JP7216982B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明の情報処理装置は、
少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報を入力するための入力部と、
測定または取得された紫外線の暴露時間および紫外線量と、前記入力部により入力された入力情報と、紫外線による体内でのビタミンDの生成率とに基づき、人の体内で生成されるビタミンDの生成量を推定するビタミンD生成量推定部とを含む。
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量と、前記人における必要なビタミンDの量との差分を算出する差分算出部を含むことができる。
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量よりも少ない場合において、前記差分に相当するビタミンDの量を生成するために必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する第1の必要時間算出部を含むことができる。
前記第1の必要時間算出部は、
所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最高値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が平均値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最低値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間を算出する機能と、を実現することができる。
所定時間前から現在までの間の前記差分の積算量を考慮して、体内に蓄積されたビタミンDの蓄積量を算出するビタミンD蓄積量算出部を含むことができる。
前記ビタミンD蓄積量算出部は、ビタミンDの半減期を考慮して、前記体内に蓄積されたビタミンDの蓄積量を算出することができる。
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった場合において、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった旨の情報を報知する第1の報知部を含むことができる。
前記情報処理装置が報知部を含む電子機器に通信可能に接続され、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった場合において、前記報知部に対して、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった旨の情報を送信する送信部を含むことができる。
前記ビタミンD生成量推定部は、少なくとも、性別、年齢および体重に基づいて算出することができる。
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量よりも少ない場合において、少なくとも、前記差分に相当するビタミンDの量を摂取可能な食べ物、飲み物及びサプリメントの群から選択される少なくとも1種と、前記食べ物、飲み物及びサプリメントの群から選択される少なくとも1種の量との食事メニューを生成する食事メニュー生成部を含むことができる。
測定または取得された紫外線量の累積値を算出する紫外線量累積部と、
前記紫外線量累積部が算出した紫外線量の累積値が、紅斑紫外線量との関係における割合を算出する割合算出部とを含むことができる。
前記紫外線量の累積値が前記紅斑紫外線量の所定の割合に達した場合において、その旨を報知する第2の報知部を含むことができる。
前記紫外線量は、紫外線測定部により測定され、
前記紫外線量の累積値に基づき、前記紫外線測定部が前記紫外線量を測定する間隔を決定する測定間隔決定部を含むことができる。
前記紫外線量の累積値が前記紅斑紫外線量に達していない場合において、
前記紫外線量の累積値が前記紅斑紫外線量に達するまでに必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する第2の必要時間算出部を含むことができる。
前記第2の必要時間算出部は、
所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最高値を継続したと仮定した場合における、紅斑紫外線量に達するまでに必要な日照時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が平均値を継続したと仮定した場合における、紅斑紫外線量に達するまでに必要な日照時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最低値を継続したと仮定した場合における、紅斑紫外線量に達するまでの必要な日照時間を算出する機能部と、を実現することができる。
前記人が居る土地情報と時刻に基づいて当該土地からみて地平線より上に太陽が位置しているかどうかを判断する太陽位置判断部を含むことができる。
前記被覆層が紫外線吸収型の化粧品から構成され、
前記紫外線量に基づき、前記被覆層の紫外線吸収率を算出するための紫外線吸収率算出部を含むことができる。
本発明の情報処理方法は、
入力部が、少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報を入力するための工程と、
ビタミンD生成量推定部が、測定または取得された紫外線の暴露時間および紫外線量と、前記入力部により入力された入力情報と、紫外線による体内でのビタミンDの生成率とに基づき、人の体内で生成されるビタミンDの生成量を推定する工程とを含む。
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
入力部が、少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報を入力するためのステップと、
ビタミンD生成量推定部が、測定または取得された紫外線の暴露時間および紫外線量と、前記入力部により入力された入力情報と、紫外線による体内でのビタミンDの生成率とに基づき、人の体内で生成されるビタミンDの生成量を推定するステップとを実行させるためのものである。
1.情報処理装置の構成
(1)情報処理装置の機能的構成
図1を参照しながら、情報処理装置10の機能的構成について説明する。
情報処理装置10の機能は、コンピュータなどの公知の電子計算機により実現することができる。情報処理装置10は、たとえば、入出力機能があるコンピュータや携帯電話などの携帯端末からなることができる。情報処理装置10は、通信可能なコンピュータなどの自動計算機や携帯電話などの携帯通信端末を適用することができる。情報処理装置10に対して情報処理を実行させるプログラムは、情報処理装置10に含まれる記憶装置(たとえば、ROM、ハードディスク)などに格納することができる。種々の処理部30による情報処理は、CPUなどの演算装置により実行することができる。
ビタミンDの生成量の推定に当たり、次の算出式を用いることができる。
(算出式)
ビタミンDの生成量=紫外線による体内でのビタミンDの生成率×肌のタイプの効果×露出した皮膚面積×紫外線の暴露時間×被覆層の紫外線減衰率
ここで、被覆層の紫外線減衰率は、次の式に基づいて導出することができる。
被覆層の紫外線減衰率=被覆層の材料に基づく指標=被覆層の材料のSPF値の逆数=1/被覆層の材料のSPF値
(1)第1の情報処理方法
図4に示すように、入力部20により、少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報が入力される(S11)。
第2の情報処理方法は、図4に示すように、ステップ12(S12)まで第1の情報処理方法と同じである。ステップ12(S12)の後に、第2の要求により、ビタミンD蓄積量算出部30dにより、所定時間前から現在までの間にステップ13(S13)で算出された差分の積算量を考慮して、体内に蓄積されたビタミンDの蓄積量を算出する(S14b)。ビタミンD蓄積量算出部30dは、ビタミンDの半減期を考慮して、体内に蓄積されたビタミンDの蓄積量を算出することができる。図5および図6に、ビタミンD余剰量の関係の上での、ビタミンDの半減期に基づく減少量を説明するための概念図を示す。
第3の情報処理方法は、図4に示すように、ステップ12(S12)まで第1の情報処理方法と同じである。ステップ12(S12)の後に、ステップ13(S13)で算出された差分に基づき、ビタミンDの生成量が必要量に達しているかどうかを判断し(S14c)、達していれば、自動的に第1の報知部52aによりその旨を報知する。(S15c)。
第4の情報処理方法は、図4に示すように、ステップ12(S12)まで第1の情報処理方法と同じである。ステップ12(S12)の後に、第3の要求に基づき、ステップ13(S13)で算出された差分に基づき、食事メニュー生成部30eがその差分を補う食事メニューを生成する(S14d)。
第5の情報処理方法は、図7に示すように、紫外線量を紫外線測定部により測定、または、データ取得部42により取得する(S21)。
第6の情報処理方法は、ステップ22(S22)まで第5の情報処理方法と同じである。ステップ22(S22)の後に、紫外線量の累積値に基づき、紫外線測定部による紫外線量の測定間隔を決定する。
(1)識別情報や入力情報の入力画面
情報処理装置10は、表示部50に対して、図8に示すように、識別情報(氏名、ニックネームなど)、性別、生年月日、体重、肌タイプなどの入力を促す画面を表示することができる。肌タイプの選択肢としては、例えば、次の6肢を挙げることができる。
「1:白人に多いタイプです。」、「2:色白のタイプです。」、「3:日本人に一番多いタイプです。」、「4:日焼けしている肌のタイプです。」、「5:色黒のタイプです。」、「6:黒人です。」
情報処理装置10において、図10に示すように、服の組み合わせ(コーディネーション)の選択を促す表示がなされ、その選択を通じて肌の露出面積を入力することができる。SPFと化粧の厚さの入力を促す画面が表示される。SPFの値の入力を通じて、被覆層の紫外線減衰率の入力を行うことができる。化粧の厚さは、たとえば、「濃い」、「普通」、「やや薄い」、「薄い」、「なし」などから選択することができる。化粧の厚さは、厚さの数値を入力するものであってもよい。化粧の厚さを入力することは、被覆層の有無も入力したことを意味する。
情報処理装置10は、図11に示すように、入力データに基づきビタミンDの生成量を算出し、表示部50に表示することができる。暴露紫外線量を表示してもよい。暴露紫外線量に基づいて、たとえば、「皮膚障害が発生しそうです(紫外線をこれ以上浴びないでください)」、「ビタミンDが十分できました(紫外線の浴び過ぎに注意してください)」、「ビタミンDが十分できました(皮膚障害発生の心配はありません)」、「ビタミンD生成が不十分です(本日のビタミンD○○%生成しました)」のいずれかの報知をすることができる。
情報処理装置10は、図12に示すように、時間ごとに紫外線暴露量の推移を表示することができる。ビタミンDの生成量を骨の表示割合にて表示してもよい。
情報処理装置10は、図13に示すように、所定期間の各日の必要ビタミンD量に対するビタミンD生成量に達した割合を表示してもよい。
情報処理装置10は、図14に示すように、実効湿度を表示してもよい。
情報処理装置10は、図15に示すように、ビタミンDの補給のための食事のメニューを表示することができる。
人の皮膚は紫外線を浴びすぎるとメラミン色素ができてシミ・しわなどの皮膚障害が発生する。これを防ぐ目的で、種々の紫外線対策化粧品が上市されている。
20 入力部
30 処理部
30a ビタミンD生成量推定部
30b 差分算出部
30c 第1の必要時間算出部
30d ビタミンD蓄積量算出部
30e 食事メニュー生成部
30f 紫外線量累積部
30g 割合算出部
30h 測定間隔決定部
30i 第2の必要時間算出部
30j 太陽位置判断部
30k 紫外線吸収率算出部
30l 表示制御部
40 記憶部
42 データ取得部
44 送信部
50 表示部
52 報知手段
52a 第1の報知部
52b 第2の報知部
60 紫外線量計測部
70 通信ネットワーク
72 クライアント端末
Claims (16)
- 少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、前記被覆層の厚み、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報を入力するための入力部と、
測定または取得された紫外線の暴露時間および紫外線量と、前記入力部により入力された入力情報と、紫外線による体内でのビタミンDの生成率とに基づき、人の体内で生成されるビタミンDの生成量を推定するビタミンD生成量推定部と、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量と、前記人における必要なビタミンDの量との差分を算出する差分算出部と、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量よりも少ない場合において、前記差分に相当するビタミンDの量を生成するために必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する第1の必要時間算出部とを含み、
前記第1の必要時間算出部は、
所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最高値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が平均値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最低値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する機能と、を実現する情報処理装置。 - 請求項1において、
所定時間前から現在までの間の前記差分の積算量を考慮して、体内に蓄積されたビタミンDの蓄積量を算出するビタミンD蓄積量算出部を含む情報処理装置。 - 請求項2において、
前記ビタミンD蓄積量算出部は、ビタミンDの半減期を考慮して、前記体内に蓄積されたビタミンDの蓄積量を算出する情報処理装置。 - 請求項1~3のいずれかにおいて、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった場合において、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった旨の情報を報知する第1の報知部を含む情報処理装置。 - 請求項1~4のいずれかにおいて、
前記情報処理装置が報知部を含む電子機器に通信可能に接続され、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった場合において、前記報知部に対して、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量以上になった旨の情報を送信する送信部を含む情報処理装置。 - 請求項1~5のいずれかにおいて、
前記ビタミンD生成量推定部は、少なくとも、性別、年齢および体重に基づいて算出する情報処理装置。 - 請求項1~6のいずれかにおいて、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量よりも少ない場合において、少なくとも、前記差分に相当するビタミンDの量を摂取可能な食べ物、飲み物及びサプリメントの群から選択される少なくとも1種と、前記食べ物、飲み物及びサプリメントの群から選択される少なくとも1種の量との食事メニューを生成する食事メニュー生成部を含む情報処理装置。 - 請求項1~7のいずれかにおいて、
測定または取得された紫外線量の累積値を算出する紫外線量累積部と、
前記紫外線量累積部が算出した紫外線量の累積値が、紅斑紫外線量との関係における割合を算出する割合算出部とを含む情報処理装置。 - 請求項8において、
前記紫外線量の累積値が前記紅斑紫外線量の所定の割合に達した場合において、その旨を報知する第2の報知部を含む情報処理装置。 - 請求項8または9において、
前記紫外線量は、紫外線測定部により測定され、
前記紫外線量の累積値に基づき、前記紫外線測定部が前記紫外線量を測定する間隔を決定する測定間隔決定部を含む情報処理装置。 - 請求項8~10のいずれかにおいて、
前記紫外線量の累積値が前記紅斑紫外線量に達していない場合において、
前記紫外線量の累積値が前記紅斑紫外線量に達するまでに必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する第2の必要時間算出部を含む情報処理装置。 - 請求項11において、
前記第2の必要時間算出部は、
所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最高値を継続したと仮定した場合における、紅斑紫外線量に達するまでに必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が平均値を継続したと仮定した場合における、紅斑紫外線量に達するまでに必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する機能と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最低値を継続したと仮定した場合における、紅斑紫外線量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する機能部と、を実現する情報処理装置。 - 請求項1~12のいずれかにおいて、
前記被覆層が紫外線吸収型の化粧品から構成され、
前記紫外線量に基づき、前記被覆層の紫外線吸収率を算出するための紫外線吸収率算出部を含む情報処理装置。 - 請求項1~13のいずれかにおいて、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量を表示するための表示部を含み、
前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量の表示領域において当該生成量に応じて伸長されるような表示態様をとるように表示制御する表示制御部を含む情報処理装置。 - 入力部が、少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、前記被覆層の厚み、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報を入力する工程と、
ビタミンD生成量推定部が、測定または取得された紫外線の暴露時間および紫外線量と、前記入力部により入力された入力情報と、紫外線による体内でのビタミンDの生成率とに基づき、人の体内で生成されるビタミンDの生成量を推定する工程と、
差分算出部が、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量と、前記人における必要なビタミンDの量との差分を算出する工程と、
第1の必要時間算出部が、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量よりも少ない場合において、前記差分に相当するビタミンDの量を生成するために必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する工程とを含み、
前記必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する工程は、
所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最高値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する工程と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が平均値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する工程と、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最低値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出する工程とを含む情報処理方法。 - コンピュータに、
入力部が、少なくとも、肌のタイプ、露出した皮膚面積、露出した肌の被覆層の有無、前記被覆層の厚み、及び、前記被覆層の紫外線減衰率を含む入力情報を入力するステップと、
ビタミンD生成量推定部が、測定または取得された紫外線の暴露時間および紫外線量と、前記入力部により入力された入力情報と、紫外線による体内でのビタミンDの生成率とに基づき、人の体内で生成されるビタミンDの生成量を推定するステップと、
差分算出部が、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量と、前記人における必要なビタミンDの量との差分を算出するステップと、
第1の必要時間算出部が、前記ビタミンD生成量推定部が推定したビタミンDの生成量が前記人における必要なビタミンDの量よりも少ない場合において、前記差分に相当するビタミンDの量を生成するために必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出するステップとを実行させるためのプログラムであり、
前記必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出するステップは、
所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最高値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出するステップと、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が平均値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出するステップと、
前記所定時間前から現在までの間に取得または測定した紫外線量のうち紫外線量が最低値を継続したと仮定した場合における、所定のビタミンDの生成量に達するまでの必要な日照時間または紫外線の暴露時間を算出するステップとを含むプログラム。
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