JP7171252B2 - IMAGING CONTROL DEVICE AND METHOD FOR CONTROLLING IMAGING CONTROL DEVICE - Google Patents
IMAGING CONTROL DEVICE AND METHOD FOR CONTROLLING IMAGING CONTROL DEVICE Download PDFInfo
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Description
本発明は、項目の設定を制御可能な電子機器、撮像制御装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。 The present invention relates to an electronic device, an imaging control device, a control method, a program, and a storage medium capable of controlling setting of items.
従来より、シャッター速度優先モード(Tvモード)、絞り優先モード(Avモード)などでは、露出に関する一部の項目の設定値をユーザが設定し、他の項目をカメラ側が自動で決定する露出制御を行っていた。一方で、オートモードでは、カメラが行った測光に基づいてシャッター速度、絞り数値、及びISO感度をカメラ側が自動で決定していた。さらに、マニュアルモードでは、ユーザがそれぞれの露出に関する項目の設定値を設定していた。 Conventionally, in shutter speed priority mode (Tv mode) and aperture priority mode (Av mode), the user sets the setting values for some items related to exposure, and the camera side automatically determines other items. was going On the other hand, in auto mode, the camera automatically determines the shutter speed, aperture value, and ISO sensitivity based on photometry performed by the camera. Furthermore, in manual mode, the user sets the setting value of each item related to exposure.
複数の項目の設定値を設定する方法がある。特許文献1には、露出範囲、露出補正量、明暗優先といった複数の項目の設定値をそれぞれ設定できる方法が開示されている。また、項目の設定値の設定方法として装置側が自動で設定する方法と、ユーザが設定値を設定する方法とがある。特許文献2には、ISO感度の設定値の設定方法として、スケール内に表示されるISO感度値のいずれかを設定することが可能であり、さらに、オートタッチボタンをタッチするとISO感度の設定値を自動で決定するオートに設定されることが開示されている。
There is a way to set the setting values of multiple items. Japanese Unexamined Patent Application Publication No. 2002-200001 discloses a method that enables setting of setting values for a plurality of items such as exposure range, exposure correction amount, and contrast priority. Further, as a method of setting the setting value of the item, there are a method of automatically setting the setting value by the device side and a method of setting the setting value by the user. In
特許文献1の方法では、複数の項目のうち1つの項目について設定変更することができるが、一度にAutoに設定可能な全ての項目について設定変更することができない。特許文献2では、ISO感度の設定を1回の操作でオートへ設定することができるが、ISO感度の設定中にISO感度とは異なる項目の設定をオートへ設定することができない。
In the method disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-200011, the setting of one item out of a plurality of items can be changed, but the setting of all items that can be set to Auto cannot be changed at once. In
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の設定項目を設定する際の操作性を向上させる電子機器、撮像制御装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an electronic device and an imaging control device that improve operability when setting a plurality of setting items.
上記課題を解決するために、本発明の撮像制御装置は、複数の設定項目の設定値に基づいて、撮像手段による画像の撮像を制御する撮像制御手段と、複数の設定項目の中から設定項目を選択する選択手段と、選択手段により選択された設定項目について、選択された設定項目に対応する複数の設定値と、複数の設定値のうち自動的に決定される設定値を適応する特定の設定値との中から、第1の操作により選択された設定値に変更する変更手段と、第2の操作に応じて、複数の設定項目のうちの2つ以上の設定項目について、初期値である特定の設定値に変更するリセット手段と、第4の操作に応じて、複数の設定項目の設定値を含む複数の設定値を、それぞれ初期値に変更する初期化手段と、を有し、初期化手段は、設定項目を初期値に変更すると共に、選択手段で選択された選択中の設定項目を所定の設定項目に変更し、リセット手段は、設定項目を初期値に変更するときに、選択手段で選択された選択中の設定項目を変更しないことを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, an imaging control apparatus of the present invention includes imaging control means for controlling imaging of an image by an imaging means based on setting values of a plurality of setting items; selecting means for selecting a setting item, a plurality of setting values corresponding to the selected setting item, and a specific setting value automatically determined from among the plurality of setting values for the setting item selected by the selecting means. a changing means for changing to a setting value selected by a first operation from among the setting values; resetting means for changing to a specific setting value; and initialization means for changing a plurality of setting values including setting values of a plurality of setting items to initial values in response to a fourth operation, The initialization means changes the setting item to the initial value and changes the setting item selected by the selection means to a predetermined setting item, and the reset means changes the setting item to the initial value, The setting item selected by the selection means is not changed.
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。 In addition, other features of the present invention will be further clarified by the description in the attached drawings and the following detailed description.
本発明によれば、複数の設定項目を設定する際の操作性を向上させることが可能となる。 According to the present invention, it is possible to improve operability when setting a plurality of setting items.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。また、別々の実施形態の中で説明されている特徴を適宜組み合せることも可能である。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. It should be noted that the technical scope of the present invention is determined by the claims and is not limited by the following individual embodiments. Also, not all combinations of features described in the embodiments are essential to the present invention. It is also possible to combine features described in separate embodiments as appropriate.
[第1の実施形態]
図1(A)は、電子機器(撮像制御装置)の一例であるデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(B)は、デジタルカメラ100の背面斜視図である。図1(A)及び(B)において、表示部28は、画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28はタッチパネル70aと一体となっており、ユーザは表示部28面上をタッチすることにより、直感的に表示部28上に表示されるアイテムや被写体の位置を選択可能である。シャッターボタン61は、撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は、デジタルカメラ100と外部装置とを接続する接続ケーブルのためのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は、回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は、選択枠の移動や画像送りなどを行う回転操作部材である。十字キー74は、上キー74a、下キー74b、左キー74c、右キー74dをそれぞれ押し込み可能な4方向キーであり、押下した方向へとカーソル等を移動する指示が可能である。SETボタン75は、主に選択項目の決定などに用いられる押しボタンである。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することでデジタルカメラ100を再生モードに移行させ、記録媒体200(後述)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79は、操作部70に含まれる。ファインダ16は、フォーカシングスクリーン13(後述)を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダである。グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
[First embodiment]
FIG. 1A is a front perspective view of a
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、レンズユニット150は、撮影レンズを搭載するレンズユニットであり、交換可能である。
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration example of the
レンズ103は、通常は複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略化して1枚のレンズのみで示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100と通信を行うための通信端子である。通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。レンズユニット150は、レンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り102の制御を行い、AF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
Although the
AEセンサ17は、レンズユニット150、クイックリターンミラー12を介してフォーカシングスクリーン13上に結像した被写体の輝度を測光する。
The
焦点検出部11(AFセンサ)は、クイックリターンミラー12及びサブミラー(不図示)を介して入射する像を撮像し、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する、位相差検出方式のAFセンサである。システム制御部50は、デフォーカス量情報に基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。なお、AFの方式は、位相差AFでなくてもよく、コントラストAFでもよい。また、位相差AFは、焦点検出部11を用いずに、撮像部22の撮像面で検出されたデフォーカス量に基づいて行ってもよい(撮像面位相差AF)。
The focus detection unit 11 (AF sensor) is a phase-difference detection AF sensor that captures an image incident through the
クイックリターンミラー12は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。クイックリターンミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダ16側と撮像部22側との間で切り替えるためのミラーである。クイックリターンミラー12は、通常時はファインダ16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またクイックリターンミラー12は、その中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
The
ユーザは、ペンタプリズム14とファインダ16を介して、フォーカシングスクリーン13上に結像した像を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点状態や構図の確認が可能となる。
By observing the image formed on the focusing
シャッター101は、システム制御部50の制御に従い、撮像部22の露光時間を制御する。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
The
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
The
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、直接メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
Output data from the A/
また、メモリ32は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダが実現し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
The
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
The
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
A
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作部材である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60でメニュー画面に一旦切り換えた後に、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画記録モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
A
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
The
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
The
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定を実行可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向キー(十字キー74)やSETボタン75などを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
Each operation member of the
操作部70は、ユーザからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部材が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、再生ボタン79。
The
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
The
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインタフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFとを切り替えるためのスイッチである。
The
通信部54は、無線又は有線ケーブルによって外部装置と接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は、無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は、撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部装置から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
The
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。
The
デジタルカメラ100は、操作部70の一部として、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70a(図1(B)参照)を有する。タッチパネル70aと表示部28とは、一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を構成することができる。システム制御部50は、タッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。即ち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。即ち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
The
- A finger or pen that has not touched the touch panel 70a newly touches the touch panel 70a. That is, the start of touch (hereinafter referred to as Touch-Down).
- The touch panel 70a is in a state of being touched with a finger or a pen (hereinafter referred to as Touch-On).
- Moving while touching the touch panel 70a with a finger or pen (hereinafter referred to as touch-move).
- The finger or pen that has touched the touch panel 70a has been released. That is, the end of touch (hereinafter referred to as Touch-Up).
A state in which nothing is touched on the touch panel 70a (hereinafter referred to as Touch-Off).
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。 When touchdown is detected, touchon is also detected at the same time. After touchdown, touchon continues to be detected unless touchup is detected. A touch-move is also detected when a touch-on is detected. Even if touch-on is detected, touch-move is not detected if the touch position does not move. After it is detected that all the fingers and pens that have touched have touched up, the touch is turned off.
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は、内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。システム制御部50は、通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作が行われたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル70a上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式のものがあるが、いずれの方式でもよい。
These operations/states and the coordinates of the position where the finger or pen touches the touch panel 70a are notified to the
以下、図3を参照して、デジタルカメラ100が実行する、撮影モードに応じた露出パラメータ変更処理の基本的な流れについて説明する。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、システム制御部50が不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。これは、後述する図4~図9のフローチャートにおいても同様である。本フローチャートの処理は、例えば、デジタルカメラ100の電源がOnになると開始する。
The basic flow of the exposure parameter changing process according to the shooting mode executed by the
S300で、システム制御部50は、電源スイッチ72がOn状態であるか否かを判定する。On状態の場合、処理はS301に進み、Off状態の場合、S300の処理が繰り返される。
In S300, the
S301で、システム制御部50は、デジタルカメラ100の現在の撮影モード(露出設定モード)を取得する。撮影モードは、システムメモリ52に記録されており、システム制御部50は、システムメモリ52より撮影モードを読み取る。
In S<b>301 , the
S302で、システム制御部50は、S301において取得した撮影モードが露出調整モードであるか否かを判定する。露出調整モードの場合、処理はS303へ進み、露出調整モードでない場合、処理はS306へ進む。
In S302, the
S303で、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から露出調整モード用の露出制御に関する露出パラメータを取得する。以下の説明において、露出パラメータは、シャッター速度、絞り値、ISO感度、及び露出補正値を含むものとするが、本実施形態の露出パラメータはこれに限定されない。
In S<b>303 , the
S304で、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から露出調整モード用の選択パラメータ位置を取得する。
At S<b>304 , the
S320で、システム制御部50は、図15のように、表示部28に、露出調整用の露出パラメータを表示する設定表示画面1502をライブビュー画像と共に表示する。本実施形態では、露出パラメータには、シャッター速度、絞り値、露出補正値、ISO感度が含まれている。そのため、システム制御部50は、設定表示画面1502において、シャッター速度の設定値1502_1、絞り値1502_2、露出補正値1502_3、ISO感度1502_4を表示する。
In S320, the
S321で、システム制御部50は、設定表示画面1502において、S304にて取得した選択パラメータ位置、つまり選択中のパラメータをユーザに識別可能に示すためのカーソル表示1502_5を行う。選択パラメータ位置の表示方法としては、カーソル表示でなく、強調表示、色で区別するといった表示を行ってもよい。また、選択パラメータ位置の初期位置として、本実施形態では、露出補正にしている。選択パラメータ位置の初期位置を露出補正位置にすることで、ユーザに対してプログラムモードに近い撮影操作を提供することが考えられる。
In S321, the
ここで、露出調整モードを出入りした場合、露出調整モード用の露出パラメータおよび選択パラメータ位置を保持しておくことで、露出調整モードにおける撮影操作を前回の状態から継続できるようにしてもよい。 Here, when the exposure adjustment mode is entered or exited, the exposure parameter and the selected parameter position for the exposure adjustment mode may be held so that the photographing operation in the exposure adjustment mode can be continued from the previous state.
S322で、システム制御部50は、表示部28に、リセット操作方法に関するガイダンス1501を表示する。
In S<b>322 , the
1501はリセット操作方法に関するガイダンスであり、選択項目をリセットする操作と、Tv,Av,露出補正,ISOをリセットする操作について説明している。
また、ガイダンスを表示するタイミングの一例としては、露出調整モードに遷移したタイミングで表示し、一定時間経過後に表示を消すことが考えられる。また、表示したままにしてもよく、一定時間経過後に表示を消さずに、表示を小さくすることも考えられる。また、デジタルカメラ100の電源On後の1回目の露出調整モードに遷移した場合のみ、ガイダンスを表示するようにしてもよい。
Also, as an example of the timing of displaying the guidance, it is conceivable to display the guidance at the timing of transition to the exposure adjustment mode and turn off the display after a certain period of time has elapsed. Alternatively, the display may be left as it is, and it is conceivable to reduce the display without erasing the display after a certain period of time has elapsed. Alternatively, the guidance may be displayed only when the
また、ガイダンスに表示するリセット操作の操作部材について、操作部材に割り当てられた機能が変更されてリセット機能でなくなった場合、ガイダンス表示を行わないようにしてもよく、ガイダンスの表示内容を変更してもよい。 In addition, if the function assigned to the operation member for the reset operation displayed in the guidance is changed and the reset function is no longer used, the guidance may not be displayed, and the display content of the guidance may be changed. good too.
なお、本実施形態のガイダンス表示はこれらに限定されない。 Note that the guidance display of the present embodiment is not limited to these.
なお、S320~S322の処理を分けて説明したが、システム制御部50は、図15のように、設定表示画面1502、カーソル表示1502_5、ガイダンス1501を同時に表示開始する。
Although the processing of S320 to S322 has been described separately, the
S305で、システム制御部50は、露出調整モード用の露出パラメータの変更処理を行う。露出調整モードにおける変更処理の詳細については、図4を参照して後述する。
In S305, the
S306で、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から非露出調整モード用の露出パラメータを取得する。そして、S325で、システム制御部50は、ライブビュー表示と共に、S306で取得した露出パラメータを表示部28に表示する。
In S<b>306 , the
S307で、システム制御部50は、露出調整モードとは異なるモードにおける露出パラメータの変更処理を行う。露出調整モードとは異なるモードには、シャッター速度優先モード、絞り値優先モード、プログラムAEモード、マニュアルモード(設定値候補からユーザが設定値を選択するモード)、オートモード等のいずれかが含まれる。露出調整モードとは異なるモードにおける露出パラメータの変更処理の詳細については、図7を参照して後述する。
In S307, the
S311で、システム制御部50は、電源スイッチ72がOffになったか否かを判定する。電源スイッチ72がOffになった場合、処理はS308に進み、そうでない場合、処理はS300に戻る。
In S311, the
S308で、システム制御部50は、露出調整モード用の露出パラメータ及び選択パラメータ位置を不揮発性メモリ56に保存する。
At S<b>308 , the
S309で、システム制御部50は、露出調整モードとは異なる、各モードにおいて設定された露出パラメータを不揮発性メモリ56に保存する。
In S<b>309 , the
S310で、システム制御部50は、デジタルカメラ100の電源をOffにする。
In S<b>310 , the
次に、図4を参照して、露出調整モード用の露出パラメータの変更処理(図3のS305)の詳細について説明する。 Next, with reference to FIG. 4, the details of the exposure parameter change processing for the exposure adjustment mode (S305 in FIG. 3) will be described.
S400で、システム制御部50は、撮影モードの切り替えが行われたか否かを判定する。切り替えが行われた場合、本フローチャートの処理は終了する。切り替えが行われていない場合、処理はS401へ進む。
In S400, the
S401で、システム制御部50は、選択パラメータ位置の変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作は、例えば、サブ電子ダイヤル73の操作により行われる。変更操作が行われた場合、処理はS402に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS403に進む。
In S401, the
S402で、システム制御部50は、選択パラメータ位置の変更処理を行う。変更処理の詳細については、図5を参照して後述する。
In S402, the
S403で、システム制御部50は、パラメータの変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作は、例えば、メイン電子ダイヤル71の操作により行われる。変更操作が行われた場合、処理はS405に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS404に進む。
In S403, the
S404で、システム制御部50は、パラメータのリセット処理を行う。リセット処理の詳細については、図6を参照して後述する。
In S404, the
S405で、システム制御部50は、パラメータの変更処理を行う。変更処理の詳細については、図8を参照して後述する。
In S405, the
S406で、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ62がONであるか否かを判定する。第1シャッタースイッチ62がONの場合、処理はS407に進み、そうでない場合、処理はS400に進む。また、シャッタースイッチ62(SW1)がONになったことに応じて、測光タイマーを開始する。シャッタースイッチ62がONになってから、測光タイマーが終了するまで、または、撮影指示がなされてS417でYESとなるまで、S407、S408の処理が実行される。
In S406, the
S407で、システム制御部50は、被写体の測光(測光処理)を行い、測光値(被写体輝度)と、被写体輝度及び現在の設定値から算出される測光演算値と、を取得する。測光演算値は、測光処理の結果に応じて決定される設定値であり、それぞれの露出パラメータとして選択可能な複数の設定値の中から決定される。
In S407, the
S408で、システム制御部50は、測光演算値を、露出パラメータの仮設定値として、システムメモリ52に保存する。なお、露出パラメータの各々には、所定の動作モードでの動作中に自動的に決定された設定値を適応するための特定の設定値である「Auto」、又はユーザにより指定された「1/60秒」などの具体的な数値を示す設定値が設定されている。仮設定値の保存は、設定値として「Auto」を持つ露出パラメータを対象に行われる。すなわち、S406の前の測光が行われる前に、ユーザによって設定値が設定された項目については設定値が変更されないが、Autoと設定されていた項目については設定値が測光結果に基づいて算出され、仮設定値として記録される。そして、システム制御部50は、「Auto」が設定されており、設定表示画面において設定値が「Auto」であることを示す「A」が表示されている露出パラメータについて、「A」の表示から、仮設定値の表示に切り替えて表示する。この表示については、図13を参照して後に詳しく説明する。
In S408, the
S409で、システム制御部50は、測光タイマーが終了しているか否かを判定する。測光タイマーが終了している場合、処理はS410に進み、そうでない場合、処理はS412に進む。
In S409, the
S410で、システム制御部50は、システムメモリ52に仮設定値が保存されているか否かを判定する。仮設定値が保存されている場合、処理はS411に進み、そうでない場合、処理はS400に進む。
In S<b>410 , the
S411で、システム制御部50は、S407の測光結果に基づいて算出され、S408において記録された仮設定値をシステムメモリ52から削除する。測光タイマーが終了したこと、つまり、SW1がONとなって測光処理を開始してから所定時間経過したことに応じて、仮設定値をシステムメモリ52から削除する。
In S411, the
このように、SW1がONとなってから測光タイマーが終了するまでの所定時間の間、S407、S408の測光処理と仮設定値の記憶処理が続行される測光状態となる。そして、測光タイマーが終了したことに応じて、測光処理を終了し、仮設定値を有さない非測光状態となる。また、測光処理の実行前(開始前)も非測光状態である。つまり、測光処理を開始して実行中は測光状態であり、測光処理の開始前と測光処理の終了後は非測光状態となる。そして、測光状態から非測光状態に変化した後、再びSW1がONになったことに応じて、S407、S408の処理を実行して測光状態になる。従って、次に測光が行われた場合、露出パラメータのうち設定値が「Auto」であるもの(例えば、シャッター速度)については、再び測光演算値が取得され新たな仮設定値が設定される。 In this manner, the photometry state in which the photometry processing in S407 and S408 and the temporary setting value storage processing are continued for a predetermined time from when the SW1 is turned ON until the photometry timer is terminated is established. Then, when the photometry timer ends, the photometry processing ends, and the photometry state is changed to the non-photometry state having no provisional set value. Also, before the photometry process is executed (before the start), the photometry is also in the non-photometry state. That is, the photometric state is in the photometric state when the photometric processing is started and is being executed, and the non-photometric state is in the state before the photometric processing is started and after the photometric processing is finished. After the photometry state is changed to the non-photometry state, the processing of S407 and S408 is executed in response to the SW1 being turned ON again, and the photometry state is entered. Therefore, when photometry is performed next time, for those exposure parameters whose set values are "Auto" (for example, shutter speed), photometry calculation values are acquired again and new temporary set values are set.
このような処理を行うことで、SW1が操作されてから一定期間だけ、測光処理を実行することにより仮設定値を取得し、「Auto」の場合の露出パラメータを取得することができる。なお、本実施形態では、SW1が操作されてから所定期間経過する間、測光処理と仮設定値の取得を継続して行うものとした。しかし、SW1の操作に応じて、測光処理と仮設定値の取得を1回だけ行うようにしてもよい。この場合、所定期間経過したことに応じてS411のように仮設定値を破棄して、取得した無効化しするとよい。 By performing such processing, temporary setting values can be acquired by performing photometry processing for a certain period after SW1 is operated, and exposure parameters in the case of "Auto" can be acquired. In this embodiment, the photometric processing and the acquisition of the provisional set values are continuously performed for a predetermined period of time after the operation of SW1. However, the photometric processing and acquisition of the temporary set value may be performed only once in accordance with the operation of SW1. In this case, the provisional set value may be discarded and the acquired invalidation may be performed as in S411 in accordance with the elapse of a predetermined period of time.
つまり、本実施形態において、測光状態は、測光処理を実行して、有効な仮設定値を取得している状態であり、非測光処理は、測光処理を開始する前、または、測光処理を終了した後の、有効な仮設定値を有していない状態を示している。 In other words, in this embodiment, the photometry state is the state in which the photometry process is executed and a valid temporary set value is acquired, and the non-photometry process is before the photometry process is started or when the photometry process ends. After that, it shows a state in which it does not have a valid temporary set value.
このように、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ62がONになることにより開始する動作モード(所定の動作モード)での動作中に測光を行い、「Auto」に設定されている露出パラメータに関して、仮設定値の保存(値の自動設定)を行う。そして、システム制御部50は、この動作モードが終了したことに応じて、自動設定が行われた露出パラメータの仮設定値をシステムメモリ52から削除し、Autoとして設定される。つまり、シャッター速度であればテーブルナンバーN=0~54(図10(A)参照)の何れかが設定値として設定されていた状態からN=55に変更される。これにより、測光開始前(開始時)に「Auto」に設定されていた露出パラメータについては、後述するように、測光中に設定値が変更されなければ、測光終了後も「Auto」に設定された状態となる。
In this manner, the
なお、ここでは、設定値と仮設定値とを区別することにより、「Auto」に設定された露出パラメータが測光終了後も「Auto」に設定された状態となることを可能にする構成について説明した。しかし、具体的な実装に関しては特に限定されず、例えば、Autoに設定されていた項目にはフラグを立てる等をしてもよく、設定値と仮設定値とを厳密に区別する必要はない。「Auto」に設定されたパラメータに対して測光の結果に基づいて具体的な値が自動設定され、測光終了後はこのパラメータに「Auto」が設定された状態になる構成であれば、任意の構成を採用可能である。 Here, by distinguishing the setting value from the temporary setting value, the configuration that enables the exposure parameter set to "Auto" to remain set to "Auto" even after the end of photometry will be described. did. However, the specific implementation is not particularly limited. For example, items set to Auto may be flagged, and there is no need to strictly distinguish setting values from temporary setting values. If the parameter set to "Auto" is automatically set to a specific value based on the results of photometry, and the parameter is set to "Auto" after photometry is completed, any configuration is possible. configuration can be employed.
また、図9を参照して後述するように、測光の結果に基づいて自動設定が行われたパラメータに対して、測光状態においてパラメータの変更処理が行われる場合がある。この場合、システム制御部50は、測光状態において変更されたパラメータについては、測光終了後に「Auto」に戻さないように制御してもよい。
Further, as will be described later with reference to FIG. 9, parameters that have been automatically set based on the results of photometry may be changed in the photometry state. In this case, the
再び図4を参照すると、S412で、システム制御部50は、S401と同様、選択パラメータ位置の変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作が行われた場合、処理はS413に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS414に進む。
Referring to FIG. 4 again, in S412, the
S413で、システム制御部50は、S402と同様、選択パラメータ位置の変更処理を行う。変更処理の詳細については、図5を参照して後述する。
In S413, the
S414で、システム制御部50は、S403と同様、パラメータの変更操作が行われたか否かを判定する。変更操作が行われた場合、処理はS416に進み、変更操作が行われていない場合、処理はS415に進む。
In S414, the
S415で、システム制御部50は、S404と同様、パラメータのリセット処理を行う。リセット処理の詳細については、図6を参照して後述する。
In S415, the
S416で、システム制御部50は、測光状態でのパラメータの変更処理を行う。変更処理の詳細については、図9を参照して後述する。
In S416, the
S417で、システム制御部50は、撮影指示が行われたか否か(第2シャッタースイッチ64がONであるか否か)を判定する。撮影指示が行われた場合、処理はS418に進み、そうでない場合、処理はS407に進む。
In S417, the
S418で、システム制御部50は、撮影処理を行う。撮影処理においては、システム制御部50は、設定されている露出調整モード用の露出パラメータ(各設定項目の設定値)に基づいて、デジタルカメラ100の各部を制御して、画像の撮影を行う。
In S418, the
次に、図5を参照して、選択パラメータ位置の変更処理(図4のS402及びS413)の詳細について説明する。 Next, details of the selection parameter position change processing (S402 and S413 in FIG. 4) will be described with reference to FIG.
S500で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルを参照して、S304において取得した露出調整モード用の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバーを取得する。なお、このテーブルは、不揮発性メモリ56に格納され、図5の処理の開始と共にシステムメモリ52に展開される。
In S500, the
S501で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルを参照して、下限の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N_Min)を取得する。
In S501, the
S502で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルを参照して、上限の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N_Max)を取得する。
In S502, the
S503で、システム制御部50は、サブ電子ダイヤル73の回転方向が右であるか否かを判定する。回転方向が右の場合、処理はS504に進み、回転方向が左の場合、処理はS505に進む。
In S503, the
S504で、システム制御部50は、S500において取得したテーブルナンバー(N)をインクリメントする。つまり、N=N+1としてテーブルナンバーを更新する。
At S504, the
S505で、システム制御部50は、S500において取得したテーブルナンバー(N)をデクリメントする。つまり、N=N-1としてテーブルナンバーを更新する。
At S505, the
S506で、システム制御部50は、S504においてインクリメントされたテーブルナンバー(N)が、S502において取得した上限のテーブルナンバー(N_Max)を上回っているか否かを判定する。N>N_Maxの場合、処理はS508に進み、そうでない場合、処理はS510に進む。
In S506, the
S507で、システム制御部50は、S505においてデクリメントされたテーブルナンバー(N)が、S501において取得した下限のテーブルナンバー(N_Min)を下回っているか否かを判定する。N<N_Minの場合、処理はS509に進み、そうでない場合、処理はS510に進む。
In S507, the
S508で、システム制御部50は、現在の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)に、S501において取得した下限のテーブルナンバー(N_Min)を代入する。
In S508, the
S509で、システム制御部50は、現在の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)に、S502において取得した上限のテーブルナンバー(N_Max)を代入する。
In S509, the
S510で、システム制御部50は、S503~S509において更新された現在の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)と、図10(E)に示すテーブルとに基づき、新たな選択パラメータ位置を設定する。そして、システム制御部50は、新たな選択パラメータ位置に応じて、設定表示画面のカーソルの表示位置を変更して表示する。例えば、図11(A)に示すようにカーソル1101がシャッター速度を指している状態を考える。この状態において、ユーザがサブ電子ダイヤル73を右方向に繰り返し回転させた場合には、図11(A)→図11(B)→図11(C)→図11(D)→図11(A)・・・のように、表示部28の設定表示画面が変化する。このように、サブ電子ダイヤル73の操作に応じて選択パラメータ位置が新たに設定されることにより選択中のパラメータが変更され、設定表示画面には選択中のパラメータを示すカーソル1101の表示位置が変わる。なお、図11(A)~図11(D)の設定表示画面において、「A」は、設定値が「Auto」であることを意味する。
In S510, the
なお、S506またはS507においてYesと判定された場合には、テーブルナンバーを変更しないようにしてもよい。 Note that the table number may not be changed if it is determined as Yes in S506 or S507.
次に、図6を参照して、パラメータのリセット処理(図4のS404及びS415)の詳細について説明する。 Next, details of the parameter reset processing (S404 and S415 in FIG. 4) will be described with reference to FIG.
S600で、システム制御部50は、十字キー74の左又は上が押下(ボタン押下)されたか否かを判定する。十字キー74の左又は上が押下された場合、処理はS601に進み、そうでない場合、処理はS603に進む。
In S600, the
S601で、システム制御部50は、図10(E)に示すテーブルに基づき、現在の露出調整モード用の選択パラメータ位置を示すテーブルナンバー(N)を取得する。
In S601, the
S602で、システム制御部50は、S601において取得したテーブルナンバー(N)の指すパラメータの設定値を初期値の「Auto」に設定し、設定値の変更に応じて設定表示画面の設定値の表示も更新する。例えば、図12(A)に示すように、シャッター速度が「6」(1/6秒を意味する)、絞り値が「3.5」(F3.5を意味する)、ISO感度が「A」(Autoを意味する)、露出補正値が「0」に設定されている状態を考える。ここで、カーソル1201は、絞り値を指している。この状態でS602の処理が行われると、絞り値の設定値が「Auto」に設定され、設定表示画面が、図12(A)から図12(B)へと遷移する。
In S602, the
なお、パラメータの設定値をリセットして「Auto」に変更しても、選択パラメータ位置はリセットせずに、現在の位置から変更しない。そのため、ユーザはリセット操作後に前回のパラメータの変更操作を継続できる。 Note that even if the setting value of the parameter is reset and changed to "Auto", the selected parameter position is not reset and is not changed from the current position. Therefore, the user can continue the previous parameter change operation after the reset operation.
このように制御することで、選択している絞り値のみ「Auto」に変更することが可能になる(即ち、選択された設定項目以外についての設定値は変更されない)。この例では、十字キー74を押下する操作のみで、露出設定をシャッター速度優先モードと同等の状態に変更することが可能である。
By controlling in this way, it is possible to change only the selected aperture value to "Auto" (that is, setting values other than the selected setting item are not changed). In this example, it is possible to change the exposure setting to a state equivalent to the shutter speed priority mode simply by pressing the
なお、図4のS415の処理として図6の処理が実行される場合、最初から「Auto」に設定されていた露出パラメータについては、対応する仮設定値が存在する。従って、例えば図12(A)及び(B)において、ISO感度に対応する部分には、「A」の代わりに仮設定値が表示されている。また、S602において「Auto」に設定された露出パラメータについては、次にS408の処理が実行される際に、対応する仮設定値が保存される。従って、例えば図12(B)において、絞り値に対応する部分には、「A」の代わりに借り設定値が表示される。これは、後述するS604の処理においても同様である。仮設定値が表示されている場合に、Autoへと設定と変更する指示がされると一旦Autoに設定が変更されるが、測光中であれば測光結果に基づいてすぐに仮設定値が表示される。 6 is executed as the process of S415 in FIG. 4, the exposure parameter set to "Auto" from the beginning has a corresponding provisional set value. Therefore, for example, in FIGS. 12A and 12B, a provisional set value is displayed instead of "A" in the portion corresponding to the ISO sensitivity. Also, for the exposure parameters set to "Auto" in S602, the corresponding provisional setting values are saved when the process of S408 is executed next time. Therefore, for example, in FIG. 12B, the borrow set value is displayed instead of "A" in the portion corresponding to the aperture value. This also applies to the process of S604, which will be described later. When the temporary setting value is displayed, if an instruction to change the setting to Auto is given, the setting will be changed to Auto once, but if photometry is in progress, the temporary setting value will be displayed immediately based on the photometry result. be done.
S603で、システム制御部50は、十字キー74の右又は下が押下されたか否かを判定する。十字キー74の右又は下が押下された場合、処理はS605に進み、そうでない場合、処理は終了する。
In S603, the
S604で、システム制御部50は、全露出パラメータを初期値の「Auto」に設定し、設定値の変更に応じて設定表示画面の設定値の表示も更新する。ただし、露出補正値については、「Auto」の設定値がなく「Auto」には設定できないので、初期値の「0」に設定する。例えば、図12(A)に示す状態を考える。この場合、カーソル1201が指している絞り値のみならず、シャッター速度も「Auto」に変更され、設定表示画面が、図12(A)から図12(C)へと遷移する。
In S604, the
なお、パラメータの設定値をリセットして「Auto」に変更しても、選択パラメータ位置は現在の位置から変更しない。そのため、ユーザはリセット操作後にも前回のパラメータの変更操作を継続できる。 Even if the setting value of the parameter is reset and changed to "Auto", the selected parameter position does not change from the current position. Therefore, the user can continue the previous parameter change operation even after the reset operation.
このように制御することで、シャッター速度及び絞り値の両方とも「Auto」に変更することが可能になる。この例では、十字キー74を押下する操作のみで、露出設定をプログラムAEモードと同等の状態に変更することが可能である。なお、S604の処理が測光中に行われた場合には、シャッター速度、絞り数値、ISO感度はAutoになった後測光結果に基づいて仮設定値が設定される。露出補正値のようにAutoの設定がない項目の場合には初期値に設定をしてもよいし、予め定められた基準値に設定をしてもよい。
By controlling in this way, both the shutter speed and the aperture value can be changed to "Auto". In this example, it is possible to change the exposure setting to a state equivalent to the program AE mode simply by pressing the
このように図6のリセット処理によれば、複数の露出パラメータに対応する複数の表示項目(「A」など)の表示中に、選択された露出パラメータ又は全ての露出パラメータを選択的に「Auto」に設定することを、容易に行うことができる。 As described above, according to the reset process of FIG. 6, a selected exposure parameter or all exposure parameters can be selectively set to "Auto ” can be easily set.
なお、S600またはS603の判定は、タッチ操作により判定をしてもよい。S600においては、タッチパネル70a上へのタッチ時間が0.3秒以~0.5秒や、0.4秒~1秒といった所定時間内であればYesと判定してもよい。また、S603においては、タッチパネル70a上へのタッチ時間が0.5秒~1秒や、0.8秒~2秒といった所定時間(S600の所定時間より長い)以内であればYesと判定してもよい。 Note that the determination in S600 or S603 may be made by a touch operation. In S600, if the touch time on the touch panel 70a is within a predetermined time such as 0.3 to 0.5 seconds or 0.4 to 1 second, it may be determined as Yes. In addition, in S603, if the touch time on the touch panel 70a is within a predetermined time (longer than the predetermined time in S600), such as 0.5 to 1 second or 0.8 to 2 seconds, it is determined as Yes. good too.
さらに、項目上をタッチしたら、選択中の項目をAutoに設定し、全体をオートにするアイテムを表示し、そのアイテムをタッチしたら、S604の処理を行うようにしてもよい。 Furthermore, when an item is touched, the item being selected is set to Auto, an item for setting the whole to Auto may be displayed, and when that item is touched, the processing of S604 may be performed.
また、十字キー74でなくても、専用のボタンを設けてもよいし、その他のボタンにAutoにする機能を割り当ててもよい。 Further, instead of the cross key 74, a dedicated button may be provided, or the Auto function may be assigned to another button.
このように、S600、S603の判定は十字キー74の操作だけでなく、タッチ操作により行ってもよい。なお、上述した操作方法は一例であり、Autoにするための操作は上述の例に限定されるわけではない。 In this way, the determinations in S600 and S603 may be performed not only by operating the cross key 74, but also by touch operations. Note that the operation method described above is an example, and the operation for setting Auto is not limited to the above example.
上述したように、選択中の項目をAutoに設定するためには、十字キー74の上キーまたは左キーを押下し、Autoに設定可能な全ての項目をAutoに設定するためには十字キー74の下キーまたは右キーを押下する。十字キー74はグリップ部90の近くにあり、グリップ部90を把持した状態で操作が可能である。よって、撮影待機状態においてカメラを横向きで撮影したり、縦向きで撮影したりしても、ユーザの手がすぐに届く位置にある。また、横向きの場合にも、縦向きの場合にも、選択項目をAutoにする指示と、Autoに設定可能な全ての項目をAutoにする指示とをするためのキーの位置関係が同じなので操作性がよい。具体的には、横向きでは、上キーで選択項目をAutoに、下キーでAutoに設定可能な全ての項目をAutoに変更することができる。すなわち、カメラを構えた状態で重力方向に上にある十字キーのボタンを押せば選択項目をAutoに、重力方向に下にある十字キーのボタンを押せばAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることができる。
As described above, the up key or left key of the cross key 74 is pressed to set the selected item to Auto, and the cross key 74 is pressed to set all items that can be set to Auto to Auto. Press the Down or Right key of . The cross key 74 is located near the
縦向きの場合、例えば、グリップ部90を重力方向下側にして縦に構えた場合にも、カメラを構えた状態で重力方向に上にある十字キー(左キー)のボタンを押せば選択項目をAutoに変更することができる。また、重力方向に下にある十字キーのボタン(右キー)のボタンを押せばAutoに設定可能な全ての項目をAutoに変更することができる。グリップ部90がデジタルカメラ100背面から見て右側にあるので、縦向きに構える場合にはグリップ部90が重力方向下側にくる可能性が高いので、上キーと左キー、下キーと右キーとをそれぞれセットにすると操作性が向上する。
In the vertical orientation, for example, even when the
次に、図14を参照して、カメラ設定初期化処理について説明する。カメラ設定初期化処理は、メニュー画面において、カメラ設定初期化処理が選択されたことに応じて実行される。 Next, camera setting initialization processing will be described with reference to FIG. The camera setting initialization process is executed in response to selection of the camera setting initialization process on the menu screen.
S1400で、システム制御部50は、電源スイッチ72がOn状態であるか否かを判定する。On状態の場合、処理はS1401に進み、Off状態の場合、S1400の処理が繰り返される。
In S1400,
S1402で、システム制御部50は、カメラ設定初期化操作が行われたか否かを判定する。行われた場合、S1403へ進み、行われていない場合はS1411へ進む。
In S1402, the
S1403で、システム制御部50は、露出調整モード用の露出パラメータを全て初期値の「Auto」に設定する。ただし、露出補正値については、「Auto」の設定はないので、初期値の「0」に設定する。
In S1403, the
S1404で、システム制御部50は、露出調整モード用の選択パラメータ位置を初期位置(露出補正位置)に設定する。
In S1404, the
本実施形態では、初期位置を露出補正位置としているが、他の項目にしてもよいこのように、カメラ設定初期化処理においては、露出調整モード用の選択パラメータ位置を初期位置に設定している。図6で説明したリセット操作では、露出調整モード用の選択パラメータ位置を初期化位置に設定せずに、露出パラメータのみを初期化している。それに対し、カメラ設定初期化処理では、選択パラメータ位置と、露出パラメータの両方を処理化している。図6で説明したリセット操作では、露出調整モード用の露出パラメータの設定表示画面を表示し、露出パラメータの変更操作を可能な状態でリセット操作を受け付けている。そこで、リセット操作時には、リセット操作後にも前回のパラメータの変更操作を継続できるように、選択パラメータ位置は初期化せずに変更しないようにしている。S1405で、システム制御部50は、非露出調整モード用の露出パラメータを初期値に設定する。
In this embodiment, the initial position is the exposure compensation position, but other items may be used. In this way, in the camera setting initialization process, the selection parameter position for the exposure adjustment mode is set to the initial position. . In the reset operation described with reference to FIG. 6, only the exposure parameter is initialized without setting the selection parameter position for the exposure adjustment mode to the initialization position. On the other hand, in camera setting initialization processing, both the selected parameter position and the exposure parameter are processed. In the reset operation described with reference to FIG. 6, the exposure parameter setting display screen for the exposure adjustment mode is displayed, and the reset operation is accepted in a state in which the exposure parameter change operation is possible. Therefore, at the time of the reset operation, the selected parameter position is not changed without being initialized so that the previous parameter change operation can be continued even after the reset operation. In S1405, the
S1411で、システム制御部50は、電源スイッチ72がOffになったか否かを判定する。電源スイッチ72がOffになった場合、処理はS1408に進み、そうでない場合、処理はS1400に戻る。
In S1411, the
S1408で、システム制御部50は、露出調整モード用の露出パラメータ及び選択パラメータ位置を不揮発性メモリ56に保存する。
At S1408, the
S1409で、システム制御部50は、露出調整モードとは異なる、各モードにおいて設定された露出パラメータを不揮発性メモリ56に保存する。
In S1409, the
S1410で、システム制御部50は、デジタルカメラ100の電源をOffにする。
In S1410, the
上述の説明では、カメラ設定初期化処理において、露出調整モード用の露出パラメータ及び選択パラメータ位置、非露出調整モード用の露出パラメータを初期化するものとしたが、これら以外の他の設定についても処理化するようにしてもよい。 In the above description, in the camera setting initialization process, the exposure parameters and selected parameter positions for the exposure adjustment mode and the exposure parameters for the non-exposure adjustment mode are initialized, but other settings are also processed. It may be changed to
次に、図7を参照して、露出調整モードとは異なるモード用の露出パラメータの変更処理(図3のS307)の詳細について説明する。 Next, with reference to FIG. 7, the details of the exposure parameter change processing (S307 in FIG. 3) for a mode different from the exposure adjustment mode will be described.
S700で、システム制御部50は、撮影モードがシャッター速度優先モード(Tvモード)であるか否かを判定する。Tvモードの場合、処理はS701に進み、そうでない場合、処理はS702に進む。
In S700, the
S701で、システム制御部50は、絞り値を「Auto」に設定する。
In S701, the
S702で、システム制御部50は、撮影モードが絞り優先モード(Avモード)であるか否かを判定する。Avモードの場合、処理はS703に進み、そうでない場合、処理はS704に進む。
In S702, the
S703で、システム制御部50は、シャッター速度を「Auto」に設定する。
In S703, the
S704で、システム制御部50は、撮影モードがプログラムAEモード(プログラムモード(Pモード))であるか否かを判定する。Pモードの場合、処理はS705に進み、そうでない場合、処理はS706に進む。
In S704, the
S705で、システム制御部50は、シャッター速度及び絞り値を「Auto」に設定する。
In S705, the
S706で、システム制御部50は、メイン電子ダイヤル71の操作が行われたか否かを判定する。操作が行われた場合、処理はS707に進み、操作が行われていない場合、処理はS713に進む。
In S706, the
S707で、システム制御部50は、撮影モードがマニュアルモード(Mモード)又はシャッター速度優先モードであるか否かを判定する。Mモード又はTvモードの場合、処理はS708に進み、そうでない場合、処理はS709に進む。
In S707, the
S708で、システム制御部50は、シャッター速度の変更を行う。
In S708, the
S709で、システム制御部50は、撮影モードが絞り優先モード又はBulbモードであるか否かを判定する。Bulbモードの場合は、シャッターボタン61を押下している期間、露光がされる撮影モードであるので、シャッター速度は設定せず、Av値の設定を変更する。Avモード又はBulbモードの場合、処理はS710に進み、そうでない場合、処理はS711に進む。
In S709, the
S710で、システム制御部50は、絞り値を変更する。
In S710, the
S711で、システム制御部50は、撮影モードがプログラムAEモードであるか否かを判定する。Pモードの場合、処理はS712に進み、そうでない場合、処理は終了する。
In S711, the
S712で、システム制御部50は、プログラムシフト値を変更する。
At S712, the
S713で、システム制御部50は、サブ電子ダイヤル73の操作が行われたか否かを判定する。操作が行われた場合、処理はS714に進み、操作が行われていない場合、処理は終了する。
In S713, the
S714で、システム制御部50は、撮影モードがマニュアルモード又はBulbモードであるか否かを判定する。Mモード又はBulbモードの場合、処理はS715に進み、そうでない場合、処理はS716に進む。
In S714, the
S715で、システム制御部50は、絞り値を変更する。
In S715, the
S716で、システム制御部50は、露出補正値を変更する。
In S716, the
以上のように制御することで、露出調整モード以外のモードでは、設定値の設定をすることができる。露出調整モード以外のモードでは、同じモード内において設定項目にユーザの設定した設定値から「Auto」へと設定変更することができない。例えば、Tv値をユーザの設定した値からAutoに変更する際には、TvモードからAvモードへとモードを切り替える必要がある。さらに、マニュアルモードからTv、AvをAutoに設定する際には、Pモードへと切り替える必要がある。 By controlling as described above, it is possible to set the set value in modes other than the exposure adjustment mode. In modes other than the exposure adjustment mode, the setting value set by the user for the setting item cannot be changed to "Auto" in the same mode. For example, when changing the Tv value from the value set by the user to Auto, it is necessary to switch the mode from Tv mode to Av mode. Furthermore, when setting Tv and Av to Auto from manual mode, it is necessary to switch to P mode.
次に、図8を参照して、露出調整モードにおける非測光状態でのパラメータの変更処理(図4のS405)の詳細について説明する。システム制御部50は、図8の処理により、パラメータを変更可能である。
Next, details of parameter change processing (S405 in FIG. 4) in the non-photometric state in the exposure adjustment mode will be described with reference to FIG. The
S800で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)を取得する。例えば、図13(A)に示すようにカーソル1301がシャッター速度を指している場合(即ち、現在選択中のパラメータがシャッター速度である場合)を考える。この場合、システム制御部50は、図10(A)に示すテーブルを参照する。そして、シャッター速度の現在の設定値は「Auto」であるため、システム制御部50は、テーブルナンバー(N)として、「55」を取得する。なお、図10(A)~(D)に示すテーブルは、例えば不揮発性メモリ56に格納されている。
In S800, the
S801で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの下限を示すテーブルナンバー(N_Min)を取得する。
In S801, the
S802で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの上限を示すテーブルナンバー(N_Max)を取得する。
In S802, the
S803で、システム制御部50は、メイン電子ダイヤル71の回転方向が右であるか否かを判定する。回転方向が右の場合、処理はS804に進み、回転方向が左の場合、処理はS810に進む。
In S803, the
S804で、システム制御部50は、S800において取得したテーブルナンバー(N)をインクリメントする。
At S804, the
S805で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータが露出補正値であるか否かを判定する。露出補正値の場合、処理はS808に進み、そうでない場合、処理はS806に進む。
In S805, the
S806で、システム制御部50は、S804においてインクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)+1を上回っているか否かを判定する。N>N_Max+1の場合、処理はS807に進み、そうでない場合、処理はS813に進む。
In S806, the
S807で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)+1を代入する。
In S807, the
S808で、システム制御部50は、S804においてインクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)を上回っているか否かを判定する。N>N_Maxの場合、処理はS809に進み、そうでない場合、処理はS813に進む。
In S808, the
S809で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S802において取得したテーブルナンバー(N_Max)を代入する。
In S809, the
S810で、システム制御部50は、S800において取得したテーブルナンバー(N)をデクリメントする。
At S810, the
S811で、システム制御部50は、S810においてデクリメントされたテーブルナンバー(N)が、S801において取得したテーブルナンバー(N_Min)を下回っているか否かを判定する。N<N_Minの場合、処理はS812に進み、そうでない場合、処理はS813に進む。
In S811, the
S812で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの現在の設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S801において取得したテーブルナンバー(N_Min)を代入する。
In S812, the
S813で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、S803~S812において更新されたテーブルナンバー(N)に対応する設定値を取得する。そして、システム制御部50は、取得した設定値により、現在選択中のパラメータの設定値を更新してシステムメモリ52に記録する。そして、設定表示画面に、更新された設定値を表示する。例えば、図13(A)に示される設定表示画面の状態において、メイン電子ダイヤル71が左方向に1クリックされた場合を考える。この場合、シャッター速度の設定値が「AUTO」から「1/8000秒」に変更され、設定表示画面は、図13(A)から図13(B)へと遷移する。また、図13(B)に示される設定表示画面の状態において、メイン電子ダイヤル71が、右方向に1クリックされた場合、シャッター速度の設定値が「1/8000秒」から「AUTO」に変更され、設定表示画面は図13(A)に遷移する。このように、非測光状態では、「Auto」の設定値への変更を可能とし、具体的な値を持つ設定値と「Auto」の設定値との間を行き来することが可能である。
At S813, the
次に、図9を参照して、露出調整モードにおける測光状態でのパラメータの変更処理(図4のS416)の詳細について説明する。 Next, details of parameter change processing (S416 in FIG. 4) in the photometry state in the exposure adjustment mode will be described with reference to FIG.
S900で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの設定値または仮設定値(S408参照)を示すテーブルナンバー(N)を取得する。現在選択中のパラメータが、測光開始前から「Auto」以外の値に設定されていた項目である場合は、すでにユーザにより設定された設定値のテーブルナンバーを取得する。また、現在選択中のパラメータが測光開始前は「Auto」に設定されていた場合であっても、既に図9のパラメータ変更処理が行われている場合も、設定値を取得する。測光結果に基づいて算出された仮設定値が設定されている場合には、システムメモリ52より仮設定値を取得する。
In S900, the
S901で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの下限を示すテーブルナンバー(N_Min)を取得する。
In S901, the
S902で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、現在選択中のパラメータの上限を示すテーブルナンバー(N_Max)を取得する。
In S902, the
S903で、システム制御部50は、メイン電子ダイヤル71の回転方向が右であるか否かを判定する。回転方向が右の場合、処理はS904に進み、回転方向が左の場合、処理はS905に進む。
In S903, the
S904で、システム制御部50は、S900において取得したテーブルナンバー(N)をインクリメントする。
At S904, the
S905で、システム制御部50は、S900において取得したテーブルナンバー(N)をデクリメントする。
At S905, the
S906で、システム制御部50は、S904においてインクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S902において取得したテーブルナンバー(N_Max)を上回っているか否かを判定する。N>N_Maxの場合、処理はS908に進み、そうでない場合、処理はS910に進む。
In S906, the
S907で、システム制御部50は、S905においてデクリメントしたテーブルナンバー(N)が、S901において取得したテーブルナンバー(N_Min)を下回っているか否かを判定する。N<N_Minの場合、処理はS909に進み、そうでない場合、処理はS910に進む。
In S907, the
S908で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの仮設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S902において取得したテーブルナンバー(N_Max)を代入する。
In S908, the
S909で、システム制御部50は、現在選択中のパラメータの仮設定値を示すテーブルナンバー(N)に、S901において取得したテーブルナンバー(N_Min)を代入する。
In S909, the
S910で、システム制御部50は、図10(A)~(D)に示すテーブルのうち、現在選択中のパラメータに対応するテーブルを参照して、S903~S909において更新されたテーブルナンバー(N)に対応する設定値を取得する。そして、システム制御部50は、取得した設定値により、現在選択中のパラメータの設定値を更新し、仮設定値ではなく設定値としてシステムメモリ52に記録する。すなわち、仮設定値からユーザにより設定値の変更操作がされると変更後の値が設定値としてシステムメモリ52に記録される。そして、システム制御部50は、設定表示画面に、更新された設定値を表示する。
At S910, the
例えば、シャッター速度、絞り値、ISO感度の設定値が「Auto」であり、露出補正値の設定値が「0」である場合を考える。この場合、測光開始前は、表示部28の設定表示画面は、図13(A)に示す状態である。その後、測光処理が実行され、図4のS408において仮設定値が記憶されると、設定表示画面は、例えば図13(C)に遷移し、「Auto」となっている設定値について、仮設定値の値を表示する。ここでは、シャッター速度の仮設定値は「8000」(1/8000を意味する)であり、カーソル1301はシャッター速度を指している。即ち、現在選択中のパラメータは、シャッター速度である。そして、絞り値の仮設定値は「2.0」(F2.0を意味する)、ISO感度の仮設定値は「5000」である。そして、設定値が「Auto」であり、仮設定値が表示されるものについては、図13(C)のように仮設定値の下に下線を表示する。この状態において、ユーザがメイン電子ダイヤル71を左方向に1クリックすると、S905において、Nが、1/6400秒に対応する「53」に変化する。そして、S910において、シャッター速度の設定値が「Auto」から「1/6400秒」に更新され、仮設定値(1/8000秒)はシステムメモリ52から削除される。もしくは、仮設定値として記録されるが、設定値が設定されたので、撮影には用いられない。このとき、表示部28の設定表示画面は、図13(C)から図13(D)に遷移する。図13(D)では、図13(C)からはシャッター速度に関する表示が変更され、シャッター速度として1/6400秒を意味する「6400」が表示され、さらに、シャッター速度には仮設定値であることを示す下線は表示されなくなる。測光状態において仮設定値を表示するようにすると、「Auto」が設定されている設定項目についても撮影時に時に使用される設定値を確認できるようになる。しかし、表示されている設定値が、ユーザにより選択された設定値であるか、測光処理で演算した仮設定値であるかが分からなくなってしまう。そのため、仮設定値の値を表示する場合には下線を付加して表示することで、「Auto」が設定されており、表示されている設定値は測光処理で演算した仮設定値であることをユーザが識別できるようになる。本実施形態では、仮設定値には下線を付加して表示するものとした。しかし、下線を表示せずに、設定値の表示色やフォントを変えて表示形態を変更してもよい。また、下線ではない他の表示アイテムを付加して表示したりすることにより、表示中の設定値が仮設定値であること(「Auto」が設定されていること)を識別できるように表示してもよい。このように制御することで、測光状態では、測光演算値(仮設定値)からの露出調整が可能となる。
For example, consider a case where the set values for the shutter speed, aperture value, and ISO sensitivity are "Auto" and the set value for the exposure correction value is "0." In this case, the setting display screen of the
また、図13(D)に示される設定表示画面の状態において、ユーザがメイン電子ダイヤル71を右方向に2クリックした場合、シャッター速度の設定値は「1/6400秒」から「1/8000秒」に更新されるが、「Auto」には更新されない。つまり、測光状態においては「Auto」の設定値への変更を不可にしている。測光状態において設定値が「Auto」以外から「Auto」に変更されてしまうと、再測光が行われて仮設定値が決定される。よって、測光状態では、非測光状態の場合(図8参照)と異なり、メイン電子ダイヤル71の操作により設定値を「Auto」に変更せず、十字キー74への操作によってAutoに変更する。これにより、ユーザがAutoに設定したのに、設定できなかった(実際にはAutoに設定されているが仮設定値が表示されるので)と認識してしまう可能性を低減することができる。
In the state of the setting display screen shown in FIG. 13D, when the user clicks the main
また、図13(D)に示す状態において測光タイマーが終了し、図4のS411の処理が行われた場合を考える。この場合、シャッター速度の設定値はS910において「1/6400秒」に更新されているが、露出調整されていない絞り値及びISO感度の設定値は「Auto」のままである。従って、S411において、絞り値及びISO感度の設定値は、仮設定値からAutoへと変わり、表示部28の設定表示画面は、図13(D)から図13(E)に遷移する。このように、測光タイマーが終了した場合、測光状態で変更されたパラメータ以外のパラメータは、測光開始前の設定値である「Auto」に戻る。これにより、次回からの撮影の際に、すぐ前回の撮影終了前と同じ状態から、撮影を開始することが可能となる。なお、S910において設定値を更新する際に、測光開始前の設定値を記憶しておき、測光タイマー終了時に全てのパラメータを測光開始前の設定値に戻すように構成してもよい。つまり、Autoであった項目が、仮設定値から設定値へと変更されたとしても、測光タイマー終了後にAutoへ戻るようにしてもよい。
Also, let us consider a case where the photometry timer has ended in the state shown in FIG. 13D and the process of S411 in FIG. In this case, the set value of the shutter speed has been updated to "1/6400 second" in S910, but the set value of the aperture value and ISO sensitivity for which the exposure has not been adjusted remains "Auto". Accordingly, in S411, the setting values of the aperture value and the ISO sensitivity are changed from the temporary setting values to Auto, and the setting display screen of the
以上説明したように、第1の実施形態によれば、デジタルカメラ100は、複数の表示項目のうち、選択中の表示項目の設定をAutoにするのと、複数の表示項目の設定をAutoにするのとを操作により、いずれも容易に行うことができる。デジタルカメラ100は、複数の表示項目の表示中に、第1のユーザ操作(十字キー74の左の押下等)に応じて、選択された露出パラメータに「Auto」を設定するように制御する。また、デジタルカメラ100は、複数の表示項目の表示中に、第2のユーザ操作(十字キー74の右の押下等)に応じて、複数の露出パラメータに「Auto」を設定するように制御する。
As described above, according to the first embodiment, the
例えばユーザがマニュアルでパラメータの設定変更を行ったが所望の撮影状態を得られなかった場合に、パラメータを瞬時にAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることが可能である。撮影状態に応じて、いずれかの項目の設定値を設定したり、Autoにしたりすることができるので、モードを切り替えなくても素早く所望の露出設定にすることができる。これにより、ユーザが設定値の設定が所望のものとならず、設定値の調整を行っている間に撮影機会を逃したりする可能性が低減される。また、被写体の明るさが急激に変わった場合に1つ1つ項目の設定値を変更しなくてもAutoに設定可能な全ての項目をAutoにすることで容易に適切な露出で撮影を行える。さらに、基本的には絞り数値をAutoでシャッター速度の設定値を変更しながら撮影をしたい(Tvモード相当)ような場合にも、シャッター速度を適切な露出(Auto)に簡単に設定できるので、素早くユーザ所望の設定値へと設定をすることができる。 For example, if the user manually changes parameter settings but does not obtain a desired photographing state, it is possible to instantly set all parameters that can be set to Auto to Auto. Since the setting value of any item can be set or set to Auto according to the shooting state, the desired exposure can be quickly set without switching the mode. This reduces the possibility that the setting of the setting value will not be the one desired by the user and that the user will miss an opportunity to take a picture while adjusting the setting value. Also, if the brightness of the subject suddenly changes, you can easily shoot with the appropriate exposure by setting all items that can be set to Auto to Auto without changing the setting values for each item. . In addition, basically, even if you want to shoot while changing the setting value of the shutter speed with the aperture value set to Auto (equivalent to Tv mode), you can easily set the shutter speed to an appropriate exposure (Auto), The setting values desired by the user can be quickly set.
露出調整モードの有効な例としては、マニュアルモード撮影において、追っている被写体が日向いており明るい状態で、急に雲がかかって日陰に入ってしまい、被写体輝度が大きく変化し、現状の設定と、適正露出とする為の設定が大きく離れてしまう場合がある。このような時、適正露出にして素早く撮影を行いたいが、一手で容易に適正露出にするためにはモード切替スイッチ60を操作してPモードにしなければならない。また、適正露出にした後に例えばユーザが被写界深度を変更したい場合には、Av値にカーソルを合わせてダイヤルを回すだけでAv値が固定され、被写体の流れ方を変えたい場合には同様にTv値にカーソルを合わせてダイヤルを回すだけでTv値が固定される。このように、適正露出に素早く設定可能することができつつも、適正露出にした後にモードを変更する操作をすることなく、ユーザが選択した項目の設定値を変えることができる。すなわち、露出調整モードでは、モードを変更しなくても、ワンアクションでPモード相当の動きをする状態にし、さらに適正露出にした状態からモードを変更しなくても、ダイヤルを回転するだけでユーザ所望の項目の設定値を変更することができる。
As an effective example of the exposure adjustment mode, when shooting in manual mode, the subject being pursued is facing the sun and is in a bright state. There are cases where the settings for proper exposure are greatly different. In such a case, it is desirable to set the correct exposure and take a picture quickly. However, in order to set the correct exposure easily with one hand, the
さらに、設定を変更した後に再び撮影中に被写体輝度の変化が激しくなった場合には、AutoにすることでPモードの動きを継続する為、適正露出で撮影をすることが可能となる。このように、Pモード相当の動きと、Avモード相当、Tvモード相当、Mモード相当とを切り替えることができるので、明るさが急激に変化したり、適正露出の状態からボケや流れ方を変えたい場合にモードを切り替えることなく素早く設定することができる。 Furthermore, if the brightness of the subject changes sharply during shooting again after changing the setting, the operation in the P mode is continued by switching to Auto, so it is possible to shoot with proper exposure. In this way, it is possible to switch between motion equivalent to P mode, equivalent to Av mode, equivalent to Tv mode, and equivalent to M mode. You can set it quickly without switching modes when you want to.
また、Mモード相当にしていたが、急激に明るさが変わった場合に、絞り値は現在の設定から変えたくないが、シャッター速度だけ素早く変えたい場合にもシャッター速度だけをAutoにすることができる。例えば、シャッター速度を1/2500に設定していたが、急激に明るさが変化した場合に1/320あたりまで設定値を変更したいとユーザが思った場合には、Mモードでは1/2500から1/320までダイヤルを回転する必要がある(例えば9クリック分)。ここで、露出調整モードでは一手でAutoにすることで1/320近くまで変更することができる。例えば、Autoにして1/250まで一手で設定値を変更できれば、その後は1クリック分ダイヤルの回転をすればよいので、操作量が減る。 Also, if you want to change the shutter speed quickly without changing the aperture value from the current setting when the brightness changes suddenly, you can set only the shutter speed to Auto. can. For example, if the shutter speed is set to 1/2500, but the user wants to change the set value to around 1/320 when the brightness suddenly changes, the M mode will set the shutter speed to 1/2500 The dial needs to be rotated to 1/320 (eg 9 clicks). Here, in the exposure adjustment mode, it is possible to change to nearly 1/320 by setting Auto with one hand. For example, if the set value can be changed to 1/250 with one hand in Auto, the amount of operation can be reduced because the dial can be rotated by one click.
このように、全てのモード変更と同等の動きをモード変更を行うことなく可能になる。 In this way, motion equivalent to all mode changes is possible without mode changes.
上述した実施形態においては、選択項目の設定値を変更するためのダイヤル回転操作(第1の操作)と、項目をAutoに設定するためのボタン操作(第2の操作)とは、その操作方法が異なることを説明した。よって、ユーザは、細かく設定を変更するか、もしくは簡単にAutoにするのかを操作方法によって区別して認識できる。タッチ操作によって行う場合には、設定値の候補とAutoとを選択可能なバーがあり(例えばAutoは端位置に対応する)、バー上をタッチすることにより、設定の変更が可能となる。また、選択項目をAutoにするためのアイテムと、Autoに設定可能な全ての項目をAutoにするためのアイテムとが表示され、アイテム上をタッチすることにより設定可能としてもよい。 In the above-described embodiment, the dial rotation operation (first operation) for changing the setting value of the selection item and the button operation (second operation) for setting the item to Auto are the operation methods explained that they are different. Therefore, the user can distinguish and recognize whether to change the settings in detail or simply switch to Auto depending on the operation method. In the case of touch operation, there is a bar from which setting value candidates and Auto can be selected (for example, Auto corresponds to an end position), and the setting can be changed by touching the bar. Alternatively, an item for setting a selection item to Auto and an item for setting all items that can be set to Auto to Auto may be displayed, and the item may be set by touching the item.
また、ダイヤル操作に応じて、Auto、複数の設定値の候補とからいずれかを設定可能であることを説明したが、ダイヤル操作に応じては、Autoに設定しないようにしてもよい。つまり、例えば、ダイヤル操作に応じてはAutoを含まない複数の設定値の候補から設定値を設定可能とし、ボタン操作に応じてAutoに設定可能としてもよい。さらに、タッチ操作によって行う場合には、Autoを示さず設定値の候補を示すバーと、Autoを示すアイテムとを別々に表示してもよい。 Further, although it has been described that one of Auto and a plurality of setting value candidates can be set according to the dial operation, it is also possible not to set Auto according to the dial operation. That is, for example, it may be possible to set a setting value from a plurality of setting value candidates that do not include Auto according to a dial operation, and to set Auto according to a button operation. Furthermore, when touch operation is performed, a bar indicating setting value candidates without indicating Auto and an item indicating Auto may be displayed separately.
なお、上の説明では、設定項目の例として、露出パラメータ(露出制御に関する1以上の設定項目)を採用した。しかしながら、本実施形態の設定項目は、露出パラメータに限定されない。例えば、設定項目は、オートフォーカスの測距点に関する設定項目であってもよい。この場合、オートフォーカスにおける自動測距中にユーザがメイン電子ダイヤル71を操作した場合に、測距点を、追尾測距点から任意の測距点に変更する制御を行う構成に対して、本実施形態の構成を適用することが可能である。或いは、設定項目は、オートホワイトバランスに関する設定項目であってもよい。
In the above description, exposure parameters (one or more setting items related to exposure control) are used as examples of setting items. However, the setting items of this embodiment are not limited to exposure parameters. For example, the setting item may be a setting item related to an autofocus distance measuring point. In this case, when the user operates the main
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
The various controls described above performed by the
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。 Moreover, although the present invention has been described in detail based on its preferred embodiments, the present invention is not limited to these specific embodiments, and various forms within the scope of the present invention can be applied to the present invention. included. Furthermore, each embodiment described above merely shows one embodiment of the present invention, and it is also possible to combine each embodiment as appropriate.
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、設定項目を制御する制御装置であれば適用可能である。即ち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤーなどに適用可能である。また、本発明は、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などにも適用可能である。
Further, in the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to the
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
[Other embodiments]
The present invention supplies a program that implements one or more functions of the above-described embodiments to a system or device via a network or a storage medium, and one or more processors in the computer of the system or device reads and executes the program. It can also be realized by processing to It can also be implemented by a circuit (for example, ASIC) that implements one or more functions.
17 AEセンサ
22 撮像部
28 表示部
50 システム制御部
52 システムメモリ
56 不揮発性メモリ
70 操作部
74 十字キー
100 デジタルカメラ
101 シャッター
102 絞り
103 レンズ
150 レンズユニット
17
Claims (10)
前記複数の設定項目の中から設定項目を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された設定項目について、前記選択された設定項目に対応する複数の設定値と、前記複数の設定値のうち自動的に決定される設定値を適応する特定の設定値との中から、第1の操作により選択された設定値に変更する変更手段と、
第2の操作に応じて、前記複数の設定項目のうちの2つ以上の設定項目について、初期値である前記特定の設定値に変更するリセット手段と、
第4の操作に応じて、前記複数の設定項目の設定値を含む複数の設定値を、それぞれ初期値に変更する初期化手段と、を有し、
前記初期化手段は、設定項目を初期値に変更すると共に、前記選択手段で選択された選択中の設定項目を所定の設定項目に変更し、
前記リセット手段は、設定項目を初期値に変更するときに、前記選択手段で選択された選択中の設定項目を変更しないことを特徴とする撮像制御装置。 an image capturing control means for controlling image capturing by the image capturing means based on the set values of the plurality of setting items;
selecting means for selecting a setting item from among the plurality of setting items;
For the setting item selected by the selection means, a plurality of setting values corresponding to the selected setting item and a specific setting value to which the setting value automatically determined among the plurality of setting values is applied. a changing means for changing to a set value selected by a first operation from among;
resetting means for changing two or more setting items among the plurality of setting items to the specific setting value, which is an initial value, in response to a second operation;
initialization means for changing a plurality of setting values including the setting values of the plurality of setting items to initial values in response to a fourth operation;
The initialization means changes the setting item to an initial value, and changes the selected setting item selected by the selection means to a predetermined setting item,
The imaging control apparatus, wherein the reset means does not change the setting item selected by the selection means when changing the setting item to an initial value.
前記所定の設定項目は、露出補正値であることを特徴とする請求項1に記載の撮像制御装置。 the plurality of setting items include shutter speed, aperture value, and exposure compensation value;
2. The imaging control apparatus according to claim 1, wherein said predetermined setting item is an exposure correction value.
前記複数の設定項目の中から設定項目を選択する選択工程と、
前記選択工程で選択された設定項目について、前記選択された設定項目に対応する複数の設定値と、前記複数の設定値のうち自動的に決定される設定値を適応する特定の設定値との中から、第1の操作により選択された設定値に変更する変更工程と、
第2の操作に応じて、前記複数の設定項目のうちの2つ以上の設定項目について、初期値である前記特定の設定値に変更するリセット工程と、
第4の操作に応じて、前記複数の設定項目の設定値を含む複数の設定値を、それぞれ初期値に変更する初期化工程と、を有し、
前記初期化工程では、設定項目を初期値に変更すると共に、選択中の設定項目を所定の設定項目に変更し、
前記リセット工程では、設定項目を初期値に変更するときに、選択中の設定項目を変更しないことを特徴とする撮像制御装置の制御方法。 an image capturing control step of controlling image capturing by the image capturing means based on setting values of a plurality of setting items;
a selection step of selecting a setting item from among the plurality of setting items;
For the setting item selected in the selecting step, a plurality of setting values corresponding to the selected setting item and a specific setting value to which the setting value automatically determined among the plurality of setting values is applied. a changing step of changing to a set value selected by a first operation from among;
a resetting step of changing two or more setting items among the plurality of setting items to the specific setting values, which are initial values, in response to a second operation;
an initialization step of changing a plurality of setting values including the setting values of the plurality of setting items to initial values in response to a fourth operation;
In the initialization step, the setting item is changed to an initial value, and the setting item being selected is changed to a predetermined setting item;
A control method for an imaging control device, wherein in the resetting step, a setting item being selected is not changed when the setting item is changed to an initial value.
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