JP7201798B2 - 事前設定ulリソース中での送信のサポート - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、無線リンク上での事前設定リソース(preconfigured resource)の使用に関し、より詳細には、そのような事前設定リソースを設定するための技法に関する。
マシンツーマシン(M2M)および/またはモノのインターネット(IoT)関係使用事例をカバーするための技術を指定することに関して、3GPPにおいて多くの作業があった。3GPPリリース13、14および15のための直近の作業は、最高6つおよび24個の物理リソースブロック(PRB)の低減された帯域幅をサポートする、新しいUEカテゴリー(Cat-M1、Cat-M2)を用いたマシン型通信(MTC)と、新無線(new radio)インターフェース(ならびにUEカテゴリーCat-NB1およびCat-NB2)を提供する狭帯域IoT(NB-IoT)UEとをサポートするための拡張(enhancement)を含む。
MTCについての3GPPリリース13、14、および15において導入されたLTE拡張は、「eMTC」と呼ばれることがあり、帯域幅制限されたUE、Cat-M1のサポートと、カバレッジ拡張のサポートとを含む(限定ではない)。これは、説明をNB-IoT(ここでの表記はいずれかのリリースのために使用される)から分離するためであるが、サポートされる特徴は、一般的なレベルで同様である。
eMTCとNB-IoTの両方について、Rel-13において、「CIoT EPS UP最適化」シグナリング低減および「CIoT EPS CP最適化」シグナリング低減も導入された。ここではUPソリューションと呼ばれる前者は、UEが、前に記憶されたRRC接続を再開することを可能にする(したがって、RRC中断/再開としても知られる)。ここではCPソリューションと呼ばれる後者は、ユーザプレーンデータオーバーNAS(別名DoNAS)の送信を可能にする。
「レガシー」LTEと、eMTCおよびNB-IoTについて規定されたプロシージャおよびチャネルとの間に複数の差異がある。いくつかの重要な差異は、eMTCにおいてMPDCCHと呼ばれ、NB-IoTにおいてNPDCCHと呼ばれる、物理ダウンリンク制御チャネル、および、NB-IoTのための新しい物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH)など、新しい物理チャネルを含む。別の重要な差異は、これらの技術がサポートすることができる(カバレッジ拡張レベルとしても知られる)カバレッジレベルである。送信された信号およびチャネルに繰返しを適用することによって、eMTCとNB-IoTの両方が、UE動作が、LTEと比較してはるかに低いSNRレベルまで下がることを可能にし、すなわち、Es/Iot≧-15dBであり、これは、「レガシー」LTEについての-6dB Es/IoTと比較され得る、eMTCおよびNB-IoTについての最低動作ポイントである。
アップリンク送信効率および/またはUE電力消費は、事前設定リソース中で送信することによって、LTE-MおよびNB-IoTについて改善され得る。送信は、有効なタイミングアドバンスをもつUEについてのSC-FDMA波形に基づくアイドルおよび/または接続モードにおける事前設定リソースの使用を伴い得る[RAN1、RAN2、RAN4]。共有リソースと専用リソースの両方が使用され得る。いくつかの手法は、直交(マルチ)アクセス方式に限定され得る。
事前設定アップリンクリソース(PUR)の使用は、半永続スケジューリング(SPS)の使用とのいくつかの類似性を有し得るが、アイドルモードに、共通リソースに、および/またはかなり長いSPS間隔を伴って、拡張され得る。専用リソース(UE固有)がPURのために使用され得るが、いくつかの問題、たとえば、eNBがどんなUEがセル中にあるかもはや知りさえしないような、RRC_IDLEモードにあるUEに無線リソースがどのように割り振られるかに関する問題、特徴がどのように設定されるかに関する問題、無線リソースが浪費されないことがどのように確実にされ得るかに関する問題、それが適応ソリューションをどのように提供することができるかに関する問題などがある。
本明細書で説明される実施形態は、PUR上での専用送信を容易にすることを対象とする。たとえば、いくつかの実施形態は、後続のPURリソース利用(たとえば、1つずつまたは周期的に)、PURとともに機能することを可能にするためのEDTシグナリングの変更などを設定するための方法を含み得る。
いくつかの実施形態によれば、無線通信ネットワークにおける使用のために設定された無線デバイスによって実施される方法が、アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソースの設定についての要求を送信することを含む。本方法は、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することをさらに含む。本方法は、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することをも含む。
いくつかの実施形態によれば、無線通信ネットワークにおける使用のために設定された無線ネットワークノードによって実施される方法が、無線デバイスから、アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソースの設定についての要求を受信することを含む。本方法は、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することをさらに含む。本方法は、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することをも含む。
いくつかの実施形態では、ユーザデータ送信または受信は、接続モードにおいて前に取得されたTAを使用して、(ランダムアクセスを実施することなしに)アイドルモードにおいて実施され得る。いくつかの実施形態では、PUR要求/応答シグナリングは、アイドルモードにおいて実施され得る(更新されたPURリソースまたは更新されたTAを得る)。
実施形態はまた、対応する装置と、無線デバイスと、ネットワークノードと、無線ネットワークノードと、コンピュータプログラムと、キャリア(たとえば、コンピュータ可読媒体)とを含む。
1つの利点は、任意のPURリソースまたは設定が取り消され得、無線リソースがより良い目的のために使用され得ることである。実施形態の別の利点は、PUR送信が専用リソース中で有効化されることである。これは、無線リソース消費を制限し、UEトラフィックプロファイルに従うテーラーメイド(tailor-made)ソリューションを可能にする。
無線デバイスによって実装される例示的な方法を示すプロセスフロー図である。 ネットワークノードによって実装される例示的な方法を示すプロセスフロー図である。 いくつかの実施形態による、例示的な無線デバイスを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的な無線デバイスを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的なネットワークノードを示す図である。 いくつかの実施形態による、例示的なネットワークノードを示す図である。 例示的な無線ネットワークの構成要素を示すブロック図である。 本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す図である。 いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境を示す概略ブロック図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。 通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 通信システムにおいて実装される別の方法を示すフローチャートである。 通信システムにおいて実装されるさらに別の方法を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による、信号フロー図である。 無競合(contention-free)PUR送信の一例を示す図である。 競合ベースPUR送信の一例を示す図である。 DCIベースPUR動作を示す図である。 アイドルモードにおけるPUR送信のための2ステップ方式を示す図である。 2つの基地局から送信される参照信号の到達時間差受信を示す図である。
図1は、特定の実施形態による、無線デバイスによって実施される方法を図示する。本方法は、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信すること(ブロック100)を含む。本方法は、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信すること(ブロック110)をも含む。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソースの設定についての要求を送信し得る(ブロック90)。いくつかの実施形態では、この要求は、1ビットフィールドであり得る。いくつかの実施形態では、要求は、事前設定アップリンクリソースのための1つまたは複数の好ましいパラメータを含み得る。
いくつかの実施形態では、本方法は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソースを設定する第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信すること(ブロック130)を含み得る。本方法は、無線デバイスが、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソース設定を要求すること(ブロック120)をさらに含み得る。
図2は、他の特定の実施形態による、無線ネットワークノードによって実施される方法を示す。本方法は、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信すること(ブロック200)と、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信すること(ブロック210)とを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソースの設定についての要求を受信し得る(ブロック190)。いくつかの実施形態では、この要求は、1ビットフィールドであり得る。いくつかの実施形態では、要求は、事前設定アップリンクリソースのための1つまたは複数の好ましいパラメータを含み得る。
いくつかの実施形態では、本方法は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソースを設定する第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信すること(ブロック230)を含み得る。本方法は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、無線デバイスから、第2の事前設定リソース設定についての要求を受信すること(ブロック220)を含み得る。
追加の実施形態は、実施形態セクションにおいて説明されるものを含む。
本明細書で使用される「事前設定リソース」(たとえば、事前設定無線リソース)という用語は、無線デバイスが、たとえばダウンリンク制御チャネル上で、無線ネットワークノードから動的(および/または明示的)スケジューリンググラントをまだ受信することなしにその上で送信し得る、リソースを指す。事前設定リソースは、いくつかの実施形態では、たとえば、事前設定リソースが反復しないこと、または半永続スケジューリング(SPS)リソースよりも長い期間を伴って反復することのいずれかに基づいて、SPSリソースと区別され得る。事前設定リソースは、無線デバイスがアイドルモードまたは非アクティブモードにおいてでさえその上で送信し得る、リソースであり得る。アップリンクでは、事前設定リソースは、本明細書では事前設定アップリンクリソース(PUR)と呼ばれる。
上記で説明された装置が、任意の機能的手段、モジュール、ユニット、または回路を実装することによって、本明細書の方法および任意の他の処理を実施し得ることに留意されたい。一実施形態では、たとえば、装置は、方法の図に示されているステップを実施するように設定されたそれぞれの回路(circuit)または回路(circuitry)を備える。回路(circuit)または回路(circuitry)は、この点について、ある機能的処理を実施することに専用の回路および/またはメモリとともに1つまたは複数のマイクロプロセッサを備え得る。たとえば、回路は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを含み得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含み得る。メモリを採用する実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明される技法を行うプログラムコードを記憶する。
図3は、たとえば、1つまたは複数の実施形態に従って実装される無線デバイス300を示す。示されているように、無線デバイス300は、処理回路310と通信回路320とを含む。通信回路320(たとえば、無線回路)は、たとえば、任意の通信技術を介して、情報を1つまたは複数の他のノードに送信し、および/または1つまたは複数の他のノードから受信するように設定される。そのような通信は、無線デバイス300の内部または外部のいずれかにある1つまたは複数のアンテナを介して行われ得る。処理回路310は、メモリ330に記憶された命令を実行することなどによって、上記で説明された処理を実施するように設定される。処理回路310は、この点について、いくつかの機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。
図44は、さらに他の実施形態による、無線ネットワーク(たとえば、図77に示されている無線ネットワーク)における無線デバイス4400の概略ブロック図を示す。示されているように、無線デバイス400は、たとえば、図3中の処理回路310を介して、および/またはソフトウェアコードを介して、様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装する。たとえば本明細書の(1つまたは複数の)方法を実装するための、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、たとえば、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信するように設定された、シグナリング受信ユニット410と、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信するように設定されたデータ送信/受信ユニット420とを含む。
いくつかの実施形態では、シグナリング受信ユニット410は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソースを設定する第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信するように設定される。機能的実装形態は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソース設定を要求するように設定された、要求ユニット430をも含み得る。
図5は、1つまたは複数の実施形態に従って実装されるネットワークノード500を示す。ネットワークノード500は、たとえば、無線ネットワークノードであり得る。示されているように、ネットワークノード500は、処理回路510と通信回路520とを含む。通信回路520は、たとえば、任意の通信技術を介して、情報を1つまたは複数の他のノードに送信し、および/または1つまたは複数の他のノードから受信するように設定される。処理回路510は、メモリ530に記憶された命令を実行することなどによって、上記で説明された処理を実施するように設定される。処理回路510は、この点について、いくつかの機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装し得る。
図6は、さらに他の実施形態による、無線ネットワーク(たとえば、図7に示されている無線ネットワーク)におけるネットワークノード600の概略ブロック図を示す。示されているように、ネットワークノード600は、たとえば、図5中の処理回路510を介して、および/またはソフトウェアコードを介して、様々な機能的手段、ユニット、またはモジュールを実装する。たとえば本明細書の(1つまたは複数の)方法を実装するための、これらの機能的手段、ユニット、またはモジュールは、たとえば、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信するように設定された、シグナリング送信ユニット610と、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信するように設定されたデータ送信/受信ユニット620とを含む。
いくつかの実施形態では、シグナリング受信ユニット610は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソースを設定する第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信するように設定される。機能的実装形態は、第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、無線デバイスから、第2の事前設定リソース設定についての要求を受信するように設定された、要求受信ユニット630をも含み得る。
また、本明細書の実施形態が、対応するコンピュータプログラムをさらに含むことを、当業者は諒解されよう。
コンピュータプログラムは、装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、装置に、上記で説明されたそれぞれの処理のいずれかを行わせる命令を備える。コンピュータプログラムは、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。
実施形態は、そのようなコンピュータプログラムを含んでいるキャリアをさらに含む。このキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つを備え得る。
この点について、本明細書の実施形態は、非一時的コンピュータ可読(記憶または記録)媒体に記憶され、装置のプロセッサによって実行されたとき装置に上記で説明されたように実施させる命令を備えるコンピュータプログラム製品をも含む。
実施形態は、コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品がコンピューティングデバイスによって実行されたとき、本明細書の実施形態のいずれかのステップを実施するためのプログラムコード部分を備えるコンピュータプログラム製品をさらに含む。このコンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記録媒体に記憶され得る。
次に、追加の実施形態が説明される。これらの実施形態のうちの少なくともいくつかは、説明の目的で、いくつかのコンテキストおよび/または無線ネットワークタイプにおいて適用可能なものとして説明され得るが、実施形態は、明示的に説明されない他のコンテキストおよび/または無線ネットワークタイプにおいて同様に適用可能である。
MTCトラフィックは、一般的に極めてまれであり、PURの1つの目的は、UEが、送信のためのシグナリングオーバーヘッドを低減し、UE電力消費を低減し、(より少ない無線リソースが使用されるので)送信効率を改善するために直ちに使用することができる、アップリンク送信のための無線リソースを事前設定することである。WI目的(WI-objective)によれば、UEは、PURを使用するために、有効なタイミングアドバンス(TA)を有しなければならない。TAを獲得することは、UEからのアップリンク送信と、同期して受信しているために後続のアップリンク送信のためにUEが適用するべきであるタイミングオフセットに関するeNBからのフィードバックとを必要とする。これは、Msg2中のランダムアクセス応答中に含まれるタイミングアドバンスコマンドであり、これはまた、TAを調節するために、eNBによる接続セッション中に、後で含まれ得る。したがって、セル中での初期送信がUEによって必要とされ、いくつかの実施形態によれば、レガシーRRC接続セットアップまたはRel-15早期データ送信(EDT:Early Data Transmission)のいずれかが、この目的で使用される。PUR設定は、次いで、初期接続中に、またはEDTプロセスへの新しい追加として、提供され得る。
設定のためのシグナリング図が図16に示されている。この例では、UEは、セル(または、UEコンテキストが他のセル中で再使用され得る場合、セルのグループ)中での初期送信において専用RRCシグナリングを介してPURで設定され、UEは、RRC_IDLE(または非アクティブ)に進み、次いで、後の時間的ポイントにおいてPURリソース中でデータを送信する。PURデータ送信は、Msg3および/またはMsg4中でのRel-15EDTデータ送信と同様であり、EDT RRCメッセージは、PUR RRCメッセージバージョンのために再使用されるか、またはRRCメッセージバージョンのためのベースラインとして使用されるかのいずれかであり得る。
PUR設定は、図17に示されているように、その時間において1つのPURリソースを割り当てることができ、後続のPUR送信においてさらなるPURリソースが設定される。
PUR設定は、UEが使用するための、周期的PURリソース、またはPURリソースのプールをも割り当てることができる。これは、図18に示されている。
PURデータ送信は、無競合であり得る。すなわち、UEは、送信のための専用および無衝突(collision-free)無線リソースを有する。PURデータ送信は、競合ベースであり得る。すなわち、PURデータ送信は、他のUEからのデータ送信との衝突の危険を冒して、共通リソース中で行われる。PURリソースが専用(無競合)である場合、PUR設定は、UEカテゴリー(たとえばCat-M2、Cat-NB2)および能力(マルチトーン、10個のHARQプロセスなど)に合わせてテーラーメイドされ得る。
さらに、PURのために導入される任意のRAN1拡張が、PUR設定において設定され得る。たとえば、専用PURリソースの場合、UE固有コード、UE固有トーン/サブキャリアなど、多元接続のためのUE固有パラメータが示され得る。その上、PUR設定が周期的PURリソースを割り当てるとき、(たとえば、UEがそれ以上送信すべきものを有しない場合、またはUEがセルを放棄した場合に)リソースの潜在的浪費を回避するように、PURのためのアップリンクリソースがどのくらいの時間の間予約されたままになるかについてUEに示すために、「PUR_resource_timer」が使用され得る。
様々な実施形態では、UEは、1回、ランダムアクセスプロシージャのMsg1を送信し、Msg2を受信するにすぎず、セル中のすべてについて初期TAを取得するために、PUR設定を取得し、セル中での任意の後続のPUR送信のためにMsg3およびMsg4のみが送信される。Msg1およびMsg2の省略は、WI目的に従って、送信と無線リソースとを節約し(すなわち、シグナリングオーバーヘッド低減)、アップリンク送信効率とUE電力消費の両方を改善する。
一実施形態では、UEは、アップリンクメッセージ中で、「PUR要求」または「PUR設定要求」を送信する。すなわち、「PUR要求」または「PUR設定要求」は、eNBに、PURで設定されることがそれのためになることを示すための指示中で送信される。「PUR要求」または「PUR設定要求」は、単純な1ビット指示、またはPURトランスポートブロックサイズ(TBS)、PUR RNTI、PUR間隔/時間オフセットなどの好ましいPURパラメータを含む制御エレメントであり得る。eNBは、「PUR応答」でこれに応答する。これは、同じく制御エレメントであり得、eNB判定と、どのPUR-TBS、PUR間隔、RNTI、多元接続リソース、あるいは変調方式、PURリソース割り当てまたは「PUR ULグラント」をUEが適用するべきであるかのコマンドとを含む。
一実施形態では、PURは、その時間において1つのリソースについてグラントされ、PURデータ送信に、さらなる「PUR要求」および「PUR応答」が付随することができる。そのような「連結(chained)」手法は、(UEがセルを離れるかまたは任意の他の理由で送信しない場合に)RRC_IDLE(または非アクティブ状態)にあるUEに割り振られた浪費されたリソースを1つのPUR送信機会を低減する。この実施形態へのさらなる追加物(add-on)では、「PUR要求」におけるUEと「PUR応答」におけるネットワークの両方が、メッセージが前回と同じ情報を含んでいると解釈されるべきであることを示すことができる。これは、PUR選好またはパラメータが前回と同じように適用可能である場合、シグナリングオーバーヘッドを低減するために行われ得る。
一実施形態では、「PUR要求」は、専用PHYスケジューリング要求と同様に(N)PRACHリソースを共有することができるか、または、「PUR要求」は、PUR要求をPURデータ送信と多重化することができる。
一実施形態では、PURは周期的リソースについてグラントされ、これに反して明示的シグナリングがない限り、同じPURリソースが時間的に、周期的に繰り返される。「PUR要求」メッセージと「PUR応答」メッセージとは、周期的PURリソースを再設定するかまたは終了するために使用される。さらなる実施形態では、リソースの潜在的浪費を回避するように、PURのためのアップリンクリソースがどのくらいの時間の間(これは、スロット、サブフレーム、フレームなどに関して与えられ得る)予約されたままになるかについてUEを示すために、「PUR_resource_timer」が使用され得る。
一実施形態では、アイドルモードにおけるPUR送信は、主に2つのステップを含むことができる。第1のステップにおいて、レガシー接続確立は、初期TAを獲得するために再使用され(たとえば、レガシーRRC接続セットアップまたはRel-15早期データ送信(EDT))、接続モードにおいて、将来のアイドルモード送信においてUEによって使用され得るULリソース(PUR ULグラント)の事前設定を得るために再使用される。第2のステップにおいて、(TA有効性を含む)いくつかの基準を評価し、その基準を満たした後に、UEは、周期的手法またはオンデマンド手法のいずれかを使用することによって、直接Msg3上で(すなわち、Msg1およびMsg2をスキップして)、事前設定ULリソース上でのアイドルモード送信を実施し得る。
一実施形態では、PUR設定またはグラントは、以下のパラメータ、すなわち、時間オフセット/間隔、タイミングアドバンス情報、繰返し数またはカバレッジ拡張レベル、PUR RNTI、トランスポートブロックサイズ、変調符号化方式、HARQ再送信のためのリソース指示、および/あるいは36.213による「ULグラント」中に含まれている任意の他のパラメータのいずれかを含む。随意に、リソースが競合ベースであるのか無競合であるのかが示され得る。
一実施形態では、「PUR応答」は、UEによって適用されるタイミングアドバンスを更新するために、タイミングアドバンスコマンドを含む。
一実施形態では、上記におけるPUR設定パラメータは、UEコンテキストの一部として追加および記憶される(CIoT UP最適化についてeNBに記憶され、CIoT CP最適化についてMMEに記憶される)。
一実施形態では、PURリソースは、ある時間についてグラントされる。すなわち、UEは、PUR設定の一部としてのタイマーで設定され、UEは、このタイマーが満了しない限りPURリソースを使用することを可能にされるにすぎない。
一実施形態では、PUR設定は、UEがPUR送信のために適用するべきであるパラメータを含む。たとえば、UEが適用するべきである、CDMAのためのUE固有コード、空間パラメータ、サブPRBパラメータ、サブキャリア割り当て(たとえば、シングルトーンおよび/またはマルチトーン割り当て)など、PURリソース中の多元接続のためのパラメータ。
一実施形態では、PUR設定は、より長い時間オフセットが適用されたアップリンクグラント(またはダウンリンク割り振り)である。
一実施形態では、PUR設定は一般的(generic)であり、PUR設定が専用(無競合)PURリソースであるのか共通(競合ベース)PURリソースであるのかは、UEにとって明らかでない。その場合、同じ無線リソース中でUEに過負荷をかけるという判定が、eNB実装形態に委ねられ得る。
一実施形態では、Msg3およびMsg4のためのRel-15早期データ送信RRCメッセージは、PURデータ送信のために再使用されるか、またはそのためのベースラインとして使用される。EDT Short-MAC-I、新しいPUR RNTI、I-RNTI、または同様のもののいずれかが、ResumeIDとして使用され得る。
一実施形態では、UEは、PURリソース中での送信の前にUEのタイミングアドバンスが依然として有効であるかどうかを検査するために評価しなければならない。条件のセットは、任意のTA有効性機構、たとえば、UE位置の検出された変更、RSRP/RSRQの変更などをテストすることに基づき得る。
一実施形態では、UEのためのPUR設定は、「サブスクリプションベースUE区分情報(Subscription Based UE Differentiation Information)」(TS36.423および36.413参照)に基づく。たとえば、設定は、パラメータ、すなわち、周期的時間、バッテリー指示、トラフィックプロファイル、固定指示(Stationary Indication)、スケジュールされた通信時間などに基づき得る。
一実施形態では、PURリソースは、UEがRRC_IDLEにあるのかRRC_CONNECTEDにあるのかとは無関係にUEにとって利用可能である。このようにして、per-request/one-PUR-at-the-timeソリューションは、RRC_CONNECTEDにおけるレガシーSPS動作に対する拡張(extension)である。
一実施形態では、PUR送信の後にRRC_CONNECTEDモードに移るようにUEに命令すべきか否かは、ネットワーク次第である。
一実施形態では、UEは、データ送信のために使用され得る有効なPUR設定をUEが有する場合、スケジューリング要求、ランダムアクセスまたは任意の他のアップリンク送信をトリガしない。
一実施形態では、UEは、HARQ再送信のために使用される専用PUR RNTIで設定される。すなわち、eNBは、HARQソフト合成を可能にするために再送信をスケジュールするとき、専用PUR RNTIを利用することができる。
一実施形態では、UEは共通PUR RNTIで設定され、PUR送信のためのHARQ再送信は、一時C-RNTIを使用するレガシーMsg3送信と同じやり方で働く。
一実施形態では、PUR RNTIは、使用されたPURリソースから導出され、このことから、再送信することをUEが要求されるかどうかがUEにとって明らかになる。これは、たとえば、サブフレーム番号、無線フレーム番号、シングルトーン、サブキャリア、キャリア、CDMAコード、NOMAリソース、ResumeIDなどに基づき得る。
一実施形態では、eNBが再送信をスケジュールすることを可能にするために、UEは、PUR送信の後に(設定された)DRXサイクルで(設定された)時間期間中に(場合によっては、その時間期間を時間ウィンドウにする、開始時間のためのオフセットを伴って)(M/N)PDCCHを監視することを必要とされる。
一実施形態では、UEは、依然として(M/N)PDCCHを監視し、PUR送信のためにDCI割り振りに依存する。これは、DCIベースPUR動作の概略図である図19に示されている。他のソリューションと比較して、PUR設定は、PUR送信のためにDCIについて検査するためにUEがいつ(M/N)PDCCHを監視するべきであるかを設定している。すなわち、UEは、時間ウィンドウ中に、あるDRXサイクルで、あるRNTI(PUR-RNTIなど)を用いて(M/N)PDCCHを監視する、たとえば、設定の後の12h以内の20s時間ウィンドウ中に2.56sのDRXで監視するように設定され得る。周期的PURについての一例では、UEは、単に、あるRNTIを用いて、および(通常のページングを監視するために使用されるDRXサイクルとは異なり得る)あるDRXサイクルで、(M/N)PDCCHを監視するように設定される。この実施形態の欠点は、(M/N)PDCCHを送信および監視することからの追加のシグナリングオーバーヘッドおよびUE電力消費である。このソリューションの利益は、増加されたネットワーク制御であり、早期に設定された任意のリソースを取り消すことは簡単である。すなわち、アクセス制御のために必要とされる追加のソリューションはなく、UEは、設定された数の(N/M)PDCCH機会またはあるタイマーの満了の前にUEがPURグラント/割り振りを受信しなかった場合、データのレガシー(プレRel-16)送信に帰する。このソリューションは、長期的スケジューリング要求または周期的スケジューリング要求と同様である。
代替実施形態では、PUR設定の半静的部分は、UE固有RRCシグナリングにおいて、および/またはセル固有システム情報(シグナリング)において示され得る。PUR設定の動的部分は、(M/N)PDCCHによって搬送されるかまたはランダムアクセス応答(RAR)メッセージと同様のメッセージによって搬送されるULグラントの形態で示され得る。たとえば、半静的部分は、ULグラントが送信され得る時間機会を示すことができ、ULグラントは、周波数領域リソース割り当ておよび変調符号化方式(MCS)を示すことができる。この場合、eNBは、適切なULグラントを送ることによって、または任意のULグラントを送らないことを決めることによって、アクセス制御を実施する。この実施形態は、PURリソースとして使用するためのULリソースを有効化または無効化するための極めてフレキシブルなやり方をeNBに提供する。
上記の説明は事前設定アップリンクリソースについてのものであるが、事前設定ダウンリンクリソースの場合をもカバーするために様々な実施形態が一般化される。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図7に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図7の無線ネットワークは、ネットワーク706、ネットワークノード760および760b、ならびにWD710、710b、および710cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード760および無線デバイス(WD)710は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備え、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク706は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード760およびWD710は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図7では、ネットワークノード760は、処理回路770と、デバイス可読媒体780と、インターフェース790と、補助機器784と、電源786と、電力回路787と、アンテナ762とを含む。図7の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード760は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード760の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体780は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード760は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード760が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード760は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体780)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ762がRATによって共有され得る)。ネットワークノード760は、ネットワークノード760に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード760内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路770は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路770によって実施されるこれらの動作は、処理回路770によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路770は、単体で、またはデバイス可読媒体780などの他のネットワークノード760構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード760機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路770は、デバイス可読媒体780に記憶された命令、または処理回路770内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路770は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路770は、無線周波数(RF)トランシーバ回路772とベースバンド処理回路774とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路772とベースバンド処理回路774とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路772とベースバンド処理回路774との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体780、または処理回路770内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路770によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路770によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路770は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路770単独に、またはネットワークノード760の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード760によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体780は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路770によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体780は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路770によって実行されることが可能であり、ネットワークノード760によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体780は、処理回路770によって行われた計算および/またはインターフェース790を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路770およびデバイス可読媒体780は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース790は、ネットワークノード760、ネットワーク706、および/またはWD710の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース790は、たとえば有線接続上でネットワーク706との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末794を備える。インターフェース790は、アンテナ762に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ762の一部であり得る、無線フロントエンド回路792をも含む。無線フロントエンド回路792は、フィルタ798と増幅器796とを備える。無線フロントエンド回路792は、アンテナ762および処理回路770に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ762と処理回路770との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路792は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路792は、デジタルデータを、フィルタ798および/または増幅器796の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ762を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ762は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路792によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路770に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード760は別個の無線フロントエンド回路792を含まないことがあり、代わりに、処理回路770は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路792なしでアンテナ762に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路772の全部または一部が、インターフェース790の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース790は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末794と、無線フロントエンド回路792と、RFトランシーバ回路772とを含み得、インターフェース790は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路774と通信し得る。
アンテナ762は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ762は、無線フロントエンド回路790に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ762は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ762は、ネットワークノード760とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード760に接続可能であり得る。
アンテナ762、インターフェース790、および/または処理回路770は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ762、インターフェース790、および/または処理回路770は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路787は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード760の構成要素に供給するように設定される。電力回路787は、電源786から電力を受信し得る。電源786および/または電力回路787は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード760の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源786は、電力回路787および/またはネットワークノード760中に含まれるか、あるいは電力回路787および/またはネットワークノード760の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード760は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路787に電力を供給する。さらなる例として、電源786は、電力回路787に接続された、または電力回路787中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード760の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図7に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード760は、ネットワークノード760への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード760からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード760のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される「無線デバイス」(WD)という用語は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス710は、アンテナ711と、インターフェース714と、処理回路720と、デバイス可読媒体730と、ユーザインターフェース機器732と、補助機器734と、電源736と、電力回路737とを含む。WD710は、WD710によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、NB-IoT、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD710内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ711は、無線信号を送り、および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース714に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ711は、WD710とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD710に接続可能であり得る。アンテナ711、インターフェース714、および/または処理回路720は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ711は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース714は、無線フロントエンド回路712とアンテナ711とを備える。無線フロントエンド回路712は、1つまたは複数のフィルタ718と増幅器716とを備える。無線フロントエンド回路714は、アンテナ711および処理回路720に接続され、アンテナ711と処理回路720との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路712は、アンテナ711に結合されるか、またはアンテナ711の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD710は別個の無線フロントエンド回路712を含まないことがあり、むしろ、処理回路720は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ711に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路722の一部または全部が、インターフェース714の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路712は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路712は、デジタルデータを、フィルタ718および/または増幅器716の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ711を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ711は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路712によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路720に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路720は、単体で、またはデバイス可読媒体730などの他のWD710構成要素と併せてのいずれかで、WD710機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路720は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体730に記憶された命令、または処理回路720内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路720は、RFトランシーバ回路722、ベースバンド処理回路724、およびアプリケーション処理回路726のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD710の処理回路720は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路722、ベースバンド処理回路724、およびアプリケーション処理回路726は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路724およびアプリケーション処理回路726の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路722は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路722およびベースバンド処理回路724の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路726は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路722、ベースバンド処理回路724、およびアプリケーション処理回路726の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路722は、インターフェース714の一部であり得る。RFトランシーバ回路722は、処理回路720のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体730に記憶された命令を実行する処理回路720によって提供され得、デバイス可読媒体730は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路720によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路720は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路720単独に、またはWD710の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD710によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路720は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路720によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路720によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD710によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体730は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路720によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体730は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路720によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路720およびデバイス可読媒体730は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器732は、人間のユーザがWD710と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器732は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD710への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD710にインストールされるユーザインターフェース機器732のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD710がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD710がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器732は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器732は、WD710への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路720が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路720に接続される。ユーザインターフェース機器732は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器732はまた、WD710からの情報の出力を可能にするように、および処理回路720がWD710からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器732は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器732の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD710は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器734は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊なセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器734の構成要素の包含、および補助機器734の構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源736は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD710は、電源736から、本明細書で説明または示される任意の機能を行うために電源736からの電力を必要とする、WD710の様々な部分に電力を配信するための、電力回路737をさらに備え得る。電力回路737は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路737は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD710は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路737はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源736に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源736の充電のためのものであり得る。電力回路737は、電源736からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD710のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図8は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE8200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図8に示されているUE800は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図8はUEを示すが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図8では、UE800は、入出力インターフェース805、無線周波数(RF)インターフェース809、ネットワーク接続インターフェース811、ランダムアクセスメモリ(RAM)817と読取り専用メモリ(ROM)819と記憶媒体821などとを含むメモリ815、通信サブシステム831、電源833、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路801を含む。記憶媒体821は、オペレーティングシステム823と、アプリケーションプログラム825と、データ827とを含む。他の実施形態では、記憶媒体821は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図8に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図8では、処理回路801は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路801は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路801は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース805は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE800は、入出力インターフェース805を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE800への入力およびUE800からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE800は、ユーザがUE800に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース805を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図8では、RFインターフェース809は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース811は、ネットワーク843aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク843aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク843aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース811は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース811は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM817は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス802を介して処理回路801にインターフェースするように設定され得る。ROM819は、処理回路801にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM819は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体821は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体821は、オペレーティングシステム823と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム825と、データファイル827とを含むように設定され得る。記憶媒体821は、UE800による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体821は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体821は、UE800が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体821中に有形に具現され得、記憶媒体821はデバイス可読媒体を備え得る。
図8では、処理回路801は、通信サブシステム831を使用してネットワーク843bと通信するように設定され得る。ネットワーク843aとネットワーク843bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム831は、ネットワーク843bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム831は、IEEE802.811、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機833および/または受信機835を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機833および受信機835は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム831の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム831は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク843bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク843bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源813は、UE800の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE800の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE800の複数の構成要素にわたって区分され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム831は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路801は、バス802上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路801によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路801と通信サブシステム831との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図9は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境900を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード930のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境900において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション920によって実装され得る。アプリケーション920は、処理回路960とメモリ990とを備えるハードウェア930を提供する、仮想化環境900において稼働される。メモリ990は、処理回路960によって実行可能な命令995を含んでおり、それにより、アプリケーション920は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境900は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路960を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス930を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路960は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ990-1を備え得、メモリ990-1は、処理回路960によって実行される命令995またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)970を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)970は物理ネットワークインターフェース980を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路960によって実行可能なソフトウェア995および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体990-2をも含み得る。ソフトウェア995は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ950をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン940を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン940は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ950またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス920の事例の異なる実施形態が、仮想マシン940のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路960は、ソフトウェア995を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ950をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ950は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ950は、仮想マシン940に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図9に示されているように、ハードウェア930は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア930は、アンテナ9225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア930は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション920のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)9100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理ストレージ上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン940は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン940の各々と、その仮想マシン専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン940のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア930のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ930の上の1つまたは複数の仮想マシン940において稼働する固有のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図9中のアプリケーション920に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機9220と1つまたは複数の受信機9210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット9200は、1つまたは複数のアンテナ9225に結合され得る。無線ユニット9200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード930と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード930と無線ユニット9200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム9230を使用して、影響を及ぼされ得る。
図10は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す。特に、図10を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1011とコアネットワーク1014とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク1010を含む。アクセスネットワーク1011は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局1012a、1012b、1012cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア1013a、1013b、1013cを規定する。各基地局1012a、1012b、1012cは、有線接続または無線接続1015上でコアネットワーク1014に接続可能である。カバレッジエリア1013c中に位置する第1のUE1091が、対応する基地局1012cに無線で接続するか、または対応する基地局1012cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア1013a中の第2のUE1092が、対応する基地局1012aに無線で接続可能である。この例では複数のUE1091、1092が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局1012に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク1010は、それ自体、ホストコンピュータ1030に接続され、ホストコンピュータ1030は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ1030は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク1010とホストコンピュータ1030との間の接続1021および1022は、コアネットワーク1014からホストコンピュータ1030に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク1020を介して進み得る。中間ネットワーク1020は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク1020は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク1020は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図10の通信システムは全体として、接続されたUE1091、1092とホストコンピュータ1030との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続1050として説明され得る。ホストコンピュータ1030および接続されたUE1091、1092は、アクセスネットワーク1011、コアネットワーク1014、任意の中間ネットワーク1020、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続1050を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1050は、OTT接続1050が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局1012は、接続されたUE1091にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ1030から生じたデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局1012は、UE1091から生じてホストコンピュータ1030に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図11を参照しながら説明される。図11は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す。通信システム1100では、ホストコンピュータ1110が、通信システム1100の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1116を含む、ハードウェア1115を備える。ホストコンピュータ1110は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路1118をさらに備える。特に、処理回路1118は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1110は、ホストコンピュータ1110に記憶されるかまたはホストコンピュータ1110によってアクセス可能であり、処理回路1118によって実行可能である、ソフトウェア1111をさらに備える。ソフトウェア1111は、ホストアプリケーション1112を含む。ホストアプリケーション1112は、UE1130およびホストコンピュータ1110において終端するOTT接続1150を介して接続するUE1130など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1112は、OTT接続1150を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1100は、通信システム中に提供される基地局1120をさらに含み、基地局1120は、基地局1120がホストコンピュータ1110およびUE1130と通信することを可能にするハードウェア1125を備える。ハードウェア1125は、通信システム1100の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1126、ならびに基地局1120によってサーブされるカバレッジエリア(図11に図示せず)中に位置するUE1130との少なくとも無線接続1170をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1127を含み得る。通信インターフェース1126は、ホストコンピュータ1110への接続1160を容易にするように設定され得る。接続1160は直接であり得るか、あるいは、接続1160は、通信システムのコアネットワーク(図11に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局1120のハードウェア1125は、処理回路1128をさらに含み、処理回路1128は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局1120は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1121をさらに有する。
通信システム1100は、すでに言及されたUE1130をさらに含む。UE1130のハードウェア1135は、UE1130が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1170をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1137を含み得る。UE1130のハードウェア1135は、処理回路1138をさらに含み、処理回路1138は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1130は、UE1130に記憶されるかまたはUE1130によってアクセス可能であり、処理回路1138によって実行可能である、ソフトウェア1131をさらに備える。ソフトウェア1131はクライアントアプリケーション1132を含む。クライアントアプリケーション1132は、ホストコンピュータ1110のサポートのもとに、UE1130を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1110では、実行しているホストアプリケーション1112は、UE1130およびホストコンピュータ1110において終端するOTT接続1150を介して、実行しているクライアントアプリケーション1132と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1132は、ホストアプリケーション1112から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1150は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1132は、クライアントアプリケーション1132が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図11に示されているホストコンピュータ1110、基地局1120およびUE1130は、それぞれ、図10のホストコンピュータ1030、基地局1012a、1012b、1012cのうちの1つ、およびUE1091、1092のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図11に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図10のものであり得る。
図11では、OTT接続1150は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局1120を介したホストコンピュータ1110とUE1130との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1130からまたはホストコンピュータ1110を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1150がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判定を行い得る。
UE1130と基地局1120との間の無線接続1170は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1170が最後のセグメントを形成するOTT接続1150を使用して、UE1130に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、任意のPURリソースまたは設定が取り消されることを可能にし、より良い目的のために使用される無線リソースを可能にする。実施形態の別の利点は、PUR送信が専用リソース中で有効化されることである。これは、無線リソース消費を制限し、UEトラフィックプロファイルに従うテーラーメイドソリューションを可能にする。実施形態は、それにより、より良い容量、より良い応答性およびより良いバッテリー寿命などの利益を提供する。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1110とUE1130との間のOTT接続1150を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1150を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ1110のソフトウェア1111およびハードウェア1115でまたはUE1130のソフトウェア1131およびハードウェア1135で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1150が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア1111、1131が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1150の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局1120に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局1120に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1110の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1111および1131が、ソフトウェア1111および1131が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1150を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1210において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1210の(随意であり得る)サブステップ1211において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1220において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1230において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1240において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1310において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1320において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ1330において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1410において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1420において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1420の(随意であり得る)サブステップ1421において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1410の(随意であり得る)サブステップ1411において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1430において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1440において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および図11を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1510において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1520において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1530において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、その説明から明らかになろう。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
添付の図面を参照しながら、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれている。開示される主題は、以下に記載される請求項のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの請求項は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
例示的な実施形態
グループAの実施形態
1. 無線通信ネットワークにおける使用のために設定された無線デバイスによって実施される方法であって、方法は、
無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することと、
第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することと
を含む、方法。
2. 第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソースを設定する第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することをさらに含む、実施形態1に記載の方法。
3. 第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソース設定を要求することをさらに含む、実施形態2に記載の方法。
4. 前記要求することが、第2の事前設定リソース設定についての要求を送信することを含み、ユーザデータを前記送信または受信することが、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することを含み、要求が、ユーザデータと同じメッセージ中に含まれるか、またはさもなければユーザデータに付随する、実施形態3に記載の方法。
5. 前記要求することが、第2の事前設定リソース設定についての要求を送信することを含み、要求は、第2の事前設定リソース設定が第1の事前設定リソース設定と同じであること、または、第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが第1の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを要求する、実施形態3または4に記載の方法。
6. 前記要求することが、第2の事前設定リソース設定についての要求を送信することを含み、要求が1ビットフィールドである、実施形態3から5のいずれか1つに記載の方法。
7. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングは、第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが、第1の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを示す、実施形態2から6のいずれか1つに記載の方法。
8. 第2の事前設定リソースは、第2の事前設定リソースが時間的に後で発生することを除いて第1の事前設定リソースと同じである、実施形態2から7のいずれか1つに記載の方法。
9. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングが1ビットフィールドである、実施形態2から8のいずれか1つに記載の方法。
10. ユーザデータを前記送信または受信することが、ユーザデータを送信することを含む、実施形態1から9のいずれか1つに記載の方法。
11. 接続モードに遷移することの一部として、または接続モード中に、タイミングアドバンスを受信することをさらに含み、ユーザデータを送信することが、前記タイミングアドバンスを使用して実施される、実施形態10に記載の方法。
12. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングがタイミングアドバンスをも示す、実施形態2から11のいずれか1つに記載の方法。
13. 第2の事前設定リソースを使用して、および制御シグナリングによって示されたタイミングアドバンスを使用して、ユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態12に記載の方法。
14. 第2の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、実施形態13に記載の方法。
15. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に受信されるか、または、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に受信される、実施形態2から14のいずれか1つに記載の方法。
16. ユーザデータを前記送信または受信することは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、実施形態1から15のいずれか1つに記載の方法。
17. ユーザデータを前記送信または受信することが、接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で実施される、実施形態16に記載の方法。
18. ユーザデータを前記送信または受信することが、接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ1をまだ送信することなしに、および/またはランダムアクセスプロシージャのメッセージ2を受信することなしに実施される、実施形態16に記載の方法。
19. 接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で、アイドルモードまたは非アクティブモード中に、反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することであって、アイドルモードは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないモードであり、または、非アクティブモードは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有するモードである、ユーザデータを送信または受信することをさらに含む、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
20. 前回、無線デバイスが接続モードにあったときに受信されたか、あるいはアイドルモードまたはアクティブモード中に受信されたタイミングアドバンスを使用して、アイドルモードまたは非アクティブモード中に、反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法。
21. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ3フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続要求メッセージを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することを含む、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
22. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ3フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することを含む、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
23. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ4フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続セットアップメッセージを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することを含む、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
24. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ4フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することを含む、実施形態1から20のいずれか1つに記載の方法。
25. 第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングが専用制御シグナリングである、実施形態1から24のいずれか1つに記載の方法。
26. 第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを前記送信または受信することは、第1の事前設定リソースの有効性または予約が失効していないと決定したことに応答して実施される、実施形態1から25のいずれか1つに記載の方法。
27. スケジューリング要求またはランダムアクセスをトリガすることの代わりに、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することを含む、実施形態1から26のいずれか1つに記載の方法。
28. 第1の事前設定リソース設定は、第1の事前設定リソースが共通リソースであるのか専用リソースであるのかに関して一般的であるかまたはアグノスティック(agnostic)である、実施形態1から27のいずれか1つに記載の方法。
AA. 第1の事前設定リソースが、反復しない事前設定リソースである、実施形態1から28のいずれか1つに記載の方法。
AB. 第2の事前設定リソースが、反復しない事前設定リソースである、実施形態1からAAのいずれか1つに記載の方法。
AC.
ユーザデータを提供することと、
基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態1からABのいずれか1つに記載の方法。
グループBの実施形態
29. 無線通信ネットワークにおける使用のために設定された無線ネットワークノードによって実施される方法であって、方法は、
無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することと、
第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することと
を含む、方法。
30. 第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、第2の事前設定リソースを設定する第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することをさらに含む、実施形態29に記載の方法。
31. 第1の事前設定リソースの使用後に、第1の事前設定リソースの使用と併せて、または第1の事前設定リソースの使用に基づいて、無線デバイスから、第2の事前設定リソース設定についての要求を受信することをさらに含む、実施形態30に記載の方法。
32. ユーザデータを前記送信または受信することが、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することを含み、要求が、ユーザデータと同じメッセージ中に含まれるか、またはさもなければユーザデータに付随する、実施形態31に記載の方法。
33. 要求は、第2の事前設定リソース設定が第1の事前設定リソース設定と同じであること、または、第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが第1の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを要求する、実施形態31または32に記載の方法。
34. 要求が1ビットフィールドである、実施形態31から33のいずれか1つに記載の方法。
35. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングは、第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが、第1の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを示す、実施形態30から34のいずれか1つに記載の方法。
36. 第2の事前設定リソースは、第2の事前設定リソースが時間的に後で発生することを除いて第1の事前設定リソースと同じである、実施形態30から35のいずれか1つに記載の方法。
37. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングが1ビットフィールドである、実施形態30から36のいずれか1つに記載の方法。
38. ユーザデータを前記送信または受信することが、ユーザデータを受信することを含む、実施形態29から37のいずれか1つに記載の方法。
39. 無線デバイスが接続モードに遷移することの一部として、または接続モード中に、タイミングアドバンスを送信することをさらに含み、ユーザデータを受信することが、無線デバイスに別のタイミングアドバンスを送信するなしに実施される、実施形態38に記載の方法。
40. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングがタイミングアドバンスをも示す、実施形態30から39のいずれか1つに記載の方法。
41. 第2の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態40に記載の方法。
42. 第2の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、実施形態41に記載の方法。
43. 第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に送信されるか、または、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に送信される、実施形態30から42のいずれか1つに記載の方法。
44. ユーザデータを前記送信または受信することは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、実施形態29から43のいずれか1つに記載の方法。
45. ユーザデータを前記送信または受信することは、無線デバイスが、接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で実施される、実施形態44に記載の方法。
46. ユーザデータを前記送信または受信することが、接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ1をまだ受信することなしに、および/またはランダムアクセスプロシージャのメッセージ2をまだ送信することなしに実施される、実施形態44に記載の方法。
47. 無線デバイスが、接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で、アイドルモードまたは非アクティブモード中に、反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することであって、アイドルモードは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有しないモードであり、または、非アクティブモードは、無線デバイスが無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有するモードである、ユーザデータを送信または受信することをさらに含む、実施形態29から46のいずれか1つに記載の方法。
48. 前回、無線デバイスが接続モードにあったときに送信されたか、あるいはアイドルモードまたはアクティブモード中に送信されたタイミングアドバンスに基づいて、アイドルモードまたは非アクティブモード中に、反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態29から47のいずれか1つに記載の方法。
49. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ3フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続要求メッセージを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することを含む、実施形態29から48のいずれか1つに記載の方法。
50. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ3フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することを含む、実施形態29から48のいずれか1つに記載の方法。
51. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ4フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続セットアップメッセージを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することを含む、実施形態29から50のいずれか1つに記載の方法。
52. ユーザデータを前記送信または受信することが、ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ4フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することを含む、実施形態29から50のいずれか1つに記載の方法。
53. 第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングが専用制御シグナリングである、実施形態29から52のいずれか1つに記載の方法。
54. 第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを前記送信または受信することは、第1の事前設定リソースの有効性または予約が満了していないことに基づく、実施形態29から53のいずれか1つに記載の方法。
55. 第1の事前設定リソース設定は、第1の事前設定リソースが共通リソースであるのか専用リソースであるのかに関して一般的であるかまたはアグノスティックである、実施形態29から54のいずれか1つに記載の方法。
BA. 第1の事前設定リソースが、反復しない事前設定リソースである、実施形態29から55のいずれか1つに記載の方法。
BB. 第2の事前設定リソースが、反復しない事前設定リソースである、実施形態29からBAのいずれか1つに記載の方法。
BC.
ユーザデータを取得することと、
ユーザデータをホストコンピュータまたは無線デバイスにフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態29からBBのいずれか1つに記載の方法。
グループCの実施形態
C1. グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線デバイス。
C2A. 無線デバイスであって、
グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
無線デバイスに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線デバイス。
C2B. 無線デバイスであって、
通信回路と、
グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と
を備える、無線デバイス。
C3. 無線デバイスであって、
処理回路とメモリとを備え、メモリが、処理回路によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線デバイスが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線デバイス。
C4. ユーザ機器(UE)であって、
無線信号を送り、受信するように設定されたアンテナと、
アンテナおよび処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整するように設定された、無線フロントエンド回路であって、
処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
無線フロントエンド回路と、
処理回路に接続され、UEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、
処理回路に接続され、処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースと、
処理回路に接続され、UEに電力を供給するように設定された、バッテリーと
を備える、ユーザ機器(UE)。
C5. 無線デバイスの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、無線デバイスにグループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップを行わせる命令を備える、コンピュータプログラム。
C6. 実施形態C5に記載のコンピュータプログラムを含んでいるキャリアであって、キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
C7. グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線ネットワークノード。
C8A. 無線ネットワークノードであって、
グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
無線ネットワークノードに電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、無線ネットワークノード。
C8B. 無線ネットワークノードであって、
通信回路と、
グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と
を備える、無線ネットワークノード。
C9. 無線ネットワークノードであって、
処理回路とメモリとを備え、メモリが、処理回路によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、無線ネットワークノードが、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、無線ネットワークノード。
C10. 無線ネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、無線ネットワークノードにグループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップを行わせる命令を備える、コンピュータプログラム。
C11. 実施形態C10に記載のコンピュータプログラムを含んでいるキャリアであって、キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
グループDの実施形態
D1.
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
セルラネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する無線ネットワークノードを備え、無線ネットワークノードの処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
D2. 無線ネットワークノードをさらに含む、実施形態D1に記載の通信システム。
D3. UEをさらに含み、UEが無線ネットワークノードと通信するように設定された、実施形態D1またはD2に記載の通信システム。
D4.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態D1からD3に記載の通信システム。
D5. ホストコンピュータと、無線ネットワークノードと、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法が、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、無線ネットワークノードを備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、無線ネットワークノードが、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
D6. 無線ネットワークノードにおいてユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態D5に記載の方法。
D7. ユーザデータが、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供され、方法が、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、実施形態D5またはD6に記載の方法。
D8. 無線ネットワークノードと通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、実施形態D5からD7のいずれか1つを実施するように設定された、無線インターフェースと処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
D9.
ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの構成要素が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
D10. セルラネットワークが、UEと通信するように設定された無線ネットワークノードをさらに含む、実施形態D9に記載の通信システム。
D11.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された、
実施形態D9またはD10に記載の通信システム。
D12. ホストコンピュータと、無線ネットワークノードと、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法が、
ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、無線ネットワークノードを備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
D13. UEにおいて、無線ネットワークノードからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態D12に記載の方法。
D14.
ユーザ機器(UE)から無線ネットワークノードへの送信から生じたユーザデータを受信するように設定された通信インターフェース
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
UEが無線インターフェースと処理回路とを備え、UEの処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
D15. UEをさらに含む、実施形態D14に記載の通信システム。
D16. 無線ネットワークノードをさらに含み、無線ネットワークノードが、UEと通信するように設定された無線インターフェースと、UEから無線ネットワークノードへの送信によって搬送されたユーザデータをホストコンピュータにフォワーディングするように設定された通信インターフェースとを備える、実施形態D14またはD15に記載の通信システム。
D17.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定された、
実施形態D14からD16に記載の通信システム。
D18.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それにより要求データを提供するように設定され、
UEの処理回路が、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それにより要求データに応答してユーザデータを提供するように設定された、
実施形態D14からD17に記載の通信システム。
D19. ホストコンピュータと、無線ネットワークノードと、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法が、
ホストコンピュータにおいて、UEから無線ネットワークノードに送信されたユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
D20. UEにおいて、無線ネットワークノードにユーザデータを提供することをさらに含む、実施形態D19に記載の方法。
D21.
UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行し、それにより送信されるべきユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータにおいて、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することと
をさらに含む、実施形態D19またはD20に記載の方法。
D22.
UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEにおいて、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することであって、入力データが、クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供される、入力データを受信することと
をさらに含み、
送信されるべきユーザデータが、入力データに応答してクライアントアプリケーションによって提供される、実施形態D19からD21に記載の方法。
D23. ユーザ機器(UE)から無線ネットワークノードへの送信から生じたユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、無線ネットワークノードが無線インターフェースと処理回路とを備え、無線ネットワークノードの処理回路が、グループBの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
D24. 無線ネットワークノードをさらに含む、実施形態D23に記載の通信システム。
D25. UEをさらに含み、UEが無線ネットワークノードと通信するように設定された、実施形態D23またはD24に記載の通信システム。
D26.
ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
UEが、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態D23からD25に記載の通信システム。
D27. ホストコンピュータと、無線ネットワークノードと、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法が、
ホストコンピュータにおいて、無線ネットワークノードから、無線ネットワークノードがUEから受信した送信から生じたユーザデータを受信することであって、UEが、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、ユーザデータを受信すること
を含む、方法。
D28. 無線ネットワークノードにおいて、UEからユーザデータを受信することをさらに含む、実施形態D27に記載の方法。
D29. 無線ネットワークノードにおいて、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動することをさらに含む、実施形態D27またはD28に記載の方法。
付録A
題名:事前設定ULリソース中での送信のサポート
1つの目的は、BL/CE UEのためのマシン型通信についての以下の改善を指定することである。
Figure 0007201798000001
Figure 0007201798000002
この付録は、合意に準拠したままで、最小限に抑えられた仕様の影響および実装複雑さを維持しながら、事前設定ULリソース中での送信のサポートを査定する。
アイドルモードにおける事前設定ULリソース(PUR)上での送信:
「アイドルモードベース事前設定ULリソースは、有効なTAを所有するUEについてサポートされる」、これは、さらなる検討のための2つのアクション「FFS:TAのための有効性確認機構」および「FFS:事前設定ULリソースがどのように獲得されるか」を含む。以下のサブセクションは、アイドルモードにおいて事前設定ULリソース上で送信するための潜在的フレームワークを提供し、これは、実装および仕様の影響がRAN1および他のワーキンググループについて最小限に抑えられたまま、WI目的を果たす。
アイドルモードにおける2ステップPUR送信:
アイドルモードにおいて事前設定ULリソース上で送信することが可能であるために、UEは、初期タイミングアドバンス(TA)を獲得していなければならず、事前設定UL上での送信が実施されることが意図される時間までその初期TAが依然として有効であることを保証しなければならない。(UEとセルとの間の合計距離を表す)初期タイミングアドバンスコマンドは、ランダムアクセス応答中でシグナリングされる。その後、UEが接続モードに入ると、TAは、アップリンク送信タイミングを進めるかまたは遅延させることによって、調節され得る。
上記のことは、事前設定ULリソース中で送信することを意図するUEのための第1のステップが初期TAを獲得することであることを示し、初期TAは、レガシー接続確立に従うことによって取得され得る。第2のステップとして、およびアイドルモードにおける後の機会について、UEは、ネットワークが、UEが事前設定ULリソース上で送信することを許可し、UEが保持するTAが依然として有効であると考えられる場合、事前設定ULリソース上で送信することから利益を得ることがある。その上、「FFS:事前設定ULリソースがどのように獲得されるか」に対する答えを与えるために、PUR上での送信によって査定されることが意図されるトラフィックタイプを決定することが必要である。そのトラフィックタイプに応じて、PURアップリンクリソースは、たとえば、周期的にまたはオンデマンドで獲得され得る。
図20は、アイドルモードにおける2ステップPUR送信の一例を提供し、これは、初期アクセスのためのレガシーシーケンス、その後に続く接続モードにおけるPUR設定、およびアイドルモードにおける実際のPUR送信によって組み立てられる。
ステップ-1:初期TA獲得およびULリソースの事前設定。
・ レガシー接続確立は再使用される。Msg2から、初期TAは、事前設定ULリソース上での可能な後続の送信のために使用されるために記憶される。
・ RRC CONNECTEDでは、UEは、サーブされることが意図されるトラフィックタイプに応じて2つの設定可能なオプションからなり得る専用RRCシグナリングを介して、アイドルSPSのようなPUR設定を取得する:
〇 再発生リソース(re-occurring resource):このオプションは、事前設定ULリソースが周期的に利用可能であるので、決定性トラフィックに対処するときに使用される。
■ アクティブ化/非アクティブ化のためのDCIが使用される。
■ どのくらいの時間の間リソースが予約されるかについて示すタイマーが使用され得、これは、リソースの潜在的浪費を回避するためである(たとえば、UEがセルを放棄する場合)
〇 データ送信ごとの要求:この他のオプションは、通常でない(no regular)トラフィックに対処するときに使用され、その場合、事前設定ULリソースは要求ごとに利用可能にされる。
注:接続モードにおいてTAが調節され得、その場合、TAはUEによって復元され得る。
ステップ-2:PUR有効性確認および事前設定ULリソース上での送信
・ アイドルモードにあるとき、前にステップ-1を経たUEが、以下の場合、Msg3中でデータを直接送信することができる(すなわち、Msg1およびMsg2はスキップされる):
- アイドルモードにあるUEが、事前設定ULリソース中でデータを送信することを許可された。
- UEが現在保持するTAを、RAN1によって採用されるべきTA有効性機構のいずれかを使用することによってテストした後に、そのTAが有効であると考えられる。
- 再発生リソース手法の場合に、PURタイマーがまだ満了していない、。
他の場合、初期アクセスのためのレガシーシーケンスが再び開始する。
・ UEは、「Msg3」中でPUR関係データを送信する。
〇 再発生リソース:PUR上での後続の送信のために、同じULグラントが反復的に使用される。
〇 データ送信ごとの要求:PUR上での後続の送信のために、UEは、(たとえば、PUR間隔とPUR-TBSとを含む)ULグラントを要求する
・ eNBは、「Msg3」を受信し、「Msg4」によって、UEをRRC_IDLEに移すか、または、さらなるデータの場合、RRC_CONNECTEDに移すかのいずれかである。
〇 再発生リソース:PURのためのULリソースを維持するために使用されるタイマーは延長され、また、このメッセージからのリソースの再発生する使用を非アクティブ化する可能性がある。
〇 データ送信ごとの要求:eノードBは、DCIを介してULグラントを提供する。
事前設定アップリンクリソース中で送信するための2ステップ手法に従うことの利点は、レガシー接続確立が再使用され、実際のPUR送信が、EDTのようなフレームワークの「Msg3」上で直接送信することによって、シグナリング負荷低減、電力節約および低減されたレイテンシから利益を得、これが、RAN1および他のワーキンググループにおける影響を最小限に抑えるのを助ける(たとえば、EDTセキュリティの側面が継承され得る)ことである。
概要として、2つのステップは以下のように実施され得る:
第1のステップにおいて、レガシー接続確立は、初期TAを獲得するために再使用され、将来のアイドルモード送信においてUEによって使用され得るULリソースの事前設定を得るために再使用される。
第2のステップにおいて、(TA有効性を含む)いくつかの基準を評価し、その基準を満たした後に、UEは、周期的手法またはオンデマンド手法のいずれかを使用することによって、直接Msg3上で(すなわち、Msg1およびMsg2をスキップして)、事前設定ULリソース上でのアイドルモード送信を実施し得る。
直接Msg3上で(すなわち、Msg1およびMsg2をスキップして)PUR送信を実施することは、シグナリング負荷低減、電力節約および低減されたレイテンシを提供し、それを達成するためにEDTのようなフレームワークを使用することは、RAN1および他のワーキンググループにおける影響を最小限に抑えるのを助ける。
アイドルモードのための2ステップPUR送信方式は、専用アップリンク送信または共有アップリンク送信のいずれかをサーブすることができる。たとえば、PUR上での送信のためのULグラント設計は、スペクトル効率を増加させるためにサブPRB割り当てを再使用することができ、その場合、最大4つのUEが同じPRBを共有することができる。その上、HARQ再送信はまた、サブPRBによって使用されるDCI中の対応するフィールド(たとえば、HARQプロセスナンバ、新データインジケータ)を再使用することによってサポートされ得る。
TA有効性機構:
アイドルモードにおける事前設定ULリソース上での送信のサポートは、有効なTAを所有しているという条件にひも付けられる。したがって、初期TAが獲得され、その後、とどまっているかまたはアイドルモードに移ったUEによって保有されると、事前設定ULリソース上でのアイドルモード送信が実施されることが意図される瞬間においてそのようなTAの有効性を決定するために使用され得る機構がある必要がある。
RSRP/RSRQベースTA有効性機構:
固定または低モビリティデバイスの場合、アイドルモードサービングおよびネイバーセル信号強度の限られた変化が予想され得る。したがって、保有されるTAの設定の有効性を決定する可能なやり方が、アイドルモードサービングおよびネイバーセル信号強度(RSRP)および品質測定(RSRQ)の大きい変動を識別することに基づき得る。
たとえば、UEが時間インスタンスTにおいて初期TAを獲得したとき、UEは、ダウンリンク信号強度RSRP(T)を測定し、ダウンリンク信号強度RSRP(T)を、設定されたしきいRSRPTHと比較する。RSRP(T)>RSRPTHをデバイスがとる場合、これは、デバイスが基地局に近接しているという指示である。第2の時間インスタンスTにおいて、デバイス中のより高いレイヤが、アイドルモードデータ送信をトリガし、デバイスは、この場合も、サービングセルの絶対信号強度RSRP(T)を測定して、絶対信号強度RSRP(T)をしきいRSRPTHと比較する。RSRP(T)>RSRPTHをデバイスがとる場合、これは、デバイスが基地局に依然として近接しており、記憶されたTA(T)値が依然として有効であると仮定するという指示である。
別の可能性は、デバイスがアイドルモードデータを送信するより前にサービングセル中の信号強度の変化RSRP(T1)-RSRP(T0)を計算することであり得る。値の変化は、モビリティの指示と見なされる。RSRP(T1)-RSRP(T0)が設定されたしきい値を下回る場合、デバイスは、時間インスタンスTにおいて記憶されたデバイスのTA(T0)値が依然として有効であると仮定し得、そのTA(T0)値は、アイドルモードデータ送信を実施するために使用され得る。
TDOAベースTA有効性機構:
固定であるか、または低モビリティのものであるデバイスが、2つまたはそれ以上の基地局から受信された2つまたはそれ以上の参照信号の到達時間差(TDOA)の限られた変化を経験することが予想され得る。
図21は、基地局eNB AおよびBから送信される参照信号(RS)AおよびBを受信するUEを示す。これらの参照信号の各々の到達時間(TOA)に基づいて、UEは、2つの参照信号間のTDOAを算出することができる。TOAの各々が基地局とUEとの間の距離に対応するので、TDOAは、モビリティの強いインジケータとしてサーブし得る。時変TDOAはモビリティを示し、時不変TDOAは低モビリティまたは非モビリティを示す。
セル半径ベースTA有効性機構:
サービングセルの半径を知ることとともに、サイクリックプレフィックスによって提供されるタイミングエラー許容差の量が、TAの有効性を決定するために使用され得る。1ステップTは16T=0.52μsに等しく、これはメートルに変換されると約((16T)(300000000))/2=78mであることを想起されたい。
たとえば、スモールセル展開の場合、ノーマルサイクリックプレフィックスが設定され(すなわち、CP長4.7μs)、セル半径が偶然Y=700メートルであるとき、UEが現在保持するTA値は、そのTA値がしきい値X=8未満である場合、有効であると見なされ得、しきい値X=8は約624mに対応する(しきい値の算出は、以下のように、どんなセル半径についても一般化され得るfloor(Y/((16Ts c)/2)))。
上記のことは、むらがあるカバレッジエリア上のセルエッジの近くに位置するUEが古い/不正確なTA値を用いてアップリンクにおいて送信することを防ぐ。
TA履歴ベースTA有効性機構:
前に割り振られたTAに基づいてTA有効性を決定することが可能であり得る。たとえば、eノードBおよび/またはUEは、特定のUEに割り振られた前のTA値を追跡し続けることができ、どれくらいの頻度でTA値が更新されたかに基づいて、eノードBは、UEが固定または半固定デバイスであるかどうかを理解することができる。この情報は、次いで、次回、UEが新しいTA値を獲得する必要なしにアイドルモードにおいてULデータを送信することを意図するとき、UEが直接いくつかのTA値を適用することを可能にされるかどうかを決定するために、使用され得る。
より具体的に言えば、eNBが推定し、UEに割り振ったTA値が、所定の時間(たとえば、数十分、数時間さらには数日であり得る)の間変更されなかった場合、eNBおよび/またはネットワークは、そのUEを(半)固定UEとして(時間的に)識別することができ、そのUEに、長期有効性時間をもつTA値を割り振ることができる。
タイマーベースTA有効性機構:
UEがTAを取得すると、eノードBは、UE固有またはセル固有であり得る設定可能なタイマー(時間整合タイマー)を提供し、これは、UEがどのくらいの時間の間アップリンク時間整合されると見なされるかについて制御するために使用される。同様に、アイドルモードのための時間整合タイマーが、たとえば、周期的TAリフレッシュを提供することを目的とする何らかの他のTA有効性機構と組み合わせて、導入され得る。
付録B
題名:事前設定ULリソース中での送信のサポート
この付録は、事前設定リソース中での送信によってアップリンク送信効率および/またはUE電力消費を改善することに関係する:
改善されたUL送信効率および/またはUE電力消費:
・ 有効なタイミングアドバンスをもつUEについてのSC-FDMA波形に基づくアイドルおよび/または接続モードにおける事前設定リソース中での送信のサポートを指定する[RAN1、RAN2、RAN4]
〇 共有リソースと専用リソースの両方が説明され得る
〇 注:これは直交(マルチ)アクセス方式に限定される
Figure 0007201798000003
小さいまれなデータのマッシブMTC特性により、事前設定アップリンクリソース(PUR)が、RRC_IDLEにおいて最も関連があり、有益であると考える。したがって、別段に述べられない限り、アイドルPURについての説明が継続される。接続PUR(connected-PUR)は、セクションの最後に説明される。さらに、アップリンク報告の使用事例は、以下の説明において考察される。
UEは、「有効なタイミングアドバンスとともに」PURを使用することを可能にされる。レガシー動作では、Msg2中で、UEは、同期して受信されるべきアップリンク送信のために適用するためのタイミングアドバンス(TA)を取得する(RAR中のタイミングアドバンスコマンド、TS36.321参照)。eNBは、UEを、UEがその間タイミングアドバンスが有効であると見なすべきであるタイマー(TS36.331におけるMAC-MainConfig中のtimeAlignmentTimer)で設定し、このタイマーの満了後に、UEは、新しいタイミングアドバンスを取得するために再びランダムアクセスを実施しなければならない。UEがRel-16PURのための有効なTAを有しなければならないことが述べられているので、2つのオプション、すなわち、1)UEは、UEの前のTAを再使用するのに十分固定であり、すなわち、サイクリックプレフィックスの長さ以内で移動する、または2)UEは移動するが、TAを有効に保つためにTAを絶えず更新する、がある。オプション2)が働くために、シグナリングが必要とされる。たとえば、UEが、サイクリックプレフィックスによってカバーされ得るものを超えて移動したときはいつでもランダムアクセスをトリガすること。いかなるやり方でもアップリンク送信が必要とされ、これは、WI目的が改善することを試みる2つのKPI、すなわち、UL送信効率およびUE電力消費に対して悪影響を及ぼす。
RRC_IDLEにあるモバイルUEのための有効なタイミングアドバンスを維持することは、実現可能でない。
RRC_IDLEにおける事前設定アップリンクリソース中での送信は、前の送信からそれらのタイミングアドバンスを再使用することができるUEに限定される。
レガシー動作の場合、eNBは、timeAlignmentTimerの長さを、UE速度、セルサイズなどに基づかせることができる。その上、低モビリティUEは、RRC_CONNECTEDにおいて比較的短い時間中にあまり遠くに移動しない。しかしながら、PURの場合、UEは、数時間の間RRC_IDLEにあり、次いで、送信するために復帰することができる。その場合、タイマーベースソリューションは、UEが復帰するときにUEのTAが有効であるか否かを推定するための手段をeNBが有しないので、十分でない。したがって、UEがRRC_IDLEにあるので、UEに関する要件の必要がある。すなわち、UEは、PURアクセスの前にTAが有効であることを検査するために、いくつかの条件を満たすべきである。
UEは、事前設定アップリンクリソースにアクセスする前にUEのタイミングアドバンスが有効であることを確実にするために、いくつかの要件を満たさなければならない。
さらに、この場合もレガシー動作に基づいて、UEは、TAを割り振られるためにUL中で少なくとも1回送信しなければならない。すなわち、実際には、PURは、セル中での初期送信のために適用可能でない。
UEがタイミングアドバンスを取得しなければならないので、事前設定アップリンクリソース中での送信は、セル中での初期送信について可能でない。
したがって、レガシー送信が初期データ送信のために必要とされ、最も簡単なソリューションは、専用RRCシグナリングを介してPURを設定することである。
事前設定アップリンクリソース中での送信は、専用RRCシグナリングによって設定される。
実際のデータ送信の場合、潜在的に多くのRAN2未解決問題点がある。概して、RAN1が(潜在的により小さいTBSのみをサポートする)PUR送信のための何らかの新しい物理チャネルに関して合意する場合、RAN2は、機能しているデータアドレス指定/ルーティング、機能している再送信、潜在的な競合解消、セキュリティなどを用いるソリューションを確実にする必要がある。これは、多くのRAN2作業を必要とし得、すべてのプロトコルレイヤ、すなわち、MAC、RLC、PDCPなどが調べられなければならない。
事前設定アップリンクリソース中での送信は、多くのRAN2影響を潜在的に有し得る。
しかしながら、データ送信は、すべてのこれらの問題点が解決された場合、Rel-15EDTから多くの作業を再使用することができる。すなわち、以下で考察される両方のソリューションについて、データ送信部分は、Msg3中でのEDTデータ送信と同様に行われ得る。潜在的に、RAN2はまた、EDT Msg3およびMsg4 RRCメッセージを再使用することを考慮するか、または、EDT Msg3およびMsg4 RRCメッセージを新しいPUR RRCメッセージのためのベースラインとして使用することができる。これは、上記で説明されたすべての未解決問題点を解決する。
Rel-15EDT Msg3/Msg4データ送信は、事前設定アップリンクリソース中での送信のためのベースラインとして使用される。
無競合または競合ベースデータ送信:
RAN2の場合、UEが設定されるPURリソースが専用無線リソースであるのか共有無線リソースであるのかは重要でない。たとえば、UEは、共有リソース中でCDMAのためのUE固有コードを割り振られ得る。しかしながら、重要なことは、PURデータ送信が競合ベースであるのか無競合であるのかである。
競合ベースPUR:
競合ベースPURの場合、図18に示されているように、UEは、初期アクセスにおいて共通PUR設定およびTAを与えられる。これらの共通PURは任意のUEによって選択され得、そこでデータを送信することは、衝突の危険がある。設定は、場合によっては、PRACHがどのように設定されるかによく似て、周期的リソースとして最も動機付けられる。同様のやり方で、異なるCEレベルがサポートされ、さらに、いくつかのTBSがサポートされなければならず、これは、このソリューションを、極めて多くのリソースを消費するものにし得る。
データが到達すると、UEは、UEのデータを送信するために後続の周期的PURを選択する。UE予測トラフィックの知識は必要とされない。しかしながら、送信は衝突の危険を冒して実施され、PHYレイヤにおいて改善が行われない場合、衝突の危険は、プリアンブル選択の欠如により、それぞれ、LTE-MおよびNB-IoTの場合のレガシーと比較して、×64または×48である。衝突の危険がレガシープロシージャの場合よりも(すなわちEDTと比較して)低いことが確実にされ得ない場合、共通PURはレガシーよりも悪く機能し得る。そうである場合、競合ベースPURを動機付けることは極めて厳しい。さらに、レガシープロシージャによれば、HARQ再送信は、eNBがソフト合成を行うことができないので、この場合、可能でない。すなわち、再送信をスケジュールする可能性がないか、または、後続の共通PURリソースが使用される場合、それが再送信であるか否かを知る可能性がない。
リソースはどのUEによっても使用されるべきであるので、より高いUE能力を利用する可能性は、PUR特徴がそれらのUEに限定されない限り、ない。このことにより、競合ベースPURは、場合によっては、アラームなど、ほとんどの場合何も送信されていない、散発性トラフィックを伴う使用事例に最も好適である。その場合でも、アップリンク効率利得は非常に疑わしいが、UEは、Msg1およびMsg2が省略され得るので、電力消費をやや低減したことになる。ほとんどの場合送信がないときにその低減が顕著であるかどうかは、不明のままである。
したがって、事前設定アップリンクリソース中での競合ベース送信は、アラームなど、散発性送信およびめったにない送信を伴う使用事例によって正当化され得る。
無競合PURの場合、図17に示されているように、UEは、初期アクセスにおいて専用PURリソースおよびTAを与えられる。PURリソースは、UEトラフィックプロファイル、能力およびCEレベルに合わせてテーラーメイドされて設定され得る。さらに、PUR送信は、無衝突であることが保証される。したがって、設定されたリソースが使用される限り、アップリンク送信効率とUE電力消費の両方における利得が確実にされる。
潜在的問題は、RRC_IDLEモードにあるUEに対する専用無線リソースの設定である。すなわち、eNBは、通常、RRC_IDLEモードにあるUEを追跡せず、もはやセル中にないことがあるUEのために無線リソースを予約することは、リソースが浪費されるので、UL送信効率を改善するというよりもむしろUL送信効率を低下させる。しかしながら、周期的リソースが予約されなければならない理由はない。専用PURリソースが、その時間において1つのPUR送信のために予約され得る。すなわち、1つのPURリソースのみが割り当てられ、以降、その送信時に、次のPUR送信のためにリソースが予約され、以下同様である。これは、潜在的リソース浪費を大幅に制限し、特徴を、周期的トラフィックを伴うより多くのそれらの使用事例にとって有用にする。代替的に、リソース予約はタイマーベースであり得る。専用事前設定アップリンクリソースについて以下の利点があり得る:より少ないリソース浪費、すなわち、必要な場合のみリソースが割り振られる;UEに対して適応的、すなわち、複数のCEレベル、TBSなどからの追加リソース浪費がない;無衝突→UE電力消費とUL Tx効率の両方についての保証される利得;UE固有のより高いデータレートが可能(すなわち、マルチトーン、Cat-M2/Cat-NB2などの能力からの利得);HARQ再送信。
したがって、無競合PURは、WI目的によれば、より少ないシステムオーバーヘッドおよび保証される利得により、良好なソリューションと見なされ得る。
したがって、事前設定アップリンクリソース中での送信は、専用リソース中でRRC_IDLEにおいてサポートされる。
専用PURの場合、いくつかのUE固有パラメータが、専用RRCシグナリング上で設定されなければならない。これらは、たとえば、PUR間隔(すなわちリソース時間オフセット)、PUR TBS、PURリソースについての任意の割り当て情報などである。上記で説明されたように、その時間において1つのPURリソースのみを割り振ることに関して大きい潜在的利益があり、Rel-12電力節約モード(PSM)の場合と同じ原理が適用され得る。すなわち、アップリンク送信ごとにUEはPUR間隔およびPUR-TBSを要求し、ネットワークは、UEが適用するべきである設定パラメータで返答する。これは、UEが、セルを離れる場合、または他の理由でPURリソース中で送信しない場合、高々1つの送信機会が浪費されるので、リソース浪費を自動的に低減する。さらに、TBSまたは間隔のいずれかが変化するべきであるかどうかは、より適応的である。欠点は、もちろん、あるUEについて間隔およびTBSが常に同じであるべきである場合のシグナリングオーバーヘッドである。しかしながら、これは、前回と同じ間隔およびTBSが適用されるべきであるとフラグが示すことによって、容易に解決され得る。
したがって、事前設定アップリンクリソース中での専用送信は、その時間において1つの送信機会のために設定される。
示されているように、UEは、RRC接続(またはEDT送信)中に設定される。eNBとUEの両方が、後続の送信がいつ行われるかの共通理解を有する必要がある。
したがって、間隔(時間リソースオフセット)およびTBSが、事前設定アップリンクリソース中での専用送信のための設定パラメータとして使用される。
ネットワークは、次いで、UEがRRC_IDLEに移るときにこれらのパラメータを記憶する必要がある。CIoT UPソリューション(RRC中断/再開)の場合、これは、記憶されたUEコンテキストにPURパラメータを追加することを意味する。CIoT CPソリューション(DoNAS)の場合、これは、MMEにおける記憶されたUEコンテキストにPURパラメータを追加することを意味する。さらに、スケジューラがすべてのこれらのPUR機会に気づいていることも確実にされなければならない。
したがって、事前設定アップリンクリソースのための設定パラメータが、UEコンテキストに追加される。
上記で、RRC_IDLEにおけるPURが説明されたが、WI目的は、RRC_CONNECTEDにおけるPURをも潜在的に含む。最初に、接続における共通PURを考慮する。UEは、送信のための接続および専用無線リソースを取得するためにランダムアクセスプロシージャを経た。次いで、衝突および再送信の危険を冒して共通リソース中でデータを送信することは、スケジューリング要求をトリガすることよりも効率的でない。
一方、接続における専用PURは、SPSとまったく同様である。LTE-MはSPSのサポートをすでに有するが、NB-IoTの場合、Rel-15において強い必要が見られず、SPSサポートRel-15がBSRのために導入されたにすぎないことに留意されたい。しかしながら、マッシブMTCトラフィックはサブフレームレベルで完全に周期的でないので、SPSが当初導入されたVoIPのように、SPSのいくつかのPUR修正の必要が依然としてある。たとえば、アイドルモードについて上記で説明されたように、その時間における1つのPURリソースの設定。
RRC_CONNECTEDにおける事前設定アップリンクリソース中での送信は、共通リソース(競合ベース)中ではなく専用リソース(無競合)中で考慮される。
図16では、PUR設定のためのシグナリング図の一例が与えられる。これは、セル中での初期アクセスのためのレガシー接続確立プロシージャを仮定しているが、最適化として、これはEDTでも適用可能であり得ることに留意されたい。
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、その略語が上記でどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
BI バックオフインジケータ
BSR バッファステータス報告
Cat-M1 カテゴリーM1
Cat-M2 カテゴリーM2
CE カバレッジ拡張(Enhanced)/拡張(Enhancement)
DL ダウンリンク
eMTC 拡張マシン型通信
eNB エボルブドノードB
EDT 早期データ送信
IoT モノのインターネット
LTE Long-Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
NAS 非アクセス階層
NB-IoT 狭帯域モノのインターネット
M2M マシンツーマシン
MTC マシン型通信
PDU プロトコルデータユニット
PUR 事前設定アップリンクリソース
(N)PRACH (狭帯域)物理ランダムアクセスチャネル
PRB 物理リソースブロック
RA ランダムアクセス
RAPID ランダムアクセスプリアンブル識別子
RAR ランダムアクセス応答
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御(プロトコル)
TBS トランスポートブロックサイズ
UE ユーザ機器
UL アップリンク
WI ワークアイテム
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域中の電力密度で除算されたチップごとのCPICH受信エネルギー
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM 汎欧州デジタル移動電話方式
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE Long-Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブテスト最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイルスイッチングセンタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用サポートシステム
OTDOA 観測到達時間差
O&M 運用保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッド自動再送要求指示チャネル
PLMN パブリックランドモバイルネットワーク
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力または
参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または
参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (53)

  1. 無線通信ネットワークにおける使用のために設定された無線デバイスによって実施される方法であって、前記方法は、
    アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソース設定についての要求を送信することと、
    前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することであって、前記第1の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを受信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してデータを送信することと併せて、第2の事前設定リソース設定を要求することと、
    第2の事前設定リソースを設定する前記第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することであって、前記第2の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを受信することと
    を含む、方法。
  2. 前記要求が1ビットフィールドである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記要求が、前記事前設定アップリンクリソース設定のための1つまたは複数の好ましいパラメータを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記要求が、前記ユーザデータと同じメッセージ中に含まれるかまたはさもなければ前記ユーザデータに付随する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記要求することが、前記第2の事前設定リソース設定についての要求を送信することを含み、前記要求は、前記第2の事前設定リソース設定が前記第1の事前設定リソース設定と同じであること、または、前記第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが前記第1の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを要求する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングは、前記第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが、前記第1の事前設定リソース設定の前記1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを示す、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2の事前設定リソースは、前記第2の事前設定リソースが時間的に後で発生することを除いて前記第1の事前設定リソースと同じである、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングが1ビットフィールドである、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 記方法が、前記接続モードに遷移することの一部として、または前記接続モード中に、タイミングアドバンスを受信することをさらに含み、前記ユーザデータを送信することが、前記タイミングアドバンスを使用して実施される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングがタイミングアドバンスをも示す、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第2の事前設定リソースを使用して、および前記制御シグナリングによって示された前記タイミングアドバンスを使用して、ユーザデータを送信することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に受信されるか、または、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に受信される、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. ユーザデータを前記送信することは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. ユーザデータを前記送信することが、前記接続モードを出て、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で実施される、請求項14に記載の方法。
  16. ユーザデータを前記送信することが、前記接続モードを出て、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ1をまだ送信することなしに、および/またはランダムアクセスプロシージャのメッセージ2を受信することなしに実施される、請求項14に記載の方法。
  17. 前記接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモード中に、反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することであって、前記アイドルモードは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないモードであり、または、前記非アクティブモードは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有するモードである、ユーザデータを送信または受信することをさらに含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前回、前記無線デバイスが前記接続モードにあったときに受信されたか、あるいはアイドルモードまたはアクティブモード中に受信されたタイミングアドバンスを使用して、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモード中に、前記反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することをさらに含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記方法は、ユーザデータを送信または受信することをさらに含み、
    ユーザデータを前記送信または受信することが、
    ランダムアクセスプロシージャのメッセージ3フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続要求メッセージを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することと、
    ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ3フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することと、
    ランダムアクセスプロシージャのメッセージ4フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続セットアップメッセージを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することと、
    ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ4フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することと
    のうちのいずれか1つを含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記第1の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングが専用制御シグナリングである、請求項1から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを前記送信することは、前記第1の事前設定リソースの有効性または予約が失効していないと決定したことに応答して実施される、請求項1から20のいずれか一項に記載の方法。
  22. スケジューリング要求またはランダムアクセスをトリガすることの代わりに、前記第1の事前設定リソースを使用して前記ユーザデータを送信することを含む、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記第1の事前設定リソース設定は、前記第1の事前設定リソースが共通リソースであるのか専用リソースであるのかに関して一般的であるかまたはアグノスティックである、請求項1から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記要求が事前設定アップリンクリソーストランスポートブロックサイズを要求し、前記第1の事前設定リソース設定が前記第1の事前設定リソースのためのトランスポートブロックサイズを示す、請求項1から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 無線通信ネットワークにおける使用のために設定された無線ネットワークノードによって実施される方法であって、前記方法は、
    無線デバイスから、アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソース設定についての要求を受信することと、
    前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することであって、前記第1の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを送信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してデータを受信することと併せて、第2の事前設定リソース設定についての要求を受信することと、
    第2の事前設定リソースを設定する前記第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することであって、前記第2の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを送信することと
    を含む、方法。
  26. 前記要求が1ビットフィールドである、請求項25に記載の方法。
  27. 前記要求が、前記事前設定アップリンクリソース設定のための1つまたは複数の好ましいパラメータを含む、請求項25または26に記載の方法。
  28. 前記第1の事前設定リソースと併せて、前記第2の事前設定リソースを設定する前記第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することであって、前記第2の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを送信することをさらに含む、請求項25から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記要求が、前記ユーザデータと同じメッセージ中に含まれるかまたはさもなければ前記ユーザデータに付随する、請求項25に記載の方法。
  30. 前記第2の事前設定リソース設定についての前記要求は、前記第2の事前設定リソース設定が前記第1の事前設定リソース設定と同じであること、または、前記第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが前記第1の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを要求する、請求項25から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングは、前記第2の事前設定リソース設定の1つまたは複数の設定パラメータが、前記第1の事前設定リソース設定の前記1つまたは複数の設定パラメータと同じであることを示す、請求項25から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記第2の事前設定リソースは、前記第2の事前設定リソースが時間的に後で発生することを除いて前記第1の事前設定リソースと同じである、請求項25から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングが1ビットフィールドである、請求項25から32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 記方法は、前記無線デバイスが前記接続モードに遷移することの一部として、または前記接続モード中に、タイミングアドバンスを送信することをさらに含み、前記ユーザデータを受信することが、前記無線デバイスに別のタイミングアドバンスを送信することを有することなしに実施される、請求項25から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングがタイミングアドバンスをも示す、請求項25から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に、または、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に、前記第2の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することをさらに含む、請求項35に記載の方法。
  37. 前記第2の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に送信されるか、または、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に送信される、請求項25から36のいずれか一項に記載の方法。
  38. ユーザデータを前記受信することは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないアイドルモード中に実施されるか、または、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有する非アクティブモード中に実施される、請求項25から37のいずれか一項に記載の方法。
  39. ユーザデータを前記受信することは、前記無線デバイスが、前記接続モードを出て、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で実施される、請求項38に記載の方法。
  40. ユーザデータを前記受信することが、前記接続モードを出て、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャのメッセージ1をまだ受信することなしに、および/またはランダムアクセスプロシージャのメッセージ2をまだ送信することなしに実施される、請求項38に記載の方法。
  41. 前記無線デバイスが、前記接続モードを出て、アイドルモードまたは非アクティブモードに入ってから、ランダムアクセスプロシージャを実施していない状態で、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモード中に、反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを送信または受信することであって、前記アイドルモードは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの接続を有しないモードであり、または、前記非アクティブモードは、前記無線デバイスが前記無線通信ネットワークとの非アクティブ接続を有するモードである、ユーザデータを送信または受信することをさらに含む、請求項25から40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前回、前記無線デバイスが前記接続モードにあったときに送信されたか、あるいはアイドルモードまたはアクティブモード中に送信されたタイミングアドバンスに基づいて、前記アイドルモードまたは前記非アクティブモード中に、前記反復しない事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することをさらに含む、請求項25から41のいずれか一項に記載の方法。
  43. 前記方法は、ユーザデータを送信または受信することをさらに含み、
    ユーザデータを前記送信または受信することが、
    ランダムアクセスプロシージャのメッセージ3フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続要求メッセージを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することと、
    ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ3フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することと、
    ランダムアクセスプロシージャのメッセージ4フォーマットまたは無線リソース制御(RRC)接続セットアップメッセージを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することと、
    ランダムアクセスプロシージャの早期データ送信(EDT)メッセージ4フォーマット、EDT RRCメッセージ、あるいは、EDTのためのものであるかまたはEDTに基づくメッセージフォーマットを使用して、前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することと
    のうちのいずれか1つを含む、請求項25から42のいずれか一項に記載の方法。
  44. 前記第1の事前設定リソース設定を示す前記制御シグナリングが専用制御シグナリングである、請求項25から43のいずれか一項に記載の方法。
  45. 前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを前記受信することは、前記第1の事前設定リソースの有効性または予約が失効していないことに基づく、請求項25から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 前記第1の事前設定リソース設定は、前記第1の事前設定リソースが共通リソースであるのか専用リソースであるのかに関して一般的であるかまたはアグノスティックである、請求項25から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 前記要求が事前設定アップリンクリソーストランスポートブロックサイズを要求し、前記第1の事前設定リソース設定が前記第1の事前設定リソースのためのトランスポートブロックサイズを示す、請求項25から46のいずれか一項に記載の方法。
  48. 無線デバイス(300)であって、
    ネットワークとの通信のために設定された通信回路(320)と、
    前記通信回路(320)に動作可能に結合された処理回路(310)とを備え、前記処理回路(310)は、
    アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソース設定についての要求を送信することと、
    前記無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することであって、前記第1の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを受信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを送信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してデータを送信することと併せて、第2の事前設定リソース設定を要求することと、
    第2の事前設定リソースを設定する前記第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを受信することであって、前記第2の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを受信することと
    を行うように設定された、無線デバイス(300)。
  49. 前記処理回路(310)が、請求項2から24のいずれか一項に記載の方法を行うように設定された、請求項48に記載の無線デバイス(300)。
  50. ネットワークノード(500)であって、
    ネットワークとの通信のために設定された通信回路(520)と、
    前記通信回路(50)に動作可能に結合された処理回路(510)とを備え、前記処理回路(510)は、
    無線デバイスから、アップリンクメッセージ中で、事前設定アップリンクリソース設定についての要求を受信することと、
    前記無線デバイスが無線通信ネットワークとの接続を有する接続モード中に、第1の事前設定リソースを設定する第1の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することであって、前記第1の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを送信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してユーザデータを受信することと、
    前記第1の事前設定リソースを使用してデータを受信することと併せて、第2の事前設定リソース設定についての要求を受信することと、
    第2の事前設定リソースを設定する前記第2の事前設定リソース設定を示す制御シグナリングを送信することであって、前記第2の事前設定リソースが、前記無線デバイス専用の反復しない事前設定リソースである、制御シグナリングを送信することと
    を行うように設定された、ネットワークノード(500)。
  51. 前記処理回路(510)が、請求項26から47のいずれか一項に記載の方法を行うように設定された、請求項50に記載のネットワークノード(500)。
  52. 無線デバイス(300)中のプロセッサによる実行のためのコンピュータプログラム命令が記憶されたコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラム命令が、前記無線デバイス(300)に請求項1から24のいずれか一項に記載の方法を行わせるように設定された、コンピュータプログラム。
  53. ネットワークノード(500)中のプロセッサによる実行のためのコンピュータプログラム命令が記憶されたコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラム命令が、前記ネットワークノード(500)に請求項25から46のいずれか一項に記載の方法を行わせるように設定された、コンピュータプログラム。
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