JP7195830B2 - seismic observation system - Google Patents
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Description
本発明は、地震観測システムに関する。 The present invention relates to an earthquake observation system.
構造物(例えば建物)の地震観測システムとして、複数の層(階)に設置した複数の地震センサ(例えば加速度計)と、各地震センサとケーブルで接続されたデータ収録装置とを備え、地震センサから出力される信号に基づいて、地震動による建物の被害(損傷)状況を観測するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。 A seismic observation system for a structure (e.g., building) comprises a plurality of seismic sensors (e.g., accelerometers) installed on a plurality of floors (floors), and a data recording device connected to each seismic sensor by a cable. There is known a system that observes the damage (damage) status of a building due to seismic motion based on a signal output from a building (see, for example, Patent Document 1).
上述したような地震観測システムでは、地震センサとデータ収録装置をケーブルで接続しているので、建物の階数が多いほど(すなわち高層になるほど)、ケーブルの配線距離が長くなり(必要ケーブル量が増え)、また配線工事に手間が掛かかる。このため、地震観測システムのコストが増大する要因となっていた。 In the seismic observation system described above, the seismic sensors and data recording devices are connected by cables. ), and the wiring work is time-consuming. This has been a factor in increasing the cost of the seismic observation system.
また、地震センサとデータ収録装置との間の通信を無線で行うようにすることも考えられるが、無線は有線と比べて通信性能(速度や安定性)が劣るため、データ通信量が多い場合などにおいて、通信に時間がかかるという問題があった。 It is also conceivable to use wireless communication between the seismic sensor and the data recording device. etc., there is a problem that communication takes time.
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、コストの低減、及び、通信性能の向上を図ることにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to reduce costs and improve communication performance.
かかる目的を達成するため、本発明の地震観測システムは、複数の層を有する構造物の地震観測システムであって、前記複数の層にそれぞれ設けられた地震センサと、前記地震センサから出力される信号を発信する発信機であって、前記構造物の層数未満の前記地震センサで構成されるグループ毎に設けられた単一の発信機と、前記構造物の外部に設けられ、前記信号を受信する単一の外部サーバと、を備え、前記外部サーバは、インターネット回線を介して、前記発信機から発信された前記信号を受信し、前記発信機は、前記グループの各地震センサと有線接続されており、且つ、前記外部サーバと有線接続されていない、ことを特徴とする。
このような地震観測システムによれば、コストの低減、及び、通信性能の向上を図ることができる。
To achieve this object, a seismic observation system of the present invention is a seismic observation system for a structure having a plurality of layers, comprising seismic sensors respectively provided in the plurality of layers, and signals output from the seismic sensors. A transmitter for transmitting a signal, comprising: a single transmitter provided for each group composed of the seismic sensors less than the number of layers of the structure; and a single transmitter provided outside the structure to transmit the signal. a single external server for receiving, said external server receiving said signal emitted from said transmitter via an internet line, said transmitter having a wired connection with each seismic sensor of said group. and is not wired to the external server .
According to such an earthquake observation system, it is possible to reduce costs and improve communication performance.
かかる地震観測システムであって、隣接する前記層の境界には貫通穴が設けられており、前記グループにおいて異なる層に設置された前記地震センサと前記発信機は、前記貫通穴を通して配線された有線ケーブルで接続されていることが望ましい。
このような地震観測システムによれば、異なる層に設置された地震センサと発信機との間で確実に通信を行うことができる。
In this seismic observation system, a through hole is provided at the boundary of the adjacent layers, and the seismic sensors and the transmitters installed in different layers in the group are wired through the through hole. A cable connection is desirable.
According to such an earthquake observation system, communication can be reliably performed between the seismic sensors and transmitters installed on different layers.
かかる地震観測システムであって、前記構造物は、前記複数の層の重なり方向に沿った部位であって、各層の境界に前記貫通穴が設けられ、且つ、他の室と区画された部位を有し、前記地震センサ及び前記発信機は、前記構造物の前記部位に設置されていることが望ましい。
このような地震観測システムによれば、室を区画する壁に有線ケーブルの配線用の穴を設けなくてもよい。
In this seismic observation system, the structure is a portion along the direction in which the plurality of layers overlap, the portion provided with the through hole at the boundary of each layer, and separated from other chambers. Preferably, the seismic sensor and the transmitter are installed at the part of the structure.
According to such a seismic observation system, it is not necessary to provide holes for wiring cables in the walls that divide the rooms.
かかる地震観測システムであって、前記部位は、EPS部位又はPS部位であることが望ましい。
このような地震観測システムによれば、EPS部位又はPS部位に設けられた貫通穴を有線ケーブルの配線に利用することができ、よりコストの低減を図ることができる。
In such a seismic observation system, it is desirable that the portion is an EPS portion or a PS portion.
According to such a seismic observation system, the through holes provided in the EPS portion or the PS portion can be used for the wiring of wired cables, and the cost can be further reduced.
かかる地震観測システムであって、前記複数の層は防火区画された層であってもよい。
このような地震観測システムによれば、地震センサと発信機との間の通信を無線で行う場合と比べて、通信性能をより顕著に向上させることができる。
In such a seismic observation system, the plurality of layers may be fire-zoned layers.
According to such an earthquake observation system, the communication performance can be significantly improved compared to the case where the communication between the earthquake sensor and the transmitter is performed wirelessly.
本発明によれば、コストの低減及び通信性能の向上を図ることができる。 According to the present invention, it is possible to reduce costs and improve communication performance.
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態の地震観測システムについて説明する前に、まず比較例について説明する。 An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. Before explaining the earthquake observation system of this embodiment, first, a comparative example will be explained.
===比較例===
<<第1比較例>>
図1は、第1比較例の地震観測システムの構成を示す図である。
===Comparison example===
<<First Comparative Example>>
FIG. 1 is a diagram showing the configuration of an earthquake observation system of a first comparative example.
図1に示す地震観測システムは、地震センサ200と、データ収録装置300と、有線ケーブル400と、外部サーバ500とを備えている。なお、地震センサ200とデータ収録装置300は建物10の内部に設けられており、外部サーバ500は建物10の外部に設けられている。
The earthquake observation system shown in FIG. 1 includes an
建物10は、10階(+PHF室)建ての建物である。また、建物10は、エレベータシャフト12とEPS室14(EPS部位に相当)を備えており、エレベータシャフト12を除いて、各階の室などが防火区画されている。例えば、建物10の上下に隣接する階(層)は床11で防火区画されている。なお、エレベータシャフト12は、エレベータ(不図示)が昇降するための縦(上下)に長い空間である。EPS室14は、建物10において電気設備の幹線(ケーブル・配管配線)などを上下方向(層の重なり方向)に通すために他の室と区画された小空間の部位である。EPS室14の床11(層の境界)には上下に貫通する貫通穴(ここでは不図示)が形成されており、この貫通穴に上記幹線(配線等)が通されている。また、PHF室は、屋上に造られた階段室・昇降機塔などの室のことである。
The
地震センサ200は、建物10の各階にそれぞれ設けられている。そして、地震センサ200は、その設置位置(階)における地震時の加速度を検出して出力する。なお、地震センサ200は、EPS室14以外の室(ここではEPS室14と隣接する室)に設置されている。
The
データ収録装置300は、建物10の最下層(1階)のEPS室14内に設置されており、有線ケーブル400によって各階の地震センサ200と通信可能に接続されている。また、データ収録装置300は、記憶部及びCPU(演算処理部)などを有している。記憶部はデータ等を記憶する部位であり、例えば、ハードディスクやメモリなどで構成されている。また、記憶部には、各地震センサ200により検出された検出データ等を用いて建物10の応答計算を行う応答計算プログラムや、応答値に基づいて建物10の被害レベルを判定する判定プログラムなどが予め記憶されている。CPUは、プログラムに基づいて各種の演算を行う。
The
そして、データ収録装置300は、複数の地震センサ200から検出データ(信号)を受け取って記録するとともに、上記のプログラム等を用いて、検出データを分析し、その分析結果から、建物10の被災評価を行う。また、データ収録装置300は、これらのデータを外部サーバ500に送信(発信)する。
The
有線ケーブル400は、導電性を有するケーブルであり、地震センサ200毎に(すなわち、各階の地震センサ200に対応して)設けられている。有線ケーブル400の一端は地震センサ200に接続され、他端はデータ収録装置300に接続されている。
外部サーバ500は、データ収録装置300と通信可能に接続(ここでは有線接続)されている。そして、外部サーバ500は、データ収録装置300との間でデータ(信号)の送受信を行う。
The
また、外部サーバ500は、記憶部及びCPU(演算処理部)などを有しており、データ収録装置300から受信したデータ(建物10の各種データ)を記憶したり、データに基づいて建物10の被災評価の結果を診断したりする。なお、この例では、データ収録装置300で建物10の被災評価を行なうこととしているが、これには限られず、外部サーバ500で建物10の被災評価を行ってもよい。
In addition, the
この第1比較例の場合、各階の地震センサ200と、データ収録装置300との間に、それぞれ、有線ケーブル400が必要になる。よって、建物10の階数が多いほど(すなわち建物10が高層になるほど、)、有線ケーブル400の配線距離が長くなり(必要ケーブル量が増え)、また配線工事に手間が掛かかる。例えば、図1(第1比較例)の場合、10階の地震センサ200とデータ収録装置300とを接続するために長い有線ケーブル400が必要になる。また、この長い有線ケーブル400を1階と10階との間に配線させるには手間がかかる。さらに、下層階の床11の貫通穴には、各階への有線ケーブル400が通されることになるため、EPS室14に形成されている貫通穴にこれらの有線ケーブル400が全て収まらないおそれがある。この場合、貫通穴を別途設けなくてはならない。
このように、第1比較例の地震観測システムでは、コストが増大するおそれがある。
In the case of this first comparative example, a
Thus, the cost of the earthquake observation system of the first comparative example may increase.
<<第2比較例>>
図2は、第2比較例の地震観測システムの構成を示す図である。なお、建物10の構成は、図1と同じである。
<<Second Comparative Example>>
FIG. 2 is a diagram showing the configuration of an earthquake observation system of a second comparative example. Note that the configuration of the
第2比較例の地震観測システムは、子機20と親機30と外部サーバ50を備えている。
The earthquake observation system of the second comparative example includes a
子機20は、第1比較例の地震センサ200と同様の機能(地震時の加速度を検出して出力する機能)に加え、センサによる検出結果(データ)を有線や無線で送受信する通信機能を有している。ここでは、子機20は無線でデータを送信している。子機20は、各階にそれぞれ配置されている。
In addition to the same function as the
親機30は、第1比較例のデータ収録装置300と同様の機能に加え、子機20から出力されたデータ(信号)を有線や無線で送受信する通信機能を有している。また、親機30は、建物10の層数(階数)未満の子機20で構成されるグループ毎に設けられている。この例では4つのグループが設けられており、親機30はグループ毎に1台(合計4台)配置されている。この4台の親機30を上から順に30A、30B、30C、30Dとする。このようにグループ毎に親機30を設けることにより、1台の親機30に子機20からの通信が集中しないようにできる。
In addition to the same functions as the
外部サーバ50は、建物10の外部に設けられており、インターネット回線等を介して各親機30(親機30A、30B、30C、30D)と通信を行う(親機30から無線でデータを受信する)。なお、外部サーバ50の構成は、無線による通信が可能であることを除き、第1比較例の外部サーバ500と同様である。
The
この第2比較例の場合、建物10の防火区画された床11や壁が無線通信の障害となるため、異なる階に設置された子機20と親機30と間におけるデータの送受信が困難になるおそれがある。また、無線は有線と比べて通信速度が劣るため、例えば、子機20と親機30との間のデータ通信量が多い場合などにおいて、第1比較例よりも通信に時間がかかる(通信速度が遅くなる)おそれがある。
In the case of this second comparative example, since the
===第1実施形態===
<<地震観測システムの構成について>>
図3は、第1実施形態の地震観測システムの構成を示す図である。前述の比較例と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
===First embodiment===
<<About the configuration of the seismic observation system>>
FIG. 3 is a diagram showing the configuration of the earthquake observation system of the first embodiment. Parts having the same configurations as those of the above-described comparative example are denoted by the same reference numerals, and descriptions thereof are omitted.
本実施形態の地震観測システムは、子機20と、親機30と、有線ケーブル40と、外部サーバ50とを備えている。
The earthquake observation system of this embodiment includes a
子機20(地震センサに相当)は、第2比較例と同様に建物10の各階にそれぞれ(合計10台)配置されている。 The cordless handset 20 (corresponding to an earthquake sensor) is arranged on each floor of the building 10 (10 in total) as in the second comparative example.
親機30(発信機に相当)は、第2比較例と同じくグループ毎(2台又は3台の子機20毎)に設けられている。ただし、本実施形態では、子機20と親機30は、後述する有線ケーブル40によって接続(有線接続)されている。例えば、親機30のうち最も上(9階)に設置された親機30Aは、8階から10階の子機20(3台の子機20)と有線接続されている。また、例えば、親機30のうち最も下(1階)に設置された親機30Dは、1階と2階の子機20(2台の子機20)と有線接続されている。また、本実施形態の親機30は、wifiなどの無線通信機能を有している。
A master device 30 (corresponding to a transmitter) is provided for each group (every two or three slave devices 20) as in the second comparative example. However, in the present embodiment, the
各親機30は、同じグループに属する各子機20から出力されたデータ(信号)を、それぞれ、有線ケーブル40を介して受け取る(受信する)。そして、各親機30は、受信したデータ等を、インターネット回線を介して外部サーバ50に送信(発信)する
有線ケーブル40は、有線ケーブル400と同様の導電性を有するケーブルであり、子機20と親機30とを接続するケーブルである。本実施形態では、グループに属する各子機20と親機30がそれぞれ有線ケーブル40によって接続(有線接続)されている。なお、設置階の異なる子機20と親機30とを接続する際には、床11に貫通穴11aを設けて、当該貫通穴11aに有線ケーブ40を通している。例えば、図3の最も上のグループ(8階~10階の子機20で構成されるグループ)の場合、9階と10階の床11に貫通穴11aを形成している。そして、10階の床11の貫通穴11aを介して、10階の子機20と9階の親機30Aとを有線ケーブル40で接続している。また、9階の床11の貫通穴11aを介して、8階の子機20と9階の親機30Aとを有線ケーブル40で接続している。他のグループについても同様であるので説明を省略する。
Each parent device 30 receives (receives) the data (signal) output from each
本実施形態ではグループ毎に、子機20と親機30を有線ケーブル40で接続しているので、有線ケーブル40の全体の配線長は、第1比較例の有線ケーブル400の全体の配線長と比べて短くなる。これにより必要ケーブル量を減らすことができ、また、配線工事の手間を低減できる。
In the present embodiment, since the
また、本実施形態では、グループの各子機20と親機30を有線ケーブル40で直接接続しているので、第2比較例(無線による通信)と比べて、通信の速度や安定性を向上させることができる。
In addition, in the present embodiment, since each
外部サーバ50(受信機に相当)は、第2比較例と同様に、インターネット回線など介して、各親機30(親機30A、30B、30C、30D)から発信される信号を受信する。そして受信した信号(データ)に基づいて建物10の被災の評価や診断を行う。
An external server 50 (corresponding to a receiver) receives a signal transmitted from each master device 30 (
以上説明したように、本実施形態では、建物10の階数(層数)未満の子機20で構成されるグループ毎に単一の親機30(親機30A~30D)が設けられており、グループに属する各子機20と親機30は、有線ケーブル40で接続(有線接続)されている。また、親機30と外部サーバ50は有線接続されておらず、インターネット回線を介して無線通信を行う。これにより、第1比較例と比べて、有線ケーブル40の配線長を短く(ケーブル量を低減)することができ、また、配線工事が簡易になるので、コストの低減を図ることができる。また、第2比較例と比べて、子機20と親機30との間の通信の速度や安定性(通信性能)を向上させることができる。特に、本実施形態のように各層が防火区画されている場合、通信性能をより顕著に向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, a single parent device 30 (
===第2実施形態===
図4は、第2実施形態の地震観測システムの構成を示す図である。第1実施形態(図3)と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
=== Second Embodiment ===
FIG. 4 is a diagram showing the configuration of an earthquake observation system according to the second embodiment. Parts having the same configuration as in the first embodiment (FIG. 3) are denoted by the same reference numerals, and descriptions thereof are omitted.
第2実施形態では、子機20及び親機30をEPS室14に設置している。なお、各階のEPS室14の境界(2階~10階の床11)には電気配線等のために貫通穴11aが予め設けられている。また、第2実施形態においても、グループに属する各子機20と親機30は有線ケーブル40で接続されている。この第2実施形態の場合、EPS室14の貫通穴11aを利用して有線ケーブル40を配線することができるので、有線ケーブル40配線用の新たな貫通穴を床11に設ける必要がない。よって、よりコストの低減を図ることができる。
In the second embodiment, the
なお、子機20と親機30の何れか一方をEPS室14の外に設置してもよい。例えば、図1(第1比較例)のように、子機20をEPS室14の外に設置し、親機30をEPS室14内に設置してもよい。あるいは、子機20をEPS室14内に設置し、親機30をEPS室の外に設置してもよい。但し、これらの場合、EPS室14と周りの室とを区画する壁に有線ケーブル40を通すための穴(貫通穴)を設ける必要がある。これに対し、本実施形態のように子機20と親機30をEPS室14に設置すると、壁に穴を設けなくてもよい。
Either one of the
===その他の実施形態について===
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
===Other Embodiments===
The above-described embodiments are intended to facilitate understanding of the present invention, and are not intended to limit and interpret the present invention. The present invention can be modified and improved without departing from its spirit, and it goes without saying that the present invention includes equivalents thereof. In particular, even the embodiments described below are included in the invention.
<子機20について>
前述の実施形態では、子機20は、地震センサの機能と、無線による通信機能とを有していたが、無線通信の機能は無くてもよい。つまり、子機20が地震センサ200であってもよい。
<Regarding
In the above-described embodiment, the
<親機30について>
前述の実施形態では、親機30は、子機20から無線で出力された信号を受信する機能を備えていたが、無線で受信する機能は無くてもよい。
<Regarding the parent device 30>
In the above-described embodiment, the parent device 30 has the function of receiving the signal wirelessly output from the
また、前述の実施形態では、親機30は、グループに属する複数台(3台又は2台)の子機20と有線接続されていたが、これには限られない。例えば、グループに子機20が1台であってもよい。そして、グループにおいて親機30と子機20とが一対一に接続(有線接続)されていてもよい。
Further, in the above-described embodiment, the parent device 30 is connected by wire to a plurality of (three or two)
<EPS室14(EPS部位)について>
第2実施形態では、子機20及び親機30をEPS室14(EPS部位)に設置していたが、給水・排水設備やガス管などの配管スペース(PS室:PS部位に相当)に設置してもよい。この場合においてもいても床11に新たに貫通穴を設けることなく有線ケーブル40を配線することが可能である。また、電話回線を収容するMDF室、MDF室から分岐された配線を収容するIDF室、および、変圧器、配電盤を収容する電気室等に、子機20や親機30を設置してもよい。
<About EPS room 14 (EPS part)>
In the second embodiment, the
10 建物(構造物)
11 床
11a 貫通穴
12 エレベータシャフト
14 EPS室(EPS部位)
20 子機(地震センサ)
30 親機(発信機)
40 有線ケーブル
50 外部サーバ(受信機)
200 地震センサ
300 データ収録装置
400 有線ケーブル
500 外部サーバ
10 Buildings (structures)
11
20 slave unit (earthquake sensor)
30 base unit (transmitter)
40
200
Claims (5)
前記複数の層にそれぞれ設けられた地震センサと、
前記地震センサから出力される信号を発信する発信機であって、前記構造物の層数未満の前記地震センサで構成されるグループ毎に設けられた単一の発信機と、
前記構造物の外部に設けられ、前記信号を受信する単一の外部サーバと、
を備え、
前記外部サーバは、インターネット回線を介して、前記発信機から発信された前記信号を受信し、
前記発信機は、前記グループの各地震センサと有線接続されており、且つ、前記外部サーバと有線接続されていない、
ことを特徴とする地震観測システム。 A seismic observation system for a structure having multiple layers, comprising:
seismic sensors respectively provided in the plurality of layers;
a single transmitter for transmitting a signal output from the seismic sensor, the single transmitter provided for each group composed of the seismic sensors whose number is less than the number of layers of the structure;
a single external server external to the structure for receiving the signal;
with
The external server receives the signal transmitted from the transmitter via the Internet line,
the transmitter is connected by wire to each seismic sensor of the group and is not connected by wire to the external server ;
An earthquake observation system characterized by:
隣接する前記層の境界には貫通穴が設けられており、
前記グループにおいて異なる層に設置された前記地震センサと前記発信機は、前記貫通穴を通して配線された有線ケーブルで接続されている、
ことを特徴とする地震観測システム。 The earthquake observation system according to claim 1,
A through hole is provided at a boundary between the adjacent layers,
The seismic sensors and the transmitters installed in different layers in the group are connected by wired cables routed through the through-holes.
An earthquake observation system characterized by:
前記構造物は、前記複数の層の重なり方向に沿った部位であって、各層の境界に前記貫通穴が設けられ、且つ、他の室と区画された部位を有し、
前記地震センサ及び前記発信機は、前記構造物の前記部位に設置されている、
ことを特徴とする地震観測システム。 The earthquake observation system according to claim 2,
The structure has a portion along the overlapping direction of the plurality of layers, the through hole provided at the boundary of each layer, and a portion separated from other chambers,
The seismic sensor and the transmitter are installed at the part of the structure,
An earthquake observation system characterized by:
前記部位は、EPS部位又はPS部位である、
ことを特徴とする地震観測システム。 The earthquake observation system according to claim 3,
The site is an EPS site or a PS site,
An earthquake observation system characterized by:
前記複数の層は防火区画された層である、
ことを特徴とする地震観測システム。 The earthquake observation system according to any one of claims 1 to 4 ,
wherein the plurality of layers are fire compartmentalized layers;
An earthquake observation system characterized by:
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