JP7168592B2 - アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法、デバイス、および記憶媒体 - Google Patents

Description

（関連出願の相互参照）
本願は、その開示が、その全体として参照することによって本明細書に組み込まれる、２０１７年６月２０日に出願された中国特許出願第２０１７１０４７２００４．３号の優先権を主張する。

本開示の実施形態は、限定ではないが、通信に関し、特に、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法、デバイス、および記憶媒体に関する。

無線通信システムでは、端末は、ベースバンド上で種々のタイプのタスクを処理する必要がある。これらのタスクは、主に、以下のタイプを含む。

アップリンク（ＵＬ）データの送信準備：端末は、基地局によって送信される物理ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）を受信し、限定された時間内に、データコーディングおよび変調およびデータプリコーディング等のベースバンド処理タスクを完了する必要がある。

ダウンリンク（ＤＬ）データの復調および受信：端末は、基地局によって送信されるＤＬデータを受信し、限定された時間内に、復調参照信号（ＤＭＲＳ）の推定、復調、およびコーディングを完了する必要があり、限定された位置で適時に確認応答／否定応答（ＡＣＫ／ＮＡＣＫ）応答をフィードバックするように、符号ブロックが正しく受信されているかどうかを決定する。

チャネル状態情報（ＣＳＩ）の測定フィードバック：ＤＬ測定フィードバックは、ＣＳＩプロセスにおいて構成される測定参照信号に従って、推定を実施する必要があり、測定されたチャネルに従って、ＣＳＩ量子化を実施し、限定された時間内にＣＳＩ量子化計算およびＵＬ ＣＳＩ報告を完了し、ＣＳＩは、ランクインジケータ（ＲＩ）と、プリコーダマトリクスインジケータ（ＰＭＩ）と、チャネル品質インジケータ（ＣＱＩ）と、ＣＳＩ参照信号（ＲＳ）応答インジケータ／インデックス（ＣＲＩ）と、同等物とを含む。

ビーム状態情報（ＢＳＩ）の測定フィードバック：ＤＬ ＢＳＩフィードバックは、ＢＳＩプロセスにおいて構成される参照信号に従って、推定を実施する必要があり、ビーム品質計算およびビーム選択を実施し、限定された時間内にＢＳＩフィードバックを完了し、ＢＳＩは、ビームインデックスと、参照信号リソースインデックスと、参照信号受信電力（ＲＳＲＰ）と、同等物とを含む。

上記のＣＳＩおよびＢＳＩは両方とも、一般化されたＣＳＩとして理解され得、説明されるときに組み合わせられ得る、すなわち、ＢＳＩは、一種のＣＳＩとして理解されることに留意されたい。

関連技術では、端末のために残された処理時間は、比較的に固定され、柔軟ではない。端末は、異なる困難を伴って種々の処理タスクに対面する必要があり、ある場合には、複雑性が高い一方で、他の場合では、複雑性は低い。高い複雑性は、端末のために残された不十分な処理時間という問題を引き起こすであろう。

これに照らして、本開示の実施形態は、端末がサービスを処理するときに、高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題を少なくとも解決するように、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法、デバイス、および記憶媒体を提供するものである。

本開示の実施形態は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法を提供する。本方法は、第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定するステップであって、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ステップと、第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定するステップと、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲からアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知するステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、アップリンクパラメータを構成するための方法を提供する。本方法は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を決定するステップと、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するステップであって、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ステップと、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲から第１のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第１のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、位置パラメータを構成するための方法を提供する。本方法は、第２のタイプのパラメータセットの構成値を決定するステップであって、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ステップと、第２のタイプパラメータセットの構成値に従って、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲を決定するステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、ダウンリンクパラメータを構成するための方法を提供する。本方法は、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定するステップと、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するステップであって、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ステップと、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲内の第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、チャネル状態情報（ＣＳＩ）の伝送位置を決定するための方法を提供する。本方法は、第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定するステップであって、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである、ステップと、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置を決定するステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、ＣＳＩを構成するための方法を提供する。本方法は、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定するステップと、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するステップであって、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである、ステップと、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲から第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を受信端に通知するステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするための方法を提供する。本方法は、第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_１個の値セットを決定するステップであって、Ｎ_１は、１以上の整数であり、Ｎ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ステップと、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定するステップと、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法を提供する。本方法は、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値を決定するステップであって、Ｍ_１は、１以上の整数であり、Ｍ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ステップと、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するステップであって、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ステップと、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするための方法を提供する。本方法は、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_２個の値セットを決定するステップであって、Ｎ_２は、１以上の整数であり、Ｎ_２の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ステップと、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求を決定するステップと、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法を提供する。本方法は、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値を決定するステップであって、Ｍ_２は、１以上の整数であり、Ｍ_２の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ステップと、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するステップであって、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ステップと、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするための方法を提供する。本方法は、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_３個の値セットを決定するステップであって、Ｎ_３は、１以上の整数であり、Ｎ_３の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第３のタイプのパラメータセットは、ＣＳＩのパラメータのセットである、ステップと、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求を決定するステップと、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法を提供する。本方法は、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値を決定するステップであって、Ｍ_３は、１以上の整数であり、Ｍ_３の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ステップと、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するステップと、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするステップとを含む。

本開示の実施形態はさらに、伝送パラメータを処理するための方法を提供する。本方法は、データチャネルの伝送パラメータセットの構成を決定するステップと、データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って、応答メッセージの伝送構成を決定するステップであって、応答メッセージの伝送構成は、応答メッセージの伝送位置と、応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを含む、ステップと、応答メッセージの伝送構成に従って、データを送信または受信するステップとを含む。

本開示の実施形態は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスを提供する。本デバイスは、第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成される、第１の決定モジュールであって、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、第１の決定モジュールと、第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定するように構成される、第２の決定モジュールと、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲からアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知するように構成される、第１の処理モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、アップリンクパラメータを構成するためのデバイスを提供する。本デバイスは、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を決定するように構成される、第３の決定モジュールと、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成される、第４の決定モジュールであって、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、第４の決定モジュールと、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲内の第１のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第１のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される、第２の処理モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、位置パラメータを構成するためのデバイスを提供する。本デバイスは、第２のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成される、第４の決定モジュールであって、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第４の決定モジュールと、第２のタイプパラメータセットの構成値に従って、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲を決定するように構成される、第５の決定モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、ダウンリンクパラメータを構成するためのデバイスを提供する。本デバイスは、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定するように構成される、第６の決定モジュールと、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成される、第７の決定モジュールであって、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第７の決定モジュールと、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲から第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される、第４の処理モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、ＣＳＩの伝送位置を決定するためのデバイスを提供する。本デバイスは、第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成される、第８の決定モジュールであって、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである、第８の決定モジュールと、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置を決定するように構成される、第９の決定モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、ＣＳＩを構成するためのデバイスを提供する。本デバイスは、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定するように構成される、第９の決定モジュールと、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成される、第１０の決定モジュールであって、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである、第１０の決定モジュールと、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲内の第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を受信端に通知するように構成される、第５の処理モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスを提供する。本デバイスは、第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_１個の値セットを決定するように構成される、第１１の決定モジュールであって、Ｎ_１は、１以上の整数であり、Ｎ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第１１の決定モジュールと、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定するように構成される、第１２の決定モジュールと、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第１のフィードバックモジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスを提供する。本デバイスは、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値を決定するように構成される、第１３の決定モジュールであって、Ｍ_１は、１以上の整数であり、Ｍ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第１３の決定モジュールと、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成される、第１４の決定モジュールであって、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、第１４の決定モジュールと、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第２のフィードバックモジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスを提供する。本デバイスは、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_２個の値セットを決定するように構成される、第１５の決定モジュールであって、Ｎ_２は、１以上の整数であり、Ｎ_２の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第１５の決定モジュールと、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求を決定するように構成される、第１６の決定モジュールと、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第３のフィードバックモジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスを提供する。本デバイスは、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値を決定するように構成される、第１７の決定モジュールであって、Ｍ_２は、１以上の整数であり、Ｍ_２の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第１７の決定モジュールと、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成される、第１８の決定モジュールであって、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第１８の決定モジュールと、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第４のフィードバックモジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスを提供する。本デバイスは、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_３個の値セットを決定するように構成される、第１９の決定モジュールであって、Ｎ_３は、１以上の整数であり、Ｎ_３の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第３のタイプのパラメータセットは、ＣＳＩのパラメータのセットである、第１９の決定モジュールと、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求を決定するように構成される、第２０の決定モジュールと、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第５のフィードバックモジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスを提供する。本デバイスは、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値を決定するように構成される、第２１の決定モジュールであって、Ｍ_３は、１以上の整数であり、Ｍ_３の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第２１の決定モジュールと、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成される、第２２の決定モジュールと、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第６のフィードバックモジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、伝送パラメータを処理するためのデバイスを提供する。本デバイスは、データチャネルの伝送パラメータセットの構成を決定するように構成される、第２３の決定モジュールと、データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って、応答メッセージの伝送構成を決定するように構成される、第２４の決定モジュールであって、応答メッセージの伝送構成は、応答メッセージの伝送位置と、応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを含む、第２４の決定モジュールと、応答メッセージの伝送構成に従って、データを送信または受信するように構成される、第６の処理モジュールとを含む。

本開示の実施形態はさらに、記憶媒体を提供する。記憶媒体は、実行されると、上記に説明される実施形態のうちのいずれか１つに記載の方法を実施する、記憶されたプログラムを含む。

本開示の実施形態はさらに、プロセッサを提供する。プロセッサは、実行されると、上記に説明される実施形態のうちのいずれか１つに記載の方法を実施する、プログラムを実行するように構成される。

本開示の実施形態の適用では、基地局は、第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定した後に、第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定し、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲からアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、端末がアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従ってデータを柔軟に処理し得るように、アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知する。したがって、本開示は、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題を解決し、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成し得る。
（項目１）
アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法であって、
第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定することであって、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定することと、
上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲から上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、上記アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知することと
を含む、方法。
（項目２）
上記第１のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
伝送ブロックサイズまたは符号ブロックサイズ、
利用可能なリソース要素（ＲＥ）数、
伝送層数、
変調パラメータまたはコーディングパラメータ、
数秘術パラメータ、
ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）フォーマットタイプまたはサイズ、
伝送技術、
最大ＤＣＩ数、
物理アップリンク共有チャネルによって占有されるシンボル数、
ユーザカテゴリ、
ＤＣＩ場所、
伝送波形、または
タイミングアドバンス
のうちの少なくとも１つを備える、項目１に記載の方法。
（項目３）
上記構成範囲内のシンボル位置は、ｉ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｉは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｉの値範囲は、上記第１のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される、項目２に記載の方法。
（項目４）
アップリンクパラメータを構成するための方法であって、
アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を決定することと、
上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定することであって、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記第１のタイプのパラメータセットの構成範囲から上記第１のタイプのパラメータセットの構成を選択し、上記第１のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知することと
を含む、方法。
（項目５）
上記第１のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
伝送ブロックサイズ、
符号ブロックサイズ、
利用可能なリソース要素（ＲＥ）数、
伝送層数、
変調パラメータまたはコーディングパラメータ、
数秘術パラメータ、
最大ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）数、
物理アップリンク共有チャネルによって占有されるシンボル数、または
ＤＣＩ場所
のうちの少なくとも１つを備える、項目４に記載の方法。
（項目６）
位置パラメータを構成するための方法であって、
第２のタイプのパラメータセットの構成値を決定することであって、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記第２のタイプのパラメータセットの構成値に従って、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲を決定することと
を含む、方法。
（項目７）
上記第２のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
伝送ブロックサイズ、
符号ブロックサイズ、
利用可能なリソース要素（ＲＥ）数、
伝送層数、
変調パラメータ、
コーディングパラメータ、
数秘術パラメータ、
ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）フォーマットタイプまたはサイズ、
最大ＤＣＩ数、
物理アップリンク共有チャネルによって占有されるシンボル数、
ユーザカテゴリ、
ＤＣＩ場所、
伝送波形、
伝送数、
プリコーディングパラメータ、
マッピング方式、または
タイミングアドバンス
のうちの少なくとも１つを備える、項目６に記載の方法。
（項目８）
上記第２のタイプのパラメータセットの構成値に従って、上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲を決定することの後に、上記方法はさらに、
上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲から上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を選択し、上記ダウンリンクデータチャネルの選択された終了シンボル位置を受信端に通知することを含む、項目６に記載の方法。
（項目９）
上記構成範囲内の上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、以下のうちの１つを備える、すなわち、
上記構成範囲内の上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、ｊ番目の時間ドメインシンボル以下であり、ｊは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｊの値範囲は、上記第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される、
項目７に記載の方法。
（項目１０）
上記構成範囲内の上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、以下のうちの１つを備える、すなわち、
上記構成範囲内の上記アップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、ｋ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｋは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｋの値範囲は、上記第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される、
項目７に記載の方法。
（項目１１）
上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置および上記アップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、以下を備える、すなわち、
上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置と上記構成範囲内の上記アップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置との間の間隔は、ｍ個のシンボル以上であり、ｍは、１よりも大きい整数であり、ｍの値は、上記第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される、項目７に記載の方法。
（項目１２）
ダウンリンクパラメータを構成するための方法であって、
ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定することと、
上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定することであって、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記第２のタイプのパラメータセットの構成範囲から上記第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、上記第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知することと
を含む、方法。
（項目１３）
チャネル状態情報（ＣＳＩ）の伝送位置を決定するための方法であって、
第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定することであって、上記第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである、ことと、
上記第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置を決定することと
を含む、方法。
（項目１４）
上記第３のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
測定参照信号位置、
干渉測定リソース（ＩＭＲ）位置、
ポート数、
フィードバックモード構成、
フィードバック粒度、
量子化方式、
量子化された帯域幅サイズまたはリソースブロック（ＲＢ）数、
コードブック構成、
フィードバック中の伝送仮定、または
タイミングアドバンス
のうちの少なくとも１つを備える、項目１３に記載の方法。
（項目１５）
チャネル状態情報（ＣＳＩ）を構成するための方法であって、
ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定することと、
上記ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定することであって、上記第３のタイプのパラメータセットの構成値は、上記ＣＳＩのパラメータのセットである、ことと、
上記第３のタイプのパラメータセットの構成範囲内の上記第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、上記第３のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知することと
を含む、方法。
（項目１６）
上記第３のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
干渉測定リソース（ＩＭＲ）位置、
ポート数、
フィードバックモード構成、
フィードバック粒度、
量子化方式、
量子化された帯域幅サイズまたはリソースブロック（ＲＢ）数、
コードブック構成、
ＣＳＩ計算機の伝送仮定、
アップリンクレポートＣＳＩ測定のための参照信号の時間ドメイン位置、または
アップリンクレポートＣＳＩ測定のためのＩＭＲの時間ドメイン位置
のうちの少なくとも１つを備える、項目１５に記載の方法。
（項目１７）
時間パラメータをフィードバックするための方法であって、
第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ _１ 個の値セットを決定することであって、Ｎ _１ は、１以上の整数であり、Ｎ _１ の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記Ｎ _１ 個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定することと、
上記Ｎ _１ 個の値セットに対応する上記アップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報をフィードバックすることと
を含む、方法。
（項目１８）
構成制限情報をフィードバックするための方法であって、
アップリンクデータ送信準備時間のＭ _１ 個の値を決定することであって、Ｍ _１ は、１以上の整数であり、Ｍ _１ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ことと、
上記アップリンクデータ送信準備時間のＭ _１ 個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定することであって、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記アップリンクデータ送信準備時間のＭ _１ 個の値に対応する上記第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックすることと
を含む、方法。
（項目１９）
時間パラメータをフィードバックするための方法であって、
第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ _２ 個の値セットを決定することであって、Ｎ _２ は、１以上の整数であり、Ｎ _２ の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記Ｎ _２ 個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求を決定することと、
上記Ｎ _２ 個の値セットに対応する上記ダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックすることと
を含む、方法。
（項目２０）
上記第２のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
伝送ブロックサイズ、
符号ブロックサイズ、
利用可能なリソース要素（ＲＥ）数、
層数、
復調参照信号（ＤＭＲＳ）数、
変調パラメータ、
コーディングパラメータ、
数秘術パラメータ、
ダウンリンク制御情報（ＤＣＩ）フォーマットタイプまたはサイズ、
最大ＤＣＩ数、
物理アップリンク共有チャネルによって占有されるシンボル数、
ユーザカテゴリ、
ＤＣＩ場所、
伝送波形、
伝送数、
プリコーディングパラメータ、または
マッピング方式
のうちの少なくとも１つを備える、項目１９に記載の方法。
（項目２１）
構成制限情報をフィードバックするための方法であって、
ダウンリンクデータ処理時間のＭ _２ 個の値を決定することであって、Ｍ _２ は、１以上の整数であり、Ｍ _２ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ことと、
上記ダウンリンクデータ処理時間のＭ _２ 個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定することであって、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、ことと、
上記ダウンリンクデータ処理時間のＭ _２ 個の値に対応する上記第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックすることと
を含む、方法。
（項目２２）
時間パラメータをフィードバックするための方法であって、
第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ _３ 個の値セットを決定することであって、Ｎ _３ は、１以上の整数であり、Ｎ _３ の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、上記第３のタイプのパラメータセットは、チャネル状態情報（ＣＳＩ）のパラメータのセットである、ことと、
上記Ｎ _３ 個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求を決定することと、
上記Ｎ _３ 個の値セットに対応する上記ＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックすることと
を含む、方法。
（項目２３）
上記第３のタイプのパラメータセットは、以下、すなわち、
参照信号位置、
干渉測定リソース（ＩＭＲ）位置、
ポート数、
フィードバックモード構成、
フィードバック粒度、
量子化方式、
量子化された帯域幅サイズまたはリソースブロック（ＲＢ）数、
コードブック構成、または
ＣＳＩ計算機の伝送仮定
のうちの少なくとも１つを備える、項目２２に記載の方法。
（項目２４）
構成制限情報をフィードバックするための方法であって、
チャネル状態情報（ＣＳＩ）計算時間のＭ _３ 個の値を決定することであって、Ｍ _３ は、１以上の整数であり、Ｍ _３ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ことと、
上記ＣＳＩ計算時間のＭ _３ 個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定することであって、上記第３のタイプのパラメータセットは、ＣＳＩのパラメータのセットである、ことと、
上記ＣＳＩ計算時間のＭ _３ 個の値に対応する上記第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックすることと
を含む、方法。
（項目２５）
伝送パラメータを処理するための方法であって、
データチャネルの伝送パラメータセットの構成を決定することと、
上記データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って、応答メッセージの伝送構成を決定することであって、上記応答メッセージの伝送構成は、上記応答メッセージの伝送位置と、上記応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを備える、ことと、
上記応答メッセージの伝送構成に従って、データを送信または受信することと
を含む、方法。
（項目２６）
アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスであって、
第１の決定モジュールであって、上記第１の決定モジュールは、第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成され、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、第１の決定モジュールと、
第２の決定モジュールであって、上記第２の決定モジュールは、上記第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定するように構成される、第２の決定モジュールと、
第１の処理モジュールであって、上記第１の処理モジュールは、上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲から上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、上記アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知するように構成される、第１の処理モジュールと
を備える、デバイス。
（項目２７）
アップリンクパラメータを構成するためのデバイスであって、
第３の決定モジュールであって、上記第３の決定モジュールは、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を決定するように構成される、第３の決定モジュールと、
第４の決定モジュールであって、上記第４の決定モジュールは、上記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成され、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、第４の決定モジュールと、
第２の処理モジュールであって、上記第２の処理モジュールは、上記第１のタイプのパラメータセットの構成範囲内の上記第１のタイプのパラメータセットの構成を選択し、上記第１のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される、第２の処理モジュールと
を備える、デバイス。
（項目２８）
位置パラメータを構成するためのデバイスであって、
第４の決定モジュールであって、上記第４の決定モジュールは、第２のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成され、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第４の決定モジュールと、
第５の決定モジュールであって、上記第５の決定モジュールは、上記第２のタイプパラメータセットの構成値に従って、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲を決定するように構成される、第５の決定モジュールと
を備える、デバイス。
（項目２９）
ダウンリンクパラメータを構成するためのデバイスであって、
第６の決定モジュールであって、上記第６の決定モジュールは、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定するように構成される、第６の決定モジュールと、
第７の決定モジュールであって、上記第７の決定モジュールは、上記ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成され、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第７の決定モジュールと、
第４の処理モジュールであって、上記第４の処理モジュールは、上記第２のタイプのパラメータセットの構成範囲から上記第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、上記第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される、第４の処理モジュールと
を備える、デバイス。
（項目３０）
チャネル状態情報（ＣＳＩ）の伝送位置を決定するためのデバイスであって、
第８の決定モジュールであって、上記第８の決定モジュールは、第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成され、上記第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである、第８の決定モジュールと、
第９の決定モジュールであって、上記第９の決定モジュールは、上記第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置を決定するように構成される、第９の決定モジュールと
を備える、デバイス。
（項目３１）
チャネル状態情報（ＣＳＩ）を構成するためのデバイスであって、
第９の決定モジュールであって、上記第９の決定モジュールは、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定するように構成される、第９の決定モジュールと、
第１０の決定モジュールであって、上記第１０の決定モジュールは、上記ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成され、上記第３のタイプのパラメータセットの構成値は、上記ＣＳＩのパラメータのセットである、第１０の決定モジュールと、
第５の処理モジュールであって、上記第５の処理モジュールは、上記第３のタイプのパラメータセットの構成範囲から上記第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、上記第３のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される、第５の処理モジュールと
を備える、デバイス。
（項目３２）
時間パラメータをフィードバックするためのデバイスであって、
第１１の決定モジュールであって、上記第１１の決定モジュールは、第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ _１ 個の値セットを決定するように構成され、Ｎ _１ は、１以上の整数であり、Ｎ _１ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第１１の決定モジュールと、
第１２の決定モジュールであって、上記第１２の決定モジュールは、上記Ｎ _１ 個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定するように構成される、第１２の決定モジュールと、
第１のフィードバックモジュールであって、上記第１のフィードバックモジュールは、上記Ｎ _１ 個の値セットに対応する上記アップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第１のフィードバックモジュールと
を備える、デバイス。
（項目３３）
構成制限情報をフィードバックするためのデバイスであって、
第１３の決定モジュールであって、上記第１３の決定モジュールは、アップリンクデータ送信準備時間のＭ _１ 個の値を決定するように構成され、Ｍ _１ は、１以上の整数であり、Ｍ _１ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第１３の決定モジュールと、
第１４の決定モジュールであって、上記第１４の決定モジュールは、上記アップリンクデータ送信準備時間のＭ _１ 個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成され、上記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである、第１４の決定モジュールと、
第２のフィードバックモジュールであって、上記第２のフィードバックモジュールは、上記アップリンクデータ送信準備時間のＭ _１ 個の値に対応する上記第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第２のフィードバックモジュールと
を備える、デバイス。
（項目３４）
時間パラメータをフィードバックするためのデバイスであって、
第１５の決定モジュールであって、上記第１５の決定モジュールは、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ _２ 個の値セットを決定するように構成され、Ｎ _２ は、１以上の整数であり、Ｎ _２ の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第１５の決定モジュールと、
第１６の決定モジュールであって、上記第１６の決定モジュールは、上記Ｎ _２ 個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求を決定するように構成される、第１６の決定モジュールと、
第３のフィードバックモジュールであって、上記第３のフィードバックモジュールは、上記Ｎ _２ 個の値セットに対応する上記ダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第３のフィードバックモジュールと
を備える、デバイス。
（項目３５）
構成制限情報をフィードバックするためのデバイスであって、
第１７の決定モジュールであって、上記第１７の決定モジュールは、ダウンリンクデータ処理時間のＭ _２ 個の値を決定するように構成され、Ｍ _２ は、１以上の整数であり、Ｍ _２ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第１７の決定モジュールと、
第１８の決定モジュールであって、上記第１８の決定モジュールは、上記ダウンリンクデータ処理時間のＭ _２ 個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成され、上記第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第１８の決定モジュールと、
第４のフィードバックモジュールであって、上記第４のフィードバックモジュールは、上記ダウンリンクデータ処理時間のＭ _２ 個の値に対応する上記第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第４のフィードバックモジュールと
を備える、デバイス。
（項目３６）
時間パラメータをフィードバックするためのデバイスであって、
第１９の決定モジュールであって、上記第１９の決定モジュールは、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ _３ 個の値セットを決定するように構成され、Ｎ _３ は、１以上の整数であり、Ｎ _３ の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、上記第３のタイプのパラメータセットは、チャネル状態情報（ＣＳＩ）のパラメータのセットである、第１９の決定モジュールと、
第２０の決定モジュールであって、上記第２０の決定モジュールは、上記Ｎ _３ 個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求を決定するように構成される、第２０の決定モジュールと、
第５のフィードバックモジュールであって、上記第５のフィードバックモジュールは、上記Ｎ _３ 個の値セットに対応する上記ＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第５のフィードバックモジュールと
を備える、デバイス。
（項目３７）
構成制限情報をフィードバックするためのデバイスであって、
第２１の決定モジュールであって、上記第２１の決定モジュールは、チャネル状態情報（ＣＳＩ）計算時間のＭ _３ 個の値を決定するように構成され、Ｍ _３ は、１以上の整数であり、Ｍ _３ の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、第２１の決定モジュールと、
第２２の決定モジュールであって、上記第２２の決定モジュールは、上記ＣＳＩ計算時間のＭ _３ 個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成され、上記第３のタイプのパラメータセットは、ＣＳＩのパラメータのセットである、第２２の決定モジュールと、
第６のフィードバックモジュールであって、上記第６のフィードバックモジュールは、上記ＣＳＩ計算時間のＭ _３ 個の値に対応する上記第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される、第６のフィードバックモジュールと
を備える、デバイス。
（項目３８）
伝送パラメータを処理するためのデバイスであって、
第２３の決定モジュールであって、上記第２３の決定モジュールは、データチャネルの伝送パラメータセットの構成を決定するように構成される、第２３の決定モジュールと、
第２４の決定モジュールであって、上記第２４の決定モジュールは、上記データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って、応答メッセージの伝送構成を決定するように構成され、上記応答メッセージの伝送構成は、上記応答メッセージの伝送位置と、上記応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを備える、第２４の決定モジュールと、
第６の処理モジュールであって、上記第６の処理モジュールは、上記応答メッセージの伝送構成に従って、データを送信または受信するように構成される、第６の処理モジュールと
を備える、デバイス。
（項目３９）
記憶されたプログラムを備える記憶媒体であって、実行されると、上記プログラムは、項目１－２５のいずれか１項に記載の方法を実施させる、記憶媒体。
（項目４０）
プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、実行されると、上記プログラムは、項目１－２５のいずれか１項に記載の方法を実施させる、プロセッサ。
（項目４１）
アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１－３のいずれか１項に記載のアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４２）
アップリンクパラメータを構成するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目４または５に記載のアップリンクパラメータを構成するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４３）
位置パラメータを構成するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目６または１１に記載の位置パラメータを構成するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４４）
ダウンリンクパラメータを構成するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１２に記載のダウンリンクパラメータを構成するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４５）
チャネル状態情報（ＣＳＩ）の伝送位置を決定するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１３または１４に記載のＣＳＩの伝送位置を構成するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４６）
チャネル状態情報（ＣＳＩ）を構成するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１５または１６に記載のＣＳＩを構成するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４７）
時間パラメータをフィードバックするためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１７に記載の時間パラメータをフィードバックするための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４８）
構成制限情報をフィードバックするためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１８に記載の構成制限情報をフィードバックするための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目４９）
時間パラメータをフィードバックするためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目１９に記載の時間パラメータをフィードバックするための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目５０）
構成制限情報をフィードバックするためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目２１に記載の構成制限情報をフィードバックするための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目５１）
時間パラメータをフィードバックするためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目２２または２３に記載の時間パラメータをフィードバックするための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目５２）
構成制限情報をフィードバックするためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目２４に記載の構成制限情報をフィードバックするための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。
（項目５３）
伝送パラメータを処理するためのデバイスであって、
トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されるメモリと、
上記プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、上記プログラムは、実行されると、項目２５に記載の伝送パラメータを処理するための方法を実装する、プロセッサと
を備える、デバイス。

図１は、関連技術分野内のアップリンクデータの送信準備のための処理時間の概略図である。

図２Ａは、関連技術分野内のダウンリンクデータの復調および受信のための処理時間の概略図である。

図２Ｂは、関連技術分野内のダウンリンクチャネル状態情報の測定フィードバックのための処理時間の概略図である。

図３は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法のモバイル端末のハードウェアのブロック図である。

図４は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法のフローチャートである。

図５は、本開示のある実施形態による、アップリンクパラメータを構成するための方法のフローチャートである。

図６は、本開示のある実施形態による、位置パラメータを構成するための方法のフローチャートである。

図７は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクパラメータを構成するための方法のフローチャートである。

図８は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報の伝送位置を構成するための方法のフローチャートである。

図９は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報を構成するための方法のフローチャートである。

図１０は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするための方法のフローチャート１である。

図１１は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするための方法のフローチャート１である。

図１２は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするための方法のフローチャート２である。

図１３は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするための方法のフローチャート２である。

図１４は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするための方法のフローチャート３である。

図１５は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするための方法のフローチャート３である。

図１６は、本開示のある実施形態による、伝送パラメータを処理するための方法のフローチャートである。

図１７は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータ送信の準備時間の概略図である。

図１８は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクデータ復調および応答情報準備の時間の概略図１である。

図１９は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクデータ復調および応答情報準備の時間の概略図２である。

図２０は、本開示のある実施形態による、応答メッセージ送信構成を決定するための方法の概略図１である。

図２１は、本開示のある実施形態による、応答メッセージ送信構成を決定するための方法の概略図２である。

図２２は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクデータ復調および応答情報準備の時間の概略図１である。

図２３は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクデータ復調および応答情報準備の時間の概略図２である。

図２４は、本開示のある実施形態による、ＣＳＩ測定の概略図１である。

図２５は、本開示のある実施形態による、ＣＳＩ測定の概略図２である。

図２６は、本開示のある実施形態による、ＴＤＤシステムまたは柔軟二重システムの概略図１である。

図２７は、本開示のある実施形態による、ＴＤＤシステムまたは柔軟二重システムの概略図２である。

図２８は、本開示のある実施形態による、ＣＳＩ－ＲＳの送信位置の概略図１である。

図２９は、本開示のある実施形態による、ＣＳＩ－ＲＳの送信位置の概略図２である。

図３０は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスのブロック図である。

図３１は、本開示のある実施形態による、アップリンクパラメータを構成するためのデバイスのブロック図である。

図３２は、本開示のある実施形態による、位置パラメータを構成するためのデバイスのブロック図である。

図３３は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクパラメータを構成するためのデバイスのブロック図である。

図３４は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報の伝送位置を決定するためのデバイスのブロック図である。

図３５は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報を構成するためのデバイスのブロック図である。

図３６は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスのブロック図１である。

図３７は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスのブロック図１である。

図３８は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスのブロック図２である。

図３９は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスのブロック図２である。

図４０は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスのブロック図３である。

図４１は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスのブロック図３である。

図４２は、本開示のある実施形態による、伝送パラメータを処理するためのデバイスのブロック図である。

本開示は、実施形態と併せて図面を参照して、本明細書の以降で詳細に説明されるであろう。矛盾していない場合、本願内の実施形態およびその中の特徴は、相互と組み合わせられ得ることに留意されたい。

本開示の説明、請求項、および図面の中の用語「第１」、「第２」、および同等物は、類似する物体を区別するために使用され、必ずしも特定の順番または順序を説明するために使用されるわけではないことに留意されたい。

研究プロセスでは、本発明者らは、関連技術分野内で、ＤＣＩを受信する時間単位に基づいて、いくつかの時間単位のオフセット値が定義され、上記のタスクを処理するための端末に委ねられることを見出している。本オフセット値は、比較的に固定される。

ＵＬデータの送信準備のための処理時間（Ｔｘ処理時間）：端末は、通常、ＵＬ許可（１つのタイプのＤＣＩ）を受信した後にｘ番目の時間単位上でＵＬデータを送信し、時分割二重（ＴＤＤ）の場合、ｘ１番目の時間単位がアップリンク情報を送信するために使用されることができない場合、送信は、アップリンク情報を送信し得る次の時間単位上に遅延され、ｘ１は、通常、合意された値であり、または高位層シグナリングを介して基地局によって事前構成される値であり、周波数分割二重（ＦＤＤ）の場合、ＵＬデータの送信準備のための処理時間は、図１に示される通りである。

ＤＬデータの復調および受信のための処理時間（Ｒｘ処理時間）：端末は、通常、ＤＬデータが受信されるｘ２番目の時間単位上でＡＣＫ／ＮＡＣＫ応答を送信し、ＴＤＤの場合、ｘ２番目の時間単位がアップリンク情報を送信するために使用されることができない場合、送信は、アップリンク情報を送信し得る次の時間単位上に遅延され、ＦＤＤの場合、ＤＬデータの復調および受信のための処理時間は、図２ａに示される通りである。

ＤＬチャネル状態情報の測定フィードバックのための処理時間（ＣＳＩ処理時間）：端末は、通常、ＤＬによって送信されるシグナリングをトリガする非周期的フィードバックを受信した後に、ｘ３番目の時間単位上でＣＳＩを報告し、ＴＤＤの場合、ｘ３番目の時間単位がアップリンク情報を送信するために使用されることができない場合、送信は、アップリンク情報を送信し得る次の時間単位上に遅延され、ＦＤＤの場合、ＤＬチャネル状態情報の測定フィードバックのための処理時間は、図２Ｂに示される通りである。

ｘ１、ｘ２、およびｘ３は、合意され、または無線リソース制御（ＲＲＣ）シグナリングを介して構成され、不良な柔軟性を有することが分かり得る。

本方式が４Ｇシステムで適用されるとき、種々の場合における端末の処理タスク複雑性および消費時間の差異があまり大きくないため、処理時間ｘ１、ｘ２、およびｘ３は、最大複雑性に対応する消費時間に従って、合意または構成される。ｘ１、ｘ２、およびｘ３が５ミリ秒以下であるため、１つのスロットが１ミリ秒であるとき、時間は、ｔ２－ｔ１が全ての条件における全ての端末の要件を満たし得、いかなる厳しい要件も端末の処理能力について生成されないように、５ミリ秒以下であり、ｔ１およびｔ２は、費用を削減しないであろう、時間位置を表す。

しかしながら、５Ｇ新規無線（ＮＲ）システムでは、高次の変調方式、より多くのアンテナ、さらなるビーム伝送、より大きい帯域幅、およびより高い伝送レートが、サポートされるため、端末の計算量は、異なるタスクを処理するときに大いに変動する。別の側面では、異なるサービスのための伝送要件は、大いに変動する。例えば、いくつかのサービス（例えば、低遅延および高信頼性を伴う超信頼性および低遅延通信（ＵＲＬＬＣ））は、要求の厳しい低遅延要件を有するが、いくつかのサービス（例えば、ファイル転送プロトコル（ＦＴＰ））は、遅延に敏感ではなく、最大算出量および最も要求の厳しい遅延要件が考慮される場合に、端末のハードウェア費用を有意に増加させ得る。

本開示によって提供される方法の実施形態は、モバイル端末、コンピュータ端末、または他の類似コンピューティングデバイスで実行されてもよい。モバイル端末で実行される方法を実施例として取り上げると、図３は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法のモバイル端末のハードウェアのブロック図である。図３に示されるように、モバイル端末３０は、１つ以上の（１つだけが図３に示されている）プロセッサ３０２（プロセッサ３０２は、限定ではないが、マイクロコントローラユニット（ＭＣＵ）またはフィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）等の処理デバイスを含んでもよい）と、データを記憶するように構成されるメモリ３０４と、通信機能を伴う伝送デバイス３０６とを含んでもよい。図３に示される構造は、例証的にすぎず、上記に説明される電子装置の構造を限定することを意図していないことが、当業者によって理解されるはずである。例えば、モバイル端末３０はさらに、図３に示されるコンポーネントよりも多いまたは少ないコンポーネントを含んでもよい、または図３に示される構成と異なる構成を有してもよい。

メモリ３０４は、本開示の実施形態におけるアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法に対応する、プログラム命令／モジュール等のアプリケーションソフトウェアのソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために構成されてもよい。プロセッサ３０２は、メモリ３０４の中に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行し、種々の機能アプリケーションおよびデータ処理を実施する、すなわち、上記に説明される方法を実装する。メモリ３０４は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよい、またはさらに、１つ以上の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッドステートメモリ等の不揮発性メモリを含んでもよい。いくつかの実施例では、メモリ３０４はさらに、プロセッサ３０２に対して遠隔に配置されるメモリを含んでもよい。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介してモバイル端末３０に接続されてもよい。上記のネットワークの実施例は、限定ではないが、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせを含む。

伝送デバイス３０６は、ネットワークを介してデータを受信または送信するように構成される。前述のネットワークの具体的実施例は、モバイル端末３０の通信プロバイダによって提供される無線ネットワークを含んでもよい。一実施例では、伝送デバイス３０６は、基地局を介して他のネットワークデバイスに接続され得、インターネットと通信することが可能である、ネットワークインターフェースコントローラ（ＮＩＣ）を含む。一実施例では、伝送デバイス３０６は、無線方法でインターネットと通信するように構成される、高周波（ＲＦ）モジュールであってもよい。

実施形態は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法を提供する。図４は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法のフローチャートである。図４に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ４０２、Ｓ４０４、およびＳ４０６を含む。

ステップＳ４０２では、第１のタイプのパラメータセットの構成値が、決定され、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ４０４では、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲が、第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って決定される。

ステップＳ４０６では、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置が、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲から選択され、受信端が、アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を通知される。

上記のステップを通して、基地局は、第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定した後に、第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定し、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲からアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、端末がアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従ってデータを柔軟に処理し得るように、アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第１のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズまたは符号ブロックサイズ、利用可能なリソース要素（ＲＥ）数、伝送層数、変調パラメータまたはコーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプまたはサイズ、伝送技術、最大ＤＣＩ数、物理アップリンク共有チャネル（ＰＵＳＣＨ）によって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。

随意の実施形態では、構成範囲内のシンボル位置は、ｉ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｉは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｉの値範囲は、第１のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

実施形態は、アップリンクパラメータを構成するための方法を提供する。図５は、本開示のある実施形態による、アップリンクパラメータを構成するための方法のフローチャートである。図５に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ５０２、Ｓ５０４、およびＳ５０６を含む。

ステップＳ５０２では、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置が、決定される。

ステップＳ５０４では、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲が、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って決定され、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ５０６では、第１のタイプのパラメータセットの構成が、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲内で選択され、受信端が、第１のタイプのパラメータセットの構成を通知される。

上記のステップを通して、基地局は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を決定した後に、第１のタイプのパラメータセットがアップリンクデータパラメータのセットである、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定し、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲内の第１のタイプのパラメータセットの構成を選択し、端末が、アップリンクデータパラメータに従って、アップリンクデータパラメータを決定し、アップリンクデータの関連サービスを処理し得るように、第１のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第１のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、伝送層数、変調パラメータまたはコーディングパラメータ、数秘術パラメータ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、またはＤＣＩ場所のうちの少なくとも１つを含む。

実施形態は、位置パラメータを構成するための方法を提供する。図６は、本開示のある実施形態による、位置パラメータを構成するための方法のフローチャートである。図６に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ６０２およびＳ６０４を含む。

ステップＳ６０２では、第２のタイプのパラメータセットの構成値が、決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ６０４では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲が、第２のタイプパラメータセットの構成値に従って、決定される。

上記のステップを通して、基地局は、第２のタイプのパラメータセットがダウンリンクデータパラメータのセットである、第２のタイプのパラメータセットの構成値を決定した後に、第２のタイプのパラメータセットの構成値に従って、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲を決定し、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を選択し、端末が、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、ダウンリンクサービスを処理し得るように、ダウンリンクデータチャネルの選択された終了シンボル位置を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第２のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、伝送層数、変調パラメータ、コーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプまたはサイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、伝送数、プリコーディングパラメータ、マッピング方式、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。

随意の実施形態では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲が、第２のタイプパラメータセットの構成値に従って決定された後に、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置が、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲内で選択され、受信端が、ダウンリンクデータチャネルの選択された終了シンボル位置を通知される。

随意の実施形態では、構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、以下のうちの１つを含む、すなわち、構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、ｊ番目の時間ドメインシンボル以下であり、ｊは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｊの値範囲は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

随意の実施形態では、構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、以下のうちの１つを含む、すなわち、構成範囲内のアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、ｋ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｋは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｋの値範囲は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

随意の実施形態では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置およびアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置と構成範囲内のアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置との間の間隔は、ｍ個のシンボル以上であり、ｍは、１よりも大きい整数であり、ｍの値は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

実施形態は、ダウンリンクパラメータを構成するための方法を提供する。図７は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクパラメータを構成するための方法のフローチャートである。図７に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ７０２、Ｓ７０４、およびＳ７０６を含む。

ステップＳ７０２では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置が、決定される。

ステップＳ７０４では、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲が、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ７０６では、第２のタイプのパラメータセットの構成が、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲内で選択され、受信端が、第２のタイプのパラメータセットの構成を通知される。

上記のステップを通して、基地局は、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定した後に、第２のタイプのパラメータセットがダウンリンクデータパラメータのセットである、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定し、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲内の第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、端末がダウンリンクデータパラメータに従ってデータを柔軟に処理し得るように、第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

実施形態は、ＣＳＩの伝送位置を決定するための方法を提供する。図８は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報の伝送位置を構成するための方法のフローチャートである。図８に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ８０２およびＳ８０４を含む。

ステップＳ８０２では、第３のタイプのパラメータセットの構成値が、決定され、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである。

ステップＳ８０４では、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置が、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って決定される。

上記のステップを通して、基地局は、第３のタイプのパラメータセットの構成値が、ＣＳＩのパラメータのセットである、第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定し、端末が、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロットドメイン位置に従って、データを柔軟に処理し得るように、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロットドメイン位置を決定する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、測定参照信号位置、干渉測定リソース（ＩＭＲ）位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはリソースブロック（ＲＢ）数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。

実施形態は、ＣＳＩを構成するための方法を提供する。図９は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報を構成するための方法のフローチャートである。図９に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ９０２、Ｓ９０４、およびＳ９０６を含む。

ステップＳ９０２では、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置が、決定される。

ステップＳ９０４では、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲が、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って決定され、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである。

ステップＳ９０６では、第３のタイプのパラメータセットの構成が、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲内で選択され、受信端が、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を通知される。

上記のステップを通して、基地局は、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定した後に、第３のタイプのパラメータセットの構成値がＣＳＩのパラメータのセットである、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定し、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲から第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、端末が、構成値がＣＳＩのパラメータのセットであるという事実に従って、データを柔軟に処理し得るように、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、アップリンクレポートＣＳＩ測定のための参照信号の時間ドメイン位置、またはアップリンクレポートＣＳＩ測定のためのＩＭＲの時間ドメイン位置のうちの少なくとも１つを含む。

随意の実施形態では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置およびアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、以下を含む、すなわち、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置と構成範囲内のアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置との間の間隔は、ｍ個のシンボル以上であり、ｍは、１よりも大きい整数であり、ｍの値は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

実施形態は、ダウンリンクパラメータを構成するための方法を提供する。図７は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクパラメータを構成するための方法のフローチャートである。図７に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ７０２、Ｓ７０４、およびＳ７０６を含む。

ステップＳ７０２では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置が、決定される。

ステップＳ７０４では、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲が、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ７０６では、第２のタイプのパラメータセットの構成が、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲内で選択され、受信端が、第２のタイプのパラメータセットの構成を通知される。

上記のステップを通して、基地局は、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定した後に、第２のタイプのパラメータセットがダウンリンクデータパラメータのセットである、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定し、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲内で第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、端末がダウンリンクデータパラメータに従ってデータを柔軟に処理し得るように、第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

実施形態は、ＣＳＩの伝送位置を決定するための方法を提供する。図８は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報の伝送位置を構成するための方法のフローチャートである。図８に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ８０２およびＳ８０４を含む。

ステップＳ８０２では、第３のタイプのパラメータセットの構成値が、決定され、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである。

ステップＳ８０４では、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置が、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って決定される。

上記のステップを通して、基地局は、第３のタイプのパラメータセットの構成値がＣＳＩのパラメータのセットである、第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定し、端末が、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロットドメイン位置に従って、データを柔軟に処理し得るように、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロットドメイン位置を決定する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、測定参照信号位置、干渉測定リソース（ＩＭＲ）位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはリソースブロック（ＲＢ）数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。

実施形態は、ＣＳＩを構成するための方法を提供する。図９は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報を構成するための方法のフローチャートである。図９に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ９０２、Ｓ９０４、およびＳ９０６を含む。

ステップＳ９０２では、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置が、決定される。

ステップＳ９０４では、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲が、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って決定され、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである。

ステップＳ９０６では、第３のタイプのパラメータセットの構成が、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲内で選択され、受信端が、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を通知される。

上記のステップを通して、基地局は、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定した後に、第３のタイプのパラメータセットの構成値がＣＳＩのパラメータのセットである、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定し、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲から第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、端末が、構成値がＣＳＩのパラメータのセットであるという事実に従って、データを柔軟に処理し得るように、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を受信端に通知する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、アップリンクレポートＣＳＩ測定のための参照信号の時間ドメイン位置、またはアップリンクレポートＣＳＩ測定のためのＩＭＲの時間ドメイン位置のうちの少なくとも１つを含む。

ステップ１００２では、第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_１個の値セットが、決定され、Ｎ_１は、１以上の整数であり、Ｎ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップＳ１００４では、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求が、決定される。

ステップＳ１００６では、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報が、フィードバックされる。

上記のステップを通して、端末は、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定した後に、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定し、端末がサービスを柔軟に処理し得るように、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報をフィードバックする。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、端末によって実行されてもよい。

実施形態は、構成制限情報をフィードバックするための方法を提供する。図１１は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするための方法のフローチャート１である。図１１に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ１１０２、Ｓ１１０４、およびＳ１１０６を含む。

ステップＳ１１０２では、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値が、決定され、Ｍ_１は、１以上の整数であり、Ｍ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップＳ１１０４では、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲が、決定され、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ１１０６では、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報が、フィードバックされる。

上記のステップを通して、端末は、Ｍ_１が、１以上の整数であり、Ｍ_１の値が、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値を決定した後に、第１のタイプのパラメータセットが、端末がアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従ってデータを柔軟に処理することを可能にするためのアップリンクデータパラメータのセットである、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定し、端末がサービスを柔軟に処理し得るように、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックする。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、端末によって実行されてもよい。

実施形態は、時間パラメータをフィードバックするための方法を提供する。図１２は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするための方法のフローチャートである。図１２に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ１２０２、Ｓ１２０４、およびＳ１２０６を含む。

ステップＳ１２０２では、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_２個の値セットが、決定され、Ｎ_２は、１以上の整数であり、Ｎ_２の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ１２０４では、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求が、決定される。

ステップＳ１２０６では、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報が、フィードバックされる。

上記のステップを通して、端末は、Ｎ_２が、１以上の整数であり、Ｎ_２の値が、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第２のタイプのパラメータが、ダウンリンクデータパラメータのセットである、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_２個の値セットを決定した後に、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求を決定し、端末がデータを柔軟に処理し得るように、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックする。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、端末によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第２のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、層数、ＤＭＲＳ数、変調パラメータ、コーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプまたはサイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、伝送数、プリコーディングパラメータ、またはマッピング方式のうちの少なくとも１つを含む。

実施形態は、構成制限情報をフィードバックするための方法を提供する。図１３は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするための方法のフローチャートである。図１３に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ１３０２、Ｓ１３０４、およびＳ１３０６を含む。

ステップＳ１３０２では、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値が、決定され、Ｍ_２は、１以上の整数であり、Ｍ_２の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップＳ１３０４では、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲が、決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。

ステップＳ１３０６では、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報が、フィードバックされる。

上記のステップを通して、端末は、Ｍ_２が、１以上の整数であり、Ｍ_２の値が、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値を決定し、第２のタイプのパラメータセットがダウンリンクデータパラメータのセットである、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定し、端末がデータを柔軟に処理し得るように、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックする。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、端末によって実行されてもよい。

実施形態は、時間パラメータをフィードバックするための方法を提供する。図１４は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするための方法のフローチャートである。図１４に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ１４０２、Ｓ１４０４、およびＳ１４０６を含む。

ステップＳ１４０２では、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_３個の値セットが、決定され、Ｎ_３は、１以上の整数であり、Ｎ_３の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第３のタイプのパラメータセットは、ＣＳＩのパラメータのセットである。

ステップＳ１４０４では、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求が、決定される。

ステップＳ１４０６では、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報が、フィードバックされる。

上記のステップを通して、端末は、Ｎ_３が、１以上の整数であり、Ｎ_３の値が、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第３のタイプのパラメータセットが、ＣＳＩのパラメータのセットである、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_３個の値セットを決定した後、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求を決定し、端末がデータを柔軟に処理し得るように、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックする。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、端末によって実行されてもよい。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、参照信号位置、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、またはＣＳＩ計算機の伝送仮定のうちの少なくとも１つを含む。

実施形態は、構成制限情報をフィードバックするための方法を提供する。図１５は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするための方法のフローチャートである。図１５に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ１５０２、Ｓ１５０４、およびＳ１５０６を含む。

ステップＳ１５０２では、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値が、決定され、Ｍ_３は、１以上の整数であり、Ｍ_３の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップＳ１５０４では、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲が、決定される。

ステップＳ１５０６では、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報が、フィードバックされる。

上記のステップを通して、端末は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、データを柔軟に処理することができる。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、端末によって実行されてもよい。

実施形態は、伝送パラメータを処理するための方法を提供する。図１６は、本開示のある実施形態による、伝送パラメータを処理するための方法のフローチャートである。図１６に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップＳ１６０２、Ｓ１６０４、およびＳ１６０６を含む。

ステップＳ１６０２では、データチャネルの伝送パラメータセットの構成が、決定される。

ステップＳ１６０４では、応答メッセージの伝送構成が、データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って決定され、応答メッセージの伝送構成は、応答メッセージの伝送位置と、応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを含む。

Ｓ１６０６では、データが、応答メッセージの伝送構成に従って送信または受信される。

上記のステップを通して、端末または基地局は、データチャネルの伝送パラメータセットの構成を決定した後に、応答メッセージの伝送構成が、応答メッセージの伝送位置と、応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを含む、データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って、応答メッセージの伝送構成を決定し、端末が、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、データを柔軟に処理し得るように、応答メッセージの伝送構成に従って、データを送信または受信する。したがって、端末がサービスを処理するときに高い費用および時間の非柔軟性という関連技術分野内の問題が、解決されることができ、それによって、サービス処理費用を削減し、サービスを柔軟に処理するという効果を達成する。

一実施形態では、上記のステップは、限定ではないが、基地局または端末によって実行されてもよい。

上記の実施形態では、Ｎ_１、Ｎ_２、Ｎ_３、Ｍ_１、Ｍ_２、およびＭ_３は、同一であり得る、または異なり得る。

自己完結構造のシナリオ：

ＮＲでは、自己完結構造が、１つ以上の時間間隔に使用されてもよい。主要な利点は、本構造が、複雑な時間ドメイン時間間隔の間のタイミング関係を定義する必要がなく、良好な互換性およびスケーラビリティを有することである。スロットである時間間隔を実施例として取り上げると、アップリンクデータの送信準備の処理、ダウンリンクＣＳＩのダウンリンクデータおよび測定フィードバックの復調および受信および確認応答が、１つのスロット内で完了される。この場合、設計は、自己完結型である伝送リソース位置決定方法をサポートするために合理的である必要があり、複雑性を増加させることなく、可能な限り多大な柔軟性を必要とする。

ＵＬデータ処理：

図１７では、ｔ１とｔ２との間の時間差は、アップリンクデータ送信の最大準備時間である。物理ダウンリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）内で送信されるＤＣＩ位置は、必ずしも第１のシンボル上にあるわけではないが、第２または第３のシンボル上にあり得、ｔ１とｔ２との間の時間差を短縮することに留意されたい。ＰＵＳＣＨの開始位置は、制御シグナリングを介して基地局によって柔軟に示されてもよく、位置は、前方または後方に移動してもよい。ＵＬデータ処理時間要求に影響を及ぼす要因は、以下のうちの少なくとも１つを含む。
１．伝送ブロックサイズ／符号ブロックサイズ：伝送ブロック（ＴＢ）のサイズまたは符号ブロック（ＣＢ）のサイズを表す。１つのＴＢは、１つ以上のＣＢを含み、ＴＢおよびＣＢが大きいほど、コーディングおよびインターリービングがより複雑になり、処理のためにより多くの時間が必要であろう。
２．利用可能なＲＥ数：利用可能なＲＥの数を表す。ＲＥ数が大きいほど、伝送される必要がある変調シンボルの数がより大きくなり、処理がより複雑になるであろう。利用可能なＲＥは、単一の搬送周波数から、または複数の搬送周波数から数えられ得る。
３．層数またはＤＭＲＳポート数：伝送層数を表す。複数の層が、空間多重化の自由度が十分に高いときに、同時伝送に使用されてもよく、各層は、異なる数を伝送し、より多くのデータが処理される必要があり、ある複雑な層マッピング処理が追加され得るため、層数が大きいほど、より複雑になるであろう。ＤＭＲＳポート数は、通常、層数と同一であり、ある場合には、ＤＭＲＳポート数は、層数の倍数である。
４．変調／コーディングパラメータ：既存の無線通信システムで使用される変調モードは、主に、２位相偏移（ＢＰＳＫ）変調、４位相偏移（ＱＰＳＫ）変調、１６直交振幅変調（１６ＱＡＭ）、６４ＱＡＭ、２５６ＱＡＭ、および同等物を含み、異なる変調モードは、異なる配列マップを有し、また、異なる複雑性も有する。コーディング技術は、現在、低密度パリティ検査符号（ＬＤＰＣ）、ターボ符号、畳み込み符号（ＣＣ）、ポーラ符号、および他の方式を有し、異なるタイプのコーディングは、異なる複雑性を有し、例えば、ＬＤＰＣの複雑性は、ターボ符号の複雑性未満である。また、１／３、１／２、１／４、３／４、５／６、および同等物等の複数の符号レートも存在し、同一の入力ビットを伴う条件では、符号レートが低いほど、より複雑になるであろう。
５．数秘術パラメータ：主に、副搬送波数／間隔、高速フーリエ変換（ＦＦＴ）点数、時間ドメインシンボル（例えば、ＯＦＤＭシンボル）長、サンプリング周波数、および他のパラメータを含む。異なるパラメータに対応する複雑性もまた、異なる。
６．ＤＣＩフォーマットタイプ／サイズ：異なるＤＣＩフォーマットタイプまたは異なるＤＣＩフォーマットサイズが、異なる検出複雑性を有する。アップリンクデータの送信準備が、ＤＣＩが正常に検出された後のみに開始されるため、ＤＣＩ検出に費やされる時間が多いほど、データ送信準備のために残された時間が少ない。
７．多重入出力（ＭＩＭＯ）方式：伝送技術は、ダイバーシティ伝送の空間周波数ブロック符号（ＳＦＢＣ）／空間時間ブロック符号（ＳＴＢＣ）、循環シフトダイバーシティ（ＣＣＤ）技術、およびプリコーダ循環等の複数の技術を含む。これらの技術は、異なる複雑性および異なる処理時間を有する。
８．最大ＤＣＩ数：端末は、複数のＤＣＩを受信してもよく、複数のＤＣＩを受信する場合、より多くの処理時間を必要とする。
９．ＰＵＳＣＨ（アップリンクデータ／共有チャネル）シンボル数：端末のアップリンクによって占有されるシンボルの数は、大いに異なる。
１０．ＵＥカテゴリ：異なるタイプのＵＥが、異なる能力レベルを有し、同一のサービスを処理するときに異なる時間を必要とする。
１１．波形：アップリンク伝送は、単一搬送周波数分割多重アクセス（ＳＣ－ＦＤＭＡ）、巡回プレフィックス直交周波数分割多重化（ＯＦＤＭ）、および同等物等の複数の異なる波形を選択し得る。異なる波形は、異なるベースバンド処理複雑性を有し、異なる処理時間を必要とする。
１２．インターリービングパラメータ：インターリービングおよび非インターリービングの複数の事例が存在し、処理複雑性は、インターリービング有効化の場合により高くなるであろう。
１３．プリコーディングパラメータ、異なるプリコーディング方式、および異なるプリコーディング粒度
１４．タイミングアドバンス（ＴＡ）：本パラメータは、異なるＵＥの異なる伝送パスによって引き起こされる、異なる着信時間によって引き起こされる、いくつかの問題を克服するために、端末の送信アドバンスに使用される。ＴＡが大きいほど、ＵＥのための利用可能な処理時間がより短くなる。

処理時間の柔軟性の増進は、下記に説明されるステップを含む。

本開示の実施形態は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法（基地局側）を提供する。本方法は、ステップ１０１、１０２、および１０３を含む。

ステップ１０１では、第１のタイプのパラメータセットの構成値が、決定される。

第１のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータ、すなわち、伝送ブロックサイズ／符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、層数またはＤＭＲＳポート数、変調およびコーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプ／サイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有される全ＯＦＤＭシンボル数、ＵＥカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、およびタイミングアドバンスの１つ以上の組み合わせを含む。

ステップ１０２では、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成可能な範囲が、決定される。

構成可能な範囲内のシンボル位置は、ｉ番目のシンボル以上であり、ｉは、シンボルインデックスを表し、ｉの値は、第１のタイプのパラメータセットの中の１つ以上のパラメータに従って決定される。

ステップ１０３では、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置が、構成可能な範囲から選択され、受信端に通知される。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、ステップ２０１、２０２、および２０３を含む。

ステップ２０１では、第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ個の値セットが、決定され、Ｎは、１以上の整数であり、Ｎの値は、送受信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップ２０２では、Ｎ個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求が、決定される。

ステップ２０３では、Ｎ個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報が、フィードバックされる。

伝送パラメータの構成上の限定は、下記に説明されるステップを含む。

本開示の実施形態は、アップリンクパラメータを構成するための方法（基地局側）を提供する。本方法は、ステップ１１１、１１２、および１１３を含む。

ステップ１１１では、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置が、決定される。

ステップ１１２では、第１のタイプのパラメータセットの構成可能な範囲が、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って決定される。

第１のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータのうちの１つ以上のもの、すなわち、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、層数、ＤＭＲＳポート数、変調およびコーディングパラメータ、数秘術パラメータ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有される全ＯＦＤＭシンボル数、およびＤＣＩ場所を含む。

ステップ１１３では、第１のタイプのパラメータセットの構成が、構成可能な範囲から選択され、受信端に通知される。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、ステップ２１１、２１２、および２１３を含む。

ステップ２１１では、アップリンクデータ送信準備時間のＭ個の値が、決定され、Ｍは、１以上の整数であり、Ｍの値は、送受信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップ２１２では、アップリンクデータ送信準備時間のＭ個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲が、決定される。

ステップ２１３では、アップリンクデータ送信準備時間のＭ個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報が、フィードバックされる。

ＤＬデータ処理：

図１８および１９におけるｔ１とｔ２との間の時間差は、ダウンリンクデータ復調および応答情報準備のための最大時間であり、ｔ１およびｔ２は、ＤＬデータ処理と呼ばれ得る、時間位置である。ＰＤＣＣＨ内で送信されるＤＣＩ位置は、必ずしも第１のシンボル上にあるわけではないが、第２または第３のシンボル上にあり得、ｔ１とｔ２との間の時間差を短縮することに留意されたい。ＰＵＣＣＨは、２つのタイプ、すなわち、長いフォーマットおよび短いフォーマットを有する。占有されたシンボルの数は、１つ以上であり得、開始位置はまた、前方または後方に移動されてもよい。

ＤＬデータ処理時間要求に影響を及ぼす要因は、以下のうちの少なくとも１つを含む。
１．マッピングパラメータ：１つのＣＢが複数のシンボル上でマップされる場合、全ての情報が受信された後のみに復号が実施されるため、より長い処理時間が必要とされる。
２．伝送ブロックサイズ／符号ブロックサイズ：ＴＢのサイズまたはＣＢのサイズを表す。１つのＴＢは、１つ以上のＣＢを含む。
３．利用可能なＲＥ数：利用可能なＲＥの数を表す。ＲＥ数が大きいほど、伝送される必要がある変調シンボルの数がより大きくなり、処理がより複雑になり、利用可能なＲＥは、単一の搬送周波数から、または複数の搬送周波数からから数えられ得る。
４．層数またはＤＭＲＳポート数：伝送層数を表す。複数の層が、空間多重化の自由度が十分に高いときに、同時伝送に使用されてもよく、各層は、異なる数を伝送し、より多くのデータが処理される必要があり、ある複雑な層マッピング処理が追加され得るため、層数が大きいほど、受信処理がより複雑になるであろう。ＤＭＲＳポート数は、通常、層数と同一であり、ある場合には、ＤＭＲＳポート数は、層数の倍数である。ＤＭＲＳチャネル推定もまた、処理時間を必要とする。
５．変調／コーディングパラメータ：既存の無線通信システムで使用される変調モードは、主に、ＢＰＳＫ変調、ＱＰＳＫ変調、１６ＱＡＭ、６４ＱＡＭ、２５６ＱＡＭ、および同等物を含み、異なる変調モードは、異なる配列マップを有し、また、異なる複雑性も有する。コーディング技術は、現在、ＬＤＰＣ符号、ターボ符号、ＣＣ符号、ポーラ符号、および他の方式を有し、異なるタイプの復号は、異なる複雑性を有し、例えば、ＬＤＰＣ復号の複雑性は、ターボ符号の複雑性未満である。また、１／３、１／２、１／４、３／４、５／６、および同等物等の複数の符号レートも存在し、同一の入力ビットを伴う条件では、符号レートが低いほど、復号がより複雑になるであろう。
６．数秘術パラメータ：主に、副搬送波数／間隔、ＦＦＴ点数、時間ドメインシンボル（例えば、ＯＦＤＭシンボル）長、サンプリング周波数、および他のパラメータを含む。異なるパラメータに対応する複雑性もまた、異なる。
７．ＤＣＩフォーマットタイプ／サイズ：異なるＤＣＩフォーマットタイプまたは異なるＤＣＩフォーマットサイズが、異なる検出複雑性を有する。ダウンリンクデータの復調が、ＤＣＩが正常に検出された後のみに開始されるため、ＤＣＩ検出に費やされる時間が多いほど、復調および復号およびアップリンク応答フィードバックのために残された時間が少ない。
８．ＭＩＭＯ方式：伝送技術は、ダイバーシティ伝送のＳＦＢＣ／ＳＴＢＣ、ＣＣＤ技術、およびプリコーダ循環等の複数の技術を含む。これらの技術は、異なる受信複雑性および異なる処理時間を有する。
９．最大ＤＣＩ数：端末は、複数のＤＣＩを受信してもよく、複数のＤＣＩを受信する場合、より多くの処理時間を必要とする。複数のＤＣＩは、１つの巡回プレフィックス（ＣＣ）の複数のＤＣＩ、または複数のＣＣの複数のＤＣＩを含む。
１０．ＰＤＳＣＨシンボル数：端末のダウンリンクによって占有されるシンボル数の終了位置は、端末のために残された処理時間に影響を及ぼすであろう。
１１．伝送数：第１の時間のために伝送される、新たに伝送されたデータは、概して、迅速に処理されるが、再伝送は、前もって伝送された情報と合同で複合される必要があり、再伝送数が多いほど、処理がより複雑になり、より多くの時間が必要とされる。
１２．ＵＥカテゴリ：異なるタイプのＵＥが、異なる能力レベルを有し、同一のサービスを処理するときに異なる時間を必要とする。
１３．プリコーディングパラメータ：異なるプリコーディング方式は、異なる複雑性を有し、例えば、線形プリコーディングおよび非線形プリコーディングは、異なる複雑性を有し、マルチユーザプリコーディングおよび単一ユーザプリコーディングは、異なる複雑性を有する。加えて、マルチレベルプリコーディングが存在する場合、プリコーディングレベルが多いほど、次元がより高くなり、処理がより複雑になる。異なるプリコーディング粒度は、サブバンドプリコーディングおよびブロードバンドプリコーディング等の異なる複雑性を有する。
１４．タイミングアドバンス（ＴＡ）：本パラメータは、異なるＵＥの異なる伝送パスによって引き起こされる、異なる着信時間によって引き起こされる、いくつかの問題を克服するために、端末の送信アドバンスに使用される。ＴＡが大きいほど、ＵＥのための利用可能な処理時間がより短くなる。
１５．波形：波形は、ＳＣ－ＦＤＭＡおよびＯＦＤＭを有し、異なる波形は、ベースバンド上で異なる信号処理方式を有し、例えば、ＳＣ－ＦＤＭＡは、異なる複雑性も引き起こす、ＯＦＤＭよりも１つ多くの変換を有する。

処理時間の柔軟性の増進は、下記に説明されるステップを含む。

本開示の実施形態はさらに、位置パラメータを構成するための方法（端末側）を提供する。本方法は、ステップ３０１、３０２、および３０３を含む。

ステップ３０１では、第２のタイプのパラメータセットの構成値が、決定される。

第２のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータ、すなわち、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、層数、ＤＭＲＳ数、変調パラメータ、コーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプ／サイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、伝送数、プリコーディングパラメータ、マッピング方式、およびタイミングアドバンスの１つ以上の組み合わせを含む。

ステップ３０２では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成可能な範囲および／またはアップリンク応答情報時間ドメイン送信シンボルの構成可能な範囲が、決定される。

構成可能な範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、ｊ番目の時間ドメインシンボル以下であり、ｊは、シンボルインデックスを表し、ｊの値は、第２のタイプのパラメータセットの中の１つ以上のパラメータに従って決定される。

随意に、構成可能な範囲内のアップリンク応答情報時間ドメイン送信シンボル位置は、ｋ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｋは、シンボルインデックスを表し、ｋの値は、第２のタイプのパラメータセットの中の１つ以上のパラメータに従って決定される。

随意に、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置と構成可能な範囲内のアップリンク応答情報時間ドメイン送信シンボル位置との間の間隔は、ｍ個のシンボル以上であり、ｍは、１よりも大きい整数であり、ｍの値は、第２のタイプのパラメータセットの中の１つ以上のパラメータに従って決定される。

ステップ３０３では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置および／またはアップリンク応答情報時間ドメイン送信シンボル位置は、構成可能な範囲から選択され、受信端に通知される。

本開示の実施形態はさらに、応答メッセージ送信構成を決定するための方法（基地局または端末）を提供する。本方法は、ステップａ、ｂ、およびｃを含み、その原理は、図２０および２１に示される通りである。

ステップａでは、第２のタイプのパラメータセットの構成が、決定される。

ステップｂでは、応答メッセージの伝送（送信または受信）構成が、第２のタイプのパラメータセットの構成に従って決定され、応答メッセージの伝送構成は、応答メッセージの伝送位置と、応答メッセージ数、応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを含む。

ステップｃでは、送信または受信が、応答メッセージの決定された伝送構成に従って実施される。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、下記に説明されるステップを含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、下記に説明されるステップを含む。

ステップ４０１では、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ個の値セットが、決定され、Ｎは、１以上の整数であり、Ｎの値は、送受信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

第２のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータ、すなわち、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、層数、ＤＭＲＳ数、変調パラメータ、コーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプ／サイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、伝送数、プリコーディングパラメータ、およびマッピング方式の１つ以上の組み合わせを含む。

ステップ４０２では、Ｎ個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求が、決定される。

ステップ４０３では、Ｎ個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報が、フィードバックされる。

伝送パラメータの構成上の限定は、以下の通りである。

本開示の実施形態は、アップリンクパラメータを構成するための方法（基地局側）を提供する。本方法は、ステップ３１１、３１２、および３１３を含む。

ステップ３１１では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置が、決定される。

ステップ３１２では、第２のタイプのパラメータセットの構成可能な範囲が、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って決定される。

ステップ３１３では、第２のタイプのパラメータセットの構成が、構成可能な範囲から選択され、受信端に通知される。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、ステップ４１１、４１２、および４１３を含む。

ステップ４１１では、ダウンリンクデータ処理時間のＭ個の値が、決定され、Ｍは、１以上の整数であり、Ｍの値は、送受信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップ４１２では、ダウンリンクデータ処理時間のＭ個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲が、決定される。

ステップ４１３では、ダウンリンクデータ処理時間のＭ個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報が、フィードバックされる。

ＣＳＩ処理：

ＰＤＣＣＨ内で伝送されるＤＣＩは、ＣＳＩのフィードバックをトリガするために使用され、ＣＳＩの計算は、２つの部分、すなわち、チャネル測定および干渉測定を伴う。チャネル測定は、主に、ＣＳＩ－ＲＳを使用し、また、他のタイプのＲＳを使用してもよい。干渉測定は、主に、ＩＭＲを使用する。ＣＳＩ－ＲＳ／ＩＭＲは、ＤＣＩによってトリガされてもよい、またはＤＣＩが送信される前にすでに構成されている。

ＣＳＩ－ＲＳまたはＩＭＲの位置がＤＣＩの後である場合、図２２および２３におけるｔ１とｔ２との間の時間差は、ＤＬデータ処理と呼ばれ得る、ダウンリンクデータ復調および応答情報準備のための最大時間である。ＣＳＩは、ＰＵＣＣＨ内でフィードバックされることができ、ＰＵＣＣＨは、２つのタイプ、すなわち、長いフォーマットおよび短いフォーマットを有する。占有されたシンボルの数は、１つ以上であり得、開始位置はまた、前方または後方に移動されてもよい。ＣＳＩはまた、ＰＵＳＣＨによって配分されるリソースエリア内でフィードバックされることもでき、占有された位置は、柔軟であり得る。

加えて、ＣＳＩ－ＲＳ測定チャネルの他に、ＰＤＳＣＨ伝送が存在する場合、ＣＳＩはまた、図２４および２５に示されるように、ＰＤＳＣＨのＤＭＲＳを使用することによって測定されることもできる。

ＣＳＩ－ＲＳまたはＩＭＲの位置がスロットの中に位置する場合の他に、ＣＳＩ－ＲＳまたはＩＭＲの位置はまた、スロットがＤＣＩをトリガする前に送信されてもよい。下記の実施例が存在する。

ある場合に、処理時間は、ＤＣＩをＣＳＩの報告にトリガするようにＰＤＣＣＨ内のＣＳＩに命令するインジケーションの受信からの時間であるが、ＣＳＩ－ＲＳまたはＩＭＲの位置が前もって送信されているため、粗いＣＳＩ量子化の一部が、事前に実施されることができ、後続のサブフレームがＣＳＩによってトリガされるとき、処理が実施される。プロセス全体が、より速くなるであろう。

ＤＬデータ処理時間要求に影響を及ぼす要因は、以下のうちの少なくとも１つを含む。
１．ＲＳ設定：位置構成を含み、ＣＳＩ計算のための異なる処理時間を残す、参照ＲＳの異なる位置を計算するためにＣＳＩを必要とし、また、ＲＳのポートの数も含み、ポートの数が多いほど、必要とされる処理時間がより長くなる。
２．ＩＭＲ設定：位置設定を含み、ＣＳＩ計算のための異なる処理時間を残す、参照ＩＭＲの異なる位置を計算するためにＣＳＩを必要とする。
３．測定または報告設定：以下を含む。
ａ．フィードバックモード構成：サブバンドフィードバックの複雑性がより高い、サブバンドフィードバック／ブロードバンドフィードバック等。
ｂ．フィードバック粒度：フィードバック粒度が大きいほど、フィードバック粒度がより複雑になり、要求される処理時間が異なる。
ｃ．量子化方式：それぞれ、異なる複雑性を有し、したがって、異なる処理時間要求を有する、コードブックフィードバックまたは非コードブックフィードバック、明示的量子化または暗示的量子化、および低精度量子化または高精度量子化等の種々のタイプの量子化方式を含む。
ｄ．量子化されたブロードバンドサイズ／ＲＢ数：ブロードバンドが大きいほど、またはＲＢが多いほど、測定フィードバックがより複雑になる。
ｅ．コードブック構成：コードブック内のコードワードの数が大きいほど、より多くの事例が量子化においてトラバースされる必要があり、複雑性がより高くなる。コードブックの次元が大きいほど、量子化の複雑性がより高くなる。
ｆ．ＣＳＩ計算機の伝送仮定：仮定ダイバーシティ、プリコーディングプーリング、ビーム走査、および同等物等の異なる伝送技術が、最適なＣＳＩをフィードバックするために仮定されることができ、異なる伝送技術が、異なる複雑性を有し、したがって、ＣＳＩが量子化されるときの複雑性もまた、異なる。
４．最大ＤＣＩ数：端末は、複数のＤＣＩを受信してもよく、複数のＤＣＩを受信する場合、より多くの処理時間を必要とする。複数のＤＣＩは、１つの巡回プレフィックス（ＣＣ）の複数のＤＣＩ、または複数のＣＣの複数のＤＣＩを含む。
５．ＵＥカテゴリ：異なるタイプのＵＥが、異なる能力レベルを有し、同一のサービスを処理するときに異なる時間を必要とする。

処理時間の柔軟性の増進は、以下の通りである。

本開示の実施形態は、ＣＳＩ伝送位置を決定するための方法（基地局側）を提供する。本方法は、ステップ５０１および５０２を含む。

ステップ５０１では、第３のタイプのパラメータセットの構成値が、決定される。

第３のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータ、すなわち、測定参照信号位置、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、およびタイミングアドバンスの１つ以上の組み合わせを含む。

ステップ５０２では、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置が、第３のタイプのパラメータセットの構成に従って決定される。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、以下を含む。

本開示の実施形態はさらに、時間パラメータをフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、ステップ６０１、６０２、および６０３を含む。

ステップ６０１では、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ個の値セットが、決定され、Ｎは、１以上の整数であり、Ｎの値は、送受信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

第３のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータ、すなわち、参照信号位置、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、およびＣＳＩ計算機の伝送仮定の１つ以上の組み合わせを含む。

ステップ６０２では、Ｎ個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求が、決定される。

ステップ６０３では、Ｎ個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報が、フィードバックされる。

ＣＳＩの参照信号位置上の限定は、以下の通りである。

本開示の実施形態は、アップリンクパラメータを構成するための方法（基地局側）を提供する。本方法は、ステップ５１１、５１２、および５１３を含む。

ステップ５１１では、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置が、決定される。

ステップ５１２では、第３のタイプのパラメータセットの構成可能な範囲が、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って決定される。

第３のタイプのパラメータセットは、以下のパラメータ、すなわち、ＣＳＩ計算の参照信号位置、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、ＣＳＩ測定のための参照信号の時間ドメイン位置、およびＣＳＩ測定のためのＩＭＲの時間ドメイン位置の１つ以上の組み合わせを含む。

ステップ５１３では、第２のタイプのパラメータセットの構成が、構成可能な範囲から選択され、受信端に通知される。

本開示の実施形態はさらに、構成制限情報をフィードバックするための方法（端末側）を提供する。本方法は、ステップ６１１、６１２、および６１３を含む。

ステップ６１１では、ＣＳＩ計算時間のＭ個の値が、決定され、Ｍは、１以上の整数であり、Ｍの値は、送受信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。

ステップ６１２では、ダウンリンクＣＳＩ計算時間のＭ個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲が、決定される。

ステップ６１３では、ダウンリンクＣＳＩ計算時間のＭ個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報が、フィードバックされる。

非自己完結構造における適用：

非自己完結構造では、ダウンリンクシグナリングの送信および対応する応答のフィードバックが、基本的時間間隔内で完了されることができないため、ＤＣＩによってトリガされる、報告される対応するコンテンツは、後続の基本的時間間隔内でフィードバックされる必要がある。

ＦＤＤシステムおよびＴＤＤシステム／柔軟二重システムは、それぞれ、図２６および２７に示される。

例えば、ＤＣＩは、ｎ番目のスロット上で送信され、報告される対応するコンテンツは、ｎ＋ｘ１番目のスロット上でフィードバックされる。

例えば、以下の方式において、ＣＳＩ－ＲＳの送信位置は、１つのスロット内で前方または後方にあり得、最小間隔要求が４つよりも多くのスロットである場合、およびＣＳＩ－ＲＳがｎ番目のスロット上で送信され、その位置が前方にある場合、その対応するフィードバックが、ｎ＋４番目のスロット上にアップロードされてもよく、ＣＳＩ報告位置が、第４のスロット上で伝送され、具体的時間ドメインシンボル位置が、前方または後方にあり得る。ＣＳＩ－ＲＳがｎ番目のスロット上で送信され、その位置が後方にある場合、その対応するフィードバックが、ｎ＋４番目のスロット上にアップロードされてもよく、ＣＳＩ報告位置は、第４のスロット内で後方のみにあり得、そうでなければ、処理時間は、図２８に示されるように不十分であろう。

別の実施例では、以下の方式において、ＣＳＩ－ＲＳの送信位置は、１つのスロット内で前方または後方にあり得、最小間隔要求が４．５個よりも多くのスロットである場合、およびＣＳＩ－ＲＳがｎ番目のスロット上で送信され、その位置が前方にある場合、その対応するフィードバックが、ｎ＋４番目のスロット上にアップロードされてもよく、位置は、後方にある。ＣＳＩ－ＲＳがｎ番目のスロット上で送信され、その位置が後方にある場合、その対応するフィードバックが、ｎ＋５番目のスロット上にアップロードされてもよく、そうでなければ、処理時間は、図２９に示されるように不十分であろう。

上記の実施例では、これらの実施例に関与する時間単位は、限定ではないが、時間ドメインシンボルである。制御情報と制御情報によってトリガされる報告されたコンテンツとの間の時間間隔は、１つのスロットに限定されず、また、スロットの単位の時間間隔であってもよい。上記の実施例における時間ドメインシンボルがスロットによって置換され得、他の時間ドメイン単位によって表され得る、事例が存在する。スロットもまた、時間単位であり、シンボルとの変換関係を有するため、例えば、１つのスロットは、７つの時間ドメインシンボル、１４個の時間ドメインシンボル、または同等物に等しく、スロットは、事前合意される、または基地局によって構成される。

上記の実施形態の説明から、上記に説明される実施形態における方法は、必要な汎用ハードウェアプラットフォームを加えたソフトウェアによって実装され得る、または当然ながらハードウェアによって実装され得ることが、当業者に明白であろう。しかしながら、多くの場合、前者が、好ましい実装方式である。本理解に基づいて、本開示の技術的ソリューションは、実質的に、または既存の技術分野に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形態で具現化されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体（読取専用メモリ（ＲＯＭ）／ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、磁気ディスク、または光ディスク等）の中に記憶され、端末デバイス（携帯電話、コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、または同等物であり得る）が本開示の各実施形態による方法を実行することを可能にするためのいくつかの命令を含む。

実施形態はさらに、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスを提供する。本デバイスは、上記の実施形態を実装するように構成される。説明されたものは、繰り返されないであろう。下記で使用されるように、用語「モジュール」は、所定の機能を実装することが可能なソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせであってもよい。下記に説明される実施形態における装置は、好ましくは、ソフトウェアによって実装されるが、ハードウェアによる、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによる、実装もまた、可能であり、構想される。

図３０は、本開示のある実施形態による、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスのブロック図である。図３０に示されるように、本デバイスは、第１の決定モジュール３００２と、第２の決定モジュール３００４と、第１の処理モジュール３００６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第１の決定モジュール３００２は、第１のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成され、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである。第２の決定モジュール３００４は、上記の第１の決定モジュール３００２に接続され、第１のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定するように構成される。第１の処理モジュール３００６は、上記の第２の決定モジュール３００４に接続され、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲からアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知するように構成される。

随意の実施形態では、第１のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズまたは符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、伝送層数、変調パラメータまたはコーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプまたはサイズ、伝送技術、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。実施形態では、上記のユーザカテゴリは、ユーザ能力レベルを区別するために使用される。

随意の実施形態では、構成範囲内のシンボル位置は、ｉ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｉは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｉの値範囲は、第１のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

図３１は、本開示のある実施形態による、アップリンクパラメータを構成するためのデバイスのブロック図である。図３１に示されるように、本デバイスは、第３の決定モジュール３１０２と、第４の決定モジュール３１０４と、第２の処理モジュール３１０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第３の決定モジュール３１０２は、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を決定するように構成される。第４の決定モジュール３１０４は、上記の第３の決定モジュール３１０２に接続され、アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置に従って、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成され、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである。第２の処理モジュール３１０６は、上記の第４の決定モジュール３１０４に接続され、第１のタイプのパラメータセットの構成範囲内の第１のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第１のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される。

随意の実施形態では、第１のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、伝送層数、変調パラメータまたはコーディングパラメータ、数秘術パラメータ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、またはＤＣＩ場所のうちの少なくとも１つを含む。

図３２は、本開示のある実施形態による、位置パラメータを構成するためのデバイスのブロック図である。図３２に示されるように、本デバイスは、第４の決定モジュール３２０２と、第５の決定モジュール３２０４とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第４の決定モジュール３２０２は、第２のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。第５の決定モジュール３２０４は、上記の第４の決定モジュール３２０２に接続され、第２のタイプパラメータセットの構成値に従って、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲および／またはアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置の構成範囲を決定するように構成される。

随意の実施形態では、第２のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、伝送層数、変調パラメータ、コーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプまたはサイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、伝送数、プリコーディングパラメータ、マッピング方式、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。

随意の実施形態では、本デバイスはさらに、第３の処理モジュールを含む。第３の処理モジュールは、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置の構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を選択し、ダウンリンクデータチャネルの選択された終了シンボル位置を受信端に通知するように構成される。

随意の実施形態では、構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、以下のうちの１つを含む、すなわち、構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、ｊ番目の時間ドメインシンボル以下であり、ｊは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｊの値範囲は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

随意の実施形態では、構成範囲内のダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置は、以下のうちの１つを含む、すなわち、構成範囲内のアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、ｋ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｋは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｋの値範囲は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

随意の実施形態では、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置および前記アップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置は、以下を含む、すなわち、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置と構成範囲内のアップリンク応答情報の時間ドメイン送信シンボル位置との間の間隔は、ｍ個のシンボル以上であり、ｍは、１よりも大きい整数であり、ｍの値は、第２のタイプのパラメータセットの中に含まれる伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される。

図３３は、本開示のある実施形態による、ダウンリンクパラメータを構成するためのデバイスのブロック図である。図３３に示されるように、本デバイスは、第６の決定モジュール３３０２と、第７の決定モジュール３３０４と、第４の処理モジュール３３０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第６の決定モジュール３３０２は、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置を決定するように構成される。第７の決定モジュール３３０４は、上記の第６の決定モジュール３３０２に接続され、ダウンリンクデータチャネルの終了シンボル位置に従って、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。第４の処理モジュール３３０６は、上記の第７の決定モジュール３３０４に接続され、第２のタイプのパラメータセットの構成範囲内で第２のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第２のタイプのパラメータセットの構成を受信端に通知するように構成される。

図３４は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報の伝送位置を決定するためのデバイスのブロック図である。図３４に示されるように、本デバイスは、第８の決定モジュール３４０２と、第９の決定モジュール３４０４とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第８の決定モジュール３４０２は、第３のタイプのパラメータセットの構成値を決定するように構成され、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである。第９の決定モジュール３４０４は、上記の第８の決定モジュール３４０２に接続され、第３のタイプのパラメータセットの構成値に従って、アップリンクレポートＣＳＩの時間ドメイン送信シンボルの伝送位置および／またはスロット位置を決定するように構成される。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、測定参照信号位置、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、またはタイミングアドバンスのうちの少なくとも１つを含む。

図３５は、本開示のある実施形態による、チャネル状態情報を構成するためのデバイスのブロック図である。図３５に示されるように、本デバイスは、第９の決定モジュール３５０２と、第１０の決定モジュール３５０４と、第５の処理モジュール３５０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第９の決定モジュール３５０２は、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置を決定するように構成される。第１０の決定モジュール３５０４は、上記の第９の決定モジュール３５０２に接続され、ＣＳＩの報告時間ドメイン位置に従って、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲を決定するように構成され、第３のタイプのパラメータセットの構成値は、ＣＳＩのパラメータのセットである。第５の処理モジュール３５０６は、上記の第１０の決定モジュール３５０４に接続され、第３のタイプのパラメータセットの構成範囲内で第３のタイプのパラメータセットの構成を選択し、第３のタイプのパラメータセットの決定された構成を受信端に通知するように構成される。

図３６は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスのブロック図である。図３６に示されるように、本デバイスは、第１１の決定モジュール３６０２と、第１２の決定モジュール３６０４と、第１のフィードバックモジュール３６０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第１１の決定モジュール３６０２は、第１のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_１個の値セットを決定するように構成され、Ｎ_１は、１以上の整数であり、Ｎ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。第１２の決定モジュール３６０４は、上記の第１１の決定モジュール３６０２に接続され、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求を決定するように構成される。第１のフィードバックモジュール３６０６は、上記の第１２の決定モジュール３６０４に接続され、Ｎ_１個の値セットに対応するアップリンクデータ送信準備時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、ＣＳＩ計算機の伝送仮定、アップリンクレポートＣＳＩ測定のための参照信号の時間ドメイン位置、またはアップリンクレポートＣＳＩ測定のためのＩＭＲの時間ドメイン位置のうちの少なくとも１つを含む。

図３７は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスのブロック図である。図３７に示されるように、本デバイスは、第１３の決定モジュール３７０２と、第１４の決定モジュール３７０４と、第２のフィードバックモジュール３７０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第１３の決定モジュール３７０２は、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値を決定するように構成され、Ｍ_１は、１以上の整数であり、Ｍ_１の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。第１４の決定モジュール３７０４は、上記の第１３の決定モジュール３７０２に接続され、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成され、第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットである。第２のフィードバックモジュール３７０６は、上記の第１４の決定モジュール３７０４に接続され、アップリンクデータ送信準備時間のＭ_１個の値に対応する第１のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される。

図３８は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスのブロック図である。図３８に示されるように、本デバイスは、第１５の決定モジュール３８０２と、第１６の決定モジュール３８０４と、第３のフィードバックモジュール３８０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第１５の決定モジュール３８０２は、第２のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_２個の値セットを決定するように構成され、Ｎ_２は、１以上の整数であり、Ｎ_２の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。第１６の決定モジュール３８０４は、上記の第１５の決定モジュール３８０２に接続され、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求を決定するように構成される。第３のフィードバックモジュール３８０６は、上記の第１６の決定モジュール３８０４に接続され、Ｎ_２個の値セットに対応するダウンリンクデータ処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される。

随意の実施形態では、第２のタイプのパラメータセットは、伝送ブロックサイズ、符号ブロックサイズ、利用可能なＲＥ数、層数、ＤＭＲＳ数、変調パラメータ、コーディングパラメータ、数秘術パラメータ、ＤＣＩフォーマットタイプまたはサイズ、最大ＤＣＩ数、ＰＵＳＣＨによって占有されるシンボル数、ユーザカテゴリ、ＤＣＩ場所、波形、伝送数、プリコーディングパラメータ、またはマッピング方式のうちの少なくとも１つを含む。

図３９は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスのブロック図である。図３９に示されるように、本デバイスは、第１７の決定モジュール３９０２と、第１８の決定モジュール３９０４と、第４のフィードバックモジュール３９０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第１７の決定モジュール３９０２は、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値を決定するように構成され、Ｍ_２は、１以上の整数であり、Ｍ_２の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。第１８の決定モジュール３９０４は、上記の第１７の決定モジュール３９０２に接続され、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成され、第２のタイプのパラメータセットは、ダウンリンクデータパラメータのセットである。第４のフィードバックモジュール３９０６は、上記の第１８の決定モジュール３９０４に接続され、ダウンリンクデータ処理時間のＭ_２個の値に対応する第２のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される。

図４０は、本開示のある実施形態による、時間パラメータをフィードバックするためのデバイスのブロック図である。図４０に示されるように、本デバイスは、第１９の決定モジュール４００２と、第２０の決定モジュール４００４と、第５のフィードバックモジュール４００６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第１９の決定モジュール４００２は、第３のタイプのパラメータセットのために構成されるＮ_３個の値セットを決定するように構成され、Ｎ_３は、１以上の整数であり、Ｎ_３の値は、受信端および送信端によって合意され、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定され、第３のタイプのパラメータセットは、ＣＳＩのパラメータのセットである。第２０の決定モジュール４００４は、上記の第１９の決定モジュール４００２に接続され、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求を決定するように構成される。第５のフィードバックモジュール４００６は、上記の第２０の決定モジュール４００４に接続され、Ｎ_３個の値セットに対応するＣＳＩ計算処理時間の要求のインジケーション情報をフィードバックするように構成される。

随意の実施形態では、第３のタイプのパラメータセットは、参照信号位置、ＩＭＲ位置、ポート数、フィードバックモード構成、フィードバック粒度、量子化方式、量子化された帯域幅サイズまたはＲＢ数、コードブック構成、またはＣＳＩ計算機の伝送仮定のうちの少なくとも１つを含む。

図４１は、本開示のある実施形態による、構成制限情報をフィードバックするためのデバイスのブロック図である。図４１に示されるように、本デバイスは、第２１の決定モジュール４１０２と、第２２の決定モジュール４１０４と、第６のフィードバックモジュール４１０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第２１の決定モジュール４１０２は、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値を決定するように構成され、Ｍ_３は、１以上の整数であり、Ｍ_３の値は、受信端および送信端によって合意される、または基地局によって構成されるシグナリングに従って決定される。第２２の決定モジュール４１０４は、上記の第２１の決定モジュール４１０２に接続され、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲を決定するように構成される。第６のフィードバックモジュール４１０６は、上記の第２２の決定モジュール４１０４に接続され、ＣＳＩ計算時間のＭ_３個の値に対応する第３のタイプのパラメータセットの制限構成範囲のインジケーション情報をフィードバックするように構成される。

図４２は、本開示のある実施形態による、伝送パラメータを処理するためのデバイスのブロック図である。図４２に示されるように、本デバイスは、第２３の決定モジュール４２０２と、第２４の決定モジュール４２０４と、第６の処理モジュール４２０６とを含む。本デバイスは、下記で詳細に説明される。

第２３の決定モジュール４２０２は、データチャネルの伝送パラメータセットの構成を決定するように構成される。第２４の決定モジュール４２０４は、上記の第２３の決定モジュール４２０２に接続され、データチャネルの伝送パラメータセットの構成に従って、応答メッセージの伝送構成を決定するように構成され、応答メッセージの伝送構成は、応答メッセージの伝送位置と、応答メッセージを搬送するチャネルのタイプとを含む。第６の処理モジュール４２０６は、上記の第２４の決定モジュール４２０４に接続され、応答メッセージの伝送構成に従って、データを送信または受信するように構成される。

上記に説明される種々のモジュールは、ソフトウェアまたはハードウェアによって実装され得ることに留意されたい。ハードウェアによる実装は、以下の方式で実装されてもよいが、必ずしもそうではなくてもよい、すなわち、上記に説明されるの種々のモジュールは、同一のプロセッサの中に位置する、または上記に説明される種々のモジュールは、任意の組み合わせの形態でそれらの個別のプロセッサの中に位置する。

本開示の実施形態はさらに、記憶媒体を提供する。記憶媒体は、実行されると、上記に説明される実施形態のうちのいずれか１つに記載の方法を実施する、記憶されたプログラムを含む。

一実施形態では、本実施形態において、記憶媒体は、下記に説明されるステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように構成されてもよい。

実施形態では、本実施形態における記憶媒体は、限定ではないが、ＵＳＢフラッシュディスク、ＲＯＭ、ＲＡＭ、モバイルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、またはプログラムコードを記憶することが可能な別の媒体を含んでもよい。

本開示の実施形態はさらに、プロセッサを提供する。プロセッサは、実行されると、上記の実施形態のうちのいずれか１つに記載の方法におけるステップを実施する、プログラムを実行するように構成される。

明白なこととして、本開示の上記のモジュールまたはステップはそれぞれ、汎用コンピューティング装置によって実装され得、モジュールまたはステップは、単一のコンピューティング装置上に集中され、または複数のコンピューティング装置から成るネットワーク上に分散され得、代替として、モジュールまたはステップは、モジュールまたはステップが記憶装置の中に記憶され、コンピューティング装置によって実行され得るように、コンピューティング装置によって実行可能なプログラムコードによって実装され得ることが、当業者によって理解されるはずである。いくつかの状況では、図示または説明されるステップは、本明細書に説明されるものと異なる順序で実行されてもよい、またはモジュールまたはステップは、別個に種々の集積回路モジュールに作製されてもよい、またはその中の複数のモジュールまたはステップは、実装のために単一の集積回路モジュールに作製されてもよい。このようにして、本開示は、ハードウェアおよびソフトウェアのいかなる具体的組み合わせにも限定されない。

上記は、本開示の具体的実施形態にすぎず、本開示を限定することを意図していない。当業者が本開示の技術範囲内で修正または代用を構想することは、容易である。これらの修正または代用は、本開示の範囲内である。したがって、本開示の保護範囲は、添付の請求項の範囲の影響下にある。

Claims (11)

1. アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法であって、
   第１のタイプのパラメータセットにおける伝送パラメータの構成値を決定することであって、前記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンク伝送パラメータのセットであり、前記第１のタイプのパラメータセットは、ユーザカテゴリとＤＣＩ場所とを備える、ことと、
   前記伝送パラメータの構成値に従って、前記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定することと、
   前記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲から前記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択することと、
   前記アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知することと
   を含む、方法。
2. 前記第１のタイプのパラメータセットは、ヌメロロジパラメータを備える、請求項１に記載の方法。
3. 前記第１のタイプのパラメータセットは、タイミングアドバンスを備える、請求項１または請求項２に記載の方法。
4. 前記構成範囲内のシンボル位置は、ｉ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｉは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｉの値は、前記第１のタイプのパラメータセットの中の複数の伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される、請求項２または請求項３に記載の方法。
5. アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するためのデバイスであって、
   第１の決定モジュールであって、前記第１の決定モジュールは、第１のタイプのパラメータセットにおける伝送パラメータの構成値を決定するように構成されており、前記第１のタイプのパラメータセットは、アップリンクデータパラメータのセットであり、前記第１のタイプのパラメータセットは、ユーザカテゴリとＤＣＩ場所とを備える、第１の決定モジュールと、
   第２の決定モジュールであって、前記第２の決定モジュールは、前記伝送パラメータの構成値に従って、前記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲を決定するように構成されている、第２の決定モジュールと、
   第１の処理モジュールであって、前記第１の処理モジュールは、前記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置の構成範囲から前記アップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を選択し、前記アップリンクデータチャネルの選択された開始シンボル位置を受信端に通知するように構成されている、第１の処理モジュールと
   を備える、デバイス。
6. 前記第１のタイプのパラメータセットは、ヌメロロジパラメータを備える、請求項５に記載のデバイス。
7. 前記第１のタイプのパラメータセットは、タイミングアドバンスを備える、請求項５または請求項６に記載のデバイス。
8. 前記構成範囲内のシンボル位置は、ｉ番目の時間ドメインシンボル以上であり、ｉは、時間ドメインシンボルインデックスを表し、ｉの値は、前記第１のタイプのパラメータセットの中の複数の伝送パラメータのうちの少なくとも１つに従って決定される、請求項６または請求項７に記載のデバイス。
9. デバイスであって、
   トンネル許可情報処理のためのプログラムを記憶するように構成されているメモリと、
   前記プログラムを実行するように構成されているプロセッサであって、前記プログラムは、実行されると、請求項１～４のいずれか１項に記載のアップリンクデータチャネルの開始シンボル位置を構成するための方法を実装する、プロセッサと
   を備える、デバイス。
10. 記憶されたプログラムを備える記憶媒体であって、前記プログラムは、実行されると、請求項１～４のいずれか１項に記載の方法が実行されるようにする、記憶媒体。
11. プログラムを実行するように構成されているプロセッサであって、前記プログラムは、実行されると、請求項１～４のいずれか１項に記載の方法が実行されるようにする、プロセッサ。

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