JP7180521B2 - 物標検出装置、物標検出方法、及び運転支援システム - Google Patents
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Description
本開示の別の局面は、画像の複数のフレームを順次取得し、前記複数のフレームにおいて、同一の物標を追跡して検出する処理を実行し、前記複数のフレームの1つである第1フレームにおいて検出され、前記第1フレームの次のフレームである第2フレームでは検出されない特定物標が存在するか否かを判断し、前記特定物標が存在すると判断したことを必要条件として、前記第1フレーム以前のフレームにおける前記特定物標の検出結果に基づき、前記第2フレーム以降のフレームにおいて前記特定物標の位置を表す物標情報を推定する物標検出方法である。
本開示の別の局面である物標検出方法は、第1フレームにおいて検出され、第2フレームでは検出できない特定物標が存在する場合、第2フレーム以降のフレームにおいて物標情報を推定する。物標情報は、第2フレーム以降のフレームにおける特定物標の位置を表す。よって、本開示の別の局面である物標検出方法によれば、第2フレーム以降のフレームでも、物標を追跡することができる。
<第1実施形態>
1.物標検出装置1の構成
物標検出装置1の構成を図1及び図2に基づき説明する。物標検出装置1は、例えば、車両2に搭載されている。図1に示すように、物標検出装置1は、CPU3と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ5とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。
物標検出装置1が実行する処理を、図3~図9に基づき説明する。物標検出装置1は、図2に示す処理を、ステレオカメラ29が1つのフレームを物標検出装置1に送るたびに繰り返し実行する。ステレオカメラ29が物標検出装置1に順次送るフレームを、F(1)、F(2)、・・・F(N-1)、F(N)、F(N+1)、・・・とする。Nは2以上の任意の自然数である。F(N)は、F(N-1)の次に、ステレオカメラ29が物標検出装置1に送るフレームである。このような時系列的に連続したフレームにより複数のフレームが構成される。
ステップ5では、前回物標35Aと同一の今回物標35Bが存在したか否かを、不検出判断ユニット11が判断する。
前回物標35Aと同一の今回物標35Bが存在したと判断した場合、本処理はステップ6に進む。前回物標35Aと同一の今回物標35Bが存在しなかったと判断した場合、本処理はステップ7に進む。
ステップ7では、特定物標は近距離車両であるか否かを物標種別判断ユニット25が判断する。近距離車両とは、車両2に近い車両である。近距離車両とは、例えば、車両の一部がステレオカメラ29の画角から外れるほど、車両2に近い車両であり、その車両と車両2との距離が所定の距離よりも小さい場合に、物標種別判断ユニット25は、当該車両を近距離車両であると判断する。
ステップ8では、直前の前記ステップ7において近距離車両であると判断した特定物標について、物標情報推定ユニット13が後述する推定枠推定処理を開始する。推定枠推定処理は、F(N)以降のそれぞれのフレームに対し行われる。推定枠推定処理は、後述するステップ25で推定枠の推定が停止されるまで継続する。
ステップ10では、新規物標を検出したことを、追跡ユニット9がメモリ5に記憶する。なお、新規物標は、F(N+1)について図3に示す処理を実行するときは、前回物標35Aとなる。
ステップ12では、推定枠推定処理が継続中であるか否かを、物標情報推定ユニット13が判断する。推定枠推定処理が継続中である場合、本処理はステップ13に進む。推定枠推定処理が継続中ではない場合、本処理はステップ14に進む。なお、推定枠推定処理は、直前の前記ステップ8で開始される場合と、それ以前に既に開始されている場合とがある。
R(N)は、例えば、図7に示すように、F(N)において物標39が存在する範囲を表す枠である。図7に示す例では、物標39は先行車の背面である。R(N)は、例えば、物標39の全部又は一部を囲んでいる。図7に示す例では、物標39の背面に背景45が映ることにより、物標39を検出できなかった例である。物標39の背面に背景45が映ることにより、物標39を検出できない理由は後述する。
特徴量差が基準値以上であると判断した場合、本処理はステップ25に進む。特徴量差が基準値未満であると判断した場合、本処理はステップ26に進む。
図3に戻り、ステップ14では、出力ユニット27が処理結果を運転支援装置31に出力する。出力の内容は物標情報を含む。物標情報は、例えば、車両2から物標までの3次元空間における距離、F(N)上での物標の座標、物標の種別を表す情報等を含む。前記ステップ6の処理を行った場合の物標情報は、F(N)とF(N-1)とにおいて、追跡して検出できた同一の物標の物標情報である。前記ステップ10の処理を行った場合の物標情報は、新規物標の物標情報である。前記ステップ11の処理を行った場合の物標情報は、物標を検出できなかったことを表す。
(1A)物標検出装置1は、F(N-1)において検出され、F(N)では検出できない特定物標が存在する場合、F(N)以降のフレームにおける推定枠を推定し、推定枠の物標情報を出力する。推定枠の物標情報は、F(N)以降のフレームにおける特定物標の位置を表す。よって、物標検出装置1は、F(N)以降のフレームでも、物標を追跡することができる。
(1D)物標検出装置1は、特定物標が近距離車両であることをさらなる必要条件として、推定枠を推定する。特定物標が近距離車両である場合、フレームにおいて推定枠を推定して運転支援を行う必要性が高い。物標検出装置1は、近距離車両に対する運転支援を可能にする。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第2実施形態では、前記ステップ2において、エッジ33の形状に基づき、今回物標を検出する。また、第2実施形態では、前記ステップ4において、第2尤度及び第3尤度から総合尤度を算出する。
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)、(1B)、(1D)を奏する。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(3)第1実施形態において、物標検出装置1とステレオカメラ29とは一体の装置であってもよい。第1実施形態において、物標検出装置1と運転支援装置31とは一体の装置であってもよい。第1実施形態において、物標検出装置1、ステレオカメラ29、及び運転支援装置31は一体の装置であってもよい。第2実施形態において、単眼カメラ47と運転支援装置31とは一体の装置であってもよい。
(4)本開示に記載の物標検出装置及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の物標検出装置及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の物標検出装置及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。物標検出装置に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
Claims (6)
- 画像の複数のフレームを順次取得するように構成された画像取得ユニットと、
前記複数のフレームにおいて、同一の物標を追跡して検出する処理を実行するように構成された追跡ユニットと、
前記複数のフレームの1つである第1フレームにおいて検出され、前記第1フレームの次のフレームである第2フレームでは検出されない特定物標が存在するか否かを判断するように構成された不検出判断ユニットと、
前記特定物標が存在すると前記不検出判断ユニットが判断したことを必要条件として、前記第1フレーム以前のフレームにおける前記特定物標の検出結果に基づき、前記第2フレーム以降のフレームにおける前記特定物標の位置を表す物標情報を推定するように構成された物標情報推定ユニットと、
前記第2フレーム以降のフレームにおいて、前記物標情報が表す位置における画像特徴量である第1画像特徴量を取得するように構成された第1特徴量取得ユニットと、
前記第1フレームのうち、前記特定物標を表す領域の前記画像特徴量である第2画像特徴量を取得するように構成された第2特徴量取得ユニットと、
前記第1画像特徴量と、前記第2画像特徴量との差が予め設定された基準値以上であるか否かを判断するように構成された特徴量判断ユニットと、
前記差が前記基準値以上であると前記特徴量判断ユニットが判断した場合、前記物標情報の推定を停止するように構成された推定停止ユニットと、
を備える物標検出装置。 - 画像の複数のフレームを順次取得するように構成された画像取得ユニットと、
前記複数のフレームにおいて、同一の物標を追跡して検出する処理を実行するように構成された追跡ユニットと、
前記複数のフレームの1つである第1フレームにおいて検出され、前記第1フレームの次のフレームである第2フレームでは検出されない特定物標が存在するか否かを判断するように構成された不検出判断ユニットと、
前記特定物標が存在すると前記不検出判断ユニットが判断したことを必要条件として、前記第1フレーム以前のフレームにおける前記特定物標の検出結果に基づき、前記第2フレーム以降のフレームにおける前記特定物標の位置を表す物標情報を推定するように構成された物標情報推定ユニットと、
前記特定物標が近距離車両であるか否かを判断するように構成された物標種別判断ユニットと、
を備え、
前記物標情報推定ユニットは、前記特定物標が前記近距離車両であると前記物標種別判断ユニットが判断することをさらなる必要条件として、前記物標情報を推定するように構成された物標検出装置。 - 請求項1又は2に記載の物標検出装置であって、
前記画像は、ステレオカメラの画像である物標検出装置。 - 画像の複数のフレームを順次取得し、
前記複数のフレームにおいて、同一の物標を追跡して検出する処理を実行し、
前記複数のフレームの1つである第1フレームにおいて検出され、前記第1フレームの次のフレームである第2フレームでは検出されない特定物標が存在するか否かを判断し、
前記特定物標が存在すると判断したことを必要条件として、前記第1フレーム以前のフレームにおける前記特定物標の検出結果に基づき、前記第2フレーム以降のフレームにおける前記特定物標の位置を表す物標情報を推定し、
前記第2フレーム以降のフレームにおいて、前記物標情報が表す位置における画像特徴量である第1画像特徴量を取得し、
前記第1フレームのうち、前記特定物標を表す領域の前記画像特徴量である第2画像特徴量を取得し、
前記第1画像特徴量と、前記第2画像特徴量との差が予め設定された基準値以上であるか否かを判断し、
前記差が前記基準値以上であると判断した場合、前記物標情報の推定を停止する物標検出方法。 - 画像の複数のフレームを順次取得し、
前記複数のフレームにおいて、同一の物標を追跡して検出する処理を実行し、
前記複数のフレームの1つである第1フレームにおいて検出され、前記第1フレームの次のフレームである第2フレームでは検出されない特定物標が存在するか否かを判断し、
前記特定物標が近距離車両であるか否かを判断し、
前記特定物標が存在すると判断し、且つ、前記特定物標が前記近距離車両であると判断したことを必要条件として、前記第1フレーム以前のフレームにおける前記特定物標の検出結果に基づき、前記第2フレーム以降のフレームにおける前記特定物標の位置を表す物標情報を推定する物標検出方法。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の物標検出装置と、
前記複数のフレームを順次生成する撮像部と、
前記物標検出装置の検出結果に基づき運転支援を行う運転支援装置と、
を備える運転支援システム。
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