JP7217482B1 - 旅程評価システム、旅程評価方法及び旅程評価プログラム - Google Patents

旅程評価システム、旅程評価方法及び旅程評価プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】旅程に係るGHG量を評価する為の新規な技術を提供する。【解決手段】ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価システムであって、前記旅程評価システムは、記憶部と、受付部と、評価部と、を備え、前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する。【選択図】図1

Description

本発明は、旅程評価システム、旅程評価方法及び旅程評価プログラムに関する。
従来、環境問題、エネルギー問題に関する関心が高まっている。特に近年では、企業活動や個人の生活などにおいて、GHG排出量の削減等の重要性が叫ばれている。
特許文献1には、開催予定の会議の参加メンバーである複数の社員の各々について、該社員が、該社員が前記会議の開始予定時までに到達可能な会議場、に前記会議の参加のため移動する際に排出される二酸化炭素の排出量を取得し、取得した排出量に基づいて、前記会議に使用する1又は複数の会議場を決定する技術が開示されている。
特許文献2には、活動主体が活動を行った(又は行う)際、該活動に伴うGHG排出量を確定するGHG排出量確定装置(A+)(複数)と、活動主体ごとに開設されたGHG排出量管理口座を管理するGHG排出量管理装置(B)と、をネットワークで接続し、GHG排出量管理装置(B)は、GHG排出量確定装置(A+)から活動主体識別情報とGHG排出量データと受信し、それらの情報とデータとに基づいて、GHG排出量管理口座にGHG排出量データを登録する、及び/又は、GHG排出量管理口座に記録されたGHG排出量の積算データを更新する技術が開示されている。
また、特許文献3には、計画者端末によって入力された訪問箇所等の旅程情報に基づき該サーバによって旅程表が作成される旅程表作成手段と、旅程表に認証を与えることにより計画者認証旅程表を作成する旅程表計画者認証手段と、該計画者認証旅程表に指示事項等を入力することにより旅行社指示旅程表を作成する旅程表旅行社指示入力手段と、該旅行社指示旅程表に指示事項等を入力することによりタクシー会社指示旅程表を作成する旅程表タクシー会社指示入力手段とを備えるシステムに関して、旅程計画を作成してその旅程を確認する作業が大幅に減少し、より質の高い旅行を計画することが可能となる技術が開示されている。
特開2014-010749号公報 特開2010-003192号公報 特開2006-134024号公報
しかしながら、特に、旅程を作成する際において、環境への影響を考慮することは行われていない。
上記事情を鑑みて、本発明は、旅程に係るGHG量を評価する為の新規な技術を提供することを、解決すべき課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価システムであって、
前記旅程評価システムは、記憶部と、受付部と、評価部と、を備え、
前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する。
また、本発明は、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価方法であって、
記憶工程では、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
受付工程では、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
評価工程では、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する。
また、本発明は、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価プログラムであって、
コンピュータを記憶部と、受付部と、評価部と、として機能させ、
前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する。
このような構成とすることで、旅程情報に係るGHG量の評価を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記旅程評価システムは更に、境界判定部を備え、
前記記憶部は、前記区分情報が、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の評価指標として評価対象に該当するか否かを判定する為の境界情報を格納し、
前記境界判定部は、前記区分情報毎に、前記境界情報に基づく評価対象当否の判定を行い、
前記評価部は、評価対象として当判定がなされた前記区分情報について、GHG量を算出する。
このような構成とすることで、より正確に、旅程情報に対するGHG量の評価を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記記憶部は、前記区分情報に含まれた項目の組み合わせによるグループ単位で費用の内容を説明する汎用区分情報と、前記グループ内における個別の費用発生要因における費用の内容を説明する詳細区分情報とを格納し、
前記受付部は、前記内容情報から、前記詳細区分情報が設定できない費用について、前記汎用区分情報を設定する。
このような構成とすることで、旅程情報中の内容情報が不足する場合であってもGHG量の評価を行うことができ、旅程情報に要求される詳細度やフォーマットの自由度が増す。
本発明の好ましい形態では、前記記憶部は、前記算出係数と比較して、基準となるGHG量を算出可能な基準係数を格納し、
前記評価部は、前記区分情報に対応する前記算出係数に基づく第1のGHG量と、前記基準係数に基づく第2のGHG量とを用いて、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率を決定する。
このような構成とすることで、GHG量として、基準との差について評価を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記旅程評価システムは更に、ポイント処理部を備え、
前記ポイント処理部は、GHG量であるGHG削減量又は削減率が優位であると評価した場合、前記ポイント処理部は、前記GHG削減量又は削減率に基づいて、付与ポイントを算出する。
このような構成とすることで、評価結果に応じてポイントの算定を行ったり、ポイントの発行処理を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記区分情報は、エリア毎に区別可能に格納され、
前記評価部は、前記旅程に含まれた内容情報に対して、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率において更に有意な区分情報を、代替区分情報として決定する。
このような構成とすることで、GHG量の評価結果を加味して、旅程情報の修正等を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記旅程に含まれた内容情報について、代替可否が設定され、
前記評価部は、代替可と設定された前記内容情報に対して、前記代替区分情報を決定する。
このような構成とすることで、例えば、旅程中のサブ的な行程について、代案の示唆等を得ることができる。
本発明は、旅程に係るGHG量を評価する為の新規な技術を提供することができる。
一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図。 一実施の形態のシステムのハードウェア構成図。 一実施の形態のシステムの機能ブロック図。 一実施の形態のシステムにおける旅程情報の一例を示す図。 一実施の形態のシステムにおける旅程情報の一例を示す図。 一実施の形態のシステムにおける区分情報及び境界情報の一例を示す図。 一実施の形態のシステムにおける処理手順。
以下、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。図面には好ましい実施形態が示されている。しかし、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されない。
例えば、本実施形態では旅程評価システムの構成、動作等について説明するが、実行される方法、装置、コンピュータプログラム等によっても、同様の作用効果を奏することができる。本実施形態では、クライアント端末でその機能を実現する為に外部のコンピュータにおいて当該プログラムを起動させる、いわゆるサーバ・クライアント型の旅程評価システムについて説明する。プログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一過性の記録媒体として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよい。
本実施形態では、旅行業者が旅程情報を登録し、旅程に係るGHG量の評価を行うことで、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の技術について説明する。なお、「GHG」はGreenhouse Gas(温室効果ガス)であって、本実施形態ではCO2である。「量」とは、GHG排出量や、GHG増加量、GHG削減量、GHG増加率又はGHG削減率等、GHGの量的指標に係る値であり、本実施形態ではCO2排出量及び、削減量(増加量)の算出を行う。「旅程情報」とは、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容を示す情報(内容情報)と、金額又は数量(バスの台数や人数、購入数、部屋数、宿泊日数等の数であったり、移動距離や消費電力等の量等)等を含む情報であり、例えば旅行の見積表・見積書、内訳書、旅程表等である。金額に代えて、又は加えて、数量を示す情報及び単価を含んでもよい。また、行程の順序を示す情報(例えば日程や予定時刻等)を含んでいてもよい。ここで、旅程情報には、内容情報として、例えば、宿泊、食事処、拝観体験、移動、荷輸送、備品等に関する費用が含まれる。また、旅程情報は、例えば、いわゆるMICE(Meeting, Incentive Travel, Convention, Exhibition/Event)のようなビジネスイベントの為のものであってもよく、その場合、内容情報として、会場、会場付帯、機材、飲食、交通、宿泊、演出関係、美術装飾、備品、運営等に関する費用が含まれる。
<1.システム構成>
図1は、一実施の形態のシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、旅程評価システム0は、旅程評価装置1(サーバ)、利用者端末装置3(クライアント)及びデータベース2を備える。旅程評価装置1及び利用者端末装置3は、通信ネットワークNWを介して通信可能に構成され、旅程評価装置1及びデータベース2も図示しないネットワークを介して通信可能に構成される。旅程評価装置1はサーバとして動作し、利用者端末装置3はクライアントとして動作する。
旅程評価装置1として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。利用者端末装置3として、パーソナルコンピュータやスマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス等を利用することができる。利用者端末装置3は、旅程評価装置1に対してリクエストを行い、レスポンスを受け取る為のアプリケーション(典型的には、ウェブブラウザ)を有する。
通信ネットワークNWは、本実施形態では、IP(Internet Protocol)ネットワークであるが、通信プロトコルの種類に制限はなく、更に、ネットワークの種類、規模にも制限はない。
<1.1.ハードウェア構成>
図2は、ハードウェア構成図である。図2(a)に示すように、旅程評価装置1は、演算装置101、主記憶装置102、補助記憶装置103、通信装置106及びバスインタフェースを有し、各部及び各工程の作用発揮に用いられる。
演算装置101は、命令セットを実行可能なCPUなどのプロセッサを有し、本発明に係る企業活動評価プログラム、OSやその他のアプリケーションを実行することで、旅程評価装置1の動作処理全体を制御する。
主記憶装置102は、命令セットを記憶可能なRAMなどの揮発性メモリを有する。
補助記憶装置103は、OS及び企業活動評価プログラムなどを記録可能な、HDDやSSDなどの不揮発性の記録媒体を有する。
通信装置106は、ネットワークに物理的に接続するためのインタフェースを有し、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、情報の入出力を行う。
図2(b)に示すように利用者端末装置3は、演算装置001、主記憶装置002、補助記憶装置003、入力装置004、出力装置005、通信装置006及びバスインタフェースを有し、各部及び各工程の作用発揮に用いられる。
演算装置001は、命令セットを実行可能なCPUなどのプロセッサを有し、OSやウェブブラウザ、その他のアプリケーションを実行する。
主記憶装置002は、命令セットを記憶可能なRAMなどの揮発性メモリを有する。
補助記憶装置003は、OS、ウェブブラウザアプリケーション等を記録可能な、HDDやSSDなどの不揮発性の記録媒体を有する。
入力装置004は、キーボードなどの入力処理が可能な入力デバイスを有する。
出力装置005は、ディスプレイなどの表示処理が可能な表示デバイスを有する。
通信装置006は、ネットワークに物理的に接続するためのインタフェースを有し、通信ネットワークNWとの通信制御を実行して、情報の入出力を行う。
<1.2.旅程評価装置の機能構成>
図3は、旅程評価装置1の機能ブロック図である。図3に示すように、旅程評価装置1は、記憶部10と、受付部11と、境界判定部12と、評価部13と、表示処理部16と、データベース2を有する。これは、ソフトウェア(補助記憶装置103に記憶されている)による情報処理が、ハードウェア(演算装置101等)によって具体的に実現されたものである。
なお、本実施形態では、旅程評価装置1が各機能構成要素(部)を備える構成について例示するが、これらの一部がクライアントである利用者端末装置3に備えられていてもよい。また、利用者端末装置3に対して企業活動評価プログラムをインストールすることで、旅程評価装置を構成してもよい。
本実施形態では、旅程評価システム0は、ウェブアプリケーションの態様で利用者に提供され、利用者端末装置3のウェブブラウザを介して利用される。表示処理部16は、利用者がウェブアプリケーションを利用するための利用画面を表示処理し、表示処理結果を利用者端末装置3に対して送信する。また、表示処理部16は、旅程情報の入力(アップロード)や操作入力を、利用画面を介して受け付ける。そして、旅程評価装置1による処理を実行した後、処理結果を利用者端末装置3に送信する。以降は説明の簡略化のため、不明にならない範囲で、表示処理部16の介在を省略して説明する。
<1.3.受付部>
受付部11は、旅程情報を受け付け、旅程情報中の各行程における費用に対して、区分情報を紐付けてデータベース2に格納する。受付部11は、入力受付部111と、入力整形部112と、区分決定部113を有する。本実施形態では、入力受付部111は、旅程情報を受け付けて、キーワードとしての内容情報を抽出する。入力整形部112は、入力受付部111が抽出したキーワードとしての内容情報を置換する。区分決定部113は旅程情報の内容情報を用いて、該当する区分情報を決定し、旅程情報に区分情報を紐付けてデータベース2に格納する。
受け付けた旅程情報が見積表等のドキュメントファイルの場合、入力受付部111は、ドキュメントファイルに記述された内容から旅程中の内容情報と、その金額や数量等が対応付けられたデータセットに変換を行う。変換は、例えば、画像処理によって表組のデータを取得したり、見積表等をデータセットに変換するニューラルネットワーク等の機械学習モデルにより行われる。なお、入力受付部111は、必要に応じてOCR(Optical Character Recognition/Reader:光学的文字認識)等のドキュメントファイルからのデータ化を支援する処理を実行してもよい。
受け付けた旅程情報が、内容情報及びその金額や数量が対応付けられたデータセットの場合、入力受付部111は内容情報を加工してもよい。例えば、データセットに含まれた内容情報が文章(テキスト)の場合、入力受付部111は、自然言語処理等によって文章からキーワードを抽出する。なお、データセットのフォーマットによっては、科目名やカテゴリ等、内容情報がキーワードとして記入されている場合もあり、その場合にはキーワードの抽出ステップは不要である(図4(a))。後述の区分データの記述内容とキーワードを整合させるために、データベース2に辞書情報を事前準備しておき、入力整形部112は旅程情報中のキーワードとしての内容情報を、別のキーワードに置換えてもよい。例えば、入力整形部112は、外部のAPIや記憶部10に格納した変換表などを用いて「東京-広島」のような区間(距離を示す情報)から距離(数量)に変換し、内容情報として置換えてもよい。なお、旅程情報が、データセットや表形式のデータ、特定の入力フォームを介して入力されるデータの場合、入力行及び/又は列番号や入力ボックス名、番号、セル番号等によって、各内容情報に対応する区分情報の項目(行程項目、科目、細目等)が指定されてもよい。
また、旅程情報が旅程表等、移動する拠点や施設等の目的地の内容情報と共に、それらの訪問順序を含む場合、内容情報や内容情報に紐づけられる区分情報に目的地の位置情報(緯度、経度等)を紐付けておき、入力整形部112は、移動前後の目的地の位置情報から目的地間の移動距離を算出してもよい。算出方法の例として、入力整形部112は、両目的地の位置情報を直角三角形の斜辺を成す座標点とした時に、斜辺以外の辺(隣辺及び対辺)の長さの合計を算出して、両地点の移動距離とする。両地点の直線距離を移動距離としてもよい。
別の方法では、両目的地の位置情報、名称又は住所等の組み合わせに対して、移動距離を紐づけた路線情報や、組み合わせを用いて移動距離を算出可能なマップ情報をデータベース2等に格納しておき、入力整形部112は、この路線情報やマップ情報を用いて、移動距離を決定してもよい。外部のシステムを用いて移動距離を決定してもよく、入力整形部112は、両目的地の位置情報、名称又は住所等の組み合わせを、API等を用いて外部のシステムに送信して、移動距離を取得するようにしてもよい。
さらに、旅行の移動中に実際に計測した移動距離の実績情報を、目的地(後述の詳細区分情報)の組み合わせ毎に紐づけておき、入力整形部112は、この実績情報を用いて、両目的地の移動距離を決定してもよい。移動距離を知りたい目的地の組み合わせに対して、実績情報が登録されていない場合に、上記の別の方法で、移動距離を取得するように構成してもよい。
図4(a)は、入力される見積表データ(旅程情報)の一例を示す図である。図示例では、見積表データは、旅程の各行程において発生する費用(金額)に対して、内容情報(キーワード)としてプラン名(行程項目に相当する内容情報)とカテゴリ(科目又は細目に相当する内容情報)が対応付けられている。また、それに加えて、数量及び単価の情報も更に対応付けられている。図4(b)は、図4(a)に示す見積表データから抽出したデータセットとしての旅程情報(費用レコード)の一例を示す図である。なお、下線の部分が、入力整形部112によって変換された部分であり、内容情報の「カテゴリ」の値が辞書情報により変換されている。
なお、受付部11は、旅行が行われるエリアに関する情報を受け付ける。エリアに関する情報は、内容情報又はその他の情報(例えば、行先、旅行名等)として、旅程情報に含まれていてもよいし、見積表データ(旅程情報)等の登録と共に、エリアに関する情報が指定されてもよい。
図5(a)は、特定の入力フォームを介して入力されるデータ(旅程情報)の一例を示す図である。図示例のデータは、旅程の各行程において発生する費用(単価)に対して、内容情報(キーワード)として、交通費、宿泊費など、区分情報における科目に相当する情報と、施設・機関、地名・区間、内容等の細目に相当する情報が対応付けられる。また、数量として、人数(人員(生徒)、人員(引率))や、バス台数、移動距離を算出する為の情報(JR運賃の区間等)を含んでいる。図5(b)は、図5(a)に示すデータから抽出したデータセットとしての旅程情報(費用レコード)の一例を示す図である。なお、数量の列については、入力受付部111が文章から特定キーワード前の数値を抽出したり(「2日」、「8台」、「1泊」等)、入力整形部112が人数(人員(生徒)及び人員(引率))を合計したり、区間から距離に変換(数量(km))することで得られている。入力整形部112が、地名・区間、内容等については、辞書を用いて変換して細目としてもよい(例えば「学生団体割引50%」→「乗車券」)。
<1.4.記憶部>
記憶部10は、データベース2に、区分情報、境界情報及び、算出係数を格納している。図6(a)は、区分データ(区分情報及び、境界情報)の一例を示す図である。区分データは、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスである。区分データは、発生する費用の内容を説明する情報である区分情報の項目として、行程項目、科目、細目(細目1~m)を有する。代替性のある複数の区分情報が、地域などのロケーションベースでグルーピングされている。また、各行程において発生する費用がゼロカーボンツリーズムに取り組む為の評価指標として評価対象に該当するか否かを判定する為の情報である境界情報として、対象外フラグを区分情報毎に有する。
更に、区分情報には算出係数が対応付けられる。算出係数は、区分データ毎に設定されたGHG量(本実施形態ではCO2排出量)を算出する為の値であり、例えばKg-CO2/円等の単位の値である。ある区分情報に対して、乗算する単位が異なった複数の算出係数が紐づけられてもよい。例えば、図5(b)のように、各費用レコードに対して複数の数量が紐付け可能であって良い。費用に対して数量が紐づけられる場合、費用毎に、優先して算出に利用する数量及び金額並びに、それを用いた算出係数の順番が決まっていてもよい。例えば、新幹線のGHG量について、移動距離がある場合には算出係数(Kg-CO2/Km)を使用し、移動距離がない場合は算出係数(Kg-CO2/円)を利用してもよい。
区分決定部113は、旅程情報に含まれたキーワードとしての内容情報を用いて、旅程情報に対応する区分情報を選択し、旅程に含まれた費用毎に区分情報を紐づける。区分決定部113は、費用レコード毎に選択した区分情報を格納する。区分決定部113は、該当する区分情報を決定する際に、旅程情報中の内容情報を用いて区分情報中の各項目(行程区分、科目、細目)をテキスト検索して、一致する区分情報を紐づける。或いは、内容情報及び区分情報の組み合わせを教師データとして学習し、内容情報を入力、区分情報を出力とする機械学習モデルを用いて、旅程情報に対応する区分情報を決定する構成としてもよい。なお、区分決定部113によって、費用レコードに対して複数の区分情報が抽出される場合、それら区分情報から見て、階層構造において上位層に存在し、上位の項目が共通する区分情報を更に検索し、その区分情報を紐付けてもよい。
区分データは、特定の費用発生要因(拠点、施設、バス会社等)に依存せず、含まれた項目の組み合わせによるグループ単位で費用の内容を説明する汎用区分情報と、グループ内における個別の費用発生要因における費用の内容を説明する詳細区分情報とを格納する。例えば、図6(a)の例では、「細目1」によって宿泊施設名のタイプが、「細目2」によって宿泊施設名が特定されており、「細目2」の項目を有した区分情報を詳細区分情報(区分ID:1002ー1007、1009-1012)と、「細目1」までの項目しか有していない区分情報が、汎用区分情報(区分ID:1000、1001、1008)となる。
受付部11(区分決定部113)は、内容情報から詳細区分情報が設定できない費用については、汎用区分情報を設定する。例えば、図6(a)の区分ID:1001の区分データは、項目として、宿泊(行程項目)、宿泊費(科目)及びビジネスホテル(細目1)が設定されたデータであり、内容情報として個別の宿泊施設名が含まれていない場合に紐付けされる区分情報(汎用区分情報)である。なお、ホテルの種別(ビジネスホテルや旅館等)も内容情報に含まれていない場合、費用が宿泊費であることがわかれば、区分ID:1000の汎用区分情報(項目:宿泊(行程項目)、宿泊費(科目))が紐付けされる。
一方で、内容情報として個別の宿泊施設名が含まれている場合(例えば図4(b)ではBホテル)、区分ID:1004等の区分データ(詳細区分情報)が紐付けされる。なお、更に部屋のタイプが内容情報として含まれていれば、区分ID:1005~1007等のより詳細な区分データ(詳細区分情報)が紐付けされる。
図6(b)は、図4(b)の費用レコードに対して区分情報を紐づけた場合の一例を示す図である。
また、各区分情報は、その基準となるGHG量が対比可能に構成され、その差や割合などを評価することができる。各区分情報には、基準となるGHG量からみた増加量や削減量等の比率を示す基準値又は、基準となるGHG量の算出係数(基準係数)が設定される。基準値又は基準係数は、基準係数(過去履歴)、基準係数(他社)、基準係数(全国平均)、基準係数(エリア平均)等、複数の観点について設けられる。
基準係数(過去履歴)は、自社の過去実績ベースでの算出係数であり、例えば個々の詳細区分情報に対して年度別で登録される。それぞれの詳細区分情報に対して複数登録されてもよい。基準係数(過去履歴)は、例えば、ある施設、機関等の費用発生要因におけるある年度の売上やその時の来客数、消費電力(あるいは電気料金)、燃料(あるいは燃料費)等を用いることで、事前に算出される値である。基準係数(過去履歴)によって、例えば「2013年」比のGHG量を算出することができる。
基準係数(全国平均)は、一部又は全部の詳細区分情報における算出係数の平均値である。一部とは、例えば、ある費用発生要因の属するカテゴリや業種、地域(基準係数(エリア平均))における算出係数の平均値である。基準係数(他社)は、他の詳細区分情報における算出係数である。
基準係数として特定の値が区分情報に対して算出係数とは別に設定されてもよいし、或いは、特定の区分情報に紐づけられた算出係数を基準係数として参照するように構成してもよい。例えば、基準係数(他社)や本実施形態では、細目を有しておらず、行程項目及び科目を有した区分情報に紐づいた算出係数を基準係数(エリア平均)として、同一の行程項目及び科目に加えて、1以上の細目を有した区分情報に適用する。例えば、費用データに紐づけられた区分情報又は、その区分情報の親となる区分情報が汎用区分情報である場合、項目の階層構造が一つ上の区分情報を基準係数として適用してもよい。また、項目の階層構造の一番上の項目からなる区分情報については、階層構造上の親に当たる区分情報が存在しない為、比率を示す値又は基準係数が設定されるのが好ましい。
なお、図示しない旅程情報管理部を更に設け、旅程情報管理部を介して旅程情報を作成可能に構成したり、あるいは編集可能に構成してもよい。旅程情報管理部は、受付部11が受け付けた旅程情報に含まれる各費用のうち、内容情報や金額、数量等に関して不備があるものについて決定し、表示処理部16を介して提示したり、追加入力等を要求する修正箇所を提案してもよい。なお、旅程情報管理部が区分情報を検索できるようにし、更に下位の細目があるような場合に提案を行うようにしてもよい。表示処理部16を介して区分情報を検索できるよう表示処理し、旅程情報を作成・編集する際に、検索結果を用いて内容情報を登録可能にしてもよい。
<1.5.評価部>
評価部13は、区分情報が紐づけられた旅程情報について評価を行う為の情報処理として、コストを決定する処理及び集計処理を行う。本実施形態では、評価部13は、環境コスト評価部132と、提案部133と、基準係数決定部134を有する。
環境コスト評価部132は、区分情報に紐づけられた算出係数に基づき、費用データに紐づけられた金額又は単位からGHG量(本実施形態では、CO2排出量)を示す環境コストを算出する。本実施形態では、旅程情報中の各行程における費用のうち、評価対象(GHG量算出の対象)として評価された費用(後述)に対してのみ、金額又は数量に対して算出係数を乗算することで、環境コスト(CO2排出量)を算出すると共に、旅程情報中の環境コストを集計する。なお、集計は1又は複数の項目の組み合わせ毎に行ってもよく、本実施形態では行程項目についても集計を行うこととする。また、各費用に対して、旅程における日程が紐づけられる場合、日程毎に集計を行う構成としてもよい。
更に、環境コスト評価部132は、旅程情報中の各行程における費用に紐付けられた金額又は数量並びに、区分情報に対応する算出係数に基づいて第1のGHG量を算出すると共に、更に、当該金額又は数量並びに、基準係数に基づく第2のGHG量を算出する。環境コスト評価部132は、この第1のGHG量と第2のGHG量の差から当該旅程情報中の各行程における費用の(費用データ毎)GHG削減量(又は増加量)を算出し、第1のGHG削減量を第2のGHG削減量で除算することによりGHG削減率(又は増加率)を算出する。
なお、区分決定部113によって、旅程に含まれた費用データ(内容情報)に対して複数の区分情報が抽出される場合、環境コスト評価部132が、抽出された複数の区分情報に紐づいた算出係数や境界情報に基づいて、GHG量の算出を行うようにしてもよい。例えば、旅程に含まれた費用の金額Mに対して、その内容情報に応じてN個の区分情報が抽出された時、各区分情報に紐づいた算出係数C及び、境界情報B(ただし、区分情報nが評価対象に該当する場合:B=1、該当しない場合:B=0)とすると、例えば、(式1)によりGHG量を算出できる。
Figure 0007217482000002
区分情報毎に紐付けされ、数量に基づいて金額を算出する為の単価情報をデータベース2に格納しておき、評価部13は、旅程情報に含まれた各費用の数量及び単価情報に基づいて金額を算出する経済コスト評価部131を更に有していてもよい。経済コスト評価部131は、単価情報及び旅程情報に含まれた各行程毎の数量を乗算することで、各行程において発生する費用の金額を示す経済コストを決定する。また、旅程情報中に含まれた各行程の経済コストを集計処理し、旅程における経済コストの総額を算出する。なお、集計は1又は複数の項目の組み合わせ毎に行ってもよく、例えば行程項目毎に集計を行うことができる。また、各費用に対して、旅程における日程が紐づけられる場合、日程毎に集計を行う構成としてもよい。
<1.6.境界判定部>
境界判定部12は、旅程情報に含まれた各行程の費用に対して境界情報を用いて、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の評価指標について分析等行う際の評価対象に該当するか判定する。環境コスト評価部132は、旅程データ中の各行程における費用のうち、評価対象(GHG量算出の対象)として評価された費用に対してのみ、環境コストを算出する。
本実施形態では、費用レコード毎に、GHG量算出の対象とするか否かを評価指標とする。境界情報は、システムが想定する複数の評価指標毎に、この基準を示す情報を有していてよい。例えば、SDGs、CO2算出(GHG排出)、CO2削減、LCA、サプライチェーン排出量算定(Scope1,2、Scope3)及び炭素税などの税制に関する複数の評価指標があり、ある評価指標においては評価対象に該当するが、ある評価指標においては評価対象に該当しない場合等があり得る。
<1.7.提案部>
提案部133は、旅程に含まれた内容情報に対して、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率において更に有意な区分情報を代案として決定する。本実施形態では、提案部133は、環境コスト評価部132によって、第3のGHG量として、費用レコードに紐付けられた区分情報と類似する1又は複数の区分情報(代替区分情報)についてもGHG削減量(又は増加量)を算出する。そして、提案部133は、第1のGHG削減量(又は増加量)と大小を比較して、第3のGHG削減量(又は増加量)が有意な場合(例えば、第1のGHG削減量よりも削減量が増加している場合/第1のGHG増加量よりも増加量が減少している場合)、代替区分情報を提案処理する。1つの区分情報に対して、複数の代替区分情報が決定・提案されても構わない。環境コスト評価部132は、第3のGHG削減量を第2のGHG削減量で除算することにより第3のGHG削減率(又は増加率)を算出し、第1のGHG削減率(又は増加率)と大小を比較して、第3のGHG削減量(又は増加量)が有意な場合(例えば、第1のGHG削減率よりも削減率が増加している場合/第1のGHG増加率よりも増加率が減少している場合)、代替区分情報を提案処理してもよい。
代替区分情報は、費用レコードに紐づけられた区分情報と同じエリアに属する区分情報であることが好ましい。本実施形態では、区分情報のグルーピングに基づいて、同じエリアに属する代替区分情報を参照することができる。区分情報のテーブルをエリア毎に分けたり、グループの識別子等が区分情報に紐付けられることで、エリア別の区分情報のグルーピングを行うことができる。
費用レコードに紐づけられた区分情報と類似する代替区分情報とは、当該区分情報と階層構造において同層あるいは、当該区分情報から見て下位層に位置する区分情報であるのが好ましい。例えば、対象の区分情報が詳細区分情報の場合、階層構造において同層の詳細区分情報や、下位の更に細目が特定された区分情報を代替区分情報とし、対象の区分情報が汎用区分情報の場合、階層構造において下位層に位置する詳細区分情報を代替区分情報としてもよい。
なお、旅程情報に含まれた行程、内容情報又は費用毎に代替可否が設定されてもよい。受付部11(入力受付部111)は、旅程情報に含まれた各行程の費用やそれぞれの内容情報毎に、代替可否の指定を受け付け、提案部133は代替可とされた内容情報に対して代替区分情報を提案する。
<2.評価の手順>
次いで図7を用いて、旅程情報の受け付けから代替区分情報の提案までの手順について説明する。
<2.1.旅程情報の入力ステップ>
まず、旅程評価システム0は、入力ステップとして、ステップS61及び、ステップS62を実行する。ステップS61では、入力受付部111が、利用者より旅程情報の入力を受け付けて、キーワードとしての内容情報を抽出する。ステップS62では、入力整形部112が、区分データの記述内容とキーワードを整合させるために内容情報を置換する。ステップS63では、区分決定部113が、置換されたキーワードとしての内容情報を用いて、旅程に含まれた費用毎に対応する区分情報を決定する。
<2.2.評価ステップ>
次いで、旅程評価システム0は、評価ステップとして、ステップS64を実行する。ステップS64では、境界判定部12は、旅程情報に含まれた各行程の費用に対して、境界情報に基づく評価対象当否の判定を行う。否判定される費用とは、評価対象に該当しない項目を有した区分情報が紐づけられたものである。
ステップS65において、評価部13は、GHG量の算出の評価対象として当判定がなされた費用(区分情報)について、算出係数を用いてGHG排出量を示す環境コストを決定する。なお、旅程情報に含まれた内容情報に金額が紐づいていない場合、評価部13は、内容情報に紐づいた数量と単価情報から経済コストを決定する。更に、評価部13は、旅程情報における経済コスト及び環境コストについて項目毎に集計を行う。
表示処理部16は、旅程に含まれた特定の費用(又は行程)を指定して、比較基準の指定を受け付け可能に構成される。基準係数決定部134は、比較に用いる基準係数を決定し、評価部13(環境コスト評価部132及び/又は経済コスト評価部131)は、費用に対応する区分情報について、算出係数を用いたコストと基準係数を用いてコストを算出して比較し、表示処理部16は、比較結果を表示処理する。
基準は、過去履歴、他社、全国平均、エリア平均等であり、過去履歴を希望する場合は、更に、費用に対応する区分情報に紐づく過去の基準係数の名称(例えば、XX年度、前年比、等)が指定可能となる。基準係数決定部134は、指定された単位に基づいて、基準係数(過去履歴)を決定する。他社を希望する場合は、更に、特定の費用発生要因(詳細区分情報)を検索して指定することができ、基準係数決定部134は、指定された費用発生要因(詳細区分情報)に紐づく算出係数を基準係数(他社)として決定する。エリア平均を希望する場合、基準係数決定部134は、費用に対応する区分情報に紐づくエリア及び、区分情報のうちの業種を絞り込む為の項目(例えば、図4(a)の「行程項目」や「行程項目+科目」、「行程項目+科目+細目1」等)を参照し、基準係数(エリア平均)を決定する。全国平均を希望する場合は、基準係数決定部134は、費用に対応する区分情報のうち、その業種を絞り込む為の項目(例えば、図4(a)の「行程項目」や「行程項目+科目」、「行程項目+科目+細目1」等)を参照し、基準係数(エリア平均)を決定する。
<2.3.提案ステップ>
ステップS66において、提案部133は、旅程に含まれた内容情報に対して代案となる代替区分情報を決定する。詳細区分情報に対してその費用の費用発生要因に係る説明や写真等を紐付けておき、代案の提案として、表示処理部16は、費用発生要因に係る説明や写真等を表示処理してもよい。これにより、利用者は、代替区分情報に関する費用発生要因がどのような施設、場所、移動手段等であるかについて確認することができ、GHG量に基づいて旅程の変更等を検討することもできる。経済コスト評価部131は、費用に紐づけられた数量と、代替区分情報に対応付けられた単価情報を用いて、経済コストを算出し、表示処理部16は、算出した金額を、元の区分情報における金額と比較可能に表示処理してもよい。更に、環境コスト評価部132は、費用に紐づけられた数量と、代替区分情報に対応付けられた算出係数を用いて、代替区分情報について変更を行った場合のGHG量を算出し、表示処理部16は、算出したGHG量を、元の区分情報におけるGHG量と比較可能に表示処理してもよい。比較可能に表示処理とは、代替前後のコストを並べて表示させることに加えて、又は代えて、両者間の増加分、減少分、増加率、減少率等の1又は複数を表示させることを含む。代替区分情報は、複数提案されてもよい。経済コスト評価部131及び環境コスト評価部132は、複数の代替区分情報候補毎に増加分、減少分、増加率、減少率等の1又は複数を算出し、提案部133は、算出された増加分、減少分、増加率、減少率に基づいて、代替区分情報候補の中から、提案を行う1又は複数の代替区分情報を決定してもよい。
<ポイント処理部>
旅程評価装置1は、図示しないポイント処理部15を更に備えていてもよい。ポイント処理部15は、環境コスト評価部132が、旅程情報に含まれた行程の費用について、優位なGHG削減量又は削減率が算出されたと評価した場合、GHG削減量又は削減率に基づいて、付与ポイントを算出する。なお、「有意」であるとは、旅程毎に又は、各行程の費用毎に、GHG削減量又は削減率が正(削減された)場合であったり、削減率が正あると共に、GHG削減量又は削減率が閾値を超える場合を意味する。
この時、記憶部10は、データベース2に更に、ポイント算出情報を格納している。ポイント算出情報はGHG削減量又は削減率からポイントを算出する為の情報であり、本実施形態では、GHG削減量又は削減率に乗算することでポイントを算出するポイント算出係数である。ポイント算出情報は項目(又は項目の組み合わせ)毎に異なっていてもよく、例えば、データベース2は、科目が「宿泊費」の場合に用いるポイント算出情報と、科目が「交通費」の場合に用いるポイント算出情報を格納していいてもよい。ポイント算出情報は項目に加えて、又は代えて、エリア別に異なっていてもよい。GHG削減率を用いてポイントを算出する場合、更に旅程情報に含まれた数量を乗算する。
ポイント処理部15は、ステップS66において、環境コスト評価部132が算出したGHG削減量又は削減率に基づいて、付与ポイントを算出することができる。旅程情報が旅程の設計段階・未実施のものであれば、それが確定した後や実施された後に、ポイント処理部15は付与ポイントを発行処理する。代替区分情報を採用する場合は、それによって修正された新たな旅程情報について登録が確定した後や実施された後に発行処理してもよい。
0 :旅程評価システム
001 :演算装置
002 :主記憶装置
003 :補助記憶装置
004 :入力装置
005 :出力装置
006 :通信装置
1 :旅程評価装置
10 :記憶部
11 :受付部
12 :境界判定部
13 :評価部
15 :ポイント処理部
16 :表示処理部
101 :演算装置
102 :主記憶装置
103 :補助記憶装置
106 :通信装置
111 :入力受付部
112 :入力整形部
113 :区分決定部
131 :経済コスト評価部
132 :環境コスト評価部
133 :提案部
134 :基準係数決定部
2 :データベース
3 :利用者端末装置
NW :通信ネットワーク

Claims (12)

  1. ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価システムであって、
    前記旅程評価システムは、記憶部と、受付部と、評価部と、を備え、
    前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
    前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
    前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
    前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する、旅程評価システムであって、
    前記旅程評価システムは更に、境界判定部を備え、
    前記記憶部は、前記区分情報が、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の評価指標として評価対象に該当するか否かを判定する為の境界情報を格納し、
    前記境界判定部は、前記区分情報毎に、前記境界情報に基づく評価対象当否の判定を行い、
    前記評価部は、評価対象として当判定がなされた前記区分情報について、GHG量を算出する、
    旅程評価システム
  2. ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価システムであって、
    前記旅程評価システムは、記憶部と、受付部と、評価部と、を備え、
    前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
    前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
    前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
    前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する、旅程評価システムであって、
    前記区分情報は、エリア毎に区別可能に格納され、
    前記評価部は、前記旅程に含まれた内容情報に対して、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率において更に有意な区分情報を、代替区分情報として決定する、
    旅程評価システム
  3. 前記旅程に含まれた内容情報について、代替可否が設定され、
    前記評価部は、代替可と設定された前記内容情報に対して、前記代替区分情報を決定する、
    請求項に記載の旅程評価システム。
  4. 前記記憶部は、前記区分情報に含まれた項目の組み合わせによるグループ単位で費用の内容を説明する汎用区分情報と、前記グループ内における個別の費用発生要因における費用の内容を説明する詳細区分情報とを格納し、
    前記受付部は、前記内容情報から、前記詳細区分情報が設定できない費用について、前記汎用区分情報を設定する、
    請求項1~3の何れかに記載の旅程評価システム。
  5. 前記記憶部は、前記算出係数と比較して、基準となるGHG量を算出可能な基準係数を格納し、
    前記評価部は、前記区分情報に対応する前記算出係数に基づく第1のGHG量と、前記基準係数に基づく第2のGHG量とを用いて、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率を決定する、
    請求項1~3の何れかに記載の旅程評価システム。
  6. 前記旅程評価システムは更に、ポイント処理部を備え、
    前記ポイント処理部は、GHG量であるGHG削減量又は削減率が優位であると評価した場合、前記ポイント処理部は、前記GHG削減量又は削減率に基づいて、付与ポイントを算出する、
    請求項1~3の何れかに記載の旅程評価システム。
  7. ゼロカーボンツリーズムに取り組む為のコンピュータが実行する旅程評価方法であって、前記コンピュータが、
    記憶工程では、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
    受付工程では、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
    前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
    評価工程では、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する、旅程評価方法であって、
    前記記憶工程では、前記区分情報が、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の評価指標として評価対象に該当するか否かを判定する為の境界情報を格納し、
    前記境界判定工程は、前記区分情報毎に、前記境界情報に基づく評価対象当否の判定を行い、
    前記評価工程では、評価対象として当判定がなされた前記区分情報について、GHG量を算出する、
    旅程評価方法。
  8. ゼロカーボンツリーズムに取り組む為のコンピュータが実行する旅程評価方法であって、前記コンピュータが、
    記憶工程では、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
    受付工程では、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
    前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
    評価工程では、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する、旅程評価方法であって、
    前記区分情報は、エリア毎に区別可能に格納され、
    前記評価工程では、前記旅程に含まれた内容情報に対して、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率において更に有意な区分情報を、代替区分情報として決定する、
    旅程評価方法。
  9. 前記旅程に含まれた内容情報について、代替可否が設定され、
    前記評価工程では、代替可と設定された前記内容情報に対して、前記代替区分情報を決定する、
    請求項に記載の旅程評価方法
  10. ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価プログラムであって、
    コンピュータを記憶部と、受付部と、評価部と、として機能させ、
    前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
    前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
    前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
    前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する、旅程評価プログラムであって、
    前記旅程評価プログラムは更に、コンピュータを境界判定部として機能させ、
    前記記憶部は、前記区分情報が、ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の評価指標として評価対象に該当するか否かを判定する為の境界情報を格納し、
    前記境界判定部は、前記区分情報毎に、前記境界情報に基づく評価対象当否の判定を行い、
    前記評価部は、評価対象として当判定がなされた前記区分情報について、GHG量を算出する、
    旅程評価プログラム
  11. ゼロカーボンツリーズムに取り組む為の旅程評価プログラムであって、
    コンピュータを記憶部と、受付部と、評価部と、として機能させ、
    前記記憶部は、旅程に含まれる各行程において発生する費用について、下位の項目が上位の項目を細分化する関係となる階層的な項目構造のパスであり、発生する費用の内容を説明する区分情報並びに、その金額又は数量に応じてGHG量を算出する為の算出係数を格納し、
    前記受付部は、旅程に含まれた各行程において発生する費用の内容情報並びに、金額、数量を示す情報若しくは、数量を示す情報及び単価を含む旅程情報を受け付け、
    前記内容情報を用いて、該当する前記区分情報を決定し、
    前記評価部は、前記旅程情報に対応する前記区分情報と前記算出係数から、当該旅程に係るGHG量を評価する、旅程評価プログラムであって、
    前記区分情報は、エリア毎に区別可能に格納され、
    前記評価部は、前記旅程に含まれた内容情報に対して、GHG削減量、増加量、削減率又は増加率において更に有意な区分情報を、代替区分情報として決定する、
    旅程評価プログラム
  12. 前記旅程に含まれた内容情報について、代替可否が設定され、
    前記評価部は、代替可と設定された前記内容情報に対して、前記代替区分情報を決定する、
    請求項11に記載の旅程評価プログラム
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