JP7207545B2 - 時刻同期装置、時刻同期方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、Internet Protocol(IP)ネットワークで接続された端末を時刻同期させるための時刻同期装置、時刻同期方法、及びプログラムに関する。
IPネットワーク上での端末間時刻同期は、タスクの実行管理やロギング等、多様な用途で重要である。近年では、MPEG Media Transport(MMT)やSMPTE ST 2110のような映像伝送規格においても、端末間の時刻同期が要求される。IPネットワーク上で端末を時刻同期させる方法としては、Network Time Protocol(NTP、非特許文献1を参照。)やPrecision Time Protocol(PTP、非特許文献2を参照。)がある。
NTPは、タイムスタンプを含むNTPパケットをサーバとクライアントの間でやり取りすることで、クライアントの時刻をサーバに対して同期させる。しかし、NTPでは、NTPパケットの往復において遅延時間が同じであることを前提としているため、NTPパケットを転送するネットワーク機器(スイッチ、ルータ等)内での滞留等に起因する遅延ジッタの影響を受けやすい。
PTPはNTPよりも高精度な時刻同期を目指して設計されたプロトコルである。タイムスタンプを打刻する機能を有するハードウェアを用いることによって、NTPよりも高精度な同期が可能である。PTPでは、Grand Master(GM)と呼ばれる最上位のマスタに、複数のスレーブが同期する。PTPパケットヘッダ内のDomain numberフィールドで区別されるPTPドメイン毎に独立した時刻同期グループを形成する。
GMは、各PTPドメイン毎に、予め設定された優先度やGPS等の時刻源との同期状態を複数のマスタ間で比較するBest Master Clock Algorithm(BMCA)によって、一意に決定される。また、PTPでは、Boundary Clock(BC)とTransparent Clock(TC)と呼ばれる中継ノードが導入されている。BCは、トラフィック増加の抑制とGMの負荷分散を目的として、ネットワークセグメントの境界に設置される。BCは、上位のマスタに同期するスレーブポートと、下位のスレーブにPTPパケットを配信するマスタポートを持つ。BCは、下位のスレーブに対しては自身がマスタとして振る舞い、下位のスレーブからのPTPパケットを終端する。また、TCは、NTPにおいて主要な誤差要因であったネットワーク機器内での滞留時間を補正するために設置される。TCとして動作するネットワーク機器は、PTPパケットの入出力時にタイムスタンプを打刻するため、TCでの滞留時間の補正が可能である。
RFC5905(Network Time Protocol Version 4) IEEE 1588-2008(Standard for a Precision Clock Synchronization Protocol for Networked Measurement and Control Systems)
しかし、PTPパケットがPTP非対応機器を通過すると、遅延ジッタの影響によって同期精度が悪化するおそれがある。そして、ネットワークが大規模になる程、ネットワーク機器を全てBCまたはTCに対応した装置で揃えることは難しい。このため、図1のようにPTP非対応機器が混在するネットワークではPTPの同期精度を維持することが困難という課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、ドメインの時刻に非同期である非対応機器が混在するネットワークでも時刻同期精度を向上することができる時刻同期装置、時刻同期方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る時刻同期装置は、複数の時刻同期グループからの時刻情報に基づいて1つの時刻を導き出すこととした。
具体的には、本発明に係る時刻同期装置は、
時刻管理が互いに独立である複数のドメインに所属し、それぞれの前記ドメインの時刻に同期するスレーブ部と、
前記スレーブ部が前記ドメインの時刻に同期した後の時刻である時刻情報、及び前記スレーブ部が前記ドメインの時刻に同期する精度の同期精度情報を使用して1つの統合時刻を生成する時刻統合部と、
を備える。
また、本発明に係る時刻同期方法は、
時刻管理が互いに独立である複数のドメインに所属するスレーブ部が、それぞれの前記ドメインの時刻に同期することと、
前記スレーブ部が前記ドメインの時刻に同期した後の時刻である時刻情報、及び前記スレーブ部が前記ドメインの時刻に同期する精度の同期精度情報を使用して1つの統合時刻を生成することと、
を行う。
例えば、本発明に係る時刻同期装置及び時刻同期方法は、前記ドメインがPTP(Precision Time Protocol)ドメインであることを特徴とする。
いずれのドメインも同期しようとする時刻は同じで、一般的にはUTC(Coordinated Universal Time)である。しかし、ドメイン毎に時刻が配信される経路が異なるために、スレーブが計算する時刻はドメイン毎に異なる誤差要因の影響を受ける。本発明は、複数のPTPドメインの時刻情報や同期精度情報を用いることで、単一のPTPドメインが同期した時刻より高精度な時刻を得ることができる。例えば、同期精度情報は、PTPドメインのマスタとの時刻差の分散または片方向遅延の分散を使用してもよい。また、時刻統合部は、複数の時刻情報の中から一つを選択して統合時刻としてもよいし、複数の時刻情報の重みづけ平均を計算して統合時刻としてもよい。
従って、本発明は、PTP非対応機器が混在するネットワークでも時刻同期精度を向上することができる時刻同期装置、及び時刻同期方法を提供することができる。
本発明に係る時刻同期装置は、前記PTPスレーブ部が所属する前記PTPドメインと異なる他のPTPドメインに所属する装置の時刻を前記時刻統合部が生成した前記統合時刻に同期させるPTPマスタ部をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る時刻同期装置は、前記時刻統合部が生成した前記統合時刻に同期して動作する通信処理部をさらに備えることを特徴とする。
本発明は、前記時刻同期装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。本発明に係る時刻同期装置はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明は、ドメインの時刻に非同期である非対応機器が混在するネットワークでも時刻同期精度を向上することができる時刻同期装置、時刻同期方法、及びプログラムを提供することができる。
PTP非対応機器が混在するネットワークを説明する図である。 本発明に係る時刻同期装置を説明する図である。 本発明に係る時刻同期装置を説明する図である。 本発明に係る時刻同期装置を説明する図である。 本発明に係る時刻同期装置を説明する図である。 本発明に係る時刻同期装置を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
以下の実施形態では、PTPの場合について説明するが、本発明はPTPには限定されない。
図2は、本実施形態の時刻同期装置301を説明する図である。時刻同期装置301は、複数のPTPドメインに所属することができるPTPスレーブ装置である。時刻同期装置301は、
互いに異なるPTPドメイン(20-1~3)に所属し、それぞれのPTPドメインの時刻に同期するPTPスレーブ部(11-1~3)と
前記PTPスレーブ部が前記PTPドメインに所属するマスタ装置(GM又はBC)の時刻に同期した後の時刻である時刻情報、及び前記PTPスレーブ部が前記マスタ装置の時刻に同期する精度の同期精度情報を使用して1つの統合時刻を生成する時刻統合部12と、
を備える。
時刻同期装置301は、同期精度情報としてPTPスレーブ部11で校正した時刻と観測される上位のマスタ装置(GMまたはBC)との時刻差の分散を利用し、さらに複数のPTPドメインでの同期精度情報を考慮して、生成する統合時刻の高精度化を図る。ドメインの識別子には、PTPパケットヘッダ内のDomain numberフィールドを使用する。
PTPスレーブ部11は、指定されたDomain numberの上位時刻源であるGMまたはBCと同期し、自身の時刻を校正する。本実施形態では、3つのPTPスレーブ部(11-1~3)がそれぞれDomain number 1、2、3を使用している。PTPスレーブ部11は、校正した時刻(時刻情報)とそれぞれのマスタとの時刻差の分散(同期精度情報)を時刻統合部12に送信する。
時刻統合部12は、複数のPTPスレーブ部(11-1~3)から受け取った時刻情報t(i=1,2,3)とそれぞれのマスタとの時刻差の分散σ (i=1,2,3)を利用して、例えば次式を利用してより高精度な統合時刻tを生成する。
Figure 0007207545000001
ただし、n=3である。
より簡易な他の例として、時刻統合部12は、マスタ装置との時刻差の分散が最も小さいPTPドメインの時刻を統合時刻として採用してもよい。
なお、本実施形態及び以下の実施形態ではPTPドメインが3つの場合を説明するが、PTPドメインの数は3に限らない。例えば、PTPドメインの数がn(nは2以上の自然数)の場合、式(1)のnにPTPドメインの数、iにDomain numberを代入して計算すればよい。
(実施形態2)
図3は、本実施形態の時刻同期装置302を説明する図である。時刻同期装置302は、図2の時刻同期装置301に、PTPスレーブ部(11-1~3)が所属するPTPドメイン(20-1~3)と異なる他のPTPドメイン(20-0)に所属する装置21の時刻を時刻統合部12が生成した前記統合時刻に同期させるPTPマスタ部13をさらに備える。
時刻同期装置302は、図2の時刻同期装置301にPTPマスタ部13を追加したPTP中継装置である。時刻同期装置302は、図2の時刻同期装置301と同様に複数のPTPドメイン(20-1~3)を利用して高精度な統合時刻を生成し、当該統合時刻をPTPマスタ部13に供給する。
PTPマスタ部13は、配下のPTPスレーブ装置21を供給された統合時刻に同期させる。PTPマスタ部13は、統合時刻をPTPスレーブ装置21へ再配信する場合、Domain numberを当該PTPスレーブ装置21が使用するDomain numberに合致するように設定する。PTPマスタ部13に同期する下位のPTPスレーブ装置21は、BC、あるいは、SMPTE ST 2110準拠の映像送受信端末であってもよい。SMPTE ST 2110は、IPネットワーク上で端末間の同期を取るために、SMPTE ST 2059に規定されるPTPプロファイルを使用する。
(具体例)
図4は、時刻同期装置302を使用した具体的な転送システムを説明する図である。ロケーション1とロケーション2はPTP非対応の無線伝送装置(14a、14b)によって接続されている。無線伝送装置(14a、14b)がPTP非対応であるため、無線伝送装置において生じる遅延ジッタを補償することはできない。ロケーション1のGMはDomain number 1、ロケーション2のGMはDomain number 2で動作する。両GMの時刻源はGPSである。SMPTE ST 2110の送信端末21aおよび受信端末21bは、SMPTE ST 2059で指定されたDomain numberである127を使用する。
ロケーション1の時刻同期装置302aは、Domain number 1および2の両方に対して同期する(PTPドメインの多重化)。時刻同期装置302aの時刻統合部12aは、両PTPドメイン(20-1、20-2)に対する同期精度情報を比較する。時刻統合部12aは、無線区間を挟まないDomain number 1が高精度と判断した場合、ST 2110送信端末21aへ、Domain number 1の時刻を統合時刻としてDomain number 127で配信する。
同様にロケーション2の時刻同期装置302bも、Domain number 1および2の両方に対して同期する。時刻同期装置302bの時刻統合部12aは、両ドメインの同期精度を比較する。時刻統合部12aは、無線区間を挟まないDomain number 2が高精度と判断すると、ST 2110受信端末21bへ、Domain number 2の時刻を統合時刻としてDomain number 127で配信する。
(実施形態3)
図5は、本実施形態の時刻同期装置305を説明する図である。時刻同期装置305は、時刻統合部12が生成した前記統合時刻に同期して動作する通信処理部14をさらに備える。図3の時刻同期装置302は、外部に接続されている装置21を統合時刻に同期させていた。時刻同期装置305は、内蔵する通信処理部14を統合時刻に同期させるのでPTPマスタ部13が不要である。
図5は、通信処理部14がSMPTE ST 2110準拠の映像伝送処理部である例である。映像伝送処理部は、時刻統合部12が生成した統合時刻に同期して映像の送受信処理を実行する。
(実施形態4)
時刻同期装置(301~303)はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
図6は、時刻同期装置(301~303)であるシステム100のブロック図を示している。システム100は、ネットワーク135へと接続されたコンピュータ105を含む。
ネットワーク135は、データ通信ネットワークである。ネットワーク135は、プライベートネットワーク又はパブリックネットワークであってよく、(a)例えば或る部屋をカバーするパーソナル・エリア・ネットワーク、(b)例えば或る建物をカバーするローカル・エリア・ネットワーク、(c)例えば或るキャンパスをカバーするキャンパス・エリア・ネットワーク、(d)例えば或る都市をカバーするメトロポリタン・エリア・ネットワーク、(e)例えば都市、地方、又は国家の境界をまたいでつながる領域をカバーするワイド・エリア・ネットワーク、又は(f)インターネット、のいずれか又はすべてを含むことができる。通信は、ネットワーク135を介して電子信号及び光信号によって行われる。
コンピュータ105は、プロセッサ110、及びプロセッサ110に接続されたメモリ115を含む。コンピュータ105が、本明細書においてはスタンドアロンのデバイスとして表されているが、そのように限定されるわけではなく、むしろ分散処理システムにおいて図示されていない他のデバイスへと接続されてよい。
プロセッサ110は、命令に応答し且つ命令を実行する論理回路で構成される電子デバイスである。
メモリ115は、コンピュータプログラムがエンコードされた有形のコンピュータにとって読み取り可能な記憶媒体である。この点に関し、メモリ115は、プロセッサ110の動作を制御するためにプロセッサ110によって読み取り可能及び実行可能なデータ及び命令、すなわちプログラムコードを記憶する。メモリ115を、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードドライブ、読み出し専用メモリ(ROM)、又はこれらの組み合わせにて実現することができる。メモリ115の構成要素の1つは、プログラムモジュール120である。
プログラムモジュール120は、本明細書に記載のプロセスを実行するようにプロセッサ110を制御するための命令を含む。本明細書において、動作がコンピュータ105或いは方法又はプロセス若しくはその下位プロセスによって実行されると説明されるが、それらの動作は、実際にはプロセッサ110によって実行される。
用語「モジュール」は、本明細書において、スタンドアロンの構成要素又は複数の下位の構成要素からなる統合された構成のいずれかとして具現化され得る機能的動作を指して使用される。したがって、プログラムモジュール120は、単一のモジュールとして、或いは互いに協調して動作する複数のモジュールとして実現され得る。さらに、プログラムモジュール120は、本明細書において、メモリ115にインストールされ、したがってソフトウェアにて実現されるものとして説明されるが、ハードウェア(例えば、電子回路)、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせのいずれかにて実現することが可能である。
プログラムモジュール120は、すでにメモリ115へとロードされているものとして示されているが、メモリ115へと後にロードされるように記憶装置140上に位置するように構成されてもよい。記憶装置140は、プログラムモジュール120を記憶する有形のコンピュータにとって読み取り可能な記憶媒体である。記憶装置140の例として、コンパクトディスク、磁気テープ、読み出し専用メモリ、光記憶媒体、ハードドライブ又は複数の並列なハードドライブで構成されるメモリユニット、並びにユニバーサル・シリアル・バス(USB)フラッシュドライブが挙げられる。あるいは、記憶装置140は、ランダムアクセスメモリ、或いは図示されていない遠隔のストレージシステムに位置し、且つネットワーク135を介してコンピュータ105へと接続される他の種類の電子記憶デバイスであってよい。
システム100は、本明細書においてまとめてデータソース150と称され、且つネットワーク135へと通信可能に接続されるデータソース150A及びデータソース150Bを更に含む。実際には、データソース150は、任意の数のデータソース、すなわち1つ以上のデータソースを含むことができる。データソース150は、体系化されていないデータを含み、ソーシャルメディアを含むことができる。
システム100は、ユーザ101によって操作され、且つネットワーク135を介してコンピュータ105へと接続されるユーザデバイス130を更に含む。ユーザデバイス130として、ユーザ101が情報及びコマンドの選択をプロセッサ110へと伝えることを可能にするためのキーボード又は音声認識サブシステムなどの入力デバイスが挙げられる。ユーザデバイス130は、表示装置又はプリンタ或いは音声合成装置などの出力デバイスを更に含む。マウス、トラックボール、又はタッチ感応式画面などのカーソル制御部が、さらなる情報及びコマンドの選択をプロセッサ110へと伝えるために表示装置上でカーソルを操作することをユーザ101にとって可能にする。
プロセッサ110は、プログラムモジュール120の実行の結果122をユーザデバイス130へと出力する。あるいは、プロセッサ110は、出力を例えばデータベース又はメモリなどの記憶装置125へともたらすことができ、或いはネットワーク135を介して図示されていない遠隔のデバイスへともたらすことができる。
例えば、実施形態1から3のいずれかに記載の時刻同期装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムをプログラムモジュール120としてもよい。システム100を時刻同期装置(301~303)として動作させることができる。
用語「・・・を備える」又は「・・・を備えている」は、そこで述べられている特徴、完全体、工程、又は構成要素が存在することを指定しているが、1つ以上の他の特徴、完全体、工程、又は構成要素、或いはそれらのグループの存在を排除してはいないと、解釈されるべきである。用語「a」及び「an」は、不定冠詞であり、したがって、それを複数有する実施形態を排除するものではない。
(他の実施形態)
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。要するにこの発明は、上位実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
[付記]
以下は、本実施形態の時刻同期装置を説明したものである。
本時刻同期装置はPTPスレーブ装置であって、それぞれ互いに異なるPTPドメインに対して同期する複数のスレーブ部と、複数のスレーブ部の時刻情報および同期精度情報に基づいて時刻情報を統合する時刻統合部とを備える。
(発明の効果)
本発明により、利用可能な複数のPTPドメインからの時刻情報を利用することによって、単一のPTPドメインを利用する以上のPTP同期精度を得ることが可能になる。また、特定のリンクの遅延ジッタが増大するなどのネットワーク状況のダイナミックな変化に対応することが可能になる。
実施形態2の時刻同期装置は、配下のPTPスレーブ装置に対し、複数のPTPドメインに対して同期する必要がなく、一つのPTPドメインに参加し続けるだけで同期精度向上の効果を得られる。
11、11-1、11-2、11-3:PTPスレーブ部
12、12a、12b:時刻統合部
13:PTPマスタ部
14a、14b:無線伝送装置
20、20-1、20-2、20-3:PTPドメイン
21:装置
21a:送信端末
21b:受信端末
100:システム
101:ユーザ
105:コンピュータ
110:プロセッサ
115:メモリ
120:プログラムモジュール
122:結果
125:記憶装置
130:ユーザデバイス
135:ネットワーク
140:記憶装置
150:データソース
301~303:時刻同期装置

Claims (7)

  1. 時刻管理が互いに独立である複数のドメインにそれぞれ所属し、自身の所属する前記ドメインの時刻にそれぞれ同期する複数のスレーブ部と、
    複数の前記スレーブ部が自身の所属する前記ドメインの時刻に同期した後の時刻である複数の時刻情報について、前記スレーブ部のそれぞれ自身の所属する前記ドメインの時刻に同期する精度の同期精度情報を重みとした、重みづけ平均を計算して1つの統合時刻を生成する時刻統合部と、
    を備える時刻同期装置。
  2. 前記ドメインがPTP(Precision Time Protocol)ドメインであることを特徴とする請求項1に記載の時刻同期装置。
  3. 前記スレーブ部が所属する前記ドメインと異なる他のドメインに所属する装置の時刻を前記時刻統合部が生成した前記統合時刻に同期させるマスタ部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の時刻同期装置。
  4. 前記時刻統合部が生成した前記統合時刻に同期して動作する通信処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の時刻同期装置。
  5. 時刻管理が互いに独立である複数のドメインにそれぞれ所属する複数のスレーブ部が、自身の所属する前記ドメインの時刻にそれぞれ同期することと、
    複数の前記スレーブ部が自身の所属する前記ドメインの時刻に同期した後の時刻である複数の時刻情報について、前記スレーブ部のそれぞれ自身の所属する前記ドメインの時刻に同期する精度の同期精度情報を重みとした、重みづけ平均を計算して1つの統合時刻を生成することと、
    を行う時刻同期方法。
  6. 前記ドメインがPTP(Precision Time Protocol)ドメインであることを特徴とする請求項5に記載の時刻同期方法。
  7. コンピュータに、
    時刻管理が互いに独立である複数のドメインにそれぞれ所属する複数のスレーブ部が、自身の所属する前記ドメインの時刻にそれぞれ同期することと、
    複数の前記スレーブ部が自身の所属する前記ドメインの時刻に同期した後の時刻である複数の時刻情報について、前記スレーブ部のそれぞれが自身の所属する前記ドメインの時刻に同期する精度の同期精度情報を重みとした、重みづけ平均を計算して1つの統合時刻を生成することと、
    を実行させるためのプログラム。
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