JP7185821B2 - 可動視覚システムの立体キャリブレーション方法 - Google Patents

可動視覚システムの立体キャリブレーション方法 Download PDF

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Description

本発明は視覚システムの立体キャリブレーション方法に関し、特に、視覚システムにおいて少なくとも1つが独立的で可動な多眼(二眼及び以上)視覚システムの立体キャリブレーション方法に関する。
従来の視覚システムは、カメラの数によって単眼、多眼視覚システムの二種類に分けられ、その中で、カメラの位置が可動であるか否かによって固定視覚システムと可動視覚システムに分けられる。単眼視覚システムは構造が簡単であり、費用が低廉であるので、広く用いられているが、単一カメラでは視野内の物体の深度情報を取得することができない。多眼カメラは双眼の応用が最も多く、多眼カメラは立体画像を取得することができるが、視野内の物体の深度情報を計算するために、各カメラの内部パラメータ情報及び各カメラの間の外部パラメータ情報を予めキャリブレーションする必要がある。
固定双眼カメラの間の相対位置が固定されているので、双眼カメラの間の相対位置関係は一回のキャリブレーションだけで計算することができ、その関連キャリブレーションアルゴリズムは非常に成熟している。例えば、3D立体ターゲットに基づくカメラキャリブレーションアルゴリズム、2D表面ターゲットに基づくカメラキャリブレーションアルゴリズムなど幅広く応用されており、これから固定多眼視覚システムにまで派生され、多眼の間の相対位置関係を二つずつキャリブレーションすることにより、多眼カメラの間の相対位置関係を得ることができる。
可動多眼視覚システムは、使用中に複数のビデオカメラで運動が発生し、各カメラの内部パラメータ情報はカメラの運動によって変化しないものの、外部パラメータ情報はカメラの運動によって変化が発生し、この時、視野内の物体の深度情報を計算しようとする場合、ビデオカメラが移動した後の正確な外部パラメータ情報を知る必要がある。
その他に、可動多眼視覚システムの構造に機械的に運動する部分があり、従来の機械加工レベル及び設置工程に制限されるため、各機械回転軸が設計通りに厳密で正確に運動することを保証することができないとともに、同時に撮像素子と機械回転軸の相対位置も保証することができない。立体視覚は複数のカメラの間の位置関係精度に対する要求が非常に高く、この時、優れた立体視覚効果が必要であれば、このような誤差を最大限に取り除く必要がある。
現在、固定双眼及び派生された固定多眼に基づく関連キャリブレーションアルゴリズムは既に比較的成熟しており、例えば有名な張氏キャリブレーション方法(1998年張正友により発表された論文「A Flexible New Technique for Camera Calibration:カメラキャリブレーションのための柔軟性のある新しい技術」)など、広く応用されている。しかしながら、可動多眼視覚システムに基づくキャリブレーションは関連する成熟で普遍的な方法がない。
従来技術における可動多眼視覚システムが作動する時にビデオカメラで運動が発生した場合、従来の立体キャリブレーションアルゴリズムではビデオカメラの外部パラメータ情報などをリアルタイムで得ることができない問題を解決するために、本発明は可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法を提供して、複数のビデオカメラの相対位置に変化が発生し、且つ各軸、撮像部材の相対位置に機械加工、組み立てなどの要素による誤差が発生しても、各軸上の位置記録アセンブリによって撮像部材の間の相対位置関係をリアルタイムで計算することができる。
本発明による可動視覚システムの立体キャリブレーション方法は、取得した一連の画像情報及び各回転軸の位置情報によって可動多眼システムのキャリブレーションパラメータを計算し、その後、当該キャリブレーションパラメータ及び各回転軸の運動情報によって撮像部材の外部パラメータ情報をリアルタイムで計算することができる。
具体的には、本発明による可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法において、前記可動多眼視覚システムは、
それぞれ連続画像を取得可能な少なくとも一つの撮像素子を含み、任意の数の回転軸を有し、各前記回転軸には回動または並進情報を取得可能な位置取得装置が取り付けられている少なくとも二セットの撮像部材と、
画像情報及び各回転軸の運動情報を計算して処理することができる少なくとも一つの計算部材と、
回転軸の運動を制御することができる少なくとも一つの制御部材と含み、
前記立体キャリブレーション方法は、基準位置での各撮像部材の各回転軸の位置情報を記録するステップ;基準位置で立体キャリブレーションを行って撮像素子の間の正確な相対位置パラメータを取得するステップ;前記撮像素子の前方に前記キャリブレーションテンプレートを配置し、各撮像素子が各回転軸で運動するように駆動し、対応する撮像素子を用いて完全なキャリブレーションテンプレートを含む複数の画像を記録し、同時に、この画像を取得する時に対応する各回転軸の位置情報を記録し、前記計算部材を通じて前記撮像素子と各回転軸のキャリブレーション結果を計算して取得するステップを含み、前記キャリブレーション結果は撮像素子に対する各回転軸の回転行列及び並進行列を含む。
ここで、前記位置取得装置は各回転軸上に装着されて、対応する回転軸の運動情報を取得することができる。
具体的には、本発明による可動視覚システムは、それぞれ位置記録アセンブリによって位置情報を取得することができる任意の数の回転軸を有し(全ての撮像素子はゼロ回転軸を有することはできない)、連続画像を撮影することができる撮像素子を含む複数の撮像部材と、関連データを処理して必要な結果を計算するための計算部材と、視覚システムにおける回転軸及び位置記録アセンブリから各回転軸の位置情報を取得することを制御する制御部材とを含む。
本発明は双眼可動視覚システムの立体キャリブレーションに基づいており、さらに、二眼より大きい多眼可動視覚システムに対して多眼の中の双眼のキャリブレーションに簡略化することができ、例えば、二眼より多い多眼で2つの撮像素子の立体キャリブレーション結果と必要とする場合、この双眼撮像素子に対して双眼可動視覚システムの立体キャリブレーションを行えばいい。通常、我々は一つの基準位置を一律に記録し、その後、この基準位置で後で双眼可動立体キャリブレーションをすべきものに対して先に固定双眼キャリブレーションを行って固定双眼立体キャリブレーションのデュアル撮像素子の回転並進位置関係を得る。続いて、本発明の後続ステップを利用して当該デュアル撮像素子で運動が発生した後のリアルタイム立体キャリブレーション結果を得ることができる。
ここで、前記キャリブレーションテンプレートは固定された特徴及び既知の特徴の相対位置情報を抽出することができるキャリブレーションテンプレートである。例えば、人工的に作られた各種2D及び3D立体ターゲット、または一部固定された自然シーンは、画像処理アルゴリズムによって固定された特徴情報を抽出することができ、またこれらの特徴情報の間の相対位置関係を知ることができることが要求される。通常、実際の応用では、キャリブレーション結果の精度を向上させ、またキャリブレーション過程における難易度を低下させるために、精密に加工された3D立体ターゲットまたは2D平面ターゲットをキャリブレーションテンプレートとして使用する場合が多い。
本発明による可動視覚システムの立体キャリブレーション方法は、以下のステップを含むことができる。
(1)基準情報の取得:
回転軸のある位置を基準位置として決め、各撮像素子の各回転軸の位置情報を記録して、基準位置情報{θIa},
Figure 0007185821000001
を取得する。kは撮像部材の番号を表し、aは回転軸の番号を表し、各回転軸の連結順に番号を付ける。Kはシステム全体における撮像部材の数であり、Nはk番目の撮像部材の回転軸の数であり、システム全体における回転軸の数は
Figure 0007185821000002
である。
(2)立体キャリブレーション:
双眼立体キャリブレーションに基づいたので、二眼より多い多眼に対してそれぞれ立体キャリブレーションを行う。立体キャリブレーションを必要とするデュアル撮像素子の公共視野領域にキャリブレーションテンプレートを配置し、取得した画像情報を記録し、固定双眼カメラキャリブレーションアルゴリズムを使用して双眼立体キャリブレーション結果(RI(x,y),TI(x,y))を得、RI(x,y),TI(x,y)はそれぞれデュアル撮像素子の間の回転行列及び並進行列である。立体キャリブレーションを必要とするデュアル撮像素子が複数ある場合、上記立体キャリブレーションステップを繰り返して複数の双眼立体キャリブレーション結果{RI(x,y),TI(x,y)},1≦x,y≦Kを得ることができ、Kはシステム全体における撮像部材の数である。
(3)運動軸のキャリブレーション:
キャリブレーションテンプレートを運動軸のキャリブレーションを必要とする撮像部材の視野領域に配置し、a番目の運動軸を数回回動させ、回動するたびに画像情報と各運動軸の位置情報を記録し、複数回の回動により得られた画像の一連番号を利用してキャリブレーションアルゴリズムを使用して計算して基準位置に対する撮影した各画像の回転及び並進変換行列{RaCi,TaCi},i=1・・・Pを取得する。その後、上記ステップを繰り返し、全ての運動軸が全部上記ステップを完成するまで他の運動軸を回動させる。軸キャリブレーション結果の中で基準位置に対する運動軸の回動角{θai1-θI1,・・・,θaiN-θIN},i=1・・・Pを回転行列{RBai},i=1・・・P
Figure 0007185821000003
に変換し、上記結果を各回転軸の回転軸座標系と撮像素子座標系の関係モデルに代入する。
Figure 0007185821000004
BCa,TBCaはそれぞれa番目の回転軸が撮像素子座標系に対する回転行列及び並進行列であり、Nはk番目の撮像部材の回転軸の数であり、RBaiは基準位置に対するa番目の運動軸の回転角度変換の回転行列であり、RaCi,TaCiはそれぞれ基準位置に対するa番目の運動軸が運動する時に撮影したi番目画像の画像座標系の回転及び並進変換行列であり、Pはシステムのキャリブレーション過程でa番目の運動軸が回動してピックアップした全ての有効画像の数であり、最後に複数の方程式が得られ、当該方程式の最適解を求めることにより各運動軸のキャリブレーション結果を得る。
{RBCa,TBCa},
Figure 0007185821000005
(4)キャリブレーション結果の計算:
上記のステップを利用して基準情報{θIa},
Figure 0007185821000006
、立体キャリブレーション結果{RI(x,y),TI(x,y)},1≦x,y≦K、及び各回転軸と撮像素子の回転並進行列{RBCa,TBCa},
Figure 0007185821000007
を取得し、実際の応用で可動視覚システム全体で立体キャリブレーション結果を必要とする双眼(双眼番号はそれぞれx,y,1≦x,y≦Kであり、xは双眼視覚サブシステムにおける「左眼」、yは双眼視覚サブシステムにおける「右眼」とする)各自由度の位置情報{θ},
Figure 0007185821000008
を取得し、基準位置情報と結合して、各自由度の回転角{θIa-θ},
Figure 0007185821000009
を取得し、これを行列形式{R},
Figure 0007185821000010
に変換して、回転軸の回転軸座標系と撮像素子座標系の関係モデルに代入する(本発明独創性):
Figure 0007185821000011
ここで、R’及びT’はそれぞれ前記可動双眼視覚サブシステムで運動が発生した後のデュアル撮像部材の外部パラメータ結果における回転行列及び並進行列結果であり、RBCa,TBCaはそれぞれは撮像素子座標系に対するa番目の運動軸の回転行列及び並進行列であり、Nはk番目の撮像部材の回転軸の数であり、x,yは双眼番号であり、xを双眼視覚サブシステムにおける「左眼」番号、yは双眼視覚サブシステムにおける「右眼」番号とし、Rは基準位置に対するa番目の運動軸の回転角度変換の回転行列であり、RI(x,y),TI(x,y)はそれぞれ基準位置での「左眼」と「右眼」の相対回転行列及び並進行列である。
ここで、ステップ(2)、(3)の順序は互いに置き換えることができる。
本発明による前記キャリブレーションシステムの立体キャリブレーション方法において、前記ステップ(1)では、初期情報を取得し、各回転軸のある位置を基準位置として選択し、基準位置は以下を充足すべきである:立体キャリブレーションを必要とする撮像素子の間は一定の公共視野領域を有する。各撮像部材の各回転軸の位置情報を記録して基準位置情報{θIa},
Figure 0007185821000012
を得、kは撮像部材の番号を表し、Kはシステム全体における撮像部材の数であり、Nはk番目の撮像部材の回転軸の数であり、システム全体における回転軸の数は
Figure 0007185821000013
である。
前記ステップ(2)、立体キャリブレーション:前述したように、本発明によるキャリブレーションは双眼立体キャリブレーションに基づいたので、二眼より多い多眼に対してそれぞれ立体キャリブレーションを行う。立体キャリブレーションを必要とするデュアル撮像素子(双眼番号はx,y,1≦x,y≦Kとし、xは双眼視覚サブシステムにおける「左眼」、yは双眼視覚サブシステムにおける「右眼」とする)の公共視野領域にキャリブレーションテンプレートを配置し、取得した画像情報を記録する(ここで、後で具体的に使用するアルゴリズムによってキャリブレーションテンプレートの姿勢を変換することにより記録した複数の画像情報を取得する必要がある場合がある)。その後、固定双眼カメラキャリブレーションアルゴリズム(本発明では例えば1998年張正友教授より提案された単平面碁盤のビデオカメラキャリブレーション方法、またはその他類似のアルゴリズムを使用したが、一部アルゴリズムは画像データの数量に要求があるので、需要に応じてキャリブレーションテンプレートの姿勢を変換して複数の画像データを取得することができる)を使用して双眼立体キャリブレーション結果(RI(x,y),TI(x,y))を得、RI(x,y),TI(x,y)はそれぞれデュアル撮像素子の間の回転行列及び並進行列であり、立体キャリブレーションを必要とするデュアル撮像素子が複数ある場合、上記立体キャリブレーションステップを繰り返して複数の双眼立体キャリブレーション結果{RI(x,y),TI(x,y)},1≦x,y≦Kを得ることができ、RI(x,y),TI(x,y)はそれぞれデュアル撮像素子の間の回転行列及び並進行列である。
前記ステップ(3)、運動軸のキャリブレーション:キャリブレーションテンプレートを運動軸のキャリブレーションを必要とする撮像素子の視野領域に配置する。a番目の運動軸を数回回動させ、回動するたびに当該運動軸が連結された撮像素子が画像をピックアップするようにして画像Maiを取得し、同時に、この時に当該運動軸の位置情報を記録して{Mai,θai1,・・・,θaiN}を得る。複数回の回動により画像の一連番号(Ma1,Ma2,Ma3,・・・MaP)を得る。Pはキャリブレーション過程でa番目の運動軸がピックアップした全ての有効画像の数である。またキャリブレーションアルゴリズム(本発明では同様に張正友のキャリブレーション法を例とする)を使用して基準位置に対する撮影した各画像の回転及び並進変換行列{RaCi,TaCi},i=1・・・Pを計算して取得し、この画像を撮影する時に記録した運動軸の位置情報を結合して{RaCi,TaCi,θai},i=1・・・Pを得る。その後、上記ステップを繰り返して、運動軸
Figure 0007185821000014
が上記ステップを全部完成するまで他の運動軸を回動させる。キャリブレーション結果の中で基準位置に対する運動軸の回動角{θai1-θI1,・・・,θaiN-θIN},i=1・・・Pを回転行列{RBai},i=1・・・P
Figure 0007185821000015
に変換し、上記結果を各回転軸の回転軸座標と撮像素子座標系の関係モデルに代入する。
Figure 0007185821000016
BCa,TBCaはそれぞれa番目の回転軸と撮像素子の回転並進行列であり、Nは視覚システムの回転軸の数であり、RBaiは基準位置に対するa番目の運動軸の回転角度変換の回転行列であり、RaCi,TaCiはそれぞれ基準位置に対するa番目の運動軸が運動する時に撮影したi番目画像の画像座標系の回転及び並進変換行列であり、Pはシステムのキャリブレーション過程でa番目の運動軸が回動してピックアップした全ての有効画像の数であり、最後に複数の方程式が得られ、当該方程式の最適解を求めることにより各運動軸のキャリブレーション結果を得る。
{RBCa,TBCa},
Figure 0007185821000017
前記ステップ(4)、キャリブレーション結果の計算:上記のステップを利用して基準情報、{θIa},
Figure 0007185821000018
、立体キャリブレーション結果{RI(x,y),TI(x,y)},1≦x,y≦K、及び各回転軸と撮像素子の回転並進行列{RBCa,TBCa},
Figure 0007185821000019
を取得する。実際の応用で可動視覚システム全体の立体キャリブレーション結果を必要とする双眼(双眼番号はそれぞれx,y,1≦x,y≦Kであり、xは双眼視覚サブシステムにおける「左眼」、yは双眼視覚サブシステムにおける「右眼」とする)各回転軸の位置情報{θ},
Figure 0007185821000020
を取得し、基準位置情報と結合して、各回転軸の回転角{θIa-θ},
Figure 0007185821000021
を得、これを行列形式{R},
Figure 0007185821000022
に変換して、回転軸の回転軸座標系と撮像素子座標系の関係モデルに代入する:
Figure 0007185821000023
得られたR’及びT’はそれぞれ前記可動双眼視覚サブシステムで運動が発生した後のデュアル撮像部材の外部パラメータ結果における回転行列及び並進行列結果である。RBCa,TBCaはそれぞれは撮像素子座標系に対するa番目の運動軸の回転行列及び並進行列であり、Nはk番目の撮像部材の回転軸の数であり、x,yは双眼番号であり、xを双眼視覚サブシステムにおける「左眼」番号、yは双眼視覚サブシステムにおける「右眼」番号とし、Rは基準位置に対するa番目の運動軸の回転角度変換の回転行列であり、RI(x,y),TI(x,y)はそれぞれ基準位置での「左眼」と「右眼」の相対回転行列及び並進行列である。
本発明によるキャリブレーション方法において、前記ステップ(2)、(3)の順序は互いに置き換えることができる。
本発明による立体キャリブレーションシステム及び方法は、可動視覚システムで撮像素子に運動した後でも、計算により各撮像素子の内部パラメータ情報及び外部パラメータ情報を取得することができ、この情報は立体視覚などの関連アルゴリズムの計算に用いられる;本発明の方法は、良好な計算リアルタイム性を有する。即ち、一回立体キャリブレーション後、続いて各回転軸の位置情報を計算することにより、可動視覚システムにおける各撮像部材の内部パラメータ及び外部パラメータをリアルタイムで取得することができる;本発明は機械加工及び組み立てプロセスによる理論設計と一部不可避的に発生する誤差問題を取り除くことができるという有益な効果を奏する。
本発明による可動多眼視覚システムの立体キャリブレーションシステムの概略的ブロック図である。 本発明による可動多眼視覚システムの立体キャリブレーションフローチャートである。 本発明による可動多眼視覚システムのリアルタイム外部パラメータ計算フローチャートである。 本発明による6可動双眼視覚システムの機械的構造の斜視図である。 図3に示す6可動双眼視覚システムの座標系設定である。 本発明で用いるキャリブレーションアルゴリズムを利用した碁盤キャリブレーションテンプレートである。 本発明による各回転軸の回転軸座標系及びビデオカメラ座標系の概略図である。
以下の具体的な実施例及び図面を結合して本発明についてさらに詳しく説明する。簡潔のために、本発明の実施例の各プロセス、条件、実験方法などを説明する際に、当該技術分野において周知の一部内容は省略し、本発明はこのような内容に対して特に制限しない。
以下、図1~6を結合して本発明による可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法についてさらに説明する。
本発明による可動多眼視覚システムは、少なくとも2つの撮像部材、少なくとも1つの計算部材、及び少なくとも1つの制御部材を含み、各撮像部材は一つの計算部材及び一つの制御部材を個別に備えることができ、また、複数の撮像部材は一つの計算部材及び一つの制御部材を共有することができ、前記撮像部材、計算部材、制御部材の間は信号接続される。図1に示すように、前記システムは、一つの制御部材、一つの計算部材、及び複数の撮像部材を含む。この内、制御部材は撮像部材の各回転軸の運動を制御することができ、各回転軸の位置情報を取得することもできる。計算部材は画像情報及び各回転軸の運動情報を計算して処理することができる。撮像部材は連続画像を取得して、画像情報を計算部材に転送することができる。前記少なくともの2つの撮像部材のそれぞれは任意の数の回転軸(ゼロ回転軸を含む、即ち固定されて移動しない)を有することができ、その中の少なくとも一つの撮像部材は少なくとも1つの回転軸を有する可動部材である。
本発明による可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法は、図2Aに示すように、主に、キャリブレーションステップ及び外部パラメータ結果計算ステップを含み、キャリブレーションステップは、具体的には、
S11:視覚システムの初期情報を得るステップ;
S12:双眼立体キャリブレーション結果を必要とする双眼に基づいて、基準位置で数組のキャリブレーションテンプレート画像情報を収集するステップ;
S13:従来の固定双眼キャリブレーションアルゴリズムを使用して、基準位置での双眼の間の回転及び並進行列を計算して得るステップ;
S14:各運動軸をそれぞれ回動させて、対応するキャリブレーションテンプレート画像情報を収集し、且つ各運動軸の位置情報を記録するステップ;
S15:ステップS14で収集された情報を使用して、撮像素子座標系に対する各運動軸の回転並進行列を計算して求めるステップ;
S16:多眼可動視覚システムのキャリブレーション結果を得てキャリブレーションの目的を実現するステップ;を含む。
ここで、ステップS12、S13及びステップS14、S15は位置を置き換えることができる。つまり、ステップS11、S14、S15、S12、S13、S16の順に実施してもよい。
前記外部パラメータ結果計算ステップは、
S21:可動視覚システムキャリブレーション結果を取得するステップ;
S22:現在立体キャリブレーション結果を必要とするデュアル撮像部材(双眼)の各回転軸の位置情報を取得するステップ;
S23:関連情報を可動視覚システムの外部パラメータ求解モデルに代入して、デュアル撮像部材の間の回転並進行列情報を計算するステップ;を含むことができる。
図3及び図4に示す可動双眼6軸視覚システムの機械的メカニズムの斜視図のように、図3及び4から分かるように、各眼(一つの眼球に相当)は一つの撮像部材で構成され、2つの撮像部材は平行に設置されて左右眼球に相当し、左右眼球には、それぞれピッチ、ヨー、ロールの三つの回転軸を有し、空間直交座標系に対応する。ピッチはY軸を中心として回転し、ヨーはZ軸を中心として回転し、ロールはX軸を中心として回転する。一つの回転軸の運動が他の回転軸の運動影響しないように、同一「眼球」の3つの回転軸の間は堅固に連結される。選択的に、左「眼球」と右「眼球」のピッチモーターはベースのようなケーシングによって対応する位置に固定され、2つの「眼球」ロールの回転軸はそれぞれ連続的に撮影可能な撮像素子に連結される。6つの回転軸はそれぞれ一つのモーターで駆動され、各モーターには全部モーターのリアルタイム出力位置情報を取得するように位置記録装置が備えられている。本実施例では、角度値で各モーターの出力位置情報を表す。図4に示すのは図3の可動双眼6軸視覚システムの座標系設定である。本発明は、任意の数の回転軸を有する多眼システムに対して立体キャリブレーションを行うことができ、多眼の間の回転軸は対称であってもよく非対称であってもよく、システム内のいくつかの眼は固定されており(つまりゼロ回転軸)、他の眼は可動である(0より大きい回転軸を有する)場合を含み、本発明も同様に適用可能である。
図3及び図4に示す6軸可動双眼視覚システムを例に挙げて本発明について詳しく説明する。
1)キャリブレーション初期データ
本発明では、固定特徴と周知の特徴距離情報を抽出することができるキャリブレーションテンプレートが必要であり、本実施例では1998年張正友教授により提案された単平面碁盤のビデオカメラキャリブレーションアルゴリズムを選択して用い、図5に示す平面碁盤画像を取ってプリントして一平面板上に張り付けてキャリブレーションテンプレートとする。当該キャリブレーションテンプレートを双眼カメラの公共視野領域に配置して、双眼カメラでキャリブレーションテンプレート全体を完全に見ることができるように保証する必要がある。
本実施例では、求解難易度を低下するために、左「眼球」のロール、ピッチ、ヨーの回転軸(つまり、モーター1、2、3に対応する)のキャリブレーションを例に挙げて各回転軸に対してそれぞれ独立的にキャリブレーションする。キャリブレーションテンプレートを可動双眼視覚システムの前に配置して、左「眼球」撮像素子がキャリブレーションテンプレートを完全に撮影することができるように保証する。その後、モーター1、2、3を数回回転させ、回転するたびに、左「眼球」の撮像素子が画像を取るようにして画像Mを取得し、同時に、この時に3つのモーターの運動軸の位置情報{θ1i,θ2i,θ3i}を記録し、二つを結合して{M,θ1i,θ2i,θ3i}を得る。複数回の回動により得られた画像の一連番号(M,M,M,・・・,M)を利用して、また、図3の平面碁盤キャリブレーションテンプレート及び張正友によるキャリブレーションアルゴリズムを使用して基準位置に対する撮影した各画像の回転及び並進変換行列{RCi,TCi}を計算して取得し、この画像を撮影する時に記録した各運動軸の位置情報を結合して{RCi,TCi,θ1i,θ2i,θ3i},i=1・・・Pを得、Pは当該運動軸がキャリブレーション過程で得られた全ての有効画像の数である。
基準立体キャリブレーション位置として双眼ビデオカメラにかなりの公共視野領域を有する位置を選択し、双眼6モーターの位置情報を(θI1,θI2,θI3,θI4,θI5,θI6)と記録し、下付き文字1~6はそれぞれ左眼のロール、ヨー、ピッチ及び右眼のロール、ヨー、ピッチ回転軸に対応する(後で収集する画像も同じ番号を用いて下につける)。
実際の応用で、好ましくは、基準立体キャリブレーション結果の精度を向上させるために、ビデオカメラが同じ位置にあるとき、キャリブレーション画像を複数回収集する。即ち、デュアルビデオカメラの前で平面碁盤のポーズを変更して複数組の画像を収集し、好ましくは、通常、20組の画像を収集すればいい。
2)可動双眼視覚システムの立体キャリブレーション
前記ステップで基準立体キャリブレーション位置(θI1,θI2,θI3,θI4,θI5,θI6)で収集した複数の立体キャリブレーションテンプレート画像群を用い、その後、従来技術における張氏立体キャリブレーションアルゴリズムを使用して基準位置でデュアルビデオカメラの間の相対位置関係を計算する(回転行列R及び並進ベクトルT)(具体的計算ステップは1998年張正友により発表された論文「A Flexible New Technique for Camera Calibration:カメラキャリブレーションのための柔軟性のある新しい技術」を参照)。
3)運動軸キャリブレーション
可動デュアルビデオカメラは機械加工過程で光学中心が回転軸上にあることを保証することができず、回転軸とビデオカメラ座標系の平行も保証することができないので、回転軸エンコーダの出力値によって各ビデオカメラ座標系のポーズ変換を計算して回転軸とビデオカメラ座標系の位置関係を知る必要がある。また、一つの剛体に対して、ビデオカメラと回転軸との間の相対関係は変わらないように保持する。各回転軸とビデオカメラ座標系との間の位置関係を求めるために、図6に示すように、数理モデルを構築する。C{O-x}はビデオカメラ座標系(以下、C系と称する)であり、ビデオカメラ座標系の光学中心Oを開始点とし、垂直線とロール回転軸lとの交差点をOとし、垂直線を延長して放射線Oとする。Oを原点として、Oはx軸であり、回転軸はy軸であり、右手の法則でz軸を決めて回転軸座標系B{O-x}(以下、B系と称する)を構築する。
=dとすると(dは機械加工工程によって決められ、dは固定値である)、B系におけるOの座標はt=(-d,0,0)である。回転軸座標系Bに対するビデオカメラ座標系Cの回転行列をRBCとすると、空間内の任意の点Pに対して、C系における座標PCとB系における座標PBは変換関係P=RBC+tを充足し、同次座標において以下のように表示される:
Figure 0007185821000024
Figure 0007185821000025
はつまりキャリブレーションして得られる結果であり、これは空間内の任意の点PがB系からC系に変換される変換行列を表す。
回転軸を中心としてθ角度を回転した後、回転軸座標系Bとビデオカメラ座標系Cは新しい座標系B’及びC’になる。回転軸を中心として回転する時に、B系はz軸を中心としてθ角からB’角に回動したことに対応し、同一点Pに対してB系における座標PとB’系における座標PB’は以下を充足する。
Figure 0007185821000026
ここで、
Figure 0007185821000027
(回転角によってこの値を調整する)
同様に、ビデオカメラ座標系に対して、θ角度を回動した後新しいビデオカメラ座標系C’が得られる。キャリブレーション過程で、固定された碁盤を通じてビデオカメラ座標系の変換を計算することができる。空間点Pが碁盤の世界座標系における座標をxとすると、C系及びC’系で計算した碁盤の外部パラメータはそれぞれTCW及びTC’Wであり、P=TCW、PC’=TC’Wの場合
Figure 0007185821000028
剛体の性質に基づいて、B系とC系は回動過程で相対位置関係TBCが変わらないように保持する。同じ空間における点は回動後の座標系B’とC’で依然として式(1)を充足する。
Figure 0007185821000029
式(2)、(3)、(4)により、以下が得られる。
Figure 0007185821000030
前記式において、
Figure 0007185821000031
は回転軸のキャリブレーション過程で求める量である。
Figure 0007185821000032
は毎回の回動で位置センサーによって出力される行列であり、
Figure 0007185821000033
は毎回の回動過程でカメラが計算した行列TC’Cであり、毎回の回動でTBCを計算することにより、回転軸とビデオカメラ座標系の関係をキャリブレーションする。
一組のデータ{RCi,TCi,θ1i,θ2i,θ3i},i=1・・・Pを取ってこの組のデータが基準位置モーターに対する回動角を計算すると、{θ1i-θI1,θ2i-θI2,θ3i-θI3},i=1・・・Pであり、その回転行列を計算して以下の式
Figure 0007185821000034
が得られる。
これを式(5)に代入すると、一組の方程式を得ることができる:
Figure 0007185821000035
全てのデータを式(7)に代入すると、P組の方程式を得ることができ、この方程式を求めて最適解{RBCa,TBCa},a=1・・・3を得ることができる。
上記ステップを繰り返して、右「眼球」モーター4~6をキャリブレーションすることにより、6つのモーター運動軸のキャリブレーション結果{RBCa,TBCa},a=1・・・6を得ることができる。
4)リアルタイムキャリブレーション結果の計算:
キャリブレーション結果は、全体的に基準位置情報(θI1,θI2,θI3,θI4,θI5,θI6)、立体キャリブレーション結果{R,T}、及び運動軸キャリブレーション結果{RBCa,TBCa},a=1・・・6を有する。可動双眼視覚システムにおいて各撮像部材に運動が発生した後、6つの回転軸で位置情報(θp1,θp2,θp3,θp4,θp5,θp6)が得られる場合、6つの回転軸の回転角はそれぞれ(θp1-θI1,θp2-θI2,θp3-θI3,θp4-θI4,θp5-θI5,θp6-θI6)であり、回転行列(Rp1,Rp2,Rp3,Rp4,Rp5,Rp6)に変換した後、最後に以下の式に代入して6軸可動双眼視覚システムが運動した後の外部パラメータ結果(回転行列R’と並進行列T’)を得ることができ、つまり、リアルタイムキャリブレーション結果を得ることができる。
Figure 0007185821000036
本発明による可動双眼視覚システム及び立体キャリブレーション方法は上記説明された実施例に限定されず、実際の応用では実施例に精度を高めるか求解複雑性を低下するための一部ステップを追加しており、本発明の原理を逸脱しない範囲内で多様な変形及び改善を施すことができる。
本発明の保護内容は上述の実施例に限定されない。本発明の精神及び範囲を逸脱しない範囲内で、当業者によって想到される変化及び利点は全部本発明に含まれ、また添付される特許請求範囲を保護範囲とする。

Claims (8)

  1. 可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法において、
    前記可動多眼視覚システムは、
    それぞれ連続画像を取得可能な少なくとも一つの撮像素子を含み、任意の数の回転軸を有し、各前記回転軸には回動情報または並進情報を取得可能な位置取得装置が取り付けられている少なくとも二セットの撮像部材であって、n個の座標軸に関する並進及びm個の回転軸に関する回転移動(n、mは任意の整数)が可能である撮像部材と、
    画像情報及び各回転軸の運動情報を計算して処理することができる少なくとも一つの計算部材であって、撮像部材の各座標軸に関する並進情報及び撮像部材の各回転軸に関する回動情報を計算して処理する計算部材と、
    回転軸の運動を制御することができる少なくとも一つの制御部材であって、撮像部材の各座標軸に関する並進及び撮像部材の各回転軸に関する回動を制御する制御部材と含み、
    前記可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法は、前記撮像素子の前方にキャリブレーションテンプレートを配置し、各撮像素子が各回転軸で運動するように駆動し、対応する撮像素子を用いて完全なキャリブレーションテンプレートを含む画像を記録し、同時に、この画像を取得する時に対応する各回転軸の位置情報を記録し、前記計算部材を通じて前記撮像素子と各回転軸のキャリブレーション結果を計算して取得することを含み、
    前記キャリブレーション結果は撮像素子に対する各回転軸の回転行列及び並進行列を含むことを特徴とする可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  2. 前記位置取得装置は回転軸上に取り付けられて、対応する回転軸の運動情報を取得するために用いられることを特徴とする請求項1に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  3. 少なくとも一つの撮像部材は一つ以上の回転軸を有することを特徴とする請求項1に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  4. 前記キャリブレーションテンプレートは自然静的シーン及び人工標準ターゲットの中の一つを含み、且つ前記自然静的シーンはキャリブレーションテンプレートとして固定された画像特徴と周知の画像特徴との間の位置情報を提供できる必要があり、前記人工標準ターゲットは2D平面ターゲット、3D立体ターゲットの中の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  5. 前記方法が、
    基準位置で各撮像部材の各回転軸の位置情報を記録するステップと、
    基準位置で立体キャリブレーションを実施して、撮像素子の間の正確な相対位置パラメータを取得するステップと、
    回転軸をそれぞれキャリブレーションし、また計算部材を利用して撮像素子座標系に対する各回転軸回転並進行列結果を計算して得るステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  6. 前記立体キャリブレーション結果は、基準位置情報、基準位置での撮像素子の立体キャリブレーション結果、及び撮像素子座標系に対する各回転軸の回転並進関係を含み、その中、基準位置での撮像素子の立体キャリブレーション結果は撮像素子の間の回転並進関係を含むことを特徴とする請求項1に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  7. 前記キャリブレーション結果及び各回転軸の位置情報を共に各回転軸の回転軸座標系と撮像素子座標系との間の関係モデルに代入して各撮像素子の間の相対位置関係を表す回転行列及び並進行列を計算して得るステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
  8. 前記関係モデルが以下の通りであることを特徴とする請求項7に記載の可動多眼視覚システムの立体キャリブレーション方法。
    Figure 0007185821000037
    ここで、R’及びT’はそれぞれ前記可動多眼視覚システムで任意の2つの撮像部材で構成される可動双眼視覚サブシステムの現在位置での2つの撮像部材の外部パラメータ結果の回転行列及び並進行列であり、RBCa,TBCaはそれぞれは撮像素子座標系に対するa番目の回転軸の回転行列及び並進行列であり、Nはk番目の撮像部材の回転軸の数であり、x,yは前記2つの撮像部材の番号であり、xは前記可動双眼視覚サブシステムにおける「左眼」番号とし、yは前記可動双眼視覚サブシステムにおける「右眼」番号とし、Rは基準位置に対するa番目の回転軸の回転角変換の回転行列であり、RI(x,y),TI(x,y)はそれぞれ基準位置で「左眼」と「右眼」との間の相対回転行列と並進行列である。
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