JP7200819B2 - 表示制御装置、表示制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、表示制御装置、表示制御方法、およびコンピュータプログラムに関する。
工場や家庭などの需要家が消費する電力の電気料金は、基本料金と従量制料金とから構成される(例えば、特許文献1参照)。電気料金を削減するためには、基本料金または従量制料金を小さくする必要がある。従量制料金は、消費電力に応じて定められる。このため、従量制料金は、消費電力を削減することにより小さくすることができる。一方、基本料金は、電力会社との契約により定められ、例えば、過去13か月の30分単位の平均使用電力の最大値(電力ピーク)に応じて定められる。このため、電力ピークを小さくすることにより、基本料金を小さくすることができる。
特開2019-017157号公報
しかしながら、ユーザは、電力ピークを小さくして基本料金を小さくするために、どのような対策が有効かを判断することが困難であった。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電気料金の削減に有効な対策のユーザによる立案を支援することのできる表示制御装置、表示制御方法、およびコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一実施態様に係る表示制御装置は、消費電力量の閾値を受け付ける受付部と、所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する抽出部と、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行する表示制御部とを備える。
本開示の他の実施態様に係る表示制御方法は、消費電力量の閾値を受け付けるステップと、所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出するステップと、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行するステップとを含む。
本開示の他の実施態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、消費電力量の閾値を受け付ける受付部と、所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する抽出部と、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行する表示制御部として機能させる。
なお、本開示は、このような特徴的な処理部を備える表示制御装置として実現することができるだけでなく、特徴的な処理ステップを含む表示制御方法として実現することができる。また、特徴的な処理部としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム、または特徴的な処理ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムとして実現することもできる。また、コンピュータプログラムを、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。また、本開示は、表示制御装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、表示制御装置を含むシステムとして実現したりすることもできる。
本開示によると、電気料金の削減に有効な対策のユーザによる立案を支援することができる。
図1は、実施形態に係る電力監視システムの構成を示す図である。 図2は、データベースに記憶されている消費電力量情報の一例を示す図である。 図3は、電力監視サーバの構成を示すブロック図である。 図4は、表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 図5は、電力分布欄に表示される1時間ごとの消費電力量の分布の一例を示す図である。 図6は、超過日時欄に表示される閾値超過日時の一例を示す図である。 図7は、超過回数欄に表示される閾値超過回数の一例を示す図である。 図8は、電力監視サーバが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、電力監視サーバが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図10は、電力監視サーバが実行する処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、ピーク拡大表示処理において、表示装置の電力分布欄に表示される画像の一例を示す図である。 図12は、時系列表示処理において、表示装置の電力分布欄に表示される画像の一例を示す図である。 図13は、月分析グラフの一例を示す図である。 図14は、日分析グラフの一例を示す図である。 図15は、日分析グラフの一例を示す図である。 図16は、日分析グラフの一例を示す図である。 図17は、日分析グラフの一例を示す図である。 図18は、電力内訳表の一例を示す図である。
[本開示の実施形態の概要]
最初に本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本開示の一実施形態に係る表示制御装置は、消費電力量の閾値を受け付ける受付部と、所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する抽出部と、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行する表示制御部とを備える。
この構成によると、閾値を超える消費電力量が種別と対応付けて表示される。このため、ユーザは、ピーク電力を削減するために対策を取るべき種別を容易に知ることができる。これにより、電気料金の削減に有効な対策のユーザによる立案を支援することができる。
(2)好ましくは、前記表示制御部は、電力が消費された時間帯ごとに異なる態様で、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を表示する表示処理を実行する。
この構成によると、閾値を超える消費電力量が時間帯と対応付けられて表示される。このため、ユーザは、ピーク電力を削減すべき時間帯を容易に知ることができる。これにより、電気料金の削減に有効な対策のユーザによる立案を支援することができる。
(3)さらに好ましくは、前記表示制御部は、さらに、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を大きい順に並べて表示する表示処理を実行する。
この構成によると、ユーザは、ピーク電力を削減すべき時間帯をより容易に知ることができ、ピーク電力の削減のための対策の立案に役立てることができる。
(4)また、前記表示制御部は、さらに、電力が消費された月、時間および曜日から選択される第1種別および第2種別の組み合わせごとに、抽出された前記消費電力量情報の個数を表示する表示処理を実行してもよい。
この構成によると、ユーザは、電力を削減すべき第1種別および第2種別の組を容易に知ることができる。例えば、第1種別を月とし、第2種別を曜日とした場合、ユーザは、消費電力量が閾値を超えている月および曜日の組を容易に知ることができる。これにより、ユーザは、ピーク電力の削減のための対策の立案に役立てることができる。
(5)また、前記表示制御部は、さらに、抽出された前記消費電力量情報と抽出されなかった前記消費電力量情報とを互いに異なる表示態様で、電力が消費された日および曜日と対応付けられるカレンダーの形式で表示する表示処理を実行してもよい。
この構成によると、ユーザは、消費電力量が閾値を超えた日および曜日を容易に知ることができる。これにより、ユーザは、ピーク電力の削減のための対策の立案に役立てることができる。
(6)また、前記表示制御部は、抽出された前記消費電力量情報に基づいて、前記閾値を超える消費電力量の領域と前記閾値以下の消費電力量の領域とを、互いに異なる表示態様で表示する表示処理を実行してもよい。
この構成によると、ユーザは、消費電力量が閾値をどの程度超えたかを容易に知ることができる。これにより、ユーザは、ピーク電力の削減のための対策の立案に役立てることができる。
(7)また、前記受付部は、さらに、変更後の前記閾値を受け付け、前記抽出部は、前記閾値の変更に応答して、前記消費電力量情報を抽出し、前記表示制御部は、前記消費電力量情報の抽出に応答して、前記表示処理を実行してもよい。
この構成によると、閾値を変更すると、それに連動して表示処理が実行される。ユーザは、例えば閾値を徐々に大きくすることにより、対策を立てるべき種別の絞り込みを行うことができる。
(8)本開示の他の実施形態に係る表示制御方法は、消費電力量の閾値を受け付けるステップと、所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出するステップと、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行するステップとを含む。
この構成は、上述の表示制御装置が備える特徴的な処理部に対応するステップを含む。このため、この構成によると、上述の表示制御装置と同様の作用および効果を奏することができる。
(9)本開示の他の実施形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、消費電力量の閾値を受け付ける受付部と、所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する抽出部と、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行する表示制御部として機能させる。
この構成によると、コンピュータを、上述の表示制御装置として機能させることができる。このため、上述の表示制御装置と同様の作用および効果を奏することができる。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<電力監視システムの全体構成>
図1は、実施形態に係る電力監視システムの構成を示す図である。
図1を参照して、電力監視システム100は、電力監視サーバ1と、EMS(Energy Management System)装置2と、データ集約サーバ3と、データベース4と、表示装置5と、端末装置6とを備える。
電力監視サーバ1、EMS装置2、データ集約サーバ3、データベース4および端末装置6は、インターネットまたはLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して相互に接続される。
電力監視サーバ1は、表示制御装置として機能し、工場またはオフィスなどの需要家施設における電力の使用状況を表示するための装置である。
EMS装置2は、需要家施設内の複数の測定ポイントに設置されたスマートメータや電力機器などに接続され、各測定ポイントにおける消費電力量情報を収集する。
データ集約サーバ3は、例えば、FTP(File Transfer Protocol)やHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)などの通信プロトコルに従って、EMS装置2から各測定ポイントにおける消費電力量情報を受信する。データ集約サーバ3は、受信した消費電力量情報を、測定ポイントごとに分類しデータベース4に記憶させる。なお、データ集約サーバ3およびデータベース4のいずれか一方または両方の構成が電力監視サーバ1に備えられていてもよい。
データベース4は、消費電力量情報を記憶する記憶装置であり、例えば、NAS(Network Attached Storage)などにより構成される。なお、電力監視サーバ1がデータベース4を備えていてもよい。
電力監視サーバ1は、データベース4に記憶された消費電力量情報を読み出し、消費電力量情報を加工した画像を表示装置5に表示させたり、端末装置6に送信したりする。
端末装置6は、電力監視サーバ1から受信した画像を表示する。また、端末装置6は、後述する閾値などのユーザが入力したデータを、電力監視サーバ1に送信する。
<消費電力量情報の一例>
図2は、データベース4に記憶されている消費電力量情報の一例を示す図である。消費電力量情報は、所定時間ごとの消費電力量を示す。
図2を参照して、消費電力量情報は、IDと、測定ポイント名と、機器タイプと、親IDと、計測日時と、電力量とを含む。IDは、測定ポイントを識別するための識別子である。測定ポイント名は、測定ポイントの名称を示す。機器タイプは、測定ポイントに接続される電力機器の属性、または、測定ポイント自体の属性を示す。機器タイプは、例えば、受電点、受電所、電灯・コンセント、空調、生産設備、その他などを含む。
親IDは、測定ポイントを階層化してツリー構造で表した時の親ノードに対応する測定ポイントのIDである。例えば、X製作所は、A棟、B棟およびC棟から構成されるものとする。つまり、ID「1」のX製作所受電点における消費電力量は、ID「2」のA棟受電所における消費電力量と、ID「7」のB棟受電所における消費電力量と、ID「12」のC棟受電所における消費電力量との和で表される。このため、ID「2」、ID「7」およびID「12」の測定ポイントの親IDは、「1」に設定される。また、ID「2」のA棟受電所における消費電力量は、ID「3」のA棟照明の消費電力量と、ID「4」のA棟空調の消費電力量と、ID「5」のA棟生産設備の消費電力量と、ID「6」のA棟OA機器の消費電力量との和で表される。このため、ID「3」~ID「6」の測定ポイントの親IDは「2」に設定される。B棟およびC棟の測定ポイントについても同様に親IDが設定される。
計測日時は、消費電力量を計測した日時を示す。電力量は、計測した消費電力量を示す。例えば、ID「1」の測定ポイントにおいて、2017年1月1日0:00-1:00の消費電力量はx(1)であり、2017年1月1日1:00-2:00の消費電力量はx(2)であり、2019年1月31日22:00-23:00の消費電力量はx(n-1)であり、2019年1月31日23:00-24:00の消費電力量はx(n)である。ID「1」~ID「16」についても同様に計測日時と電力量の欄が記載されるが、紙面の都合上、図示を省略している。
<電力監視サーバ1の構成>
図3は、電力監視サーバ1の構成を示すブロック図である。
図3を参照して、電力監視サーバ1は、受付部11と、抽出部12と、表示制御部13とを備える。
表示制御部13は、データベース4に記憶された消費電力量情報を表示装置5に表示させる。なお、表示制御部13は、消費電力量情報の画像を端末装置6に送信してもよい。つまり、消費電力量情報を端末装置6に表示させてもよい。
図4は、表示装置5に表示される画面の一例を示す図である。
図4を参照して、表示装置5には、分析対象欄20と、分析期間指定欄21と、閾値指定欄22と、測定ポイント表示欄25と、電力分布欄26と、超過日時欄27と、超過回数欄28とが表示される。
分析対象欄20は、消費電力量の分析対象となる時間単位を指定するための欄であり、ユーザがボタン20aをマウス等で押下した場合には、ある特定の日単位の分析が行われる。ユーザがボタン20bを押下した場合には、ある特定の月単位の分析が行われる。なお、いずれのボタンも押下されていない場合には、年単位の分析が行われる。図4は、年単位の分析画面を示しているものとする。
分析期間指定欄21は、分析期間を指定するための欄であり、分析期間の始期を指定する欄21aおよび終期を指定する欄21bが設けられている。また、分析期間指定欄21には、実行ボタン21cが設けられており、ユーザが実行ボタン21cを押下することにより、指定された分析期間の分析が実行される。図4の例では、2018年1月9日から2019年1月8日までの1年間の消費電力量の分析が行われる。
閾値指定欄22は、ユーザが閾値を入力するための欄である。ユーザがスライダ23を左右に移動させることにより、閾値表示欄24に表示される閾値が変化し、これにより、閾値を入力することができる。図4の例では、90%という閾値が入力される。この閾値は、分析期間における最大消費電力量に対する割合(%)を示す。
測定ポイント表示欄25は、消費電力量の測定ポイントを階層構造化して表示するための欄である。図4では、測定ポイントの一部が示されているが、測定ポイント表示欄25をスクロールさせることにより、全ての測定ポイントを見ることができる。例えば、測定ポイント「X製作所受電点」は、測定ポイント「A棟受電所」および「B棟受電所」を含む。また、測定ポイント「A棟受電所」は、測定ポイント「A棟照明」、「A棟空調」、「A棟生産設備」および「A棟OA機器」を含む。ユーザは、いずれかの測定ポイン名の左側に設けられているラジオボタンをクリックすることにより、分析対象の測定ポイントを指定することができる。図4の例では、測定ポイント「X製作所受電点」が測定ポイントとして指定されている。
電力分布欄26は、1時間ごとの消費電力量の分布を示す欄である。
図5は、電力分布欄26に表示される1時間ごとの消費電力量の分布の一例を示す図である。横軸は時間を表し、縦軸は消費電力量を表す。図5は、2018年1月9日から2019年1月8日までの1時間ごとの消費電力量を消費電力量の大きい順にソートした棒グラフである。また、就業時間(9:00-12:00,13:00-17:00)、休憩時間(7:00-9:00,12:00-13:00,17:00-19:00)、および夜間(19:00-7:00)の消費電力量の棒グラフを異なる表示態様(例えば、異なる色、模様など)で示している。また、ピーク電力量(2545.5kWh)の位置を破線で示している。また、ピーク拡大ボタン31、全体表示ボタン32、電力量ボタン33および時系列ボタン34が示されている。それぞれのボタンの意味については後述する。
再び図4を参照して、超過日時欄27には、消費電力量の閾値を超える超過日時の一覧が表示される。
図6は、超過日時欄27に表示される閾値超過日時の一例を示す図である。なお、受付部11は、消費電力量の閾値を、閾値指定欄22において入力された最大消費電力量に対する割合(%)から以下の式1に従い算出する。
閾値=最大消費電力量×割合(%)/100 …(式1)
図6には、閾値を超過した日時の一部(6つの日時)が表示されている。超過日時欄27をスクロールさせることにより、全ての超過日時を見ることができる。例えば、閾値を超過した日時として、2018年7月23日16:00が表示されている。その日は月曜日であり、その日時の消費電力量は2545.5kWhである。なお、各日時の右側に月分析ボタン35および日分析ボタン36が表示されている。ユーザが月分析ボタン35を押下した場合には、超過日時の該当する月(例えば、2018年7月)の消費電力量の分析が行われ、ユーザが日分析ボタン36を押下した場合には、超過日時の該当する日(例えば、2018年7月23日)の消費電力量の分析が行われる。
再び図4を参照して、超過回数欄28には、消費電力量が閾値を超過した時間の回数(以下、「閾値超過回数」という。)が表示される。
図7は、超過回数欄28に表示される閾値超過回数の一例を示す図である。図7は、閾値超過回数を2次元的に表示した図である。図7には、3つの組み合わせの図が示されている。
つまり、図7の左上は、月および時間の組み合わせごとの閾値超過回数を示している。これによると、7月および8月の10時から17時の間に閾値を超過していることが分かる。このうち、7月の15時と8月の14時~16時の閾値超過回数はそれぞれ2回であり、それ以外の閾値超過回数は1回であることが分かる。また、7月の閾値超過回数は8回であり、8回の閾値超過回数は10回であることが分かる。
また、図7の左下は、曜日および時間の組み合わせごとの閾値超過回数を示している。これによると、月曜日の10時~12時および14時~17時の閾値超過回数はそれぞれ2回であり、火曜日の15時と木曜日の14時~16時の閾値超過回数はそれぞれ1回であることが分かる。また、月曜日の閾値超過回数は14回であり、火曜日の閾値超過回数は1回であり、木曜日の閾値超過回数は3回であることが分かる。
また、図7の右側は、月および曜日の組み合わせごとの閾値超過回数を示している。これによると、7月および8月の月曜日の閾値超過回数がそれぞれ7回であり、7月の火曜日の閾値超過回数が1回であり、8月の木曜日の閾値超過回数が3回であることが分かる。また、月曜日の閾値超過回数が14回であり、火曜日の閾値超過回数が1回であり、木曜日の閾値超過回数は3回であることが分かる。
なお、図7において数値が記載されていない欄の閾値超過回数は0回である。
再び図3を参照して、受付部11は、端末装置6または電力監視サーバ1に接続されたキーボード、マウスなどを操作してユーザが入力した情報を受け付ける。例えば、受付部11は、図4に示した分析対象欄20、分析期間指定欄21、閾値指定欄22、測定ポイント表示欄25および電力分布欄26などに表示された、各種欄への入力データや、閾値や、ボタン入力などを受け付ける。
例えば、受付部11は、分析期間指定欄21に入力された消費電力量情報の分析期間を受け付ける。また、受付部11は、閾値指定欄22においてユーザが入力した閾値を受け付ける。上述したように、閾値指定欄22において、ユーザは、最大消費電力量に対する割合(%)を入力する。このため、受付部11は、割合に基づいて、式1に従い、最大消費電力量に対する閾値を算出する。受付部11は、算出した閾値を抽出部12に出力する。
抽出部12は、受付部11から閾値を受ける。抽出部12は、データベース4に記憶されている消費電力量情報の中から、閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する。
表示制御部13は、データベース4に記憶されている消費電力量情報に基づいて、図4~図7に示したような表示を行う。なお、図6に示した閾値超過日時や、図7に示した閾値超過回数を表示する際には、表示制御部13は、抽出部12が抽出した消費電力量情報に基づいた表示処理を実行する。
<電力監視サーバ1の処理手順>
図8~図10は、電力監視サーバ1が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
例えば、ユーザが図4の分析期間指定欄21に分析期間を入力して実行ボタン21cを押下すると、電力監視サーバ1の処理が開始されるものとする。
受付部11は、分析期間指定欄21に入力された分析期間を取得する(S1)。
抽出部12は、取得した分析期間の消費電力量情報である分析対象情報をデータベース4から抽出する(S2)。
受付部11は、閾値指定欄22のスライダ23の位置に対応した閾値(最大消費電力量に対する割合(%))を受け付け、式1に従い消費電力量の閾値を算出することにより、閾値を取得する(S3)。
抽出部12は、消費電力量の閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を、分析対象情報の中から抽出する(S4)。
表示制御部13は、分析対象情報を図4に示した電力分布欄26に表示する(S5)。つまり、表示制御部13は、図5に示したような表示処理を行う。
表示制御部13は、消費電力量が閾値を超える消費電力量情報に基づいて、図4に示した超過日時欄27に閾値超過日時を表示する(S6)。つまり、表示制御部13は、図6に示したような表示処理を行う。
表示制御部13は、消費電力量が閾値を超える消費電力量情報に基づいて、図4に示した超過回数欄28に閾値超過回数を表示する(S7)。つまり、表示制御部13は、図7に示したような表示処理を行う。
受付部11は、ユーザが閾値指定欄22のスライダ23を移動させ、閾値の変更を行ったか否かを判断する(S8)。閾値の変更が行われた場合には(S8においてYES)、電力監視サーバ1は、ステップS3に処理の制御を戻す。
閾値が変更されていない場合には(S8においてNO)、受付部11は、ユーザが分析期間指定欄21に分析期間を入力して実行ボタン21cを押下することにより、分析期間を指定したか否かを判断する(S9)。ユーザが分析期間を指定した場合には(S9においてYES)、電力監視サーバ1は、ステップS1に処理の制御を戻す。
分析期間が指定されていない場合には(S9においてNO)、受付部11は、ピーク拡大ボタン31が押下されたか否かを判断する(図9のS10)。例えば、受付部11は、図5に示した消費電力量の分布の画面においてピーク拡大ボタン31が押下されたか否かを判断する。ピーク拡大ボタン31が押下された場合には(S10においてYES)、表示制御部13は、消費電力量が閾値を超える消費電力量情報に基づいて、閾値を超える消費電力量の分布を表示するピーク拡大表示処理を実行する(S11)。
図11は、ピーク拡大表示処理において、表示装置5の電力分布欄26に表示される画像の一例を示す図である。横軸は時間を表し、縦軸は消費電力量を表す。図11は、閾値(2291.0kWh)を超えた1時間ごとの消費電力量を消費電力量の大きい順にソートした棒グラフである。図11では、就業時間(9:00-12:00,13:00-17:00)、休憩時間(7:00-9:00,12:00-13:00,17:00-19:00)、および夜間(19:00-7:00)の消費電力量の棒グラフを異なる表示態様(例えば、異なる色、模様など)で示している。また、ピーク電力量(2291.0kWh)の位置を破線で示している。また、ピーク拡大ボタン31、全体表示ボタン32、電力量ボタン33および時系列ボタン34が示されている。
受付部11は、全体表示ボタン32が押下されたか否かを判断する(S12)。例えば、受付部11は、図11に示した画面において、全体表示ボタン32が押下されたか否かを判断する。全体表示ボタン32が押下された場合には(S12においてYES)、表示制御部13は、分析対象情報を表示する全体表示処理を実行する(S13)。例えば、表示制御部13は、図5に示したような分析期間の消費電力量の分布を電力分布欄26に表示する。
受付部11は、時系列ボタン34が押下されたか否かを判断する(S14)。例えば、受付部11は、図5に示した画面において、時系列ボタン34が押下されたか否かを判断する。時系列ボタン34が押下された場合には(S14においてYES)、表示制御部13は、分析対象情報を時系列順で表示する時系列表示処理を実行する(S15)。
図12は、時系列表示処理において、表示装置5の電力分布欄26に表示される画像の一例を示す図である。横軸は時間を表し、縦軸は消費電力量を表す。表示制御部13は、図12に示すような分析期間の消費電力量の時系列分布を電力分布欄26に表示する。図12は、2018年1月9日から2019年1月8日までの1時間ごとの消費電力量を時系列に示した棒グラフである。なお、就業時間(9:00-12:00,13:00-17:00)、休憩時間(7:00-9:00,12:00-13:00,17:00-19:00)、および夜間(19:00-7:00)の消費電力量の棒グラフが異なる表示態様(例えば、異なる色、模様など)で表示される。ただし、図12では、紙面解像度の都合上、各時間帯の棒グラフを同一の表示態様で示している。図12には、ピーク電力量(2291.0kWh)の位置が破線で示されている。また、ピーク拡大ボタン31、全体表示ボタン32、電力量ボタン33および時系列ボタン34が示されている。
なお、図11に示す画面において時系列ボタン34が押下された場合には、表示制御部13は、閾値を超えた電力量情報を時系列で表示する。
受付部11は、電力量ボタン33が押下されたか否かを判断する(S16)。例えば、受付部11は、図12に示した画面において、電力量ボタン33が押下されたか否かを判断する。電力量ボタン33が押下された場合には(S16においてYES)、表示制御部13は、分析期間の消費電力量の消費電力量順の分布を電力分布欄26に表示する(S17)。例えば、表示制御部13は、図5に示したような画面を表示する。なお、閾値を超える消費電力量の時系列分布の表示画面において電力量ボタン33が押下された場合には、表示制御部13は、図11に示すような閾値を超える消費電力量の消費電力量順の分布を表示する。
受付部11は、月分析ボタン35が押下されたか否かを判断する(S18)。例えば、受付部11は、図6に示した超過日時欄27において、ユーザが月分析ボタン35を押下したか否かを判断する。月分析ボタン35が押下された場合には(S18においてYES)、表示制御部13は、月分析グラフを表示装置5の電力分布欄26に表示する(S19)。
図13は、月分析グラフの一例を示す図である。月分析グラフ41には、2018年7月の1時間ごとの消費電力量が時系列表示される。つまり、消費電力量が、電力が消費された日および曜日と対応付けられるカレンダーの形式で表示される。つまり、月分析グラフ41には、7月1日から7月31日までの消費電力量の推移が1週間単位で示されている。また、表示制御部13は、消費電力量のうち閾値を超えた部分を黒く塗りつぶして表示する。例えば、7月23日と7月24日の消費電力量の一部が黒く塗りつぶして表示されている。
月分析グラフ41の上部には、週の始まりを指定するための月曜日ボタン37と日曜日ボタン38とが表示されている。ユーザが月曜日ボタン37を押下すると、表示制御部13は、図13に示すように週の始まりを月曜日とした表示を行う。ユーザが日曜日ボタン38を押下すると、表示制御部13は、週の始まりを日曜日とした表示を行う。
月分析グラフ41の下部には、閾値超過日が示されており、2018年7月23日の月曜日に消費電力量が閾値を7回超過し、2018年7月24日の月曜日に消費電力量が閾値を1回超過したことが分かる。閾値超過日の右横には日分析ボタン36が表示されている。
受付部11は、日分析ボタン36が押下されたか否かを判断する(図10のS20)。例えば、受付部11は、図6に示した超過日時欄27において、日分析ボタン36を押下したか否かを判断する。日分析ボタン36が押下された場合には(S20においてYES)、表示制御部13は、日分析グラフを表示装置5の電力分布欄26に表示する(S21)。
図14は、日分析グラフの一例を示す図である。日分析グラフ42には、2018年7月23日の1時間ごとの消費電力量が時系列表示される。デフォルトの日分析グラフ42では、例えば、各測定ポイントの消費電力量が積み上げ形式で表示される。例えば、図4の測定ポイント表示欄25において、測定ポイント「X製作所受電点」が測定ポイントとして指定されている場合には、測定ポイント「X製作所受電点」の1つ下位の階層の測定ポイント(A棟受電所、B棟受電所、C棟受電所)の消費電力量が積み上げ形式で表示される。
日分析グラフ42には、表示タイプを指定するための積み上げボタン44および項目別ボタン45が表示され、消費電力量の分類方法を指定するための測定ポイントボタン46および機器タイプボタン47が表示される。図14は、積み上げボタン44および測定ポイントボタン46を押下した際の表示を示している。
受付部11は、積み上げボタン44が押下されたか否かを判断する(S22)。積み上げボタン44が押下された場合には(S22においてYES)、表示制御部13は、測定ポイント別の消費電力量または機器タイプ別の消費電力量を積み上げた日分析グラフ42を表示する。つまり、表示制御部13は、図14または後述する図16のような日分析グラフ42を表示する。
受付部11は、項目別ボタン45が押下されたか否かを判断する(S24)。項目別ボタン45が押下された場合には(S24においてYES)、表示制御部13は、測定ポイント別の消費電力量または機器タイプ別の消費電力量を項目別に示す日分析グラフ42を表示する。つまり、表示制御部13は、後述する図15または図7のような日分析グラフ42を表示する。
図15は、日分析グラフ42の一例を示す図である。日分析グラフ42には、2018年7月23日の1時間ごとの消費電力量が時系列表示される。図15では、各測定ポイントの消費電力量が項目別に表示される。例えば、3つの測定ポイント(A棟受電所、B棟受電所、C棟受電所)の消費電力量が、項目別(測定ポイント別)に表示される。図15に示す日分析グラフ42は、図14に示す日分析グラフ42において、項目別ボタン45を押下することにより表示される。
受付部11は、測定ポイントボタン46が押下されたか否かを判断する(S26)。測定ポイントボタン46が押下された場合には(S26においてYES)、表示制御部13は、測定ポイント別の消費電力量を積み上げ形式で示す日分析グラフ42(図14)または測定ポイント別の消費電力量を項目別に示す日分析グラフ42(図15)を表示する(S27)。図14に示す日分析グラフ42は、後述する図16に示す日分析グラフ42において、測定ポイントボタン46を押下することにより表示される。また、図15に示す日分析グラフ42は、後述する図17に示す日分析グラフ42において、測定ポイントボタン46を押下することにより表示される。
受付部11は、機器タイプボタン47が押下されたか否かを判断する(S28)。機器タイプボタン47が押下された場合には(S28においてYES)、表示制御部13は、機器タイプ別の消費電力量を積み上げ形式または項目別に表示する(S29)。
図16は、日分析グラフ42の一例を示す図である。日分析グラフ42には、2018年7月23日の1時間ごとの消費電力量が時系列表示される。図16では、機器タイプ別の消費電力量が積み上げ形式で表示される。例えば、機器タイプ(空調、その他、電灯・コンセント、生産設備)ごとに表示態様の異なる(例えば、色の異なる)消費電力量の棒グラフが積み上げ形式で表示される。図16に示す日分析グラフ42は、図14に示す日分析グラフ42において機器タイプボタン47を押下することにより表示される。
図17は、日分析グラフ42の一例を示す図である。日分析グラフ42には、2018年7月23日の1時間ごとの消費電力量が時系列表示される。図17では、機器タイプ別の消費電力量が項目別(機器タイプ別)に表示される。例えば、機器タイプ(空調、その他、電灯・コンセント、生産設備)ごとに表示態様の異なる(例えば、色の異なる)消費電力量の棒グラフが、項目別(機器タイプ別)に表示される。図17に示す日分析グラフ42は、図15に示す日分析グラフ42において機器タイプボタン47を押下することにより表示される。
月分析ボタン35が押下されていない場合には(S20においてNO)、電力監視サーバ1は一連の処理を終了し、再度、ステップS1からの処理を繰り返し実行する。
なお、日分析グラフ42において、いずれかの棒グラフをユーザが選択することにより、表示制御部13は、その内訳を示す電力内訳表を表示するようにしてもよい。
図18は、電力内訳表の一例を示す図である。図18に示す電力内訳表48は、図14に示す日分析グラフ42において10時の消費電力量に対応する棒グラフ43を選択した場合に表示される。電力内訳表48は、例えば、測定ポイント「X製作所受電点」の消費電力量2542.2kWhの内訳として、測定ポイント「A棟受電所」、「B棟受電所」および「C棟受電所」の消費電力量である1515.6kWh、680.5kWhおよび346.1kWhがそれぞれ示されている。また、消費電力量2542.2kWhに対するそれらの割合は、それぞれ、59.62%、26.77%および13.61%であることが示されている。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態によると、閾値を超える消費電力量が種別と対応付けて表示される。例えば、図11に示すように閾値を超える消費電力量が時間帯(就業時間、休憩時間または夜間)と対応付けられて表示される。このため、ユーザは、ピーク電力を削減すべき時間帯を容易に知ることができる。これにより、電気料金の削減に有効な対策のユーザによる立案を支援することができる。また、図11に示すように電力が消費された時間帯ごとに異なる態様で消費電力量が表示される。このため、ユーザは、ピーク電力を削減すべき時間帯を容易に知ることができる。
また、図11に示すように消費電力量が大きい順に並べて表示される。このため、ユーザは、ピーク電力を削減すべき時間帯をより容易に知ることができる。
また、図7に示すように電力が消費された月、時間および曜日から選択される第1種別および第2種別の組み合わせごとに、抽出された前記消費電力量情報の個数が表示される。このため、ユーザは、電力を削減すべき第1種別および第2種別の組を容易に知ることができる。
また、図13に示すように、閾値を超える消費電力量と閾値以下の消費電力量とが、互いに異なる表示態様で、電力が消費された日および曜日と対応付けられるカレンダーの形式で表示される。具体的には、閾値を超える消費電力量の領域と閾値以下の消費電力量の領域とが、互いに異なる表示態様で表示される。このため、ユーザは、消費電力量が閾値を超えた日および曜日を容易に知ることができる。また、ユーザは、消費電力量が閾値をどの程度超えたかを容易に知ることができる。
また、閾値を変更すると、それと連動して表示制御部13による表示処理が実行される。これにより、ユーザは、例えば閾値を徐々に大きくすることにより、対策を立てるべき種別の絞り込みを行うことができる。
[付記]
上記の各装置は、具体的には、プロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されてもよい。RAMまたはHDDには、コンピュータプログラムが記憶されている。プロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1または複数のシステムLSIなどの半導体装置から構成されているとしてもよい。
上記したコンピュータプログラムを、コンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体、例えば、HDD、CD-ROM、半導体メモリなどに記録して流通させてもよい。また、コンピュータプログラムを、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送して流通させてもよい。
また、上記各装置は、複数のコンピュータにより実現されてもよい。
また、上記各装置の一部または全部の機能がクラウドコンピューティングによって提供されてもよい。
さらに、上記実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせるとしてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電力監視サーバ
2 EMS装置
3 データ集約サーバ
4 データベース
5 表示装置
6 端末装置
11 受付部
12 抽出部
13 表示制御部
20 分析対象欄
20a ボタン
20b ボタン
21 分析期間指定欄
21a 欄
21b 欄
21c 実行ボタン
22 閾値指定欄
23 スライダ
24 閾値表示欄
25 測定ポイント表示欄
26 電力分布欄
27 超過日時欄
28 超過回数欄
31 ピーク拡大ボタン
32 全体表示ボタン
33 電力量ボタン
34 時系列ボタン
35 月分析ボタン
36 日分析ボタン
37 月曜日ボタン
38 日曜日ボタン
41 月分析グラフ
42 日分析グラフ
43 棒グラフ
44 積み上げボタン
45 項目別ボタン
46 測定ポイントボタン
47 機器タイプボタン
48 電力内訳表
100 電力監視システム

Claims (8)

  1. 消費電力量の閾値を受け付ける受付部と、
    所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する抽出部と、
    抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行する表示制御部とを備え、
    前記表示制御部は、さらに、電力が消費された月、時間および曜日から選択される第1種別および第2種別の組み合わせごとに、抽出された前記消費電力量情報の個数を表示する表示処理を実行する、表示制御装置。
  2. 前記表示制御部は、電力が消費された時間帯ごとに異なる態様で、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を表示する表示処理を実行する、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、さらに、抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を大きい順に並べて表示する表示処理を実行する、請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御部は、さらに、抽出された前記消費電力量情報と抽出されなかった前記消費電力量情報とを互いに異なる表示態様で、電力が消費された日および曜日と対応付けられるカレンダーの形式で表示する表示処理を実行する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記表示制御部は、抽出された前記消費電力量情報に基づいて、前記閾値を超える消費電力量の領域と前記閾値以下の消費電力量の領域とを、互いに異なる表示態様で表示する表示処理を実行する、請求項に記載の表示制御装置。
  6. 前記受付部は、さらに、変更後の前記閾値を受け付け、
    前記抽出部は、前記閾値の変更に応答して、前記消費電力量情報を抽出し、
    前記表示制御部は、前記消費電力量情報の抽出に応答して、前記表示処理を実行する、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 消費電力量の閾値を受け付けるステップと、
    所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出するステップと、
    抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行するステップとを含
    前記表示処理を実行するステップでは、さらに、電力が消費された月、時間および曜日から選択される第1種別および第2種別の組み合わせごとに、抽出された前記消費電力量情報の個数を表示する表示処理を実行する、表示制御方法。
  8. コンピュータを、
    消費電力量の閾値を受け付ける受付部と、
    所定時間ごとの消費電力量を示す消費電力量情報の中から、前記閾値を超える消費電力量を示す消費電力量情報を抽出する抽出部と、
    抽出された前記消費電力量情報が示す消費電力量を、消費電力量の計測タイミングに関連する所定の種別と対応付けて表示する表示処理を実行する表示制御部として機能させるための、コンピュータプログラムであって、
    前記表示制御部は、さらに、電力が消費された月、時間および曜日から選択される第1種別および第2種別の組み合わせごとに、抽出された前記消費電力量情報の個数を表示する表示処理を実行する、コンピュータプログラム
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