JP7176782B2 - カンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量を判定する方法、カンキツ植物を製造する方法、及び判定キット - Google Patents
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Description
カンキツ植物において、下記(a)~(c)の塩基に相当する塩基自体(SNP)か、当該塩基を含む連続したポリヌクレオチド:
(a)Ciclev10011841m.g遺伝子(PSY遺伝子)の翻訳開始点から2469位の塩基;
(b)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から4436位の塩基;及び
(c)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から5019位の塩基
を、カンキツ植物において果肉中のカロテノイド含有量に関する分子マーカーとして判定する工程を含む。
本発明の一態様に係る果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物を製造する製造方法は、
果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物と、他のカンキツ植物とを交雑する交雑工程と、
前記交雑工程により得られたカンキツ植物又はその後代系統のカンキツ植物から、請求項1から5のいずれか1項に記載された方法によって、果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物を判別する判別工程と
を含む。
本発明の一態様に係るカンキツ植物における、果肉中のカロテノイド含有量の調節に関する分子マーカーは、
下記(a)~(c)の塩基に相当する塩基自体(SNP)か、当該塩基を含む連続したポリヌクレオチド:
(a)Ciclev10011841m.g遺伝子(PSY遺伝子)の翻訳開始点から2469位の塩基;
(b)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から4436位の塩基;及び
(c)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から5019位の塩基
である。
本発明の一態様に係る果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物は、上述した本発明の一態様に係る製造方法によって得られる。
また、カンキツ植物は、育種素材の候補植物であるか、育種のプロセスで得られた植物であり得る。育種素材の候補植物としては、例えば、交配に用いる親植物、及び、遺伝子組換え技術を利用した分子育種に用いられる植物が含まれる。また、育種のプロセスで得られた植物としては、例えば、カンキツ植物を属内交雑した植物、カンキツ植物の上述したような品種に属する植物を種内交雑した植物、及びこれらの後代系統である。また、カンキツ植物は、ある品種に属するカンキツ植物と他の品種に属するカンキツ植物との交雑植物のように種間交雑した植物、及びその後代系統であってもよい。さらに、カンキツ植物は、果肉中のカロテノイド高含有量であることが分かっている品種同士を種間交雑した植物、及びその後代系統であってもよい。また、カンキツ植物は、果肉中のカロテノイド高含有であることが分かっている個体同士を種内交雑した植物、及びその後代系統であってもよい。
本発明の一態様に係る分子マーカーは、カンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量の調節に関する分子マーカーである。分子マーカーは、下記(a)~(c)の塩基に相当する塩基自体(SNP)か、当該塩基を含む連続したポリヌクレオチドである:
(a)Ciclev10011841m.g遺伝子(PSY遺伝子)の翻訳開始点から2469位の塩基;
(b)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から4436位の塩基;及び
(c)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から5019位の塩基。
本発明の一態様に係る分子マーカーを用いれば、カンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量を判定することができる。
本発明の一態様に係る分子マーカーは、SNP(a)を含む連続したポリヌクレオチド(以下、ポリヌクレオチド(a)ともいう)、SNP(b)を含む連続したポリヌクレオチド(以下、ポリヌクレオチド(b)ともいう)、及び、SNP(c)を含む連続したポリヌクレオチド(以下、ポリヌクレオチド(c)ともいう)の組み合わせであってもよい。
本発明の一態様に係る分子マーカーは、SNP(a)~SNP(c)を含む連続したポリヌクレオチド(以下、ポリヌクレオチド(d)ともいう)であってもよい。ポリヌクレオチド(d)は、SNP(a)~SNP(c)の部位間の領域を、SNP(a)~SNP(c)の部位と共に含んでいる。ポリヌクレオチド(d)は、例えば、カロテノイド高含有カンキツ植物における対応するSNP(a)~SNP(c)の部位間の領域を参照することで得られる。ポリヌクレオチド(d)の塩基配列は、カロテノイド高含有カンキツ植物の塩基配列と少なくとも部分的に一致する。
本発明の一態様に係るカロテノイド高含有カンキツ植物は、後述する製造方法によって得られる植物である。カロテノイド高含有カンキツ植物は、上述した分子マーカーで特定される上述したSNPを有し、果肉中のカロテノイドの含有量の多い植物である。
本発明の一態様に係るカンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量を判定する方法は、カンキツ植物において、下記(a)~(c)の塩基に相当する塩基自体(SNP)か、当該塩基を含む連続したポリヌクレオチド:
(a)Ciclev10011841m.g遺伝子(PSY遺伝子)の翻訳開始点から2469位の塩基;
(b)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から4436位の塩基;及び
(c)Ciclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から5019位の塩基
を、カンキツ植物において果肉中のカロテノイド含有量に関する分子マーカーとして判定する工程を含む。
本発明の一態様に係る製造方法は、果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物を製造する方法であって、果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物と、他のカンキツ植物とを交雑する交雑工程と、前記交雑工程により得られたカンキツ植物又はその後代系統のカンキツ植物から、本発明の一態様に係るカンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量を判定する方法によって、果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物を判別する判別工程とを含む。
実験に使用した全ての植物は、農研機構の果樹茶業研究部門の研究場において栽培した。ゲノムDNAは、これらの植物の完全に開いた青葉から抽出した。砂じょう組織を収穫期の完熟した果肉から回収し、液体窒素で即座に冷凍し、カロテノイド含有量の液体クロマトグラフィー(LC)に用いた。表1は、本実施例で使用した植物材料を示している。
表1の祖先13品種(founder)のゲノムDNAをSureSelect target enrichmentに用いた。SureSelect試薬キット(Agilent Technologies, Santa Clara, CA, USA)を用いて、ゲノムDNAサンプルをランダムに断片化し、SureSelectプライマーミックス(Agilent Technologies)を用いて増幅した。アダプターを添加したDNAライブラリーをSureSelectカスタムライブラリーにハイブリダイズし、捕捉したDNAをDynabeads MyOne Streptavidin T1 beads(Thermo Fisher, Waltham, MA, USA)を用いて精製した。
GoldenGate分析(Illumina)及びFluidigmアッセイ(Fluidigm, South San Francisco, CA, USA)を用いて、SNP遺伝子型解析を行った。GoldenGateアッセイのために、Illumina Assay Design Tool(ADT)を用いて、取り扱い説明書にしたがってビーズアレイを設計した。iScanシステム(Illumina)におけるGoldenGateアッセイシステムを用いて、SNP遺伝子型解析を行った。Genome Studioソフトウェアを用いてGenotyping module(Illumina)の機能により、スキャンイメージデータを遺伝子型スコアに変換した。
コンピュータソフトウェア“MARCO”を用いたSNP遺伝子型の両親から後代への遺伝を評価するために、GoldenGateアッセイ及びFluidigmアッセイにより検出したSNPの、親子関係を持つ78組の組み合わせを用いた。親と子の間の遺伝が確認された信頼性の高いSNPを、トリオSNPと称した。
8つの代表的なカロテノイド(フィトエン、α-カロテン、ζ-カロテン、ルテイン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン及びビオラキサンチンを定量した。サンプルをホモジナイズし、ヘキサン:アセトン:エタノール=50:25:25(v/v)の溶液中で抽出した。ヘキサン相に区分された色素が乾燥するまで蒸発させた。これを、0.1%(v/v) 2,6-ジ-tertブチル-4-メチルフェノールを含むメチルtertブチルエーテル(MTBE)中に溶解した。脂肪酸がエステル化したカロテノイドを含む抽出物を、10%(w/v) methanolic KOHで鹸化した。
本発明者らの以前の研究において、PSY、HYb、ZEP、及びNCEDの各遺伝子座、並びに、第8連鎖群におけるPDS及びZDSの転写レベルを制御するQTL(TCL)が、カロテノイドの含有量及びカロテノイド代謝遺伝子の転写レベルに静的に影響することが示された。この研究において、本発明者らは、果肉中のカロテノイド高含有に関連する最適なアレルを探索した。日本の品種育成素材の13種の祖先種において、理論上最大で26種のアレルが存在する。カンキツ品種は、自然交配を繰り返した結果、限られた数の祖先種の複雑なモザイクゲノム構造を有している。それゆえに、SNPに基づいて、5種の標的遺伝子から、祖先13品種のいくつかに共通する独立したアレルの数が推定される。
76個のSNPマーカーの全てを、祖先13品種及びこれに親子相関のある78組の子の遺伝子型解析に用いた。祖先13品種のゲノムの混合及び長い栽培の歴史を考慮すると、共通のハプロタイプに親から子に受け継がれたSNP以外に新規な変位が頻繁に起こっている。これらの変異により共通の祖先種由来の同一のアレルの同定が阻害される。新規の変異のSNPを除くためにトリオ解析を行い、SNP遺伝子型が両親から後代に遺伝しているかの判定に基づいて信頼性の高いSNPを得た。親子関係にある78組み合わせをコンピュータソフトウェア“MARCO”で評価し、トリオ解析のフィルタリングを通過した57個のSNPがトリオSNPとして有効であった。
5種の標的遺伝子のアレル組成とカロテノイド組成との関連を、263系統から得たデータを用いて、ベイズ統計分析により評価した。結果を図1~3に示す。図1は、5種の標的遺伝子領域における各アレルの予想される総カロテノイドに対する効果、図2は、β-クリプトキサンチンに対する効果、図3は、ビオラキサンチンに対する効果を示す。5種の標的遺伝子において、測定された8種のカロテノイド含有量及び総カロテノイド含有量とのいくつかの顕著な相関が検出された。PSY、ZEP及びNCEDは総カロテノイド含有量に顕著に相関し、PSY及びZEPはβ-クリプトキサンチン含有量に顕著に相関し、PSY、HYb、ZEP、NCED、及びTCLはビオラキサンチン含有量に顕著に相関した。5種の標的遺伝子の独立したアレルに関して、PSY-aは、果肉中の総カロテノイド含有量の増加に強い正の効果を有していた。一方、PSY-c及びPSY-gは、総カロテノイド含有量の減少に中程度の負の効果を有していた。ZEPアレル間で、果肉中の総カロテノイド含有量の増加に強い正の効果を有していた。一方、ZEP-a、ZEP-b、及びZEP-cは総カロテノイド含有量の増加に中程度又は弱い正の効果を有していた。ZEP-f、ZEP-g、ZEP-h、及びZEP-kの4つのアレルは、果肉中の総カロテノイド含有量の減少に中程度又は弱い負の効果を有していた。さらに、NCEDアレル間で、NCED-aは果肉中の総カロテノイド含有量の増加に弱い正の効果を有していた。これらの遺伝子とは異なり、HYb及びTCLは、果肉中の総カロテノイド含有量における効果は不明確であった。β-クリプトキサンチン含有量に関して、PSY-aは中低の正の効果を有している一方で、PSY-c及びPSY-gは弱い負の効果を有していた。一方、ZEP-aは弱い正の効果を有していた。他のアレルは、β-クリプトキサンチン含有量における効果は不明確であった。ビオラキサンチン含有量に関して、PSY-aは弱い正の効果を有していた一方で、ZEP-c及びZEP-eもまた、弱い正の効果を有していた。他のアレルは、果肉中のビオラキサンチン含有量に対する効果は不明確であった。
果肉中の総カロテノイド含有量に対するPSY及びZEPの最適なアレルの効果を検証するために、Box plot解析を行った。図4及び5は、果肉中の総カロテノイドの増加に関して、最適なPSY及びZEPアレルの効果を検証するためのBox plot解析の結果を示す。図4は、正の効果を有するアレル(PSY-a)及び負の効果を有するアレル(PSY-c又はPSY-g)による総カロテノイド含有量の比較を示す。Cond.1(条件1)は、PSY-a=0、(PSY-c又はPSY-g)=2である。Cond.2(条件2)は、PSY-a=0、(PSY-c又はPSY-g)=1である。Cond.3(条件3)は、PSY-a=0、(PSY-c又はPSY-g)=0である。Cond.4(条件4)は、PSY-a=1、(PSY-c又はPSY-g)=1である。Cond.5(条件5)は、PSY-a=1、(PSY-c又はPSY-g)=0である。Cond.6(条件6)は、PSY-a=2、(PSY-c又はPSY-g)=0である。図5は、図4中のPSYアレル型条件における、正の効果を有するZEPアレル(ZEP-a、ZEP-b、ZEP-c、又はZEP-e)による総カロテノイド含有量の比較を示す。
PSY-a及びZEP-eの最適アレルのシナジー効果は、果肉中のカロテノイド(特にβ-クリプトキサンチン)の含有量増加において有望である。DNAマーカー選抜による分子育種を効率的に促進するために、MinimalMarkerソフトウェアを用いて、トリオSNPの最小セットを評価し、最適なPSYアレル及びZEPアレルを決定した。評価したトリオSNPを表2に示す。
マーカー支援選抜のためのPSY-SNP06及びZEP-SNP17を用いたTaqMan-MGB SNP遺伝子型解析の結果を図10及び図11に示す。図10は、PSY-SNP06を用いたTaqMan-MGB SNP遺伝子型解析の結果を示し、図11は、ZEP-SNP17を用いたTaqMan-MGB SNP遺伝子型解析の結果を示している。図10及び図11において、FAM蛍光シグナル値をX軸にプロットし、HEX蛍光シグナル値をY軸にプロットした。NTCはコントロールを表す。
Claims (7)
- カンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量を判定する方法であって、
カンキツ植物において、下記の(a)~(c)を満たすとき:
(a)配列番号1に示す塩基配列からなるCiclev10011841m.g遺伝子(PSY遺伝子)の翻訳開始点から2469位の塩基又はこれに相当する塩基がAであるアレルについてホモ接合性である;
(b)配列番号3に示す塩基配列からなるCiclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から4436位の塩基又はこれに相当する塩基がTであるアレルについてホモ接合性である;かつ
(c)配列番号3に示す塩基配列からなるCiclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から5019位の塩基又はこれに相当する塩基がCであるアレルについて、ホモ接合性である、
当該カンキツ植物は、上記(a)~(c)を満たさない他のカンキツ植物個体と比較して、果肉中のカロテノイド含有量が相対的に多いカロテノイド高含有であると判定する工程を含む、方法。 - 上記カンキツ植物は、育種素材の候補植物であるか、育種のプロセスで得られた植物である、請求項1に記載の方法。
- 前記判定する工程において、前記(a)~(c)に示された塩基又はこれに相当する塩基を含む領域を増幅するプライマーセットを用いて、前記カンキツ植物のDNAにおける前記領域を増幅する、請求項1又は2に記載の方法。
- カンキツ植物同士を交雑した交雑植物又はその後代系統から、請求項1から3のいずれか1項に記載された方法によって、上記(a)~(c)を満たさない他のカンキツ植物個体と比較して、果肉中のカロテノイド含有量が相対的に多いカロテノイド高含有のカンキツ植物を判別する判別工程
を含む、果肉中のカロテノイド高含有のカンキツ植物を製造する製造方法。 - 前記判別工程において判別したカンキツ植物又はその後代系統と、他のカンキツ植物とを交雑する交雑工程をさらに包含する、
請求項4に記載の製造方法。 - 前記交雑工程において交雑により得られたカンキツ植物又はその後代系統から、請求項1から3のいずれか1項に記載された方法によって、上記(a)~(c)を満たさない他のカンキツ植物個体と比較して、果肉中のカロテノイド含有量が相対的に多いカロテノイド高含有のカンキツ植物を判別する判別工程をさらに包含する、請求項5に記載の製造方法。
- カンキツ植物における、果肉中のカロテノイド含有量の調節に関する分子マーカーであって、
下記(a)~(c)の塩基に相当する塩基自体か、当該塩基を含む連続したポリヌクレオチド:
(a)配列番号1に示す塩基配列からなるCiclev10011841m.g遺伝子(PSY遺伝子)の翻訳開始点から2469位の塩基;
(b)配列番号3に示す塩基配列からなるCiclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から4436位の塩基;及び
(c)配列番号3に示す塩基配列からなるCiclev10025089m.g遺伝子(ZEP遺伝子)の翻訳開始点から5019位の塩基である分子マーカーの、少なくとも1つを含む領域を増幅するプライマーセットを備えた、カンキツ植物における果肉中のカロテノイド含有量を判定する判定キット。
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Non-Patent Citations (2)
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β-クリプトキサンチンの供給源となる国産カンキツ周年供給のための技術と実証事例,βクリプト周年供給コンソーシアム,2019年03月31日 |
アレル解析に基づく育種効果の遺伝統計学的検証基盤の開発,科学研究費助成事業 研究成果報告書,2015年07月16日,課題番号:23580055 |
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