JP7194896B1 - 靴固定装置、ヒールの取付強さ試験装置、及びヒールの取付強さ試験方法 - Google Patents

靴固定装置、ヒールの取付強さ試験装置、及びヒールの取付強さ試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】任意の方向への外力に対するヒールの取付強さを測定可能な試験を実現することを課題とする。【解決手段】靴固定装置2は、靴本体210に取り付けられたヒール220が上方に引っ張られることによって靴本体210に対するヒール220の取付強さが測定される試験において、靴本体210とヒール220とを有する靴200を所定位置に固定するために用いられる。靴固定装置2は、所定の軸心X1を有し、靴200の高さ方向H1が軸心X1に略平行となる姿勢で靴200を保持可能な靴セット部10と、軸心X1が略水平方向となり、且つ軸心X1を中心として回転可能に靴セット部10を支持可能なベース部40と、ベース部40に支持された靴セット部10の軸心X1を中心とする回転を規制するように靴セット部10とベース部40とに係合可能な回転規制部70と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、靴本体に対するヒールの取付強さを測定する試験に用いられる靴固定装置、及び該靴固定装置を備えた試験装置、並びに、同試験を行うための試験方法に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、高いヒールを備えた靴(いわゆるハイヒール)は従来から広く流通している。ハイヒールの着用時にヒールが外れると、着用者が転倒などにより怪我をする可能性がある。この問題に鑑みて、ヒールの外れにくさを試験するためのヒールの取付強さ試験が従来から行われている。
特許第4892644号公報
図14に示すように、従来の試験では、靴200の先端部(つま先部分)とヒール220を互いに反対方向に引っ張ることで、靴本体210に対するヒール220の取付強さが測定されている。より具体的には、例えば、着用時における靴200の高さ方向H1が略水平方向となる姿勢(着用時における靴200の前後方向L1が略重力方向となる姿勢)で、床側の装置(図示せず)によって靴本体210のつま先部分が固定された状態で、ヒール220が治具を介して天井側の装置(図示せず)によって上方に引っ張られ、このときの引き上げ荷重が測定される。これにより、例えば、ヒールが破損または脱落したときなどの測定値に基づいて、ヒールの取付強さが測定される。
しかしながら、上述した従来の試験では、専ら、靴の後ろ方向(つま先とは反対方向)への外力に対するヒールの取付強さが測定されることになる。そのため、その他の方向への外力に対するヒールの取付強さが分からない課題がある。
そこで、本発明は、任意の方向の外力に対するヒールの取付強さを測定可能な試験を実現することを課題とする。
本発明の一態様は、靴本体に取り付けられたヒールが上方に引っ張られることによって前記靴本体に対する前記ヒールの取付強さが測定される試験において、前記靴本体と前記ヒールとを有する靴を所定位置に固定するために用いられる靴固定装置であって、
所定の軸心を有し、前記軸心を中心として延びるシャフトと、前記シャフトの一端部に設けられて前記靴を保持可能なホルダとを備え、前記靴の高さ方向が前記軸心に略平行となる姿勢で前記靴を保持可能な靴セット部と、
前記シャフトが貫通し、回転可能に嵌め込まれる嵌合部を備え、前記軸心が略水平方向となり、且つ前記軸心を中心として回転可能に前記靴セット部を支持可能なベース部と、
第1係合部が設けられた外周部を有し、前記ホルダとは反対側の前記シャフトの部分に着脱可能な第1係合部材と、前記第1係合部に対して周方向の相対移動が規制されるように係合可能な第2係合部が設けられた内周部を有し、前記ベース部に着脱可能な第2係合部材と、を備え、前記ベース部に支持された前記靴セット部の前記軸心を中心とする回転を規制するように前記靴セット部と前記ベース部とに係合可能な回転規制部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るヒールの取付強さ試験装置は、上記の靴固定装置と、前記ヒールに固定可能なヒールホルダと、前記ヒールホルダを介して前記ヒールを上方に引っ張るための引き上げ装置と、前記引き上げ装置による引き上げ荷重を測定可能な測定装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、任意の方向の外力に対するヒールの取付強さを測定することができる。
本発明の一実施形態に係るヒールの取付強さ試験装置を示す正面図である。 同試験装置における靴固定装置を図1の右側から見た側面図である。 同靴固定装置を図1の左側から見た側面図である。 同靴固定装置の主要部を示す平面図である。 同靴固定装置の下部を示す図1のA-A線断面図である。 同靴固定装置の主要な構成部品を分解するとともに一部破断して示す平面図及び正面図である。(a)が平面図であり、(b)が正面図である。 同靴固定装置の一部の構成部品を示す側面図である。(a)はベース部、(b)は第1係合部材、(c)は第2係合部材を示す。 ヒールホルダの構成の一例を示す図である。(a)は第1のヒールホルダ、(b)は第2のヒールホルダ、(c)は第3のヒールホルダを示す。 靴固定ステップの手順を示す平面図及び正面図である。(a)が平面図であり、(b)が正面図である。 同ステップの手順を示す平面図及び正面図である。(a)が平面図であり、(b)が正面図である。 同ステップの手順を示す平面図及び正面図である。(a)が平面図であり、(b)が正面図である。 同ステップの手順を示す平面図及び正面図である。(a)が平面図であり、(b)が正面図である。 靴の回転位置の具体例を示す側面図である。 従来の試験方法を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
[ヒールの取付強さ試験装置]
まず、図1に示す正面図を参照しながら、本実施形態に係るヒールの取付強さ試験装置(以下、単に「試験装置」ともいう)1の概略構成について説明する。
試験装置1は、靴本体210とヒール220とを有する靴200に対してヒール220の取付強さ試験を行うために用いられる。この試験では、靴本体210に取り付けられたヒール220が上方に引っ張られることによって、靴本体210に対するヒール220の取付強さが測定される。
試験装置1は、靴200を所定位置に固定するために用いられる靴固定装置2と、ヒール220に固定可能なヒールホルダ100と、ヒールホルダ100を介してヒール220を上方に引っ張るための引き上げ装置110と、引き上げ装置110による引き上げ荷重を測定可能な測定装置120とを備える。
靴固定装置2及びヒールホルダ100の構成については後に説明する。引き上げ装置110及び測定装置120は、従来から用いられている周知の装置であり、本明細書では具体的な説明を省略する。
[靴固定装置]
図1に加えて、図2~図5を併せて参照しながら、本実施形態に係る靴固定装置2の構成について説明する。図2は図1の右側から見た靴固定装置2の側面図、図3は図1の左側から見た靴固定装置2の側面図、図4は上方から見た靴固定装置2の主要部を示す平面図、図5は上方から見た靴固定装置2の下部構成要素を示す図1のA-A線断面図である。
図1~図4に示すように、靴固定装置2は、靴セット部10、ベース部40、及び回転規制部70を備えている。
靴セット部10は、所定の軸心X1を有し、靴200の高さ方向H1(図14参照)が軸心X1に略平行となる姿勢で靴200を保持可能に構成されている。なお、ここでいう「靴200の高さ方向H1」とは、着用時における靴200の上下方向を意味する。また、ここでいう「軸心X1に略平行となる」構成には、軸心X1に一致する構成に限られず、軸心X1に対してある程度(例えば30度以下の角度だけ)傾いている構成も含まれるものとする。靴セット部10の具体的構成については後に説明する。
ベース部40は、軸心X1が略水平方向となり、且つ軸心X1を中心として回転可能に靴セット部10を支持可能に構成されている。なお、ここでいう「略水平方向とな」る構成には、水平方向に一致する構成に限られず、水平方向に対してある程度(例えば30度以下の角度だけ)傾いている構成も含まれるものとする。ベース部40の具体的構成については後に説明する。
回転規制部70は、ベース部40に支持された靴セット部10の軸心X1を中心とする回転を規制するように靴セット部10とベース部40とに係合可能に構成されている。回転規制部70の具体的構成については後に説明する。
図1~図3及び図5に示すように、靴固定装置2は、台座60と複数の固定具64を更に備えている。なお、図5に示す例では、4個の固定具64が用いられているが、固定具64の個数は特に限定されるものでない。
台座60は、板状の部材で構成され、靴固定装置2の設置面4上に例えばボルト(図示せず)によって固定される。台座60の上面は、水平面に沿って配置される。台座60には、台座60の上面に開口した複数のねじ穴62が形成されている。複数のねじ穴62は、台座60において規則的に配置されている。具体的に、複数のねじ穴62は、互いに直交する第1の方向および第2の方向のそれぞれにおいて、等間隔を空けて並ぶように配置されることが好ましい。隣接するねじ穴62間の間隔は、例えば2cmとされるが、特にこれに限定されるものでない。
固定具64は、台座60の上面に対向配置されるプレート部65と、プレート部65から下方に延びる脚部66とを備えている。プレート部65は、脚部66に支持された基端部から自由端に向かって延びる舌状部である。プレート部65には長穴67が設けられている。長穴67は、プレート部65の基端部から自由端に向かう方向に延びている。長穴67には、台座60のねじ穴62にねじ込まれる台座締結ボルト68を挿通可能となっている。後述のように、固定具64は、台座締結ボルト68によって台座60に締結可能となっている。
[靴セット部]
図1,2,4に加えて図6を併せて参照しながら、靴セット部10の構成について説明する。図6(a)は、靴セット部10、ベース部40、及び回転規制部70の構成部品を分解して示す平面図であり、図6(b)は、同部品を分解して示す正面図である。なお、図6(a)及び図6(b)では、構成の理解を容易にするために一部の部品が断面で図示されている。
靴セット部10は、軸心X1に配置されたシャフト12と、シャフト12の一端部に設けられて靴200を保持可能なホルダ20とを備えている。
シャフト12は、ベース部40に回転可能に支持されるメインシャフト部14と、回転規制部70に係合可能な係合シャフト部16とを備えている。
メインシャフト部14の一端部には、例えば連結部18を介して、ホルダ20が固定されている。連結部18は、例えば円板状のフランジである。ただし、連結部18の構成は適宜変更可能であり、連結部18が省略されてメインシャフト部14にホルダ20が直接固定されてもよい。
係合シャフト部16は、ホルダ20とは反対側のメインシャフト部14の端部に連ねて設けられている。係合シャフト部16は、例えば、メインシャフト部14よりも小径とされている。係合シャフト部16の端面には、ねじ穴17が設けられている。
ホルダ20は、靴本体210におけるヒール220よりも前側部分(つま先側部分)を保持可能な第1保持部22と、靴本体210におけるヒール220よりも後ろ側部分(つま先とは反対側部分)を保持可能な第2保持部30とを備えている。
第1保持部22は、シャフト12に固定された第1挟持部24と、シャフト12とは反対側から第1挟持部24に対向する第2挟持部26とを備えている。第1挟持部24は、軸心X1に直交するように配置されたプレート部である。第1挟持部24は、細長い形状を有し、第1挟持部24の長さ方向中央部を軸心X1が通っている。第2挟持部26は、第1挟持部24に対して平行に配置されたプレート部である。第2挟持部26も、細長い形状を有し、第2挟持部26の長さ方向中央部を軸心X1が通っている。
第1挟持部24の長さ方向両端部にはねじ穴25が設けられ、第2挟持部26の長さ方向両端部にはボルト穴27が設けられている。第2挟持部26のボルト穴27に挿通されるボルト28の先端部は、第1挟持部24のねじ穴25にねじ込み可能となっている。これにより、第1挟持部24と第2挟持部26は、複数のボルト28によって連結可能となっている。また、ボルト28のねじ込み量に応じて、第1挟持部24と第2挟持部26との距離を調整可能となっている。これにより、第1挟持部24と第2挟持部26との間には、靴本体210におけるヒール220よりも前側部分、すなわち、靴本体210の前後方向L1(図14参照)中間部を挟持可能となっている。
第2保持部30は、靴本体210の内部に挿入されるブロック状の部品である。第2保持部30は、軸心X1と第1挟持部24及び第2挟持部26の長さ方向とに直交する方向に延びる細長い形状を有する。第2保持部30の長さ方向一端部には、靴本体210が固定される被固定部32が設けられている。被固定部32は、第2保持部30の長さ方向に突出する凸状部である。被固定部32の端面には、靴本体210の固定に用いられるボルト36をねじ込み可能なねじ穴34が設けられている。
第2保持部30は、靴本体210におけるヒール220よりも後ろ側部分(すなわち、靴本体210の後端部)の内面が被固定部32の端面に対向するように、靴本体210の内部に挿入される部分である。このように靴本体210の内部に第2保持部30が挿入された状態で、靴本体210を外側から貫通させたボルト36が第2保持部30のねじ穴34にねじ込まれることで、靴本体210の後端部が第2保持部30に固定される。
[ベース部]
図1~図6に加えて図7(a)を併せて参照しながら、ベース部40の構成について説明する。図7(a)は、ベース部40の上端部を図1の左側から見た側面図である。
ベース部40は、プレート部42と、プレート部42から立ち上がる支柱部50とを備えている。
図1~図5に示すように、プレート部42の形状は、例えば円形であるが、特にこれに限定されるものでない。プレート部42は、上述の固定具64の脚部66の高さと略同じ厚さを有する。これにより、台座60の上面と固定具64のプレート部65の下面との間に、プレート部42の周縁部が挟み込まれた状態で、台座締結ボルト68によって固定具64がプレート部42を介して台座60に締結可能となっている。この締結により、プレート部42は、台座60と複数の固定具64との間に挟持可能となっている。これにより、プレート部42は、台座60上に固定可能となっている。
支柱部50は、重力方向に延びるように配置される。支柱部50の形状は、例えば角柱状であるが、特にこれに限定されるものでない。軸心X1が延びる方向において、支柱部50を挟んだ一方側には靴セット部10のホルダ20が配置され、他方側には回転規制部70が配置される。
図6及び図7(a)に示すように、支柱部50の上部には、靴セット部10のシャフト12が貫通し、回転可能に嵌め込まれる嵌合部52が設けられている。これにより、支柱部50は、台座60の上方において靴セット部10を支持可能となっている。嵌合部52は、支柱部50を軸心X1の方向に貫通する貫通穴である。嵌合部52の内側には、シャフト12のメインシャフト部14がフィットするように嵌合可能となっている。嵌合部52の軸方向における回転規制部70側の端部には、後述のワッシャ72を収容するための拡径部54が設けられている。
図6(b)及び図7(a)に示すように、支柱部50における回転規制部70側の側面には、嵌合部52の周囲に配置された複数のねじ穴56が設けられている。図7(a)に示す例では、4個のねじ穴56が設けられているが、ねじ穴56の個数は特に限定されるものでない。
[回転規制部]
図1,3,4,6に加えて図7(b)及び図7(c)を併せて参照しながら、回転規制部70の構成について説明する。図7(b)及び図7(c)は、それぞれ、回転規制部70の構成部品を図1の左側から見た側面図である。
回転規制部70は、靴セット部10に着脱可能な第1係合部材80と、ベース部40に着脱可能な第2係合部材90とを備えている。
第1係合部材80は、ホルダ20とは反対側のシャフト12の部分(係合シャフト部16)に着脱可能となっている。
図6及び図7(b)に示すように、第1係合部材80には、係合シャフト部16の外側に嵌合可能な嵌合穴81が形成されている。嵌合穴81は、軸心X1が延びる方向に第1係合部材80を貫通するように形成されている。第1係合部材80は、例えば、軸方向に隣接する小径部82と大径部84を有する環状部材である。大径部84は、第1係合部86が設けられた外周部84aを有する。本実施形態において、第1係合部86は、外歯車で構成されている。第1係合部86において、隣接する歯の角度間隔は例えば6度とされるが、特にこれに限定されるものでない。
図6及び図7(c)に示すように、第2係合部材90は、軸方向においてホルダ20とは反対側の支柱部50の側面に着脱可能となっている。第2係合部材90は、第2係合部92が設けられた内周部90aを有する環状部材である。第2係合部92は、第1係合部86に対して周方向の相対移動が規制されるように係合可能となっている。本実施形態において、第2係合部92は、内歯車で構成されている。第2係合部92における隣接する歯の角度間隔は、第1係合部86に合わせて決められる。
図7(c)に示すように、第2係合部材90は、周方向に延び、支柱部50への固定に用いられるボルト98を挿通可能な長穴94を形成している。長穴94は、支柱部50のねじ穴56毎に、それぞれのねじ穴56に対応した位置に形成されている。
[ヒールホルダ]
図8(a)~図8(c)を参照しながら、ヒールホルダ100(100a,100b,100c)について説明する。
本実施形態では、複数種類のヒールホルダ100が用意されており、靴200のヒール220の形状および太さ等に応じて、最適なヒールホルダ100が選択的に使用される。図8(a)~図8(c)には、3種類のヒールホルダ100a,100b,100cが例示されているが、ヒールホルダ100は4種類以上用意されてもよい。
図8(a)~図8(c)に示すように、各ヒールホルダ100は、ヒール220の外側に嵌め込まれる環状の嵌合部材101(101a,101b,101c)と、周方向の複数箇所において嵌合部材101をヒール220に固定可能な固定部材107,108,109とを備えている。
嵌合部材101は、ヒールホルダ100毎に異なる形状および大きさを有する。これにより、複数種類の嵌合部材101が、ヒール220に応じて選択的に使用可能となっている。固定部材107,108,109としては、いずれのヒールホルダ100にも使用可能な共通部品が用いられるが、ヒールホルダ100毎の専用部品が用いられてもよい。
図8(a)に示すヒールホルダ100aにおいて、嵌合部材101aは、直線状に延びる直線部102と、円弧状に延びる円弧部103とを備えている。直線部102と円弧部103は、それぞれの端部同士が結合している。嵌合部材101aには、複数の貫通穴106が設けられている。嵌合部材101aは、貫通穴106において引き上げ装置110に係合可能となっている。嵌合部材101aは、ヒール220aを囲むように配置され、これにより、ヒール220aの外周面と嵌合部材101aの内周面とが互いに対向配置される。
固定部材107,108,109は、径方向の外側から内側へ嵌合部材101aを貫通するように嵌合部材101aに取り付け可能となっている。固定部材107,108,109としては、例えば、嵌合部材101aのねじ穴(図示せず)にねじ込み可能なボルトが用いられる。図8(a)に示す例では、直線部102に1個の固定部材107が取り付けられ、円弧部103に2個の固定部材108,109が取り付けられている。固定部材107,108,109の配置と個数は本実施形態のものが好ましいが、これに限定されるものでない。固定部材107,108,109の先端部は、ヒール220aの外周面に押し込み又は差し込み可能となっている。ヒール220aに対する周方向の複数箇所からの固定部材107,108,109の押し込み又は差し込みによって、ヒールホルダ100aがヒール220aに固定可能となっている。
図8(b)に示すヒールホルダ100bにおいても、嵌合部材101bは、直線部102と円弧部103を備えている。ただし、図8(b)に示す嵌合部材101bは、図8(a)に示す嵌合部材101aよりも大きい。これにより、図8(a)に示すヒール220aよりも太いヒール220bに対して、嵌合部材101bを固定可能となっている。
図8(c)に示すヒールホルダ100cにおいて、嵌合部材101cは、直線部102と円弧部103に加えて、直線部102と円弧部103の端部同士を繋ぐように直線状に延びる一対の連絡部104,105を更に備えている。これにより、図8(b)に示すヒール220bよりも更に太いヒール220cに対して、嵌合部材101cを固定可能となっている。
[ヒールの取付強さ試験方法]
本実施形態において、ヒールの取付強さ試験は、以上で説明した試験装置1を用いて行われる。以下、具体的な試験方法について説明する。
本実施形態におけるヒールの取付強さ試験では、靴固定ステップ、ヒールホルダ選択ステップ、引き上げ準備ステップ、引き上げステップ、測定ステップがこの順で行われる。以下、各ステップについて順に説明する。
[靴固定ステップ]
靴固定ステップでは、靴200が靴固定装置2によって所定位置に固定される。具体的に、靴固定ステップでは、セットステップ、回転固定ステップ、位置合わせステップがこの順で行われる。
図9及び図10を参照しながら、セットステップについて説明する。セットステップでは、靴200の高さ方向H1(図14参照)が水平な軸心X1(図6等参照)に平行で、且つ軸心X1を中心として回転可能に、靴200が靴固定装置2の所定部にセットされる。
図9(a)の平面図及び図9(b)の正面図に示すように、セットステップにおいて、靴200は、靴固定装置2の靴セット部10にセットされる。
具体的には、まず、靴本体210の後端部の内面に第2保持部30の被固定部32の端面が対向するように、靴本体210の内側に第2保持部30が挿入される。この状態で、靴本体210の後端部を外側から貫通するようにボルト36が差し込まれ、このボルト36の先端部が第2保持部30のねじ穴34にねじ込まれる。これにより、第2保持部30に靴本体210の後端部が固定される。
靴本体210におけるヒール220よりも前側部分(つま先側部分)は、第1保持部22の第1挟持部24と第2挟持部26とによって挟み込まれる。また、第2挟持部26のボルト穴27に差し込まれたボルト28の先端部が第1挟持部24のねじ穴25にねじ込まれる。これにより、靴本体210の前後方向L1(図14参照)中間部が第1保持部22に挟持される。
この状態において、靴本体210は、ヒール220の前後において第1保持部22と第2保持部30とによって安定的に保持されている。このようにして第1保持部22と第2保持部30とによって保持された靴200は、その着用時における高さ方向H1(図14参照)が軸心X1(図6等参照)に沿うような姿勢で靴セット部10にセットされる。
図10(a)の平面図及び図10(b)の正面図に示すように、靴200がセットされた靴セット部10は、ベース部40に装着される。具体的には、靴セット部10のシャフト12が、支柱部50の嵌合部52に挿入される。これにより、シャフト12のメインシャフト部14が嵌合部52に回転可能に嵌め込まれる。この結果、靴セット部10及び靴200は、軸心X1(図6等参照)が水平方向になる姿勢で且つ軸心X1を中心として回転可能に、ベース部40によって支持される。
図11~図13を参照しながら、回転固定ステップについて説明する。回転固定ステップでは、軸心X1を中心とした靴200の回転方向の角度が設定される。
図11(a)の平面図及び図11(b)の正面図に示すように、回転固定ステップでは、まず、ベース部40に支持された靴セット部10に、回転規制部70の第1係合部材80が係合される。第1係合部材80は、靴セット部10の係合シャフト部16の外側に嵌め込まれる。このとき、第1係合部材80よりも先に、ワッシャ72を係合シャフト部16の外側に嵌め込んでもよい。これにより、支柱部50と第1係合部材80との間にワッシャ72を介在させることができる。ワッシャ72は、支柱部50の嵌合部52の拡径部54に収容される。
係合シャフト部16の外側に第1係合部材80が嵌め込まれた後、ワッシャ74を介してボルト88が係合シャフト部16のねじ穴17にねじ込まれる。これにより、第1係合部材80は、靴セット部10に固定される。この状態において、靴200、靴セット部10、及び第1係合部材80は、軸心X1を中心として一体的に回転可能にベース部40に支持されている。つまり、軸心X1を中心とした靴200の回転方向の角度を任意に調整可能となっている。例えば、靴200の前後方向L1(図14参照)が、図2に示すように水平方向、図13(a)に示すように任意の傾斜方向、又は、図13(b)に示すように重力方向になるように調整することができる。
続いて、図12(a)の平面図に示すように、靴セット部10に固定された第1係合部材80の外側に、第2係合部材90が嵌め込まれる。このとき、第2係合部材90の長穴94と支柱部50のねじ穴56とが対向するように、軸心X1を中心とした第2係合部材90の回転方向の角度を合わせる。第2係合部材90の第2係合部92は第1係合部材80の第1係合部86に係合される。
この状態において、靴200は、靴セット部10、第1係合部材80、及び第2係合部材90と共に軸心X1を中心として回転可能となっている。
その後、図12(b)の正面図に示すように、第2係合部材90の長穴94に差し込まれるボルト98が、支柱部50のねじ穴56にねじ込まれる。第2係合部材90のボルト穴が長穴94で構成されていることにより、微細な角度調整が可能となっている。
このように、第2係合部材90は、ボルト98によってベース部40に固定される。この結果、軸心X1を中心とする靴セット部10の回転がロックされ、靴200の角度が固定される。
以上の回転固定ステップが完了した時点で、平面視におけるヒール220の位置は、靴200の角度により決定される。そのため、平面視において、ヒール220の位置が引き上げ装置110の位置に対応していない可能性がある。引き上げ装置110が水平方向に移動できないものである場合、引き上げ装置110の位置にヒール220の位置を合わせる必要がある。
そこで、続く位置合わせステップにおいて、平面視における靴固定装置2の位置が引き上げ装置110の位置に合わせて調整される。位置合わせステップでは、図5に示すように、台座60上におけるベース部40の位置調整が行われる。具体的には、引き上げ装置110によってヒール220を真上に引っ張ることができる位置および向きに、ベース部40が配置される。
ベース部40の位置が調整されると、複数の固定具64と複数の台座締結ボルト68を用いる締結によって台座60上にベース部40が固定される。このとき、固定具64のボルト穴が長穴67で構成されていることにより、台座60のねじ穴62のピッチよりも細かい位置調整が可能になっている。
本実施形態では、以上の靴固定ステップの後、引き上げステップの前に、ヒールホルダ選択ステップと引き上げ準備ステップが行われる。
[ヒールホルダ選択ステップ]
ヒールホルダ選択ステップでは、例えば図8に示すように予め用意された複数種類のヒールホルダ100の中から、ヒール220に応じたヒールホルダ100が選択される。具体的には、試験対象のヒール220に合わせた形状および大きさを有するヒールホルダ100が選択される。
[引き上げ準備ステップ]
続く引き上げ準備ステップでは、ヒールホルダ選択ステップで選択されたヒールホルダ100がヒール220に固定される。これにより、ヒール220の形状及び太さに応じたヒールホルダ100が安定的に固定される。そのため、この後の引き上げステップの際にヒール220にかかる荷重の方向に関わらず、ヒール220からのヒールホルダ100の脱落を抑制しやすくなる。
[引き上げステップ]
続く引き上げステップでは、上記のように靴200が固定された状態で、引き上げ装置110によって、ヒールホルダ100を介してヒール220が上方に引っ張られる。引き上げステップは、周知の方法で行われるため、本明細書では具体的な説明を省略する。
[測定ステップ]
測定ステップでは、引き上げ装置110による引き上げ荷重に基づいて、靴本体210に対するヒール220の取付強さが測定される。測定ステップも、従来と同様の方法で行われる。例えば、引き上げステップと並行して、測定装置120による引き上げ荷重の測定を行い、ヒール220が破損または脱落したときの測定値を記録するようにしてもよい。このようにして得られた測定値に基づいて、ヒール220の取付強さを測定することができる。
[作用効果]
本実施形態におけるヒールの取付強さ試験では、靴200が水平方向の軸心X1を中心とした回転方向の任意の角度に固定された状態でヒール220が上方に引っ張られるため、任意の方向への外力に対するヒール220の取付強さを測定することができる。
したがって、従来の試験のような靴200の後ろ方向(つま先とは反対方向)への外力だけでなく、靴200の前方向(つま先方向)、横方向、及び斜め方向への外力に対しても、ヒール220の取付強さを知ることができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、回転規制部70の第1係合部86及び第2係合部92として、外歯車及び内歯車を用いる例を説明したが、回転規制部では、周方向の相対移動が規制されるように係合可能なものであれば、任意の係合構造を採用し得る。
1 ヒールの取付強さ試験装置
2 靴固定装置
10 靴セット部
12 シャフト
20 ホルダ
22 第1保持部
30 第2保持部
40 ベース部
42 プレート部
50 支柱部
52 嵌合部
60 台座
62 ねじ穴
64 固定具
67 長穴
68 台座締結ボルト
70 回転規制部
80 第1係合部材
84a 外周部
86 第1係合部
90 第2係合部材
90a 内周部
92 第2係合部
94 長穴
100 ヒールホルダ
101 嵌合部材
108 固定部材
110 引き上げ装置
120 測定装置
200 靴
210 靴本体
220 ヒール
H1 靴の高さ方向
L1 靴の前後方向
X1 軸心

Claims (8)

  1. 靴本体に取り付けられたヒールが上方に引っ張られることによって前記靴本体に対する前記ヒールの取付強さが測定される試験において、前記靴本体と前記ヒールとを有する靴を所定位置に固定するために用いられる靴固定装置であって、
    所定の軸心を有し、前記軸心を中心として延びるシャフトと、前記シャフトの一端部に設けられて前記靴を保持可能なホルダとを備え、前記靴の高さ方向が前記軸心に略平行となる姿勢で前記靴を保持可能な靴セット部と、
    前記シャフトが貫通し、回転可能に嵌め込まれる嵌合部を備え、前記軸心が略水平方向となり、且つ前記軸心を中心として回転可能に前記靴セット部を支持可能なベース部と、
    第1係合部が設けられた外周部を有し、前記ホルダとは反対側の前記シャフトの部分に着脱可能な第1係合部材と、前記第1係合部に対して周方向の相対移動が規制されるように係合可能な第2係合部が設けられた内周部を有し、前記ベース部に着脱可能な第2係合部材と、を備え、前記ベース部に支持された前記靴セット部の前記軸心を中心とする回転を規制するように前記靴セット部と前記ベース部とに係合可能な回転規制部と、を備えることを特徴とする靴固定装置。
  2. 前記第2係合部材は、周方向に延び、前記ベース部への着脱に用いられるボルトを挿通可能な長穴を形成していることを特徴とする請求項1に記載の靴固定装置。
  3. 前記ホルダは、前記靴本体における前記ヒールよりも前側部分を保持可能な第1保持部と、前記靴本体における前記ヒールよりも後ろ側部分を保持可能な第2保持部とを備えている請求項1に記載の靴固定装置。
  4. 複数のねじ穴が規則的に配置された台座と、
    前記ねじ穴にねじ込まれる台座締結ボルトによって前記台座に締結可能な複数の固定具と、を更に備え、
    前記ベース部は、前記台座と前記複数の固定具との間に挟持されることで前記台座上に固定可能なプレート部と、前記プレート部から立ち上がるように設けられて前記台座の上方において前記靴セット部を支持可能な支柱部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の靴固定装置。
  5. 前記固定具に、前記台座締結ボルトを挿通可能な長穴が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の靴固定装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の靴固定装置と、
    前記ヒールに固定可能なヒールホルダと、
    前記ヒールホルダを介して前記ヒールを上方に引っ張るための引き上げ装置と、
    前記引き上げ装置による引き上げ荷重を測定可能な測定装置と、を備えることを特徴とするヒールの取付強さ試験装置。
  7. 前記ヒールホルダは、前記ヒールの外側に嵌め込まれる環状の嵌合部材と、周方向の複数箇所において前記嵌合部材を前記ヒールに固定可能な固定部材とを備えていることを特徴とする請求項6に記載のヒールの取付強さ試験装置。
  8. 前記ヒールホルダは、前記ヒールに応じて選択的に使用可能な複数種類の前記嵌合部材を備えていることを特徴とする請求項7に記載のヒールの取付強さ試験装置。
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