JP7212463B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えばソフトウェアキーボード機能を有する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラムに関する。
パーソナルコンピュータ(PC)などの情報処理装置をネットワーク上のWebサーバーに接続し、Webサーバー上のWebアプリケーションにより提供される操作画面を、情報処理装置が備えるWebブラウザー上に表示することが知られている。この場合、まず情報処理装置のWebブラウザーが、Webサーバー上のWebアプリケーションに対して操作画面を要求(リクエスト)する。そして、Webアプリケーションが情報処理装置からの要求に応えて、Webブラウザーに操作画面を表示させるためのHTMLデータを情報処理装置に応答(レスポンス)する。情報処理装置のWebブラウザーは、受信したHTMLデータを解析し、HTMLデータの記述に基づいた操作画面を表示することができる。
更に、Webブラウザーに表示された操作画面を介してユーザーが文字列等で指示を入力すると、入力された指示をWebブラウザーがWebサーバーに対して通知する。そして、この通知を受けたWebサーバー上のWebアプリケーションは、入力された指示に従って処理を実行する。
近年、スキャナやプリンタを備えたMFP(Multi Function Peripheral:多機能周辺装置または複合機)と呼ばれる画像処理装置の中にも、上述したようなWebブラウザーを備えているものがある。そのようなMFP上のWebブラウザーでは、ソフトウェアキーボードを用いて文字列の入力が可能である。ユーザーがタッチ操作によってWebブラウザー上に表示された入力欄を選択すると、ソフトウェアキーボードが表示され、任意の文字列を入力することができる。MFPに搭載されるソフトウェアキーボードは、視認性や操作性を考慮して、操作画面全体を覆って表示する全画面のソフトウェアキーボードであることが多い。この場合、ユーザーがソフトウェアキーボード上で任意の文字列を入力したあと、ソフトウェアキーボード上に存在する入力完了を指示するためのボタンを押下することで入力を完了し、ソフトウェアキーボードを閉じる。そして、キーボードを閉じる際に、Webブラウザーの入力欄にユーザーが入力した文字列が挿入されるようになっている。さらに、特許文献1では、ハードウェアキーボード連携時にハードウェアキーボードの操作によってソフトウェアキーボードを閉じる手段が記載されている。
特許第5840269号
しかしながら、前述のような全画面のソフトウェアキーボードでは、ユーザーの入力が完了した後にWebコンテンツ上に文字列を挿入するため、Webブラウザー上でキーボードのボタン押下イベントが発生しない。例えば、Webコンテンツ上で実行ボタンの付随しない検索窓(type=searchのInput要素)では、検索を開始するためにキーボードのEnterキー押下が必要な場合がある。前述のような全画面で文字列挿入型のソフトウェアキーボードでは、Enterキー押下のイベントが発生せず、検索が実行できないという課題がある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、Webコンテンツ上の文字列の入力に対応したソフトウェアキーボードを有する情報処理装置及びその制御方法とプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明の一側面によれば、ウェブブラウザーと、
ソフトウェアキーボードで入力された文字列を入力欄に反映するためのキーを備えたソフトウェアキーボードと、
前記ウェブブラウザーで表示されているウェブコンテンツの入力欄が前記ソフトウェアキーボードでの入力対象となっている状態で前記キーの操作を受け付けた場合、当該入力欄のタイプに基づいて処理実行イベントを発生させるか否かを制御する制御手段とを有し、
前記入力欄は、HTMLのInput要素で表され、
前記制御手段は、前記処理実行イベントを発生すると、所定時間待機してから前記Input要素に入力された文字列を前記ウェブコンテンツの送信元へと送信することを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明によれば、Webコンテンツ上の文字列の入力に対応したソフトウェアキーボードを有する情報処理装置及びその制御方法とプログラムを提供できる。
本発明の実施形態におけるMFPの接続されるシステムの全体図である。 本発明の実施形態におけるMFPのハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるMFPのソフトウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態におけるソフトウェアキーボードの画面を示す図である。 本発明の実施形態におけるInput要素を含むWebコンテンツの画面の例を示す図である。 本発明の実施形態におけるInput要素を含むWebコンテンツのHTMLの例を示す図である。 本発明の実施形態における文字列挿入とイベント発生のシーケンス示す図である。 本発明の実施形態におけるブラウザーの判断処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における複数のInput要素の種類を許容する場合のブラウザーの判断処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における実行ボタンが存在する場合を考慮したブラウザーの判断処理フローを示す図である。 本発明の実施形態における文字列挿入と待機処理を含むイベント発生のシーケンス示す図である。 本発明の実施形態におけるInput要素がひとつだけ存在し、そのInput要素のtypeがsearch以外である場合のWebコンテンツのHTMLの例を示す図である。 本発明の実施形態における複数のInput要素を含むWebコンテンツの画面の例を示す図である。 本発明の実施形態における複数のInput要素を含むWebコンテンツのHTMLの例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
●システム構成
図1は、本実施形態における画像処理装置を用いたシステムの構成例である。なおこの画像処理装置は例えばいわゆる多機能周辺装置(MFP)であり、特にそのWebブラウザーとして機能に着目した場合には、情報処理装置ということもできる。本システムはネットワーク100を介して接続される画像処理装置であるMFP101と、Webサーバー102から構成される。ネットワーク100は各装置間で通信を行うための基盤であって、インターネットに接続されていても良い。MFP101はWebブラウザー(ウェブブラウザー)機能を有すれば、MFP(Multiple Function Peripheral)に限定されるものではない。Webサーバー102は、ネットワーク経由でMFP101と接続されており、Webコンテンツ(ウェブコンテンツ)を、ネットワークを介して配信する機能を持っており、MFP101からのリクエストに応じてWebコンテンツを提供する。各装置はローカルネットワーク上に存在しても良いし、インターネットを越えて接続されていても良い。また、Webサーバー102はMFP101の機能としてMFP101の中に存在してもよい。
図2は本実施例のMFP101、Webサーバー102のハードウェア構成の一例である。本発明を制御するCPU201、CPU201のワークエリアを提供するRAM202、本発明のプログラムや様々な設定を記憶する記憶装置203(HDDやNVRAM等でもよい)が存在する。さらに、ユーザーがコマンドの入力を行うユーザー入力装置204、画面表示を行うUI表示装置205、他機器とネットワークによる通信を行うネットワーク装置206、メインバス200により構成されている。尚、本実施例は特に断らない限り、MFP101、Webサーバー102は、CPU201がメインバス200を介してRAM202、記憶装置203、ユーザー入力装置204、UI表示装置205、ネットワーク装置206を制御する。また、タッチパネルディスプレイのようにUI表示装置205がユーザー入力装置204を兼ねても良い。ただし、Webサーバー102は、ユーザー入力装置204とUI表示装置205を有していなくても良い。また、MFP101はその他にも画像読取装置や画像印刷装置がメインバス200に接続されていても良い。
●ソフトウェアキーボード
図3は本実施例におけるMFP101のソフトウェア構成を説明するための図である。図3に示す各機能部は、MFP101が有しているCPU201が制御プログラムを実行することにより実現される。MFP101は、Webブラウザー301、Webブラウザー301の入力受付部302、Webブラウザー301のコンテンツ操作部303、ソフトウェアキーボード304を有する。
Webブラウザー301は、任意のサーバーと通信を行うことによってWebコンテンツを取得し、Webコンテンツを画面に表示するといった機能を有する。入力受付部302は、画面に表示されたWebコンテンツの入力欄に対する操作指示を受け付ける。例えば、文字列を入力するためのInput要素(HTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)によって記述されている入力要素)がユーザーによってタッチされた場合、入力受付部302は文字列を入力するためソフトウェアキーボード304を起動する。
ソフトウェアキーボード304の画面例を図4に示す。ソフトウェアキーボード304は、入力文字列表示部401と、入力完了ボタン402を含む。入力文字列表示部401は、ユーザーが入力した文字列を表示する領域であり、入力完了ボタン402が押下されるまで文字列を保持する。入力完了ボタン402が押下されると、入力文字列表示部401はクリアされ、ソフトウェアキーボード403を呼び出したモジュール(本例では入力受付部302)に対して、ユーザーによって入力された文字列を返す。そしてソフトウェアキーボード304は、ソフトウェアキーボードの画面を閉じる。
入力受付部302は、ソフトウェアキーボード304から文字列を受け取ると、コンテンツ操作部303に対してその文字列をWebコンテンツに挿入するように指示する。その際に、イベントの発生が必要かどうかを判断し、イベントの発生が必要と判断した場合には、コンテンツ操作部303に対して、Enterキーの押下イベント発生の指示をする。コンテンツ操作部303は、入力受付部302で受け付けた操作指示に従って、Webコンテンツを操作する。例えば、ソフトウェアキーボード304を介して文字列が入力された場合、入力受付部302から文字列挿入の指示を受け、入力受付部302で操作を受け付けたInput要素に対して、文字列を挿入する。また、入力受付部302からEnterキー押下イベントの発生指示を受けている場合には、文字列挿入後にEnterキー押下イベントを発生する。
●ウェブコンテンツの例
図5は、Webブラウザー301によって表示される、Input要素を含むWebコンテンツの画面の例を示す図である。このWebコンテンツには文字列を入力するためのInput要素501と、検索結果502を含む。Input要素501は、ユーザーが文字列を入力するためのUI部品であり、ユーザーによってタッチされると、前述の通りWebブラウザーによってソフトウェアキーボードが起動される。また、Inputタグのonkeydown属性「onkeydown="if(window.event.keyCode==13)refreshContents();"」は、発生したキーイベントがEnterキー押下イベントであった場合に、スクリプトを実行してコンテンツを更新することを示す。すなわち文字列が入力された後、Enterキーが押下されると、検索結果502に結果が表示される仕組みとなっている。検索結果502は、Input要素501によって入力された文字列に連動して表示内容が変更されるコンテンツである。この例では、入力要素501で入力した文字列を、Web上の検索エンジンで検索した結果が表示されている。
図6は、図5のWebコンテンツのHTMLによる記述を示す図であり、Input要素501を示すInputタグ601が記述されている。Inputタグ601はtype属性にsearchが指定されており、検索キーワードを入力する入力欄であることを示している。入力受付部302は、この入力欄がタッチされた場合には、ソフトウェアキーボードを起動する。また、Inputタグ601のonkeydown属性に、Enterキーが押下された場合にコンテンツを更新する内容のJavaScriptが設定されている。これにより、Enterキー押下イベントが発生すると、入力された文字列で検索が行われてその検索結果によって検索結果502が更新される。
●文字列挿入処理
図7は本実施例における文字列挿入のシーケンスを示す図である。
ステップS701では、ユーザーがMFP101のメニューを操作することで、Webブラウザー301を起動する。
ステップS702では、Webブラウザー301は、指定された宛先であるWebサーバー102上のWebアプリケーションにWebコンテンツを取得するためのリクエストを送信する。
ステップS703では、Webサーバー102上のWebアプリケーションは、前記ステップS702のリクエストに応じてWebコンテンツ(HTML)を返す。Webブラウザー301は、受信したWebコンテンツを表示する。
ステップS704では、ユーザーは、Webコンテンツ上に表示されているInput要素501をタッチする。
ステップS705では、Webブラウザー301の入力受付部302は、ソフトウェアキーボード304を起動する。
ステップS706では、ユーザーがソフトウェアキーボード304上で文字列を入力する。ソフトウェアキーボード304で入力された文字列はソフトウェアキーボード304上で蓄えられ、この時点ではWebブラウザー301に通知されない。ユーザーは、入力が完了すると、入力完了ボタン402を押下する。
ステップS707では、ソフトウェアキーボード304は、入力完了ボタン402の押下に応じてソフトウェアキーボード304の画面を閉じ、ステップS706で入力された文字列を、入力受付部302に返す。また、ソフトウェアキーボード304は前記ステップS706で蓄えていた文字列を破棄する。入力受付部302は、返ってきた文字列を前記ステップS704でタッチされたInput要素に挿入する。
ステップS708では、入力受付部302は、Enterキー押下イベントの発生が必要かどうかを判断する。具体的には、前記ステップS704でタッチされたInput要素のtypeがsearchかどうかを判定し、searchであればEnterキー押下イベントの発生が必要と判断する。Enterキー押下イベントの発生が必要と判断した場合は、ステップS709に進む。
ステップS709では、コンテンツ操作部303は、Enterキー押下イベントを発生させる。
ステップS710では、Enterキー押下イベントの発生を受けてJavaScriptが動作することにより、Input要素に入力された文字列がサーバー102上のWebアプリケーションに通知される。
ステップS711では、サーバー102上のWebアプリケーションは、前記ステップS710のリクエストに応じて、更新された結果画面の情報を返す。Webブラウザー301は、受信した結果画面の情報を表示する。
図8は、本実施例におけるWebブラウザーの判断処理のフローを示す図である。この処理はMFP101のCPU201により実行されるが、以下の説明では図3に示したソフトウェアモジュールを主体として説明する。
ステップS801では、Webブラウザー301の入力受付部302は、ユーザーによるInput要素に対するタッチ操作を受け付ける。
ステップS802では、Webブラウザー301の入力受付部302は、ソフトウェアキーボード304を起動する。
ステップS803では、Webブラウザー301の入力受付部302は、ソフトウェアキーボードからユーザーが入力した文字列を受信し、コンテンツ操作部303を介してWebコンテンツに文字列を挿入する。
ステップS804では、Webブラウザー301の入力受付部302は、ステップS801でユーザーによってタッチされたInput要素のtypeがsearchかどうかを判断する。typeがsearchである場合はステップS805に進む。そうでない場合は終了する。
ステップS805では、Webブラウザー301の入力受付部302は、コンテンツ操作部303を介して、Enterキー押下イベントを発生させる。
以上に示す構成により、Webブラウザー301は、ソフトウェアキーボード304から文字列が挿入された際に、Enterキー押下が必要かどうかを判断し、必要と判断した場合にはEnterキー押下イベントを発生させる。これにより、全画面の文字列挿入型ソフトウェアキーボードを利用した場合であっても、必要に応じてキーイベント、本例ではEnterキー押下イベントを発生させることができる。これによりWebコンテンツ上の文字列入力を完了し、Enterキー押下イベントをきっかけとする次の処理、たとえば入力された文字列をウェブアプリケーションに送信する処理等を実行することが可能となる。
[実施形態2]
次に、本発明に係る第2の実施形態について図9を用いて説明する。図9は、本実施例におけるWebブラウザーの判断処理のフローを示す図である。図9は第1実施形態の図8に代わって本実施形態で実行される手順である。図9の判断処理のフロー以外については図1~図7と同様である。
ステップS901~S905は、前記ステップS801~805と同じである。ステップS904においてInput要素のタイプがsearchではないと判定した場合にステップS906が実行される。ステップS906では、Webブラウザー301の入力受付部302は、表示しているWebコンテンツに他のInput要素が存在するかどうかを判断する。具体的にはHTMLの記述を元に構築されたDOM(DocumentObjectModel)に、ステップS901でタッチされたInput要素以外のInput要素が存在するかどうかを確認する。存在する場合はステップS905に進む。存在しない場合は終了する。
この処理によって、typeがsearch以外のInput要素であっても、Enterキーの押下が必要な状況において、Webブラウザーが自動でEnterキー押下イベントを発生させ、次の処理を実行することが可能となる。例えば、図5におけるInput要素501のtypeがtextである場合が考えられる。
図12はInput要素がひとつだけ存在し、そのInput要素のtypeがsearch以外である場合のWebコンテンツの例である。Webコンテンツ内に、type=textのInputタグ1201が含まれる。Inputタグ1201は、typeがtextに設定されており、文字列を入力するための要素であることが示されている。Inputタグ1201には、図6で示されるWebコンテンツと同様に、onkeydown属性に、Enterキーが押下された場合にコンテンツを更新する内容のJavaScriptが設定されている。図9の手順で図12のウェブコンテンツを表示した場合、入力欄に文字列が入力されてOKボタン402が押下されると、ステップS906での判定の結果他のInput要素がないと判定され、Enterキー押下イベントが発生する。その結果、検索結果502が更新される。
このようの本実施形態では、タイプがsearchでなくとも、Input要素がただ一つしか含まれていないウェブコンテンツについては、Input要素の指示に応じて起動されたソフトウェアキーボードによる入力完了後にキー押下イベント、たとえばEnterキー押下イベントを発生させる。これは、Input要素が唯一の場合には、その入力欄に対する入力がされたなら、それを入力としてウェブアプリケーションへ返すなど後の処理へと移行してもよいのに対して、Input要素が複数ある場合には、さらなる入力を待たなければならないためである。
[実施形態3]
次に、本発明に係る第3の実施形態について図10を用いて説明する。図10は、本実施例におけるWebブラウザーの判断処理のフローを示す図である。判断処理のフロー以外については図1~図7と同様である。
ステップS1001~S1006は、前記ステップS901~906と同じである。ステップS1006で、他のInput要素があると判定された場合にはステップS1007に分岐する。ステップS1007では、Webブラウザー301の入力受付部302は、表示しているWebコンテンツにSubmitボタン(type=submitのInput要素)が存在するかどうかを判断する。存在する場合はステップS1005に進む。存在しない場合はステップS1008に進む。ステップ1008では、Webブラウザー301の入力受付部302は、タッチされたInput要素が、表示しているWebコンテンツに含まれるInput要素のうち、最後の要素で、且つ、他のInput要素には値が入力済みかどうかを判断する。最後の要素、且つ、他のInput要素に値が入力済みである場合は、ステップS1005に進む。そうでない場合は終了する。
図10の処理によって、複数のInput要素がある場合において、ユーザーが入力フォームに入力を完了したこと、および実行するためのSubmitボタンがないことを検知する。そして複数のInput要素があり、ユーザーがそれらの入力フォームに入力を完了しており、かつ、Submitボタンがないと判定した場合には、自動でEnterキー押下イベントを発生させ、次の処理を実行することが可能となる。
図13は、複数のInput要素を含むWebコンテンツの画面例である。Webコンテンツには、最後の入力要素1301と、Submitボタン1302が含まれる。最後の入力要素1301は、テキストや、選択肢、チェックボックスなどのユーザーが設定可能な複数の入力要素(Submitボタン1302などのボタンは除く)のうち、最後に存在する。図13では送信ボタン(Submitボタン)1302がウェブコンテンツに含まれているため、図10のステップS1007ではYesと判定され、ステップS1005に分岐する。一方、図10においてもしもSubmitボタンが含まれていなければ、ステップS1007からステップS1008に分岐することになる。
図14は、図13のWebコンテンツのHTMLによる記述を示す図であり、最後の入力要素1301を示すInputタグ1401と、Submitボタン1302を示すInputタグ1402が記述されている。Inputタグ1401で示される入力要素は、ユーザーが値を入力する要素の中で最後に存在しており、この要素への入力が完了し、且つ、他の入力要素に値が入力済みであれば、このWebコンテンツにおけるユーザーの入力が完了したと判断できる。Inputタグ1401には、Inputタグ601のようなonkeydown属性にJavaScriptが記載されていない。しかし、Inputタグ1402によりSubmitボタンが定義されているため、Enterキーの押下イベントが発生すると、Submitボタンが押下されたことになり、Webコンテンツが更新される。
一方、Submitボタンを表すInput要素が含まれていなければ、たとえばそのほかのInput要素すべてに、図12のInput要素1201のようにonkeydown属性を記述しておく。こうすることで、ウェブブラウザー301は図10の手順でEnterキー押下イベントを発生させることで、それをトリガとして次の処理、たとえばスクリプトを実行させることができる。そしてそのスクリプトにより入力された文字列をウェブコンテンツの送信元のウェブアプリケーションあるいはウェブサーバーへと送信することができる。
[実施形態4]
次に、本発明に係る第4の実施形態について図11を用いて説明する。図11は、本実施例における待機処理を含むイベント発生のシーケンス示す図である。
ステップS1101~S1108及びS1110~S1112は、前記ステップS701~711と同じである。本実施形態に特有のステップS1109では、所定時間待機する。ここでは例えば1秒待機する。ただし待機時間は1秒に限られるものではなく、ユーザーにWebブラウザーの画面を認識してもらうために必要な任意の時間でよい。
実施例1~実施例4では、ソフトキーボードが閉じた瞬間にEnterキー押下イベントが発行されるため、その際にページ遷移が起こると、ユーザーは元のWebアプリではなく、異なるWebアプリに遷移したように錯覚してしまう恐れがある。そのため実施例4では、Enterキー押下の前に待機時間を設け、ユーザーに更新される前の画面を認識させている。また、ユーザーに更新前画面を認識させることができれば、待機以外の手段でも良い。たとえば、文字列の挿入を視認できる速度でゆっくり行ったり、画面遷移が発生する場合にはアニメーションで徐々に遷移させたりすることが考えられる。 以上の各実施形態のように、ソフトウェアキーボードから文字列の入力が完了した場合に、ウェブコンテンツの内容に応じてEnterキー押下イベントを発生することで、Webコンテンツの文字列の入力に対応したソフトウェアキーボード及びそれを有するMFPを提供できる。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 MFP、102 ウェブサーバー、301 ウェブブラウザー、302 入力受付部、303 コンテンツ操作部、304 ソフトウェアキーボード

Claims (13)

  1. ウェブブラウザーと、
    ソフトウェアキーボードで入力された文字列を入力欄に反映するためのキーを備えたソフトウェアキーボードと、
    前記ウェブブラウザーで表示されているウェブコンテンツの入力欄が前記ソフトウェアキーボードでの入力対象となっている状態で前記キーの操作を受け付けた場合、当該入力欄のタイプに基づいて処理実行イベントを発生させるか否かを制御する制御手段とを有し、
    前記入力欄は、HTMLのInput要素で表され、
    前記制御手段は、前記処理実行イベントを発生すると、所定時間待機してから前記Input要素に入力された文字列を前記ウェブコンテンツの送信元へと送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記入力欄は、ハイパーテキストマークアップランゲージ(HTML)のInput要素で表され、前記制御手段は、前記Input要素のタイプがsearchである場合に、前記処理実行イベントを発生させることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記入力欄は、HTMLのInput要素で表され、前記制御手段は、前記ウェブコンテンツに含まれた前記Input要素が一つである場合に、前記処理実行イベントを発生させることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記入力欄は、HTMLのInput要素で表され、前記制御手段は、前記ソフトウェアキーボードにより文字列が入力された前記Input要素が、前記ウェブコンテンツに含まれた複数のInput要素のうち、入力が済んでいない最後のInput要素であり、かつ、前記ウェブコンテンツに送信ボタンが含まれていない場合に、前記処理実行イベントを発生させることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記ウェブコンテンツは、前記処理実行イベントをトリガとして実行される処理の記述を含むことを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記処理実行イベントはEnterキーの押下イベントであることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    入力欄が選択されると前記ソフトウェアキーボードが表示されることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    入力欄が選択されるとソフトウェアキーボードを含む画面に遷移することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記キーは文字列を入力欄に反映し、前記ソフトウェアキーボードを閉じるためのキーであることを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記情報処理装置は、画像読み取り機能と印刷機能の少なくともいずれかの機能を有する画像処理装置であることを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    検索を行うための入力欄が入力対象となっている状態で、前記キーの操作を受け付けると、前記制御手段は検索を実行する処理実行イベントを発生させることを特徴とする情報処理装置。
  12. ウェブブラウザーと、
    ソフトウェアキーボードで入力された文字列を入力欄に反映するためのキーを備えたソフトウェアキーボードとを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記ウェブブラウザーで表示されているウェブコンテンツの入力欄が前記ソフトウェアキーボードでの入力対象となっている状態で前記キーの操作を受け付けた場合、当該入力欄のタイプに基づいて処理実行イベントを発生させるか否かを制御し、
    前記入力欄は、HTMLのInput要素で表され、
    前記処理実行イベントを発生すると、所定時間待機してから前記Input要素に入力された文字列を前記ウェブコンテンツの送信元へと送信することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  13. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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