JP7199218B2 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム - Google Patents

管理装置、管理方法及び管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、管理方法及び管理プログラムに関する。
従来、様々な分野の業務において、作業を各担当者に割り当てることが行われる。その際、各担当者の作業負荷等を考慮した最適な割り当てが行われることで、業務の効率が向上することが考えられる。例えば、従来の技術として、各人員の能力を考慮したタスクの割り当てにより、総作業行コストの最小化及び人員間の作業負荷の平準化を図る手法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2017-211921号公報
しかしながら、従来の技術には、各担当者の作業負荷を平準化することが困難な場合があるという問題がある。例えば、従来の技術では、各担当者の能力を示す情報があらかじめ与えられていることが前提とされているため、各担当者の能力が日々変化していく場合には最適化の精度が低下していくことが考えられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、管理装置は、取得部及び計算部を有する。取得部は、作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第1の重み、及び、担当者ごとの作業プロセスのそれぞれの経験の度合いを取得する。計算部は、第1の重み及び経験の度合いを基に、担当者のそれぞれに対する作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第2の重みを計算する。
本発明によれば、各担当者の作業負荷を平準化することができる。
図1は、第1の実施形態に係る管理装置の処理を説明するための図である。 図2は、第1の実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る作業プロセス情報の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る経験曲線の一例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る担当者情報の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係るスケジュール情報の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る計算処理について説明するための図である。 図8は、第1の実施形態に係る選択処理について説明するための図である。 図9は、第1の実施形態に係る管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、第2の実施形態に係る管理装置の処理を説明するための図である。 図11は、第2の実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る実績情報の一例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る計算モデルについて説明するための図である。 図14は、第2の実施形態に係る管理装置の計算処理及び選択処理の流れを示すフローチャートである。 図15は、第2の実施形態に係る管理装置の学習処理の流れを示すフローチャートである。 図16は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願に係る管理装置、管理方法及び管理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る管理装置の処理を説明するための図である。図1に示すように、管理装置10は、入力されたオーダの担当者を選択する。このとき、管理装置10は、各担当者の負荷がなるべく平準化されるように担当者を選択する。
ここで、実施形態におけるオーダとは、所定のサービスの提供に関するオーダであって、1つ以上の作業プロセスを含むものとする。例えば、オーダは、IP電話及びクラウドネットワーク等の通信サービスを提供するためのいわゆるサービスオーダ(SO)である。なお、管理装置10は、通信サービスの提供に限られず、1つ以上の作業プロセスを含む業務が発生する様々な業種に適用可能である。
[第1の実施形態の構成]
まず、図2を用いて、第1の実施形態に係る管理装置の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。図2に示すように、管理装置10は、通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14及び制御部15を有する。
通信部11は、ネットワークを介して、他の装置との間でデータ通信を行う。例えば、通信部11はNIC(Network Interface Card)である。入力部12は、ユーザからのデータの入力を受け付ける。入力部12は、例えば、マウスやキーボード等の入力装置である。出力部13は、画面の表示等により、データを出力する。出力部13は、例えば、ディスプレイ等の表示装置である。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部14は、管理装置10で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部14は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。また、記憶部14は、作業プロセス情報141、担当者情報142及びスケジュール情報143を記憶する。
作業プロセス情報141は、管理装置10に入力されるオーダに含まれる作業プロセスに関する情報である。図3は、第1の実施形態に係る作業プロセス情報の一例を示す図である。図3に示すように、作業プロセス情報141には、作業プロセスごとの基本重み及び習熟率が含まれる。
作業プロセス情報141の基本重みは、作業プロセスごとの作業負荷の度合いである。例えば、基本重みには、各作業プロセスの標準的な稼働時間が長いほど大きい値が設定される。なお、基本重みは、第1の重みの一例である。また、標準的な稼働時間は、管理者や作業担当者の知見に基づいて決定されたものであってもよいし、過去の作業実績を基に統計的に計算されたものであってもよい。
また、作業プロセス情報141の習熟率は、作業プロセスごとの習熟しやすさの度合いである。ここでは、作業プロセスの習熟率が小さいほど、担当者は、少ない経験回数で当該作業プロセスの稼働時間を短縮しやすい傾向にあるものとする。なお、作業の自動化が進んでいる作業プロセスほど、習熟により稼働時間を短縮しにくい傾向がある。一方、手作業の割合が大きい作業プロセスほど、習熟により稼働時間を短縮しやすい傾向がある。
ここで、後述する計算処理において、管理装置10は、基本重みから担当者ごとの重みを計算する際に経験曲線を用いる。その際、管理装置10は、作業プロセスごとの習熟率に基づいて、あらかじめ用意された複数の経験曲線のうち、どの経験曲線を用いるかを決定する。
また、ここでは、経験曲線は、経験回数に対する単位コストを表すものとする。単位コストは、経験回数に応じて変化する作業のコストの初期値に対する割合である。例えば、単位コストの初期値は1.0である。また、例えば、作業のコストは稼働時間である。
図4は、第1の実施形態に係る経験曲線の一例を示す図である。図4に示すように、実施形態においては、習熟率ごとに異なる経験曲線が用意されているものとする。また、経験曲線に関する各パラメータは、記憶部14に記憶される。
単位コストをr、経験回数をnとし、αを0以上1以下のパラメータとすると、経験曲線は(1)式のように表される。また、管理装置10は、経験回数がnであるときの稼働時間Tを、(2)式のように計算する。なお、Tは経験回数が0であるときの稼働時間である。
r=n ・・・(1)
=T×r ・・・ (2)
このとき、パラメータαは、各習熟率に対応しているものとする。例えば、習熟率が90%の場合はα=0.15、習熟率が80%の場合はα=0.30、習熟率が70%の場合はα=0.45のような設定がされていてもよい。
例えば、図3に示すように、作業プロセス「システム投入」の基本重みは、「30」であり、習熟率は「90%」である。また、例えば、作業プロセス「構築」の基本重みは、「50」であり、習熟率は「70%」である。また、例えば、作業プロセス「竣工」の基本重みは、「20」であり、習熟率は「80%」である。
例えば、図3から、3つの作業プロセスの中で、「構築」は、標準的な稼働時間は長いが習熟しやすいということがいえる。また、図3から、3つの作業プロセスの中で、「システム投入」は、標準的な稼働時間は中程度であるが習熟しにくいということがいえる。
担当者情報142は、担当者ごとの各作業プロセスの経験に関する情報である。図5は、第1の実施形態に係る担当者情報の一例を示す図である。図5に示すように、担当者情報142には、担当者ごとの各作業プロセスの経験回数が含まれる。
担当者情報142の経験回数は、担当者ごとの作業プロセスのそれぞれの経験の度合いである。例えば、図5には、担当者「A」の作業プロセス「システム投入」の経験回数が「100」であることが示されている。なお、経験の度合いは、経験回数に限られず、各作業プロセスの累積作業時間、及び各作業プロセスを初めて担当してからの経過年数等であってもよい。
スケジュール情報143は、各担当者のスケジュールに関する情報である。図6は、第1の実施形態に係るスケジュール情報の一例を示す図である。図6に示すように、スケジュール情報143には、日付ごとの各担当者の仕掛中重み及びステータスが含まれる。
スケジュール情報143の仕掛中重みは、仕掛中の作業の作業負荷の度合いである。前述の基本重み、及び後述する計算処理によって計算される重みと同様の基準で決定される。つまり、仕掛中重みは、当該日付における各担当者の稼働予定時間が長いほど大きい値になる。
また、ステータスは、担当者が当該日付において作業を行うことができるか否かを示す情報である。例えば、ステータスは、出勤や休暇の状況、及び出張や研修等の作業以外の業務の予定に関する情報である。
例えば、図6には、「11/1」における担当者「A」の仕掛中重みは「10」であり、ステータスは「出勤」であることが示されている。また、例えば、例えば、図6には、「11/5」における担当者「C」の仕掛中重みは「0」であり、ステータスは「年休」であることが示されている。
制御部15は、管理装置10全体を制御する。制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路である。また、制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部15は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部15は、収集部151、取得部152、計算部153、選択部154及び表示制御部155を有する。
収集部151は、作業プロセス情報141、担当者情報142及びスケジュール情報143を収集し、記憶部14に格納する。収集部151は、人手によって入力された情報を収集してもよいし、作業の進捗及び実績等を管理する他のシステムと連携して各情報を収集してもよい。
取得部152は、作業プロセスごとの作業負荷の度合いである基本重み、及び、担当者ごとの作業プロセスのそれぞれの経験回数を取得する。ここで、取得部152は、作業プロセス情報141から基本重みを取得する。また、取得部152は、担当者情報142から経験回数を取得する。前述の通り、基本重みは、第1の重みの一例である。
計算部153は、基本重み及び経験の度合いを基に、担当者のそれぞれに対する作業プロセスごとの作業負荷の度合いを重みとして計算する。計算部153によって計算される重みは、第2の重みの一例である。また、以降の説明では、各重みの単位として「点」を用いる。
図7を用いて、計算部153による計算処理について説明する。図7は、第1の実施形態に係る計算処理について説明するための図である。まず、図7に示すように、オーダには、作業プロセスとして「システム投入」、「構築」及び「竣工」の3つが含まれているものとする。また、オーダには、作業プロセス「システム投入」、「構築」及び「竣工」の作業予定日として、それぞれ「11/1」、「11/3」及び「11/5」が設定されているものとする。
取得部152は、オーダに含まれる各作業プロセスの基本重み及び習熟率を、作業プロセス情報141から取得する。例えば、図7に示すように、取得部152は、作業プロセス「システム投入」の重み「30点」及び習熟率「90%」を取得する。さらに、取得部152は、オーダの担当者の候補のそれぞれについて、各作業プロセスの経験回数を担当者情報142から取得する。
そして、計算部153は、基本重みに、経験の度合いに基づき経験曲線から得られる単位コストを掛けた値を重みとして計算する。計算部153は、取得部152によって取得された作業プロセスの習熟率に応じて、(1)式により単位コストを計算する。
ここで、作業プロセス「システム投入」の基本重みは「30」である。また、担当者Aの作業プロセス「システム投入」の経験回数は「100」である。また、習熟率「90%」に対応するパラメータαの値を「0.15」とする。このとき、計算部153は、(1)式を用いて、作業プロセス「システム投入」の経験回数が「100」であるときの単位コストを、100-0.15=0.5のように計算することができる。さらに、計算部153は、担当者「A」の作業プロセス「システム投入」の重みを、30×0.5=15(点)のように計算することができる。同様に、計算部153は、担当者と作業プロセスの各組み合わせについて重みを計算する。
計算部153による計算処理の方法は、経験曲線を用いるものに限られない。例えば、計算部153による計算処理の方法として、経験の度合いが大きくなるに従い、計算される重みが基本重みに対して小さくなるような方法を採用することができる。
例えば、計算部153は、複数の閾値を設け、経験回数が閾値を超えるたびに、単位コストを変化させていってもよい。例えば、計算部153は、経験回数が10回未満の場合は単位コストを1.0とし、経験回数が10回以上50回未満の場合は単位コストを0.8とし、経験回数が50回以上の場合は単位コストを0.6として重みを計算してもよい。
選択部154は、計算部153によって計算された重みに、担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いである仕掛中重みと、作業プロセスに設定された作業予定期間における担当者ごとの作業の可否を示す情報とに基づいて、担当者の中から作業プロセスの担当者を選択する。ここで、選択部154は、仕掛中重み及び作業の可否を示す情報を、スケジュール情報143から取得する。
図8は、第1の実施形態に係る選択処理について説明するための図である。図8に示すように、選択部154は、日付及び担当者の各組み合わせについて、合計の重みを計算する。つまり、図8に示すように、選択部154は、計算部153によって計算された重みと仕掛中重みをスケジュールに割り当てた上で合計重みを計算する。
例えば、作業プロセス「システム投入」の作業予定日は「11/1」である。また、担当者「A」の作業プロセス「システム投入」の重みは「15点」である。また、「11/1」における担当者「A」の仕掛中重みは「10点」である。このため、選択部154は、「11/1」における担当者「A」の合計重みを、15+10=25(点)のように計算する。
また、例えば、作業プロセス「竣工」の作業予定日は「11/5」である。また、担当者「C」の作業プロセス「竣工」の重みは「20点」である。また、「11/1」における担当者「C」の仕掛中重みは「0点」である。一方で、スケジュール情報143によれば、「11/5」の担当者「C」のステータスは「年休」であり、担当者「C」は「11/5」に業務を担当することができない。このため、このため、選択部154は、「11/5」における担当者Cの合計重みを計算せずに、担当者「C」を選択候補から除外する。
また、このとき、選択部154は、「11/5」の担当者「C」の合計重みを「1000点」のような、通常の重み計算では得られないほど大きい値に設定しておき、担当者「C」が担当として選択されにくくするようにしてもよい。
選択部154は、計算した合計重みに基づいてオーダの担当者を選択する。例えば、選択部154は、合計重みが25点未満になる日が最も多い担当者を選択する。ここで、担当者「A」は3日中2日の合計重みが25点未満である。また、担当者「B」は3日中1日の合計重みが25点未満である。また、担当者「C」は合計重みが25点未満である日が存在せず、さらに、「11/5」は作業を担当することができない。これより、選択部154は、オーダの担当者として担当者「A」を選択する。
また、選択部154は、合計重みをさらに合計した値が最も小さい担当者を選択してもよい。また、選択部154は、合計重みが、所定の閾値を超えないように担当者を選択してもよい。また、担当者によって選択部154による選択のための重みを変化させてもよい。例えば、新人に経験を積ませる目的で、選択部154は、経験回数が所定の閾値未満である担当者について合計重みを減算させた上で選択を行ってもよい。また、選択部154は、各担当者候補の体調やストレス状態等に応じて合計重みを調整してもよい。また、選択部154は、日付と担当者の各組見合わせごとの合計重みのばらつきがなるべく小さくなるように担当者を選択してもよい。
表示制御部155は、大きさによって計算部153によって計算された重みを表す図形と、大きさによって担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを表す図形とを結合した図形を、作業プロセスに設定された作業予定日の欄に配置したカレンダーを、表示部に表示させる。具体的には、表示制御部155は、図8と同様の画面を出力部13に出力させる。この場合、出力部13が表示部(ディスプレイ等)として機能する。
また、図8の例では、円柱の高さが各重みの大きさを表している。ここでは、各円柱の横幅は一定であるため、平面に投影された円柱の面積、及び円柱の体積は高さに比例する。このため、重みが大きくなるにしたがって円柱の高さ、面積、及び体積は大きくなる。また、図8の例は、重みを棒グラフで表したものであるが、重みは、例えば円グラフ等の既知の他の手法で表されてもよい。例えば、円グラフを用いて重みを表す場合、円内の扇形の面積の大きさが重みの大きさを表すようにすることができる。このように、表示制御部155は、担当者の負荷状況を、直感的に把握可能な態様で可視化することができる。
また、表示制御部155は、選択部154によって選択された担当者を明示してもよい。例えば、表示制御部155は、選択部154によって選択された担当者の欄を太枠で囲んで表示してもよい。
また、選択部154は、最終的な担当者の選択を行わなくてもよい。その場合、管理者が図8に示す画面を参照し担当者を選択する。また、計算部153による計算結果は、担当者の選択だけでなく、担当者の数の過不足に関する分析に用いられてもよい。例えば、今後入力されることが予測されるオーダについて、計算部153による重みの計算を行うことで、将来の時点における各担当者のスケジュールを予測することができる。さらに、予測したスケジュールから、担当者が今後不足するか、又は過剰になるか等を判断することができる。
また、これまで作業負荷の度合い及び重みを稼働時間であるものとして説明した。一方で、作業負荷の度合いは、作業プロセスの要求されるスキルの高さ、工程数、ストレスの度合い、及び総合的な難易度等であってもよい。
[第1の実施形態の処理]
図9を用いて、管理装置10の処理の流れについて説明する。図9は、第1の実施形態に係る管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、まず、管理装置10は、入力されたオーダに含まれる作業プロセスの入力を受け付ける(ステップS101)。なお、管理装置10は、オーダの内容から自動的に作業プロセスを抽出するようにしてもよい。
次に、管理装置10は、各担当者の作業プロセスごとの経験回数を取得する(ステップS102)。また、管理装置10は、各担当者の作業プロセスごとの基本重み及び習熟率を取得する(ステップS103)そして、管理装置10は、取得した情報を用いて、各担当者の作業プロセスごとの重みを計算する(ステップS104)。
さらに、管理装置10は、計算した重みを各担当者のスケジュールに割り当てる(ステップS105)。そして、管理装置10は、仕掛中重みと計算した重みの合計を基に担当者を選択する(ステップS106)。また、管理装置10は、割り当て結果をカレンダー上に表示する(ステップS107)。
[第1の実施形態の効果]
これまで説明したように、第1の実施形態において、管理装置10は、作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第1の重み、及び、担当者ごとの作業プロセスのそれぞれの経験の度合いを取得する。また、管理装置10は、第1の重み及び経験の度合いを基に、担当者のそれぞれに対する作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第2の重みを計算する。このように、管理装置10は、各担当者の作業プロセスごとに異なる経験の度合いを、重み計算のための要素に含めている。このため、第1の実施形態によれば、経験により各担当者の各業務プロセスの作業能力が変化したとしても、作業負荷を平準化することができる。
さらに、第1の実施形態によれば、作業の平準化により業務全体の効率化が図れるだけでなく、重みという客観的な指標に基づいて各担当者の負荷状態を評価することが可能になるため、いわゆる働き方改革及び休み方改革の推進に貢献することができる。
管理装置10は、第1の重みに、経験の度合いに基づき経験曲線から得られる単位コストを掛けた値を第2の重みとして計算する。このように、第1の実施形態では、経験曲線を用いることで、経験によって変化する作業負荷のコストの割合を容易に計算することが可能になる。
管理装置10は、第2の重みに担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを加えた重みと、作業プロセスに設定された作業予定期間における担当者ごとの作業の可否を示す情報とに基づいて、担当者の中から作業プロセスの担当者を選択する。このように、管理装置10は、作業負荷及び経験の度合いに基づく重みだけでなく、各担当者の仕掛かり中の作業や作業の可否を考慮して担当者を選択することができる。このため、第1の実施形態によれば、より現実的な担当者の選択を実現することができる。
管理装置10は、大きさによって第2の重みを表す図形と、大きさによって担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを表す図形とを結合した図形を、作業プロセスに設定された作業予定日の欄に配置したカレンダーを、表示部に表示させる。これにより、管理者は、各担当者の作業負荷状況を直感的に把握し、担当者の選択を効率良く行うことができる。
[第2の実施形態]
これまで、第1の実施形態として、あらかじめ設定された各業務プロセスごとの基本重み、及び各担当者の経験回数を基に、経験曲線等を用いて重みを計算する場合の例について説明した。
一方で、第2の実施形態では、管理装置は、担当者の作業プロセスの作業実績を入力とし、担当者に対する作業プロセスの作業の負荷の度合いである重みを出力とする計算モデルを用いて、計算対象の担当者に対する作業プロセスごとの重みの計算を行う。また、第2の実施形態では、管理装置は、完了した作業プロセスの作業実績を学習データとして計算モデルの学習を行う。また、第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の機能を有する機能部については、第1の実施形態と同一の符号を付し適宜説明を省略する。
図10は、第2の実施形態に係る管理装置の処理を説明するための図である。図10は、第2の実施形態に係る管理装置の処理を説明するための図である。図2に示すように、管理装置10aは、入力されたオーダを基に担当者を選択する。その際、管理装置10aは、計算モデル100aを使って重みの計算を行う。また、管理装置10aは、フィードバックされた作業実績を学習データとして、計算モデル100aの学習を行う。ここで、計算モデルは、既知の機械学習手法で利用されるモデルと同様のものであってよい。例えば、計算モデルは、ニューラルネットワーク及び決定木等をアルゴリズムとして用いるモデルである。
[第2の実施形態の構成]
まず、図11を用いて、第2の実施形態に係る管理装置の構成について説明する。図11は、第1の実施形態に係る管理装置の構成の一例を示す図である。図11に示すように、管理装置10aは、通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14及び制御部15を有する。
記憶部14は、スケジュール情報143、計算モデル情報144及び実績情報145を記憶する。スケジュール情報143は、第1の実施形態のスケジュール情報143と同様の情報である。
計算モデル情報144は、計算モデル100aを構築するための情報である。例えば、計算モデル情報144には、計算モデル100aで用いられる所定のパラメータが含まれる。また、計算モデル情報144は、学習処理において更新される。
実績情報145は、担当者の作業プロセスごとの作業実績である。図12は、第2の実施形態に係る実績情報の一例を示す図である。図12に示すように、実績情報145には、各担当者の作業プロセスごとの経験回数、担当年数、評価等が含まれる。
実績情報145の経験回数は、第1の実施形態における経験回数と同様である。実績情報145の担当年数は、各作業プロセスを初めて担当してからの経過年数である。また、実績情報145の評価は、各作業プロセスに対する評価である。評価は、顧客や管理者からの評価であってもよいし、所要時間等に基づく客観的な評価であってもよい。評価は、図12のように「優」、「良」及び「可」のような文字で表されてもよいし、数値で表されてもよい。また、実績情報145には、図12に示される情報だけでなく、作業実績及び外部システム等から収集可能な種々の情報が含まれていてもよい。
例えば、図12には、担当者「A」の作業プロセス「システム投入」の経験回数が「100」であり、担当年数が「5」であり、評価が「優」であることが示されている。また、例えば、図12には、担当者「C」の作業プロセス「システム投入」の経験回数が「20」であり、担当年数が「1」であり、評価が「可」であることが示されている。
また、未経験の作業プロセスについても、初期値として作業実績が設定されていてもよい。例えば、図12には、担当者「B」の作業プロセス「システム投入」の経験回数が「0」であり、担当年数が「0」であり、評価が「可」であることが示されている。ここで、評価「可」は、未経験者に付与される評価の初期値であるものとする。
制御部15は、収集部151a、取得部152a、計算部153a、選択部154、表示制御部155及び更新部156を有する。ここで、選択部154及び表示制御部155は、第1の実施形態と同様の処理を行う。
収集部151aは、スケジュール情報143及び実績情報145を収集し、記憶部14に格納する。収集部151は、人手によって入力された情報を収集してもよいし、作業の進捗及び実績等を管理する他のシステムと連携して各情報を収集してもよい。
また、収集部151は、学習処理においては、作業プロセスの実際の稼働時間を収集する。収集部151は、作業票等に記録された時刻から作業時間を収集してもよいし、各担当者の自己申告により作業時間を収集してもよいし、作業において作成されるドキュメントファイルの作成時刻や最終更新時刻を参照して作業時間を収集してもよい。
また、取得部152aは、計算対象の担当者の作業プロセスごとの作業実績を、実績情報145から取得する。また、取得部152aは、計算対象の担当者のスケジュールに関する情報として、仕掛中重み及びステータスを、スケジュール情報143から取得する。
計算部153aは、計算モデル100aに、取得部152aによって取得された計算対象の担当者の作業プロセスごとの作業実績を入力し、計算対象の担当者対する作業プロセスごとの作業の重みを計算する。このとき、計算部153aは、取得部152aによって取得された計算対象の担当者のスケジュールに関する情報をさらに入力してもよい。なお、計算モデル100aは、担当者の作業プロセスの作業実績を入力とし、担当者に対する作業プロセスの作業の負荷の度合いである重みを出力とするモデルの一例である。
また、更新部156は、担当者ごとの各作業プロセスの作業実績を用いて学習を行う。具体的には、更新部156は、収集部151aによって収集された実際の作業時間を重みに変換する。そして、更新部156は、変換した値と計算部153aが出力した重みとのかい離度合い、すなわち誤差がなるべく小さくなるように、計算モデル情報144を更新する。
ここで、図13を用いて、計算モデル100aについて説明する。図13は、第2の実施形態に係る計算モデルについて説明するための図である。図13に示すように、計算モデル100aには、作業プロセス、及び実績情報145が入力される。また、計算モデル100aには、オプションとしてスケジュール情報143が入力されてもよい。そして、計算モデル100aは、担当者の業務プロセスごとの重みを出力する。
なお、選択部154は、計算モデル100aによって出力された重みを参照し、担当者の選択を行うことができる。また、計算モデル100aにスケジュール情報143が入力された場合は、計算モデル100aはスケジュールを考慮した重みを出力するため、選択部154は合計重みの計算を省略することができる。
例えば、図13に示すように、計算部153aは、オーダに含まれる作業プロセスを特定する情報として、「{11/1, システム投入}, {11/3, 構築}, {11/5, 竣工}」を計算モデル100aに入力する。さらに、担当者「C」について重みを計算する場合、計算部153aは、取得部152aによって取得された担当者「C」の実績情報145として「{システム投入, 20, 1, 可, …}」等を計算モデル100aに入力する。さらに、計算部153aは、取得部152aによって取得された担当者「C」のスケジュール情報143として「{11/1, 10点, 出勤}」等を計算モデル100aに入力する。
この結果、計算モデル100aは、担当者「C」の各日付の重みとして、「{11/1, 28点},{11/3, 51点},{11/5, 1000点}」を出力する。ここで、計算モデル100aは、スケジュール情報143のステータスから、担当することが不可能であると判断できる日付については、通常の重み計算では得られない大きさの重み「1000点」を出力する。
[第2の実施形態の処理]
図14を用いて、管理装置10aの処理の流れについて説明する。図14は、第2の実施形態に係る管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。図14に示すように、まず、管理装置10aは、入力されたオーダに含まれる作業プロセスの入力を受け付ける(ステップS201)。各担当者の実績情報及びスケジュール情報を取得する(ステップS202)。
次に、管理装置10aは、作業プロセス、実績情報、及びカレンダー情報を計算モデルに入力し、各担当者の重みを計算する(ステップS203)。そして、管理装置10aは、計算した重みを基に担当者を選択する(ステップS204)。また、管理装置10aは、計算した重みを各担当者に割り当てた結果をカレンダー上に表示する(ステップS205)。
次に、図15を用いて学習処理について説明する。図15は、第2の実施形態に係る管理装置の学習処理の流れを示すフローチャートである。図15に示すように、管理装置10aは、作業実績を収集する(ステップS301)。そして、管理装置10aは、計算した重みと作業実績のかい離度合いを基に計算モデルを更新する(ステップS302)。
[第2の実施形態の効果]
これまで説明したように、第2の実施形態において、管理装置10aは、計算対象の担当者の作業プロセスごとの作業実績を取得する。また、管理装置10aは、担当者の作業プロセスの作業実績を入力とし、担当者に対する作業プロセスの作業の負荷の度合いである重みを出力とするモデルであって、担当者ごとの各作業プロセスの作業実績を用いて学習が行われたモデルに、取得した計算対象の担当者の作業プロセスごとの作業実績を入力し、計算対象の担当者に対する作業プロセスごとの作業の重みを計算する。このように、第2の実施形態では、作業プロセスごとの基本重みや習熟率に相当する情報があらかじめ設定されていない場合であっても、作業実績から重みを計算することができる。さらに、第2の実施形態では、作業実績を用いてモデルの学習を随時行うことで、重みの計算精度を向上させていくことができる。
[その他の実施形態]
第2の実施形態では、作業実績から重みを計算可能な計算モデル100aを使った計算処理及び学習処理について説明した。一方で、第1の実施形態及び第2の実施形態を組み合わせることで、作業実績を学習データとして、第1の実施形態における経験曲線の学習を行う実施形態が考えられる。この場合、例えば、(1)式で用いられるパラメータαを、作業実績を基に、担当者及び作業プロセスの組み合わせごとに最適化することが考えられる。
また、第2の実施形態における計算モデル100aの学習データは、図12に示すものに限られない。例えば、学習データには、各担当者に関する情報として、新人であるかベテランであるか、1日の所定勤務時間、家庭の状況、所定の方法で計測されたストレス状態、希望のキャリア等が含まれていてもよい。また、学習データには、作業プロセスに関する情報として、要求されるスキルの高さ、工程数、作業に伴う肉体的又は精神的なストレスの度合い等が含まれていてもよい。
また、各実施形態では、オーダに含まれる作業プロセスに作業予定日が指定されているものとして説明した。一方で、作業プロセスには、作業が行われる期間、及び作業のデッドラインの日等が指定されていてもよい。
例えば、作業プロセスに期間が指定されている場合、選択部154は、各担当者について、当該期間から想定される作業日程のそれぞれについて重みを割り当てた上で、最適な作業日程を選択してもよい。また、第2の実施形態において、計算モデル100aが作業プロセスの期間等の入力を受け付け、各作業日程の組み合わせについて重みを出力するようにしてもよい。
例えば、各作業プロセスに「{11/1~11/2, システム投入}, {11/3, 構築}, {11/4~11/6, 竣工}」のような期間が指定されている場合、作業プロセス「システム投入」の作業予定日が2通り、作業プロセス「構築」の作業予定日が1通り、作業プロセス「竣工」の作業予定日が3通り考えられる。この場合、2×1×3=6により、選択部154は、担当者ごとに6通りの作業日程のそれぞれについて割り当てを行う。
また、作業プロセスに作業のデッドラインの日が指定されている場合、選択部154は、作業に着手可能な日からデッドラインの日までの期間が指定されたものとして、同様の処理を行うことができる。また、その場合、選択部154は、1人の担当者について、入力された作業プロセスのデッドラインと、仕掛かり中の作業のデッドラインの両方が重ならないように選択を行ってもよい。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散及び統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散又は統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、管理装置10(以降、管理装置10aについても同様)は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の計算処理を実行する管理プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の管理プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を管理装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。また、実施形態における管理装置10の各機能は、既存のデータベース管理システムの追加機能として実現されてもよい。
また、管理装置10は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の計算処理に関するサービスを提供する管理サーバ装置として実装することもできる。例えば、管理サーバ装置は、作業プロセスを特定する情報を入力とし、担当者ごとの重みを出力とする管理サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、管理サーバ装置は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の計算処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図16は、管理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、管理装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、管理装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSDにより代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020は、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した実施形態の処理を実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
10、10a 管理装置
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 記憶部
15 制御部
141 作業プロセス情報
142 担当者情報
143 スケジュール情報
144 計算モデル情報
145 実績情報
151、151a 収集部
152、152a 取得部
153、153a 計算部
154 選択部
155 表示制御部
156 更新部

Claims (5)

  1. 作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第1の重み、及び、担当者ごとの前記作業プロセスのそれぞれの経験の度合いを取得する取得部と、
    前記第1の重み及び前記経験の度合いを基に、前記担当者のそれぞれに対する前記作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第2の重みを計算する計算部と、
    前記第2の重みに前記担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを加えた重みと、前記作業プロセスに設定された作業予定期間における前記担当者ごとの作業の可否を示す情報とに基づいて、前記担当者の中から前記作業プロセスの担当者を選択する選択部と、
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 前記計算部は、前記第1の重みに、前記経験の度合いに基づき経験曲線から得られる単位コストを掛けた値を前記第2の重みとして計算することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 大きさによって前記第2の重みを表す図形と、大きさによって前記担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを表す図形とを結合した図形を、前記作業プロセスに設定された作業予定日の欄に配置したカレンダーを、表示部に表示させる表示制御部をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. コンピュータが実行する管理方法であって、
    作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第1の重み、及び、担当者ごとの前記作業プロセスのそれぞれの経験の度合いを取得する取得工程と、
    前記第1の重み及び前記経験の度合いを基に、前記担当者のそれぞれに対する前記作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第2の重みを計算する計算工程と、
    前記第2の重みに前記担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを加えた重みと、前記作業プロセスに設定された作業予定期間における前記担当者ごとの作業の可否を示す情報とに基づいて、前記担当者の中から前記作業プロセスの担当者を選択する選択工程と、
    を含むことを特徴とする管理方法。
  5. 作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第1の重み、及び、担当者ごとの前記作業プロセスのそれぞれの経験の度合いを取得する取得ステップと、
    前記第1の重み及び前記経験の度合いを基に、前記担当者のそれぞれに対する前記作業プロセスごとの作業負荷の度合いである第2の重みを計算する計算ステップと、
    前記第2の重みに前記担当者ごとの仕掛かり中の作業の負荷の度合いを加えた重みと、前記作業プロセスに設定された作業予定期間における前記担当者ごとの作業の可否を示す情報とに基づいて、前記担当者の中から前記作業プロセスの担当者を選択する選択ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする管理プログラム。
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