JP7175541B1 - 段ボール箱を再利用するためのカッター用定規 - Google Patents
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Abstract
Description
また、前記引掛け手段を着脱自在としたことを特徴とする切断用定規が開示されている。
さらに、前記爪部が被切断部材の厚さ方向に移動可能としたことを特徴とする切断用定規が開示されている。
さらにまた、前記定規本体に長孔を設け、該長孔に嵌合する取付手段とビスを介して、電気丸のこのベース部が摺動する補助板を、該定規本体の下面に幅方向に平行移動可能に設けたことを特徴とする切断用定規が記載されている。
中央部に持ち手を有する長方形の天板と、
前記天板の長手方向の縁の一つに固定され、下方に延びる、透明または半透明の板材からなる定規部と
からなる段ボール箱を再利用するためのカッター用定規であって、
前記定規部は、前記天板の長手方向の縁に平行に設けられた複数のカッター用ガイド溝を有する
ことを特徴とする。
これにより、既成の段ボール箱を閉じた状態で安定した場所に置き、その上にこのカッター用定規の天板の裏側(持ち手のついている面の反対側)を段ボール箱の上面に接するように置き、カッター用定規の定規部が段ボール箱の側面に接するようにして、カッター用ガイド溝にカッターを通して段ボール箱の側面をカットして、サイズ変更することを可能にする。
これにより、定規部の向こう側にある段ボール箱を視認しつつ、カッターを用いることを可能とする。
前記定規部は、前記天板の長手方向の縁の一つに接着及びビス止めにて固定される
ことを特徴とする。
これにより、木材の重みにより、重心が天板の側にシフトするので、カッター用定規を段ボール箱の上に置いた状態でカッター用定規を安定させることができ、カッターを用いる作業に集中することを可能にする。
ことを特徴とする。
これにより、必要に応じ、適切な寸法のカットが可能になる。
ことを特徴とする。
これにより、市販されているカッターの刃がはいりやすく、動かしやすいカッター用ガイド溝の太さとすることができ、カット作業の効率をよくする。
それらの直線の縁同士を1.0ミリメートル以上3.0ミリメートル以下の所定の間隔を保つように、前記二つの定規の両端を固定する定間隔保持具と
からなるカッター用定規を提案する。
これにより、カッター用ガイド溝を形成するのに、加工により溝を形成するのではなく、二つの定規を定間隔で保持する保持具によってカッター用ガイド溝を形成できる。
これにより、ボルト通し穴を正確に設けることにより、二つの直線定規を所定間隔で保持することができ、適切なカッター用ガイド溝を形成できる。
第一のボルト通し穴セットを用いて前記直線定規二つを固定することと、第二のボルト通し穴セットを用いて前記直線定規二つを固定することとが可能であって、それぞれいずれも所定の間隔が1.0ミリメートル以上3.0ミリメートル以下であって、それら二つが異なる間隔であることを特徴とするカッター用定規。
これにより、カッター用ガイド溝として適した溝の太さを二つ、あらかじめ用意しておいて、必要な場合に切換えて用いることを可能とする。
なお、二組のボルト通し穴セットを設けるのは、直線定規二つ、定間隔保持具の三つの部材のうちの一つに設けることでこの目的を達することができる。
天板13は、長方形の木材の板により構成可能である。天板13の上部中央には、持ち手11を取り付ける。持ち手11は、たとえば家具の引き出しに取り付ける持ち手を流用可能である。持ち手11は、天板13の上部中央にビス止めにより取り付けることができる。
定規部15は、透明または半透明の板材からなる。材質としてはポリカーボネート、アクリル又は塩化ビニールのうちのいずれかとすることができる。定規部15は、天板13の長手方向の縁の一つに接着及びビス止めで固定され、下方に延びる長方形の板材からなり、天板13の長手方向の縁に対して平行なカッター用ガイド溝17を複数有する。
カッター用ガイド溝17は、天板15の最下部の位置から一定間隔、たとえば3センチ間隔又は5センチ間隔で、複数設けられる。カッター用ガイド溝17の太さは、1.0ミリメートル以上、3.0ミリメートル以下とするのが適切である。1.0ミリメートル未満では、カッターの刃をその溝に入れることができても、動かすことが難しくなる。多くの場合、カッターの刃を傾けて用いると考えられるので、2.0ミリメートル程度が作業しやすい。3.0ミリメートルよりも広い溝になると、ガイド溝としての意味がうすくなってしまう。
既成の段ボール箱20は、直方体の形状をした段ボール箱であり、それを組み立てた状態でその上に本発明に係るカッター用定規10を載せる。カッター用定規10の天板13は、十分に重さを有するものであって、定規部15が天板13の長手方向の縁に接着及びビス止めで固定されていても、その定規部15の重さによって傾くことのないようになっており、カッター用定規10の重心は、天板13の重心に近いところにあるように構成される。
天板13の部分の重さが十分にあるので、持ち手11から手を離した状態でも、カッター用定規10は、安定して段ボール箱10の上に置かれた状態にある。その状態で、定規部15が段ボール箱20の側面に密着させると、カッター用ガイド溝17が段ボール箱20の側面にぴたりとつくので、カッターを用いてカッター用ガイド溝17に沿って切ることが可能である。
カッター用ガイド溝17を形成するには、第一に、板に穴あけをする。第二に、型を用いてプラスチック成型などの成型をする。第三に、二つの直線定規を所定の間隔をもって固定できるような定間隔保持具40を用いるというやりかたが可能である。定間隔保持具40を用いるメリットとしては、二つの直線定規を所定間隔に保持するその間隔を、たとえば、1.5ミリメートルと、2.5ミリメートルの二種類にできるということである。ボルト通し穴を二セット準備しておくことにより、それが可能となる。カッターを用いる人の個人差や癖などにより、カッター用ガイド溝の間隔は適切な数値が異なるものと考えられる。二種類の間隔に対応できるようにしておくことで使いやすいカッター用定規になる。
天板に対して、定規部を接着及びビス止めで固定することとしたが、天板と定規部とを一体的に形成するための型を準備して、プラスチック成型をすることも可能である。
11 持ち手
13 天板
15 定規部
17 カッター用ガイド溝
20 段ボール箱
30、35 直線定規
40 定間隔保持具
Claims (5)
- 中央部に持ち手を有する長方形の天板と、
前記天板の長手方向の縁の一つに前記天板と直角に固定され、下方に延びる、透明または半透明の板材からなる定規部と
からなり、段ボール箱の側面をカットしてサイズ変更することにより、段ボール箱を再利用するためのカッター用定規であって、
前記定規部は、複数のカッター用ガイド溝がそれぞれ平行になるとともに、前記天板の長手方向に対しても平行となるように、前記下方に間隔を空けて複数の当該カッター用ガイド溝を有し、
前記カッター用ガイド溝は、当該溝の中にカッターの刃が入り、ガイドするものであり、
前記天板の長手方向の長さ及び前記カッター用ガイド溝の長さは、前記サイズを変更して再利用しようとする直方体の段ボール箱を閉じて箱の状態で安定した場所に置いたときに、上面を構成する長辺の長さよりも長いものである
ことを特徴とするカッター用定規。 - 前記定規部を構成する透明または半透明の板材は、ポリカーボネート、アクリル又は塩化ビニールのうちのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載したカッター定規。
- 前記天板は木材からなり、
前記定規部は、前記天板の長手方向の縁の一つに接着及びビス止めにて固定される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したカッター用定規。 - 前記カッター用ガイド溝は、前記天板の最下部の位置から一定間隔に複数設けられる
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載したカッター用定規。 - 前記カッター用ガイド溝の太さは、1.0ミリメートル以上3.0ミリメートル以下である
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載したカッター用定規。
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Citations (4)
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JPS59188073U (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-13 | タキロン株式会社 | 合成樹脂床材シ−トの接合部の溝切り具 |
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JPH0760701A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-07 | Amiri:Kk | カッター用定規 |
JPH0928948A (ja) * | 1995-07-14 | 1997-02-04 | Olympus Rojitetsukusu Kk | 段ボール切断工具 |
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2022
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