入力デバイス17は、ボタン、キーボード、タッチパネル、マイク、カメラ、光学スキャナ等の入力装置を備える。入力デバイス17は、推奨装置100の使用者から操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に対応する信号をCPU11に出力する。
(3.実施形態の推奨装置の機能構成)
推奨装置100の機能構成について、図3を用いて説明する。
推奨装置100は、機能的には、取得部101と、抽出部102と、選択部103と、を備える。本実施形態において、CPU11及び通信デバイス16が協働して、取得部101、抽出部102及び選択部103及として機能する。
以下では、ユーザが設定する予算の上限を、ふるさと納税の寄付金控除額の上限とし、対象を、ふるさと納税の返礼品として、推奨装置100の機能について説明する。
ショッピングサーバ200が管理する電子市場において、ふるさと納税の寄付を行うサイトが用意されており、ユーザは、このサイトを通じて、電子市場で販売されている商品の購入と同様の手続により、ふるさと納税の寄付を行うことができる。
図4に、電子市場においてふるさと納税の寄付を行うユーザに提示される、ふるさと納税の利用状況を示すページの例を示す。利用状況ページ510には、ユーザが寄付を行った自治体の数を示す寄付自治体数の情報511と、ユーザが寄付した寄付合計金額の情報512と、ユーザが設定した寄付金控除額の上限の情報513と、寄付金控除額の上限から寄付合計金額を減算した残りの金額の情報514と、が含まれる。
寄付合計金額の情報512は、ユーザが電子市場において寄付を行う度に、寄付した金額が加算された値に更新される。寄付金控除額の上限の情報513は、ボタン515を選択すると遷移するページにおいて、ユーザの入力に基づいて算出される値である。ユーザがボタン515をクリックすると、寄付金控除額の上限をシミュレーションするためのシミュレーションページに遷移し、シミュレーションページにおいてユーザが年収、家族構成等の情報を入力すると、寄付金控除額の上限が算出される。そして、ユーザがシミュレーションページにおいて、算出された寄付金控除額の上限の情報を保存するための操作を行うと、図4の利用状況ページ510に戻り、算出された寄付金控除額の上限が表示される。また、ユーザがボタン516をクリックすると、設定された寄付金控除額の上限に応じて推奨される、自治体の返礼品の一覧を含む推奨ページに遷移する。
また、電子市場において、ユーザが寄付金控除額の上限を設定し、ふるさと納税の寄付を行った履歴が、ショッピングサーバ200に格納される。例えば、ショッピングサーバ200には、図5の利用履歴テーブルが格納される。利用履歴テーブルには、ユーザIDと、設定された寄付金控除額の上限と、ユーザが寄付した自治体から送られる返礼品の返礼品IDと、ユーザが寄付した寄付金額と、寄付日と、が対応付けて登録される。
図5の1行目の情報は、ユーザID“A”のユーザAは、寄付金控除額の上限“100,000円”を設定し、設定した寄付金控除額の上限のもとで、返礼品ID“x1”の返礼品を送る自治体に“30,000円”を“2021年4月2日”に寄付したことを示している。
以下では、ユーザXが、図4の利用状況ページ510の寄付金控除額の上限を設定したとする。ユーザXがボタン516をクリックすると、推奨装置100は、推奨ページにおいて返礼品を推奨するための処理を実行する。
図3の取得部101は、電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、複数の利用済ユーザのそれぞれが設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する。
例えば、電子市場を利用した複数の利用済ユーザとは、図5の利用履歴テーブルのユーザIDが示すユーザであり、過去の設定した予算の上限とは、図5の利用履歴テーブルの寄付金控除額の上限であり、予算の上限のもとで購入した対象とは、図5の利用履歴テーブルの返礼品IDが示す返礼品であり、購入した対象の価格とは、図5の利用履歴テーブルの寄付金額である。取得部101は、図5の利用履歴テーブルを参照して、寄付金控除額の上限Ui(iは2以上の自然数)と、寄付金控除額の上限Uiに対する寄付金額Diの割合と、の組[Ui,Di/Ui]を取得する。
図3の抽出部102は、電子市場において予算の上限を設定しており、電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、電子市場において購入可能な対象から抽出する。
購入可能な対象とは、例えば、電子市場で扱われているふるさと納税の返礼品であり、設定された予算の上限を超える価格の対象も含まれる。したがって、推奨装置100が、利用中ユーザに推奨する対象は、設定された予算の上限を超えるものも含まれることがある。
ここで、抽出部102は、他の推奨装置400によって推奨される複数の対象を、推奨すべき複数の対象の候補として抽出する。
例えば、他の推奨装置400は、ユーザXの購入履歴、閲覧履歴等に基づいて、ユーザXに推奨すべき対象として、電子市場において購入可能な対象、すなわち、電子市場で扱われているふるさと納税の返礼品から複数を選択する。また、他の推奨装置400は、選択した返礼品について、推奨値を求める。推奨値は、予め定められた評価関数により求められる値であり、値が大きいほど、ユーザに対して推奨するのに適した対象であることを示す。抽出部102は、他の推奨装置400から、他の推奨装置400が選択した返礼品の返礼品ID及び当該返礼品を得るための寄付金額の情報と、選択した返礼品について求めた推奨値と、を取得する。
図3の選択部103は、利用中ユーザが設定している予算の上限と、取得された組の分布と、に基づいて、抽出された対象の候補から利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する。具体的には、選択部103は、利用中ユーザが設定している予算の上限と、取得された組の分布と、から、利用中ユーザが新たに購入する対象の価格分布を推定する。そして、選択部103は、抽出された対象の候補から、推奨する対象を、推定された価格分布に沿うように選択する。
選択部103は、利用中ユーザが新たに購入する対象の価格分布を、以下のように求める。例えば、選択部103は、まず、図6に示すように、取得部101が取得した組[Ui,Di/Ui]の2次元ヒストグラムを生成する。次に、選択部103は、図6の2次元ヒストグラムの頂点を通過する局面を生成する。曲面は、近傍の頂点同士を辺で結んで多面体を作ることにより生成する、或いは、スプライン補完を行うことにより生成する。選択部103は、生成した曲面について利用中ユーザが設定した上限Uにおける断面を得て正規化し、図7に示すように、上限Uに対する寄付金額Dの割合の確率密度関数を生成する。生成された確率密度関数は、利用中ユーザが上限Uを設定した場合に寄付金額Dの返礼品が選択される確率を示したものであり、これを、利用中ユーザが新たに購入する対象の価格分布とみなす。
次に、選択部103は、抽出部102が取得した返礼品の推奨値Rに、当該返礼品を得るため寄付金額Dの上限Uに対する割合の確率P(D/U)を乗じて、上限Uにおける返礼品の推奨スコア(R・P(D/U))を求める。選択部103は、抽出部102が取得した返礼品IDの返礼品について推奨スコアを求め、推奨スコアに基づいて、上限Uを設定したユーザに推奨する返礼品を選択する。
例えば、選択部103は、上限UをユーザXが設定した寄付金控除額の上限Uxとして上記確率密度関数を生成する。また、選択部103は、寄付金額Dを他の推奨装置400がユーザXの購入履歴、閲覧履歴等に基づいて選択した返礼品の寄付金額Dxとし、推奨値Rを他の推奨装置400がユーザXの購入履歴、閲覧履歴等に基づいて選択した返礼品の推奨値Rxとして、推奨スコア(Rx・P(Dx/Ux))を算出する。そして、選択部103は、推奨スコアの高い順から、予め定められた個数(例えば、50個)だけ返礼品を、ユーザXに対して推奨する返礼品として選択する。
推奨装置100は、選択部103により選択された対象を、ユーザに推奨する。
例えば、ユーザXに推奨する返礼品として、選択部103により“返礼品1”~“返礼品50”が選択されたとすると、推奨装置100は、図8の推奨ページ520に示すように、選択された返礼品を推奨スコアの高い方から順に表示する。
(4.実施形態の推奨装置の動作)
本実施形態の推奨装置100が実行する推奨処理について、図9を用いて説明する。例えば、ユーザXが図4の利用状況ページ510においてボタン516をクリックすると、図9の推奨処理が開始される。
取得部101は、電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、複数の利用済ユーザのそれぞれが設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する(ステップS101)。
例えば、取得部101は、図5の利用履歴テーブルを参照して、寄付金控除額の上限Uiと、寄付金控除額の上限Uiに対する寄付金額Diの割合と、の組[Ui,Di/Ui]を取得する。
抽出部102は、電子市場において予算の上限を設定しており、電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、電子市場において購入可能な対象から抽出する(ステップS102)。
例えば、抽出部102は、他の推奨装置400から、他の推奨装置400がユーザXの購入履歴、閲覧履歴等に基づいて選択した返礼品の返礼品ID及び当該返礼品を得るための寄付金額Dxの情報と、選択した返礼品について求めた推奨値Rxと、を取得する。
選択部103は、利用中ユーザが設定している予算の上限と、取得された組の分布と、に基づいて、抽出された対象の候補から利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する(ステップS103)。
例えば、選択部103は、取得部101が取得した組[Ui,Di/Ui]の2次元ヒストグラム(図6)を生成する。選択部103は、生成した2次元ヒストグラムの頂点を通過する曲面について、ユーザXが設定した寄付金控除額の上限Uxにおける断面を得て正規化し、上限Uxに対する寄付金額の割合の確率密度関数を生成する。そして、選択部103は、抽出部102が、ユーザXについて取得した返礼品の推奨値Rxに、当該返礼品を得るため寄付金額Dxの上限Uxに対する割合の確率P(Dx/Ux)を乗じて、上限Uにおける返礼品の推奨スコア(Rx・P(Dx/Ux))を求める。選択部103は、抽出部102が取得した返礼品の推奨スコアの高い方から順に、ユーザXに推奨する返礼品を選択する。
推奨装置100は、選択部103により選択された対象を、ユーザに推奨する(ステップS104)。
例えば、ユーザXに推奨する返礼品として、選択部103により“返礼品1”~“返礼品50”が選択されたとすると、推奨装置100は、図8の推奨ページ520に示すように、選択された返礼品を推奨スコアの高い方から順に表示する。
本実施形態によれば、ふるさと納税のように、ユーザが予算の上限を設定し、その条件下で対象を検索したい場合に、ユーザが設定した予算の上限に応じた購入対象を推奨することができる。これにより、ユーザが意向を反映した適切な対象を推奨することができる。
また、本実施形態によれば、他の推奨装置の推奨結果に、予算の上限が設定された場合に購入された対象の価格の傾向を反映させて、推奨する対象を選択することができる。本実施形態によれば、他の推奨装置の評価関数には手を加えないので、既存の推奨装置の改修を要せずに、設定された予算の上限に応じて購入の対象を推奨することができる。
(5.変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
上記実施形態おいて、図1に、推奨装置100と、ショッピングサーバ200及び他の推奨装置400の関係を示したが、これに限らない。例えば、推奨装置100又は他の推奨装置400は、ショッピングサーバ200と直接接続されていてもよいし、あるいは、推奨装置100又は他の推奨装置400は、ショッピングサーバ200と一体として構成されてもよい。
また、上記実施形態において、予算の上限をふるさと納税の寄付金控除額とし、推奨する対象をふるさと納税の返礼品としたが、これに限らない。推奨装置100は、電子市場において予算の上限が設定されていれば、どのような対象についても適用可能である。
また、上記実施形態において、図5の利用履歴テーブルには、ユーザが寄付した自治体から送られる返礼品の返礼品ID、ユーザが寄付した寄付金額、及び、寄付日が含まれるとしたが、これに限らない。図5の利用履歴テーブルには、実際に寄付した履歴だけでなく、カートにいれただけの履歴の情報が含まれてもよい。そして、取得部101は、予算の上限のもとで購入した対象に、カートに入れただけの返礼品を含めて、寄付金控除額の上限Uiと、寄付金控除額の上限Uiに対する寄付金額Diの割合と、の組[Ui,Di/Ui]を取得してもよい。また、図4の利用状況ページ510の寄付自治体数の情報511、寄付合計金額の情報512及び残りの金額の情報514は、ユーザが返礼品をカートにいれた段階で更新されるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、購入可能な対象に設定された予算の上限を超える価格の対象も含まれるとしたが、これに限らない。例えば、推奨装置100は、利用中ユーザが設定した予算の上限以下の対象のみを抽出しても良い。例えば、推奨装置100は、他の推奨装置400へ、ユーザが設定した予算の上限を通知し、他の推奨装置400は、通知された予算の上限以下の対象を推奨するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、他の推奨装置400は、ユーザXの購入履歴、閲覧履歴に基づいて、ユーザXに推奨すべき対象を選択するとしたが、これに限らない。例えば、他の推奨装置400は、ユーザXと属性において共通点のあるユーザの購入履歴、閲覧履歴に基づいて、ユーザXに推奨すべき対象を選択してもよい。
また、上記実施形態において、選択部103は、取得部101により取得された組の分布に基づいて、推奨すべき対象を選択したが、これに限らない。選択部103は、取得された組の分布を、予算の上限を消化すべき予算消化期限までの日数に基づいて分割し、利用中ユーザに対して推奨する対象を、利用中ユーザが設定している予算の上限と、分割された組の分布と、利用中ユーザに対して対象を推奨する時点における予算消化期限までの日数と、に基づいて選択するようにしてもよい。
予算消化期限とは、ユーザが設定した予算の上限を消化すべき期限であり、例えば、ふるさと納税の場合、12月31日である。
具体的には、選択部103は、取得された組の分布を、予算の上限を消化すべき予算消化期限までの日数の候補毎に、当該日数の候補を区切りとして、第1の分布と第2の分布とに分割し、日数の候補毎に、第1の分布と第2の分布との類似度を求め、類似度が最小となる第1の分布と第2の分布とを、分割された組の分布とする。
例えば、予算消化期限までの日数の候補を、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、・・・11ヶ月とする。例えば、予算消化期限までの日数が1ヶ月の場合、選択部103は、図5の利用履歴テーブルにおいて、1月から11月までの寄付日が対応付けられた利用履歴について取得された組を第1の分布、12月の寄付日が対応付けられた利用履歴について取得された組を第2の分布とする。また、予算消化期限までの日数が2ヶ月の場合、選択部103は、1月から10月までの寄付日が対応付けられた利用履歴について取得された組を第1の分布、11月および12月の寄付日が対応付けられた利用履歴について取得された組を第2の分布とする。選択部103は、同様に、予算消化期限までの日数が3ヶ月、・・・、11ヶ月についても、取得された組を、第1の分布と、第2の分布と、に分割する。
選択部103は、日数の候補毎に、第1の分布と第2の分布との類似度を求める。類似度は、第1の分布と第2の分布との内積により求める。例えば、予算消化期限までの日数が3ヶ月の場合に求めた、1月から9月までの寄付日が対応付けられた利用履歴について取得された組の第1の分布と、10月から12月までの寄付日が対応付けられた利用履歴について取得された組の第2の分布との類似度が最小であったとする。この場合、選択部103は、1月から9月までの第1の分布と、10月から12月までの第2の分布と、を分割された組の分布とする。
そして、利用中ユーザであるユーザXが、図4の利用状況ページ510においてボタン516をクリックした時点が、10月であるとすると、選択部103は、10月から12月までの第2の分布を用いて、上記実施形態に示す2次元ヒストグラム及び確率密度関数を生成し、生成した確率密度関数から求めた確率を用いて、推奨スコアを求める。
このように、取得された組を予算消化期限までの日数に基づいて取得された組の分布を分割し、推奨する時点に対応する分布に基づいて、推奨する対象を選択することにより、対象の購入傾向が、予算消化期限までの日数により変化する場合に、適切な対象を推奨することができる。
また、上記実施形態の図9の推奨処理の各ステップの処理は、フローチャートに示す順序に限らない。例えば、ステップS101の処理は、ステップS103の処理であれば、ステップS102の処理よりも後に実行されてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明によれば、ユーザが設定した上限に応じて、購入の対象を推奨することが可能な推奨装置、推奨方法及びプログラムを提供することができる。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記録媒体
15 出力デバイス
16 通信デバイス
17 入力デバイス
18 バス
100 推奨装置
101 取得部
102 抽出部
103 選択部
200 ショッピングサーバ
300 端末装置
400 他の推奨装置
500 ネットワーク
510 利用状況ページ
511 寄付自治体数の情報
512 寄付合計金額の情報
513 寄付金控除額の上限の情報
514 残りの金額の情報
515,516 ボタン
520 推奨ページ

Claims (7)

  1. 電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、前記複数の利用済ユーザのそれぞれが前記設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の前記予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する取得部と、
    前記電子市場において予算の上限を設定しており、前記電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、前記電子市場において購入可能な対象から抽出する抽出部と、
    前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、に基づいて、前記抽出された対象の候補から前記利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する選択部と、
    を備えることを特徴とする推奨装置。
  2. 前記抽出部は、他の推奨装置によって推奨される複数の対象を、前記推奨すべき複数の対象の候補として抽出し、
    前記選択部は、
    前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、から、前記利用中ユーザが新たに購入する対象の価格分布を推定し、
    前記抽出された対象の候補から、前記推奨する対象を、前記推定された価格分布に沿うように選択する
    ことを特徴とする請求項1に記載の推奨装置。
  3. 前記選択部は、
    前記取得された組の分布を、前記予算の上限を消化すべき予算消化期限までの日数に基づいて分割し、
    前記利用中ユーザに対して推奨する対象を、前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記分割された組の分布と、前記利用中ユーザに対して対象を推奨する時点における予算消化期限までの日数と、に基づいて選択する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の推奨装置。
  4. 前記選択部は、
    前記取得された組の分布を、前記予算の上限を消化すべき予算消化期限までの日数の候補毎に、当該日数の候補を区切りとして、第1の分布と第2の分布とに分割し、
    前記日数の候補毎に、前記第1の分布と前記第2の分布との類似度を求め、
    前記類似度が最小となる第1の分布と第2の分布とを、前記分割された組の分布とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の推奨装置。
  5. 前記予算の上限は、ふるさと納税の寄付金控除額の上限であり、
    前記対象は、前記ふるさと納税の返礼品である
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の推奨装置。
  6. 推奨装置が実行する推奨方法であって、
    前記推奨装置が、
    電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、前記複数の利用済ユーザのそれぞれが前記設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の前記予算の上限に対する割合と、の組を複数取得し、
    前記電子市場において予算の上限を設定しており、前記電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、前記電子市場において購入可能な対象から抽出し、
    前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、に基づいて、前記抽出された対象の候補から前記利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する
    ことを特徴とする推奨方法。
  7. コンピュータを、
    電子市場を利用した複数の利用済ユーザのそれぞれが過去に設定した予算の上限と、前記複数の利用済ユーザのそれぞれが前記設定した予算の上限のもとで購入した対象の価格の前記予算の上限に対する割合と、の組を複数取得する取得部、
    前記電子市場において予算の上限を設定しており、前記電子市場を利用しようとしている利用中ユーザに対して推奨すべき複数の対象の候補を、前記電子市場において購入可能な対象から抽出する抽出部、
    前記利用中ユーザが設定している予算の上限と、前記取得された組の分布と、に基づいて、前記抽出された対象の候補から前記利用中ユーザに対して推奨する対象を選択する選択部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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