JP7198373B2 - 端末装置のグループへのビームフォーミングされた送信 - Google Patents

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Description

本明細書で提示される実施形態は、端末装置のグループに向けてビームフォーミングされた送信のための方法、ネットワークノード、コンピュータプログラム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
電気通信の標準および規格を策定する第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のパッケージである新無線(NR)エアインターフェースなど、いくつかの通信システムでは、端末装置が、帯域幅パート(BWP)を設定(構成)されることができ、これは、端末装置が、通信システムにおけるキャリア帯域幅の全体のうちのほんの一部分のみを使用して動作するように構成されることを意味する。これは、キャリア周波数が、たとえば、400MHzまでなど、数百メガヘルツ(MHz)のオーダーであると予想されるミリ波(mmWave)周波数を使用するような通信システムの運用で有利である。端末装置は、このような広い帯域幅を使用して信号の送信および/又は受信をサポートすることができないかもしれない。さらに、送信および/または受信のためにそのような広大な帯域幅を使用することは、端末装置の電力消費、および基準信号のためのリンクバジェットなどに悪影響を及ぼす可能性がある。したがって、各端末装置には、キャリア帯域幅の全体の一部のみをカバーするBWPが割り当てられ得る。
したがって、端末装置には、搬送波帯域幅の全体よりも狭いBWPが割り当てられる。これらのBWPの少なくともいくつかが、キャリア帯域幅の全域(フル)における異なるパートに対して、異なる複数の端末装置のために割り当てられる場合、周波数分割多重化(FDM)を適用することで、各端末装置についてフルのBWPを使用しながら、複数の端末装置へ同時に送信することが可能となる。しかしながら、ビームフォーミングをベースとしたいくつかの通信システムでは、各瞬間瞬間に、単一ビームのみを使用することもできる。これは、端末装置が別々の周波数帯域のBWPを有することができることに加えて、通信システムのネットワーク側のネットワークノードによって生成される単一の高利得ビームがそれらに到達できるように、それらの端末装置が同様の方向に配置されるべきであることを意味する。これは、常にそうであるとは限らない。
したがって、通信システムにおける改善されたビームフォーミングされた送信が依然として必要とされている。
本明細書の実施形態の目的は、通信システムにおいて端末装置のグループに向かう効率的にビームフォーミングされた送信を提供することである。
第1の態様によれば、端末装置のグループに向かってビームフォーミングされた送信を行う方法が提示される。各端末装置は、帯域幅パート(BWP)コンフィギュレーション(構成)により、BWPセットを構成される。BWPセット内の1つのBWPは、端末装置にとってアクティブなBWPである。本方法は、ネットワークノードによって実行される。本方法は、グループの一つに参加する新たな端末装置にアクティブなBWPを構成することであって、そのグループの一部としてすでに参加している端末装置のアクティブなBWPに対する周波数重複回避に基づいて、構成することを有する。本方法は、アクティブなBWPにしたがって端末装置に向かってビームフォーミングされた送信を行うことによって、全ての端末装置(を収容する)にサービスを提供することを有する。
第2の態様によれば、端末装置のグループに向かってネットワークノードによるビームフォーミング送信が提示される。各端末装置は、BWPコンフィギュレーションにしたがって、BWPセットを構成される。BWPセット内の1つのBWPは、その端末装置のためのアクティブなBWPである。ネットワークノードは、プロセッシング回路を備える。プロセッシング回路は、ネットワークノードに、グループの一つに参加する新たな端末装置へアクティブなBWPを構成させることであって、そのグループの一部としてすでに参加している端末装置のアクティブなBWPに対する周波数重複回避に基づいて、構成させる、ように構成されている。プロセッシング回路は、アクティブなBWPにしたがって端末装置に向かってビームフォーミングされた送信を行うことによって、ネットワークノードに、全ての端末装置へサービスを提供させる、に構成される。
第3の態様によれば、端末装置のグループに対するビームフォーミングされた送信のためのネットワークノードが提示される。各端末装置は、BWPコンフィギュレーションにしたがって、BWPセットを構成される。BWPセット内の1つのBWPは、端末装置のためのアクティブなBWPである。ネットワークノードは、グループの一つに参加する新たな端末装置へアクティブなBWPを構成することであって、そのグループの一部としてすでに参加している端末装置のアクティブなBWPに対する周波数重複回避に基づいて、アクティブなBWPを構成するように構成されている構成モジュール(210a)を有する。ネットワークノードは、アクティブなBWPにしたがって端末装置に向けてビームフォーミングされた送信を実行することによって、すべての端末装置にサービスを提供するように構成されたサービスモジュールを有する。
第4の態様によれば、端末装置のグループに向けたビームフォーミングされた送信のためのコンピュータプログラムが提示され、このコンピュータプログラムは、ネットワークノード上で実行されると、ネットワークノードに第1の態様による方法を実行させるコンピュータプログラムコードを含む。
第5の態様によれば、第4の態様に係るコンピュータプログラムと、当該コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体と、を有するコンピュータプログラム製品が提示される。コンピュータ可読記憶媒体は、一時的でないコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
これは、端末装置のグループに向かって効率的にビームフォーミングされた送信を提供するため、有利である。
、これは、アナログビームフォーミングを使用するネットワークノードによって、およびmmWave周波数を使用して動作する通信システムにおいて、端末装置に効率的なFDMを可能にするため、有利である。
添付の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な開示、添付の従属請求項、ならびに図面から明らかになるであろう。
一般に、特許請求の範囲において使用される全ての用語は、本明細書において特に明確に定義されない限り、技術分野におけるそれらの通常の意味にしたがって解釈されるべきである。
「a/an/the要素、装置、構成要素、手段、モジュール、ステップ等」への全ての言及は、特に明記しない限り、要素、装置、構成要素、手段、モジュール、ステップ等の少なくとも1つのインスタンスを指すものとしてオープンに解釈されるべきである。
本明細書に開示される任意の方法のステップは、明示的に述べられない限り、開示される正確な順序で実行される必要はない。
本発明の概念は、添付図面を参照しながら示的に説明される:
は、実施形態に係る通信システムを示す概略図である。
は、実施形態に係る方法のフローチャートである。 および は、実施形態に係る通信システムを示す概略図である。
は、一実施形態に係るネットワークノードの機能ユニットを示す概略図である。
は、一実施形態に係るネットワークノードの機能モジュールを示す概略図である。
は、一実施形態に係るコンピュータ可読記憶媒体を備えたコンピュータプログラム製品の一例を示す図である。
は、いくつかの実施形態に係る、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを示す概略図である。
は、いくつかの実施形態に係る、無線基地局を介して端末装置と部分的に無線接続を介して通信するホストコンピュータを示す概略図である。
本発明の概念は、本発明の概念の特定の実施形態が示されている添付の図面を参照して、以下でより完全に説明される。しかしながら、本発明の概念は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に記載された実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が完全かつ完全であり、本発明の概念の範囲を当業者に完全に伝えるように、例として提供される。説明全体を通して、同様の番号は同様の要素を指す。破線によって示される任意のステップまたは特徴は、任意であるとみなされるべきである。
図1は、本明細書で提示される実施形態を適用することができる通信システム100aを示す概略図である。通信システム100aは、送信ポイント(TRP)140によって生成されたビーム150において、1つまたは複数の無線伝搬チャネルを介して無線アクセスネットワーク110内の端末装置160aにネットワークアクセスを提供するように構成されたネットワークノード200を備える。端末装置160aの非限定的な例は、ポータブル無線デバイス、移動局、移動電話、ハンドセット、無線ローカルループ電話、ユーザ装置(UE)、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ネットワーク装備センサ、ネットワーク装備車両、および物のインターネット(IoT)デバイスである。いくつかの実施形態では、ネットワークノード200は、無線基地局、基地送受信局、ノードB、進化型ノードB、gNB、アクセスポイントなどの一部であるか、それらと統合されるか、またはそれらと並置される。無線アクセスネットワーク110は、コアネットワーク120に対して動作可能に接続される。コアネットワーク120は、次に、インターネットのようなパケットデータネットワーク130に動作的に接続される。端末装置160aは、ネットワークノード200およびそのTRP140を介して、サービスネットワーク130のサービスにアクセスし、かつデータを交換することを可能にする。
上述したように、通信システム100aにおける改善されたビームフォーミングされた送信が必要とされている。したがって、本明細書で開示される実施形態は、端末装置160a~160fからなる、グループ190a~190cに対して向けられる、ビームフォーミングされた送信のためのメカニズムに関する。このようなメカニズムを得るために、ネットワークノード200、ネットワークノード200によって実行される方法、たとえばコンピュータプログラムの形式のコードを含むコンピュータプログラム製品が用意されており、ネットワークノード200上で実行されると、ネットワークノード200がこの方法を実行する。
図2は、端末装置160a~160fからなるグループ190a~190cに向かうビームフォーミングされた送信のための方法の実施形態を示すフローチャートである。各端末装置160a~160fは、BWPコンフィギュレーションにしたがって、BWPセットを設定(構成)される。BWPセット内における1つのBWPは、端末装置160a~160fに対するアクティブなBWP170a~170dである。これらの方法は、ネットワークノード200によって実行される。これらの方法は、コンピュータプログラム720として提供されるため、有利であろう。
ネットワークノード200は、新たな端末装置160cにサービスを提供するものとする。したがって、ネットワークノード200は、この新たな端末装置160cのためにアクティブなBWP170cを構成する。特に、ネットワークノード200は、S102を実行するように構成される:
S102: ネットワークノード200は、グループ190a~190cのいずれか1つに参加する新たな端末装置160cに対してアクティブなBWP170cを構成する。アクティブなBWP170cは、参加されたグループのすでに一部となっている端末装置160a、160b、160d、160e、160fのためのアクティブなBWP170a、170b、170d、170e、170fとの周波数重複回避をベースとして決定される。
そして、新たな端末装置160cは、ネットワークノード200によって、他の残りの端末装置と一緒にサービスを提供される。特に、ネットワークノード200は、S106を実行するように構成される:
S106: ネットワークノード200は、全ての端末装置160a~160fにサービスを提供する。端末装置160a~160fは、端末装置160a~160fに向けられてビームフォーミングされた送信を実行するネットワークノード200によってサービスを提供される。ビームフォーミングされた送信は、アクティブなBWP170a~170fに従い実行される。
ビームフォーミングされた送信に関して、端末装置160a~160cは、そのグループを定義する同一のビームによってはサービスを提供されないことがあり、またはその逆もあり得ることに留意されたい。たとえば、あるグループは、ワイドビームによって定義される一方で、別のグループ内の端末装置は、ナロービームを使用してサービスを提供され、ビームフォーミングされた送信は、グループを定義する(ワイドまたはナロー)ビーム内で、またはそのカバレッジ内で、実行される。
ネットワークノード200によって実行されるような、端末装置160a~160fからなるグループ190a~190cへのビームフォーミングされた送信のさらなる詳細に関連する実施形態が、以下で開示される。
ネットワークノード300が端末装置160a~160fにサービスを提供するための様々な方法があり得る。一実施形態によれば、ネットワークノード200は、送信ビーム150であるB1~B12毎に、FDMを使用して、端末装置160a~160fからなる1つのグループ190a~190cにサービスを提供するように構成される。
一実施形態によれば、ネットワークノード200は、アナログビームフォーミングを使用して端末装置160a~160fにサービスを提供するように構成される。
周波数重複回避を定義する他の方法があり得る。いくつかの態様では、周波数重複回避は、しきい値によって定義される。しきい値は、端末装置160a~160cの各グループ190a~190cにつき、アクティブなBWPが重複することを許容する割合を定義することができる。一実施形態による、周波数重複回避によれば、新たな端末装置160cは、グループ190a~190cに対してすでにその一部となっている端末装置160a、160b、160d、160e、160fのためのアクティブなBWP170a、170b、170d、170e、170fに対して周波数重複し、その周波数重複率が重複しきい値よりも大きくないアクティブなBWP170cを、構成される。すなわち、新たな端末装置160cのためのアクティブなBWP170cは、アクティブなBWP170a、170b、170d、170e、170fと一定のパーセンテージ以上周波数的に重ならないように、選択されてもよい。このパーセンテージは、重複しきい値によって与えられる。どの重複しきい値を使用するかは、トラフィックタイプ、グループ当たりの端末装置の台数、BWPのサイズなどに依存し得る。いくつかの態様では、周波数重複回避は、周波数重複が可能な限り小さくなるように定義される。一実施形態によれば、重複しきい値にしたがって、新たな端末装置160cは、このように、グループ190a~190cのすでに一部である端末装置160a、160b、160d、160e、160fのアクティブなBWP170a、170b、170d、170e、170fと最小周波数重複を有するアクティブなBWP170cで構成される。
同一グループ内の端末装置間でのBWPの重複を最小にすることによって、これらの端末装置に対するスケジューリング帯域幅を減少させることなく、これらの端末装置間でFDMを使用できる可能性が増加する。FDMを使用する同時並行的スケジューリング(コ・スケジューリング)は、ダウンリンクおよびアップリンクの両方において、またはダウンリンクのみにおいて、またはアップリンクのみにおいて、適用可能である。
グループ190a~190c内の端末装置160a~160fをグループ化する別の方法があり得る。いくつかの態様では、ビームフォーミングされた送信は、端末装置160a~160fに向かって実行されるべきであるため、グループ190a~190cは、端末装置160a~160fの間の空間関係基準に関連して、形成されてもよい。すなわち、一実施形態によれば、端末装置160a~160fは、空間関係基準にしたがってグループ化される。いくつかの例では、空間関係基準は、同一のビームでサービスを提供される端末装置160a~160fが同一のグループに属するように、定義される。いくつかの態様では、端末装置160a~160fは、グループごとにサービスを提供されるべきである(すなわち、時間当たり1つのグループ)ため、グループ190a~190cは、端末装置160a~160fのトラフィックの必要性に関連して、形成されてもよい。すなわち、一実施形態によれば、端末装置160a~160fは、トラフィックの必要性基準にしたがってグループ化される。たとえば、ある空間方向内の多数の端末装置が比較的小さなトラフィック要求を有することが予想される場合、これらの端末装置は、小さなトラフィック要求のために、それらがスケジュールされるたびにそれらのフルの(完全な)BWPを必要としないことがあるため、これらの端末装置は、一緒にグループ化されたときに重複するBWPを有することを許容されることがある。他方、比較的に高いトラフィック要求を有することが予想され、したがってスケジュールされているときにそれらのフルのBWPを必要とする可能性があるいくつかの端末装置がある場合、これらの端末装置は、グループ化されるときに(互いにまたは他の端末装置とのいずれかと)重複しないBWPを構成されてもよい。したがって、一実施形態によれば、周波数重複回避の量は、新たな端末装置160cに対するトラフィックニーズ(必要性)のタイプと、新たな端末装置160cに参加されたグループのすでに一部となっている別の端末装置160a、160b、160d、160e、160fに対するトラフィックニーズのタイプとに基づいて決定されてもよい。予想されるトラフィックの必要性は、バッファ状態レポートを介して、または端末装置160a~160fがどのアプリケーションを実行しているか、または端末装置がどのタイプの端末装置(UE、IoT装置、ネットワーク装備車両など)であるかの情報(ディープパケット検査(DPI)など)を取得することによって、取得可能であり、各タイプの端末装置は、遅延、スループット、トラフィック量など、および他のタイプのトラフィックの必要性に関して、異なる要件を有することができる。
さらに、BWPのサイズが異なる可能性がある。すなわち、一実施形態によれば、少なくとも2つの異なるサイズのBWPが存在する。次に、ネットワークノード200は、BWPのサイズを決定することができる。具体的には、一実施形態によれば、ネットワークノード200は、S102においてアクティブなBWP170cを新たな端末装置160cに対して構成することの一部として(オプションの)ステップS102aを実行するように構成される:
S102a: ネットワークノード200は、新たな端末装置160cに対して構成されるアクティブなBWP170cのサイズを決定する。
次いで、アクティブなBWP170cのサイズは、参加されたグループのすでに一部である端末装置160a、160b、160d、160e、160fのためのアクティブなBWP170a、170b、170d、170e、170fとの周波数重複回避が最小化されるように、または少なくとも重複しきい値以下になるように、決定されてもよい。
あるいは、全てのBWPは同一サイズであってもよい。
新たな端末装置160cに対するネットワークノード200による構成を実施するための別の方法が存在し得る。すなわち、ネットワークノード200が、新たな端末装置160cにその構成を認識させるには、異なる方法があるかもしれない。いくつかの態様では、ネットワークノード200は、アクティブなBWP170cを新たな端末装置160cに対してシグナリングで通知する。すなわち、一実施形態によれば、ネットワークノード200は、S102においてアクティブなBWP170cを新たな端末装置160cに対して構成することの一部として(オプションの)ステップS102bを実行するように構成される:
S102b: ネットワークノード200は、アクティブなBWP170cを新たな端末装置160cへシグナリングする。
ネットワークノード200がアクティブなBWP170cを新たな端末装置160cへシグナリングするための別の方法があり得る。第1の例によれば、アクティブなBWPのコンフィギュレーション(構成)は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用する信号である。第2の例によれば、アクティブなBWPへの切り替えは、ダウンリンク制御情報(DCI)信号を使用して行われる。シグナリングは、端末装置160cによってすでに知られているBWPへのインデックス(デフォルトBWPセット内のBWPへのインデックスなど)、または周波数領域内のBWPの位置に関する明示的な詳細情報(たとえば、端末装置160cがデフォルトBWPセットで構成されていない場合、またはアクティブなBWPがデフォルトBWPセットの一部でない場合)を含むことができる。
アクティブなBWP170cを有する新たな端末装置160cの構成は、グループのすでに一部となっている1つまたは複数の端末装置のためのアクティブなBWPを変更させる可能性がある。特に、一実施形態によれば、ネットワークノード200Iは、(オプションの)ステップS104を実行するように構成される:
S104: ネットワークノード200は、参加されたグループのすでに一部となっている端末装置160a、160b、160d、160e、160fのうちの少なくとも1つに対して、新しいアクティブなBWPを再構成する。
この端末装置160a、160b、160d、160e、160fのうちの少なくとも1つは、次に、新たな端末装置160cのためのS102bにおいて上記で開示されたのと同一方法で、再構成を知ることができる。
したがって、いくつかの態様では、新たな端末装置160がグループ190a~190cのうちの1つに入る(参加する)と、ネットワークノード200は、そのグループに属するすべての端末装置がどの候補BWPおよびアクティブなBWPを有するかを評価し、たとえば、BWP間の重複を最小限に抑えるために、周波数重複回避基準にしたがって、そのグループに属するすべての端末装置に対してすべてのアクティブなBWPを分配する最適な方法を決定することができる。これは、グループ内の端末装置のすべてのアクティブなBWPの重複(オーバラップ)を最小限に抑えるために必要とされることがある。一実施形態によれば、参加されたグループのすでに一部となっている端末装置160a、160b、160d、160e、160fのうちの少なくとも1つは、参加されたグループのすでに一部となっている残りの端末装置160a、160b、160d、160e、160fのためのアクティブなBWP170a、170b、170d、170e、170fと、新たな端末装置160cのためのアクティブなBWP170cとの間の周波数重複回避に基づいて、新しいアクティブなBWPを再構成される。
いくつかの態様では、アクティブなBWP170cは、ある時点で新たな端末装置160cに対してすでに構成されているデフォルトのBWPセットの中から、選択される。たとえば、新たな端末装置160cは、ネットワークノード200によってサービスを提供されるときに構成されたデフォルトのBWPを、構成されてもよいだろう。すなわち、一実施形態によれば、新たな端末装置160cは、デフォルトBWPセットで構成され、新たな端末装置160cが構成されるアクティブなBWP170cが、このBWPセットから選択される。他の態様では、アクティブなBWP170cは、デフォルトBWPセットから選択されなてくもよい。すなわち、一実施形態によれば、新たな端末装置160cに対して構成されるアクティブなBWP170cは、デフォルトBWPセット外から、選択される。
新たな端末装置160cがグループ190a~190cのうちの1つに参加する理由は別の理由であるかもしれない。
いくつかの態様では、新たな端末装置160cは、別のTRP(またはネットワークノード)からTRP140(またはネットワークノード200)にハンドオーバされる。すなわち、一実施形態によれば、新たな端末装置160cは、別のネットワークノード200からネットワークノード200にハンドオーバされる。これは、図3の通信システム100bを参照して以下により詳細に開示される。
他の態様では、新たな端末装置160cは、RRCアイドルモードまたはRRC非アクティブモードからRRC接続モードに移行する。すなわち、一実施形態によれば、ネットワークノード200が新たな端末装置160cから初期ネットワークアクセスの要求を受信すると、新たな端末装置160cは、グループ190a~190cのうちの1つに参加させられる。これはまた、図3の通信システム100bを参照して以下により詳細に開示される。
さらに他の態様では、新たな端末装置160cは、同一のTRP140の2つのビーム間でハンドオーバされる。すなわち、一実施形態によれば、新たな端末装置160cは、グループ190a~190cのうちの別の1つにサービスを提供する送信ビーム150っであるB1~B12からハンドオーバされる。これは、図4の通信システム100cを参照して以下により詳細に開示される。
同期信号ブロック(SSB)の簡潔な開示は、以下を有することが有用であろう。一般的に、SSBは、NRエアインターフェースを介してブロードキャストされる信号である。SSBは、初期同期および基本システム情報を提供するために使用可能であるとともに、初期アクセスおよびモビリティ測定のために使用可能である。SSBの1つのタイプは、セルを定義するSSBであり、別のタイプのSSBは、セルを定義しないSSBである。セルを定義するSSBは、初期アクセス、無線リンク監視(RLM)、および周波数内無線リソース管理(RRM)の目的のために使用される。セルを定義するSSBは、初期BWP内に位置していてもよい。セルを定義しないSSBは、接続モード中の端末装置のために構成され、RLMまたは周波数間RRMの目的のために使用され得る。セルを定義しないSSBは、専用のBWP(すなわち、初期BWPとは異なるBWP)内に位置することができる。一実施形態によれば、それぞれの送信ビーム150であるB1~B12は、自己の、SSB、またはチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)に関連付けられている。
ここで、一実施形態による、(a)通信システム100bおよび(b)アクティブなBWP170a~170fの割り当てを示す図3を参照する。通信システム100bは、図1の通信システムと同様であり、ネットワークノード200のTRP140において実行されるようなビームB1~B12におけるビームフォーミングと、端末装置160a~160f((b)においてUE1~EU6と示される)からなるグループ190a~190cとをより詳細に示す。図3の例では、TRP140は、3つの異なるワイドビームB10~B12を利用しており、これらは協働してサービングセクタの全域をカバーしており、ここで、ワイドビーム毎に1つのSSBが送信される。さらに、TRP140はまた、3つのワイドビームB10~B12で送信される3つの周期的なワイドバンドCSI-RS(CSI-RS1、CSI-RS2、CSI-RS3)を、構成している。CSI-RSの1つの目的は、セル内を移動し、サービスを提供される端末装置160a~160fのためのビーム管理手順を実行することである。CSI-RSは広帯域であるため、BWPに依存することなく、全ての端末装置160a~160fがCSI-RSを使用することができる。また、広帯域の周期的なCSI-RSを使用する代わりに、ビーム管理手順のためにキャリア周波数帯域内の別の異なる部分に位置する、セルを定義しない追加のSSBを構成することも可能である。次に、ワイドビームB10~B12はそれぞれ、より高い利得で3つのナロービームB1~B9をカバーする。これらのナロービームB1~B9は、データ送信中に必要であれば、経路利得をさらに増加させるために、使用されてもよい。
図3(b)では、簡略化のために、各端末装置160a~160fに対して単一のBWP170a~170fのみが示されている。したがって、この例では、各BWPセットは、単一のBWPからなる。しかしながら、当業者が理解するように、各BWPセットは、2つ以上のBWPを含むことができる。具体的には、一実施形態によれば、各BWPセットは、少なくとも4つのBWPを含み、そのうちの1つのセットは、アクティブなBWP170a~170fである。上述のように、各BWPは、キャリア帯域幅の全体よりも狭い帯域幅をカバーする。いくつかの態様では、これは、BWPセットの全体を考慮する場合にも当てはまる。すなわち、一実施形態によれば、各BWPセットは、キャリア帯域幅を部分的にのみカバーする。
図3の例では、端末装置160a~160fは、ワイドビームB10~B12に対応するグループ190a~190cにグループ化されており、端末装置160aおよび端末装置160bは、ワイドビームB10の空間方向によって定義される第1のグループ190aに属し、端末装置160dおよび端末装置160eは、ワイドビームB11の空間方向によって定義される第2のグループ190bに属し、端末装置160fは、ワイドビームB12の空間方向によって定義される第3のグループ190cに属する。
新たな端末装置160cは、TRP140を介してネットワークノード200への接続を確立し(たとえば、RRCアイドルモードまたはRRC非アクティブモードからRRC接続モードに移行するとき)、ネットワークノード200は、最良のワイドビームがビームB10であることを識別するための初期アクセス手順を開始する。ビームB10によってサービスを提供される他の2つの端末装置160a、160bのBWPに関する情報に基づいて、ネットワークノード200は、端末装置160a、160bのBWP170a、170bとできるだけ重ならないような周波数重複回避にしたがって、端末装置160cにBWP170cを構成する。また、新たな端末装置160cは、別のセルからビームB10にハンドオーバされることも可能である。1つのTRP(またはネットワークノード)から別のTRP (またはネットワークノード)への端末装置のハンドオーバ中に、ターゲットTRPのためのその端末装置のための好ましいSSBビーム/CSI-RSビームがどれであるかに関する情報がある。したがって、TRP160は、ハンドオーバが完了する前であっても、新たな端末装置160cがどのグループに属すべきかに関する情報を取得することができ、したがって、新たな端末装置160cに対して適切なBWPを構成することを実行することができる。図3の例示的な例におけるように、それぞれ異なる端末装置160a~160fは、それぞれ異なるサイズのBWP170a~170fを構成されてもよく、これは、それぞれ異なる端末装置160a~160fは、送信および/または受信が可能である帯域幅に関して、それぞれ異なる能力を有することに依存してもよい。また、それぞれ異なる端末装置160a~160fは、エネルギーを節約する必要性が異なり、より多くのエネルギーを節約する必要がある端末装置160a~160fは、より小さいBWPを構成されることも可能である。
FDMに関して、図3の例では、端末装置160a、160b、160cは、ワイドビームB10において、データおよび/または制御信号(物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)および/または物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などであるが、これらに限定されない)を同時にスケジュールされてもよいが、これらの端末装置160a、160b、160cのそれぞれの送信は、それらのほぼ完全なBWPにわたってスケジュールされてもよい。また、端末装置の幾つかは、同一で、かつ、最強のナロービーム(たとえば、端末装置160bおよび160cは、最強のナロービームとしてビームB3を有する)を有するようにしてもよく、次いで、これらの端末装置は、それらの最強のナロービームを使用して、同時にスケジュールされてもよい。
第2の例では、端末装置160a~160fは、ワイドビームB10~B12の代わりに、ナロービームB1~B9に基づいてグループ化される。この場合、ネットワークノード200は、各端末装置160a~160fにとって最良となるナロービームB1~B9を追跡する。新たな端末装置160cがTRP140を介してネットワークノード200への接続を確立する場合、ネットワークノード200は、新たな端末装置160cがアクティブなBWP170cを構成される前に、ランダムアクセスプリアンブルの受信中にナローの受信ビームをスイープすることによる初期アクセスによって、または新たな端末装置160cが(デフォルトBWPに適用される)初期ビームスイープを実行することによって、最良のナロービームを見つける。
ここで、一実施形態による、(a)通信システム100bおよび(b)アクティブなBWP170a~170fの割り当てを示す図4を参照する。通信システム100cは、図3の通信システムと同様であるが、端末装置160cが、2つのBWP170c、170c’、すなわち、1つのアクティブなBWPおよび1つの候補BWP(図4では、候補BWPに十字印が付けられている)を有する点が異なる。図4の例示における矢印180によれば、端末装置160cは、ビームB10のカバレッジからビームB11のカバレッジに移動しており、したがって、端末装置160dおよび端末装置160eが属するグループ190bに参加(進入)するようになっている。端末装置160d、160eは、端末装置160a、160bと比較して、アクティブなBWP170d、170eについて異なる割り当てを有する。端末装置160cに対する現在のアクティブなBWP170c’(すなわち、ビームB10によりサービスを提供されるときに端末装置160によって使用されるBWP)は、端末装置160eに割り当てられた現在のアクティブなBWP170eと重複している。この場合、端末装置160cのための候補BWP170cは、すでにグループ190bに属する2つの端末装置160d、160eのアクティブなBWP170d、170eのいずれとも重複しないため、したがって、ネットワークノード200は、DCIを使用して、端末装置160cのためのBWP170c’からBWP170cへのBWPスイッチを開始し、その結果、候補BWPは、新たにアクティブなBWPになる。ネットワークノード200は、各端末装置160a~160fに対して、周波数帯の異なる部分に配置された(複数の)BWPのセットを構成することができ、所与の端末装置160a~160fが、1つのグループ190a~190cから別のグループ190a~190cに移動すると、ネットワークノード200は、所与の端末装置が参加しようとしているグループにすでに属している他の端末装置によって使用されているBWPに対して最も重複の少ないのは、所与の端末装置に対して構成されたBWPのうちのどれであるかを評価する。
図5は、いくつかの機能ユニットに関して、一実施形態によるネットワークノード200の構成要素を概略的に示す。プロセッシング回路210は、(図7に示すように)たとえば記憶媒体230の形態として、コンピュータプログラム製品710に記憶されたソフトウェア命令を実行することができる、適切な中央処理装置(CPU)、マルチプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)などのうちの1つまたは複数の任意の組合せを使用して、提供される。プロセッシング回路210は、さらに、少なくとも1つの特定用途向け集積回路(ASIC)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)として提供されてもよい。
具体的には、プロセッシング回路210は、上述したように、ネットワークノード200に1組の動作またはステップを実行させるように構成される。たとえば、記憶媒体230は、オペレーションのセットを記憶することができ、プロセッシング回路210は、記憶媒体230からオペレーションのセットを取り出して、ネットワークノード200にオペレーションのセットを実行させるように構成されてもよい。オペレーションのセットは、実行可能命令のセットとして提供されてもよい。
したがって、プロセッシング回路210は、本明細書で開示される方法を実行するように構成される。記憶媒体230はまた、たとえば、磁気メモリ、光メモリ、ソリッドステートメモリ、またはリモートでマウントされたメモリのいずれか1つ、またはそれらの組合せとすることができる永続的記憶装置を含むことができる。ネットワークノード200は、端末装置160a~160fのような、通信システム100a、100b、100cの他の機能、ノード、エンティティ、およびデバイスとの通信のために少なくとも構成された通信インターフェース220をさらに備えることができる。したがって、通信インターフェース220は、アナログおよびデジタル構成要素を備える1つまたは複数の送信機および受信機を備えることができる。プロセッシング回路210は、たとえば、通信インターフェース220および記憶媒体230にデータおよび制御信号を送信することによって、通信インターフェース220からデータおよびレポートを受信することによって、ならびに記憶媒体230からデータおよび命令を取り出すことによって、ネットワークノード200の一般的な動作を制御する。ネットワークノード200の他の構成要素、ならびに関連する機能は、本明細書で提示される概念を曖昧にしないために省略される。
図6は、いくつかの機能モジュールに関して、一実施形態によるネットワークノード200の構成要素を概略的に示す。図6のネットワークノード200は、多くの機能モジュールから構成され、ステップS102を実行するように構成された構成モジュール210aと、ステップS106を実行するように構成されたサーバーモジュール210eである。図6のネットワークノード200は、さらに、ステップS102aを実行するように構成された決定モジュール210b、ステップS102bを実行するように構成された信号モジュール210c、およびステップS104を実行するように構成された再構成モジュール210dのうちのいずれかのような、いくつかのオプションの機能モジュールを備えることができる。一般的に言えば、各機能モジュール210a~210eは、一実施形態ではハードウェアでのみ、別の実施形態ではソフトウェアの助けを借りて実装することができ、すなわち、後者の実施形態は、プロセッシング回路上で実行されるときにネットワークノード200に図6に関連して上述した対応するステップを実行させる、記憶媒体230上に記憶された、コンピュータプログラム命令を有する。モジュールは、コンピュータプログラムの一部に対応するが、その中の別個のモジュールである必要はなく、ソフトウェアで実装される方法は、使用されるプログラミング言語に依存することにも言及されべきである。好ましくは、1つ以上または全ての機能モジュール210a~210eは、おそらく通信インターフェース220および/または記憶媒体230と協働して、プロセッシング回路210によって実装されてもよい。したがって、プロセッシング回路210は、記憶媒体230から、機能モジュール210a~210eによって提供される命令をフェッチし、これらの命令を実行し、それによって、本明細書で開示される任意のステップを実行するように構成され得る。
ネットワークノード200は、スタンドアロンデバイスとして、または少なくとも1つのさらなるデバイスの一部として提供され得る。たとえば、ネットワークノード200は、無線アクセスネットワーク110のノードまたはコアネットワーク120のノード内に設けられてもよい。あるいは、ネットワークノード200の機能性は、少なくとも2つのデバイス、すなわちノード間で分配されてもよい。これらの少なくとも2つのノードまたはデバイスは、同一ネットワーク部分(無線アクセスネットワーク110またはコアネットワーク120など)の一部であってもよく、または少なくとも2つのそのようなネットワーク部分の間に分散されてもよい。一般的に言えば、リアルタイムで実行されることが要求される命令は、リアルタイムで実行されることが要求されない命令よりもセルに動作的に近いデバイスまたはノードにおいて実行され得る。
したがって、ネットワークノード200によって実行される命令の第1の部分は、第1のデバイスにおいて実行されてもよく、ネットワークノード200によって実行される命令の第2の部分は、第2のデバイスにおいて実行されてもよく、本明細書で開示される実施形態は、ネットワークノード200によって実行される命令が実行されてもよい任意の特定の数のデバイスに限定されない。したがって、本明細書で開示される実施形態による方法は、クラウド計算環境に存在するネットワークノード200によって実行されるのに適している。したがって、単一のプロセッシング回路210が図5に示されているが、プロセッシング回路210は、複数の装置、すなわちノードの間に分散されてもよい。図6の機能モジュール210a~210eおよび図7のコンピュータプログラム720についても同様である。
図7は、コンピュータ可読記憶媒体730を備えるコンピュータプログラム製品710の一例を示す。このコンピュータ可読記憶媒体730上に、コンピュータプログラム720を格納することができ、このコンピュータプログラム720は、プロセッシング回路210、ならびに通信インターフェース220および記憶媒体230などの、それに動作可能に結合されたエンティティおよびデバイスに、本明細書で説明する実施形態による方法を実行させることができる。したがって、コンピュータプログラム720および/またはコンピュータプログラム製品710は、本明細書で開示される任意のステップを実行するための手段を提供することができる。
図7の例では、コンピュータプログラム製品710は、CD(コンパクトディスク)またはDVD(デジタルバーサタイルディスク)またはブルーレイディスクなどの光ディスクとして示されている。コンピュータプログラム製品710はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、または電気的消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)などのメモリとして、さらに詳細には、USB(ユニバーサルシリアルバス)メモリまたはコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリなどのフラッシュメモリなどの外部メモリ内のデバイスの不揮発性記憶媒体として、具体化されてもよい。したがって、ここでは、コンピュータプログラム720は、図示された光ディスク上のトラックとして概略的に示されているが、コンピュータプログラム720は、コンピュータプログラム製品710に適した任意の方法で格納される。
図8は、いくつかの実施形態による、中間ネットワーク420を介してホストコンピュータ430に接続された電気通信ネットワークを示す概略図である。一実施形態によれば、通信システムは、図1の無線アクセスネットワーク110などのアクセスネットワーク411と、図1のコアネットワーク120などのコアネットワーク414とを備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの電気通信ネットワーク410を含む。アクセスネットワーク411は、複数の無線アクセスネットワークノード412a、412b、412c、たとえば、NB、eNB、gNB(各々は図1、図3、および図4のネットワークノード200に対応する)、または他のタイプのワイヤレスアクセスポイントを備え、各々は対応するカバレッジエリアまたはセル413a、413b、413cを定義する。各無線アクセスネットワークノード412a、412b、412cは、有線または無線コネクション415を介してコアネットワーク414に接続可能である。カバレッジエリア413cに位置する第1のUE491は、対応するネットワークノード412cに無線で接続するか、またはページングされるように構成される。カバレッジエリア413aにおける第2のUE492は、対応するネットワークノード412aに無線接続可能である。この例では、複数のUE491、492が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内にある状況、または単一の端末デバイスが対応するネットワークノード412に接続している状況にも、等しく適用可能である。UE491、492は、図1、図3、および図4の端末装置160a~160fに対応する。
電気通信ネットワーク410は、それ自体がホストコンピュータ430に接続されており、これは、スタンドアロンサーバ、クラウド実施サーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内の処理リソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアに具現化することができる。ホストコンピュータ430は、サービスプロバイダの所有化または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク410とホストコンピュータ430との間のコネクション421および422は、コアネットワーク414からホストコンピュータ430まで直接的に延びてもよく、あるいは任意の中間ネットワーク420を介してもよい。中間ネットワーク420は、公衆、私設またはホストされたネットワークのうちの1つまたはそれ以上の組合せであってもよい。中間ネットワーク420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよい。特に、中間ネットワーク420は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図8の通信システムは、全体として、コネクティビティされたUE491、492とホストコンピュータ430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティ(接続性)は、オーバーザトップ(OTT)コネクション450として記述されてもよい。ホストコンピュータ430および接続されたUE491、492は、アクセスネットワーク411、コアネットワーク414、任意の中間ネットワーク420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション450を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション450は、OTTコネクション450が通過する参加通信装置が、アップリンク通信およびダウンリンク通信のルーティングに気付かないという意味で、トランスペアレントであり得る。たとえば、ネットワークノード412は、接続されたUE491に転送(たとえば、ハンドオーバ)されるホストコンピュータ430から発信されたデータをもつ入ってくるダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知される必要があるかもしれない。同様に、ネットワークノード412は、UE491からホストコンピュータ430に向かって発信されるアウトゴーイングのアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
図9は、いくつかの実施形態による、部分的なワイヤレス接続を介してUEと無線アクセスネットワークノードを介して通信するホストコンピュータを示す概略図である。先の段落で説明されたUE、無線アクセスネットワークノード、およびホストコンピュータの、一実施形態による例示的な実装形態を、図9を参照して以下に説明する。通信システム500において、ホストコンピュータ510は、通信システム500の別の通信装置のインターフェースと有線または無線コネクションをセットアップし維持するように構成された通信インターフェース516を備えるハードウェア515を有する。ホストコンピュータ510は、記憶および/または処理能力を有することができるプロセッシング回路518をさらに備える。特に、プロセッシング回路518は、命令を実行するように適合した1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ホストコンピュータ510はさらにソフトウェア511を有し、それがホストコンピュータ510に記憶されているか、アクセス可能であり、プロセッシング回路518によって実行可能である。ソフトウェア511は、ホストアプリケーション512を含む。ホストアプリケーション512は、UE530およびホストコンピュータ510で終端するOTTコネクション550を介して接続するUE530などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能である。UE530は、図1、図3および図4の端末装置160a~160fに対応する。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション512は、OTTコネクション550を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム500はさらに、電気通信システムに設けられ、ホストコンピュータ510およびUE530と通信することを可能にするハードウェア525を含む無線アクセスネットワークノード520を含む。無線アクセスネットワークノード520は、図1、図3、および図4のネットワークノード200に対応する。ハードウェア525は、通信システム500の異なる通信装置のインターフェースとの有線または無線コネクションをセットアップおよび維持するための通信インターフェース526と、無線アクセスネットワークノード520によって提供されるカバレッジエリア(図9には示されていない)に位置するUE530との無線接続570をセットアップおよび維持するための無線インターフェース527とを含み得る。通信インターフェース526は、ホストコンピュータ510へのコネクション560を容易にするように構成されてもよい。コネクション560は、直接的であってもよく、電気通信システムのコアネットワーク(図9には示されていない)を通過してもよく、および/または電気通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。図示の実施形態では、無線アクセスネットワークノード520のハードウェア525は、さらに、命令を実行するように構成された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含むことができるプロセッシング回路528を含む。無線アクセスネットワークノード520は、さらに、内部に記憶されるか、または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア521を有する。
通信システム500は、すでに言及したUE530をさらに含む。そのハードウェア535は、UE530が現在配置されているカバレッジエリアにサービスを提供する無線アクセスネットワークノードとの無線接続570をセットアップし維持するように構成された無線インターフェース537を含んでもよい。UE530のハードウェア535は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を備えることができるプロセッシング回路538をさらに有する。UE530 はさらにソフトウェア531 を有し、これらはUE530に保存されているか、アクセス可能であり、プロセッシング回路538によって実行可能である。ソフトウェア531は、クライアントアプリケーション532を含む。クライアントアプリケーション532は、ホストコンピュータ510のサポートを受けて、UE530を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能である。ホストコンピュータ510において、実行中のホストアプリケーション512は、UE530で終了するOTTコネクション550およびホストコンピュータ510を介して実行中のクライアントアプリケーション532と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション532は、ホストアプリケーション512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTTコネクション550は、リクエストデータおよびユーザデータの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション532は、ユーザと対話して、ユーザが提供するユーザデータを生成してもよい。
図9に示されているホストコンピュータ510、無線アクセスネットワークノード520およびUE530は、それぞれ、ホストコンピュータ430、ネットワークノード412a、412b、412cの1つ、およびUE491、図8の492の1つと類似しているかまたは同一である可能性があることが注目される。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図9に示されるようなものであってもよいし、これとは別に、周囲のネットワークトポロジは、図8のものであってもよい。
図9において、OTTコネクション550は、ネットワークノード520を介したホストコンピュータ510とUE530との間の通信を示すために抽象的に描かれており、任意の中間デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングを明示的に参照することはない。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE530から、またはサービスプロバイダオペレーティングホストコンピュータ510から、あるいはその両方から隠すように構成されてもよい。OTTコネクション550がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、(たとえば、ロードバランシングの考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE530と無線アクセスネットワークノード520との間の無線接続570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線コネクション570が最後の区間を形成するOTTコネクション550を使用して、UE530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、重大な干渉を生成するかもしれない飛行型UEの改善された分類能力のために、干渉を低減することができる。
1つまたは複数の実施形態により改善されるであろう、データレート、遅延時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順を提供することができる。さらに、測定結果のばらつきに応じて、ホストコンピュータ510と端末530との間でOTTコネクション550を再構成するための任意のネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション550を再構成するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ510のソフトウェア511およびハードウェア515、またはUE530のソフトウェア531およびハードウェア535、あるいはその両方で実装されてもよい。実施形態では、センサ(図示せず)は、OTTコネクション550が通過する通信デバイスに、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは、上記で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア511、531が監視量を演算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定手続に関与してもよい。OTTコネクション550の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再構成は、ネットワークノード520に影響を及ぼす必要はなく、無線アクセスネットワークノード520には知られていないか、または知覚できないことがある。このようなプロシージャおよび機能性は、当技術分野で公知であり、実践されているものであってもよい。特定の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ510による測定を容易にする独自のUEシグナリングを含むことができる。測定は、ソフトウェア511および531が、伝搬時間、エラーなどを監視しながら、OTTコネクション550を使用して、メッセージ、特に空または「ダミー」メッセージを送信させることによって実施されてもよい。
本発明の概念は、主に、いくつかの実施形態を参照して上述された。しかしながら、当業者には容易に理解されるように、上記に開示されたもの以外の他の実施形態も、添付の特許請求の範囲によって定義されるように、本発明の概念の範囲内で等しく可能である。

Claims (18)

  1. 端末装置(160a~160f)のグループ(190a~190c)に向けてビームフォーミングされる送信のための方法であって、各端末装置(160a~160f)は、帯域幅パートであるBWPコンフィギュレーションにしたがって、BWPセットを構成され、当該BWPセット内の1つのBWPは、前記端末装置(160a~160f)のためのアクティブなBWP(170a~170d)であり、前記方法は、ネットワークノード(200)によって実行され、前記方法は、
    前記グループ(190a~190c)のうちの1つに参加してきた新たな端末装置(160c)に対して、前記参加されたグループのすでに一部である前記端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)の前記アクティブなBWP(170a、170b、170d、170e、170f)との周波数重複回避に基づいて、アクティブなBWP(170c)を構成すること(S102)と、
    前記アクティブなBWP(170a~170f)にしたがってすべての端末装置(160a~160f)に向けてビームフォーミングされた送信を実行することによって、前記端末装置(160a~160f)にサービスを提供すること(S106)と、
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記周波数重複回避にしたがって、前記新たな端末装置(160c)は、前記グループ(190a~190c)のすでに一部となっている端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)の前記アクティブなBWP(170a、170b、170d、170e、170f)との周波数重複が重複しきい値よりも大きくないアクティブなBWP(170c)を、構成される方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、前記重複しきい値にしたがって、前記新たな端末装置(160c)は、前記グループ(190a~190c)のすでに一部となっている前記端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)の前記アクティブなBWP(170a、170b、170d、170e、170f)に対して最小の周波数重複を有するアクティブなBWP(170c)を、構成される方法。
  4. 求項1から3のいずれか一項に記載の方法であって、前記端末装置(160a~160f)が空間関係基準にしたがってグループ化される、方法。
  5. 求項1から4のいずれか一項に記載の方法であって、前記端末装置(160a~160f)はトラフィックニーズ基準にしたがってグループ化される、方法。
  6. 求項1から5のいずれか一項に記載の方法であって、少なくとも2つの異なるサイズのBWPが存在する、方法。
  7. 求項1から6のいずれか一項に記載の方法であって、前記新たな端末装置(160c)に前記アクティブなBWP(170c)を構成することは、さらに、
    前記新たな端末装置(160c)に対して構成される前記アクティブなBWP(170c)のサイズを決定すること(S102a)、を有する方法。
  8. 求項1から7のいずれか一項に記載の方法であって、周波数重複回避の量は、前記新たな端末装置(160c)についてのトラフィックニーズのタイプと、前記参加したグループのすでに一部となっている前記端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)についてのトラフィックニーズのタイプと、に基づく、方法。
  9. 求項1から8のいずれか一項に記載の方法であって、前記新たな端末装置(160c)に前記アクティブなBWP(170c)を構成することは、さらに、
    前記新たな端末装置(160c)へ前記アクティブなBWP(170c)をシグナリングすること(S102b)、を有する方法。
  10. 求項1から9のいずれか一項に記載の方法であって、さらに、
    前記参加したグループのすでに一部となっている少なくとも1つの前記端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)に、新しいアクティブなBWPを再構成すること(S104)、を有する方法。
  11. 求項1から10のいずれか一項に記載の方法であって、前記新たな端末装置(160c)がデフォルトのBWPセットを構成され、かつ、前記新たな端末装置(160c)に対して構成される前記アクティブなBWP(170c)は、前記デフォルトのBWPセットから、または、前記デフォルトのBWPセット外から選択される、方法。
  12. 求項1から11のいずれか一項に記載の方法であって、前記新たな端末装置(160c)は、前記グループ(190a~190c)のうちの別の一つに対してサービスを提供する送信ビーム(150、B1~B12)から、または、他のネットワークノード(200)から前記ネットワークノード(200)に、ハンドオーバされる、方法。
  13. 求項1から12のいずれか一項に記載の方法であって、前記新たな端末装置(160c)は、前記ネットワークノード(200)が前記新たな端末装置(160c)から初期ネットワークアクセスの要求を受信したときに、前記グループ(190a~190c)のうちの1つに参加する、方法。
  14. 求項1から13のいずれか一項に記載の方法であって、前記ネットワークノード(200)は、周波数分割多重を使用して、送信ビーム(150、B1~B12)ごとに端末装置(160a~160f)の1つのグループ(190a~190c)にサービスを提供するように構成されている、方法。
  15. 請求項14に記載の方法であって、各送信ビーム(150、B1~B12)は、それぞれ自己の同期信号ブロックであるSSB、またはチャネル状態情報基準信号であるCSI-RSに関連付けられている、方法。
  16. 求項1から15のいずれか一項に記載の方法であって、前記ネットワークノード(200)は、アナログビームフォーミングを用いて前記端末装置(160a~160f)にサービスを提供するように構成されている、方法。
  17. 端末装置(160a~160f)のグループ(190a~190c)に向けてビームフォーミングされる送信のためのネットワークノード(200)であって、各端末装置(160a~160f)は、帯域幅パートであるBWPコンフィギュレーションにしたがって、BWPセットを構成され、前記BWPセット内の1つのBWPは、前記端末装置(160a~160f)のためのアクティブなBWP(170a~170d)であり、前記ネットワークノード(200)は、プロセッシング回路(210)を備え、前記プロセッシング回路は、前記ネットワークノード(200)に、
    前記グループ(190a~190c)のうちの1つに参加する新たな端末装置(160c)に対して、アクティブなBWP(170c)を、前記参加したグループのすでに一部となっている前記端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)の前記アクティブなBWP(170a、170b、170d、170e、170f)との周波数重複回避に基づいて、構成させ、
    前記アクティブなBWP(170a~170f)にしたがって前記端末装置(160a~160f)に向けてビームフォーミングされた送信を実行することによって、すべての端末装置(160a~160f)へサービスを提供させる、ように構成されているネットワークノード。
  18. 端末装置(160a~160f)のグループ(190a~190c)に向けてビームフォーミングされた送信のためのコンピュータプログラム(720)であって、各端末装置(160a~160f)は、帯域幅パートであるBWPコンフィギュレーションにしたがってBWPセットを構成され、前記BWPセット内の1つのBWPは、前記端末装置(160a~160f)のためのアクティブなBWP(170a~170d)であり、前記コンピュータプログラムは、コンピュータコードを有し、それがネットワークノード(200)のプロセッシング回路(210)において実行されると、前記ネットワークノード(200)に、
    グループ(190a~190c)のうちの1つに参加する新たな端末装置(160c)に対してアクティブなBWP(170c)を、前記参加したグループのすでに一部となっている前記端末装置(160a、160b、160d、160e、160f)の前記アクティブなBWP(170a、170b、170d、170e、170f)との周波数重複回避に基づいて、構成させ(S102)、
    前記アクティブなBWP(170a~170f)にしたがって、前記端末装置(160a~160f)に向けてビームフォーミングされた送信を実行することによって、すべての端末装置(160a~160f)にサービスを提供させる(S106)、コンピュータプログラム。
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