JP7222561B2 - Diamond coated tool and method for making diamond coated tool - Google Patents
Diamond coated tool and method for making diamond coated tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP7222561B2 JP7222561B2 JP2021196007A JP2021196007A JP7222561B2 JP 7222561 B2 JP7222561 B2 JP 7222561B2 JP 2021196007 A JP2021196007 A JP 2021196007A JP 2021196007 A JP2021196007 A JP 2021196007A JP 7222561 B2 JP7222561 B2 JP 7222561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flank
- rake face
- diamond
- cutting edge
- coating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
本開示は、工具母材にダイヤモンドをコーティングしたダイヤモンドコーティング工具に関する。 The present disclosure relates to a diamond-coated tool in which a tool base material is coated with diamond.
従来、セラミックスや超硬合金、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)などの硬質材料の切削加工に、超硬合金製インサート母材をダイヤモンドコーティングした工具が使用されている。これらの硬質材料の切削加工には単結晶ダイヤモンド工具や多結晶ダイヤモンド工具も使用されるが、高コストとなるため、ダイヤモンドコーティング工具はコスト面で大きなメリットを有する。 Conventionally, a tool with a cemented carbide insert base material diamond-coated is used for cutting hard materials such as ceramics, cemented carbide, and CFRP (carbon fiber reinforced plastic). Although single-crystal diamond tools and polycrystalline diamond tools are also used for cutting these hard materials, they are expensive, so diamond-coated tools have a great advantage in terms of cost.
特許文献1は、チップ母材にダイヤモンドをコーティングしたスローアウェイチップを開示する。このスローアウェイチップでは、コーティングしたすくい面をクランプ手段で抑える際にコーティング層の刃先を損傷しないように、チップ母材のすくい面において、刃先近傍の部位を、すくい面の中央部位より段下がり状に低く形成している。
図1は、従来のダイヤモンドコーティング工具50の刃先周辺の構造を示す。ダイヤモンドコーティング工具50は、超硬合金製の工具母材51の刃先53の近傍にダイヤモンドをコーティングすることで作製され、ダイヤモンド被覆層52が工具母材51の刃先53、すくい面54および逃げ面55に形成される。図1においてX軸方向は、ダイヤモンドコーティング工具50による切削工程における切取り厚さ方向を、Y軸方向は、切削工程における切削方向を示す。
FIG. 1 shows the structure around the cutting edge of a conventional diamond-coated
ダイヤモンドコーティング工具50における工具母材51とダイヤモンド被覆層52との密着性は高くなく、被削材が非常に高硬度である場合や刃先の損耗が進んで切削力が増大した場合に、工具母材51からダイヤモンド被覆層52が剥離しやすいという課題がある。この課題を解決するため、超硬合金の成分を調整(たとえば結合剤であるCoの割合を減少する)したり、母材表面の粗さを増大してアンカー効果を生じさせるなどの対策が講じられているが、十分な解決策にはなっておらず、依然として剥離の問題が残っている。
The adhesion between the
本開示はこうした状況に鑑みてなされており、ダイヤモンドコーティング工具においてダイヤモンド被覆層が工具母材から剥離することを抑制する構造を提供することにある。 The present disclosure has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a structure for suppressing separation of a diamond coating layer from a tool base material in a diamond-coated tool.
上記課題を解決するために、本開示のある態様は、刃先と、前記刃先に連なる逃げ面と、前記逃げ面が前記刃先に連なる向きとは異なる向きに前記刃先に連なるすくい面とを有する工具母材にダイヤモンドをコーティングした層であるダイヤモンド被覆層を有するダイヤモンドコーティング工具に関する。この態様のダイヤモンドコーティング工具において、前記工具母材の前記逃げ面は、前記刃先に連なる第1逃げ面と、前記第1逃げ面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1逃げ面よりも外側に位置する第2逃げ面と、前記第1逃げ面と前記第2逃げ面とを接続する逃げ面側段差部とを備え、前記工具母材の前記すくい面は、前記刃先に連なる第1すくい面と、前記第1すくい面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1すくい面よりも外側に位置する第2すくい面と、前記第1すくい面と前記第2すくい面とを接続するすくい面側段差部とを備える。前記ダイヤモンド被覆層は、前記刃先、前記第1逃げ面、前記逃げ面側段差部、前記第2逃げ面、前記第1すくい面、前記すくい面側段差部、前記第2すくい面に形成される。 In order to solve the above problems, an aspect of the present disclosure is a tool having a cutting edge, a flank that continues to the cutting edge, and a rake surface that continues to the cutting edge in a direction different from the direction in which the flank is connected to the cutting edge. The present invention relates to a diamond-coated tool having a diamond-coated layer, which is a layer obtained by coating a base material with diamond. In this aspect of the diamond-coated tool, the flank of the tool base material includes a first flank that continues to the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first flank and is located away from the inside of the tool base material. a second flank located outside the first flank when viewed; and a flank-side stepped portion connecting the first flank and the second flank, The surfaces are a first rake face continuous with the cutting edge and a second rake face located further from the cutting edge than the first rake face and positioned outside the first rake face when viewed from the inside of the tool base material. A rake face and a rake face side step portion connecting the first rake face and the second rake face are provided. The diamond coating layer is formed on the cutting edge, the first flank, the flank side step, the second flank, the first rake face, the rake face side step, and the second rake face. .
本開示の別の態様は、ダイヤモンドコーティング工具の作製方法に関し、当該方法は、刃先と、前記刃先に連なる逃げ面と、前記逃げ面が前記刃先に連なる向きとは異なる向きに前記刃先に連なるすくい面とを有する工具母材にダイヤモンドをコーティングするコーティング工程を有する。前記工具母材の前記逃げ面は、前記刃先に連なる第1逃げ面と、前記第1逃げ面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1逃げ面よりも外側に位置する第2逃げ面と、前記第1逃げ面と前記第2逃げ面とを接続する逃げ面側段差部とを備え、前記工具母材の前記すくい面は、前記刃先に連なる第1すくい面と、前記第1すくい面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1すくい面よりも外側に位置する第2すくい面と、前記第1すくい面と前記第2すくい面とを接続するすくい面側段差部とを備えており、前記コーティング工程は、前記刃先、前記第1逃げ面、前記逃げ面側段差部、前記第2逃げ面、前記第1すくい面、前記すくい面側段差部、前記第2すくい面に、ダイヤモンドをコーティングした層であるダイヤモンド被覆層を形成する。 Another aspect of the present disclosure relates to a method of making a diamond coated tool, the method comprising: a cutting edge; a flank contiguous with the cutting edge; and a coating step of coating a tool base material having a surface with diamond. The flank of the tool base material includes a first flank that continues to the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first flank and is located from the first flank when viewed from the inside of the tool base. and a flank-side stepped portion connecting the first flank and the second flank, wherein the rake surface of the tool base is connected to the cutting edge. 1 rake face, a second rake face positioned farther from the cutting edge than the first rake face and positioned outside the first rake face when viewed from inside the tool base material, and the first rake face a rake face side stepped portion that connects the face and the second rake face, and the coating step comprises: the cutting edge, the first flank, the flank side stepped portion, the second flank, the A diamond coating layer, which is a layer coated with diamond, is formed on the first rake face, the rake face side step portion, and the second rake face.
本開示によれば、ダイヤモンドコーティング工具においてダイヤモンド被覆層が工具母材から剥離することを抑制する構造を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this indication, the structure which suppresses that a diamond coating layer peels from a tool base material in a diamond coating tool can be provided.
以下、実施形態のダイヤモンドコーティング工具について説明する。
図2は、実施形態の工具母材1の形状を示す。工具母材1は、すくい面10と、逃げ面20と、すくい面10と逃げ面20の境界をなす刃先2とを有する。ダイヤモンドコーティング工具は、工具母材1の刃先2の近傍にダイヤモンドをコーティングすることで作製される。
A diamond-coated tool according to an embodiment will be described below.
FIG. 2 shows the shape of the
工具母材1の逃げ面20は、刃先2に連なる第1逃げ面21と、第1逃げ面21よりも刃先2から離れた位置にある第2逃げ面23と、第1逃げ面21と第2逃げ面23とを接続する逃げ面側段差部22とを備える。工具母材1の内部から見て、第2逃げ面23は第1逃げ面21よりも外側に位置する。換言すると、工具母材1の内部から第1逃げ面21と第2逃げ面23とをそれぞれ直交する方向に見た場合に、第2逃げ面23は、第1逃げ面21よりも刃物の厚みを増やす側に位置する。第1逃げ面21および第2逃げ面23は平坦面として形成され、実質的に平行であってよい。たとえば第1逃げ面21および逃げ面側段差部22は、刃先まで平坦面を構成していた第2逃げ面23を切り欠くことで形成されてよい。
The
工具母材1のすくい面10は、刃先2に連なる第1すくい面11と、第1すくい面11よりも刃先2から離れた位置にある第2すくい面13と、第1すくい面11と第2すくい面13とを接続するすくい面側段差部12とを備える。工具母材1の内部から見て、第2すくい面13は第1すくい面11よりも外側に位置する。換言すると、工具母材1の内部から第1すくい面11と第2すくい面13とをそれぞれ直交する方向に見た場合に、第2すくい面13は、第1すくい面11よりも刃物の厚みを増やす側に位置する。第1すくい面11および第2すくい面13は平坦面として形成され、実質的に平行であってよい。たとえば第1すくい面11およびすくい面側段差部12は、刃先まで平坦面を構成していた第2すくい面13を切り欠くことで形成されてよい。
The
図3は、逃げ面側段差部の断面を拡大した図である。図示のように、逃げ面側段差部22と第1逃げ面21との境界P、逃げ面側段差部22と第2逃げ面23との境界Qを定義する。逃げ面側段差部22の傾斜面は、境界Pと境界Qを繋ぐ平面であってもよいが、図3に示すように、工具母材1の外部から見て、境界Pと境界Qを繋ぐ平面よりも奥側に位置してよい(つまり工具母材1の外部から見て、境界Pと境界Qを繋ぐ平面に対して、逃げ面側段差部22の傾斜面が凹部を形成してよい)。
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the flank side stepped portion. As illustrated, a boundary P between the flank side stepped
第1逃げ面21を工具母材1内部に延長した仮想面に、境界Qから垂線を下ろしたときの交点をRとすると、境界Pと交点Rとの間の距離Wは、境界Qと交点Rとの間の距離H以下であることが好ましい。つまり図3において、線分PRと線分PQのなす角度が45度以上となることが好ましい。また逃げ面側段差部22の傾斜面が境界Pと境界Qを繋ぐ平面に対して凹部を形成する場合に、線分PRと凹形状の境界Qに近い側での接線がなす角度が約90度となることが好ましい。なお境界Pは交点R近傍に位置して、線分PRと線分PQのなす角度が約90度となり、逃げ面側段差部22が、第1逃げ面21に対して略垂直な壁面として構成されてもよい。
Let R be the point of intersection when a perpendicular line is drawn down from the boundary Q to the imaginary plane obtained by extending the
なお図3は、逃げ面20に形成された逃げ面側段差部22の構造を示すが、すくい面10に形成されたすくい面側段差部12も、図3に示す逃げ面側段差部22と同一の構造を有してよい。
3 shows the structure of the flank-side stepped
図4は、工具母材1にダイヤモンドをコーティングしたダイヤモンドコーティング工具3の構造を示す。ダイヤモンド被覆層30は、工具母材1の刃先2、すくい面10および逃げ面20に形成される。工具母材1の刃先2には、層厚程度の半径をもつ切れ刃部31が形成される。ダイヤモンド被覆層30の層厚は、距離H(図3参照)以下であることが好ましい。図4においてX軸方向は、ダイヤモンドコーティング工具3による切削工程における切取り厚さ方向を、Y軸方向は、切削工程における切削方向を示す。
FIG. 4 shows the structure of a diamond-coated
逃げ面20において、ダイヤモンド被覆層30は、少なくとも第1逃げ面21および逃げ面側段差部22に形成される。ここで第1逃げ面21および逃げ面側段差部22にダイヤモンド被覆層30が形成されることは、第1逃げ面21および逃げ面側段差部22にダイヤモンド被覆層30が密着することを意味する。
On the
ダイヤモンドコーティング工具3を用いた切削工程中、切れ刃部31が被削材から切削力を受けると、逃げ面20に形成されたダイヤモンド被覆層30は、第1逃げ面21の延在方向に切削力による剪断荷重を受ける。このとき逃げ面側段差部22は、ダイヤモンド被覆層30に作用する剪断荷重を受け止めることで、第1逃げ面21とダイヤモンド被覆層30との剪断剥離を抑制する剥離抑制構造として機能する。
During the cutting process using the diamond-coated
すくい面10において、ダイヤモンド被覆層30は、少なくとも第1すくい面11およびすくい面側段差部12に形成される。ここで第1すくい面11およびすくい面側段差部12にダイヤモンド被覆層30が形成されることは、第1すくい面11およびすくい面側段差部12にダイヤモンド被覆層30が密着することを意味する。
On the
ダイヤモンドコーティング工具3を用いた切削工程中、すくい面10に形成されたダイヤモンド被覆層30は、第1すくい面11の延在方向に切削力による剪断荷重を受ける。このとき、すくい面側段差部12は、ダイヤモンド被覆層30に作用する剪断荷重を受け止めることで、第1すくい面11とダイヤモンド被覆層30との剪断剥離を抑制する剥離抑制構造として機能する。
During the cutting process using the diamond-coated
なお高硬度な被削材を切削する際、刃先強度の問題から、通常は、コーティング層の厚みより小さな(つまり一般のコーティング工具では刃先の丸み半径より小さな)切取り厚さで加工することが行われる。このような切削加工では実質的なすくい角は刃先の丸み半径と切取り厚さによって決まることが多いが、実施形態のダイヤモンドコーティング工具3は、設定上のすくい角が負の角度となるように形成されてよい。設定上のすくい角が正の角度である場合(図1参照)、切れ刃部31にかかる切削力の方向とすくい面10の延在方向が近いため、切削力による剪断荷重は大きくなる。一方、設定上のすくい角が負の角度になると、切削力の方向と、すくい面10の延在方向の角度の開きが大きくなることから、切削力による剪断荷重は小さくなる。そのため実施形態のダイヤモンドコーティング工具3では、工具母材1の刃先角度(刃物角度)を90度以上とすることで、設定上のすくい角を負にして、すくい面10と平行にダイヤモンド被覆層30と工具母材1の間にかかる剪断荷重を小さくしている。
When cutting high-hardness work materials, due to the issue of cutting edge strength, it is usually practiced to cut with a cutting thickness that is smaller than the thickness of the coating layer (that is, smaller than the rounding radius of the cutting edge for general coated tools). will be In such cutting, the substantial rake angle is often determined by the roundness radius of the cutting edge and the cut thickness, but the diamond-coated
実施形態のダイヤモンドコーティング工具3において、剥離抑制構造は、少なくとも逃げ面20側に設けられる。逃げ面20側に剥離抑制構造を設けることで、逃げ面20におけるダイヤモンド被覆層30の剪断剥離を抑制できる。剥離抑制構造が逃げ面20側のみに設けられる場合、上記したように、設定上のすくい角が負の角度となるようにダイヤモンドコーティング工具3が使用されることが好ましい。なお剥離抑制構造は、すくい面10側にも設けられてよい。
In the diamond-coated
図5は、ダイヤモンドコーティング工具3の構造の別の例を示す。ダイヤモンド被覆層30は、工具母材1の刃先2、すくい面10および逃げ面20に形成される。図5においてX軸方向は、ダイヤモンドコーティング工具3による切削工程における切取り厚さ方向を、Y軸方向は、切削工程における切削方向を示す。
FIG. 5 shows another example of the structure of the diamond-coated
逃げ面20において、ダイヤモンド被覆層30は、第1逃げ面21および逃げ面側段差部22に形成されて、第2逃げ面23には形成されない。図4を参照して、第2逃げ面23にダイヤモンドコーティングを施すと、逃げ面側段差部22と第2逃げ面23の境界付近で、切取り厚さ方向側に突き出たダイヤモンド被覆層30の凸部が形成される。この凸部は被削材の仕上げ面に干渉する可能性があるため、図5に示すダイヤモンドコーティング工具3では、第2逃げ面23にダイヤモンド被覆層30を設けないことで、凸部が形成されないようにしている。
On the
そのためダイヤモンドコーティング工具3の作製工程において、コーティング工程の実施前に、第2逃げ面23にダイヤモンドがコーティングされないよう所定の前処理を行ってよい。また別の作製手順として、コーティング工程で逃げ面20にダイヤモンド被覆層30を形成した後、第2逃げ面23に形成したダイヤモンド被覆層30を除去してもよい。この除去工程では、ダイヤモンド被覆層30が被削材の仕上げ面に干渉しない程度に除去すればよく、第2逃げ面23に形成したダイヤモンド被覆層30の全てを除去しなくてもよい。
Therefore, in the manufacturing process of the diamond-coated
図6は、ダイヤモンドコーティング工具3の構造の別の例を示す。ダイヤモンド被覆層30は、工具母材1の刃先2、すくい面10および逃げ面20に形成される。図6においてX軸方向は、ダイヤモンドコーティング工具3による切削工程における切取り厚さ方向を、Y軸方向は、切削工程における切削方向を示す。
FIG. 6 shows another example of the structure of the diamond-coated
すくい面10において、ダイヤモンド被覆層30は、第1すくい面11およびすくい面側段差部12に形成されて、第2すくい面13には形成されない。図5を参照して、第2すくい面13にダイヤモンドコーティングを施すと、すくい面側段差部12の付近で、ダイヤモンド被覆層30が、外側に突き出た形状をもつ。この形状は切屑の流出を妨げる可能性があるため、図6に示すダイヤモンドコーティング工具3では、第2すくい面13にダイヤモンド被覆層30を形成せず、第1すくい面11およびすくい面側段差部12においてダイヤモンド被覆層30が第2すくい面13と平坦になるように形成される。なおダイヤモンド被覆層30と第2すくい面13が平坦であるとは、切屑の流出を妨げない程度にダイヤモンド被覆層30と第2すくい面13とが繋がっていればよく、実質的に平坦である場合を含む。
On the
ダイヤモンドコーティング工具3の作製工程では、すくい面10にダイヤモンド被覆層30を形成した後、ダイヤモンドコーティング工具3のすくい面を平坦に構成するために、ダイヤモンド被覆層30を除去してよい。このとき図6に示すように、第2すくい面13に形成したダイヤモンド被覆層30の全てを除去してもよいが、ダイヤモンド被覆層30の除去は、ダイヤモンドコーティング工具3のすくい面に、切屑の流出を妨げない平坦面を形成することを目的としているため、第2すくい面13にダイヤモンド被覆層30が残存していても構わない。
In the manufacturing process of the diamond-coated
以上、本開示を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present disclosure has been described above based on the embodiments. It should be understood by those skilled in the art that this embodiment is an example, and that various modifications can be made to combinations of each component and each treatment process, and such modifications are also within the scope of the present disclosure. .
本開示の態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様は、すくい面と、逃げ面と、すくい面と逃げ面の境界をなす刃先とを有する工具母材にダイヤモンドをコーティングしたダイヤモンドコーティング工具に関する。このダイヤモンドコーティング工具において、工具母材の逃げ面は、刃先に連なる(接する)第1逃げ面と、第1逃げ面よりも刃先から離れた位置にあり且つ工具母材内部から見て第1逃げ面よりも外側に位置する第2逃げ面と、第1逃げ面と第2逃げ面とを接続する逃げ面側段差部とを備える。ダイヤモンド被覆層は、刃先、第1逃げ面および逃げ面側段差部に形成されてよい。 A summary of aspects of the disclosure follows. An aspect of the present disclosure relates to a diamond-coated tool in which a tool base material having a rake face, a flank face, and a cutting edge forming a boundary between the rake face and the flank face is coated with diamond. In this diamond-coated tool, the flank of the tool base material consists of a first flank that continues (contacts with) the cutting edge, and a first flank that is located further away from the cutting edge than the first flank and is viewed from the inside of the tool base. A second flank located outside the face and a flank side step portion connecting the first flank and the second flank are provided. The diamond coating layer may be formed on the cutting edge, the first flank and the flank side stepped portion.
この態様によると、逃げ面側段差部が、剥離抑制構造として機能することで、逃げ面側におけるダイヤモンド被覆層の剥離を抑制できる。 According to this aspect, the flank side stepped portion functions as a peeling suppression structure, so that peeling of the diamond coating layer on the flank side can be suppressed.
工具母材のすくい面は、刃先に連なる(接する)第1すくい面と、第1すくい面よりも刃先から離れた位置にあり且つ工具母材内部から見て第1すくい面よりも外側に位置する第2すくい面と、第1すくい面と第2すくい面とを接続するすくい面側段差部とを備える。ダイヤモンド被覆層は、第1すくい面およびすくい面側段差部に形成されてよい。この構造により、すくい面側段差部が、剥離抑制構造として機能することで、すくい面側におけるダイヤモンド被覆層の剥離を抑制できる。 The rake face of the tool base material consists of a first rake face that continues to (contacts with) the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first rake face and is positioned outside the first rake face when viewed from the inside of the tool base material. and a rake face side stepped portion connecting the first rake face and the second rake face. The diamond coating layer may be formed on the first rake face and the rake face side step. With this structure, the rake face side stepped portion functions as a separation suppression structure, thereby suppressing separation of the diamond coating layer on the rake face side.
本開示の別の態様は、すくい面と、逃げ面と、すくい面と逃げ面の境界をなす刃先とを有する工具母材にダイヤモンドをコーティングしたダイヤモンドコーティング工具に関する。このダイヤモンドコーティング工具において、工具母材のすくい面は、刃先に連なる(接する)第1すくい面と、第1すくい面よりも刃先から離れた位置にあり且つ工具母材内部から見て第1すくい面よりも外側に位置する第2すくい面と、第1すくい面と第2すくい面とを接続するすくい面側段差部とを備える。ダイヤモンド被覆層は、第1すくい面およびすくい面側段差部に形成され、ダイヤモンドコーティング工具のすくい面は平坦に構成される。 Another aspect of the present disclosure relates to a diamond-coated tool having a rake face, a flank face, and a cutting edge forming a boundary between the rake face and the flank face. In this diamond-coated tool, the rake face of the tool base material includes a first rake face that continues (contacts) with the cutting edge, and a first rake face that is located farther from the cutting edge than the first rake face and is viewed from the inside of the tool base material. A second rake face positioned outside the face and a rake face side step portion connecting the first rake face and the second rake face are provided. The diamond coating layer is formed on the first rake face and the step on the rake face side, and the rake face of the diamond-coated tool is flat.
この態様によると、すくい面側段差部が、剥離抑制構造として機能することで、すくい面側におけるダイヤモンド被覆層の剥離を抑制できるとともに、ダイヤモンドコーティング後のすくい面を平坦に構成することで、切屑をスムーズに流出できる。ダイヤモンド被覆層は、第2すくい面に形成されなくてよい。 According to this aspect, the stepped portion on the rake face side functions as a detachment suppressing structure, so that detachment of the diamond coating layer on the rake face side can be suppressed. can flow out smoothly. A diamond coating layer may not be formed on the second rake face.
刃先の角度は90度以上とし、設定上のすくい角を負の角度にすることで、すくい面側のダイヤモンド被覆層にかかる剪断荷重を低減してよい。 By setting the cutting edge angle to 90 degrees or more and setting the rake angle to a negative angle, the shear load applied to the diamond coating layer on the rake face side may be reduced.
1・・・工具母材、2・・・刃先、3・・・ダイヤモンドコーティング工具、10・・・すくい面、11・・・第1すくい面、12・・・すくい面側段差部、13・・・第2すくい面、20・・・逃げ面、21・・・第1逃げ面、22・・・逃げ面側段差部、23・・・第2逃げ面、30・・・ダイヤモンド被覆層、31・・・切れ刃部。
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記工具母材の前記逃げ面は、前記刃先に連なる第1逃げ面と、前記第1逃げ面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1逃げ面よりも外側に位置する第2逃げ面と、前記第1逃げ面と前記第2逃げ面とを接続する逃げ面側段差部とを備え、
前記工具母材の前記すくい面は、前記刃先に連なる第1すくい面と、前記第1すくい面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1すくい面よりも外側に位置する第2すくい面と、前記第1すくい面と前記第2すくい面とを接続するすくい面側段差部とを備え、
前記ダイヤモンド被覆層は、前記刃先、前記第1逃げ面、前記逃げ面側段差部、前記第2逃げ面、前記第1すくい面、前記すくい面側段差部、前記第2すくい面に形成される、
ことを特徴とするダイヤモンドコーティング工具。 A tool base material having a cutting edge, a flank continuous with the cutting edge, and a rake surface continuous with the cutting edge in a direction different from the direction in which the flank is continuous with the cutting edge. A diamond-coated tool,
The flank of the tool base material includes a first flank that continues to the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first flank and is located from the first flank when viewed from the inside of the tool base. a second flank located on the outer side of the flank; and a flank side stepped portion connecting the first flank and the second flank,
The rake face of the tool base material includes a first rake face that continues to the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first rake face and is located from the first rake face when viewed from the inside of the tool base material. a second rake face located on the outer side of the rake face, and a rake face side stepped portion connecting the first rake face and the second rake face,
The diamond coating layer is formed on the cutting edge, the first flank, the flank side step, the second flank, the first rake face, the rake face side step, and the second rake face. ,
A diamond coating tool characterized by:
ことを特徴とする請求項1に記載のダイヤモンドコーティング工具。 The rake face side stepped portion functions as a structure that suppresses peeling of the diamond coating layer formed on the first rake face.
The diamond-coated tool according to claim 1, characterized by:
ことを特徴とする請求項1または2に記載のダイヤモンドコーティング工具。 The flank side stepped portion functions as a structure that suppresses separation of the diamond coating layer formed on the first flank.
The diamond-coated tool according to claim 1 or 2, characterized in that:
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のダイヤモンドコーティング工具。 The diamond coating layer formed on the second flank is obtained by removing a part of the diamond layer coated on the second flank.
The diamond-coated tool according to any one of claims 1 to 3, characterized by:
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のダイヤモンドコーティング工具。 The diamond coating layer formed on the second rake face has a flat surface formed by removing a portion of the diamond layer coated on the second rake face.
The diamond coated tool according to any one of claims 1 to 4, characterized in that:
刃先と、前記刃先に連なる逃げ面と、前記逃げ面が前記刃先に連なる向きとは異なる向きに前記刃先に連なるすくい面とを有する工具母材にダイヤモンドをコーティングするコーティング工程を有し、
前記工具母材の前記逃げ面は、前記刃先に連なる第1逃げ面と、前記第1逃げ面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1逃げ面よりも外側に位置する第2逃げ面と、前記第1逃げ面と前記第2逃げ面とを接続する逃げ面側段差部とを備え、
前記工具母材の前記すくい面は、前記刃先に連なる第1すくい面と、前記第1すくい面よりも前記刃先から離れた位置にあり且つ前記工具母材内部から見て前記第1すくい面よりも外側に位置する第2すくい面と、前記第1すくい面と前記第2すくい面とを接続するすくい面側段差部とを備えており、
前記コーティング工程は、前記刃先、前記第1逃げ面、前記逃げ面側段差部、前記第2逃げ面、前記第1すくい面、前記すくい面側段差部、前記第2すくい面に、ダイヤモンドをコーティングした層であるダイヤモンド被覆層を形成する、
ことを特徴とするダイヤモンドコーティング工具の作製方法。 A method for making a diamond-coated tool, comprising:
A coating step of coating a diamond on a tool base material having a cutting edge, a flank surface connected to the cutting edge, and a rake surface connecting to the cutting edge in a direction different from the direction in which the flank is connected to the cutting edge,
The flank of the tool base material includes a first flank that continues to the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first flank and is located from the first flank when viewed from the inside of the tool base. a second flank located on the outer side of the flank; and a flank side stepped portion connecting the first flank and the second flank,
The rake face of the tool base material includes a first rake face that continues to the cutting edge, and a position that is farther from the cutting edge than the first rake face and is located from the first rake face when viewed from the inside of the tool base material. a second rake face located on the outer side of the rake face, and a rake face side stepped portion connecting the first rake face and the second rake face,
In the coating step, the cutting edge, the first flank, the flank side stepped portion, the second flank, the first rake face, the rake face side stepped portion, and the second rake face are coated with diamond. forming a diamond coating layer which is a layer
A method for producing a diamond-coated tool, characterized by:
ことを特徴とする請求項6に記載のダイヤモンドコーティング工具の作製方法。 further comprising removing a portion of the diamond coating layer formed on the second flank;
The method for manufacturing a diamond-coated tool according to claim 6, characterized in that:
ことを特徴とする請求項6または7に記載のダイヤモンドコーティング工具の作製方法。 removing a portion of the diamond coating layer formed on the second rake face to form a flat surface;
8. The method of manufacturing a diamond-coated tool according to claim 6 or 7, characterized by:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021196007A JP7222561B2 (en) | 2019-03-06 | 2021-12-02 | Diamond coated tool and method for making diamond coated tool |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019040859A JP7038415B2 (en) | 2019-03-06 | 2019-03-06 | Diamond coating tool |
JP2021196007A JP7222561B2 (en) | 2019-03-06 | 2021-12-02 | Diamond coated tool and method for making diamond coated tool |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019040859A Division JP7038415B2 (en) | 2019-03-06 | 2019-03-06 | Diamond coating tool |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022022312A JP2022022312A (en) | 2022-02-03 |
JP2022022312A5 JP2022022312A5 (en) | 2022-02-10 |
JP7222561B2 true JP7222561B2 (en) | 2023-02-15 |
Family
ID=87853070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021196007A Active JP7222561B2 (en) | 2019-03-06 | 2021-12-02 | Diamond coated tool and method for making diamond coated tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7222561B2 (en) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655549A1 (en) | 1993-11-10 | 1995-05-31 | Camco Drilling Group Limited | Improvements in or relating to cutting elements for rotary drill bits |
JP2001502246A (en) | 1995-07-14 | 2001-02-20 | ケンナメタル インコーポレイテッド | Cutting tools |
JP2010209371A (en) | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Mitsubishi Materials Corp | Carbon film coated member, method for forming carbon film, and cmp pad conditioner |
US20130101364A1 (en) | 2011-10-25 | 2013-04-25 | Tdy Industries, Inc. | Cutting inserts having discontiguous clearance faces |
CN103286537A (en) | 2013-06-26 | 2013-09-11 | 洛阳理工学院 | Method for preparing coated cutting tool with high abrasion resistance |
US20160144483A1 (en) | 2013-05-31 | 2016-05-26 | Element Six Abrasives S.A. | Superhard constructions & methods of making same |
JP6044203B2 (en) | 2012-09-07 | 2016-12-14 | 日産自動車株式会社 | Manufacturing method of semiconductor device |
JP6335806B2 (en) | 2015-01-22 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | Work supply apparatus and work gripping posture calculation method |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044203A (en) * | 1983-08-22 | 1985-03-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Coated cemented carbide tool |
JPH0333006U (en) * | 1989-08-07 | 1991-04-02 | ||
JPH06335806A (en) * | 1993-05-26 | 1994-12-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | Throw-away chip |
CA2142649A1 (en) * | 1994-03-01 | 1995-09-02 | Matthew A. Simpson | Cvd diamond cutting tools |
JPH0892741A (en) * | 1994-09-20 | 1996-04-09 | New Japan Radio Co Ltd | Surface treatment of sintered hard alloy for deposition with diamond |
JPH0899201A (en) * | 1994-10-03 | 1996-04-16 | Showa Denko Kk | Cutting tool coated with hard film |
JPH11347805A (en) * | 1998-06-11 | 1999-12-21 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | Diamond coated tool member and manufacture thereof |
JP2008019464A (en) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Diamond coating film and production method therefor |
JP5482596B2 (en) * | 2010-09-15 | 2014-05-07 | 三菱マテリアル株式会社 | CBN insert with excellent finished surface roughness |
-
2021
- 2021-12-02 JP JP2021196007A patent/JP7222561B2/en active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0655549A1 (en) | 1993-11-10 | 1995-05-31 | Camco Drilling Group Limited | Improvements in or relating to cutting elements for rotary drill bits |
JP2001502246A (en) | 1995-07-14 | 2001-02-20 | ケンナメタル インコーポレイテッド | Cutting tools |
JP2010209371A (en) | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Mitsubishi Materials Corp | Carbon film coated member, method for forming carbon film, and cmp pad conditioner |
US20130101364A1 (en) | 2011-10-25 | 2013-04-25 | Tdy Industries, Inc. | Cutting inserts having discontiguous clearance faces |
JP6044203B2 (en) | 2012-09-07 | 2016-12-14 | 日産自動車株式会社 | Manufacturing method of semiconductor device |
US20160144483A1 (en) | 2013-05-31 | 2016-05-26 | Element Six Abrasives S.A. | Superhard constructions & methods of making same |
CN103286537A (en) | 2013-06-26 | 2013-09-11 | 洛阳理工学院 | Method for preparing coated cutting tool with high abrasion resistance |
JP6335806B2 (en) | 2015-01-22 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | Work supply apparatus and work gripping posture calculation method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022022312A (en) | 2022-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5366003B2 (en) | Router end mill | |
US7431540B2 (en) | Turning insert | |
US7556456B2 (en) | Mono crystalline diamond cutting tool for ultra precision machining | |
WO2011122242A1 (en) | Cutting insert | |
JP2016534890A (en) | Tools and methods for machining fiber reinforced materials | |
KR20190131488A (en) | Diamond Coated Carbide Cutting Tools | |
JP4957000B2 (en) | Cutting tools | |
JPWO2018061408A1 (en) | Cutting tools | |
KR102591346B1 (en) | Cutting tool | |
JP4728961B2 (en) | Cutting tools | |
WO2020179572A1 (en) | Diamond-coated tool | |
JP7222561B2 (en) | Diamond coated tool and method for making diamond coated tool | |
MX2007000639A (en) | Cutting insert provided with structured surfaces. | |
JPS62208817A (en) | Insert chip for milling cutter | |
JP2014193513A (en) | Drill | |
JP2016034673A (en) | Diamond-coated cutting tool and method for producing the same | |
JP6766998B2 (en) | Throw away tip | |
CA2254233A1 (en) | T-landed insert | |
JP2003145353A (en) | Tap | |
JP2021003773A (en) | Drill for carbon fiber composite material | |
JP4056061B2 (en) | Throwaway tip | |
JP2019166620A (en) | Surface roughening tool, surface roughening method using the surface roughening tool and surface roughened product | |
JP2018183829A (en) | Cutting insert and manufacturing method of the same | |
JP2019042916A (en) | Cutting tool | |
JP2018030182A (en) | Cutting tool |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220118 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7222561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |