JP7210895B2 - Lining concrete construction system - Google Patents
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Description
本発明は、トンネルの内周面に覆工コンクリートを構築する覆工コンクリート施工システムに関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a lining concrete construction system for constructing lining concrete on the inner peripheral surface of a tunnel.
山岳トンネルの覆工コンクリートの施工では、「セントル」と呼ばれる半円筒形の移動式型枠を使用し、トンネルの内周面にコンクリートを打設している(例えば、特許文献1、2参照)。コンクリートの打設に際し、施工継目となる「セントル」の端部には、「妻型枠」と呼ばれる輻30cm程度の木製の板を打ち止め型枠として用い、地山と「セントル」の間の開口部を塞ぐように設置していた。
In the construction of lining concrete for mountain tunnels, a semi-cylindrical mobile formwork called "centre" is used to cast concrete on the inner peripheral surface of the tunnel (see, for example,
特許文献1では、覆工コンクリートの厚みに応じた形状の「妻型枠」を、セントルの妻面に固定されている棒状の支持部材で支持する技術が提案されている。また、特許文献2では、トンネル覆工用のセントルの妻側を塞ぐ妻型枠を、セントルの円周方向に分割し、セントルに対し内周側と外周側とに揺動自在にヒンジ結合する技術が提案されている。
しかしながら、従来技術では、いずれも妻型枠をセントルに取り付けていた。従って、セントルに妻型枠設置用の部材が密集してしまい、狭隘な場所での作業を強いられていた。 However, in the prior art, the gable formwork was attached to the center. Therefore, the members for installing the gable formwork were densely packed in the center, forcing the work to be done in a narrow space.
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消し、妻型枠の設置を容易に行うことができる覆工コンクリート施工システムを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and it is an object of the present invention to solve the above-described problems and to provide a lining concrete construction system capable of easily installing gable forms.
本発明の覆工コンクリート施工システムは、トンネルの内周面に沿ったアーチ型の型枠を有し、前記型枠がトンネル軸方向に沿って敷設された第1レール上を走行可能な第1移動架台によって支持されたセントルと、前記トンネルの内周面と前記セントルの前記型枠との間に形成される覆工コンクリートの打設空間の妻面を塞ぐ妻型枠を有し、前記妻型枠が前記トンネル軸方向に沿って敷設された前記第1レールよりも軌間が広い第2レール上を走行可能な前記第1移動架台とは異なる第2移動架台によって支持された妻型枠台車とを備え、前記妻型枠台車には、前記妻型枠で作業するための足場が取り付けられ、前記妻型枠は、前記打設空間の妻面を覆うように、互いに隣接して並設された複数の妻板で構成され、前記妻板は、前記打設空間の妻面と平行で、且つ前記トンネルの半径方向と直交する回動軸によって軸支され、前記妻板の内周側端部が前記回動軸よりも内周側に常に位置するように規制され、前記妻型枠台車を前記セントルに向かって押し付けることで、前記妻板の前記内周側端部が前記セントルの前記型枠の妻面に当接し、前記妻板の内周側が前方側に移動され、前記妻板の外周側が後方側に移動される方向に回動され、設置状態では、前記セントルの前記型枠の妻面と前記妻型枠台車とで前記妻板の前記内周側端部が挟持されて前記打設空間の妻面に設置されることを特徴とする。
さらに、本発明の覆工コンクリート施工システムにおいて、前記妻板と前記トンネルの内周面の隙間の不陸を塞ぐ巻厚調整用部材とを備えていても良い。
The lining concrete construction system of the present invention has an arch-shaped formwork along the inner peripheral surface of a tunnel, and the formwork is a first rail that can run on a first rail laid along the axial direction of the tunnel. It has a center supported by a movable platform, and a gable formwork for closing the gable surface of a space for placing lining concrete formed between the inner peripheral surface of the tunnel and the formwork of the gable center. A final formwork carriage supported by a second movable cradle different from the first movable cradle capable of running on a second rail having a wider gauge than the first rail laid along the axial direction of the tunnel. A scaffold for working with the gable formwork is attached to the gable formwork truck, and the gable formworks are arranged adjacent to each other so as to cover the gable surface of the casting space. The end plates are supported by a rotating shaft that is parallel to the end surface of the placing space and perpendicular to the radial direction of the tunnel, and the inner peripheral side end of the end plate is By pressing the end frame carriage toward the center, the end portion of the end plate is regulated so as to always be positioned on the inner peripheral side of the rotating shaft, and the inner end portion of the end plate is positioned on the center formwork. The inner peripheral side of the end plate is moved forward, and the outer peripheral side of the end plate is moved rearward. It is characterized in that the end portion of the end plate on the inner peripheral side is sandwiched between the end formwork carriage and installed on the end surface of the placing space .
Furthermore, the lining concrete construction system of the present invention may further include a winding thickness adjusting member for filling unevenness in a gap between the end plate and the inner peripheral surface of the tunnel.
本発明によれば、妻型枠設置用の部材をセントル1から妻型枠台車2に移すことができ、狭隘な場所での苦渋作業が解消され、安全性や作業性を向上させることができるため、妻型枠の設置を容易に行うことができるという効果を奏する。
According to the present invention, the members for installing the gable formwork can be transferred from the
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態の覆工コンクリート施工システムは、図1を参照すると、コンクリートの吹き付け等によっては一次支保されたトンネルの内周面に沿ったアーチ型の型枠11を有するセントル1と、トンネルの内周面とセントル1(型枠11)との間に形成される覆工コンクリートの打設空間(以下、単に打設空間と称す)の妻面を塞ぐ妻型枠3を有する妻型枠台車2とを備えている。
Next, modes for carrying out the present invention (hereinafter simply referred to as "embodiments") will be specifically described with reference to the drawings.
Referring to FIG. 1, the lining concrete construction system of this embodiment comprises a
セントル1及び妻型枠台車2は、トンネル軸方向(覆工コンクリートの施工方向)に沿ってそれぞれ敷設されたレール4a、4b上をそれぞれ走行可能であり、妻型枠台車2は、セントル1よりも覆工コンクリートの施工方向の前方側に配置されている。すなわち、覆工コンクリートが坑口側から切羽側に向かって施工される場合、妻型枠台車2は、セントル1よりも切羽側に配置される。
The
型枠11は、トンネルの内周面に沿うように、トンネル幅方向の断面形状が略半円弧状の鋼製部材であり、図2に示すように、複数のジャッキ12を介して移動架台10によって支持されている。そして、型枠11とトンネルの内周面との間が、打設空間となる。
The
移動架台10は、H型鋼や溝型鋼等で構成され、前後に配置された複数の門型フレーム10aと、複数の門型フレーム10aを連結する図示しない複数の縦梁部材とを備えている。門型フレーム10aの下端部には、レール4a上を走行するための車輪13が備えられている。門型フレーム10aの内側の空間断面10bは、ズリ等を搬送する坑道として機能する。
The
妻型枠台車2において、妻型枠3は、移動架台20によってセントル1に対向する側に支持されている。移動架台20は、H型鋼や溝型鋼等で構成され、前後に配置された複数の門型フレーム20aと、複数の門型フレーム20aを連結する図示しない複数の縦梁部材とを備えている。門型フレーム20aの下端部には、レール4b上を走行するための車輪21が備えられている。
In the
妻型枠台車2の移動架台20が走行するレール4bの軌間は、セントル1の移動架台10が走行するレール4aの軌間よりも広く設定され、トンネル軸方向に見ると、門型フレーム20aの内側の空間断面20bは、坑道として機能する門型フレーム10aの内側の空間断面10bを含んで、より大きく設定されている。そして、セントル1の前方側に延出している階段等の前方側構造物14は、門型フレーム20aの内側の空間断面20b内に収まるように設けられている。
The gauge of the
図3及び図4を参照すると、妻型枠3は、打設空間の妻面を覆うように、互いに隣接して並設された複数の妻板部30で構成されている。複数の妻板部30は、図4に示すように、H型鋼や溝型鋼等で構成された妻板支持部材22によって移動架台20に支持されている。そして、図3に示すように、複数の妻板部30でそれぞれ作業するための階段23及び足場24が移動架台20の門型フレーム20aの外側に取り付けられている。これにより、作業員は、妻型枠の設置箇所にスムーズに移動することができると共に、作業領域を確保することできるため、妻型枠の設置を容易に行うことができる。なお、図3では妻板支持部材22が、図4では階段23及び足場24がそれぞれ省略されている。
3 and 4, the
妻板部30は、図5及び図6を参照すると、第1妻板31と、第2妻板32と、エアチューブ33と、梁受34とを備えている。なお、図5は、設置状態の妻板部30を妻型枠台車2側の正面から見た図であり、図6は、設置状態の妻板部30を側方側から見た図である。第1妻板31及び第2妻板32は、例えば、鋼板で構成される。
5 and 6, the
第1妻板31は、図6及び図7を参照すると、妻板支持部材22にトンネル軸方向を長手として支持された梁受支持部材25に回動可能に取り付けられている。なお、図7は、未設置状態の妻板部30を側方側から見た図である。
Referring to FIGS. 6 and 7, the
第1妻板31の打設空間と相対する面とは反対面には、溶接等によってブランケット31aが立設され、梁受支持部材25の後方側端部上面には、打設空間の妻面と平行(トンネル軸方向と直交)で、且つトンネルの半径方向(覆工コンクリートの巻厚方向)と直交する回動軸26aによって、ブランケット31aを回動可能に軸支する軸受部26が設けられている。
A
これにより、第1妻板31に外力が作用しない未設置状態では、図7に示すように、第1妻板31の内周側が後方側に移動され、第1妻板31の外周側が前方側に移動される方向に回動される。これにより、妻型枠3が縮径され、脱型時(特に覆工コンクリートと妻型枠3との付着を切る際)に、簡単に妻型枠3を撤去することができる。
Thus, in the non-installed state where no external force acts on the
第1妻板31の回動は、第1妻板31の内周側端部が回動軸26aよりも内周側に常に位置するように規制されている。これにより、妻型枠台車2をセントル1に向かって押し付けることで、第1妻板31の下端部がセントル1の型枠11の妻面11aに当接し、第1妻板31の内周側が前方側に移動され、第1妻板31の外周側が後方側に移動される方向に回動される。そして、図6に示すように、第1妻板31は、型枠11の妻面11aと梁受支持部材25の後方側端部とで回動軸26aよりも内周側が挟持されて固定され、回動軸26aよりも外周側が打設空間の妻面に設置される。そして、図示しない連結部材によってセントル1(移動架台10)と妻型枠台車2(移動架台20)とを連結したり、ブレーキやロック部材によって妻型枠台車2を床面に対して位置決めしたりすることで、設置状態を維持することが可能となる。
Rotation of the
従って、妻型枠台車2の移動にエンジンやモーター等の動力を使用すると、人手を介することなく第1妻板31を回動させ、打設空間の妻面に設置させることができる。これにより、第1妻板31には、強度の強い厚い鋼板を使用することが可能になり、型枠11の妻面11aと梁受支持部材25の後方側端部とで回動軸26aよりも内周側を挟持するだけで、覆工コンクリートからの圧力に耐えることが可能になる。
Therefore, if power such as an engine or a motor is used to move the
なお、図8に示すように、第1妻板31の内周側端部にブランケット31aを立設させ、型枠11の妻面11aと梁受支持部材25の後方側端部とが当接した状態でも、第1妻板31を回動可能に構成しても良い。この場合、セントル1(移動架台10)に対して妻型枠台車2(移動架台20)を位置決めした状態で、妻型枠3の設置作業及び撤去作業を行うことができる。
As shown in FIG. 8, a
図9を参照すると、隣り合う第1妻板31の端面は、合わせ目を隠すために相杓りの構造が形成されている。これにより、隣り合う第1妻板31の間から覆工コンクリートが漏れ出すことを防止している。なお、図9は、第1妻板31及び第2妻板32を外周側から見た図であり、エアチューブ33は省略されている。
Referring to FIG. 9, the end faces of the adjacent
第2妻板32は、第1妻板31から外周方向に突出して、複数枚が互いに隣接して並設されている。隣り合う第2妻板32は、合わせ目をかくすために重なるように、トンネル軸方向に互い違いに並設されている。これにより、図9に示すように、一つ置きの第2妻板32に第1妻板31との間で間隙が生じてしまうが、第1妻板31には、この間隙を埋める樹脂等で構成されたシール部材37が取付けられている。なお、第2妻板32で十分な厚さを確保することができる場合には、隣り合う第2妻板32の端面を相杓りの構造にして、合わせ目を隠すようにしても良い。
A plurality of
第2妻板32には、巻厚方向を長手とする長穴32aが形成されている。そして、第1妻板31の打設空間と相対する面とは反対面には、第2妻板32の長穴32aに嵌装され、第2妻板32の巻厚方向の移動をガイドするガイド軸35が立設されている。本実施の形態では、1枚の第2妻板32に対して2本のガイド軸35が立設され、一方のガイド軸35のそれぞれ解放端にアングル材36が架け渡されている。アングル材36は、第2妻板32の脱落を防止する脱落防止部材として機能すると共に、アングル材36と第2妻板32との間にキャンバー(くさび)5を打ち込むことで、第2妻板32を固定する固定部材として機能する。
The
従って、第2妻板32は、覆工コンクリートの巻厚に応じて、巻厚方向に移動させて固定することができる。第2妻板32の巻厚方向の移動は、人力で行う。従って、第2妻板32は、第1妻板31よりも薄い鋼板で構成される。
Therefore, the
また、妻板部30には、第1妻板31を支える梁受34を備えられている。梁受34は、伸縮可能で、伸ばした状態でその長さを維持することができる構成になっている。梁受34の一方端は、梁受支持部材25の前方側端部上面に設けられた軸受部27の回動軸27aによって、回動可能に軸支されている。回動軸27aは、妻面と平行で、且つトンネルの半径方向と直交する方向に設けられている。従って、梁受34の他方端は、トンネルの半径方向に移動可能である。
Also, the
これにより、図5及び図6に示す設置状態では、複数の第2妻板32に架け渡した梁6を伸ばした梁受34で支持させ、図7に示す未設置状態では、縮めた梁受34を梁受支持部材25上に載置させることができる。
As a result, in the installed state shown in FIGS. 5 and 6, the
エアチューブ33は、第2妻板32の外周側端部に設けられた支持面に配置されている。エアチューブ33は、図示しないエアポンプからエアを供給して膨張させることで、図5及び図6に示すように、第2妻板32の外周側端部とトンネル内周面との隙間の不陸を塞ぐ。なお、エアチューブ33の代わりにクッション材を設けても良い。
The
従って、本実施の形態では、トンネル内周面の凹凸による覆工コンクリートの巻厚の変化に対し、第2妻板32とトンネル内周面との隙間がエアチューブ33の厚さ以内になるように、第2妻板32のトンネルの半径方向にスライドさせれば良い。
Therefore, in the present embodiment, the gap between the
なお、第2妻板32及びエアチューブ33は、覆工コンクリートの巻厚の変化に対する妻板の巻厚調整用部材であり、必ずしも両方を備える必要はない。例えば、トンネル内周面と隙間が生じないように第2妻板32をスライドさせることを前提とするならば、エアチューブ33を採用することなく、第1妻板31及び第2妻板32で妻板を構成しても良い。また、第1妻板31とトンネル内周面との隙間がエアチューブ33の厚さ以内に収まるのであれば、第2妻板32を採用することなく、第1妻板31及びエアチューブ33で妻板を構成しても良い。なお、第2妻板32を採用しない場合には、梁受34を省略することができる。
The
以上説明したように、本実施形態は、トンネルの内周面に沿ったアーチ型の型枠11を有するセントル1と、トンネルの内周面と型枠11との間に形成される覆工コンクリートの打設空間の妻面を塞ぐ妻型枠3を有する妻型枠台車2とを備えている。
この構成により、妻型枠設置用の部材をセントル1から妻型枠台車2に移すことができ、狭隘な場所での苦渋作業が解消され、安全性や作業性を向上させることができるため、妻型枠の設置を容易に行うことができるという効果を奏する。
As described above, in this embodiment, the
With this configuration, the members for installing the gable formwork can be transferred from the
さらに、本実施形態において、妻型枠3は、打設空間の妻面を覆うように、互いに隣接して並設された複数の妻板部30で構成され、妻板部30は、打設空間の妻面に設置される第1妻板31と、第1妻板31とトンネルの内周面の隙間の不陸を塞ぐ巻厚調整用部材(第2妻板32、エアチューブ33)とを備えている。
この構成により、第1妻板31と、巻厚調整用部材(第2妻板32、エアチューブ33)とを簡単に打設空間の妻面に設置することができる。
Furthermore, in this embodiment, the
With this configuration, the
さらに、本実施形態において、第1妻板31は、打設空間の妻面と平行で、且つトンネルの半径方向と直交する回動軸26aによって軸支されている。
この構成により、妻型枠3が縮径され、脱型時に、簡単に妻型枠3を撤去することができる。
Furthermore, in the present embodiment, the
With this configuration, the diameter of the
さらに、本実施形態において、妻板部30は、セントル1(型枠11の妻面11a)と妻型枠台車2(梁受支持部材25の後方側端部)との挟持によって打設空間の妻面に設置される。
この構成により、妻型枠台車2をセントル1に押し付けることで、第1妻板31を打設空間の妻面に設置することができる。
Furthermore, in this embodiment, the
With this configuration, the
さらに、本実施形態において、第1妻板31の回動は、第1妻板31の内周側端部が回動軸26aよりも内周側に常に位置するように規制されている。
この構成により、妻型枠台車2をセントル1に押し付けるだけで、第1妻板31が回動され、打設空間の妻面に設置することができる。
Furthermore, in the present embodiment, the rotation of the
With this configuration, the
さらに、本実施形態において、セントル1において、型枠11は、トンネル軸方向に沿って敷設された第1レール(レール4a)上を走行する移動架台10によって支持され、妻型枠台車2において、妻型枠3は、トンネル軸方向に沿って敷設された、レール4aよりも軌間が広い第2レール(レール4b)上を走行する移動架台20によって支持されている。
この構成により、妻型枠台車2において、セントル1よりも大きい内側の空間断面を形成することができる。
Furthermore, in the present embodiment, in the
With this configuration, it is possible to form an inner spatial cross-section larger than the
以上、実施形態をもとに本発明を説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 The present invention has been described above based on the embodiments. It should be understood by those skilled in the art that this embodiment is an example, and that various modifications can be made to the combination of each component, etc., and that such modifications are also within the scope of the present invention.
1 セントル
2 妻型枠台車
3 妻型枠
4a、4b レール
5 キャンバー
6 梁
10 移動架台
10a 門型フレーム
10b 空間断面
11 型枠
11a 妻面
12 ジャッキ
13 車輪
20 移動架台
20a 門型フレーム
20b 空間断面
21 車輪
22 妻板支持部材
23 階段
24 足場
25 梁受支持部材
26 軸受部
26a 回動軸
27 軸受部
27a 回動軸
30 妻板部
31 第1妻板
31a ブランケット
32 第2妻板
32a 長穴
33 エアチューブ
34 梁受
35 ガイド軸
36 アングル材
37 シール部材
1
Claims (2)
前記トンネルの内周面と前記セントルの前記型枠との間に形成される覆工コンクリートの打設空間の妻面を塞ぐ妻型枠を有し、前記妻型枠が前記トンネル軸方向に沿って敷設された前記第1レールよりも軌間が広い第2レール上を走行可能な前記第1移動架台とは異なる第2移動架台によって支持された妻型枠台車とを備え、
前記妻型枠台車には、前記妻型枠で作業するための足場が取り付けられ、
前記妻型枠は、前記打設空間の妻面を覆うように、互いに隣接して並設された複数の妻板で構成され、
前記妻板は、前記打設空間の妻面と平行で、且つ前記トンネルの半径方向と直交する回動軸によって軸支され、
前記妻板の内周側端部が前記回動軸よりも内周側に常に位置するように規制され、
前記妻型枠台車を前記セントルに向かって押し付けることで、前記妻板の前記内周側端部が前記セントルの前記型枠の妻面に当接し、前記妻板の内周側が前方側に移動され、前記妻板の外周側が後方側に移動される方向に回動され、設置状態では、前記セントルの前記型枠の妻面と前記妻型枠台車とで前記妻板の前記内周側端部が挟持されて前記打設空間の妻面に設置されることを特徴とする覆工コンクリート施工システム。 a center having an arch-shaped formwork along the inner peripheral surface of the tunnel, the formwork being supported by a first movable platform capable of running on a first rail laid along the axial direction of the tunnel;
a gable formwork for closing the gable surface of a space for placing lining concrete formed between the inner peripheral surface of the tunnel and the formwork of the center, wherein the gable formwork extends along the axial direction of the tunnel; a gable form carriage supported by a second movable gantry different from the first movable gantry capable of running on a second rail having a wider gauge than the first rail,
A scaffold for working with the gable formwork is attached to the gable formwork carriage ,
The gable formwork is composed of a plurality of gable plates arranged adjacent to each other so as to cover the gable surface of the casting space,
The end plate is supported by a rotating shaft that is parallel to the end surface of the placing space and perpendicular to the radial direction of the tunnel,
The end portion of the end plate on the inner peripheral side is regulated so that it is always located on the inner peripheral side of the rotating shaft,
By pressing the end frame carriage toward the center, the inner peripheral side end of the end plate comes into contact with the end surface of the formwork of the center, and the inner periphery side of the end plate is moved forward, The outer peripheral side of the end plate is rotated rearward, and in the installed state, the inner peripheral end portion of the end plate is held between the end surface of the formwork of the center and the end formwork carriage. A lining concrete construction system characterized by being installed on the gable surface of the placing space .
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