JP7195856B2 - 認証システムおよび認証方法 - Google Patents

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本発明は、認証システムおよび認証方法に関する。
従来、静脈や指紋、手形、顔、声紋、虹彩といった各種の生体認証を用いて本人認証を行う技術が知られている。また、個人情報等が保存されたIC(Integrated Circuit)カードからデータを読み出して本人認証を行う技術が知られている。例えば、ICカードの情報から購入者が成人であるか否かを識別し、タバコの購入を制限する自動販売装置がある。また、例えば、予め登録を行った会員にICカードを付与し、ICカードを用いて本人認証を行って自動車の鍵を解除するカーシェアリングサービスが知られている。
特表2016-504693号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザの本人認証を容易かつ適切に行うことが出来ない場合があるという課題があった。例えば、酒類等の購入者の条件がある商品について、自動販売機に認証機能を備えていない場合には、ユーザの購入を適切に制限することができない。つまり、従来の自動販売装置では、未成年者でも酒類を購入できてしまうため、ユーザの購入を制限することができないという課題があった。また、ICカードで本人認証を行う方法では、ICカードの携帯をユーザに強いるため、ユーザにとって負担が大きく、利便性が低いという課題があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の認証システムは、端末装置および認証サーバを有する認証システムであって、前記端末装置は、ユーザが自動販売機において購入しようとする商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部を有し、前記端末装置および前記認証サーバのいずれか一方は、前記生体情報取得部によって取得された生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、前記ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う認証部を有し、前記認証サーバは、前記認証部によって前記ユーザが正当なユーザであると判定された場合には、前記ユーザの属性情報を取得する属性情報取得部と、前記属性情報取得部によって取得された属性情報を用いて、前記条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、前記商品の購入を許可する判定部とを有することを特徴とする。
また、本発明の認証方法は、端末装置および認証サーバを有する認証システムによって実行される認証方法であって、前記端末装置が、ユーザが自動販売機において購入しようとする商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得工程と、前記端末装置および前記認証サーバのいずれか一方が、前記生体情報取得工程によって取得された生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、前記ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う認証工程と、前記認証サーバが、前記認証工程によって前記ユーザが正当なユーザであると判定された場合には、前記ユーザの属性情報を取得する属性情報取得工程と、前記認証サーバが、前記属性情報取得工程によって取得された属性情報を用いて、前記条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、前記商品の購入を許可する判定工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの本人認証を容易かつ適切に行うことができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る認証システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、自動販売機に表示されるQRコード(登録商標)の例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る認証サーバの構成例を示すブロック図である。 図5は、認証情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 図6は、属性情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 図7は、履歴情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る認証サーバにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係る認証システムの構成例を示すブロック図である。 図10は、第2の実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 図11は、第2の実施形態に係る認証サーバの構成例を示すブロック図である。 図12は、履歴情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る認証サーバにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る認証システムおよび認証方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る認証システムおよび認証方法が限定されるものではない。
[第1の実施形態]
以下の実施の形態では、第1の実施形態に係る認証システム100の構成、端末装置10の構成、認証サーバ20の構成、認証サーバ20の処理の流れを順に説明し、最後に第1の実施形態による効果を説明する。なお、以下の説明では、認証サーバ20側で認証を実施する場合を説明するが、このような認証方式に限定されるものではなく、例えば所定の標準技術に準じた端末装置10側で生体認証を行う形態であってもよい。
[認証システムの構成]
図1は、第1の実施形態に係る認証システムの構成例を示すブロック図である。第1の実施形態に係る認証システム100は、端末装置10と認証サーバ20と自動販売機30を有し、端末装置10と認証サーバ20と自動販売機30とはネットワーク40を介して互いに接続されている。なお、図1に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。
端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット等のユーザが所有する端末装置である。この端末装置10には、認証用アプリケーションがダウンロードされている。端末装置10は、認証用アプリケーションがユーザの操作を契機に起動し、ユーザが自動販売機30において購入しようとする商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得し、取得した生体情報を認証サーバに送信する。なお、端末装置10の構成については、後に図2を用いて詳述する。
認証サーバ20は、ユーザの生体情報を端末装置10から取得し、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う。なお、認証サーバ20は、認証処理の手法として、指紋認証、掌紋認証、虹彩認証、顔認証等のいずれの手法を適用してもよいし、複数の認証処理を組み合わせてもよい。そして、認証サーバ20は、ユーザが正当なユーザであると判定した場合には、ユーザの属性情報を取得し、取得した属性情報を用いて、条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、商品の購入を許可し、自動販売機30に対して商品購入の許可を通知する。
自動販売機30は、購入者によって指定された商品を販売する装置である。自動販売機30は、例えば、酒やタバコ等の購入者の年齢制限がある商品を販売する。また、自動販売機30は、酒やタバコを購入しようとするユーザについて、認証サーバ20から商品購入の許可の通知を受け取ると、ユーザに商品の販売を行う。自動販売機30では、購入可能な各商品それぞれに対応するQRコードが表示されており、該QRコードを端末装置10のカメラ12(図2参照)で読み込むことで、ユーザが購入する商品を特定することができる。
つまり、認証システム100では、商品を選ぶ際のボタンを押すという動作を行う代わりに、商品QRコードを読み取るという動作を行う。そして、認証システム100では、認証サーバ20による生体認証が完了し、ユーザの年齢から成人であると判定されることで、ビール等の商品を購入することができる。これにより、認証システム100では、購入者の条件がある商品について、ユーザの購入を容易に制限することが可能である。
[端末装置の構成]
次に、図2を用いて、端末装置10の構成を説明する。図2は、第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、この端末装置10は、通信処理部11、カメラ12、制御部13および記憶部14を有する。以下に端末装置10が有する各部の処理を説明する。
通信処理部11は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部11は、認証サーバ20に対して指紋情報等の生体情報を送信する。カメラ12は、ユーザの操作に応じて、画像を撮影する。
記憶部14は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本実施形態に関連するものとしては、画像取得部13a、生体情報取得部13bおよび生体情報送信部13cを有する。ここで、制御部13は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路である。
画像取得部13aは、ユーザが自動販売機30において購入しようとする商品に対応するコードの画像を取得する。具体的には、画像取得部13aは、自動販売機30で販売されている各商品に対応するQRコードの画像を取得する。例えば、画像取得部13aは、ユーザによって認証用アプリケーションが起動され、カメラ12により自動販売機30のQRコードが撮影された場合に、該撮影されたQRコードの画像を取得する。
例えば、自動販売機30では、図3に例示するように、購入可能な各商品それぞれに対応するQRコードが表示されている。図3は、自動販売機に表示されるQRコードの例を示す図である。図3の例では、自動販売機30は、Aビール、BビールおよびCビールそれぞれに対して、それぞれ異なるQRコードが表示されている。ユーザが購入したい商品に対応するQRコードをカメラ12で撮影し、画像取得部13aは、該QRコードの画像を取得する。なお、QRコードには、対応する商品を識別する商品IDや自動販売機情報等が含まれているものとする。
生体情報取得部13bは、ユーザが購入しようとする商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得する。具体的には、生体情報取得部13bは、QRコードの画像からユーザが購入しようとする商品を特定し、該商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得する。例えば、生体情報取得部13bは、QRコードの画像からユーザが購入しようとする商品が酒類である場合には、ユーザの生体情報を取得する。例えば、生体情報取得部13bは、指紋認証が実施される場合には指紋画像、掌紋認証が実施される場合には掌紋画像、あるいは虹彩認証が実施される場合には虹彩画像、あるいは顔認証が実施される場合には顔画像を生体情報として取得する。なお、以下では、認証サーバ20では指紋認証が実施されるものとして主に説明する。
生体情報送信部13cは、生体情報取得部13bによって取得された生体情報を認証サーバ20に送信する。例えば、生体情報送信部13cは、生体情報取得部13bによって取得された指紋画像と、ユーザを識別するユーザIDと、ユーザが購入しようとする商品を識別する商品IDと、自販機を識別する自販機IDを含む認証要求を認証サーバ20に送信する。
[認証サーバの構成]
次に、図4を用いて、認証サーバ20の構成を説明する。図4は、第1の実施形態に係る認証サーバの構成例を示すブロック図である。図4に示すように、この認証サーバ20は、通信処理部21、制御部22および記憶部23を有する。以下に認証サーバ20が有する各部の処理を説明する。
通信処理部21は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部21は、認証要求を端末装置10から受信し、自動販売機30に対して商品購入の許可を送信する。
記憶部23は、制御部22による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本実施形態に関連するものとしては、認証情報記憶部23a、属性情報記憶部23bおよび履歴情報記憶部23cを有する。例えば、記憶部23は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
認証情報記憶部23aは、予め登録されたユーザの認証用の生体情報を記憶する。例えば、認証情報記憶部23aは、図5に例示するように、ユーザを一意に識別する「ユーザID」と、ユーザの認証用の生体情報である「認証情報」とを記憶する。図5は、認証情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。図5の例では、認証情報記憶部23aは、認証情報として、指紋情報(例えば、指紋画像)を記憶する。
属性情報記憶部23bは、ユーザの属性情報を記憶する。例えば、属性情報記憶部23bは、図6に例示するように、「ユーザID」に対応付けて、「氏名」や「年齢」等の属性情報を記憶する。図6は、属性情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。
履歴情報記憶部23cは、ユーザの購入履歴に関する情報を記憶する。例えば、履歴情報記憶部23cは、図7に例示するように、各ユーザについて、ユーザが購入した商品を一意に識別する「商品ID」に対応付けて、「商品名」等の商品に関する情報を記憶する。図7は、履歴情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。なお、図7の例では、「ユーザA」に関する履歴情報のみを例示しているが、履歴情報記憶部23cは、他のユーザについても同様の履歴情報を記憶しているものとする。
制御部22は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本実施形態に関連するものとしては、認証部22a、属性情報取得部22b、判定部22c、発行部22dおよび表示制御部22eを有する。ここで、制御部22は、CPUやMPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路である。
認証部22aは、ユーザの生体情報を端末装置10から取得し、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う。例えば、認証部22aは、ユーザのユーザIDと指紋情報を端末装置10から取得し、該ユーザの指紋情報と認証情報記憶部23aに記憶された指紋情報とを比較し、一致する場合には、ユーザが正当なユーザであると判定し、一致しない場合には、ユーザが正当なユーザでないと判定する認証処理を行う。
属性情報取得部22bは、認証部22aによってユーザが正当なユーザであると判定された場合には、ユーザの属性情報を取得する。例えば、属性情報取得部22bは、認証部22aによってユーザが正当なユーザであると判定された場合には、端末装置10から送信された認証要求に含まれるユーザIDに対応するユーザの属性情報(例えば、年齢)を属性情報記憶部23bから取得する。
判定部22cは、属性情報取得部22bによって取得された属性情報を用いて、条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、商品の購入を許可する。例えば、判定部22cは、属性情報取得部22bによって取得されたユーザの年齢が20才以上である場合には、ビールの購入条件を満たしていると判定し、自動販売機30に対して商品購入の許可を通知する。なお、判定部22cは、購入条件を満たしていると判定した場合には、商品の決済処理を行うようにしてもよく、ユーザに紐づくオンライン口座やクレジットから自動決済されてもよい。
発行部22dは、判定部22cによって条件を満たしていると判定された場合には、ユーザIDに対応する購入履歴を履歴情報記憶部23cから取得し、購入履歴に応じて、クーポンを端末装置10に発行する。例えば、発行部22dは、ユーザIDに対応する購入履歴から所定の商品を複数購入している特典として、今回の購入商品を割引可能なクーポンを発行したり、次回使用可能な割引クーポンを発行したりすることが可能である。また、発行部22dは、今回の購入商品が酒類である場合に、おつまみ等の関連商品のクーポンを発行してもよい。さらに、発行部22dは、端末装置10または自動販売機30の位置を特定することで、ユーザの現在位置に近い店舗(例えば、カラオケ店)等で使用可能なクーポンを発行するようにしてもよい。
表示制御部22eは、判定部22cによって条件を満たしていると判定された場合には、ユーザに対応する購入履歴に応じて、ユーザが購入しようとする商品を販売する広告を端末装置10または自動販売機30に表示するように制御する。例えば、表示制御部22eは、ユーザIDに対応する購入履歴からユーザの関心のある商品を特定し、ユーザの関心のある商品に関する広告を表示するように制御する。
なお、上記の説明では、認証サーバ20側で認証処理を行う場合を説明したが、認証処理を端末装置10側で行うようにしてもよく、この場合には、認証部22aおよび認証情報記憶部23aに相当する機能部を端末装置10側で有しているものとする。そして、端末装置10は、生体情報を認証サーバ20へ送信する代わりに認証結果を認証サーバ20へ送信するものとする。
[認証サーバの処理手順]
次に、図8を用いて、第1の実施形態に係る認証サーバ20による処理手順の例を説明する。図8は、第1の実施形態に係る認証サーバにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8に例示するように、認証サーバ20の認証部22aは、ユーザの生体情報を端末装置10から受信すると(ステップS101肯定)、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う(ステップS102)。例えば、認証部22aは、ユーザのユーザIDと指紋情報を端末装置10から取得し、該ユーザの指紋情報と認証情報記憶部23aに記憶された指紋情報とを比較し、一致する場合には、ユーザが正当なユーザであると判定し、一致しない場合には、ユーザが正当なユーザでないと判定する認証処理を行う。
そして、認証部22aが正当なユーザでないと判定した場合には(ステップS103否定)、そのまま処理を終了する。また、認証部22aが正当なユーザであると判定した場合には(ステップS103肯定)、属性情報取得部22bは、ユーザの属性情報を取得する(ステップS104)。例えば、属性情報取得部22bは、認証部22aによってユーザが正当なユーザであると判定された場合には、端末装置10から送信された認証要求に含まれるユーザIDに対応するユーザの属性情報(例えば、年齢)を属性情報記憶部23bから取得する。
続いて、判定部22cは、属性情報取得部22bによって取得された属性情報を用いて、条件を満たしているか否かを判定する(ステップS105)。この結果、判定部22cは、条件を満たしていると判定した場合には(ステップS105肯定)、商品の購入を許可する(ステップS106)。例えば、判定部22cは、属性情報取得部22bによって取得されたユーザの年齢が20才以上である場合には、ビールの購入条件を満たしていると判定し、自動販売機30に対して商品購入の許可を通知する。なお、判定部22cは、条件を満たしていないと判定した場合には(ステップS105否定)、そのまま処理を終了する。なお、ステップS103において、認証部22aが正当なユーザでないと判定した場合や、ステップS106において、条件を満たしていないと判定した場合には、商品を購入できない旨の画面を端末装置10または自動販売機30に表示するようにしてもよい。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態に係る認証システム100では、端末装置10は、ユーザが自動販売機30において購入しようとする商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得し、取得した生体情報を認証サーバ20に送信する。また、認証サーバ20は、ユーザの生体情報を端末装置10から取得し、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行い、ユーザが正当なユーザであると判定した場合には、ユーザの属性情報を取得し、該属性情報を用いて、条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、商品の購入を許可する。このため、認証システム100では、ユーザの本人認証を容易かつ適切に行うことが可能である。
なお、上記の説明では、自動販売機を例として説明したが、これに限定されるものではなく、他の装置に本願発明を適用するようにしてもよく、例えば、無人レジに本願発明を適用するようにしてもよい。例えば、ユーザが無人レジで商品の会計をする際に、酒類等が含まれている場合には、レジのディスプレイにQRコードを表示し、端末装置10に画像を読み取らせる。そして、上述した処理と同様の処理を端末装置10および認証サーバ20で行い、本人認証と成人であるかの判定を行い、条件を満たしていると判定された場合には、無人レジでの商品の購入を許可する。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態では、自動販売機30からユーザが商品を購入する際に認証サーバにおいてユーザの認証を行う場合を説明したが、これに限定されるものでなく、例えば、自動車やバイク、自転車等の乗り物をユーザがレンタルする際に認証サーバにおいてユーザの認証を行うようにしてもよい。
そこで、以下では、第2の実施形態に係る認証システム100Aでは、カーシェアリングサービスにおいて、自動車や自転車等の乗り物をユーザがレンタルする際に認証サーバがユーザの認証を行う場合について説明する。カーシェアリングサービスが普及してきている。カーシェアリングサービスは、登録を行った会員間で自動車や自転車等の車両を共用する枠組みである。カーシェアリングサービスは、従来のレンタカーサービスと比較して、短時間であっても手軽な料金でシェアリングカーを気軽に利用できるというメリットがある。
図9は、第2の実施形態に係る認証システムの構成例を示すブロック図である。第2の実施形態に係る認証システム100Aは、端末装置10Aと認証サーバ20Aと自動車60とを有し、端末装置10Aと認証サーバ20Aとはネットワーク40を介して互いに接続されている。なお、図9に示す構成は一例にすぎず、具体的な構成や各装置の数は特に限定されない。
端末装置10Aは、例えば、スマートフォンやタブレット等のユーザが所有する端末装置である。この端末装置10Aには、認証用アプリケーションがダウンロードされている。端末装置10Aは、認証用アプリケーションがユーザの操作を契機に起動し、ユーザが自動車60をレンタルしようとする場合には、該ユーザの生体情報を取得し、取得した生体情報を認証サーバに送信する。なお、端末装置10Aの構成については、後に図10を用いて詳述する。
認証サーバ20Aは、ユーザの生体情報を端末装置10Aから取得し、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う。なお、認証サーバ20Aは、認証処理の手法として、指紋認証、掌紋認証、虹彩認証、顔認証等のいずれの手法を適用してもよいし、複数の認証処理を組み合わせてもよい。そして、認証サーバ20Aは、ユーザが正当なユーザであると判定した場合には、ユーザの属性情報またはユーザの履歴情報を取得し、取得した属性情報または履歴情報を用いて、乗り物の利用に関する料金を決定する。また、認証サーバ20Aは、ユーザが正当なユーザであると判定した場合には、自動車60のキーを開錠する制御を行い、ユーザが自動車60を利用可能な状態にする。なお、自動車60のキーを開錠する制御処理は、どのような既知の手法を用いてもよい。
自動車60は、カーシェアリングサービスで提供される車両である。自動車60は、認証処理で正当なユーザであると判定されたユーザのみが利用できる車両である。なお、自動車の利用料や保険料は、ユーザの年齢や国籍等の属性情報またはユーザの走行距離等の履歴情報に応じて決定される。
つまり、認証システム100Aでは、認証処理を行うとともに、属性情報または履歴情報を用いて、カーシェアリングサービスで提供される自動車の料金を決定するので、正当なユーザであるか確認した上で、自動車60のキーを開錠して運転できるようにし、ユーザに応じた適正な料金を決定することが可能である。
[端末装置の構成]
次に、図10を用いて、端末装置10Aの構成を説明する。図10は、第2の実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。図10に示すように、この端末装置10Aは、通信処理部11、制御部13および記憶部14を有する。以下に端末装置10が有する各部の処理を説明する。
通信処理部11は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部11は、認証サーバ20Aに対して指紋情報等の生体情報を送信する。
記憶部14は、制御部13による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。例えば、記憶部14は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
制御部13は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本実施形態に関連するものとしては、生体情報取得部13dおよび生体情報送信部13eを有する。ここで、制御部13は、CPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路である。
生体情報取得部13dは、ユーザが乗り物を利用する際に、該ユーザの生体情報を取得する。具体的には、生体情報取得部13dは、ユーザによって認証用アプリケーションが起動された場合に、ユーザの生体情報を取得する。例えば、生体情報取得部13dは、指紋認証が実施される場合には指紋画像、掌紋認証が実施される場合には掌紋画像、あるいは虹彩認証が実施される場合には虹彩画像、あるいは顔認証が実施される場合には顔画像を生体情報として取得する。なお、以下では、認証サーバ20Aでは指紋認証が実施されるものとして主に説明する。
生体情報送信部13eは、生体情報取得部13dによって取得された生体情報を認証サーバ20Aに送信する。例えば、生体情報送信部13eは、生体情報取得部13dによって取得された指紋画像と、ユーザを識別するユーザIDと、ユーザがレンタルしようとする自動車60の車両IDとを含む認証要求を認証サーバ20Aに送信する。
[認証サーバの構成]
次に、図11を用いて、認証サーバ20Aの構成を説明する。図11は、第2の実施形態に係る認証サーバの構成例を示すブロック図である。図11に示すように、この認証サーバ20Aは、通信処理部21、制御部22および記憶部23を有する。以下に認証サーバ20Aが有する各部の処理を説明する。
通信処理部21は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部21は、認証要求を端末装置10から受信し、端末装置10Aに対して認証結果を送信する。
記憶部23は、制御部22による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納するが、特に本実施形態に関連するものとしては、認証情報記憶部23d、属性情報記憶部23eおよび履歴情報記憶部23fを有する。例えば、記憶部23は、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
認証情報記憶部23dは、予め登録されたユーザの認証用の生体情報を記憶する。例えば、認証情報記憶部23dは、ユーザを一意に識別する「ユーザID」と、ユーザの認証用の生体情報である「認証情報」とを記憶する。属性情報記憶部23eは、ユーザの属性情報を記憶する。例えば、属性情報記憶部23eは、「ユーザID」に対応付けて、「氏名」や「年齢」等の属性情報を記憶する。
履歴情報記憶部23fは、ユーザの運転履歴に関する情報を記憶する。例えば、履歴情報記憶部23fは、図12に例示するように、各ユーザの「ユーザID」に対応付けて、ユーザが運転した走行距離の合計である「走行距離」と、運転免許の種別である「免許種別」を記憶する。図12は、履歴情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す図である。なお、図12に例示する情報は、一例であり、履歴情報記憶部23fは、その他にも事故歴等を記憶してもよい。
制御部22は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本実施形態に関連するものとしては、認証部22f、ユーザ情報取得部22gおよび決定部22hを有する。ここで、制御部12は、CPUやMPUなどの電子回路やASICやFPGAなどの集積回路である。
認証部22fは、ユーザの生体情報を端末装置10Aから取得し、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する。例えば、認証部22fは、ユーザのユーザIDと指紋情報を端末装置10Aから取得し、該ユーザの指紋情報と認証情報記憶部23dに記憶された指紋情報とを比較し、一致する場合には、ユーザが正当なユーザであると判定し、一致しない場合には、ユーザが正当なユーザでないと判定する認証処理を行う。
ユーザ情報取得部22gは、認証部22fによってユーザが正当なユーザであると判定された場合には、ユーザの属性情報またはユーザの履歴情報を取得する。ユーザ情報取得部22gは、ユーザの属性情報として、例えば、年齢および国籍を取得する。また、ユーザ情報取得部22gは、ユーザの履歴情報として、例えば、ユーザの走行距離や免許種別、事故歴等を記憶する。
決定部22hは、ユーザ情報取得部22gによって取得された属性情報または履歴情報を用いて、乗り物の利用に関する料金を決定する。例えば、決定部22hは、ユーザの年齢が所定の閾値より高い場合、すなわちユーザが高齢である場合には、自動車60の利用料や保険料を相対的に高く設定する。また、例えば、決定部22hは、ユーザの走行距離が短い場合や運転免許の種別が「ゴールド」である場合には、自動車60の利用料や保険料を相対的に低く設定する。なお、自動車60の利用料や保険料は別々に決定されてもよいし、自動車60の利用料に保険料が含まれていてもよい。
[認証サーバの処理手順]
次に、図13を用いて、第2の実施形態に係る認証サーバ20Aによる処理手順の例を説明する。図13は、第2の実施形態に係る認証サーバにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図13に例示するように、認証サーバ20Aの認証部22fは、ユーザの生体情報を端末装置10Aから受信すると(ステップS201肯定)、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う(ステップS202)。例えば、認証部22fは、ユーザのユーザIDと指紋情報を端末装置10Aから取得し、該ユーザの指紋情報と認証情報記憶部23dに記憶された指紋情報とを比較し、一致する場合には、ユーザが正当なユーザであると判定し、一致しない場合には、ユーザが正当なユーザでないと判定する認証処理を行う。
そして、認証部22fが正当なユーザでないと判定した場合には(ステップS203否定)、そのまま処理を終了する。また、認証部22fが正当なユーザであると判定した場合には(ステップS203肯定)、ユーザ情報取得部22gは、ユーザの属性情報および履歴情報を取得する(ステップS204)。例えば、ユーザ情報取得部22gは、認証部22fによってユーザが正当なユーザであると判定された場合には、端末装置10から送信された認証要求に含まれるユーザIDに対応するユーザの属性情報(例えば、年齢等)や履歴情報(ユーザの走行距離や免許種別、事故歴等)を属性情報記憶部23eから取得する。
続いて、決定部22hは、ユーザ情報取得部22gによって取得された属性情報または履歴情報を用いて、乗り物の利用に関する料金を決定する(ステップS205)。例えば、決定部22hは、ユーザの年齢が所定の閾値より高い場合、すなわちユーザが高齢である場合には、自動車60の利用料や保険料を相対的に高く設定する。また、例えば、決定部22hは、ユーザの走行距離が短い場合や運転免許の種別が「ゴールド」である場合には、自動車60の利用料や保険料を相対的に低く設定する。
[第2の実施形態の効果]
第2の実施形態に係る認証システム100Aでは、端末装置10Aは、ユーザが乗り物を利用する際に、該ユーザの生体情報を取得し、取得した生体情報を認証サーバに送信する。認証サーバ20Aは、ユーザの生体情報を端末装置10Aから取得し、該ユーザの生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う。そして、認証サーバ20Aは、ユーザが正当なユーザであると判定した場合には、ユーザの属性情報またはユーザの履歴情報を取得し、取得した属性情報または履歴情報を用いて、乗り物の利用に関する料金を決定する。このため、認証システム100Aでは、正当なユーザであるか確認した上で、ユーザに応じた適正な料金を決定することが可能である。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
また、上記実施形態において説明した各装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態に係る各装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータがプログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図14は、プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図14に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図14に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図14に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図14に例示するように、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図14に例示するように、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、図14に例示するように、例えばディスプレイ1130に接続される。
ここで、図14に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
なお、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10、10A 端末装置
11、21 通信処理部
12 カメラ
13、22 制御部
13a 画像取得部
13b 生体情報取得部
13c 生体情報送信部
14、23 記憶部
20 認証サーバ
22a 認証部
22b 属性情報取得部
22c 判定部
22d 発行部
22e 表示制御部
23a 認証情報記憶部
23b 属性情報記憶部
23c 履歴情報記憶部
30 自動販売機
40 ネットワーク
100 認証システム

Claims (5)

  1. 端末装置および認証サーバを有する認証システムであって、
    前記端末装置は、
    自動販売機で表示されている購入可能な各商品それぞれに対応するコードのうち、ユーザの操作により撮影されたコードを、当該ユーザが購入しようとする商品に対応するコードの画像として取得する画像取得部と、
    前記画像取得部によって取得された前記コードに含まれる商品IDから前記ユーザが購入しようとする商品を特定し、該商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部
    を有し、
    前記端末装置および前記認証サーバのいずれか一方は、
    前記生体情報取得部によって取得された生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、前記ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う認証部を有し、
    前記認証サーバは、
    前記認証部によって前記ユーザが正当なユーザであると判定された場合には、前記ユーザの属性情報を取得する属性情報取得部と、
    前記属性情報取得部によって取得された属性情報を用いて、前記条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、前記商品の購入を許可する判定部と
    を有することを特徴とする認証システム。
  2. 前記認証サーバは、前記判定部によって条件を満たしていると判定された場合には、前記ユーザに対応する購入履歴に応じて、クーポンを発行する発行部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
  3. 前記認証サーバは、前記判定部によって条件を満たしていると判定された場合には、前記ユーザに対応する購入履歴に応じて、前記ユーザが購入しようとする商品を販売する広告を前記端末装置または前記自動販売機に表示するように制御する表示制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
  4. 前記判定部は、前記条件を満たしていると判定した場合には、前記商品の購入を許可するとともに、前記商品の決済処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の認証システム。
  5. 端末装置および認証サーバを有する認証システムによって実行される認証方法であって、
    前記端末装置が、自動販売機で表示されている購入可能な各商品それぞれに対応するコードのうち、ユーザの操作により撮影されたコードを、当該ユーザが購入しようとする商品に対応するコードの画像として取得する画像取得工程と、
    前記端末装置が、取得された前記コードに含まれる商品IDから前記ユーザが購入しようとする商品を特定し、該商品について、購入者の条件がある場合には、該ユーザの生体情報を取得する生体情報取得工程と、
    前記端末装置および前記認証サーバのいずれか一方が、前記生体情報取得工程によって取得された生体情報と予め記憶された生体情報とを用いて、前記ユーザが正当なユーザであるか判定する認証処理を行う認証工程と、
    前記認証サーバが、前記認証工程によって前記ユーザが正当なユーザであると判定された場合には、前記ユーザの属性情報を取得する属性情報取得工程と、
    前記認証サーバが、前記属性情報取得工程によって取得された属性情報を用いて、前記条件を満たしているか否かを判定し、条件を満たしていると判定された場合には、前記商品の購入を許可する判定工程と
    を含むことを特徴とする認証方法。
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