JP7214671B2 - 振動観測システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、振動観測システムに関する。
現在、気象庁は、地震計・震度計を全国約690箇所に設置し、各観測点の振動データを取得して公開している。しかしながら、この程度の空間的粒度で得られる振動データからでは、地震発生時の振動状況の把握や予測、建設物の建設場所の選定や耐震強度設計などを正確に行うことは難しい。
特開2017-96737号公報 特開2007-263863号公報 特開2010-230407号公報
その一方で、観測点を大幅に増加し、かつ、大量の観測点から時間的にも細かな粒度で振動データを収集できるシステムを構築するためには、莫大な費用が見込まれる。
本発明が解決しようとする課題は、低コストで構築することができる、より細かい空間的・時間的粒度で振動データを取得可能な振動観測システムを提供することである。
実施形態によれば、振動観測システムは、センサーと、通信装置と、振動データ管理サーバーと、を具備する。前記センサーは、スマートメーターと対応づけて設けられ、前記スマートメーターが検針値を含む電力データを出力する間隔と同じ長さの第1期間毎に最大振動を計測し、前記スマートメーターの識別情報、前記最大振動の計測時刻、振動数、変位、速度および加速度を含む振動データを前記第1期間毎に出力する。前記通信装置は、前記スマートメーターが出力する前記電力データおよび前記センサーが出力する前記振動データを取得し、前記電力データを管理する電力データ管理サーバーが前記電力データを受信するために構築されるネットワークに対して、前記電力データを含む第1通信データと、前記振動データを含む第2通信データとを前記第1期間毎に送信する。前記振動データ管理サーバーは、前記通信装置が前記ネットワークへ送信する前記第2通信データを取得し、前記第2通信データに含まれる前記振動データを管理する。
実施形態の振動観測システムの一構成例を示す図。 実施形態の振動観測システムが有するセンサーの機能ブロック図。 実施形態の振動観測システムが有するスマートメーター通信部の機能ブロック図。 実施形態の振動観測システムが有する情報振り分け基盤の機能ブロック図。 実施形態の振動観測システムが有する振動データ管理サーバーの機能ブロック図。 実施形態の振動観測システムで用いられるスマートメーターマスタデータの一例を示す図。 実施形態の振動観測システムが有するセンサーが出力する振動データの一例を示す図。 実施形態の振動観測システムで用いられる電力通信データの一例を示す図。 実施形態の振動観測システムで用いられる振動通信データの一例を示す図。 実施形態の振動観測システムが提供する振動データの公開サービスの流れの一例を説明するための概念図。 実施形態の振動観測システムが有するセンサーの動作手順の一例を示すフローチャート。 実施形態の振動観測システムが有するスマートメーター通信部の動作手順の一例を示すフローチャート。 実施形態の振動観測システムが有する情報振り分け基盤の動作手順の一例を示すフローチャート。 実施形態の振動観測システムが有する振動データ管理サーバーの振動データ登録時の動作手順の一例を示すフローチャート。 実施形態の振動観測システムが有する振動データ管理サーバーの振動データ公開時の動作手順の一例を示すフローチャート。 実施形態の振動観測システムによる震度の細分化の一例を示す図。 実施形態の振動観測システムが公開する地震データの一活用例を説明するための図。 実施形態の振動観測システムが公開する地震データの他の一活用例を説明するための図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る振動観測システム1の一構成例を示す図である。
本振動観測システム1は、スマートメーター11で利用者の電力使用量を例えば30分毎に収集する既存のAMI(Advanced Metering Infrastructure)システム2を用いて構築されるシステムである。近年、電力使用量を把握・低減するために、スマートメーター11を介して家庭電化製品を制御するHEMS(家庭内エネルギー管理システム)10を導入する世帯も増加傾向にある。そこで、本振動観測システム1は、空間的に非常に細かい粒度の例えば世帯単位で全国に法規的に備えられ、かつ、時間的にも非常に細かい粒度の例えば30分毎に検針値を出力するスマートメーター11が既に稼働しているAMIシステム2を用いることで、より細かい空間的・時間的粒度で振動データを取得することを低コストで実現するものであり、以下、この点について詳述する。
図1に示すように、振動観測システム1は、スマートメーター11や電力ネットワークNなどを有するAMIシステム2と協働させる要素として、センサー20、スマートメーター通信部30、情報振り分け基盤40、振動データ管理サーバー60、マスタデータ記憶部70などを有している。
センサー20は、例えば震度計と加速度センサーとを含み、振動数(Hz)、変位(mm)、速度(mm/S)、加速度(m/S)などを計測する。センサー20は、スマートメーター11の近傍に設けられ、または、スマートメーター11に取り付けられる。あるいは、センサー20は、予めスマートメーター11に搭載されてもよい。つまり、センサー20は、スマートメーター11と対応づけて設けられる。センサー20は、スマートメーター11の識別情報を入力可能なインターフェースを有する。センサー20は、スマートメーター11が検針値を含む電力データ110を出力する間隔(例えば15分間隔や30分間隔、以降、実施例では30分間隔で説明する)と同じ長さの期間毎に、スマートメーター11の識別情報と、各期間において最大振動数が計測された時刻と、各期間において計測された最大振動数(および最大振動数が計測された時の変位、速度、加速度)とを含む振動データ120を出力する。センサー20が振動データ120を出力するタイミングは、スマートメーター11が電力データ110を出力するタイミングと必ずしも一致していなくともよい。
スマートメーター通信部30は、スマートメーター11が出力する電力データ110を含む電力通信データ130と、センサー20が出力する振動データ120を含む振動通信データ140とを、予め定められた期間(例えば30分)毎に、AMIシステム2の電力ネットワークNへ送信する通信装置である。予め定められた期間とは、スマートメーター11が電力データを出力する間隔と同じ長さの期間である。
情報振り分け基盤40は、スマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信された電力通信データ130および振動通信データ140を当該電力ネットワークNから収集して、電力通信データ130は電力データ管理サーバー50へ転送し、振動通信データ140は振動データ管理サーバー60へ転送する、通信データの振り分け機能を有する中継装置である。電力データ管理サーバー50は、例えば電力会社が運用するコンピュータである。
振動データ管理サーバー60は、情報振り分け基盤40から送信される振動通信データ140に含まれる振動データ120を管理し、ファイルサーバーなどであるマスタデータ記憶部70に記憶されるスマートメーターマスタデータ70Aに基づき、気象予報会社や建設会社などであるサービス提供会社80に対して、サービス提供会社80のニーズに合致する振動データ120を抽出して公開するサービスを提供するコンピュータである。スマートメーターマスタデータ70Aは、スマートメーター11が設置されている世帯の住所や階数、線路や道路からの距離などの情報を含んでいる。サービス提供会社80のニーズに合致する振動データ120とは、ある地域の振動データ、ある地域のある時間帯の振動データ、ある線路や道路から指定範囲内の振動データ120などである。なお、振動データ管理サーバー60は、振動データ120を、マスタデータ記憶部70と同様の(図示されない)ファイルサーバーなどによって管理する。あるいは、振動データ管理サーバー60は、スマートメーターマスタデータ70Aと振動データ120とを、同じファイルサーバーによって管理してもよい。
図2は、センサー20の機能ブロック図である。
図2に示すように、センサー20は、スマートメーター通信部接続機能部21、振動計測機能部22、最大振動送信機能部23、振動リセット機能部24、時計機能部25などを有している。
スマートメーター通信部接続機能部21は、スマートメーター通信部30へ振動データ120を送信するためのスマートメーター通信部30との間の接続・通信を制御する。振動計測機能部22は、振動を計測し、計測された振動の中で最大の振動に関する情報を保持する。振動計測機能部22が保持する情報には、振動数、変位、速度、加速度、計測時刻などが含まれる。
最大振動送信機能部23は、センサー20が対応づけられているスマートメーター11の識別情報と、振動計測機能部22が保持する情報とを、予め定められた期間(例えば30分)毎に振動データ120としてスマートメーター通信部接続機能部21経由でスマートメーター通信部30へ送信する。予め定められた期間とは、スマートメーター11が電力データを出力する間隔と同じ長さの期間である。振動リセット機能部24は、最大振動送信機能部23による振動データ120の送信が行われる毎に、振動計測機能部22が保持する最大振動に関する情報をリセットする。従って、振動計測機能部22には、各リセット時以降で計測された振動の中の最大の振動に関する情報が保持される。
時計機能部25は、時刻を計数する時計モジュールである。この時計機能部25が計数する時刻に基づき、最大振動送信機能部23は、振動データ120をスマートメーター通信部30へ送信すべきタイミングを取得する。
つまり、センサー20は、例えば30分毎に、その30分間において計測された振動の中の最大の振動に関する情報を振動データ120として出力する。なお、30分間で振動が計測されなかった場合、センサー20は、振動数や変位、速度、加速度が0を示す振動データ120を出力してもよいし、当該30分間についての振動データ120の出力を行わないようにしてもよい。
図3は、スマートメーター通信部30の機能ブロック部である。
図3に示すように、スマートメーター通信部30は、スマートメーター接続機能部31、センサー接続機能部32、電力データ送信機能部33、振動データ送信機能部34、時計機能部35などを有している。
スマートメーター接続機能部31は、スマートメーター11から電力データ110を受信するためのスマートメーター11との間の接続・通信を制御する。センサー接続機能部32は、センサー20から振動データ120を受信するためのセンサー20との間の接続・通信を制御する。
電力データ送信機能部33は、スマートメーター11から受信した電力データを含む電力通信データ130を、予め定められた期間(例えば30分)毎に電力ネットワークNへ送信する。振動データ送信機能部34は、センサー20から受信した振動データ120を含む振動通信データ140を、予め定められた期間(例えば30分)毎に電力ネットワークNへ送信する。予め定められた期間とは、スマートメーター11が電力データを出力する間隔と同じ長さの期間である。なお、振動データ送信機能部34は、振動データ120に含まれる振動数や変位、速度、加速度が0を示す場合、当該30分間についての振動通信データ140の電力ネットワークNへの送信を行わないようにしてもよい。
時計機能部35は、時刻を計数する時計モジュールであり、たとえばGPSにより時刻を補正する機能を備える。この時計機能部35が計数する時刻に基づき、電力データ送信機能部33および振動データ送信機能部34は、電力通信データ130および振動通信データ140を電力ネットワークNへ送信すべきタイミングを取得する。
図4は、情報振り分け基盤40の機能ブロック図である。
図4に示すように、情報振り分け基盤40は、データ収集機能部41、データ判断機能部42、データ振り分け機能部43などを有している。
データ収集機能部41は、電力ネットワークNとの間の接続を制御し、電力ネットワークN上を流れる電力通信データ130および振動通信データ140を収集する。データ判断機能部42は、データ収集機能部41が収集した通信データの種別を判断する。具体的には、データ判断機能部42は、各通信データについて、電力通信データ130なのか振動通信データ140なのかを判断する。
データ振り分け機能部43は、電力データ管理サーバー50との間の接続・通信、振動データ管理サーバー60との間の接続・通信を制御する。そして、データ振り分け機能部43は、データ収集機能部41が収集した通信データが、データ判断機能部42によって電力通信データ130であると判断された場合、その電力通信データ130を電力データ管理サーバー50へ送信する。また、データ振り分け機能部43は、データ収集機能部41が収集した通信データが、データ判断機能部42によって振動通信データ140であると判断された場合には、その振動通信データ140を振動データ管理サーバー60へ送信する。つまり、データ振り分け機能部43は、データ判断機能部42による判断の結果に基づき、データ収集機能部41が収集した通信データの転送先を、電力データ管理サーバー50と振動データ管理サーバー60とに振り分ける。
図5は、振動データ管理サーバー60の機能ブロック図である。
図5に示すように、振動データ管理サーバー60は、スマートデータマスタ管理機能部61、振動データ管理機能部62、振動データ集計機能部63、集計データ公開機能部64などを有している。
スマートデータマスタ管理機能部61は、スマートメーターマスタデータ70Aを管理するための処理を実行する。例えば、スマートメーター11の基本情報を電力データ管理サーバー50から取得し、かつ、当該取得した基本情報に対して、本振動観測システム1独自の情報を付加することによって、スマートメーターマスタデータ70Aを作成するといった処理を実行する。スマートデータマスタ管理機能部61によって作成されたスマートメーターマスタデータ70Aは、ファイルサーバーなどであるマスタデータ記憶部70に記憶される。また、スマートデータマスタ管理機能部61は、スマートメーター11の更新情報(スマートメーター11の新設、移設、撤去などに関する情報)を電力データ管理サーバー50から取得し、スマートメーターマスタデータ70Aへ反映させるといった処理も実行する。本振動観測システム1独自の情報を含むスマートメーターマスタデータ70Aの一例については後述する。
振動データ管理機能部62は、情報振り分け基盤40から送信される振動通信データ140に含まれる振動データ120を取得する。振動データ集計機能部63は、スマートメーターマスタデータ70Aに基づき、サービス提供会社80のニーズに合致する振動データ120を抽出・集計する。集計データ公開機能部64は、振動データ集計機能部63によって抽出・集計された振動データ120をサービス提供会社80へ公開する。
図6は、振動データ管理サーバー60の制御の下、マスタデータ記憶部70に記憶されるスマートメーターマスタデータ70Aの一例を示す図である。
スマートメーターマスタデータ70Aは、スマートメーター11毎にレコードが設けられるデータベースである。図6に示すように、スマートメーターマスタデータ70Aのレコードは、メーターIDフィールド71、設置位置フィールド72、設置場所フィールド73、関連施設フィールド74を含む。スマートメーターマスタデータ70Aは、電力会社などによって設置されているスマートメーター11すべてについてのレコードを含んでいてもよいし、センサー20が対応づけられているスマートメーター11のみについてのレコードを含んでいてもよい。
メーターIDフィールド71には、スマートメーター11に対して一意に割り当てられる識別情報(ID)が記録される。
設置位置フィールド72には、スマートメーター11の設置位置に関する情報が記録される。例えば、設置位置フィールド72は、緯度サブフィールドと経度サブフィールドとを含み、スマートメーター11の設置位置の緯度と経度とが記録される。
設置場所フィールド73には、スマートメーター11の設置場所に関する情報が記録される。例えば、設置場所フィールド73は、県サブフィールド、市サブフィールド、町サブフィールド、丁目サブフィールド、階サブフィールトを含み、スマートメーター11の設置場所の住所と階数とが記録される。
関連施設フィールド74には、線路や道路などの振動を発生させ得る周辺施設に関する情報が記録される。例えば、関連施設フィールド74は、鉄道サブフィールドや道路サブフィールドを含み、路線名および線路までの距離、道路名および道路までの距離などが記録される。
また、このような構成をもつスマートメーターマスタデータ70Aの各レコードに記録される情報のうち、符号a1で示される範囲の情報は、例えば電力会社が運用する電力データ管理サーバー50から取得する基本情報であり、一方、符号a2で示される範囲の情報は、この基本情報に対して本振動観測システム1が付加する独自の情報である。
図7は、センサー20が出力する振動データ120の一例を示す図である。
図7に示すように、振動データ120は、例えば、メーターIDフィールド121、時刻フィールド122、振動数フィールド123、変位フィールド124、速度フィールド125、加速度フィールド126を含む。
メーターIDフィールド121には、センサー20が対応づけられているスマートメーター11の識別情報が記録される。
時刻フィールド121には、センサー20が30分間で計測した振動の中の最大振動を計測した時の時刻が記録される。振動数フィールド122、変位フィールド123、速度フィールド124、加速度フィールド125には、時刻フィールド111に記録される時刻に計測された最大振動の振動数、変位、速度、加速度が記録される。
図8は、スマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信され、情報振り分け基盤40によって電力ネットワークNから収集されて電力データ管理サーバー50へ転送される電力通信データ130の一例を示す図である。
図8に示すように、電力通信データ130は、例えば、フラグフィールド131、メーターIDフィールド132、時刻フィールド133、30分検針値[1]フィールド134、30分検針値[2]フィールド135を含む。
フラグフィールド131には、(振動通信データ140その他の通信データと区別するための)電力通信データ130であることを示すフラグが記録される。
メーターIDフィールド132には、電力データ110を出力したスマートメーター11の識別情報が記録される。
時刻フィールド133には、スマートメーター11が30分検針値[1]フィールド134や30分検針値[2]フィールド135の値を取得した時刻が記録される。
30分検針値[1]フィールド134には、電力会社から利用者への30分間の電力流通量(順潮流)が記録される。一方、30分検針値[2]フィールド135には、太陽光発電設備などを有する利用者から電力会社への30分間の電力流通量(逆潮流)が記録される。30分検針値[2]フィールド135には、利用者側における発電量が消費電力量を上回った場合に0以外の値が記録され得る。
なお、図8に示す2つの電力通信データ130は、2つのスマートメーター11が設置されている1つの建設物に設けられている1つのスマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信されたものであり得るし、1つのスマートメーター11が設置されている2つの建設物に設けられている2つのスマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信されたものでもあり得る。
図9は、スマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信され、情報振り分け基盤40によって電力ネットワークNから収集されて振動データ管理サーバー60へ転送される振動通信データ140の一例を示す図である。
図9に示すように、振動通信データ140は、例えば、フラグフィールド141、メーターIDフィールド142、時刻フィールド143、振動数フィールド144、変位フィールド145、速度フィールド146、加速度フィールド147を含む。
フラグフィールド141には、(電力通信データ130その他の通信データと区別するための)振動通信データ140であることを示すフラグが記録される。
メーターIDフィールド142には、センサー20が対応づけられているスマートメーター11の識別情報が記録される。
時刻フィールド143、振動数フィールド144、変位フィールド145、速度フィールド146、加速度フィールド147には、センサー20から出力された振動データ120(図7)の時刻フィールド121、振動数フィールド122、変位フィールド123、速度フィールド124、加速度フィールド125の値が格納される。
なお、図9に示す2つの振動通信データ140も、2つのスマートメーター11が設置されており、かつ、当該2つのスマートメーター11のそれぞれに対応づけて2つのセンサー20が設置されている1つの建設物に設けられている1つのスマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信されたものであり得るし、1つのスマートメーター11が設置されており、かつ、当該1つのスマートメーター11に対応づけて1つのセンサー20が設置されている2つの建設物に設けられている2つのスマートメーター通信部30によって電力ネットワークNへ送信されたものでもあり得る。
図10は、本振動観測システム1の振動データ管理サーバー60が、サービス提供会社80のニーズに合致する振動データ120を公開するサービスを提供する流れの一例を説明するための概念図である。
前述したように、本振動観測システム1においては、振動を観測するためのセンサー20が、空間的に非常に細かい粒度の世帯単位で全国に法規的に備えられスマートメーター11と対応づけられて設置される。かつ、センサー20は、スマートメーター11が電力データ110を出力する間隔(例えば30分)と同じ長さの期間毎に当該期間内での最大振動に関する情報を振動データ120として出力するように構成される。また、本振動観測システム1においては、スマートメーター通信部30が、時間的に非常に細かい粒度のスマートメーター11が電力データ110を出力する間隔(例えば30分)と同じ長さの期間毎に、スマートメーター11が出力する電力データ110を含む電力通信データ130を電力ネットワークNへ送信すると共に、センサー20が出力する振動データ120を含む振動通信データ140を電力ネットワークNへ送信する。また、センサー20が出力する振動データ120には、当該センサー20が対応づけられているスマートメーター11の識別情報が含まれている。この振動データ120を含む振動通信データ140は、電力ネットワークNおよび情報振り分け基盤40経由で振動データ管理サーバー60へ送信される。なお、スマートメーター通信部30は、電力通信データ130内には電力通信データ130を示すフラグを格納し、振動通信データ140内には振動通信データ140を示すフラグを格納する。
さらに、本振動観測システム1においては、振動データ管理サーバー60が、スマートメーターマスタデータ70Aとして、スマートメーター11の識別情報、設置位置、設置場所、関連施設などを管理する。従って、振動データ管理サーバー60は、スマートメーター11の識別情報をキー情報として、情報振り分け基盤40から送信される振動通信データ140に含まれる振動データ120の観測点に関する設置位置、設置場所、関連施設などを特定することができる。つまり、本振動観測システム1は、AMIシステム2を用いることで、より細かい空間的・時間的粒度で振動データを取得することを低コストで実現することができる。
また、このように特定し得る設置位置、設置場所、関連施設などをキー情報として、サービス提供会社80のニーズを受け付けることで、振動データ管理サーバー60は、例えば、ある地域の振動データ120、ある地域のある時間帯の振動データ120、ある線路や道路から指定範囲内の振動データ120といった任意の条件に合致する振動データ120を抽出・集計して公開することができる。例えば、ある地域の振動データ120を抽出・集計する場合、振動データ管理サーバー60は、まず、スマートメーターマスタデータ70Aによって対象地域に設置されているスマートメーター11の識別情報を検索し、次いで、当該取得した識別情報を含む振動データ120を抽出・集計すればよい。
サービス提供会社80は、例えば、振動データ管理サーバー60から公開された振動データ120を30分単位で比較することで、通常時と異なる振動を判別することなどが可能となる。また、例えば、外部の地震ハザードステーション情報150などを入手するサービス提供会社80は、振動データ管理サーバー60から公開された振動データ120と比較することで、振動に関する情報を正確かつ詳細に補完することなどが可能となる。
図11は、センサー20の動作手順の一例を示すフローチャートである。
振動リセット機能部24は、振動計測機能部22が保持する最大振動に関する情報をリセットする(S101)。振動計測機能部22は、振動を計測し(S102)、計測された振動が、リセット後の最大振動か否かを判定する(S103)。最大振動である場合(S103:Yes)、振動計測機能部22は、S102で計測された振動に関する情報を、最大振動に関する情報として保持する(S104)。つまり、振動計測機能部22によるS103の判定は、S102で計測された振動が、過去におけるS104で保持された振動を超えているか否かを判定するものである。最大振動でない場合(S103:No)、振動計測機能部22は、S102で計測された振動に関する情報を保存するためのS104の処理をスキップする。
最大振動送信機能部23は、時計機能部25で計数される時刻が00分または30分かを判定する(S105)。なお、この判定は、スマートメーター11が電力データ110を出力する間隔である30分間を計数するためのものであり、00分と30分とは単なる例示であって、例えば15分と45分といった他の値を用いても構わない。
00分または30分である場合(S105:Yes)、最大振動送信機能部23は、振動計測機能部22が保持する最大振動に関する情報を、振動データ120としてスマートメーター通信部30へ送信する(S106)。なお、振動データ120には、スマートメーター11の識別情報も含まれる。S106の処理が行われた場合、センサー20の動作は、S101へ戻り、振動計測機能部22が保持する最大振動に関する情報がリセットされて、S102以降の処理が繰り返される。一方、00分または30分でない場合は(S105:No)、S106の処理は行われず、S102へ戻り、当該S102以降の処理が繰り返される。
図12は、スマートメーター通信部30の動作手順の一例を示すフローチャートである。
スマートメーター接続機能部31は、スマートメーター11が出力する電力データ110を取得する(S201)。センサー接続機能部32は、センサー20が出力する振動データ120を取得する(S202)。なお、S201とS202とは、各データが出力されたならば取得するという適応的な処理を示すものであり、それらの順番は逆であってもよいし、並列であってもよい。
電力データ送信機能部33および振動データ送信機能部34は、時計機能部25が計数する時刻に基づき、電力データ110を含む電力通信データ130および振動データ120を含む振動通信データ140の電力ネットワークNへの送信時刻か否かを判定する(S203)。この判定は、電力通信データ130および振動通信データ140の電力ネットワークNへの送信を、スマートメーター11が電力データ110を出力する間隔である30分間毎に実行するための判定であり、前回の実行時刻からの経過時間が30分に達したか否かを判定するものである。
送信時刻である場合(S203:Yes)、電力データ送信機能部33および振動データ送信機能部34は、電力通信データ130および振動通信データ140を電力ネットワークNへ送信する(S204)。一方、送信時刻でない場合(S203:No)、スマートメーター通信部30の動作は、S201へ戻り、当該S201以降の処理が繰り返される。
図13は、情報振り分け基盤40の動作手順の一例を示すフローチャートである。
データ収集機能部41は、スマートメーター通信部30によって電力通信データ130および振動通信データ140が送信される電力ネットワークNから通信データを取得する(S301)。データ判断機能部42は、S301で取得された通信データが電力通信データ130か否かを判定する(S302)。この判定は、図8に示した電力通信データ130のフラグフィールド131の値を確認することで実行する。電力通信データ130である場合(S302:Yes)、データ振り分け機能部43は、当該電力通信データ130を電力データ管理サーバー50へ送信する(S303)。S303の処理後、情報振り分け基盤40の動作は、S301へ戻り、当該S301以降の処理が繰り返される。
電力通信データ130でない場合(S302:No)、データ判断機能部42は、続いて、S301で取得された通信データが振動通信データ140か否かを判定する(S304)。この判定は、図9に示した振動通信データ140のフラグフィールド141の値を確認することで実行する。振動通信データ140である場合(S304:Yes)、データ振り分け機能部43は、当該振動通信データ140を振動データ管理サーバー60へ送信する(S305)。S305の処理後、情報振り分け基盤40の動作は、S301へ戻り、当該S301以降の処理が繰り返される。
振動通信データ140でもない場合(S304:No)、S301で取得された通信データは破棄され、情報振り分け基盤40の動作は、S301へ戻り、当該S301以降の処理が繰り返される。
図14は、振動データ管理サーバー60の振動データ登録時の動作手順の一例を示すフローチャートである。
振動データ管理機能部62は、情報振り分け基盤40から送信される振動通信データ140に含まれる振動データ120を取得し(S401)、かつ、当該取得した振動データ120を管理する(S402)。
図15は、振動データ管理サーバー60の振動データ公開時の動作手順の一例を示すフローチャートである。
振動データ集計機能部63は、サービス提供会社80から振動データ120を抽出・集計するためのキー情報を取得する(S501)。キー情報として、振動データ集計機能部63は、時間帯のほか、スマートメーターマスタデータ70Aのレコードの各フィールドに格納される情報によって特定し得る、地域、設置階、鉄道や道路などの施設を受け付けることができる。
振動データ集計機能部63は、サービス提供会社80からキー情報を取得すると、スマートメーターマスタデータ70Aのキー情報(フィールド情報)を基に、振動データ120を抽出して集計する(S502)。例えば、振動データ集計機能部63は、サービス提供会社80から指定された条件に合致するスマートメーター11の識別情報を取得し、当該取得した識別情報を含む振動データ120を抽出・集計する。
集計データ公開機能部64は、振動データ集計機能部63が抽出した振動データ120および集計値(抽出数など)をサービス提供会社80へ公開する(S503)。
図16は、本振動観測システム1による震度の細分化の一例を示す図である。
図16中、(A)は、ある地域(YX町およびその周辺)の町地図の一例を示す。(B1)は、その地域に地震が発生したと仮定した場合における気象庁発表地震速報の一例を示す。また、(B2)は、本振動観測システム1での震度値の一例を示す。
図16(B1)に示すように、気象庁の発表では、町名のみの震度であるが、本振動観測システム1では、世帯単位でスマートメーター11と共に設置されるセンサー20によって揺れを観測することで、図16(B2)に示すように、より(空間的に)詳細に震度を明確化できる。
つまり、本振動観測システム1は、全国約690箇所に設置されている気象庁の地震計・震度計よって取得される振動データと比較して、より細かい空間的・時間的粒度の振動データを低コストで取得することを可能とする。これにより、例えば地震発生時の細かな振動状況の把握や予測が可能となる。
また、図17は、本振動観測システム1が公開する地震データの一活用例を説明するための図である。
図17中、(A)は、ある地域(YX町3丁目)の住宅マップの一例を示す。(B)は、住宅マップ中の地理的にほぼ同等の場所に存在し、かつ、同様の建築物である2つの構造物(グリーンハイツ○○#1、グリーンハイツ○○#2)の振動値の一例を示す。
本振動観測システム1では、同一の構造物の異なる階数の各観測点から振動データを取得することができるので、図17(B)に示すようなグラフを得ることが可能である。図17(B)に示すようなグラフが得られたと仮定すると、同様の建築物ではあるが中層階以上の振幅が異なることから、中間振幅構造の違いを認識できる。そのため、例えば、中層階以上の振幅が大きいグリーンハイツ○○#2の方の構造調査を行うべきといった解析を行うことが可能となる。また、各階層の振動データを取得することができる本振動観測システム1によれば、振動データを、高層マンションの揺れの解析に活用することも可能となる。
このように、本振動観測システム1では、より細かい空間的・時間的粒度で振動データを得ることができるので、マンションや橋などの建設時において、建設場所の選定や耐震強度設計の参考データとして当該振動データを活用し得る。さらには、本振動観測システム1では、鉄道や道路の周辺地域の揺れに関する情報が保存されることになるため、鉄道や道路が周辺地域に与える影響を把握することが可能となる。そして、このようなことを可能とする本振動観測システム1は、既存のAMIシステム2を用いることで、低コストで構築することができる。
また、図18は、本振動観測システム1が公開する地震データの他の一活用例を説明するための図である。
図18中、(A)は、サービス提供会社80がキー情報として指定する範囲の一例を示す。(B)は、指定範囲内においてスマートメーター11と共に設置されるセンサー20から得られた振動データ120の振動値の一例を示す。
図18(A)の符号b1_1~7は、スマートメーター11と共にセンサー20が設置されている構造物を示している。また、符号b2は、道路を示している。
ここで、道路b2を車両が通行することによって発生する振動を、スマートメーター11と共に設置されるセンサー20から道路b2までの距離の観点から観測すると、例えば図18(B)に示すような、振動の減衰結果を得ることができる。一般的に、振動の減衰は、粘土地盤と砂地盤とでは粘土地盤の減衰幅の方が小さいことが知られている。このことから、例えば、図18(B)の実線のグラフが得られた領域は砂地盤と推測でき、破線のグラフが得られた領域は粘土地盤と推測できる。あるいは、振幅を継続的に観察することで、地盤の変化を検知することも可能である。
このように、より細かい空間的・時間的粒度で振動データを得ることができる本振動観測システム1によれば、振動データを地質調査の参考データとしても活用し得る。
以上のように、本振動観測システム1は、低コストで、より細かい空間的・時間的粒度で振動データを取得可能とする。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…振動観測システム、2…AMIシステム、11…スマートメーター、20…センサー、21…スマートメーター通信部接続機能部、22…振動計測機能部、23…最大振動送信機能部、24…振動リセット機能部、25…時計機能部、30…スマートメーター通信部、31…スマートメーター接続機能部、32…センサー接続機能部、33…電力データ送信機能部、34…振動データ送信機能部、35…時計機能部、40…情報振り分け基盤、41…データ収集機能部、42…データ判断機能部、43…データ振り分け機能部、50…電力データ管理サーバー、60…振動データ管理サーバー、61…スマートデータマスタ管理機能部、62…振動データ管理機能部、63…振動データ集計機能部、64…集計データ公開機能部、70…マスタデータ記憶部、70A…スマートメーターマスタデータ、80…サービス提供会社、110…電力データ、120…振動データ、130…電力通信データ、140…振動通信データ、150…地震ハザードステーション情報、N…電力ネットワーク。

Claims (8)

  1. スマートメーターと対応づけて設けられ、前記スマートメーターが検針値を含む電力データを出力する間隔と同じ長さの第1期間毎に最大振動を計測し、前記スマートメーターの識別情報、前記最大振動の計測時刻、振動数、変位、速度および加速度を含む振動データを前記第1期間毎に出力するセンサーと、
    前記スマートメーターが出力する前記電力データおよび前記センサーが出力する前記振動データを取得し、前記電力データを管理する電力データ管理サーバーが前記電力データを受信するために構築されるネットワークに対して、前記電力データを含む第1通信データと、前記振動データを含む第2通信データとを前記第1期間毎に送信する通信装置と、
    前記通信装置が前記ネットワークへ送信する前記第2通信データを取得し、前記第2通信データに含まれる前記振動データを管理する振動データ管理サーバーと、
    を具備する振動観測システム。
  2. 前記ネットワーク上から前記第1通信データおよび前記第2通信データを収集し、前記電力データ管理サーバーに対して前記第1通信データを送信し、前記振動データ管理サーバーに対して前記第2通信データを送信する情報振り分け基盤をさらに具備する請求項1に記載の振動観測システム。
  3. 前記振動データ管理サーバーは、
    前記識別情報および設置に係わる関連情報が格納される複数のフィールドを含むレコードが前記スマートメーター毎に作成されるマスタデータを管理し、
    前記マスタデータの前記レコードに含まれる前記複数のフィールドの中の1以上のフィールドに格納されている情報に基づき、指定された条件に合致する前記振動データを抽出して公開する、
    請求項1または2に記載の振動観測システム。
  4. 前記振動データ管理サーバーは、前記複数のフィールドの中の1以上のフィールドを索引として前記指定された条件のうちの空間的条件に合致する前記スマートメーターの前記識別情報を前記マスタデータから検索し、検索された前記スマートメーターの前記識別情報を含む前記振動データを抽出する請求項3に記載の振動観測システム。
  5. 前記振動データ管理サーバーは、前記振動データに含まれる前記最大振動の計測時刻に基づき、前記指定された条件のうちの時間的条件に合致する前記振動データを抽出する請求項3または4に記載の振動観測システム。
  6. 前記複数のフィールドは、前記スマートメーターの設置階を示す情報を格納するフィールドを含む請求項3~5のいずれか1項に記載の振動観測システム。
  7. 前記複数のフィールドは、振動を発生させ得る施設および前記スマートメーターから前記施設までの距離を示す情報を格納するフィールドを含む請求項3~5のいずれか1項に記載の振動観測システム。
  8. 前記センサーは、振動数を計測する第1センサーと、変位、速度および加速度を計測する第2センサーとを含み、
    前記振動データは、前記変位、前記速度および前記加速度をさらに含む、
    請求項1に記載の振動観測システム。
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