JP7219825B2 - Iabネットワークのためのバックホールチャネル管理 - Google Patents

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Description

統合アクセス・無線アクセスバックホール(IAB:integrated access and wireless access backhaul)ネットワークのためのバックホールチャネル管理に関する実施形態が開示されている。
I.統合アクセスバックホールネットワーク
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、3GPP Rel-16(RP-182882)において新無線(NR:New Radio)における統合アクセス・無線アクセスバックホール(IAB)を現在標準化しつつある。
NRにおける短距離ミリ波スペクトルの使用により、マルチホップバックホーリング(multi-hop backhauling)を用いる高密度化された展開の必要が生じる。しかしながら、あらゆる基地局までの光ファイバーは非常にコストがかかり、可能ですらないこともある(たとえば史跡)。主要なIAB原理は、トランスポートネットワークを高密度化する必要なしに、セルのフレキシブルで極めて高密度の展開を可能にするための(ファイバーの代わりの)バックホールのための無線リンクの使用である。IABのための使用事例シナリオは、カバレッジ拡張と、莫大な数のスモールセルの展開と、(たとえば、住宅/オフィスビルへの)固定無線アクセス(FWA)とを含むことができる。ミリ波スペクトルにおけるNRのために利用可能な帯域幅がより大きければ、アクセスリンクのために使用されるべきスペクトルを制限することなしに、セルフバックホーリングの機会が得られる。そのことに加えて、NRにおける固有のマルチビームおよびMIMOサポートによりバックホールとアクセスリンクとの間のクロスリンク干渉が低減され、より高い高密度化が可能になる。
IAB作業のスタディアイテム段階(スタディアイテムの概要は3GPPテクニカルレポート(TR)38.874V16.0.0中に見出され得る)中に、IABノードが、中央ユニット(CU)によって制御される分散型ユニット(DU)部分をホストしている、NRのCU/DUスプリットアーキテクチャを活用するソリューションを採用することが承認された。CUは、もっぱらDUに割り当てられる機能を除いて、ユーザデータの転送、モビリティ制御、無線アクセスネットワーク共有、測位、セッション管理などのような、基地局(たとえばgNB)機能を含むノードである。CUはフロントホール(Fs)インターフェース上でDUの動作を制御する。DUは、機能スプリットオプションに応じて、gNB機能のサブセットを含むノードである。DUの動作はCUによって制御される。CUおよびDUは、それぞれgNB-CUおよびgNB-DUと呼ばれることがある。IABノードはまた、それらがそれらの親ノードと通信するために使用するモバイルターミネーション(MT)部分を有する。
IABのための仕様は、NRにおいて定義される既存の機能とインターフェースとを再利用するように努めている。特に、MT、gNB-DU、gNB-CU、UPF、AMFおよびSMF、ならびに(MTとgNBとの間の)対応するインターフェースNR Uu、F1、NG、X2およびN4が、IABアーキテクチャのためのベースラインとして使用される。IABのサポートのためのこれらの機能およびインターフェースの改変または拡張についてはアーキテクチャ説明の文脈において説明する。マルチホップ・フォワーディングなど、追加の機能は、それがIAB動作の理解のために必要であるので、およびいくつかの態様が標準化を必要とし得るので、アーキテクチャ説明に含まれる。
モバイルターミネーション(MT)機能はIABノードの構成要素として定義されている。MTは、IABドナーまたは他のIABノードに対するバックホールUuインターフェースの無線インターフェースレイヤを終了させる、IABノード上に常駐する機能を指す。
図1は、1つのIABドナーと複数のIABノードとを含んでいる、スタンドアロンモードにおけるIABについての参照図を示す。IABドナーは、gNB-DU、gNB-CU-CP、gNB-CU-UPなどの機能のセットと、潜在的に他の機能とを含む、単一の論理ノードとして処理される。展開において、IABドナーはこれらの機能に従ってスプリットされ得、これらの機能はすべて、3GPP NG-RANアーキテクチャによって許容されるように、コロケートされるかまたはコロケートされないかのいずれかであり得る。IAB関係態様は、そのようなスプリットが実行されたときに生じ得る。また、IABドナーに現在関連付けられている機能のうちのいくつかは、それらがIAB固有のタスクを実行しないことが明らかになった場合に、最終的にドナーの外部に移動され得る。
IABのためのベースラインユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルスタックが図2および図3に示されている。
図2および図3に示されているように、選定されたプロトコルスタックはリリース15(rel-15)における現在のCU-DUスプリット仕様を再利用しており、フルユーザプレーンF1-U(GTP-U/UDP/IP)が(ノーマルDUのような)IABノードにおいて終了され、フル制御プレーンF1-C(F1AP/SCTP/IP)も(ノーマルDUのような)IABノードにおいて終了される。上記の事例では、UPトラフィックとCPトラフィック(UPの場合はIPsec、CPの場合はDTLS)の両方を保護するために、ネットワークドメインセキュリティ(NDS)が採用されている。IPsecは、DTLSの代わりにCP保護のためにも使用され得る(この場合、DTLSレイヤは使用されないであろう)。
アダプテーションレイヤ(規格において使用されるべきこのレイヤの最終的な名称は依然として係属中である)と呼ばれる新しいレイヤがIABノードおよびIABドナー中に導入されており、アダプテーションレイヤは、適切なダウンストリーム/アップストリームノードへのパケットのルーティングのために使用され、ベアラのエンドツーエンドQoS要件満たすために、適切なバックホールRLCチャネルに(および中間IABノード中のイングレスバックホールRLCチャネルとエグレスバックホールRLCチャネルとの間においても)UEベアラデータをマッピングするためにも使用される。
II.CU/DUスプリットアーキテクチャのベアラ設定態様
CU/DUスプリットアーキテクチャでは、ベアラセットアップ/修正は、CUとDUとの間のF1 UEコンテキストセットアッププロシージャおよびF1 UEコンテキスト修正プロシージャを介して処理される。DRB/SRBセットアップ/修正に関連がある異なる情報要素(IE)は以下の通りである。
1.(UEコンテキストセットアップ要求、UEコンテキスト修正要求中の)セットアップすべきDRB/SRBリスト(CUからDUへのみの、セットアップされるべきDRB/SRBのリスト)。
2.(UEコンテキストセットアップ応答、UEコンテキスト修正応答中の)セットアップされたDRBリスト(DUからCUへのみの、セットアップに成功したDRBのリスト)。
3.(UEコンテキストセットアップ応答、UEコンテキスト修正応答中の)セットアップされることに失敗したDRB/SRBリスト(DUからCUへの、セットアップされることができなかったDRB/SRBのリスト)。
4.(UEコンテキスト修正要求中の)修正されるべきDRBリスト(CUからDUへの、修正されるべきDRBのリスト)。
5.(要求されたUEコンテキスト修正中の)修正されることが要求されるDRBリスト(DUからCUへの、修正されるべきDRBのリスト)。
6.(UEコンテキスト修正応答、UEコンテキスト修正確認中の)修正されたDRBリスト(CUからDUへのまたはDUからCUへの、修正されたDRB)。
7.(UEコンテキスト修正応答中の)修正されることに失敗したDRBリスト(DUからCUへの、修正に成功しなかったDRB)。
8.(UEコンテキスト修正要求、要求されたUEコンテキスト修正中の)解放されるべきDRB/SRBリスト(CUからDUへのまたはDUからCUへの、解放されるべきDRB/SRB)。
IE1~3はベアラセットアップに関係し、IE4~7はベアラ修正に関係し、IE8はベアラ解放に関係する。
上述のIE1~4は下表中に示されており、その情報は3GPP TS 38.473 V15.4.1(“TS 38.473”)においても見出され得る。
Figure 0007219825000001
Figure 0007219825000002
Figure 0007219825000003
Figure 0007219825000004
1つまたは複数のバックホール(BH)RLCチャネルが、IABノードと、(別のIABノードまたはドナーDUであり得る)それの親ノードとの間でサポートされるべきであることが3GPPにおいて承認された。これらのバックホールRLCチャネルは、スプリットCU/DUアーキテクチャを実現するためにDUとUEとの間で使用されるアクセスRLCチャネルと同様の高いレベルにある。すなわち、1つの可能な手法は、上記で説明したF1コンテキスト管理機能における既存のセットアップ/修正されるべきDRB IEを再利用することであり得る。しかしながら、以下の表に示されているようないくつかの基本的な差異がある。
Figure 0007219825000005
Figure 0007219825000006
上記で見られたように、DRB、およびDUとUEとの間のアクセスRLCチャネル(注記:「アクセスRLCチャネル」という用語は、UEとDU、またはUEをサービスするIABノードとの間のRLCチャネルを指すために使用されるが、「BH RLCチャネル」は、IABノードと、別のIABノードまたはドナーDUであり得る、それの親ノードとの間のRLCチャネルを指す)を設定するために必要とされる情報と、IABネットワーク中のバックホールRLCチャネルを設定するために必要とされる情報との間には、いくつかの基本的な差異がある。いかなるあいまいさもなしに使用され得るIE(たとえばRLCモード)もあれば、BH RLCチャネルには関連がないが、DRB/アクセスRLCチャネルのために必須のIE(たとえばトンネル情報)もあり、いくらかのあいまいさをもつが、再利用され得るIE(たとえば、BH RLCチャネルを識別するためにも使用され得るが、BH RLCチャネルがDRBに関連しないので、仕様における混乱といくつかの不測の問題とを生じ得る、DRB ID)もある。さらに、BH RLCチャネルに関連があり得るいくつかのIEがあるが、それらは、特に、マルチホップIABネットワーク中のUEベアラとBH RLCチャネルとの間に1:1のマッピングがある場合、多数のすべてのこれらのチャネルの設定を収容するためのサイズ制限を有する。
本開示では、2つのIABノード間またはIABノードとIABドナーDUとの間のF1インターフェース上のBH RLCチャネルを設定するためのいくつかの機構を紹介する。
以下は、いくつかの例示的な実施形態である。
1.IABノードに対してRLCチャネルを設定することに関連がある必須情報を含んでいる新しいIE(たとえば、セットアップされるべきBH RLCベアラ、修正されるべきBH RLCベアラなど)が導入される。
2.DRBおよび関連付けられたアクセスRLCチャネルを設定するための現在の構造(たとえば、セットアップされるべきDRB、修正されるべきDRBなど)が使用されるが、以下を含むいくつかの拡張がある。a)いくつかの予約された/デフォルトの/設定された値が、IABノードに関連がないフィールドのために使用される。および/またはb)特に、設定される必要がある、UEベアラとBH RLCチャネルとの間の1:1のマッピングがある場合、いくつかのフィールドの値範囲が、設定され得る多数のBH RLCチャネルを収容するために拡大される。RLCベアラ設定IEは、BH RLCチャネルを設定するために使用されるが、別個のBH RLCチャネルIDがDRB ID(DRB-識別情報)フィールドの代わりに導入される。
特定の実施形態では、ノード(たとえばIABノード)とDU(たとえばドナーDU)との間にBH RLCチャネルを確立するための方法が提供される。
一態様では、本方法は、CU(たとえばドナーCU)が、ノードとDUとの間にBH RLCチャネルを確立する必要を検出することと、BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、CUが、BH RLCチャネルをセットアップすることをDUに要求するF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)をDUに送ることとを含む。F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるBH RLCチャネル識別子(ID)情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む。
別の態様では、本方法は、DUが、CU(たとえばドナーCU)によって送信されたF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)を受信することであって、F1APメッセージが、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるBH RLCチャネル識別子(ID)情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、F1APメッセージを受信することを含む。
いくつかの実施形態では、F1APメッセージは、セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストを含み、リスト中に含まれる少なくとも1つのアイテムは、BH RLCチャネルIDに関連するQoS情報をさらに含んでいる。いくつかの実施形態では、QoS情報は割り当ておよび保持優先度(ARP)値を含む。
いくつかの実施形態では、F1APメッセージは、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含み、F1APメッセージは、DRB ID IEがDRB IDの代わりにBH RLCチャネルIDを含んでいることを示す指示をさらに含む。いくつかの実施形態では、F1APメッセージは、DL PDCP SN長さ値をさらに含み、本方法は、DUがDL PDCP SN長さ値を無視することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、本方法はまた、DUが、F1APメッセージを受信したことに応答して、DUがBH RLCチャネルを確立することが可能であるかどうかを決定することと、DUがBH RLCチャネルを確立することが可能であることを決定した結果として、DUがBH RLCチャネルのDU側を確立することとを含む。いくつかの実施形態では、BH RLCチャネルのDU側を確立することは、BH RLCチャネルのためのRLCバッファのためのメモリを割り当てること、および/またはF1APメッセージ中に示されたBH RLCチャネル設定を適用することを含む。
本明細書で開示される実施形態の一利点は、それらの実施形態が、IABノードとそれのドナーとの間で使用されるべきBH RLCチャネルを設定するための機構を提供することである。実施形態のうちのいくつかにより、DRBおよびアクセスRLCチャネル設定のために使用される現在のF1アプリケーションプロトコル(F1AP)メッセージおよび情報要素ができる限り多く再利用され、それにより仕様の影響を最小にすることが可能になる。他の実施形態は、将来の3GPPリリースにおいて、DRB/アクセスRLCチャネルとBH RLCチャネルとの間に一層多くの差異が生じ得るので、BH RLCチャネルを設定するよりクリーンで進歩的な互換方法を提供する(たとえば、rel-17におけるIAB作業により多くの特徴が加えられた場合、BH RLCチャネルとDRB/アクセスRLCチャネルとの設定を制御する別個のIEを有することは、BH RLCチャネルに関連するIEを修正するだけで済むことを意味する)。このことにより実装および試験の作業が簡略化される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成する添付の図面は、様々な実施形態を示す。
IABネットワークのハイレベルアーキテクチャ図である。 IABのためのユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルスタックを示す図である。 IABのためのユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルスタックを示す図である。 いくつかの実施形態によるプロセスを示すフローチャートである。 いくつかの実施形態によるプロセスを示すフローチャートである。 本明細書で開示するステップを実行するための、一実施形態による装置を示すブロック図である。 本明細書で開示するステップを実行するための、一実施形態による装置を示すブロック図である。
本明細書では、F1シグナリングにおけるBH RLCチャネルを識別するための機構が紹介される。本機構により、ドナーIABノードまたは親ノード(DUおよびCU機能を含む)が、BH RLCチャネルを追加/修正/削除するためにIABノードにシグナリングすることが可能になる。
例示的な使用事例:
1.ドナーCUは、ドナーCUがIABノード1とドナーDUとの間に新しいBH RLCチャネルを確立する必要があることを決定する。このことのためのトリガすることは、たとえば、新しいIABノード2がIABノード1に接続されたこと、または高い優先度もしくは保証ビットレート(GBR)サービスをもつUEがIABノード1に接続されていることに基づき得る。
2.ドナーCUは、IABノード1への新しいBH RLCチャネルを確立するために、F1APメッセージ(たとえば、そのメッセージの例がTS38.473 V15.4.1のセクション9.2.2.1に示されている、UEコンテキストセットアップ(または修正)要求メッセージ)をドナーDUに送る。BH RLCチャネルは識別子を用いて識別され、識別子はこのBH RLCチャネルのための後のシグナリングのために使用される。メッセージはまた、新しいBH RLCチャネルのための設定情報を含む。
3.ドナーDUが、BH RLCチャネルをセットアップするための要求を受信すると、ドナーDUは、ドナーDUが要求を果たすことが可能であるかどうかを決定する。そのことが可能である場合、ドナーDUは、RLCバッファおよび他のモノのためのメモリを割り当てることを含み得る、BH RLCチャネルのDU側を確立する。ドナーDUはまた、ドナーCUから受信されたBH RLCチャネル設定を適用する。
4.ドナーDUはドナーCUへのBH RLCチャネルに肯定応答する。
CUが、RLC BHチャネルを解放することを後で決定した場合、以下のステップに従う。
1.ドナーCUは、ドナーCUがIABノード1とドナーDUとの間のBH RLCチャネルを解放する必要があることを決定する。このことのためのトリガすることは、たとえば、BH RLCチャネルを使用する進行中のサービスを受けていたIABノード1中のUEが、このBH RLCチャネルを必要とするこのサービスをもはや使用していないことに基づき得る。
2.ドナーCUは、IABノード1へのBH RLCチャネルを解放するために、F1APメッセージ(たとえばUEコンテキスト修正要求メッセージ)をドナーDUに送る。BH RLCチャネルは、BH RLCチャネルセットアップ中に割り当てられた識別子を用いて識別される。
3.ドナーDUが、BH RLCチャネルを解放するための要求を受信すると、ドナーDUは、RLCバッファおよび他のモノのためのメモリの割り当てを解除することを含み得る、BH RLCチャネルのDU側における次の解放を実行する。
以下で説明する実施形態は、BH RLCチャネルがF1上でどのように識別され得るか、BH RLCチャネルがどのように設定され得るかについての異なるソリューションと、このことがF1メッセージ中でどのようにシグナリングされ得るかについての異なるソリューションとを示す。
実施形態1
一実施形態では、以下に示されるように、BH RLCチャネルをセットアップするために必要とされる本質的情報のみを含んでいる新しいBH RLCチャネル設定IEが、F1AP中で定義される。
Figure 0007219825000007
この実施形態では、1)BH RLCチャネルID、2)QoS情報、3)DRB情報、および4)ベアラタイプ情報を含む、F1インターフェース上のBH RLCチャネルを設定するためのいくつかの情報要素(IE)が含まれる。これらのIEの任意の組合せが送られ得ることを理解されたい。IEの中には、随意に設定され得るものもあるが、必須であり得るものもある。BH RLCチャネルのQoS設定は、以下に示されている、以下のTS38.473 V15.4.1セクション9.3.1.45QoSフローレベルQoSパラメータとしてシグナリングされ得る。
Figure 0007219825000008
実施形態2
一実施形態では、DRBおよびアクセスRLCチャネルをセットアップするために使用される現在のIEは、以下に示されるように、BH RLCチャネルの設定をサポートするように拡張される。この場合、BH RLCチャネルを管理するために新しい構造が追加される必要はなく、既存のDRB構造にいくつかの新しい要素が追加される必要があるのみである。
Figure 0007219825000009
Figure 0007219825000010
この実施形態では、現在は必須であるが、BH RLCチャネルを設定するためには有用でない、いくつかの値が、(たとえば、規格においてハードコーディングされた)デフォルト値に設定されるか、またはただDU機能によって単に無視される。
この実施形態では、IEがBH RLCチャネル設定に関係することを受信DUが知っている場合、いくつかのIEの意味が変更される。たとえば、DRB IDフィールドの意味は、BH RLCチャネルIDに変更され得る。
DRB設定が事実上BH RLCチャネルであることをDUが知るために、特定のDRB設定がBH RLCチャネルであるという特別の指示をF1メッセージ中に追加することが可能であろう。指示は、DRB設定ごと、またはDRB設定のセットごとであり得る。
図4は、いくつかの実施形態によるプロセス400を示すフローチャートである。プロセス400はステップs402から開始し得る。
ステップs402は、CU(たとえばドナーCU)が、ノード(たとえばIABノード)とDU(たとえばドナーDU)との間にBH RLCチャネルを確立する必要を検出することを含む。
ステップs404は、CUが、BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、F1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)をDUに送ることを含む。有利には、F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む。
図5は、いくつかの実施形態によるプロセス500を示すフローチャートである。プロセス500はステップs502から開始し得る。
ステップs502は、ドナーDUが、ドナーCUによって送信されたF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)を受信することを含み、F1APメッセージは、BH RLCチャネルを確立することをDUに要求する。有利には、F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む。
ステップs504(随意)は、DUが、DUがチャネルを確立することが可能であるかどうかを決定することを含む。そのことが可能である場合、プロセスはステップs506に進み得る。
ステップs506(随意)は、DUがチャネルのDU側を確立することを含む。
ステップs508(随意)は、DUが、チャネルのDU側を確立した後に、チャネルのDU側が確立されたことを示す肯定応答をCUに送信することを含む。
いくつかの実施形態では、BH RLCチャネルのDU側を確立することは、DUが、BH RLCチャネルのためのRLCバッファのためのメモリを割り当てること、および/またはF1APメッセージ中で示されたBH RLCチャネル設定を適用することを含む。
図6は、いくつかの実施形態によるネットワーク機能(NF)装置600のブロック図である。NF装置はCUまたはDUを実装する。図6に示されているように、NF装置600は、1つまたは複数のプロセッサ(P)655(たとえば、汎用マイクロプロセッサ、および/または、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、1つまたは複数の他のプロセッサ)を含み得、そのプロセッサ655が、単一のハウジングもしくは単一のデータセンター中にコロケートされ得るか、または地理的に分散され得る(すなわち、装置600が分散型装置であり得る)、処理回路(PC)602と、NF装置600が、ネットワークインターフェース648が接続されたネットワーク110(たとえばインターネットプロトコル(IP)ネットワーク)に接続された他のノードにデータを送信すること、およびそのような他のノードからデータを受信することを可能にするための送信機(Tx)645および受信機(Rx)647を備える、ネットワークインターフェース648と、1つまたは複数の不揮発性記憶デバイスおよび/または1つまたは複数の揮発性記憶デバイスを含み得る、(「データ記憶システム」としても知られる)ローカル記憶ユニット608とを備え得る。PC602がプログラマブルプロセッサを含む実施形態では、コンピュータプログラム製品(CPP)641が提供され得る。CPP641は、コンピュータ可読命令(CRI)644を含むコンピュータプログラム(CP)643を記憶するコンピュータ可読媒体(CRM)642を含む。CRM642は、磁気媒体(たとえばハードディスク)、光媒体、メモリデバイス(たとえば、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ)など、非一時的コンピュータ可読媒体であり得る。いくつかの実施形態では、コンピュータプログラム643のCRI644は、PC602によって実行されたとき、CRIがNF装置600に本明細書で説明するステップ(たとえば、フローチャートを参照しながら本明細書で説明するステップ)を実行させるように設定される。他の実施形態では、NF装置600は、コードの必要なしに、本明細書で説明するステップを実行するように設定され得る。すなわち、たとえば、PC602は1つまたは複数のASICのみからなり得る。したがって、本明細書で説明する実施形態の特徴はハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて実装され得る。
図7は、いくつかの他の実施形態によるNF装置600の概略ブロック図である。NF装置600は1つまたは複数のモジュール700を含み、1つまたは複数のモジュール700の各々はソフトウェアにおいて実装される。モジュール700は、本明細書で説明するNF装置600の機能、特に、本明細書で説明するCUまたはDUの機能(たとえば、図4および/または図5に関する、たとえば、本明細書におけるステップ)を提供する。
様々な実施形態の概要
A1a.ノード(たとえばIABノード)とDU(たとえばドナーDU)との間にBH RLCチャネルを確立するための方法であって、本方法は、CU(たとえばドナーCU)が、ノードとDUとの間にBH RLCチャネルを確立する必要を検出することと、BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、CUが、BH RLCチャネルをセットアップすることをDUに要求するF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)をDUに送ることであって、F1APメッセージが、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、F1APメッセージをDUに送ることとを含む、方法。
A1b.ノード(たとえばIABノード)とDU(たとえばドナーDU)との間にBH RLCチャネルを確立するための方法であって、本方法は、DUが、CU(たとえばドナーCU)によって送信されたF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)を受信することであって、F1APメッセージが、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、F1APメッセージを受信することを含む、方法。
A2.F1APメッセージが、セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストを含み、リスト中に含まれる少なくとも1つのアイテムが、BH RLCチャネルIDに関連するQoS情報をさらに含んでいる、実施形態A1aまたはA1bに記載の方法。
A3.QoS情報が割り当ておよび保持優先度(ARP)値を含む、実施形態A2に記載の方法。
A4.F1APメッセージが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含み、F1APメッセージは、DRB ID IEがDRB IDの代わりにBH RLCチャネルIDを含んでいることを示す指示をさらに含む、実施形態A1aまたはA1bに記載の方法。
A5.F1APメッセージがDL PDCP SN長さ値をさらに含み、本方法は、DUがDL PDCP SN長さ値を無視することをさらに含む、実施形態A1bまたはA4に記載の方法。
A6.DUが、F1APメッセージを受信したことに応答して、DUがBH RLCチャネルを確立することが可能であるかどうかを決定することと、DUがBH RLCチャネルを確立することが可能であることを決定した結果として、DUがBH RLCチャネルのDU側を確立することとをさらに含む、実施形態A1b、A4、またはA5に記載の方法。
A7.BH RLCチャネルのDU側を確立することが、BH RLCチャネルのためのRLCバッファのためのメモリを割り当てること、および/またはF1APメッセージ中に示されたBH RLCチャネル設定を適用することを含む、実施形態A6に記載の方法。
B1.ネットワーク機能装置(600)の処理回路によって実行されたとき、装置に請求項A1からA7のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、コンピュータプログラム。
B2.実施形態B1に記載のコンピュータプログラムを含んでいるキャリアであって、そのキャリアは、電子信号と、光信号と、無線信号と、コンピュータ可読記憶媒体とのうちの1つである、キャリア。
C1.ネットワーク機能(NF)装置(600)であって、本NF装置(600)は、BH RLCチャネルを確立する必要を検出することと、BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、F1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)をDU(たとえばドナーDU)に送ることとを行うように適応され、F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、NF装置(600)。
C2.ネットワーク機能(NF)装置(600)であって、本NF装置(600)は、送信機(645)と、BH RLCチャネルを確立する必要を検出することと、BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、F1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)をDU(たとえばドナーDU)に送るために送信機(645)を採用することとを行うように適応された処理回路(602)とを備え、F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、NF装置(600)。
D1.ネットワーク機能(NF)装置(600)であって、本NF装置(600)は、CU(たとえばドナーCU)によって送信されたF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)を受信するように適応され、F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、NF装置(600)。
D2.ネットワーク機能(NF)装置(600)であって、NF装置(600)は、CU(たとえばドナーCU)によって送信されたF1APメッセージ(たとえば、UEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求メッセージ)を受信するための受信機(647)と、受信されたF1APメッセージを処理するための処理回路(602)とを備え、F1APメッセージは、i)セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、そのリストが、BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト、またはii)BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネルIDを含んでいるDRB ID IEを含む、NF装置(600)。
様々な実施形態について本明細書で説明したが、それらの実施形態は、限定ではなく、例としてのみ提示されたことを理解されたい。したがって、本開示の幅および範囲は、上記で説明した例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきでない。その上、それらの実施形態のすべての可能な変形態における上記で説明した要素の任意の組合せは、本明細書で別段に規定されていない限り、または文脈によって別段に明らかに否定されない限り、本開示によって包含される。
さらに、上記で説明され、図面に示されたプロセスは、ステップのシーケンスとして示されているが、このことは、ただ例示のために行われた。したがって、いくつかのステップが追加され得、いくつかのステップが省略され得、ステップの順序は並べ替えられ得、いくつかのステップが並行して実行され得ることが企図される。

Claims (27)

  1. ノードと分散型ユニット(DU)との間にバックホール(BH)無線リンク制御(RLC)チャネルを確立するための方法(400)であって、前記方法は、
    中央ユニット(CU)が、前記ノードと前記DUとの間に前記BH RLCチャネルを確立する必要を検出すること(s402)と、
    前記BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、前記CUが、前記BH RLCチャネルをセットアップすることを前記DUに要求するアプリケーションプロトコル(AP)メッセージを前記DUに送ること(s404)であって、前記APメッセージが、
    セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、前記リストが、前記BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト
    を含む、APメッセージを前記DUに送ること(s404)と
    を含む、方法(400)。
  2. 前記リスト中に含まれる前記少なくとも1つのアイテムが、前記BH RLCチャネルに関連するサービス品質(QoS)情報をさらに含んでいる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記QoS情報が割り当ておよび保持優先度値を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記リスト中に含まれる前記少なくとも1つのアイテムが、前記BH RLCチャネルのために使用されるべきRLCモードを識別するRLCモード情報をさらに含んでいる、請求項2に記載の方法。
  5. 前記APメッセージが、ダウンリンク(DL)パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)長さ値をさらに含み、
    前記方法は、前記DUが前記DL PDCP SN長さ値を無視することをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記DUが、前記APメッセージを受信したことに応答して、前記DUが前記BH RLCチャネルを確立することが可能であるかどうかを決定すること(s504)と、
    前記DUが前記BH RLCチャネルを確立することが可能であることを決定した結果として、前記DUが前記BH RLCチャネルのDU側を確立すること(s506)と
    をさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記BH RLCチャネルの前記DU側を確立することが、前記BH RLCチャネルのためのRLCバッファのためのメモリを割り当てること、および/または前記APメッセージ中に示されたBH RLCチャネル設定を適用することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記APメッセージがF1 AP(F1AP)メッセージである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記F1APメッセージがUEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求である、請求項8に記載の方法。
  10. ノードと分散型ユニット(DU)との間にバックホール(BH)無線リンク制御(RLC)チャネルを確立するための方法(500)であって、前記方法は、
    前記DUが、中央ユニット(CU)によって送信されたアプリケーションプロトコル(AP)メッセージを受信すること(s502)であって、前記APメッセージが、
    セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、前記リストが、前記BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト
    を含む、APメッセージを受信すること(s502)を含む、方法(500)。
  11. 前記リスト中に含まれる前記少なくとも1つのアイテムが、前記BH RLCチャネルに関連するサービス品質(QoS)情報をさらに含んでいる、請求項10に記載の方法。
  12. 前記QoS情報が割り当ておよび保持優先度値を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記リスト中に含まれる前記少なくとも1つのアイテムが、前記BH RLCチャネルのために使用されるべきRLCモードを識別するRLCモード情報をさらに含んでいる、請求項11に記載の方法。
  14. 前記APメッセージが、ダウンリンク(DL)パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)シーケンス番号(SN)長さ値をさらに含み、
    前記方法は、前記DUが前記DL PDCP SN長さ値を無視することをさらに含む、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記DUが、APメッセージを受信したことに応答して、前記DUが前記BH RLCチャネルを確立することが可能であるかどうかを決定すること(s504)と、
    前記DUが前記BH RLCチャネルを確立することが可能であることを決定した結果として、前記DUが前記BH RLCチャネルのDU側を確立すること(s506)
    をさらに含む、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記BH RLCチャネルの前記DU側を確立することが、前記BH RLCチャネルのためのRLCバッファのためのメモリを割り当てること、および/または前記APメッセージ中に示されたBH RLCチャネル設定を適用することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記APメッセージがF1 AP(F1AP)メッセージである、請求項10から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記F1APメッセージがUEコンテキストセットアップ要求またはUEコンテキスト修正要求である、請求項17に記載の方法。
  19. 前記ノードが統合アクセス・無線アクセスバックホール(IAB)ノードである、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. ネットワーク機能装置(600)の処理回路(602)によって実行されたとき、前記装置に請求項1から19のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令(644)を含む、コンピュータプログラム(643)。
  21. 請求項20に記載のコンピュータプログラムを記憶した、コンピュータ可読記憶媒体(642)
  22. ネットワーク機能(NF)装置(600)であって、前記NF装置(600)は、
    バックホール(BH)無線リンク制御(RLC)チャネルを確立する必要を検出することと、
    前記BH RLCチャネルを確立する必要を検出したことに応答して、アプリケーションプロトコル(AP)メッセージを分散型ユニット(DU)に送ることと
    を行うように適応され、前記APメッセージは、
    セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、前記リストが、前記BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいる、BH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト
    を含む、NF装置(600)。
  23. 前記NF装置が、請求項2から9または19のいずれか一項に記載の方法を実行するようにさらに設定された、請求項22に記載のNF装置。
  24. 前記NF装置が送信機(645)と処理回路(602)とを備える、請求項22または23に記載のNF装置。
  25. ネットワーク機能(NF)装置(600)であって、前記NF装置(600)は、
    CUによって送信されたAPメッセージを受信するように適応され、前記APメッセージは、
    セットアップされるべき1つまたは複数のBH RLCチャネルを識別するリストであって、前記リストが、前記BH RLCチャネルを識別するBH RLCチャネル識別子(ID)を含んでいるBH RLCチャネルID情報要素(IE)を含んでいる少なくとも1つのアイテムを含む、リスト
    を含む、NF装置(600)。
  26. 前記NF装置が、請求項11から19のいずれか一項に記載の方法を実行するようにさらに設定された、請求項25に記載のNF装置。
  27. 前記NF装置が、前記APメッセージを受信するための受信機(647)と、前記受信されたAPメッセージを処理するための処理回路(602)とを備える、請求項25または26に記載のNF装置。
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