JP7186667B2 - 直流電源システム - Google Patents

直流電源システム Download PDF

Info

Publication number
JP7186667B2
JP7186667B2 JP2019105332A JP2019105332A JP7186667B2 JP 7186667 B2 JP7186667 B2 JP 7186667B2 JP 2019105332 A JP2019105332 A JP 2019105332A JP 2019105332 A JP2019105332 A JP 2019105332A JP 7186667 B2 JP7186667 B2 JP 7186667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage battery
demand response
requested
discharge
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019105332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020198755A (ja
Inventor
祐喜 中村
ディフェイ 宮緒
和彦 竹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2019105332A priority Critical patent/JP7186667B2/ja
Publication of JP2020198755A publication Critical patent/JP2020198755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7186667B2 publication Critical patent/JP7186667B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • Y02B70/3225Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/222Demand response systems, e.g. load shedding, peak shaving

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

本開示は、無線基地局等に設置され、通信装置(負荷)に供給される電力を制御する直流電源システムに関する。
近年、電力事業者による電力需給調整の手法として、需要家に対して実施するデマンドレスポンス(Demand Response(以下「DR」という))要請が注目されている。これは、電力需給が逼迫した際に、需要家がDR要請期間に、通常時と比較して電力消費を節約する又は電力を多く消費することで、電力会社が管理する電力の需給関係を調整する仕組みである。無線基地局などのインフラストラクチャ設備において、災害に備えるために蓄電池を備えることで、停電時の電力供給バックアップを行っている例がある。例えば、節電要請などに対して適切に蓄電池を充放電することで、電力の消費調整を需要家単位で実施することができる。その際、どの程度節電したかを評価する上で基準となるのが、スマートメータの電力情報である。電気事業者、アグリゲータ等は需要家から送信されるスマートメータの電力情報に基づき、要請に対してどのくらい応答できたかを評価し、該評価に応じた報酬を需要家に与える(下記の特許文献1参照)。
上記のような基地局等に設置された蓄電池を活用したDRによる電力需給調整方法として、DR要請信号をトリガーとして蓄電池を充放電制御することにより受電電力を調整する方法が考えられる。
特開2018-33273号公報
しかしながら、蓄電池は災害に備えて満充電状態であることが求められる。そのため、例えば上げDR要請信号をトリガーとして、単純に、蓄電池から放電させる制御を行うことは実際には困難である。このように、非常用電源を確保しながら、上げDRに係る消費要請電力量に応えることは困難であった。
本開示は、上記課題を解決するために成されたものであり、非常用電源を確保しながら、上げDRに係る消費要請電力量に応えることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示に係る直流電源システムは、商用電源から供給される交流電流を直流電流に変換する整流器と、直流電流を消費する負荷と、前記直流電流により蓄電可能な蓄電池と、を備えた直流電源システムであって、直流電源システムの外部からの上げデマンドレスポンス要請信号に基づきデマンドレスポンスを発動する前に、上げデマンドレスポンス要請信号に基づく消費要請電力量を満足するように蓄電池から放電させ、デマンドレスポンス発動以降に、消費要請電力量に応じた充電を蓄電池へ開始する制御を行う制御部、を備える。上記の「上げデマンドレスポンス」とは、デマンドレスポンス発動により電気の需要量を増やすことを意味し、例えば、再生可能エネルギーの過剰出力分を需要機器の稼働により消費すること、蓄電池を充電することにより上記過剰出力分を吸収すること等が挙げられる。
上記の直流電源システムにおいて、制御部は、直流電源システムの外部からの上げデマンドレスポンス要請信号に基づきデマンドレスポンスを発動する前に、上げデマンドレスポンス要請信号に基づく消費要請電力量を満足するように蓄電池から放電させ、デマンドレスポンス発動以降に、消費要請電力量に応じた充電を蓄電池へ開始する制御を行う。このように、上げデマンドレスポンス要請信号に基づきデマンドレスポンスを発動する前に、上げデマンドレスポンス要請信号に基づく消費要請電力量を満足するように蓄電池から放電させることで、上げデマンドレスポンスに係る消費要請電力量に応えることができ、さらに、デマンドレスポンス発動以降に、消費要請電力量に応じた充電を蓄電池へ開始することで、非常用電源を確保することができる。
本開示によれば、非常用電源を確保しながら、上げDRに係る消費要請電力量に応えることができる。
第1、第2実施形態に係る直流電源システムの概要を示すブロック図である。 第1実施形態に係る制御部の機能ブロック構成図である。 第1実施形態に係る制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態に係る制御部の機能ブロック構成図である。 第2実施形態に係る制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 第1、第2実施形態に係る制御部のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る各種の実施形態を順に説明する。以下では、上げDRに係る負荷想定値Qが予め記憶された状況における電力制御に関する第1実施形態と、負荷想定値Qが未知であり負荷想定値Qの計算を伴う電力制御に関する第2実施形態とを説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態に係る直流電源システム100は、スマートメータ20、ホームエネルギーマネジメントシステム(Home Energy Management System(以下「HEMS」という))の制御部10、整流器30、商用電源の停電時のバックアップのための蓄電池40、直流電流を消費する通信装置(以下「負荷」という)50を含んで構成される。商用電源60からの交流電流は、スマートメータ20経由で整流器30に入力され、整流器30内の整流部31により直流電流に変換され、該直流電流は通信装置50および蓄電池40に供給される。制御部10は、スマートメータ20からの商用電力情報、整流器30内の電流センサ32(電流測定部)および電圧センサ33(バス電圧測定部)の各々からの測定値、並びに、蓄電池40からの充電率(State Of Charge(以下「SOC」という)の情報を取得するとともに、後述する整流器電圧の設定指令(即ち、蓄電池40の充放電制御指令)を整流部31に対し行う。上記のうち、電流センサ32からは、負荷50へ流れる電流値の測定値が取得され、電圧センサ33からは、負荷50へ直流電流が供給されるバスにおけるバス電圧値の測定値が取得される。
図2に示すように、HEMSの制御部10は、HEMSにおける上げデマンドレスポンス要請信号から消費要請電力d[kW]、消費要請期間h[hour]、デマンドレスポンス発動時刻t、およびデマンドレスポンス終了時刻tそれぞれの情報を取得する消費要請受信部11(情報取得部)と、取得された消費要請電力dと消費要請期間hを乗算することで、消費要請電力量D[kWh]を計算する消費要請量計算部12と、計算で得られた消費要請電力量Dを所定の負荷想定値Q(第1実施形態では予め記憶された負荷想定値Q)によって除することで放電所要時間Tを計算し、デマンドレスポンス発動時刻tから放電所要時間Tを減算することで放電開始時刻tを計算する放電開始時間計算部13と、計算で得られた放電開始時刻t、デマンドレスポンス発動時刻t、およびデマンドレスポンス終了時刻tの情報を取得し、放電開始時刻tに蓄電池40からの放電を開始させ、デマンドレスポンス発動時刻tにデマンドレスポンスを発動し、デマンドレスポンス終了時刻tにデマンドレスポンスを終了させる充放電制御部14と、を含む。
充放電制御部14は、後述する整流器電圧の設定指令(即ち、蓄電池40の充放電制御指令)を整流部31に対し行う充放電決定部14Aと、現在時刻tを管理し、現在時刻tが上記放電開始時刻t、デマンドレスポンス発動時刻t、およびデマンドレスポンス終了時刻tそれぞれに到達したことを示すトリガー信号を充放電決定部14Aに出力する時刻管理部14Bと、を含む。
次に、上記のような構成とされた制御部10によって実行される処理動作を、図3に基づき説明する。
図3のステップS1において、消費要請受信部11が、HEMSにおける上げデマンドレスポンス要請信号から消費要請電力d[kW]、消費要請期間h[hour]、デマンドレスポンス発動時刻t、およびデマンドレスポンス終了時刻tそれぞれの情報を取得し、消費要請電力d、消費要請期間h、デマンドレスポンス発動時刻tの情報を消費要請量計算部12へ、デマンドレスポンス発動時刻t、デマンドレスポンス終了時刻tの情報を時刻管理部14Bへ、それぞれ転送する。
ステップS2では、消費要請量計算部12が、消費要請電力dと消費要請期間hを乗算することで、消費要請電力量Dを計算し、消費要請電力量Dとデマンドレスポンス発動時刻tの情報を放電開始時間計算部13へ転送する。
ステップS3では、放電開始時間計算部13が、予め記憶された負荷想定値Qによって消費要請電力量Dを除することで放電所要時間Tを計算し、デマンドレスポンス発動時刻tから放電所要時間Tを減算することで放電開始時刻tを計算する。得られた放電開始時刻tの情報は充放電制御部14へ転送される。
上記のステップS1~S3において、例えば、消費要請電力dが2kW、消費要請期間hが2時間、デマンドレスポンス発動時刻tが12:00、デマンドレスポンス終了時刻tが14:00、負荷想定値Qが1kWであるとすると、消費要請電力量Dとして4kWhが導かれ、放電所要時間Tとして4時間が導かれ、これにより、放電開始時刻tとして8:00が導かれる。
ステップS4以降の処理は、充放電制御部14において以下のように実行される。ステップS4で時刻管理部14Bは、現在時刻tが放電開始時刻tになったことを検知すると、放電開始時刻tになったことを示すトリガー信号を充放電決定部14Aに出力し、ステップS5で充放電決定部14Aは、整流器電圧Vを蓄電池電圧より十分に低い第1の電圧値VD(例えば41V)に下げる指令を整流部31に対し行うことで蓄電池40からの放電を開始させる。
そして、ステップS6で時刻管理部14Bは、現在時刻tがデマンドレスポンス発動時刻tになったことを検知すると、デマンドレスポンス発動時刻tになったことを示すトリガー信号を充放電決定部14Aに出力し、ステップS7で充放電決定部14Aは、整流器電圧Vを蓄電池電圧より十分に高い第2の電圧値VU(例えば54V)に上げる指令を整流部31に対し行うことで蓄電池40への充電を開始させる。
その後、充放電決定部14Aにより蓄電池40のSOCが100%に到達したか否かが監視される(ステップS8)とともに、時刻管理部14Bにより現在時刻tがデマンドレスポンス終了時刻tになったか否かが監視される(ステップS9)。そして、蓄電池40のSOCが100%に到達した場合(ステップS8でNOの場合)、又は、現在時刻tがデマンドレスポンス終了時刻tになった場合(ステップS9でYESの場合)、ステップS10で充放電決定部14Aは、整流器電圧Vを蓄電池電圧相当の第3の電圧値VN(例えば52V)に下げる指令を整流部31に対し行うことで、蓄電池40を待機状態とする。その後、ステップS1へ戻り、上記の処理を繰り返す。
以上説明した第1実施形態によれば、上げデマンドレスポンス要請信号に対し、非常用電源を確保しながら、上げデマンドレスポンスに係る消費要請電力量に応えることができる。換言すれば、停電などの災害対策に配慮しながら、電力の需要家向けのインセンティブを最大化することが可能となる。
また、消費要請電力量および負荷想定値に基づき放電所要時間を計算し、デマンドレスポンス発動時刻から放電所要時間を減算することで適切な放電開始時刻を計算し、得られた放電開始時刻に蓄電池からの放電を開始させる制御を行うことで、上げDR発動の前に消費要請電力量を満足するように蓄電池からの放電を完了させることができる。
また、図3のステップS4~S7において、蓄電池電圧に対し相対的に整流器電圧を上昇させる又は降下させることで、適切に蓄電池の充放電制御を行うことができる。
また、図3のステップS8~S10において、蓄電池が満充電状態に達したとき、又は、DR終了時刻になったときに、過充電とならないように適切に蓄電池を待機状態にすることができる。
[第2実施形態]
次に、図4、図5を用いて第2実施形態を説明する。前述したように、予め記憶された負荷想定値Qを用いた電力制御に関する第1実施形態に対し、第2実施形態は、負荷想定値Qが未知であり負荷想定値Qの計算を伴う電力制御に関する実施形態である。
第2実施形態に係る直流電源システムの概略構成は、第1実施形態に係る直流電源システムの概略構成(図1)と同様である。第2実施形態に係る図4、図5では、第1実施形態に係る図2、図3と実質同一の要素には同じ符号が付されており、以下では、第1実施形態と重複した説明は省略する。
図4に示す第2実施形態に係る制御部10は、第1実施形態の構成(図2)に、バス電圧測定部15、電流測定部16および負荷想定値計算部17をさらに備える。バス電圧測定部15は、電圧センサ33による測定値を入手することで、バス(即ち、負荷50へ直流電流が供給されるバス)におけるバス電圧値を測定する。電流測定部16は、電流センサ32による測定値を入手することで、負荷50へ流れる電流値を測定する。負荷想定値計算部17は、上記バス電圧測定部15および電流測定部16から得られるバス電圧値と電流値とを乗算することで、負荷想定値Qを計算し、得られた負荷想定値Qを放電開始時間計算部13へ通知する。
図5に示す第2実施形態に係る制御部10による処理では、第1実施形態における処理(図3)に、ステップS2A、S2Bの処理が追加されている。ステップS2に続くステップS2Aでは、バス電圧測定部15が、電圧センサ33による測定値を入手することでバス電圧値を測定するとともに、電流測定部16が、電流センサ32による測定値を入手することで、負荷50へ流れる電流値を測定する。得られたバス電圧値と電流値は負荷想定値計算部17へ出力される。次のステップS2Bでは、負荷想定値計算部17が、バス電圧値と電流値とを乗算することで負荷想定値Qを計算し、得られた負荷想定値Qを放電開始時間計算部13へ通知する。例えば、バス電圧値として50Vが得られ、電流値として20Aが得られた場合、これらを乗算することで、負荷想定値Qとして1kWが求められる。その後、次のステップS3では、第1実施形態と同様に、放電開始時間計算部13は、負荷想定値Qによって消費要請電力量Dを除することで放電所要時間Tを計算し、デマンドレスポンス発動時刻tから放電所要時間Tを減算することで放電開始時刻tを計算する。以降の処理は第1実施形態と同様である。
上記の第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、さらに、既知の負荷想定値Qを用いることなく、測定で得られたバス電圧値と電流値から負荷想定値Qを計算して用いるため、装置更改などにより負荷(通信装置)に変更があった際などにも柔軟に対応することができる。
[変形例について]
続いて、本開示に係る変形例について説明する。
第1、第2実施形態に係る直流電源システムは、デマンドレスポンス信号を受信するHEMSを整流器の外部に設置した構成であったが、HEMSは整流器の内部に設置しても良い。
第1、第2実施形態では、整流器電圧を蓄電池電圧に対し相対的に上昇又は降下させることで蓄電池の充放電制御を行う例を説明したが、無線基地局等に蓄電池の充放電制御装置が備わっている場合には、整流器電圧を蓄電池電圧に対し相対的に上昇又は降下させることなく、蓄電池の充放電制御によって蓄電池の充電/放電/待機を実施しても良い。
また、第1、第2実施形態では、整流器の内部に電流センサおよび電圧センサを備える例を説明したが、電流センサと電圧センサの両方又は一方を整流器の外部に設置しても良い。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)、送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態における制御部は、本実施形態における処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図6は、本開示の一実施の形態に係る制御部10のハードウェア構成例を示す図である。上述の制御部10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。制御部10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
制御部10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。 また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007によって接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
10…制御部、11…消費要請受信部(情報取得部)、12…消費要請量計算部、13…放電開始時間計算部、14…充放電制御部、14A…充放電決定部、14B…時刻管理部、15…バス電圧測定部、16…電流測定部、17…負荷想定値計算部、20…スマートメータ、30…整流器、31…整流部、32…電流センサ(電流測定部)、33…電圧センサ(バス電圧測定部)、40…蓄電池、50…負荷、60…商用電源、100…直流電源システム、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (4)

  1. 商用電源から供給される交流電流を直流電流に変換する整流器と、前記直流電流を消費する負荷と、前記直流電流により蓄電可能な蓄電池と、を備えた直流電源システムであって、
    前記直流電源システムの外部からの上げデマンドレスポンス要請信号に基づきデマンドレスポンスを発動する前に、前記上げデマンドレスポンス要請信号に基づく消費要請電力量を満足するように前記蓄電池から放電させ、デマンドレスポンス発動以降に、前記消費要請電力量に応じた充電を前記蓄電池へ開始する制御を行う制御部、
    を備え、
    前記制御部は、
    消費要請電力、消費要請期間、デマンドレスポンス発動時刻、およびデマンドレスポンス終了時刻それぞれの情報を前記上げデマンドレスポンス要請信号から取得する情報取得部と、
    前記情報取得部により取得された消費要請電力と消費要請期間を乗算することで、消費要請電力量を計算する消費要請量計算部と、
    前記消費要請量計算部による計算で得られた消費要請電力量を負荷想定値によって除することで放電所要時間を計算し、デマンドレスポンス発動時刻から放電所要時間を減算することで放電開始時刻を計算する放電開始時間計算部と、
    前記放電開始時間計算部による計算で得られた放電開始時刻に蓄電池からの放電を開始させる充放電制御部と、
    を含む、直流電源システム。
  2. 前記充放電制御部は、
    放電開始時刻に、整流器電圧を蓄電池電圧より低い第1の電圧値に下げる指令を行うことで前記蓄電池からの放電を開始させ、デマンドレスポンス発動時刻に、整流器電圧を蓄電池電圧より高い第2の電圧値に上げる指令を行うことで前記蓄電池への充電を開始させる、
    請求項に記載の直流電源システム。
  3. 前記充放電制御部は、
    前記蓄電池への充電を開始させた後、
    前記蓄電池が満充電状態に達したとき、又は、デマンドレスポンス終了時刻になったときに、整流器電圧を蓄電池電圧相当の第3の電圧値に下げる指令を行う、
    請求項に記載の直流電源システム。
  4. 前記負荷へ直流電流が供給されるバスにおけるバス電圧値を測定するバス電圧測定部と、
    前記負荷へ流れる電流値を測定する電流測定部と、
    測定で得られたバス電圧値と電流値とを乗算することで前記負荷想定値を計算し、得られた前記負荷想定値を前記放電開始時間計算部へ通知する負荷想定値計算部と、
    をさらに備える請求項1~3の何れか一項に記載の直流電源システム。
JP2019105332A 2019-06-05 2019-06-05 直流電源システム Active JP7186667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105332A JP7186667B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 直流電源システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105332A JP7186667B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 直流電源システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020198755A JP2020198755A (ja) 2020-12-10
JP7186667B2 true JP7186667B2 (ja) 2022-12-09

Family

ID=73649485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019105332A Active JP7186667B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 直流電源システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7186667B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2023067944A1 (ja) * 2021-10-22 2023-04-27

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017169304A (ja) 2016-03-15 2017-09-21 株式会社Nttドコモ 直流電源システム
JP2018033211A (ja) 2016-08-23 2018-03-01 株式会社Nttドコモ 直流電源システム
JP2018068052A (ja) 2016-10-20 2018-04-26 東京電力ホールディングス株式会社 蓄電管理装置、蓄電管理方法、及び蓄電管理プログラム
JP2018068076A (ja) 2016-10-21 2018-04-26 大阪瓦斯株式会社 蓄電池制御システム及び電力供給システム
WO2018105154A1 (ja) 2016-12-05 2018-06-14 日本電気株式会社 電力管理装置、電力管理システム、電力管理方法、及び、プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017169304A (ja) 2016-03-15 2017-09-21 株式会社Nttドコモ 直流電源システム
JP2018033211A (ja) 2016-08-23 2018-03-01 株式会社Nttドコモ 直流電源システム
JP2018068052A (ja) 2016-10-20 2018-04-26 東京電力ホールディングス株式会社 蓄電管理装置、蓄電管理方法、及び蓄電管理プログラム
JP2018068076A (ja) 2016-10-21 2018-04-26 大阪瓦斯株式会社 蓄電池制御システム及び電力供給システム
WO2018105154A1 (ja) 2016-12-05 2018-06-14 日本電気株式会社 電力管理装置、電力管理システム、電力管理方法、及び、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020198755A (ja) 2020-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103078393B (zh) Usb集线器和usb集线器的电力供应方法
US9590450B2 (en) Integrated circuit for wireless charging and operating method thereof
TWI573363B (zh) 電源故障預測的方法、設備及系統
US6714016B2 (en) Method for displaying information concerning power consumption and electronic device
CN103838349B (zh) 电源控制系统及其方法
JP6135763B2 (ja) 充電電力制御方法、充電電力制御システムおよびプログラム
CN113013979B (zh) 用于从电源向负载提供直接电流及交换电流的系统及方法
US20240213780A1 (en) Storage battery control device
JP7186667B2 (ja) 直流電源システム
US20050189819A1 (en) Power supply system for supplying power to an electronic apparatus
CN103246336A (zh) 电子装置及其驱动控制方法
JP2020191766A (ja) 電力マネジメントシステム
US9354695B2 (en) Power supply apparatus, processing apparatus, and information processing system
JP2020202631A (ja) 蓄電池制御装置
JP2001034370A (ja) 省電力制御装置、省電力制御方法及びコンピュータシステム
CN113363986A (zh) 用于以太网络供电的供电系统及其供电方法
JP6817892B2 (ja) 直流電源システム
JP2011086174A (ja) 情報処理装置および消費電力計測装置
JP2019193402A (ja) 制御装置および制御方法
US10459503B2 (en) Electronic system, terminal device, and function expansion device
JP6981015B2 (ja) 電力供給システム、制御装置、制御方法及びプログラム
WO2022224560A1 (ja) 制御装置
WO2023195250A1 (ja) 電力制御装置
JP6836949B2 (ja) サーバ装置
JPH09261888A (ja) ソフトウェア通知式バッテリ充電方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7186667

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150