JP7167447B2 - ラミネート型電池 - Google Patents

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Description

本開示は、ラミネート型電池に関する。
従来のラミネート型電池に関して、たとえば、特表2016-529683号公報(特許文献1)には、金属層および第1樹脂層を含むラミネートシートからなる電池セルケースと、電池セルケースに内蔵される電極組立体とを備えるパウチ型電池セルが開示されている。電極組立体の電極タブは、電極リードと接続されている。電極リードは、電極セルケース内からその外部に突出している。パウチ型電池セルは、第1樹脂層と同じ素材から形成され、電極タブと電極リードとの接続部位を覆うフィルム部材をさらに備える。
特表2016-529683号公報
上述の特許文献1に開示されるように、ラミネートシートからなる電池セルケース(ラミネートケース)に電極組立体(電極体)が収容されたパウチ型(ラミネート型)電池セルが知られている。このようなラミネート型電池においては、外部短絡などにより電池に大電流が流れた場合の発熱に起因して、ラミネートケースの樹脂層が溶融する可能性がある。これにより、ラミネートケースの金属層が露出し、ラミネートケース内で短絡が発生するおそれが生じる。
そこで本開示の目的は、上記の課題を解決することであり、ラミネートケース内で短絡が発生することを抑制するラミネート型電池を提供することである。
本開示に従ったラミネート型電池は、複数枚の集電箔を積層してなる電極体と、電極体を収容するラミネートケースとを備える。電極体は、集電箔に電極活物質層が設けられた電極部と、電極部から延出し、集電箔に電極活物質層が設けられていない延出部とを有する。ラミネートケースは、金属層と、金属層に対して、ラミネートケースの内側から重ね合わされた第1樹脂層とを有する。ラミネート型電池は、ラミネートケース内において延出部に接続され、ラミネートケースの外部に突出する端子と、第1樹脂層よりも高い融点または熱分解温度を有し、少なくとも、第1樹脂層が、ラミネートケース内で延出部および端子と対向する領域において、第1樹脂層と、電極体および前記端子との間に介挿される第2樹脂層とを備える。
このように構成されたラミネート型電池によれば、仮に延出部および端子の接続部位の発熱に起因して、ラミネートケースの第1樹脂層が溶融することがあっても、第1樹脂層よりも高い融点または熱分解温度を有する第2樹脂層によって、ラミネートケースの金属層と、延出部または端子とが接触することを防止できる。これにより、ラミネートケース内で短絡(内部短絡)が発生することを抑制できる。
以上に説明したように、本開示に従えば、ラミネートケース内で短絡が発生することを抑制するラミネート型電池を提供することができる。
実施の形態におけるラミネート型電池を示す正面図である。 図1中のラミネート型電池の内部構造を示す断面図である。 図1中のIII-III線上の矢視方向から見たラミネート型電池を示す断面図である。 図3中の電極体を示す分解組み立て図である。 図3中の2点鎖線Vで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。 実施例1~2および比較例1~4における、樹脂テープ(第2樹脂層)の種類と、集電領域におけるラミネートケースと延出部および端子との接触率と、試験結果とを示す表である。 実施例1~2および比較例1~4における試験方法を示す概要図である。 比較例2におけるラミネート型電池を示す断面図である。 比較例3におけるラミネート型電池を示す断面図である。 比較例4におけるラミネート型電池を示す断面図である。
本開示の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
図1は、実施の形態におけるラミネート型電池を示す正面図である。図2は、図1中のラミネート型電池の内部構造を示す断面図である。図3は、図1中のIII-III線上の矢視方向から見たラミネート型電池を示す断面図である。
図1から図3を参照して、本実施の形態におけるラミネート型電池10は、車両駆動用であり、たとえば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関と、充放電可能なバッテリから電力供給されるモータとを動力源とするハイブリッド自動車や、外部充電が可能なプラグインハイブリッド自動車、電気自動車などに搭載される。
ラミネート型電池10は、非水電解質二次電池である。ラミネート型電池10は、リチウムイオン電池である。
ラミネート型電池10は、電極体21と、ラミネートケース12とを有する。ラミネートケース12は、ラミネート型電池10の外観をなす外装体である。ラミネートケース12は、袋形状を有する。電極体21は、ラミネートケース12に収容されている。
図4は、図3中の電極体を示す分解組み立て図である。図1から図4を参照して、電極体21は、複数枚の集電箔22と、複数枚のセパレータ24とを有する。
複数枚の集電箔22は、矢印101に示す方向に積層されている(以下、矢印101に示す方向を「集電箔22の積層方向」という)。集電箔22には、電極活物質層23が設けられている。電極活物質層23は、集電箔22の両面に設けられている。セパレータ24は、積層方向において互いに隣り合う集電箔22の間に介挿されている。
より具体的には、集電箔22は、正極用集電箔22pと、負極用集電箔22nとを有する。正極用集電箔22pと、負極用集電箔22nとは、セパレータ24を介しながら交互に配置されている。
正極用集電箔22pは、たとえば、アルミニウム箔から形成されている。正極用集電箔22pは、本体部126と、タブ状部127とを有する。本体部126は、矩形形状の平面視を有する。タブ状部127は、本体部126の一辺から突出するタブ形状を有する。タブ状部127は、その突出方向に直交する幅方向において一定の長さを有する。集電箔22の積層方向において、複数枚の正極用集電箔22pのタブ状部127は、互いに重なり合っている。
負極用集電箔22nは、たとえば、銅箔から形成されている。負極用集電箔22nは、正極用集電箔22pと同様の形状を有する。集電箔22の積層方向において、複数枚の負極用集電箔22nのタブ状部127は、複数枚の正極用集電箔22pのタブ状部127からずれた位置において互いに重なり合っている。
電極活物質層23は、正極活物質層23pと、負極活物質層23nとを有する。正極活物質層23pは、正極用集電箔22pの両面に設けられている。正極活物質層23pは、正極活物質を含有するペーストが正極用集電箔22pの本体部126に塗工されることにより構成されている。正極活物質としては、LiMn24、LiCoO2、LiNiO3等、リチウムイオン電池に用いられる正極活物質の1種もしくは2種以上を特に限定することなく使用できる。正極活物質を含有するペーストは、正極用集電箔22pのタブ状部127には塗工されていない。
負極活物質層23nは、負極用集電箔22nの両面に設けられている。負極活物質層23nは、負極活物質を含有するペーストが負極用集電箔22nの本体部126に塗工されることにより構成されている。負極活物質としては、アモルファスカーボン、グラファイトカーボン等、リチウムイオン電池に用いられる負極活物質の1種もしくは2種以上を特に限定することなく使用できる。負極活物質を含有するペーストは、負極用集電箔22nのタブ状部127には塗工されていない。
セパレータ24は、正極用集電箔22pおよび負極用集電箔22nの本体部126に対応する矩形形状を有する。セパレータ24は、集電箔22の積層方向において互いに隣り合う正極用集電箔22pの本体部126と、負極用集電箔22nの本体部126との間に介挿されている。セパレータ24は、たとえば、多孔質のポリプロピレン樹脂シートから形成されている。
電極体21は、電極部26と、延出部27とを有する。延出部27は、電極部26から延出している。電極体21を集電箔22の積層方向から見た場合に、延出部27は、電極部26の端辺から、電極部26の端辺の延伸方向と、集電箔22の積層方向とに直交する方向に延出している。電極部26においては、集電箔22に電極活物質層23が設けられている。延出部27においては、集電箔22に電極活物質層23が設けられていない。
より具体的には、電極部26は、正極活物質層23pが設けられた正極用集電箔22pの本体部126と、負極活物質層23nが設けられた負極用集電箔22nの本体部126とが、セパレータ24を介して積層されることにより構成されている。
延出部27は、正極活物質層23pが設けられていない正極用集電箔22pのタブ状部127が、集電箔22の積層方向に集箔されることにより構成されている。延出部27は、負極活物質層23nが設けられていない負極用集電箔22nのタブ状部127が、集電箔22の積層方向に集箔されることにより構成されている。集電箔22の積層方向における延出部27の長さ(厚み)は、本体部126から、延出部27の延出方向に離れるに従って小さくなる。
ラミネート型電池10は、端子31をさらに有する。端子31は、ラミネートケース12の内部において延出部27に接続されている。端子31は、ラミネートケース12内からその外部に延出している。
より具体的には、端子31は、正極端子31pと、負極端子31nとを有する。正極端子31pは、矩形の平板形状を有する。正極端子31pは、たとえば、アルミニウムから形成されている。正極端子31pは、溶接により、正極用集電箔22pのタブ状部127が集箔されてなる延出部27に接続されている。
負極端子31nは、矩形の平板形状を有する。負極端子31nは、たとえば、銅から形成されている。負極端子31nは、溶接により、負極用集電箔22nのタブ状部127が集箔されてなる延出部27に接続されている。
図5は、図3中の2点鎖線Vで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。図1から図5を参照して、ラミネートケース12は、金属層13と、第1樹脂層14とを有する。
金属層13は、金属から形成されている。第1樹脂層14は、金属層13に対して、ラミネートケース12の内側から重ね合わされている。第1樹脂層14は、金属層13の内側で電極体21を取り囲むように設けられている。
ラミネートケース12は、溶着部17を有する。溶着部17は、ラミネートケース12の周縁に沿って帯状に設けられている。溶着部17は、金属層13および第1樹脂層14からなる2枚のシートを、各シートの第1樹脂層14同士が向かい合わせとなるように重ね合わせ、シートの周縁に沿って第1樹脂層14同士を熱溶着することにより構成されている。端子31は、ラミネートケース12内から溶着部17を貫通してラミネートケース12の外部に達している。
ラミネート型電池10は、第2樹脂層41をさらに有する。第2樹脂層41は、少なくとも、第1樹脂層14が、ラミネートケース12内で延出部27および端子31と対向する領域(図4中の集電領域110)において、第1樹脂層14と、電極体21および端子31との間に介挿されている。
より具体的には、第2樹脂層41は、耐熱性の樹脂テープが、延出部27の全体と、ラミネートケース12内に位置する端子31の全体とに、巻き付けられることにより構成されている。第2樹脂層41は、電極部26および溶着部17の間における延出部27および端子31の全体を覆うように設けられている。
第2樹脂層41の厚みは、第1樹脂層14の厚み以上であってもよいし、第1樹脂層14の厚みよりも小さくてもよい。
第2樹脂層41は、樹脂から形成されている。第2樹脂層41は、第1樹脂層14よりも高い融点または熱分解温度を有する。たとえば、第1樹脂層14を形成する樹脂として、ポリプロピレン(融点160℃)が用いられている場合に、第2樹脂層41を形成する樹脂として、ポリテトラフルオロエチレン(融点320℃)またはポリイミド(熱分解温度500℃以上)などを用いることができる。
外部短絡などによりラミネート型電池10に高電流が流れると、延出部27と端子31との接続部位25が発熱する。電池が高容量になると、高電流が流れる時間が長くなるため、発熱によってラミネートケース12の第1樹脂層14が溶融し、金属層13が露出する場合が想定される。この場合、金属層13と、延出部27または端子31とが接触して、ラミネートケース12内で短絡が発生する可能性がある。
これに対して、本実施の形態では、第1樹脂層14よりも高い融点または熱分解温度を有する第2樹脂層41が、少なくとも、第1樹脂層14が、ラミネートケース12内で延出部27および端子31と対向する集電領域110において、第1樹脂層14と、電極体21および端子31との間に介挿されている。このような構成により、仮に第1樹脂層14が溶融することがあっても、第2樹脂層41によって、金属層13と、延出部27または端子31とが接触することを防止できる。これにより、ラミネートケース12内で短絡が発生することを抑制できる。
なお、第2樹脂層41は、上記の集電領域110だけに留まらず、集電領域110から、第1樹脂層14が電極部26と対向する領域に侵入するように設けられてもよい。
以上に説明した、本実施の形態におけるラミネート型電池10の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態におけるラミネート型電池10は、複数枚の集電箔22を積層してなる電極体21と、電極体21を収容するラミネートケース12とを備える。電極体21は、集電箔22に電極活物質層23が設けられた電極部26と、電極部26から延出し、集電箔22に電極活物質層23が設けられていない延出部27とを有する。ラミネートケース12は、金属層13と、金属層13に対して、ラミネートケース12の内側から重ね合わされた第1樹脂層14とを有する。ラミネート型電池10は、ラミネートケース12内において延出部27に接続され、ラミネートケース12の外部に突出する端子31と、第1樹脂層14よりも高い融点または熱分解温度を有し、少なくとも、第1樹脂層14が、ラミネートケース12内で延出部27および端子31と対向する領域としての集電領域110において、第1樹脂層14と、電極体21および端子31との間に介挿される第2樹脂層41とを備える。
このように構成された、本実施の形態におけるラミネート型電池10によれば、ラミネートケース12内で短絡が発生することを抑制できる。
続いて、本実施の形態におけるラミネート型電池10によって奏される作用効果を確認するために行なった実施例について説明する。
図6は、実施例1~2および比較例1~4における、樹脂テープ(第2樹脂層)の種類と、集電領域におけるラミネートケースと延出部および端子との接触率と、試験結果とを示す表である。図7は、実施例1~2および比較例1~4における試験方法を示す概要図である。
図8は、比較例2におけるラミネート型電池を示す断面図である。図9は、比較例3におけるラミネート型電池を示す断面図である。図10は、比較例4におけるラミネート型電池を示す断面図である。図8(A)、図9(A)および図10(A)には、図2に対応するラミネート型電池の断面が示され、図8(B)、図9(B)および図10(B)には、図3に対応するラミネート型電池の断面が示されている。
図6から図10を参照して、実施例1~2および比較例1~4において、容量25Ahを有するラミネート型の全固体電池を用いて、以下に説明する試験を行なった。実施例1~2および比較例1~4に共通して、ラミネートケース12の第1樹脂層14を形成する樹脂として、ポリプロピレンを用いた。
実施例1および実施例2におけるラミネート型電池は、図2および図3におけるラミネート型電池10に対応しており、集電領域110におけるラミネートケース12と延出部27および端子31との接触率が0%となるように樹脂テープ(第2樹脂層41)を設けた。実施例1では、ポリイミド製の樹脂テープを用い、実施例2では、ポリテトラフルオロエチレン製の樹脂テープを用いた。
比較例1におけるラミネート型電池では、集電領域110におけるラミネートケース12と延出部27および端子31との接触率が0%であるが、第1樹脂層14と同じ材質のポリプロピレン製の樹脂テープを用いた。
比較例2および比較例3におけるラミネート型電池では、それぞれ、集電領域110におけるラミネートケース12と延出部27および端子31との接触率を25%および50%とした。比較例2および比較例3では、ポリイミド製の樹脂テープを用いた。
比較例4におけるラミネート型電池では、延出部27および端子31を樹脂テープにより巻かない構成とすることにより、集電領域110におけるラミネートケース12と延出部27および端子31との接触率を100%とした。
図7に示されるように、配線52を用いて正極端子31pおよび負極端子31nをスイッチ51に接続した。スイッチ51をオン操作することにより、正極端子31pおよび負極端子31n間で外部短絡を生じさせた。この際の試験条件を、温度25℃、SOC100%、短絡抵抗1.8mΩとした。スイッチのオン操作後に、各実施例および比較例において、発熱および発煙の発生を確認した。
比較例1~4では、発煙が発生する結果となった。一方、実施例1および実施例2においては、第2樹脂層41として、それぞれ、ポリイミド製およびポリテトラフルオロエチレン製の樹脂テープを設けることにより、発熱のみが発生する結果となった。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示は、たとえば、車両駆動用のラミネート型電池に適用される。
10 ラミネート型電池、12 ラミネートケース、13 金属層、14 第1樹脂層、17 溶着部、21 電極体、22 集電箔、22n 負極用集電箔、22p 正極用集電箔、23 電極活物質層、23n 負極活物質層、23p 正極活物質層、24 セパレータ、25 接続部位、26 電極部、27 延出部、31 端子、31n 負極端子、31p 正極端子、41 第2樹脂層、51 スイッチ、52 配線、110 集電領域、126 本体部、127 タブ状部。

Claims (1)

  1. 複数枚の集電箔を積層してなる電極体と、
    前記電極体を収容するラミネートケースとを備え、
    前記電極体は、電極活物質層が設けられた複数枚の前記集電箔がセパレータを介して積層されてなる電極部と、前記電極部から延出し、前記集電箔に電極活物質層が設けられていない延出部とを有し、
    前記ラミネートケースは、金属層と、前記金属層に対して、前記ラミネートケースの内側から重ね合わされた第1樹脂層とを有し、さらに、
    前記ラミネートケース内において前記延出部に接続され、前記ラミネートケースの外部に突出する端子と、
    前記第1樹脂層よりも高い融点または熱分解温度を有し、少なくとも、前記第1樹脂層が、前記ラミネートケース内で前記延出部および前記端子と対向する領域において、前記第1樹脂層と、前記電極体および前記端子との間に介挿される第2樹脂層とを備え、
    前記第2樹脂層は、前記延出部および前記端子を覆い、かつ、前記集電箔の積層方向において前記セパレータと重なり合わないように設けられる樹脂テープである、ラミネート型電池。
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