JP7190972B2 - 防振装置設計支援装置、防振装置設計支援プログラム及び防振装置設計支援方法 - Google Patents

防振装置設計支援装置、防振装置設計支援プログラム及び防振装置設計支援方法 Download PDF

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本発明は、防振装置設計支援装置、防振装置設計支援プログラム及び防振装置設計支援方法に関する。
自動車メーカーや自動車部品メーカーは、市場で販売される自動車に採用する部品の仕様を決定する場合、試作部品を作製して実車に組み込み、実車を実際に稼働させて各種データを収集する試験を実施することがある。
ところが、このような試験は、試作部品を作製する労力、実車を実際に稼働させる労力が要求される。このため、例えば、特許文献1に開示されたばね設計システムを使用し、このような労力を削減することが行われている。
特許文献1に開示されたばね設計システムは、コイル計算部と、ばね特性データベースと、サーバとを備える。ねじりコイル計算部は、コイルばねの仕様データに基づき、コイルばねのばね計算を行い、この特性値からなる諸元データを出力する。ばね特性データベースは、得られたコイルばねの特性値を含む諸元データが、要求された仕様に対して適正か否かの判定を行う。サーバは、計算結果と判定データとにより、仕様データがコイルばねのデータとして適正か否かの判定を行い、判定結果を出力する。
特開2003-16139号公報
しかし、上述したばね設計システムは、ばね計算に使用するコイルばねの仕様データが不足している場合、上述した試験において所望の結果を満たさないコイルばねをコイルばねのデータとして適正であると判定してしまうことがある。つまり、上述したばね設計システムは、本来採用されるべきではないコイルばねを適正であると判定してしまうことがある。また、自動車を構成している部品の振動を抑制する防振装置等の部品は、コイルばねに比べて構造が複雑であるため、仕様データの不足による誤判定が更に起こりやすくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、自動車に採用する防振装置を決定する上で必要なデータを効率良く収集し、当該データを踏まえて所望の応答特性を発揮し得る防振装置を提案することができる防振装置設計支援装置、防振装置設計支援プログラム及び防振装置設計支援方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する調整部と、前記第一防振装置が組み込まれた前記実車が使用されている場合に前記動作要素に入力される振動を示す振動データ及び前記振動データにより示される振動に応じた前記動作要素の応答を示す応答データを取得する取得部と、前記調整部により調整された応答特性を示す応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する提案部と、を備える防振装置設計支援装置である。
また、上述した防振装置設計支援装置において、前記提案部は、応答特性が予め設計されている前記第二防振装置を提案する。
また、上述した防振装置設計支援装置において、前記提案部は、前記応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて設計された前記第二防振装置を提案する。
本発明の一態様は、コンピュータに、実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する調整機能と、前記第一防振装置が組み込まれた前記実車が使用されている場合に前記動作要素に入力される振動を示す振動データ及び前記振動データにより示される振動に応じた前記動作要素の応答を示す応答データを取得する取得機能と、前記調整機能により調整された応答特性を示す応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する提案機能と、を実現させるための防振装置設計支援プログラムである。
本発明の一態様は、実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する調整ステップと、前記第一防振装置が組み込まれた前記実車が使用されている場合に前記動作要素に入力される振動を示す振動データ及び前記振動データにより示される振動に応じた前記動作要素の応答を示す応答データを取得する取得ステップと、前記調整ステップで調整された応答特性を示す応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する提案ステップと、を含む防振装置設計支援方法である。
本発明によれば、自動車に採用する防振装置を決定する上で必要なデータを効率良く収集し、当該データを踏まえて所望の応答特性を発揮し得る防振装置を提案することができる防振装置設計支援装置、防振装置設計支援プログラム及び防振装置設計支援方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置により調整された応答特性の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置が取得する振動データの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置が取得する応答データの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る複数の第二防振装置各々の応答特性、振動及び応答の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
[実施形態]
図1から図4を参照しながら、実施形態に係る防振装置設計支援装置の一例について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置の一例を示す図である。図1に示すように、防振装置設計支援装置1は、調整部11と、取得部12と、判定部13と、提案部14とを備える。
調整部11は、実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する。第一防振装置は、例えば、液封ブッシュであり、実車試験で使用される実車に組み込まれる。動作要素は、第一防振装置を構成している部品又はこれらの部品の組み合わせにより一定の動作を行う要素である。また、動作要素は、第一防振装置に封入される液体を含む。応答特性は、動作要素に入力する振動に応じた動作要素の応答の特性である。また、応答特性は、必ずしも一種類に限られる訳ではなく、動作要素の振幅依存性、減衰特性、速度依存性、周波数特性等、複数の種類の特性を含むことがある。
図2は、本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置により調整された応答特性の一例を示す図である。例えば、調整部11は、図2に示すように、第一防振装置の所定の動作要素の応答特性Aについて設定値「a11」を設定する。ここで言う設定値は、応答特性Aを決定する値を意味する。また、調整部11は、第一防振装置の動作要素の応答特性Bについて設定値「a12」を設定し、第一防振装置の動作要素の応答特性Cについて設定値「a13」を設定する。
さらに、具体的には、調整部11は、第一防振装置を構成している部品の位置又は第一防振装に封入されている液体の流路の形状や断面積をサーボやアクチュエータを使用して調整することにより、これらの設定値を設定する。また、調整部11は、第一防振装置に封入されている液体が電気粘性流体である場合、電極を使用して当該液体に電圧を印加して粘性を調整することにより、これらの設定値を設定する。
なお、調整部11は、第一防振装置の動作要素の応答特性を決定する設定値を一つ設定する代わりに、設定値を複数設定したり、当該応答特性を決定する設定値の範囲、数式で表現された条件等を設定したりしてもよい。
取得部12は、振動データ及び応答データを取得する。振動データは、第一防振装置が組み込まれた実車が使用されている場合、例えば、当該実車を使用した実車試験が実施されている場合に動作要素に入力される振動を示すデータである。振動データは、例えば、振動の変位、速度、加速度、振動を引き起こす荷重を示すデータを含む。応答データは、振動データにより示される振動に応じた動作要素の応答を示すデータである。応答データは、例えば、動作要素の変位、速度、加速度を示すデータを含む。
図3は、本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置が取得する振動データの一例を示す図である。例えば、取得部12は、実車試験において振動B1が第一防振装置の所定の動作要素に入力された場合、図3に示すように、振動B1を記述する値「b11」を示す振動データを取得する。同様に、取得部12は、図3に示すように、振動B2が第一防振装置の所定の動作要素に入力された場合、振動B2を記述する値「b12」を示す振動データを取得し、振動B3が第一防振装置の所定の動作要素に入力された場合、振動B3を記述する値「b13」を示す振動データを取得する。
なお、取得部12は、振動データにより示される振動を記述する値を一つ取得する代わりに、当該値を複数取得したり、当該振動を記述する当該値の範囲、当該振動を記述する数式等を取得したりしてもよい。
図4は、本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置が取得する応答データの一例を示す図である。例えば、取得部12は、実車試験において図3に示した振動B1に応じて第一防振装置の所定の動作要素が応答C1を示した場合、応答C1を記述する値「c11」を示す応答データを取得する。同様に、取得部12は、実車試験において図3に示した振動B2に応じて第一防振装置の所定の動作要素が応答C2を示した場合、応答C2を記述する値「c12」を示す応答データを取得する。また、実車試験において図3に示した振動B3に応じて第一防振装置の所定の動作要素が応答C3を示した場合、応答C3を記述する値「c13」を示す応答データを取得する。
なお、取得部12は、応答データにより示される応答を記述する値を一つ取得する代わりに、当該値を複数取得したり、当該応答を記述する当該値の範囲、当該応答を記述する数式等を取得したりしてもよい。
判定部13は、応答データにより示される応答が目標応答を満たしているか否かを判定する。目標応答は、市場で販売される実車に組み込まれる防振装置である第二防振装置の動作要素の応答データが満たす必要がある条件であり、当該実車の仕様等により決定される。
提案部14は、第二防振装置を提案するために必要な判定を実行する。例えば、提案部14は、取得部12により取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置があるか否かを判定する。具体的には、提案部14は、このような第二防振装置がカタログに掲載されているか否かを判定する。そして、提案部14は、取得部12により取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置が無いと判定した場合、取得部12により取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置を作製可能であるか否かを判定する。
そして、提案部14は、取得部12により取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置があると判定した場合、応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する。
図5は、本発明の実施形態に係る複数の第二防振装置各々の応答特性、振動及び応答の一例を示す図である。図5に示した防振装置D1、防振装置D2、防振装置D3等は、例えば、防振装置のカタログに掲載されている。防振装置D1は、応答特性A1が設定値「a11」で決定されており、応答特性A2が設定値「a12」で決定されており、応答特性A3が設定値「a13」で決定されている。また、防振装置D1は、振動データ「b11」で記述される振動B1が動作要素に入力された場合、応答データ「c11」で記述される応答C1を示す。同様に、防振装置D1は、振動データ「b12」で記述される振動B2が動作要素に入力された場合、応答データ「c12」で記述される応答C2を示し、振動データ「b13」で記述される振動B3が動作要素に入力された場合、応答データ「c13」で記述される応答C3を示す。また、これらは、図5に示した防振装置D2及び防振装置D3についても同様である。
具体的には、提案部14は、図3に示した振動データ「b11」により記述される振動B1が第一防振装置に入力され、図4に示した応答データ「c11」により記述される応答C1を第一防振装置の動作要素が示した場合、同様の挙動を示す防振装置D1を提案する。すなわち、提案部14は、第一防振装置と同様の第二防振装置を提案する。同様に、提案部14は、図3に示した振動データ「b12」により記述される振動B2が第一防振装置に入力され、図4に示した応答データ「c12」により記述される応答C2を第一防振装置の動作要素が示した場合、同様の挙動を示す防振装置D1を提案する。また、提案部14は、図3に示した振動データ「b13」により記述される振動B3が第一防振装置に入力され、図4に示した応答データ「c13」により記述される応答C3を第一防振装置の動作要素が示した場合、同様の挙動を示す防振装置D1を提案する。また、これらは、図5に示した防振装置D2及び防振装置D3についても同様である。
或いは、提案部14は、図3に示した振動データ「b11」により記述される振動B1が第一防振装置に入力され、図4に示した応答データ「c11」により記述される応答C1を第一防振装置の動作要素が示した場合、これに近い挙動を示す防振装置D2を提案する。すなわち、提案部14は、第一防振装置に比較的近い応答特性を有する第二防振装置を提案する。この場合、図5に示した防振装置D2の応答特性A1を示す設定値「a21」、振動B1を記述する値「b21」及び応答C1を記述する値「c21」は、それぞれ所定の範囲内で図2に示した設定値「a11」、図3に示した値「b11」及び図4に示した値「c11」に近い値となっている。また、これは、図5に示した他の値についても同様である。
或いは、提案部14は、取得部12により取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置を作製可能であると判定した場合、応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいて設計された第二防振装置を提案する。具体的には、提案部14は、調整部11により調整された応答特性を示す応答特性データと、取得部12により振動データ及び応答データとに基づいてカタログ等に掲載されていない第二防振装置を提案する。
なお、提案部14が第二防振装置を提案する態様は、特に限定されない。例えば、提案部14は、提案する第二防振装置の応答特性データ、振動データ、応答データ等をディスプレイに表示させることにより、第二防振装置を提案する。
次に、図6を参照しながら、防振装置設計支援装置1が実行する処理の一例を説明する。図6は、本発明の実施形態に係る防振装置設計支援装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS11において、調整部11は、第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する。
ステップS12において、取得部12は、実車試験を実施し、振動データ及び応答データを取得する。
ステップS13において、判定部13は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が目標応答を満たしているか否かを判定する。
ステップS14において、調整部11は、第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整し、処理をステップS12に戻す。
ステップS15において、提案部14は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置があるか否かを判定する。提案部14は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置があると判定した場合(ステップS15:YES)、処理をステップS16に進める。一方、提案部14は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置が無いと判定した場合(ステップS15:NO)、処理をステップS17に進める。
ステップS16において、提案部14は、応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいて、応答特性が予め設計されている第二防振装置を提案し、処理を終了させる。
ステップS17において、提案部14は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置を作製可能であるか否かを判定する。提案部14は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置を作製可能であると判定した場合(ステップS17:YES)、処理をステップS18に進める。一方、提案部14は、ステップS12で取得された応答データにより示される応答が可能な第二防振装置を作製可能でないと判定した場合(ステップS17:NO)、処理を終了させる。
ステップS18において、提案部14は、応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいて設計された第二防振装置を提案し、処理を終了させる。
以上、実施形態に係る防振装置設計支援装置1について説明した。防振装置設計支援装置1は、実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整し、振動データ及び応答データを取得する。そして、防振装置設計支援装置1は、調整部11により調整された応答特性を示す応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する。これにより、防振装置設計支援装置1は、自動車に採用する防振装置を決定する上で必要なデータを効率良く収集し、当該データを踏まえて所望の応答特性を発揮し得る防振装置を提案することができる。
また、防振装置設計支援装置1は、応答特性が予め設計されている第二防振装置を提案する。具体的には、防振装置設計支援装置1は、応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいてカタログ等に掲載されている第二防振装置を提案する。これにより、防振装置設計支援装置1は、自動車メーカーや自動車部品メーカーが所望の応答特性を発揮し得る防振装置を速やかに選択することを支援することができる。
また、防振装置設計支援装置1は、応答特性データ、振動データ及び応答データの少なくとも一つに基づいて設計された第二防振装置を提案する。具体的には、防振装置設計支援装置1は、これらのデータの少なくとも一つに基づいてカタログ等に掲載されていない第二防振装置を提案する。これにより、防振装置設計支援装置1は、所望の応答特性を発揮し得る防振装置がカタログ等に掲載されていなかったり、市場で販売されていなかったりしても、所望の応答特性を発揮し得る具体的な防振装置を提案することができる。
なお、上述した実施形態では、第一防振装置が実車試験で使用される実車に組み込まれる場合を例に挙げたが、これに限定されない。例えば、第一防振装置は、市場で販売される実車に組み込まれる防振装置であってもよい。
また、上述した提案部14は、調整部11、取得部12及び判定部13の機能を有する装置とは別の装置により実現されてもよい。この場合、提案部14は、図6に示したステップS16又はステップS18において提案する第二防振装置を示すデータを他の装置に送信し、当該他の装置に当該第二防振装置の具体的な仕様等を報知させてもよい。なお、ここで言う他の装置は、防振装置設計支援装置1でもよいし、それ以外の装置でもよい。
また、図1に示した防振装置設計支援装置1が有する機能の少なくとも一部は、回路部(circuitry)を含むハードウェアがプログラムを実行することにより実現されてもよい。ここで言うハードウェアは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)である。また、上述したプログラムは、記憶媒体を備える記憶装置に格納されている。ここで言う記憶媒体は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)である。さらに、上述したプログラムは、図1に示した防振装置設計支援装置1が有する機能の一部を実現する差分プログラムであってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明した。ただし、防振装置設計支援装置1は、上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、置換、組み合わせ又は設計変更を加えることができる。
1…防振装置設計支援装置、11…調整部、12…取得部、13…判定部、14…提案部

Claims (5)

  1. 実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する調整部と、
    前記第一防振装置が組み込まれた前記実車が使用されている場合に前記動作要素に入力される振動を示す振動データ及び前記振動データにより示される振動に応じた前記動作要素の応答を示す応答データを取得する取得部と、
    前記調整部により調整された応答特性を示す応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する提案部と、
    を備える防振装置設計支援装置。
  2. 前記提案部は、応答特性が予め設計されている前記第二防振装置を提案する、
    請求項1に記載の防振装置設計支援装置。
  3. 前記提案部は、前記応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて設計された前記第二防振装置を提案する、
    請求項1に記載の防振装置設計支援装置。
  4. コンピュータに、
    実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する調整機能と、
    前記第一防振装置が組み込まれた前記実車が使用されている場合に前記動作要素に入力される振動を示す振動データ及び前記振動データにより示される振動に応じた前記動作要素の応答を示す応答データを取得する取得機能と、
    前記調整機能により調整された応答特性を示す応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する提案機能と、
    を実現させるための防振装置設計支援プログラム。
  5. 実車を構成している部品の振動を減衰させる第一防振装置に含まれる動作要素の応答特性を調整する調整ステップと、
    前記第一防振装置が組み込まれた前記実車が使用されている場合に前記動作要素に入力される振動を示す振動データ及び前記振動データにより示される振動に応じた前記動作要素の応答を示す応答データを取得する取得ステップと、
    前記調整ステップで調整された応答特性を示す応答特性データ、前記振動データ及び前記応答データの少なくとも一つに基づいて第二防振装置を提案する提案ステップと、
    を含む防振装置設計支援方法。
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