JP7221006B2 - 蓄電システムおよび制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、蓄電システムおよび制御方法、例えば、充放電の制御に関する。
蓄電システムは、一般に、仕様に定められた容量や電流量において、充電および放電(以下、充放電という)を繰り返すことにより価値を提供するシステムである。しかし、充放電1サイクルあたりの価値(以下、充放電価値という)は定量的に計算できるものの、蓄電する蓄電池等の機器の劣化に起因する経費(以下、充放電コスト)が見合わず、十分には普及していない。蓄電システムが提供する電力消費および供給の時間シフトといった価値を様々な場面で利用可能にするためには、蓄電システムで得られる充放電価値を最大化することが望ましい。しかし、充放電の回数や電流量を増やして充放電価値を大きくすると、充放電コストが引き上げられてしまう。
本技術分野の背景技術として、特開2015-156195号公報(特許文献1)がある。当該公報は「電力価格や、自然エネルギーを用いた場合の発電量に、不確実性がある場合に、最適な充放電タイミングで蓄電池を運用する簡単な手法」がない事を課題とし、解決するための手段には、前者の電力価格の不確実性に対し「将来の電力価格を予測し、充放電時期の設定部3がいったん蓄電池10の充放電時期を設定する。そして、収益算出部4は、価格予測部2が予測した電力価格に基づいて、充放電時期の設定部3が設定した充放電時期に充放電を行った場合の、電力価格の収益を算出する。このとき、収益評価部6は、収益が予め定められた期待値以上か否かを評価し、収益がこの期待値以上である場合のみ、充放電時期決定部7が充放電時期を正式に決定する。」といった手法が記載され、これにより「収益が期待値以上の時だけ、蓄電池10の充放電を実施することができ、電力の調達コストを最小化し、且つ電力の販売による利益を最大化することが可能である。」としている。
なお、充放電1サイクルあたりの価値を「充放電価値」と言うのに対し、以下の説明では、期間全体についての「充放電価値」を「全体充放電価値」と言うことがある。また、「充放電」とは、上述の通り充電および放電(すなわち、充電と放電のペア)を意味するが、「充放電時刻」は、充放電における充電の時刻と同充放電における放電の時刻とのペアを意味する。
特開2015-156195号公報
しかしながら、特許文献1では「予測した電力価格が実現する確率を考慮し、期待値やばらつき(分散)に基づいて、電力売買による収益を算出」しているものの、「充放電時期をいろいろと変化させて収益を計算し、収益が最大になる時期を決定する」必要があった。すなわち、特許文献1によれば、個々の充放電を評価できるが充放電の組合せを評価することができず、故に、運用期間について最適な充放電時期を決定することが難しい。
また、「燃料価格や需要変動など他の要因で確実に予測可能な周期性はあらかじめ考慮しておく必要」があり、「確実な予測が不可能な変動部分」のみに適用可能な手法であった。つまり、特許文献1に開示の技術は、周期性があるケースには適用することができない。
蓄電システムの運用上、充電時の放電価値が低く(言い換えれば、充電価値が高く)、かつ、放電時の放電価値が高い(言い換えれば、充電価値が低い)場合であっても、充放電に時間的に大きな隔たりがある場合には、ある運用期間で見た場合、充放電回数が著しく少なくなり、運用期間中の全体充放電価値が不十分となる事がある。また、逆に、放電価値の差が大きくなくても、充放電を実施しておくことで、運用期間中の全体充放電価値を拡大可能な場合がある。さらに、充電と放電は交互に実施されるものであり、ある充放電はその前後の充放電に影響するため、充放電時刻を注意深く選択する必要がある。
そこで、本発明では上記を鑑みた上で、充放電コストを引き上げることなく蓄電システムの運用期間に得られる全体充放電価値を拡大することを課題とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。蓄電システムは、充電または放電の時系列価値データに基づいて、指定期間(例えば運用期間を基に決定された期間)について得られる全体充放電価値(充放電価値の累積値)を充放電価値毎に計算し、当該全体充放電価値の分布(充放電価値毎の全体充放電価値)より、運用期間における一つまたは複数の充放電時刻を決定することに用いられる充放電指標を決定する。
本発明によれば、充放電コストを引き上げることなく蓄電システムの運用期間に得られる全体充放電価値を拡大できる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係る蓄電システムの機能構成の一例を示す図である。 充放電価値計算処理のフローの一例を示す図である。 データ分割処理のフローの一例を示す図である。 データ再分割処理のフローの一例を示す図である。 充放電価値の一例を説明する図である。 充放電価値計算の再帰処理の一例を説明する図の一部である。 充放電価値計算の再帰処理の一例を説明する図の続きである。 充放電価値情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 充放電時刻情報のデータフォーマットの一例を示す図である。 充放電指標計算処理のフローの一例を示す図である。 充放電指標の選択の一例を説明する図である。 日毎運用処理のフローの一例を示す図である。
以下の説明では、「インターフェースデバイス部」は、一つ以上のインターフェースデバイスでよい。当該一つ以上のインターフェースデバイスは、下記のうちのいずれでもよい。
・I/O(Input/Output)デバイスと遠隔の表示用計算機とのうちの少なくとも一つに対するI/Oインターフェースデバイス。表示用計算機に対するI/Oインターフェースデバイスは、通信インターフェースデバイスでよい。少なくとも一つのI/Oデバイスは、ユーザインターフェースデバイス、例えば、キーボードおよびポインティングデバイスのような入力デバイスと、表示デバイスのような出力デバイスとのうちのいずれでもよい。
・一つ以上の通信インターフェースデバイス。一つ以上の通信インターフェースデバイスは、一つ以上の同種の通信インターフェースデバイスであってもよいし二つ以上の異種の通信インターフェースデバイスであってもよい。
また、以下の説明では、「メモリ部」は、一つ以上のメモリであり、典型的には主記憶デバイスでよい。メモリ部における少なくとも一つのメモリは、揮発性メモリであってもよいし不揮発性メモリであってもよい。
また、以下の説明では、「PDEV部」は、一つ以上のPDEVであり、典型的には補助記憶デバイスでよい。「PDEV」は、物理的な記憶デバイス(Physical storage DEVice)を意味し、典型的には、不揮発性の記憶デバイス、例えばHDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)である。
また、以下の説明では、「記憶部」は、メモリ部とPDEV部の少なくともメモリ部でよい。
また、以下の説明では、「プロセッサ部」は、一つ以上のプロセッサである。少なくとも一つのプロセッサは、典型的には、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサであるが、GPU(Graphics Processing Unit)のような他種のプロセッサでもよい。少なくとも一つのプロセッサは、シングルコアでもよいしマルチコアでもよい。少なくとも一つのプロセッサは、処理の一部または全部を行うハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit))といった広義のプロセッサでもよい。
また、以下の説明では、「kkk部」(インターフェースデバイス部、記憶部およびプロセッサ部を除く)の表現にて機能を説明することがあるが、機能は、一つ以上のコンピュータプログラムがプロセッサ部によって実行されることで実現されてもよいし、一つ以上のハードウェア回路(例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit))によって実現されてもよい。プログラムがプロセッサ部によって実行されることで機能が実現される場合、定められた処理が、適宜に記憶部および/またはインターフェースデバイス部等を用いながら行われるため、機能はプロセッサ部の少なくとも一部とされてもよい。機能を主語として説明された処理は、プロセッサ部あるいはそのプロセッサ部を有する装置が行う処理としてもよい。プログラムは、プログラムソースからインストールされてもよい。プログラムソースは、例えば、プログラム配布計算機または計算機が読み取り可能な記録媒体(例えば非一時的な記録媒体)であってもよい。各機能の説明は一例であり、複数の機能が一つの機能にまとめられたり、一つの機能が複数の機能に分割されたりしてもよい。
また、以下の説明では、「蓄電システム」は、一つ以上の物理的な計算機を含んだシステムである。物理的な計算機は、汎用計算機でも専用計算機でもよい。一つ以上の物理的な計算機の各々が所定のソフトウェアを実行することにより、当該一つ以上の物理的な計算機に、SDx(Software-Defined anything)が構築されてもよい。
また、以下の説明では、「データセット」とは、アプリケーションプログラムのようなプログラムから見た一つの論理的な電子データの塊であり、例えば、レコード、ファイル、キーバリューペアおよびタプルのうちのいずれでもよい。
以下、本発明の一実施例に係る蓄電システムについて、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る蓄電システムの機能構成の一例を示す図である。
蓄電システム100は、インターフェースデバイス部、記憶部およびプロセッサ部といったハードウェア資源を有する。このようなハードウェア資源に基づき(典型的には、一つ以上のコンピュータプログラムがプロセッサ部に実行されることにより)、時系列価値データ取得部101、充放電価値計算部102、充放電指標計算部103および運用制御部111といった機能が実現される。運用制御部111は、充放電計画部104、充放電取引部105および充放電制御部106のうちの少なくとも一つを含む。運用制御部111は、蓄電システム100に備えられることに代えてまたは加えて、蓄電システム100とは別のシステムに存在してもよい。
時系列価値データ取得部101は、オンラインまたはオフラインで充電または放電のkWh価値(充電価値または放電価値の一例)を示す時系列データ(以下、時系列価値データという)を取得する。ここで、「オンライン」での取得は、例えば、インターネットのようなネットワーク上のコンピュータシステム(例えばサーバ)の一例である電力取引市場113からのリアルタイムの取得でよい。「オフライン」での取得は、例えば、外部から購入等することにより得られたデータを外付けの可搬型記憶媒体から読み出すことでよい。また、「kWh価値」には、単位電力量当たりの市場価格(例えば買値および売値)に代えてまたは加えて、系統の電圧サポート量や周波数調整量等にも基づく値でよい。すなわち、「kWh価値」は、充放電時刻(充放電タイミング)を制御することにより異なり得る一種類以上の値(例えば、電圧の変化量や系統配電ロス)に基づいて決定された値でよい。
充放電価値計算部102は、当該時系列価値データに基づいて、ある充放電価値を運用目標値として運用した際の充放電時刻およびそれに対応する充放電価値を計算する。
充放電指標計算部103は、運用期間中の充放電回数および運用期間中に得られる当該充放電価値の累積値を計算し、当該累積値の分布より充放電指標を算出する。
運用制御部111は、充放電計画の作成、充放電の取引、および、充放電の制御うちの少なくとも一つである運用制御を行う。充放電計画部104は、充放電指標と時系列価値データとに基づいて計算した充放電時刻データセットに基づき充放電計画を作成する。充放電取引部105は、電力取引市場113にアクセスし、当該充放電計画に基づく充放電の取引を行う。充放電制御部106は、当該取引結果に基づいて実際に蓄電装置112(蓄電池等の機器を備えた装置)を制御して充放電を行う。蓄電装置112は、蓄電システム100の外にあっても中にあってもよい。充放電制御部106は、蓄電装置112の状況を監視し、監視結果に基づき蓄電装置112を制御してもよい。以降、各処理について詳細を順に述べる。
図2は、充放電価値計算処理のフローの一例を示す図である。
充放電価値計算部102は、ステップS101で、処理の対象となるデータ期間を取得する。それまでにデータ期間が設定されていない場合、取得されるデータ期間は、充放電価値計算の目的に応じた期間である。例えば、過去データに基づいた最適な充放電指標を得たい場合には、取得されるデータ期間は、過去1年分等評価に十分な期間である。後述する蓄電システムの日毎運用において充放電計画の作成に必要な充放電時刻を得たい場合には、取得されるデータ期間は、翌日1日分等充放電取引の対象となる期間である。
時系列価値データ取得部101は、ステップS102で、当該データ期間分の時系列価値データを取得する。時系列価値データは、時系列の充電価値または放電価値を示すデータであるが、以下の説明では、時系列の放電価値を示すデータであるとする。
充放電価値計算部102は、ステップS103で、充放電価値の運用目標値を取得する。それまでに当該運用目標値が更新されていなければ、取得される運用目標値は、運用上十分に小さな値でよい。
充放電価値計算部102は、ステップS104で、詳細を後述するデータ分割処理を行う。
充放電価値計算部102は、ステップS105で、当該データ分割処理で得られた充放電価値(ここでは、ステップS101で取得されたデータ期間について得られた充放電価値)と運用目標値とを比較し、充放電価値が運用目標値以下であれば、処理を終了する。
充放電価値が運用目標値よりも大きければ、充放電価値計算部102は、ステップS104で得られた充放電時刻を用いて、ステップS106で、詳細を後述するデータ再分割処理を行う。
当該再分割後の各データ期間について、充放電価値計算部102は、ステップS107で、再帰的に充放電価値計算処理を呼び出し、本処理中の再分割処理(再帰的に呼び出された充放電価値計算処理中でのステップS106に相当)で新しいデータ期間が得られなくなるまで処理を繰り返す。なお、再帰的に呼び出された充放電価値計算処理(この段落で「本処理」と言う)では、ステップS101~S103は、例えば下記の通りである。
・本処理でのステップS101で取得されるデータ期間は、本処理の呼び出し元の充放電価値計算処理でのステップS101で取得されたデータ期間(親のデータ期間)の再分割により得られた一データ期間である。
・本処理でのステップS102で取得される時系列価値データは、本処理でのステップS101で取得されたデータ期間分の時系列価値データである。
・本処理でのステップS103で取得される運用目標値は、本処理の呼び出し元の充放電価値計算処理でのステップS103で取得された運用目標値と同じでもよいし、本処理でのステップS101で取得されたデータ期間について指定された値(例えば、親のデータ期間についての充放電価値)でもよい。
データ分割および再分割処理について順に説明する。
図3は、ステップS104のデータ分割処理のフローの一例を示す図である。
充放電価値計算部102は、ステップS201で、当該時系列価値データの分割時刻を設定する。分割時刻は、例えば、取得した価値データにおける一つ以上のデータセットの中央値もしくはそれに最も近い値に該当するデータセットが持つ時刻とする。分割時刻を、当該価値データに属するデータセットの数に関わらず当該価値データに対応したデータ期間における任意の時刻とすることも考えらえるが、上述のように、分割時刻は、当該価値データに属するいずれかのデータセットが持つ時刻(中央値もしくはそれに最も近い値とすること)であることが好ましい。なぜなら、データ期間を分割時刻で二つの期間に分割する理由は、一方の期間から充電時刻を決定し他方の期間から放電時刻を決定すること、つまり充放電時刻を決定することにあり、故に、分割時刻が任意の時刻であると、いずれかの期間に大きいまたは小さい放電価値が偏っていることがあり、結果として、適切な充電時刻または放電時刻(より大きい充放電価値とするための充電時刻または放電時刻)を決定することができないことがあるからである。なお、分割時刻が、中央値もしくはそれに最も近い値であることは、運用期間に関しての充放電価値計算処理(図12のステップS505)についても同様である。
充放電価値計算部102は、ステップS202で、データ期間(図3の説明において「親データ期間」)の開始時点の充放電サイド(開始時点で充電または放電のどちらの状態で終わっているか)を取得する。
充放電価値計算部102は、ステップS203で、分割時刻で分割された二つのデータ期間(図3の説明において二つの子データ期間)に、親データ期間の開始時点の充放電サイドに合う順に充放電を割り当てる。すなわち、開始時点の充放電サイドが充電の場合には、放電、充電の順に割り当てがされる。開始時点の充放電サイドが放電の場合には、逆の順(つまり、充電、放電の順)に割り当てがされる。なお、分割時刻は、二つのデータ期間のうちの過去側のデータ期間の終了時刻、および、二つのデータ期間のうちの将来側のデータ期間の開始時刻のうちの両方または一方に属してよい。
充放電価値計算部102は、ステップS204において、二つの子データ期間の各々の充放電サイドに応じて充放電時刻を次のように決定する。すなわち、充放電サイドが充電の子データ期間からは、最小の放電価値となる時刻(相対的に放電価値が小さい時刻の一例)が充電時刻として決定され、充放電サイドが放電の子データ期間からは、最大の放電価値(相対的に放電価値が大きい時刻の一例)となる時刻が放電時刻として決定される。
充放電価値計算部102は、ステップS205において、ステップS204で決定された充放電時刻の放電価値の差分を充放電価値として算出する。
充放電価値計算部102は、ステップS206において、ステップS205で算出された充放電価値を示す情報を蓄電システム100の記憶部における充放電価値情報(図8参照)に追加し、ステップS204で決定された充電時刻および放電時刻をそれぞれ示す情報(充放電時刻を示す情報)を当該記憶部における充放電時刻情報に追加する。
図4は、ステップS106のデータ再分割処理のフローの一例を示す図である。なお、図4の説明では、データ再分割処理の対象となるデータ期間を「対象期間」と言う。
充放電価値計算部102は、ステップS301で、充放電時刻情報から、対象期間の開始時刻および終了時刻に相当する充放電時刻を取得する。
充放電価値計算部102は、ステップS302で、当該充放電時刻を構成する充電時刻および放電時刻の各々を再分割時刻として設定する。結果として、対象期間は、二つの再分割時刻のいずれよりも過去の期間である第一の期間、二つの再分割時刻の間の期間である第二の期間、二つの再分割時刻のいずれよりも将来の期間である第三の期間といった三つの期間に分割される。第一~第三の期間の各々を「データ期間候補」と呼ぶ。なお、二つの再分割時刻のうちの過去側の再分割時刻は、第一のデータ候補期間の終了時刻と、第二のデータ候補期間の開始時刻との両方に属してよい。同様に、二つの再分割時刻のうちの将来側の再分割時刻は、第二のデータ候補期間の終了時刻と、第三のデータ候補期間の開始時刻との両方に属してよい。
充放電価値計算部102は、ステップS303で、当該再分割時刻で分割された三つのデータ期間候補についてステップS304からステップS309を繰り返す。以下、一つのデータ期間候補を例に取る(図4の説明において「対象候補」)。
充放電価値計算部102は、ステップS304で、対象候補の開始時刻と終了時刻の間にあり放電価値が重複しないデータセット(重複なしデータセット)の数が3以上あれば、ステップS305で、対象候補をデータ期間として記憶部に保存する。ステップS304で、対象候補に属し放電価値が重複しないデータセットの数が2以下であれば、処理がステップS306に進む。
充放電価値計算部102は、ステップS306で、放電価値が重複しないデータセットの数が2であった場合には、ステップS307で、対象候補の開始時点での充放電サイドを取得し、ステップS308で、当該重複なしデータセットが持つ放電価値の大きさを考慮して対象候補に充放電サイドを割り当てる。充放電価値計算部102は、ステップS309で、当該充放電サイドで充放電が可能なデータセットが見つかれば、ステップS310で、対象候補の開始時刻および終了時刻を充放電時刻とした情報を充放電時刻情報に追加し、当該対象候補の充放電価値(当該対象候補に属する二つのデータセットがそれぞれ持つ二つの放電価値の差分)を示す情報を充放電価値情報に追加する。
図5を用いて当該データ分割処理により得られる充放電価値の一例を説明する。
図には、時系列価値データとして、横軸に時間を縦軸に放電価値を取ったグラフが示されている。例えば、ある1日の運用を想定し、深夜に充電し、ピーク時に放電することを想定する。この場合、データ期間(最初のステップS101で取得されるデータ期間)は1日となり、当該データ期間の開始時点の充放電サイドは放電である。当該データ期間が分割時刻203で分割された場合、左側の期間(過去側の期間)で最も放電価値が小さい時刻が充電時刻204として決定され、右側の期間(将来側の期間)で最も放電価値が大きい時刻が放電時刻205として決定される。充電時刻204での放電価値と放電時刻205における放電価値との差分が充放電価値206である。本データ期間についてのデータ再分割処理の二つの再分割時刻207は、充電時刻204と放電時刻205と同じである。
図6および図7は、ステップS107の充放電価値計算の再帰処理の一例を説明する図である。
ステップS106のデータ再分割処理で得られた重複なしデータセット数が4であるデータ期間301(二つの再分割時刻207に挟まれた期間)について、図2に示した充放電価値計算処理が適用される。なお、過去側の再分割時刻207は、データ期間301の開始時刻に属してよく、将来側の再分割時刻207は、データ期間301の終了時刻に属してよい。
本再帰処理におけるステップS104のデータ分割処理において、データ期間301が分割時刻302で分割された場合、ステップS204で得られる充電時刻303は、データ期間301における右側の期間において最も放電価値が低い時刻であり、放電時刻304は、分割時刻302と同じ時刻である。データ期間301の開始時点は充電であり、データ期間301の開始時点の次のデータセットが属する時刻が分割時刻302であるためである。
データ期間301の充放電価値305は、最初の充放電サイクルでの充放電価値(データ期間301の開始時刻における放電価値と放電時刻304における放電価値との差分)と次の充放電サイクルでの充放電価値(充電時刻303における放電価値とデータ期間301の終了時刻における放電価値との差分)との合計である。再帰処理前の充放電価値206に比べ、充放電回数が1回増えたことにより、充放電価値305(得られる充放電価値の合計)が拡大している。
本再帰処理におけるステップS106のデータ再分割処理における二つの再分割時刻306は、本再帰処理で決定された放電時刻304および充電時刻303である。すると、本再帰処理におけるステップS303で得られる第一~第三のデータ期間候補は、図7に示すように、データ期間401、402および403である。データ期間候補401、202および403の重複なしデータセット数は(0,0,2)である。重複なしデータセット数が2のデータ期間403について、ステップS309で充放電可能か否かの判断の結果が、充放電可能となる。このため、充電時刻404および放電時刻405が得られる。また、データ期間403について、充放電価値406(最初の充放電サイクルでの充放電価値(データ期間403の開始時刻における放電価値と放電時刻405における放電価値との差分)と次の充放電サイクルでの充放電価値(充電時刻404における放電価値とデータ期間403の開始時刻における放電価値との差分)との合計)が得られる。他のデータ期間401および402の各々については、重複なしデータセット数が全て2より小さい。このため、本再帰処理が終了する。
この構成を取ることにより、放電価値の周期性の有無に関わらず、時系列価値データ(時系列の放電価値の変動)から、運用目標値となる充放電価値に応じた充放電時刻を取得可能となる。
図8は、充放電価値情報のデータフォーマットの一例を示す図である。
充放電価値情報は、全てのデータ期間の各々について、下記の情報要素を有する。
・当該データ期間のIDを示すデータ期間ID。
・当該データ期間の開始時刻および終了時刻。
・当該データ期間について算出された充放電価値。
・当該データ期間についての再分割処理(ステップS106)により分割された各子データ期間のID。
図9は、充放電時刻情報のデータフォーマットの一例を示す図である。
充放電時刻情報は、全ての充電時刻および放電時刻の各々について、下記の情報要素を有する。
・当該時刻の充放電サイド(つまり、当該時刻が、充電時刻と放電時刻のいずれであるか)。
・当該時刻での放電価値(または充電価値)。
・当該時刻での充電量または放電量。
図10は、充放電指標計算処理のフローの一例を示す図である。
充放電指標計算部103は、ステップS401において、全てのデータ期間について充放電価値計算部102が計算した充放電時刻および充放電価値を充放電時刻情報および充放電価値情報から取得する。
充放電指標計算部103は、ステップS402において、取得された全ての充放電価値のうち値に重複のない充放電価値のリストである充放電価値リストを作成する。
充放電指標計算部103は、ステップS403において、充放電価値リストの各充放電価値についてステップS404およびステップS405を繰り返す。以下、一つの充放電価値を例に取る(図10の説明において「対象価値」)。
充放電指標計算部103は、ステップS404において、充放電価値が対象価値を初めて下回ったデータ期間について、あるいは、子のデータ期間IDを持っていないデータ期間について、充放電価値の総和を取り、対象価値を運用目標値として充放電を繰り返した際の累積価値を計算する。また、充放電指標計算部103は、対象価値に関し、データ期間の数、言い換えれば、当該対象価値についての充放電回数を計算する。なお、充放電価値の総和としての累積価値(全体充放電価値)、および、算出される充放電回数は、下記の通りである。下記によれば、充放電回数を増やすことは、充放電回数を増やしても充放電価値が拡大されなくなる手前で止まることになる。
・累積価値は、全ての第一種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値と、全ての第二種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値との合計である。ここで、「第一種のデータ期間」は、対象価値を下回った充放電価値に対応したデータ期間である。「第二種のデータ期間」は、対象価値以上の充放電価値に対応したデータ期間であるが子データ期間が存在しないデータ期間である。
・充放電回数は、第一種のデータ期間および第二種のデータ期間の総数である。
充放電指標計算部103は、ステップS405において、当該充放電回数および累積価値を記憶部に保存する。
充放電指標計算部103は、ステップS406において、当該充放電回数および累積価値の分布から充放電指標を選択(決定)し、ステップS407で、当該充放電指標を記憶部に保存する。
図11は、ステップS406における充放電指標の選択の一例を説明する図である。
横軸に運用目標値となる充放電価値(充放電価値リストにおける充放電価値)を取り、縦軸に累積価値および充放電回数を取ると、図10の処理で保存された、充放電価値毎の累積価値および充放電回数の分布は、図のような曲線となる(曲線は、該当する点を結んだものである)。曲線(実線)602は、累積価値を示し、曲線(破線)603は、充放電回数を示す。
すなわち、運用目標値となる充放電価値が小さいと充放電回数は蓄電システム100の運用早期に寿命に達してしまい累積価値が大きくならない。また、運用目標値となる充放電価値が大きいと運用期間中に可能な充放電回数が少なくなってしまい累積価値が大きくならない。そのため、充放電指標604は、充放電回数(データ期間の数)が相対的に多く、かつ、累積価値が相対的に大きい範囲605におけるいずれかの充放電価値、例えば、蓄電装置112の寿命として一定の充放電回数を仮定した際に、累積価値が最も大きくなる充放電価値とする。
この構成を取ることにより、時系列価値データが示す放電価値の変動に応じた充放電指標を、運用目標値として提示可能となる。
図12は、日毎運用処理のフローの一例を示す図である。
充放電価値計算部102は、ステップS501において、ステップS407で充放電指標計算部103が保存した充放電指標を記憶部から取得する。
充放電価値計算部102は、ステップS502において、当該充放電指標を充放電価値計算の運用目標値に設定する。
充放電価値計算部102は、ステップS503で、充放電計画を作成するデータ期間(運用期間の一例)として、例えばある日の0時から24時、を設定する。
時系列価値データ取得部101は、ステップS504で、当該データ期間分の時系列価値データを取得する。当該時系列価値データは将来の予測値であっても、取引がその時点で取引が可能な実際値であってもよい。
充放電価値計算部102は、ステップS505で、運用目標値とされた充放電指標と取得された時系列価値データとを用いて、図2を参照して説明したような充放電価値計算処理を行うことにより、ステップS506で、当該データ期間について一つ以上の充放電時刻を取得する。なお、ステップS505の充放電価値計算処理では、図2のステップS101~S103は行われないでよい。ステップS505よりも前に既に同様の処理が行われているためである。
充放電計画部104は、ステップS507で、当該一つ以上の充放電時刻に基づいて充放電計画を作成する。充放電取引部105は、ステップS508で、当該充放電計画に基づき充放電取引を行う。充放電制御部106は、ステップS509で、充放電取引の結果に基づき、実際に蓄電装置112を制御する。このように、決定された一つ以上の充放電時刻に基づいて蓄電装置112を制御することができる。
以上の構成を取ることにより、充放電コストを引き上げることなく(具体的には、蓄電装置112の寿命に基づく回数上限(充放電回数の上限)を引き上げたり蓄電装置112の電流量を増やしたりすることなく)、蓄電システム100が得られる充放電価値を拡大できる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
例えば、上述の説明を、下記のように総括することができる。なお、下記の総括は、上述の説明に無い事項を含んでいてもよい。
すなわち、蓄電システム100において、時系列価値データ取得部101は、指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得する。「指定期間」の一例が、初めのステップS101で取得されるデータ期間であり、「第1の時系列価値データ」の一例が、初めのステップS102で取得される時系列価値データである。充放電価値計算部102は、第1の時系列価値データに基づいて、指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算する。充放電指標計算部103は、指定期間について充放電価値の累積値である全体充放電価値を充放電価値毎に計算し、充放電価値毎の全体充放電価値である価値分布(例えば図11に示す分布)より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標604としての充放電価値を決定する。このような充放電指標604が、運用期間について充放電時刻を決定するための運用目標として設定されるので、充放電コストを引き上げることなく蓄電システム100の運用期間に得られる全体充放電価値を拡大できる。
充放電価値計算部102が、充放電価値の目標値と第1の時系列価値データとを用いて、指定期間に含まれる一つまたは複数のデータ期間と、当該一つまたは複数のデータ期間にそれぞれ対応した一つまたは複数の充放電価値とを計算する。つまり、充放電価値計算部102が、充放電指標604の基となる価値分布のベースとなる充放電価値を計算する。
一つまたは複数のデータ期間のうち指定期間以外の各データ期間は、一端が充電時刻であり他端が放電時刻であり、かつ、下記の(a)または(b)に該当する期間である。
(a)当該充電時刻と当該放電時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない三つ以上のデータセットが存在する(例えばステップS304:Y)。
(b)当該充電時刻と当該放電時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない二つのデータセットが存在し、かつ、当該二つのデータセットのうち充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻とした場合に当該時刻の両隣は放電時刻である(例えばステップS306:Y)。
第1の時系列価値データは、それぞれが時刻と充電価値または放電価値とを示す複数の第1のデータセットで構成される。充放電価値計算部102が、それぞれが指定期間またはその一部である一つまたは複数のデータ期間の各々について、下記(x1)ないし(x6)を含む計算処理を実行する。
(x1)当該データ期間の分割時刻で当該データ期間を二つの期間に当該データ期間を分割する(例えばステップS104)。
(x2)当該二つの期間のうちの一方の期間を充電サイドとし他方の期間を放電サイドとする(例えばステップS203)。
(x3)充電サイドにおいて充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻として決定し、放電サイドにおいて充電価値が相対的に低いまたは放電価値が相対的に高いデータセットに属する時刻を放電時刻として決定する(例えばステップS204)。
(x4)(x3)で決定した充電時刻での充電価値または放電価値と(x3)で決定した放電時刻での充電価値または放電価値との差分を充放電価値として計算する(例えばステップS205)。
(x5)(x4)で計算した充放電価値が当該対象期間についての目標値以下か否かを判断する(例えばステップS105)。
(x6)(x5)の判断結果が真の場合、指定期間について計算処理を終了する。
充放電価値計算部102が、一つまたは複数のデータ期間の各々について、上記計算処理において、更に、(x7)および(x8)を行う。
(x7)(x5)の判断結果が偽の場合、当該データ期間について決定された充電時刻と放電時刻で当該データ期間を三つの期間に分割する(例えばステップS106)。
(x8)当該三つの期間の各々について、下記(x8a)および(x8b)を行う。
(x8a)当該期間の両端の時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない三つ以上のデータセットが存在すれば、当該期間をデータ期間として設定する(例えばステップS305)。
(x8b)当該期間の両端の時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない二つのデータセットが存在し、かつ、当該二つのデータセットのうち充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻とした場合に当該時刻の両隣は放電時刻であれば、当該期間の両隣にそれぞれ対応した二つの充電価値または放電価値から当該期間の充放電価値を計算する(例えばステップS310)。
時系列価値データ取得部101が、運用期間分の充電価値または放電価値を示すデータである第2の時系列価値データを取得する。第2の時系列価値データの一例が、ステップS504で取得される時系列価値データである。充放電価値計算部102が、充放電価値の目標値とした充放電指標604と、第2の時系列価値データとを用いて、一つまたは複数の充放電時刻を決定する(例えばステップS505およびS506)。
第2の時系列価値データは、それぞれが時刻と充電価値または放電価値とを示す複数のデータセットで構成される。充放電価値計算部102が、それぞれが運用期間またはその一部である一つまたは複数のデータ期間の各々について、下記(y1)ないし(y3)を含む計算処理を実行する(例えばステップS505)。
(y1)当該データ期間の分割時刻で当該データ期間を二つの期間に当該データ期間を分割する(例えばステップS104)。
(y2)当該二つの期間のうちの一方の期間を充電サイドとし他方の期間を放電サイドとする(例えばステップS203)。
(y3)充電サイドにおいて充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻として決定し、放電サイドにおいて充電価値が相対的に低いまたは放電価値が相対的に高いデータセットに属する時刻を放電時刻として決定する(例えばステップS204)。
102 充放電価値計算部
103 充放電指標計算部

Claims (14)

  1. 指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得する時系列価値データ取得部と、
    前記第1の時系列価値データに基づいて、前記指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算する充放電価値計算部と、
    前記指定期間について全体充放電価値を充放電価値の目標値毎に計算し、前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値である価値分布より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標を決定する充放電指標計算部と
    を備え
    充電価値は、ある時刻に蓄電池の充電を行うことに伴う価値であり、
    放電価値は、ある時刻に蓄電池の放電を行うことに伴う価値であり、
    充放電価値は、前記指定期間における1サイクルの充放電での充電価値と放電価値との差分であり、
    前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値は、前記指定期間に充電と放電を交互に行うタイミングを、細分化されたタイミングでの1サイクルの充放電による充放電価値と充放電価値の目標値との比較に基づき、細分化した場合の、前記指定期間における全ての充放電サイクルによる充放電価値を積算した値であり、
    前記充放電指標は、充放電価値の目標値に対する全体充放電価値及び当該全体充放電価値に対応する充放電回数の分布から得られる充放電価値の最適な目標値であり、
    前記充放電価値計算部は、前記充放電指標を充放電価値の目標値として設定し、前記運用期間における充放電のタイミングを細分化し、前記運用期間における充放電時刻を決定する、
    蓄電システム。
  2. 指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得する時系列価値データ取得部と、
    前記第1の時系列価値データに基づいて、前記指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算する充放電価値計算部と、
    前記指定期間について全体充放電価値を充放電価値の目標値毎に計算し、前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値である価値分布より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標を決定する充放電指標計算部と
    を備え、
    前記充放電価値計算部が、充放電価値の目標値と前記第1の時系列価値データとを用いて、前記指定期間に含まれる一つまたは複数のデータ期間と、当該一つまたは複数のデータ期間にそれぞれ対応した前記一つまたは複数の充放電価値とを計算し、
    充電価値は、ある時刻に蓄電池の充電を行うことに伴う価値であり、
    放電価値は、ある時刻に蓄電池の放電を行うことに伴う価値であり、
    充放電価値は、前記指定期間における1サイクルの充放電での充電価値と放電価値との差分であり、
    充放電価値の目標値毎の全体充放電価値について、
    当該全体充放電価値は、全ての第一種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値と、全ての第二種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値との合計であり、
    各第一種のデータ期間は、分割対象のデータ期間の分割において目標値を最初に下回った充放電価値に対応したデータ期間であり、
    各第二種のデータ期間は、目標値以上の充放電価値に対応し1サイクルの充放電のうち充電及び放電のいずれかがなされた分割不可のデータ期間であり、
    前記充放電指標は、充放電価値の目標値に対する全体充放電価値及び当該全体充放電価値に対応する充放電回数の分布から得られる充放電価値の最適な目標値であ
    前記充放電価値計算部は、前記充放電指標を充放電価値の目標値として設定し、前記運用期間における充放電のタイミングを細分化し、前記運用期間における充放電時刻を決定する、
    蓄電システム。
  3. 前記一つまたは複数のデータ期間のうち前記指定期間以外の各データ期間は、一端が充電時刻であり他端が放電時刻であり、かつ、下記の(a)または(b)に該当する期間である、
    (a)当該充電時刻と当該放電時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない三つ以上のデータセットに属する三つ以上の時刻が存在する、
    (b)当該充電時刻と当該放電時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない二つのデータセットに属する二つの時刻が存在し、かつ、当該二つのデータセットのうち充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻とした場合に当該時刻の両隣は放電時刻である、
    請求項2に記載の蓄電システム。
  4. 前記第1の時系列価値データは、それぞれが時刻と充電価値または放電価値とを示す複数の第1のデータセットで構成され、
    前記充放電価値計算部が、それぞれが前記指定期間またはその一部である一つまたは複数のデータ期間の各々について、下記(x1)ないし(x6)を含む計算処理を実行し、
    (x1)当該データ期間の分割時刻で当該データ期間を二つの期間に当該データ期間を分割する、
    (x2)当該二つの期間のうちの一方の期間を充電サイドとし他方の期間を放電サイドとする、
    (x3)前記充電サイドにおいて充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻として決定し、前記放電サイドにおいて充電価値が相対的に低いまたは放電価値が相対的に高いデータセットに属する時刻を放電時刻として決定する、
    (x4)(x3)で決定した充電時刻での充電価値または放電価値と(x3)で決定した放電時刻での充電価値または放電価値との差分を充放電価値として計算する、
    (x5)(x4)で計算した充放電価値が当該データ期間についての前記目標値以下か否かを判断する、
    (x6)(x5)の判断結果が真の場合、前記指定期間について前記計算処理を終了する、
    請求項2または3に記載の蓄電システム。
  5. 前記充放電価値計算部が、前記一つまたは複数のデータ期間の各々について、前記計算処理において、更に、(x7)および(x8)を行う、
    (x7)(x5)の判断結果が偽の場合、当該データ期間について決定された充電時刻と放電時刻で当該データ期間を三つの期間に分割する、
    (x8)当該三つの期間の各々について、下記を行う、
    (x8a)当該期間の両端の時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない三つ以上のデータセットに属する三つ以上の時刻が存在すれば、当該期間をデータ期間として設定する、
    (x8b)当該期間の両端の時刻の間に、充電価値または放電価値が重複しない二つのデータセットに属する二つの時刻が存在し、かつ、当該二つのデータセットのうち充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻とした場合に当該時刻の両隣は放電時刻であれば、当該期間の両隣にそれぞれ対応した二つの充電価値または放電価値から当該期間の充放電価値を計算する、
    請求項に記載の蓄電システム。
  6. 前記運用期間について、
    前記時系列価値データ取得部が、前記運用期間分の充電価値または放電価値を示すデータである第2の時系列価値データを取得し、
    前記充放電価値計算部が、充放電価値の目標値とした前記充放電指標と、前記第2の時系列価値データとを用いて、前記一つまたは複数の充放電時刻を決定する、
    請求項1ないしのいずれか1項に記載の蓄電システム。
  7. 前記第2の時系列価値データは、それぞれが時刻と充電価値または放電価値とを示す複数のデータセットで構成され、
    前記充放電価値計算部が、それぞれが前記運用期間またはその一部である一つまたは複数のデータ期間の各々について、下記(y1)ないし(y3)を含む計算処理を実行する、
    (y1)当該データ期間の分割時刻で当該データ期間を二つの期間に当該データ期間を分割する、
    (y2)当該二つの期間のうちの一方の期間を充電サイドとし他方の期間を放電サイドとする、
    (y3)前記充電サイドにおいて充電価値が相対的に高いまたは放電価値が相対的に低いデータセットに属する時刻を充電時刻として決定し、前記放電サイドにおいて充電価値が相対的に低いまたは放電価値が相対的に高いデータセットに属する時刻を放電時刻として決定する、
    請求項に記載の蓄電システム。
  8. 前記分割時刻は、分割対象のデータ期間分の時系列価値データに属するデータセットの数の中央値もしくはそれにもっとも近い値に属するデータセットが持つ時刻である、
    請求項またはに記載の蓄電システム。
  9. 前記決定された一つまたは複数の充放電時刻に基づき、充放電計画の作成、充放電の取引、および、充放電の制御うちの少なくとも一つである運用制御を行う運用制御部、
    を更に備える請求項1ないしのいずれか1項に記載の蓄電システム。
  10. (A)コンピュータが、指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得し、
    (B)コンピュータが、前記第1の時系列価値データに基づいて、前記指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算し、
    (C)コンピュータが、前記指定期間について充放電価値の累積値である全体充放電価値を充放電価値の目標値毎に計算し、
    (D)コンピュータが、前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値である価値分布より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標を決定
    (E)コンピュータが、前記充放電指標を充放電価値の目標値として設定し、前記運用期間における充放電のタイミングを細分化し、前記運用期間における充放電時刻を決定し、
    充電価値は、ある時刻に蓄電池の充電を行うことに伴う価値であり、
    放電価値は、ある時刻に蓄電池の放電を行うことに伴う価値であり、
    充放電価値は、前記指定期間における1サイクルの充放電での充電価値と放電価値との差分であり、
    前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値は、前記指定期間に充電と放電を交互に行うタイミングを、細分化されたタイミングでの1サイクルの充放電による充放電価値と充放電価値の目標値との比較に基づき、細分化した場合の、前記指定期間における全ての充放電サイクルによる充放電価値を積算した値であり、
    前記充放電指標は、充放電価値の目標値に対する全体充放電価値及び当該全体充放電価値に対応する充放電回数の分布から得られる充放電価値の最適な目標値である、
    制御方法。
  11. (A)コンピュータが、指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得し、
    (B)コンピュータが、前記第1の時系列価値データに基づいて、前記指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算し、
    (C)コンピュータが、前記指定期間について充放電価値の累積値である全体充放電価値を充放電価値の目標値毎に計算し、
    (D)コンピュータが、前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値である価値分布より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標を決定し、
    (E)コンピュータが、前記充放電指標を充放電価値の目標値として設定し、前記運用期間における充放電のタイミングを細分化し、前記運用期間における充放電時刻を決定し、
    前記(A)では、コンピュータが、充放電価値の目標値と前記第1の時系列価値データとを用いて、前記指定期間に含まれる一つまたは複数のデータ期間と、当該一つまたは複数のデータ期間にそれぞれ対応した前記一つまたは複数の充放電価値とを計算し、
    充電価値は、ある時刻に蓄電池の充電を行うことに伴う価値であり、
    放電価値は、ある時刻に蓄電池の放電を行うことに伴う価値であり、
    充放電価値は、前記指定期間における1サイクルの充放電での充電価値と放電価値との差分であり、
    充放電価値の目標値毎の全体充放電価値について、
    当該全体充放電価値は、全ての第一種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値と、全ての第二種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値との合計であり、
    各第一種のデータ期間は、分割対象のデータ期間の分割において目標値を最初に下回った充放電価値に対応したデータ期間であり、
    各第二種のデータ期間は、目標値以上の充放電価値に対応し1サイクルの充放電のうち充電及び放電のいずれかがなされた分割不可のデータ期間であり、
    前記充放電指標は、充放電価値の目標値に対する全体充放電価値及び当該全体充放電価値に対応する充放電回数の分布から得られる充放電価値の最適な目標値である、
    制御方法。
  12. コンピュータが、前記決定された一つまたは複数の充放電時刻に基づき、充放電計画の作成、充放電の取引、および、充放電の制御うちの少なくとも一つである運用制御を行う、
    請求項10または11に記載の制御方法。
  13. (A)指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得し、
    (B)前記第1の時系列価値データに基づいて、前記指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算し、
    (C)前記指定期間について充放電価値の累積値である全体充放電価値を充放電価値の目標値毎に計算し、
    (D)前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値である価値分布より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標を決定
    (E)前記充放電指標を充放電価値の目標値として設定し、前記運用期間における充放電のタイミングを細分化し、前記運用期間における充放電時刻を決定する、
    ことをコンピュータに実行させ
    充電価値は、ある時刻に蓄電池の充電を行うことに伴う価値であり、
    放電価値は、ある時刻に蓄電池の放電を行うことに伴う価値であり、
    充放電価値は、前記指定期間における1サイクルの充放電での充電価値と放電価値との差分であり、
    前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値は、前記指定期間に充電と放電を交互に行うタイミングを、細分化されたタイミングでの1サイクルの充放電による充放電価値と充放電価値の目標値との比較に基づき、細分化した場合の、前記指定期間における全ての充放電サイクルによる充放電価値を積算した値であり、
    前記充放電指標は、充放電価値の目標値に対する全体充放電価値及び当該全体充放電価値に対応する充放電回数の分布から得られる充放電価値の最適な目標値である、
    コンピュータプログラム。
  14. (A)指定期間分の時系列の充電価値または放電価値を示すデータである第1の時系列価値データを取得し、
    (B)前記第1の時系列価値データに基づいて、前記指定期間について一つまたは複数の充放電価値を計算し、
    (C)前記指定期間について充放電価値の累積値である全体充放電価値を充放電価値の目標値毎に計算し、
    (D)前記充放電価値の目標値毎の全体充放電価値である価値分布より、一つまたは複数の充放電時刻を運用期間について決定するために使用される充放電指標を決定し、
    (E)前記充放電指標を充放電価値の目標値として設定し、前記運用期間における充放電のタイミングを細分化し、前記運用期間における充放電時刻を決定する、
    ことをコンピュータに実行させ、
    前記(A)では、充放電価値の目標値と前記第1の時系列価値データとを用いて、前記指定期間に含まれる一つまたは複数のデータ期間と、当該一つまたは複数のデータ期間にそれぞれ対応した前記一つまたは複数の充放電価値とを計算する、ことをコンピュータに実行させ、
    充電価値は、ある時刻に蓄電池の充電を行うことに伴う価値であり、
    放電価値は、ある時刻に蓄電池の放電を行うことに伴う価値であり、
    充放電価値は、前記指定期間における1サイクルの充放電での充電価値と放電価値との差分であり、
    充放電価値の目標値毎の全体充放電価値について、
    当該全体充放電価値は、全ての第一種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値と、全ての第二種のデータ期間にそれぞれ対応した全ての充放電価値との合計であり、
    各第一種のデータ期間は、分割対象のデータ期間の分割において目標値を最初に下回った充放電価値に対応したデータ期間であり、
    各第二種のデータ期間は、目標値以上の充放電価値に対応し1サイクルの充放電のうち充電及び放電のいずれかがなされた分割不可のデータ期間であり、
    前記充放電指標は、充放電価値の目標値に対する全体充放電価値及び当該全体充放電価値に対応する充放電回数の分布から得られる充放電価値の最適な目標値である、
    コンピュータプログラム。
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