JP7191989B2 - イーサネットpduセッションのためのアンカー変更を提供する方法および関係するネットワークエンティティ/ノード - Google Patents

イーサネットpduセッションのためのアンカー変更を提供する方法および関係するネットワークエンティティ/ノード Download PDF

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Description

本開示は、一般に通信に関し、より詳細には、無線通信ならびに関係する通信エンティティおよび/またはノードに関する。
5Gシステムは、移動する無線端末(UE)のためにいくつかのセッションおよびサービス継続性(SSC)モードを規定している。これらのモードは、RANにおけるネットワークへのUEの現在のアタッチメントポイントに近いPDUセッションアンカー(PSA)の使用を可能にし得る。SSCモード1、2および3が、3GPP TS23.501セクション5.6.9において規定されている。現在規定されているSSCモードは以下の通りである。
・ SSCモード1は、UEが移動したときでも変更されないPSAを適用する。これは、PSAの変更に関連する問題および/または複雑さを低減/回避し得るが、PSAとUEとの間の距離が増加し得、これは、エンドツーエンドレイテンシを増加させ得、オペレータのネットワークにおけるネットワークトラフィックをも増加させ得る。
・ SSCモード2は、新しいPDUセッションをセットアップする際にブレークビフォアメーク原理を適用する。UEが、UEの元のPSAから遠くに離れて移動するとき、古いPDUセッションは解放され、UEは、UEの新しいロケーションに近いPSAが選択される、新しいPDUセッションを確立するように命令される。
・ SSCモード3は、新しいPDUセッションをセットアップする際にメークビフォアブレーク原理を適用する。UEが、UEの元のPSAから遠くに離れて移動するとき、UEは、UEの新しいロケーションに近いPSAが選択される、新しいPDUセッションを確立するように命令される。UEは、UEのネットワークトラフィックのために、新しいPDUセッションの使用を選好し得る。古いセッションは、一時的な時間期間の間、新しいセッションと共存する。しばらくしてから、古いセッションは解放される。
SSCモード2および3は、PDUセッションタイプIPv4/v6のみに適用され得、SSCモード1は、どんなタイプのPDUセッションにも適用され得る。その理由は、SSCモード2および3は、UEがUEの新しいPDUセッションのために割り振られた新しいIPアドレスを得るであろうことを暗示し得るからである。新しいIPアドレスが必要であり得、なぜなら、IPアドレスはデータネットワークにおけるトポロジー的意味(topological significance)を搬送し得るからであり、したがって、新しいロケーションにおけるPSAは、IPルーティングの場合、IPアドレスを必要とし得る。既存のソリューションは、イーサネットPDUセッションに関係するモビリティ問題に十分に対処しないことがある。
発明概念のいくつかの実施形態によれば、無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティを動作させる方法が提供され得る。無線端末のためのイーサネットコンテキストが、第1のユーザプレーン機能(UPF)エンティティから受信され得、イーサネットコンテキストは、第1のUPFエンティティを使用して無線端末のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションのために提供され、イーサネットコンテキストは、無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む。無線端末のためのMACアドレスを含むイーサネットコンテキストは、第2のUPFエンティティに送信され得る。
発明概念のいくつかの実施形態によれば、イーサネットPDUセッションをハンドリングする際の複雑さが、ネットワークとユーザ機器の両方において低減され得、PDUセッション解放および再確立の必要が低減/回避され得る。その上、近くにあるPSAを使用することによって、ユーザ機器の動作に影響を及ぼさずに、より短い遅延が提供され得る。
本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本出願に組み込まれ、本出願の一部をなす、添付の図面は、発明概念のいくつかの非限定的な実施形態を示す。
発明概念のいくつかの実施形態による、ソースgNBからターゲットgNBへのUEの移動を示す図である。 ソースgNBおよびソースUPFからターゲットgNBおよびターゲットUPFへのPDUセッションのハンドオーバのネットワーク動作を示すシグナリング図である。 図3A~図3Bは、発明概念のいくつかの実施形態による、デュアルコネクティビティPDUセッションのハンドオーバのネットワーク動作を示すシグナリング図である。 図3A~図3Bは、発明概念のいくつかの実施形態による、デュアルコネクティビティPDUセッションのハンドオーバのネットワーク動作を示すシグナリング図である。 図4A~図4Bは、発明概念のいくつかの実施形態による、デュアルコネクティビティPDUセッションのハンドオーバのネットワーク動作を示すシグナリング図である。 図4A~図4Bは、発明概念のいくつかの実施形態による、デュアルコネクティビティPDUセッションのハンドオーバのネットワーク動作を示すシグナリング図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、無線端末を示すブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、ノードB RAN基地局(gNB)を示すブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、ネットワークエンティティを示すブロック図である。 発明概念のいくつかの実施形態による、SMFネットワークエンティティの動作を示すフローチャートである。 発明概念のいくつかの実施形態による、ターゲットUPFエンティティの動作を示すフローチャートである。 発明概念のいくつかの実施形態による、ソースUPFエンティティの動作を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された電気通信ネットワークを示す概略図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示すブロック図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。
次に、発明概念の実施形態の例が示されている添付の図面を参照しながら、発明概念が以下でより十分に説明される。しかしながら、発明概念は、多くの異なる形態で具現され得、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、本発明概念の範囲を当業者に十分に伝達するように提供される。これらの実施形態は相互排他的でないことにも留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在する/使用されると暗に仮定され得る。
以下の説明は、開示される主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示例として提示され、開示される主題の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。たとえば、説明される実施形態のいくらかの詳細は、説明される主題の範囲から逸脱することなく、修正、省略、または拡大され得る。
図5は、発明概念の実施形態による、無線通信を提供するように設定された(無線デバイス、無線通信デバイス、無線端末、無線通信端末、ユーザ機器、ユーザ機器ノード/端末/デバイスなどとも呼ばれる)モバイル端末UEのエレメントを示すブロック図である。図示のように、モバイル端末UEは、アンテナ707と、無線アクセスネットワークの(1つまたは複数の)基地局とのアップリンク無線通信およびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む(トランシーバとも呼ばれる)トランシーバ回路701とを含み得る。モバイル端末UEは、トランシーバ回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)プロセッサ回路703と、プロセッサ回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路705とをも含み得る。メモリ回路705は、プロセッサ回路703によって実行されたとき、プロセッサ回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、プロセッサ回路703は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。モバイル端末UEは、プロセッサ703に結合された(ユーザインターフェースなどの)インターフェースをも含み得、および/またはモバイル端末UEは車両に組み込まれ得る。
本明細書で説明されるように、モバイル端末UEの動作は、プロセッサ703および/またはトランシーバ701によって実施され得る。たとえば、プロセッサ703は、別のUEに無線インターフェース上でトランシーバ701を通して通信を送信し、および/または別のUEから無線インターフェース上でトランシーバ701を通して通信を受信するように、トランシーバ701を制御し得る。その上、モジュールがメモリ705に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令がプロセッサ703によって実行されたとき、プロセッサ703がそれぞれの動作(たとえば、例示的な実施形態に関して以下で説明される動作)を実施するように、命令を提供し得る。
図6は、発明概念の実施形態による、セルラー通信を提供するように設定された無線アクセスネットワーク(RAN)の(ネットワークノード、基地局、eノードB、eNB、gノードB、gNBなどとも呼ばれる)ノードB基地局のエレメントを示すブロック図である。図示のように、ノードB基地局は、モバイル端末とのアップリンク無線通信およびダウンリンク無線通信を提供するように設定された送信機および受信機を含む(トランシーバとも呼ばれる)トランシーバ回路801を含み得る。ノードB基地局は、RANの他のノードとの(たとえば、他の基地局および/または他のエンティティとの)通信を提供するように設定された(ネットワークインターフェースとも呼ばれる)ネットワークインターフェース回路807を含み得る。ノードB基地局は、トランシーバ回路に結合された(プロセッサとも呼ばれる)プロセッサ回路803と、プロセッサ回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路805とをも含み得る。メモリ回路805は、プロセッサ回路803によって実行されたとき、プロセッサ回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、プロセッサ回路803は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。
本明細書で説明されるように、ノードB基地局の動作は、プロセッサ803、ネットワークインターフェース807、および/またはトランシーバ801によって実施され得る。たとえば、プロセッサ803は、1つまたは複数のモバイル端末UEに無線インターフェース上でトランシーバ801を通して通信を送信し、および/または1つまたは複数のモバイル端末UEから無線インターフェース上でトランシーバ801を通して通信を受信するように、トランシーバ801を制御し得る。同様に、プロセッサ803は、1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティに、ネットワークインターフェース807を通して通信を送信し、および/または1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティからネットワークインターフェースを通して通信を受信するように、ネットワークインターフェース807を制御し得る。その上、モジュールがメモリ805に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令がプロセッサ803によって実行されたとき、プロセッサ803がそれぞれの動作を実施するように、命令を提供し得る。
いくつかの他の実施形態によれば、ノードB基地局のエレメントは、トランシーバがない制御ノードとして実装され得る。そのような実施形態では、モバイル端末への送信は、無線端末への送信が、トランシーバを含むネットワークノードを通して、たとえば、基地局を通して提供されるように、制御ノードによって開始され得る。制御ノードが、トランシーバを含む基地局である実施形態によれば、送信を開始することは、トランシーバを通して送信することを含み得る。
図7は、発明概念の実施形態による、セルラー通信をサポートするように設定されたネットワークエンティティ(たとえば、UPFエンティティ、AMFエンティティ、SMFエンティティ、あるいは無線アクセスネットワーク(RAN)またはコアネットワーク(CN)の任意の他の制御エンティティ)のエレメントを示すブロック図である。そのようなネットワークエンティティはネットワークノードと呼ばれることもある。図示のように、ネットワークエンティティは、他のネットワークエンティティ/ノードとの(たとえば、基地局との、ならびに/あるいはRANおよび/またはCNの別のネットワークエンティティとの)通信を提供するように設定された(ネットワークインターフェースとも呼ばれる)ネットワークインターフェース回路907を含み得る。ネットワークエンティティは、ネットワークインターフェース回路907に結合された(プロセッサとも呼ばれる)プロセッサ回路903と、プロセッサ回路に結合された(メモリとも呼ばれる)メモリ回路905とをも含み得る。メモリ回路905は、プロセッサ回路903によって実行されたとき、プロセッサ回路に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを含み得る。他の実施形態によれば、プロセッサ回路903は、別個のメモリ回路が必要とされないようなメモリを含むように規定され得る。
本明細書で説明されるように、ネットワークエンティティの動作は、プロセッサ903および/またはネットワークインターフェース907によって実施され得る。たとえば、プロセッサ903は、1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティに、ネットワークインターフェース907を通して通信を送信し、および/または1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティからネットワークインターフェースを通して通信を受信するように、ネットワークインターフェース907を制御し得る。その上、モジュールがメモリ905に記憶され得、これらのモジュールは、モジュールの命令がプロセッサ903によって実行されたとき、プロセッサ903がそれぞれの動作を実施するように、命令を提供し得る。上述のように、図7のネットワークエンティティの構造は、以下でより詳細に説明されるように、たとえば、UPFエンティティ、AMFエンティティ、および/またはSMFエンティティの動作を実施するために、UPFエンティティ、AMFエンティティ、および/またはSMFエンティティを実装するために使用され得る。図7のネットワークエンティティの動作は、たとえば、1つのネットワークサーバによって実施されるか、または図7の構造を有する複数のネットワークサーバにわたって分散され得、複数のそのような分散型サーバはサーバと総称され得る。
SSCモード2および3は、近いPSAの使用を可能にし得るが、これらのモードは限界を有し得る。SSCモード2および3は、タイプIPv4/v6のPDUセッションのみに適用され得、イーサネットPDUセッションも、近くにあるPSAから恩恵を受け得るにもかかわらず、イーサネットPDUセッションに適用されないことがある。SSCモード2は、セッション解放および再確立によりデータトラフィックを中断させ得る。SSCモード3は、原理上は中断を低減/回避し得るが、SSCモード3を実装することは、UEサポートを必要とし得、これは、常に妥当であるとは限らない複雑さを伴い得る。
発明概念のいくつかの実施形態によれば、SSCモードが、イーサネットPDUセッションのために提供され得、および/またはSSCモード1が、イーサネットPDUセッションのために特別に調節され得る。イーサネットPDUセッションの場合、セッションを解放しなくてもPSAが移動され得る。そのような実施形態は、データネットワークにおけるフォワーディングを更新することと組み合わせて、進行中のセッションのPSAを変更し得る。
それにより、特に、PDUセッション解放および再確立の必要がないことがあるので、ネットワークと端末の両方において、簡略化されたハンドリングが可能であり得る。これは、プロセスがより高速になり得ることをも意味する。この機構は、UEが、近くにあるPSAにより、場合によってはより短い遅延の利益を享受することができること以外に、UEに影響を及ぼさないことがある。
この手法の結果は、PSAがRANノードとコロケートされる(すなわち、PSAとRANノードとが、同じサイトにあるか、さらには同じプラットフォーム上で実行している)展開をサポートすることがより容易になることであり得る。これは、たとえば、小規模ローカル工業展開における展開を簡略化し得る。
発明概念のいくつかの実施形態が図1の図に示されている。図1の実施形態は5Gシステムにおいて適用され得るが、同じ/同様の実施形態が、適切な調節を伴って、4Gシステム、3Gシステム、2Gシステム、および/または他のモバイル/無線通信システムにおいて等しく適用され得る。
図1では、無線端末UEが、(ソース基地局とも呼ばれる)RANノードソースgNBと、PSAとして働くCNノードソースUPFとを介して、初めは接続される。CN制御プレーンエンティティAMF、SMFはセッションの確立を支援し得る。図1はまた、制御プレーンエンティティUDM、NRF、PCF、NEFを示すが、これは以下の説明に必須でないことがある。5Gシステムは、ETHサブネットとして示される、イーサネットデータネットワークに接続する。
ソースUPFは、イーサネットコンテキスト(ETHコンテキスト)を維持し得、イーサネットコンテキストは、ソースUPFが接続するイーサネットネットワークに関係する情報を含む。より詳細には、イーサネットコンテキストは、イーサネットトラフィックのために無線端末UEによって使用されるMACアドレスを含む。媒体アクセス制御(MAC)アドレスは、たとえば、進行中のトラフィックに基づく媒体アクセス制御(MAC)アドレスを学習することによって、または明示的設定によって、UPFによって決定され得る。いくつかの場合には、無線端末UEが複数のアドレスを有することにより、または他のイーサネットデバイスがそのUEを介して接続することにより、PDUセッションに対応する複数のMACアドレスがあり得る(その場合、イーサネットコンテキストは複数のMACアドレスを含み得る)。
イーサネットコンテキストは、ソースUPFからSMFにコピーされる。無線デバイスUEのためのイーサネットコンテキストの変更が行われる場合、その変更はSMFのコピーにおいても更新される。新しいPSAが確立されるときにSMFが現在のイーサネットコンテキストを新しい/ターゲットUPFに提供することができるように、イーサネットコンテキストはSMFにおいて記憶され得る。
無線端末UEモビリティの場合、無線端末UEは、(ターゲット基地局とも呼ばれる)ターゲットgNBに移動する。CN、またはより詳細には、SMFは、新しいPSAを確立することを判断し得る。図1の例では、新しいPSAとして働くことになるターゲットUPF。トンネリングは、ハンドオーバ前のソースgNB-ソースUPFトンネルから、ハンドオーバ後のターゲットgNB-ターゲットUPFに更新される。SMFは、イーサネットコンテキストをターゲットUPFにインストールする。その後、ターゲットUPFは、イーサネットサブネットワークにおけるフォワーディングを更新する。これは、どの動作モードが使用されるかに応じて、いくつかのやり方で行われ得る。
・ MAC学習がイーサネットサブネットワークにおいて適用される場合、ターゲットUPFは、イーサネットコンテキストに記憶されたMACアドレスをもつイーサネットフレームを生成し得、ターゲットUPFは、そのイーサネットフレームを、イーサネットサブネットワークにおけるフラッディングされたフレームとして送り得る。そのようなフレームは、たとえば、ブロードキャストフレームであり得る。そのようなフレームに、データペイロードを含めることは可能であるが、データペイロードを含めることが必要であるとは限らない。そのようなフレームを送ることは、サブネットにおけるイーサネットフォワーディングを更新することになる。ドロップまたは過渡挙動から保護するために複数のフラッディングされたフレームを送ることが可能であり得る。
・ 中央コントローラがイーサネットサブネットのフォワーディングテーブルをセットする場合、ターゲットUPFは、所与のMACアドレスが新しいロケーション(ターゲットUPF)において現在到達可能であることを中央コントローラに通知するために、中央コントローラに接触し得る。
上記で説明された2つの手法に加えて、追加の手法も可能であり得る。
・ いくつかの実施形態によれば、サブネットにおけるフォワーディングを更新するイーサネットフレームを送るようにUEを(たとえば、UEにシグナリングメッセージを送ることによって)トリガすることが可能であり得る。
・ いくつかの実施形態によれば、イーサネットサブネットにおけるフォワーディングを即時には更新しないことが可能であり得る。そのような場合、フレームは古いPSAに送られ得、古いPSAは、一時的な時間期間の間、UEへのダウンリンクパケットをフォワーディングし得る。新しいPSAを介した新しいアップリンクフレームが、イーサネットフォワーディングを更新することができる。
・ いくつかの実施形態によれば、イーサネットサブネットにおけるフォワーディングを即時には更新しないことが可能であり得る。(所与のMACアドレスではUEにもはや到達しないことを知っている)古いPSAは、ローカルサブネットにおいてダウンリンクフレームをフラッディングし得、それにより、ダウンリンクフレームは、新しいPSAにも到達し、最終的にUEにフォワーディングされる。最終的に、および、UEからのアップリンクフレームが、サブネットにおけるフォワーディングを更新することができる。
イーサネットコンテキストが複数のMACアドレスを含む場合、上記で説明された動作は、UEのためのイーサネットコンテキストのすべてのMACアドレスについて繰り返され得る。いくつかの実施形態によれば、イーサネットハンドリング機能がUPFに組み込まれないことが可能であり得、その場合、UPFは、シグナリングプロトコルを使用して、イーサネットハンドリング機能に、必要な動作を実施するように命令し得る。
図2のシグナリング図は、5Gシステムにおける、ソースgNB253からターゲットgNB255へのXnベースハンドオーバのための、発明概念のいくつかの実施形態を示す。図2では、Xnベースハンドオーバが更新され得る。
最初に、イーサネットPDUセッションは、(200aにおいて)ユーザデータが、ソースgNB253とソースUPF257とを介して進むことで確立される。ソースUPF257はPSAとして働く。
201. ソースUPF257は、イーサネットコンテキスト(すなわち、ソースUPF257がインターフェースするイーサネットネットワークに関係する、維持された情報)をSMF263に知らせるために、N4報告を送信する。詳細には、N4報告は、ソースUPF257がUE側から学習した、UE251のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み得る。イーサネットコンテキストの変更がある場合、SMF263が、ソースUPF253におけるイーサネットコンテキストの最新のコピーをUE251のために維持するように、その変更はSMF263に対して更新される。このシグナリングは、N4報告プロシージャを使用して実現され得る。
202. SMF263は、たとえば、SMF263からソースUPF257に送信されるN4報告確認応答(Ack)を使用して、動作201のソースUPF報告に確認応答する。
203. Xnハンドオーバが、(ソースgNB253とターゲットgNB255とを含む)RANにおいて準備され、その後(200bにおける)ソースgNBからターゲットgNBへのダウンリンクデータフォワーディングが続く。
204. ハンドオーバが、(ソースgNB253とターゲットgNB255とを含む)無線アクセスネットワーク(RAN)において実行され、UE251がターゲットgNB255に接続する。その後、(200cにおいて)アップリンクデータが、ターゲットgNB255とソースUPF257とを介して通過することができる。
205. ターゲットgNB255は、CNにおけるユーザプレーンを切り替えることを実施するために、AMF261への経路切替え要求の送信を開始する。
206. 経路切替えは、たとえば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を送信することによって、AMF261からSMF263にシグナリングされる。
207. SMF263は、イーサネットPDUセッションのためにPSAが変更されるべきであると判断し、ターゲットUPF259として働くことになる新しいUPFを選択する。
208. ターゲットgNB255とターゲットUPF259との間で使用されるべきRANノードのトンネルエンドポイントを含む、ターゲットUPF N4セッションが確立される。イーサネットコンテキストがまた、たとえば、N4セッション確立要求を送信することによって、SMF263からターゲットUPF259に送られる。
209. 新しいN4セッションの確立は、たとえば、N4セッション確立応答を送信することによって、ターゲットUPF259からSMF263に確認応答される。
210. イーサネットフォワーディングは、イーサネットサブネットワークにおいて更新される。これは、イーサネットネットワークがMAC学習を使用する場合、ターゲットUPF259が、ソースとしてのUE251のためのMACアドレスをもつ新しいイーサネットフレームを生成することによって実施され得るか、または、イーサネットネットワークのフォワーディングテーブルをセットするためにイーサネットネットワークにおける中央コントローラが使用される場合、イーサネットネットワークの中央コントローラに、所与のMACアドレスが新しいロケーションにおいて到達可能であることを命令することによって実施され得る。UE251のための複数のMACアドレスの場合、このプロセスは、各MACアドレスについて繰り返され得る。この時点から、(200dにおいて)UE251のためのダウンリンクフレームが、ターゲットgNB259のほうへフォワーディングされ得る。イーサネットフォワーディングを更新するためのさらなる説明/オプションは上記で説明された。
211. 経路切替えは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答を使用してSMF263からAMF261に確認応答され得る。このシグナリングは、ターゲットgNB255とターゲットUPF259との間のトンネルのための、ターゲットUPF259におけるトンネルエンドポイントをも含み得る。エンドマーカーがターゲットgNB255のために提供されない場合、動作211のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答は、イーサネットPDUセッションのためのエンドマーカーがないであろうことを示すエンドマーカーなしフラグ(no end marker flag)を含み得る。
212. 経路切替えは、N2経路切替え要求Ackを使用してAMF261からターゲットgNB255に確認応答され得る。このシグナリングは、ターゲットgNB255とターゲットUPF259との間のトンネルのための、ターゲットUPF259におけるトンネルエンドポイントをも含む。この時点から、(200eにおいて)UE251からのアップリンクフレームが、ターゲットgNB255とターゲットUPF259とを介して通ることができる。動作211に関して上記で説明されたように、エンドマーカーなしフラグを含む動作211のNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答に応答して、N2経路切替え要求Ackは、イーサネットPDUセッションのためのエンドマーカーがないであろうことを示すエンドマーカーなしフラグを含み得る。したがって、ターゲットgNBは、エンドマーカーなしフラグを受信したことに基づいて、エンドマーカーがないであろうことを知ることになる。
213. N4セッションは、たとえば、N4セッション解放要求を使用して、ソースUPF257において解放される。これは、(200fにおいて)ソースgNB253を介してターゲットgNB255にエンドマーカーを送るようにソースUPF257をトリガし、ターゲットgNB255が順番通りフレームを配信するのを助ける。この後に、ターゲットgNB255は、ソースgNB253からのさらなるフレームを予想する必要がないことを知る。次に、(200gにおいて)ユーザプレーンが切り替えられ、ユーザデータが、今度は、アップリンクとダウンリンクの両方において、ターゲットgNB255とターゲットUPF259とを介して通信される。
214. N4セッション解放は、N4セッション解放応答を使用して、ソースUPF257からSMF263に確認応答される。動作213~214を早期に、たとえば、動作209の直後に実施することが可能であり得ることに留意されたい。代替的に、動作213~214を後で実施し、一時的な時間期間の間、ソースUPF257からターゲットgNB259にダウンリンクフレームがフォワーディングされることも可能であり得る。
(200fにおいて)動作213の後に送られるエンドマーカーが、いくつかの実施形態によれば随意であり得、エンドマーカーが、いくつかの実施形態によれば、省略され得ることに留意されたい。エンドマーカーが省略される場合、ターゲットgNB259は、ダウンリンクフレームを並べ替えないことがあり、または代替的に、ターゲットgNB259は、ターゲットgNB259が、フォワーディングされたフレームのみをUE251に送るタイムアウト時間期間の間待ち得、タイムアウトの後に、ターゲットgNB259は、フォワーディングされたフレームを送ることを停止し、ターゲットUPF259からのダウンリンクフレームのみを配信する。エンドマーカーを使用すべきか否かは、エンドマーカーが使用されることを予想されるか否かにかかわらず、所与のUEのためのシステムにおいて無矛盾であるべきである設定に基づいて確立され得る。
イーサネットPDUセッションのためのアンカー変更に関して上記で説明されたように、エンドマーカーは、UPF変更の場合、このようにして省略/スキップされ得る。RANノード(たとえば、ターゲットgNB255)が、イーサネットPDUセッションのためのUPF変更の場合、エンドマーカーパケットが到着することを予想するべきでないことをRANノードがどのように気づかされ得るかに関して、異なるオプションが以下で説明される。
・ RANノードは、エンドマーカーを予想しないように事前設定され得る。所与の展開では、RANノードは、いかなるPDUセッションについてもエンドマーカーが到着することを予想しないように設定され得る。このオプションは、ローカル(たとえば、工場)展開に好適であり得る。
・ RANノードは、所与のUEのために提供されたS-NSSAIによって識別されるネットワークスライスのセットのためのエンドマーカーを予想しないように設定され得る。
・ RANノードは、特定のPDUセッションタイプのためのエンドマーカーを予想しないように設定され得る。PDUセッションタイプはRANノードに提供され得る。
・ RANノードは、RAT/周波数選択優先度(RFSP:RAT/Frequency Selection Priority)インデックスのセットのためのエンドマーカーを予想しないように設定され得る。RFSPインデックスは、AMFによってRANノードに提供され、UEごとに適用される。
・ RANノードは、あらかじめ規定された5G(第5世代)QoS(サービス品質)インジケータ(5QI)のセットのうちの5QIをもつフローを有するPDUセッションのためのエンドマーカーを予想しないように設定され得る。
・ エンドマーカーを予想すべきかどうかを示す新しいPDUセッションパラメータが、RANノードにおいて、およびAMFエンティティ/ノード261において規定され得る。「エンドマーカーなし」フラグが所与のPDUセッションについてRANノードに示される場合、RANノードは、そのセッションのためのエンドマーカーを予想すべきでないことを知る。(代替的に、UEごとのフラグが規定され得る。)AMFは、サブスクリプションまたはローカル設定に基づいてフラグを決定し得、AMFは、その結果をそれ自体のUEコンテキストにおいて維持し得、AMFは、RANコンテキストが確立されたとき、そのフラグをRANノードに提供し得る。
もちろん、上記の組合せも使用され得、たとえば、RANノードは、スライス識別子とPDUタイプとの所与の組合せの場合、エンドマーカーを予想しないように設定され得る。
別の実施形態として、RANノードがエンドマーカーを予想するべきであるか否かは、UPFにおけるN3トンネルエンドポイントを更新するシグナリングとともにUPFの各変更において個々に示され得る。これは、ハンドオーバプロシージャ中に行われ得るが、ハンドオーバなしのUPF変更も可能であり得る。ハンドオーバありのUPF変更の例およびハンドオーバなしのUPF変更の例が、(以下で引用される)3GPP TR23.725 v2.0.0(2018-12)セクション6.11の図6.11.2-1に示されている。
3GPP TR 23.725の図6.11.2-1のプロシージャ内で、ハンドオーバの場合の動作9および動作10、ならびに(随意に)ハンドオーバなしの場合の動作11は、N3トンネルのUPFエンドポイントが変更されるとき、RANノードがエンドマーカーを予想するべきであるか否かをRANノードに示す、追加のフラグを含み得る。図2の実施形態では、そのようなエンドマーカーなしフラグは、動作211および動作212のメッセージ中に含まれ得る。
RANノードが、RANノードがエンドマーカーを予想するべきでないことを(上述の手法のいずれかを使用して)知らせられた場合、RANノードは、ダウンリンクパケットが新しい(ターゲット)UPFから直接到着するのかどうか、またはダウンリンクパケットが(直接、またはハンドオーバの場合、ソースRANノードを介してフォワーディングされてのいずれかで)ソースUPFから到着するのかどうかにかかわらず、ダウンリンクパケットを、ダウンリンクパケットが到着したとき配信することができる。対照的に、RANノードは、(ソースRANノードを介してフォワーディングされた)エンドマーカーが古い経路上で到着するまで、ソースUPFから直接来る新しいダウンリンクパケットを(しきい値時間期間まで)バッファすることができる。
RANノードが、エンドマーカーが予想されるか否かを決定することができない場合、RANノードは、短い時間期間の間エンドマーカーを待ち、UPFから直接来る新しいダウンリンクパケットをバッファすることを判断し得る。すなわち、エンドマーカーに関する不確実性の場合、RANノードが、決して到着しないエンドマーカーをあまりに長く待つことを回避するように、エンドマーカーを待つためのしきい値時間期間が低減/低下され得る。不確実性の場合、エンドマーカーをまったく待たず、すべてのダウンリンクパケットを、ダウンリンクパケットが到着したとき並べ替えなしで配信することも可能であり得る。
図3A~図3Bおよび図4A~図4Bは、デュアルコネクティビティ特徴がRANにおいて使用され、単一のUE351が、MgNB353(マスタgNB)とSgNB355(2次gNB)の両方に接続する、デュアルコネクティビティ(DC)セッティングにおける発明概念の実施形態を示す。国際出願第PCT/IB2017/058517号は、UEが、RANとCNの両方において、2つのPDUセッションを冗長のために並行して維持する状況について説明する。
図3Aおよび図3Bのこのシグナリング図は、新しい2次gNB355が追加されるデュアルコネクティビティに適用されるいくつかの実施形態を示す。図3A~図3Bの実施形態では、UE351は、2つのPDUセッション、すなわち、300aにおけるMgNBおよびUPF1を介した第1のPDUセッションと、300bにおけるMgNBおよび(2次ソースUPF359と呼ばれる)UPF2Aを介した第2のPDUセッションとを初めは有する。以下で説明されるように、第2のPDUセッションは、MgNB353および2次ソースUPF359から、SgNB355および2次ターゲットUPF361(UPF2B)にハンドオーバされ得る。2次ソースUPF359の動作は、ソースUPF255に関して上記で説明された動作と同様であり得、2次ターゲットUPF361の動作は、ターゲットUPF259に関して上記で説明された動作と同様であり得る。
301. 2次ソースUPF359は、イーサネットコンテキスト(すなわち、2次ソースUPF359がインターフェースするイーサネットネットワークに関係する、維持された情報)をSMF367に知らせるために、N4報告を送信する。詳細には、N4報告は、2次ソースUPF359がUE側から学習した、UE351のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み得る。イーサネットコンテキストの変更がある場合、SMF367が、2次ソースUPF359におけるイーサネットコンテキストの最新のコピーをUE351のために維持するように、その変更はSMF367に対して更新される。このシグナリングは、N4報告プロシージャを使用して実現され得る。
302. SMF367は、たとえば、SMF367から2次ソースUPF359に送信されるN4報告確認応答(Ack)を使用して、動作301のソースUPF報告に確認応答する。
303. MgNB353は、PDUセッション2のために使用されるべき2次ノードSgNBの追加を開始するために、2次ノード(SN)追加要求をSgNB355に送信し得る。
304. SgNB355は、SN追加要求確認応答でSN追加要求に応答する。
305. 無線リソース制御(RRC)再設定および/またはランダムアクセス(RA)が、PDUセッション2のために2次ノードSgNB355を追加するために実施され得る。次いで、(300cにおいて)ダウンリンク(DL)データフォワーディングが実施され、2次ソースUPF359からのダウンリンクデータが、PDUセッション2のためにUE351へのダウンリンク(DL)送信のためにMgNB353からSgNB355にフォワーディングされ得、(300dにおいて)アップリンク(UL)データが、PDUセッション2のために、UE351からSgNB355を通って2次ソースUPF359に送信され得る。
306. MgNB353は、CNにおけるユーザプレーンを切り替えることを実施するために、AMF363へのN2経路切替え要求の送信を開始する。
307. 経路切替えは、たとえば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を送信することによって、AMF363からSMF367にシグナリングされる。
308. SMF367は、イーサネットPDUセッション2のためにPSAが変更されるべきであると判断し、2次ターゲットUPF361として働くことになる新しいUPFを選択する。
309. SgNB355と2次ターゲットUPF361との間で使用されるべきRANノードのトンネルエンドポイントを含む、2次ターゲットUPF N4セッションが確立される。イーサネットコンテキストがまた、たとえば、N4セッション確立要求を送信することによって、SMF367から2次ターゲットUPF361に送られる。
310. 新しいN4セッションの確立は、たとえば、N4セッション確立応答を送信することによって、2次ターゲットUPF361からSMF367に確認応答される。
311. イーサネットフォワーディングは、イーサネットサブネットワークにおいて更新される。これは、イーサネットネットワークがMAC学習を使用する場合、2次ターゲットUPF361が、ソースとしてのUE351のためのMACアドレスをもつ新しいイーサネットフレームを生成することによって実施され得るか、または、イーサネットネットワークのフォワーディングテーブルをセットするためにイーサネットネットワークにおける中央コントローラが使用される場合、イーサネットネットワークの中央コントローラに、所与のMACアドレスが新しいロケーションにおいて到達可能であることを命令することによって実施され得る。UE351のための複数のMACアドレスの場合、このプロセスは、各MACアドレスについて繰り返され得る。この時点から、(300eにおいて)PDUセッション2を使用するUE351のためのダウンリンクフレームが、SgNB355のほうへフォワーディングされ得る。イーサネットフォワーディングを更新するためのさらなる説明/オプションは上記で説明された。
312. 経路切替えは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答を使用してSMF367からAMF363に確認応答され得る。このシグナリングは、SgNB355と2次ターゲットUPF361との間のトンネルのための、2次ターゲットUPF361におけるトンネルエンドポイントをも含み得る。
313. 経路切替えは、N2経路切替え要求Ackを使用してAMF363からMgNB353に確認応答され得る。このシグナリングは、SgNB355と2次ターゲットUPF361との間のトンネルのための、2次ターゲットUPF361におけるトンネルエンドポイントをも含む。
314. MgNB353は、2次ノード(SN)修正要求をSgNB355に送信し得る
315. SgNB355は、SN修正要求確認応答で返答し得る。この時点から、PDUセッション2を使用して(300fにおいて)UE351からのアップリンクフレームが、SgNB355と2次ターゲットUPF361とを介して通ることができる。
316. N4セッションは、たとえば、N4セッション解放要求を使用して、2次ソースUPF359において解放される。これは、(300gにおいて)MgNB353を介してSgNB355にエンドマーカーを送るように2次ソースUPF359をトリガし、SgNB355が順番通りフレームを配信するのを助ける。この後に、SgNB355は、MgNB353からのさらなるフレームを予想する必要がないことを知る。次に、(300hにおいて)PDUセッション2のためのユーザプレーンが切り替えられ、ユーザデータが、今度は、アップリンクとダウンリンクの両方において、SgNB355と2次ターゲットUPF361とを介して通信される。
317. N4セッション解放は、N4セッション解放応答を使用して、2次ソースUPF359からSMF367に確認応答される。動作316~317を早期に、たとえば、動作310の直後に実施することが可能であり得ることに留意されたい。代替的に、動作316~317を後で実施し、一時的な時間期間の間、2次ソースUPF359からSgNB355にダウンリンクフレームがフォワーディングされることも可能であり得る。
図3A~図3Bの図では、動作306~313および動作316~317が動作205~214と同様であり得る。しかしながら、図3A~図3Bの図からの動作314および315では、SgNB355がトンネルを終端するノードであるので、新しいPDUセッションアンカーUPF2(2次ターゲットUPF361)におけるアップリンクトンネルエンドポイントが、MgNB353からSgNB355に送られる。
図4Aおよび図4Bのシグナリング図は、MgNBとSgNBの両方が変更される(および、SgNBの変更が行われない場合は、このシナリオの特殊な場合と見なされ得る)組み合わせられたデュアルコネクティビティハンドオーバに適用されるいくつかの実施形態を示す。デュアルコネクティビティの場合のハンドオーバ自体は、3GPP TS37.340セクション10.7.2に従って実施され得る。図示のように、国際出願第PCT/IB2017/058517号によれば、(400aにおいて)第1のPDUセッションが、ソースMgNB453とソース1次UPF461とを介してセットアップされ、(400bにおいて)第2のPDUセッションが、ソースSgNB455とソース2次UPF465とを介してセットアップされる。本開示の実施形態は、したがって、図4Aおよび図4Bに関して以下で説明されるように、第1のPDUセッションと第2のPDUセッションの両方について実施され得る。
401. ソース1次UPF461は、イーサネットコンテキスト(すなわち、ソース1次UPF461がインターフェースするイーサネットネットワークに関係する、維持された情報)をSMF471に知らせるために、N4報告を送信する。詳細には、N4報告は、ソース1次UPF461がUE側から学習した、UE451のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み得る。イーサネットコンテキストの変更がある場合、SMF471が、ソース1次UPF461におけるイーサネットコンテキストの最新のコピーをUE451のために維持するように、その変更はSMF471に対して更新される。このシグナリングは、N4報告プロシージャを使用して実現され得る。
402. SMF471は、たとえば、SMF471からソース1次UPF461に送信されるN4報告確認応答(Ack)を使用して、動作401のソース1次UPF報告に確認応答する。
403. ソース2次UPF465は、イーサネットコンテキスト(すなわち、ソース2次UPF465がインターフェースするイーサネットネットワークに関係する、維持された情報)をSMF473に知らせるために、N4報告を送信する。詳細には、N4報告は、ソース2次UPF465がUE側から学習した、UE451のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み得る。イーサネットコンテキストの変更がある場合、SMF473が、ソース2次UPF465におけるイーサネットコンテキストの最新のコピーをUE451のために維持するように、その変更はSMF473に対して更新される。このシグナリングは、N4報告プロシージャを使用して実現され得る。
404. SMF473は、たとえば、SMF473からソース2次UPF465に送信されるN4報告確認応答(Ack)を使用して、動作403のソース2次UPF報告に確認応答する。
405. ソースMgNB453は、ハンドオーバ要求をターゲットMgNB459に送信する。
406. ターゲットMgNB459は、2次ノード(SN)追加要求をターゲットSgNB457に送信する
407. ターゲットSgNB457は、SN追加要求確認応答(ACK)をターゲットMgNB459に送信する。
408. ターゲットMgNB459は、ハンドオーバ要求確認応答(ACK)を送信する。
409. ソースMgNB453は、SN解放要求をソースSgNB455に送信する。
410. ソースSgNB455は、SN解放要求確認応答(ACK)を送信する。
411. 無線リソース制御(RRC)再設定および/またはランダムアクセス(RA)が、第1のPDUセッションのためにターゲットMgNBを追加し、第2のPDUセッションのためにターゲットSgNB457を追加するために実施され得る。(400cにおいて)ダウンリンク(DL)データフォワーディングが実施され、ソース1次UPF461からのダウンリンクデータが、第1のPDUセッションのためにUE451へのダウンリンク(DL)送信のためにソースMgNB453からターゲットMgNB459にフォワーディングされ得る。(400dにおいて)ダウンリンク(DL)データフォワーディングが実施され、ソース2次UPF465からのダウンリンクデータが、第2のPDUセッションのためにUE451へのダウンリンク(DL)送信のためにソースSgNB455からターゲットSgNB457にフォワーディングされ得る。(400eにおいて)アップリンク(UL)データが、UE451から、第1のPDUセッションのために(300dにおいて)ターゲットMgNB459を通ってターゲット1次UPF463に送信され得、第2のPDUセッションのためにターゲットSgNB457を通ってターゲット2次UPF467に送信され得る。
412. ターゲットMgNB459が、無線ハンドオーバを完了するために、SN再設定完了メッセージをターゲットSgNB457に送信し得る。したがって、ターゲットMgNB459はターゲットSgNB457を追加し、ソースMgNB453はソースSgNB455を解放する。しかしながら、ソースSgNB455とターゲットSgNB457とは、場合によっては同時に起き得ることに留意されたい。データフォワーディングは、TS37.340において説明されているように、ソースMgNB453からターゲットMgNB459へと、さらにまた、新しい特徴として、ソースSgNB455からターゲットSgNB457への両方で実施され得る。
413. ターゲットMgNB459は、CNにおけるユーザプレーンを切り替えることを実施するために、AMF469へのN2経路切替え要求の送信を開始する。動作413の経路切替え要求は、第1のPDUセッションについて、動作414~419に関して説明され、第2のPDUセッションについて、動作420~425に関して説明されるように、両方のPDUセッションについてPSA変更を開始し得る。
414. 経路切替えは、たとえば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を送信することによって、AMF469からSMF471にシグナリングされる。
415. SMF471は、第1のイーサネットPDUセッションのためにPSAが変更されるべきであると判断し、ターゲット1次UPF463として働くことになる新しいUPFを選択する。
416. ターゲットMgNB459とターゲット1次UPF463との間で使用されるべきRANノードのトンネルエンドポイントを含む、第1のPDUセッションのためのターゲット1次UPF N4セッションが確立される。イーサネットコンテキストがまた、たとえば、(イーサネットコンテキストを含む)N4セッション確立要求を送信することによって、SMF471からターゲット1次UPF463に送られる。
417. 新しいN4セッションの確立は、たとえば、N4セッション確立応答を送信することによって、ターゲット1次UPF463からSMF471に確認応答される。
418. イーサネットフォワーディングは、第1のPDUセッションのためのイーサネットサブネットワークにおいて更新される。これは、イーサネットネットワークがMAC学習を使用する場合、ターゲット1次UPF463が、ソースとしてのUE451のためのMACアドレスをもつ新しいイーサネットフレームを生成することによって実施され得るか、または、イーサネットネットワークのフォワーディングテーブルをセットするためにイーサネットネットワークにおける中央コントローラが使用される場合、イーサネットネットワークの中央コントローラに、所与のMACアドレスが新しいロケーションにおいて到達可能であることを命令することによって実施され得る。UE451のための複数のMACアドレスの場合、このプロセスは、各MACアドレスについて繰り返され得る。この時点から、(400fにおいて)UE451のためのダウンリンクフレームが、ターゲットMgNB459のほうへフォワーディングされ得る。イーサネットフォワーディングを更新するためのさらなる説明/オプションは上記で説明された。
419. 経路切替えは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答を使用してSMF471からAMF469に確認応答され得る。このシグナリングは、ターゲットMgNB459とターゲット1次UPF463との間のトンネルのための、ターゲット1次UPF463におけるトンネルエンドポイントをも含み得る。
420. 経路切替えは、たとえば、(図4BにおいてUpdateSMContext要求に短縮される)Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を送信することによって、AMF469からSMF473にシグナリングされる。
421. SMF473は、第2のイーサネットPDUセッションのためにPSAが変更されるべきであると判断し、ターゲット2次UPF467として働くことになる新しいUPFを選択する。
422. ターゲットSgNB457とターゲット2次UPF467との間で使用されるべきRANノードのトンネルエンドポイントを含む、第2のPDUセッションのためのターゲット2次UPF N4セッションが確立される。イーサネットコンテキストがまた、たとえば、(イーサネットコンテキストを含む)N4セッション確立要求を送信することによって、SMF473からターゲット2次UPF467に送られる。
423. 新しいN4セッションの確立は、たとえば、N4セッション確立応答を送信することによって、ターゲット2次UPF467からSMF473に確認応答される。
424. イーサネットフォワーディングは、第2のPDUセッションのためのイーサネットサブネットワークにおいて更新される。これは、イーサネットネットワークがMAC学習を使用する場合、ターゲット2次UPF467が、ソースとしてのUE451のためのMACアドレスをもつ新しいイーサネットフレームを生成することによって実施され得るか、または、イーサネットネットワークのフォワーディングテーブルをセットするためにイーサネットネットワークにおける中央コントローラが使用される場合、イーサネットネットワークの中央コントローラに、所与のMACアドレスが新しいロケーションにおいて到達可能であることを命令することによって実施され得る。UE451のための複数のMACアドレスの場合、このプロセスは、各MACアドレスについて繰り返され得る。この時点から、(400gにおいて)UE451のためのダウンリンクフレームが、ターゲットSgNB457のほうへフォワーディングされ得る。イーサネットフォワーディングを更新するためのさらなる説明/オプションは上記で説明された。
425. 経路切替えは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答を使用してSMF473からAMF469に確認応答され得る。このシグナリングは、ターゲットSgNB457とターゲット2次UPF467との間のトンネルのための、ターゲット2次UPF467におけるトンネルエンドポイントをも含み得る。
426. 経路切替えは、N2経路切替え要求Ackを使用してAMF471からターゲットMgNB459に確認応答され得る。経路切替え要求Ackは、両方のPDUセッションについて、トンネルエンドポイントの情報を搬送する。したがって、このシグナリングは、第1のPDUセッションについて、ターゲットMgNB459とターゲット1次UPF463との間のトンネルのための、ターゲット1次UPF463におけるトンネルエンドポイントを含み、第2のPDUセッションについて、ターゲットSgNB457とターゲット2次UPF467との間のトンネルのための、ターゲット2次UPF467におけるトンネルエンドポイントを含む。この時点から、(400hにおいて)UE451からのアップリンクフレームが、ターゲットMgNB459とターゲット1次UPF463とを介して通ることができる。
427. 第2のPDUセッションについて、ターゲットSgNB457が、SN修正要求を使用してトンネルエンドポイントを知らされる。
428. ターゲットSgNB457は、SN修正要求確認応答で応答する。この時点から、(400iにおいて)UE451からのアップリンクフレームが、ターゲットSgNB457とターゲット2次UPF467とを介して通ることができる。
429. 第1のN4 PDUセッションは、たとえば、N4セッション解放要求を使用して、ソース1次UPF461において解放される。これは、(400jにおいて)ソースMgNB453を介してターゲットMgNB459にエンドマーカーを送るようにソース1次UPF461をトリガし得、ターゲットMgNB459が順番通りフレームを配信するのを助ける。この後に、ターゲットMgNB459は、ソースMgNB453からのさらなるフレームを予想する必要がないことを知る。次に、(400kにおいて)ユーザプレーンが切り替えられ、ユーザデータが、今度は、アップリンクとダウンリンクの両方において、ターゲットMgNB459とターゲット1次UPF463とを介して通信される。
430. N4セッション解放は、N4セッション解放応答を使用して、ソース1次UPF461からSMF471に確認応答される。動作429~430を早期に、たとえば、動作417の直後に実施することが可能であり得ることに留意されたい。代替的に、動作429~430を後で実施し、一時的な時間期間の間、ソース1次UPF461からターゲットMgNB459にダウンリンクフレームがフォワーディングされることも可能であり得る。動作429および430は、このようにして異なる順番で実施され得、これらの動作は前の動作と重複し得る。エンドマーカーが、並べ替える目的で随意に送られ得る。
431. 第2のN4 PDUセッションは、たとえば、N4セッション解放要求を使用して、ソース2次UPF465において解放される。これは、(400Lにおいて)ソースSgNB455を介してターゲットSgNB457にエンドマーカーを送るようにソース2次UPF465をトリガし、ターゲットSgNB457が順番通りフレームを配信するのを助け得る。この後に、ターゲットSgNB457は、ソースSgNB455からのさらなるフレームを予想する必要がないことを知る。次に、(400mにおいて)ユーザプレーンが切り替えられ、ユーザデータが、今度は、アップリンクとダウンリンクの両方において、ターゲットSgNB457とターゲット2次UPF467とを介して通信される。
432. N4セッション解放は、N4セッション解放応答を使用して、ソース2次UPF465からSMF473に確認応答される。動作431~432を早期に、たとえば、動作423の直後に実施することが可能であり得ることに留意されたい。代替的に、動作431~432を後で実施し、一時的な時間期間の間、ソース2次UPF465からターゲットSgNB457にダウンリンクフレームがフォワーディングされることも可能であり得る。動作431および432は、このようにして異なる順番で実施され得、これらの動作は前の動作と重複し得る。エンドマーカーが、並べ替える目的で随意に送られ得る。結局、ユーザプレーンは、第1のPDUセッションと第2のPDUセッションの両方について再設定される。
発明概念のいくつかの実施形態によれば、イーサネットPDUセッションは、
・ コアネットワーク(CN)制御プレーンが、新しいPSAを確立し、
・ 新しいPSAが、CN制御プレーンから、UEのMACアドレスを含むイーサネットコンテキストを知らされ、CN制御プレーンが、古いPSAから、このイーサネットコンテキストを収集し、
・ 新しいPSAが、ローカルサブネットにおけるイーサネットフレームを送ることによって、または中央コントローラに知らせることによってのいずれかで、イーサネットサブネットにおけるイーサネットフォワーディングを更新し、および/あるいは
・ 新しいPSAにトンネルを切り替える、新しいPSAのトンネルエンドポイントが、RANノードにシグナリングされる
ようにイーサネットPDUセッションのPDUセッションアンカー(PSA)を変更し得る。
次に、無線通信ネットワークの(SMFノード/サーバとも呼ばれる)セッション管理機能(SMF)エンティティ(たとえば、図2のSMFエンティティ263)の動作が、図8のフローチャートを参照しながら説明される。たとえば、SMFエンティティは、図7の構造を使用して実装され得、モジュールがメモリ905に記憶され、それにより、モジュールは、モジュールの命令がプロセッサ903によって実行されたとき、プロセッサ903がそれぞれの動作を実施するように、命令を提供する。したがって、SMFエンティティのプロセッサ903は、ネットワークインターフェース907を通して無線通信ネットワークの1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティ/サーバに/から通信を送信および/または受信し得る。
ブロック851において、プロセッサ903は、第1のユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(たとえば、図2のソースUPFエンティティ257)からネットワークインターフェース907を通して、無線端末UE(たとえば、図2の無線端末251)のためのイーサネットコンテキストを含むN4報告を受信し得る。イーサネットコンテキストは、第1のUPFエンティティを使用して無線端末のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションのために提供され得、イーサネットコンテキストは、無線端末UEのための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み得る。ブロック851の動作は、たとえば、図2の動作201、図3Aの動作301、図4Aの動作401、および/または図4Aの動作403に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック853において、プロセッサ903は、第1のUPFエンティティに、ネットワークインターフェース907を通して、N4報告確認応答(ACK)を送信し得る。ブロック853の動作は、たとえば、図2の動作202、図3Aの動作302、図4Aの動作402、および/または図4Aの動作404に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック855において、プロセッサ903は、AMFエンティティ(たとえば、図2のAMFエンティティ261)からネットワークインターフェース907を通して、無線端末のためのイーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求を受信し得る。ブロック855の動作は、たとえば、図2の動作206、図3Aの動作307、図4Aの動作414、および/または図4Bの動作420に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック857において、プロセッサ903は、無線端末のためのイーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求を受信したことに応答して、第2のUPFエンティティ(たとえば、図2のターゲットUPFエンティティ259)を選択し得る。ブロック857の動作は、たとえば、図2の動作207、図3Aの動作308、図4Aの動作415、および/または図4Bの動作421に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック859において、プロセッサ903は、第2のUPFエンティティに、ネットワークインターフェース907を通して、無線端末のためのMACアドレスを含むイーサネットコンテキストを含む、N4セッション確立要求を送信し得る。N4セッション確立要求は、第2のUPFエンティティを選択したことに応答して送信され得る。ブロック859の動作は、たとえば、図2の動作208、図3Bの動作309、図4Aの動作416、および/または図4Bの動作422に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック861において、プロセッサ903は、ネットワークインターフェース907を通してN4セッション確立応答を受信し得る。ブロック861の動作は、たとえば、図2の動作209、図3Bの動作310、図4Bの動作417、および/または図4Bの動作423に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック863において、プロセッサ903は、第2のUPFエンティティを選択した後に、AMFエンティティに、ネットワークインターフェース907を通して、切り替えたいという要求の確認応答を送信し得、この確認応答は、第2のUPFエンティティの識別情報を含み得る。ブロック863の動作は、たとえば、図2の動作211、図3Bの動作312、および/または図4Bの動作425に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック865において、プロセッサ903は、第2のUPFエンティティを選択したことに応答して、第1のUPFエンティティ(ソースUPF)に、ネットワークインターフェース907を通して、無線端末のためのセッション解放要求を送信し得る。ブロック865の動作は、たとえば、図2の動作213、図3Bの動作316、図4Bの動作429、および/または図4Bの動作431に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック867において、プロセッサ903は、第1のUPFエンティティからネットワークインターフェース907を通して、セッション解放応答を受信し得る。ブロック867の動作は、たとえば、図2の動作214、図3Bの動作317、図4Bの動作430、および/または図4Bの動作432に関して上記で説明されたように実施され得る。
イーサネットコンテキストは、第1のUPFエンティティを使用しておよび第1の基地局(たとえば、ソースgNB253)を使用して、無線端末のためのイーサネットPDUセッションのために提供され得、無線端末のためのイーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求は、第1の基地局とは異なる第2の基地局(たとえば、ターゲットgNB255)の識別情報を含み得、第2のUPFエンティティ(たとえば、ターゲットUPF259)を選択することは、第2の基地局の識別情報に基づいて第2のUPFエンティティを選択することを含む。
ブロック851におけるイーサネットコンテキストは、無線端末のための複数のMACアドレスを含み得、ブロック859においてイーサネットコンテキストを送信することは、複数のMACアドレスを含むイーサネットコンテキストを送信することを含み得る。
図8の様々な動作は、発明概念のいくつかの実施形態に関して随意であり得る。たとえば、図8の動作853、855、857、861、863、865、および/または867は、以下で説明される例示的な実施形態1に関して随意であり得る。
次に、無線通信ネットワークの(UPFノード/サーバとも呼ばれる)ユーザプレーン機能エンティティ(たとえば、図2のUPFエンティティ259)の動作が、図9のフローチャートを参照しながら説明される。たとえば、UPFエンティティは、図7の構造を使用して実装され得、モジュールがメモリ905に記憶され、それにより、モジュールは、モジュールの命令がプロセッサ903によって実行されたとき、プロセッサ903がそれぞれの動作を実施するように、命令を提供する。したがって、UPFエンティティのプロセッサ903は、ネットワークインターフェース907を通して無線通信ネットワークの1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティ/サーバに/から通信を送信および/または受信し得る。
ブロック951において、プロセッサ903は、イーサネットネットワークを使用して無線端末(たとえば、図2の無線端末UE251)のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立したいという要求を受信し得、イーサネットPDUセッションを確立したいという要求は、無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含み得る。その要求は、N4セッション確立要求として、SMFエンティティ(たとえば、図2のSMFエンティティ263)からネットワークインターフェース907を通して受信され得る。その上、その要求は、無線端末のためのイーサネットコンテキストを含み得、イーサネットコンテキストは、無線端末のためのMACアドレスを含み得る。ブロック951の動作は、たとえば、図2の動作208、図3Bの動作309、図4Aの動作416、および/または図4Bの動作422に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック953において、プロセッサ903は、SMFエンティティに、ネットワークインターフェース907を通してN4セッション確立応答を送信し得る。ブロック953の動作は、たとえば、図2の動作209、図3Bの動作310、図4Bの動作417、および/または図4Bの動作423に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック955において、プロセッサ903は、要求を受信したことに応答して、無線端末のためのMACアドレスを使用してイーサネットネットワークにおける無線端末のためのフォワーディングを更新し得る。 いくつかの実施形態によれば、無線端末のためのフォワーディングを更新することは、フレームのソースとしての無線端末のMACアドレスを含むフレームで、イーサネットネットワークをフラッディングすることを含み得る。 いくつかの他の実施形態によれば、無線端末のためのフォワーディングを更新することは、UPFエンティティを通して無線端末のためのダウンリンクトラフィックをフォワーディングするようにとの命令をイーサネットネットワークのコントローラに送信することを含み得る。ブロック955の動作は、たとえば、図2の動作210、図3Bの動作311、図4Bの動作418、および/または図4Bの動作424に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック957において、プロセッサ903は、要求に応答して基地局(たとえば、図2のターゲットgNB255)およびUPFエンティティを通して、無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータ通信をサポートするために無線端末のためのイーサネットPDUセッションを確立し得る。ブロック959において、プロセッサ903は、基地局(たとえば、図2のターゲットgNB255)およびUPFエンティティ(たとえば、図2のターゲットUPFエンティティ259)を通して、イーサネットPDUセッションを使用して無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータの通信を提供し得る。ブロック957の動作およびブロック959の動作は、たとえば、図2の動作200d、200eおよび/または200g、図3Bの動作300e、300fおよび/または300h、図4Bの動作400f、400hおよび/または400k、ならびに/あるいは図4Bの動作400g、400iおよび/または400mに関して上記で説明されたように実施され得る。
図9の様々な動作は、発明概念のいくつかの実施形態に関して随意であり得る。たとえば、図9の動作953、957、および/または959は、以下で説明される例示的な実施形態9に関して随意であり得る。
次に、無線通信ネットワークの(UPFノード/サーバとも呼ばれる)ユーザプレーン機能エンティティ(たとえば、図2のUPFエンティティ257)の動作が、図10のフローチャートを参照しながら説明される。たとえば、UPFエンティティは、図7の構造を使用して実装され得、モジュールがメモリ905に記憶され、それにより、モジュールは、モジュールの命令がプロセッサ903によって実行されたとき、プロセッサ903がそれぞれの動作を実施するように、命令を提供する。したがって、UPFノードのプロセッサ903は、ネットワークインターフェース907を通して無線通信ネットワークの1つまたは複数の他のネットワークノード/エンティティ/サーバに/から通信を送信および/または受信し得る。
ブロック1051において、プロセッサ903は、基地局253およびUPFエンティティ257を通して、無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータ通信をサポートするために無線端末(たとえば、図2の無線端末251)のためのイーサネットPDUセッションを確立し得る。ブロック1053において、プロセッサ903は、ネットワークインターフェース907を通して、基地局253およびUPFエンティティ257を通してイーサネットPDUセッションを使用して無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータの通信を提供し得る。ブロック1051の動作および/またはブロック1053の動作は、たとえば、図2の動作200a、図3Aの動作300b、図4Aの動作400a、および/または図4Aの動作400bに関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック1055において、プロセッサ903は、無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティ(263)に、ネットワークインターフェース907を通して、無線端末のためのイーサネットコンテキストを含むN4報告を送信し得、イーサネットコンテキストは、無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む。ブロック1055の動作は、たとえば、図2の動作201、図3Aの動作301、図4Aの動作401、および/または図4Aの動作403に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック1057において、プロセッサ903は、SMFエンティティからネットワークインターフェース907を通して、N4報告確認応答を受信し得る。ブロック1057の動作は、たとえば、図2の動作202、図3Aの動作302、図4Aの動作402、および/または図4Aの動作404に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック1059において、プロセッサ903は、SMFエンティティからネットワークインターフェース907を通して、N4セッション解放要求を受信し得、セッション解放要求を受信したことに応答して、プロセッサ903は、ブロック1061において無線端末のためのイーサネットPDUセッションを解放し得る。ブロック1059の動作およびブロック1061の動作は、たとえば、図2の動作213、図3Bの動作316、図4Bの動作429、および/または図4Bの動作431に関して上記で説明されたように実施され得る。
ブロック1063において、プロセッサ903は、セッション解放要求に応答して、ネットワークインターフェース907を通して、無線端末のためのイーサネットPDUセッションのためのエンドマーカーを送信し得る。より詳細には、基地局は第1の/ソース基地局253であり、エンドマーカーは、第2の/ターゲット基地局255への再送信のために第1の/ソース基地局に送信され得る。ブロック1063の動作は、たとえば、図2の動作200f、図3Bの動作300g、図4Bの動作400j、および/または図4Bの動作400Lに関して上記で説明されたように実施され得る。
その上、ブロック1053において通信を提供することは、ブロック1059においてSMFエンティティからセッション解放要求を受信する前および後に、基地局253およびUPFエンティティ257を通して、イーサネットPDUセッションを使用して無線端末251とイーサネットネットワークとの間のデータの通信を提供することを含み得る。
図10の様々な動作は、発明概念のいくつかの実施形態に関して随意であり得る。たとえば、図10の動作1053、1057、1059、1063、および/または1065は、以下で説明される例示的な実施形態16に関して随意であり得る。
図11を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワークQQ411とコアネットワークQQ414とを備える、3GPPタイプセルラーネットワークなどの電気通信ネットワークQQ410を含む。アクセスネットワークQQ411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリアQQ413a、QQ413b、QQ413cを規定する。各基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cは、有線接続または無線接続QQ415上でコアネットワークQQ414に接続可能である。カバレッジエリアQQ413c中に位置する第1のUE QQ491が、対応する基地局QQ412cに無線で接続するか、または対応する基地局QQ412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリアQQ413a中の第2のUE QQ492が、対応する基地局QQ412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE QQ491、QQ492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局QQ412に接続している状況に等しく適用可能である。
電気通信ネットワークQQ410は、それ自体、ホストコンピュータQQ430に接続され、ホストコンピュータQQ430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータQQ430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。電気通信ネットワークQQ410とホストコンピュータQQ430との間の接続QQ421およびQQ422は、コアネットワークQQ414からホストコンピュータQQ430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワークQQ420を介して進み得る。中間ネットワークQQ420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワークQQ420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワークQQ420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図11の通信システムは全体として、接続されたUE QQ491、QQ492とホストコンピュータQQ430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続QQ450として説明され得る。ホストコンピュータQQ430および接続されたUE QQ491、QQ492は、アクセスネットワークQQ411、コアネットワークQQ414、任意の中間ネットワークQQ420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続QQ450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続QQ450は、OTT接続QQ450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局QQ412は、接続されたUE QQ491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータQQ430から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングを、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、基地局QQ412は、UE QQ491から発生してホストコンピュータQQ430に向かう発信アップリンク通信の将来ルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図12を参照しながら説明される。通信システムQQ500では、ホストコンピュータQQ510が、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェースQQ516を含む、ハードウェアQQ515を備える。ホストコンピュータQQ510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路QQ518をさらに備える。特に、処理回路QQ518は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータQQ510は、ホストコンピュータQQ510に記憶されるかまたはホストコンピュータQQ510によってアクセス可能であり、処理回路QQ518によって実行可能である、ソフトウェアQQ511をさらに備える。ソフトウェアQQ511は、ホストアプリケーションQQ512を含む。ホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510において終端するOTT接続QQ550を介して接続するUE QQ530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーションQQ512は、OTT接続QQ550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システムQQ500は、電気通信システム中に提供される基地局QQ520をさらに含み、基地局QQ520は、基地局QQ520がホストコンピュータQQ510およびUE QQ530と通信することを可能にするハードウェアQQ525を備える。ハードウェアQQ525は、通信システムQQ500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェースQQ526、ならびに基地局QQ520によってサーブされるカバレッジエリア(図12に図示せず)中に位置するUE QQ530との少なくとも無線接続QQ570をセットアップおよび維持するための無線インターフェースQQ527を含み得る。通信インターフェースQQ526は、ホストコンピュータQQ510への接続QQ560を容易にするように設定され得る。接続QQ560は直接であり得るか、あるいは、接続QQ560は、電気通信システムのコアネットワーク(図12に図示せず)を、および/または電気通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局QQ520のハードウェアQQ525は、処理回路QQ528をさらに含み、処理回路QQ528は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局QQ520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェアQQ521をさらに有する。
通信システムQQ500は、すでに言及されたUE QQ530をさらに含む。UE QQ530のハードウェアQQ535は、UE QQ530が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続QQ570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェースQQ537を含み得る。UE QQ530のハードウェアQQ535は、処理回路QQ538をさらに含み、処理回路QQ538は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE QQ530は、UE QQ530に記憶されるかまたはUE QQ530によってアクセス可能であり、処理回路QQ538によって実行可能である、ソフトウェアQQ531をさらに備える。ソフトウェアQQ531は、クライアントアプリケーションQQ532を含む。クライアントアプリケーションQQ532は、ホストコンピュータQQ510のサポートのもとに、UE QQ530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータQQ510では、実行しているホストアプリケーションQQ512は、UE QQ530およびホストコンピュータQQ510において終端するOTT接続QQ550を介して、実行しているクライアントアプリケーションQQ532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーションQQ532は、ホストアプリケーションQQ512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続QQ550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーションQQ532は、クライアントアプリケーションQQ532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図12に示されているホストコンピュータQQ510、基地局QQ520およびUE QQ530は、それぞれ、図11のホストコンピュータQQ430、基地局QQ412a、QQ412b、QQ412cのうちの1つ、およびUE QQ491、QQ492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図12に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図11のものであり得る。
図12では、OTT接続QQ550は、仲介デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングへの明示的言及なしに、基地局QQ520を介した、ホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE QQ530からまたはホストコンピュータQQ510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続QQ550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE QQ530と基地局QQ520との間の無線接続QQ570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続QQ570が最後のセグメントを形成するOTT接続QQ550を使用して、UE QQ530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、無線通信ネットワークを通してアップリンク/ダウンリンク通信のための冗長を提供し、それにより、改善された信頼性などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータQQ510とUE QQ530との間のOTT接続QQ550を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続QQ550を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータQQ510のソフトウェアQQ511およびハードウェアQQ515でまたはUE QQ530のソフトウェアQQ531およびハードウェアQQ535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続QQ550が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェアQQ511、QQ531が監視された量を計算または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続QQ550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局QQ520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局QQ520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータQQ510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェアQQ511およびQQ531が、ソフトウェアQQ511およびQQ531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続QQ550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図13への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップQQ610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップQQ610の(随意であり得る)サブステップQQ611において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ620において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を開始する。(随意であり得る)ステップQQ630において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップQQ640において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図14は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図14への図面参照のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップQQ710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を開始する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して通り得る。(随意であり得る)ステップQQ730において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップQQ810において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップQQ820において、UEはユーザデータを提供する。ステップQQ820の(随意であり得る)サブステップQQ821において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップQQ810の(随意であり得る)サブステップQQ811において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップQQ830において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップQQ840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図11および図12を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図16への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップQQ910において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップQQ920において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を開始する。(随意であり得る)ステップQQ930において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の電気通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
追加の例示的な実施形態が以下で説明される。
1. 無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティを動作させる方法であって、方法は、第1のユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(257)から無線端末のためのイーサネットコンテキストを受信すること(851)であって、イーサネットコンテキストが、第1のUPFエンティティを使用して無線端末のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションのために提供され、イーサネットコンテキストが、無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む、イーサネットコンテキストを受信すること(851)と、第2のUPFエンティティ(259)に無線端末のためのMACアドレスを含むイーサネットコンテキストを送信すること(859)とを含む、方法。
2. 第2のUPFエンティティ(259)を選択すること(857)をさらに含み、イーサネットコンテキストを送信することが、第2のUPFエンティティを選択したことに応答して、無線端末のためのMACアドレスを含むイーサネットコンテキストを第2のUPFエンティティに送信することを含む、実施形態1に記載の方法。
3. 無線端末のためのイーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求を受信すること(855)をさらに含み、第2のUPFエンティティ(259)を選択することが、無線端末のためのイーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求を受信したことに応答して、第2のUPFエンティティを選択することを含む、実施形態2に記載の方法。
4. イーサネットコンテキストが、第1のUPFエンティティ(257)を使用しておよび第1の基地局(253)を使用して、無線端末のためのイーサネットPDUセッションのために提供され、無線端末のためのイーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求が、第1の基地局(253)とは異なる第2の基地局(255)の識別情報を含み、第2のUPFエンティティ(259)を選択することが、第2の基地局(255)の識別情報に基づいて第2のUPFエンティティを選択することを含む、実施形態3に記載の方法。
5. イーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求を受信することが、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティから要求を受信することを含み、方法は、第2のUPFエンティティを選択した後に、AMFエンティティに、切り替えたいという要求の確認応答を送信すること(863)をさらに含み、確認応答が第2のUPFエンティティの識別情報を含む、実施形態3から4のいずれか1つに記載の方法。
6. イーサネットコンテキストを送信することが、セッション確立要求において第2のUPFエンティティ(259)にイーサネットコンテキストを送信することを含む、実施形態1から5のいずれか1つに記載の方法。
7. 第2のUPFエンティティ(259)を選択したことに応答して、第1のUPFエンティティ(257)に無線端末のためのセッション解放要求を送信すること(865)をさらに含む、実施形態2から6のいずれか1つに記載の方法。
8. イーサネットコンテキストが、無線端末のための複数のMACアドレスを含み、イーサネットコンテキストを送信することが、複数のMACアドレスを含むイーサネットコンテキストを送信することを含む、実施形態1から7のいずれか1つに記載の方法。
9. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(259)を動作させる方法であって、方法は、イーサネットネットワークを使用して無線端末(251)のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立したいという要求を受信すること(951)であって、イーサネットPDUセッションを確立したいという要求が、無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む、要求を受信すること(951)と、要求を受信したことに応答して、無線端末のためのMACアドレスを使用してイーサネットネットワークにおける無線端末のためのフォワーディングを更新すること(955)とを含む、方法。
10. 要求を受信することが、無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティ(263)から要求を受信することを含む、実施形態9に記載の方法。
11. 要求が、無線端末のためのイーサネットコンテキストを含み、イーサネットコンテキストが、無線端末のためのMACアドレスを含む、実施形態9から10のいずれか1つに記載の方法。
12. 無線端末のためのフォワーディングを更新することが、フレームでイーサネットネットワークをフラッディングすることであって、フレームがフレームのソースとしての無線端末のMACアドレスを含む、イーサネットネットワークをフラッディングすることを含む、実施形態9から11のいずれか1つに記載の方法。
13. 無線端末のためのフォワーディングを更新することが、UPFエンティティを通して無線端末のためのダウンリンクトラフィックをフォワーディングするようにとの命令をイーサネットネットワークのコントローラに送信することを含む、実施形態9から11のいずれか1つに記載の方法。
14. 要求に応答して基地局(255)およびUPFエンティティを通して、無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータ通信をサポートするために無線端末のためのイーサネットPDUセッションを確立すること(957)と、基地局(255)およびUPFエンティティを通して、イーサネットPDUセッションを使用して無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータの通信を提供すること(959)とをさらに含む、実施形態9から13のいずれか1つに記載の方法。
15. イーサネットコンテキストが、無線端末のための複数のMACアドレスを含み、フォワーディングを更新することが、複数のMACアドレスの各々を使用してイーサネットネットワークにおけるフォワーディングを更新することを含む、実施形態11から14のいずれか1つに記載の方法。
16. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(257)を動作させる方法であって、方法は、基地局(253)およびUPFエンティティを通して、無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータ通信をサポートするために無線端末のためのイーサネットPDUセッションを確立すること(1051)と、無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティに無線端末のためのイーサネットコンテキストを送信すること(1055)であって、イーサネットコンテキストが、無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む、イーサネットコンテキストを送信すること(1055)と、無線端末のためのイーサネットコンテキストを送信した後に、セッション解放要求に応答して無線端末のためのイーサネットPDUセッションを解放すること(1061)とを含む、方法。
17. セッション解放要求に応答して、無線端末のためのイーサネットPDUセッションのためのエンドマーカーを送信すること(1063)をさらに含む、実施形態16に記載の方法。
18. 基地局が第1の基地局(253)であり、エンドマーカーが、第2の基地局(255)への再送信のために第1の基地局に送信される、実施形態17に記載の方法。
19. イーサネットPDUセッションを解放する前に、基地局(253)およびUPFエンティティ(257)を通して、イーサネットPDUセッションを使用して無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータの通信を提供すること(1053)をさらに含む、実施形態16から18のいずれか1つに記載の方法。
20. 通信を提供することが、SMFエンティティからセッション解放要求を受信する前および後に、基地局およびUPFエンティティを通して、イーサネットPDUセッションを使用して無線端末とイーサネットネットワークとの間のデータの通信を提供することを含む、実施形態19に記載の方法。
21. 無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティであって、SMFエンティティが、実施形態1から8のいずれか1つに記載の動作を実施するように適合された、SMFエンティティ。
22. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティであって、UPFエンティティが、実施形態9から20のいずれか1つに記載の動作を実施するように適合された、UPFエンティティ。
23. 無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティであって、SMFエンティティが、プロセッサ(903)と、プロセッサに結合されたメモリ(905)とを備え、メモリが、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、実施形態1から8のいずれか1つに記載の動作を実施させる命令を備える、SMFエンティティ。
24. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティであって、UPFエンティティが、プロセッサ(903)と、プロセッサに結合されたメモリ(905)とを備え、メモリが、プロセッサによって実行されたとき、プロセッサに、実施形態9から20のいずれか1つに記載の動作を実施させる命令を備える、UPFエンティティ。
本明細書で使用される様々な略語の説明が以下で説明される。
略語 説明
AMF アクセスおよびモビリティ管理機能
AS アプリケーションサーバ
BS 基地局
C-MTC クリティカルマシン型通信
CN コアネットワーク
DC デュアルコネクティビティ
DNN データネットワーク名
DPI ディープパケット検査
EPC エボルブドパケットコア
gNB NRノードB
IP インターネットプロトコル
LTE Long Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MgNB マスタgNB
NEF ネットワーク露出機能
NRF ネットワークリソース機能
OTA オーバージエア
PCF ポリシー制御機能
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PDU プロトコルデータユニット
PSA PDUセッションアンカー
RAN 無線アクセスネットワーク
SgNB 2次gNB
SMF セッション管理機能
SSC セッションおよびサービス継続性
SW 切替え
TSN 時間敏感ネットワーキング
UDM ユーザデータ管理
UE ユーザ機器
UPF ユーザプレーン機能
様々な参考文献が上述され、これらの参考文献は以下で識別される。
・ 3GPP TS23.501 V15.1.0(2018-03)、技術仕様グループサービスおよびシステム態様;5Gシステムのためのシステムアーキテクチャ;ステージ2(リリース15)
・ 3GPP TS23.502 V15.1.0(2018-03)、技術仕様グループサービスおよびシステム態様;5Gシステムのためのプロシージャ;ステージ2(リリース15)
・ 3GPP TS37.340 V15.1.0(2018-03)、技術仕様グループ無線アクセスネットワーク;拡張ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)およびNR;マルチコネクティビティ;ステージ2(リリース15)
・ 2017年12月29日に出願された、「Methods Providing Dual Connectivity For Redundant User Plane Paths And Related Network Nodes」と題する国際出願第PCT/IB2017/058517号
・ 3GPP TS23.725 v2.0.0(2018-12)、技術仕様グループサービスおよびシステム態様;5Gコアネットワーク(5GC)における超高信頼低レイテンシ通信(URLLC:Ultra-Reliable Low-Latency Communication)サポートの拡張に関する研究(リリース16)
・ Ericsson、「Anchor change for Ethernet PDU Sessions」、3GPP TSG-SA WG2会議#128、S2-186420、ビリニュス、リトアニア、2018年7月2~6日
さらなる規定および実施形態が以下で説明される。
本発明概念の様々な実施形態の上記の説明では、本明細書で使用される専門用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明概念を限定するものではないことを理解されたい。別段に規定されていない限り、本明細書で使用される(技術用語および科学用語を含む)すべての用語は、本発明概念が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。通常使用される辞書において規定される用語など、用語は、本明細書および関連技術の文脈におけるそれらの用語の意味に従う意味を有するものとして解釈されるべきであり、明確にそのように本明細書で規定されない限り、理想的なまたは過度に形式的な意味において解釈されないことをさらに理解されよう。
エレメントが、別のエレメントに「接続された」、「結合された」、「応答する」、またはそれらの変形態であると呼ばれるとき、そのエレメントは、別のエレメントに直接、接続され、結合され、または応答し得、あるいは介在するエレメントが存在し得る。対照的に、エレメントが、別のエレメントに「直接接続された」、「直接結合された」、「直接応答する」、またはそれらの変形態であると呼ばれるとき、介在するエレメントが存在しない。同様の番号は、全体を通して同様のエレメントを指す。さらに、本明細書で使用される、「結合された」、「接続された」、「応答する」、またはそれらの変形態は、無線で結合された、無線で接続された、または無線で応答する、を含み得る。本明細書で使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別段に明確に指示するのでなければ、複数形をも含むものとする。簡潔および/または明快のために、よく知られている機能または構築が詳細に説明されないことがある。「および/または」という用語は、関連するリストされた項目のうちの1つまたは複数の任意のおよび全部の組合せを含む。
様々なエレメント/動作を説明するために、第1の、第2の、第3の、などの用語が本明細書で使用され得るが、これらのエレメント/動作は、これらの用語によって限定されるべきでないことを理解されよう。これらの用語は、あるエレメント/動作を別のエレメント/動作と区別するために使用されるにすぎない。したがって、本発明概念の教示から逸脱することなしに、いくつかの実施形態における第1のエレメント/動作が、他の実施形態において第2のエレメント/動作と呼ばれることがある。同じ参照番号または同じ参照符号は、本明細書全体にわたって同じまたは同様のエレメントを示す。
本明細書で使用される、「備える、含む(comprise)」、「備える、含む(comprising)」、「備える、含む(comprises)」、「含む(include)」、「含む(including)」、「含む(includes)」、「有する(have)」、「有する(has)」、「有する(having)」という用語、またはそれらの変形態は、オープンエンドであり、1つまたは複数の述べられた特徴、整数、エレメント、ステップ、構成要素または機能を含むが、1つまたは複数の他の特徴、整数、エレメント、ステップ、構成要素、機能またはそれらのグループの存在または追加を排除しない。さらに、本明細書で使用される、「たとえば(exempli gratia)」というラテン語句に由来する「たとえば(e.g.)」という通例の略語は、前述の項目の一般的な1つまたは複数の例を紹介するかまたは具体的に挙げるために使用され得、そのような項目を限定するものではない。「すなわち(id est)」というラテン語句に由来する「すなわち(i.e.)」という通例の略語は、より一般的な具陳から特定の項目を具体的に挙げるために使用され得る。
例示的な実施形態が、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)および/またはコンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート例示を参照しながら本明細書で説明された。ブロック図および/またはフローチャート例示のブロック、ならびにブロック図および/またはフローチャート例示中のブロックの組合せが、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実施されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/またはマシンを作り出すための他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に提供され得、したがって、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装するために、およびそれにより、ブロック図および/またはフローチャートの(1つまたは複数の)ブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段(機能)および/または構造を作成するために、トランジスタ、メモリロケーションに記憶された値、およびそのような回路内の他のハードウェア構成要素を変換および制御する。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に特定の様式で機能するように指示することができる、有形コンピュータ可読媒体に記憶され得、したがって、コンピュータ可読媒体に記憶された命令は、ブロック図および/またはフローチャートの1つまたは複数のブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を作り出す。したがって、本発明概念の実施形態は、ハードウェアで、および/または「回路」、「モジュール」またはそれらの変形態と総称して呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で稼働する(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアで具現され得る。
また、いくつかの代替実装形態では、ブロック中で言及される機能/行為は、フローチャート中で言及される順序から外れて行われ得ることに留意されたい。たとえば、関与する機能/行為に応じて、連続して示されている2つのブロックが、事実上、実質的にコンカレントに実行され得るか、またはブロックが、時々、逆の順序で実行され得る。その上、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能が、複数のブロックに分離され得、ならびに/あるいはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能が、少なくとも部分的に統合され得る。最後に、他のブロックが、示されているブロック間に追加/挿入され得、および/または発明概念の範囲から逸脱することなく、ブロック/動作が省略され得る。その上、図のうちのいくつかが、通信の主要な方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信が、図示された矢印と反対方向に行われ得ることを理解されたい。
本発明概念の原理から実質的に逸脱することなしに、実施形態に対して多くの変形および修正が行われ得る。すべてのそのような変形および修正は、本発明概念の範囲内で本明細書に含まれるものとする。したがって、上記で開示された主題は、例示であり、限定するものではないと見なされるべきであり、実施形態の例は、本発明概念の趣旨および範囲内に入る、すべてのそのような修正、拡張、および他の実施形態をカバーするものとする。したがって、法によって最大限に許容される限りにおいて、本発明概念の範囲は、実施形態およびそれらの等価物の例を含む、本開示の最も広い許容可能な解釈によって決定されるべきであり、上記の詳細な説明によって制限または限定されるべきでない。

Claims (13)

  1. 無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティを動作させる方法であって、前記方法は、
    第1のユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(257)から無線端末のためのイーサネットコンテキストを受信すること(851)であって、前記イーサネットコンテキストが、前記第1のUPFエンティティを使用して前記無線端末のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションのために提供され、前記第1のUPFエンティティ(257)は、前記無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションの第1のPDUセッションアンカー(PSA)として機能し、前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための前記MACアドレスを含む、ことと、
    前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末の前記イーサネットPDUセッションの第2のPSAとして機能する第2のUPFエンティティ(259)を選択すること(857)と、
    前記第2のUPFエンティティを選択したことに応答して、前記第2のUPFエンティティ(259)に前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを送信すること(859)であって、前記イーサネットコンテキストを送信することは、前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを前記第2のUPFに送信して、前記PDUセッションを解放せずに前記イーサネットコンテキストを使用して、前記PDUセッションの前記第1のPSAから前記PDUセッションの前記第2のPSAに変更することを含む、こと
    を含む、方法。
  2. 前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションを切り替えたいという要求を受信すること(855)
    をさらに含み、
    前記第2のUPFエンティティ(259)を選択することが、前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションを切り替えたいという前記要求を受信したことに応答して、前記第2のUPFエンティティを選択することを含む、
    請求項に記載の方法。
  3. 前記イーサネットコンテキストが、前記第1のUPFエンティティ(257)を使用しておよび第1の基地局(253)を使用して、前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションのために提供され、前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションを切り替えたいという前記要求が、前記第1の基地局(253)とは異なる第2の基地局(255)の識別情報を含み、前記第2のUPFエンティティ(259)を選択することが、前記第2の基地局(255)の前記識別情報に基づいて前記第2のUPFエンティティを選択することを含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記イーサネットPDUセッションを切り替えたいという前記要求を受信することが、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)エンティティから前記要求を受信することを含み、前記方法は、
    前記第2のUPFエンティティを選択した後に、前記AMFエンティティに、切り替えたいという前記要求の確認応答を送信すること(863)であって、前記確認応答が前記第2のUPFエンティティの識別情報を含む、確認応答を送信すること
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記確認応答が、前記イーサネットPDUセッションのためのエンドマーカーがないであろうことを示すエンドマーカーなしフラグを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記イーサネットコンテキストを送信することが、セッション確立要求において前記第2のUPFエンティティ(259)に前記イーサネットコンテキストを送信することを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2のUPFエンティティ(259)を選択したことに応答して、前記第1のUPFエンティティ(257)に前記無線端末のためのセッション解放要求を送信すること(865)
    をさらに含む、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための複数のMACアドレスを含み、前記イーサネットコンテキストを送信することが、前記複数のMACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを送信することを含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  9. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(259)を動作させる方法であって、前記方法は、
    イーサネットネットワークを使用して無線端末(251)のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立したいという要求を受信すること(951)であって、前記イーサネットPDUセッションを確立したいという前記要求が、前記無線端末のためのイーサネットコンテキストを含み、前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む、ことと、
    前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末の前記イーサネットPDUセッションの第2のPSAとして機能して、前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションを確立することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記無線端末のための前記MACアドレスを使用して前記イーサネットネットワークにおける前記無線端末のためのフォワーディングを更新すること(955)と
    を含む、方法。
  10. 無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティであって、前記SMFエンティティが、第1のユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(257)から無線端末のためのイーサネットコンテキストを受信することであって、前記イーサネットコンテキストが、前記第1のUPFエンティティを使用して前記無線端末のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションのために提供され、前記第1のUPFエンティティ(257)は、前記無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションの第1のPDUセッションアンカー(PSA)として機能し、前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための前記MACアドレスを含む、ことと、
    前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末の前記イーサネットPDUセッションの第2のPSAとして機能する第2のUPFエンティティ(259)を選択することと、
    前記第2のUPFエンティティを選択したことに応答して、前記第2のUPFエンティティ(259)に前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを送信することであって、前記イーサネットコンテキストを送信することは、前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを前記第2のUPFに送信して、前記PDUセッションを解放せずに前記イーサネットコンテキストを使用して、前記PDUセッションの前記第1のPSAから前記PDUセッションの前記第2のPSAに変更することを含む、こと
    を行うように適合された、SMFエンティティ。
  11. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティであって、前記UPFエンティティは、
    イーサネットネットワークを使用して無線端末(251)のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立したいという要求を受信することであって、前記イーサネットPDUセッションを確立したいという前記要求が、前記無線端末のためのイーサネットコンテキストを含み、前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む、ことと、
    前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末の前記イーサネットPDUセッションの第2のPSAとして機能して、前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションを確立することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記無線端末のための前記MACアドレスを使用して前記イーサネットネットワークにおける前記無線端末のためのフォワーディングを更新することと
    を行うように適合された、UPFエンティティ。
  12. 無線通信ネットワークのセッション管理機能(SMF)エンティティであって、前記SMFエンティティが、
    プロセッサ(903)と、
    前記プロセッサに結合されたメモリ(905)と
    を備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    第1のユーザプレーン機能(UPF)エンティティ(257)から無線端末のためのイーサネットコンテキストを受信することであって、前記イーサネットコンテキストが、前記第1のUPFエンティティを使用して前記無線端末のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションのために提供され、前記第1のUPFエンティティ(257)は、前記無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションの第1のPDUセッションアンカー(PSA)として機能し、前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための前記MACアドレスを含む、ことと、
    前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末の前記イーサネットPDUセッションの第2のPSAとして機能する第2のUPFエンティティ(259)を選択することと、
    前記第2のUPFエンティティを選択したことに応答して、前記第2のUPFエンティティ(259)に前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを送信することであって、前記イーサネットコンテキストを送信することは、前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを前記第2のUPFに送信して、前記PDUセッションを解放せずに前記イーサネットコンテキストを使用して、前記PDUセッションの前記第1のPSAから前記PDUセッションの前記第2のPSAに変更することを含む、こと
    を行わせる命令を備える、SMFエンティティ。
  13. 無線通信ネットワークのユーザプレーン機能(UPF)エンティティであって、前記UPFエンティティが、
    プロセッサ(903)と、
    前記プロセッサに結合されたメモリ(905)と
    を備え、前記メモリは、前記プロセッサによって実行されたとき、前記プロセッサに、
    イーサネットネットワークを使用して無線端末(251)のためのイーサネットプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立したいという要求を受信することであって、前記イーサネットPDUセッションを確立したいという前記要求が、前記無線端末のためのイーサネットコンテキストを含み、前記イーサネットコンテキストが、前記無線端末のための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを含む、ことと、
    前記無線端末のための前記MACアドレスを含む前記イーサネットコンテキストを使用して前記無線端末の前記イーサネットPDUセッションの第2のPSAとして機能して、前記無線端末のための前記イーサネットPDUセッションを確立することと、
    前記要求を受信したことに応答して、前記無線端末のための前記MACアドレスを使用して前記イーサネットネットワークにおける前記無線端末のためのフォワーディングを更新することと
    を行わせる命令を備える、UPFエンティティ。
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