JP7194390B2 - 特典付与システム、特典付与方法および特典付与プログラム - Google Patents

特典付与システム、特典付与方法および特典付与プログラム Download PDF

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Description

本開示は、電力取引に関連してユーザに特典を付与するシステムに関する。
近年、電力需要は年々増加する傾向にあり、電力使用量がピークに達する時間帯には電力の需給逼迫が生じるリスクが高まってきている。このようなリスクを低減するため、節電や電力需要の分散化といった電力の需要調整が求められている。
特許文献1には、節電または電力需要の分散化等に対する電力需要家(ユーザ)のモチベーションを高め、電力需要家に電力の需要調整をより積極的に行わせための技術が開示されている。
WO2016/021429
ところで、小売電気事業者は、電力供給の契約を行っているユーザに対して、電力を供給するために、発電事業者などから電力を調達している。
我が国では、小売電気事業者と発電事業者との電力取引(電力調達)の場として、日本卸電力取引所(JEPX)が提供する電力スポット市場が存在する。電力スポット市場では、発電事業者が供給する(販売する)電力量と販売価格とを入札し、小売電気事業者が供給を受ける(購入する)電力量と購入価格を入札することで、電力取引(電力の売買)が成立する。
この入札は、30分を1コマとして、コマごとに行われる。そして、前日までの入札により、翌日のコマごとの電力の取引価格が決定される。
ここで、電力需要が多い時間帯では、購入される電力量が増加するため、電力の取引価格が高くなる。この時間帯において、ユーザが電力を多く消費してしまうと、小売電気事業者が発電事業者から購入する電力量が増加してしまうため、小売電気事業者の経営が圧迫される。
また、発電事業者は、購入される(販売する)電力量が増加すると、発電量を増加させるために発電設備の稼働率を高める必要が生じる。このため、地球環境に対する負荷が増加する。
そこで、本発明は、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる特典付与システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る特典付与システムは、電力取引に関連して、ユーザに特典を付与する特典付与システムであって、サーバ装置を備え、前記サーバ装置は、電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得する取得部と、前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯
を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記時間帯において、ユーザが店舗において代金の支払いを行う場合、または、前記ユーザの電力使用量が所定以下の場合、当該ユーザに特典を付与する特典付与部とを備える。
この発明によると、検出部によって電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯が検出される。そして、当該時間帯において、ユーザが店舗において代金の支払いを行う場合、または、ユーザの電力使用量が所定の場合、特典付与部によって、当該ユーザに特典が付与される。例えば、検出部が、電力の取引価格が高い時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出すれば、ユーザは特典の付与を受けようとして、商品やサービスの購入をするために店舗に向かったり、自宅での家電製品などの使用を控えたりする。これにより、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。したがって、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる。
また、前記サーバ装置は、前記特典に関する情報を、前記ユーザの通信端末に送信する、としてもよい。
この発明によると、ユーザに特典を受けるための条件などを知らせることができる。これにより、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。
また、前記検出部は、前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定の価格以上である時間帯、前記電力の取引価格が1日の中でピークである時間帯、および、次の時間帯にかけての前記電力の取引価格の変動が所定以上である時間帯のうちの少なくともいずれか1つを、前記所定条件を満たす時間帯として検出する、としてもよい。
この発明によると、検出部は、取引価格データにおいて、電力の取引価格が所定の価格以上である時間帯、電力の取引価格が1日の中でピークである時間帯、および、次の時間帯にかけての電力の取引価格の変動が所定以上である時間帯のうちの少なくともいずれか1つを、所定条件を満たす時間帯として検出する。検出部が所定条件を満たす時間帯として検出した時間帯は、他の時間帯に比べて、電力の取引価格が高い時間帯となる。すなわち、検出部が、電力の取引価格が高い時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出するため、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。
また、前記特典は、前記ユーザが代金の支払いの際に使用可能なクーポンおよびポイントの少なくともいずれか一方である、としてもよい。
この発明によると、ユーザは支払いの際に、クーポンによる代金の値引き、および、次回以降の支払いの際に現金と等価に使用できるポイントの付与の少なくともいずれか一方を受けることができる。
また、前記特典は、前記ユーザが代金の支払いの際に使用可能なポイントであり、前記サーバ装置は、前記ユーザに前記ポイントが付与されてから所定期間以上経過するまでに前記ポイントが使用されていないとき、当該ユーザに前記ポイントをさらに付与させる、としてもよい。
この発明によると、ポイントが所定期間以上使用されていない場合、ユーザにさらにポイントが付与される。これにより、ユーザはさらに多くのポイントを獲得するために、ポイントの使用を控える。その結果、ポイントの使用量が低下するため、店舗の経営負担を
軽減することができる。
また、前記取引価格データは、電力取引市場において入札により時間帯ごとに決定された電力の取引価格を示すデータである。
また、前記特典は、前記ユーザが代金の支払いの際に使用可能なポイントであり、前記特典付与部は、前記ユーザに前記ポイントが付与されてから所定期間以上経過するまでに前記ポイントが使用されていないとき、当該ユーザに前記ポイントをさらに付与させる。
また、本発明の他の実施形態に係る特典付与方法は、電力取引に関連して、ユーザに特典を付与する特典付与方法であって、当該特典付与方法は、サーバ装置によって実行されるものであり、前記サーバ装置は、電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得するステップと、取得した前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯を検出するステップと、検出した前記時間帯において、ユーザが店舗にて代金の支払いを行う場合、または、前記ユーザの電力使用量が所定以下の場合、当該ユーザに特典を付与するステップとを備える。
この発明によると、サーバ装置によって、電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯が検出される。そして、当該時間帯において、ユーザが店舗において代金の支払いを行う場合、または、ユーザの電力使用量が所定の場合、サーバ装置によって、当該ユーザに特典が付与される。例えば、サーバ装置が、電力の取引価格が高い時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出すれば、ユーザは特典の付与を受けようとして、商品やサービスの購入をするために店舗に向かったり、自宅での家電製品などの使用を控えたりする。これにより、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。したがって、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる。
また、本発明の他の実施形態に係る特典付与方法は、コンピュータに、前記特典付与方法を実行させる。
本発明によれば、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる。
本実施形態に係る特典付与システムの構成を示すブロック図。 本実施形態に係る携帯端末に表示されるクーポン画像の一例を示す図。 本実施形態に係る販売情報管理サーバに格納されているクーポンDBの概念図。 本実施形態に係る電力の取引価格の変動の一例を示す図。 本実施形態に係る特典付与システムの動作を示すフローチャート。 本実施形態に係る特典付与システムの動作を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本実施形態に係る特典付与システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本特典付与システムは、サーバ装置1を備える。サーバ装置1は、通信ネットワークNを介して、携帯端末P、取引価格管理サーバFおよび販売情報管理システムS(販売情報管理サーバSv)と通信可能に構成されている。
携帯端末Pは、スマートフォンなどの通信機器である。携帯端末Pは、例えば、無線通信などにより、通信ネットワークNと接続されている。また、携帯端末Pは、ユーザからの操作に応じて、図2に示すようなクーポン画像(詳しくは後述する)をディスプレイに表示する。このクーポン画像は、後述するクーポン情報に基づいて生成される。
取引価格管理サーバFは、電力の取引価格を管理するものである。例えば、取引価格管理サーバFは、日本卸電力取引所(JEPX)が管理するサーバなどであり、電力スポッ
ト市場における電力の取引価格を示す取引価格データを管理している。取引価格管理サーバFは、他の端末(ここでは、サーバ装置1)の要求に応じて、取引価格データを配信する。
(販売情報管理システムSの構成について)
販売情報管理システムSは、例えば、小売業や飲食業、サービス業などの店舗に構築されるものである。なお、販売情報管理システムSは、複数の店舗に渡って構築されてもよい。
具体的に、販売情報管理システムSは、販売情報管理サーバSvと複数のレジスタRとを備える。
販売情報管理サーバSvは、各レジスタRと通信を行い、店舗の売上管理を行う。具体的に、販売情報管理サーバSvは、レジスタRに対して、商品やサービスなどの代金に関する情報を提供する。また、販売情報管理サーバSvは、レジスタRから支払処理の結果を受信し、店舗の売上を記憶する。
レジスタRは、店舗の店員の操作に応じて、商品やサービスなどの代金の支払処理を行うPOSレジなどである。例えば、レジスタRは、バーコードやQRコード(登録商標)
などを読み取るリーダを備え、読み取られたデータに応じて、商品やサービスを特定し、図略のディスプレイに代金を表示する。店舗の店員は、代金を顧客から受け取ると、レジスタRに対して、支払処理を実行させる。その後、レジスタRは、販売情報管理サーバSvに支払処理の結果を送信する。
ここで、販売情報管理サーバSvには、サーバ装置1から送信されるクーポン情報を管理するためのクーポンデータベース(DB)が構成されている。図3に示すように、クーポンDBには、クーポンIDごとに、商品やサービスなどの値引対象を示すデータ、値引対象の値引額、クーポンが有効となる有効時間帯を示すデータ、およびコードデータが格納されている。コードデータは、クーポン画像に含まれるQRコードを生成および解析するために用いられるデータである。
このクーポンDBは、顧客から提示されたクーポンが有効であるか否かを判定するために用いられるものである。具体的に、店舗の顧客は、代金を支払う際に、携帯端末Pにクーポン画像を表示させる。店舗の店員は、顧客からクーポン画像を提示されると、レジスタRのリーダで読み取る。ここでは、レジスタRのリーダは、クーポン画像に含まれるQRコードを読み取る。レジスタRは、読み取ったQRコードを解析し、解析したコードデータを販売情報管理サーバSvに送信する。販売情報管理サーバSvは、受信したコードデータに対応するクーポンIDをクーポンDBから検出する。そして、販売情報管理サーバSvは、現在時刻が、クーポンIDに対応付けられた有効時間帯に含まれる場合、クーポン情報が有効と判定する。クーポン情報が有効と判定された場合、クーポンIDに対応する値引額に関するデータが、レジスタRに送信され、値引対象の値引きが行われる。これにより、ユーザは対象商品の支払いの際に、代金の値引きを受けることができる。
(サーバ装置1の構成について)
図1に示すように、サーバ装置1は、通信部11、記憶部12および制御部13を備える。
通信部11は、例えば、電気回路などで構成され、通信ネットワークNを介して、携帯端末P、取引価格管理サーバFおよび販売情報管理システムS(販売情報管理サーバSv)と通信を行う。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HD
D(Hard Disk Drive)およびSSD(Solid State Drive)等によって構成される記憶媒体である。記憶部12には、制御部13によって実行される各種プログラムが記憶されている。
制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)および半導体メモリ等を
含むマイクロコンピュータで構成される。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムなどを実行することにより、サーバ装置1の各部を制御する。
また、制御部13は、取引価格取得部131、取引価格分析部132、クーポン情報生成部133およびクーポン情報配信部134を備える。
取引価格取得部131は、取引価格管理サーバFから、電力スポット市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得する。具体的に、取引価格取得部131は、通信ネットワークNを介して、取引価格管理サーバFに取引価格データの要求を行う。取引価格取得部131は、当該要求に応じて、取引価格管理サーバFから送信される取引価格データを、取引価格管理サーバFから受信(取得)する。
図4は本実施形態に係る電力の取引価格の変動の一例を示す図である。具体的に、図4は1日の電力の取引価格の変動をグラフにしたものである。上述したように、電力の取引価格は、発電事業者と小売電気事業者との入札によって決定される。また、この入札は、30分を1コマとして、コマごとに行われる。そして、前日までの入札により、翌日のコマごとの電力の取引価格が決定される。
取引価格管理サーバFは、時間帯ごとに決定された電力の取引価格を示す取引価格データを管理している。取引価格取得部131は、この取引価格データを取得する。
取引価格分析部132は、取引価格データの分析を行う。具体的に、取引価格分析部132は、取引価格データから、所定条件を満たす時間帯を検出する。具体的に、取引価格分析部132は、取引価格が所定の価格以上となっている時間帯を検出する。例えば、所定価格が7.5(円/kwh)と設定されている場合、図4では、16:30~17:30の時間帯が検出される。
クーポン情報生成部133は、取引価格分析部132の分析結果に基づいて、クーポン情報を生成する。具体的に、クーポン情報生成部133は、取引価格分析部132が検出した時間帯に使用可能なクーポン情報を生成する。クーポン情報には、クーポンIDと、値引対象となる商品またはサービスに関するデータと、値引額と、クーポンが有効となる時間帯を示す有効時間帯とが含まれる。例えば、図4では、所定価格が7.5(円/kwh)と設定されている場合、16:30~17:30の時間帯がクーポンの有効時間帯に設定される。なお、値引対象となる商品やサービス、値引対象の値引額は、本特典付与システムの管理者によって予め定められていてもよいし、所定の条件に基づいて自動的に定められていてもよい。
クーポン情報配信部134は、クーポン情報生成部133が生成したクーポン情報を、携帯端末Pおよび販売情報管理サーバSvに配信(送信)する。携帯端末Pは、受信したクーポン情報に応じて、クーポン画像を生成する。また、販売情報管理サーバSvは、受信したクーポン情報に基づいて、クーポンDBを更新する。
(特典付与システムの動作について)
図5および図6は本実施形態に係る特典付与システムの動作を示すフローチャートである。具体的に、図5はサーバ装置1の動作を示し、図6は、販売情報システムSの動作を示す。
まず、サーバ装置1の動作を説明する。
取引価格取得部131は、取引価格管理サーバFに取引価格データを要求する(ステップS1)。取引価格取得部131は、取引価格管理サーバFから、前記要求に応じて送信された取引価格データを受信する(ステップS2)。
ステップS2の後、取引価格分析部132は、受信した取引価格データの分析を行う。具体的には、取引価格分析部132は、取引価格データから所定条件を満たす時間帯を検出する(ステップS3)。ここでは、取引価格分析部132は、取引価格データから所定価格以上の時間帯を検出する。
クーポン情報生成部133は、取引価格分析部132の分析結果に基づいて、クーポン情報を生成する(ステップS4)。具体的に、クーポン情報生成部133は、取引価格分析部132が検出した時間帯に使用可能なクーポン情報を生成する。
クーポン情報配信部134は、クーポン情報生成部133が生成したクーポン情報を、携帯端末Pおよび販売情報管理サーバSvに配信(送信)する(ステップS5)。ステップS5の後、販売情報管理サーバSvは受信したクーポン情報に基づいて、クーポンDBを更新する。また、携帯端末Pは、受信したクーポン情報を保存する。
次に、販売情報管理システムSの動作を説明する。
携帯端末Pのユーザは、店舗において商品やサービスの支払いを行う際に、携帯端末Pに対して所定操作を行い、携帯端末Pのディスプレイにクーポン画像を表示させる。このクーポン画像は、携帯端末Pに保存されたクーポン情報に基づいて生成される。
レジスタRは、店舗の店員の操作に応じて、携帯端末Pに表示されたクーポン画像のQRコードを読み取る(ステップS11)。レジスタRは、読み取ったQRコードを解析して、解析したコードデータを販売情報管理サーバSvに送信する。
販売情報管理サーバSvは、コードデータに対応するクーポン情報(クーポンID)をクーポンDBから検出する(ステップS12)。
販売情報管理サーバSvは、現在時刻が、クーポン情報(クーポンID)の有効時間帯に含まれない場合(ステップS13のNo)、処理を終了する。すなわち、商品やサービスなどの代金の値引が行われない。
販売情報管理サーバSvは、現在時刻が、クーポン情報の有効時間帯内に含まれる場合(ステップS13のYes)、レジスタRに値引額に関するデータを送信される。レジスタRは、受信したデータに基づいて、代金の値引を行う(ステップS14)。
以上のように、本実施形態に係る特典付与システムは、電力取引に関連して、ユーザに特典を付与する特典付与システムであって、サーバ装置1を備える。サーバ装置1は、電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得する取引価格取得部131と、取引価格データにおいて、電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯を検出する取引価格分析部132(検出部)と、取引価格分析部132が検出した時間帯において、ユ
ーザが店舗において代金の支払いを行う場合、当該ユーザに当該時間帯に使用可能なクーポン情報(特典)を配信(付与)するクーポン情報配信部134(特典付与部)とを備える。
この構成では、取引価格分析部132によって電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯が検出される。そして、当該時間帯において、ユーザが店舗において代金の支払いを行う場合、当該ユーザに当該時間帯に使用可能なクーポン情報が付与される。例えば、取引価格分析部132が、電力の取引価格が高い時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出すれば、ユーザは商品やサービスの値引きを求めて、店舗に向うため、ユーザの自宅での家電製品などの使用が抑えられる。これにより、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。したがって、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる。
また、クーポン情報配信部134(サーバ装置)は、クーポン情報(特典に関する情報)を、ユーザの通信端末に配信(送信)する。これにより、ユーザに代金の値引を受けるための条件などを知らせることができる。これにより、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。
また、取引価格分析部132は、取引価格データにおいて、電力の取引価格が所定の価格以上となっている時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出する。これにより、取引価格分析部132が、電力の取引価格が高い時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出するため、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。
(その他の実施形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態について説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。
上記実施形態では、ユーザに対する特典としてクーポンが付与(配信)されることを例にして説明したが、これに限られない。例えば、クーポンに代えて、現金と等価に利用可能なポイントをユーザに付与してもよい。この場合、ユーザが支払処理を行う際に、QRコードを提示することで、通常付与されるポイントよりも多くのポイントが付与される。これにより、ユーザは、電力の取引価格が高くなる時間帯において電力使用量を抑えたことに対する特典として、次回以降の支払いの際に現金と等価に使用できるポイントの付与を受けることができる。
また、特典がポイントである場合において、ポイントが付与されてから所定期間以上経過するまでにポイントが使用されていないとき、さらにポイントが付与されるようにしてもよい。これにより、ユーザはさらに多くのポイントを蓄積しようとするため、ポイントの使用を控えることとなる。その結果、ポイントの使用量が低下するため、店舗の経営負担を軽減することができる。
また、上記実施形態では、取引価格分析部132は、取引価格データにおいて、所定条件を満たす時間帯として、所定の価格以上の取引価格となっている時間帯を検出することを例にして説明したが、これに限られない。例えば、取引価格分析部132は、取引価格データにおいて、所定条件を満たす時間帯として、取引価格が1日の中のピークとなっている時間帯を検出してもよいし、次の時間帯にかけての取引価格の変動が所定以上となっている時間帯を検出してもよい。取引価格データにおいて、取引価格がピークとなっている時間帯や次の時間帯にかけて取引価格の変動が所定以上となっている時間帯は、他の時
間帯に比べて、取引価格が高い時間帯となる。すなわち、取引価格分析部132が、これらの電力の取引価格が高い時間帯を、所定条件を満たす時間帯として検出するため、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができる。
また、上記実施形態では、サーバ装置1と販売情報管理システムSが連携して、商品やサービスの代金の値引きが行われるが、これに限られない。例えば、サーバ装置1と、小売電気事業者と契約中のユーザの住宅に設置されたスマートメータなどのユーザの電力使用量を検出する装置とを連携させてもよい。この場合、所定条件を満たす時間帯におけるユーザの電力使用量が所定以下の場合、ユーザに特典(クーポンやポイント)を付与してもよい。これにより、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができるため、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる。
また、上記実施形態では、クーポン情報を識別するための識別子として、QRコードを用いたが、バーコードなどの他の識別子を用いてもよい。
また、上記実施形態では、日本卸電力取引所(JEPX)が提供する電力スポット市場によって電力の取引価格が決定されることを前提としているため、電力取引の入札が30分を1コマとして、1コマごとに行われるとしたが、これに限られない。すなわち、1コマの時間は30分でなくてもよい。また、前日までの入札により、翌日のコマごとの電力の取引価格が決定されるとしたが、前日までの入札により、翌日以降のコマごとの電力の取引価格が決定されてもよい。
なお、本実施形態に係る特典付与システムを、クレジットカード決済システムや口座振替システムなどと連携させて、ユーザの電気料金を請求できるようにしてもよい。この場合、小売電気事業者は、例えば、携帯端末Pによって、ユーザのクレジットカードの番号や口座番号などの決済情報を受け付けて、クレジットカード決済システムや口座振替システムに決済情報の登録をおこなってもよい。これにより、本特典付与システムによって、ユーザの決済情報の管理を行うことができる。
また、本実施形態に係る特典付与システムに、クレジットカードを撮影した画像から、クレジットカードに関する情報を検出できる機能を備えてもよい。例えば、携帯端末Pによりクレジットカードを撮影することで、クレジットカードの番号などの決済情報が検出され、クレジットカード決済システムに決済情報が登録される。これにより、決済情報の入力を行う手間を省くことができる。
また、本実施形態に係る特典付与システムを、既存の顧客管理システムと連携させてもよい。これにより、例えば、ユーザに対して、電力使用量に応じた電気料金の請求を行うことができる。
また、サーバ装置1、顧客情報管理サーバC、電気料金プラン管理サーバF、携帯端末Pおよび小売電気事業者サーバRは、それぞれが複数の装置であってもよいし、1台であってもよい。サーバ装置1の各機能に対して1つのサーバ装置が設けられてもよい。
本実施形態に係る特典付与システムは、電力の取引価格が高くなる時間帯におけるユーザの電力使用量を抑えることができるため、小売電気事業者の経営負担を抑えつつ、地球環境に対する負荷を軽減することができる。
1 サーバ装置
12 記憶部
13 制御部
131 取引価格取得部
132 取引価格分析部
133 クーポン情報生成部
134 クーポン情報配信部
F 取引価格管理サーバ
P 携帯端末
S 販売情報管理システム
Sv 販売情報管理サーバ
R レジスタ

Claims (9)

  1. 電力取引に関連してユーザに特典を付与する特典付与システムであって、
    サーバ装置を備え、
    前記サーバ装置は、
    電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得する取得部と、
    前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記時間帯において、ユーザが店舗において代金の支払いを行う場合、当該ユーザに特典を付与する特典付与部と
    を備え、
    前記取引価格データは、電力取引市場において入札により時間帯ごとに決定された電力の取引価格を示すデータである、特典付与システム。
  2. 請求項1記載の特典付与システムにおいて、
    前記サーバ装置は、前記特典に関する情報を、前記ユーザの通信端末に送信する、特典付与システム。
  3. 請求項1または2に記載の特典付与システムにおいて、
    前記検出部は、前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定の価格以上である時間帯、前記電力の取引価格が1日の中でピークである時間帯、および、次の時間帯にかけての前記電力の取引価格の変動が所定以上である時間帯のうち少なくともいずれか1つを、前記所定条件を満たす時間帯として検出する、特典付与システム。
  4. 請求項1~3のいずれか1項記載の特典付与システムにおいて、
    前記特典は、前記ユーザが代金の支払いの際に使用可能なクーポンおよびポイントの少なくともいずれか一方である、特典付与システム。
  5. 請求項1~4のいずれか1項記載の特典付与システムにおいて、
    前記特典は、前記ユーザが代金の支払いの際に使用可能なポイントであり、
    前記特典付与部は、前記ユーザに前記ポイントが付与されてから所定期間以上経過するまでに前記ポイントが使用されていないとき、当該ユーザに前記ポイントをさらに付与させる、特典付与システム。
  6. 電力取引に関連してユーザに特典を付与する特典付与システムであって、
    サーバ装置を備え、
    前記サーバ装置は、
    電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得する取得部と、
    前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記時間帯において、前記ユーザの住宅において使用された電力使用量である前記ユーザの電力使用量が所定以下の場合、当該ユーザに特典を付与する特典付与部と
    を備え、
    前記取引価格データは、電力取引市場において入札により時間帯ごとに決定された電力の取引価格を示すデータである、特典付与システム。
  7. 電力取引に関連してユーザに特典を付与する特典付与方法であって、
    当該特典付与方法は、サーバ装置によって実行されるものであり、
    前記サーバ装置は、
    電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得するステップと、
    取得した前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯を検出するステップと、
    検出した前記時間帯において、ユーザが店舗にて代金の支払いを行う場合、当該ユーザに特典を付与するステップと
    を備え、
    前記取引価格データは、電力取引市場において入札により時間帯ごとに決定された電力の取引価格を示すデータである、特典付与方法。
  8. 電力取引に関連してユーザに特典を付与する特典付与方法であって、
    当該特典付与方法は、サーバ装置によって実行されるものであり、
    前記サーバ装置は、
    電力取引市場における電力の取引価格を示す取引価格データを取得するステップと、
    取得した前記取引価格データにおいて、前記電力の取引価格が所定条件を満たす時間帯を検出するステップと、
    検出した前記時間帯において、前記ユーザの住宅において使用された電力使用量である前記ユーザの電力使用量が所定以下の場合、当該ユーザに特典を付与するステップと
    を備え、
    前記取引価格データは、電力取引市場において入札により時間帯ごとに決定された電力の取引価格を示すデータである、特典付与方法。
  9. コンピュータに、
    請求項7または8に記載の特典付与方法を実行させるための特典付与プログラム。
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