パンクチャリングを使用する、ポーラ符号の性能を向上させるための技法について説明する。基地局は、ビットのセットを、ポーラ符号を使用してUEに送信するために符号化することがある。ポーラ符号エンコーダによって生成されるビットの数は、電力関数に基づいて決定されてもよい(たとえば、2N)。したがって、送信用の所与の符号レートまたは符号語サイズを実現するために、所与の符号レートまたは符号語サイズに関して送信されるよりも多くのビットがポーラ符号によって生成されることがある。そのような場合、基地局は、所与の符号レートを満たすために符号化ビットをパンクチャすることがある。すなわち、基地局は、符号化ビットのいくつかを送信しないことによって、ポーラ符号エンコーダの出力符号語を所与の符号レート用の所望のビットの数とレートマッチングさせることがある。ポーラ符号構成は、パンクチャドビットに対応しない場合があるので、ポーラ符号を使用することに関連する利得が損なわれることがあり、それによって、ワイヤレス通信システムにおいてスループットが低下することがある。
いくつかのワイヤレス通信システムは、ポーラコーディング方式におけるパンクチャリングに対応するための効率的な技法をサポートする場合がある。エンコーダは、送信のための目標相互情報を特定してもよく、特定された目標相互情報に基づいてビットチャネルを分極してもよい。得られた分極ビットチャネルは次いで、グループへ区分されてもよく、各グループは、グループ内のビットチャネルの信頼度に対応する特定の容量(または相互情報)に関連付けられる。ビットチャネルの分極およびビットチャネルの異なるグループへの区分は、分極ビットチャネルのグループのブロックサイズがあるしきい値よりも小さくなるか、または整数個のビット位置を分割することによる誤りがあるしきい値を超えるまで再帰的に行われてもよい。情報ビットは次いで、割振り(たとえば、分極重みまたは各ブロック内の所定のビットチャネルランキングに従って各ブロック内に分配される)に基づいて分極ビットチャネルに分配されてもよい。
しかし、ビットのセットが送信のためにパンクチャされる場合、非分極ビットチャネルの容量(または目標相互情報)は異なってもよい(たとえば、いくつかの非分極ビットチャネルは、パンクチャド符号語では送信されないのでゼロ容量を有してもよい)。本明細書で説明するように、エンコーダは、送信のためにパンクチャされるビットの数に基づいて非分極ビットチャネルの容量の差に対応するポーラコーディング方式を使用してもよい。具体的には、初期目標相互情報および再帰的区分がパンクチャリングのために調整されてもよい。たとえば、分極ビットチャネルがグループへ再帰的に区分されると、パンクチャドビットによる容量差の効果が区分されたビットチャネルの各セットに伝搬される。したがって、各区分されたビットチャネルグループに割り振られる情報ビットの数は、パンクチャドビットチャネルに対応した数である。したがって、調整された初期容量(またはアンパンクチャドビットの数)が分極ビットチャネルの異なるグループに適切に分配されてもよく、送信の情報ビットが最も信頼度の高い分極ビットチャネルに割り振られてもよい。
上で紹介された本開示の態様について、以下でワイヤレス通信システムの文脈において説明する。次いで、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするプロセスおよびシグナリング交換の例について説明する。本開示の態様を、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成に関する装置図、システム図、およびフローチャートによってさらに示し、本開示の態様について各図を参照しながら説明する。
図1は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、Long Term Evolution(LTE)ネットワーク、LTE Advanced(LTE-A)ネットワーク、または新無線(NR)ネットワークであってもよい。いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(すなわち、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、および低コストで低複雑度のデバイスとの通信をサポートしてもよい。
基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信してもよい。各基地局105は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に対する通信カバレッジを実現してもよい。ワイヤレス通信システム100において示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含んでもよい。制御情報およびデータは、様々な技法に従ってアップリンクチャネルまたはダウンリンク上で多重化されてもよい。制御情報およびデータは、たとえば、時分割多重(TDM)技法、周波数分割多重(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法を使用して、ダウンリンクチャネル上で多重化されてもよい。いくつかの例では、ダウンリンクチャネルの送信時間間隔(TTI)の間に送信される制御情報は、カスケード方式で異なる制御領域に(たとえば、共通制御領域と1つまたは複数のUE固有制御領域とに)分配されてもよい。
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散されてもよく、各UE115は固定であってもよくまたはモバイルであってもよい。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、移動加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、パーソナル電子デバイス、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、モノのインターネット(IoT)デバイス、インターネットオブエブリシング(IoE:Internet of Everything)デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、機器、自動車などであってもよい。
基地局105は、コアネットワーク130と通信してもよく、また基地局105同士で通信してもよい。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースしてもよい。基地局105は、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して直接的、または間接的(たとえば、コアネットワーク130を通じて)に互いに通信してもよい。基地局105は、UE115との通信のための無線設定およびスケジューリングを実施してもよく、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作してもよい。いくつかの例では、基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポットなどであってもよい。基地局105は、発展型ノードB(eNB)105とも呼ばれることがある。
基地局105は、S1インターフェースによってコアネットワーク130に接続されてもよい。コアネットワークは発展型パケットコア(EPC)であってもよく、発展型パケットコア(EPC)は、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)と、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)と、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)とを含んでもよい。MMEは、UE115とEPCとの間のシグナリングを処理する制御ノードであってもよい。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、それ自体がP-GWに接続され得るS-GWを通して転送されてもよい。P-GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供してもよい。P-GWは、ネットワーク事業者のIPサービスに接続されてもよい。事業者のIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびパケット交換(PS)ストリーミングサービスを含んでもよい。
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、トラッキング、インターネットプロトコル(IP)接続、および他のアクセス機能、ルーティング機能、またはモビリティ機能を提供してもよい。基地局105など、ネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスノードコントローラ(ANC)の一例であり得る、アクセスネットワークエンティティなどの副構成要素を含み得る。各アクセスネットワークエンティティは、その各々がスマート無線ヘッド、または送受信ポイント(TRP)の一例であり得る、いくつかの他のアクセスネットワーク送信エンティティを通して、いくつかのUE115と通信し得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105の様々な機能が、様々なネットワークデバイス(たとえば、無線ヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分配されること、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合されることがある。
場合によっては、基地局105は、ビットのセットを、ポーラ符号を使用してUE115に送信するために符号化することがある。ポーラ符号エンコーダによって生成されるビットの数は、電力関数に基づいて決定されてもよい(たとえば、2N)。したがって、送信用の所与の符号レートまたは符号語サイズを実現するために、所与の符号レートまたは符号語サイズに関して送信されるよりも多くのビットがポーラ符号によって生成されることがある。そのような場合、基地局105は、所与の符号レートを満たすために符号化ビットをパンクチャすることがある。すなわち、基地局105は、符号化ビットのいくつかを送信しないことによって、ポーラ符号エンコーダの出力符号語を所与の符号レート用の所望のビットの数とレートマッチングさせることがある。ポーラ符号は、パンクチャドビットに対応しない場合があるので、ポーラ符号を使用することに関連する利得が損なわれることがあり、それによって、ワイヤレス通信システムにおいてスループットが低下することがある。
ワイヤレス通信システム100は、ポーラコーディング方式におけるパンクチャリングに対応するための効率的な技法をサポートする場合がある。エンコーダは、送信のための目標相互情報を特定してもよく、特定された目標相互情報に基づいてビットチャネルを分極してもよい。分極の各段階において、各ビットチャネルの容量が、分極の前の段階からの入力ビットチャネルのビットチャネル容量および相互情報伝達関数に基づいて決定される。得られた分極ビットチャネルは次いで、グループへ区分されてもよく、各グループは、グループ内のビットチャネルの総信頼度に対応する特定の容量(または相互情報)に関連付けられる。ビットチャネルの分極およびビットチャネルの異なるグループへの区分は、分極ビットチャネルのグループに割り振られるビット位置の数があるしきい値よりも小さくなるまで再帰的に行われてもよい。情報ビットは次いで、分極ビットチャネルの信頼度メトリックに基づいて異なる分極ビットチャネルに分配されてもよい。
しかし、ビットのセットが送信のためにパンクチャされる場合、非分極ビットチャネルを分極ビットチャネルへ区分するために使用される初期容量(または目標相互情報)が異なる場合がある。本明細書で説明するように、エンコーダは、送信のためにパンクチャされるビットの数に基づいて初期目標相互情報を調整するポーラコーディング方式を使用してもよい。したがって、分極ビットチャネルは、アンパンクチャドビットの数に基づいて異なる信頼度メトリック(異なる相互情報)に関連するグループに区分されてもよい。したがって、調整された初期容量(またはアンパンクチャドビットの数)が分極ビットチャネルの異なるグループに適切に分散されてもよく、送信の情報ビットが最も信頼度の高い分極ビットチャネルに割り振られてもよい。
図2は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするデバイス200の一例を示す。デバイス200は、メモリ205と、エンコーダ/デコーダ210と、トランスミッタ/レシーバ215とを含んでもよい。バス220が、メモリ205とエンコーダ/デコーダ210とを接続してもよく、バス225が、エンコーダ/デコーダ210とトランスミッタ/レシーバ215とを接続してもよい。いくつかの事例では、デバイス200は、UE115または基地局105などの別のデバイスに送信すべきメモリ205に記憶されたデータを有してもよい。デバイス200は、データ送信を開始する場合、情報ビットを含むデータを送信するためにメモリ205から取り出してもよい。メモリ205に含まれる情報ビットは、バス220を介してエンコーダ/デコーダ210に渡されてもよい。情報ビットの数は、図示のように値kとして表されてもよい。
エンコーダ/デコーダ210は、k情報ビットを符号化し、長さNを有する符号語を出力してもよい。この場合、k<Nである。外部符号のいくつかの形態ではパリティビットを使用して情報ビットを保護するための冗長性をもたらしてもよく、エンコーダとデコーダの両方(すなわち、トランスミッタにおいて情報ビットを符号化するエンコーダ、およびレシーバにおいて受信された符号語を復号するデコーダ)に既知の所与の値(0、1など)によってフローズンビットが示されてもよい。送信デバイスの観点からすれば、デバイス200は、情報ビットを符号化して符号語を生成してもよく、符号語はトランスミッタ215を介して送信されてもよい。受信デバイスの観点からすれば、デバイス200は、レシーバ215を介して符号化済みデータ(たとえば、符号語)を受信してもよく、デコーダ210を使用して符号化済みデータを復号して、情報ビットを取得してもよい。
上述のように、デバイス200は、ポーラ符号を使用して(情報ビットの数に対応する)長さNおよび次元数kの符号語を生成してもよい。ポーラ符号は、線形ブロック誤り訂正符号の一例であり、Nの長さが大きくなるにつれて理論チャネル容量に近づくことが示されている。すなわち、ポーラ符号は、送信が成功する確率を高くするために使用されてもよい。符号化の間に、非分極ビットチャネルのセットが、各々が信頼度メトリックに関連付けられる場合がある分極ビットチャネル(たとえば、チャネルインスタンスまたはサブチャネル)として変換されてもよい。分極ビットチャネルの信頼度メトリックは、分極ビットチャネルが情報ビットを首尾よくレシーバに搬送する能力を近似してもよい。その場合、各分極ビットチャネルには異なる分極ビットチャネルの信頼度メトリックに基づいて送信のための情報ビットまたは非情報ビットがロードされてもよい。
場合によっては、信頼度メトリックは、ポーラ符号のビット位置(たとえば、チャネルインスタンスまたはサブチャネル)の再帰的区分に基づいて決定されてもよい。第1の分極段階では、非分極ビットチャネルのセットが分極されてもよく、得られた分極ビットチャネルの各々が、非分極ビットチャネルの信頼度メトリック(または相互情報)に基づいて決定される信頼度メトリックに関連付けられてもよい。分極ビットチャネルは次いで、異なる分極ビットチャネルの決定された信頼度メトリックに基づいてセクタまたはグループへ区分されてもよい。たとえば、単一のパリティチェック演算に対応するビットチャネルが、第1の低信頼度グループへ区分されてもよく、一方、繰り返し演算に対応するビットチャネルが第2の高信頼度グループへ区分されてもよい。分極プロセスは、各パーティションが所与のサイズに達するまで再帰的に継続してもよい。
送信デバイスは、(たとえば、情報ビットベクトルの)送信のための情報ビットの数を特定してもよく、送信デバイスは、異なるグループの容量に基づいて再帰的区分の間、情報ビットを分極ビットチャネルの異なるグループに割り振るかまたは分配させてもよい。異なるグループの容量は、異なる分極ビットチャネルの信頼度メトリックに基づいてもよいので、情報ビットのサブセットは、分極チャネルの異なるグループに関連する信頼度メトリックに基づいて分極チャネルの異なるグループに分配されるかまたは割り振られてもよい。次いで、情報ビットは、分極メトリック(たとえば、分極重み、密度進化)に基づいてグループ内の特定の分極ビットチャネルに割り当てられてもよい。各グループ内の情報ビットの割当ては、グループ内のビットチャネルの所定のランキングに基づいてもよい。場合によっては、グループ内のビットチャネルの所定のランキング(たとえば、ポーラ符号についての1つまたは複数のビット信頼度シーケンス)は、すべてのグループについて同じであってもよく、または異なるグループについて異なってもよい。したがって、情報ビットは、最高信頼度メトリックに関連する分極ビットチャネル上にロードされてもよく、残りのビット(たとえば、パリティビットおよびフローズンビット)は残りの分極ビットチャネル上にロードされてもよい。
しかし、場合によっては、非分極ビットチャネルの容量は、(たとえば、パンクチャリングに起因して)レートマッチングの影響を受けることがある。そのような場合、ポーラ符号がパンクチャドビットに対応しない場合、情報ビットは、最も有利なビット位置(すなわち、最高信頼度に関連するビット位置)に割り振られないかまたは分配されないことがある。したがって、ワイヤレスデバイスはスループットが低下することがある。デバイス200は、ポーラコーディング方式におけるパンクチャリングを容易にするための効率的な技法をサポートしてもよい。具体的には、ビットチャネルの分極ビットチャネルへの再帰的区分は、パンクチャされるビットの数に基づいて調整される送信用の全体的な容量に基づいてもよい。したがって、分極ビットチャネルの異なるセクタおよびグループの容量は、調整された分極ビット容量に応じて変更されてもよく、デバイスは、最も有利なビット位置に情報ビットを割り振るかまたは分配することが可能であってもよい。
図3は、ポーラコーディング方式300の一例を示す。場合によっては、送信デバイス(たとえば、図1を参照しながら説明するような基地局105またはUE115)は、チャネル'W'を介して受信デバイスに送信するための情報を特定してもよい。いくつかの例では、ポーラコーディング方式300を使用して送信するための複数の8つの(8*2^x)コーディング済みビットを生成してもよい(たとえば、複数の4つの(4*2^x)情報ビット310(すなわち、K=4*2^x)および複数の4つの(4*2^x)パリティまたはフローズンビット)。ポーラコーディング方式300に示すように、符号化プロセスは左から右に進み、一方、分極は、右から左に進む各分極段階において生じると理解されてもよい。
送信デバイスによって送信される情報ビットが、受信デバイスによって復号されるときに最適化されたコーディング利得を得ることを確実にするように、送信デバイスは、最高信頼度に関連するチャネル'W'のチャネルインスタンス(またはサブチャネル)上で情報ビットを送信してもよい。場合によっては、送信デバイスは、送信のための目標相互情報(または符号レート)を特定してもよく、送信デバイスは、この情報を使用して送信のために情報ビットを符号化してもよい。この例では、目標相互情報(または符号レート)は、情報ビットの数を、特定の符号化段階(たとえば、符号化段階315-a)におけるビットチャネルのグループの容量で除算した値として算出されてもよい。以下の数式1からわかるように、第1の分極段階315-aにおける各ビットチャネルの容量は、送信の全体的な容量に対応する。
上式で、Nがパンクチャリングを伴わない符号長である場合、m=log
2(N)である。送信デバイスは、目標相互情報(または符号レート)に基づいて、非分極ビットチャネル305を分極ビットチャネル320のグループへ区分してもよい。
具体的には、送信デバイスは、目標相互情報を、チャネル分極相互情報伝達チャート350に対応する関数などのチャネル分極相互情報伝達関数にマッピングすることに基づいて、分極ビットチャネルの相互情報または容量を決定してもよい。さらに、送信デバイスは、分極ビットチャネルの相互情報または容量に基づいて情報ビットを異なる分極ビットチャネルに割り振るかまたは分配してもよい。図示のように、分極段階ごとの区分された各グループ内の分極ビットチャネル320-aの数は同じである。チャネル分極相互情報伝達チャート350に示すように、分極ビットチャネル320-bの相互情報または容量は、分極ビットチャネル320-aの相互情報または容量以上であってもよく、分極ビットチャネル320-aと分極ビットチャネル320-bの容量の和は、非分極ビットチャネル305の容量の和に等しくてもよい。
したがって、送信デバイスは、分極ビットチャネル320-aよりも多くの情報ビットを分極ビットチャネル320-bに割り振るかまたは分配してもよい。送信デバイスは、以下の数式に基づいて分極ビットチャネル320間の情報ビットの分配を特定してもよい。
または等価的に次式が成立してもよい。
上式で、K0は、分極ビットチャネル320-aに割り振られるかまたは分配される情報ビット325の数(またはビット位置)に対応し、K1は、分極ビットチャネル320-bに割り振られるかまたは分配される情報ビット330の数(またはビット位置)に対応し、N0およびN1は定数である。
K=4*2^xおよびm=3である上述の例では、非分極ビットチャネル305の各々の容量が0.5であり、この場合、チャネル分極相互情報伝達チャート350に基づいて、分極ビットチャネル320-bについての相互情報は約0.75であり、分極ビットチャネル320-aの相互情報は約0.25である。相互情報は分極ビットチャネル320の容量に対応するので、送信デバイスは、分極ビットチャネル320-bに3ビットを割り振るかまたは分配し(すなわち、K1=3)、分極ビットチャネル320-aに1ビットを割り振るかまたは分配してもよい(すなわち、K0=1)。したがって、分極ビットチャネル320-aのグループの得られる相互情報は、以下の数式に対応する。
同様に、分極ビットチャネル320-bのグループの得られる相互情報は、以下の数式に対応する。
図示のように、送信デバイスはその場合、分極ビットチャネルを異なるパーティションの容量に基づいてさらに分極されたビットチャネルのグループへ再帰的に区分し、最高信頼度を有するビットチャネルを特定してもよい。送信デバイスは、分極ビットチャネルの相互情報(または信頼度)に基づいてこれらのさらに分極されたビットチャネルに情報ビットを分配するかまたは割り振って(すなわち、ビット位置を割り当てて)もよい。一例として、分極ビットチャネル320-aは、分極ビットチャネル335へさらに分極されてもよい。送信デバイスは、分極ビットチャネル320-aの相互情報を特定し、この情報を使用してこれらのビットチャネルをさらに分極されたビットチャネル335へ区分してもよい。上述のように、本例では、分極ビットチャネル320-aの相互情報は0.25であってもよく、一方、分極ビットチャネル320-bの相互情報は0.75であってもよい。
送信デバイスは、相互情報に基づいて、送信デバイスは、上述と同じ技法を使用して分極ビットチャネル320-aを分極ビットチャネル335のグループへ区分してもよい。提示された例は、図示を容易にするために簡略化されており、本明細書で説明する技法は概して、符号語長'N'が特定のしきい値(たとえば、32ビットチャネル、64ビットチャネル、または128ビットチャネルなど)を超える場合に適用されてもよい。これらの技法は、分極ビットチャネルのグループのブロックサイズがあるしきい値よりも小さくなるまで再帰的に繰り返されてもよい。その場合、エンコーダは、グループ内の分極ビットチャネルの信頼度に基づいて各グループにいくつかの情報ビットを割り当ててもよい。
たとえば、ブロックのサイズがしきい値以下である場合、シーケンスを使用してグループ内の割り振られる情報ビットの分配を決定してもよい。このシーケンスは、分極重みを適用するかまたは(たとえば、事前に算出されたシーケンスとともに)密度進化技法を使用することによって導出されてもよい。場合によっては、情報ビットは、グループ内のビットチャネルに所定の順序で分配されてもよい。いくつかの例では、情報ビットは、異なるグループ内のビットチャネルに同じ順序で分配されてもよく、他の例では、情報ビットは、異なるグループ内のビットチャネルに異なる順序で分配されてもよい。たとえば、ポーラ符号のすべてのNビットチャネルについての信頼度順序が、情報ビットの所与の数'k'に関して確立されてもよく、区分された信頼度順位を使用して、各パーティションに割り振られた情報ビットを分配してもよい。したがって、情報ビットのビット位置としては、受信デバイスが情報ビット位置を決定するために使用されるプロセスを繰り返すことを確実にするようなビット位置が選択されてもよい。受信デバイスは、送信を受信してもよく、同様の技法を使用して、非分極ビットチャネルを分極ビットチャネルへ再帰的に区分することによって送信のビット位置を特定してもよい。
しかし、場合によっては、ポーラ符号によって生成されるビットの数は、送信すべきビットの数を超えることがある。たとえば、送信デバイスは、各ビットを受信デバイスに送信する前に符号化済みビットのうちのいくつかのビットをパンクチャしてもよい。パンクチャドビットは、情報が送信されないビット(たとえば、そのビットはスキップされる)、または別の目的(たとえば、基準信号の送信など)に使用されるビットであってもよい。パンクチャリングには、たとえば、符号語の最上位ビット(MSB)またはそれよりも後に生成されるビットのセットがパンクチャされる短縮パンクチャリング(または既知ビットパンクチャリング)、および符号語の最下位ビット(LSB)またはそれよりも前に生成されるビットのセットがパンクチャされるブロックパンクチャリング(または未知ビットパンクチャリング)が含まれてもよい。送信デバイスは、パンクチャリングを容易にするために、送信のためにパンクチャされるビットの数に基づいてポーラコーディング方式を調整してもよい。
図4Aは、本開示の様々な態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするポーラコーディング方式400-aの一例を示す。場合によっては、送信デバイス(たとえば、図1を参照しながら説明するような基地局105またはUE115)は、チャネル'W'を介して受信デバイスに送信するための情報を特定してもよい。いくつかの例では、ポーラコーディング方式400-aを使用して送信するための複数の8つの(8*2^x)コーディング済みビットを生成してもよい(たとえば、複数の4つの(4*2^x)情報ビット410-a(すなわち、K=4*2^x)および複数の4つの(4*2^x)パリティおよびフローズンビット)。送信デバイスは、ビットの一部(たとえば、ビット435-a)が送信のためにパンクチャされることがあることを特定してもよく(たとえば、未知ビットパンクチャリング)、送信デバイスは、パンクチャドビットの数に基づいてポーラコーディング方式400-aを調整してもよい。
送信デバイスは、情報ビットの送信のロバストネスを高めるために、最高信頼度に関連するチャネルに対応するチャネルインスタンス(またはサブチャネル)上で情報ビットを送信してもよい。場合によっては、送信デバイスは、送信のための目標相互情報(または符号レート)を特定してもよく、送信デバイスは、この情報を使用して送信のために情報ビットを符号化してもよい。送信のための目標相互情報(または符号レート)は、パンクチャリングに対応するように調整されてもよい。具体的には、本例では、パンクチャドビット435-aの相互情報がゼロ(0)に設定されてもよく、目標相互情報(または符号レート)が、情報ビットの数を、送信の対応する符号化段階(たとえば、符号化段階415-a)におけるグループの容量で除算した値として算出されてもよい。以下の数式9からわかるように、第1の符号化段階415aにおける非分極ビットチャネルの容量は、2
mとして示される送信の全体的な容量と(N-M)として示されるパンクチャドビットの数との差に対応し、この場合、Nは、マザー符号の長さ(すなわち、ポーラ符号によって生成される符号の長さ)であり、Mはアンパンクチャドビットの数である。すなわち、第1の符号化段階415-aにおける非分極ビットチャネルの容量は、アンパンクチャドビットの数Mに対応する。
送信デバイスは、目標相互情報(または符号レート)に基づいて、非分極ビットチャネル405-aを分極ビットチャネル420のグループへ区分してもよい。
具体的には、送信デバイスは、目標相互情報をチャネル分極相互情報伝達チャート450-aに対応する関数などのチャネル分極相互情報伝達関数にマッピングすることに基づいて、分極ビットチャネルの相互情報または容量を決定してもよい。さらに、送信デバイスは、分極ビットチャネルの相互情報または容量に基づいて情報ビットを異なる分極ビットチャネルに割り振るかまたは分配してもよい。チャネル分極相互情報伝達チャート450-aに示すように、分極ビットチャネル420-bの各々の相互情報または容量は、分極ビットチャネル420-aのうちの対応する分極ビットチャネルの容量以上であり、分極ビットチャネルの容量の和は、非分極ビットチャネルの容量の和に等しくてもよい。非短縮化ベースのパンクチャドビットの容量はゼロに設定されてもよい。
したがって、送信デバイスは、情報ビットを分極ビットチャネル420-bおよび分極ビットチャネル420-aにそれらの分極ビットチャネルの容量に比例して割り振るかまたは分配してもよい。送信デバイスは、以下の数式に基づいて分極ビットチャネル420同士間の情報ビットの分配を特定してもよい。
相互情報伝達チャート450-aは、W+ビットチャネルおよびW-ビットチャネルについての容量を示し、この場合、各入力ビットチャネルの容量は異なってもよい。単一パリティチェックおよびパーティション入力ビットチャネル上に入力される2つの容量(または相互情報)値の所与のセットに関して、相互情報伝達チャート450-aについての容量は、2つの値のうちの大きい方であり、アルファ値は2つの値間の比に対応してもよい。したがって、1つの入力ビットチャネルの容量は、正規化共通容量であってもよく、別の入力ビットチャネルの容量は、アルファ値によってスケーリングされた正規化容量であってもよい。
これらの技法は、分極ビットチャネルのグループのブロックサイズがあるしきい値(たとえば、32ビットチャネル、64ビットチャネル、または128ビットチャネルなど)よりも小さくなるか、または符号ブロック長に関するある条件が満たされるまで、再帰的に繰り返されてもよい。たとえば、ネスト化ポーラ符号のサイズがしきい値以下である場合、信頼度ランキング計算(たとえば、ネスト化密度進化もしくは分極重み)または事前計算されたランキングを使用してグループ内の割り振られた情報ビット(すなわち、ビット位置)の分配/マッピングを決定してもよい。事前計算されたランキングは、分極重みを適用するかまたは密度進化技法を使用することによって導出されてもよい。いくつかの例では、事前計算されたランキングは異なるグループについて同じであってもよい。すなわち、たとえばN/2ビットチャネルを有する所与のパーティションに使用される信頼度順位は、ビットチャネルがポーラ符号の上半分であるかそれとも下半分であるかを考慮しない、N/2ビットチャネルについての信頼度順位であってもよく、それによって、各グループについて同じ事前計算されたランキングがもたらされる。他の例では、事前計算されたランキングは異なるグループについて異なってもよい。たとえば、異なるパーティションにおけるビットチャネルについての異なる信頼度順序が確立されてもよく、異なる信頼度順位を使用して、各パーティションに割り振られた情報ビットを分配してもよい。
代替的に、ポーラ符号のすべてのNビットチャネルについての信頼度順序が、(たとえば、すべてのKまたはKの所与の範囲について)確立されてもよく、区分された信頼度順位を使用して、各パーティションに割り振られた情報ビットを分配してもよい。すなわち、各々がN/2ビットチャネルを有する2つのグループの各々についての信頼度順位は、パーティションの位置(たとえば、上部パーティションまたは下部パーティション)を考慮して決定されてもよい。したがって、N/2ビットチャネルの2つのグループについてのK情報ビットのK0およびK1への区分は、パンクチャリングに対応してもよく、一方、各パーティション内のK0ビットおよびK1ビットの割当てについての信頼度順位は、Nビットチャネルについての事前に決定された信頼度順位のそれぞれのサブセットを使用して実施されてもよい。たとえば、所与のN/2パーティションについての信頼度順位は、すべてのNビットチャネルについて与えられる信頼度順位に基づくパーティション内のビットチャネルの順序に基づいて決定されてもよい。受信デバイスは、送信を受信してもよく、同様の技法を実行して、非分極ビットチャネルを分極ビットチャネルへ再帰的に区分することによって送信のビット位置を特定してもよい。
場合によっては、非分極ビットチャネルを再帰的に分極ビットチャネルへ区分することによって送信の情報ビット割振りを特定するための上述の技法を使用して、コーディング済みビットの数、情報ビットの数、パンクチャドビットの数、およびパンクチャリングの異なる種類の異なる組合せについてビット位置を特定してもよい。上記の因子の異なる組合せについての情報ビット割振りは、数式またはテーブルによって与えられてもよく、それによって、ワイヤレスデバイスが、数式またはテーブルに基づいて符号語のビット位置を特定する(すなわち、上述の再帰的区分を実行しない)ことが可能になってもよい。さらに、いくつかの例では、テーブルは、上述の因子の異なる組合せのある範囲についてビット位置のある範囲(たとえば、すべてではないビット位置)を示してもよく、ワイヤレスデバイスは、テーブルによって示されるビット位置の範囲に基づいて符号語のビット位置を特定してもよい。
図4Bは、本開示の様々な態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするポーラコーディング方式400-bの一例を示す。場合によっては、送信デバイス(たとえば、図1を参照しながら説明するような基地局105またはUE115)は、チャネル'W'を介して受信デバイスに送信するための情報を特定してもよい。いくつかの例では、ポーラコーディング方式400-bを使用して送信するための複数の8つの(8*2^x)コーディング済みビットを生成してもよい(たとえば、複数の4つの(4*2^x)情報ビット410-b(すなわち、K=4*2^x)および複数の4つの(4*2^x)パリティおよびフローズンビット)。送信デバイスは、ビットの一部(たとえば、ビット435-b)が送信のためにパンクチャされることがあることを特定してもよく(たとえば、既知ビットパンクチャリング)、送信デバイスは、パンクチャドビットの数に基づいてポーラコーディング方式400-bを調整してもよい。
送信デバイスは、情報ビットの送信のロバストネスを高めるために、最高信頼度に関連するチャネルに対応するチャネルインスタンス(またはサブチャネル)上で情報ビットを送信してもよい。場合によっては、送信デバイスは、送信のための目標相互情報(または符号レート)を特定してもよく、送信デバイスは、この情報を使用して送信のために情報ビットを符号化してもよい。送信のための目標相互情報(または符号レート)は、パンクチャリングに対応するように調整されてもよい。具体的には、本例では、パンクチャドビット435-bの相互情報は1に設定されてもよく、目標相互情報(または符号レート)は、情報ビットの数を、送信の対応する符号化段階(たとえば、符号化段階415-c)における分極ビットのグループの容量で除算した値として算出されてもよい。以下の数式14からわかるように、第1の符号化段階415-cにおける非分極ビットチャネルの容量は、2
mとして示される送信の全体的な容量と(N-M)として示されるパンクチャドビットの数との差に対応し、この場合、Nは、マザー符号の長さ(すなわち、ポーラ符号によって生成される符号の長さ)であり、Mはアンパンクチャドビットの数である。すなわち、第1の符号化段階415-cにおける非分極ビットチャネルの容量は、アンパンクチャドビットの数Mに対応する。
送信デバイスは、目標相互情報(または符号レート)に基づいて、非分極ビットチャネル405-bを分極ビットチャネル420のグループへ区分してもよい。
具体的には、送信デバイスは、目標相互情報をチャネル分極相互情報伝達チャート450-bに対応する関数などのチャネル分極相互情報伝達関数にマッピングすることに基づいて、分極ビットチャネルの相互情報または容量を決定してもよい。さらに、送信デバイスは、分極ビットチャネルの相互情報または容量に基づいて情報ビットを異なる分極ビットチャネルに割り振るかまたは分配してもよい。チャネル分極相互情報伝達チャート450-bに示すように、分極ビットチャネル420-dの各々の相互情報または容量は、分極ビットチャネル420-cのうちの対応する分極ビットチャネルの容量以上であり、分極ビットチャネルの容量の和は、非分極ビットチャネルの容量の和に等しくてもよい。短縮化ベースのパンクチャドビットの容量は1(容量値1)に設定されてもよい。
したがって、送信デバイスは、情報ビットを分極ビットチャネル420-dおよび分極ビットチャネル420-cにそれらの分極ビットチャネルの容量に比例して割り振るかまたは分配してもよい。送信デバイスは、以下の数式に基づいて分極ビットチャネル420同士間の情報ビットの分配を特定してもよい。
単一パリティチェックおよびパーティション入力ビットチャネル上に入力される2つの容量(または相互情報)値の所与のセットに関して、正規化容量は、2つの値のうちの大きい方であり、アルファ値は2つの値間の比に対応してもよい。したがって、1つのビットチャネルの容量は、正規化容量であってもよく、別のビットチャネルの容量は、アルファ値によってスケーリングされた正規化容量であってもよい。図4Bには示されていないが、短縮化ベースのパンクチャドビットの容量も1(unity)に設定されてもよく、送信デバイスは、図4Aを参照しながら説明した技法と同様な技法を使用してビットチャネルをビットチャネルパーティションへ区分してもよい。たとえば、図4Cの例では、非分極ビットチャネル405-cにおける相互情報はK/Mに等しく設定されてもよく(すなわち、R=K/M)、パンクチャドビット435-cの相互情報は1に設定されてもよい(すなわち、既知ビットパンクチャリングについてはR=1)。送信デバイスは、相互情報(または符号レート)に基づいて、非分極ビットチャネル405-cを分極ビットチャネル420のグループ(たとえば、分極ビットチャネル420-eの第1のグループおよび分極ビットチャネル420-fの第2のグループ)へ区分してもよい。この例では、ビットチャネルの再帰的区分(たとえば、K410-c~K0 425-cおよびK1 430-cの区分などのKiの再帰的区分)は、短縮化されたビットを含まなくてもよい(たとえば、分極段階415-eおよび415-fなどの各分極段階415における短縮化された位置は既知であってもよい)。
これらの技法は、分極ビットチャネルのグループのブロックサイズがあるしきい値よりも小さくなるか、またはある他の条件が満たされるまで再帰的に繰り返されてもよい。たとえば、ネスト化ポーラ符号のサイズがしきい値以下である場合、信頼度ランキング計算(たとえば、分極重み)または事前計算されたランキングを使用してグループ内の割り振られた情報ビット(すなわち、ビット位置)の分配を決定してもよい。事前計算されたランキングは、分極重みを適用するかまたは密度進化技法を使用することによって導出されてもよい。いくつかの例では、事前計算されたランキングは異なるグループについて同じであってもよい。すなわち、たとえばN/2ビットチャネルを有する所与のパーティションに使用される信頼度順位は、ビットチャネルがポーラ符号の上半分であるかそれとも下半分であるかを考慮しない、N/2ビットチャネルについての信頼度順位であってもよく、それによって、各グループについて同じ事前計算されたランキングがもたらされる。他の例では、事前計算されたランキングは異なるグループについて異なってもよい。たとえば、異なるパーティションにおけるビットチャネルについての異なる信頼度順序が確立されてもよく、異なる信頼度順位を使用して、各パーティションに割り振られた情報ビットを分配してもよい。
代替的に、ポーラ符号のすべてのNビットチャネルについての信頼度順序が、(たとえば、すべてのKまたはKの所与の範囲について)確立されてもよく、区分された信頼度順位を使用して、各パーティションに割り振られた情報ビットを分配してもよい。すなわち、各々がN/2ビットチャネルを有する2つのグループの各々についての信頼度順位は、パーティションの位置(たとえば、上部パーティションまたは下部パーティション)を考慮して決定されてもよい。したがって、N/2ビットチャネルの2つのグループについてのK情報ビットのK0およびK1への区分は、パンクチャリングに対応してもよく、一方、各パーティション内のK0ビットおよびK1ビットの割当てについての信頼度順位は、Nビットチャネルについての事前に決定された信頼度順位のそれぞれのサブセットを使用して実施されてもよい。したがって、情報ビットのビット位置は、受信デバイスによって繰り返すことができるように選択されてもよい。受信デバイスは、送信を受信してもよく、同様の技法を実行して、非分極ビットチャネルを分極ビットチャネルへ再帰的に区分することによって送信のビット位置を特定してもよい。
場合によっては、非分極ビットチャネルを再帰的に分極ビットチャネルへ区分することによって送信の情報ビットを特定するための上述の技法を使用して、コーディング済みビットの数、情報ビットの数、パンクチャドビットの数、およびパンクチャリングの異なる種類の異なる組合せについて情報ビット割振りを特定してもよい。上記の因子の異なる組合せについての情報ビット割振りは、数式またはテーブルによって与えられてもよく、それによって、ワイヤレスデバイスが、数式またはテーブルに基づいて符号語のビット位置を特定する(すなわち、上述の再帰的区分を実行しない)ことが可能になってもよい。さらに、いくつかの例では、テーブルは、上述の因子の異なる組合せのある範囲についてビット位置のある範囲(たとえば、すべてではないビット位置)を示してもよく、ワイヤレスデバイスは、テーブルによって示されるビット位置の範囲に基づいて符号語のビット位置を特定してもよい。
図5は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートする生成行列500の一例を示す。生成行列500は、受信デバイスに送信するための符号語を生成するためにエンコーダにおいて使用されてもよく、生成行列500は、送信デバイスから受信された符号語を復号するためにデコーダにおいて使用されてもよい。送信デバイスにおいて、ポーラ符号を使用して長さNのマザー符号を生成してもよい。しかし、上述のように、エンコーダが、ポーラ符号によって生成される長さNのマザー符号のビットの一部をパンクチャする(またはマザー符号をリソースのセットにレートマッチングさせる)ことが適切である場合もある。したがって、エンコーダは、図4A~図4Cを参照しながら説明した技法を使用して、符号化プロセスにおけるパンクチャリングに対応してもよい。
一例では、マザー符号は、ブロックパンクチャリング(図4Aを参照しながら説明したように、上位8分の1のコーディング済みビットがパンクチャされる)を使用してパンクチャされてもよく、パンクチャドビットの容量はゼロに設定されてもよい。この例では、非分極ビットチャネルx[0]~x[N-M-1]に対応する出力ビットがパンクチャされてもよく、この場合、Mはアンパンクチャドビットの数に対応する。したがって、分極ビットチャネルu[0]~u[N-M-1]は、情報ビットに関して使用されなくてもよく(たとえば、既知の値に設定される)、一方、情報ビットは、ビットチャネルの上部パーティションにおける分極ビットチャネルu[N-M]~u[N/2-1]からビットチャネルの下部パーティションにおける分極ビットチャネルu[N/2]~u[N-1]まで選択されたビットチャネル位置にマップされる。
別の例では、マザー符号は、(図4Bを参照しながら説明したように)ブロック短縮化を使用して短縮化されてもよく、パンクチャドビットの容量は1(unity)に設定されてもよい。この例では、非分極ビットチャネルx[M]~x[N-1]に対応する出力ビットは、パンクチャ/短縮化されてもよい(たとえば、相互情報または容量が既知ビットパンクチャリングについて1に等しく設定される)。したがって、分極ビットチャネルu[M]~u[N-1]は、情報ビットに関して使用されなくてもよく(たとえば、既知の値に設定される)、一方、情報ビットは、ビットチャネルの上部パーティションにおける分極ビットチャネルu[0]~u[N/2-1]からビットチャネルの下部パーティションにおける分極ビットチャネルu[N/2]~u[M-1]まで選択されたビットチャネル位置にマップされる。
分極ビットチャネルは次いで、(図4A~図4Cを参照しながら説明したように)ビットチャネルパーティションへ再帰的に区分されてもよく、送信すべき情報ビットは、最高信頼度に関連するu-ドメインにおけるビットチャネル(たとえば、ビットチャネルu[0:N-1])にマップされてもよい。初期段階において右側には、K情報ビット505から生成される符号語ビットx[0]~x[N-1]のセットが示されている。送信デバイスは、xドメインから始まるK情報ビット505の再帰的区分によってuドメインにおけるK情報ビット505についてのビット位置(たとえば、ビットチャネルu[0]~u[N-1])を決定してもよい。たとえば、送信デバイスは、少なくとも第1の分極段階におけるK情報ビットを区分してもよい。第1の分極段階において、K情報ビット505のK0がパーティション510-aに割り振られてもよく、K情報ビット505のK1がパーティション510-bに割り振られてもよい。場合によっては、再帰的区分はさらなる分極段階に進んでもよい。たとえば、第2の分極段階において、K0情報ビットのK00がパーティション515-aに割り振られてもよく、K0情報ビットのK01がパーティション515-bに割り振られてもよい。また、第2の分極段階において、K1情報ビットのK10がパーティション515-cに割り振られてもよく、K1情報ビットのK11がパーティション515-dに割り振られてもよい。本明細書で説明する技法はさらなる分極段階に適用されてもよい。または、場合によっては、この技法は、第1の分極段階にのみ適用されてもよく、さらなる段階におけるビットの割振りまたは各パーティション内の順序の決定には何らかの他の技法(たとえば、数式またはテーブル)が使用されてもよい。
レートマッチングを使用するシステムでは、パンクチャドビットまたは短縮化されたビットに対応するインデックスは、情報ビット(K)として選択されなくてもよく、情報ビット割振りは、情報ビット(K)が以下のことに従ってu-ドメインの上部または下部に割り振られ得るように調整されてもよい。
ブロックパンクチャリングの場合、
であり、この場合、
、K=情報ビットの数、M=(レートマッチングの後の)送信されるビットの数、およびN=マザー符号長である。
ブロック短縮化の場合、
であり、この場合、
、K=情報ビットの数、M=(レートマッチングの後の)送信されるビットの数、およびN=マザー符号長である。
情報ビットは、たとえば、第1順位の分極段階において調整されてもよく、K-およびK+は、それぞれすべてのNビットにわたるKビットのうちの上位N/2ビットおよび下位N/2ビットにわたって導出されてもよい。
ブロックパンクチャリングおよびブロック短縮化のための情報ビット割振りについての上記の式は、ブロックレートマッチング方式に使用されてもよい。しかし、一般的なレートマッチング方式では、情報ビット割振りは、情報ビット(K)が以下のことに従ってu-ドメインの上部または下部に割り振られ得るように調整されてもよい。
ブロックパンクチャリングの場合、
K
+=K-K
-であり、この場合、
であり、かつJは、上位N/2ビットにおける非パンクチャドビットに対応する。
ブロック短縮化の場合、
K
+=K-K
-であり、この場合、
であり、かつJは、下位N/2ビットにおける非短縮化ビットに対応する。
ブロックレートマッチング方式についての数式は、以下のことに基づいて一般的なレートマッチング方式についての数式を使用して生成されてもよい。
ブロックパンクチャリングの場合、
であり、
である。
ブロック短縮化の場合、
であり、
である。
他のレートマッチング方式では、MI
-(R)、MI
+(R)、およびJは、相応に導出されてもよい。繰り返しのために同様の情報割振り調整(IAA)が実行されてもよい。
いくつかの態様では、与えられた数式を使用して情報ビット割振りを決定するための上述の例において、数式内の変数の値は、参照用テーブルに基づいて(たとえば、送信デバイスまたは受信デバイスによって)決定されてもよい。たとえば、R(すなわち、K/M)の値は、参照用テーブルを使用して決定されてもよく、この場合、以下の数式が成立する。
一例では、参照用テーブルは1/xの値を示してもよく、その場合、この値を使用してさらにRの値を決定してもよい。この例では、テーブルは、10ビット出力を有する1/xの異なる値を示す64個のエントリを含む一次元テーブルであってもよい。したがって、1/xの値(たとえば、v
out=1/x)は、参照用テーブルに基づいて正確に決定されることがあり、その場合、以下の数式に基づいて、Rの値が決定されてもよい。
別の例では、テーブルはy/xの値を示してもよく、その場合、この値を使用してRの値を決定してもよい。この例では、テーブルは、y/xの異なる値を示す4096個(すなわち64*64)のエントリを含む二次元テーブルであってもよい。したがって、y/xの値(たとえば、z
out=y/x)は、参照用テーブルに基づいて正確に決定されることがあり、その場合、以下の数式に基づいて、Rの値が決定されてもよい。
したがって、情報ビット割振り(たとえば、K
-またはK
+)は、参照用テーブルによって与えられる値を使用して上述の数式(すなわち、K
-またはK
+についての数式)に基づいて決定されてもよい。
図4A~図4Cを参照しながら上記で説明した例と同様に、情報ビットのビット位置は、受信デバイスによって繰り返すことができるように選択されてもよい。受信デバイスは、送信を受信してもよく、同様の技法を実行して、非分極ビットチャネルを分極ビットチャネルへ再帰的に区分し、(たとえば、上述の数式に基づいて)情報ビットを異なるビットチャネルパーティションに割り当てることによって送信のビット位置を特定してもよい。
図6は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするポーラコーディング方式600の一例を示す。送信デバイスにおけるエンコーダは、情報ビット、フローズンビット、および/またはパリティビットを含むビットのセット(たとえば、U0、U1、U2、U3、U4、U5、U6、およびU7)を有する入力ベクトル(U)を受信してもよい。ビットのセットは、エンコーダによって実施されるポーラ符号・符号化アルゴリズムを使用して符号語Zにおいて符号化されてもよい。ポーラ符号符号化アルゴリズムは、たとえば、垂直矢印セグメントの上端が水平矢印セグメントと交差する所で実行される排他的論理和(XOR)演算605および垂直矢印セグメントの下端が水平矢印セグメントと交差する所で実行される繰り返し演算610を含む、複数の演算によって実施されてもよい。各XOR演算605および繰り返し演算610が出力を生成してもよく、XOR演算605および繰り返し演算610は、符号語Zを生成するようにいくつかの相互接続されたビットチャネル上で実行されてもよい。
符号語Zは、物理チャネルを介して送信されることがあるビットのセット(たとえば、Z0、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、およびZ7)を含む。符号語Yは、ビットY0、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、およびY7を含み、これらのビットは、符号語Zのビットと比較してビット反転された順序であってもよい。トランスミッタは、符号語Z(非ビット反転)または符号語Y(ビット反転)を送信してもよい。場合によっては、符号語YまたはZは、ビットが送信される前に非短縮化パンクチャリング方式に従ってパンクチャされてもよい。未知ビットパンクチャリングは、非短縮化パンクチャリングの一形態であり、符号語ZのLSBのセット(たとえば、LSB Z0、Z1、およびZ2)を送信しないことを含む。パンクチャされるLSBのセットは、符号語Zの他のビットの計算に依存する符号語Zのビットである。図示のように、符号語Zの3つのLSBの連続セットをパンクチャすることによって、符号語Yにおけるビットの非連続セットがパンクチャされる。ブロックパンクチャリングは、符号語Zにおけるビット位置の連続セット(ビット0から下位へと開始してもよい)のパンクチャリングを指すことがある。ポーラコーディング方式700は、図4を参照しながら説明した技法と同様な技法を実施して符号化プロセスにおけるパンクチャリングに対応してもよい。
図7は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするポーラコーディング方式700の一例を示す。送信デバイスにおけるエンコーダは、情報ビット、フローズンビット、および/またはパリティビットを含むビットのセット(たとえば、U0、U1、U2、U3、U4、U5、U6、およびU7)を有する入力ベクトル(U)を受信してもよい。ビットのセットは、エンコーダによって実施されるポーラ符号符号化アルゴリズムを使用して符号語Zにおいて符号化されてもよい。ポーラ符号符号化アルゴリズムは、たとえば、垂直矢印セグメントの上端が水平矢印セグメントと交差する所で実行されるXOR演算705および垂直矢印セグメントの下端が水平矢印セグメントと交差する所で実行される繰り返し演算710を含む、複数の演算によって実施されてもよい。各XOR演算705および繰り返し演算710が出力を生成してもよく、XOR演算705および繰り返し演算710は、符号語Zを生成するようにいくつかの相互接続されたビットチャネル上で実行されてもよい。
符号語Zは、物理チャネルを介して送信されることがあるビットのセット(たとえば、Z0、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、およびZ7)を含む。符号語Yは、ビットY0、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、およびY7を含み、これらのビットは、符号語Zのビットと比較してビット反転された順序であってもよい。トランスミッタは、符号語Z(非ビット反転)または符号語Y(ビット反転)を送信してもよい。場合によっては、符号語YまたはZは、ビットが送信される前に短縮化パンクチャリング方式に従ってパンクチャされてもよい。本例では、短縮化(または既知のビットパンクチャリング)は、符号語ZのMSBのセットのパンクチャリングおよび同じインデックスを有するUにおける対応する位置のゼロ化を含んでもよい。いくつかの例では、ゼロ化は、任意の既知のビット値(たとえば、論理0または論理1)と等価であってもよい。図示のように、符号語Zの3つのMSBの連続セットをパンクチャすると、符号語Yにおけるビットの非連続セットがパンクチャされる。この種のパンクチャリングは、自然順序短縮化と呼ばれることがある。ポーラコーディング方式700は、図5を参照しながら説明した技法と同様な技法を実施して符号化プロセスにおいてパンクチャリングに対応してもよい。
図8は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするポーラコーディング方式800の一例を示す。送信デバイスにおけるエンコーダは、情報ビット、フローズンビット、および/またはパリティビットを含むビットのセット(たとえば、U0、U1、U2、U3、U4、U5、U6、およびU7)を有する入力ベクトル(U)を受信してもよい。ビットのセットは、エンコーダによって実施されるポーラ符号符号化アルゴリズムを使用して符号語Zにおいて符号化されてもよい。ポーラ符号符号化アルゴリズムは、たとえば、垂直矢印セグメントの上端が水平矢印セグメントと交差する所で実行されるXOR演算805および垂直矢印セグメントの下端が水平矢印セグメントと交差する所で実行される繰り返し演算810を含む、複数の演算によって実施されてもよい。各XOR演算805および繰り返し演算810が出力を生成してもよく、XOR演算805および繰り返し演算810は、符号語Zを生成するようにいくつかの相互接続されたビットチャネル上で実行されてもよい。
符号語Zは、物理チャネルを介して送信されることがあるビットのセット(たとえば、Z0、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5、Z6、およびZ7)を含む。符号語Yは、ビットY0、Y1、Y2、Y3、Y4、Y5、Y6、およびY7を含み、これらのビットは、符号語Zのビットと比較してビット反転された順序であってもよい。トランスミッタは、符号語Z(非ビット反転)または符号語Y(ビット反転)を送信してもよい。場合によっては、符号語YまたはZは、ビットが送信される前に短縮化パンクチャリング方式に従ってパンクチャされてもよい。本例では、短縮化(または既知ビットパンクチャリング)は、符号語YのMSBのセットのパンクチャリング、および符号語Yにおいてゼロ化されるビット位置と比較してビット反転されるインデックスを有するUにおける対応する位置のゼロ化を含んでもよい。いくつかの例では、ゼロ化は任意の既知のビット値(たとえば、論理0または論理1)と等価であってもよい。図示のように、符号語Yの3つのMSBの連続セットをパンクチャすると、符号語Zにおけるビットの非連続セットがパンクチャされる。この種のパンクチャリングは、ビット反転順序短縮化と呼ばれることがある。ポーラコーディング方式800は、図5を参照しながら説明した技法と同様な技法を実施して符号化プロセスにおけるパンクチャリングに対応してもよい。
図9A~図9Cは、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするポーラコーディング方式900の例を示す図である。図9Aの例では、送信デバイスは、受信デバイスに送信するための符号語ビットの第1のセット905を特定してもよい。符号語ビットの第1のセット905は、K情報ビットから生成される(たとえば、パンクチャリングを使用する)所与の符号長Nについてのポーラ符号化済み符号語のサブセット915を表してもよく、図示の例ではK=4である。したがって、送信デバイスは、図1~図8を参照しながら上記で説明した技法を使用して、情報ビットを符号化するために使用すべき適切なビットチャネルを特定してもよい。たとえば、送信デバイスは、分極ビットチャネル910-aが最高信頼度に関連付けられていることを特定してもよく、送信デバイスは、情報ビットを分極ビットチャネル910-aにマップしてもよい。送信デバイスはその場合、情報ビットを他のビット(たとえば、フローズンビット)とともに符号化して符号語を生成し、受信デバイスに送信すべき符号語ビットの第1のセット905を選択してもよい。
場合によっては、送信デバイスは、符号語ビットの第1のセット905に基づいて符号語の復号が失敗したことを示すメッセージ(たとえば、HARQメッセージ)を受信デバイスから受信してもよい。送信デバイスは、情報ビットから生成された符号化済みビットを受信デバイスに再送信するように構成されてもよい。特に、図9Bに示すように、送信デバイスは、符号語ビットの第2のセット920が、受信デバイスに送信するためのより長い符号長を有するポーラ符号を生成したことを特定してもよい。受信デバイスは今や符号語ビット915の各々の少なくとも1つのコピーを受信しているので、各々の受信された符号語ビットの有効容量(たとえば、必要容量)は、符号語ビットの第1のセット905の場合よりも小さい。送信デバイスは、符号語ビット容量が異なることに基づいて、分極ビットチャネル910-bの第2の異なるセットが最高信頼度に関連付けられていることを特定してもよく、送信デバイスは、情報ビットを分極ビットチャネル910-bにマップしてもよい。分極ビットチャネル910-bの第2のセットは、図3~図8を参照しながら上記で説明した相互情報再帰技法を使用して特定されてもよい。
本明細書で説明するように、送信デバイスは、分極ビットチャネルにマップされたビットの値を第1の送信および第2の送信に整合した状態に維持し、同時に、送信に最良の情報ビット位置を利用するために、図9Cに示すように、情報ビットのサブセットをコピーし、情報ビットのこのサブセットを分極ビットチャネル910-aにマップしてもよい。すなわち、送信デバイスは、情報ビットのサブセットをコピーし、情報ビットのこのサブセットを、第1の送信において同じ情報ビットを送信するために使用される分極ビットチャネルにマップしてもよい。したがって、受信デバイスは、符号語ビットの第1のセット905と符号語ビットの第2のセット920を組み合わせて復号のための組合せ符号語915を得ることが可能であってもよい。受信デバイスはその場合、組合せ符号語915を復号することによって位置910-aおよび910-bにおける情報ビット(コピーされた情報ビットを含む)を決定してもよい。上述の例では、第1の符号語と第2の符号語の長さが異なる場合があることを説明したが、第1の符号語と第2の符号語の長さが同じであってもよいことを理解されたい。さらに、この例は、符号語ビットの第1のセット905と符号語ビットの第2のセット920が、2m915の符号語長にわたることを示しているが、必ずしもそうなるとは限らない。たとえば、符号語ビットの第1のセット905と符号語ビットの第2のセット920における符号語ビットの和は、2m915未満であってもよい。
さらに、図9A~図9Cを参照しながら説明した例は、第1の送信および第2の送信にわたって同じ複合順序に従う復号を対象としている。しかし、他の例では、受信デバイスは、異なる復号順序に従って第1の送信および第2の送信を復号してもよい。たとえば、受信デバイスは、順次復号順序(たとえば、最上位ビットチャネルから始まり最下位ビットチャネルで終わる)に従って第1の送信を復号してもよく、受信デバイスは、異なる復号順序(たとえば、偶数ビットチャネルで始まり奇数ビットチャネルで終わる)に従って第2の送信を復号してもよい。この場合、第2の送信において導入される情報ビットの位置は、復号順序に基づいて決定されてもよく、第1の送信のビット位置にコピーすべきビットは、複合順序に基づいて選択されてもよい。
図10は、本開示の様々な態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするチャネル分極相互情報伝達関数の一例を示す。相互情報伝達関数は、不均一な入力相互情報1000-aを有するチャネル分極相互情報伝達チャートを導出するために使用されてもよい。図3~図5を参照しながら説明したように、チャネル分極相互情報伝達関数は、ビットチャネル'W'の相互情報に基づいて分極ビットチャネル(たとえば、分極ビットチャネルW+およびW-)の相互情報を決定するために使用されてもよい。同様に、チャネル分極相互情報伝達関数は、分極ビットチャネルの相互情報を再帰的に決定するために使用されてもよい。しかし、場合によっては、(たとえば、図4および図5を参照しながら説明した)相互情報伝達関数に関連する計算の複雑度が高くなることがあり、このことはUE115における実装形態に悪影響を及ぼす。したがって、計算の複雑度がより低い相互情報伝達関数が望ましい場合がある。
本例で説明する相互情報伝達関数は、他の相互情報伝達関数(たとえば、図4および図5を参照しながら説明した相互情報伝達関数など)よりも計算の複雑度が低くてもよい。本例で説明する相互情報伝達関数は、BECに基づいて導出されてもよく、一方、他の相互情報伝達関数は、加法性白色ガウス雑音(AWGN)チャネルに基づいて導出されてもよい。計算1000-bは、相互情報伝達チャート1000-aに関連付けられており、入力ビットチャネルのBEC容量と出力分極ビットチャネルのBEC容量との関係を示す。計算1000-bは、他の相互情報伝達関数に関連する計算と比較して分極ビットチャネルの容量を導出するために使用される計算が単純であることを示す。しかし、場合によっては、本例において説明する相互情報伝達関数は、AWGNチャネルに基づいて導出される他の相互情報伝達関数と整合しなくてもよい。
図11は、本開示の様々な態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするチャネル分極相互情報関数比較および補正1100の一例を示す。相互情報伝達チャート1100-aに示すように、BECに基づいて導出される相互情報伝達チャートは、AWGNチャネルに基づいて導出される相互情報伝達チャートと整合しない。したがって、エンコーダは、BECに基づいて導出される相互情報伝達関数に補正項を適用して関数同士を整合させてもよい。具体的には、BECに基づいて導出される相互情報伝達関数の出力容量
が、次式のように、各グラフを整合させるように補正項によって調整されてもよく、
上式で、
は、補正項の一例に対応し、Cは、ビットチャネルの容量またはビットチャネルに関連する相互情報に対応する。いくつかの例では、上記の数式における因子は次のように定義されてもよい。F1=-4、F2=-2、F3=-0.5、F4=2、およびF5=-2。相互情報伝達チャート1100-bは、BECおよび上述の補正項に基づいて導出される相互情報伝達チャートを表す。
図12は、本開示の態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするワイヤレスデバイス1205のブロック図1200を示す。ワイヤレスデバイス1205は、図1を参照しながら説明したような、UE115または基地局105の態様の一例であってもよい。ワイヤレスデバイス1205は、レシーバ1210と、通信マネージャ1215と、トランスミッタ1220とを含んでもよい。ワイヤレスデバイス1205はまた、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
レシーバ1210は、アンテナを介してシグナリングを受信してもよい。いくつかの例では、シグナリングは、ポーラ符号を使用して1つまたは複数の符号語において符号化されてもよい。レシーバは、シグナリングを処理してもよく(たとえば、ダウンコンバージョン、フィルタ処理、アナログデジタル変換、ベースバンド処理)、処理されたシグナリングを、たとえばリンク1225を介してワイヤレスデバイスの他の構成要素に渡してもよい。レシーバ1210は、図18を参照しながら説明するトランシーバ1835の態様の一例であってもよい。レシーバ1210は、単一のアンテナを利用してもよく、またはアンテナのセットを使用してもよい。
通信マネージャ1215は、図18を参照しながら説明する通信マネージャ1815の態様の一例であってもよい。通信マネージャ1215および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されてもよい。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、通信マネージャ1215および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示において説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行されてもよい。
通信マネージャ1215および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、機能の一部が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的位置において実装されるように分配されることを含めて、様々な場所に物理的に位置してもよい。いくつかの例では、通信マネージャ1215および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による別個のおよび異なる構成要素であってもよい。他の例では、通信マネージャ1215、および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はしないが、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明する1つもしくは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わされてもよい。
通信マネージャ1215は、受信された符号語内のパンクチャドビット位置のセットを特定し、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定され、通信マネージャ1215はさらに、受信された符号語をポーラ符号に従って復号し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
通信マネージャ1215はまた、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づき、通信マネージャ1215はさらに、受信された符号語をポーラ符号に従って処理し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
通信マネージャ1215はまた、ポーラ符号を使用して情報ビットベクトルから生成すべき符号語を送信するためのパンクチャドビット位置のセットを特定し、情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定され、通信マネージャ1215はさらに、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得する。
通信マネージャ1215はまた、ポーラ符号を使用した符号化のための情報ビットベクトルを特定し、情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づき、通信マネージャ1215はさらに、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得する。
トランスミッタ1220は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信してもよい。いくつかの例では、トランスミッタ1220は、トランシーバモジュール内にレシーバ1210とともに配置されてもよい。場合によっては、トランスミッタ1220は、リンク1230を介して通信マネージャ1215と通信してもよい。たとえば、トランスミッタ1220は、図18を参照しながら説明するトランシーバ1835の態様の一例であってもよい。トランスミッタ1220は、単一のアンテナを利用してもよく、またはアンテナのセットを利用してもよい。トランスミッタ1220は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよく、場合によっては、送信することは、パンクチャドビット位置のセットの所で符号語をパンクチャすることを含む。
図13は、本開示の態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするワイヤレスデバイス1305のブロック図1300を示す。ワイヤレスデバイス1305は、図1および図12を参照しながら説明したようにワイヤレスデバイス1205またはUE115もしくは基地局105の態様の一例であってもよい。ワイヤレスデバイス1305は、レシーバ1310と、通信マネージャ1315と、トランスミッタ1320とを含んでもよい。ワイヤレスデバイス1305はまた、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
レシーバ1310は、アンテナを介してシグナリングを受信してもよい。いくつかの例では、シグナリングは、ポーラ符号を使用して1つまたは複数の符号語において符号化されてもよい。レシーバは、シグナリングを処理してもよく(たとえば、ダウンコンバージョン、フィルタ処理、アナログデジタル変換、ベースバンド処理)、処理されたシグナリングを、たとえばリンク1345を介してワイヤレスデバイスの他の構成要素に渡してもよい。レシーバ1310は、図18を参照しながら説明するトランシーバ1835の態様の一例であってもよい。レシーバ1310は、単一のアンテナを利用してもよく、またはアンテナのセットを使用してもよい。
トランスミッタ1320は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信してもよい。場合によっては、トランスミッタ1320は、リンク1365を介して通信マネージャ1315と通信してもよい。いくつかの例では、トランスミッタ1320は、トランシーバモジュール内にレシーバ1310とともに配置されてもよい。たとえば、トランスミッタ1320は、図18を参照しながら説明するトランシーバ1835の態様の一例であってもよい。トランスミッタ1320は、単一のアンテナを利用してもよく、またはアンテナのセットを利用してもよい。
通信マネージャ1315は、図18を参照しながら説明する通信マネージャ1815の態様の一例であってもよい。通信マネージャ1315は、情報ビットベクトル識別器1325と、パンクチャドビット位置識別器1330と、情報ビット位置識別器1335と、エンコーダ1340とを含んでもよい。
いくつかの態様では、情報ビットベクトル識別器1325は、ポーラ符号を使用した符号化のための情報ビットベクトルを特定してもよく、情報ビットベクトル識別器1325は、情報ビットベクトル1350をパンクチャドビット位置識別器1330に渡してもよい。パンクチャドビット位置識別器1330は、ポーラ符号を使用して情報ビットベクトルから生成すべき符号語を送信するためのパンクチャドビット位置のセットを特定してもよい。パンクチャドビット位置識別器1330は次いで、パンクチャドビット位置1355を情報ビット位置識別器1335に渡してもよい。
情報ビット位置識別器1335は、情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。
場合によっては、目標相互情報は、情報ビットの数を、受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数で除算した値として決定される。場合によっては、除算/反転演算の結果は(たとえば、図5を参照しながら上記で説明したように)テーブルから導出される。場合によっては、分極の少なくとも1つの段階に関して、ビットチャネルパーティションの各々の各ビットチャネルの容量は、分極の前の段階からの入力ビットチャネルのビットチャネル容量および相互情報伝達関数に基づいて決定される。場合によっては、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1335は、パンクチャドビット位置のセットに基づいてポーラ符号の異なるビットチャネルパーティション/グループにおいて割り振るべき情報ビットの数を算出する場合がある情報ビット割振り計算器1337を含んでもよい。たとえば、情報ビット割振り計算器1337は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを特定してもよく、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。情報ビット位置識別器1335はその場合、情報ビット割振りに基づいて情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
情報ビット位置識別器1335は次いで、情報ビット位置1360をエンコーダ1340に渡してもよく、エンコーダ1340は、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得してもよい。エンコーダ1340はその場合、リンク1365を介して符号語をトランスミッタ1320に渡してもよく、トランスミッタ1320は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよい。場合によっては、送信することは、パンクチャドビット位置のセットの所で符号語をパンクチャすることを含んでもよい。
他の態様では、情報ビットベクトル識別器1325は、ポーラ符号を使用した符号化のための情報ビットベクトルを特定してもよく、情報ビットベクトル識別器1325は、情報ビットベクトル(図示せず)を情報ビット位置識別器1335に渡してもよい。情報ビット位置識別器1335は、情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、相互情報伝達関数は、BEC関数および補正項に基づく。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1335は、BECおよび補正項に基づいて、情報ビットベクトルの情報ビットの、ポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビット割振りを特定する場合がある情報ビット割振り計算器1337を含んでもよい。たとえば、情報ビット割振り計算器1337は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを特定してもよく、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。情報ビット位置識別器1335はその場合、情報ビット割振りに基づいて(たとえば、各パーティションによって情報ビット位置を決定するためのシーケンス、テーブル、または数式を介して)情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
場合によっては、補正項は、分極の少なくとも1つの段階のビットチャネル容量および容量不均衡係数の関数に基づく。場合によっては、補正項は、ビットチャネル容量に適用されるオフセット係数を含む。場合によっては、補正項は、オフセットされるビットチャネル容量に適用されるスケーリング係数を含む。場合によっては、補正項は、スケーリングされオフセットされるビットチャネル容量に適用されるオフセットを含む。
情報ビット位置識別器1335は次いで、情報ビット位置1360をエンコーダ1340に渡してもよく、エンコーダ1340は、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得してもよい。エンコーダ1340はその場合、リンク1365を介して符号語をトランスミッタ1320に渡してもよく、トランスミッタ1320は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよい。
図14は、本開示の態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするワイヤレスデバイス1405のブロック図1400を示す。ワイヤレスデバイス1405は、図1および図12を参照しながら説明するワイヤレスデバイス1205またはUE115もしくは基地局105の態様の一例であってもよい。ワイヤレスデバイス1405はまた、レシーバ1410と、通信マネージャ1415と、トランスミッタ1420とを含んでもよい。ワイヤレスデバイス1405はまた、プロセッサを含んでもよい。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてよい。
レシーバ1410は、アンテナを介してシグナリングを受信してもよい。いくつかの例では、シグナリングは、ポーラ符号を使用して1つまたは複数の符号語において符号化されてもよい。レシーバは、シグナリングを処理してもよく(たとえば、ダウンコンバージョン、フィルタ処理、アナログデジタル変換、ベースバンド処理)、処理されたシグナリングを、たとえばリンク1440を介してワイヤレスデバイスの他の構成要素に渡してもよい。レシーバ1410は、図18を参照しながら説明するトランシーバ1835の態様の一例であってもよい。レシーバ1410は、単一のアンテナを利用してもよく、またはアンテナのセットを使用してもよい。
トランスミッタ1420は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信してもよい。場合によっては、トランスミッタ1420は、リンク1455を介して通信マネージャ1415と通信してもよい。いくつかの例では、トランスミッタ1420は、トランシーバモジュール内にレシーバ1410とともに配置されてもよい。たとえば、トランスミッタ1420は、図18を参照しながら説明するトランシーバ1835の態様の一例であってもよい。トランスミッタ1420は、単一のアンテナを利用してもよく、またはアンテナのセットを利用してもよい。
通信マネージャ1415は、図18を参照しながら説明する通信マネージャ1815の態様の一例であってもよい。通信マネージャ1415は、パンクチャドビット位置識別器1425と、情報ビット位置識別器1430と、デコーダ1435とを含んでもよい。
いくつかの態様では、レシーバ1410は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を受信してもよく、符号語がポーラ符号を使用して符号化され、レシーバ1410は、受信された符号語をリンク1440を介してパンクチャドビット位置識別器1425に渡してもよい。パンクチャドビット位置識別器1425は次いで、受信された符号語内のパンクチャドビット位置のセットを特定し、パンクチャドビット位置識別器1425は、受信された符号語のパンクチャドビット位置に関する情報1445を情報ビット位置識別器1430に渡してもよい。
情報ビット位置識別器1430は、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。
場合によっては、目標相互情報は、情報ビットの数を、受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数で除算した値として決定される。場合によっては、分極の少なくとも1つの段階に関して、ビットチャネルパーティションの各々の各ビットチャネルの容量は、分極の前の段階からの入力ビットチャネルのビットチャネル容量および相互情報伝達関数に基づいて決定される。場合によっては、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1430は、パンクチャドビット位置のセットに基づいてポーラ符号の異なるビットチャネルパーティション/グループにおいて割り振るべき情報ビットの数を算出する場合がある情報ビット割振り計算器1432を含んでもよい。場合によっては、情報ビット割振り計算器1432は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて、異なるビットチャネルパーティション/グループに割り振るべき情報ビットの数を算出してもよく、この場合、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。情報ビット位置識別器1430はその場合、情報ビット割振りに基づいて符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
情報ビット位置識別器1430は次いで、受信された符号語の情報ビット位置に関する情報1450をデコーダ1435に渡してもよく、デコーダ1435は、受信された符号語をポーラ符号に従って復号し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
他の態様では、レシーバ1410は、ポーラ符号を使用して符号化された符号語を受信してもよく、レシーバ1410は、受信された符号語をリンク1440を介して情報ビット位置識別器1430に渡してもよい。情報ビット位置識別器1430は次いで、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1430は、BECおよび補正項に基づいて、符号語内の情報ビットの、ポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビット割振りを特定する場合がある情報ビット割振り計算器1432を含んでもよい。たとえば、情報ビット割振り計算器1432は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを特定してもよく、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。情報ビット位置識別器1430はその場合、情報ビット割振りに基づいて符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
場合によっては、補正項は、分極の少なくとも1つの段階のビットチャネル容量および容量不均衡係数の関数に基づく。場合によっては、補正項は、ビットチャネル容量に適用されるオフセット係数を含む。場合によっては、補正項は、オフセットされるビットチャネル容量に適用されるスケーリング係数を含む。場合によっては、補正項は、スケーリングされオフセットされるビットチャネル容量に適用されるオフセットを含む。情報ビット位置識別器1430は次いで、受信された符号語の情報ビット位置に関する情報1450をデコーダ1435に渡してもよく、デコーダ1435は、受信された符号語ビットをポーラ符号に従って処理し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
図15は、本開示の態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートする通信マネージャ1515のブロック図1500を示す。通信マネージャ1515は、図12、図13、および図18を参照しながら説明する、通信マネージャ1215、通信マネージャ1315、または通信マネージャ1815の態様の一例であってもよい。通信マネージャ1515は、情報ビットベクトル識別器1520と、既知ビットパンクチャリングマネージャ1525と、未知ビットパンクチャリングマネージャ1530と、パンクチャドビット位置識別器1535と、情報ビット位置識別器1540と、エンコーダ1545とを含んでもよい。これらのモジュールの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接的または間接的に通信してもよい。
いくつかの態様では、情報ビットベクトル識別器1520は、ポーラ符号を使用した符号化のための情報ビットベクトルを特定してもよく、情報ビットベクトル識別器1520は、情報ビットベクトル1550を既知ビットパンクチャリングマネージャ1525に渡し、ならびに/または情報ビットベクトル1555を未知ビットパンクチャリングマネージャ1530に渡してもよい。一例では、既知ビットパンクチャリングマネージャ1525は、情報ビットベクトルから生成された符号語においてパンクチャすべきビットのセットを特定してもよく、この場合、パンクチャされるビット位置のセットは、符号語の短縮化ベースのパンクチャリングに対応する。別の例では、未知ビットパンクチャリングマネージャ1530は、情報ビットベクトルから生成された符号語においてパンクチャすべきビットのセットを特定してもよく、この場合、パンクチャされるビット位置のセットは、符号語の非短縮化ベースのパンクチャリングに対応する。場合によっては、非短縮化ベースのパンクチャリングはブロックパンクチャリングを含む。既知ビットパンクチャリングマネージャ1525および/または未知ビットパンクチャリングマネージャ1530はその場合、符号語においてパンクチャすべきビットのセットに関する情報1560をパンクチャリングビット位置識別器1535に渡してもよい。
パンクチャドビット位置識別器1535は、符号語を送信するためのパンクチャドビット位置のセットを特定してもよい。パンクチャドビット位置識別器1535は次いで、パンクチャドビット位置1565を情報ビット位置識別器1540に渡してもよい。情報ビット位置識別器1540は、情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1540は、パンクチャドビット位置のセットに基づいてポーラ符号の異なるビットチャネルパーティション/グループにおいて割り振るべき情報ビットの数を算出する場合がある情報ビット割振り計算器1542を含んでもよい。たとえば、情報ビット割振り計算器1542は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを特定してもよく、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。情報ビット位置識別器1540はその場合、情報ビット割振りに基づいて情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
場合によっては、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャドビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての情報ビット割振りを示すテーブルに基づいて特定される。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ポーラ符号を使用して生成されるコーディング済みビットの数、情報ビットの数、符号語をパンクチャするために使用されるパンクチャリングの種類、またはそれらの組合せの関数に基づいてビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての所定の順序を示すテーブルに基づいて所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。
場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに同じ順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに異なる順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位に基づいて異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位は、ビットチャネルパーティションにおけるすべてのビットチャネルの信頼度順位から導出される。
パンクチャドビット位置のセットは、符号語の短縮ベースのパンクチャリングに対応し、パンクチャドビット位置の数は、第1の再帰的区分についてのビットチャネルパーティションに割り当てるために情報ビットの数に付加される。場合によっては、第1の分極段階に関して、パンクチャドビット位置のセットの各々の対応するビットチャネルの容量は1(unity)に設定される。場合によっては、ビット位置のセットを特定することは、ビットチャネルの再帰的区分の結果として決定されたビット位置の予備セットをパンクチャドビット位置の数だけ短縮することを含む。場合によっては、第1の分極段階に関して、パンクチャドビット位置のセットの各々の対応するビットチャネルの容量はゼロに設定される。
場合によっては、目標相互情報は、情報ビットの数を、受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数で除算した値として決定される。場合によっては、分極の少なくとも1つの段階に関して、ビットチャネルパーティションの各々の各ビットチャネルの容量は、分極の前の段階からの入力ビットチャネルのビットチャネル容量および相互情報伝達関数に基づいて決定される。場合によっては、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
情報ビット位置識別器1540は次いで、情報ビット位置1570をエンコーダ1545に渡してもよく、エンコーダ1545は、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得してもよい。エンコーダ1545は次いで、符号語をトランスミッタに渡してもよく、トランスミッタは、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよい。場合によっては、送信することは、パンクチャドビット位置のセットの所で符号語をパンクチャすることを含んでもよい。
場合によっては、符号語は、符号語ビットの第1のセットを含み、ビット位置のセットはビット位置の第1のセットを含む。情報ビット位置識別器1540は、符号語の復号が失敗した旨の指示を受信してもよく、情報ビット位置識別器1540は、符号語ビットの第2のセットを符号化するために情報ビットに使用すべきビット位置の第2のセットを特定してもよく、符号語ビットの第2のセットを符号化するために、情報ビットのうちの少なくとも1つが、ビット位置の第2のセットのビット位置からビット位置の第2のセットと重複しないビット位置の第1のセットのビット位置にコピーされる。情報ビット位置識別器1540は次いで、符号語ビットの第2のセットをトランスミッタに渡してもよく、トランスミッタは、符号語の復号が失敗した旨の指示を受信したことに応答して符号語ビットの第2のセットをワイヤレスチャネルを介して送信してもよい。
他の態様では、情報ビットベクトル識別器1520は、ポーラ符号を使用した符号化のための情報ビットベクトルを特定してもよく、情報ビットベクトル識別器1520は、情報ビットベクトル(図示せず)を情報ビット位置識別器1540に渡してもよい。情報ビット位置識別器1540は、情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1540は、BECおよび補正項に基づいて、情報ビットベクトルの情報ビットの、ポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビット割振りを特定する場合がある情報ビット割振り計算器1542を含んでもよい。たとえば、情報ビット割振り計算器1542は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを特定してもよく、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。情報ビット位置識別器1540はその場合、情報ビット割振りに基づいて情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
場合によっては、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャドビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての情報ビット割振りを示すテーブルに基づいて特定される。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ポーラ符号を使用して生成されるコーディング済みビットの数、情報ビットの数、符号語をパンクチャするために使用されるパンクチャリングの種類、またはそれらの組合せの関数に基づいてビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての所定の順序を示すテーブルに基づいて所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。
場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに同じ順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに異なる順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位に基づいて異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位は、ビットチャネルパーティションにおけるすべてのビットチャネルの信頼度順位から導出される。
場合によっては、補正項は、分極の少なくとも1つの段階のビットチャネル容量および容量不均衡係数の関数に基づく。場合によっては、補正項は、ビットチャネル容量に適用されるオフセット係数を含む。場合によっては、補正項は、オフセットされるビットチャネル容量に適用されるスケーリング係数を含む。場合によっては、補正項は、スケーリングされオフセットされるビットチャネル容量に適用されるオフセットを含む。
情報ビット位置識別器1540は次いで、情報ビット位置1570をエンコーダ1545に渡してもよく、エンコーダ1545は、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得してもよい。エンコーダ1545は次いで、符号語をトランスミッタに渡してもよく、トランスミッタは、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよい。
場合によっては、符号語は、符号語ビットの第1のセットを含み、ビット位置のセットはビット位置の第1のセットを含む。情報ビット位置識別器1540は、符号語の復号が失敗した旨の指示を受信してもよく、情報ビット位置識別器1540は、符号語ビットの第2のセットを符号化するために情報ビットに使用すべきビット位置の第2のセットを特定してもよく、符号語ビットの第2のセットを符号化するために、情報ビットのうちの少なくとも1つが、ビット位置の第2のセットのビット位置からビット位置の第2のセットと重複しないビット位置の第1のセットのビット位置にコピーされる。情報ビット位置識別器1540は次いで、符号語ビットの第2のセットをトランスミッタに渡してもよく、トランスミッタは、符号語の復号が失敗した旨の指示を受信したことに応答して符号語ビットの第2のセットをワイヤレスチャネルを介して送信してもよい。
図16は、本開示の態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートする通信マネージャ1615のブロック図1600を示す。通信マネージャ1615は、図12、図14、および図18を参照しながら説明する、通信マネージャ1215、通信マネージャ1415、または通信マネージャ1815の態様の一例であってもよい。通信マネージャ1615は、既知ビットパンクチャリングマネージャ1620と、未知ビットパンクチャリングマネージャ1625と、パンクチャドビット位置識別器1630と、情報ビット位置識別器1635と、デコーダ1640とを含んでもよい。これらのモジュールの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接的または間接的に通信してもよい。
いくつかの態様では、レシーバは、ワイヤレスチャネルを介して符号語を受信してもよく、符号語はポーラ符号を使用して符号化され、レシーバは、受信された符号語を既知ビットパンクチャリングマネージャ1620または未知ビットパンクチャリングマネージャ1625に渡してもよい。一例では、既知ビットパンクチャリングマネージャ1620は、受信された符号語においてパンクチャすべきビットのセットを特定してもよく、この場合、パンクチャされるビット位置のセットは、受信された符号語の短縮化ベースのパンクチャリングに対応する。別の例では、未知ビットパンクチャリングマネージャ1625は、受信された符号語においてパンクチャすべきビットのセットを特定してもよく、この場合、パンクチャされるビット位置のセットは、受信された符号語の非短縮化ベースのパンクチャリングに対応する。場合によっては、非短縮化ベースのパンクチャリングはブロックパンクチャリングを含む。既知ビットパンクチャリングマネージャ1620および/または未知ビットパンクチャリングマネージャ1625はその場合、受信された符号語においてパンクチャすべきビットのセットに関する情報1645をパンクチャリングビット位置識別器1630に渡してもよい。
パンクチャドビット位置識別器1630は、受信された符号語内のパンクチャドビット位置のセットを特定し、パンクチャドビット位置識別器1630は、受信された符号語のパンクチャドビット位置に関する情報1650を情報ビット位置識別器1635に渡してもよい。情報ビット位置識別器1635は、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1635は、パンクチャドビット位置のセットに基づいてポーラ符号の異なるビットチャネルパーティション/グループにおいて割り振るべき情報ビットの数を算出する場合がある情報ビット割振り計算器1637を含んでもよい。たとえば、情報ビット位置識別器1637は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを決定してもよく、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。情報ビット位置識別器1635はその場合、情報ビット割振りに基づいて符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
場合によっては、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャドビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての情報ビット割振りを示すテーブルに基づいて特定される。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ポーラ符号を使用して生成されるコーディング済みビットの数、情報ビットの数、符号語をパンクチャするために使用されるパンクチャリングの種類、またはそれらの組合せの関数に基づいてビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての所定の順序を示すテーブルに基づいて所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。
場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに同じ順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに異なる順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位に基づいて異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位は、ビットチャネルパーティションにおけるすべてのビットチャネルの信頼度順位から導出される。
場合によっては、パンクチャドビット位置のセットは、受信された符号語の短縮化ベースのパンクチャリングに対応し、パンクチャドビット位置の数が第1の再帰的区分についてのビットチャネルパーティションに割り当てるための情報ビットの数に付加される。場合によっては、第1の分極段階に関して、パンクチャドビット位置のセットの各々の対応するビットチャネルの容量は1(unity)に設定される。場合によっては、ビット位置のセットを特定することは、ビットチャネルの再帰的区分の結果として決定されたビット位置の予備セットをパンクチャドビット位置の数だけ短縮することを含む。場合によっては、第1の分極段階に関して、パンクチャドビット位置のセットの各々の対応するビットチャネルの容量はゼロに設定される(または既知ビットパンクチャリングについて1(すなわち、短縮化))。
場合によっては、目標相互情報は、情報ビットの数を、受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数で除算した値として決定される。場合によっては、分極の少なくとも1つの段階に関して、ビットチャネルパーティションの各々の各ビットチャネルの容量は、分極の前の段階からの入力ビットチャネルのビットチャネル容量および相互情報伝達関数に基づいて決定される。場合によっては、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。情報ビット位置識別器1635は次いで、受信された符号語の情報ビット位置に関する情報1655をデコーダ1640に渡してもよく、デコーダ1640は、受信された符号語をポーラ符号に従って復号し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
場合によっては、受信された符号語は、符号語ビットの第1のセットを含み、ビット位置のセットはビット位置の第1のセットを含む。通信マネージャ1615におけるトランスミッタは、受信された符号語の復号が失敗した旨の指示を送信してもよい。情報ビット位置識別器1635は、受信された符号語の復号が失敗した旨の指示を送信したことに応答してワイヤレスチャネルを介して符号語ビットの第2のセットを受信してもよい。符号語ビットの第2のセットは、たとえば、符号語ビットの第1のセットと符号語ビットの第2のセットとを含む組み合わされた符号語のサブセットであってもよく、組み合わされた符号語は、ポーラ符号(すなわち、符号語ビットの第1のセットを符号化するために使用されるポーラ符号)よりも長い符号長を有する第2のポーラ符号を使用して符号化される。情報ビット位置識別器1635は、符号語ビットの第2のセットを符号化するために情報ビットに使用されるビット位置の第2のセットを特定してもよく、この場合、符号語ビットの第2のセットを符号化する(たとえば、組み合わされた符号語を符号化する)ために、情報ビットのうちの少なくとも1つが、ビット位置の第2のセットのビット位置からビット位置の第2のセットと重複しないビット位置の第1のセットのビット位置にコピーされる。情報ビット位置識別器1635は次いで、符号語ビットの第2のセットの情報ビット位置に関する情報1655をデコーダ1640に渡してもよく、デコーダ1640は、組み合わされた符号語をポーラ符号に従って復号し、ビット位置の第1のセットおよびビット位置の第2のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
他の態様では、レシーバは、ポーラ符号を使用して符号化された符号語を受信してもよく、レシーバは、受信された符号語を情報ビット位置識別器1635に渡してもよい。情報ビット位置識別器1635は次いで、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、この場合、ビット位置のセットは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとによって決定される情報ビット割振りに基づいて決定され、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
いくつかの例では、情報ビット位置識別器1635は、BECおよび補正項に基づいて、符号語内の情報ビットの、ポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビット割振りを特定する場合がある情報ビット割振り計算器1637を含んでもよい。たとえば、情報ビット割振り計算器1637は、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに基づいて情報ビット割振りを特定してもよく、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。情報ビット位置識別器1635はその場合、情報ビット割振りに基づいて符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。
場合によっては、符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャドビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての情報ビット割振りを示すテーブルに基づいて特定される。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ポーラ符号を使用して生成されるコーディング済みビットの数、情報ビットの数、符号語をパンクチャするために使用されるパンクチャリングの種類、またはそれらの組合せの関数に基づいてビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、コーディング済みビットの異なる数、情報ビットの異なる数、パンクチャリングの異なる種類、またはそれらの組合せについての所定の順序を示すテーブルに基づいて所定の順序でビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。
場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに同じ順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに異なる順序で割り当てられる。場合によっては、異なるビットチャネルパーティションに割り当てられる情報ビットは、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位に基づいて異なるビットチャネルパーティションのビットチャネルに割り当てられる。場合によっては、ビットチャネルパーティションの各々におけるビットチャネルの信頼度順位は、ビットチャネルパーティションにおけるすべてのビットチャネルの信頼度順位から導出される。
場合によっては、補正項は、分極の少なくとも1つの段階のビットチャネル容量および容量不均衡係数の関数に基づく。場合によっては、補正項は、ビットチャネル容量に適用されるオフセット係数を含む。場合によっては、補正項は、オフセットされるビットチャネル容量に適用されるスケーリング係数を含む。場合によっては、補正項は、スケーリングされオフセットされたビットチャネル容量に適用されるオフセットを含む。情報ビット位置識別器1635は次いで、受信された符号語の情報ビット位置に関する情報1655をデコーダ1640に渡してもよく、デコーダ1640は、受信された符号語をポーラ符号に従って処理し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。
場合によっては、受信された符号語は、符号語ビットの第1のセットを含み、ビット位置のセットはビット位置の第1のセットを含む。通信マネージャ1615におけるトランスミッタは、受信された符号語の復号が失敗した旨の指示を送信してもよい。情報ビット位置識別器1635は、受信された符号語の復号が失敗した旨の指示を送信したことに応答してワイヤレスチャネルを介して符号語ビットの第2のセットを受信してもよく、符号語ビットの第2のセットは、ポーラ符号よりも長い符号長を有する第2のポーラ符号を使用して符号化され、情報ビット位置識別器1635は、符号語ビットの第2のセットを符号化するために情報ビットに使用されるビット位置の第2のセットを特定してもよく、符号語ビットの第2のセットを符号化するために、情報ビットのうちの少なくとも1つが、ビット位置の第2のセットのビット位置からビット位置の第2のセットと重複しないビット位置の第1のセットのビット位置にコピーされる。情報ビット位置識別器1635は次いで、符号語ビットの第2のセットの情報ビット位置に関する情報1655をデコーダ1640に渡してもよく、デコーダ1640は、符号語ビットの第1のセットと符号語ビットの第2のセットとを含む組み合わされた符号語をポーラ符号に従って復号し、ビット位置の第1のセットおよびビット位置の第2のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよく、この場合、どちらのビット位置も、相互情報再帰ベースの情報ビット割振りによって決定される。
図17は、本開示の態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするデバイス1705を含むシステム1700の図を示す。デバイス1705は、たとえば、図1、図12、図13、および図14を参照しながら上述したワイヤレスデバイス1205、ワイヤレスデバイス1305、ワイヤレスデバイス1405、またはUE115の構成要素の例であるか、またはそれらの構成要素を含んでよい。デバイス1705は、UE通信マネージャ1715と、プロセッサ1720と、メモリ1725と、ソフトウェア1730と、トランシーバ1735と、アンテナ1740と、I/Oコントローラ1745とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素を含んでもよい。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1710)を介して電気的に通信してもよい。デバイス1705は、1つまたは複数の基地局105とワイヤレスに通信してもよい。
プロセッサ1720は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含んでもよい。場合によっては、プロセッサ1720は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成されてもよい。他の場合、メモリコントローラは、プロセッサ1720に統合されてもよい。プロセッサ1720は、様々な機能(たとえば、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートする機能またはタスク)を実行するためにメモリ内に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成されてもよい。
メモリ1725は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含んでもよい。メモリ1725は、実行されたときに、本明細書で説明する様々な機能をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア1730を記憶してもよい。場合によっては、メモリ1725は、とりわけ、周辺構成要素またはデバイスとの相互作用などの、基本的なハードウェアおよび/またはソフトウェア動作を制御する場合がある基本入出力システム(BIOS)を含んでもよい。
ソフトウェア1730は、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするための符号を含む、本開示の態様を実装するための符号を含んでもよい。ソフトウェア1730は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。場合によっては、ソフトウェア1730は、プロセッサによって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたときに)本明細書で説明する機能をコンピュータに実行させてもよい。
トランシーバ1735は、上記のように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信してもよい。たとえば、トランシーバ1735はワイヤレストランシーバを表すことがあり、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することがある。トランシーバ1735はまた、送信のためにパケットを変調するとともに変調されたパケットをアンテナに提供し、かつアンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含んでもよい。
場合によっては、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ1740を含んでもよい。しかしながら、場合によっては、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であることがある2つ以上のアンテナ1740を有してもよい。
I/Oコントローラ1745は、デバイス1705のための入力信号および出力信号を管理してもよい。I/Oコントローラ1745はまた、デバイス1705に統合されない周辺機器を管理してもよい。場合によっては、I/Oコントローラ1745は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表してもよい。場合によっては、I/Oコントローラ1745は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなど、オペレーティングシステムを利用してもよい。他の場合には、I/Oコントローラ1745は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または類似のデバイスを表すことがあり、またはそれらと相互作用してもよい。場合によっては、I/Oコントローラ1745は、プロセッサの一部として実装されてもよい。場合によっては、ユーザは、I/Oコントローラ1745を介して、またはI/Oコントローラ1745によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス1705と対話してもよい。
図18は、本開示の態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするデバイス1805を含むシステム1800の図を示す。デバイス1805は、たとえば、図1、図12、図13、および図14を参照しながら上記で説明したように、ワイヤレスデバイス1205、ワイヤレスデバイス1305、ワイヤレスデバイス1405、または基地局105の例であるか、またはそれらの構成要素を含んでもよい。デバイス1805は、基地局通信マネージャ1815と、プロセッサ1820と、メモリ1825と、ソフトウェア1830と、トランシーバ1835と、アンテナ1840と、ネットワーク通信マネージャ1845と、局間通信マネージャ1850とを含む、通信を送信し受信するための構成要素を含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素を含んでもよい。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1810)を介して電気的に通信してもよい。デバイス1805は、1つまたは複数のUE115とワイヤレス通信してもよい。
プロセッサ1820は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、あるいはそれらの任意の組合せ)を含んでもよい。場合によっては、プロセッサ1820は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成されてもよい。他の場合、メモリコントローラは、プロセッサ1820に統合されてもよい。プロセッサ1820は、様々な機能(たとえば、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートする機能またはタスク)を実行するためにメモリ内に記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成されてもよい。
メモリ1825は、RAMとROMとを含んでもよい。メモリ1825は、実行されたときに、プロセッサに本明細書で説明する様々な機能を実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア1830を記憶してもよい。場合によっては、メモリ1825は、とりわけ、周辺構成要素または周辺デバイスとの相互作用など、基本的ハードウェアおよび/またはソフトウェア動作を制御する場合があるBIOSを含んでもよい。
ソフトウェア1830は、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成をサポートするための符号を含む、本開示の態様を実装するための符号を含んでもよい。ソフトウェア1830は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。場合によっては、ソフトウェア1830は、プロセッサによって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたときに)本明細書で説明する機能をコンピュータに実行させてもよい。
トランシーバ1835は、上記のように、1つまたは複数のアンテナ、ワイヤードリンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信してもよい。たとえば、トランシーバ1835はワイヤレストランシーバを表すことがあり、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することがある。トランシーバ1835はまた、送信のためにパケットを変調するとともに変調されたパケットをアンテナに提供し、かつアンテナから受信されたパケットを復調するためのモデムを含んでもよい。
場合によっては、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ1840を含んでもよい。しかしながら、場合によっては、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能である場合がある2つ以上のアンテナ1840を有してもよい。
ネットワーク通信マネージャ1845は、(たとえば、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを介して)コアネットワークとの通信を管理してもよい。たとえば、ネットワーク通信マネージャ1845は、1つまたは複数のUE115などのクライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理してもよい。
局間通信マネージャ1850は、他の基地局105との通信を管理し得、他の基地局105と協調してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ1850は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉軽減技法のために、UE115への送信のためのスケジューリングを協調させてもよい。いくつかの例では、局間通信マネージャ1850は、基地局105間の通信を行うために、ロングタームエボリューション(LTE)/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供してもよい。
図19は、本開示の態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成のための方法1900を示すフローチャートを示す。方法1900の動作は、本明細書で説明するようなUE115または基地局105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法1900の動作は、図12~図18を参照しながら説明したような通信マネージャによって実行されてもよい。いくつかの例では、UE115または基地局105は、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行してもよい。追加または代替として、UE115または基地局105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
ブロック1905において、UE115または基地局105は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を受信してもよく、符号語はポーラ符号を使用して符号化される。符号語は、ポーラ符号のビットチャネルにマップされた情報ビットおよびフローズンビットを含んでもよく、この場合、情報ビットは、最高信頼度に関連するポーラ符号のビットチャネルにマップされてもよい。ブロック1905の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック1905の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、レシーバによって実行されてもよい。
ブロック1910において、UE115または基地局105は、受信された符号語内のパンクチャドビット位置のセットを特定してもよい。場合によっては、UE115または基地局105は、パンクチャされるビットの数および符号化の間のパンクチャリングに使用されるパンクチャリングの種類に基づいてパンクチャドビット位置のセットを特定してもよい。UE115または基地局105は、パンクチャドビット位置のセットに基づいて、(たとえば、後述の技術を使用して)情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定することが可能であってもよい。ブロック1910の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック1910の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、パンクチャドビット位置識別器によって実行されてもよい。
ブロック1915において、UE115または基地局105は、パンクチャドビット位置のセットに基づいてポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビットの情報ビット割振りを特定してもよい。たとえば、情報ビット割振りは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに少なくとも部分的に基づいて決定されてもよく、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。ブロック1915の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック1915の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット割振り計算器によって実行されてもよい。
ブロック1920において、UE115または基地局105は、情報ビット割振りに少なくとも部分的に基づいて符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。たとえば、UE115または基地局105は、各ビットチャネルパーティションに割り当てられた情報ビットに基づいて、(たとえば、図4A~図4Cを参照しながら説明した技法を使用して)情報ビットを送信するために使用される特定のビットチャネル(すなわち、ビット位置)を特定してもよい。符号化の間に情報ビットに使用されるビット位置のセットを特定するために使用される技法はパンクチャリングに対応する場合があるので、情報ビットの受信される送信の信頼性が高められることがある。その結果、UE115または基地局105が首尾よく符号語を復号できる可能性が高められる場合がある。ブロック1920の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック1920の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット位置識別器によって実行されてもよい。
ブロック1925において、UE115または基地局105は、受信された符号語をポーラ符号に従って復号してビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。場合によっては、UE115または基地局105はまた、フローズンビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、UE115または基地局105は、フローズンビットを使用して、たとえば復号の間に誤りを検出してもよい。ブロック1925の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック1925の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、デコーダによって実行されてもよい。
図20は、本開示の態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成のための方法2000を示すフローチャートを示す。方法2000の動作は、本明細書で説明するようなUE115または基地局105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法2000の動作は、図12~図18を参照しながら説明したような通信マネージャによって実行されてもよい。いくつかの例では、UE115または基地局105は、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行することができる。追加または代替として、UE115または基地局105は、専用ハードウェアを使用して以下で説明される機能の態様を実行することができる。
ブロック2005において、UE115または基地局105は、ポーラ符号を使用して符号化された符号語を受信してもよい。符号語は、ポーラ符号のビットチャネルにマップされる情報ビットおよびフローズンビットを含んでもよく、この場合、情報ビットは、最高信頼度に関連するポーラ符号のビットチャネルにマップされてもよい。ブロック2005の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2005の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、レシーバによって実行されてもよい。
ブロック2010において、UE115または基地局105は、BEC、さらに場合によっては補正項に基づいて、ポーラ符号のビットチャネルパーティションへの符号語内の情報ビットの情報ビット割振りを特定してもよい。たとえば、情報ビット割振りは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに少なくとも部分的に基づいて決定されてもよく、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
相互情報伝達関数は、BEC関数に基づいて導出される場合があるので、相互情報伝達関数を導出することに関連する計算の複雑度が低減されることがある。さらに、補正項は、場合によっては、(たとえば、導出される相互情報伝達関数をAWGNチャネルに基づいて導出される他の相互情報伝達関数に整合させることによって)相互情報伝達関数の信頼度を向上させる場合がある。ブロック2010の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2010の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット割振り計算器によって実行されてもよい。
ブロック2015において、UE115または基地局105は、情報ビット割振りに基づいて符号化のために情報ビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。たとえば、UE115または基地局105は、各ビットチャネルパーティションに割り当てられた情報ビットに基づいて、(たとえば、図4A~図4Cを参照しながら説明した技法を使用して)情報ビットを送信するために使用される特定のビットチャネル(すなわち、ビット位置)を特定してもよい。ブロック2015の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2015の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット位置識別器によって実行されてもよい。
ブロック2020において、UE115または基地局105は、受信された符号語をポーラ符号に従って処理し、ビット位置のセットにおける情報ビットベクトルを取得してもよい。場合によっては、UE115または基地局105はまた、フローズンビットに使用されるポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよく、UE115または基地局105は、フローズンビットを使用して、たとえば復号の間に誤りを検出してもよい。ブロック2020の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2020の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、デコーダによって実行されてもよい。
図21は、本開示の態様による相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成のための方法2100を示すフローチャートを示す。方法2100の動作は、本明細書で説明するようなUE115または基地局105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法2100の動作は、図12~図18を参照しながら説明したような通信マネージャによって実行されてもよい。いくつかの例では、UE115または基地局105は、後述の機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行することができる。追加または代替として、UE115または基地局105は、専用ハードウェアを使用して後述の機能の態様を実行することができる。
ブロック2105において、UE115または基地局105は、ポーラ符号を使用して情報ビットベクトルから生成すべき符号語を送信するためのパンクチャドビット位置のセットを特定してもよい。場合によっては、UE115または基地局105は、パンクチャされるビットの数およびパンクチャリングに使用されるパンクチャリングの種類に基づいてパンクチャドビット位置のセットを特定してもよい。UE115または基地局105は、パンクチャドビット位置のセットに基づいて、(たとえば、以下でブロック2110において説明する技法を使用して)情報ビットベクトルの情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定することが可能であってもよい。ブロック2105の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2105の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、パンクチャドビット位置識別器によって実行されてもよい。
ブロック2110において、UE115または基地局105は、パンクチャドビット位置のセットに基づいてポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビットベクトルの情報ビットの情報ビット割振りを特定してもよい。たとえば、情報ビット割振りは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに少なくとも部分的に基づいて決定されてもよく、第1の分極段階についての目標相互情報は、情報ビットの数および受信された符号語内のアンパンクチャドビット位置の数の関数として決定される。ブロック2110の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2110の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット割振り計算器によって実行されてもよい。
ブロック2115において、UE115または基地局105は、情報ビット割振りに少なくとも部分的に基づいて情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。たとえば、UE115または基地局105は、各ビットチャネルパーティションに割り当てられた情報ビットに基づいて、(たとえば、図4A~図4Cを参照しながら説明した技法を使用して)情報ビットを送信するために使用すべき特定のビットチャネル(すなわち、ビット位置)を特定してもよい。ブロック2115の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2115の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット位置識別器によって実行されてもよい。
ブロック2120において、UE115または基地局105は次いで、ポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得してもよい。場合によっては、符号語はまた、ポーラ符号のビットチャネルにマップされたフローズンビットを含んでもよい。フローズンビットは、受信デバイスが符号語を復号する間に誤りを検出するのを可能にするために符号語に含められてもよい。ブロック2120の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2120の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、エンコーダによって実行されてもよい。
ブロック2125において、UE115または基地局105は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよく、この場合、送信することは、パンクチャドビット位置のセットの所で符号語をパンクチャすることを含む。情報ビットベクトルの情報ビットに使用されるビット位置のセットを特定するために使用される技法はパンクチャリングに対応する場合があるので、情報ビットの送信の信頼性が高められることがある。その結果、受信側UE115または基地局105が首尾よく符号語を復号できる可能性が高められる場合がある。ブロック2125の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2125の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、トランスミッタによって実行されてよい。
図22は、本開示の態様による、相互情報ベースの再帰的ポーラ符号構成のための方法2200を示すフローチャートを示す。方法2200の動作は、本明細書で説明するようなUE115または基地局105またはその構成要素によって実施されてもよい。たとえば、方法2200の動作は、図12~図18を参照しながら説明したような通信マネージャによって実行されてもよい。いくつかの例では、UE115または基地局105は、後述の機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行してもよい。追加または代替として、UE115または基地局105は、専用ハードウェアを使用して後述の機能の態様を実行してもよい。
ブロック2205において、UE115または基地局105は、ポーラ符号を使用した符号化のための情報ビットベクトルを特定してもよい。UE115または基地局105は、本明細書で説明する技法を使用して、最高信頼度に関連するポーラ符号のビットチャネルに情報ビットベクトルの情報ビットをマップして、情報ビットベクトルの送信の信頼度を高めてもよい。ブロック2205の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2205の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビットベクトル識別器によって実行されてもよい。
ブロック2210において、UE115または基地局105は、BECおよび補正項に基づいてポーラ符号のビットチャネルパーティションへの情報ビットベクトルの情報ビットの情報ビット割振りを特定してもよい。たとえば、情報ビット割振りは、分極の少なくとも1つの段階についてのポーラ符号のビットチャネルの再帰的区分と、ビットチャネルパーティションのそれぞれの総容量の相互情報伝達関数に基づく、分極の少なくとも1つの段階のいくつかの情報ビットの各部分の、ビットチャネルパーティションへの割当てとに少なくとも部分的に基づいて決定されてもよく、相互情報伝達関数は、BEC関数、さらに場合によっては補正項に基づく。
相互情報伝達関数は、BEC関数に基づいて導出される場合があるので、相互情報伝達関数を導出することに関連する計算の複雑度が低減されることがある。さらに、補正項は、場合によっては、(たとえば、導出される相互情報伝達関数をAWGNチャネルに基づいて導出される他の相互情報伝達関数に整合させることによって)相互情報伝達関数の信頼度を向上させる場合がある。ブロック2210の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2210の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット割振り計算器によって実行されてもよい。
ブロック2215において、UE115または基地局105は、情報ビット割振りに少なくとも部分的に基づいて情報ビットに使用すべきポーラ符号のビット位置のセットを特定してもよい。たとえば、UE115または基地局105は、各ビットチャネルパーティションに割り当てられた情報ビットに基づいて、(たとえば、図4A~図4Cを参照しながら説明した技法を使用して)情報ビットを送信するために使用すべき特定のビットチャネル(すなわち、ビット位置)を特定してもよい。ブロック2215の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2215の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、情報ビット位置識別器によって実行されてもよい。
ブロック2220において、UE115または基地局105はポーラ符号を使用してビット位置のセットにマップされた情報ビットベクトルを符号化して符号語を取得してもよい。場合によっては、符号語はまた、ポーラ符号のビットチャネルにマップされたフローズンビットを含んでもよい。フローズンビットは、受信デバイスが符号語を復号する間に誤りを検出するのを可能にするために符号語に含められてもよい。ブロック2220の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2220の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、エンコーダによって実行されてもよい。
ブロック2225で、UE115または基地局105は、ワイヤレスチャネルを介して符号語を送信してもよい。符号語の情報ビットは、最高信頼度に関連するポーラ符号のビットチャネルにマップされてもよく、情報ビットの送信の信頼度が高められる場合がある。その結果、受信側UE115または基地局105が首尾よく符号語を復号できる可能性が高められる場合がある。ブロック2225の動作は、図1~図11を参照しながら説明した方法に従って実行されてもよい。いくつかの例では、ブロック2225の動作の態様は、図12~図18を参照しながら説明したように、トランスミッタによって実行されてよい。
上記で説明した方法は、可能な実装形態について説明しており、動作およびステップは、再構成されるか、または他の方法で修正されてもよく、他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされてもよい。
本明細書で説明する技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用されてもよい。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。符号分割多元接続(CDMA)システムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装してもよい。CDMA2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリースは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる場合がある。IS-856(TIA-856)は、一般に、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。時分割多元接続(TDMA)システムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装してもよい。
直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装してもよい。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、E-UTRAを使用するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)のリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、NR、およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する組織の文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上で言及されたシステムおよび無線技術ならびに他のシステムおよび無線技術に使用されてもよい。LTEシステムまたはNRシステムの態様について例として説明することがあり、説明の大部分においてLTE用語またはNR用語が使用されることがあるが、本明細書で説明する技法はLTE適用例またはNR適用例以外に適用可能である。
本明細書に記載されたネットワークを含むLTE/LTE-Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、一般に、基地局を記述するために使用されてもよい。本明細書で説明する1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの発展型ノードB(eNB)が様々な地理的領域に対するカバレッジを実現する、異種LTE/LTE-AまたはNRネットワークを含んでもよい。たとえば、各eNB、gNB、または基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに対する通信カバレッジを実現してもよい。「セル」という用語は、文脈に応じて、基地局、基地局に関連するキャリアまたは構成要素キャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレッジエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用される場合がある。
基地局は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードB(gNB)、ホームノードB、ホームeノードB、もしくは何らかの他の好適な用語を含むことがあり、またはそのように当業者によって呼ばれることがある。基地局のための地理的カバレッジエリアは、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタに分割されてもよい。本明細書で説明する1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの基地局(たとえば、マクロ基地局またはスモールセル基地局)を含んでもよい。本明細書で説明するUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であってもよい。異なる技術のための重複する地理的カバレッジエリアが存在してもよい。
マクロセルは一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にする場合がある。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じまたは異なる(たとえば、認可周波数帯域、無認可周波数帯域などの)周波数帯域内でマクロセルとして動作する場合がある低電力基地局である。スモールセルは、様々な例による、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含んでもよい。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーしてもよく、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることがある。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)の中のUE、自宅の中のユーザ用のUEなど)による制限付きアクセスを実現することがある。マクロセル用のeNBは、マクロeNBと呼ばれる場合がある。スモールセル用のeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれる場合がある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートすることがある。
本明細書で説明する1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期動作または非同期動作をサポートすることがある。同期動作の場合、基地局は、類似のフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的にほぼ整合される場合がある。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的に整合されない場合がある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれに使用されてもよい。
本明細書で説明するダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれてもよく、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれてもよい。たとえば、図1のワイヤレス通信システム100を含む、本明細書で説明した各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含み得、各キャリアは、複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)で構成される信号であってもよい。
添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成について説明しており、実装される場合があるかまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として働く」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味するものではない。発明を実施するための形態は、説明する技法の理解を可能にするための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴うことなく実践されてもよい。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
添付の図面では、類似の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有する場合がある。さらに、同じタイプの様々な構成要素が、参照ラベルの後に、ダッシュおよび類似の構成要素を区別する第2のラベルを続けることによって区別されることがある。第1の参照ラベルのみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する類似の構成要素のいずれにも適用可能である。
本明細書で説明する情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表される場合がある。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表される場合がある。
本明細書の本開示に関して説明する様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行されることがある。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装されてもよい。
本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せとして実装されてもよい。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶され、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されてもよい。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装されてもよい。機能を実施する特徴はまた、異なる物理的位置において機能の部分が実装されるように分配されることを含めて、様々な位置に物理的に配置されてもよい。また、特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用する場合、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句が後置される項目のリスト)において使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストがAまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的リストを示す。また、本明細書で使用する「に基づいて」という句は、条件の閉集合に言及するものと解釈されるべきではない。たとえば、「条件Aに基づいて」として説明された例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づいてもよい。言い換えれば、本明細書で使用される「~に基づく」という句は、「~に少なくとも部分的に基づく」という句と同様に解釈されるべきである。
コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用することができ、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスできる任意の他の非一時的媒体を備えてもよい。また、任意の接続が、適正にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記のものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書における説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用されてもよい。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されず、本明細書で開示された原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。