JP7184206B2 - アンテナシステム、キャリブレーションユニット及びキャリブレーション方法 - Google Patents

アンテナシステム、キャリブレーションユニット及びキャリブレーション方法 Download PDF

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Description

本発明は、アンテナシステム、キャリブレーションユニット部及びキャリブレーション方法に関する。
増加し続けるサービス品質に対する要求や指数関数的に増加するユーザ及びデータの数に対応して、第5世代移動通信ネットワーク(5G)の開発が進展している。スモールセルに対して数十Gbpsオーダーの超大容量バックホール及びフロントホールのリンクは、5Gネットワークで特に重要な役割を担う。
アンテナの観点からは、ビーム形成/切り替え、空間多重(MIMO:multiple-input and multiple-output)、大規模MIMO、軌道角運動量(OAM:Orbital Angular Momentum)モード多重、空間ダイバーシティなどの近年の先進技術によって、無線産業が上記の要求を満たすことが可能となった。ビーム形成/切り替えは、セルラー方式における信号対干渉雑音電力比(SINR:signal-to-interference plus noise ratio)と周波数再利用性を改善し、その一方で空間多重は帯域幅を広げることなくネットワーク容量を増加させる。
これらの技術は、多くの場合、アレーアンテナやデジタル信号処理 (DSP:digital signal processing) によって実現される。アレーアンテナでは、ハードウェア構成要素(アンテナ素子、ケーブル、アナログ/デジタル回路)によって生じる、分離された信号経路での振幅及び位相の差がアレーアンテナの性能を劣化させるので、通信システムのインテグリティ(完全性)を損なう可能性がある。したがって、別の信号経路における振幅及び位相のばらつきを最小にするために、キャリブレーションが不可欠である。また、高い変調速度が使用される場合、受信側(Rx)の各アンテナ素子のタイミングの不均衡は、ビーム構成の品質を低下させ、かつ、通信システムのインテグリティ(完全性)を損なうおそれがあるため、これらの経路間での遅延のばらつきを正確にキャリブレーションする必要がある。
そこで、このようなアンテナのキャリブレーション方法が提案されている(例えば、非特許文献1)。N素子アレーアンテナは、N個の給電を有し、N個の給電はそれぞれN個の素子に信号を供給する。ここで、Nは2以上の整数である。上述のように、異なる経路間での振幅、位相及び遅延のばらつきによって望ましくないアレイパターンが生じ、通信システムの性能を低下させるおそれがある。これらの振幅、位相及び遅延のばらつきは、伝送路に沿ったハードウェア構成要素、すなわち、IFケーブル、ベースバンド部、デジタル-アナログ変換器、アップコンバータ、接触不良及びアンテナ素子のいずれかによって発生し得る。
一般に、キャリブレーションは、アップコンバータとアンテナとの間に設けられたキャリブレーションネットワークによって実行される。簡易なキャリブレーションネットワークは、N個の結合器と1個の合成器で構成される。ここで、Nはチャネル数であり、2以上の整数である。N個の結合器によって分岐された異なる経路からの信号は、キャリブレーションネットワーク内の合成器によって合成され、合成された信号は受信器によって受信され、受信された信号はベースバンド部で信号処理されて差分の量が抽出され、その差分が補償される。
合成された信号を容易に分離できるように、アダマール符号を用いた直交パイロットパターンがキャリブレーションによく用いられる。直交信号は異なる経路に供給され、1つの合成器で合成され、受信される。次いで、合成された信号は、送信された直交信号を生成するために使用される直交符号、すなわちアダマール符号によって分離される。全チャネルの完全なタイミング整合が確立されているという条件の下で、直交符号を使用することで合成信号の高い分離を達成し、これにより、振幅及び位相の高精度な推定が実現できる。
米国特許出願公開第2001/016505号明細書
しかし、高速変調を採用した伝送システムでは、チャネル間の遅延ばらつきが発生し、振幅及び位相推定の精度が劣化する。また、チャネルの位相はタイミングのキャリブレーションによって変化し得る。そのため、各チャネルのタイミング、振幅及び位相を正確にキャリブレーションする技術が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、複数のアンテナ素子を含むアンテナシステムにおいて、複数のチャネルのそれぞれのタイミング、振幅及び位相をキャリブレーションすることを目的とする。
本発明の一態様であるアンテナシステムは、複数のアンテナ素子を有するアレーアンテナと、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれ前記アンテナ素子へ出力する複数の送信部と、高い自己相関を有する基準信号を生成する基準信号生成器と、前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、前記基準信号及び前記遅延基準信号を、それぞれ前記送信部へ出力する遅延部と、前記送信部の前記出力信号を合成するキャリブレーションネットワークと、前記キャリブレーションネットワークから出力された合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知するアナライザと、を備え、前記送信部のそれぞれは、対応する判定結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションするものである。
本発明の一態様であるキャリブレーションユニットは、高い自己相関を有する基準信号を生成する基準信号生成器と、前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれアンテナ素子へ出力する複数の送信部へ、前記基準信号及び前記遅延基準信号をそれぞれ出力する遅延部と、前記送信部の前記出力信号を合成するキャリブレーションネットワークと、前記キャリブレーションネットワークから出力された合成信号を復調した信号と、前記基準信号との相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知するアナライザと、を備え、前記送信部のそれぞれは、対応する判定結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションするものである。
本発明の一態様であるキャリブレーション方法は、高い自己相関を有する基準信号を生成し、前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれ前記アンテナ素子へ出力する複数の送信部へ、前記基準信号及び前記遅延基準信号をそれぞれ出力し、前記送信部の前記出力信号を合成して合成信号を生成し、前記合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知し、前記送信部のそれぞれは、対応する算出結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションするものである。
発明によれば、複数のアンテナ素子を含むアンテナシステムにおいて、複数のチャネルのそれぞれのタイミング、振幅及び位相をキャリブレーションすることができる。
実施の形態1にかかるアンテナシステムの構成を示す図である。 実施に形態1にかかるアンテナシステムの構成をより詳細に示す図である。 次数12の擬似ノイズ(PN)系列の高い自己相関を示す図である。 チャネル数が3でPN系列の次数が12である場合の復調信号と基準信号との間の相関の電力レベルの一例を示す図である。 チャネル数が3の場合の復調信号と基準信号との間の相関の位相の一例を示す図である。 実施の形態1にかかるキャリブレーション手順を示す図である。 検証モデルの構成を示す図である。 PN系列に加えられた誤差及びシミュレーション結果を示す図である。 PN系列の次数が12であり、チャネル数が16である場合に、シミュレーションによって得られる受信信号と基準信号との間の相関の電力レベルを示す図である。 時間軸に沿って部分的に拡大された図8における相関を示す図である。 図10の拡張部分に対応する相関の位相を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、図中、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
実施の形態1
実施の形態1にかかるアレーアンテナのキャリブレーションについて説明する。本実施の形態では、擬似雑音(PN:pseudo noise)系列の特性を用いてキャリブレーション用のパイロットパターンを生成する。図1に、実施の形態1にかかるアンテナシステム1000の構成を示す。アンテナシステム1000は、アンテナアレー20、複数の送信部及びキャリブレーションユニット100を有する。
アレーアンテナ20は、Nチャネルの信号を送信するN個のアンテナ素子AE1~AENを有する。ここで、Nは2以上の整数である。アンテナ素子AE1~AENは、それぞれ送信部TR1~TRNに接続されている。送信部TRkは、ベースバンド部BBk、デジタルアナログ変換器(DAC)DACk及びアップコンバータUCkを含む。ここで、kは1~Nの整数である。ベースバンド部BBkは、入力信号からベースバンド信号を生成する。デジタルアナログ変換器DACkは、ベースバンド信号をデジタル信号からアナログ信号に変換する。アップコンバータUCkは、入力されたアナログ信号をアンテナ20からの送信に用いられる周波数までアップコンバートする。
キャリブレーションユニット100は、基準信号生成器1、遅延部2、キャリブレーションネットワーク3及びアナライザ4を有する。図2に、実施の形態1にかかるアンテナシステム1000の構成をより詳細に示す。
基準信号生成器1は、PN系列生成器11、変調器12及び帯域制限フィルタ13を有する。PN系列生成器11は、PN系列を生成する。変調器12は、二位相偏移変調(BPSK:Binary Phase Shift Keying)マッピングを行うことで、PN系列を変調する。帯域制限フィルタ13は、変調信号から不要成分を除去し、基準信号REFを出力する。帯域制限フィルタ13は、ルートレイズドコサインフィルタ(RRCF:root raised cosine filter)として構成してもよい。
遅延部2は、基準信号REFを遅延させてN個のPN系列を含むパイロットパターンを出力する。N個のPN系列は、それぞれ(k-1)×Δtだけ遅延される。ここで、Δtは隣接する2つのPN系列の間隔であり、kは1~Nの整数である。
図2に示すように、遅延部2は、縦続接続されたN-1個の遅延素子を有する。N-1個の遅延素子は、それぞれ第2~第Nチャネルに配置される。j番目の遅延素子は、(j-1)×Δtだけ遅延された基準信号を受信し、受信信号をΔtだけ遅延させ、遅延させた信号をj番目のチャネルに出力する。また、2≦j≦N-2のとき、j番目の遅延素子は、(j+1)番目の遅延素子に遅延信号を出力する。これにより、異なる遅延時間だけ遅延されたN個の変調信号が、それぞれN個の異なるチャネルに入力される。すなわち、0、Δt、2Δt、...、(N-1)Δtだけ遅延された変調PN系列が、第1、第2、第3、...、第Nチャネルにそれぞれ入力される。
キャリブレーションネットワーク3は、結合器C1~CN及び合成器31を有する。送信部TR1~TRNの出力信号は、それぞれ結合器C1~CNにより分岐される。その後、分岐された信号は結合器31で結合される。結合信号COMは受信器10で受信され、受信器10は結合信号COMを復調し、復調信号DEMをアナライザ4に出力する。
アナライザ4は、相関器41及び処理部42を有する。相関器41は、基準信号REFと復調信号DEMとを合成して、復調信号DEMと基準信号REFとの間の相関パターンを取得する。処理部42は、相関を分析して、各チャネルのタイミング、振幅及び位相の変動を補正する。
次数がMで長さが2-1のPN系列は、20×log10(2-1)という、非常に高い自己相関を与えることができる。例えば、PN系列の次数が12の場合、PN系列の長さは212-1=4095であり、その高い自己相関は20×log10(4095)=72dBとなる。図3に、次数が12のPN系列の高い自己相関を示す。本実施の形態では、これらのPN系列の特性を、各チャネルのタイミング、振幅及び位相のばらつきの解析に用いることができる。
ここで、復調信号DEMと基準信号との間の相関の一例は、チャネル数が3(N=3)、次数Mが12(M=12)の場合である。図4に、チャネル数が3(N=3)、次数Mが12(M=12)の場合の復調信号DEMと基準信号との間の相関のパワーレベルを示している。図4では、2つの遅延信号は、それぞれ100及び200サンプルだけ遅延されている。図4に示すように、2つの重要な結果が観察される。第1の結果は、3つのチャネルを通過する3つの信号のタイミングに関して、3つのピーク、すなわち、基準信号から0、100及び200サンプルだけ離隔しているピークが存在していることである。第2の結果は、これらのピークのレベルが20×log10((2-1)/N)=62.8dBであることである。ここで、M=12(PN系列の次数)、かつ、N=3(チャンネル数)である。これらの結果から、PN系列及び遅延された基準信号を用いてパイロットパターンを生成することで、タイミング調整(キャリブレーション)が高精度で実現できることが示された。
また、本構成によれば、N個のチャネル(N個のPN系列)に対応する複数のピークを含む1つの相関だけが必要となる。一方、チャネル毎に1つの相関を求めるため、複数の相関が必要となる。したがって、本構成によれば、容易かつ効果的に相関を解析することができる。
図5に、チャネル数が3(N=3)の場合の復調信号DEMと基準信号との間の相関の位相の一例を示す。図5に示すように、チャネルの位相を決定することができる。
次に、実施の形態1にかかるキャリブレーション動作について説明する。図6に、実施の形態1にかかるキャリブレーションの手順を示す。
ステップS1
PN系列生成器は、次数Mでの長さが -1のPN系列を生成する。以下、ここで生成されるPN系列を初期PN系列という。初期PN系列は、BPSK変調されてフィルタリングされることで、基準信号REFが生成される。基準信号は遅延部2に入力され、上述したように、遅延部2はN個のPN系列を出力する。
ステップS2
N個のPN系列はそれぞれN個のチャネルに入力され、N個のチャネルからの出力信号は分岐されて合成される。合成された信号は受信器に出力される。
ステップS3
受信器は、合成された信号を受信して、復調する。なお、受信器における復調は、一般的な復調方式で行うことができるので、その説明につては省略する。
ステップS4
アナライザ4は、復調信号と基準信号REFとを合成して相関を取得する。アナライザ4は、その相関関係を解析する。具体的には、アナライザ4は、N個のPN系列に対応するピークを検出する。第1の解析サイクルでは、アナライザ4は、対応するピークPkの位置を観測することにより、k番目のチャネルのタイミングの変動を判定することができる。アナライザ4は、対応するピークPkの強度を観測することにより、k番目のチャネルの振幅の変動を判定することができる。アナライザ4は、各チャネルのタイミング及び振幅の変動を示す第1の検出信号を各チャネルに出力する。
ステップS5
ベースバンド部BB1~BBNのそれぞれは、第1の検出信号に基づいて、出力信号の出力タイミング及び振幅を調整する。しかし、各チャネルの位相は、タイミングのキャリブレーションによって変化し得る。よって、ステップS1に戻り、再びステップS1~S4の処理を実行して、各チャネルの位相をキャリブレーションする。
ステップS6
第2の分析サイクルでは、アナライザ4は、対応するピークPkの複素振幅を観測することにより、k番目のチャネルの位相の変動を判定することができる。アナライザ4は、各チャネルの位相の変動を示す第2の検出信号を各チャネルに出力する。
ステップS7
ベースバンド部BB1~BBNのそれぞれは、第2の検出信号に基づいて、出力信号の位相を調整する。
本手順によれば、PN系列の特性を利用して、各チャネルのタイミング、振幅及び位相を正確にキャリブレーションすることができる。また、上述したOAMのような高速変調を行うシステムに対して、正確なキャリブレーションを行えることが理解できる。
次に実施の形態1にかかるキャリブレーションの効果について、検証モデルを用いて説明する。図7に、検証モデル200の構成を示す。検証モデル200は、基準信号生成器201、遅延部202、誤差加算器203、合成器204、サンプラ205及び206、帯域制限フィルタ207及びアナライザ208を有する。基準信号生成器201及び遅延部202は、基準信号生成器1及び遅延部2と同様の構成を有する。誤差加算器203は、キャリブレーションの利点を検証するために、PN系列の全部又は一部に誤差を加える。合成器204は、PN系列と誤差とを合成する。
サンプラ205は合成された信号をn回オーバーサンプリングし、サンプラ206は基準信号REFをn回オーバーサンプリングする(nは2以上の整数)。ここでは、オーバーサンプリング数nは、128に設定される。よって、1サンプルでの遅延は、1/128のシンボル遅延をもたらす。
帯域制限フィルタ207は、サンプリングされた信号から望ましくない成分を除去する。アナライザ208は、サンプリングされた基準信号と、サンプリング及びフィルタリングされた合成信号とを合成して相関を取得し、アナライザ4と同様に、この相関を解析して、各チャネルのタイミング、振幅及び位相のばらつきを求める。
ここで、検証モデル200を用いてシミュレーションを行う。図8に、PN系列に加えた誤差とシミュレーション結果とを示す。
図9に、PN系列の次数が12(M=12)、チャネル数が16(N=16)である場合のシミュレーションによる電力レベルの相関を示す。この場合、t=0から時間軸に沿って16個のピークが存在する。
図10に、時間軸に沿って部分的に拡大した図における相関を示す。図10に示されるように、第2のピークP2及び第3のピークP3は、基準信号REF又は第1のチャネルに対応する第1のピークP1から、それぞれ128001及び256017サンプルだけ離れていることが理解できる。これは、第2のピークP2及び第3のピークP3が、それぞれ第1のピークから1/128及び17/128だけ遅延していることを意味する。これにより、アナライザ208は、タイミングの変動を算出することができる。また、相関からは、第2のピークP2の振幅が8dB変化し、第4のピークP4の振幅が2dB変化していると算出することができる。
図11に、図10の拡張部分に対応する相関の位相を示す。図11に示すように、位相は、第2のピークP2及び第4のピークP4において、それぞれ30°及び8°だけジャンプすることが理解できる。これにより、アナライザ208は、位相の変化を算出することができる。
上述したように、この検証モデル200によって、各チャネルのタイミング、振幅及び位相の変動を適切に決定可能であることが理解できる。すなわち、検証モデル200と実質的に同じ構成を有するキャリブレーションシステム1000は、タイミング、振幅及び位相の変動を検出し、これらの変動を正確に抑制するために、すべてのチャネルをキャリブレーションすることもできる。
他の実施の形態
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することなく適宜変更可能である。例えば、上記実施の形態では、PN系列を用いている。しかし、これは一例に過ぎない。基準信号の生成には、Gold系列のような自己相関の高い信号を適宜用いることができる。
上述の実施の形態においては、アンテナシステムが受信器を有する構成について説明した。しかし、これは一例に過ぎない。受信器は、上述した実施の形態にかかるアンテナシステム以外の他のアンテナシステムに含まれていてもよい。この場合、他のアンテナシステムの受信器は、算出結果を上述の実施の形態にかかるアンテナシステムの送信器にフィードバックすることができる。
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
(付記1)複数のアンテナ素子を有するアンテナと、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれ前記アンテナ素子へ出力する複数の送信部と、高い自己相関を有する基準信号を生成する基準信号生成器と、前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、前記基準信号及び前記遅延基準信号を、それぞれ前記送信部へ出力する遅延部と、前記送信部の前記出力信号を合成するキャリブレーションネットワークと、前記キャリブレーションネットワークから出力された合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを判定し、前記送信部に判定結果を通知するアナライザと、を備え、前記送信部のそれぞれは、対応する判定結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションする、アンテナシステム。
(付記2)前記高い自己相関を有する基準信号は、PN(pseudo noise)系列である、付記1に記載のアンテナシステム。
(付記3)前記合成された信号を復調し、復調した信号を前記アナライザへ出力する受信器をさらに備える、付記2に記載のアンテナシステム。
(付記4)他のアンテナシステムに設けられた受信器が、前記合成された信号を復調し、復調した信号を前記アナライザへ出力する、付記2に記載のアンテナシステム。
(付記5)前記遅延部は、前記基準信号を遅延させて、それぞれΔt~(N-1)×Δtだけ遅延させたN-1個のPN系列を生成し(Nは2以上の整数)、前記基準信号と前記N-1個のPN系列は、それぞれN個の送信器へ出力される、付記2乃至4のいずれか一つに記載のアンテナシステム。
(付記6)前記アナライザは、前記相関の対応するパワーレベルのピークの時間軸上での位置に基づいて前記PN系列の前記タイミングを算出し、前記相関の対応するパワーレベルのピークのパワーレベルに基づいて前記PN系列の前記振幅を算出し、前記相関の対応するパワーレベルのピークのジャンプに基づいて前記PN系列の前記位相を算出する、付記2乃至5のいずれか一つに記載のアンテナシステム。
(付記7)前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅は、最初に取得された、受信信号と前記基準信号との相関のパワーレベルに基づいてキャリブレーションされ、前記PN系列のそれぞれの位相は、前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅がキャリブレーションされた後に取得された、前記受信信号と前記基準信号との相関の位相に基づいてキャリブレーションされる、付記6に記載のアンテナシステム。
(付記8)高い自己相関を有する基準信号を生成する基準信号生成器と、前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれ前記アンテナ素子へ出力する複数の送信部へ、前記基準信号及び前記遅延基準信号をそれぞれ出力する遅延部と、前記送信部の前記出力信号を合成するキャリブレーションネットワークと、前記キャリブレーションネットワークから出力された合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知するアナライザと、を備え、前記送信部のそれぞれは、対応する判定結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションする、キャリブレーションユニット。
(付記9)前記高い自己相関を有する基準信号は、PN(pseudo noise)系列である、付記8に記載のキャリブレーションユニット。
(付記10)前記アンテナ素子、前記送信部及び受信器は、前記合成された信号を復調し、復調した信号を、アンテナシステムに設けられた前記アナライザへ出力する、付記9に記載のキャリブレーションユニット。
(付記11)前記アンテナ素子及び前記送信部は第1のアンテナシステムに設けられ、前記合成された信号を復調し、復調した信号を前記アナライザへ出力する受信器が、前記第1のアンテナシステムとは異なる第2のアンテナシステムに設けられる、付記9に記載のキャリブレーションユニット。
(付記12)前記遅延部は、前記基準信号を遅延させて、それぞれΔt~(N-1)×Δtだけ遅延させたN-1個のPN系列を生成し(Nは2以上の整数)、前記基準信号と前記N-1個のPN系列は、それぞれN個の送信器へ出力される、付記9乃至11のいずれか一つに記載のキャリブレーションユニット。
(付記13)前記アナライザは、前記相関の対応するパワーレベルのピークの時間軸上での位置に基づいて前記PN系列の前記タイミングを判定し、前記相関の対応するパワーレベルのピークのパワーレベルに基づいて前記PN系列の前記振幅を算出し、前記相関の対応するパワーレベルのピークのジャンプに基づいて前記PN系列の前記位相を算出する、付記9乃至12のいずれか一つに記載のキャリブレーションユニット。
(付記14)前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅は、最初に取得された、受信信号と前記基準信号との相関のパワーレベルに基づいてキャリブレーションされ、前記PN系列のそれぞれの位相は、前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅がキャリブレーションされた後に取得された、前記受信信号と前記基準信号との相関の位相に基づいてキャリブレーションされる、付記13に記載のキャリブレーションユニット。
(付記15)高い自己相関を有する基準信号を生成し、前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれ前記アンテナ素子へ出力する複数の送信部へ、前記基準信号及び前記遅延基準信号をそれぞれ出力し、前記送信部の前記出力信号を合成して合成信号を生成し、前記合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知し、前記送信部のそれぞれは、対応する判定結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションする、キャリブレーション方法。
(付記16)前記高い自己相関を有する基準信号は、PN(pseudo noise)系列である、付記15に記載のキャリブレーション方法。
(付記17)前記アンテナ素子、前記送信部及び受信器は、前記合成された信号を復調し、復調した信号を、アンテナシステムに設けられたアナライザへ出力する、付記16に記載のキャリブレーション方法。
(付記18)前記アンテナ素子及び前記送信部は第1のアンテナシステムに設けられ、前記合成された信号を復調し、復調した信号を前記アナライザへ出力する受信器が、前記第1のアンテナシステムとは異なる第2のアンテナシステムに設けられる、付記16に記載のキャリブレーション方法。
(付記19)前記基準信号を遅延させて、それぞれΔt~(N-1)×Δtだけ遅延させたN-1個のPN系列を生成し(Nは2以上の整数)、前記基準信号と前記N-1個のPN系列は、それぞれN個の送信器へ出力される、付記16乃至18のいずれか一つに記載のキャリブレーション方法。
(付記20)前記相関の対応するパワーレベルのピークの時間軸上での位置に基づいて前記PN系列の前記タイミングを判定し、前記相関の対応するパワーレベルのピークのパワーレベルに基づいて前記PN系列の前記振幅を算出し、前記相関の対応するパワーレベルのピークのジャンプに基づいて前記PN系列の前記位相を算出する、付記16乃至19のいずれか一つに記載のキャリブレーション方法。
(付記21)前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅は、最初に取得された、受信信号と前記基準信号との相関のパワーレベルに基づいてキャリブレーションされ、前記PN系列のそれぞれの位相は、前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅がキャリブレーションされた後に取得された、前記受信信号と前記基準信号との相関の位相に基づいてキャリブレーションされる、付記20に記載のキャリブレーション方法。
実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年2月28日に出願された日本出願特願2019-37001を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1、201 基準信号生成器
2、202 遅延部
3 キャリブレーションネットワーク
4、208 アナライザ
10 受信器
11 PN系列発生器
12 変調器
13、207 帯域制限フィルタ
31、41、204 合成器(相関器)
42 処理部
100 キャリブレーションユニット
200 検証モデル
205、206 サンプラ
1000 アンテナシステム
BB1~BBN ベースバンド部
DAC1~DACN デジタルアナログ変換器
TR1~TRN 送信部
UC1~UCN アップコンバータ

Claims (10)

  1. 複数のアンテナ素子を有するアンテナと、
    入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれ前記アンテナ素子へ出力する複数の送信部と、
    高い自己相関を有する基準信号を生成する基準信号生成器と、
    前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、前記基準信号及び前記遅延基準信号を、それぞれ前記送信部へ出力する遅延部と、
    前記送信部の前記出力信号を合成するキャリブレーションネットワークと、
    前記キャリブレーションネットワークから出力された合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知するアナライザと、を備え、
    前記送信部のそれぞれは、対応する算出結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションする、
    アンテナシステム。
  2. 前記高い自己相関を有する基準信号は、PN(pseudo noise)系列である、
    請求項1に記載のアンテナシステム。
  3. 前記合成された信号を復調し、復調した信号を前記アナライザへ出力する受信器をさらに備える、
    請求項2に記載のアンテナシステム。
  4. 他のアンテナシステムに設けられた受信器が、前記合成された信号を復調し、復調した信号を前記アナライザへ出力する、
    請求項2に記載のアンテナシステム。
  5. 前記遅延部は、前記基準信号を遅延させて、それぞれΔt~(N-1)×Δtだけ遅延させたN-1個のPN系列を生成し(Nは2以上の整数)、
    前記基準信号と前記N-1個のPN系列は、それぞれN個の送信器へ出力される、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
  6. 前記アナライザは、前記相関の対応するパワーレベルのピークの時間軸上での位置に基づいて前記PN系列のタイミングを算出し、
    前記相関の対応するパワーレベルのピークのパワーレベルに基づいて前記PN系列の振幅を算出し、
    前記相関の対応するパワーレベルのピークのジャンプに基づいて前記PN系列の位相を算出する、
    請求項に記載のアンテナシステム。
  7. 前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅は、最初に取得された、受信信号と前記基準信号との相関のパワーレベルに基づいてキャリブレーションされ、
    前記PN系列のそれぞれの前記位相は、前記PN系列のそれぞれの前記タイミング及び前記振幅がキャリブレーションされた後に取得された、前記受信信号と前記基準信号との相関の位相に基づいてキャリブレーションされる、
    請求項6に記載のアンテナシステム。
  8. 高い自己相関を有する基準信号を生成する基準信号生成器と、
    前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれアンテナ素子へ出力する複数の送信部へ、前記基準信号及び前記遅延基準信号をそれぞれ出力する遅延部と、
    前記送信部の前記出力信号を合成するキャリブレーションネットワークと、
    前記キャリブレーションネットワークから出力された合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、前記送信部に算出結果を通知するアナライザと、を備え、
    前記送信部のそれぞれは、対応する算出結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションする、
    キャリブレーションユニット。
  9. 前記高い自己相関を有する基準信号は、PN(pseudo noise)系列である、
    請求項8に記載のキャリブレーションユニット。
  10. 高い自己相関を有する基準信号を生成し、
    前記基準信号を遅延させて、互いに異なる遅延量を有する遅延基準信号を生成し、
    入力される信号を変調し、変調した信号を出力信号として、それぞれアンテナ素子へ出力する複数の送信部へ、前記基準信号及び前記遅延基準信号をそれぞれ出力し、
    前記送信部の前記出力信号を合成して合成信号を生成し、
    前記合成信号を復調した信号と、前記基準信号と、の相関を解析して、前記送信部のそれぞれの前記出力信号のタイミング、振幅及び位相のずれを算出し、
    前記送信部に算出結果を通知し、
    前記送信部のそれぞれは、対応する算出結果に基づいて、前記出力信号の前記タイミング、振幅及び位相のずれをキャリブレーションする、
    キャリブレーション方法。
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