JP7205096B2 - カメラボディおよび交換レンズ - Google Patents
カメラボディおよび交換レンズ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7205096B2 JP7205096B2 JP2018137273A JP2018137273A JP7205096B2 JP 7205096 B2 JP7205096 B2 JP 7205096B2 JP 2018137273 A JP2018137273 A JP 2018137273A JP 2018137273 A JP2018137273 A JP 2018137273A JP 7205096 B2 JP7205096 B2 JP 7205096B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- communication
- lens
- interchangeable lens
- camera body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
本発明の第2の態様による交換レンズは、カメラボディに着脱可能な、光学系を備える交換レンズであって、前記交換レンズ内で移動可能な移動部材と、前記カメラボディとの間で第一通信を行い、前記移動部材の移動に関する指示を前記カメラボディから受信する第一通信部と、前記カメラボディに対してデータを周期的に送信する第二通信を行う第二通信部と、を備え、前記データは、前記移動部材の位置を示す位置情報を含み、前記データは、前記移動部材の移動状態と、前記位置情報の信頼性と、の少なくとも一方を含み、前記指示は、前記指示が作成された際の前記移動状態または前記信頼性の少なくとも一方に関する情報を含み、前記移動状態と前記信頼性との少なくとも一方に関する情報に基づいて、前記指示を実行するか否かを判断する判断部を備える。
図1はカメラシステム1の要部構成を説明するブロック図である。交換レンズ3は、カメラボディ2に対してバヨネット構造により着脱可能である。カメラボディ2と交換レンズ3が結合すると、ボディ側マウントに設けられた端子とレンズ側マウントに設けられた端子同士が物理的に接触し、電気的に接続される。
カメラボディ2は、ボディ側制御部230、ボディ側通信部240、電源部250、撮像素子260、信号処理部270、操作部材280、および表示部285を有する。
撮像素子260は、画像生成用の光電変換部と焦点検出用の光電変換部を有する。画像生成用の光電変換部で生成される撮像用画素信号は、信号処理部270によって画像データの生成に用いられる。また、焦点検出用の光電変換部で生成される検出用画素信号は、信号処理部270によって交換レンズ3による結像状態、換言すると交換レンズ3の焦点を検出する焦点検出処理に用いられる。
ボディ側第1通信部240aはボディ側制御部230と接続され、コマンドデータ通信でカメラボディ2から交換レンズ3に送信される情報は、ボディ側制御部230により作成される。ボディ側第2通信部240bはボディ側制御部230と接続され、ホットライン通信で交換レンズ3からカメラボディ2に送信される情報は、ボディ側制御部230に送信される。
ボディ側制御部230は、記憶部235を含む。記憶部235は、ボディ側制御部230によってデータの記録と読み出しが制御される。記憶部235は、ボディ側制御部230が実行する制御プログラム等を記憶する。
ボディ側制御部230は、画像処理などカメラボディ2全体の制御や交換レンズ3に含まれる移動部材への指示の作成を行う。ボディ側第1制御部230は、ボディ側通信部240から送信された情報に基づいて交換レンズ3に含まれるフォーカシングレンズ361aの位置を算出する第1算出部231と、信号処理部270から出力されたデフォーカス量と第1算出部231で算出されたフォーカシングレンズ361aの位置とに基づいて、フォーカシングレンズ361aの駆動量を算出する第2算出部232とを備える。
表示部285は、例えば液晶表示パネルによって構成される。表示部285は、ボディ側制御部230からの指示により、信号処理部270によって処理された画像データに基づく画像や、操作メニュー画面等を表示する。
交換レンズ3は、レンズ側制御部330、レンズ側通信部340、レンズ側記憶部350、撮像光学系360、レンズ駆動部370、ズーム操作環375、絞り駆動部380を有する。
撮像光学系360は、例えば、移動部材としてのフォーカシングレンズ361a、移動部材としてのズームレンズ361cおよび絞り362とによって構成される。
レンズ駆動部370は、移動部材を移動させるものであり、レンズ駆動部370a、370cを含む。レンズ駆動部370はそれぞれ、アクチュエータと駆動機構、移動部材の位置検出部を含む。本実施形態では、レンズ駆動部370の位置検出部やアクチュエータからの信号により、移動部材の位置情報が周期的に作成される。また、レンズ駆動部370の位置検出部やアクチュエータからの信号により、移動部材を移動駆動中であるか否か、移動部材の移動方向、移動部材が停止中であるか否か、などの移動状態が周期的に認識される。移動部材の位置情報が作成される周期および移動部材の移動状態が認識される周期は、ホットライン通信の周期より短くすることが可能である。
図1ではフォーカシングレンズ361aは1つとしたが、図2に示すように、複数のフォーカシングレンズ363,364を移動させることにより、撮像光学系360の焦点位置を調節するものとしてもよい。その場合、フォーカシングレンズ363,364それぞれを光軸O方向に駆動する複数のレンズ駆動部370aを備えることとしてもよい。図2では、焦点距離W~M~T(W<M<T)における撮影距離が無限遠でのフォーカシングレンズ363,364の位置を示す。図2で、各フォーカシングレンズ363,364の位置は、P(撮影距離に相当する数値、焦点距離に相当する記号)の座標で示す。
レンズ側第1通信部340aはレンズ側制御部330と接続され、コマンドデータ通信で交換レンズ3からカメラボディ2に送信される情報は、レンズ側制御部330により作成される。レンズ側第2通信部340bもレンズ側制御部330と接続され、ホットライン通信で交換レンズ3からカメラボディ2に送信される情報は、レンズ側制御部330やレンズ側第2通信部340bなどにより作成される。
レンズ側第1通信部340aは、ボディ側第1通信部240aに向けて、交換レンズ3がコマンドデータ通信可能であるか否かを示す信号(以下、RDY信号)とデータ信号(以下、DATAL信号)を出力する。ボディ側第1通信部240aは、レンズ側第1通信部340aに向けて、コマンドデータ通信のクロック信号(以下、CLK信号)とデータ信号(以下、DATAB信号)を出力する。
レンズ側第2通信部340bは、ボディ側第2通信部240bに向けて、ホットライン通信のクロック信号(以下、HCLK信号)とデータ信号(以下、HDATA信号)を出力する。
ホットライン通信は、交換レンズ3からカメラボディ2への一方向のデータ通信であり、コマンドデータ通信は、交換レンズ3とカメラボディ2との双方向のデータ通信である。
カメラシステム1は、コマンドデータ通信とホットライン通信とによる2つの独立した通信系統を備えるので、それぞれの通信を並行して行うことができる。つまり、カメラボディ2および交換レンズ3は、コマンドデータ通信を行っているときにホットライン通信を開始することも終了することもできる。また、ホットライン通信を行っているときにコマンドデータ通信を行うことも可能である。従って、交換レンズ3は、コマンドデータ通信中であってもホットライン通信でカメラボディ2にデータを継続的に送信することができる。例えば、データ量の増大によりコマンドデータ通信に要する時間が長くなっても、ホットライン通信を必要なタイミングで行うことができる。
さらに、カメラボディ2は、ホットライン通信でデータを受信している間であっても、コマンドデータ通信で、交換レンズ3への種々の指示や要求を任意のタイミングで送信することができるとともに、交換レンズ3から任意のタイミングでデータを受けることができる。
カメラボディ2は、コマンドデータ通信によりホットライン通信の開始を指示した後、例えば時刻t1以降、ホットライン通信によって交換レンズ3からのデータを周期的に受信する。
また、カメラボディ2は、コマンドデータ通信により、交換レンズ3との間でデータを送受信する。詳しくは、カメラボディ2は、時刻t2からt3、および、時刻t9からt10の間で、交換レンズ3に送信指示した各種データを受信し、時刻t5からt6、および、時刻t12からt13において、交換レンズ3へ各種データを送信し、その合間の時刻t4、t7、t8およびt11において、それぞれ、振れ補正の開始指示、絞り駆動指示およびフォーカス駆動指示などの移動部材の移動制御に関する指示を交換レンズ3へ送信する。
これに対し、ホットライン通信は、コマンドデータ通信に用いる通信用端子とは異なる通信用端子を用いるため、交換レンズ3からカメラボディ2へのデータ通信を短い周期で継続して行うことができる。例えば、ホットライン通信を、カメラボディ2の起動処理が終わってから露光中も含めて遮断処理まで、所望の期間に行うことができる。
ホットライン通信の開始指示と終了指示は、コマンドデータ通信によってカメラボディ2から交換レンズ3へ送信されるがこの限りではない。
次に、図4を用いて、コマンドデータ通信について説明する。図4は、RDY信号、CLK信号、DATAB信号、DATAL信号のタイミングを例示する。
1回のコマンドデータ通信では、カメラボディ2から交換レンズ3へ1つのコマンドパケット402を送信した後に、カメラボディ2と交換レンズ3との間で相互に1つずつのデータパケット406,407が送受信される。
コマンドパケット402には、例えば、同期用データ、何番目のコマンドデータ通信なのかを識別するためのデータ、カメラボディ2からの指示を示すデータ、後続のデータパケット406のデータ長を示すデータ、通信エラーチェック用のデータなどが含まれる。コマンドパケット402に含まれる指示は、例えば、カメラボディ2から交換レンズ3への移動部材の駆動指示、カメラボディ2から交換レンズ3へのデータの送信指示、などがある。
交換レンズ3は、コマンドパケット402に含まれる通信エラーチェック用のデータに、受信したコマンドパケット402から算出された値が一致するか否かにより、通信エラーの有無を判断すればよい。
コマンドパケット402の受信を完了すると、レンズ側第1通信部340aがRDY信号をHレベルにするとともに、レンズ側制御部330がコマンドパケット402に基づく第1制御処理404を開始する(t22)。
データパケット406、407は、コマンドパケット402によって示されたデータ数を有するmバイトの可変長データである。データパケット406、407には、同期用のデータ、カメラボディ2の情報を示すデータ、交換レンズ3の情報を示すデータ、通信エラーチェック用のデータなどが含まれる。
カメラボディ2から交換レンズ3に送信されるデータパケット406は、移動部材の駆動量を示すデータ、カメラボディ2内での設定や動作状態を伝えるためのデータなどを含む。
交換レンズ3からカメラボディ2に送信されるデータパケット407は、交換レンズ3の機種名情報を示すデータ、交換レンズ3内での移動部材の移動状態を示すデータ、交換レンズ3の焦点距離等の光学特性に関するデータ、などを含む。
受信側の機器(交換レンズ3またはカメラボディ2)は、データパケット406、407に含まれる通信エラーチェック用のデータに、受信したデータパケット406,407から算出された値が一致するか否かにより、通信エラーの有無を判断すればよい。
データパケット406,407の送受信が完了すると、レンズ側第1通信部340aはRDY信号をHレベルにするとともに、レンズ側制御部330はデータパケット406,407に基づいて第2制御処理408を開始する(t24)。
次に、コマンドデータ通信の第1制御処理404および第2制御処理408の一例を説明する。
例えば、コマンドパケット402が、フォーカシングレンズ361aの駆動指示を含むとする。レンズ側制御部330は、第1制御処理404として、フォーカシングレンズ361aの駆動指示を受信したことを示すデータパケット407を生成する。
次に、図5を用いて、ホットライン通信について説明する。図5は、HCLK信号とHDATA信号のタイミングを例示する。1回のホットライン通信では、交換レンズ3からカメラボディ2に対して、1つのHCLK信号502に同期させて1つのHDATA信号503が送信される。
レンズ側第2通信部340bは、HDATA信号の送信が完了すると(t32)、次のHDATA信号の送信を開始する時刻t34までHCLK信号の出力を停止する。時刻t31からt32までを1回のホットライン通信とし、時刻t31からt34までをホットライン通信の1周期とする。レンズ側第2通信部340bは、時刻t34から2回目のホットライン通信を開始する。
レンズ側第2通信部340bは、コマンドデータ通信によってカメラボディ2からホットライン通信の終了の指示が送信されるまで、周期的にホットライン通信を続ける。
なお、ホットライン通信において、1周期における通信時間(Ttransmit)は、各周期の間(時刻t33からt34の間)で通信エラー処理などが行えるように75%を超えないのが好ましいが、この限りではない。
ホットラインデータ90は、交換レンズ3内の移動部材の位置に関する情報(位置情報)と、移動部材の移動制御に用いる情報とを含む。これらの情報は、レンズ側制御部330やレンズ側第2通信部340bなどで数値や識別子の形で表現されてホットラインデータ90に含められる。
1回のホットライン通信で送信されるホットランデータ90は、位置情報と移動制御に用いる情報とを少なくとも一つずつ含むので、カメラボディ2は位置情報と移動制御に用いる情報とを1回のホットライン通信で取得できる。ここで、例えば、位置情報と移動制御に用いる情報とを別々の通信で受信する場合、カメラボディ2で位置情報が作成されたタイミングと移動制御に用いる情報が作成されたタイミングとを合わせる必要がある。しかしながら、本実施形態によれば、1回のホットライン通信で複数の情報を送るので、カメラボディ2で容易に複数の情報を考慮することができる。
図6は、第1データ91に含まれる情報を説明する図である。
第1データ91は、位置情報としてのフォーカシングレンズ361aの位置に関するデータ91aを含む。また、第1データ91は、フォーカシングレンズ361aの移動制御に用いる情報として、データ91aの信頼性に関するデータ91b、フォーカシングレンズ361aの移動状態に関するデータ91c、フォーカシングレンズ361aが設計された位置にあるか否かに関するデータ91d、操作部材の操作状態に関するデータ91e、フォーカシング駆動指示に対する動作状況に関するデータ91f、の少なくとも1つを含む。ここで、フォーカシングレンズ361aの移動制御とは、フォーカス駆動制御などであり、フォーカシングレンズ361aの移動制御に用いる情報とは、カメラボディ2でフォーカス駆動指示の作成の際に考慮され得る情報である。また、フォーカシングレンズ361aの移動制御に用いる情報とは、自動焦点調節の結果に影響を与え得る情報であればよく、実際にカメラボディ2で考慮されるか否かによらない。
本実施形態では、ズームトラッキング中は一律にフォーカシングレンズ361aが設計された位置にないことを示す識別子を選択して識別子の選択を容易に行うようにしたが、この限りではない。交換レンズ3は、フォーカシングレンズ361aが設計された位置にあるか否かをホットライン通信で送信することが可能であり、カメラボディ2はフォーカシングレンズ361aが設計された位置にないこと、つまり光学性能の低下の可能性を考慮した処理が可能である。
また、複数のフォーカシングレンズ363,364で焦点位置を調節する場合、フォーカシングレンズ363,364の光軸O方向の相対位置が設計された位置と異なると、レンズ側制御部330は撮影距離を定義することができず、データ91aの信頼性が低下する。つまり、図2で、焦点距離Wから焦点距離Mを経由して焦点距離Tにズーム操作された場合、フォーカシングレンズ363は光学性能優先時の移動軌跡と速度優先時の移動軌跡とが一致するので、P(0,W)からP(0,M)を経由してP(0,T)へ移動し、光軸O方向の位置を示す数値が0のまま変化しない。一方、フォーカシングレンズ364は光学性能優先時の移動軌跡と速度優先時の移動軌跡とが一致せず、ズームトラッキングなど速度優先で移動する場合、P´(0,W)からP´(191,M)を経由してP´(0,T)へ移動し、光軸O方向の位置を示す数値が0から191などに変化する。すると、フォーカシングレンズ363とフォーカシングレンズ364とで、光軸O方向の位置を示す数値が一致せず、撮影距離を定義することができない。このような場合、レンズ側制御部330は、データ91aを制限範囲上下限の値に決定し、データ91dをズームトラッキング中を示す識別子とし、データ91bを位置情報無効を示す識別子とする。本実施形態では、複数のフォーカシングレンズ363,364を備える場合は、ズームトラッキング中は一律にデータ91bで位置情報無効を示す識別子を選択して識別子の選択を容易に行うようにしたが、この限りではない。
ここで、ズーム操作される場合、焦点距離を変えつつ撮影距離を変えないために、いわゆるズームトラッキングを行う必要がある。図7に、焦点距離(ワイドが0に相当し、テレが5に相当)と撮影距離(無限遠がL0に相当し、至近がL4に相当)とフォーカシングレンズ361aの光軸O方向の位置(設計値)との関係を示す。レンズ側記憶部350には、焦点距離0~5毎に、撮影距離とフォーカシングレンズ361aの光軸O方向の位置との関係を示すテーブルが記憶されている。本実施形態において、フォーカシングレンズ361aの光軸O方向の位置は、レンズ駆動部370aのパルス数に相当する数値で表される。例えば、レンズ駆動部370aは、ズーム操作前にフォーカシングレンズ361aが図7のP(0,1)にあった場合、ズームトラッキングで、フォーカシングレンズ361aを図7のP(0,2)、P(0,3)、…などの位置に移動させなければならない。このように、ズーム操作されるとズームトラッキングを行う必要があり、ズームトラッキング中はフォーカシングレンズ361aを速度優先で移動させる可能性がある。その場合、例えば、フォーカシングレンズ361aを図7のP(0,1)とP(0,5)を結んだ直線上を通るように移動させると、曲線L0上の設計された位置を通らず、撮像光学系360の光学性能が低下するおそれがある。しかしながら、本実施形態によれば、カメラボディ2はホットライン通信でズーム操作中を認識し、フォーカシングレンズ361aが設計された位置にない可能性があることを認識することができる。
また、カメラボディ2が送信する駆動指示を認識するためのID番号などをデータ91に含めることとしてもよい。交換レンズ3が、カメラボディ2からの駆動指示に基づいて駆動制御されている場合、当該駆動指示のコマンドパケット402に含まれるID番号などを、データ91に含めることとしてもよい。フォーカス駆動指示など、カメラボディ2から周期的に同じ種類の駆動指示を送信する場合でも、どのタイミングで出力された駆動指示に基づいて交換レンズ3が動作しているのかをカメラボディ2に送信することが可能である。
以下、ズームトラッキングを伴う自動焦点調節の一例について図8を用いて説明する。図8は、自動焦点調節のタイミングを例示するタイミングチャートである。図8は、ライブビュー画像と呼ばれるモニター用画像を撮像する動作を、例えば1/60秒のフレームレート毎に繰り返す例である。
図8のタイミングチャートの前に、ホットライン通信が開始されており、時刻t61,62、…の周期的にホットラインデータ90が交換レンズ3からカメラボディ2に送信されているものとする。また、図8の時刻t61で、交換レンズ3は動作ID2のフォーカス駆動指示を実行中であり、ユーザによりズーム操作環375が操作されているものとする。時刻t61からズーム操作環375は回転操作され続けて撮影距離が変化し続け、時刻t65、t71でズーム操作環375の操作信号が出力されてレンズ側制御部330の認識する焦点距離が階段状に変化する。また、図8では被写体とカメラボディ2との距離は変化せず、フォーカシングレンズ361aはズーム操作環375の操作に伴うズームトラッキングにより光軸O方向の位置を調整されるものとする。また、図8では、データ91aの位置情報は、至近端0~無限端255の数値で表すこととしたので、レンズ側制御部330の認識する焦点距離が階段状に変化する時刻t65の直後(時刻t65´)では、フォーカシングレンズ361aの光軸O方向の位置が変わっていなくてもデータ91aの数値が大幅に変化する。
時刻t64までは、焦点距離2かつ撮影距離L0で、図7のP(0,2)に示す位置にフォーカシングレンズ361aが位置している場合、フォーカシングレンズ361aの位置情報としてのデータ91aの値は0となる。従って、時刻t64まではデータ91aの値は0となる。
次に、フォーカシングレンズ361aの位置が変化しないまま時刻t65で焦点距離が1に変化した場合、参照するテーブルの変化により、データ91aの値は、図7のP(0,2)に相当する0からP(1,1)に相当する63に変化し、時刻t65´で送信されるデータ91aの数値は急激に変化する。つまり、レンズ側制御部330は、焦点距離1のテーブルを参照して撮影距離はL1に変化したと認識する。そして、レンズ側制御部330は、ズームトラッキングでズーム操作前の撮影距離L0に戻すために、フォーカシングレンズ361aをデータ91aの値が0に相当するP(0,1)に移動させる。時刻t65´からt66の間にズームトラッキングが行われ、データ91aの値は63から0に変化する。
また、ホットライン通信の周期とコマンドデータ通信のタイミングとがずれるほど、ズーム操作の検出を示すデータ91eの送信のタイミング(t65)とズームトラッキング開始のタイミング(t65´)とがずれてしまうこともあるが、本実施形態の場合、ズームトラッキング開始を示すデータ91dやデータ91aの他に、データ91eも送信可能であるので、カメラボディ2はズームトラッキング動作をより精度よく認識することが可能である。
ボディ側制御部230の第1算出部231は、ホットライン通信で送信されるホットラインデータ90に基づいて、フォーカシングレンズ361aの位置を算出し、第2算出部232に出力する。第2算出部232は、入力されたデフォーカス量とフォーカシングレンズ361aの位置(現在位置)とにより、フォーカシングレンズ361aの駆動量を算出する。
ここで、本実施形態では、時刻t63までの蓄積で出力された焦点検出用画素信号に基づいて駆動量を算出する場合、蓄積時間に含まれる時刻t61、t62、…で示すホットライン通信で送信されるフォーカシングレンズ361aの位置情報を少なくとも一つ用いる。このように、蓄積時間に含まれる時刻のフォーカシングレンズ361aの位置情報を用いてフォーカシングレンズ361aの駆動量を算出できるので、焦点調節の精度が向上する。ボディ側制御部230は、時刻t63までの蓄積で出力された焦点検出用画素信号と時刻t61~t63の間のホットラインデータ90に基づく駆動量を、時刻t64のコマンドデータ通信で動作ID4のフォーカス駆動指示として送信する。
次に、時刻t63~t64の間の蓄積で出力された焦点検出用画素信号に基づいて駆動量を算出する場合、蓄積時間に含まれる時刻t61、t62、…で示すホットライン通信で送信されるフォーカシングレンズ361aの位置情報を少なくとも一つ用いる。また、ボディ側制御部230は、蓄積後から算出完了までの間(例えば時刻t65)で、ホットライン通信でズーム操作環375が操作されていることを示すデータ91eを受信すると、データ91eに含まれるズーム操作環375の操作方向の識別子を考慮して、参照する撮像光学系360の焦点距離のテーブルを変更する。したがって、ボディ側制御部230は、時刻t65以降は、変更後の焦点距離のテーブルに応じて駆動量を算出することができ、次のフォーカス駆動指示の精度を向上させることができる。
本実施形態によれば、時刻t63、t64、t67、t68、t70、t73で示すように、ボディ側制御部230は、蓄積毎に動作IDを付してフォーカス駆動指示を送信する。交換レンズ3は、新たな動作IDのフォーカス駆動指示に基づいてフォーカシングレンズ361aの駆動を開始させ、実行中の動作IDをホットライン通信で送信する。ここで、図8では図示省略するが、カメラボディ2は、蓄積毎にコマンドデータ通信を行って焦点検出処理に必要な焦点距離などの情報を交換レンズ3から取得するものとしてもよい。また、動作IDや動作状況は、コマンドデータ通信とホットライン通信との両方でカメラボディ2に送信することとしてもよい。
ボディ側制御部230は、時刻t64~t67に蓄積された焦点検出用画素信号に基づくフォーカシングレンズ361aの駆動量算出時には、ズームトラッキング中であることを示すデータ91dまたはフォーカス駆動指示を実行できない状態であることを示すデータ91fを含むホットラインデータ90の位置情報(データ91a)を用いずに駆動量を算出してもよい。つまり、ボディ側制御部230は、時刻t64~t65、t66~t67の間に送信された信頼性の高い位置情報を用いて駆動量を算出してもよい。または、ボディ側制御部230は、時刻t64~t67に蓄積された焦点検出用画素信号に基づくフォーカス駆動指示に、信頼性の低い位置情報から作成されたフォーカス駆動指示であることを示す情報(図8の「不適」)を付して交換レンズ3に出力してもよい。その場合、交換レンズ3は、受信したフォーカス駆動指示を破棄し、動作IDは一つ前の動作ID5のままとして時刻t69に動作IDが完了したことを示してもよい。また、ボディ側制御部230は、焦点検出用画素信号の蓄積された時刻t64~t67の間に、信頼性の低い位置情報のホットラインデータが含まれる場合、次のコマンドデータ通信のタイミングでのフォーカス駆動指示を出力しないこととしてもよい。
カメラボディ2は、ホットライン通信で、移動部材の位置情報と、移動部材の移動状態または位置情報の信頼性とを受信するので、移動状態または信頼性の少なくとも一方を容易に考慮して移動部材の移動制御を行うことができる。
カメラボディ2は、移動状態または信頼性の少なくとも一方に基づいて、交換レンズ3への指示をコマンドデータ通信で送信するか否かを判断できるので、交換レンズ3への指示の要否判断が容易になるとともに、不要な指示を送信することを防止して通信処理の負担を軽減させることもできる。
カメラボディ2は、フォーカシングレンズ361aの位置情報と、フォーカシングレンズ361aの移動状態または位置情報の信頼性とをホットライン通信で毎回受信するので、フォーカシングレンズ361aの駆動に関する指示を容易に作成することができる。
カメラボディ2は、ホットライン通信でズーム操作があったことを受信するので、コマンドデータ通信よりも早いタイミングでズーム操作を認識することが可能であり、ズーム操作後の焦点距離に応じたフォーカスレンズ361aの位置を認識することができ、フォーカス駆動指示の精度を向上させることができる。
カメラボディ2は、蓄積中に受信したホットラインデータ90の中から信頼性が所定以上の位置情報を用いて交換レンズ3への指示を作成できるので、交換レンズ3への指示の精度を向上させることができる。また、カメラボディ2は、蓄積中に受信したホットラインデータ90に含まれる移動状態または信頼性を、交換レンズ3への指示に付加して送信することも可能である。交換レンズ3は、移動状態または信頼性を考慮して指示を実行する(または指示を破棄する)ことが可能である。したがって、カメラボディ2と交換レンズ3との少なくとも一方で、移動状態または信頼性を考慮した制御を行うことができ、交換レンズ3とカメラボディ2との処理負担の差を小さくすることができる。交換レンズ3は、カメラボディ2からの指示に移動部材が移動していることを示す情報が含まれている場合、例えば、最新の焦点距離に応じたテーブルを参照してフォーカシングレンズ361aの移動量を補正することも可能である。
上記の説明では、ホットライン通信においてDMA機能を用いる例を説明した。DMA機能を用いる代わりに、CPUを介在させてホットラインデータ90を生成してもよい。変形例1では、HDATA信号の送信はレンズ側第2通信部340bにより行われ、ホットラインデータ90の生成はレンズ側制御部330により行われる。このように構成することによって、DMA機能を用いなくてもホットライン通信とホットラインデータ90の生成とを並列に行うことができる。ただし、ホットラインデータ90の生成は、ホットライン通信の1周期を超えない期間に行われる。
上述のホットライン通信の例では、HCLK信号線とHDATA信号線の2本のみを用いたクロック同期式通信のデータ転送方向を、交換レンズ3からカメラボディ2への1方向とする例を示したが、さらにもう1本信号ラインを追加して、双方向にデータ転送可能としても構わない。あるいは、HDATA信号線の入出力を切り替え可能に構成することにより、双方向にデータ通信を行うように構成しても構わない。
データ91dは、上記の実施形態でズームトラッキング中か否かを示す識別子や速度優先で移動していることを示す識別子を含むとして説明したが、この限りではない。フォーカシングレンズ361aが設計された位置にないときの他の例として、レンズ駆動部370aの初期化処理中、交換レンズ3内でのエラー発生中、焦点調節以外の理由でフォーカシングレンズ361aを駆動している間、等がある。
データ91bは、上記の実施形態で、複数のフォーカシングレンズ363,364を備えかつズームトラッキング中は信頼性が無いことを示す識別子を含むものとして説明したが、この限りではない。データ91bは、データ91aの信頼性に応じた数値を含むものとしても良く、1つのフォーカシングレンズの位置情報の有効または無効を示す識別子を含むものとしても良い。また、レンズ側制御部330は、フォーカシングレンズの数に限られず、撮影距離に相当する情報(本実施形態では0~255の数値で示す)が判断不可な状態の際に、データ91dで「無効」を示す識別子を含むものとしてもよい。
カメラボディ2は、所定数のデータ91bに「無効」を示す識別子が含まれている場合、デフォーカス量の算出や駆動量の算出を行わずに演算処理を軽くするものとしてもよい。
Claims (8)
- 光学系を備える交換レンズが着脱可能なカメラボディであって、
前記交換レンズからデータを周期的に受信する第二通信を行う第二通信部と、
少なくとも前記第二通信部で受信した前記データを用いて、前記交換レンズへの指示を作成する作成部と、
前記交換レンズとの間で第一通信を行い、前記指示を前記交換レンズに送信する第一通信部と、を備え、
前記データは、前記交換レンズ内の移動部材の位置を示す位置情報を含み、
前記データは、前記移動部材の移動状態と、前記位置情報の信頼性と、の少なくとも一方を含み、
前記カメラボディは、前記移動状態と前記信頼性との少なくとも一方に基づいて、前記第一通信部による前記指示の送信可否を判断する判断部を更に備える、
カメラボディ。 - 前記作成部は、所定以上の前記信頼性を含む前記データに含まれる前記位置情報を用いて前記指示を作成し、所定未満の前記信頼性を含む前記データに含まれる前記位置情報は用いずに前記指示を作成する、請求項1に記載のカメラボディ。
- 光学系を備える交換レンズが着脱可能なカメラボディであって、
前記交換レンズからデータを周期的に受信する第二通信を行う第二通信部と、
少なくとも前記第二通信部で受信した前記データを用いて、前記交換レンズへの指示を作成する作成部と、
前記交換レンズとの間で第一通信を行い、前記指示を前記交換レンズに送信する第一通信部と、を備え、
前記データは、前記交換レンズ内の移動部材の位置を示す位置情報と、前記移動部材の移動状態または前記位置情報の信頼性の少なくとも一方を含み、
前記作成部は、所定以上の前記信頼性を含む前記データに含まれる前記位置情報を用いて前記指示を作成し、所定未満の前記信頼性を含む前記データに含まれる前記位置情報は用いずに前記指示を作成する、
カメラボディ。 - 撮像面において前記光学系により結像される被写体像を撮像する撮像部を備え、
前記作成部は、前記撮像面と前記光学系の結像位置とのずれに関する情報に基づいて前記指示を作成する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカメラボディ。 - 前記移動状態は、前記移動部材の移動の有無を示し、
前記作成部は、前記移動状態が前記移動部材の移動があることを示す場合、前記移動部材の移動により変化した前記光学系の焦点距離に基づいて前記指示を作成する、請求項1から4のいずれか一項に記載のカメラボディ。 - 前記作成部は、前記移動状態または前記信頼性に基づく情報を含めるように、前記指示を作成する、請求項1から5のいずれか一項に記載のカメラボディ。
- カメラボディに着脱可能な、光学系を備える交換レンズであって、
前記交換レンズ内で移動可能な移動部材と、
前記カメラボディとの間で第一通信を行い、前記移動部材の移動に関する指示を前記カメラボディから受信する第一通信部と、
前記カメラボディに対してデータを周期的に送信する第二通信を行う第二通信部と、
を備え、
前記データは、前記移動部材の位置を示す位置情報を含み、
前記データは、前記移動部材の移動状態と、前記位置情報の信頼性と、の少なくとも一方を含み、
前記指示は、前記指示が作成された際の前記移動状態または前記信頼性の少なくとも一方に関する情報を含み、
前記移動状態と前記信頼性との少なくとも一方に関する情報に基づいて、前記指示を実行するか否かを判断する判断部を備える、
交換レンズ。 - 前記指示に基づいて、前記移動部材の移動量を決定する決定部を備える、請求項7に記載の交換レンズ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018137273A JP7205096B2 (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | カメラボディおよび交換レンズ |
JP2022209210A JP2023029467A (ja) | 2018-07-20 | 2022-12-27 | カメラボディ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018137273A JP7205096B2 (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | カメラボディおよび交換レンズ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022209210A Division JP2023029467A (ja) | 2018-07-20 | 2022-12-27 | カメラボディ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020013089A JP2020013089A (ja) | 2020-01-23 |
JP7205096B2 true JP7205096B2 (ja) | 2023-01-17 |
Family
ID=69169835
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018137273A Active JP7205096B2 (ja) | 2018-07-20 | 2018-07-20 | カメラボディおよび交換レンズ |
JP2022209210A Pending JP2023029467A (ja) | 2018-07-20 | 2022-12-27 | カメラボディ |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022209210A Pending JP2023029467A (ja) | 2018-07-20 | 2022-12-27 | カメラボディ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7205096B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017138452A (ja) | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 株式会社ニコン | 交換レンズおよびカメラボディ |
JP2017167540A (ja) | 2011-09-12 | 2017-09-21 | 株式会社ニコン | 交換レンズ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0542411Y2 (ja) * | 1987-05-31 | 1993-10-26 | ||
JP2011149970A (ja) * | 2008-05-16 | 2011-08-04 | Panasonic Corp | 撮像装置システム及びカメラ本体、交換レンズ |
-
2018
- 2018-07-20 JP JP2018137273A patent/JP7205096B2/ja active Active
-
2022
- 2022-12-27 JP JP2022209210A patent/JP2023029467A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017167540A (ja) | 2011-09-12 | 2017-09-21 | 株式会社ニコン | 交換レンズ |
JP2017138452A (ja) | 2016-02-03 | 2017-08-10 | 株式会社ニコン | 交換レンズおよびカメラボディ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023029467A (ja) | 2023-03-03 |
JP2020013089A (ja) | 2020-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5447364B2 (ja) | 交換レンズ、カメラボディおよびカメラシステム | |
JP6508402B1 (ja) | 交換レンズ | |
JP2010009009A (ja) | 撮像システム並びにカメラ本体及び交換レンズ | |
CN111756981B (zh) | 摄像设备和配件设备及其控制方法以及摄像系统 | |
JP2013242350A (ja) | 撮像装置、レンズ装置および撮像システム | |
JP6809554B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2013020021A (ja) | シャッタ制御装置 | |
US10942425B2 (en) | Accessory device, camera, and storage medium | |
EP3598225B1 (en) | Interchangeable lens and method of transmitting data | |
WO2020017598A1 (ja) | アダプター | |
JP7205096B2 (ja) | カメラボディおよび交換レンズ | |
WO2020017461A1 (ja) | カメラアクセサリおよび情報送信方法 | |
JP7222397B2 (ja) | カメラアクセサリおよび情報送信方法 | |
JP7107294B2 (ja) | カメラボディおよびカメラシステム | |
JP7172806B2 (ja) | カメラボディ及びカメラシステム | |
JP2020013050A (ja) | 撮影パラメータ調整装置、それを備えたレンズユニット、撮影パラメータ調整システム、及び撮影パラメータの調整方法 | |
JP5853516B2 (ja) | マニュアルフォーカス式の交換レンズおよびカメラシステム | |
WO2020017398A1 (ja) | 交換レンズおよび移動部材の停止方法 | |
JP2017181832A (ja) | アクセサリ装置、撮像装置およびこれらの制御方法 | |
JP6768419B2 (ja) | アクセサリ装置、撮像装置および通信制御プログラム | |
JP6119826B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP6429485B2 (ja) | 撮像装置、通信制御方法および撮像システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20210423 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210608 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210715 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220419 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220620 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7205096 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |