JP7209084B2 - 無線アクセス・バックホール統合のレイテンシ管理 - Google Patents

無線アクセス・バックホール統合のレイテンシ管理 Download PDF

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Description

ワイヤレスシステムは、典型的には、1つ以上の基地局(BS)に通信可能に結合された複数のユーザ機器(UE)デバイスを含む。1つ以上のBSは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークによって1つ以上のUEに通信可能に結合され得る、LTE(Long Term Evolved)eNB(evolved NodeB)又は新たな無線技術(NR)の次世代NodeB(gNB)次世代NodeBs(gNB)であり得る。
次世代ワイヤレス通信システムは、統一されたネットワーク/システムであることが期待されており、大幅に相異なり時には矛盾する動作の様相とサービスに適合することを目標としている。新たな無線アクセス技術(RAT)は、eMBB(Enhanced Mobile Broadband:高速大容量)、mMTC(Massive Machine Type Communicationm:多数同時接続マシン型通信)、uMTC(Mission Critical Machine Type Communication:ミッションクリティカルなマシン型通信)、及び100GHzまでの周波数範囲で動作する同様のサービスタイプを含む広範なユースケース(use case)をサポートすることが期待されている。
本開示の特徴及び利点は、本開示の特徴を一例として説明する添付図面と併せて、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
実施例に係る、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の新たな無線技術(NR)リリース15フレーム構造のブロック図を示す。 実施例に係る、IAB(integrated access and backhaul:無線アクセス・バックホール統合)のアーキテクチャを示す。 実施例に係る、マルチホップIABネットワークのコントロールプレーンプロトコルアーキテクチャを示す。 実施例に係る、アップリンクリソース要求のためのNR手順を示す。 実施例に係る、マルチホップ送信及び結果として生じる遅延を示す。 実施例に係る、データが中間ノードに到着する前に、中間ノードにおけるアップリンクリソースが割り当てられるパイプライン技法を示す。 実施例に係る、データが中間ノードに到着する前に、中間ノードにおけるアップリンクリソースが割り当てられる別のパイプライン技法を示す。 実施例に係る、データサイズとは無関係のパイプライン技法を示す。 実施例に係る、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ノードにおける手順を示すフローチャートである。 実施例に係る、IABネットワーク内のIAB(無線アクセス・バックホール統合)ノードの機能を示す。 実施例に係る、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令が具現化された機械可読記憶媒体のフローチャートを示す。 実施例に係る、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令が具現化された機械可読記憶媒体のフローチャートを示す。 実施例に係る、ワイヤレスネットワークのシステムのアーキテクチャを示す。 実施例に係る、ワイヤレスデバイス(例えば、UE)の略図を示す。 実施例に係る、ベースバンド回路のインターフェースを示す。 実施例に係る、ワイヤレスデバイス(例えば、UE)の略図を示す。 ここで、示された例示的な実施形態に言及し、同一のものを説明する特定の言葉を本明細書において使用する。それでもなお、それによって、技術の範囲を限定することを意図するものでないことが理解されるであろう。
本技術を開示及び記載する前に、この技術は、本明細書に開示される特定の構造、プロセス動作、又は材料に限定されるものではなく、関連技術の当業者によって認識される、その等価物に拡張されることを理解されたい。本明細書で利用される専門用語は、特定の実施例を説明することのみを目的とするために使用され、限定することを意図するものではないことも理解されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じ要素を表す。フローチャート及びプロセスに提供される数字は、所作及び動作を説明する際に明確にするために提供され、必ずしも特定の順序又はシーケンスを示すものではない。
定義
本明細書で使用するとき、「ユーザ機器(UE)」という用語は、スマートフォン、タブレットコンピューティングデバイス、ラップトップコンピュータ、iPod Touch(登録商標)などのマルチメディアデバイス、又はテキスト若しくは音声通信を提供する他のタイプのコンピューティングデバイスなどのワイヤレスデジタル通信可能なコンピューティングデバイスを指す。「ユーザ機器(UE)」という用語はまた、「モバイルデバイス」、「ワイヤレスデバイス」、又は「ワイヤレスモバイルデバイス」とも称される場合がある。
本明細書で使用するとき、「基地局(BS)」という用語は、「Base Transceiver Stations(BTS)」、「ノードB(NodeB)」、「進化型ノードB(eNodeB又はeNB)」、「新たな無線技術の基地局(NR BS)及び/又は「次世代ノードB(gNodeB又はgNB)」を含み、UEとワイヤレス通信する携帯電話ネットワークのデバイス又は構成されたノードを指す。
本明細書で使用するとき、「セルラ電話ネットワーク」、「4Gセルラ」、「LTE(Long Term Evolved)」、「5Gセルラ」、及び/又は「新たな無線技術の(NR)」という用語は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって開発されたワイヤレスブロードバンド技術を指す。
例示的な実施形態
以下に、技術の実施形態についての最初の概要を提供し、次いで、特定の技術の実施形態を更に詳細に説明する。この最初の要約は、読み手が技術を迅速に理解するのを助けることを意図するものであり、技術の重要な特徴又は必須の特徴を特定することを意図するものでも、特許請求される主題の範囲を限定することを意図するものでもない。
図1は、3GPP NRリリース15フレーム構造の例を提供する。図1は、具体的にはダウンリンク無線フレーム構造を示す。この例では、データを送信するのに使用される信号の無線フレーム100は、10ミリ秒(ms)の持続時間Tfを有するように構成され得る。各無線フレームは、それぞれ1ms長である10個のサブフレーム110iにセグメント化又は分割され得る。各サブフレームを、それぞれ、1/μmsの持続時間Tslotを有する1つ又は複数のスロット120a,120i及び120xに更に再分割することができ、この場合、サブキャリア間隔15kHzの場合、μ=1であり、30kHzの場合、μ=2であり、60kHzの場合、μ=4であり、120kHzの場合、μ=8であり、また、240kHzの場合、u=16である。各スロットは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)及び/又は物理ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)を含むことができる。
ノード及びワイヤレスデバイスによって使用されるコンポーネントキャリア(CC)の各スロットは、CC周波数帯域幅に基づいて、複数のリソースブロック(RB)130a、130b、130i、130m、及び130nを含むことができる。CCは、帯域幅を有するキャリア周波数を有し得る。CCの各スロットは、PDCCH内に見出されるダウンリンク制御情報(DCI)を含むことができる。PDCCHは、1つ、2つ、又は3つの直交周波数分割多重化(OFDM)シンボル及び複数のRBを含み得る制御チャネルリソースセット(CORESET)内で送信される。
各RB(物理RB又はPRB)は、スロット当たり(周波数軸上の)12個のサブキャリアと、(時間軸上の)14個の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含むことができる。RBは、短い又は通常のサイクリックプレフィックスが用いられる場合、14個のOFDMシンボルを使用することができる。RBは、拡張されたサイクリックプレフィックスが使用される場合、12個のOFDMシンボルを使用することができる。リソースブロックは、短い又は通常のサイクリックプレフィックス化(cyclic prefixing)を用いて、168個のリソース要素(RE)にマッピングされ得、又は、リソースブロックは、拡張されたサイクリックプレフィックス化を使用して、144個のRE(図示せず)にマッピングされ得る。REは、1つのサブキャリア(すなわち、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、及び240kHz)146による1個のOFDMシンボル142の単位であり得る。
各RE140iは、直交位相シフトキーイング(QPSK)変調の場合に、2ビット150a及び150bの情報を送信することができる。各REにおいてより多くのビット数を送信するための16QAM(quadrature amplitude modulation:直交振幅変調)又は64QAM、又は、各REにおいてより少ないビット数(単一ビット)を送信するための2位相シフトキーイング(BPSK)変調などの、他のタイプの変調を使用してもよい。RBは、eNodeBからUEへのダウンリンク送信のために構成することができ、又はRBは、UEからeNodeBへのアップリンク送信のために構成することができる。
3GPP NRリリース15フレーム構造の本例は、データが送信される方法、すなわち送信モードの例を提供する。実施例は、限定することを意図していない。リリース15の特徴の多くは、3GPP LTEリリース15,MulteFireリリース1.1以降に含まれる5Gフレーム構造において進化し、変化する。このようなシステムでは、設計制約は、eMBB(enhanced Mobile Broadband)、mMTC(massive Machine Type Communications又は massive IoT)及びURLLC(Ultra Reliable Low Lathetent Communications又はCritical Communications)などの異なるネットワークサービスの共存のための、同じキャリア内における複数の5Gのニューメロロジー(numerologies)の共存にあり得る。5Gシステム内のキャリアは6GHzを超えてもよいし、それ未満でもよい。一実施形態では、各ネットワークサービスは、異なるニューメロロジーを有することができる。
図2は、IABネットワークアーキテクチャの例を示す。IABネットワークは、コアネットワーク(CN)を含み得る。IABドナー(又はIABドナーノード)は、CNと通信することができ、IABノード(単数又は複数)は、IABドナーと通信することができる。中央ユニット(CU)/分散ユニット(DU)が分割されていることを活用し、各IABノードがDU機能及び移動端末(MT)機能を保持することができる。MT機能を介して、IABノードは、その親IABノード又はUEのようなIABドナーに接続することができる。DU機能を介して、IABノードは、UE及び基地局のような子IABノードのMTと通信することができる。IABドナーは、CU機能を保持することができ、IABノードの各DU部分は、IABドナーのCUコントロールプレーン(CU-CP)及び/又はCUユーザプレーン(CU-UP)とのF1コントロールプレーン(F1-C)インターフェース接続を有することができる。IABノード内のDUとIABドナー内のCU-CPとの間のシグナリングは、F1アプリケーションプロトコル(F1-AP)を使用することができる。更に、DUは、ワイヤレスバックホールリンクを介してIABノードに接続することができ、また、IABノードは、ワイヤレスアクセスリンクを介してUEに接続することができる。
一実施例では、IABネットワーク内の各IABノードは、UE及び他のIABノードのアタッチをサポートしようとする。しかし、IABノードは、本格的な基地局(gNB)の能力を有さない。IABネットワークは、中央ユニットと分散ユニット(CU-DU)の分割アーキテクチャを活用する。無線リソース制御(RRC)機能は、ドナーIABノードのCU内に配置することができる。各IABノードは、DUとして機能することができる。IABノードは、CUによるDU制御と同様の方法でIABドナーによって制御することができる。具体的には、CUとDUとの間のF1コントロールプレーンプロトコルは、複数のホップを介した送信をサポートするように修正することができ、修正されたF1プロトコルは、IABドナーがIABノードを制御することを可能にすることができる。
マルチホップアーキテクチャの1つの帰結は、その後に中間ノードでの処理を伴う、各ホップ上でのデータ送信に起因した遅延であり、これは、中間ノードがデータの送信前に(スケジューリングリクエスト及びバッファステータスレポートを介して)アップリンクリソースを要求しなければならないため、アップリンクデータについての問題となり得る。
一実施例では、各IABノードは、(次のホップにサーブする)DUと(親ノードへの接続を提供する)MTの組み合わせとして動作することができる。IABノードのMTは、親への接続を可能にするためのUE機能を具現化している。
図3は、マルチホップIABネットワークのコントロールプレーンプロトコルアーキテクチャの例を示す。マルチホップIABネットワークは、IABドナー、複数のIABノード、及びUEを含むことができる。複数のホップを横断する無線リソース制御(RRC)メッセージ又はユーザプレーンパケットには、標準的なUE動作に関連する各ノードにおける遅延及びエアインターフェースの遅延が生じ得る。遅延は、重大な機能に影響を及ぼし得る。例えば、UEからIABドナーへの測定レポートの送信が著しく長くかかる場合があり、ハンドオーバー失敗及び無線リンク障害の割合が高まる結果となる。RRCコネクション確立、再確立、及びRRC接続再開に長時間かかり、非IABネットワークと比較して性能レベルが著しく低下する結果となる場合がある。遅延はまた、ユーザプレーントラフィックに影響を及ぼす可能性がある(例えば、TCP ACKが複数のホップを通過するのに著しく長時間かかる場合があり、結果として、ダウンリンク及びアップリンクの両方のTCP性能が全体的に遅くなる)。
マルチホップデータ送信から生じるこのような追加の遅延を最小限に抑えるための技法を本明細書に記載する。例えば、アップリンクデータ転送のパイプライン化を有効にすることができる。換言すれば、連続するホップに対するアップリンク送信リソース要求手順を並列して実行することができ、データが実際にノードで受信される前にリソースが要求されることができるので、アップリンクレイテンシの低減がもたらされる。
図4は、アップリンクリソース要求のNR手順の例を示す。例えば、UEは、そのような手順を利用して、NRにおけるアップリンク送信のためのリソースを要求することができる。アップリンクデータが到着すると、UEが送信のためのアップリンクリソースを有さない場合、UEはスケジューリングリクエスト(SR)をトリガして送信することができる。ネットワーク(例えば、gNB)は、アップリンク送信のためのリソースを割り当てるULグラントを用いて応答することができる。UEは、割り当てられたリソースを使用してバッファステータスレポート(BSR)を送信することができる。BSRは、UEにおいてバッファされたデータの量をネットワークに指示することができる。それに応答して、ネットワークは、UL送信のためのリソースを割り当てる1つ以上のULグラントを送信することができる。UEでバッファされたULデータは、これらのリソースのうちの1つ以上を使用して送信することができる。
一実施例では、各IABノードのMTは、その親ノードに対してUEとして振る舞うため、ULリソース要求のための上記手順は、各中間ホップに対して使用され得る。
図5は、マルチホップ送信及び結果として生じる遅延の例を示す。例えば、マルチホップ送信は、複数のIABノード(この例による3つの別個のIABノードなど)を介したUEからIABドナーへの送信を伴い得る。この例では、各ホップにおいて、SR、ULグラント、BSR、ULグラント、及びプロトコルデータユニット(PDU)のシーケンスを通信することができる。このようなシーケンスは、各ホップで繰り返され得る。UL PDUを送信するためのメッセージのシーケンス及びマルチホップIABネットワークを介するデータフローの増加に基いて結果として生じる遅延は大きい。
一実施例では、(図4に示すような)UEとgNBとの間のいくつかのステップは、特定の状況に応じてスキップされる場合がある。例えば、UEがULリソースを有する場合、UEは、SRをトリガし送信しない場合がある。この場合、UEは、BSR又は利用可能なULリソース内のデータを送信することができる。別の状況では、UEは、SRをトリガ及び送信することができるが、BSRを送信することができない。これは、SRに応答して提供されたULリソースが、UEでバッファされたデータの全てを収容するときに起こり得る。
一実施例では、ULリソース要求に対するUEの動作を定義することができる。一実施例では、ULデータがバッファに到着するとき、UEがULリソースを割り当てられていない場合、UEはSRを送信する。
一実施例では、UEがULリソースを有し、バッファされたデータが、共通制御チャネル(CCCH)の論理チャネル(最も高い優先度)のためである場合、データはULグラント内で送信されることができる。追加のデータが存在し、BSRがULグラント内に収まり得る場合、BSRを含めることができる。さもなければ、BSRは、(SRを最初に要し得る)次のULグラント内で送信することができる。別の実施例では、UEがULリソースを有し、バッファされたデータがCCCH以外の論理チャネルのため(例えば、DCCHのため又はDTCHのため)のものである場合、UEはまずBSRを含め、次いで、残りのすべてのスペースに専用の制御チャネル(DCCH)又は専用のトラフィックチャネル(DTCH)データを含めることができる。更に別の実施例では、UEがULリソースを有し、かつUEが、CCCH以外の2つ以上の論理チャネルからバッファされたデータ(例えば、DTCHから及びDCCHからの両方のデータ)を有する場合、UEは、どの論理チャネルのデータを優先して送信するかを自由に選択することができる。例えば、UEが重大なDCCHメッセージ(例えば、測定レポート)及びDTCH PDUを有する場合、DTCH PDUは、重大なDCCHメッセージの前に送信され得る。
一実施例では、マルチホップアップリンク送信からの遅延を最小限に抑えることが望ましい。更に、NRフレームワーク及びプロトコルの再使用、特にUEの動作を最大化する技法を設計することが望ましい。
図6は、データが中間ノードに到着する前に、中間ノードにおけるアップリンクリソースが割り当てられるパイプライン技法の例を示す。この技法では、SRは、受信されたSRに基づいて次のホップでトリガされ得る。例えば、IABノードのDUがUE又は子IABノードからSRを受信すると、DUは、(データがDUによって受信されていない場合であっても)IABノードのMTにデータ到着の指示を送信することができる。MTは次いで、SRをその親IABノード(又はIABドナー)に送信することができる。このプロセスは、IABドナーに到達するまで継続され得る。このアプローチにより、中間ホップのそれぞれにリソースを割り当てることができる。UEのIABノードのDUがUEからPDUを受信すると、DUは(任意の他の必要な処理と併せ)送信のためにMTにPDUを提出することができる。一方、MTは既に、送信のためにULリソースを受信しており、MTは遅延なしにPDUを送信する。このアプローチでは、中間ノードにおけるSRは、SRが子ノードから受信されたことに基づいてトリガされ得る。
図7は、データが中間ノードに到着する前に、中間ノードにおけるアップリンクリソースが割り当てられるパイプライン技法の別の例を示す。この技法では、BSRは、受信したBSRに基づいて次のホップでトリガされ得る。例えば、IABノードのDUがUE又は子IABノードからBSRを受信すると、DUは、(データがDUによって受信されていない場合であっても)予期されるデータのサイズを含むデータ到達の指示をIABノードのMTに送信することができる。UE又はIABノードは、BSRを送信するために(すなわち、ULリソースが割り当てられていない場合)、SRを送信し、ULグラントを受信する必要があり得る。MTは次いで、必要に応じてULリソースを取得した後に、BSRをその親IABノード(又はIABドナー)に送信することができる。BSRは、子IABノード又はUEから受信されたものに基づいて予期されるデータのサイズを含むことができる。このプロセスは、IABドナーに到達するまで継続され得る。このアプローチにより、中間ホップのそれぞれにリソースを割り当てることができる。UEのIABノードのDUがUEからPDUを受信すると、DUは(任意の他の必要な処理と併せ)送信のためにMTにPDUを提出することができる。一方、MTは既に、送信のためにULリソースを受信しており、MTは遅延なしにPDUを送信する。このアプローチでは、中間ノードにおけるBSRは、子ノードから受信したBSRに基づいてトリガされ得る。
一実施例では、送信されるデータが小さい(例えば、コントロールプレーンメッセージ)場合、図7に示す技法は、意図されるように機能しない場合がある(すなわち、リソースがパイプライン割り当てされない場合がある)。具体的には、ULグラントが利用可能であり(例えば、SRに応答して提供されており)、バッファされたデータの全てを収容することができる場合、BSRは送信されなくてもよい。したがって、(受信したBSRに依拠して、次のホップ上でBSRを送信する)図7に示す手順は、リソース割り当てのパイプライン化を遂行できないことがある。
更に、図6及び図7に示す技法では、ダウンストリームホップのBSRを受信した後にのみ、アップストリームホップ上のBSRが送信され得るので、大幅な遅延につながる。
図8は、データサイズとは無関係のパイプライン技法の例を示す。この技法では、単一の手順により、データのサイズと無関係に、パイプライン動作を効率的に処理することができ、また、ダウンストリームノードからのBSR到着のための待機による遅延も克服することができる。この技法では、SRは、受信したSRに基づいて次のホップでトリガすることができ、予測BSRが送信され得る。より具体的には、UEが送信すべきULデータを有する場合、UEはSRを送信し、ULグラントを受信することができる。データのサイズ及び割り当てられたULリソースのサイズに応じて、UEはBSRを送信する必要があることも、ないこともある。この実施例では、IABノード3のDUは、SRを受信すると、予期されるデータの到着をMTに指示することができる。MTは、IABノード2のDUへのSR送信をトリガすることができる。IABノード3のMTは、IABノード2のDUからULグラントを受信することができる。次いで、IABノード3のMTは、ULグラント内に指示されるリソースを使用して、予測BSR(pBSR)を送信することができる。
このアプローチでは、BSRが子ノードから受信されている場合、BSRで報告された情報に基づいて、pBSRを構築することができる。すなわち、pBSRに指示されるバッファされたデータは、(データがまだ受信されていないとしても)受信したBSRに指示されるデータを含むことができる。別の実施例では、BSRが子ノードから受信されていない場合、pBSRは、全てのコントロールプレーンメッセージ及び少なくともバッファステータスレポートが収容できるはずのデフォルトのリソース割り当て公称サイズを指示することができる。
更に、このアプローチでは、pBSRに応答して、IABノード2のDUは、1つ以上のULグラントを、IABノード3のMTに送信することができる。一方、IABノード3のDUは、UEからBSR(送信される場合)及びPDUを受信することができる。DUは、PDU(及び場合によってはBSR)をMTに提出する。MTは、受信したBSRに基づいて構築されたそれ自体のBSRと共に、PDUを送信することができる。
一実施例では、上記のプロセスが、IABノード2及びIABノード1において、PDU(及び場合によってはBSR)がIABドナーのDUに送られるまで繰り返される場合があり、その後、PDU(及び場合によってはBSR)はIABドナーのCUに送られる。
一実施例では、(図8に示す)pBSRの代わりに、IAB SR構成と称される専用のSR構成を使用することができる。IAB SR構成は、他のSRリソースとは異なるSRリソースを含むことができる。親ノードへのIAB SRの送信(すなわち、IAB SR構成にしたがうリソースを使用するSRの送信)は、子ノードからまだ受信されていないデータに対するリソース割り当ての要求を指示することができる。
より具体的な例では、IAB SRは、全てのコントロールプレーンメッセージ及び少なくとも1つのバッファステータスレポートを収容するためのリソース割り当ての公称サイズをネットワークに指示することができる。IAB SRによって示唆される公称サイズは、RRCメッセージングを介して構成することができ、それにより、親ノードは適切なサイズのリソースを割り当てることができる。更に、IAB SRリソースは、様々に異なるバッファレベルを指示するように編成することができる。例えば、IAB SRリソースは、各パーティションが異なるバッファレベルにマッピングされるように、更に区画され得る。BSRが子ノード/UEから受信されている場合、BSRに指示されるバッファレベルに対応するIAB SRは送信のために選択され得る。
一実施例では、PDUの到着とアップリンクリソースの可用性との間のタイミングのミスマッチの(すなわち、PDUが、アップリンクリソースが適用される時点より遅れて到着した)事例に適応するために、ネットワークは、機能「skipUplinkTxDynamic」を構成することができる。構成された機能を用いて、ULリソースが利用可能であって、(例えば、BSRを含むPDUがIABノードに到着していないために)UE/MTがPDUを送信しない場合は、ネットワークは別のULグラントを提供することができる。したがって、この実施例では、IABノード内のMTは、「skipUplinkTxDynamic」が構成されていない場合にのみ、pBSRを送信することができる。「skipUplinkTxDynamic」が構成されている場合、MTは、BSRを含むPDUの到着のために待機し続けることができ、利用可能になったとき、その時点で利用可能なアップリンクリソースを使用して、PDUを送信することができる。
図9は、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ノードにおける手順の例を示すフローチャートである。SRは、IABノードでの子ノードから受信され得る。SRは、IABノードから親ノードに送信され得る。ULグラントが親ノードから受信されない場合、SRは再び親ノードに送信される。ULグラントが子ノードから受信された場合、BSRが子ノードから受信されたかどうかの判定が行われ得る。BSRが子ノードから受信される場合、pBSRを構築及び送信することができ、このpBSRは、子ノードから受信したBSRに指示されるバッファデータを含むことができる。BSRが子ノードから受信されない場合、PDUが子ノードから受信されたかどうかの判定が行われ得る。PDUが子ノードから受信される場合、PDUが収容され得る場合にはPDUが送信され得、また、さもなければ、BSRが送信される。PDUが子ノードから受信されない場合、pBSRは構築及び送信される場合があり、このpBSRは、子ノードから予期されるデータの公称サイズを含むことができる。更に、ULグラントが親ノードから受信される場合には、残りのすべてのPDUが送信され得る。
一構成では、中継ノードは、パケットの今後の到着の最初の指示を、ダウンストリームノードから受信することができる。中継ノードは、バッファされたデータの第1のサイズを親ノードに送信することができ、このバッファされたデータのサイズは、中継ノードによって受信されないデータを含み得る。中継ノードは、親ノードから、アップリンク送信のためのリソースを受信することができる。中継ノードは、バッファされたデータのサイズの送信に続いて、ダウンストリームノードから、アップリンク送信のためのパケットを受信することができる。中継ノードは、アップリンク送信のためのリソースを用いてパケットを送信することができる。
一実施例では、中継ノードは、子ノードから、バッファされたデータの第2のサイズを受信することができる。中継ノードは、バッファされたデータの第1のサイズを親ノードに送信することができ、バッファされたデータの第1のサイズは、バッファされたデータの第2のサイズを含む(それ以上である)。別の例では、バッファされたデータの第1のサイズは、子ノードから予期されるデータの公称サイズを含むことができる。
別の実施例は、図10に示すように、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ネットワーク内のIABノードの機能1000を提供する。IABノードは、ブロック1010のように、IABノードの分散ユニット(DU)において、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信した第1のリソース要求を復号するように構成された1つ以上のプロセッサを含むことができ、この第1のリソース要求はUEと関連付けられている。IABノードは、ブロック1020のように、IABノードの移動端末(MT)において、第1のリソース要求の受信によってトリガされた親IABノード又はIABドナーへの送信のために第2のリソース要求を符号化するように構成された1つ以上のプロセッサを含むことができ、第2のリソース要求は、IABノードのDUにおけるプロトコルデータユニット(PDU)の受信前に送信される。更に、IABノードは、第1のリソース要求をメモリに送信するように構成されたメモリインターフェースを含むことができる。
別の実施例は、図11に示すように、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令1100が具現化された少なくとも1つの機械可読記憶媒体を提供する。命令は、機械上で実行することができ、この命令は、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体又は1つの非一時的機械可読記憶媒体に含まれる。ブロック1110と同様に、命令が1つ以上のプロセッサによって実行されると、IABノードの分散ユニット(DU)において、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信したバッファステータスレポート(BSR)を復号することを実行し、BSRは、UEに関連付けられている。ブロック1120と同様に、命令が1つ以上のプロセッサによって実行されると、命令は、IABノードの移動端末(MT)において、BSRの受信によってトリガされる、親IABノード又はIABドナーへの送信のためのスケジューリングリクエスト(SR)を符号化することを実行し、このSRは、IABノードのDUにおけるプロトコルデータユニット(PDU)の受信前に送信される。
別の実施例は、図12に示すように、IAB(無線アクセス・バックホール統合)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令1200が具現化された少なくとも1つの機械可読記憶媒体を提供する。命令は、機械上で実行することができ、この命令は、少なくとも1つのコンピュータ可読媒体又は1つの非一時的機械可読記憶媒体に含まれる。ブロック1210と同様に、命令が1つ以上のプロセッサによって実行されると、命令は、IABノードの分散ユニット(DU)において、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信したスケジューリングリクエスト(SR)を復号することを遂行し、このSRは、UEと関連付けられている。ブロック1220と同様に、命令が1つ以上のプロセッサによって実行されると、命令は、IABノードの移動端末(MT)において、SRの受信によってトリガされた親IABノード又はIABドナーへの送信のためにSRを符号化することを実行し、このSRは、IABノードのDUにおけるPDUの受信前に送信される。
図13は、いくつかの実施形態に係るネットワークのシステム1300のアーキテクチャを示す。システム1300は、図示するように、ユーザ機器(UE)1301及びUE1302を含む。UE1301及びUE1302は、スマートフォン(例えば、1つ以上のセルラネットワークに接続可能なハンドヘルド型タッチスクリーンモバイルコンピューティングデバイス)として図示されているが、携帯情報端末(PDA)、ページャ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワイヤレスハンドセット、又はワイヤレス通信インターフェースを含む任意のコンピューティングデバイスなどの任意のモバイル又は非モバイルコンピューティングデバイスを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、UE1301及びUE1302のいずれかは、IoT(Internet of Things)UEを含むことができ、それは、短期UE接続を利用する低電力IoTアプリケーション用に設計されたネットワークアクセスレイヤを含み得る。IoT UEは、PLMN(パブリックランドモバイルネットワーク)、ProSe(Proximity-Based Service)又はD2D(device-to-device)通信、センサネットワーク、又はIoTネットワークを介して、MTC(machine-type communication)サーバ若しくはデバイスとデータを交換するためのM2M(machine-to-machine)又はMTCなどの技術を利用することができる。M2M又はMTCデータ交換は、データの機械起動の交換であってもよい。IoTネットワークは、相互に接続するIoT UEを記載し、それは、短期接続による、(インターネットインフラストラクチャ内の)一意に識別可能な埋め込み型コンピューティングデバイスを含み得る。IoT UEは、IoTネットワークの接続を容易にするために、バックグラウンドアプリケーション(例えば、キープアライブメッセージ、ステータス更新など)を実行してもよい。
UE1301及びUE1302は、無線アクセスネットワーク(RAN)1310と接続する、例えば、通信可能に連結するように構成されてもよく、RAN1310は、例えば、進化型UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)E-UTRAN(Evolved Terrestrial Radio Access Network)、NG RAN(NextGen RAN)、又はいくつかの他のタイプのRANであってもよい。UE1301及びUE1302は、それぞれ接続1303及び接続1304を利用し、これらはそれぞれ、物理通信インターフェース又はレイヤ(以下で更に詳細に議論する)を含む。本例では、接続1303及び接続1304は、通信可能な連結を可能にするためのエアインターフェースとして図示されており、GSM(Global System for Mobile Communications)プロトコル、CDMA(code-division multiple access)ネットワークプロトコル、PTT(Push-to-Talk)プロトコル、POC(PTT over Cellular)プロトコル、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)プロトコル、3GPP LTE(Long Term Evolution)プロトコル、5G(第5世代)プロトコル、NR(新しい無線)プロトコルなどのセルラ通信プロトコルと合致することができる。
本実施形態では、UE1301及びUE1302は、更に、ProSeインターフェース1305を介して通信データを直接交換することができる。ProSeインターフェース1305は、代替的に、サイドリンクインターフェースと称される場合があり、限定されないが、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、物理サイドリンク共用チャネル(PSSCH)、物理サイドリンクディスカバリーチャネル(PSDCH)、及び物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)を含む、1つ以上の論理チャネルを備える。
UE1302は、図示するように、接続1307を介してアクセスポイント(AP)1306にアクセスするように構成される。接続1307は、任意のIEEE802.15プロトコルと合致する接続などのローカルワイヤレス接続を含むことができ、AP1306は、WiFi(Wireless Fidelity)(登録商標)ルータを備えるであろう。本例では、AP1306は、図示するように、(以下で更に詳細に説明する)ワイヤレスシステムのコアネットワークに接続せずにインターネットに接続される。
RAN1310は、接続1303及び接続1304を可能にする1つ以上のアクセスノードを含むことができる。これらのアクセスノード(AN)は、基地局(BS)、NodeB、進化型NodeB(eNB)、次世代NodeB(gNB)、RANノードなどと称される場合があり、地理的エリア(例えば、セル)内にカバレッジを提供する地上局(例えば、地上アクセスポイント)又はサテライト局を備えることができる。RAN1310は、マクロセル、例えば、マクロRANノード1311を提供するための1つ以上のRANノードと、フェムトセル又はピコセル(例えば、マクロセルと比較して、より小さいカバレージエリア、より小さいユーザ容量、又はより高い帯域幅を有するセル)例えば、低電力(LP)ノード1312を提供するための1つ以上のRANノードと、を含んでもよい。
RANノード1311及びRANノード1312のいずれかは、エアインターフェースプロトコルを終了することができ、UE1301及びUE1302の第1の接触点とすることができる。いくつかの実施形態では、RANノード1311及びRANノード1312のいずれも、RAN1310のための様々な論理機能を果たすことができ、その機能は、限定されないが、無線ベアラ管理、アップリンク及びダウンリンク動的無線リソース管理、並びにデータパケットスケジューリング、並びにモビリティ管理などの無線ネットワークコントローラ(RNC)機能を含む。
いくつかの実施形態によれば、UE1301及びUE1302は、様々な通信技術に従ったマルチキャリア通信チャネルにより、直交周波数分割多重(OFDM)通信信号を用いて、互いに又はRANノード1311及び1312のいずれかと通信するように構成することができ、この様々な通信技術は、例えば、(例えば、ダウンリンク通信用の)直交周波数分割多元接続(OFDMA)通信技術、又は(例えば、アップリンク及びProSe又はサイドリンク通信用の)シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)通信技術であるが、これらに限定されず、実施形態の範囲は、この点において限定されない。OFDM信号は、複数の直交サブキャリアを含むことができる。
いくつかの実施形態では、ダウンリンクリソースグリッドは、RANノード1311及びRANノード1312のいずれかからUE1301及びUE1302にダウンリンク送信のために使用することができ、アップリンク送信は、同様の技法を利用することができる。グリッドは、リソースグリッド又は時間周波数リソースグリッドと呼ばれる時間周波数グリッドとすることができ、それは、各スロット内のダウンリンクの物理的リソースである。このような時間-周波数平面表現は、OFDMシステムの一般的な慣習であり、それは無線リソース割り当ての直感的なものにする。リソースグリッドの各列及び各行は、それぞれ、1つのOFDMシンボル及び1つのOFDMサブキャリアに対応する。時間領域内のリソースグリッドの持続時間は、無線フレーム内の1つのスロットに対応する。リソースグリッドの最小時間周波数単位は、リソースエレメントと表記する。各リソースグリッドは、多数のリソースブロックを含み、それは、リソースエレメントへの特定の物理チャネルのマッピングを説明する。各リソースブロックは、リソースエレメントの集合を含み、周波数領域において、これは、現在割り当てられ得るリソースの最小量を表すことができる。このようなリソースブロックを用いて伝達されるいくつかの異なる物理ダウンリンクチャネルが存在する。
物理ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)は、ユーザデータ及び上位レイヤシグナリングをUE1301及びUE1302に搬送することができる。物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、とりわけ、PDSCHチャネルに関するトランスポートフォーマット及びリソース割り当てに関する情報を搬送することができる。また、それは、アップリンク共用チャネルに関するトランスポートフォーマット、リソース割り当て、及びH-ARQ(ハイブリッド自動再送要求)情報について、UE1301及びUE1302に通知することもできる。典型的には、ダウンリンクスケジューリング(制御及び共有チャネルリソースブロックをセル内のUE1302に割り当てる)は、UE1301及びUE1302のいずれかからフィードバックされるチャネル品質情報に基づいて、RANノード1311及びRANノード1312のいずれかで実行されてもよい。ダウンリンクリソース割り当て情報は、UE1301及びUE1302のそれぞれに対して使用される(例えば、割り当てられた)PDCCHで送信されてもよい。
PDCCHは、制御チャネルエレメント(CCE)を使用して制御情報を伝達してもよい。リソースエレメントにマッピングされる前に、PDCCH複素数値シンボルは最初に、4つの組(quadruplets)に編成されてもよく、その後、レートマッチングのためのサブブロックインターリーバを用いて入れ替えられてもよい。各PDCCHを、これらのCCEのうちの1つ以上を用いて送信してもよく、各CCEは、リソースエレメントグループ(REG)として知られる4つの物理リソースエレメントの9つのセットに対応することができる。4つの四位相偏移変調(QPSK)シンボルを各REGにマッピングしてもよい。PDCCHは、ダウンリンク制御情報(DCI)のサイズ及びチャネル状態に応じて、1つ以上のCCEを用いて送信することができる。異なる数のCCE(例えば、アグリゲーションレベル、L=1、2、4、又は8)を有するLTEに定義される4つ以上の異なるPDCCHフォーマットが存在し得る。
いくつかの実施形態は、上記の概念の拡張である制御チャネル情報のためのリソース割り当てのための概念を使用することができる。例えば、いくつかの実施形態は、制御情報送信のためにPDSCHリソースを使用する拡張型物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)を利用することができる。EPDCCHを、1つ以上の拡張された制御チャネルエレメント(ECCE)を用いて送信してもよい。上記と同様に、各ECCEは、拡張されたリソースエレメントグループ(EREG)として知られる4つの物理リソースエレメントからなる9つのセットに対応し得る。ECCEは、一部の状況では、他の数のEREGを有してもよい。
RAN1310は、図示するように、S1インターフェース1313を介してコアネットワーク(CN)1320に通信可能に連結される。実施形態では、CN1320は、進化型パケットコア(EPC)ネットワーク、NextGenパケットコア(NPC)ネットワーク、又は他の何らかのタイプのCNであってもよい。本実施形態では、S1インターフェース1313は、2つの部分に、すなわち、RANノード1311及び1312とサービングゲートウェイ(S-GW)1322との間でトラフィックデータを搬送するS1-Uインターフェース1314と、RANノード1311及び1312とMME1321との間でトラフィックデータを搬送するシグナリングインターフェースであるS1-モビリティ管理エンティティ(MME)インターフェース1315と、に分割される。
本実施形態では、CN1320は、MME1321、S-GW1322、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)1323、及びホーム加入者サーバ(HSS)1324を備える。MME1321は、レガシーサービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)の制御面と機能が同様であってもよい。MME1321は、ゲートウェイ選択及びトラッキングエリアリスト管理などのアクセスのモビリティ態様を管理することができる。HSS1324は、ネットワークユーザのデータベースを備えることができ、それは、ネットワークエンティティの通信セッションの取り扱いをサポートするための加入関連情報を含む。CN1320は、モバイル加入者の数、機器の容量、ネットワークの組織などに応じて、1つ又はいくつかのHSS1324を含んでもよい。例えば、HSS1324は、ルーティング/ローミング、認証、認可、名前/アドレス解決、位置依存性などのためのサポートを提供することができる。
S-GW1322は、RAN1310に対するS1インターフェース1313を終了し、RAN1310とCN1320との間でデータパケットをルーティングすることができる。加えて、S-GW1322は、RANノード間ハンドオーバーのためのローカルモビリティアンカーポイントであってもよく、また、3GPP間モビリティのためのアンカーを提供してもよい。他の責任は、合法の傍受、課金、及び一部のポリシー施行を含んでもよい。
P-GW1323は、PDNに対するSGiインターフェースを終了することができる。P-GW1323は、インターネットプロトコル(IP)インターフェース1325を介して、EPCネットワーク1323と、アプリケーションサーバ1330(代替的にアプリケーション機能(AF)と称される)を含むネットワークなどの外部ネットワークとの間でデータパケットをルーティングすることができる。一般に、アプリケーションサーバ1330は、IPベアラリソースを、コアネットワーク(例えば、UMTSパケットサービス(PS)ドメイン、LTE PSデータサービスなど)と共に使用するアプリケーションを提供する要素であってもよい。本実施形態では、P-GW1323は、図示するように、IP通信インターフェース1325を介してアプリケーションサーバ1330に通信可能に連結される。アプリケーションサーバ1330はまた、CN1320を介してUE1301及びUE1302のために1つ以上の通信サービス(例えば、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)セッション、PTTセッション、グループ通信セッション、ソーシャルネットワーキングサービスなど)をサポートするように構成することもできる。
P-GW1323は、更に、ポリシー施行及び課金データ収集のためのノードであってもよい。ポリシー及び課金施行機能(PCRF)1326は、CN1320のポリシー及び課金制御要素である。非ローミングシナリオでは、UEのインターネットプロトコル接続アクセスネットワーク(IP-CAN)セッションに関連付けられたHPLMN(Home Public Land Mobile Network)内に単一のPCRFが存在してもよい。トラフィックのローカルブレークアウトを伴うローミングシナリオでは、UEのIP-CANセッションに関連付けられた2つのPCRF、すなわち、HPLMN内のHomePCRF(H-PCRF)とVPLMN(Visited Public Land Mobile Network)内のVisitedPCRF(V-PCRF)が存在し得る。PCRF1326は、P-GW1323を介してアプリケーションサーバ1330に通信可能に連結されてもよい。アプリケーションサーバ1330は、PCRF1326に信号を送って、新しいサービスフローを指示し、適切なサービス品質(QoS)及び課金パラメータを選択することができる。PCRF1326は、アプリケーションサーバ1330によって指定されたQoS及び課金を開始する、適切なトラフィックフローテンプレート(TFT)及びQoSクラスの識別子(QCI)を有するポリシー及び課金施行機能(PCEF)(図示せず)に、このルールをプロビジョニングすることができる。
図14は、いくつかの実施形態に係るデバイス1400の例示の構成要素を示す。いくつかの実施形態では、デバイス1400は、少なくとも図示されるように共に連結されたアプリケーション回路1402と、ベースバンド回路1404と、無線周波数(RF)回路1406と、フロントエンドモジュール(FEM)回路1408と、1つ以上のアンテナ1410と、電力管理回路(PMC)1412と、を含み得る。図示されたデバイス1400の構成要素は、UE又はRANノードに含まれてもよい。いくつかの実施形態では、デバイス1400は、より少ない要素しか含まなくてもよい(例えば、RANノードは、アプリケーション回路1402を利用しなくてもよく、代わりに、EPCから受信したIPデータを処理するためのプロセッサ/コントローラを含んでもよい)。いくつかの実施形態では、デバイス1400は、例えば、メモリ/ストレージ、ディスプレイ、カメラ、センサ、又は入力/出力(I/O)インターフェースなどの追加の要素を含んでもよい。他の実施形態では、以下で説明される構成要素は、2つ以上のデバイスに含まれてもよい(例えば、上記回路は、Cloud-RAN(C-RAN)実装のための2つ以上のデバイスに別個に含まれてもよい)。
アプリケーション回路1402は、1つ以上のアプリケーションプロセッサを含み得る。例えば、アプリケーション回路1402は、限定されないが、1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサ等の回路を含むことができる。プロセッサ(単数又は複数)は、汎用プロセッサ及び専用プロセッサ(例えば、グラフィックプロセッサ、アプリケーションプロセッサなど)の任意の組み合わせを含んでもよい。プロセッサは、メモリ/記憶装置に連結されてもよいし、メモリ/記憶装置を含んでもよく、様々なアプリケーション又はオペレーティングシステムをデバイス1400上で実行することを可能にするために、メモリ/記憶装置に記憶された命令を実行するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、アプリケーション回路1402のプロセッサは、EPCから受信したIPデータパケットを処理することができる。
ベースバンド回路1404は、限定されないが、1つ以上のシングルコアプロセッサ又はマルチコアプロセッサ等の回路を含むことができる。ベースバンド回路1404は、RF回路1406の受信信号経路から受信したベースバンド信号を処理し、RF回路1406の送信信号経路のためのベースバンド信号を生成するための、1つ以上のベースバンドプロセッサ又は制御ロジックを含むことができる。ベースバンド処理回路1404は、ベースバンド信号の生成及び処理のために、かつRF回路1406の動作を制御するために、アプリケーション回路1402とインターフェース接続することができる。例えば、いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404は、第3世代(3G)ベースバンドプロセッサ1404a、第4世代(4G)ベースバンドプロセッサ1404b、第5世代(5G)ベースバンドプロセッサ1404c、又は他の既存世代、開発中の、若しくは将来開発される世代(例えば、第2世代(2G)、第6世代(6G)など)の他のベースバンドプロセッサ1404dを含み得る。ベースバンド回路1404(例えば、1つ以上のベースバンドプロセッサ1404a~d)は、RF回路1406を介した1つ以上の無線ネットワークとの通信を可能にする様々な無線制御機能を取り扱うことができる。他の実施形態では、ベースバンドプロセッサ1404a~dの機能の一部又は全部は、メモリ1404gに記憶されたモジュールに含まれ、中央処理装置(CPU)1404eを介して実行されてもよい。無線制御機能は、信号変調/復調、符号化/復号化、無線周波数シフト等を含み得るが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404の変調/復調回路は、高速フーリエ変換(FFT)、プリコーディング、又はコンスタレーションマッピング/デマッピング機能性を含み得る。いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404の符号化/復号回路は、畳込み、テールバイティング畳込み、ターボ、ビタビ、又は低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ/デコーダ機能性を含んでもよい。変調/復調及びエンコーダ/デコーダ機能の実施形態は、これらの実施例に限定されず、他の実施形態では他の好適な機能を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404は、1つ以上の音声デジタル信号プロセッサ(DSP)(単数又は複数)1404fを含み得る。音声DSP(単数又は複数)1404fは、圧縮/展開及びエコー除去のための要素を含んでもよく、他の実施形態では、他の好適な処理要素を含んでもよい。ベースバンド回路の構成要素は、いくつかの実施形態では、単一のチップ、単一のチップセット内で好適に組み合わされてもよいし、同じ回路基板上に配置されてもよい。いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404及びアプリケーション回路1402の構成要素の一部又は全部は、例えば、SOC(system on a chip)上に、一緒に実装されてもよい。
いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404は、1つ以上の無線技術と互換性のある通信を提供することができる。例えば、いくつかの実施形態では、ベースバンド回路1404は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(EUTRAN)又は他のワイヤレスメトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)との通信をサポートすることができる。ベースバンド回路1404が2つ以上のワイヤレスプロトコルの無線通信をサポートするように構成される実施形態は、マルチモードベースバンド回路と称される場合がある。
RF回路1406は、非固体媒体を通した変調電磁放射線を用いてワイヤレスネットワークとの通信を可能にすることができる。様々な実施形態では、RF回路1406は、ワイヤレスネットワークとの通信を容易にするために、スイッチ、フィルタ、増幅器などを含んでもよい。RF回路1406は、FEM回路1408から受信したRF信号をダウンコンバートし、ベースバンド信号をベースバンド回路1404に提供するための回路を含み得る受信信号経路を含み得る。RF回路1406はまた、ベースバンド回路1404によって提供されるベースバンド信号をアップコンバートし、送信のためにRF出力信号をFEM回路1408に提供するための回路を含み得る送信信号経路も含んでもよい。
いくつかの実施形態では、RF回路1406の受信信号経路は、ミキサ回路1406a、増幅器回路1406b及びフィルタ回路1406cを含み得る。いくつかの実施形態では、RF回路1406の送信信号経路は、フィルタ回路1406c及びミキサ回路1406aを含み得る。RF回路1406はまた、受信信号経路及び送信信号経路のミキサ回路1406aによって使用される周波数を合成するための合成器回路1406dを含んでもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1406aは、合成器回路1406dによって提供される合成周波数に基づいて、FEM回路1408から受信したRF信号をダウンコンバートするように構成されてもよい。増幅器回路1406bは、ダウンコンバートされた信号を増幅するように構成することができ、フィルタ回路1406cは、ダウンコンバートされた信号から不要な信号を除去して出力ベースバンド信号を生成するように構成されたローパスフィルタ(LPF)又はバンドパスフィルタ(BPF)であってもよい。出力ベースバンド信号は、更に処理するためにベースバンド回路1404に提供されてもよい。いくつかの実施形態では、出力ベースバンド信号は、ゼロ周波数ベースバンド信号であってもよいが、これは必須ではない。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1406aは、受動ミキサを含んでもよいが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。
いくつかの実施形態では、送信信号経路のミキサ回路1406aは、合成器回路1406dによって提供される合成周波数に基づいて入力ベースバンド信号をアップコンバートして、FEM回路1408のためのRF出力信号を生成するように構成されてもよい。ベースバンド信号は、ベースバンド回路1404によって提供されてもよく、フィルタ回路1406cによってフィルタリングされてもよい。
いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1406a及び送信信号経路のミキサ回路1406aは、2つ以上のミキサを含んでもよく、直交ダウンコンバージョン及びアップコンバージョンのためにそれぞれ配置されてもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1406a及び送信信号経路のミキサ回路1406aは、2つ以上のミキサを含んでもよく、イメージ除去(例えば、ハートレー(Hartley)イメージ除去)のために配置されてもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1406a及びミキサ回路1406aは、それぞれ直接ダウンコンバージョン及び直接アップコンバージョンのために配置されてもよい。いくつかの実施形態では、受信信号経路のミキサ回路1406a及び送信信号経路のミキサ回路1406aは、スーパーヘテロダイン動作のために構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号は、アナログベースバンド信号であってもよいが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。いくつかの代替実施形態では、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号は、デジタルベースバンド信号であってもよい。これらの代替実施形態では、RF回路1406は、アナログデジタル変換器(ADC)及びデジタルアナログ変換器(DAC)回路を含むことができ、ベースバンド回路1404は、RF回路1406と通信するためのデジタルベースバンドインターフェースを含んでもよい。
いくつかのデュアルモード実施形態では、各スペクトルの信号を処理するために別個の無線IC回路が提供されてもよいが、実施形態の範囲はこの点で限定されない。
いくつかの実施形態では、合成器回路1406dは、フラクショナルN合成器であってもよいし、又はフラクショナルN/N+1合成器であってもよいが、他の種類の周波数合成器が好適である場合があるので、本実施形態の範囲はこの点で限定されない。例えば、合成器回路1406dは、デルタ-シグマ合成器、周波数乗算器、又は周波数分割器を有する位相ロックループを備える合成器であってもよい。
合成器回路1406dは、周波数入力及び分割器制御入力に基づいて、RF回路1406のミキサ回路1406aによって使用される出力周波数を合成するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、合成器回路1406dは、フラクショナルN/N+1合成器であってもよい。
いくつかの実施形態では、周波数入力は、電圧制御型発振器(VCO)によって提供されてもよいが、それは必須ではない。分割器制御入力は、所望の出力周波数に応じてベースバンド回路1404又はアプリケーションプロセッサ1402のいずれかによって提供されてもよい。いくつかの実施形態では、分割器制御入力(例えば、N)は、アプリケーションプロセッサ1402によって示されるチャネルに基づいてルックアップテーブルから決定されてもよい。
RF回路1406の合成器回路1406dは、分割器、遅延ロックループ(DLL)、マルチプレクサ、及び位相アキュムレータを含み得る。いくつかの実施形態では、分割器は、デュアルモジュラス分割器(DMD)であってもよく、位相アキュムレータは、デジタル位相アキュムレータ(DPA)であってもよい。いくつかの実施形態では、DMDは、入力信号を(例えば、実行に基づいて)N又はN+1のいずれかに分割して、フラクショナル分割比を提供するように構成されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、DLLは、カスケード式同調可能な遅延素子、位相検出器、チャージポンプ、及びD型フリップフロップのセットを含み得る。これらの実施形態では、遅延素子は、VCO周期を、Ndの等しい位相のパケットに分割するように構成することができ、ここでNdは遅延線内の遅延素子の数である。このようにして、DLLは、遅延線を通した合計遅延が1つのVCOサイクルであることを保証することに寄与すべく、負のフィードバックを提供する。
いくつかの実施形態では、合成器回路1406dは、出力周波数としてキャリア周波数を生成するように構成されてもよく、他の実施形態では、出力周波数は、キャリア周波数の倍数(例えば、キャリア周波数の2倍、キャリア周波数の4倍)であってもよく、直交発生器及び分割器回路と併せて使用して、互いに対して複数の異なる位相を有するキャリア周波数で複数の信号を生成することができる。いくつかの実施形態では、出力周波数はLO周波数(fLO)であってもよい。いくつかの実施形態では、RF回路1406は、IQ/極性変換器を含んでもよい。
FEM回路1408は、1つ以上のアンテナ1410から受信したRF信号上で動作し、受信信号を増幅し、更に処理するために受信信号の増幅バージョンをRF回路1406に提供するように構成された回路を含み得る受信信号経路を含んでもよい。FEM回路1408はまた、1つ以上のアンテナ1410のうちの1つ以上によって送信するためにRF回路1406によって提供される送信のための信号を増幅するように構成された回路を含み得る送信信号経路を含んでもよい。様々な実施形態では、送信又は受信信号経路を通じた増幅は、RF回路1406のみにおいて、FEM1408のみにおいて、又はRF回路1406及びFEM1408の両方において行われてもよい。
いくつかの実施形態では、FEM回路1408は、送信モードと受信モード動作との間で切り替えるためのTX/RXスイッチを含んでもよい。FEM回路は、受信信号経路及び送信信号経路を含み得る。FEM回路の受信信号経路は、受信されたRF信号を増幅し、増幅された受信RF信号を出力として(例えば、RF回路1406に)提供するためのLNAを含んでもよい。FEM回路1408の送信信号経路は、(例えば、RF回路1406によって提供される)入力RF信号を増幅するための電力増幅器(PA)と、(例えば、1つ以上のアンテナ1410のうちの1つ以上による)後続する送信のためにRF信号を生成するための1つ以上のフィルタとを含むことができる。
いくつかの実施形態では、PMC1412は、ベースバンド回路1404に提供される電力を管理することができる。具体的には、PMC1412は、電源選択、電圧スケーリング、バッテリ充電、又はDC-DC変換を制御することができる。デバイス1400がバッテリによって給電可能である場合、例えば、このデバイスがUEに含まれている場合に、多くの場合、PMC1412が含まれてもよい。PMC1412は、望ましい実装サイズ及び放熱特性を付与しながら、電力変換効率を高めることができる。
図14は、ベースバンド回路1404のみと連結されたPMC1412を示す。しかし、他の実施形態では、PMC1412は、追加的に又は代替的に、限定されないが、アプリケーション回路1402、RF回路1406又はFEM1408などの他の構成要素と連結され、同様の電力管理動作を実行することができる。
いくつかの実施形態では、PMC1412は、デバイス1400の様々な省電力機構を制御するか、又は別の方法でその一部とすることができる。例えば、デバイス1400がRRC接続状態にある場合(トラフィックを間もなく受信することが予期される際、RANノードに依然として接続されている場合)、デバイスは、非アクティブ期間後に間欠受信モード(DRX)として知られる状態に入ることができる。この状態の間は、デバイス1400は、短時間電力を落とすことができ、それによって節電することができる。
長期間のデータトラフィック活動が存在しない場合、デバイス1400は、ネットワークから切断し、チャネル品質フィードバック、ハンドオーバーなどの動作を実行しないRRC_Idle状態に遷移してもよい。デバイス1400は、非常に低い電力状態になり、ページングを実行し、再び周期的にウェイクアップして、ネットワークをリッスンし、次いで再び電源を切る。デバイス1400は、この状態でデータを受信することができず、データを受信するためには、RRC接続状態に遷移しなければならない。
付加的な省電力モードにより、ページング間隔より長期間(秒から数時間に及ぶ)、デバイスがネットワークを利用不可にすることを可能にしてもよい。この間、デバイスは、ネットワークに全く接続できず、完全に電力を落とすことができる。この間に送信されるどんなデータも、大きな遅延をもたらし、遅延が許容できるものと想定される。
アプリケーション回路1402のプロセッサ及びベースバンド回路1404のプロセッサを使用して、プロトコルスタックの1つ以上のインスタンスの要素を実行することができる。例えば、ベースバンド回路1404のプロセッサを単独で又は組み合わせて使用することができ、レイヤ3、レイヤ2、又はレイヤ1の機能を実行することができる一方で、アプリケーション回路1404のプロセッサは、これらのレイヤから受信したデータ(例えば、パケットデータ)を利用してもよく、更に、レイヤ4の機能(例えば、伝送通信プロトコル(TCP)及びユーザデータグラムプロトコル(UDP)レイヤ)を実行してもよい。本明細書で言及するように、レイヤ3は、以下に更に詳細に記載する無線リソース制御(RRC)レイヤを含んでもよい。本明細書で言及するように、レイヤ2は、以下に更に詳細に記載する、メディアアクセス制御(MAC)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、及びパケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤを含み得る。本明細書で言及するように、レイヤ1は、以下に更に詳細に記載する、UE/RANノードの物理(PHY)レイヤを含み得る。
図15は、いくつかの実施形態によるベースバンド回路の例示的なインターフェースを示す。上記に議論したように、図14のベースバンド回路1404は、プロセッサ1404a~1404eと、そのプロセッサによって利用されるメモリ1404gと、を含み得る。プロセッサ1404a~1404eのそれぞれは、メモリ1404gに/それからデータを送信/受信するために、メモリインターフェース1504a~1504eをそれぞれ含み得る。
ベースバンド回路1404は、他の回路/デバイスに通信可能に連結するための1つ以上のインターフェースを更に含むことができ、それは、メモリインターフェース1512(例えば、ベースバンド回路1404の外部のメモリに/からデータを送信/受信するインターフェース)、アプリケーション回路インターフェース1514(例えば、図14のアプリケーション回路1402に/からデータを送信/受信するためのインターフェース)、RF回路インターフェース1516(例えば、図14のRF回路1406に/からデータを送信/受信するインターフェース)、ワイヤレスハードウェア接続インターフェース1518(例えば、近距離無線通信(NFC)構成要素、Bluetooth(登録商標)構成要素(例えば、Bluetooth(登録商標)Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)構成要素、及び他の通信構成要素に/からデータを送信/受信するインターフェース)、及び、電力管理インターフェース1520(例えば、PMC1412に/から電力又は制御信号を送信/受信するためのインターフェース)などである。
図16は、ユーザ機器(UE)、移動局(MS)、モバイルワイヤレスデバイス、モバイル通信デバイス、タブレット、ハンドセット、又は他のタイプのワイヤレスデバイスなど、ワイヤレスデバイスの例示的な図を提供する。ワイヤレスデバイスは、ノード、マクロノード、低電力ノード(LPN)、又は、基地局(BS)、進化型ノードB(eNB)、ベースバンド処理ユニット(BBU)、リモート無線ヘッド(RRH)、リモート無線機器(RRE)、中継局(RS)、無線機器(RE)、又は他のタイプのワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)アクセスポイントなどの送信局と通信するように構成された1つ以上のアンテナを含むことができる。ワイヤレスデバイスは、限定されないが、3GPP LTE、WiMAX,高速パケットアクセス(HSPA)、Bluetooth、及びWiFiなどの少なくとも1つのワイヤレス通信規格を使用して通信するように構成することができる。ワイヤレスデバイスは、各ワイヤレス通信規格用の別個のアンテナ、又は複数のワイヤレス通信規格用の共有アンテナを使用して通信することができる。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)、及び/又はWWAN内で通信することができる。ワイヤレスデバイスはまた、ワイヤレスモデムも含み得る。ワイヤレスモデムは、例えば、ワイヤレス無線送受信機及びベースバンド回路(例えば、ベースバンドプロセッサ)を含み得る。ワイヤレスモデムは、一実施例では、ワイヤレスデバイスが1つ以上のアンテナを介して送信する信号を変調し、また、ワイヤレスデバイスが1つ以上のアンテナを介して受信する信号を復調することができる。
図16はまた、ワイヤレスデバイスからのオーディオ入力及び出力のために使用することができるマイクロフォン及び1つ以上のスピーカの図も提供する。ディスプレイスクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)スクリーン、又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの他のタイプのディスプレイスクリーンであり得る。ディスプレイスクリーンは、タッチスクリーンとして構成することができる。タッチスクリーンは、容量性、抵抗性、又は別のタイプのタッチスクリーン技術を使用することができる。アプリケーションプロセッサ及びグラフィックプロセッサは、処理能力及び表示能力を提供するために、内部メモリに結合することができる。不揮発性メモリポートはまた、データ入力/出力オプションをユーザに提供するために使用することができる。不揮発性メモリポートはまた、ワイヤレスデバイスのメモリ能力を拡張するために使用することができる。キーボードは、追加のユーザ入力を提供するために、ワイヤレスデバイスと統合されるか、又はワイヤレスデバイスにワイヤレスに接続されることがある。仮想キーボードはまた、タッチスクリーンを使用して提供され得る。
以下の実施例は、特定の技術の実施形態に関連し、そのような実施形態を達成する際に使用することができる、又は他の方法で組み合わせることができる特定の特徴、要素、又は所作を指摘する。
実施例1はアクセス・バックホール統合(IAB)ネットワーク内のIABノードの装置であって、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信した、UEに関連付けられた第1のリソース要求を、IABノードの分散ユニット(DU)において復号し、第1のリソース要求の受信によりトリガされた第2のリソース要求であって、IABノードのDUにおいてプロトコルデータユニット(PDU)を受信する前に送信される第2のリソース要求を、親IABノード又はIABドナーに送信するためにIABノードの移動端末(MT)において符号化するように構成されている1つ以上のプロセッサと、第1のリソース要求をメモリに送信するように構成されているメモリインターフェースと、を備える、装置を含む。
実施例2は、第1のリソース要求がバッファステータスレポート(BSR)であり、第2のリソース要求はBSRである、実施例1に記載の装置を含む。
実施例3は、第1のリソース要求がスケジューリングリクエスト(SR)であり、第2のリソース要求はSRである、実施例1~2のいずれかに記載の装置を含む。
実施例4は、第1のリソース要求がバッファステータスレポート(BSR)であり、第2のリソース要求はスケジューリングリクエスト(SR)である、実施例1~3のいずれかに記載の装置を含む。
実施例5は、1つ以上のプロセッサは、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第1のアップリンクグラントを復号し、IABノードのMTにおいて、UEバッファ内の予期されたデータのサイズを含む第1のリソース要求を第1のアップリンクグラントを使用して親IABノード又はIABドナーに送信するために符号化し、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第2のアップリンクグラントを復号し、IABノードのDUにおいて、UE又は子IABノードから受信され、第1のリソース要求が親IABノード又はIABドナーに送信された後にIABノードにおいて受信されたPDUを復号し、IABノードのMTにおいて、PDUを親IABノード又はIABドナーに第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化する、ように更に構成されている、実施例1~4のいずれかに記載の装置を含む。
実施例6は、1つ以上のプロセッサは、IABノードにおいて既に受信した第2のアップリンクグラントに基づき、PDUの受信後遅延なく、PDUを送信のために符号化するように構成されている、実施例1~5のいずれかに記載の装置を含む。
実施例7は、1つ以上のプロセッサは、第1のリソース要求の受信に応答して、IABノードのDUからIABノードのMTへのデータ到着の指示を通信するように更に構成され、データ到着の指示は、UEバッファ内の予期されたデータのサイズを含む、実施例1~6のいずれかに記載の装置を含む。
実施例8は、1つ以上のプロセッサは、IABノードのDUからIABノードのMTにPDUを通信するように構成されている、実施例1~7のいずれかに記載の装置を含む。
実施例9は、第2のリソース要求は、予測バッファステータスレポート(pBSR)である、実施例1~8のいずれかに記載の装置を含む。
実施例10は、pBSRは、UE又は子IABノードから受信した第1のリソース要求に含まれる情報を含み、第1のリソース要求はバッファステータスレポート(BSR)である、実施例1~9のいずれかに記載の装置を含む。
実施例11は、pBSRは、コントロールプレーンメッセージ及び第1のリソース要求を収容するリソース割り当てのデフォルトの公称サイズを含み、第1のリソース要求は、バッファステータスレポート(BSR)であり、UE又は子IABノードからBSRが受信されない、実施例1~10のいずれかに記載の装置を含む。
実施例12は、アクセス・バックホール統合(IAB)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令が具現化されている少なくとも1つの機械可読記憶媒体であって、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、IABノードの分散ユニット(DU)において、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信した、UEに関連付けられているバッファステータスレポート(BSR)を復号することと、BSRの受信によりトリガされて、親IABノード又はIABドナーに送信するスケジューリングリクエスト(SR)であって、IABノードのDUにおけるプロトコルデータユニット(PDU)の受信前に送信されるSRをIABノードの移動端末(MT)において符号化することと、を遂行する少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例13は、命令が実行されると、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第1のアップリンクグラントを復号し、IABノードのMTにおいて、UEバッファ内の予期されたデータのサイズを含むBSRを第1のアップリンクグラントを使用して親IABノード又はIABドナーに送信するために符号化し、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第2のアップリンクグラントを復号し、IABノードのDUにおいて、UE又は子IABノードから受信され、BSRが親IABノード又はIABドナーに送信された後にIABノードにおいて受信されたPDUを復号し、IABノードのMTにおいて、PDUを親IABノード又はIABドナーに第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化することを遂行する命令を更に含む、実施例12に記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体、を含む。
実施例14は、実行されると、IABノードにおいて既に受信された第2のアップリンクグラントに基づき、PDUの受信後遅延なく、PDUを送信するために符号化することを遂行する命令を更に含む、実施例12~13のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例15は、実行されると、BSRの受信に応答して、IABノードのDUからIABノードのMTへのデータ到着を指示する通信を遂行する命令を更に含み、データ到着の指示は、UEバッファ内の予期されるデータのサイズを含む、実施例12~14のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例16は、実行されると、IABノードのDUからIABノードのMTへのPDUの通信を遂行する命令を更に含む、実施例12~15のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例17は、アクセス・バックホール統合(IAB)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令が具現化されている少なくとも1つの機械可読記憶媒体であって、命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信したスケジューリングリクエスト(SR)であってUEに関連付けられているSRをIABノードの分散ユニット(DU)において復号することと、SRの受信によってトリガされて、親IABノード又はIABドナーに送信するSRを、IABノードのDUにおいてPDUを受信する前に送信するためにIABノードの移動端末(MT)においてSRを符号化することと、を遂行する、少なくとも1つの機械可読記憶媒体、を含む。
実施例18は、命令が実行されると、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第1のアップリンクグラントを復号し、IABノードのMTにおいて、バッファステータスレポート(BSR)を第1のアップリンクグラントを使用して親IABノード又はIABドナーに送信するために符号化し、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第2のアップリンクグラントを復号し、IABノードのDUにおいて、UE又は子IABノードから受信され、SRが親IABノード又はIABドナーに送信された後にIABノードにおいて受信されたPDUを復号し、IABノードのMTにおいて、PDUを親IABノード又はIABドナーに第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化することを遂行する命令を更に含む、実施例17に記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例19は、実行されると、IABノードにおいて既に受信された第2のアップリンクグラントに基づき、PDUの受信後遅延なく、PDUを送信するために符号化することを遂行する命令を更に含む、実施例17~18のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例20は、命令が実行されると、IABノードのDUからIABノードのMTへのPDUの通信を遂行する命令を更に含む、実施例17~19のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例21は、命令が実行されると、IABノードのMTにおいて、親IABノード又はIABドナーから受信した第1のアップリンクグラントを復号し、IABノードのMTにおいて、予測バッファステータスレポート(pBSR)を第1のアップリンクグラントを使用して親IABノード又はIABドナーに送信するために符号化し、IABノードのMTにおいて、pBSRに応答して受信した、親IABノード又はIABドナーから受信した第2のアップリンクグラントを復号し、IABノードのDUにおいて、UE又は子IABノードから受信され、SRが親IABノード又はIABドナーに送信された後にIABノードにおいて受信されたPDUを復号し、IABノードのMTにおいて、PDUを親IABノード又はIABドナーに第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化することを遂行する命令を更に含む、実施例17~20のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例22は、バッファステータスレポート(BSR)を、IABノードのMTから親IABノード又はIABドナーにPDUと共に第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化することを遂行する命令を更に含み、pBSRは、UE又は子IABノードから受信したBSRに含まれる情報を含む、実施例17~21のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例23は、命令が実行されると、IABノードのDUにおいて、UE又は子IABノードから受信したBSRを復号し、IABノードのDUからIABノードのMTにBSRを通信することを遂行する命令を更に含む、実施例17~22のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
実施例24は、pBSRは、BSRがUE又は子IABノードから受信されていないとき、コントロールプレーンメッセージ及びBSRに収容するリソース割り当てのデフォルトの公称サイズを含む、実施例17~23のいずれかに記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体を含む。
様々な技法、又はその特定の態様若しくは部分は、フロッピーディスケット、コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、ハードドライブ、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、又は任意の他の機械可読記憶媒体など、有形媒体に具現化されたプログラムコードの形態(すなわち、命令)をとる場合があり、プログラムコードがコンピュータなどの機械にロードされ、機械によって実行されるとき、機械は、様々な技法を実行する装置になる。プログラム可能なコンピュータ上のプログラムコード実行の場合、コンピューティングデバイスは、プロセッサと、プロセッサによって読み取り可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性メモリ及び/又は記憶要素を含む)と、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスと、を含み得る。揮発性及び不揮発性メモリ並びに/又は記憶要素は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、フラッシュドライブ、光学ドライブ、磁気ハードドライブ、ソリッドステートドライブ、又は電子データを記憶するための他の媒体であってもよい。ノード及びワイヤレスデバイスはまた、送受信機モジュール(すなわち、送受信機)、カウンタモジュール(すなわち、カウンタ)、処理モジュール(すなわち、プロセッサ)、及び/又はクロックモジュール(すなわち、クロック)若しくはタイマモジュール(すなわち、タイマー)を含んでもよい。一実施例では、送受信機モジュールの選択された構成要素は、クラウド無線アクセスネットワーク(C-RAN)内に配置することができる。本明細書に記載される様々な技法を実装又は利用することができる1つ以上のプログラムは、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、再利用可能制御などを使用してもよい。このようなプログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高水準又はオブジェクト指向プログラミング言語で実装されてもよい。しかし、所望であれば、プログラム(単数又は複数)は、アセンブリ又は機械言語で実装されてもよい。いずれの場合も、言語は、コンパイル又は解釈された言語であってもよく、ハードウェア実装と組み合わされてもよい。
本明細書で使用するとき、「回路」という用語は、1つ以上のソフトウェアプログラム又はファームウェアプログラムを実行する、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)、及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)、組み合わせ論理回路、及び/又は記載された機能を提供する他の好適なハードウェア構成要素を指してもよいし、その一部であってもよいし、あるいは、それを含んでもよい。いくつかの実施形態では、回路は、1つ以上のソフトウェアモジュール又はファームウェアモジュールに実装されてもよいし、回路に関連付けられた機能が、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアモジュールによって実装されてもよい。いくつかの実施形態では、回路は、少なくとも部分的にハードウェアで動作可能なロジックを含み得る。
本明細書に記載される機能ユニットの多くは、特に、それらの実装の独立性を強調するためにモジュールとしてラベル付けされていることを理解されたい。例えば、モジュールは、カスタム超大規模集積(VLSI)回路又はゲートアレイ、既製の半導体、例えば論理チップ、トランジスタ、又は他の個別部品を備えるハードウェア回路として実装されてもよい。またモジュールを、プログラマブルハードウェアデバイス、例えばフィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、プログラマブルロジックデバイスなどにおいて実施してもよい。
モジュールはまた、様々な種類のプロセッサによって実行されるソフトウェアで実装されてもよい。例えば、実行可能コードの特定されたモジュールは、例えば、オブジェクト、手順、又は機能として編成され得る、コンピュータ命令の1つ以上の物理的又は論理的ブロックを含んでもよい。それにもかかわらず、特定されたモジュールの実行ファイルは、物理的に一緒に配置されなくてもよいが、異なる場所に記憶された異種命令を含んでもよく、これらの命令は、論理的に一緒に接合されたとき、モジュールを構成し、モジュールの指定された目的を達成する。
実際に、実行可能コードのモジュールは、単一の命令、又は多くの命令であってもよく、異なるプログラムの中で、また、いくつかのメモリデバイスにわたって、いくつかの異なるコードセグメントにわたって分散されてもよい。同様に、動作データは、モジュール内で本明細書において識別及び図示されてもよく、任意の好適な形態で具現化され、任意の好適な種類のデータ構造内で編成されてもよい。動作データは、単一のデータセットとして収集されてもよく、又は異なる記憶装置にわたって含まれる異なる場所に分散されてもよく、少なくとも部分的には、単にシステム又はネットワーク上の電子信号として存在してもよい。モジュールは、所望の機能を実行するように動作可能なエージェントを含む、受動的又は能動的であってもよい。
本明細書を通じた「実施例」又は「例示的な」への言及は、その実施例と関連して記載する特定の特徴、構造、又は特性が、本技術の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたって様々な場所における「実施例では」という語句又は「例示的な」という用語への言及は、必ずしも同じ実施形態を参照しているとは限らない。
本明細書で使用するとき、複数の項目、構造要素、組成要素、及び/又は材料は、便宜上、共通のリストで提示されてもよい。しかしながら、これらのリストは、リストの各部材が別個の固有の部材として個別に識別されるかのように解釈されるべきである。したがって、そのようなリストの個々のいかなる部材も、反対の指示なく、共通のグループにおけるそれらの提示にのみ基づいて、同じリストの他の部材の法律上の等価物として解釈されるべきではない。加えて、本技術の様々な実施形態及び実施例は、本明細書では、その様々な構成要素の代替物と共に参照され得る。このような実施形態、実施例、及び代替物は、互いの法律上の等価物と解釈されるべきではなく、本技術の別個の自律的表現として考慮されるべきであることが理解される。
更に、記載する特徴、構造、又は特性は、1つ以上の実施形態において好適に組み合わせてもよい。以下の説明では、技術の実施形態の完全な理解を提供するために、レイアウト、距離、ネットワーク例などの例など、多数の具体的な詳細が提供される。しかし、当業者は、本技術が、具体的な詳細事項のうちの1つ以上を伴うことなく、又は他の方法、構成要素、レイアウトなどを伴って実施され得ることを認識するであろう。他の例では、本技術の態様を不明瞭にしないために、周知の構造、材料又は動作については、図示しないし、詳細に記載しない。
前述の実施例は、1つ以上の特定の用途における本技術の原理を例示するものであるが、本技術の原理及び概念から逸脱することなく、発明力を行使せずに、実装の形態、使用法、及び詳細における数多くの修正を行うことができることが、当業者には明らかとなろう。

Claims (11)

  1. アクセス・バックホール統合(IAB)ネットワーク内のIABノードの装置であって、
    ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信した、UEに関連付けられた第1のリソース要求を、前記IABノードの分散ユニット(DU)において復号し、
    前記第1のリソース要求の受信によりトリガされ、予測バッファステータスレポート(pBSR)である第2のリソース要求であって、前記IABノードの前記DUにおいてプロトコルデータユニット(PDU)を受信する前に送信される第2のリソース要求を、親IABノード又はIABドナーに送信するために前記IABノードの移動端末(MT)において符号化する
    ように構成されている1つ以上のプロセッサと、
    前記第1のリソース要求をメモリに送信するように構成されているメモリインターフェースと、を備える、装置。
  2. 前記1つ以上のプロセッサは、前記PDUを送信のために符号化するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記1つ以上のプロセッサは、前記第1のリソース要求の受信に応答して、前記IABノードの前記DUから前記IABノードの前記MTへのデータ到着の指示を通信するように更に構成される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記1つ以上のプロセッサは、前記IABノードの前記DUから前記IABノードの前記MTに前記PDUを通信するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  5. 前記pBSRは、前記UE又は前記子IABノードから受信したバッファステータスレポート(BSR)に含まれる情報を含む、請求項1に記載の装置。
  6. BSRが前記UE又は前記子IABノードから受信されていないとき、前記pBSRは、コントロールプレーンメッセージ及びバッファステータスレポート(BSR)を収容するリソース割り当てのデフォルトの公称サイズを含む、請求項1に記載の装置。
  7. アクセス・バックホール統合(IAB)ネットワーク内のIABノードを動作させるための命令が具現化されている少なくとも1つの機械可読記憶媒体であって、
    前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、ユーザ機器(UE)又は子IABノードのうちの1つから受信したスケジューリングリクエスト(SR)であって前記UEに関連付けられている前記SRを前記IABノードの分散ユニット(DU)において復号することと、
    前記SRの受信によってトリガされて、親IABノード又はIABドナーに送信する前記SRを、前記IABノードの前記DUにおいてPDUを受信する前に送信するために前記IABノードの移動端末(MT)において前記SRを符号化することと、
    前記IABノードの前記MTにおいて、前記親IABノード又は前記IABドナーから受信した第1のアップリンクグラントを復号することと、
    前記IABノードの前記MTにおいて、予測バッファステータスレポート(pBSR)を前記第1のアップリンクグラントを使用して前記親IABノード又は前記IABドナーに送信するために符号化することと、
    前記IABノードの前記MTにおいて、前記pBSRに応答して受信した、前記親IABノード又は前記IABドナーから受信した第2のアップリンクグラントを、復号することと、
    前記IABノードの前記DUにおいて、前記UE又は前記子IABノードから受信され、前記SRが前記親IABノード又は前記IABドナーに送信された後に前記IABノードにおいて受信された前記PDUを復号することと、
    前記IABノードの前記MTにおいて、前記PDUを前記親IABノード又は前記IABドナーに前記第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化することと、を遂行する、
    少なくとも1つの機械可読記憶媒体。
  8. 実行されると、前記IABノードの前記DUから前記IABノードの前記MTへの前記PDUの通信を遂行する命令を更に含む、請求項7に記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体。
  9. 命令が実行されると、バッファステータスレポート(BSR)を、前記IABノードの前記MTから前記親IABノード又は前記IABドナーに前記PDUと共に前記第2のアップリンクグラントを使用して送信するために符号化することを遂行する命令を更に含み、前記pBSRは、前記UE又は前記子IABノードから受信した到来BSRに含まれる情報を含む、請求項7に記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体。
  10. 命令が実行されると、前記IABノードの前記DUにおいて、前記UE又は前記子IABノードから受信した前記到来BSRを復号し、前記IABノードの前記DUから前記IABノードの前記MTに前記到来BSRを通信することを遂行する命令を更に含む、請求項9に記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体。
  11. 前記pBSRは、バッファステータスレポート(BSR)が前記UE又は前記子IABノードから受信されていないとき、コントロールプレーンメッセージ及びBSRに収容するリソース割り当てのデフォルトの公称サイズを含む、請求項7に記載の少なくとも1つの機械可読記憶媒体。
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