JP7204924B2 - エアロゾル生成装置 - Google Patents

Description

本発明は、エアロゾル生成装置に係り、さらに詳細には、エアロゾル生成物品の一端部と接触する変形誘導部を含むエアロゾル生成装置に関する。

最近、伝統的なシガレットの代替手段に関する必要性が増加している。例えば、シガレットを燃焼させ、エアロゾルを生成させる方法ではない、シガレットまたはカートリッジ内のエアロゾル生成物質を加熱することにより、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置に係わる需要が増加している。これにより、加熱式シガレット及び加熱式カートリッジに係わる研究が活発に進められている。

ユーザは、エアロゾル生成物品をエアロゾル生成装置に挿入し、エアロゾルを吸い込むことができる。使い捨て用として作製されたエアロゾル生成物品は、エアロゾル生成装置に最初挿入され、１回使用後、廃棄されることが一般的である。

しかし、一部のユーザは、使用されたエアロゾル生成物品を廃棄せず、再挿入する場合がある。エアロゾル生成物品の再使用は、エアロゾル生成物品から生成されたエアロゾルの香味を変化させてユーザに不快感を与えてしまう。

したがって、エアロゾル生成物品の再使用を防止する必要がある。

本発明が解決しようとする課題は、エアロゾル生成物品の最初挿入時、エアロゾル生成物品の少なくとも一部を変形させることで、エアロゾル生成物品の再使用を検知し、防止するエアロゾル生成装置を提供することである。

本発明が解決しようとする技術的課題は、前記のような技術的課題に限定されず、以下の実施例からさらに他の技術的課題が類推されうる。

一実施例によるエアロゾル生成装置は、開口を介して、エアロゾル生成物品を収容する収容部；及び前記エアロゾル生成物品が前記収容部に挿入されるとき、前記エアロゾル生成物品の一端部と接触して変形する変形誘導部；を含んでもよい。

前記変形誘導部は、球(sphere)の一部、角錐(pyramid)、円錐(cone)、角錐台(truncated pyramid)、円錐台(truncated cone)、または尖端部を有するロッド(rod)の形状を有することができる。

前記変形誘導部の最大直径は、前記エアロゾル生成物品の前記一端部に形成された孔の最小直径よりも大きくなり、前記エアロゾル生成物品が前記収容部に挿入されるとき、前記変形誘導部が前記孔に挿入されて前記エアロゾル生成物品の一端部を変形させうる。

エアロゾル生成装置は、前記エアロゾル生成物品の前記一端部の変形を検知するセンサ部をさらに含んでもよい。

前記センサ部は、前記変形誘導部と隣接して配置されうる。

前記センサ部は、前記エアロゾル生成物品の前記一端部に向かって光または超音波を放出する放出部；及び前記放出部から放出された後、前記エアロゾル生成物品の前記一端部から反射される光または超音波を受信する検知部；を含んでもよい。

前記エアロゾル生成物品の前記一端部の変形が検知されたことに基づいて前記センサ部が変形検知信号を生成することができる。

変形されていない端部を有する前記エアロゾル生成物品が挿入されるとき、前記変形誘導部は、第１圧力で加圧され、変形された端部を有する前記エアロゾル生成物品が挿入されるとき、前記変形誘導部は、第２圧力で加圧され、前記第１圧力は、前記第２圧力よりも大きい。

前記変形誘導部は、前記第２圧力で加圧されることに基づいて変形検知信号を生成することができる。

前記変形誘導部は、前記変形誘導部に加えられる圧力を測定する圧力センサを含み、前記変形誘導部が前記第２圧力で加圧されることを測定する前記圧力センサに基づいて前記変形誘導部は、変形検知信号を生成することができる。

エアロゾル生成装置は、前記変形検知信号に基づいて前記エアロゾル生成装置を制御する制御部をさらに含んでもよい。

エアロゾル生成装置は、前記変形検知信号の受信に基づいて前記制御部は、前記エアロゾル生成装置の作動を遮断することができる。

前記変形検知信号の受信に基づいて、前記制御部は、前記エアロゾル生成物品の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成することができる。

エアロゾル生成装置は、振動部、スピーカ部、及びディスプレイ部のうち、少なくとも１つを含み、前記アラーム信号によって振動、音、及び光信号のうち、少なくとも１つを出力するアラーム部をさらに含んでもよい。

本発明のエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品の最初挿入時、エアロゾル生成物品の一端部と接触する変形誘導部を通じて、エアロゾル生成物品の一端部を変形させる。エアロゾル生成物品の一端部が変形されることで、エアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品の再使用を検知することができる。

エアロゾル生成物品の再使用が検知される場合、エアロゾル生成装置の作動が遮断されうる。または、エアロゾル生成装置に設けられたアラーム部を通じてユーザにエアロゾル生成物品の再使用を知らせることができる。

エアロゾル生成物品の再使用によって誘発されるエアロゾルの香味変化によるユーザの満足度の減少を防止することができる。

一実施例に係わるエアロゾル生成装置とエアロゾル生成装置に挿入されるエアロゾル生成物品を概略的に示す断面図である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置の変形誘導部の断面図である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置の変形誘導部の断面図である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置の変形誘導部の断面図である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置の変形誘導部の断面図である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置の変形誘導部の断面図である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置に最初挿入後、エアロゾル生成物品の一端部がどのように変形されるかを概略的に示す図面である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置に最初挿入後、エアロゾル生成物品の一端部がどのように変形されるかを概略的に示す図面である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置に最初挿入後、エアロゾル生成物品の一端部がどのように変形されるかを概略的に示す図面である。 実施例に係わるエアロゾル生成装置に最初挿入後、エアロゾル生成物品の一端部がどのように変形されるかを概略的に示す図面である。 一実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。 他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。 他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。 さらに他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。 さらに他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。

実施例で使用される用語は、本実施例での機能を考慮しながら、可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは、当分野に係わる技術者の意図、判例、または新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、該当する実施例の説明部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本実施例で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と本実施例の全般にわたる内容に基づいて定義されねばならない。

明細書全体である部分がある構成要素を「含む」または「含む。」とするとき、これは、特に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに具備することができることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」などの用語は、少なくとも１つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、ハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。

明細書全体において、「実施例」は、本明細書で発明的概念を明確に説明するためのものであって、実施例それぞれが互いに排他的である必要はない。例えば、一実施例に開示された構成は、他の実施例に適用及び具現され、この際、本明細書の範囲を外れない限度で変更されて適用及び具現されうる。

一方、本明細書で使用された用語は、実施例を説明するためのものであり、本実施例を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は、文言で特に言及しない限り、複数形も含む。

明細書全体において構成要素の「長手方向」は、構成要素が構成要素の一方向軸に沿って延びる方向でもあり、この際、構成要素の一方向軸は、一方向軸を横切る他方向軸よりも構成要素がさらに長く延びる方向を意味する。

ここで、使用される要素のリストの前に位置する「少なくとも１つの」のような表現は、要素の全体リストを修飾するものであり、リストの個別要素を修飾するものではない。例えば、「ａ、ｂ、及びｃの少なくとも１つ」は、「ａ」単独、「ｂ」単独、「ｃ」単独、「ａ及びｂ両方」、「ａ及びｃ両方」、「ｂ及びｃ両方」、または「ａ、ｂ及びｃいずれも」を含むものと理解されねばならない。

１つの要素や層が他の要素や層の「上方に」、「上に」、「連結された」、「結合された」と言及するとき、１つの要素や層が他の要素や層の直上に、上に、上部に、連結されるか、または結合されうる。逆に、１つの要素が他の要素や層の「直ぐ上に」、「直上に」、「直接上部に」、「直接連結された」、または「直接結合された」と言及するときには、中間に介在された要素や層が存在しない。全体として同じ番号は、同じ要素を指示する。

以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、多様な互いに異なる形態にも具現され、ここで説明する実施例に限定されない。

図１は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１００とエアロゾル生成装置１００に挿入されるエアロゾル生成物品２００を概略的に示す断面図である。

エアロゾル生成装置１００は、開口を介してエアロゾル生成物品２００を収容する収容部１１０及びエアロゾル生成物品２００が収容部１１０に挿入されたとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０と接触する変形誘導部１２０を含む。

エアロゾル生成装置１００の変形誘導部１２０は、エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に最初に挿入されたとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０を変形させる。

エアロゾル生成物品２００と収容部１１０は、互いに対応する形状を有することができる。例えば、エアロゾル生成物品２００が円柱状を有するとき、収容部１１０もエアロゾル生成物品２００を収容するように円柱状でもある。但し、エアロゾル生成物品２００及び収容部１１０の形状は、それに制限されず、必要によって変更されうる。

エアロゾル生成装置１００は、変形誘導部１２０を含む。変形誘導部１２０は、例えば、収容部１１０の底面部に形成されうる。変形誘導部１２０は、収容部１１０の長手方向に沿って収容部１１０の底面部から延びた部分でもある。例えば、変形誘導部１２０は、収容部１１０の底面部から所定距離ほど突出した突出部でもある。

変形誘導部１２０は、弾性を有する材料を含んでもよい。変形誘導部１２０が加圧されるとき、変形誘導部１２０は、所定部分圧縮されうる。変形誘導部１２０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０を変形させうるように所定範囲以上の剛性を有することができる。

変形誘導部１２０は、エアロゾル生成物品２００が挿入されたとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０と接触することができる。変形誘導部１２０が収容部１１０の底面部に形成されるとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、エアロゾル生成物品２００のうち、収容部１１０の底面に面する部分でもある。

エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に最初に挿入されたとき、変形誘導部１２０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０と接触することで、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０を変形させうる。すなわち、変形誘導部１２０がエアロゾル生成物品２００の一端部２１０を変形させうるように所定範囲以上の剛性を有することにより、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、変形誘導部１２０と接触するとき、変形誘導部１２０から外力を受ける。変形誘導部１２０からの外力によって、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が変形されうる。

例えば、エアロゾル生成物品２００が円柱状であり、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が円柱の底面部分であるとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０である円柱の底面は、変形誘導部１２０と接触することができる。変形誘導部１２０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０である円柱の底面を通じて、エアロゾル生成物品２００内に挿入されうる。変形誘導部１２０の挿入は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０を圧縮させ、これにより、一端部２１０が変形されうる。

エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の断面積は、変形誘導部１２０の断面積よりも大きくなる。これにより、変形誘導部１２０がエアロゾル生成物品２００の一端部２１０に完全に挿入されうる。

図２Ａないし図２Ｅは、一実施例に関するエアロゾル生成装置１００の変形誘導部１２０の例示的態様を示す断面図である。

変形誘導部１２０が有する例示的形状が図２Ａないし図２Ｅに図示される。変形誘導部１２０は、例えば、図２Ａのように球の一部でもあり、半球形状でもある。

変形誘導部１２０は、例えば、図２Ｂに図示されたように収容部１１０の長手方向に沿って延びる円錐または角錐でもある。

変形誘導部１２０は、例えば、図２Ｃのように、内部に中空を有する円錐または角錐状を有することができる。この際、中空は、円柱状でもあり、エアロゾル生成装置１００の構成要素または電気的連結のための電線が中空を通過して収容部１１０に延びる。変形誘導部１２０は、例えば、図２Ｄのように、円錐台(truncated cone)をまたは角錐台(truncated pyramid)形状でもある。収容部１１０の長手方向に沿って円錐台または角錐台が延びる。すなわち、エアロゾル生成物品２００と接触する変形誘導部１２０は切頭体形状(frustum shape)でもある。

変形誘導部１２０は、例えば、図２Ｅのように、尖端部(pointed tip)を有するロッド形状でもある。例えば、変形誘導部１２０は、円錐または角錐と円柱(cylinder)または角柱(prism)を併合した形状を有することができる。例えば、収容部１１０の底面から円柱が延び、円錐が円柱の上部で円柱と結合されうる。

図３Ａ、図３Ｂ、図３Ｃ、及び図３Ｄは、一実施例に係わるエアロゾル生成装置に最初挿入後、エアロゾル生成物品の一端部がどのように変形されるのであるかを概略的に示す図面である。

図３Ａ及び図３Ｂに図示された例において、一端部２１０に孔２１５が形成されたエアロゾル生成物品２００がエアロゾル生成装置１００に最初に挿入される。

図３Ａ及び図３Ｂに図示されたように、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０には孔２１５が形成されうる。孔２１５は、エアロゾル生成物品２００の内部に形成されうる。エアロゾル生成物品２００の一端部２１０からエアロゾル生成物品２００の他端部に向かって所定距離ほど延設された空間でもある。孔２１５の形状及び大きさは、必要によって変更されうる。孔２１５は、エアロゾル生成物品２００の種類によって互いに異なる形状及び大きさを有することができる。

一端部２１０に孔２１５が形成されたエアロゾル生成物品２００がエアロゾル生成装置１００に最初に挿入されれば、孔２１５の大きさが変化されることで、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が変形されうる。例えば、エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に最初挿入されるとき、変形誘導部１２０が孔２１５内部に挿入されうる。変形誘導部１２０の最大直径は孔２１５の最小直径よりも大きくなる。変形誘導部１２０と孔２１５の直径差によって孔２１５の大きさは、増加する。孔２１５の大きさによって、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が変形されうる。

図３Ｃ及び図３Ｄは、他の実施例に係わるエアロゾル生成装置に最初挿入後、エアロゾル生成物品の一端部がどのように変形されるかを概略的に示す図面である。

図３Ｃ及び図３Ｄに図示された例において、一端部２１０に孔が形成されていないエアロゾル生成物品２００がエアロゾル生成装置１００に最初に挿入される。

図３Ｃ及び図３Ｄに図示されたように、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、閉塞された形状でもある。エアロゾル生成物品２００がエアロゾル生成装置１００に最初に挿入されれば、変形誘導部１２０がエアロゾル生成物品２００の一端部２１０を通じて、エアロゾル生成物品２００の内部に挿入されうる。したがって、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０に陥没部が形成されうる。陥没部は、変形誘導部１２０の形状に対応するように形成されうる。陥没部の形成によって、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が変形されうる。

図４は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置１００の断面図である。

本実施例に係わるエアロゾル生成装置１００は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の変形を検知するセンサ部１３０をさらに含んでもよい。

エアロゾル生成物品２００の最初挿入及び再挿入の検知は、多様な方式で実行されうる。エアロゾル生成装置１００は、例えば、エアロゾル生成物品２００と接触する変形誘導部１２０を通じて、または収容部１１０に装着されるインダクタンスセンサ（図示せず）を通じて、エアロゾル生成物品２００の挿入有無を判断する。

図３Ａ及び図３Ｂを参照すれば、エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に最初に挿入されるとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、変形誘導部１２０と接触しながら変形されうる。最初挿入によって、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が変形された後、エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に再挿入される場合、センサ部１３０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の変形を検知することができる。

一例示として、センサ部１３０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の高さを測定することで、一端部２１０の変形を検知することができる。エアロゾル生成物品２００の最初に挿入されるとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０には、変形誘導部１２０の形状に対応するように陥没部が形成されうる。

陥没部の高さは、エアロゾル生成物品２００の中心からの距離によっても異なる。例えば、陥没部の高さは、エアロゾル生成物品２００の中心で最も大きく、エアロゾル生成物品２００の中心から遠くなるほど低くなる。エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に再挿入されるとき、センサ部１３０は、形成された陥没部の各部分の高さ差を測定することで、一端部２１０の変形を検知することができる。

他の例示として、センサ部１３０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の形状を測定することで、一端部２１０の変形を検知することができる。エアロゾル生成物品２００の形状は、既設定の形状であって、例えば、円柱状であり、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、円柱の底面に対応する形状を有することができる。

エアロゾル生成物品２００の最初に挿入された後で、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の形状は、変形誘導部１２０の形状に対応する形状を有するように変形されうる。エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に再挿入されるとき、センサ部１３０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の既設定の形状と挿入時の形状とを比較することで、一端部２１０の変形を検知することができる。

センサ部１３０は、変形誘導部１２０と隣接して配置されうる。例えば、センサ部１３０は、変形誘導部１２０と共に、収容部１１０の底面部に配置され、変形誘導部１２０を中心に複数個配置されうる。

センサ部１３０は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０に向かって光または超音波を放出する放出部１３０ａ及び放出部１３０ａから放出された後、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０で反射される光または超音波を受信する検知部１３０ｂを含んでもよい。

エアロゾル生成物品２００が挿入されるとき、センサ部１３０の放出部１３０ａは、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０に向かって光または超音波を放出することができる。または、放出部１３０ａは、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０に向かって周期的に光または超音波を放出し、この際、光または超音波を放出する周期は、予め設定されうる。

放出部１３０ａから放出された光または超音波は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０から反射されうる。反射された光または超音波は、再びセンサ部１３０に向かい、センサ部１３０の検知部１３０ｂは、反射された光または超音波を受信することができる。

反射された光または超音波を受信した検知部１３０ｂは、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の変形を検知することができる。センサ部１３０は、一端部２１０の変形が検知される場合、変形検知信号を生成することができる。

エアロゾル生成装置１００は、バッテリ１６０及び制御部１５０をさらに含んでもよい。

バッテリ１６０は、エアロゾル生成装置１００の動作に用いられる電力を供給する。例えば、バッテリ１６０は、エアロゾル生成物品２００に熱を伝達するヒータ（図示せず）が加熱されるように電力を供給することができる。また、バッテリ１６０は、エアロゾル生成装置１００内に設けられるセンサ、モータなどの動作に必要な電力を供給することができる。

制御部１５０は、エアロゾル生成装置１００の動作を全般的に制御する。具体的に、制御部１５０は、バッテリ１６０を制御することで、エアロゾル生成装置１００を作動させうる。制御部１５０は、エアロゾル生成装置１００に含まれた他の構成の動作を制御することができる。また、制御部１５０は、エアロゾル生成装置１００の構成それぞれの状態を確認し、エアロゾル生成装置１００が動作可能な状態であるか否かを判断することもできる。

制御部１５０は、少なくとも１つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイとして具現され、汎用的なマイクロプロセッサと該マイクロプロセッサで実行可能なプログラムが保存されたメモリの組合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアとしても具現可能であるということを、本実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。

制御部１５０は、センサ部１３０と電気的に連結され、エアロゾル生成装置１００の全般的な作動を制御することができる。センサ部１３０がエアロゾル生成物品２００の一端部２１０の変形を検知する場合、センサ部１３０は、制御部１５０に変形検知信号を送信することができる。

変形検知信号は、エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に再挿入されるとき、生成されうる。一旦、エアロゾル生成物品２００が使用されれば、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、変形されうる。変形された一端部２１０を含むエアロゾル生成物品２００が収容部１１０に挿入されれば、センサ部１３０によって一端部２１０の変形が検知されうる。

センサ部１３０は、一端部２１０の変形を検知すれば、変形検知信号を生成し、それを制御部１５０に送信することができる。制御部１５０がセンサ部１３０から変形検知信号を受信する場合、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の再使用を検知し、エアロゾル生成装置１００の作動を遮断することができる。

他の例示として、センサ部１３０がエアロゾル生成物品２００の一端部２１０の変形を検知していないとき、センサ部１３０は、変形未検知信号を制御部１５０に送信することができる。変形未検知信号がセンサ部１３０から送信される場合、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の最初使用を認識し、エアロゾル生成装置１００が正常作動されるようにもしうる。

制御部１５０への変形検知信号の送信如何は、エアロゾル生成装置１００が正常作動される条件のうち、１つでもある。すなわち、センサ部１３０から制御部１５０への変形検知信号送信如何によって、エアロゾル生成装置１００の正常作動が決定されうる。

一例示として、センサ部１３０から制御部１５０に変形検知信号が送信される場合、制御部１５０は、エアロゾル生成装置１００の正常作動を遮断するために、バッテリ１６０の電力出力を制御することができる。

他の例示として、センサ部１３０から制御部１５０に変形検知信号が送信される場合、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成することができる。

そのために、エアロゾル生成装置１００は、アラーム部１４０をさらに含んでもよい。アラーム部１４０は、振動部、スピーカ部、及びディスプレイ部のうち、少なくとも１つでもあり、アラーム部１４０は、エアロゾル生成装置１００に装着され、エアロゾル生成装置１００の状態をユーザに知らせることができる。アラーム部１４０は、制御部１５０のアラーム信号によって振動、音、及び光信号のうち、少なくとも１つをユーザに伝達することができる。

例えば、エアロゾル生成装置１００にアラーム部１４０としてディスプレイ部が装着されうる。そのような場合、変形された一端部２１０を含むエアロゾル生成物品２００の再挿入によって変形検知信号が制御部１５０に送信され、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の再使用を知らせるアラーム信号を生成することができる。

制御部１５０によって生成されたアラーム信号は、以後アラーム部１４０であるディスプレイ部に送信され、ディスプレイ部は、ユーザにエアロゾル生成物品２００の再使用を知らせる視覚的情報を伝達することができる。この際、視覚的情報は、ユーザがエアロゾル生成物品２００の再使用を認識することができる所定のイメージまたはテキストでもある。

図５Ａ及び図５Ｂは、他の実施例に関するエアロゾル生成装置１００の断面図である。

本実施例に係わるエアロゾル生成装置１００の変形誘導部１２０は、変形誘導部１２０に加えられる加圧圧力によって、エアロゾル生成物品２００の最初挿入と再挿入を区分することができる。

エアロゾル生成物品２００が収容部１１０に最初に挿入されるとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０は、変形誘導部１２０と接触しながら変形されうる。エアロゾル生成物品２００の一端部２１０の変形は、変形誘導部１２０の形状に対応しうる。これにより、エアロゾル生成物品２００の最初挿入による一端部２１０の変形は、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が、以後、変形誘導部１２０に加える圧力を変更させうる。

すなわち、エアロゾル生成物品２００が最初に挿入されるとき、変形誘導部１２０は、一端部２１０から第１圧力で加圧され、エアロゾル生成物品２００の再挿入時変形誘導部１２０は、一端部２１０から第２圧力を加圧されうる。この際、第１圧力は、第２圧力よりも大きくなる。

第１圧力及び第２圧力は、エアロゾル生成物品２００の種類によって互いに異なってもいる。そのような場合、圧力の範囲は、予め決定され、エアロゾル生成装置１００の制御部１５０にデータとして保存されうる。

図５Ａに示されたように、変形誘導部１２０は、メンブレンスイッチ形態にも具現され、外圧によって圧縮されうる。

この際、変形誘導部１２０が第１圧力によって加圧されるとき、変形誘導部１２０は、所定範囲以上に圧縮されうる。変形誘導部１２０が所定範囲以上に圧縮される場合、変形誘導部１２０は、変形未検知信号を生成することができる。

変形誘導部１２０が第１圧力よりも小さな第２圧力によって加圧されるとき、変形誘導部１２０は、所定範囲内に圧縮されて変形検知信号を生成することができる。

例えば、変形誘導部１２０が第１圧力によって加圧されるとき、変形誘導部１２０の高さは、臨界値(threshold)以上の第１長さに圧縮され、変形誘導部１２０が第２圧力によって加圧されるとき、変形誘導部１２０の高さは、臨界値の未満の第２長さに圧縮されうる。臨界値は、反復実験を通じて決定され、エアロゾル生成物品２００の種類によって互いに異なってもいる。

変形誘導部１２０の高さが臨界値以上の高さになるように、変形誘導部１２０が圧縮されるとき、変形誘導部１２０は、変形未検知信号を生成することができる。一方、変形誘導部１２０の高さが臨界値未満になるように変形誘導部１２０が圧縮されるとき、変形誘導部１２０は、変形検知信号を生成することができる。例えば、変形誘導部１２０の高さが全く圧縮されなければ（すなわち、第２長さが０であれば）、変形誘導部１２０は、変形検知信号を生成することができる。

変形誘導部１２０で生成された変形検知信号は、制御部１５０に送信されうる。制御部１５０が変形誘導部１２０から変形検知信号を受信する場合、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の再使用を検知し、エアロゾル生成装置１００の作動を遮断することができる。

変形未検知信号の発生または変形検知信号の部材は、エアロゾル生成装置１００が正常作動される条件のうち、１つでもある。すなわち、変形誘導部１２０から制御部１５０への変形検知信号送信如何によって、エアロゾル生成装置１００の正常作動が決定されうる。

一例示として、変形誘導部１２０から制御部１５０に変形検知信号が送信される場合、エアロゾル生成装置１００の正常作動を遮断するために、制御部１５０は、バッテリ１６０の電力出力を制御することができる。

他の例示として、変形誘導部１２０から制御部１５０に変形検知信号が送信される場合、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成することができる。

変形検知信号による制御部１５０のアラーム信号生成及びアラーム信号によるアラーム部１４０の出力は、既に説明されたので、詳細な説明は、省略する。

図６Ａ及び図６Ｂは、さらに他の実施例に係わるエアロゾル生成装置１００の断面図である。

本実施例に係わるエアロゾル生成装置１００は、圧力を測定する圧力センサ１２７を含む。圧力センサ１２７によって測定された変形誘導部１２０が一端部２１０によって加圧される圧力が臨界圧力よりも小さい場合、変形誘導部１２０は、変形検知信号を生成することができる。

一実施例に係わるエアロゾル生成装置１００で圧力センサ１２７は、変形誘導部１２０に含まれる。そのような場合、圧力センサ１２７は、変形誘導部１２０が加圧される圧力を測定し、圧力センサ１２７によって測定された圧力が臨界圧力よりも小さいか否かが決定されうる。

測定された圧力が臨界圧力以上である場合、変形誘導部１２０は、変形未検知信号を生成することができる。一方、測定された圧力が臨界圧力未満である場合、変形誘導部１２０は、変形検知信号を生成することができる。

変形誘導部１２０で生成された変形検知信号は、制御部１５０に送信されうる。制御部１５０が変形誘導部１２０から変形検知信号を受信する場合、制御部１５０は、エアロゾル生成物品２００の再使用を検知し、エアロゾル生成装置１００の作動を遮断するか、エアロゾル生成物品２００の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成することができる。

アラーム信号の生成とそれによるアラーム部１４０の出力の動作は、既に説明されたので、詳細な説明は、省略する。

実施例に係わるエアロゾル生成装置１００は、エアロゾル生成物品２００が最初に挿入されるとき、エアロゾル生成物品２００の一端部２１０と接触する変形誘導部１２０を通じてエアロゾル生成物品２００の一端部２１０を変形させる。エアロゾル生成物品２００の一端部２１０が変形されることで、エアロゾル生成装置１００は、エアロゾル生成物品２００の再使用を検知することができる。

エアロゾル生成物品２００の再使用が検知される場合、エアロゾル生成装置１００が作動することが遮断されうる。または、エアロゾル生成装置１００に設けられたアラーム部１４０を通じてユーザにエアロゾル生成物品２００の再使用を知らせることができる。

したがって、エアロゾル生成装置１００は、ユーザが使い捨てエアロゾル生成物品を意図的に再使用することを防止することができる。

制御部１５０とアラーム部１４０のようにブロックで表示される構成要素、要素、モジュール、またはユニット（現在段落において、「構成要素」と総称する）の少なくとも１つは、例示的な実施例によって前述したそれぞれの機能を行う多様な個数のハードウェア、ソフトウェア及び／またはファームウェア構造体によっても具現される。例えば、これら構成要素の少なくとも１つは、１つ以上のマイクロプロセッサまたは他の制御装置の制御を通じてそれぞれの機能を行うメモリ、プロセッサ、論理回路、ルックアップテーブルのような直接的な回路構造体を用いることができる。また、これら構成要素の少なくとも１つは、特定論理機能を行うための１つ以上の実行可能な命令を含む１つのモジュール、１つのプログラム、またはコードの一部によって特に具現され、１つ以上のマイクロプロセッサまたはその他の制御装置によって実行されうる。さらに、少なくとも１つのこれら構成要素は、それぞれの機能を行う中央処理装置（ＣＰＵ）、１つのマイクロプロセッサのようなプロセッサを含むか、これらによっても具現される。このような構成要素の２つ以上は、２つ以上の併合された構成要素の機能または全動作を遂行する１つの要素に併合されうる。また、これら構成要素の少なくとも１つの機能の少なくとも一部分は、これら構成要素の他の１つによっても実行される。また、前記ブロックダイヤグラムには、バスが図示されていないが、構成要素間の通信がバスを通じて実行されうる。前述した例示的な実施例の機能的な側面は、１以上のプロセッサを作動させるアルゴリズムによっても具現される。また、ブロックや処理段階で表示された構成要素は、電子的構成、信号処理及び／または制御、データ処理のような関連技術の如何なるものでも採用可能である。

本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者であれば、前記記載の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態として具現可能であるということを理解できるであろう。したがって、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、請求範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての相違点は、本発明に含まれると解釈されねばならない。

実施例は、エアロゾル生成物品の一端部と接触する変形誘導部を含むエアロゾル生成装置に係わる。

Claims (13)

1. 開口を介して、エアロゾル生成物品を収容する収容部と、
   前記エアロゾル生成物品が前記収容部に挿入されるとき、前記エアロゾル生成物品の一端部と接触して前記一端部を変形させる変形誘導部と、を含み、
   前記エアロゾル生成物品の前記一端部の変形を検知するセンサ部をさらに含み、
   前記エアロゾル生成物品の前記一端部の変形が検知されたことに基づいて前記センサ部が変形検知信号を生成する、
   エアロゾル生成装置。
2. 前記変形誘導部は、前記開口に向かう突出部形状を有する、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
3. 前記変形誘導部は、球(sphere)の一部、角錐(pyramid)、円錐(cone)、角錐台(truncated pyramid)、円錐台(truncated cone)、または尖端部を有するロッド(rod)の形状を有する、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
4. 前記変形誘導部の最大直径は、前記エアロゾル生成物品の前記一端部に形成された孔の最小直径よりも大きく、
   前記エアロゾル生成物品が前記収容部に挿入されるとき、前記変形誘導部が前記孔に挿入されて前記エアロゾル生成物品の一端部を変形させる、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
5. 前記センサ部は、前記変形誘導部と隣接して配置される、請求項１乃至４のいずれか一項に記載のエアロゾル生成装置。
6. 前記センサ部は、前記エアロゾル生成物品の前記一端部に向かって光または超音波を放出する放出部と、
   前記放出部から放出された後、前記エアロゾル生成物品の前記一端部から反射される光または超音波を受信する検知部と、を含む、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
7. 変形されていない端部を有する前記エアロゾル生成物品が挿入されるとき、前記変形誘導部は、第１圧力で加圧され、
   変形された端部を有する前記エアロゾル生成物品が挿入されるとき、前記変形誘導部は、第２圧力で加圧されるが、前記第１圧力は、前記第２圧力よりも大きい、請求項１に記載のエアロゾル生成装置。
8. 前記変形誘導部は、前記第２圧力で加圧されることに基づいて変形検知信号を生成する、請求項７に記載のエアロゾル生成装置。
9. 前記変形誘導部は、前記変形誘導部に加えられる圧力を測定する圧力センサを含み、
   前記変形誘導部が前記第２圧力で加圧されることを測定する前記圧力センサに基づいて前記変形誘導部は、変形検知信号を生成する、請求項７に記載のエアロゾル生成装置。
10. 前記変形検知信号に基づいて前記エアロゾル生成装置を制御する制御部をさらに含む、請求項１乃至９のいずれか１項に記載のエアロゾル生成装置。
11. 前記変形検知信号の受信に基づいて前記制御部は、前記エアロゾル生成装置の作動を遮断する、請求項１０に記載のエアロゾル生成装置。
12. 前記変形検知信号の受信に基づいて、前記制御部は、前記エアロゾル生成物品の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成する、請求項１０に記載のエアロゾル生成装置。
13. 振動部、スピーカ部、及びディスプレイ部のうち、少なくとも１つを含み、前記アラーム信号によって振動、音、及び光信号のうち、少なくとも１つを出力するアラーム部をさらに含む、請求項１２に記載のエアロゾル生成装置。

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