JP7210480B2 - 情報送信方法および装置 - Google Patents

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Description

本願は、2017年6月16日に中国特許庁に提出された「INFORMATION TRANSMISSION METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第201710459795.6号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明の実施形態は、通信分野に関し、より具体的には、情報送信方法および装置に関する。
現在、情報送信方法が公知になっている。その方法では、シーケンス選択に基づいて情報が送信される。具体的には、端末装置がKビットの情報を送信する場合、端末装置についてP個の候補情報がある。P個の候補情報は、P個の候補シーケンスと1対1に対応しており(1つの候補情報は、1つの候補シーケンスに対応する)、P=2Kである。この情報について、端末装置は、情報に基づいて対応するシーケンスを決定し(端末装置は、情報に基づいて、生成されたP個の候補シーケンスから情報に対応するシーケンスを選択してもよいし、または、端末装置は、各候補情報に基づいて対応する候補シーケンスを生成してもよい)、情報をシーケンス形式で送信する。
P個の候補シーケンスのうちの任意の2つの巡回シフト値は異なる。したがって、巡回シフト値を使用して異なる情報が区別され得る(または巡回シフト値を使用して異なるシーケンスが区別され得る)。具体的には、同じ端末装置に対して、異なる候補情報の巡回シフト値は異なる。同じ情報について、異なる端末装置の巡回シフト値も異なる。
端末装置がシーケンスの形で情報を送信する場合、ネットワーク装置は、シーケンスを検出することにより情報を取得するか、またはシーケンス内の巡回シフト値を使用することにより情報を取得する。
複数の端末装置が、同じ時間周波数リソースを使用して、複数の情報に対応する複数のシーケンスを送信する場合、複数の端末装置は、複数のシーケンスを無線線形重ね合わせでネットワーク装置に送信し、ネットワーク装置は、各情報を最終的に取得するために、複数のシーケンスを検出する必要がある。しかし、遅延拡散が比較的深刻なシナリオでは、複数のシーケンスがチャネルを通過した後に比較的大きな位相偏差が生成される。したがって、複数のシーケンスの検出中に、ネットワーク装置は、複数のシーケンスのうちのいくつかを他のシーケンスとして検出する場合がある。特に、巡回シフト値が近い少なくとも2つのシーケンスが別のシーケンスの検出と干渉し、検出エラーが発生しやすくなる。その結果、ネットワーク装置は、複数の情報のうちのいくつかを誤って理解し、情報送信性能に影響を与える。さらに、実際のシステムでは、データチャネルの伝送信頼性は通常90%である。すなわち、90%の場合、端末装置は肯定応答acknowledgement、ACK)情報をフィードバックし、そうでない場合は否定応答(negative acknowledgement、NACK)情報をフィードバックする。したがって、ほとんどの場合、ACK情報に対応するシーケンスは、NACK情報に対応するシーケンスに対してネットワーク装置により行われる検出を妨害している。
したがって、情報送信性能を向上させるための技術を提供する必要がある。
本発明の実施形態は、情報送信性能の改善を支援するための情報送信方法を提供する。
第1の態様によれば、情報送信方法が提供され、本方法は、第1の情報を生成するステップであって、第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される、ステップと、
第1の情報に基づいて、N個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定するステップであって、第1の情報はN個の候補情報に属し、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、P個のマッピングの各々は、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、N個の専用巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータであり、
少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なり、同じ候補情報は、N個の候補情報内のL個の候補情報に属し、PおよびLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である、ステップと、
第1のシーケンスを送信するステップと、を含む。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信方法によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の端末装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の端末装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の実施態様では、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される。
第1の態様を参照して、第1の態様の第2の実施態様では、第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
第1の態様を参照して、第1の態様の第3の実施態様では、第1のシーケンスは、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて決定され、第1のマッピングは、第1のターゲット情報と第1のシーケンスとの間のマッピングであり、第1のターゲット情報は、第1の情報を第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、第1のマッピングは予め定義されるか、または、第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される。
第1の態様を参照して、第1の態様の第4の実施態様では、第1の情報はKビットを含み、P=2Kである。
したがって、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
第1の態様を参照して、第1の態様の第5の実施態様では、第1の情報はKビットを含み、N=2Kである。
第1の態様を参照して、第1の態様の第6の実施態様では、本方法は、
第1の指示情報を受信するステップであって、第1の指示情報は、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングを示すために使用される、ステップをさらに含む。
第1の態様を参照して、第1の態様の第7の実施態様では、第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、擬似ランダムシーケンスは、mシーケンスまたはGoldシーケンスである。
第1の態様を参照して、第1の態様の第8の実施態様では、同じ候補情報に対応する候補シーケンスが異なるということは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なることを含む。
第2の態様によれば、情報送信方法が提供され、本方法は、第1の信号を受信するステップであって、第1の信号は少なくとも第1のシーケンスを搬送し、第1のシーケンスと第1の情報との間にはマッピングがあり、第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される、ステップと、
第1のシーケンスを含むN個の候補シーケンスを生成するステップであって、第1の情報はN個の候補情報に属し、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、P個のマッピングの各々は、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、N個の専用巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータであり、
少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なり、同じ候補情報は、N個の候補情報内のL個の候補情報に属し、PおよびLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である、ステップと、
第1の情報を取得するために、N個の候補シーケンスに基づいて第1の信号を処理するステップと、を含む。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信方法によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の端末装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の端末装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の実施態様では、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される。
第2の態様を参照して、第2の態様の第2の実施態様では、第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
第2の態様を参照して、第2の態様の第3の実施態様では、第1の情報は、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて取得され、第1のマッピングは、第1のターゲット情報と第1のシーケンスとの間のマッピングであり、第1のターゲット情報は、第1の情報を第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、第1のマッピングは予め定義されるか、または、第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される。
第2の態様を参照して、第2の態様の第4の実施態様では、第1の情報はKビットを含み、P=2Kである。
したがって、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
第2の態様を参照して、第2の態様の第5の実施態様では、第1の情報はKビットを含み、N=2Kである。
第2の態様を参照して、第2の態様の第6の実施態様では、本方法は、
第1の指示情報を送信するステップであって、第1の指示情報は、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングを示すために使用される、ステップをさらに含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第7の実施態様では、第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、擬似ランダムシーケンスは、mシーケンスまたはGoldシーケンスである。
第2の態様を参照して、第2の態様の第8の実施態様では、同じ候補情報に対応する候補シーケンスが異なるということは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なることを含む。
第3の態様によれば、情報送信装置が提供され、本装置は端末装置であってもよいし、または端末装置内のチップであってもよい。装置は、処理ユニットおよびトランシーバユニットを含んでもよい。装置が端末装置である場合、処理ユニットはプロセッサであってもよく、トランシーバユニットはトランシーバであってもよい。端末装置は、記憶ユニットをさらに含んでもよく、記憶ユニットはメモリであってもよい。記憶ユニットは、命令を格納するように構成されている。処理ユニットは、記憶ユニットに格納された命令を実行し、その結果、端末装置は、第1の態様および第1の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行する。装置が端末装置内のチップである場合、処理ユニットはプロセッサであってもよく、トランシーバユニットは、入力/出力インターフェース、ピン、回路などであってもよい。処理ユニットは、記憶ユニットに格納された命令を実行し、その結果、端末装置は、第1の態様および第1の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(レジスタまたはキャッシュなど)であってもよいし、端末装置内であるがチップ外の記憶ユニット(読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリなど)であってもよい。
第4の態様によれば、情報送信装置が提供され、本装置はネットワーク装置であってもよいし、またはネットワーク装置内のチップであってもよい。装置は、処理ユニットおよびトランシーバユニットを含んでもよい。装置がネットワーク装置である場合、処理ユニットはプロセッサであってもよく、トランシーバユニットはトランシーバであってもよい。ネットワーク装置は、記憶ユニットをさらに含んでもよく、記憶ユニットはメモリであってもよい。記憶ユニットは、命令を格納するように構成されている。処理ユニットは、記憶ユニットに格納された命令を実行し、その結果、ネットワーク装置は、第2の態様および第2の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行する。装置がネットワーク装置内のチップである場合、処理ユニットはプロセッサであってもよく、トランシーバユニットは入力/出力インターフェース、ピン、回路などであってもよい。処理ユニットは、記憶ユニットに格納された命令を実行し、その結果、ネットワーク装置は、第2の態様および第2の態様の可能な実施態様のいずれか1つによる方法を実行する。記憶ユニットは、チップ内の記憶ユニット(レジスタまたはキャッシュなど)であってもよいし、ネットワーク装置内であるがチップ外の記憶ユニット(読み取り専用メモリまたはランダムアクセスメモリなど)であってもよい。
第5の態様によれば、コンピュータプログラム製品が提供され、コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードが通信ユニット、処理ユニット、トランシーバ、または通信装置(ネットワーク装置または端末装置など)のプロセッサによって実行される場合、通信装置は、第1の態様、第2の態様、ならびに第1の態様および第2の態様の実施態様のいずれか1つによる方法を実行する。
第6の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを格納する。このプログラムにより、通信装置(ネットワーク装置または端末装置など)が、第1の態様、第2の態様、ならびに第1の態様および第2の態様の実施態様のいずれか1つによる方法を実行することができる。
前述の実施態様のいくつかでは、P個のマッピングの各々は、N個の候補シーケンスとN個の専用巡回シフト値との間のマッピングも含み、N個の専用巡回シフト値の第iの専用巡回シフト値は、N個の候補シーケンスの第iの候補シーケンスを生成するために使用される。
前述の実施態様のいくつかでは、P個のマッピングでは、第2のマッピングにあって、L個の候補情報の第jの候補情報に対応する第jの候補シーケンスは、第3のマッピングにあって、L個の候補情報の第jの候補情報に対応する第jの候補シーケンスとは異なる。第2のマッピングおよび第3のマッピングは、P個のマッピングに属し、j∈[1、L]である。L個の候補情報は、N個の候補情報に属する。
前述の実施態様のいくつかでは、P個のマッピングでは、第2のマッピングで第jの候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値は、第3のマッピングで第jの候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値とは異なる。
前述の実施態様のいくつかでは、P個のマッピングはP個のスクランブル要素グループに対応し、第1の情報に基づいてN個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定するステップは、
第1のスクランブル要素グループに基づいて第4のマッピングを決定するステップであって、第4のマッピングがP個のマッピングに属し、第1のスクランブル要素グループがP個のスクランブル要素グループに属する、ステップと、
第4のマッピングに基づいてN個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定するステップと、を含む。
本発明の実施形態に適用される情報送信のための通信システムの概略図である。 本発明の一実施形態による情報送信方法の概略的な相互作用フローチャートである。 本発明の一実施形態による情報送信装置の概略ブロック図である。 本発明の一実施形態による情報送信装置の概略ブロック図である。
以下では、添付の図面を参照して、本願の技術的解決策について説明する。
本明細書で使用される「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアを示すために使用される。例えば、構成要素は、プロセッサで実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよいが、これらに限定されない。図示するように、コンピューティング装置と、コンピューティング装置で実行されるアプリケーションとの両方が構成要素であってもよい。プロセスおよび/または実行スレッド内に1つまたは複数の構成要素が存在してもよく、構成要素は1つのコンピュータ上に配置されてもよく、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を格納する様々なコンピュータ可読媒体から実行され得る。例えば、構成要素は、ローカルおよび/またはリモートプロセスを使用して、1つまたは複数のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム、分散システム、および/または信号を使用して別のシステムと対話するインターネットなどの別のネットワークの別の構成要素と対話する2つの構成要素からのデータ)に基づいて通信することができる。
本発明の実施形態は、移動通信用グローバルシステム(global system for mobile communication、GSM(登録商標))、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))システム、LTEシステムなどの、様々な通信システムに適用できることを理解されたい。サポートされる通信は、主に音声およびデータ通信用である。通常、従来の基地局でサポートされる接続の数は限られており、簡単に実施され得る。
次世代のモバイル通信システムにより、将来のモバイルデータトラフィックの成長、大規模なモノのインターネット、および多様化した新しいサービスとアプリケーションシナリオが可能になる。統合された接続フレームワークとして機能することに加えて、新世代のセルラーネットワークには、基本的な5Gの新しい無線インターフェース(5th generation new radio、5G NR)が提供され、ネットワークのデータ速度、容量、遅延、信頼性、効率、カバレッジを新しいレベルに改善し、利用可能なスペクトルリソースの各ビットを最大限に活用することが期待される。さらに、直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)に基づいて設計された5Gの新しい無線インターフェースが、世界標準になり、5G装置と多様化された展開をサポートし、多様化されたスペクトル(低周波数および高周波数帯域を含む)をカバーし、多様化されたサービスと端末をサポートする。
本発明の実施形態は、端末装置に関して説明される。端末装置はまた、ユーザ機器(user equipment、UE)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者ステーション、モバイルステーション、モバイル、リモートステーション、リモート端末、モバイル装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、ユーザ装置などと呼ばれる。端末装置は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)内のステーション(STAION、ST)であってもよく、あるいは、携帯電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(session initiation protocol、SIP)電話、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)ステーション、携帯情報端末(personal digital assistant、PDA)装置、無線通信機能を備えたハンドヘルド装置、コンピューティング装置、無線モデムに接続された別の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークの端末装置、または将来の進化型PLMNネットワークの端末装置であってもよい。
さらに、本発明の実施形態は、ネットワーク装置を参照して実施形態を説明する。ネットワーク装置は、モバイル装置と通信するように構成されたネットワーク装置などの装置であってもよい。ネットワーク装置は、WLANのアクセスポイント(access point、AP)、またはGSM(登録商標)のベーストランシーバステーション(base transceiver station、BTS)もしくは符号分割多重アクセス(code division multiple access、CDMA)であってもよく、あるいは、WCDMA(登録商標)のノードB(NodeB、NB)であってもよく、あるいは、LTEの進化型ノードB(evolutional Node B、eNB、またはeNodeB)、中継局もしくはアクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークのネットワーク装置、将来の進化型PLMNネットワークなどであってもよい。
本発明の実施形態で提供される方法および装置は、端末装置またはネットワーク装置に適用され得る。端末装置またはネットワーク装置には、ハードウェアレイヤ、ハードウェアレイヤで実行されるオペレーティングシステムレイヤ、およびオペレーティングシステムレイヤで実行されるアプリケーションレイヤが含まれる。ハードウェアレイヤには、中央処理ユニット(central processing unit、CPU)、メモリ管理ユニット(memory management unit、MMU)、メモリ(メインメモリとも呼ばれる)などのハードウェアが含まれる。オペレーティングシステムは、Linux(登録商標)オペレーティングシステム、Unixオペレーティングシステム、Androidオペレーティングシステム、iOSオペレーティングシステム、またはwindowsオペレーティングシステムなどの、プロセス(process)を使用してサービス処理を実施する1つまたは複数のコンピュータオペレーティングシステムであってもよい。アプリケーションレイヤには、ブラウザ、アドレス帳、文書処理ソフトウェア、インスタントメッセージソフトウェアなどのアプリケーションが含まれる。さらに、本発明の実施形態における情報送信方法に基づいて通信を行うために、エンティティが本発明の実施形態における情報送信方法の符号を記録するプログラムを実行することができれば、情報送信方法を実行するエンティティの特定の構造は、本発明の実施形態において特に限定されない。例えば、本発明の実施形態における情報送信方法は、端末装置またはネットワーク装置によって、あるいは端末装置またはネットワーク装置の内部にあって、プログラムを呼び出してプログラムを実行することができる機能モジュールによって実行されてもよい。
さらに、本発明の実施形態における態様または特徴は、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を使用する方法、装置、または製品として実施されてもよい。本発明の実施形態で使用される「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読構成要素、キャリア、または媒体からアクセスできるコンピュータプログラムを含む。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定はしないが、磁気記憶構成要素(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク、または磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(compact Disc、CD)、デジタル多用途ディスク(digital versatile disc、DVD)、スマートカード、およびフラッシュメモリ構成要素(例えば、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(erasable programmable read-only memory、EPROM)、カード、スティック、またはキードライブ)を含んでもよい。加えて、本明細書で説明される様々な記憶媒体は、情報を格納するために使用される1つまたは複数の装置および/または他の機械可読媒体を示してもよい。「機械可読媒体」という用語は、限定はしないが、無線チャネル、ならびに命令および/またはデータを格納、収容および/または搬送することができる様々な他の媒体を含んでもよい。
図1は、本発明の実施形態に適用される情報送信のための通信システムの概略図である。図1に示すように、通信システム100はネットワーク装置102を含む。ネットワーク装置102は、複数のアンテナ、例えば、アンテナ104、106、108、110、112、114を含んでもよい。加えて、ネットワーク装置102は、送信機チェーンおよび受信機チェーンをさらに含んでもよい。当業者は、送信機チェーンと受信機チェーンの両方が信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、またはアンテナ)を含んでもよいことを理解することができる。
ネットワーク装置102は、複数の端末装置(例えば、端末装置116および端末装置122)と通信してもよい。しかし、ネットワーク装置102は、端末装置116または122に類似する任意の数の端末装置と通信してもよいことが理解され得る。例えば、端末装置116、122は、携帯電話、スマートフォン、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルド通信装置、ハンドヘルドコンピューティング装置、衛星無線装置、全地球測位システム、PDA、および/または無線通信システム100で通信を実行するように構成された他の適切な装置であってもよい。
図1に示すように、端末装置116はアンテナ112、114と通信する。アンテナ112、114は、順方向リンク118を使用して情報を端末装置116に送信し、逆方向リンク120を使用して端末装置116から情報を受信する。さらに、端末装置122は、アンテナ104、106と通信する。アンテナ104、106は、順方向リンク124を使用して端末装置122に情報を送信し、逆方向リンク126を使用して端末装置122から情報を受信する。
例えば、周波数分割複信(frequency division duplex、FDD)システムでは、順方向リンク118は逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができ、順方向リンク124は逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。
別の例では、時分割複信(time division duplex、TDD)システムおよび全複信(full duplex)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は同じ周波数帯域を使用することができ、順方向リンク124および逆方向リンク126は、同じ周波数帯域を使用することができる。
通信用に設計された各アンテナ(または複数のアンテナを含むアンテナグループ)および/または各エリアは、ネットワーク装置102のセクタと呼ばれる。例えば、アンテナグループは、ネットワーク装置102のカバレッジ内のセクタ内の端末装置と通信するように設計されてもよい。ネットワーク装置102が順方向リンク118、124を使用することにより端末装置116、122とそれぞれ通信するプロセスにおいて、ネットワーク装置102の送信アンテナは、ビームフォーミングにより順方向リンク118、124の信号対雑音比を改善することができる。さらに、ネットワーク装置が単一のアンテナを使用してネットワーク装置のすべての端末装置に信号を送信する方法と比較して、ネットワーク装置102が、ビームフォーミングにより、関連するカバレッジ内にランダムに散乱された信号を端末装置116、122に送信する場合、隣接セル内のモバイル装置への干渉が少なくなる。
所与の時間において、ネットワーク装置102、端末装置116、または端末装置122は、無線通信送信装置および/または無線通信受信装置であってもよい。データを送信する際に、無線通信送信装置は、送信のためにデータを符号化してもよい。
具体的には、無線通信送信装置は、チャネルを使用して、無線通信受信装置に送信する必要がある特定の数のデータビットを取得してもよい(例えば、特定の数のデータビットを生成する、別の通信装置から特定の数のデータビットを受信する、または特定の数のデータビットをメモリに格納する)。データビットは、データのトランスポートブロック(または複数のトランスポートブロック)に含まれてもよく、トランスポートブロックは、複数の符号ブロックを生成するためにセグメント化されてもよい。
加えて、通信システム100は、公衆陸上モバイルネットワーク(public land mobile network、PLMN)、D2Dネットワーク、M2Mネットワーク、または別のネットワークであってもよい。図1は、単純化された例示的な概略図にすぎない。ネットワークは、図1に描かれていない別のネットワーク装置をさらに含んでもよい。
背景を参照して、本発明の実施形態におけるシーケンス、巡回シフト値、専用巡回シフト値、および初期巡回シフト値について最初に簡単に説明する。
情報を送信するときに、端末装置が情報をシーケンスの形式で送信することが背景から分かる。各候補シーケンスは、次式に基づいて生成され得る。
Figure 0007210480000001
ここで、{xi|i=0、1、2、・・・、M-1}はシーケンスであり、a0+ns(区別と理解を容易にするためにntと表記)はシーケンスys,iの巡回シフト値である。同じ端末装置に対応するP個の候補シーケンスについては、a0は初期巡回シフト値であり、P個の候補シーケンスの生成に使用される共通パラメータであり、ここで、P個の候補シーケンスのすべてを生成するために使用される初期巡回シフト値a0は同じであり(または、異なる端末装置は同じ時点で異なる初期巡回シフト値a0に対応しており、1つの端末装置は同じ時点で同じ初期巡回シフト値a0に対応している)、nsは専用巡回シフト値であり、P個の候補シーケンスの各々を生成するために端末装置によって使用される専用パラメータであり、ここで、同じ端末装置の異なる候補シーケンスは、異なる専用巡回シフト値nsに対応している。
したがって、前述の式の説明から、巡回シフト値ntを使用して異なる情報を区別することができる(または巡回シフト値ntを使用して異なるシーケンスを区別することができる)ことが分かる。具体的には、同じ端末装置について、異なる候補情報の巡回シフト値ntは異なり、同じ情報について、異なる端末装置の巡回シフト値ntも異なる。
以下、図2を参照して、本発明の実施形態における情報送信方法について詳細に説明する。図2は、装置の相互作用の観点からの本発明の一実施形態による情報送信方法の概略フローチャートである。方法200を実施するために使用される実行エンティティは、ネットワーク装置および端末装置である。
任意選択で、ネットワーク装置は基地局であってもよい。
ネットワーク装置が端末装置#A(端末装置の一例)と相互作用する典型的な例を用いて、本発明のこの実施形態による情報送信方法を詳細に説明する。
S210において、端末装置#Aは、情報#A(第1の情報の一例)を生成し、情報#Aは、ダウンリンクデータの受信状態を示すために、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される。
具体的には、端末装置#Aにより、生成情報#Aについて3つのケースが区別され得る。これら3つのケースについて、以下で詳しく説明する。
ケース1
端末装置#Aは、ネットワーク装置から送信された少なくとも1つのトランスポートブロックを受信し、少なくとも1つのトランスポートブロックに対して復調および復号化処理を行い、処理結果に基づいて少なくとも1つのトランスポートブロックの受信状態を判定する。受信状態には、肯定応答ACKと否定応答NACKが含まれる。したがって、端末装置#Aは、少なくとも1つのトランスポートブロックの受信状態に基づいて情報#Aを生成することができる。
このケースでは、情報#Aは、ダウンリンクデータの受信状態を示すためにのみ使用される。
ケース2
端末装置#Aは、後続の時間にアップリンクデータを送信する必要がある。このケースでは、端末装置#Aは、ネットワーク装置にスケジューリング要求(scheduling request、SR)を送信する必要があるか、または端末装置#Aは、所定の時間にネットワーク装置にSRを送信する必要がある。端末装置#Aは、スケジューリング要求の状態に基づいて情報#Aを生成することができる。スケジューリング要求の状態には、データスケジューリングが要求されていること、およびデータスケジューリングが要求されていないことが含まれる。
このケースでは、情報#Aは、スケジューリング要求状態を示すためにのみ使用される。
ケース3
端末装置#Aが少なくとも1つのトランスポートブロックの受信状態を決定し、端末装置#AがSRをネットワーク装置に送信する必要がある場合、端末装置#Aは受信状態およびスケジューリング要求の状態に基づいて情報#Aを生成することができる。
このケースでは、情報#Aは、ダウンリンクデータの受信状態とスケジューリング要求状態の両方を示すために使用される。
本発明のこの実施形態では、情報#Aは、ダウンリンクデータの受信状態および/またはスケジューリング要求状態を複数の方法で示すことができる。
例えば、情報#AはKビットを含み、各ビットの値は、ダウンリンクデータの受信状態および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される。各ビットの値は、「0」と「1」の2つの表示状態を有する。情報#Aがダウンリンクデータの受信状態を示すためだけに使用される場合、「1」がACKを示し、「0」がNACKを示してもよく、または、「0」がACKを示し、「1」がNACKを示してもよい。さらに、「1」がデータスケジューリングが要求されていることを示し、「0」がデータスケジューリングが要求されていないことを示してもよく、または、「0」がデータスケジューリングが要求されていることを示し、「1」がデータスケジューリングが要求されていないことを示してもよい。
以下では、説明を簡単にするために、ACKを示すために「1」を使用し、NACKを示すために「0」を使用し、データスケジューリングが要求されていることを示すために「1」を使用し、データスケジューリングが要求されていないことを示すために「0」を使用する。
さらに、Kビットと、ダウンリンクデータの受信状態および/またはスケジューリング要求状態との間に対応関係、すなわち、どのビットの値がどのトランスポートブロックの受信状態を示すか、またはどのビットの値がスケジューリング要求状態を示すかという対応関係がある。対応関係は、プロトコルで定義されてもよく、システムで定義されてもよい。本発明のこの実施形態は、この意味に限定されない。
具体的には、情報#Aは2ビットを含む、または情報#Aは2ビットの情報である。情報#Aは、ダウンリンクデータの受信状態を示すためにのみ使用される。情報#Aのビットの値は(1 0)である。この場合、第1のビットは第1のトランスポートブロックの受信状態を示し、受信状態はACKであり、また、第2のビットは第2のトランスポートブロックの受信状態を示し、受信状態はNACKである。あるいは、情報#Aのビットの値は(1 0)である。この場合、第1のビットは第2のトランスポートブロックの受信状態を示し、受信状態はNACKであり、また、第2のビットは第1のトランスポートブロックの受信状態を示し、受信状態はACKである。
情報#Aは3ビットを含み、情報#Aは、ダウンリンクデータの受信状態を示すためだけでなく、スケジューリング要求状態を示すためにも使用される。情報#Aのビットの値は(1 0 0)である。この場合、第1のビットは第1のトランスポートブロックの受信状態を示し、受信状態はACKであり、第2のビットは第2のトランスポートブロックの受信状態を示し、受信状態はNACKであり、また、第3のビットはスケジューリング要求状態を示し、スケジューリング要求状態はデータスケジューリングが要求されていることである。
別の例では、情報#AはKビットを含み、Kビットの値と受信状態および/またはスケジューリング要求状態との間には対応関係がある。具体的には、(1 1 0)は3つのトランスポートブロックの受信状態を示すことができ、それらの受信状態はすべてACKであり、(1 0 1)は2つのトランスポートブロックの受信状態がACKであることを示すことができ、この場合のスケジューリング要求状態は、データスケジューリングが要求されていることである。
S220において、端末装置#Aは、第1の情報に基づいて、N個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定する。第1の情報はN個の候補情報に属し、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、P個のマッピングの各々は、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、N個の専用巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである。
少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なる。同じ候補情報は、N個の候補情報のうちのL個の候補情報に属し、PとLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である。
言い換えると、端末装置#Aは、情報#Aを決定した後に、P個のマッピングと情報#Aに基づいて、情報#Aに対応する第1のシーケンスを決定する。
具体的には、P個のマッピングは各々、候補情報と候補シーケンスとの間のマッピングを示す。P個のマッピングにはN個の候補情報とN個の候補シーケンスがあり、各マッピングでは、N個の候補情報はN個の候補シーケンスに対応している。
ここで説明する対応関係とは、各候補シーケンスが対応する候補情報と同じ意味を表すことを意味する。情報#Aと同様に、N個の候補情報はすべて、ダウンリンクデータの受信状態および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される。言い換えれば、情報はシーケンスの形式で送信されるため、各候補シーケンスは対応する候補情報の別の表現であることが理解され得る。
さらに、本明細書では、すべてのマッピングにおいて、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングが異なることを強調する必要がある。
例えば、Pは2であり、Nは2である。言い換えると、2つのマッピングにおいて、2つの候補情報(候補情報#1および候補情報#2として示される)および2つの候補シーケンス(候補シーケンス#1および候補シーケンス#2として示される)がある。各マッピングは、2つの候補情報と2つの候補シーケンスとの間のマッピングを示す。1つのマッピングでは、候補情報#1は候補シーケンス#1に対応しており、候補情報#2は候補シーケンス#2に対応している。他のマッピングでは、候補情報#1は候補シーケンス#2に対応しており、候補情報#2は候補シーケンス#1に対応している。
上述したように、候補シーケンスは巡回シフト値に基づいて生成され、巡回シフト値は初期巡回シフト値および専用巡回シフト値を含む。言い換えると、候補シーケンスは、初期巡回シフト値および専用巡回シフト値に基づいて生成される。ここで、例外なく、N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成される。N個の専用巡回シフト値は、それぞれN個の候補シーケンスを生成するために使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである。
具体的には、各マッピングで、N個の候補シーケンスがN個の専用巡回シフト値に対応している。各専用巡回シフト値は、対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである。
さらに言い換えると、各マッピングでは、N個の専用巡回シフト値の第iの専用巡回シフト値を使用して、N個の候補シーケンスの第iの候補シーケンスを生成し、ここで、i∈[1、N]であり、N個の専用巡回シフト値とN個の候補シーケンスがトラバースされることを示す。第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである。
ここで、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータであり、各専用巡回シフト値は、対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用パラメータである。したがって、P個のマッピングはまた、N個の候補情報とN個の専用巡回シフト値との間のマッピングを示すものとして理解されてもよい。すべてのマッピングにおいて、N個の候補情報とN個の専用巡回シフト値との間のマッピングは異なる。特定の場合は、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングの場合と同じである。繰り返しを避けるため、ここでは説明を省略する。
異なる端末装置については、第1の初期巡回シフト値が異なってもよいことに留意されたい。同じ端末装置が異なる時間にシーケンスを送信する場合、第1の初期巡回シフト値も異なってもよい。したがって、P個のマッピングにおけるN個の候補シーケンスについて、第1の初期巡回シフト値が異なる端末装置に対して異なるため、異なる端末装置に対応するN個の候補シーケンスも異なる。同じ端末装置が異なる時間にシーケンスを送信する場合、異なる第1の初期巡回シフト値のために、異なる時間における対応するN個の候補シーケンスも異なる。
しかし、N個の候補シーケンスがどのように変化するかに関係なく、P個のマッピングのN個の専用巡回シフト値は変更されなくてもよい。すなわち、N個の専用巡回シフト値は、端末装置および時間とともに変化しなくてもよい。
本発明のこの実施形態では、少なくとも2つのマッピングにおいて、N個の候補情報のうちのL個の候補情報について、同じ候補情報に対応する候補シーケンスの専用巡回シフト値は異なる。すなわち、少なくとも2つのマッピングにあって、L個の候補情報に対応する専用巡回シフト値は異なる。
言い換えれば、P個のマッピングでは、L個の候補情報の第jの候補情報について、第2のマッピングで第jの候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値は、第3のマッピングで第jの候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値とは異なる。第2のマッピングおよび第3のマッピングは、P個のマッピングに属する。すなわち、第2のマッピングおよび第3のマッピングは、P個のマッピングのいずれか2つであり、j∈[1、L]である。L個の候補情報は、N個の候補情報に属する。
ここで、少なくとも2つのマッピングにあって、N-L個の候補情報に対応する専用巡回シフト値は、異なってもよいし、同じでもよいことに留意されたい。
本発明のこの実施形態では、Pが1より大きければ、マッピングの数に制限は課されない。さらに、Nが1より大きければ、候補情報の数または候補シーケンスの数に制限は課されない。
表1を参照して、本発明のこの実施形態におけるPマッピングを以下に詳細に説明する。
表1は、本発明のこの実施形態による送信情報のP個のマッピングを示す。表1に示すように、マッピング#1、マッピング#2、マッピング#3、マッピング#4の4つのマッピングと、それぞれ(A、N)、(N、N)、(A、A)、(N、A)で示される候補情報#1、候補情報#2、候補情報#3、候補情報#4の4つの候補情報と、それぞれ専用巡回シフト値0、6、9、および3に対応する候補シーケンス#1、候補シーケンス#2、候補シーケンス#3、および候補シーケンス#4の4つの候補シーケンスと、がある。表1において、各候補シーケンスの後の括弧内に示す値は、候補シーケンスに対応する専用巡回シフト値である。4つのマッピングの各々は、4つの候補情報と4つの候補シーケンスとの間のマッピングを示す。4つの候補シーケンスは、4つの専用巡回シフト値に対応している。すなわち、各専用巡回シフト値は、対応する候補シーケンスを生成するために使用される。
マッピング#1とマッピング#2が例として使用される。2つのマッピングでは、候補情報#1については、2つのマッピングの専用巡回シフト値が異なり、候補情報#2についても、2つのマッピングの専用巡回シフト値が異なり、候補情報#3については、2つのマッピングの専用巡回シフト値は同じであり、候補情報#4についても、2つのマッピングの専用巡回シフト値は同じである。したがって、2つのマッピングでは、Lは2であり、LはN未満である。すなわち、2つの候補情報では、2つのマッピングの同じ候補情報に対応する専用巡回シフト値が異なる。
同様に、マッピング#2およびマッピング#3が例として使用される。4つの候補情報の各々について、2つのマッピングの専用巡回シフト値が異なる。したがって、2つのマッピングでは、Lは4であり、LはNに等しい。すなわち、4つの候補情報では、2つのマッピングの同じ候補情報に対応する専用巡回シフト値が異なる。
Nが2の場合、LおよびNの値は等しいことに留意されたい。
Figure 0007210480000002
端末装置#Aは、生成された情報#Aに基づいて、4つのマッピングからマッピングを選択し、選択されたマッピングに基づいて、情報#Aに対応する候補シーケンスをさらに決定するか、または、選択されたマッピングに基づいて、情報#Aに対応する専用巡回シフト値を決定する。
例えば、情報#Aは候補情報#1である。端末装置は、マッピング#1に基づいて、情報#Aに対応する候補シーケンスが候補シーケンス#1であることを決定することができる。言い換えると、候補シーケンス#1が第1のシーケンスである。
したがって、S230において、端末装置#Aが第1のシーケンスをネットワーク装置に送信し、ネットワーク装置が第1のシーケンスを受信する。
複数の端末装置が同じ時間周波数リソースで複数のシーケンスを送信する場合、第1のシーケンスを搬送する時間周波数リソースも別のシーケンスを搬送することに留意されたい。したがって、ネットワーク装置は第1のシーケンスを受信するだけでなく、別のシーケンスも受信する。この場合、ネットワーク装置は、時間周波数リソース上で、複数のシーケンスの重ね合わせ、すなわち第1の信号を受信する。
第1の信号を受信した後に、ネットワーク装置は第1の信号を処理する必要がある。したがって、S240において、ネットワーク装置は、第1のシーケンスを含む複数のシーケンスを生成し、複数のシーケンスに基づいて第1の信号を処理して、第1の情報を取得する。
具体的には、ネットワーク装置は、P個のマッピングのいずれか1つに基づいて、端末装置に対応するN個の候補シーケンスを生成し、N個の候補シーケンスを1つずつ用いて第1の信号を検出し、端末装置#Aにより生成された情報#Aを取得する。より具体的には、ネットワーク装置は、N個の候補シーケンスを1つずつ使用して、第1の信号の少なくとも1つのシーケンスとの一致度を検出し、N個の候補シーケンスのうちの最も高い一致度を有するシーケンスが第1のシーケンスである。特定の処理方法は、従来技術のものと同様であり、詳細はここでは説明しない。
同様に、ネットワーク装置も別の端末装置の情報に対して同じ処理を実行する。例えば、第1の信号はまた、端末装置#Bの第2のシーケンスを搬送し、ネットワーク装置はまた、端末装置#Bに対応する複数のシーケンスを生成して、端末装置#Bに対応する複数のシーケンスを用いて第2のシーケンスを検出し、検出結果に基づいて、第2のシーケンスに対応する情報を取得する。
本発明のこの実施形態では、ネットワーク装置は、端末装置が第1のシーケンスを生成するために使用するものと同じマッピングを使用して、マッピングのN個の候補情報に対応するN個の候補シーケンスを生成することを理解されたい。限定ではなく一例として、特定の実施態様では、ネットワーク装置は、プロトコル定義方式、通知指示方式、およびプリセット方式のいずれか1つでマッピングを決定し、さらに候補シーケンスを決定してもよい。
以下では、ダウンリンクデータ(またはトランスポートブロック)の受信状態を示すために使用されるフィードバック情報の一例を使用して、従来技術に存在する問題を簡単に説明する。
従来技術では、一態様では、通信システムの実施態様に基づいて、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報を端末装置が送信する確率は、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報を端末装置が送信する確率よりもはるかに高い(例えば、通常、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報が送信される確率は90%であり、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報が送信される確率は10%である)。したがって、通常、同じ時間周波数リソースが複数のフィードバック情報を搬送する場合、複数のフィードバック情報のうちで、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報よりも、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報が多くある。
別の態様では、複数の端末装置が、同じ時間周波数リソースを使用して、複数のフィードバック情報に対応する複数のシーケンスを送信する場合、および、複数のシーケンスの中に、巡回シフト値ntが近い少なくとも2つのシーケンスがある場合、遅延拡散が比較的深刻なシナリオでは、複数のシーケンスがチャネルを通過した後に位相偏差が生成される。したがって、ネットワーク装置がネットワーク装置の検出機構に基づいて複数のシーケンスを検出する(すなわち、ネットワーク装置は、各端末装置に対応する複数の候補シーケンスを使用してシーケンスを検出し、検出後に得られた一致確率を使用して情報を決定する)場合、少なくとも2つのシーケンスの巡回シフト値ntが近いために、少なくとも2つのシーケンスは別のシーケンスの検出に干渉する可能性があり、2つのシーケンスの検出はさらに互いに干渉する可能性があり、検出エラーが発生しやすくなる。その結果、ネットワーク装置は、複数の情報のうちのいくつかを誤って理解し、情報送信性能に影響を与える。
表2を参照して、従来技術に存在する問題を以下で詳細に説明する。
端末装置#Aは、トランスポートブロック#Aの1ビットのフィードバック情報(区別と理解を容易にするためにフィードバック情報#Aと表記)をフィードバックする必要があること、トランスポートブロック#Aの受信状態がACKであること、対応する巡回シフト値(区別と理解を容易にするために巡回シフト値#Aと表記)が0であること、および、巡回シフト値#Aに基づいて生成されたシーケンスがシーケンス#Aであること、が仮定される。
端末装置#Bは、トランスポートブロック#Bの1ビットのフィードバック情報(区別と理解を容易にするためにフィードバック情報#Bと表記)をフィードバックする必要があること、トランスポートブロック#Bの受信状態がNACKであること、対応する巡回シフト値(区別と理解を容易にするために巡回シフト値#Bと表記)が7であること、および、巡回シフト値#Bに基づいて生成されたシーケンスがシーケンス#Bであること、が仮定される。
端末装置#Cは、トランスポートブロック#Cの1ビットのフィードバック情報(区別と理解を容易にするためにフィードバック情報#Cと表記)をフィードバックする必要があること、トランスポートブロック#Cの受信状態がACKであること、対応する巡回シフト値(区別と理解を容易にするために巡回シフト値#Cと表記)が1であること、および、巡回シフト値#Cに基づいて生成されたシーケンスがシーケンス#Cであること、が仮定される。
シーケンス#A、シーケンス#B、およびシーケンス#Cが同じ時間周波数リソースに重畳されて搬送され、信号の形でネットワーク装置に送信される場合、ネットワーク装置は信号を処理し、シーケンス#A、シーケンス#B、およびシーケンス#Cを1つずつ取得する必要がある。特定のプロセスは以下の通りである。
フィードバック情報#Aを取得するために、ネットワーク装置は端末装置#Aの2つの候補シーケンスを生成し、対応する巡回シフト値はそれぞれ0および6である。ネットワーク装置は、巡回シフト値が0であるシーケンス(区別と理解を容易にするために候補シーケンス#A1と表記)および巡回シフト値6を有するシーケンス(区別と理解を容易にするために候補シーケンス#A2と表記)を個別に使用して信号を検出する。通常、候補シーケンス#A2と比較して、候補シーケンス#A1はより高い一致度を有するので、ネットワーク装置はフィードバック情報#Aを正しく取得することができる。
同様に、フィードバック情報#Cを取得するために、ネットワーク装置は端末装置#Cの2つの候補シーケンスを生成し、対応する巡回シフト値はそれぞれ2および8である。ネットワーク装置は、巡回シフト値が2であるシーケンス(区別と理解を容易にするために候補シーケンス#C1と表記)および巡回シフト値8を有するシーケンス(区別と理解を容易にするために候補シーケンス#C2と表記)を個別に使用して信号を検出する。通常、候補シーケンス#C2と比較して、候補シーケンス#C1はより高い一致度を有するので、ネットワーク装置はフィードバック情報#Cを正しく取得することができる。
フィードバック情報#Bを取得するために、ネットワーク装置は端末装置#Bの2つの候補シーケンスを生成し、対応する巡回シフト値はそれぞれ1および7である。ネットワーク装置は、巡回シフト値が1であるシーケンス(区別と理解を容易にするために候補シーケンス#B1と表記)および巡回シフト値7を有するシーケンス(区別と理解を容易にするために候補シーケンス#B2と表記)を個別に使用して信号を検出する。
ここで、候補シーケンス#B2と比較して、ネットワーク装置により受信された3つのシーケンスにおいて、候補シーケンス#B1の巡回シフト値に近い巡回シフト値を有するより多くのシーケンス(すなわち、シーケンス#Aおよびシーケンス#C)があり、さらに、候補シーケンス#B1がより高い一致度を有し、候補シーケンス#B2がより低い一致度を有することをネットワーク装置が検出することは容易であることに留意されたい。したがって、ネットワーク装置は、端末装置によって送信された候補シーケンス#Bを候補シーケンス#B1として決定することができる、すなわち、受信状態がNACKであることを示す情報を受信状態がACKであることを示す情報として理解することができる。
Figure 0007210480000003
上述したように、通信システムの実施態様に基づいて、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報を端末装置が送信する確率は、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報を端末装置が送信する確率よりもはるかに高い(例えば、通常、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報が送信される確率は90%であり、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報が送信される確率は10%である)。多くの場合、ネットワーク装置により受信される情報は、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報ではなく、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報である。複数の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用してフィードバック情報を送信する場合、フィードバック情報#Bの場合が発生しやすい。言い換えれば、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報は、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報と干渉することも理解され得る。
異なる端末装置の初期巡回シフト値は、候補シーケンスを生成するために使用されるパラメータが異なることが解析により分かる。同じ候補情報の場合、すべての端末装置の専用巡回シフト値は同じである。その結果、異なる端末装置のものであって、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報に対応するシーケンスの巡回シフトは互いに近い。したがって、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報を端末装置がフィードバックする場合、端末装置によって送信され、受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報は、別のユーザのものであって、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報によって常に妨害され得る。
表3を参照して、ダウンリンクデータ(またはトランスポートブロック)の受信状態を示すために使用されるフィードバック情報の一例も、本発明のこの実施形態の有益な効果を詳細に説明するために以下で使用される。
上述したように、端末装置#Aはトランスポートブロック#Aについて1ビットのフィードバック情報#Aをフィードバックする必要があること、トランスポートブロック#Aの受信状態がACKであること、対応する専用巡回シフト値#Aが0であること、初期巡回シフト値#Aが0であり、巡回シフト値#Aが0であること、および、巡回シフト値#Aに基づいて生成されたシーケンスがシーケンス#Aであることが仮定される。
端末装置#Bは、トランスポートブロック#Bについて1ビットのフィードバック情報#Bをフィードバックする必要があること、トランスポートブロック#Bの受信状態がNACKであること、対応する専用巡回シフト値#Bが0であること、初期巡回シフト値#Bが1であること、対応する巡回シフト値#Bが1であること、および巡回シフト値#Bに基づいて生成されたシーケンスがシーケンス#Bであることが仮定される。
端末装置#Cは、トランスポートブロック#Cについて1ビットのフィードバック情報#Cをフィードバックする必要があること、トランスポートブロック#Cの受信状態がACKであること、対応する専用巡回シフト値#Cが0であること、初期巡回シフト値#Cが2であること、対応する巡回シフト値#Cが2であること、および巡回シフト値#Cに基づいて生成されたシーケンスがシーケンス#Cであることが仮定される。
シーケンス#A、シーケンス#B、およびシーケンス#Cが同じ時間周波数リソースで実行され、ネットワーク装置に送信されると、ネットワーク装置は、信号を処理して、シーケンス#A、シーケンス#B、およびシーケンス#Cを1つずつ取得する必要がある。特定のプロセスは以下の通りである。
フィードバック情報#Aを取得するために、ネットワーク装置は端末装置#Aの2つの候補シーケンスを生成し、対応する巡回シフト値はそれぞれ0および6である。ネットワーク装置は、巡回シフト値が0の候補シーケンス#A1と巡回シフト値が6の候補シーケンス#A2を別々に使用して信号を検出する。候補シーケンス#A2の巡回シフト値6と、信号内のシーケンスに対応する巡回シフト値0、1、および2のそれぞれとの間に比較的大きな差があるため、候補シーケンス#A1の一致度は高くなる。したがって、ネットワーク装置はフィードバック情報#Aを正しく取得することができる。
同様に、フィードバック情報#Cを取得するために、ネットワーク装置は端末装置#Cの2つの候補シーケンスを生成し、対応する巡回シフト値はそれぞれ2および8である。ネットワーク装置は、巡回シフト値2を有する候補シーケンス#C1と巡回シフト値8を有する候補シーケンス#C2を別々に使用することにより信号を検出する。候補シーケンス#C2の巡回シフト値8と、信号内のシーケンスに対応する巡回シフト値0、1、および2のそれぞれとの間に比較的大きな差があるため、候補シーケンス#C1の一致度は高くなる。したがって、ネットワーク装置はフィードバック情報#Cを正しく取得することができる。
フィードバック情報#Bを取得するために、ネットワーク装置は端末装置#Bの2つの候補シーケンスを生成し、対応する巡回シフト値はそれぞれ7および1である。ネットワーク装置は、巡回シフト値7を有する候補シーケンス#B1と巡回シフト値1を有する候補シーケンス#B2とを別々に使用することにより信号を検出する。
ここで、候補シーケンス#B1の巡回シフト値7と、信号内のシーケンスに対応する巡回シフト値0、1、および2のそれぞれとの間に比較的大きな差があるため、候補シーケンス#B1は一致度が低く、候補シーケンス#B2は一致度が高くなる。したがって、ネットワーク装置はフィードバック情報#Bを正しく取得することができる。
従来技術では、候補シーケンス#B1の巡回シフト値は1であり、候補シーケンス#B1の巡回シフト値と信号内のシーケンスに対応する各巡回シフト値との差は比較的小さい。したがって、ネットワーク装置は、候補シーケンス#B1がより高い一致度を有し、候補シーケンス#B2がより低い一致度を有することを検出する可能性が非常に高いため、信号検出に誤りを生じる。
同じシナリオ(すなわち、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報および受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報があるシナリオ)において、本発明のこの実施形態では、同じ候補情報(またはフィードバック情報)に対応する専用巡回シフト値は、全体として比較的均一である。したがって、異なる候補情報の専用巡回シフト値間の差は全体的に比較的均一であり、異なる候補情報の巡回シフト値間の差も全体的に比較的均一である。このようにして、システムの実施態様に基づいて、いくつかの候補情報(すなわち、受信状態がACKであることを示すフィードバック情報)の確率が残りの候補情報(受信状態がNACKであることを示すフィードバック情報)の確率よりも高い場合、これにより、いくつかの候補情報によって生じる残りの候補情報に対する一貫性の干渉を低減させることができるので、システム全体の干渉がランダム化され得る。
Figure 0007210480000004
本発明のこの実施形態で提供される情報送信方法によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の端末装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の端末装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
任意選択で、情報#AはKビットを含み、P=2Kである。
具体的には、マッピングの数と情報#Aに含まれるビットの数との間の関係、すなわちP=2Kがある。したがって、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
確かに、限定ではなく一例として、Pの値は1より大きい整数であってもよい。
任意選択で、情報#AはKビットを含み、N=2Kである。
同様に、情報#Aに含まれるビットの数と候補情報の数または候補シーケンスの数との間にもマッピングがあり、すなわち、N=2Kである。
限定ではなく一例として、Nの値は1より大きい整数であってもよい。
任意選択で、情報#Aと第1のシーケンスとの間のマッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される。
具体的には、端末装置#Aは、スクランブル要素グループ#A(すなわち、第1のスクランブル要素グループの一例)を使用することにより、P個のマッピングからマッピング#Aを決定して、マッピング#Aと情報#Aに基づいて第1のシーケンスを決定することができる。
したがって、P個のマッピングについて、P個のマッピングとP個のスクランブル要素グループとの間にもマッピングがある。すなわち、各マッピングは1つのスクランブル要素グループに対応している。本発明のこの実施形態では、特定のマッピングに関して2つのケース、すなわちケースAおよびケースBが区別される。これら2つのケースについて以下に詳細に説明する。
ケースA
P個のマッピングとP個のスクランブル要素グループとの間にはマッピングがあり、各スクランブル要素グループは対応するマッピングを決定するために使用される。言い換えれば、P個のスクランブル要素グループは、P個のマッピングのインデックスとして使用されてもよい。すなわち、端末装置またはネットワーク装置は、現在決定されたスクランブル要素グループに基づいて、使用されるマッピングを直接決定し、現在のスクランブル要素グループに対応するマッピングから、情報#Aに対応する第1のシーケンスを決定することができる。
表4は、本発明のこの実施形態におけるP個のマッピングとP個のスクランブル要素グループとの間のマッピングを示す。表4に示すように、Pは4であり、Nは4である。言い換えると、4つのマッピングと4つの候補情報がある。各マッピングは、1つのスクランブル要素グループに対応している。具体的には、マッピング#1はスクランブル要素グループ#1に対応し、マッピング#2はスクランブル要素グループ#2に対応し、マッピング#3はスクランブル要素グループ#3に対応し、マッピング#4は、スクランブル要素グループ#4に対応する。
Figure 0007210480000005
限定ではなく一例として、数字の順列に基づいて、各スクランブル要素グループに含まれるスクランブル要素の数はlog2Pであってもよい。すなわち、スクランブル要素グループに含まれるビットの数とマッピングの数との間には関係がある。
確かに、各スクランブル要素グループに含まれるスクランブル要素の数は、代替的にはlog2Pより大きくてもよい。これは、本発明のこの実施形態では限定されない。
したがって、端末装置#Aは、スクランブル要素グループ#Aを決定することができ、スクランブル要素グループ#Aは、P個のスクランブル要素グループのうちのいずれか1つである。次いで、端末装置#Aは、スクランブル要素グループ#Aに基づいて、P個のマッピングから、スクランブル要素グループ#Aに対応するマッピング#Aを決定し(マッピングは、スクランブル要素グループ#Aに対応するP個のマッピングのうちのマッピングである)、マッピング#Aに基づいてN個の候補シーケンスから、情報#Aに対応する第1のシーケンスを決定する。
P個のマッピングの各々は対応するスクランブル要素グループに基づいて決定されることが上記から分かることを理解されたい。したがって、マッピングの各々において、任意の候補情報と対応する候補シーケンスとの間のマッピングも、マッピングに対応するスクランブル要素グループに基づいて決定される。
同様に、端末装置#AについてN個の候補シーケンスを生成する場合、ネットワーク装置は、対応するスクランブル要素グループに基づいて、端末装置に対応するマッピングおよびN個の候補シーケンスも決定することができる。
例えば、端末装置#Aによって生成された情報#Aと第1のシーケンスとの間のマッピングは、マッピング#Aである。この場合、N個の候補シーケンスを生成するとき、ネットワーク装置は、マッピング#Aに基づいてN個の候補シーケンスも決定して、情報#Aを取得する。
ケースB
P個のスクランブル要素グループは、N個の候補情報のスクランブルビットとして使用されてもよい。N個のターゲット情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングをさらに確立するために、各マッピングのN個の候補情報が同じスクランブル要素グループを使用してスクランブルされ、N個のターゲット情報がそれぞれ取得される。
本発明のこの実施形態では、N個のターゲット情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングは、システムで予め定義されてもよく、または準静的通知を送信することによりネットワーク装置によって構成されてもよい。本発明のこの実施形態はこれに限定されない。例えば、マッピングはまた、動的通知を使用してネットワーク装置によって構成されてもよい。
表5は、本発明のこの実施形態におけるP個のマッピングとP個のスクランブル要素グループとの間の別のマッピングを示す。表5に示すように、Pは4であり、Nは4である。言い換えると、4つのマッピングと4つの候補情報がある。各マッピングは、1つのスクランブル要素グループに対応している。具体的には、マッピング#1はスクランブル要素グループ#1に対応し、マッピング#2はスクランブル要素グループ#2に対応し、マッピング#3はスクランブル要素グループ#3に対応し、マッピング#4はスクランブル要素グループ#4に対応する。マッピング#1の4つの候補情報は、スクランブル要素グループ#1のスクランブルビットを使用してスクランブルされ、対応する4つのターゲット情報がそれぞれ取得される。マッピング#1は、N個のターゲット情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングにさらに細分される。同様に、他の3つのマッピングのN個の候補情報とN個の候補シーケンスに対して同じ処理が実行される。ここでは詳細については再度の説明を省略する。
加えて、各候補情報に対する特定のスクランブル処理は、従来技術のものと同様であり、ここでは詳細については再度の説明を省略する。
Figure 0007210480000006
候補情報に対してスクランブル処理を行う場合、スクランブル要素グループのビットの数は候補情報のビットの数と同じであることに留意されたい。
さらに、限定ではなく一例として、スクランブル要素グループの数とスクランブル要素グループに含まれるビットの数との間に関係があってもよい。例えば、各スクランブル要素グループに含まれるビットの数もKである場合には、スクランブル要素グループの数はP=2Kであってもよい。
したがって、端末装置#Aは、決定されたスクランブル要素グループ#Aに基づいて情報#Aに対してスクランブル処理が実行された後に得られるターゲット情報#Aに基づいて、第1のシーケンスを生成することができる。
同様に、端末装置#AのN個の候補シーケンスを生成する場合、ネットワーク装置は、対応するスクランブル要素グループを使用してマッピングを決定し、N個のターゲット情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングに基づいて、情報#Aに対応するターゲット情報#Aを決定することができ、さらにターゲット情報#Aに対してデスクランブル処理を行って、情報#Aを取得することができる。
いくつかの実施態様では、ネットワーク装置は、N個の候補情報、およびN個のターゲット情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングに基づいて、情報#Aに対応するN個の候補シーケンスを直接決定し、さらにN個の候補シーケンスに基づいて受信信号を処理して、情報#Aを取得することができる。
任意選択で、この方法はさらに以下を含む。
端末装置#Aは、第1の指示情報を受信し、第1の指示情報は、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングを示すために使用される。
具体的には、ネットワーク装置は、第1の指示情報を使用することにより情報#Aと第1のシーケンスとの間のマッピングを示すことができ、そのようして端末装置#Aが第1の指示情報に基づいて第1を決定する。
任意選択で、第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
言い換えれば、各スクランブル要素グループは、少なくとも1つの前述の情報に基づいて決定され、任意の端末装置は、少なくとも1つの前述の情報に基づいてスクランブル要素グループを決定することができる。
具体的には、スクランブル要素グループは端末装置の装置識別子に関連付けられ、異なる端末装置の装置識別子は、異なるスクランブルシーケンスを生成するために使用されてもよい。さらに、情報#Aを搬送する時間単位(例えば、タイムスロットまたはミニタイムスロット)を使用して、異なるスクランブルシーケンスを生成することもでき、使用する必要があるスクランブル要素グループは、スクランブルシーケンスから決定される。例えば、端末装置の装置識別子1に対応するスクランブルシーケンスは01“00”10101010であり、端末装置の装置識別子2に対応するスクランブルシーケンスは10“10”10110111である。情報#Aを搬送する1の番号のタイムスロットでは、スクランブル要素の2つのグループはそれぞれ「00」と「10」に対応している。
任意選択で、第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、擬似ランダムシーケンスはmシーケンスまたはGoldシーケンスである。
mシーケンスは、最長の線形シフトレジスタシーケンスの略であり、現在広く使用されている擬似ランダムシーケンスでもある。Goldシーケンスは、比較的良好な特性を持ち、mシーケンスに基づいて提案および解析される擬似ランダムシーケンスである。
限定ではなく一例として、第1のスクランブル要素グループは、他のスクランブルビット、例えば、GMWシーケンスまたはBentシーケンスであってもよい。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信方法によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の端末装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の端末装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
さらに、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
以上で、図1および図2を参照して本発明の実施形態による情報送信方法について説明したが、以下では、図3および図4を参照して本発明の実施形態による情報送信装置について説明する。本方法の実施形態で説明した技術的特徴は、以下の装置の実施形態にも適用可能である。
図3は、本発明の一実施形態による情報送信装置300の概略ブロック図である。図3に示すように、装置300は、処理ユニット310および送信ユニット320を含む。
処理ユニット310は、第1の情報を生成するように構成され、第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される。
処理ユニット310は、第1の情報に基づいてN個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定するようにさらに構成され、第1の情報はN個の候補情報に属し、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、P個のマッピングの各々は、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、N個の専用巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである。
少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なる。同じ候補情報は、N個の候補情報のうちのL個の候補情報に属し、PとLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である。
送信ユニット320は、処理ユニット310で生成された第1のシーケンスを送信するように構成される。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信装置によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
任意選択で、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される。
任意選択で、第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
任意選択で、第1のシーケンスは、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて決定され、第1のマッピングは、第1のターゲット情報と第1のシーケンスとの間のマッピングであり、第1のターゲット情報は、第1の情報を第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、第1のマッピングは予め定義されるか、または、第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される。
任意選択で、第1の情報はKビットを含み、P=2Kである。
したがって、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
任意選択で、第1の情報はKビットを含み、N=2Kである。
任意選択で、装置は、
第1の指示情報を受信するように構成された受信ユニット330をさらに含み、第1の指示情報は、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングを示すために使用される。
任意選択で、第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、擬似ランダムシーケンスはmシーケンスまたはGoldシーケンスである。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信装置によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
さらに、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
情報送信装置300は、方法200に記載された端末装置に対応してもよい(例えば、端末装置内に構成されてもよいし、端末装置であってもよい)し、情報送信装置300内のモジュールまたはユニットは、方法200において端末装置によって実行される動作または処理プロセスを実行するために使用される。繰り返しを避けるため、ここでは詳細については説明を省略する。
本発明のこの実施形態では、装置300は端末装置であってもよい。この場合、装置300は、プロセッサ、送信機、および受信機を含んでもよい。プロセッサ、送信機、および受信機は通信可能に接続されている。任意選択で、装置はさらにメモリを含み、メモリはプロセッサに通信可能に接続される。任意選択で、プロセッサ、メモリ、送信機、および受信機は通信可能に接続されてもよい。メモリは、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサは、メモリに格納された命令を実行し、送信機を制御して情報を送信し、または受信機を制御して信号を受信するように構成される。
この場合、図3に示す装置300の処理ユニット310はプロセッサに対応してもよく、図3に示す装置300の送信ユニット320は送信機に対応してもよく、図3に示す装置300の受信ユニット330は受信機に対応してもよく、図3に示す装置300の処理ユニット330もプロセッサに対応してもよい。別の実施態様では、送信機と受信機は1つのトランシーバ構成要素によって実施されてもよい。
本発明のこの実施形態では、装置300は、端末装置内に設置されたチップ(またはチップシステム)であってもよい。この場合、装置300は、プロセッサおよび入力/出力インターフェースを含んでもよい。プロセッサは、入力/出力インターフェースを使用することにより、端末装置のトランシーバに通信可能に接続されてもよい。任意選択で、装置はさらにメモリを含み、メモリはプロセッサに通信可能に接続される。任意選択で、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバは通信可能に接続されてもよい。メモリは、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサは、メモリに格納されている命令を実行し、トランシーバを制御して情報または信号を送信するように構成される。
この場合、図3に示す装置300の送信ユニットは出力インターフェースに対応してもよく、図3に示す装置300の処理ユニットはプロセッサに対応してもよい。
本発明の実施形態における前述の方法の実施形態は、プロセッサに適用されてもよいし、プロセッサによって実施されてもよいことに留意されたい。プロセッサは集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実施プロセスでは、前述の方法の実施形態におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することにより、またはソフトウェアの形で命令を使用することにより完了されてもよい。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、もしくは別のプログラマブルロジック装置、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック装置、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態で開示される方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、あるいはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および完了されてもよく、あるいは復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して実行および完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、またはレジスタなどの当技術で成熟した記憶媒体内に配置することができる。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサがメモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。
本発明の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、あるいは揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよく、外部キャッシュとして使用される。限定ではなく一例として使用される説明を通じて、多くの形式のRAMが使用されてもよく、それは例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)である。本明細書で説明されるシステムおよび方法のメモリには、これらのメモリおよび別の適切なタイプのメモリが含まれるが、これらに限定されないことに留意されたい。
図4は、本発明の一実施形態による情報送信装置400の概略ブロック図である。図4に示すように、装置400は、
第1の信号を受信するように構成された受信ユニット410であって、第1の信号は少なくとも第1のシーケンスを搬送し、第1のシーケンスと第1の情報との間にはマッピングがあり、第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される、受信ユニット410と、
受信ユニット410によって受信された第1のシーケンスを含むN個の候補シーケンスを生成するように構成された処理ユニット420であって、第1の情報はN個の候補情報に属し、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、P個のマッピングの各々は、N個の候補情報とN個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、N個の専用巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、第1の初期巡回シフト値は、N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである、処理ユニット420と、を含む。
少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なる。同じ候補情報は、N個の候補情報のうちのL個の候補情報に属し、PとLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である。
処理ユニット420は、N個の候補シーケンスに基づいて第1の信号を処理し、第1の情報を取得するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信装置によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
任意選択で、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される。
任意選択で、第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される。
任意選択で、第1の情報は、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて決定され、第1のマッピングは、第1のターゲット情報と第1のシーケンスとの間のマッピングであり、第1のターゲット情報は、第1の情報を第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、第1のマッピングは予め定義されるか、または、第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される。
任意選択で、第1の情報はKビットを含み、P=2Kである。
したがって、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
任意選択で、第1の情報はKビットを含み、N=2Kである。
任意選択で、装置は、
端末装置に第1の指示情報を送信するように構成された送信ユニット430をさらに含み、第1の指示情報は、第1の情報と第1のシーケンスとの間のマッピングを示すために使用される。
任意選択で、第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、擬似ランダムシーケンスはmシーケンスまたはGoldシーケンスである。
情報送信装置400は、方法200に記載されたネットワーク装置に対応してもよい(例えば、ネットワーク装置内に構成されてもよいし、ネットワーク装置であってもよい)し、情報送信装置400内のモジュールまたはユニットは、方法200においてネットワーク装置によって実行される動作または処理プロセスを実行するために使用される。繰り返しを避けるため、ここでは詳細については説明を省略する。
本発明のこの実施形態では、装置400はネットワーク装置であってもよい。この場合、装置400は、プロセッサ、送信機、および受信機を含んでもよい。プロセッサ、送信機、および受信機は通信可能に接続されている。任意選択で、装置はさらにメモリを含み、メモリはプロセッサに通信可能に接続される。任意選択で、プロセッサ、メモリ、送信機、および受信機は通信可能に接続されてもよい。メモリは、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサは、メモリに格納された命令を実行し、送信機を制御して情報を送信し、または受信機を制御して信号を受信するように構成される。
本発明のこの実施形態で提供される情報送信装置によれば、複数の候補情報と複数の候補シーケンスとの間のマッピング(または複数の候補情報と複数の専用巡回シフト値との間のマッピング)が提供され、少なくとも2つのマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なる。したがって、異なる候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値の間の差は全体的に比較的均一であってもよく、異なる候補情報の巡回シフト値の間の差も全体的に比較的均一である。このように、複数の装置が同じ時間周波数リソースを使用して情報を送信する場合(または複数のユーザ間でリソースを多重化する場合)、これは、異なる端末装置の情報間の(すなわち、大部分の装置によって送信されたいくつかのタイプの候補情報と少数の装置によって送信された残りのタイプの候補情報との間の)一貫性干渉を低減させるのに役立ち、情報間の干渉は、システム全体でランダム化された状態にある。より具体的には、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用される従来技術のフィードバック情報については、ACK情報に対応するシーケンスによるNACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、NACK情報に対応するシーケンスによるACK情報に対応するシーケンスへの干渉と、がバランスされ得るので、情報送信性能の向上に役立つ。
さらに、N個の候補シーケンス(またはN個の専用巡回シフト値)の順列に基づいてできるだけ多くのマッピングを設定して、比較的大量の端末装置が情報を送信できるようにすることにより、比較的大量の端末装置が同じ時間周波数リソースを使用して複数の情報のシーケンスを送信する場合のシステム全体の干渉を低減することができる。
図4に示す装置400の受信ユニット410は受信機に対応してもよく、図4に示す装置400の処理ユニット420はプロセッサに対応してもよく、図4に示す装置400の送信ユニット430は送信機に対応してもよい。別の実施態様では、送信機と受信機は1つのトランシーバ構成要素によって実施されてもよい。
本発明のこの実施形態では、装置400は、ネットワーク装置内に設置されたチップ(またはチップシステム)であってもよい。この場合、装置400は、プロセッサおよび入力/出力インターフェースを含んでもよい。プロセッサは、入力/出力インターフェースを使用することにより、ネットワーク装置のトランシーバに通信可能に接続されてもよい。任意選択で、装置はさらにメモリを含み、メモリはプロセッサに通信可能に接続される。任意選択で、プロセッサ、メモリ、およびトランシーバは通信可能に接続されてもよい。メモリは、命令を格納するように構成されてもよい。プロセッサは、メモリに格納されている命令を実行し、トランシーバを制御して情報または信号を送信するように構成される。
この場合、図4に示す装置400の送信ユニットおよび受信ユニットは入力/出力インターフェースに対応してもよく、図4に示す装置400の処理ユニットはプロセッサに対応してもよい。
本発明の実施形態における前述の方法の実施形態は、プロセッサに適用されてもよいし、プロセッサによって実施されてもよいことに留意されたい。プロセッサは集積回路チップであってもよく、信号処理能力を有する。実施プロセスでは、前述の方法の実施形態におけるステップは、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用することにより、またはソフトウェアの形で命令を使用することにより完了されてもよい。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、もしくは別のプログラマブルロジック装置、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック装置、またはディスクリートハードウェア構成要素であってもよい。プロセッサは、本発明の実施形態で開示される方法、ステップ、および論理ブロック図を実装または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、あるいはプロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。本発明の実施形態を参照して開示される方法のステップは、ハードウェア復号化プロセッサによって直接実行および完了されてもよく、あるいは復号化プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して実行および完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラム可能な読み取り専用メモリ、電気的に消去可能なプログラム可能なメモリ、またはレジスタなどの当技術で成熟した記憶媒体内に配置することができる。記憶媒体はメモリに配置され、プロセッサがメモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて上記の方法のステップを完了する。
本発明の実施形態におけるメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、あるいは揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでもよいことが理解され得る。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(read-only memory、ROM)、プログラム可能な読み取り専用メモリ(programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(erasable PROM、EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読み取り専用メモリ(electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)であってもよく、外部キャッシュとして使用される。限定ではなく一例として使用される説明を通じて、多くの形式のRAMが使用されてもよく、それは例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(double data rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(synchlink DRAM、SLDRAM)、およびダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(direct rambus RAM、DR RAM)である。本明細書で説明されるシステムおよび方法のメモリには、これらのメモリおよび別の適切なタイプのメモリが含まれるが、これらに限定されないことに留意されたい。
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムが端末装置(例えば、前述の情報送信装置または端末装置、具体的には、情報送信装置の処理ユニットまたは端末装置のプロセッサ)によって実行された場合、端末装置は、方法200で端末装置によって実行されるステップを実行する。
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含み、コンピュータプログラムがネットワーク装置(例えば、前述の情報送信装置またはネットワーク装置、具体的には、情報送信装置の処理ユニットまたはネットワーク装置のプロセッサ)によって実行された場合、ネットワーク装置は、方法200でネットワーク装置によって実行されるステップを実行する。
本発明の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを格納し、プログラムは、端末装置(例えば、上記の情報送信装置または端末装置、具体的には、情報送信装置の処理ユニットまたは端末装置のプロセッサ)に方法200で端末装置によって実行されるステップを実行させる。
本発明の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを格納し、プログラムは、ネットワーク装置(例えば、上記の情報送信装置またはネットワーク装置、具体的には、情報送信装置の処理ユニットまたはネットワーク装置のプロセッサ)に方法200でネットワーク装置によって実行されるステップを実行させる。
前述のプロセスのシーケンス番号は実行順序を意味するものではなく、本発明の実施形態の実施プロセスに対するいかなる限定としても解釈されるべきではないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、プロセスの機能と内部論理に基づいて決定されるべきである。
前述のプロセスのシーケンス番号は、本発明の実施形態における実行順序を意味するものではなく、本発明の実施形態の実施プロセスに対するいかなる制限としても解釈されるべきではないことを理解されたい。プロセスの実行順序は、プロセスの機能と内部論理に基づいて決定されるべきである。
当業者は、本明細書で開示される実施形態を参照して説明される例におけるユニットおよびアルゴリズムステップが、電子ハードウェアまたはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実施され得ることに気付くであろう。機能がハードウェアにより実行されるか、ソフトウェアにより実行されるかは、特定の用途および技術的解決策の設計制約条件に依存する。当業者は、特定のアプリケーションごとに説明された機能を実施するために種々の方法を用いることができるが、その実施が本発明の実施形態の範囲を超えてしまうと考えるべきではない。
当業者には明確に理解できることであろうが、説明を簡便で簡潔にするために、上記のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動処理については、上記の方法の実施形態における対応する処理を参照することができ、詳細については再度の説明を省略する。
本発明で提供されるいくつかの実施形態では、開示されたシステム、装置および方法は、他の方法で実施されてもよいことを理解されたい。例えば、記載された装置の実施形態は単なる例にすぎない。例えば、ユニット分割は単なる論理機能の分割であって、実際の実施では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたは構成要素は、組み合わせてもよいし、あるいは別のシステムに統合してもよいし、あるいはいくつかの特徴は無視してもよいし、実行しなくてもよい。さらに、表示または説明される相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェース、装置、またはユニットを介した間接結合または通信接続であってもよく、電子的、機械的、または他の形式であってもよい。
別々の部分として説明されたユニットは、物理的に分離していてもよいし、分離していなくてもよい。ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであってもよいし、そうでなくてもよく、1つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際的な要件に応じて選択されてもよい。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合してもよいし、あるいはユニットの各々が物理的に単独で存在してもよいし、あるいは2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。
機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売または使用される場合には、その機能はコンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づいて、従来技術に本質的に寄与する本発明もしくはその一部の技術的解決策、または技術的解決策の一部は、ソフトウェア製品の形態で実現されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本発明の実施形態において説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するために、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワーク装置などであってもよい)に命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能なハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどのプログラムコードを格納することができる任意の媒体を含む。
上記の説明は、本願の特定の実施態様にすぎず、本願の保護範囲を限定するものではない。本願で開示される技術的範囲内で当業者が容易に想到する変形または置換は、本願の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
100 通信システム
102 ネットワーク装置
104 アンテナ
106 アンテナ
108 アンテナ
110 アンテナ
112 アンテナ
114 アンテナ
116 端末装置
118 順方向リンク
120 逆方向リンク
122 端末装置
124 順方向リンク
126 逆方向リンク
200 方法
300 情報送信装置
310 処理ユニット
320 送信ユニット
330 処理ユニット/受信ユニット
400 情報送信装置
410 受信ユニット
420 処理ユニット
430 送信ユニット

Claims (38)

  1. 情報処理方法であって、前記方法は、
    端末装置によって、第1の情報を生成するステップであって、前記第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される、ステップと、
    前記端末装置によって、前記第1の情報に基づいて、N個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定するステップであって、前記第1の情報はN個の候補情報に属し、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、前記P個のマッピングの各々は、前記N個の候補情報と前記N個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、前記N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、前記N個の専用巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、前記第1の初期巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータであり、
    前記P個のマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なり、前記同じ候補情報は、前記N個の候補情報内のL個の候補情報に属し、PおよびLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である、ステップと、
    前記端末装置によって、前記第1のシーケンスを送信するステップと、を含む方法。
  2. 前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および前記第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のシーケンスは、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて決定され、前記第1のマッピングは、前記第1のターゲット情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングであり、前記第1のターゲット情報は、前記第1の情報を前記第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、前記第1のマッピングは予め定義されるか、または、前記第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される、請求項2または3に記載の方法。
  5. 前記第1の情報はKビットを含み、P=2Kである、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1の情報は、Kビットを含み、N=2Kである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    前記端末装置によって、第1の指示情報を受信するステップであって、前記第1の指示情報は、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングを示すために使用される、ステップをさらに含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、前記擬似ランダムシーケンスは、mシーケンスまたはGoldシーケンスである、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
  9. 同じ候補情報に対応する候補シーケンスが異なるということは、前記同じ候補情報に対応する前記候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なることを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 情報処理方法であって、前記方法は、
    ネットワーク装置によって、第1の信号を受信するステップであって、前記第1の信号は端末装置から送信された第1のシーケンスを搬送し、前記第1のシーケンスと第1の情報との間にはマッピングがあり、前記第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される、ステップと、
    前記ネットワーク装置によって、前記第1のシーケンスを含むN個の候補シーケンスを生成するステップであって、前記第1の情報はN個の候補情報に属し、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、前記P個のマッピングの各々は、前記N個の候補情報と前記N個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、前記N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、前記N個の専用巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、前記第1の初期巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータであり、
    前記P個のマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なり、前記同じ候補情報は、前記N個の候補情報内のL個の候補情報に属し、PおよびLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である、ステップと、
    前記ネットワーク装置によって、前記N個の候補シーケンスと、前記第1のシーケンスとの間の一致度を検出することにより、前記第1の情報を取得するステップと、を含む方法。
  11. 前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および前記第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1の情報は、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて取得され、前記第1のマッピングは、前記第1のターゲット情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングであり、前記第1のターゲット情報は、前記第1の情報を前記第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、前記第1のマッピングは予め定義されるか、または、前記第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される、請求項11または12に記載の方法。
  14. 前記第1の情報はKビットを含み、P=2Kである、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第1の情報は、Kビットを含み、N=2Kである、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記方法は、
    前記ネットワーク装置によって、第1の指示情報を送信するステップであって、前記第1の指示情報は、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングを示すために使用される、ステップをさらに含む、請求項10から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、前記擬似ランダムシーケンスは、mシーケンスまたはGoldシーケンスである、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  18. 同じ候補情報に対応する候補シーケンスが異なるということは、前記同じ候補情報に対応する前記候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なることを含む、請求項10から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 端末装置であって、前記装置は、
    第1の情報を生成するように構成された処理ユニットであって、前記第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用され、
    前記処理ユニットは、前記第1の情報に基づいてN個の候補シーケンスから第1のシーケンスを決定し、前記第1の情報はN個の候補情報に属し、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、前記P個のマッピングの各々は、前記N個の候補情報と前記N個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、前記N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、前記N個の専用巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、前記第1の初期巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータであり、
    前記P個のマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスは異なり、前記同じ候補情報は、前記N個の候補情報内のL個の候補情報に属し、PおよびLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下である、ようにさらに構成される、処理ユニットと、
    前記処理ユニットで生成された前記第1のシーケンスを送信するように構成された送信ユニットと、を含む装置。
  20. 前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される、請求項19に記載の装置。
  21. 前記第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および前記第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項20に記載の装置。
  22. 前記第1のシーケンスは、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて決定され、前記第1のマッピングは、前記第1のターゲット情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングであり、前記第1のターゲット情報は、前記第1の情報を前記第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、前記第1のマッピングは予め定義されるか、または、前記第1のマッピングは、準静的な通知を介してネットワーク装置によって構成される、請求項20または21に記載の装置。
  23. 前記第1の情報はKビットを含み、P=2Kである、請求項19から22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記第1の情報は、Kビットを含み、N=2Kである、請求項19から23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記装置は、
    第1の指示情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の指示情報は、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングを示すために使用される、受信ユニットをさらに含む、請求項19から24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 前記第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、前記擬似ランダムシーケンスは、mシーケンスまたはGoldシーケンスである、請求項20から22のいずれか一項に記載の装置。
  27. 同じ候補情報に対応する候補シーケンスが異なるということは、前記同じ候補情報に対応する前記候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なることを含む、請求項19から26のいずれか一項に記載の装置。
  28. ネットワーク装置であって、前記装置は、
    第1の信号を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1の信号は少なくとも第1のシーケンスを搬送し、前記第1のシーケンスと第1の情報との間にはマッピングがあり、前記第1の情報は、ダウンリンクデータの受信状態を示すために使用され、および/またはスケジューリング要求状態を示すために使用される、受信ユニットと、
    前記受信ユニットによって受信された前記第1のシーケンスを含むN個の候補シーケンスを生成するように構成された処理ユニットであって、前記第1の情報はN個の候補情報に属し、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングはP個のマッピングに属し、前記P個のマッピングの各々は、前記N個の候補情報と前記N個の候補シーケンスとの間のマッピングを含み、前記N個の候補シーケンスは、N個の専用巡回シフト値および第1の初期巡回シフト値に基づいて生成され、前記N個の専用巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するためにそれぞれ使用される専用パラメータであり、前記第1の初期巡回シフト値は、前記N個の候補シーケンスを生成するために使用される共通パラメータである、処理ユニットと、を含み、
    前記P個のマッピングでは、同じ候補情報に対応する候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なり、前記同じ候補情報は前記N個の候補情報内のL個の候補情報に属し、PおよびLは両方とも1より大きい整数であり、LはN以下であり、
    前記処理ユニットは、前記N個の候補シーケンスと、前記第1のシーケンスとの間の一致度を検出することにより、前記第1の情報を取得するようにさらに構成される、装置。
  29. 前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングは、第1のスクランブル要素グループによって決定される、請求項28に記載の装置。
  30. 前記第1のスクランブル要素グループは、端末装置を識別するために使用される装置識別子に関する情報、および前記第1の情報を搬送する時間単位に関する情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項29に記載の装置。
  31. 前記第1の情報は、第1のターゲット情報および第1のマッピングに基づいて取得され、前記第1のマッピングは、前記第1のターゲット情報と前記第1のシーケンスとの間のマッピングであり、前記第1のターゲット情報は、前記第1の情報を前記第1のスクランブル要素グループで処理することにより取得され、前記第1のマッピングは予め定義されるか、または、前記第1のマッピングは、準静的な通知を介して前記装置によって構成される、請求項29または30に記載の装置。
  32. 前記第1の情報は、Kビットを含み、P=2Kである、請求項28から31のいずれか一項に記載の装置。
  33. 前記第1の情報は、Kビットを含み、N=2Kである、請求項28から32のいずれか一項に記載の装置。
  34. 前記装置は、
    第1の指示情報を送信するように構成された送信ユニットであって、前記第1の指示情報は、前記第1の情報と前記第1のシーケンスとの間の前記マッピングを示すために使用される、送信ユニットをさらに含む、請求項28から33のいずれか一項に記載の装置。
  35. 前記第1のスクランブル要素グループは、擬似ランダムシーケンスの部分要素であり、前記擬似ランダムシーケンスは、mシーケンスまたはGoldシーケンスである、請求項29から31のいずれか一項に記載の装置。
  36. 同じ候補情報に対応する候補シーケンスが異なるということは、前記同じ候補情報に対応する前記候補シーケンスを生成するために使用される専用巡回シフト値が異なることを含む、請求項28から35のいずれか一項に記載の装置。
  37. コンピュータによって実行された時に、前記コンピュータに請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含むコンピュータプログラム。
  38. プロセッサと、前記プロセッサによる実行のための命令を記憶した記憶媒体とを含む装置であって、前記命令が実行された時に、前記プロセッサは、前記装置に請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を実行させるように構成されている、装置。
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