JP2022550751A - ルーティングおよびベアラマッピング構成のための方法およびデバイス - Google Patents

ルーティングおよびベアラマッピング構成のための方法およびデバイス Download PDF

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Abstract

本開示は、無線アクセスバックホール統合伝送(IAB)ネットワークにおけるルーティングおよびベアラマッピング構成のための方法およびデバイスに関する。1つの実装では、方法は、IABエンティティによって、元のルーティング経路の発信リンクを介したパケットの伝送における失敗を検出することを含み得る。方法は、IABエンティティによって、パケットに関するバックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することをさらに含み得る。方法は、IABエンティティによって、パケットを伝送するためのバックアップルーティング経路の発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することをさらに含み得る。

Description

本開示は、概して、無線通信を対象とし、特に、無線アクセスバックホール統合伝送ネットワークにおけるルーティングおよびベアラマッピング構成を対象とする。
デジタルデータのためのアプリケーションおよびサービスの数が激増するにつれて、ネットワークリソースおよびオペレータに課される需要および課題は、増加し続けている。将来的サービスが要求するであろう様々なネットワーク性能特性を送達する能力は、サービスプロバイダによって直面される主要な技術的課題のうちの1つである。データレート、待ち時間、サービスの質(QoS)、セキュリティ、可用性、および多くの他のパラメータの観点からの通信ネットワークの接続性に関する性能需要は、サービス毎に変動する。この点について、ネットワークが、リソースをフレキシブルな様式において配分し、異なるタイプのサービスのためのカスタマイズされた接続性を提供することを有効にすることが、ネットワーク通信に関する種々の需要を満たすために望ましい。
本開示は、無線通信に関連する方法、システム、およびデバイスを対象とし、より具体的に、無線アクセスバックホール統合伝送ネットワーク内におけるルーティング構成およびベアラマッピング構成を対象とする。
一実施形態において、無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによる無線通信のための方法が、開示される。方法は、元のルーティング経路の発信リンクを介したパケットの伝送における失敗を検出することを含み得る。方法は、パケットに関するバックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することをさらに含み得る。方法は、パケットを伝送するために、バックアップルーティング経路の発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することをさらに含み得る。
別の実施形態において、無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによる無線通信のための方法が、開示される。方法は、受信されたバックホール適合プロトコルパケットデータユニットが例外バックホール適合プロトコルルーティング識別子を含むことを決定することを含み得る。方法は、受信されたバックホール適合プロトコルパケットデータユニットを破棄することをさらに含み得る。
別の実施形態において、無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによる無線通信のための方法が、開示される。方法は、バックホール失敗を検出することを含み得る。方法は、バックホール失敗に関する失敗情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットに送信することをさらに含み得る。
別の実施形態において、無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによる無線通信のための方法が、開示される。方法は、バックホール無線リンク制御チャネルの構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することを含み得る。方法は、構成情報に基づいて、バックホール無線リンク制御チャネルを構成することをさらに含み得る。
別の実施形態において、無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによる無線通信のための方法が、開示される。方法は、ルーティング選択情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することを含み得る。ルーティング選択情報は、1つ以上のルーティング選択エントリを含み、それらの各々は、宛先インターネットプロトコルアドレスと、バックホール適合プロトコルルーティング識別子とを含む。方法は、ルーティング選択情報を使用して、パケット伝送のためのルーティング経路を選択することをさらに含み得る。
別の実施形態において、無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによる無線通信のための方法が、開示される。方法は、ベアラマッピング構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することを含み得る。ベアラマッピング構成情報は、各発信バックホール無線リンク制御チャネルに関する1つ以上のベアラマッピングエントリを含む。方法は、ベアラマッピング構成情報を使用して、パケット伝送のための発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することをさらに含み得る。
いくつかの他の実施形態において、無線通信のためのデバイスは、命令を記憶するメモリと、メモリと通信する処理回路網とを含み得る。処理回路網が命令を実行すると、処理回路網は、上記の方法を行うように構成される。
いくつかの他の実施形態において、コンピュータ読み取り可能な媒体が、命令を備え、命令は、コンピュータによって実行されると、上記の方法をコンピュータに行わせる。
上記および他の側面およびその実装は、下記の図面、説明、および請求項により詳細に説明される。
図1は、例示的IABアーキテクチャネットワークのブロック図を示す。
図2は、分割アーキテクチャを実装する例示的IABアーキテクチャネットワークのブロック図を示す。
図3は、IABアーキテクチャネットワーク内のユーザプレーントラフィックのための例示的プロトコルスタックを示す。
図4A-4Cは、IABアーキテクチャネットワーク内の制御プレーントラフィックのための例示的プロトコルスタックを示す。 図4A-4Cは、IABアーキテクチャネットワーク内の制御プレーントラフィックのための例示的プロトコルスタックを示す。
図5A-5Dは、IABアーキテクチャネットワーク内の動作および管理トラフィックおよびその送達のための例示的プロトコルスタックを示す。 図5A-5Dは、IABアーキテクチャネットワーク内の動作および管理トラフィックおよびその送達のための例示的プロトコルスタックを示す。
図6は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図7は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図8は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図9は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図10は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図11は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
図12は、ある実施形態による、無線通信のための方法のフロー図を示す。
本開示における実装および/または実施形態の技術および例は、無線通信システムにおける性能を改良するために使用されることができる。用語「例示的」は、「~の例」を意味するために使用され、別様に述べられない限り、理想的または好ましい例、実装、または実施形態を含意するものではない。節の見出しは、理解を促進するために、本開示内で使用され、節内の開示される技術を対応する節にのみ限定するものではない。しかしながら、実装は、種々の異なる形態で具現化され得、したがって、網羅または請求される主題は、下で記載されることになる実施形態のいずれかに限定されているものとして解釈されるように意図されるものではないことに留意されたい。実装が方法、デバイス、コンポーネント、またはシステムとして具現化され得ることにも留意されたい。故に、本開示の実施形態は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの任意の組み合わせの形態をとり得る。
5Gネットワーク等の進化する新世代無線通信ネットワークは、分割ネットワークアーキテクチャを開発しており、そこでは、無線アクセスネットワーク(RAN)機能性は、中央ユニット(CU)と複数の分散ユニット(DU)との間で分割される。例えば、RAN機能は、5Gプロトコルスタックのパケットデータ収束プロトコル(PDCP)層と無線リンク制御(RLC)層との間の点において分割され得る。DUは、RLC層機能までの層機能(RLC層機能を含む)を実施し、CUは、コアネットワークに先立って、PDCP層および上位層機能を実施するであろう。PDCP層および上位層からのスタックの隔離を通して、CUは、複数の異種技術を使用して、ネットワークの中のクラウドベースの収束点として機能することが可能であって、したがって、複数の異種DUにサービス提供することができる。
5G等の進化する新世代無線通信ネットワークのために開発されている別の技術は、無線アクセスバックホール統合伝送(IAB)アーキテクチャであり、それは、高速無線バックホールを5G新しい無線(NR)基地局、5G中央ユニット基地局、5G分散ユニット基地局、5Gコアステーション、またはアプリケーションサーバ等のセルサイトに提供する。データ需要およびセルサイトの数が、増加するにつれて、各セルサイトへの従来的光ファイババックホールアクセスを提供することがますます困難になっており、それは、特に、スモールセル基地局に関して該当する。IABアーキテクチャ下では、同じインフラストラクチャとリソース(例えば、IABノード)とが、ユーザ機器(UE)パケットデータユニット(PDU)セッションをサポートするために、アクセスとバックホールとの両方を提供するために使用されることができる。例えば、新しい無線(NR)ネットワークのためのIABアーキテクチャは、無線バックホールを提供し、NRセルのフレキシブルかつ稠密な展開を比例してトランスポートネットワークを稠密化する必要なく有効にするリンクを中継するであろう。加えて、IAB技術は、より統合され、かつロバストな様式において、自己バックホールNRセルの稠密ネットワークのより容易な展開を可能にするであろう。例えば、5G NRネットワークにおけるIAB技術は、マルチホップ中継システムをサポートし、ネットワークトポロジは、冗長接続もサポートする。
図1は、例示的IABアーキテクチャネットワーク100のブロック図を図示する。示されるように、コアネットワーク(CN)102は、ドナーIABノード104への有線またはケーブル接続(例えば、光ファイバケーブル)を有する。ドナーIABノード104は、複数の中間IABノード106aおよび106bと、2つのサービス提供IABノード106cおよび106dとに無線で結合されている。本明細書では、用語「coupled(結合される)」は、ノードまたはデバイス間の直接または間接、および有線または無線通信を指す。
図1を継続して参照すると、サービス提供IABノード106cおよび106dは、直接、UE108aおよび108bに結合され、それぞれ、UE108aおよび108bのためのサービス提供セルサイト基地局またはアクセスポイントとして機能する。UE108aおよび108bは、本明細書では、「アクセスUE」と称される。UEは、限定ではないが、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、空調装置、テレビ、冷蔵庫、オーブンを含む、スマート電子機器または家電、またはネットワークを経由して無線で通信することが可能な他のデバイスを含み得る。サービス提供IABノード106cおよび106dは、中継器としても機能し、それらは、それぞれ、それらのそれぞれのUE信号を伝送経路内のそれらのそれぞれの次のアップリンクノードに転送し、ダウンリンク信号をUE108aおよび108bに転送することができる。図1に示されるように、サービス提供IABノード106cは、アップリンクUE信号を中間IABノード106aおよび106bの一方または両方に転送し、ダウンリンクUE信号を中間IABノード106aおよび106bの一方または両方から受信し得る。中間IABノード106aおよび106bは、アップリンクUE信号をドナーIABノード104に転送し、ダウンリンク信号をサービス提供IABノード106dに転送し得る。サービス提供IABノード106cは、アップリンクUE信号をドナーIABノード104に転送し得、ドナーIABノード104は、次いで、全ての受信された信号をコアネットワーク102に転送し得、サービス提供IABノード106cは、ドナーIABノード104からのダウンリンク信号をアクセスUE108aに転送し得る。
IABノード106a-106dの各々は、2つの機能有し得る:基地局(BS)機能、およびモバイル端末(MT)機能。BS機能は、IABノードが、基地局のように稼働し、UEのための無線アクセス機能を提供し得ることを意味する。本明細書では、IABノードの「BS部分」は、IABノードのBS機能部分を指し、IABノードのBS機能を実施することに関連する全てのハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含む。MT機能は、IABノードが、モバイル端末のように稼働し、IABドナーノードまたは上位IABノードによって制御およびスケジューリングされ得ることを意味する。本明細書では、IABノードの「MT部分」は、IABノードのMT機能部分を指し、IABノードのMT機能を実施することに関連する全てのハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含む。
図2は、例示的IABアーキテクチャネットワーク200のブロック図を図示し、それは、分割アーキテクチャを図1におけるIABネットワーク100上に実装する。図2に示されるように、図1におけるドナーIABノード104は、ドナーCU204によって置換され、それは、コアネットワーク202への有線接続を有する。ドナー分散ユニット(DU)205は、ドナーCU204への有線接続を有する。IABノード206a-206dの各々は、図1におけるドナーIABノード104に結合するIABノード106a-106dと類似方式において、ドナーDU205に結合されるであろう。
IABネットワーク200では、IABノード206a-206dの各々は、2つの機能を有する:DU機能、およびモバイル端末(MT)機能。DU機能は、IABノードが、DUのように稼働し、UEのための所定のDU機能を提供し得ることを意味する。本明細書では、IABノードの「DU部分」は、IABノードのDU機能部分を指し、IABノードのDU機能を実施することに関連する全てのハードウェア、ファームウェア、および/またはソフトウェアを含む。IABネットワーク200内におけるIABノードのMT機能およびMT部分は、図1におけるIABネットワーク100に関して上で説明されるものと同一である。
便宜上および明確性のために、いくつかのIABノードおよびUEのみが、IABネットワーク200内に示される。より多くのアクセスIABノードおよび中間IABノードがIABネットワーク内に存在し得、各IABノードは、1つ以上のUEに同時にサービス提供し得ることを理解されたい。
分割アーキテクチャとIABアーキテクチャ技術とのそのような組み合わせられた実装は、UEデータパケットを中継するためのデータ転送経路に沿ったIABノード上にバックホール(BH)RLCチャネルを構成する方法、着信および発信BH RLCチャネルをマッピングする方法、リンク失敗が起こるときの新しいルーティング経路および発信BH RLCチャネルを見出す方法等の問題点を提起し得る。
例示的実施形態を用いて上記の問題点に対処する前に、本開示は、ユーザプレーントラフィック、制御プレーントラフィック、および動作および管理(OAM)トラフィックを含む、IABネットワーク200内のトラフィックタイプを簡単に紹介する。
(ユーザプレーン(UP)トラフィック)
IABネットワーク200では、UE208aまたは208bが、その専用データ無線ベアラ(DRB)を設定すると、バックホールRLCチャネル(バックホール無線ベアラとも称される)も、ドナーCU204に向かう転送データ経路に沿ったIABノードにおいて設定/修正されるべきである。IABネットワークのためのIPSecセキュリティ保護を伴う例示的ユーザプレーンプロトコルスタックが、図3に示される。図から分かるように、適合層(バックホール適合プロトコル層、BAP層とも称される)は、RLC層の上方にある。適合層は、IABネットワーク200内のルーティングおよびベアラマッピングに対処する。
IABノード206d DUが、データパケットをそのアクセスUE208bのDRBから受信すると、それは、汎用パケット無線サービストンネリングプロトコルユーザプレーン(GTP-U)ヘッダ、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)ヘッダ、およびインターネットプロトコル(IP)ヘッダをアップリンク(UL)データパケットにカプセル化し、次いで、それをルーティングおよびベアラマッピングのための適合層に送達し得る。次いで、適合層(または適合エンティティ)は、BAPルーティング識別子(ID)を含み得る、BAPサブヘッダを追加し、それを発信リンクの発信BH RLCチャネルに送達し、最後に、それを上流IABノードDUに伝送する。
ダウンリンク(DL)PDCP PDUに関して、ドナーCU205は、GTP-U/UDP/IPヘッダをDLデータパケットにカプセル化し、それをF1-Uトンネルを介して、ドナーDU205に伝送する。異なるUE DRBからのデータパケットまたは異なるQoSを有するデータパケットを区別すべきドナーDUのために、ドナーCU205は、これらのDLデータパケットのために、IPv6フローラベルを埋めること、または差別化サービスコードポイント(DSCP)マーキングを実施することを行い得る。DLデータパケットを受信すると、ドナーDU205の適合層は、ルーティングおよびベアラマッピングを実施し得る。特に、適合層は、BAPルーティングIDを含むBAPサブヘッダを追加し、それを発信リンクの発信BH RLCチャネルに送達し、最後に、それを下流IABノードMTに伝送する。
206aおよび206b等の中間IABノードに関して、それは、着信と発信とのBH RLCチャネルマッピングテーブルおよびルーティングテーブルで構成され得る。着信BH RLCチャネルからのデータパケットを受信すると、中間IABノードは、データパケットをBAP層に送達し、BAP層は、ルーティングテーブルに基づいて、発信リンクを見出し、データパケットを発信BH RLCチャネルにマッピングする。
(制御プレーン(CP)トラフィック)
UEベアラ関連ユーザプレーントラフィックに加え、制御プレーントラフィックが存在する。SRB0、SRB1、SRB2、SRB3は、異なるタイプのRRCシグナリングをUEとgNBとの間で搬送するためにNRにおいて定義され、それらは、異なる論理チャネル優先順位を有する。IABネットワーク200は、3つのタイプの制御プレーンシグナリングを有する:1)UEのRRCシグナリング、2)MTのRRCシグナリング、および、3)DUのF1-APシグナリング。図4A-4Cは、セキュリティ保護を伴うUEのRRC、MTのRRC、およびDUのF1-APのためのプロトコルスタックを示す。これらの例では、適合層は、RLCの上部に常駐し、IP-層を搬送する。
示されるように、UEおよびMTのRRCシグナリングの両方は、F1APメッセージの中にカプセル化される。制御プレーンシグナリングは、以下のカテゴリに分けられることができる。
非UE/MT関連F1シグナリング:それは、IABノード/ドナーDUとドナーCUとの間のF1インターフェース管理、システム情報転送、ページング、および警告メッセージ伝送のために使用される。
UE関連F1シグナリング:それは、UEコンテキスト管理およびRRCメッセージ転送のために使用される。RRCメッセージ転送に関して、それは、UE関連F1APシグナリング内にカプセル化される。含まれるRRCシグナリングタイプに基づいて、UE関連F1APメッセージは、以下のタイプのうちの少なくとも1つであることができる:UE SRB0、UE SRB1、UE SRB2、UE SRB3、UE非SRB。ここで、「UE非SRB」は、UEのRRCシグナリングをピギーバックしないUEコンテキスト管理関連メッセージを示す。
MT関連F1シグナリング:それは、MTコンテキスト管理およびRRCメッセージ転送のために使用される。RRCメッセージ転送に関して、それは、MT関連F1APシグナリング内にカプセル化される。含まれるRRCシグナリングタイプに基づいて、MT関連F1APメッセージは、以下のタイプのうちの少なくとも1つであることができる:MT SRB0、MT SRB1、MT SRB2、MT SRB3、MT非SRB。ここで、「MT非SRB」は、MTのRRCシグナリングをピギーバックしないMTコンテキスト管理関連メッセージを示す。
SCTP4方向ハンドシェイクシグナリング:IABノードDUが、ドナーCUとのF1-C接続を設定すると、それは、SCTP関連付けを設定する必要がある。最初に、IABノードDUが、INITをドナーCUに送信する。次いで、ドナーCUが、INIT-ACKで応答する。INIT-ACKを受信すると、IABノードDUが、COOKIE-ECHOをドナーCUに送信し、ドナーCUが、COOKIE-ACKで応答する。その後、IABノードDUが、F1設定メッセージをドナーCUに伝送し得る。IABノードDUによって生成されたSCTP4方向ハンドシェイク関連シグナリングは、直接、その共同設置されたIABノードMTのBAP層に送達されることに留意されたい。IABノードMTのBAP層は、ルーティングを実施し、ルーティング経路および発信リンクを見出し、次いで、ドナーCUへの後続マルチホップ伝送のために、それを発信BH RLCチャネルにマッピングする。
(OAMトラフィック)
IABノードDUに関して、それは、そのOAMサーバに結合され、アラームおよびトラフィックカウンタ情報をそのOAMシステムに送信し得、OAMシステムから、コマンド、構成データ、およびソフトウェアダウンロード(例えば、機器ソフトウェアアップグレードのため)を受信する。OAMトラフィックは、図5Aおよび5Bに示されるように、通常のPDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)を介して、または、図5Cおよび5Dに示されるように、バックホールIP層を介して、送達され得る。
PDUセッションベースのOAMトラフィック伝送に関して、OAMトラフィックのために要求されるQoSは、通常のUEのPDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)として取り扱われる。PDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)確立プロシージャ中、コアネットワークは、QoS情報をドナーCUに提供する。バックホールIP層ベースのOAMトラフィック伝送に関して、OAMトラフィックは、適合層の上部のIP層を使用する。IABノードMTのために要求されるPDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)は、存在しない。
PDUセッションベースのOAMトラフィック伝送に関して、OAMトラフィックのために要求されるQoSは、通常のUEのPDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)として取り扱われる。PDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)確立プロシージャ中、コアネットワークは、QoS情報をドナーCUに提供する。バックホールIP層ベースのOAMトラフィック伝送に関して、OAMトラフィックは、適合層の上部のIP層を使用する。IABノードMTのために要求されるPDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)は、存在しない。
概して、ベアラマッピングは、以下の3つのシナリオにおいて生じる。
(1)ULトラフィックのためのIABノードにおけるUP/CP/OAMパケットからBH RLCチャネルへのマッピング
UL UP/CP/OAM IPパケットを受信すると、IABノードは、それをIABノードの適合層に送達し、適合層は、ルーティングを実施し、発信リンク(すなわち、次のホップIABノード)を選択し、ULパケットを発信リンク上のBH RLCチャネルにマッピングする。
(2)DLトラフィックのためのIABドナーDUにおけるUP/CP/OAMデータパケットからBH RLCチャネルへのマッピング
IABドナーCUまたはOAMサーバからのDLパケットを受信すると、IABドナーDUは、IPパケットをIABドナーDUの適合層に送達し、適合層は、ルーティングを実施し、発信リンク(すなわち、次のホップIABノード)を選択し、DLパケットを発信リンク上のBH RLCチャネルにマッピングする。
(3)ULおよびDLパケットの両方のための中間IABノードにおける着信と発信とのBH RLCチャネルマッピング。
着信BH RLCチャネルからのパケットを受信すると、中間IABノードは、ルーティングを実施し、発信リンクを選択し、パケットを発信BH RLCチャネルにマッピングする。
要するに、ルーティングおよびベアラマッピングをサポートするために、BH RLCチャネル、ルーティングテーブル、ルーティング選択テーブル、およびベアラマッピングテーブルが、IABノードおよびドナーDUのために構成されるべきである。上で議論されるように、IABノードは、DU部分と、MT部分とを含む。対応して、適合層(またはBAP層)も、DU部分と、MT部分とを有する。DU部分は、F1APを通して構成される一方、MT部分は、RRCを通して構成される。ルーティングおよびベアラマッピングに関連する構成は、下で議論される。
(BH RLCチャネル構成)
例として、IABノード206dが、IABネットワーク200に接続すると、それは、最初に、通常のUEのように、初期アクセスを実施する。しかしながら、それは、そのIABノードステータスをRRC設定完了メッセージにおいて示し得る。その後、IABノード206dは、オペレータのネットワークと認証し、IP接続性を確立し、OAM構成のためのOAM機能性に到達する。上で議論されるように、PDUセッションベースのOAMトラフィック伝送に関して、OAMトラフィックのために要求されるQoSは、通常のUEのPDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)として取り扱われる。PDUセッション(SAのため)またはPDN接続(NSAのため)確立プロシージャ中、コアネットワーク202は、QoS情報をドナーCU204に提供し、ドナーCU204は、OAMトラフィック伝送のために、IABノードMTのためのDRBを確立する。しかしながら、バックホールIP層ベースのOAMトラフィック伝送に関して、OAMトラフィックは、適合層の上部のIP層を使用する。IABノード206d MTは、OAMトラフィック伝送のために、BH RLCチャネルを確立することが必要である。
ある実施形態において、図6を参照すると、ドナーCU204は、RRC設定完了メッセージ等のトリガメッセージをIABノード206d MTから受信し、ネットワーク認証を終了する。次いで、ドナーCU204は、BH RLCチャネルの第1の構成情報をIABノード206d MTの親IABノード206a DUに送信する。IABノード206a DUが、第1の構成情報をドナーCU204から受信後(ステップ610)、IABノード206a DUは、第1の構成情報を使用して、BH RLCチャネルを構成し得る(ステップ620)。第1の構成情報は、BH RLC設定情報、BH RLC修正情報、またはBH RLC解放情報であり得る。随意に、第1の構成情報は、親IABノード206a DUへのF1APメッセージを介して、設定/修正/解放されるべきBH RLCチャネルのリストを含み得る。随意に、第1の構成情報は、データ転送経路に沿った中間IABノードDUおよびドナーDU205にも送信され得る。
各設定/修正/解放されるべきBH RLCチャネルに関して、第1の構成は、以下のフィールドうちの少なくとも1つを含み得る:BH RLCチャネルID、BH RLCチャネルタイプ(ベアラタイプとも称される)、BH RLCチャネルQoS情報、RLCモード等。それらのうち、BH RLCチャネルタイプは、以下のうちの1つであり得る:ユーザプレーンデータ/UEベアラ、制御シグナリング、デフォルトBH RLCチャネル、例外の場合のためのBH RLCチャネル、OAMトラフィック等。制御シグナリングタイプは、以下のタイプのうちの少なくとも1つを含み得る:非UE関連F1APシグナリング、MT関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、MT非SRB F1AP。BH RLCチャネルQoS情報に関して、それは、以下の情報のうちの少なくとも1つを含み得る:5QI、ARP、GBR QoS情報、論理チャネル優先順位等。OAMトラフィックに関して、ドナーCU204は、親IABノード206a DUをデフォルトBH RLCチャネルまたはOAMトラフィックのために特有のBH RLCチャネルで構成し得る。
親IABノード206a DUに関して、受信されたBH RLCチャネル構成がドナーCU204からの論理チャネル優先順位情報を含む場合、それは、BH RLCチャネルに関連付けられた論理チャネルのための論理チャネル優先順位を使用し得る。次いで、親IABノード206a DUは、RLC構成、mac-論理チャネル構成等を生成し、RRC構成のために、それをドナーCU204に送信する。
他方で、ドナーCU204は、RRC再構成メッセージをIABノード206d MTに送信し得、RRC再構成メッセージは、BH RLCチャネルに関する第2の構成情報を含む。別の実施形態において、図6を参照すると、IABノード206d MTが、第2の構成情報をドナーCU204から受信(ステップ610)後、IABノード206d MTは、第2の構成情報を使用して、BH RLCチャネルを構成し得る(ステップ620)。RRCシグナリングベースの第2の構成は、以下のフィールドのうちの少なくとも1つを含み得る:BH RLCチャネルID、BH RLCチャネルタイプ、rlc-構成、およびmac-論理チャネル構成等。それらのうち、BH RLCチャネルタイプは、以下のうちの1つであり得る:ユーザプレーンデータ/UEベアラ、制御シグナリング、デフォルトBH RLCチャネル、例外の場合のためのBH RLCチャネル、OAMトラフィック等。制御シグナリングタイプは、以下のタイプのうちの少なくとも1つを含み得る:非UE関連F1APシグナリング、MT関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、MT非SRB F1AP。
さらに、IABノード206d MTは、制御プレーンシグナリング送達のためのBH RLCチャネルで構成される必要がある。これらのBH RLCチャネルは、IABノード統合プロシージャ中、SCTP4方向ハンドシェイクおよびF1-C設定シグナリング伝送のために使用され得る。具体的に、BH RLCチャネルタイプは、非UE/MT関連F1APシグナリングであることができる。代替として、論理チャネル優先順位は、ドナーCUによって送信されるBH RLCチャネル構成内に含まれ得る。一方、親IABノード206a DUも、制御プレーンシグナリング送達のために、BH RLCチャネルで構成されるべきである。
送達される制御プレーンシグナリングのためのBH RLCチャネルが、IABノード206d MTおよび親IABノード206a DUにおいて構成されると、IABノード206d MTは、SCTP関連付けを開始し、次いで、制御プレーンシグナリングのためのBH RLCチャネルを介するF1-Cインターフェースを設定し得る。
その後、IABノード206d DUは、サービスをUEまたは他のIABノードに提供することができる。アクセスUE208bが、IABノード206d DUに接続すると、ドナーCU204は、IABノード206d MTと親IABノード206a DUとの間のUE関連シグナリングのためのBH RLCチャネルを構成することをさらに決定し得る。同様に、ドナーCU204は、F1APメッセージを介して、BH RLCチャネル設定情報をIABノード206d MTの親IABノード206a DUに送信し得、F1APメッセージは、BH RLCチャネルの構成情報を含む。ベアラタイプは、UE/MT関連シグナリングである。ベアラタイプはまた、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1APであることができる。代替として、ドナーCU204は、このBH RLCチャネルのために、より高い論理チャネル優先順位を構成し得る。他方で、ドナーCU204によってIABノード206d MTに送信されるRRCシグナリングベースのBH RLCチャネル構成は、UE関連シグナリングのためのBH RLCチャネルを含み得る。ベアラタイプは、UE/MT関連シグナリングのための制御プレーンシグナリング、またはUE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP等のより詳細なベアラタイプを示す。
最後に、アクセスUE208bは、サービス要求を開始し得る。アクセスUEのQoSフローをサポートするために、コアネットワーク202は、PDUセッションリソース設定/修正要求メッセージをドナーCU204に送信する。PDUセッションリソース設定/修正要求メッセージを受信すると、ドナーCU204は、1つ以上のDRBを確立することを決定し、BH RLCチャネルを関連付ける。ドナーCU204は、F1APメッセージを介して、BH RLCチャネル設定/修正/解放情報をドナーDU205のみならず、データ転送経路に沿ったIABノード206d DUにも送信する。BH RLCチャネル設定/修正/解放情報は、設定/修正/解放されるべきBH RLCチャネルのリストを含む。具体的に、それは、以下のフィールドのうちの少なくとも1つを含み得る:BH RLCチャネルID、BH RLCチャネルタイプ、BH RLCチャネルQoS情報、RLCモード等。それらのうち、BH RLCチャネルタイプは、ユーザプレーンデータ/UEベアラであるべきである。
他方で、ドナーCU204は、RRC再構成メッセージをIABノード206d MTに送信し、BH RLCチャネルを構成し得る。BH RLCチャネル構成は、以下のフィールドのうちの少なくとも1つを含む:BH RLCチャネルID、BH RLCチャネルタイプ、rlc-構成、およびmac-論理チャネル構成等。BH RLCチャネルタイプは、ユーザプレーンデータ/UEベアラであり得る。UEベアラおよびBH RLCチャネル構成がIABノード206dおよびドナーDU205において完了されると、UEのデータパケットは、IABネットワークを介して、ドナーCU204におよびそれから送達され得る。
BH RLCチャネルタイプは、BH RLCチャネル構成のための1つのフィールドとして明示的に示され得る。代替として、異なるタイプのBH RLCチャネルは、暗示的に構成され得る。例えば、BH RLCチャネル構成は、ユーザプレーンのためのBH RLCチャネルの組と、制御プレーンのためのBH RLCチャネルの組とを別個に含む。
別の実施形態において、IPv6フローラベル/DSCP/GTP-TEID/SCTPストリーム識別子が、IABノード206d MTが、ULIPパケットタイプを区別し、次いで、ルーティングおよびベアラマッピングを実施するために使用される。したがって、各BH RLCチャネルに関連付けられたIPv6フローラベル/DSCP/GTP-TEID/メッセージタイプ/SCTPストリーム識別子を対応するBH RLCチャネル構成情報内に含むことが必要である。ドナーCU204は、次いで、RRC再構成メッセージを介して、そのようなBH RLCチャネル構成情報をIABノード206d MTに送信する。
代替として、ドナーCU204は、UL GTP-Uトンネル構成を関連IPv6フローラベル/DSCP情報とともに、IABノード206d DUに送信し得る。アクセスIABノード206d DUは、この情報を利用して、GTP/UDP/IPヘッダをカプセル化し得る。
(BAPルーティング選択およびルーティング構成)
CP/UP/OAMトラフィックのマルチホップルーティングをサポートするために、各IABノードおよびドナーDUに関して、ルーティング情報を構成することが必要である。概して、ルーティング情報は、ルーティングエントリのリストを含む。各ルーティングエントリは、BAPルーティングIDと、発信リンクとを含む。BAPルーティングIDは、BAPアドレスと、BAP経路IDとを含み得る。各BAPアドレスは、唯一の宛先(IABネットワークに関して唯一であり、IABアクセスノードまたはIABドナーDUのいずれかである)を定義する。各BAPアドレスは、ルーティングテーブル内に1つまたは複数のエントリを有し、ローカルルート選択を有効にすることができる。複数のエントリは、無線リンク失敗(RLF)における再ルーティングのために使用されることができる。
ある実施形態において、図7を参照すると、ドナーCU204は、ドナーDU205およびアクセスIABノード206dに関するルーティング選択情報を構成し、次いで、構成されたルーティング選択情報をドナーDU205およびアクセスIABノード206dに送信する。ドナーDU205およびアクセスIABノード206dは、ルーティング選択情報を受信し(ステップ710)、次いで、ルーティング選択情報を使用して、パケット伝送のためのルーティング経路を選択し得る(ステップ720)。ルーティング選択情報は、ルーティング選択エントリのリストを含み得、各エントリは、宛先IPアドレスと、BAPルーティングIDとを含み得る。随意に、ルーティング選択エントリは、以下の情報のうちの少なくとも1つを含み得る:IPv6フローラベル、DSCP、DL GTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子。
ドナーDU205が、DLパケットを受信すると、それは、IP/GTP/SCTP/F1AP/TCPヘッダを検出し、潜在的宛先IPアドレス、IPヘッダ内のIPv6フローラベルプロトコル識別子およびDSCPフィールド、GTPヘッダ内のDL GTP-TEID、SCTPヘッダ内のSCTPストリーム識別子、F1APメッセージ内のメッセージタイプを見出す。次いで、構成されたルーティング選択情報に基づいて、ドナーDU205は、宛先IPアドレスの合致するフィールドを用いて、ルーティング選択エントリを得る。複数の合致するルーティング選択エントリが、見出され得る場合、ドナーDU205は、IPv6フローラベル、DSCP、DL GTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子等の他のフィールドをさらにチェックし得る。次いで、ドナーDU205は、最大数の合致するフィールドを伴うルーティング選択エントリのBAPルーティングIDを選択する。
ルーティング選択後、ドナーDU205は、BAPルーティングIDを伴うBAPヘッダをDLパケットに追加する。次いで、ドナーDU205は、ルーティングテーブルをチェックし、合致するBAPルーティングIDを伴うルーティングエントリを特定し、次いで、関連発信リンク識別子を得ることもある。発信リンク識別子は、子IABノードMTを識別し得る。したがって、ドナーDU205は、DL伝送のために、DLパケットを対応する子IABノードMTを伴う発信BH RLCチャネルに送達する。ルーティング選択テーブルおよびルーティングテーブルは、ドナーCU204によって構成されるので、ドナーCU204は、負荷平衡ルーティングを実現するように、異なるルーティング経路を異なるトラフィックフローに割り当てることができる。
下流IABノードに関して、それが、DLパケットを親IABノードから受信すると、下流IABノードは、BAPヘッダ内に含まれるBAPルーティングIDを検出する。BAPルーティングID内に含まれるBAPアドレスがそれ自体を指す場合、下流IABノードは、BAPヘッダを除去し、このパケットを上位層に送達する。そうでなければ、IABノードは、ルーティングテーブルをチェックし、BAPルーティングIDの発信リンク識別子を合致したルーティングエントリから得る。最後に、IABノードは、DL伝送のために、DLパケットをMT発信リンク識別子によって識別される対応する子IABノードを伴う発信BH RLCチャネルに送達する。
ULパケットに関して、IABノードは、ULルーティング選択に関するルーティング選択情報でも構成され得る。概して、ルーティング選択のためのULパケットは、以下のカテゴリに分けられることができる。
(1)IABノードDUによってサービス提供されるアクセスUEからのULデータパケット
別の実施形態において、図7を参照すると、ドナーCU204は、IABノード206d MTに関するルーティング選択情報を構成し、次いで、RRCシグナリングを介して、構成されたルーティング選択情報をIABノード206d MTに送信する。IABノード206d MTは、ルーティング選択情報を受信し(ステップ710)、次いで、ルーティング選択情報を使用して、パケット伝送のためのルーティング経路を選択し得る(ステップ720)。構成されたルーティング選択情報は、ルーティング選択エントリのリストを含む。各ルーティング選択エントリは、宛先IPアドレスと、BAPルーティングIDとを含む。随意に、各ルーティング選択エントリは、以下の情報のうちの少なくとも1つを含み得る:IPv6フローラベル、DSCP、UL GTP-TEID、UE/MT、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子。IABノード206dのBAP層が、GTP/UDP/IPヘッダを有するULデータパケットを受信すると、それは、IP/GTPヘッダを検出し、潜在的宛先IPアドレス、IPヘッダ内のIPv6フローラベルプロトコル識別子およびDSCPフィールド、GTPヘッダ内のUL GTP-TEIDを見出す。次いで、構成されたルーティング選択情報に基づいて、IABノード206d MTは、宛先IPアドレスの合致するフィールドを用いて、ルーティング選択エントリを得る。複数の合致するルーティング選択エントリが、見出され得る場合、IABノード206d MTは、IPv6フローラベル、DSCP、UL GTP-TEID等の他のフィールドをさらにチェックする。次いで、IABノード206dのBAPエンティティは、最大数の合致するフィールドを伴うルーティング選択エントリのBAPルーティングIDを選択する。他方で、それは、GTP/UDP/IPヘッダをカプセル化するIABノード206d DUであるので、それは、直接、GTP-TEID/アクセスUE情報を有するこのULパケットをBAP層に送達し得る。これらの情報に基づいて、IABノード206dのBAPエンティティは、ULデータパケットのための関連BAPルーティングIDを得ることもある。
(2)アクセスUEのためのUE関連シグナリングまたはIABノードDUによってサービス提供される子IABノードMTのためのMT関連F1APシグナリング。
図7を参照して説明される上記の実施形態と同様、ドナーCU204は、IABノード206d MTに関するルーティング選択情報を構成し、次いで、RRCシグナリングを介して、構成されたルーティング選択情報をIABノード206d MTに送信し得る。ルーティング選択情報は、ルーティング選択エントリのリストを含む。各ルーティング選択エントリは、宛先IPアドレスと、BAPルーティングIDとを含む。随意に、各ルーティング選択エントリは、以下の情報のうちの少なくとも1つを含み得る:IPv6フローラベル、DSCP、UL GTP-TEID、UE/MT、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子。ここで、メッセージタイプは、以下のうちの1つであり得る:非UE関連F1APシグナリング、非MT関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、MT非SRB F1AP。IABノード206d DUは、SCTP/IPヘッダを用いて、RRCシグナリングを1つのF1APメッセージの中にカプセル化する。
IABノード206d DUは、SCTP/IPヘッダを用いて、RRCシグナリングをF1APメッセージの中にカプセル化する。ある実施形態において、図8を参照すると、IABノードのBAP層がSCTP/IPヘッダに基づいてBAPルーティングIDを決定するために、ドナーCU204は、ユーザベアラ構成情報を生成し、次いで、ユーザベアラ構成情報をIABノード206d DUに送信する。ユーザベアラ構成情報は、UE関連F1APシグナリングまたはMT関連F1APシグナリングに関連付けられたIpv6フローラベル、DSCP、SCTPストリーム識別子を含み得る。ユーザベアラ構成を受信後(ステップ810)、IABノード206d DUは、それをF1APメッセージのSCTP/IPヘッダの中に埋め込み得る(ステップ820)。
別の実施形態において、ユーザベアラ構成情報は、異なるシグナリングメッセージタイプに関連付けられたIpv6フローラベル、DSCP、SCTPストリーム識別子を含み得る。シグナリングメッセージタイプは、SRB0からのUEのRRCシグナリング、SRB1からのUEのRRCシグナリング、SRB2からのUEのRRCシグナリング、SRB3からのUEのRRCシグナリング、SRB0からのMTのRRCシグナリング、SRB1からのMTのRRCシグナリング、SRB2からのMTのRRCシグナリング、およびSRB3からのMTのRRCシグナリングを含み得る。随意に、ドナーCU204は、各シグナリングメッセージタイプのために、異なるIpv6フローラベル/DSCP/SCTPストリーム識別子値を生成し得る。続いて、ドナーCU204は、ユーザベアラ構成情報をIABノード206d DUに送信する。構成に基づいて、IABノード206d DUは、対応して、F1APメッセージのSCTP/IPヘッダのIpv6フローラベル/DSCP/SCTPストリーム識別子フィールドを埋め得る。
次いで、IABノード206dのBAP層が、IP/GTPヘッダを検出し、潜在的宛先IPアドレス、IPヘッダ内のIPv6フローラベルプロトコル識別子およびDSCPフィールド、SCTPヘッダ内のSCTPストリーム識別子を見出す。構成されたルーティング選択情報に基づいて、IABノード206dは、宛先IPアドレスの合致するフィールドを用いて、ルーティング選択エントリを得る。複数の合致するルーティング選択エントリが見出され得る場合、IABノード206dは、IPv6フローラベル、DSCP、SCTPストリーム識別子等の他のフィールドをさらにチェックする。次いで、IABノードのBAPエンティティは、最大数の合致するフィールドを伴うルーティング選択エントリのBAPルーティングIDを選択する。他方で、それは、SCTP/IPヘッダをカプセル化するIABノード206dのDU部分であるので、それは、直接、このULパケットをメッセージタイプ情報とともに、IABノード206dのBAP層に送達し得る。これらの情報に基づいて、IABノード206dのBAPエンティティは、ULデータパケットのための関連BAPルーティングIDを得る。
(3)IABノードDUからの非UE/MT関連F1APメッセージ
ドナーCU204は、RRCシグナリングを介して、ルーティング選択構成情報をIABノード206d MTに送信し得、ルーティング選択構成情報は、ルーティング選択エントリのリストを含む。各ルーティング選択エントリは、宛先IPアドレスと、BAPルーティングIDとを含む。随意に、各ルーティング選択エントリは、以下の情報のうちの少なくとも1つを含み得る:IPv6フローラベル、DSCP、UL GTP-TEID、UE/MT、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子。ここで、メッセージタイプは、以下のうちの1つであり得る:非UE関連F1APシグナリング、非MT関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、MT非SRB F1AP。
さらに、ドナーCU204は、非UE関連F1APシグナリングまたは非MT関連F1APシグナリングに関連付けられたIpv6フローラベル/DSCP/SCTPストリーム識別子構成をIABノード206d DUに送信し得る。IABノードのBAP層は、IP/GTPヘッダを検出し、潜在的宛先IPアドレス、IPヘッダ内のIPv6フローラベルプロトコル識別子およびDSCPフィールド、SCTPヘッダ内のSCTPストリーム識別子を見出す。次いで、構成されたルーティング選択情報に基づいて、IABノード206dは、宛先IPアドレスの合致するフィールドを用いて、ルーティング選択エントリを得る。複数の合致するルーティング選択エントリが、見出され得ることができない場合、IABノード206dは、IPv6フローラベル、DSCP、SCTPストリーム識別子等の他のフィールドをさらにチェックする。次いで、IABノード206dのBAPエンティティは、最大数の合致するフィールドを伴うルーティング選択エントリのBAPルーティングIDを選択する。他方で、それは、SCTP/IPヘッダをカプセル化するIABノード206d DUであるので、それは、直接、このULパケットをメッセージタイプ情報とともに、BAP層に送達し得る。これらの情報に基づいて、IABノード206dのBAPエンティティは、ULデータパケットのための関連BAPルーティングIDを得ることができる。
(4)IABノードDUからのSCTP4方向ハンドシェイクシグナリング
このシグナリングは、非UE関連F1APシグナリングまたは非MT関連F1APシグナリングと見なされ、他の非UE/MT関連F1APシグナリングと同じ方法において処理され得る。
(5)IABノードDUからのOAMトラフィック
ある実施形態において、IABノード206d DUからのOAMトラフィックに関する宛先IPアドレスは、OAMサーバである。ドナーCU204は、OAMサーバのIPアドレスを認知していないこともあり、ルーティング選択エントリを宛先IPアドレスとしてのOAMサーバで構成しないこともある。この場合、IABノード206dは、それがOAMトラフィックであることを検出し、次いで、未知のIPアドレス報告をドナーCU204に送信し得る。ドナーCU204の側で、ある実施形態において、ドナーCU204は、未知の宛先IPアドレスに関する報告を受信する。次いで、ドナーCU204は、報告されるIPアドレスに関連付けられたルーティング情報をIABノード206dに送信する。例えば、ドナーCU204は、ルーティング選択情報を報告されるIPアドレスとBAPルーティングIDとの間のマッピングで再構成し、ルーティング選択情報をIABノード206dに送信し得る。別の例に関して、ドナーCU204は、デフォルトBAPルーティングID構成をIABノード206dに送信し得る。IABノード206dが、その宛先IPアドレスが合致するルーティング選択エントリを有していないパケットを検出すると、IABノードは、パケットとデフォルトBAPルーティングIDを関連付け得る。
(ベアラマッピング構成)
ドナーDU205が、BAPルーティングIDを選択し、BAPサブヘッダをDLパケットに追加後、ドナーDU205は、ベアラマッピングを実施し、DLパケットを発信BH RLCチャネルにマッピングする必要がある。ある実施形態において、図9を参照すると、ドナーCU204は、ドナーDU205に関するベアラマッピング構成情報を構成し、次いで、例えば、F1APメッセージを介して、ベアラマッピング構成情報をドナーDU205に送信する。ドナーDU205は、ベアラマッピング構成情報を受信し(ステップ910)、ベアラマッピング構成を使用して、パケット伝送のための発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択し得る(ステップ920)。ベアラマッピング構成情報は、ベアラマッピングエントリのリストを含み得る。各ベアラマッピングエントリは、発信BH RLCチャネルIDを含み得る。随意に、ベアラマッピングエントリはさらに、以下のフィールド、すなわち、宛先IPアドレス、IPv6フローラベル、DSCP、DL GTP-TEID、UL GTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子のうちの少なくとも1つを含み得る。
IABノード206d等のアクセスIABノードに関して、別の実施形態において、図9を参照すると、ドナーCU204は、ドナーDU205に関するベアラマッピング構成情報を構成し、次いで、例えば、RRCシグナリングを介して、ベアラマッピング構成をIABノード206dに送信する。IABノード206dは、ベアラマッピング構成情報を受信し(ステップ910)、ベアラマッピング構成を使用して、パケット伝送のための発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択し得る(ステップ920)。同様に、ベアラマッピング構成情報は、ベアラマッピングエントリのリストを含み得る。各エントリは、発信BH RLCチャネルIDを含む。随意に、ベアラマッピングエントリは、以下のフィールドのうちの少なくとも1つをさらに含み得る:宛先IPアドレス、IPv6フローラベル、DSCP、DL GTP-TEID、UL GTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、プロトコル識別子。ここで、メッセージタイプは、以下のうちの1つであり得る:非UE関連F1APシグナリング、MT関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、MT非SRB F1AP。さらに、ドナーCU204は、非UE関連F1APシグナリングまたは非MT関連F1APシグナリングに関連付けられたIpv6フローラベル/DSCP/SCTPストリーム識別子構成をIABノード206d DUに送信し得る。ULパケットを受信すると、アクセスIABノード206dは、合致するエントリを決定し、次いで、発信リンク上の発信BH RLCチャネルを導出する。
(リンク失敗ハンドリング)
IABノード206a等のIABノードMT/DUが、UL/DLパケットの発信リンク失敗を検出すると、IABノード206a MT/DUは、UL/DLパケットのためのバックアップルーティング経路を見出す必要がある。ある実施形態において、図10を参照すると、IABノード206a MT/DUは、元のルーティング経路の発信リンクを介したパケットの伝送における失敗を検出する(ステップ1010)。そのような失敗の検出に応答して、IABノード206a MT/DUは、パケットに関するバックアップルーティング経路のBAPルーティングIDを選択し(ステップ1020)、次いで、パケットを伝送するために、バックアップルーティング経路の発信リンクを選択する(ステップ1030)。
ステップ1020では、パケットが、DLパケットである場合、IABノード206a DUは、そのBAPルーティングIDが、元のルーティング経路と同じ宛先BAPアドレスに関連付けられるが、元のルーティング経路と異なる発信リンクを有するバックアップルーティング経路を選択し得る。パケットが、ULパケットである場合、IABノード206a MTは、元の経路と異なる発信リンクを有するバックアップルーティング経路を選択し得る。そのようなバックアップルーティング経路が、ルーティングテーブルから選択されると、IABノード206a MT/DUは、UL/DLパケットのBAPヘッダ内で搬送されるBAPルーティングIDをバックアップルーティング経路の新しいBAPルーティングIDに設定し得る。
ステップ1030では、IABノード206a MT/DUは、パケット伝送のためのバックアップルーティング経路の発信リンク上の発信BH RLCチャネルを選択し、それは、種々の様式において実装されることができる。
ある実装では、パケット再ルーティングに関して、IABノード206a MT/DUは、常時、デフォルトBH RLCチャネルを使用して、パケットを伝送する。
別の実装では、IABノード206a MT/DUは、ベアラマッピングテーブル等のベアラマッピング構成情報を検索する。バックアップルーティング経路の発信リンク上の発信BH RLCチャネルと、UL/DLパケットを受信する着信BH RLCチャネルとの間のベアラマッピングエントリが、特定されると、IABノード206a MT/DUは、パケット伝送のために、この発信BH RLCチャネルを使用し得る。
IABノード206d MT/DU等のアクセスIABノードまたはドナーDU205に関して、それは、UL/DLパケットのパケットタイプ情報に基づいて、バックアップルーティング経路の発信リンク上の発信BH RLCチャネルのためのベアラマッピング構成を検索し得る。パケットタイプ情報は、UL/DLパケットのIPv6フローラベル、DSCP、宛先IPアドレス、GTP-TEID/SCTPストリーム識別子、およびメッセージタイプ情報を含み得る。IABノード206dまたはドナーDU205が、そのような発信BH RLCチャネルをベアラマッピング構成内で特定すると、それは、この発信BH RLCチャネルをUL/DLパケット伝送のためのバックアップBH RLCチャネルとして使用し得る。しかしながら、そのような発信BH RLCチャネルが、特定されないと、IABノード206dまたはドナーDU205は、バックアップルーティング経路の発信リンク上のデフォルトBH RLCチャネルをパケット伝送のためのバックアップBH RLCチャネルとして利用し得る。
随意に、IABノード206a MT/DUは、発信BH RLCチャネルマッピングのための論理チャネル/BH RLCチャネル優先順位閾値をドナーCU204から取得し得る。チャネル優先順位閾値は、ドナーCU204によって構成され得る。したがって、発信リンク失敗が、元のルーティング経路上で検出されると、特定された発信BH RLCチャネルが、構成された論理チャネル/BH RLCチャネル優先順位閾値以上の論理チャネル/BH RLCチャネル優先順位を有する場合のみ、IABノード206a MT/DUは、バックアップルーティング経路の発信リンク上の特定された発信BH RLCチャネルをバックアップBH RLCチャネルとして使用し得る。そうでなければ、IABノード206a MT/DUは、バックアップルーティング経路の発信リンク上のデフォルトBH RLCチャネルのみをバックアップBH RLCチャネルとして使用することができる。
発信リンクおよび発信BH RLCチャネルの両方が、バックアップルーティング経路上で決定されると、IABノード206a MT/DUは、UL/DLパケットのBAPヘッダ内で搬送されるBAPルーティングIDをバックアップルーティング経路の新しいBAPルーティングIDに設定し得る。そうでなければ、IABノード206a MT/DUは、リンク失敗をドナーCU204に報告するか、または、再確立を実施し得る。ドナーCU204は、BH RLCチャネルを設定/修正し、ベアラマッピング、ルーティング選択、およびルーティング構成をIABノード上に再構成し得る。
さらに、2つ以上のデフォルトBH RLCチャネルが、ドナーCU204によって構成され得る。これらのデフォルトBH RLCチャネルは、異なる目的のために、例えば、制御プレーントラフィックおよびユーザプレーントラフィックのための2つのデフォルトBH RLCチャネルのために使用され得る。
(他の失敗ハンドリング)
ある実施形態において、図11を参照すると、IABノード206a MT/DUのBAPエンティティは、BAP PDUを受信し、BAP PDUが例外BAPルーティングIDを含むことを決定する(ステップ1110)。例外BAPルーティングIDは、予約BAPルーティングID、構成されていないBAPルーティングID、または無効BAPルーティングIDであることができる。次いで、IABノード206a MT/DUのBAPエンティティは、少なくとも、受信されたBAP PDUを破棄し得る(ステップ1120)。
ある実施形態において、図12を参照すると、IABノード206a MTは、パケットを伝送することにおけるBH RLCチャネルの失敗を検出する(ステップ1210)。例えば、IABノード206a MTは、このBH RLCチャネルを介したパケットの再伝送の回数が所定の閾値回数に到達すると、BH RLCチャネルが失敗したことを決定し得る。失敗に応答して、IABノード206a MTは、そのような失敗をドナーCU204に送信する(1220)。代替として、失敗に応答して、IABノード206a MTは、RRC再確立を実施し得る。
ある実施形態において、図12を参照すると、IABノード206a MTは、パケットを伝送することにおけるBAP構成の適合失敗を検出し(ステップ1210)、次いで、適合失敗に関する失敗情報をドナーCU204に送信する(ステップ1220)。失敗情報は、(1)パケット内に含まれるBH RLCルーティングIDがルーティング情報内に構成されていない、すなわち、構成されていないBAPルーティングID、(2)パケット内に含まれる宛先IPアドレスがルーティング選択情報またはベアラマッピング情報内に構成されていない、すなわち、構成されていない宛先IPアドレス、(3)ベアラマッピング情報が単一発信リンク上にパケットを伝送するための重複発信BH RLCチャネルを提示している、すなわち、重複BH RLCチャネル、および、(4)ベアラマッピング情報がパケットを伝送するための発信BH RLCチャネルを提示しておらず、デフォルトBH RLCチャネルが構成されていない、すなわち、マッピングのための適切な発信BH RLCチャネルなしを含む適合失敗の原因を含み得る。
失敗の原因が「構成されていないBAPルーティングID」である場合、失敗情報は、構成されていないBAPルーティングIDをさらに含み得る。失敗の原因が「構成されていない宛先IPアドレス」である場合、失敗情報は、構成されていない宛先IPアドレスを含みさらに得る。失敗の原因が「重複BH RLCチャネル」である場合、失敗の原因は、重複発信BH RLCチャネルのBH RLCチャネルIDと、パケットを受信する着信BH RLCチャネルのBH RLCチャネルIDとをさらに含み得る。失敗の原因が「マッピングのための適切な発信BH RLCチャネルなし」である場合、失敗情報は、パケットに関するIPv6フローラベル、DSCP、GTP-TEID、SCTPストリーム識別子、およびメッセージタイプをさらに含み得る。随意に、代替として、「マッピングのための適切な発信BH RLCチャネルなし」の場合、失敗情報は、パケットを受信する着信BH RLCチャネルのBH RLCチャネルIDをさらに含み得る。
図12の実施形態におけるIABノード206a MTと同様、ドナーDU205およびIABノード206a DUも、適合失敗を検出し、次いで、F1APメッセージを介して、失敗情報をドナーCU204に送信し得る。失敗情報は、「構成されていないBAPルーティングID」、「構成されていない宛先IPアドレス」、「重複BH RLCチャネル」、および「マッピングのための適切な発信BH RLCチャネルなし」等のBAP失敗原因を含み得る。加えて、IABノード206a DUまたはドナーDU205は、以下の情報のうちの1つを失敗情報内においてドナーCU204に送信し得る:構成されていないBAPルーティングID、構成されていない宛先IPアドレス、重複BH RLCチャネルの着信/発信BH RLCチャネルID等。「マッピングのための適切な発信BH RLCチャネルなし」の失敗原因に関して、IABノード206a DU/ドナーDU205は、データパケットのIPv6フローラベル/DSCP/GTP-TEID/SCTPストリーム識別子/メッセージタイプまたは着信BH RLCチャネルID情報をドナーCU204に報告し得る。
上記の説明および付随の図面は、具体的な例示的実施形態および実装を提供する。しかしながら、説明される主題は、種々の異なる形態において具現化され得、したがって、網羅または請求される主題は、本明細書に記載される任意の例示的実施形態に限定されないように解釈されることを意図している。請求または網羅される主題に関する合理的に広範な範囲が、意図される。とりわけ、例えば、主題は、方法、デバイス、コンポーネント、システム、またはコンピュータコードを記憶するための非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体として具現化され得る。故に、実施形態は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、記憶媒体、またはそれらの任意の組み合わせの形態をとり得る。例えば、上で説明される方法実施形態は、メモリ内に記憶されるコンピュータコードを実行することによって、メモリおよびプロセッサを含む、コンポーネント、デバイス、またはシステムによって実装され得る。
本明細書および請求項全体を通して、用語は、明示的に記載される意味以外にも文脈において示唆または含意される微妙な意味を有し得る。同様に、本明細書に使用されるような語句「一実施形態/実装では(in one embodiment/implementation)」は、必ずしも同一の実施形態を指すわけではなく、本明細書に使用されるような語句「別の実施形態/実装では(in another embodiment/implementation)」は、必ずしも異なる実施形態を指すわけではない。例えば、請求される主題が、全体的または部分的に、例示的実施形態の組み合わせを含むことを意図している。
一般に、専門用語は、少なくとも部分的に、文脈における使用から理解され得る。例えば、本明細書に使用されるような「および」、「または」、または「および/または」等の用語は、少なくとも部分的に、そのような用語が使用される文脈に依存し得る、種々の意味を含み得る。典型的に、「または」は、A、B、またはC等のリストを関連付けるために使用される場合、ここでは包括的な意味で使用されるA、B、およびC、および、ここでは排他的な意味で使用されるA、B、またはCを意味することを意図している。加えて、本明細書に使用されるような用語「1つ以上の」は、少なくとも部分的に、文脈に応じて、単数形の意味で任意の特徴、構造、または特性を説明するために使用され得る、または複数形の意味で特徴、構造、または特性の組み合わせを説明するために使用され得る。同様に、「a」、「an」、または「the」等の用語は、少なくとも部分的に、文脈に応じて、単数形の使用を伝えるように、または複数形の使用を伝えるように理解され得る。加えて、用語「~に基づく」は、必ずしも、因子の排他的セットを伝えることを意図しないように理解され得、代わりに、再び、少なくとも部分的に、文脈に応じて、必ずしも明確に説明されない追加の因子の存在を可能にし得る。
本明細書全体を通した特徴、利点、または類似する言語の言及は、このソリューションを用いて実現され得る特徴および利点の全てが、その任意の単一の実装に含まれるべきである、または含まれることを含意しない。むしろ、特徴および利点に言及する言語は、実施形態に関連して説明される具体的特徴、利点、または特性が、このソリューションの少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味するように理解される。したがって、本明細書全体を通した特徴および利点および類似する言語の議論は、必ずしもそうではないが、同一の実施形態を指し得る。
さらに、このソリューションの説明される特徴、利点、および特性は、1つ以上の実施形態において任意の好適な様式で組み合わせられ得る。当業者は、本明細書の説明に照らして、このソリューションが、特定の実施形態の具体的特徴または利点のうちの1つ以上のものを伴わずに実践され得ることを認識するであろう。他の事例では、このソリューションの全ての実施形態に存在しないこともある、追加の特徴および利点が、ある実施形態において認識され得る。
上記および他の側面およびその実装は、下記の図面、説明、および請求項により詳細に説明される。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、元のルーティング経路の発信リンクを介したパケットの伝送における失敗を検出することと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットに関するバックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットを伝送するための前記バックアップルーティング経路の発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することと
を含む、方法。
(項目2)
前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することは、前記バックアップルーティング経路を選択することを含み、
前記バックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子は、前記元のルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子を有する同じ宛先バックホール適合プロトコルアドレスに関連するが、前記元の経路と異なる発信リンクを有する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することは、前記元の経路と異なる発信リンクを有する前記バックアップルーティング経路の前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、前記パケットを伝送するための前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上のデフォルトバックホール無線リンク制御チャネルを選択することを含む、項目1-3のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、
前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルと前記パケットを受信する着信バックホール無線リンク制御チャネルとの間のベアラマッピングのための前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードのベアラマッピング構成を検索することと、
前記ベアラマッピングが存在することに応答して、伝送のために、前記パケットを前記発信バックホール無線リンク制御チャネルに送達することと
を含む、項目1-3のいずれかに記載の方法。
(項目6)
前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、
前記パケットのパケットタイプ情報に基づいて、前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルのための前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードのベアラマッピング構成を検索することと、
前記発信バックホール無線リンク制御チャネルが存在することに応答して、伝送のために、前記パケットを前記発信バックホールチャネルに送達することと
を含む、項目1-3のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記パケットタイプ情報は、発信バックホール無線リンク制御チャネルとIPv6フローラベルとの間のマッピング、差別化サービスコードポイント(DSCP)、宛先インターネットプロトコルアドレス、汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル(GTP)トンネルエンドポイント識別子(GTP-TEID)、ストリーム制御トランスポートプロトコル(SCTP)ストリーム識別子、およびメッセージタイプを含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、前記発信バックホール無線リンク制御チャネルが存在しないことに応答して、伝送のために、前記パケットを前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上のデフォルトバックホール無線リンク制御チャネルに送達することを含む、項目6または7に記載の方法。
(項目9)
前記方法は、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、発信バックホール無線リンク制御チャネルマッピングのためのチャネル優先順位閾値を取得することをさらに含み、
パケット伝送のための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、
前記発信バックホール無線リンク制御チャネルの前記優先順位が前記チャネル優先順位閾値以上である場合のみ、パケット伝送のための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することを含む、項目5-8のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記方法は、前記発信バックホール無線リンク制御チャネルの前記優先順位が前記チャネル優先順位閾値より低いことに応答して、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットを伝送するための前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上のデフォルトバックホール無線リンク制御チャネルを選択することをさらに含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記方法は、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットの前記バックホール適合プロトコルヘッダ内で搬送されるバックホール適合プロトコルルーティング識別子を前記バックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子に設定することをさらに含む、項目1-10のいずれかに記載の方法。
(項目12)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、受信されたバックホール適合プロトコルパケットデータユニットが例外バックホール適合プロトコルルーティング識別子を含むことを決定することと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記受信されたバックホール適合プロトコルパケットデータユニットを破棄することと
を含む、方法。
(項目13)
前記例外バックホール適合プロトコルルーティング識別子は、予約バックホール適合プロトコルルーティング識別子、構成されていないバックホール適合プロトコルルーティング識別子、または無効バックホール適合プロトコルルーティング識別子である、項目12に記載の方法。
(項目14)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、バックホール失敗を検出することと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記バックホール失敗に関する失敗情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットに送信することと
を含む、方法。
(項目15)
前記バックホール失敗は、バックホール無線リンク制御チャネルの失敗またはバックホール適合プロトコル構成の失敗である、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記失敗情報は、前記失敗の原因を含み、前記失敗の前記原因は、
前記バックホール無線リンク制御チャネルを介した前記パケットの再伝送回数が所定の数に到達したこと、
前記パケット内に含まれるバックホール適合プロトコルルーティング識別子がルーティング情報内に構成されていないこと、
前記パケット内に含まれる宛先インターネットプロトコルアドレスがルーティング選択情報またはベアラマッピング情報内に構成されていないこと、
前記ベアラマッピング情報が前記パケットを発信リンク上で伝送するための重複発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していること、または、
前記ベアラマッピング情報が前記パケットを伝送するための発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していないこと
を含む、項目14または15に記載の方法。
(項目17)
前記適合失敗の前記原因は、前記パケット内に含まれる前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子が前記ルーティング情報内に構成されていないことであり、前記失敗情報は、構成されていない前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子をさらに含む、項目14-16のいずれかに記載の方法。
(項目18)
前記適合失敗の前記原因は、前記パケット内に含まれる前記宛先インターネットプロトコルアドレスが前記ルーティング選択情報または前記ベアラマッピング情報内に構成されていないことであり、前記失敗情報は、構成されていない前記宛先インターネットプロトコルアドレスをさらに含む、項目14-16のいずれかに記載の方法。
(項目19)
前記適合失敗の前記原因は、前記ベアラマッピング情報が単一発信リンク上で前記パケットを伝送するための重複発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していることであり、前記失敗情報は、前記重複発信バックホール無線リンク制御チャネルのバックホール無線リンク制御チャネル識別子と、前記パケットを受信する着信バックホールチャネルのバックホール無線リンク制御チャネル識別子とをさらに含む、項目14-16のいずれかに記載の方法。
(項目20)
前記適合失敗の前記原因は、前記ベアラマッピング情報が前記パケットを伝送するための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していないことであり、前記失敗情報は、前記パケットに関するIPv6フローラベル、DSCP、GTP-TEID、SCTPストリーム識別子、またはメッセージタイプをさらに含む、項目14-16のいずれかに記載の方法。
(項目21)
前記適合失敗の前記原因は、前記ベアラマッピング情報が前記パケットを伝送するための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していないことであり、前記失敗情報は、前記パケットを受信する着信バックホール無線リンク制御チャネルのバックホール無線リンク制御チャネル識別子をさらに含む、項目14-16のいずれかに記載の方法。
(項目22)
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードのモバイル端末部分、無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分、または無線アクセスバックホール統合伝送ドナー分散ユニットである、項目1-21のいずれかに記載の方法。
(項目23)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、バックホール無線リンク制御チャネルの構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記構成情報に基づいて、前記バックホール無線リンク制御チャネルを構成することと
を含む、方法。
(項目24)
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分または無線アクセスバックホール統合伝送ドナー分散ユニットであり、前記構成情報は、バックホール無線リンク制御チャネル識別子、バックホール無線リンク制御チャネルタイプ、バックホール無線リンク制御チャネルサービスの質情報のうちの少なくとも1つを含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードのモバイル端末部分であり、前記構成情報は、バックホール無線リンク制御チャネル識別子、バックホール無線リンク制御チャネルタイプ、無線リンク制御構成、および媒体アクセス制御論理チャネル構成のうちの少なくとも1つを含む、項目23に記載の方法。
(項目26)
前記バックホール無線リンク制御チャネルタイプは、ユーザプレーンデータ、制御シグナリング、デフォルトバックホール無線リンク制御チャネル、例外のためのバックホール無線リンク制御チャネル、および動作および管理トラフィックのうちの1つである、項目24または25に記載の方法。
(項目27)
前記制御シグナリングは、非ユーザ機器(UE)関連F1アプリケーションプロトコル(F1AP)シグナリング、モバイル端末(MT)関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UEシグナリング無線ベアラ0(SRB0)F1APシグナリング、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、およびMT非SRB F1APのうちの少なくとも1つである、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記バックホール無線リンク制御チャネルサービスの質情報は、前記バックホール無線リンク制御チャネルの差別化サービスコードポイント(DSCP)およびチャネル優先順位情報のうちの少なくとも1つをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目29)
前記構成情報は、IPv6フローラベル、DSCP、GTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、項目25に記載の方法。
(項目30)
前記方法は、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、アップリンクGTPユーザプレーントンネル構成情報、IPv6フローラベル、および前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分への前記バックホール無線リンク制御チャネルに関連付けられたDSCPを受信することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目31)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、ルーティング選択情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することであって、前記ルーティング選択情報は、1つ以上のルーティング選択エントリを含み、それらの各々は、宛先インターネットプロトコルアドレスと、バックホール適合プロトコルルーティング識別子とを含む、ことと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記ルーティング選択情報を使用して、パケット伝送のためのルーティング経路を選択することと
を含む、方法。
(項目32)
前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子は、宛先バックホール適合プロトコルアドレスを含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ドナー分散ユニットであり、前記各ルーティング選択エントリは、IPv6フローラベル、DSCP、ダウンリンクGTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、およびプロトコル識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードのモバイル端末部分であり、前記各ルーティング選択エントリは、IPv6フローラベル、DSCP、アップリンクGTP-TEID、ユーザ機器情報、モバイル端末情報、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、およびプロトコル識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目35)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、ベアラマッピング構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することであって、前記ベアラマッピング構成情報は、各発信バックホール無線リンク制御チャネルに関する1つ以上のベアラマッピングエントリを含む、ことと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記ベアラマッピング構成情報を使用して、パケット伝送のための発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することと
を含む、方法。
(項目36)
前記各ベアラマッピングエントリは、宛先IPアドレス、IPv6フローラベル、DSCP、ダウンリンクGTP-TEID、アップリンクGTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、およびプロトコル識別子のうちの少なくとも1つを含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記メッセージタイプは、非UE関連F1APシグナリング、MT関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、およびMT非SRB F1APのうちの1つである、項目31-36のいずれかに記載の方法。
(項目38)
無線通信のための方法であって、前記方法は、
無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分によって、ユーザベアラ構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することと、
前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分によって、前記ユーザベアラ構成情報をF1アプリケーションプロトコルメッセージの中に埋め込むことと
を含む、方法。
(項目39)
前記ユーザベアラ構成情報は、IPv6フローラベル、DSCP、およびユーザ機器関連F1APシグナリングまたはモバイル端末関連F1APシグナリングに関連付けられたSCTPストリーム識別子を含む、項目38のいずれかに記載の方法。
(項目40)
前記ユーザベアラ構成情報は、SRB0からのUE無線リソース制御(RRC)シグナリング、SRB1からのUERRCシグナリング、SRB2からのUE RRCシグナリング、SRB3からのUERRCシグナリング、SRB0からのMT RRCシグナリング、SRB1からのMT RRCシグナリング、SRB2からのMT RRCシグナリング、およびSRB3からのMT RRCシグナリングを含む異なるシグナリングメッセージタイプに関連付けられたIPv6フローラベル、DSCP、およびSCTPストリーム識別子を含む、項目38に記載の方法。
(項目41)
プロセッサとメモリとを備えているデバイスであって、前記プロセッサは、コンピュータコードを前記メモリから読み取り、項目1-40のいずれか1項に記載の方法を実装するように構成されている、デバイス。
(項目42)
命令を備えているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、コンピュータによって実行されると、項目1-40のいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータに行わせる、コンピュータ読み取り可能な媒体。

Claims (42)

  1. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、元のルーティング経路の発信リンクを介したパケットの伝送における失敗を検出することと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットに関するバックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットを伝送するための前記バックアップルーティング経路の発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することと
    を含む、方法。
  2. 前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することは、前記バックアップルーティング経路を選択することを含み、
    前記バックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子は、前記元のルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子を有する同じ宛先バックホール適合プロトコルアドレスに関連するが、前記元の経路と異なる発信リンクを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することは、前記元の経路と異なる発信リンクを有する前記バックアップルーティング経路の前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子を選択することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、前記パケットを伝送するための前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上のデフォルトバックホール無線リンク制御チャネルを選択することを含む、請求項1-3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、
    前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルと前記パケットを受信する着信バックホール無線リンク制御チャネルとの間のベアラマッピングのための前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードのベアラマッピング構成を検索することと、
    前記ベアラマッピングが存在することに応答して、伝送のために、前記パケットを前記発信バックホール無線リンク制御チャネルに送達することと
    を含む、請求項1-3のいずれかに記載の方法。
  6. 前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、
    前記パケットのパケットタイプ情報に基づいて、前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上の発信バックホール無線リンク制御チャネルのための前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードのベアラマッピング構成を検索することと、
    前記発信バックホール無線リンク制御チャネルが存在することに応答して、伝送のために、前記パケットを前記発信バックホールチャネルに送達することと
    を含む、請求項1-3のいずれかに記載の方法。
  7. 前記パケットタイプ情報は、発信バックホール無線リンク制御チャネルとIPv6フローラベルとの間のマッピング、差別化サービスコードポイント(DSCP)、宛先インターネットプロトコルアドレス、汎用パケット無線サービストンネリングプロトコル(GTP)トンネルエンドポイント識別子(GTP-TEID)、ストリーム制御トランスポートプロトコル(SCTP)ストリーム識別子、およびメッセージタイプを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、前記発信バックホール無線リンク制御チャネルが存在しないことに応答して、伝送のために、前記パケットを前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上のデフォルトバックホール無線リンク制御チャネルに送達することを含む、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記方法は、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、発信バックホール無線リンク制御チャネルマッピングのためのチャネル優先順位閾値を取得することをさらに含み、
    パケット伝送のための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することは、
    前記発信バックホール無線リンク制御チャネルの前記優先順位が前記チャネル優先順位閾値以上である場合のみ、パケット伝送のための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することを含む、請求項5-8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記方法は、前記発信バックホール無線リンク制御チャネルの前記優先順位が前記チャネル優先順位閾値より低いことに応答して、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットを伝送するための前記バックアップルーティング経路の前記発信リンク上のデフォルトバックホール無線リンク制御チャネルを選択することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記方法は、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記パケットの前記バックホール適合プロトコルヘッダ内で搬送されるバックホール適合プロトコルルーティング識別子を前記バックアップルーティング経路のバックホール適合プロトコルルーティング識別子に設定することをさらに含む、請求項1-10のいずれかに記載の方法。
  12. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、受信されたバックホール適合プロトコルパケットデータユニットが例外バックホール適合プロトコルルーティング識別子を含むことを決定することと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記受信されたバックホール適合プロトコルパケットデータユニットを破棄することと
    を含む、方法。
  13. 前記例外バックホール適合プロトコルルーティング識別子は、予約バックホール適合プロトコルルーティング識別子、構成されていないバックホール適合プロトコルルーティング識別子、または無効バックホール適合プロトコルルーティング識別子である、請求項12に記載の方法。
  14. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、バックホール失敗を検出することと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記バックホール失敗に関する失敗情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットに送信することと
    を含む、方法。
  15. 前記バックホール失敗は、バックホール無線リンク制御チャネルの失敗またはバックホール適合プロトコル構成の失敗である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記失敗情報は、前記失敗の原因を含み、前記失敗の前記原因は、
    前記バックホール無線リンク制御チャネルを介した前記パケットの再伝送回数が所定の数に到達したこと、
    前記パケット内に含まれるバックホール適合プロトコルルーティング識別子がルーティング情報内に構成されていないこと、
    前記パケット内に含まれる宛先インターネットプロトコルアドレスがルーティング選択情報またはベアラマッピング情報内に構成されていないこと、
    前記ベアラマッピング情報が前記パケットを発信リンク上で伝送するための重複発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していること、または、
    前記ベアラマッピング情報が前記パケットを伝送するための発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していないこと
    を含む、請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記適合失敗の前記原因は、前記パケット内に含まれる前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子が前記ルーティング情報内に構成されていないことであり、前記失敗情報は、構成されていない前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子をさらに含む、請求項14-16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記適合失敗の前記原因は、前記パケット内に含まれる前記宛先インターネットプロトコルアドレスが前記ルーティング選択情報または前記ベアラマッピング情報内に構成されていないことであり、前記失敗情報は、構成されていない前記宛先インターネットプロトコルアドレスをさらに含む、請求項14-16のいずれかに記載の方法。
  19. 前記適合失敗の前記原因は、前記ベアラマッピング情報が単一発信リンク上で前記パケットを伝送するための重複発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していることであり、前記失敗情報は、前記重複発信バックホール無線リンク制御チャネルのバックホール無線リンク制御チャネル識別子と、前記パケットを受信する着信バックホールチャネルのバックホール無線リンク制御チャネル識別子とをさらに含む、請求項14-16のいずれかに記載の方法。
  20. 前記適合失敗の前記原因は、前記ベアラマッピング情報が前記パケットを伝送するための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していないことであり、前記失敗情報は、前記パケットに関するIPv6フローラベル、DSCP、GTP-TEID、SCTPストリーム識別子、またはメッセージタイプをさらに含む、請求項14-16のいずれかに記載の方法。
  21. 前記適合失敗の前記原因は、前記ベアラマッピング情報が前記パケットを伝送するための前記発信バックホール無線リンク制御チャネルを提示していないことであり、前記失敗情報は、前記パケットを受信する着信バックホール無線リンク制御チャネルのバックホール無線リンク制御チャネル識別子をさらに含む、請求項14-16のいずれかに記載の方法。
  22. 前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードのモバイル端末部分、無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分、または無線アクセスバックホール統合伝送ドナー分散ユニットである、請求項1-21のいずれかに記載の方法。
  23. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、バックホール無線リンク制御チャネルの構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記構成情報に基づいて、前記バックホール無線リンク制御チャネルを構成することと
    を含む、方法。
  24. 前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分または無線アクセスバックホール統合伝送ドナー分散ユニットであり、前記構成情報は、バックホール無線リンク制御チャネル識別子、バックホール無線リンク制御チャネルタイプ、バックホール無線リンク制御チャネルサービスの質情報のうちの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードのモバイル端末部分であり、前記構成情報は、バックホール無線リンク制御チャネル識別子、バックホール無線リンク制御チャネルタイプ、無線リンク制御構成、および媒体アクセス制御論理チャネル構成のうちの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の方法。
  26. 前記バックホール無線リンク制御チャネルタイプは、ユーザプレーンデータ、制御シグナリング、デフォルトバックホール無線リンク制御チャネル、例外のためのバックホール無線リンク制御チャネル、および動作および管理トラフィックのうちの1つである、請求項24または25に記載の方法。
  27. 前記制御シグナリングは、非ユーザ機器(UE)関連F1アプリケーションプロトコル(F1AP)シグナリング、モバイル端末(MT)関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UEシグナリング無線ベアラ0(SRB0)F1APシグナリング、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、およびMT非SRB F1APのうちの少なくとも1つである、請求項26に記載の方法。
  28. 前記バックホール無線リンク制御チャネルサービスの質情報は、前記バックホール無線リンク制御チャネルの差別化サービスコードポイント(DSCP)およびチャネル優先順位情報のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  29. 前記構成情報は、IPv6フローラベル、DSCP、GTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項25に記載の方法。
  30. 前記方法は、前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、アップリンクGTPユーザプレーントンネル構成情報、IPv6フローラベル、および前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分への前記バックホール無線リンク制御チャネルに関連付けられたDSCPを受信することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
  31. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、ルーティング選択情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することであって、前記ルーティング選択情報は、1つ以上のルーティング選択エントリを含み、それらの各々は、宛先インターネットプロトコルアドレスと、バックホール適合プロトコルルーティング識別子とを含む、ことと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記ルーティング選択情報を使用して、パケット伝送のためのルーティング経路を選択することと
    を含む、方法。
  32. 前記バックホール適合プロトコルルーティング識別子は、宛先バックホール適合プロトコルアドレスを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ドナー分散ユニットであり、前記各ルーティング選択エントリは、IPv6フローラベル、DSCP、ダウンリンクGTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、およびプロトコル識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  34. 前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティは、無線アクセスバックホール統合伝送ノードのモバイル端末部分であり、前記各ルーティング選択エントリは、IPv6フローラベル、DSCP、アップリンクGTP-TEID、ユーザ機器情報、モバイル端末情報、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、およびプロトコル識別子のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  35. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、ベアラマッピング構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することであって、前記ベアラマッピング構成情報は、各発信バックホール無線リンク制御チャネルに関する1つ以上のベアラマッピングエントリを含む、ことと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送エンティティによって、前記ベアラマッピング構成情報を使用して、パケット伝送のための発信バックホール無線リンク制御チャネルを選択することと
    を含む、方法。
  36. 前記各ベアラマッピングエントリは、宛先IPアドレス、IPv6フローラベル、DSCP、ダウンリンクGTP-TEID、アップリンクGTP-TEID、メッセージタイプ、SCTPストリーム識別子、およびプロトコル識別子のうちの少なくとも1つを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記メッセージタイプは、非UE関連F1APシグナリング、MT関連F1APシグナリング、UE関連F1APシグナリング、UE SRB0 F1AP、UE SRB1 F1AP、UE SRB2 F1AP、UE SRB3 F1AP、UE非SRB F1AP、MT SRB0 F1AP、MT SRB1 F1AP、MT SRB2 F1AP、MT SRB3 F1AP、およびMT非SRB F1APのうちの1つである、請求項31-36のいずれかに記載の方法。
  38. 無線通信のための方法であって、前記方法は、
    無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分によって、ユーザベアラ構成情報を無線アクセスバックホール統合伝送ドナー中央ユニットから受信することと、
    前記無線アクセスバックホール統合伝送ノードの分散ユニット部分によって、前記ユーザベアラ構成情報をF1アプリケーションプロトコルメッセージの中に埋め込むことと
    を含む、方法。
  39. 前記ユーザベアラ構成情報は、IPv6フローラベル、DSCP、およびユーザ機器関連F1APシグナリングまたはモバイル端末関連F1APシグナリングに関連付けられたSCTPストリーム識別子を含む、請求項38のいずれかに記載の方法。
  40. 前記ユーザベアラ構成情報は、SRB0からのUE無線リソース制御(RRC)シグナリング、SRB1からのUERRCシグナリング、SRB2からのUE RRCシグナリング、SRB3からのUERRCシグナリング、SRB0からのMT RRCシグナリング、SRB1からのMT RRCシグナリング、SRB2からのMT RRCシグナリング、およびSRB3からのMT RRCシグナリングを含む異なるシグナリングメッセージタイプに関連付けられたIPv6フローラベル、DSCP、およびSCTPストリーム識別子を含む、請求項38に記載の方法。
  41. プロセッサとメモリとを備えているデバイスであって、前記プロセッサは、コンピュータコードを前記メモリから読み取り、請求項1-40のいずれか1項に記載の方法を実装するように構成されている、デバイス。
  42. 命令を備えているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、コンピュータによって実行されると、請求項1-40のいずれか1項に記載の方法を前記コンピュータに行わせる、コンピュータ読み取り可能な媒体。
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