JP7176310B2 - ヒートポンプ式蒸気生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を環状に接続したヒートポンプ部と、凝縮器に供給された被加熱水を冷媒によって加熱して蒸気を生成する蒸気生成部とを備えるヒートポンプ式蒸気生成装置に関する。
ヒートポンプ式蒸気生成装置は、ヒートポンプ部と蒸気生成部とを備えている。ヒートポンプ部では圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を環状に接続した冷媒循環回路を形成し、蒸発器において外部熱源によって冷媒を蒸発させ、凝縮器において冷媒を凝縮させる。蒸気生成部では凝縮器に供給された被加熱水を冷媒によって加熱して蒸気を生成する。ヒートポンプ部では圧縮機および膨張弁をそれぞれ2段構成にした2段圧縮2段膨張サイクルのものがある。2段圧縮2段膨張サイクルでは、圧縮を2段階にすることで圧縮機単段当たりの圧縮比が低減でき、また、低段側の冷媒流量を必要最小限とすることで低段側の圧縮動力を最小化することができるため、単段サイクルに比べて高効率化することができる(特許文献1参照)。
特開2014-119157号公報
ところで、凝縮器において被加熱水を蒸発させて蒸気を得る際に、その出力制御などの用途のためにヒートポンプ部や蒸気生成部を流れる流体の流量を検出することができると好適である。このために従来は管路の途中に流量計を設けていた。流量計は高価でありしかも流量計にともなう配管系統が複雑になり、さらに装置体格の増大を招くことから、廉価かつ簡易な手段で流体流量を求めることが望まれている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、流量計を用いずに流体流量を求めることができるヒートポンプ式蒸気生成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置は、冷媒を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、該凝縮器で凝縮した冷媒を減圧する膨張機構および該膨張機構で膨張した冷媒を熱源温水から回収した熱により蒸発させる蒸発器を環状に接続したヒートポンプ部と、前記熱源温水を前記蒸発器に供給する温水供給部と、前記凝縮器に被加熱水を供給し、該被加熱水を前記冷媒によって加熱して蒸気を生成し外部に送出する蒸気生成部と、を備えるヒートポンプ式蒸気生成装置であって、前記凝縮器を流れる冷媒の流路を調節する冷媒流路調節機構と、前記冷媒流路調節機構の上流側冷媒圧力を検出する上流側冷媒圧力検出手段と、前記冷媒流路調節機構の上流側冷媒温度を検出する上流側冷媒温度検出手段と、前記冷媒流路調節機構の下流側冷媒圧力を検出する下流側冷媒圧力検出手段と、前記上流側冷媒圧力、前記上流側冷媒温度、前記下流側冷媒圧力、前記冷媒流路調節機構の最大流路面積、前記冷媒流路調節機構における前記最大流路面積に対する開度比および前記冷媒流路調節機構の流路係数に基づいて前記凝縮器を流通する冷媒流量を算出する冷媒流量算出部と、を有することを特徴とする。
前記膨張機構は前記冷媒流路調節機構であってもよい。
前記ヒートポンプ部は直列に配置された複数の圧縮機、直列に配置された複数の膨張機構を備えた複数段圧縮サイクルを備え、前記冷媒流路調節機構は冷媒の膨張段階において最も上流側に配置された膨張機構であってもよい。
前記複数の圧縮機は、一体型複数段圧縮機であってもよい。
また、本発明にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置は、冷媒を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、該凝縮器で凝縮した冷媒を減圧する膨張機構および該膨張機構で膨張した冷媒を熱源温水から回収した熱により蒸発させる蒸発器を環状に接続したヒートポンプ部と、前記熱源温水を前記蒸発器に供給する温水供給部と、前記凝縮器に被加熱水を供給し、該被加熱水を前記冷媒によって加熱して蒸気を生成し外部に送出する蒸気生成部と、を備えるヒートポンプ式蒸気生成装置であって、前記蒸気生成部から外部に送出される蒸気の流路を調節する蒸気流路調節機構と、前記蒸気流路調節機構の上流側蒸気圧力を検出する上流側蒸気圧力検出手段と、前記蒸気流路調節機構の下流側蒸気圧力を検出する下流側蒸気圧力検出手段と、前記上流側蒸気圧力、前記下流側蒸気圧力、前記蒸気流路調節機構の最大流路面積、前記蒸気流路調節機構における前記最大流路面積に対する開度比および前記蒸気流路調節機構の流路係数に基づいて前記蒸気流路調節機構を流通する蒸気流量を算出する蒸気流量算出部と、を有することを特徴とする。
前記蒸気流路調節機構は、前記蒸気生成部における外部への蒸気送出経路に設けられた圧力調整機構であってもよい。
前記ヒートポンプ部は直列に配置された複数の圧縮機、直列に配置された複数の膨張機構を備えた複数段圧縮サイクルを備え、前記複数の圧縮機は、一体型複数段圧縮機であってもよい。
本発明にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置では、流量計測弁についての入口側圧力と入口側温度とに基づいて該流量計測弁の入口側における流体の密度を算出し、さらに入口側圧力、出口側圧力、流路係数、流路面積および密度に基づいて流量計測弁の流量を算出する。これにより、流量計を用いずに流体流量を求めることができる。
図1は、第1の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置を示すブロック図である。 図2は、ヒートポンプ式蒸気生成装置のp-h線図である。 図3は、第1の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置における制御部のブロック図である。 図4は、第1の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置の制御手順を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置を示すブロック図である。 図6は、第2の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置における制御部のブロック図である。 図7は、第2の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置の制御手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態であるヒートポンプ式蒸気生成装置10aを示すブロック図である。
図1に示すように、ヒートポンプ式蒸気生成装置10aは、水を蒸発させて水蒸気を生成し、外部へと送り出す蒸気生成部12と、温水供給部14によって供給される温水(熱源温水)から熱を回収し、この熱を蒸気生成部12における蒸気生成のための熱源として供給するヒートポンプ部16と、システムの制御を行う制御部18とを備える。蒸気生成部12およびヒートポンプ部16と制御部18との間にはインバータ22、ドライバ24,26,27が設けられている。
ヒートポンプ部16は冷媒が循環する回路であり、冷媒の循環する順に、蒸発器28と、圧縮機30と、凝縮器32と、高段膨張弁34と、気液分離器36と、低段膨張弁38とを有する。後述するように、高段膨張弁34は冷媒流量を計測する用途にも用いられる。高段膨張弁34は凝縮器32の出口流路である流路42dに設けられていることから凝縮器32を通った冷媒がすべて通過することになり、冷媒の通過流量が凝縮器32と等しくなる。
なお、図1のヒートポンプ部16は基本的な構成を示しており、回路中にさらに別の要素が設けられていてもよい。蒸発器28と圧縮機30とは流路42aで接続され、圧縮機30と凝縮器32とは流路42cで接続され、凝縮器32と高段膨張弁34とは流路42dで接続され、高段膨張弁34と気液分離器36とは流路42eで接続され、気液分離器36の液相出口と低段膨張弁38とは流路42fで接続され、低段膨張弁38と蒸発器28とは流路42gで接続されている。
以下の説明では冷媒の状態を低圧気相、中圧気相、高圧気相、高圧液相と表すが、これらはそれぞれの流路における代表的な状態を示す便宜的なものであり、例えば運転開始直後には各相が多少混在することもあり得る。
蒸発器28は、温水供給部14の温水経路66を流れる温水から吸熱して低圧冷媒を蒸発させて低圧気相冷媒とする。温水経路66は、例えば他のシステムから供給される排温水が導入される。
圧縮機30は低段圧縮機30aと高段圧縮機30bが一体となった2段圧縮(複数段圧縮)型であり、低段圧縮機30aの吐出口と高段圧縮機30bの吸入口との間の中圧気相流路42bは圧縮機30の筺体内部に設けられている。圧縮機30は例えば1軸型スクロール圧縮機である。低段圧縮機30aは低圧気相冷媒を圧縮して中圧気相冷媒とする。高段圧縮機30bは中圧気相冷媒を圧縮して高圧気相冷媒とする。凝縮器32は高圧気相冷媒を凝縮させて高圧液相冷媒とするとともに蒸気生成部12の被加熱水を加熱する。
高段膨張弁34は高圧液相冷媒を減圧膨張させて中圧冷媒とする。気液分離器36は中圧冷媒を気液分離する。低段膨張弁38は気液分離器36の液相側出口から導入された冷媒を減圧膨張させて低圧冷媒とし、蒸発器28に導入する。
ヒートポンプ部16はさらに、気液分離器36の気相側出口から導入された冷媒を中圧気相流路42bに導入して合流させる中間配管40を有する。ヒートポンプ部16は2段圧縮2段膨張サイクル(複数段圧縮サイクル)を形成し、気液分離器36および中間配管40を境として図1における下半分が低段回路であり、上半分が高段回路である。ただし、本発明は単段圧縮単段膨張サイクルにも適用可能であり、さらに3段以上の圧縮膨張サイクルにも適用可能である。
また、ヒートポンプ部16は、高圧気相圧力計44と、高圧気相温度計46と、高圧液相圧力計(上流側冷媒圧力検出手段)48と、高圧液相温度計(上流側冷媒温度検出手段)50と、中圧圧力計(下流側冷媒圧力検出手段)52とを有する。なお、図1および図5においては圧力計、温度計の一部の信号線は複数を1本にまとめて図示している。また、電気信号線は破線で示している。
高圧気相圧力計44は高段圧縮機30bの吐出口における冷媒の高圧気相圧力P1aを検出する。高圧気相温度計46は高段圧縮機30bの吐出口における冷媒の高圧気相温度T1aを検出する。
高圧液相圧力計48は凝縮器32の吐出口における冷媒の高圧液相圧力(上流側冷媒圧力)P1bを検出する。凝縮器32における圧力低下が小さい場合には高圧液相圧力計48を省略して、近似的にP1b=P1aとしてもよい。高圧液相温度計50は凝縮器32の吐出口における冷媒の高圧液相温度(上流側冷媒温度)T1bを検出する。冷媒の各圧力および各温度を検出するのは他の手段を用いてもよく、例えば高圧液相温度は高圧液相圧力から飽和蒸気温度を算出して利用してもよい。高圧液相圧力計48および高圧液相温度計50は流路42dのいずれの箇所に設けてもよいが、該流路42dの途中に何らかの機器が設けられている場合には、該機器と高段膨張弁34との間に設けるとよい。
中圧圧力計52は高段膨張弁34の吐出口における冷媒の中圧(下流側冷媒圧力)P1cを検出する。中圧P1cは、同じ箇所を温度計により検出した中圧温度T1cから求めてもよい。その場合、中圧温度T1cの温度計が実質的に中圧圧力計52を兼ねることになる。
蒸気生成部12は、上記の凝縮器32と、凝縮器32で生成される水と蒸気を含む気液二相流を蒸気と水とに分離する水蒸気分離器54と、水蒸気分離器54で分離された蒸気を外部の蒸気利用設備に供給する蒸気送出経路56a,56bと、水蒸気分離器54で分離された水を給水経路58a,58bから供給される水と合流させて凝縮器32から水蒸気分離器54へと導く水循環経路60とを有する。蒸気送出経路56aが上流側で、蒸気送出経路56bが下流側とする。また、給水経路58aが上流側で、給水経路58bが下流側とする。
給水経路58a,58bは、図示しない水道管や水タンクからの水を給水ポンプ62によって水循環経路60まで導入する。給水ポンプ62は給水経路58aと給水経路58bとの間に設けられている。給水ポンプ62は制御部18の制御下に、水蒸気分離器54内の水位を測定する水位センサの検出値に基づきインバータ(INV)23を介してその運転回転数が制御される。蒸気送出経路56aと蒸気送出経路56bとの間には圧力調整弁(圧力調整機構、蒸気流路調節機構)64が設けられており、蒸気生成部12で生成する蒸気の圧力を調整可能である。
インバータ22は制御部18から供給される指令値としての回転数Nとなるように圧縮機30の回転数制御を行う。ドライバ24,26,27は制御部18におけるバルブ調整部94(図3参照)作用下に高段膨張弁34、低段膨張弁38、圧力調整弁64の開度調整部34a,38a,64aを操作して開度調整を行う。これらの開度調整は、例えばパルス信号の出力により、規定最大パルスの数や幅に対する出力パルスの数や幅の比で開度が規定される。このパルス比を、高段膨張弁34および低段膨張弁38については開度比R1とし、圧力調整弁64については開度比R2とする。ここで、呼称として開度および開度比は実質的に同じである。
図2に基づいてヒートポンプ式蒸気生成装置10aの熱サイクルを示すp-h線図について説明する。図2において、図1における流路42a,42b,42c,42d,42e,42f,42gに相当する箇所を順に符号La,Lb,Lc,Ld,Le,Lf,Lgで示す。これらの符号La~Lgは図1における流路42a~42gについても併記している。
蒸発器28ではLg点からLa点へ移り、飽和蒸気線を超えて過熱蒸気となる。低段圧縮機30aでは圧縮によりLa点からLb点を経由してLb点へ移る。比エンタルピhがLb点からLb点までわずかに下がるのは、中間配管40からの中圧気相冷媒が合流するためである。高段圧縮機30bでは圧縮によりLb点からLc点へ移り、圧力Pと比エンタルピhが増大する。
凝縮器32では凝縮によりLc点からLd点に移り、飽和蒸気線を超え、さらに飽和液線を超えて過冷却状態となる。この状態における過冷却度をTscとする。凝縮器32の前後の比エンタルピはhaおよびhbであり、この差ha-hbが凝縮器32で行われる熱交換の比エンタルピ差となる。
高段膨張弁34では膨張によりLd点からLe点に移り、再び飽和蒸気線を超えて気液混合状態となる。Le点は中圧P1cとなっている。気液分離器36では気相と液相に分離されて、気相は飽和蒸気線上の点に移り、Lb点と合流してLb点に移る。液相は飽和液線上の点に移り、その後低段膨張弁38の膨張によりLf点からLg点に移る。
図3に示すように、制御部18は、記憶部70と、演算部72と、出力部74とを有する。制御部18は必ずしも回路の近くに設置されている必要はなく、例えば通信回線を介して接続されていてもよい。記憶部70、演算部72および出力部74は必ずしも一体的に設けられている必要はなく、例えば記憶部70はクラウド式であってもよい。
記憶部70はプログラムやデータを記憶する部分であり、例えばハードディスクであって、特性データ76を記憶している。特性データ76は、回路上の機器に関しての特性を示すデータであり高段膨張弁34の最大流路面積A1について記憶している。特性データ76にはさらにその他のデータが記憶されていてもよい。記憶部70には、さらに高段膨張弁34における流路係数Cdを求める流路係数特性式B1が記憶されている。
演算部72は、密度算出部78と、過冷却度算出部80と、流路係数特定部84と、流量算出部86と、熱出力算出部88とを有する。これらの各算出部は演算部72の中で明確に区別される必要はなく、例えば一部が重複していてもよいし、いずれかの算出部が他の算出部に含まれていてもよい。演算部72は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェア及びハードウェアを併用して実現してもよい。
密度算出部78は、高圧液相圧力P1bおよび高圧液相温度T1bに基づいて高段膨張弁34に流入する冷媒の密度ρ1を算出する。
過冷却度算出部80は、高圧液相圧力P1bおよび高圧液相温度T1bに基づいて高段膨張弁34に流入する冷媒の過冷却度Tscを算出する。過冷却度算出部80は次に説明する流路係数特定部84に含まれていてもよい。
流路係数特定部84は、流路係数特性式B1に基づいて高段膨張弁34における流路係数Cdを算出する。一般に流体が弁体を通過するときの流路係数Cdは、流体が2相にわたって相変化を伴う場合には状態によって変化する変数となる。高段膨張弁34においては、液相状態から気液2相状態に変化することから流路係数Cdは変数となる。また構造にもよるが、高段膨張弁34の流路面積は最大流路面積A1と開度比R1との単純な乗算値とは異なり、その影響分も流路係数Cdに含まれる。
流路係数Cdを求める流路係数特性式B1は次の通りである。
Cd=a・Π a1・Π a2・Π a3…Π aN …(B1)
ここで、無次元数Π、Π、Π…Πとその数Nは予め設計段階でバッキンガムΠ定理により求められている。無次元数Π、Π、Π…Πはパラメータ式の形で表され、ヒートポンプ式蒸気生成装置10の運転時において、高段膨張弁34の状態を示す少なくとも3つのパラメータである高圧液相圧力P1b、中圧P1cおよび過冷却度Tscに基づいてリアルタイムで算出される。また、定数a、a、a、a…aは予め実験、シミュレーションまたは出荷調整試験などによって決められた定数である。より具体的には、無次元数Π、Π、Π…Πをパラメータとして、様々な条件下における冷媒流量G1を計測しておき、次に示す式が成立するように定数a、a、a、a…aを定める。
流量算出部86は、高段膨張弁34を流れる冷媒流量G1を、
G1=Cd・A1・R1・√(2・ρ1・(P1b-P1c))
として算出する。ここで、√()は括弧内のルート演算を示すものとする。冷媒流量G1は質量流量とする。なお、上記のCdの式およびG1の式を用いずとも様々な条件下における冷媒流量G1を記憶部70に記憶しておいて参照してもよいが、データ量が膨大になってしまう。そのためこの2式を用いて冷媒流量G1を演算することが好ましい。図3には明示しないがG1の式(および後述のG2の式)も記憶部70に記憶されているものである。Cdの式およびG1の式(および後述のCvの式、G2の式)は、例えばプログラム中に含まれる。
熱出力算出部88は、凝縮器32が被加熱水を加熱する熱出力Q1を算出する。熱出力算出部88は、まず、高圧気相圧力P1aおよび高圧気相温度T1aに基づいて凝縮器32の吸入口におけるエンタルピhaを算出し、さらに高圧液相圧力P1bおよび高圧液相温度T1bに基づいて凝縮器32の吐出口におけるエンタルピhbを算出し、そして熱出力Q1を、Q1=G1・(ha-hb)として求める。
出力部74は回転数制御部90と、ポンプ制御部92と、バルブ調整部94とを有する。
回転数制御部90は、凝縮器32による熱出力Q1が目的値となるようにインバータ22の回転数制御を行い、冷媒流量G1が調整される。ポンプ制御部92は、水蒸気分離器54の水位が適正となるようにインバータ23を介して給水ポンプ62の制御を行う。水蒸気分離器54の水位は図示しない水位センサにより検出され、ポンプ制御部92で参照される。バルブ調整部94は、ドライバ24,26、27を介して開度調整部34a,38a,64aを作用させ高段膨張弁34、低段膨張弁38および圧力調整弁64の開度調整を個別に行う。
図4は、ヒートポンプ式蒸気生成装置10aの制御手順を示すフローチャートである。この手順は微小時間ごとに繰り返し実行される。
ステップS1は密度算出ステップであり、密度算出部78により密度ρ1が算出される。ステップS2は過冷却度算出ステップであり、過冷却度算出部80により過冷却度Tscが算出される。
ステップS3は流路係数特定ステップであり、流路係数特定部84により流路係数Cdが算出され、または特定される。ステップS4は冷媒流量算出ステップであり、流量算出部86により冷媒流量G1が算出される。ステップS5は熱出力算出ステップであり、熱出力算出部88により熱出力Q1が算出される。ステップS6は出力制御ステップであり、出力部74により各機器が制御される。
このように、ヒートポンプ式蒸気生成装置10aでは、高段膨張弁34の前後の温度・圧力および記憶部70に記憶された特性データ76により冷媒流量G1を算出することができ、高価な流量計(例えば冷媒流量計や蒸気流量計など)が不要であるとともに流量計にともなって配管系統が複雑化することながく、システムを簡易かつ廉価に構成することができる。また、高段膨張弁34が流量計測の用の弁(冷媒流路調整機構)を兼ねていることから、他の流体機器を増設することなくシステムの構成が可能であって、ヒートポンプ部16の特性に影響を与えることがない。ただし、高段膨張弁34以外に流量計測用の弁を別途設けてもよい。この場合、流量計測用の弁は凝縮器32の冷媒の入口流路である流路42cまたは出口流路である流路42dに設けるとよい。ヒートポンプ部16が単段圧縮膨張サイクルである場合には、流量計測の用の弁としては、1つ設けられた膨張機構を利用するとよい。ヒートポンプ部16が3段以上の圧縮膨張サイクルである場合には、流量計測の用の弁としては、膨張段階において最も上流側に配置された膨張機構を利用するとよい。
なお、高段圧縮機30bの特性や運転状態に基づいて冷媒流量G1を算出することも考えられるが、この場合には中圧気相流路42bの温度を検出する必要がある。ところが、圧縮機30は低段圧縮機30aと高段圧縮機30bとの一体型であり、中圧気相流路42bは圧縮機30の内部に設けられていることから温度の検出は困難である。これに対して、ヒートポンプ式蒸気生成装置10aでは、中圧気相流路42bの温度検出が不要であり、システムが簡易となる。
さらにまた、高段膨張弁34は液相から気液二相の状態に相変化する弁であるが、流路係数特性式B1によって流路係数Cdを算出することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態にかかるヒートポンプ式蒸気生成装置10bについて説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態であるヒートポンプ式蒸気生成装置10bを示すブロック図である。ヒートポンプ式蒸気生成装置10bにおいて上記のヒートポンプ式蒸気生成装置10aと同様の構成要素については同符号を付してその詳細な説明を省略する。ヒートポンプ式蒸気生成装置10bでは、圧力調整弁64が蒸気流量を計測する用途にも用いられる。
ヒートポンプ式蒸気生成装置10bは、圧力調整弁64の上流側つまり蒸気送出経路56aの入口蒸気圧力(上流側蒸気圧力)P2aを検出する入口蒸気圧力計(上流側蒸気圧力検出手段)96と、下流側つまり蒸気送出経路56bの出口蒸気圧力(下流側蒸気圧力)P2bを検出する出口蒸気圧力計(下流側蒸気圧力検出手段)100と、出口蒸気温度T2bを検出する出口蒸気温度計102とを有する。ヒートポンプ式蒸気生成装置10bはさらに、給水経路58aの給水温度T2cを検出する給水温度計104を有する。給水や蒸気の各圧力および各温度を検出するのは他の手段を用いてもよい。ヒートポンプ式蒸気生成装置10bでは、上記の高圧気相圧力計44、高圧気相温度計46、高圧液相圧力計48、高圧液相温度計50、中圧圧力計52は省略されている。
図6はヒートポンプ式蒸気生成装置10bにおける制御部18のブロック図である。この場合の特性データ76に含まれる最大流路面積A2は圧力調整弁64にかかるものである。記憶部70には、さらに圧力調整弁64の流路係数Cvを求める流路係数特性式B2が記憶されている。
演算部72は密度算出部106と、流路面積特定部108と、流路係数特定部110と、流量算出部112と、熱出力算出部114とを有する。この場合の演算部72については上記の過冷却度算出部80に相当する処理は省略されている。
密度算出部106は、入口蒸気圧力P2aに基づいて、水蒸気分離器54で分離されて圧力調整弁64に流入する蒸気の密度ρ2を算出する。なお、圧力調整弁64に流入する蒸気は飽和蒸気となっていることから温度の計測をすることなく入口蒸気圧力P2aから密度ρ2を求めることができる。
流路係数特定部110は、流路係数特性式B2に基づいて圧力調整弁64の流路係数Cvを特定する。この流路係数Cvは上記の流路係数Cdに相当するものである。流路係数Cvは圧力調整弁64の開度比R2により変化するため、リアルタイムで算出する。
流路係数Cvを求める流路係数特性式B2は次の通りである。
Cv=Cv(P2a,P2b,A2,R2) …(B2)
この流路係数特性式B2は、予め実験、シミュレーションまたは出荷調整試験などによって入口蒸気圧力P2a、出口蒸気圧力P2b、最大流路面積A2および開度比R2をパラメータとして、様々な条件下における蒸気流量G2を計測しておき、次に示す式が成立するように定められる。
流量算出部112は、圧力調整弁64を流れる蒸気流量G2を、
G2=Cv・A2・R2・√(2・ρ2・(P2a-P2b))
として算出する。蒸気流量G2は質量流量とする。なお、上記のCvの式およびG2の式を用いずとも様々な条件下における蒸気流量G2を記憶部70に記憶しておいて参照してもよいが、データ量が膨大になってしまう。そのためこの2式を用いて蒸気流量G2を演算することが好ましい。
熱出力算出部114は、蒸気生成部12において被加熱水が加熱される熱出力Q2を算出する。熱出力Q2を算出するために、まず蒸気生成部12における入力側と出力側とのエンタルピ差を求める。入力側として、給水経路58aの給水温度T2cから入力水のエンタルピhwを算出する。給水経路58aにおける圧力は大気圧として計算可能である。なお、給水経路58aの比エンタルピは圧力による変化が非常に小さい。出力側として、蒸気送出経路56bの出口蒸気圧力P2bと出口蒸気温度T2bとから出力蒸気のエンタルピhsを算出する。エンタルピ差はhs-hwとなる。そして、熱出力Q2を、Q2=G2・(hs-hw)として求める。
回転数制御部90は、蒸気生成部12による熱出力Q2が目的値となるようにインバータ22の回転数制御を行う。ポンプ制御部92およびバルブ調整部94の作用は上記の通りである。ポンプ制御部92は熱出力Q2に基づいて給水ポンプ62の制御を行ってもよい。
図7は、ヒートポンプ式蒸気生成装置10bの制御手順を示すフローチャートである。この手順は微小時間ごとに繰り返し実行される。
ステップS11は密度算出ステップであり、密度算出部106により密度ρ2が算出される。
ステップS12は流路係数特定ステップであり、流路係数特定部110により流路係数Cvが算出され、または特定される。ステップS13は流量算出ステップであり、流量算出部112により蒸気流量G2が算出される。ステップS14は熱出力算出ステップであり、熱出力算出部114により熱出力Q2が算出される。ステップS15は出力制御ステップであり、出力部74により各機器が制御される。
このように、ヒートポンプ式蒸気生成装置10bでは、圧力調整弁64の前後の温度・圧力および記憶部70に記憶された特性データ76により蒸気流量G2を算出することができ、高価な流量計が不要となりシステムを簡易かつ廉価に構成することができる。また、圧力調整弁64が流量計測用の弁(蒸気流量調整機構)を兼ねていることから、他の流体機器を増設することなくシステムの構成が可能であって、ヒートポンプ部16の特性に影響を与えることがない。ただし、圧力調整弁64以外に流量計測用の弁を別途設けてもよい。この場合、流量計測用の弁は凝縮器32の被加熱水の入口流路である給水経路58bまたは出口流路である蒸気送出経路56aに設けるとよい。流量計測用の弁を給水経路58bに設ける場合には、液相に対応した構成にするとよい。
さらに、熱出力Q2は外部に供給される蒸気にかかるものであり、ヒートポンプ式蒸気生成装置10bで得られて出力される蒸気の状態を直接的に検知することができる。さらにまた、流量計測用の弁としての圧力調整弁64は、蒸気送出経路56a,56bに設けられていることから適用流体が水蒸気に限定され、実質的な相変化がないために計算が容易となる。また、複数種類の冷媒が適用され得るヒートポンプ部16とは異なって水および水蒸気だけであるため、圧力計、温度計および使用データを限定して選定できる。蒸気生成部12ではヒートポンプ部16と異なって流体中にオイルが含まれないので、その影響を考慮する必要がない。図示を省略するが、1つの蒸気生成部12に対して複数のヒートポンプ部16を設けて蒸気生成を行うことも可能である。この場合、圧力調整弁64に基づいて蒸気流量G2および熱出力Q2を算出すると、システム全体の出力が求まることになる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10a,10b ヒートポンプ式蒸気生成装置
12 蒸気生成部
14 温水供給部
16 ヒートポンプ部
18 制御部
28 蒸発器
30 圧縮機
30b 高段圧縮機
30a 低段圧縮機
32 凝縮器
34 高段膨張弁(冷媒流路調整機構、膨張機構)
36 気液分離器
38 低段膨張弁(膨張機構)
40 中間配管
44 高圧気相圧力計
46 高圧気相温度計
48 高圧液相圧力計(上流側冷媒圧力検出手段)
50 高圧液相温度計(上流側冷媒温度検出手段)
52 中圧圧力計(下流側冷媒圧力検出手段)
54 水蒸気分離器
62 給水ポンプ
64 圧力調整弁(圧力調整機構、蒸気流路調整機構)
70 記憶部
72 演算部
74 出力部
76 特性データ
78,106 密度算出部
80 過冷却度算出部
84,110 流路係数特定部
86,112 流量算出部
88,114 熱出力算出部
90 回転数制御部
92 ポンプ制御部
94 バルブ調整部
96 入口蒸気圧力計(上流側蒸気圧力検出手段)
100 出口蒸気圧力計(下流側蒸気圧力検出手段)
102 出口蒸気温度計
104 給水温度計
Cd,Cv 流路係数
G1 冷媒流量
G2 蒸気流量
P1a 高圧気相圧力
P1b 高圧液相圧力(上流側冷媒圧力)
P1c 中圧(下流側冷媒圧力)
P2a 入口蒸気圧力(上流側蒸気圧力)
P2b 出口蒸気圧力(下流側蒸気圧力)
T1a 高圧気相温度
T1b 高圧液相温度(上流側冷媒温度)
T1c 中圧温度
T2b 出口蒸気温度
T2c 給水温度
Tsc 過冷却度
Q1,Q2 熱出力
ρ1,ρ2 密度

Claims (2)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器、該凝縮器で凝縮した冷媒を減圧する膨張機構および該膨張機構で膨張した冷媒を熱源温水から回収した熱により蒸発させる蒸発器を環状に接続したヒートポンプ部と、前記熱源温水を前記蒸発器に供給する温水供給部と、前記凝縮器に被加熱水を供給し、該被加熱水を前記冷媒によって加熱して蒸気を生成し外部に送出する蒸気生成部と、を備えるヒートポンプ式蒸気生成装置であって、
    前記凝縮器を流れる冷媒の流路を調節する冷媒流路調節機構と、
    前記冷媒流路調節機構の上流側冷媒圧力を検出する上流側冷媒圧力検出手段と、
    前記冷媒流路調節機構の上流側冷媒温度を検出する上流側冷媒温度検出手段と、
    前記冷媒流路調節機構の下流側冷媒圧力を検出する下流側冷媒圧力検出手段と、
    前記上流側冷媒圧力および前記上流側冷媒温度に基づいて前記膨張機構に流入する冷媒の過冷却度を算出する過冷却度算出部と、
    前記上流側冷媒圧力、前記下流側冷媒圧力および前記過冷却度に基づいて前記冷媒流路調節機構の流路係数を算出する流路係数特定部と、
    前記上流側冷媒圧力、前記上流側冷媒温度、前記下流側冷媒圧力、前記冷媒流路調節機構の最大流路面積、前記冷媒流路調節機構における前記最大流路面積に対する開度比および前記流路係数に基づいて前記凝縮器を流通する冷媒流量を算出する冷媒流量算出部と、
    を有し、
    前記膨張機構は前記冷媒流路調節機構であり、
    前記ヒートポンプ部は直列に配置された複数の圧縮機、直列に配置された複数の膨張機構を備えた複数段圧縮サイクルを備え、前記冷媒流路調節機構は冷媒の膨張段階において最も上流側に配置された膨張機構であることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  2. 前記複数の圧縮機は、一体型複数段圧縮機であることを特徴とする請求項に記載のヒートポンプ式蒸気生成装置。
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