JP7208379B2 - キャリブレーション方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キャリブレーション方法に関する。
本技術分野の特許文献1がある。この公報には、「遮光された複数の固体撮像素子が配列された遮光領域と、露出した複数の固体撮像素子が配列された非遮光領域とからなる撮像領域を有する撮像装置から、前記非遮光領域の固体撮像素子である有効画素の出力を取得する有効画素取得手段と、前記有効画素取得手段により取得した出力のうち、隣接する前記有効画素間で予め設定されたエッジ閾値以上の差を有するエッジ箇所を抽出するエッジ抽出手段と、を備え、前記エッジ抽出手段により抽出したエッジ箇所に基づいて対象物を認識する画像処理装置において、前記遮光領域の固体撮像素子である遮光画素の出力を取得する遮光画素取得手段と、前記遮光画素取得手段により取得した出力に基づいて、前記有効画素の出力に含まれているノイズレベルのばらつき度であるノイズばらつき度を推定するノイズ推定手段と、前記ノイズ推定手段により推定したノイズばらつき度に基づいて、当該エッジ閾値を超える前記ノイズレベルが予め設定された発生確率を下回る範囲内に、前記エッジ閾値を設定する閾値設定手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。」と記載されている。
特開2010-93623号公報
撮像画像中の対象物を認識する画像処理においては、隣接する前記有効画素間で予め設定されたエッジ閾値以上の差を有するエッジ箇所を抽出する手段として、ノイズ閾値(特許文献1ではエッジ閾値と表現されている)を用いることがある。イメージセンサの型番や個体により固有のノイズレベルよりもノイズ閾値を高く設定すると認識できる物体が減る(これを未認識という)。
逆に、ノイズ閾値を低く設定すると、ノイズ成分の影響で、物体でないものを誤って物体として認識する(これを誤認識という)。そのため、認識処理の性能を引き出すには、ノイズ閾値は実際に画像に含まれるノイズレベルに基づいて設定される必要がある。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Devide)などのイメージセンサの出力画像には、信号成分の他に、原理的にさまざまなノイズ成分が含まれる。ノイズ成分の主要なものとして、遮光時に観測される画素値のばらつきであるダークノイズ、受光するフォトン数の増加に従って増加する光ショットノイズなどがある。
特許文献1の手法によればダークノイズに基づいてノイズ閾値(特許文献1ではエッジ閾値と表現されている)を設定することができるが、光ショットノイズなど、他のノイズ成分に基づく閾値の設定方法については記載が無く、画面内の画素値が低い箇所(暗部)から高い箇所(明部)の全域に対して有効なノイズ閾値を設定する手段が示されていない。その結果として、実際のイメージセンサのノイズ量とノイズ閾値のずれにより前述の未認識・誤認識が発生する、という課題があった。
本発明の目的は、ダークノイズと光ショットノイズに応じたノイズ閾値を計算することができるキャリブレーション方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、遮光された状態で撮像された画像を示す遮光画像及び均一光が照射された状態で撮像された画像を示す光源画像を得るステップと、前記遮光画像における画素値の平均値及び前記画素値の標準偏差の組を示す遮光点と、前記光源画像における画素値の平均値及び前記画素値の標準偏差の組を示す光源点から、前記画素値の平均値と前記画素値の標準偏差との対応関係を示す方程式を同定するステップと、同定された前記方程式により前記画素値の平均値に対応する前記画素値の標準偏差をノイズ閾値として計算するステップと、を含むキャリブレーション方法であって、前記方程式において、前記画素値の平均値は、前記画素値の標準偏差を変数とする2次式であり、前記光源点の前記画素値の標準偏差の2乗と前記遮光点の前記画素値の標準偏差の2乗との差を、前記光源点の前記画素値の平均値と前記遮光点の前記画素値の平均値との差で割った値であるシステムゲインKに対して、前記方程式の2次の項の係数aは1/Kであり、前記方程式の1次の項の係数bは0であり、前記方程式の定数項cは、(-1/K)と前記遮光点の前記画素値の標準偏差の2乗との積と、前記遮光点の前記画素値の平均値との和であり、前記方程式は、1つの前記遮光点と1つの前記光源点から同定され、カメラに用いられる前記ノイズ閾値は、前記カメラの前記画素値の平均値が前記遮光点の前記画素値の平均値以下の場合、前記遮光点の前記画素値の標準偏差であり、前記カメラの前記画素値の平均値が前記遮光点の前記画素値の平均値より大きい場合、前記カメラの前記画素値の平均値と前記方程式の定数項cとの差の平方根を前記方程式の2次の項の係数aの平方根で割った値である

本発明によれば、ダークノイズと光ショットノイズに応じたノイズ閾値を計算することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
実施例1の、キャリブレーション環境の構成を示す図である。 実施例1の、ノイズ閾値計算における測定点と近似曲線を示す図である。 実施例2の、ノイズ閾値計算における測定点と近似曲線を示す図である。 実施例2の、2次近似曲線の解析解の計算手順を示す図である。 実施例3の、ノイズ閾値計算における測定点と近似折れ線を示す図である。 実施例4の、キャリブレーション環境の構成を示す図である。 実施例4の、デジタル補正後のノイズ閾値計算における測定点と近似曲線を示す図である。
以下、図面を用いて各実施例を説明する。各実施例は、イメージセンサを備える車載カメラからの入力信号に基づいて、信号レベルの変化点を抽出することにより、撮像画像上の対象物を認識する画像処理方法に関する。
(実施例1)
本実施例のノイズ閾値のキャリブレーション方法について説明する。
図1に本実施例のキャリブレーション環境100の構成図の例を示す。
キャリブレーション環境100は、カメラ110、キャリブレーション装置120より構成される。
カメラ110は、レンズ111、イメージセンサ112、認識処理113、Flash ROM 114より構成される。
カメラ110は、物体を認識するカメラである。カメラ110は、例えば車両の自動運転システムや先進運転支援(ADAS,Advanced Driver Assistance System)に用いる、車両周辺の状況を認識するための車載カメラなどである。カメラ110は、使用時には、車両の自動運転システムや先進運転支援システムなどの外部システムに接続される。
レンズ111は、レンズの画角内にある光を、イメージセンサ112の受光面に結像する。イメージセンサ112は、受光面に結像した像を撮像し、デジタル画像に変換して出力する。認識処理113は、イメージセンサの出力するデジタル画像から車両周囲の歩行者・車両・障害物・信号などの認識対象物を認識し、認識結果を外部システムに出力する。なお、認識処理113は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の論理回路で実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサで実現してもよい。
イメージセンサ112の出力するデジタル信号には、ノイズが含まれるので、認識処理113では、認識対象物か否かを判断する際に、Flash ROM 114に保持された、ノイズ閾値を参照する。ノイズ閾値は、カメラ110内部の光学系の特性に合わせた最適な値である必要があり、例えば、カメラ110を外部システムに接続して使用する前に、個体ごとあるいは型番ごとに実施されるキャリブレーションという作業で数値が決定される。キャリブレーションは、図1に示すように、カメラ110とキャリブレーション装置120とを組み合わせて実施される。
キャリブレーション装置120は、遮光ボックス121、ライトボックス122、遮光シャッタ123、遮光画像124、光源画像125、統計処理126、ノイズ閾値計算127、ノイズ閾値(キャリブレーション値)128より構成される。なお、統計処理126、ノイズ閾値計算127は、例えば、プロセッサで実現される。
キャリブレーション装置120は、カメラ110のイメージセンサ112から出力されたデジタル画像に基づいて、カメラ110のFlash ROM114に記録するノイズ閾値を決定する装置である。
遮光ボックス121は、外光を遮断して測定精度を高める。ライトボックス122は、ハロゲンランプやLED光などを用いた均一光源を搭載した光源装置である。ライトボックス122は、カメラ110のレンズ111の前方に設置して、カメラ画角全体に均一光が照射されるように設置される。遮光シャッタ123は、ライトボックス122とカメラ110の間に、可動式の物理シャッタ機構を設けて、カメラ110が、ライトボックス122からの光が遮光された環境と、ライトボックス122の均一光源が照射された環境とを切り替えられる仕組みを供する。
イメージセンサ112のノイズを測定するために、カメラ110で撮像する。遮光された環境で撮像された画像を遮光画像124、均一光源が照射された環境で撮像された画像を光源画像125としてメモリ(バッファ)等に保持する。遮光画像124及び光源画像125は、測定精度を高めるために、複数のフレームに渡って撮像をする。また、露光時間・レンズ111のF値等を変化させて、複数条件で撮像する。
統計処理126は、遮光画像124、光源画像125に基づいて、デジタル画像の、所定の測定領域について、画素値の平均値と標準偏差値とを算出して出力する。例えば、測定領域を、デジタル画像の画像中央付近の水平100 pixel × 垂直100 pixelとして、連続16フレーム分の画像に対して統計処理を実施する。この場合、100×100×16=160,000pixelを母数とした画素平均値と画素標準偏差値とを計算する。
例えばRGBベイヤ画像などのカラー画像への対応としては、Green画素のみを母数とする方法、Red,Green,Blueの3色に対してデモザイキングによりモノクロの輝度値を算出してから母数とする方法、Red,Green,Blue画素ごとに個別に画素平均値・画素標準偏差値を個別に算出・出力する方法、などがあり、カメラ110の認識処理113の内容に応じて手法を決めておくこととする。
ノイズ閾値計算127では、画素平均値・画素標準偏差値に基づいて、ノイズ閾値(キャリブレーション値)128を計算して、カメラ110のFlash ROM 114に書き込む。計算方法については次に説明する。
<ノイズ閾値の計算>
本実施例における、ノイズ閾値計算127の計算内容について、図2を用いて説明する。図2は、ノイズ閾値計算における測定点と近似曲線を示す図である。図2のグラフの横軸は、図1の統計処理126の出力である画素平均値μ 201である。縦軸は、図1の統計処理126の出力である画素標準偏差値σ 202である。
統計処理126の出力は、画素平均値μ 201と画素標準偏差値σ 202のペアで構成された測定点(μ,σ)として、図2のように2次元でプロットされる。
以下の説明では、図1の遮光画像124に基づく測定点を「遮光点」、図1の光源画像125に基づく測定点を「光源点」と呼ぶことにする。図2では、遮光点203の1点と、光源点1 206、光源点2 207、・・・、光源点n 208のn点(n≧1)を撮像・計算した例を示している。光源点1,2、・・・nについては、イメージセンサ112の露光時間を変化させたn個の条件で測定している。遮光点1点と光源点n点の合計(n+1)点の測定点の(μ,σ)に基づいて、最小2乗法により近似曲線210を算出する。
近似曲線210は、縦軸σを変数の軸、横軸μを値の軸として以下に示す式(1-1)の2次式にフィッティングするように、最小二乗法でa,b,cを決定して計算される。すなわち、近似曲線210(方程式)は、最小二乗法により同定される。
Figure 0007208379000001
式(1-1)の逆関数により、μの値ごとのσ値を導出する。
Figure 0007208379000002
縦軸σを変数の軸としているのは、イメージセンサ112の主要なノイズ成分の一つである光ショットノイズが、おおよそμの平方根に比例するため、横軸μを変数とするよりも、2次式以上でのフィッティングの誤差が少なくなるためである。
近似曲線210は単調増加関数のため、式(1-2)は式(1-1)から解析的に解いても良いし、式(1-1)のμ値を増加させながら数値的に解いても良い。
出力となるノイズ閾値はμからσへの写像テーブルとして定義される。例えばイメージセンサ112が0~4095[digit]の12bit出力とすると、写像テーブルのサイズは12bit×4096[word]となる。
本実施例のキャリブレーション方法は、少なくとも次の第1ステップから第3ステップを含み、キャリブレーション装置120によって実行される。
第1ステップ:遮光された状態で撮像された画像を示す遮光画像124及び均一光が照射された状態で撮像された画像を示す光源画像125を得る。
第2ステップ:遮光画像124における画素値の平均値(画素平均値μ 201)及び画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 202)の組を示す遮光点203と、光源画像125における画素値の平均値(画素平均値μ 201)及び画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 202)の組を示す光源点1~nから、画素値の平均値(画素平均値μ 201)と前記画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 202)との対応関係を示す方程式(近似曲線)を同定する。
第3ステップ:同定された方程式(近似曲線)により画素値の平均値(画素平均値μ 201)に対応する画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 202)をノイズ閾値(キャリブレーション値)128として計算する。
これにより、ダークノイズと光ショットノイズに応じたノイズ閾値(キャリブレーション値)128を計算することができる。
本実施例では、方程式(近似曲線)は、1つの遮光点と1つ以上の光源点から同定される。カメラ110は、少なくとも、ノイズ閾値(キャリブレーション値)128を記憶するメモリ(Flash ROM 114)と、隣接する画素の画素値の差がノイズ閾値を超える場合、エッジであると判定する判定部(認識処理113)と、を備える。
光源点の測定に際して、本実施例では露光時間を変動させている。別の手段として、ライトボックスの光量を変動させる方法や、グレースケールチャートのように、光量が異なるチャートを用いる方法を取っても良い。これは、イメージセンサ112の出力画素値μが像面照度と露光時間を掛け合わせた露光量[lx・sec]に比例しているためである。このように複数の光源点の測定に関しては、いくつかの手段がある。本実施例で用いた露光時間を変動させる手段を含めて、いくつか手段は“Europian Machine Vision Assosication”(EMVA)編纂の、カメラ特性評価方法に関する標準規格書である“EMVA Standard 1288”に記載がある。
本実施例は、近似曲線を導出するにあたって、遮光点と光源点の両方を活用することに特徴がある。
特許文献1のように遮光点のみを使用する構成では、ダークノイズ成分を抽出することができるが、光ショットノイズ成分を抽出できない。
光源点のみを使用する構成では、近似曲線210を、明部に関してはある程度近似することができるが、暗部では曲線が急峻となるので、暗部の測定点をいくつも取らなければ正しい曲線を得ることができない。さらに、暗部の測定点を得ようにも、イメージセンサ112の最短露光時間が決まっていることや、ライトボックス122やグレースケールチャートの光量を絞ることが難しいことも、光源点のみでの高精度な測定を難しくしている要因となっている。
そこで、本実施例では、完全に遮光された環境と光源を照射された環境という、別の条件で測定された測定点を、図2の1つのグラフ上にプロットして同列に扱って曲線を導出することで、精度の高いノイズ閾値を得ている。
精度の高いノイズ閾値を得ることで、キャリブレーション後の実走行時において、暗部においても未認識や誤認識の少ない物体認識処理ができるという効果がある。
<変形例>
本実施例の変形例として、図2の近似曲線210を、2次近似曲線ではなく、3次近似曲線としてもよい。その場合は、近似曲線210の回帰式は下式のようになる。すなわち、近似曲線210(方程式)において、画素値の平均値(画素平均値μ 201)は、画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 202)に関する3次式である。
Figure 0007208379000003
2次近似は、ダークノイズと光ショットノイズ成分の2つのノイズ成分が支配的なイメージセンサ112に対して、高精度・短時間・かつ安定した近似が可能である。3次近似であれば、ダークノイズと光ショットノイズ成分に加えて画素感度ばらつきという別のノイズ成分が含まれるイメージセンサ112に対して、高精度に近似が可能である。
また、変形例として、3次より高次の近似を用いても良い。
また、変形例として横軸μを変数、縦軸σを値の軸としても良い。例えば、カメラ110内部で、カメラ110のダイナミックレンジを拡張するための非線形の信号処理が適用されている場合には、画素平均値201ごとにノイズ閾値の特性が変化するので、横軸μを変数、縦軸σとした方が精度よくフィッティングできる場合がある。
また、変形例として最小二乗法以外の回帰手法を使っても良い。例えば、重み付きの最小二乗法を使うことで階調ごとのフィッティングの優先度を微調整することができる。すなわち、次近似曲線210(方程式)は、重み付きの最小二乗法により同定される。
(実施例2)
本実施例のキャリブレーション環境の構成図は、実施例1の図1と同じである。
本実施例の図3は、ノイズ閾値計算における測定点と2次近似曲線を示す図である。図3は、実施例1の図2では複数図示されていた光源点を、光源点306の1点のみに絞った特殊な例である。本実施例の図3では、遮光点303と光源点306の2点のみを測定している。また、図2で図示されていた近似曲線210は、実施例1では2次、3次、n次と任意の次数で良いとしていたが、本実施例の図3では2次近似曲線308に限定される。
すなわち、2次近似曲線308(方程式)において、画素値の平均値(画素平均値μ 301)は、画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 302)に関する2次式である。2次近似曲線308(方程式)は、1つの遮光点303と1つの光源点306から同定される。
本実施例では、イメージセンサ112の信号成分・ノイズ成分を、下式(2-1)、(2―2)に示す式でモデル化する。信号モデルを下式に示す。
Figure 0007208379000004
ノイズモデルを下式に示す。
Figure 0007208379000005
記号の定義は下記(2-3)である。
Figure 0007208379000006
つまり、上式(2-1)、(2-2)のモデルでは、ノイズをダークノイズと光ショットノイズに限定している。主要なノイズ成分のみに対象を絞った、単純化されたモデルによって、2点の測定点のみで、2次近似曲線308の全体を解析的に導出することができる。
<ノイズ閾値の計算>
本実施例における、ノイズ閾値の計算手順を図4に示す。ステップ401及びステップ402にて、入力として、遮光点1点の測定値(μdark,σdark)と、光源点1点の測定値(μlight,σlight)を用いている。ステップ404,405,406の計算は、式(2-1)、(2-2)の解析解によるものであるため、2点の測定点から一意にノイズ閾値が決まる。2次式であるにもかかわらず測定点が3点ではなく2点のみで十分である理由は、ステップ405に示すように、b=0となっているためである。ステップ407にて、ノイズ閾値を図1のカメラ110のFlash ROM 114に出力している。
本実施例の手法によれば、高精度なノイズ閾値を、最小の測定点数で得ることができるため、キャリブレーションに必要な測定時間を最小化することができるという効果がある。
また、光源点の測定に際しては、画素値が高い点から低い点までを精度よく測定するには、光源の光量のメンテナンスの正確性や、露光時間の正確性などが課題となり、測定精度を高めるのが難しい場合が多い。本実施例の手法によれば、光源点に関しては、画素値の高い1点のみを正確に取得できればよいので、キャリブレーション装置の製作や維持にかかるコストを抑えることができる、という効果がある。
(実施例3)
本実施例のキャリブレーション環境の構成図は、実施例1の図1と同じである。
本実施例の図5は、ノイズ閾値計算における測定点と近似折れ線を示す図である。すなわち、同定された近似折れ線510(方程式)を満たす画素値の平均値(画素平均値μ 501)及び画素値の標準偏差(画素標準偏差値σ 502)の組の軌跡は、折れ線である。
本実施例の図5では、遮光点503を1点と、光源点1 506、光源点2 507、光源点n 511の、合計(n+1)点を測定する(ただしn≧1)。実施例1の図2とは異なり、本実施例の図5では、測定点と測定点の間を直線で接続し、全体として近似折れ線510を構成する。光源点n 508より画素値が高い箇所に関しては、外挿により測定点(外挿光源点511)を追加して、画素飽和レベル509までの範囲を定義する。
本実施例では、実施例1、2と同様、遮光点と光源点の両方の測定点を用いるため、ノイズ閾値について、暗部から明部にかけての全領域について精度よく計算することができる、という効果がある。
また、本実施例は、実施例1,2のように回帰式を規定する必要がないので、図1のイメージセンサ112のノイズ特性がどのような形であっても近似することができるという効果がある。
(実施例4)
本実施例のキャリブレーション環境の構成図を図6に示す。
図6のキャリブレーション環境700、カメラ710、レンズ711、イメージセンサ712、認識処理713、Flash ROM 714、キャリブレーション装置720、遮光ボックス721、ライトボックス722、遮光シャッタ723、遮光画像724、光源画像725、統計処理726、ノイズ閾値計算727、ノイズ閾値(キャリブレーション値)728は、図1の同名の構成要素と同じものである。
図6は、図1からの違いとして前処理730が追加になっている。前処理730は、イメージセンサ712の直後で、デジタル画像に対して、黒レベルの調整、感度調整を行うために、デジタルゲイン補正処理(乗算)・デジタルのオフセット補正(加算)を適用してデジタル画像を出力する。また、デジタルゲイン補正処理やオフセット補正処理の補正設定値は、Flash ROM 714に格納された値を用いる。なお、前処理730は、論理回路で実現してもよいし、プロセッサで実現してもよい。
レンズ711のF値や、イメージセンサ712の感度・黒レベルが異なるため、黒レベルや感度は、カメラ個体ごとにばらつきを持つ。認識処理713の処理内容を、カメラ毎に調整しなくても性能を引き出せるように、全ての個体のカメラが、所定の感度・所定の黒レベルに補正されるために、デジタルゲイン補正や黒レベル補正が実施される。
前処理部730が適用されると、ノイズ閾値が変わるので、補正後のノイズ閾値を得る必要がある。前処理部730の補正設定値をキャリブレーションする場合には、統計処理726と同じ処理を実施して、測定点を得て、補正前の感度・黒レベルを測定することになる。そのため、前処理部730のキャリブレーションで測定される測定点を活用して、ノイズ閾値のキャリブレーションも同時に行うことで、トータルの測定点数を削減して、キャリブレーションにかかる時間を短縮することができる。本実施例は、測定点数を削減することによる時間短縮を目的として、前処理部830の処理を適用していない測定点から、前処理部730の処理を適用した後のノイズ閾値を推定して出力する。
本実施例の図7は、ノイズ閾値計算における測定点と近似曲線を示す図である。図7の画素平均値601、画素標準偏差値602、遮光点603、黒レベル604、ダークノイズレベル605、光源点1 606、光源点2 607、光源点n 608、画素飽和レベル 609、近似曲線 610は、図2における同名の構成要素と同じものである。
図7では、図2と異なり、補正後遮光点611、補正後黒レベル612、補正後ダークノイズレベル613、補正後光源点1 614、補正後光源点2 615、補正後光源点n 616、補正後近似曲線617が追加となっている。これらは、「補正後」とつかない同名の構成要素に対して、図6の前処理730を適用した後に、測定値が変化しているということを示す。
例えば、前処理730にてデジタルゲイン補正をg倍適用した場合には、画素平均値がg倍、画素標準偏差値がg倍となる。また、黒レベル補正を適用した場合には、そのオフセット値の分、補正後の画素平均値がシフトする。
前処理部730の演算内容、すなわち乗算と加算とその補正設定値が分かっているので、補正前の測定点から、補正後測定点を計算により算出する。補正後測定点から、実施例1の手段で、近似曲線を算出する。
すなわち、補正後近似曲線617(方程式)は、ゲイン/オフセット補正がなされた遮光点(補正後遮光点611)及び光源点(補正後光源点1~n)から同定される。
また、別の手段として、補正前の近似曲線610に対して、前処理部730の演算内容を適用することで、補正後近似曲線617を計算により算出することもできる。すなわち、補正前の近似曲線610(方程式)は、ゲイン/オフセット補正されて、補正後近似曲線617となる。
図6のノイズ閾値計算727は、補正後近似曲線617をノイズ閾値(キャリブレーション値)728として出力する。
本実施例の方法によれば、感度や黒レベルのキャリブレーションで測定する、補正前の測定点を用いて、補正後のノイズ閾値を推定することができるので、キャリブレーション時間の短縮ができるという効果がある。
また本実施例では、実施例1をベースとした場合の補正後ノイズ閾値の計算方法を説明したが、実施例2や実施例3をベースとしても良い。
なお、本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、本発明はカメラ部が一つからなる単眼カメラに適用する内容であるが、ステレオカメラの画像認識に適用してもよい。すなわち、カメラはステレオカメラであり、少なくとも、上記実施形態によるノイズ閾値を記憶するメモリと、隣接する画素の画素値の差がノイズ閾値を超える場合、エッジであると判定する判定部と、を備える。
また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1).撮像装置から遮光画像及び光源画像を得るステップと、前記遮光画像から得た遮光点と前記光源画像から得た光源点に基づく統計処理(平均と標準偏差を算出)を行うステップと、前記統計処理部で得た前記統計処理の結果から、ノイズとエッジを区別するためのノイズ閾値を計算するステップと、を備えるキャリブレーション方法。
(2).(1)に記載のキャリブレーション方法であって、遮光点は1点あり、光源点はn点(n≧1)あることを特徴とする。
(3).(2)に記載のキャリブレーション方法であって、近似式は、2次式であることを特徴とする。
(4).(3)に記載のキャリブレーション方法であって、遮光点は1点であり、光源点は1点であり、2次式を解析解により導出することを特徴とする。
(5).(2)に記載のキャリブレーション方法であって、近似式は、3次式であることを特徴とする。
(6).(1)に記載のキャリブレーション方法であって、近似の方法は、最小二乗法または、重み付きの最小二乗法であることを特徴とする。
(7).(1)に記載のキャリブレーション方法であって、近似式は、折れ線であることを特徴とする。
(8).(1)に記載のキャリブレーション方法であって、デジタルゲインによる感度補正を実施する場合に、測定点に対して、平均値にデジタルゲインの倍率をかけたものを、デジタルゲイン温特適用の平均値とし、測定点に対して、標準偏差値にデジタルゲインの倍率をかけたものを、デジタルゲイン温特適用の標準偏差値、とすることを特徴とする。
(9).(1)に記載のキャリブレーション方法であって、デジタルゲインによる感度補正を実施する場合に、ノイズ閾値カーブに対して、平均値にデジタルゲインの倍率をかけたものを、デジタルゲイン温特適用の平均値とし、ノイズ閾値カーブに対して、標準偏差値にデジタルゲインの倍率をかけたものを、デジタルゲイン温特適用の標準偏差値、とすることを特徴とする。
(10).(1)のキャリブレーション方法を使ったカメラ。
(11).(1)のキャリブレーション方法を使ったステレオカメラ。
上記(1)-(11)によれば、イメージセンサの正確なノイズレベルを、暗部から明部の全領域にかけて導出することができる。そのため、ノイズ閾値に基づく認識処理の結果、未認識や誤認識の発生を低く抑えることができる、という効果がある。
100 キャリブレーション環境
110 カメラ
111 レンズ
112 イメージセンサ
113 認識処理
114 Flash ROM
120 キャリブレーション装置
121 遮光ボックス
122 ライトボックス
123 遮光シャッタ
124 遮光画像
125 光源画像
126 統計処理
127 ノイズ閾値計算
128 ノイズ閾値(キャリブレーション値)
201 画素平均値
202 画素標準偏差値
203 遮光点
204 黒レベル
205 ダークノイズレベル
206 光源点1
207 光源点2
208 光源点n
209 画素飽和レベル
210 近似曲線
301 画素平均値
302 画素標準偏差値
303 遮光点
304 黒レベル
305 ダークノイズレベル
306 光源点
307 画素飽和レベル
308 2次近似曲線
401 開始ステップ
402 遮光点を測定するステップ
403 光源点を測定するステップ
404 途中式Kを計算するステップ
405 2次式の係数を計算するステップ
406 ノイズ閾値(キャリブレーション値)を計算するステップ
407 ノイズ閾値(キャリブレーション値)をFlash ROMに書き込むステップ
408 終了ステップ
501 画素平均値
502 画素標準偏差値
503 遮光点
504 黒レベル
505 ダークノイズレベル
506 光源点1
507 光源点2
508 光源点n
509 画素飽和レベル
510 近似曲線
511 外挿光源点
601 画素平均値
602 画素標準偏差値
603 遮光点
604 黒レベル
605 ダークノイズレベル
606 光源点1
607 光源点2
608 光源点n
609 画素飽和レベル
610 近似曲線
611 温特適用遮光点
612 温特適用黒レベル
613 温特適用ダークノイズレベル
614 温特適用光源点1
615 温特適用光源点2
616 温特適用光源点n
617 温特適用近似曲線
700 キャリブレーション環境
710 カメラ
711 レンズ
712 イメージセンサ
713 認識処理
714 Flash ROM
720 キャリブレーション装置
721 遮光ボックス
722 ライトボックス
723 遮光シャッタ
724 遮光画像
725 光源画像
726 統計処理
727 ノイズ閾値計算
728 ノイズ閾値(キャリブレーション値)

Claims (5)

  1. 遮光された状態で撮像された画像を示す遮光画像及び均一光が照射された状態で撮像された画像を示す光源画像を得るステップと、
    前記遮光画像における画素値の平均値及び前記画素値の標準偏差の組を示す遮光点と、前記光源画像における画素値の平均値及び前記画素値の標準偏差の組を示す光源点から、前記画素値の平均値と前記画素値の標準偏差との対応関係を示す方程式を同定するステップと、
    同定された前記方程式により前記画素値の平均値に対応する前記画素値の標準偏差をノイズ閾値として計算するステップと、を含むキャリブレーション方法であって、
    前記方程式において、前記画素値の平均値は、前記画素値の標準偏差を変数とする2次式であり、
    前記光源点の前記画素値の標準偏差の2乗と前記遮光点の前記画素値の標準偏差の2乗との差を、前記光源点の前記画素値の平均値と前記遮光点の前記画素値の平均値との差で割った値であるシステムゲインKに対して、
    前記方程式の2次の項の係数aは1/Kであり、
    前記方程式の1次の項の係数bは0であり、
    前記方程式の定数項cは、(-1/K)と前記遮光点の前記画素値の標準偏差の2乗との積と、前記遮光点の前記画素値の平均値との和であり、
    前記方程式は、1つの前記遮光点と1つの前記光源点から同定され、
    カメラに用いられる前記ノイズ閾値は、
    前記カメラの前記画素値の平均値が前記遮光点の前記画素値の平均値以下の場合、前記遮光点の前記画素値の標準偏差であり、
    前記カメラの前記画素値の平均値が前記遮光点の前記画素値の平均値より大きい場合、前記カメラの前記画素値の平均値と前記方程式の定数項cとの差の平方根を前記方程式の2次の項の係数aの平方根で割った値である
    ことを特徴とするキャリブレーション方法
  2. 請求項1に記載のキャリブレーション方法であって、
    前記方程式は、
    ゲイン/オフセット補正がなされた前記遮光点及び前記光源点から同定される
    ことを特徴とするキャリブレーション方法。
  3. 請求項1に記載のキャリブレーション方法であって、
    前記方程式は、
    ゲイン/オフセット補正される
    ことを特徴とするキャリブレーション方法。
  4. 請求項1に記載のキャリブレーション方法で計算された前記ノイズ閾値を使用するカメラであって、
    前記カメラは、
    前記ノイズ閾値を記憶するメモリと、
    隣接する画素の画素値の差が前記ノイズ閾値を超える場合、エッジであると判定する判定部と、
    を備えることを特徴とするカメラ。
  5. 請求項に記載のカメラであって、
    ステレオカメラである
    ことを特徴とするカメラ。
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