JP7204806B2 - ロボットアームの繰り返し位置決め精度測定の装置及び方法 - Google Patents

ロボットアームの繰り返し位置決め精度測定の装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロボットアームの繰り返し位置決め精度測定の装置及び方法に関し、特に、ロボットアームを1点に繰り返し位置決めすることができるだけでなく、レーザースペックルの3次元絶対位置決め空間におけるロボットアームの運動軌跡を繰り返し位置決めすることができるロボットアームの繰り返し位置決め精度測定の装置及び方法に関する。
労働者をロボットに置き換える傾向になりつつある。Tracticaは、2020年にロボットの全世界における売上高の市場価値が初めて1,000億米ドルを超え、2025年には5,000億米ドルに達すると予測している。すなわち、今後6年間で、世界のロボット産業の売上高は500%以上伸び、ロボットが人間の生活に与える影響が日々高まっている。ロボットの主な技術的パラメータには、通常、自由度、解像度、精度、繰り返し位置決め精度、動作範囲、可搬質量、最高速度の7つが挙げられる。ロボットの精度について話すとき業者は、通常まずその繰り返し位置決め精度が使用の要件を満たしているかどうかを考慮し、位置の繰り返し性は、産業用ロボットメーカーによって指定された唯一の位置決め性能指標でする。
従来のロボットアームの繰り返し位置決め精度の測定方法は、レーザートラッカーを使用することと、3軸レーザー変位センサーを使用することと、3次元プローブを使用することと、を含む。レーザートラッカーの測定原理は、レトロリフレクターミラーとレーザーヘッドを利用し、レーザーヘッドがレーザー光を放射すると、レトロリフレクターミラーを経由してレーザー光を平行に反射し、レーザーヘッドに戻り、トラッカーが放射と受信の時間差から距離を計算(ADMモード)するか、またはレーザー光波の干渉で距離を計算(IFMモード)してレーザーヘッドとレトロリフレクターミラーの間の距離を測定することである。次に、レーザーヘッドの水平角とピッチ角のパラメータと距離のパラメータから、レトロリフレクターミラーの3次元位置座標を算出する。レーザートラッカーをロボットアームの位置決めに応用する場合、レトロリフレクターミラーをロボットアームエンドエフェクタに付着することで、エンドエフェクタの3次元位置を随時測定する。先行技術は、空間内で互いに垂直な3つのレーザー変位センサーを架設し、空間内の3次元座標系に類似し、測定時ロボットアームを3つのレーザー変位のテスト中心範囲に到達するように制御させ、3つの経路の光がロボットアームエンドエフェクタに投射されることを確保し、レーザーの拡散反射原理によって空間の3つの座標軸におけるロボットアームエンドエフェクタの位置を測定できる。
レーザートラッカーをロボットアームの位置決め精度のキャリブレーションに使用する場合、3つの欠点がある。すなわち1.その位置決め精度が低く、追跡距離が長くなるにつれて大きくなる。位置決め精度性能はブランドによって異なるが、一般的に5メートル程度で約25um、80メートルで約80umである。2.レーザートラッカーの追従と位置決めの速度が遅いため、ロボットアームの移動速度が制限される。3.この測定キャリブレーションシステムは、より高価である。
ロボットアームの位置決め精度を測定するための三次元レーザー変位計または三次元接触プローブの使用は、一般に同じ点でなく3方向の測定点を有し、計算によってのみ測定点の位置座標を得ることができ、この間接的な測定方法は、位置決め精度に影響を与え、またあらかじめ設定された範囲内でのみ測定でき、異なる位置が3つの互いに垂直な測定装置を再構築する必要があり、非常に面倒である。
したがって本発明者は、これに着目し、関連産業での設計、開発及び実際の製造において長年の豊富な経験に基づいて、現在の在来のロボットアームの繰り返し位置決め精度測定方法の欠陥について研究及び改良し、ロボットアームの繰り返し位置決め精度測定の装置及び方法を提供することで、好ましい実用価値の目的を達成していく。
台湾特許発明番号第I340910号 米国特許番号第US7,715,016B2号 台湾特許発明番号第I646305号 米国特許番号第US10,632,622B2号 日本特許番号第6668321号
上記の既知の技術の欠点に鑑み、本発明の主な目的は、測定の架設は簡単であり、無限に多点、多方向のキャリブレーションが可能で、各軸の3次元絶対位置決め精度は0.1um未満であり、位置決め速度が速く、キャリブレーションモジュール全体が非常に安価であるロボットアームの繰り返し測位精度測定の装置及び方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明によって提案される1つの解決手段に基づいて、2つの互いに垂直な不変形レーザースペックル画像取り込み装置と、レーザー変位センサーと、を有するレーザースペックル3次元変位センサーと、レーザースペックル画像3次元位置決め基台と、前記レーザースペックル3次元変位センサーと、を有し、前記レーザースペックル3次元変位センサーは3つのレーザービームを前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の同じ位置に放射して、前記位置の2つのレーザースペックル画像及び1つの高さ値をキャプチャし、前記レーザースペックル3次元変位センサーの3つのレーザービームが当たった前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の複数の位置に各々対応する2つのレーザースペックル画像及び高さ値を2つの座標レーザースペックル画像と3次元位置決め座標とを有するレーザースペックル座標データベースとして構築するように構成される2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームと、3面の互いに垂直な前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台で構成され、各前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台はすでに前記レーザースペックル座標データベースを構築したロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤と、前記レーザースペックル3次元変位センサーを取り付けたエンドエフェクタを含むロボットアームと、を備えたロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置を提供する。ここで、前記ロボットアームを動かすことにより、前記レーザースペックル3次元変位センサーを前記ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせて位置決め点のレーザースペックル画像をキャプチャさせ、前記レーザースペックル画像と前記レーザースペックル座標データベースの前記座標レーザースペックル画像とを比較して、前記座標レーザースペックル画像のX軸及びY軸に対する前記位置決め点の相対変位量を得、さらに前記レーザースペックル3次元変位センサーのZ軸高さパラメータ及び前記座標レーザースペックル画像の前記3次元位置決め座標と組み合わせると、この時の前記ロボットアームエンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標を得ることができる。
好ましくは、不変形レーザースペックル画像取り込み装置は、X軸変位センサーと、Y軸変位センサーと、を含み、前記X軸変位センサーが物体表面上の任意の点のX軸方向の変位量を測定するために用いられ、前記Y軸変位センサーが物体表面上の任意の点のY軸方向の変位量を測定するために用いられる。
好ましくは、レーザー変位センサーは、Z軸変位センサーであり、かつ共焦点式レーザー変位センサー、カラー共焦点式変位センサー、白色光干渉変位センサーまたは三角測量式レーザー変位センサーを含み得る。
好ましくは、前記X軸変位センサー、前記Y軸変位センサー及び前記Z軸変位センサーのプローブレーザービームは、すべて前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の表面上の同じ点に当たり、各レーザービームの動作波長の差が少なくとも10nmであり、各変位センサーの受光レンズの前に±5nmの干渉式フィルタを取り付けて他の2つのレーザー散乱光を除去することで、3つのレーザービームが互いに干渉しないようにさせる。
好ましくは、前記レーザースペックル3次元絶対位置決め空間は、前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の上方、及び前記レーザースペックル3次元変位センサーの測定高さ内の3次元空間である。
好ましくは、前記レーザースペックル3次元変位センサーは、10kHzを超える周波数で連続的に画像を取り込む。
上記目的を達成するため、本発明によって提案される解決手段によれば、以下のステップ(A)~(D)を含むロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法を提供する。すなわち(A)2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームを構築し、レーザースペックル3次元変位センサーの3つのレーザービームをレーザースペックル画像3次元位置決め基台の同じ位置に放射して、前記位置の2つのレーザースペックル画像及び1つの高さ値をキャプチャし、前記レーザースペックル3次元変位センサーの3つのレーザービームが当たった前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の複数の位置に各々対応する2つのレーザースペックル画像及び高さ値を2つの座標レーザースペックル画像と3次元位置決め座標とを有するレーザースペックル座標データベースとして構築するステップ、(B)前記レーザースペックル座標データベースの構築済みで、3面の互いに垂直な前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台で構成したロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤を構築するステップ、(C)前記レーザースペックル3次元変位センサーを前記ロボットアームエンドエフェクタ上に取り付けるステップ、(D)前記ロボットアームを動かすことにより、前記レーザースペックル3次元変位センサーを前記ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせて位置決め点のレーザースペックル画像をキャプチャさせ、前記レーザースペックル画像と前記レーザースペックル座標データベースの前記座標レーザースペックル画像とを比較して、前記座標レーザースペックル画像のX軸及びY軸に対する前記位置決め点の相対変位量を得、さらに前記レーザースペックル3次元変位センサーのZ軸高さパラメータ及び前記座標レーザースペックル画像の前記3次元位置決め座標と組み合わせると、この時の前記ロボットアームエンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標を得ることができるステップ。
上記の概要と後記の詳細な説明及び添付図面は、すべて意図された目的を達成するために本発明によって講じられる方法、手段及び効果をさらに説明するためのものである。本発明の他の目的及び利点に関しては、後記の説明及び図面内に記述する。
本発明のレーザースペックル3次元変位センサーの構築を示す模式図である。 本発明の2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームの構築を示す模式図である。 本発明のレーザースペックル画像3次元位置決め基台に構築され、X軸座標レーザースペックル画像、Y軸座標画像及び3次元位置決め座標を有するレーザースペックル座標データベースを示す図である。 本発明のロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤模式図である。 本発明のテスト面に対するロボットアーム姿勢のロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤の模式図である。 本発明のテスト面に対するロボットアーム姿勢のロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤の模式図である。 本発明のテスト面に対するロボットアーム姿勢のロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤の模式図である。 本発明のテスト面のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間におけるロボットアームの位置決め軌跡のロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤の模式図である。 本発明のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法のフローチャートである。
以下、特定の具体的実施例を通じて本発明の実施形態を説明し、当業者は本明細書に開示されている内容から本発明の利点及び効果を容易に理解することができる。
図1~図9を参照されたい。本発明は、ロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置を提供し、出願人が開発したレーザースペックル3次元変位センサー2を利用し、構築されたレーザースペックル座標データベースの低熱膨張量のレーザースペックル画像3次元位置決め基台1と組み合わせて、レーザースペックル3次元絶対位置決め空間を構築する。レーザースペックル3次元変位センサー2をロボットアームエンドエフェクタ21に取り付け、ロボットアーム20を動かしてレーザースペックル3次元変位センサー2をレーザースペックル画像3次元位置決め基台1のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせ、位置決め点9、10、11のレーザースペックル画像及び高さ値をキャプチャし、さらにリアルタイムでキャプチャされたレーザースペックル画像とレーザースペックル座標データベースの座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸とを比較すると、この時ロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標を得ることができる。
詳しく言うと、本発明のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置は、レーザースペックル3次元変位センサー2と、2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームと、ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤と、を備える。
レーザースペックル3次元変位センサー2は、2つの互いに垂直な不変形レーザースペックル画像取り込み装置と、レーザー変位センサーと、を有する。本出願の出願人の特許文献1及び特許文献2に開示されている不変形レーザースペックル画像取り込み装置を参照されたい。2つの不変形レーザースペックル画像取り込み装置及びレーザー変位センサーでレーザースペックル3次元変位センサー2を構築し、図1を参照すると、3次元変位センサー基台5に2つの互いに垂直な不変形レーザースペックル画像取り込み装置を取り付けて、物体表面上の任意の点のX軸方向及びY軸方向の変位量を測定するために用いられ、これらはそれぞれX軸変位センサー8及びY軸変位センサー6である。3次元変位センサー基台5の真上にZ軸方向変位を正確に測定できるZ軸変位センサー7が取り付けられ、これは共焦点式レーザー変位センサー、カラー共焦点式変位センサー、白色光干渉変位センサーまたは三角測量式レーザー変位センサー等であり得る。X軸変位センサー8、Y軸変位センサー6及びZ軸変位センサー7のプローブレーザービームは、すべて物体表面の同じ点に当たり、各レーザービームの動作波長の差が少なくとも10nmであり、各変位センサーの受光レンズの前に±5nmの干渉式フィルタを取り付けて他の2つのレーザー散乱光を除去することで、3つのレーザービームが互いに干渉しないようにさせる。
2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォーム100は、光学テーブル101に高剛性低熱膨張量のレーザースペックル画像3次元位置決め基台1、X軸レーザー干渉計3、Y軸レーザー干渉計4、X軸平行移動ステージ110、Y軸平行移動ステージ120及びレーザースペックル3次元変位センサー2等が架設され、周囲温度によって変化しないスポット画像変位の正確な測定値を取得するため、低い熱膨張係数(長さを変更しにくい)、高い硬度係数(変形しにくい)のレーザースペックル画像3次元位置決め基台1でレーザースペックル座標データベースを構築する必要がある。このような変形しにくく、長さを変更しにくい位置決め基台は、花崗岩の位置決め基台、ゼロ膨張ガラスの位置決め基台、ゼロ膨張セラミックプレートの位置決め基台などであり得る。図1、図2を参照すると、X軸平行移動ステージ110は、Y軸平行移動ステージ120に架設され、2つが互いに垂直であり、この架設はX軸平行移動ステージ110をY軸平行移動ステージ120のスライダーとして使用するのと同等であり;X軸レーザー干渉計3は、レーザー送受信ヘッド30と、干渉鏡32と、レトロリフレクターミラー31と、を含み、前記レーザー送受信ヘッド30及び干渉鏡32がX軸平行移動ステージ110の側面に取り付けられ、前記レトロリフレクターミラー31がX軸平行移動ステージ110のスライダー111に取り付けられて、レーザービームの方向を調整する。スライダー111が動かされると、レトロリフレクターミラーから反射されたレーザービームが前記レーザー送受信ヘッド30の受光穴内に安定して投射することができる。Y軸レーザー干渉計4は、レーザー送受信ヘッド40と、干渉鏡42と、レトロリフレクターミラー41と、を含み、前記レーザー送受信ヘッド40及び干渉鏡42が光学テーブル101の一側に取り付けられ、Y軸レーザー干渉計4のレトロリフレクターミラー41がX軸平行移動ステージ110に取り付けられ、Y軸レーザー干渉計4のレーザービームをX軸レーザー干渉計3のレーザービームに対して垂直になるように調整させ、X軸平行移動ステージ110が動かされると、レトロリフレクターミラー41によって反射して戻ってきたレーザービームは前記レーザー送受信ヘッド40の受光穴内に安定して投射される。レーザースペックル3次元変位センサー2は、X軸平行移動ステージ110のスライダー111に取り付けられる。レーザースペックル3次元変位センサー2は、3つのレーザービームをレーザースペックル画像3次元位置決め基台1の同じ位置に放射でき、レーザースペックル3次元変位センサー2の高さを調整することにより、X軸変位センサー8及びY軸変位センサー6が良好かつリアルタイムレーザースペックル画像をキャプチャでき、Z軸変位センサー7がレーザースペックル画像3次元位置決め基台1のリアルタイム高さ値を側的できるようにさせる。
次に図1乃至図4に示すように、測って得られたレーザースペックル画像3次元位置決め基台1の複数の位置の複数のレーザースペックル画像及び複数の高さ値を座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸及び3次元位置決め座標(x、y、z)を有するレーザースペックル座標データベースを構築するために使用し、詳しく言うと、2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォーム100のX軸平行移動ステージ110及びX軸平行移動ステージ110のスライダー111を動かせ、X軸平行移動ステージ110のスライダー111上のレーザースペックル3次元変位センサー2から放射された3つのレーザービームをレーザースペックル画像3次元位置決め基台1の原点に当たらせ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I1,1-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I1,1-Y軸,p=1-n,q=1-m及びこの時点のZ軸変位センサー7の高さ値(h1,1)を記録する。ここで座標レーザースペックル画像(I、Ip=1-n,q=1-mは、このレーザースペックル画像がn×mアレイ配列の画像マトリックスであることを表し;座標レーザースペックル画像(I、I1,1-X軸は、X軸変位センサー8が(1、1)位置で測って得られたレーザースペックル画像であることを表し;座標レーザースペックル画像(I、I1,1-Y軸は、Y軸変位センサー6が(1、1)位置で測って得られたレーザースペックル画像であることを表す。X軸レーザー干渉計3及びY軸レーザー干渉計4の変位出力をそれぞれゼロリセットすると、この点の空間座標は(x、y、h1、1)=(0、0、h1、1)である。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の原点にこの点の3次元位置決め座標(0、0、h1、1)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I1,1-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I1,1-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録した。
図1乃至図4に示すように、X軸平行移動ステージ110は動かせず、X軸平行移動ステージ110のスライダー111を一定距離Δに移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I2,1-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I2,1-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(h2、1)、X軸干渉計3の変位量x及びY軸干渉計4の変位量y(この場合、y=0)を記録した、総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の(2、1)の位置で、この点の3次元位置決め座標(x、0、h2、1)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I2,1-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I2,1-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録した。同様の方法で類推され、X軸平行移動ステージ110は動かせず、X軸平行移動ステージ110のスライダー111を(u-1)回目移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,1-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,1-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(hu、1)、X軸レーザー干渉計3の変位量x及びY軸レーザー干渉計4の変位量y(この場合、y=0)を記録した。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台(u、1)の位置で、この点の3次元位置決め座標(x、0、hu、1)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,1-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,1-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録することで、1列目の座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸及び3次元位置決め座標(x、y、z)のレーザースペックル座標データベースの構築を完了させた。
図1乃至図4に示すように、X軸レーザー干渉計3の読み取り値で位置決めし、X軸平行移動ステージ110のスライダー111の位置を原点(X軸レーザー干渉計3の位置読み取り値を0にする)に戻し、Y軸平行移動ステージ120は光学テーブル101に固定され、X軸平行移動ステージ110を一定距離Δに移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I1,2-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I1,2-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(h)、X軸干渉計3の変位量x(この場合、x=0)及びY軸干渉計4の変位量yを記録した。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の(1、2)の位置で、この点の3次元位置決め座標(0、y、h1、2)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I1,2-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I1,2-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録した。X軸平行移動ステージ110は動かせず、X軸平行移動ステージ110のスライダー111を一定距離Δに移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I2,2-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I2,2-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(h2、2)、X軸干渉計3の変位量x及びY軸干渉計4の変位量yを記録した、総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の(2、2)の位置で、この点の3次元位置決め座標(x、y、h2,2)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I2,2-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I2,2-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録した。同様の方法で類推され、X軸平行移動ステージ110は動かせず、X軸平行移動ステージ110のスライダー111を(u-1)回目移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,2-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,2-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(hu、2)、X軸レーザー干渉計3の変位量x及びY軸レーザー干渉計4の変位量yを記録した。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台(u、2)の位置で、この点の3次元位置決め座標(x、y、hu,2)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,2-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,2-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録することで、2列目の座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸及び3次元位置決め座標(x、y、z)のレーザースペックル座標データベースの構築を完了させた。
図1乃至図4に示すように、X軸レーザー干渉計3の読み取り値で位置決めし、X軸平行移動ステージ110のスライダー111の位置を原点(X軸レーザー干渉計3の位置読み取り値を0にする)に戻し、X軸平行移動ステージ110を一定距離Δに移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I1,3-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I1,3-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(h)、X軸干渉計3の変位量x(この場合、x=0)及びY軸干渉計4の変位量yを記録した。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の(1、3)の位置で、この点の3次元位置決め座標(0、y、h1、3)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、I1,3-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、I1,3-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録した。同様の方法で類推され、X軸平行移動ステージ110は動かせず、X軸平行移動ステージ110のスライダー111を(u-1)回目移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,3-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,3-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(hu、3)、X軸レーザー干渉計3の変位量x及びY軸レーザー干渉計4の変位量yを記録した。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台(u、3)の位置で、この点の3次元位置決め座標(x、y、hu,3)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,3-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,3-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録することで、3列目の座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸及び3次元位置決め座標(x、y、z)のレーザースペックル座標データベースの構築を完了させた。
図1乃至図4に示すように、同様の方法で類推され、X軸平行移動ステージ110を(v-1)回名動かし、X軸平行移動ステージ110のスライダー111を(u-1)回目移動させ、この時点のX軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-X軸,p=1-n,q=1-m、Y軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-Y軸,p=1-n,q=1-m、Z軸変位センサー7の高さ値(hu、v)、X軸レーザー干渉計3の変位量x及びY軸レーザー干渉計4の変位量yを記録した。総合測定記録:レーザースペックル画像3次元位置決め基台(u、v)の位置で、この点の3次元位置決め座標(x、y、hu、v)、X軸変位センサー8の座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸変位センサー6の座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-Y軸,p=1-n,q=1-mを記録することで、レーザースペックル画像3次元位置決め基台1のu×v配列、X軸座標レーザースペックル画像(I、IX軸、Y軸座標画像(I、IY軸及び3次元位置決め座標(x、y、z)データベースの構築を完了させた。図3に示すように、花崗岩の3次元位置決め基台にX軸座標レーザースペックル画像(I、IX軸、Y軸座標画像(I、IY軸及び3次元位置決め座標(x、y、z)データベースを構築し、花崗岩の3次元位置決め基台上の各レーザースペックル位置決め点(u、v)は、位置決め座標(x、y、zu,v、X軸座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-Y軸,p=1-n,q=1-m。を含む。
本実施例において、レーザースペックル3次元変位センサー2上のX軸変位センサー8、Y軸変位センサー6及びZ軸変位センサー7は、すべてZ軸上に一定の測定範囲を有し、測定面に近過ぎたり遠すぎたりすると、X軸変位センサー8、Y軸変位センサー6及びZ軸変位センサー7が正確な変位量を測定できなくなる。レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の上方に架設されたレーザースペックル3次元変位センサー2は、一定の測定高さ内でレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するレーザースペックル3次元変位センサー2の3次元絶対位置決め座標を正確かつ迅速に得ることができるため、レーザースペックル画像3次元位置決め基台1の上方のレーザースペックル3次元変位センサー2の測定高さ内の3次元空間をレーザースペックル3次元絶対位置決め空間として定義することができる。レーザースペックル3次元変位センサー2をレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に移動させるだけで、レーザースペックル3次元変位センサー2の3次元絶対位置決め座標を正確かつ迅速に測定することができる。
図3乃至図8に示すように、ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤200は、3面が互いに垂直なレーザースペックル画像3次元位置決め基台1で構成され、各レーザースペックル画像3次元位置決め基台1にはすでにレーザースペックル座標データベースが構築されている。本実施例において、ロボットアームの性能テストニーズに応じてレーザースペックル画像3次元位置決め基台1を任意に組み合わせることができ、図4に示すように、位置決め座標(x、y、zu,v、X軸座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-Y軸,p=1-n,q=1-mのレーザースペックル座標データベースを構築した3面のレーザースペックル画像3次元位置決め基台1を互いに垂直なロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤200として組み立て、レーザースペックル3次元変位センサー2を取り付けたロボットアーム20をテスト定盤200の任意の3次元位置決め基台1表面のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に移動させ、X軸レーザースペックル画像、Y軸レーザースペックル画像及びZ軸のリアルタイム高さをキャプチャし、X、Y軸レーザースペックル画像と座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸のデータベースとを比較すると、レーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアームエンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標をリアルタイムで得ることができる。
詳しく言うと、ロボットアーム20の繰り返し位置決め精度テスト定盤の3つのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1の表面をテスト面A、B、C等の3つのテスト面に標定し、各テスト面A、B、Cは、図5に示すように互いに垂直である。ロボットアームエンドエフェクタ21にレーザースペックル3次元変位センサー2が取り付けられ、ロボットアーム20を動かしてロボットアームエンドエフェクタ21上のレーザースペックル3次元変位センサー2をテスト面Aのレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせ、位置決め点9のX軸レーザースペックル画像、Y軸レーザースペックル画像及びZ軸のリアルタイム高さをキャプチャし、この2つのリアルタイムなレーザースペックル画像をそのレーザースペックル座標データベースと比較すると、テスト面Aのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標をリアルタイムで得ることができ、この時のロボットアーム20の各回転軸の回転角度及びテスト面Aのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアーム20の3次元絶対位置決め座標を記録して、1回目のロボットアームエンドエフェクタ21の位置決めテストを完了させる。ロボットアーム20を取り除くか、元の位置に戻してから命令をロボットアーム20の各回転軸に発行し、テスト記録角度に順番に回転し、ロボットアームエンドエフェクタ21が所定の位置に到達した後に位置決め点9のX軸レーザースペックル画像、Y軸レーザースペックル画像及びZ軸リアルタイム高さをキャプチャし、この2つのリアルタイムなレーザースペックル画像をレーザースペックル座標データベースと比較すると、テスト面Aのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対する2回目のロボットアームエンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標を得ることができる。同様の方法で、テスト面Aのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するn回のロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標を実行し、n回の位置決め3次元絶対位置決め座標データを集計すると、テスト面Aに対するロボットアーム20の姿勢の繰り返し位置決め精度の関連パラメータを得ることができる。
同様の方法で、図6に示すように、ロボットアームエンドエフェクタ21をテスト面Bのレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るように移動させ、位置決め点10のX軸レーザースペックル画像、Y軸レーザースペックル画像及びZ軸のリアルタイム高さをキャプチャし、この2つのリアルタイムなレーザースペックル画像をそのレーザースペックル座標データベースと比較すると、テスト面Bのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標をリアルタイムで得ることができ、この時のロボットアーム20の各回転軸の回転角度及びテスト面Bのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアーム20の3次元絶対位置決め座標を記録する。テスト面Bのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するn回のロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標を実行し、n回の位置決め3次元絶対位置決め座標データを集計すると、テスト面Bに対するロボットアーム20の姿勢の繰り返し位置決め精度の関連パラメータを得ることができる。
同様の方法で、図7に示すように、ロボットアームエンドエフェクタ21をテスト面Cのレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るように移動させ、位置決め点11のX軸レーザースペックル画像、Y軸レーザースペックル画像及びZ軸のリアルタイム高さをキャプチャし、この2つのリアルタイムなレーザースペックル画像をそのレーザースペックル座標データベースと比較すると、テスト面Cのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標をリアルタイムで得ることができ、この時のロボットアーム20の各回転軸の回転角度及びテスト面Cのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するロボットアーム20の3次元絶対位置決め座標を記録する。テスト面Cのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1に対するn回のロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標を実行し、n回の位置決め3次元絶対位置決め座標データを集計すると、テスト面Cに対するロボットアーム20の姿勢の繰り返し位置決め精度の関連パラメータを得ることができる。
以上、ロボットアーム20を動かすことにより、レーザースペックル3次元変位センサー2をロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせ、キャプチャした位置決め点9、10、11のレーザースペックル画像とレーザースペックル座標データベースの座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸とを比較して、座標画像(I、IX軸、(I、IY軸に対する位置決め点9、10、11のX軸及びY軸相対変位量を得、さらに前記レーザースペックル3次元変位センサー2のZ軸高さパラメータ及び座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸の3次元位置決め座標(x、y、z)と組み合わせると、この時のロボットアームエンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標を得ることができる。
図5乃至図7からはっきりと分かるように、空間の異なる位置決め点9、10、11におけるロボットアーム20の姿勢は明らかに互いに異なり、レーザースペックル3次元絶対位置決め空間がロボットアーム10の様々な姿勢の繰り返し位置決め精度テストを満たすことができる。空間内の1点の繰り返し位置決め精度テストだけでなく、ロボットアーム20が連続移動の位置決め軌跡12も繰り返し位置決め精度テストを実施できる。図8に示すように、ロボットアームエンドエフェクタ21は、レーザースペックル3次元変位センサー2を挟持してテスト面Aのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に四角形の軌跡121を描き、テスト面Bのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に三角形の軌跡122を描き、テスト面Cのレーザースペックル画像3次元位置決め基台1のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に円形の軌跡123を描く。レーザースペックル3次元変位センサー2のX軸変位センサー8及びY軸変位センサー6は、10kHzを超える周波数で連続的に取り込んだ画像の比較を通じて位置決めすることができ、Z軸変位センサー7が周波数49kHzで連続的に位置決めすることができ、1m/sec速度で運動するロボットアーム20の場合、レーザースペックル絶対位置決め空間内に正しく位置決めされることができるため、いかなる運動軌跡を問わず、レーザースペックル絶対位置決め空間内にある限り、ロボットアーム20の繰り返し位置決め精度を正しく測定することができる。
図9及び図1乃至図8を併せて参照すると、ロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法のフローチャートである。そのステップとしては次の通りである。2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームを構築し、レーザースペックル3次元変位センサー2の3つのレーザービームをレーザースペックル画像3次元位置決め基台1の同じ位置に放射して、前記位置の2つのレーザースペックル画像及び高さ値をキャプチャし、レーザースペックル3次元変位センサー2の3つのレーザービームが当たったレーザースペックル画像3次元位置決め基台1の複数の位置に各々対応する2つのレーザースペックル画像及び高さ値を位置決め座標(x、y、zu,v、X軸座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-X軸,p=1-n,q=1-m及びY軸座標レーザースペックル画像(I、Iu,v-Y軸,p=1-n,q=1-mを有するレーザースペックル座標データベースとして構築するステップS1、S2;レーザースペックル座標データベースの構築済みで、3面の互いに垂直なレーザースペックル画像3次元位置決め基台1で構成したロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤200を構築するステップS3;レーザースペックル3次元変位センサー2をロボットアーム20のロボットアームエンドエフェクタ21上に取り付け、ロボットアーム20を動かすことにより、レーザースペックル3次元変位センサー2をロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤200のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせて位置決め点9、10、11のレーザースペックル画像をキャプチャさせ、前記レーザースペックル画像と前記レーザースペックル座標データベースの座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸とを比較して、前記座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸のX軸及びY軸に対する前記位置決め点9、10、11の相対変位量(Δx、Δy)を得、さらにレーザースペックル3次元変位センサー2のZ軸高さパラメータ(Δz)及び前記座標レーザースペックル画像(I、IX軸、(I、IY軸の3次元位置決め座標(x、y、z)と組み合わせると、この時の前記ロボットアームエンドエフェクタ21の3次元絶対位置決め座標(xΔx、yΔy、zΔz)を得ることができるステップS4、S5。
産業利用上の可能性
上記をまとめると、ロボットの価値を高める最も直接的な方法は、ロボットアームの位置決め精度を向上することである。本発明は、ロボットの繰り返し位置決め精度測定の装置及び方法を開示し、本発明者の研究開発済みの多軸ロボットアームの精密測定・位置決め技術(参照:特許文献3、特許文献4、特許文献5)と組み合わせることで、ロボットアームの各回転軸の角度誤差、変形誤差等のデータを正確に測定し、ロボットアームエンドエフェクタの位置決め誤差測定データと組み合わせて、我々はロボットアーム位置決め誤差を正確に補正できる技術を開発できる機会があり、国内ロボットの品質を効果的に向上し、国際的な一流レベルに達す。したがって、本出願の特許技術は、関連業界に数十億台湾ドルの収益を増加させることができると予測される。
以上に述べた実施例は、あくまでも本発明の特徴及び効果を説明するための単なる例示であり、本発明の本質的な技術内容の範囲を限定することを意図するものではない。当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で上記実施例へ潤色や変動を加えることができる。従って本発明の保護範囲は、後記の特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
100 2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォーム
101 光学テーブル
10 位置決め点
1 レーザースペックル画像3次元位置決め基台
11 位置決め点
110 X軸平行移動ステージ
111 スライダー
12 位置決め軌跡
120 Y軸平行移動ステージ
121 四角形の位置決め軌跡
122 三角形の位置決め軌跡
123 円形の位置決め軌跡
200 ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤
20 ロボットアーム
2 レーザースペックル3次元変位センサー
21 ロボットアームエンドエフェクタ
30 レーザー送受信ヘッド
3 X軸レーザー干渉計
31 レトロリフレクターミラー
32 干渉鏡
40 レーザー送受信ヘッド
4 Y軸レーザー干渉計
41 レトロリフレクターミラー
42 干渉鏡
5 3次元変位センサー基台
6 Y軸変位センサー
7 Z軸変位センサー
8 X軸変位センサー
9 位置決め点
A、B、C テスト面
(x、y、z) 位置決め座標
(I、IX軸、(I、IY軸 座標レーザースペックル画像

Claims (10)

  1. 2つの互いに垂直な不変形レーザースペックル画像取り込み装置と、レーザー変位センサーと、を有するレーザースペックル3次元変位センサーと、
    レーザースペックル画像3次元位置決め基台と、前記レーザースペックル3次元変位センサーと、を有し、前記レーザースペックル3次元変位センサーは、3つのレーザービームを前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の同じ位置に放射して、前記位置の2つのレーザースペックル画像及び1つの高さ値をキャプチャし、前記レーザースペックル3次元変位センサーの3つのレーザービームが当たった前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の複数の位置に各々対応する2つのレーザースペックル画像及び高さ値を2つの座標レーザースペックル画像と3次元位置決め座標とを有するレーザースペックル座標データベースとして構築するように構成される2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームと、
    3面の互いに垂直な前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台で構成され、各前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台はすでに前記レーザースペックル座標データベースを構築したロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤と、
    前記レーザースペックル3次元変位センサーを取り付けたエンドエフェクタを含むロボットアームと、
    を備えたロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置であって、
    前記ロボットアームを動かすことにより、前記レーザースペックル3次元変位センサーを前記ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせて位置決め点のレーザースペックル画像をキャプチャさせ、前記レーザースペックル画像と前記レーザースペックル座標データベースの前記座標レーザースペックル画像とを比較して、前記座標レーザースペックル画像のX軸及びY軸に対する前記位置決め点の相対変位量を得、さらに前記レーザースペックル3次元変位センサーのZ軸高さパラメータ及び前記座標レーザースペックル画像の前記3次元位置決め座標と組み合わせると、この時の前記ロボットアームの前記エンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標を得ることができるロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置。
  2. 前記不変形レーザースペックル画像取り込み装置は、X軸変位センサーと、Y軸変位センサーと、を含み、前記X軸変位センサーが物体表面上の任意の点のX軸方向の変位量を測定するために用いられ、前記Y軸変位センサーが物体表面上の任意の点のY軸方向の変位量を測定するために用いられる請求項1に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置。
  3. 前記レーザー変位センサーは、Z軸変位センサーであり、かつ共焦点式レーザー変位センサー、カラー共焦点式変位センサー、白色光干渉変位センサーまたは三角測量式レーザー変位センサーを含む請求項2に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置。
  4. 前記X軸変位センサー、前記Y軸変位センサー及び前記Z軸変位センサーのプローブレーザービームは、すべて前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の表面上の同じ点に当たり、各レーザービームの動作波長の差が少なくとも10nmであり、各変位センサーの受光レンズの前に±5nmの干渉式フィルタを取り付けて他の2つのレーザー散乱光を除去することで、3つのレーザービームが互いに干渉しないようにさせる請求項3に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置。
  5. 前記レーザースペックル3次元絶対位置決め空間は、前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の上方、及び前記レーザースペックル3次元変位センサーの測定高さ内の3次元空間である請求項1に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置。
  6. 前記レーザースペックル3次元変位センサーは、10kHzを超える周波数で連続的に画像を取り込む請求項1に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の装置。
  7. (A)2次元レーザー干渉計キャリブレーションプラットフォームを構築し、レーザースペックル3次元変位センサーの3つのレーザービームをレーザースペックル画像3次元位置決め基台の同じ位置に放射して、前記位置の2つのレーザースペックル画像及び1つの高さ値をキャプチャし、前記レーザースペックル3次元変位センサーの3つのレーザービームが当たった前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の複数の位置に各々対応する2つのレーザースペックル画像及び高さ値を2つの座標レーザースペックル画像と3次元位置決め座標とを有するレーザースペックル座標データベースとして構築するステップと、
    (B)前記レーザースペックル座標データベースの構築済みで、3面の互いに垂直な前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台で構成したロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤を構築するステップと、
    (C)前記レーザースペックル3次元変位センサーを前記ロボットアームエンドエフェクタ上に取り付けるステップと、
    (D)前記ロボットアームを動かすことにより、前記レーザースペックル3次元変位センサーを前記ロボットアームの繰り返し位置決め精度テスト定盤のレーザースペックル3次元絶対位置決め空間内に入るようにさせて位置決め点のレーザースペックル画像をキャプチャさせ、前記レーザースペックル画像と前記レーザースペックル座標データベースの前記座標レーザースペックル画像とを比較して、前記座標レーザースペックル画像のX軸及びY軸に対する前記位置決め点の相対変位量を得、さらに前記レーザースペックル3次元変位センサーのZ軸高さパラメータ及び前記座標レーザースペックル画像の前記3次元位置決め座標と組み合わせると、この時の前記ロボットアームの前記エンドエフェクタの3次元絶対位置決め座標を得ることができるステップと、
    を含むロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法。
  8. 前記レーザースペックル3次元変位センサーは、2つの互いに垂直な不変形レーザースペックル画像取り込み装置と、レーザー変位センサーと、を有し、前記不変形レーザースペックル画像取り込み装置がX軸変位センサーと、Y軸変位センサーと、を含み、前記X軸変位センサーが物体表面上の任意の点のX軸方向の変位量を測定するために用いられ、前記Y軸変位センサーが物体表面上の任意の点のY軸方向の変位量を測定するために用いられる請求項7に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法。
  9. 前記レーザー変位センサーは、Z軸変位センサーであり、かつ共焦点式レーザー変位センサー、カラー共焦点式変位センサー、白色光干渉変位センサーまたは三角測量式レーザー変位センサーを含む請求項8に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法。
  10. 前記X軸変位センサー、前記Y軸変位センサー及び前記Z軸変位センサーのプローブレーザービームは、すべて前記レーザースペックル画像3次元位置決め基台の表面上の同じ点に当たり、各レーザービームの動作波長の差が少なくとも10nmであり、各変位センサーの受光レンズの前に±5nmの干渉式フィルタを取り付けて他の2つのレーザー散乱光を除去することで、3つのレーザービームが互いに干渉しないようにさせる請求項9に記載のロボットアーム繰り返し位置決め精度測定の方法。
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