JP7199028B2 - 分類装置、分類方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

分類装置、分類方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本開示は、分類装置、分類方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
特許文献1には、分類システムは、学習モデルを用いて公報に付与する分類を特定し、特定した分類に対応するユーザの端末に当該分類を付与された公報を表示し、ユーザは、表示された当該公報が当該ユーザの開発部門に関係ない場合、もしくは特定した分類が誤っている場合、自部門に関係ない旨を指定したり、適切な分類を指定したりすることが開示されている。当該学習モデルは、ニューラルネットワークにて構築され、公報を入力した場合に当該公報が何れの分類に属するかを示す近似度を各分類について出力するように予め学習されている。
特開2018-26119号公報
分類システムが付与する分類は必ずしも適切であるとは限らないため、ユーザは、分類システムが付与した分類が適切であるか否かを確認する作業を行う場合がある。しかし、特許文献1に開示の構成では、学習モデルが公報に付与した分類がユーザによって確認済みであるか否を適切に管理することができない。
本開示の目的は、学習モデルを用いて公報に付与された分類がユーザによって確認済みであるか否を適切に管理することができる技術を提供することにある。
本開示の一態様に係る分類装置は、文書と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類を示すAI(Artificial Intelligence)分類と、ユーザが前記AI分類を確認済みであるか否かを示す確認情報とが関連付けられている情報が格納される格納部と、前記文書及び前記AI分類を表示させると共に、当該文書に関連付けられている前記確認情報が、前記ユーザが前記AI分類を未確認であることを示す場合、前記AI分類は前記ユーザによって未確認であることを示す第1の情報を表示させ、当該文書に関連付けられている前記確認情報が、前記ユーザが前記AI分類を確認済みであることを示す場合、前記AI分類は前記ユーザによって確認済みであることを示す第2の情報を表示させる制御部と、を備える。
本開示の一態様に係る分類方法は、装置によって文書を分類する分類方法であって、文書と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類を示すAI分類と、ユーザが前記AI分類を確認済みであるか否かを示す確認情報とが関連付けられている情報を格納部に格納し、前記文書及び前記AI分類を表示させると共に、当該文書に関連付けられている前記確認情報が、前記ユーザが前記AI分類を未確認であることを示す場合、前記AI分類は前記ユーザによって未確認であることを示す第1の情報を表示させ、当該文書に関連付けられている前記確認情報が、前記ユーザが前記AI分類を確認済みであることを示す場合、前記AI分類は前記ユーザによって確認済みであることを示す第2の情報を表示させる。
本開示の一態様に係るコンピュータプログラムは、文書を分類するコンピュータプログラムであって、文書と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類を示すAI分類と、ユーザが前記AI分類を確認済みであるか否かを示す確認情報とが関連付けられている情報を格納部に格納し、前記文書及び前記AI分類を表示させると共に、当該文書に関連付けられている前記確認情報が、前記ユーザが前記AI分類を未確認であることを示す場合、前記AI分類は前記ユーザによって未確認であることを示す第1の情報を表示させ、当該文書に関連付けられている前記確認情報が、前記ユーザが前記AI分類を確認済みであることを示す場合、前記AI分類は前記ユーザによって確認済みであることを示す第2の情報を表示させる、ことをコンピュータに実行させる。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、学習モデルを用いて公報に付与された分類がユーザによって確認済みであるか否を適切に管理することができる。
実施の形態1に係る分類システムの構成の一例を示す模式図 実施の形態1に係る分類装置の構成の一例を示すブロック図 実施の形態1に係る公報DB(DataBase)のデータ構造の一例を示す図 実施の形態1に係る教師データDBのデータ構造の一例を示す図 実施の形態1に係る分類結果DBのデータ構造の一例を示す図 実施の形態1に係る各分類のスコアのうち第1位のスコアが第1の閾値以上である場合のUI(User Interface)画面の表示の一例を示す図 実施の形態1に係る各分類のスコアのうち第1位のスコアが第2の閾値未満である場合のUI画面の表示例を示す図 実施の形態1に係る分類処理の第1例を示すフローチャート 実施の形態1に係る分類処理の第2例を示すフローチャート 実施の形態1に係るモデル再学習処理の一例を示すフローチャート 実施の形態1に係るモデル評価処理の一例を示すフローチャート 本開示に係る分類装置及び端末のハードウェアの構成の一例を示すブロック図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
<分類システムの概要>
図1を参照して、実施の形態1に係る分類システム10の概要について説明する。図1は、実施の形態1に係る分類システム10の構成の一例を示す模式図である。
分類システム10は、分類装置100及び端末20を含んで構成される。分類装置100及び端末20は、通信ネットワーク30を介して互いに情報を送受信できる。通信ネットワーク30は、インターネット、移動体通信網(例えばLTE、4G、5G)、有線LAN、無線LAN、又は、それらの組み合わせであってよい。
分類装置100は、文書の一例である公報を分類する装置である。分類装置100は、サーバと読み替えられてもよい。公報の例として、特許、実用新案、意匠、商標等の出願公開公報又は特許掲載公報が挙げられる。また、公報の他の例として、定期的に発行される技術文献又は技術論文等が挙げられる。実施の形態1では、公報が特許の出願公開公報である場合について説明する。ただし、実施の形態1は、公報が特許の出願公開公報とは異なるものであっても実施可能である。
分類装置100は、学習モデル120を用いて公報に分類を付与するサービスを提供する。また、分類装置100は、公報に付与された分類をユーザ2に確認させ、当該公報の分類についてユーザ2が確認済みであるか否かを管理するサービスを提供する。なお、分類装置100が提供する更なるサービスについては後述する。
端末20は、分類装置100が提供するサービスを利用するユーザ2によって使用される。端末20の例として、パーソナルコンピュータ、タブレット、又は、スマートフォンが挙げられる。端末20は、クライアントと読み替えられてもよい。
例えば、ユーザ2は、端末20で動作するWEBブラウザ又は所定のアプリケーションを通じて分類装置100にアクセスし、分類装置100が提供するサービスを利用する。以下の説明において、ユーザ2が分類装置100に行う操作は、ユーザ2が端末20を通じて分類装置100に行う操作であってよい。以下、分類装置100が提供するサービスについて詳しく説明する。
<分類装置の構成>
図2~図4を参照して、実施の形態1に係る分類装置100の構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る分類装置100の構成の一例を示すブロック図である。図3は、実施の形態1に係る公報DB101のデータ構造の一例を示す図である。図4は、実施の形態1に係る教師データDB103のデータ構造の一例を示す図である。図5は、実施の形態1に係る分類結果DB108のデータ構造の一例を示す図である。
分類装置100は、公報DB101、教師データ生成部102、教師データDB103、モデル学習部104、モデル格納部105、分類対象入力部106、分類実行部107、分類結果DB108、UI制御部109、及び、モデル評価部110を備える。公報DB101、教師データDB103、モデル格納部105、及び、分類結果DB108は、図12に示すメモリ1002、ストレージ1003又はそれらの組み合わせによって実現されてよい。また、公報DB101、教師データDB103、モデル格納部105、及び、分類結果DB108は、格納部と読み替えられてもよい。教師データ生成部102、モデル学習部104、分類対象入力部106、分類実行部107、UI制御部109、及び、モデル評価部110は、図12に示すプロセッサ1001がメモリ1002又はストレージ1003から読み出したコンピュータプログラムを実行することにより実現されてよい。したがって、実施の形態1において、教師データ生成部102、モデル学習部104、分類対象入力部106、分類実行部107、UI制御部109、又は、モデル評価部110が主体として説明されている処理は、プロセッサ1001を主体とする処理に読み替えられてもよい。また、プロセッサ1001は、制御部、CPU(Central Processing Unit)、コントローラといった他の用語に読み替えられてもよい。
公報DB101は、複数の公報を格納及び管理するDB(DataBase)である。文献DBは、図3に例示するように、データ項目として、公報の出願番号、公報の出願人又は権利者名、及び、公報の要約書等を有してよい。公報の要約書等には、公報の要約書、公報の明細書、及び、特許請求の範囲のうちの少なくとも1つが含まれてよい。また、公報DB101は、更なるデータ項目を有してもよい。例えば、公報DB101は、更なるデータ項目として、公報の図面、特許分類情報(IPC,FI、Fターム等)、審査経過情報等を有してもよい。以下、公報DB101におけるデータ項目を、公報項目と称する。
公報DB101は、分類装置100に備えられなくてもよく、例えば、通信ネットワーク30に接続された、分類装置100とは異なるサーバ(図示しない)に備えられてもよい。この場合、分類装置100は、通信ネットワーク30を通じて、公報DB101にアクセスしてよい。
教師データ生成部102は、公報DB101から学習モデル120の学習に用いる公報を取得し、教師データを生成する。例えば、教師データ生成部102は、取得した公報に正解の分類(つまり正解ラベル)を付与して教師データを生成する。すなわち、教師データは、公報と当該公報に付与された正解の分類とを含む。ただし、教師データは、必ずしも公報の内容のすべてを含む必要はなく、例えば、出願番号に代表される公報の識別情報と、正解の分類とを含む構成であってもよい。正解の分類の付与は、ユーザ2によって行われてよい。また、教師データ生成部102は、後述する分類結果DB108に格納される分類結果情報を用いて教師データを生成してもよい。分類結果情報を用いて教師データを生成する方法の詳細については後述する(図10参照)。教師データ生成部102は、生成した教師データを、教師データDB103に格納する。
教師データDB103は、教師データを格納及び管理するDBである。教師データDB103は、図4に例示するように、データ項目として、正解の分類(つまり正解ラベル)、及び、公報項目を有してよい。ただし、教師データDB103は、必ずしもこれらすべてのデータ項目を有する必要はなく、例えば、データ項目として、出願番号に代表される公報の識別情報と、正解の分類とを有する構成であってもよい。これにより、教師データDB103の容量を節約できる。この場合、モデル学習部104は、必要に応じて公報DB101から、出願番号をキーとして要約書等の情報を取得してよい。
モデル学習部104は、教師データDB103に格納されている教師データを用いて、例えば公知の教師有り学習方法によって、学習モデル120の学習を行う。学習モデル120は、ニューラルネットワーク又はディープニューラルネットワークとして構成され、例えば、CNN(Convolutional Neural Network)として構成されてよい。ただし、学習モデル120は、CNNに限られず、例えば、RNN(Recurrent Neural Network)又はSVM(Support Vector Machine)等として構成されてもよい。モデル学習部104は、学習済みの学習モデル120をモデル格納部105に格納する。
分類対象入力部106は、公報DB101から分類対象の公報を取得し、その分類対象の公報を分類実行部107へ出力する。例えば、分類対象入力部106は、ユーザ2がまだ分類の確認を行っていない公報を、分類対象の公報として公報DB101から取得してよい。例えば、分類対象入力部106は、公報DB101に新たに登録された公報を、分類対象の公報として公報DB101から取得してよい。分類対象の公報には、まだ分類が付与されていないので、分類対象の公報は、未分類の公報と読み替えられてもよい。
分類実行部107は、モデル格納部105に格納されている学習モデル120を用いて、分類対象入力部106から入力された分類対象の公報に分類を付与する。以下、分類実行部107が付与した分類をAI分類と称する。
分類実行部107は、公報を入力した場合に、予め定められた複数の分類の各々のスコアを出力するように構成されてよい。例えば、分類1のスコア、分類2のスコア、及び、分類3のスコアを算出するように構成されている分類実行部107に公報を入力した場合、分類実行部107は、当該公報についての分類1のスコア、分類2のスコア、及び、分類3のスコアを出力する。ここで、分類のスコアは、公報がその分類に適合する度合の高さを示す値であってよい。
例えば、分類実行部107は、分類対象の公報を学習モデル120を用いて、学習モデル120が出力した各分類のスコアを得る。例えば、分類実行部107は、分類1のスコア「0.3」、分類2のスコア「0.5」、分類3のスコア「0.9」を得る。次に、分類実行部107は、算出した各分類のスコアに基づいて、公報に付与するAI分類を決定する。分類実行部107は、スコアの最も高い分類(つまり第1位のスコアを有する分類)を、AI分類として公報に付与してよい。例えば、分類実行部107は、分類1のスコア「0.3」、分類2のスコア「0.5」、分類3のスコア「0.9」を得た場合、スコアの最も高い分類3を、公報に付与するAI分類に決定してよい。
また、分類実行部107は、分類対象の公報と、当該公報について得た各分類のスコアと、当該公報に付与したAI分類と、当該AI分類についてユーザ2が未確認であることを示す値「1」(仮評価)を設定した確認フラグと、を含む分類結果情報を生成する(図5参照)。分類実行部107は、生成した分類結果情報を、分類結果DB108に格納する。
分類結果DB108は、分類結果情報を格納するDBである。分類結果DB108は、図5に例示するように、データ項目として、公報項目と、各分類のスコアと、AI分類と、ユーザ分類と、確認フラグとを有してよい。すなわち、分類結果情報は、公報項目と、各分類のスコアと、AI分類と、ユーザ分類と、確認フラグとを含んでよい。ただし、分類結果DB108は、必ずしも図5に例示するすべてのデータ項目を有する必要はなく、例えば、後述する学習モデル120の分類精度の算出を行わない場合、分類結果DB108は、ユーザ分類を有さなくてもよい。
ユーザ分類には、ユーザ2が確認した分類が設定される。ユーザ2がAI分類を確認し、当該AI分類を修正しなかった場合、ユーザ分類には、当該AI分類がそのまま設定されてよい。ユーザ2がAI分類を確認し、当該AI分類を別の分類に修正した場合、ユーザ分類には、当該別の分類が設定されてよい。なお、ユーザ2がAI分類を未確認である場合、ユーザ分類は空欄であってよい。
確認フラグには、AI分類についてユーザ2が未確認であることを示す値「1」、又は、AI分類についてユーザ2が確認済みであることを示す値「2」が設定される。実施の形態1では、AI分類についてユーザ2が未確認であることを「仮評価」と称し、AI分類についてユーザ2が確認済みであることを「本評価」と称する。なお、上記の仮評価を示す値「1」及び本評価を示す値「2」は、互いに異なる値であれば、どのような値であってもよい。また、仮評価を示す値及び本評価を示す値は、文字又は記号等の情報であってもよい。仮評価を示す値は、第1の値又は未確認情報と読み替えられ、本評価を示す値は、第2の値又は確認済み情報と読み替えられてもよい。
UI制御部109は、ユーザ2の端末20にUI画面200を表示させるためのUI情報を生成する。ユーザ2は、端末20に表示されたUI画面200を通じて、分類装置100が提供するサービスを利用できる。例えば、UI制御部109は、次の処理を行う。
UI制御部109は、分類結果DB108から、分類対象の分類結果情報を取得する。そして、UI制御部109は、取得した分類結果情報に含まれる公報項目と、各分類のスコアと、AI分類と、確認フラグに対応するマークとを表示させるUI情報を生成する。確認フラグに対応するマークは、確認フラグが「1」(仮評価)の場合、AI分類がユーザ2によって未確認であることを示す仮評価マークであり、確認フラグが「2」(本評価)の場合、AI分類がユーザ2によって確認済みであることを示す本評価マークであってよい。なお、確認フラグは確認情報、仮評価マークは第1の情報又は仮評価情報、本評価マークは第2の情報又は本評価情報と読み替えられてもよい。また、第1の情報及び第2の情報は、文字、数字、記号、及び、画像のいずれで表現されてもよい。
UI制御部109は、生成したUI情報を端末20に送信する。端末20は、受信したUI情報に基づいてUI画面200を表示し、ユーザ2の操作を受け付ける。なお、UI画面200の例については後述する(図6及び図7参照)。
モデル評価部110は、分類結果DB108の分類結果情報に基づいて、学習モデル120の分類精度を評価する。例えば、モデル評価部110は、分類結果DB108において、確認フラグが「2」(本評価)の分類結果情報の数(確認総数)と、これらの分類結果情報のうちAI分類とユーザ分類が一致する分類結果情報の数(以下、正解数という)とに基づいて、学習モデル120の分類精度(以下、正解率)を算出する。正解率は、例えば、「正解率=正解数/確認総数」として算出されてよい。なお、モデル評価部110は、正解率、適合率、再現率、特異度及びF値のうちの少なくとも1つを算出して、学習モデル120の分類精度を評価してもよい。
モデル評価部110は、算出した学習モデル120の分類精度を、モデル格納部105における当該学習モデル120に関連付けてよい。このように関連付けられた学習モデル120の分類精度は、後述するように、図9におけるS207の判定処理に用いられてよい。
<UI画面>
図6及び図7を参照して、UI画面200の一例について説明する。図6は、各分類のスコアのうち第1位のスコアが第1の閾値以上である場合のUI画面200の表示の一例を示す図である。図7は、各分類のスコアのうち第1位のスコアが第2の閾値未満である場合のUI画面200の表示例を示す図である。
端末20は、分類装置100から送信されるUI情報を受信及び解析し、図6又は図7に示すUI画面200を表示してよい。例えば、UI画面200は、各分類結果情報について、ステータス欄201、分類欄202、分類候補欄203、確認チェックボックス204、公報項目欄205を含む。すなわち、UI制御部109は、各分類結果情報について、ステータス欄201、分類欄202、分類候補欄203、確認チェックボックス204、公報項目欄205の内容を表示するためのUI情報を生成し、端末20に送信する。
ステータス欄201には、分類結果情報の確認フラグに対応するマークが表示される。例えば、ステータス欄201には、確認フラグが「1」の場合、仮評価マークが表示され、確認フラグが「2」の場合、本評価マークが表示される。
分類欄202には、ステータス欄201が仮評価マークである場合、分類結果情報のAI分類が表示されてよい。ユーザ2は、分類欄202の分類を修正できてよい。例えば、分類欄202は、コンボボックスとして構成されており、ユーザ2がクリックすると、分類候補のリストを表示する。ユーザ2は、その分類候補のリストから分類を1つ選択する。これにより、ユーザ2は、分類欄202の分類を修正できる。分類候補のリストには、スコアの高い順に分類が並べられてよい。あるいは、分類候補のリストには、分類候補欄203に表示される複数の分類が優先的に表示されてよい。あるいは、分類候補のリストには、予め定められた順(例えば分類名のアルファベット順)に分類が並べられてもよい。
なお、分類欄202には、ステータス欄201が本評価マークである場合、分類結果情報のユーザ分類が表示されてよい。この場合も、分類欄202は、上記同様、分類候補のリストを表示して、ユーザ2からのユーザ分類の修正を受け付けてよい。
分類候補欄203には、スコアの高い順に所定数(例えば上位3つ)の分類名及びスコアが表示される。
確認チェックボックス204は、ユーザ2が分類欄202に表示されたAI分類を確認した場合にチェック(オン)される。確認チェックボックス204は、確認欄と読み替えられてもよい。ユーザ2は、分類欄202に表示されたAI分類を修正しない場合、そのまま確認チェックボックス204をチェック(オン)してよい。ユーザ2は、分類欄202に表示されたAI分類を修正する場合、分類欄202のAI分類を別の分類に修正した後、確認チェックボックス204をチェック(オン)してよい。確認チェックボックス204がチェック(オン)された場合、UI制御部109は、分類欄202の分類を分類結果情報のユーザ分類に設定し、確認フラグを「2」(本評価)に設定する。すなわち、UI制御部109は、分類欄202の分類がAI分類である場合、AI分類をユーザ分類に設定し、分類欄202の分類が別の分類に修正されたものである場合、当該別の分類をユーザ分類に設定する。
公報項目欄205には、分類結果情報に含まれる公報項目(例えば出願番号、出願人又は権利者名、要約書等)が表示される。
分類実行部107は、分類結果DB108における分類結果情報の各分類のスコアにおいて、第1位のスコア(最も高いスコア)が第1の閾値以上である場合、分類結果情報のAI分類に、当該第1位のスコアの分類を設定してよい。この場合、図6に示すように、UI画面200の分類欄202には、第1位のスコアの分類名が表示されてよい。
一方、分類実行部107は、分類結果DB108における分類結果情報の各分類のスコアにおいて、第1位のスコアが第2の閾値未満である場合、分類結果情報のAI分類に、「分類なし」を設定してよい。第2の閾値は、第1の閾値よりも小さい値である。この場合、図7に示すように、UI画面200の分類欄202には「分類なし」が表示され、UI画面200の所定の位置に、分類欄202の内容についてユーザに確認を促すマーク(以下、要確認マーク206という)が表示されてよい。これにより、ユーザ2は、適合の度合が不十分なAI分類が付与された公報を見逃すことなく、必要に応じて、当該公報に適切なユーザ分類を付与することができる。
なお、分類実行部107は、分類結果情報の各分類のスコアにおける第1位のスコアが第2の閾値未満である場合、分類結果情報のAI分類に、当該第1位のスコアの分類を設定してもよい。この場合、UI画面200における分類欄202に第1位のスコアの分類名が表示され、UI画面200の所定の位置に要確認マーク206が表示されてよい。
<分類処理の第1例>
図8を参照して、分類装置100が実行する分類処理の第1例について説明する。図8は、実施の形態1に係る分類処理の第1例を示すフローチャートである。
S101として、モデル学習部104は、教師データDB103から、事前評価した教師データを取得する。
S102として、モデル学習部104は、S101にて取得した教師データを用いて、学習モデル120の学習を行う。モデル学習部104は、学習済みの学習モデル120をモデル格納部105に格納する。
S103として、分類対象入力部106は、公報DB101から分類対象の公報を取得し、分類実行部107へ出力する。
S104として、分類実行部107は、モデル格納部105に格納されている学習モデル120を使用して、S103にて取得した分類対象の公報の分類を行い、算出された当該公報に対する各分類のスコアを得る。
S105として、分類実行部107は、S104にて得た各分類のスコアに基づいてAI分類を決定する。例えば、分類実行部107は、スコアが最も高い分類をAI分類に決定する。加えて、分類実行部107は、その決定したAI分類、S104にて得た各分類のスコア、及び、確認フラグに「1」(仮評価)を設定した分類結果情報を生成し、分類結果DB108に格納する。S104からS105の処理は、複数の分類対象の公報のそれぞれについて行われてよい。
S106として、UI制御部109は、分類結果DB108から分類結果情報を取得し、当該分類結果情報に基づいてUI情報を生成し、端末20へ送信する。端末20は、UI情報に基づいて、図6又は図7に例示するUI画面200を表示する。
S107として、ユーザ2は、端末20に表示されたUI画面200を見て、分類欄202のAI分類が問題ない場合、そのまま確認チェックボックス204をチェック(オン)する。ユーザ2は、分類欄202のAI分類を修正したい場合、当該分類欄202において別の分類を選択(又は入力)し、確認チェックボックス204をチェック(オン)する。
S108として、UI制御部109は、S107のユーザ操作において分類欄202が修正されたか否かを判定する。
S108において分類欄202が修正されなかったと判定された場合(S108:NO)、S109として、UI制御部109は、分類結果DB108の分類結果情報において、AI分類をそのままユーザ分類に設定し、確認フラグを「2」(本評価)に設定する。
S108において分類欄202が修正されたと判定された場合(S108:YES)、S110として、UI制御部109は、分類結果DB108の分類結果情報において、分類欄202に入力された別の分類をユーザ分類に設定し、確認フラグを「2」(本評価)に設定する。
S107からS110の処理は、複数の分類結果情報のそれぞれについて行われてよい。そして、分類装置100は、本処理を終了する。
上記の処理によれば、ユーザ2は、公報に付与されたAI分類が適切であるか否かを簡単に確認することができる。また、ユーザ2は、公報に付与されたAI分類が不適合である場合、簡単に別の分類を付与することができる。また、分類装置100は、ユーザ2によってAI分類が確認済みである公報と、ユーザ2によってAI分類が未確認である公報とを区別して管理することができる。
<分類処理の第2例>
図9を参照して、分類装置100が実行する分類処理の第2例について説明する。図9は、実施の形態1に係る分類処理の第2例を示すフローチャートである。分類装置100は、図8に示す分類処理の第1例と当該図9に示す分類処理の第2例とのいずれか一方を実行してもよい。あるいは、分類装置100は、ユーザ2からの指示に応じて、図8に示す分類処理の第1例、又は、当該図9に示す分類処理の第2例のいずれかを実行してもよい。
S201~S205として、分類装置100は、図8のS101~S105と同様の処理を実行する。
S206として、分類実行部107は、分類結果情報の各分類のスコアにおける第1位のスコアが第1の閾値以上であるか否かを判定する。
まず、S206において第1位のスコアが第1の閾値以上であると判定された場合(S206:YES)について説明する。
この場合、S207として、分類実行部107は、分類に利用した学習モデル120の分類精度が所定の閾値以上であるか否かを判定する。なお、学習モデル120の分類精度は、モデル評価部110によって評価されたものであってよい。
S207において学習モデル120の分類精度が所定の閾値未満であると判定された場合(S207:NO)、S220の処理が実行される。
S207において学習モデル120の分類精度が所定の閾値以上であると判定された場合(S207:YES)、S208として、分類実行部107は、仮評価スキップ設定がオンであるか否かを判定する。仮評価スキップ設定のオン又はオフは、ユーザ2によって予め設定されてよい。
S208において仮評価スキップ設定がオフであると判定された場合(S208:NO)、S220の処理が実行される。
S208において仮評価スキップ設定がオンであると判定された場合(S208:YES)、S209として、分類実行部107は、分類結果情報において、AI分類の内容をユーザ分類に設定する。
S210として、分類実行部107は、分類結果情報において、確認フラグに「2」(本評価)を設定する。
すなわち、分類結果情報の第1位のスコアが十分高く(すなわちAI分類の適合の度合が十分高く)、学習モデル120の分類精度が十分高く、ユーザ2がAI分類(つまり仮評価の分類)の確認をスキップしてもよい旨の設定をしている場合、分類実行部107は、その分類結果情報について、ユーザ2にAI分類(つまり仮評価の分類)を確認させることなく、AI分類の内容をユーザ分類とし、本評価としてもよい。これにより、公報に付与される分類の適合の度合を維持しつつ、ユーザ2の確認作業を低減することができる。
次に、S206において第1位のスコアが第1の閾値未満であると判定された場合(S206:NO)について説明する。
この場合、S220として、分類実行部107は、分類結果情報の確認フラグに「1」(仮評価)を設定する。
S221として、分類実行部107は、第1位のスコアが第2の閾値未満であるか否かを判定する。第2の閾値は、第1の閾値よりも小さい値である。
S221において第1位のスコアが第2の閾値以上であると判定された場合(S221:NO)、S223の処理が実行される。
S221において第1位のスコアが第2の閾値未満であると判定された場合(S221:YES)、S222として、分類実行部107は、分類結果情報においてAI分類に「分類なし」を設定する。そして、S223の処理が実行される。
S223として、UI制御部109は、図8に示すS106と同様、分類結果DB108から分類結果情報を取得し、当該分類結果情報に基づいてUI情報を生成し、端末20へ送信する。端末20は、UI情報に基づいて、図6又は図7に例示するUI画面200を表示する。ここで、UI制御部109は、分類結果情報においてAI分類に「分類なし」が設定されている場合、図7に例示するように、要確認マーク206を表示させるUI情報を生成してよい。
S224~S227として、分類装置100は、図8に示すS107~S110と同様の処理を実行する。そして、分類装置100は、本処理を終了する。
上記の処理によれば、大量の公報に効率的に分類を付与できると共に、ユーザ2は不適合な分類を効率的に発見及び修正することができる。
<モデル再学習処理>
図10を参照して、分類装置100が実行するモデル再学習処理について説明する。図10は、実施の形態1に係るモデル再学習処理の一例を示すフローチャートである。当該モデル再学習処理は、図8又は図9に示した分類処理の実行後に、ユーザ2の指示よって開始されてよい。
S301として、教師データ生成部102は、分類結果DB108から確認フラグが「2」(本評価)の分類結果情報を取得する。
S302として、教師データ生成部102は、S301で取得した分類結果情報のユーザ分類を正解ラベルとして教師データを生成し、教師データDB103に格納する。このユーザ分類は、ユーザ2がAI分類を修正せずに確認チェックボックス204をチェック(オン)した場合、AI分類と共通であり、ユーザ2がAI分類を修正して確認チェックボックス204をチェック(オン)した場合、修正後の分類と共通である。
S303として、モデル学習部104は、事前評価された教師データと、S302にて新たに生成された教師データとを教師データDB103から取得し、それら取得した教師データを用いて学習モデル120の再学習を実施する。そして、分類装置100は、本処理を終了する。
上記の処理によれば、ユーザ2によって確認又は修正された分類が付与された公報も教師データとして利用できるので、教師データの数及びバリエーションが増え、学習モデル120の分類精度が向上し得る。
<モデル評価処理>
図11を参照して、分類装置100が実行するモデル評価処理について説明する。図11は、実施の形態1に係るモデル評価処理の一例を示すフローチャートである。当該モデル評価処理は、ユーザの指示によって開始されてよい。
S401として、モデル評価部110は、分類結果DB108から確認フラグが「2」(本評価)の分類結果情報を取得する。
S402として、モデル評価部110は、S401にて取得した分類結果情報のうち、AI分類とユーザ分類とが一致する分類結果情報の数(正解数)をカウントする。
S403として、モデル評価部110は、S401で取得した分類結果情報の数(確認総数)と、S402でカウントした正解数とに基づいて、学習モデル120の分類精度(正解率)を算出する。そして、分類装置100は本処理を終了する。
なお、モデル評価部110は、上記の正解率に加え又は上記の正解率に代えて、適合率、再現率、特異度及びF値のうちの少なくとも1つを算出して、学習モデル120の分類精度を評価してもよい。
<変形例>
なお、分類実行部107は、必ずしも学習モデル120を用いて公報に付与する分類を決定する必要はない。例えば、分類実行部107は、公知のルールベース又は機械学習に基づいて、公報に付与する分類(以下、システム分類という)を決定してもよい。この場合、図5に示す分類結果DB108の「AI分類」、及び、上述したUI制御部109が行う処理における「AI分類」は、「システム分類」に読み替えられてもよい。
UI制御部109は、各分類のスコアに応じて、UI画面200における分類の表示方法を切り替えてよい。例えば、UI制御部109は、第1位のスコアが第1の閾値以上である場合(つまり第1位のスコアが高スコアである場合)、分類欄202に第1位のスコアの分類名のみを表示する。例えば、UI制御部109は、第1位のスコアが第1の閾値未満かつ第2の閾値以上(ただし第2の閾値は第1の閾値よりも小さい)である場合(つまり第1位のスコアが中スコアである場合)、分類欄202に第1位から第3位のスコアの分類名を表示する。例えば、UI制御部109は、第1位のスコアが第2の閾値未満である場合(つまり第1位のスコアが低スコアである場合)、要確認マーク206を表示する。あるいは、UI制御部109は、分類欄202に「分類なし」を表示する。なお、UI制御部109は、分類欄202に「分類なし」を表示すると共に、要確認マーク206を表示してもよい。
また、UI制御部109は、分類結果DB108において、第1位のスコアが低スコアである分類結果情報が存在する場合、その第1位のスコアが低スコアである複数の分類結果情報を抽出してユーザ2に確認させてもよい。これにより、ユーザ2は、不適合の可能性の高いAI分類が付与されている公報について、まとめて確認及び修正することができる。
また、UI制御部109は、第1位のスコアが低スコアである分類を分類欄202に表示する場合、適切な分類の見直し又は追加をユーザ2に促してよい。この場合、UI制御部109は、次の(A1)及び(A2)のうちの少なくとも1つを実施してもよい。
(A1)最近よく使用される検索式、急上昇ワード、又は、他のユーザの分類パターン等を具体的に提案する。
(A2)例えば、分類1、分類2、分類3という分類があって、本当は分類4となるべきものが推論対象となった場合、「分類なし」としつつ、分類4を提案する。
また、分類は親子関係を有する階層構造であってよい。例えば、親階層の分類数が10個であり、親階層の複数の分類のそれぞれに子階層の分類が10個ぶら下がるような階層構造であってよい。この場合、子階層の全体の分類数は100個となる。このような場合、子階層の各分類のサンプル数に偏りがあり、子階層の分類で高性能が出ない可能性がある。そこで、分類実行部107は、まず、第1の学習モデルで親階層の分類を行い、次に、親階層で振り分けられた各分類について、第2の学習モデルで子階層の分類を行ってよい。この子階層の分類の際、分類実行部107は、親子の組み合わせを考慮してもよい。
また、分類数n(nは2以上の整数)の教師データのうち、特定の分類のサンプル数が著しく少ない場合(例えば所定の閾値未満の場合)、そのサンプル数が著しく少ない分類を適切に判定することが難しい場合がある。例えば、学習モデルの学習において、分類1、分類2、分類3をそれぞれ100個の教師データで学習し、分類4、分類5、分類6をそれぞれ5個の教師データで学習した場合、当該学習モデルを用いて公報に精度良く分類4を付与することが難しい場合がある。そこで、モデル学習部104は、例えば、次の(B1)及び(B2)のうちの少なくとも1つを実施してもよい。
(B1)モデル学習部104は、分類4、分類5、分類6を1つの他分類として、第1の学習モデルの学習を行う。そして、モデル学習部104は、他分類の教師データを用いて、分類4、分類5、分類6について第2の学習モデルの学習を行う。分類実行部107は、まず、第1の学習モデルを用いて公報を分類1、分類2、分類3、他分類のいずれかに振り分け、次に、第2の学習モデルを用いて他分類に振り分けられた公報を分類4、分類5、分類6のいずれかに振り分ける。
(B2)モデル学習部104は、分類1、分類2、分類3について学習モデルの学習を行う。分類実行部107は、当該学習モデルが出力した推論結果として第1位のスコアが所定の閾値未満の場合、分類4、分類5、分類6のいずかであると判定する。
<ハードウェア構成>
図12は、本開示に係る分類装置100及び端末20のハードウェアの構成の一例を示すブロック図である。
分類装置100及び端末20は、図12に示すコンピュータ1000として構成されてもよい。この場合、上述した分類装置100及び端末20が有する機能は、コンピュータ1000がコンピュータプログラムを実行することにより実現されてよい。
コンピュータ1000は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、入力装置1004、出力装置1005、通信装置1006、GPU(Graphics Processing Unit)1007、読取装置1008、及び、バス1009を備える。プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、入力装置1004、出力装置1005、通信装置1006、GPU1007、読取装置1008は、バス1009に接続され、当該バス1009を介して双方向にデータを送受信できる。
プロセッサ1001は、メモリ1002又はストレージ1003に記憶されたコンピュータプログラムを実行し、上述した機能ブロックを実現する装置である。プロセッサ1001の例として、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、コントローラ、LSI(large scale integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が挙げられる。
メモリ1002は、コンピュータ1000が取り扱うコンピュータプログラム及びデータを記憶する装置である。メモリ1002は、ROM(Read-Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含んでよい。
ストレージ1003は、不揮発性記憶媒体で構成され、コンピュータ1000が取り扱うコンピュータプログラム及びデータを記憶する装置である。ストレージ1003の例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリが挙げられる。
入力装置1004は、プロセッサ1001に入力するデータを受け付ける装置である。入力装置1004の例として、キーボード、マウス、タッチパッド、マイクが挙げられる。
出力装置1005は、プロセッサ1001が生成したデータを出力する装置である。出力装置1005の例として、ディスプレイ、スピーカーが挙げられる。例えば、ユーザは、出力装置1005に表示されたUI画面200を、入力装置1004を通じて操作することにより、所望のデータを入力又は選択してよい。
通信装置1006は、サーバ又は端末に代表される他の装置と、通信ネットワーク30を介して、データを送受信する装置である。通信装置1006は、データを送信する送信部とデータを受信する受信部とを含んでよい。通信装置1006は、有線通信及び無線通信の何れに対応してもよい。有線通信の例として、Ethernet(登録商標)が挙げられる。無線通信の例として、IEEE802.11、Bluetooh、LTE(Long Term Evolution)、4G、5Gが挙げられる。
GPU1007は、画像描写を高速に処理する装置である。なお、GPU1007は、AIの処理に利用されてもよい。例えば、GPU1007は、AI(学習モデル)の学習処理、及び/又は、AI(学習モデル)による分類処理に利用されてよい。
読取装置1008は、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)又はUSB(Universal Serial Bus)メモリといった記録媒体からデータを読み取る装置である。
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示の技術は、文書を分類する装置又はシステムに有用である。
2 ユーザ
10 分類システム
20 端末
30 通信ネットワーク
100 分類装置
101 公報DB
102 教師データ生成部
103 教師データDB
104 モデル学習部
105 モデル格納部
106 分類対象入力部
107 分類実行部
108 分類結果DB
109 UI制御部
110 モデル評価部
120 学習モデル
200 UI画面
201 ステータス欄
202 分類欄
203 分類候補欄
204 確認チェックボックス
205 公報項目欄
206 要確認マーク

Claims (11)

  1. 文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類と、当該文書と前記分類の適合する度合を示すスコアとが関連付けられている情報が格納される格納部と、
    前記番号と、前記分類と、前記スコアが最も高い分類を当該文書の前記分類として表示させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記スコアが最も高い分類の当該スコアが所定の閾値未満である場合、分類なしを示す情報を前記分類として表示させる、
    分類装置。
  2. 文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類と、当該文書と前記分類の適合する度合を示すスコアとが関連付けられている情報が格納される格納部と、
    前記番号と、前記分類と、前記スコアが高いものから順に所定数を当該文書の前記分類の候補として表示させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記スコアが最も高い分類の当該スコアが所定の閾値未満である場合、分類なしを示す情報を前記分類として表示させる、
    分類装置。
  3. 文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類と、当該文書と前記分類の適合する度合を示すスコアとが関連付けられている情報が格納される格納部と、
    前記番号と、前記分類と、前記スコアが最も高い分類を当該文書の前記分類として表示させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記スコアが最も高い分類の当該スコアが所定の閾値未満である場合、ユーザに前記分類の確認を促す情報を表示させる、
    分類装置。
  4. 文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類と、当該文書と前記分類の適合する度合を示すスコアとが関連付けられている情報が格納される格納部と、
    前記番号と、前記分類と、前記スコアが高いものから順に所定数を当該文書の前記分類の候補として表示させる制御部と、を備え、
    前記スコアが最も高い分類の当該スコアが所定の閾値未満である場合、ユーザに前記分類の確認を促す情報を表示させる、
    分類装置。
  5. 文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類とが関連付けられている情報を格納する格納部と、
    前記文書の番号と、システム分類と、当該システム分類のスコアとを表示させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、当該文書に付与する分類として、ユーザから前記システム分類とは異なる分類が指示された場合、その指示された当該分類をユーザ分類として前記文書に関連付け、当該文書に付与する分類として、前記ユーザから前記システム分類が指示された場合、前記システム分類を前記ユーザ分類として前記文書に関連付け、前記文書の前記システム分類と前記ユーザ分類との比較に基づいて、前記学習モデルの分類精度を評価する、
    分類装置。
  6. 前記制御部は、ユーザが前記分類を確認済みであるか否かを示す確認情報が未確認であることを示す場合、前記分類は前記ユーザによって未確認であることを示す第1の情報を表示させる、
    請求項1からのいずれか1項に記載の分類装置。
  7. 前記制御部は、前記確認情報が、確認済みであることを示す場合、前記分類は前記ユーザによって確認済みであることを示す第2の情報を表示させる、
    請求項に記載の分類装置。
  8. 前記制御部は、前記文書の前記分類を確認した旨の指示がされた場合、前記文書に関連付けられる前記確認情報を、前記ユーザが前記分類を確認済みであることを示す確認済み情報に変更する、
    請求項又はに記載の分類装置。
  9. 前記制御部は、前記分類の前記スコアが所定の閾値以上である場合、前記文書に関連付けられている前記確認情報を前記確認済み情報に変更する、
    請求項又はに記載の分類装置。
  10. 装置によって文書を分類する分類方法であって、
    文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類と、当該文書と前記分類の適合する度合を示すスコアとが関連付けられている情報を格納部に格納し、
    前記文書の番号と、前記分類と、当該分類の前記スコアとを表示させ、
    前記スコアが最も高い分類の当該スコアが所定の閾値未満である場合、分類なしを示す情報を前記分類として表示させる、
    分類方法。
  11. 文書を分類するコンピュータプログラムであって、
    文書と、前記文書に付与された番号と、学習モデルを用いて当該文書に付与された分類と、当該文書と前記分類の適合する度合を示すスコアとが関連付けられている情報を格納部に格納し、
    前記文書の番号と、前記分類と、当該分類の前記スコアとを表示させ、
    前記スコアが最も高い分類の当該スコアが所定の閾値未満である場合、分類なしを示す情報を前記分類として表示させることをコンピュータに実行させる
    コンピュータプログラム。
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