JP7165440B1 - Rooftop joint cover device - Google Patents
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Abstract
【課題】他の構造物が存在する場合であっても、その構造物や目地カバー等を破損させることなく目地部を塞ぐことができる屋上用目地カバー装置を提供する。
【解決手段】一方の躯体3と、一方の躯体3に角部を有する目地部2を介して設けられた他方の躯体6と、一方の躯体3の左右方向に目地部2を介して設けられた他方の躯体の外壁部4と、一方の躯体3の前後方向に前記目地部2を介して設けられた他方の躯体6のパラペット5と、一方の躯体3とパラペット5との間の目地部2を塞ぐように設けられた屋上用目地カバー装置1であって、屋上用目地カバー装置1は、パラペット5に設けられた水切りカバー7と、目地カバー支持具8と、固定目地カバー9と、一方の躯体3とパラペット5の間の目地部2の外壁部側の部位を塞ぐ可動目地カバー10とで構成されている屋上用目地カバー装置。
【選択図】図1
A rooftop joint cover device capable of closing joints without damaging other structures, joint covers, etc., even when other structures are present.
SOLUTION: One frame 3, the other frame 6 provided via a joint portion 2 having a corner in one frame 3, and the one frame 3 provided via a joint portion 2 in the left-right direction of the frame 3. The outer wall portion 4 of the other skeleton, the parapet 5 of the other skeleton 6 provided through the joint 2 in the front-rear direction of the one skeleton 3, and the joint portion between the one skeleton 3 and the parapet 5. 2, the roof joint cover device 1 includes a drain cover 7 provided on a parapet 5, a joint cover support 8, a fixed joint cover 9, A joint cover device for a roof, which is composed of a movable joint cover 10 for closing a part of a joint part 2 between one frame 3 and a parapet 5 on the outer wall side.
[Selection drawing] Fig. 1
Description
本発明は目地部を介して設けられた躯体の間の目地部を塞ぐ目地装置に関する。
BACKGROUND OF THE
従来の屋上用目地カバー装置は、「パラペットに設置された水切りカバーと、この水切りカバーの支持片の上部に位置するように取り付けられた目地カバーと、この水切りカバーと目地カバーの間の隙間を塞ぐように、目地カバーの他端部に防水ゴムが設けられた屋上用目地装置」が知られている(特許文献1)。 A conventional roof joint cover device consists of "a drain cover installed on a parapet, a joint cover attached so as to be positioned above the support piece of the drain cover, and a gap between the drain cover and the joint cover. A roof joint device in which a waterproof rubber is provided at the other end of a joint cover so as to close it is known (Patent Document 1).
しかしながら、このような屋上用目地カバー装置では、例えば目地カバーの端部付近に他の躯体の外壁等が接近している場合等には、地震で外壁等が目地カバーに衝突し、目地カバーや躯体が破損するおそれがあった。 However, in such a roof joint cover device, for example, when an outer wall or the like of another frame is close to the end of the joint cover, the outer wall or the like collides with the joint cover due to an earthquake. There was a risk that the structure would be damaged.
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、他の構造物が存在する場合であっても、その構造物や目地カバー等を破損させることなく目地部を塞ぐことができる屋上用目地カバー装置を提供することを目的としている。 In view of the conventional drawbacks as described above, the present invention is a rooftop joint cover device capable of covering joints without damaging other structures, joint covers, etc., even when other structures exist. is intended to provide
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
The above and other objects and novel features of the present invention will become more fully apparent when the following description is read in conjunction with the accompanying drawings.
However, the drawings are for explanation only and do not limit the technical scope of the present invention.
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の屋上用目地カバー装置は、一方の躯体と、前記一方の躯体に角部を有する目地部を介して設けられ、前記一方の躯体の左右方向に前記目地部を介して外壁部が形成され、かつ、前記一方の躯体の前後方向に前記目地部を介してパラペットが形成された他方の躯体と、前記一方の躯体と前記パラペットとの間の前記目地部を塞ぐように設けられた屋上用目地カバー装置であって、前記屋上用目地カバー装置は、前記パラペットに設けられた水切りカバーと、一端部が前記一方の躯体に取付けられ、前記水切りカバーの上部にその他端部が位置する複数個の目地カバー支持具と、これらの目地カバー支持具の上面に支持状態で取り付けられ、前記一方の躯体と前記パラペットの間の前記目地部の少なくとも前記外壁部側の部位を除く部位を塞ぐ固定目地カバーと、前記一方の躯体と前記パラペットの間の前記目地部の前記外壁部側の部位を塞ぐ可動目地カバーとで構成されていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the roof joint cover device according to
前記可動目地カバーは、固定目地カバーの一端部と他方の躯体の外壁部との間に設けられた支持部、該支持部と交差する方向に延在する支持バーと、該支持バーに支持された複数個の可動目地カバー本体と、これらの可動目地カバー本体を保持するリンク機構を含む(請求項2)。 The movable joint cover includes a support provided between one end of the fixed joint cover and the outer wall of the other frame, a support bar extending in a direction intersecting the support, and supported by the support bar. It also includes a plurality of movable joint cover bodies and a link mechanism for holding these movable joint cover bodies (Claim 2).
付言すると、前記可動目地カバーは、前記一方の躯体の壁面に設けられた支持部と、該支持部と交差する方向に延在し、前記支持部に一端部が左右方向に移動可能に支持され、他端部が前記外壁部に前後方向にスライド移動可能に支持された支持バーと、該支持バーに支持された複数個の可動目地カバー本体と、これらの可動目地カバー本体を保持するリンク機構を含むことを特徴とする。 In addition, the movable joint cover extends in a direction intersecting with a supporting portion provided on the wall surface of the one skeleton, and one end portion is supported by the supporting portion so as to be movable in the left-right direction. , a support bar whose other end is slidably supported by the outer wall in the front-rear direction; a plurality of movable joint cover bodies supported by the support bars; and a link mechanism for holding these movable joint cover bodies. characterized by comprising
請求項3に記載の屋上用目地カバー装置の前記可動目地カバー本体には、雨水を誘導する樋部が形成されていることを特徴とする。
The roof joint cover device according to
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1に記載の発明においては、一方の躯体3とパラペット5の間の目地部2の他方の躯体6の外壁部4側の部位を塞ぐ可動目地カバー10を備えているため、地震による揺れ動きで一方の躯体3と他方の躯体6が異なる左右方向に揺れ動いたとしても、目地部2が開口することなく、かつ、他方の躯体6や固定目地カバー9が破損することなく地震による揺れ動きを吸収することができる。
(2)請求項2に記載の発明は、前記可動目地カバー10は、固定目地カバー9の一端部と他方の躯体6の外壁部4との間に設けられた壁状の支持部14、該支持部と交差する方向に延在する支持バー15と、該支持バーに支持された複数個の可動目地カバー本体16と、これらの可動目地カバー本体を保持するリンク機構を含む合理的な構成により、前記(1)と同様の効果を得られる。
(3)請求項3に記載の発明も前記(1)と同様の効果を得られるとともに、より効率よく雨水を排出することができる。
As is clear from the above description, the present invention has the following effects.
(1) In the invention according to
(2) According to the second aspect of the invention, the movable
(3) The invention according to
図1乃至図12は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図12に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は渡り廊下状の一方の躯体3と、前記一方の躯体3に角部を有する目地部2を介して設けられ、前記一方の躯体の左右方向に目地部2を介して外壁部4が形成され、かつ、前記一方の躯体3の前後方向に前記目地部2を介してパラペット5が形成された他方の躯体6と、前記一方の躯体3と前記パラペット5との間の目地部2を塞ぐように設けられた屋上用目地カバー装置である。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, the present invention will be described in detail by means of embodiments for carrying out the present invention shown in the drawings.
In the first form for carrying out the present invention shown in FIGS. 1 to 12, 1 is provided via a
なお、左右方向とは図1(平面視)における左右方向であり、前後方向とは図1(平面視)における下上方向をいう。 The left-right direction is the left-right direction in FIG. 1 (planar view), and the front-rear direction is the up-down direction in FIG. 1 (planar view).
また、本発明において躯体とは、建物、道路、スラブ、エレベーターシャフト等の目地プレートを設置可能な建造物をいい、出入口とはドアや扉の設けられた出入口だけではなく、人や車両等が通行できる通路も含むものである。 In the present invention, the framework refers to buildings, roads, slabs, elevator shafts, and other structures in which joint plates can be installed. It also includes passable passages.
この屋上用目地カバー装置1は、図1乃至図4に示すように、パラペット5に設けられた水切りカバー7と、一端部が前記一方の躯体3の壁面3aに取付けられ、前記水切りカバー7の上部にその他端部が位置する複数個の目地カバー支持具8と、これらの目地カバー支持具8の上面に支持状態で取り付けられ、前記一方の躯体と前記パラペット5の間の前記目地部2の少なくとも前記外壁部4側の部位を除く部位を塞ぐ固定目地カバー9と、前記一方の躯体3と前記パラペット5の間の前記目地部の前記外壁部4側の部位を塞ぐ可動目地カバー10とで構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the roof
一方の躯体3は、本実施形態では、渡り廊下状に形成されており、その突出端部と対向するように他方の躯体6の外壁部4が形成されている。この外壁部4には、渡り廊下状の一方の躯体3と渡り廊下用目地装置11等により接続される連通口4aが形成されている。この渡り廊下用目地装置11は渡り廊下と隣り合う躯体とを接続するものであれば、どのようなものでも用いることができ、図面上は簡略に記載している。
One
すなわち、一方の躯体3と他方の躯体6の間の左右方向の目地部2aは渡り廊下用目地装置11により接続され、一方の躯体3と他方の躯体の間の前後方向の目地部2bは固定目地カバー9及び可動目地カバー10で下部に雨水等が落下しないように塞がれている。
他方の躯体6は、本実施形態では、平面視略逆L字状に形成されており、渡り廊下状の一方の躯体3の突出端部に対向するように、一方の躯体3よりも高い又は略同じ高さに略直立する外壁部4と、一方の躯体3の前後方向の壁面に対向するように形成されたパラペット5を有している。
That is, the
In the present embodiment, the
なお、本実施形態では、1つの他方の躯体6が外壁部4とパラペット5を有しているが、例えばパラペット5を有する低層建築物と、この低層建築物に隣接する高層建築物の2つの建物をまとめて他方の躯体6としてもよい。すなわち、他方の躯体6は、一方の躯体3と一体的に形成されていない建築物等の躯体を示すものであり、必ずしも他方の躯体6が一体に形成されていなくてもよい。
In this embodiment, one
このパラペット5は、一方の躯体3の前後方向の壁面3aよりも低部に形成されている。なお、本発明におけるパラペット5とは、一般的なパラペット5だけでなく、一方の躯体3の壁面に固定された固定目地カバー9や可動目地カバー10よりも低部に形成され、水切りカバー7を設置することができる屋根や建物等の建造物も含むものである。
The
パラペット5には水切りカバー7が固定されており、この水切りカバーは、図5に示すように、パラペット5の上面にやや傾斜状に固定されるもので、例えば正面視において全体として略クランク形状で、左右の両端部7a、7bを除いた上面7cが傾斜面状に形成されている。この水切りカバー7の目地部2の反対側の端部は、パラペット5の内側壁面に当接するように、下方へ突出する誘導側壁7aを備えている。
A
また、目地部2側の他端部には、略垂直に立ち上がる側壁7bを備えている。
この水切りカバー7は、パラペット5の上部に複数本のアンカーボルト等で、所定間隔を隔てて複数個設けられた水切りカバー取付具12を介してパラペット5の上面に固定されている。
In addition, the other end portion on the
The
目地カバー支持具8は、図6に示すように、その一端部が一方の躯体3の壁面3aにタッピングビス等により固定されており、実施形態では左右方向に複数個所定間隔を有して並設されている。
As shown in FIG. 6, one end of the
固定目地カバー9は、図6に示すように、一端部9aが一方の躯体3に固定され、上面が傾斜面状に形成されており、その他端部9bは、本実施形態においては水切りカバー7の左右方向の略中間の上方に位置する。この他端部9bは下方へ突出する側壁(端板)状に形成されている。なお、この下向き側壁状の他端部9bと水切りカバー7のやや傾斜状の上面7cとの間を塞ぐように、ゴム板状のシール部材13等を備えることが望ましい。また、固定目地カバー9と水切りカバー7の上面7cの間におもりを内包したシール部材13を設けることが望ましい。
As shown in FIG. 6, the
このように、固定目地カバー9は、前述した目地部2の上方に配設された状態で複数個の目地カバー支持具8に支持されるとともに、一方の躯体3の壁面に取付端部が固定されているので、複数個の目地カバー支持具8の上面を覆うとともに、前後方向の目地部2の一部(一方の躯体3の突出端部側の目地部2を除く部位)をカバーする。
前記可動目地カバー10は、固定目地カバー9で塞ぐことができない一方の躯体3の外壁部4側の目地部を塞ぐように設けられている。
In this way, the fixed
The movable
この可動目地カバー10は、図7に示すように、前記一方の躯体3に前記パラペット5方向に突出するように設けられた支持部14と、前記支持部14に一端部が左右方向に移動可能に支持され、他端部が前記外壁部に前後方向にスライド移動可能に支持された支持バー15と、前記支持バー15に支持された複数個の可動目地カバー本体16と、前記可動目地カバー本体16間の距離を常時略均等になるように保持するリンク機構17とで構成されている。
As shown in FIG. 7, the movable
本実施形態では、他方の躯体6の外壁部4から支持部14を超えた部分を可動目地カバー10で目地部2を塞ぎ、支持部14付近から他方の躯体6の反対側の目地部2は固定目地カバー9で目地部2を塞いでいる。なお、固定目地カバー9と可動目地カバー10の境目は、固定目地カバー9の可動目地カバー10側の端部と可動目地カバー10の固定目地カバー9側の端部に位置する可動目地カバー本体16の端部を接続し、隙間がないように塞ぐ又は、補助カバー等を用いて隙間を塞ぐことが望ましい。
In this embodiment, the
支持部14は、本実施形態では、一方の躯体3の突出端部付近から他方の躯体6のパラペット5の方向へ突出する袖壁状の部位で、この支持部14の底面付近に支持バー15を支持する支持金具18が固定されている。また、この支持部14には、可動目地カバー本体16が設置されている高さにこの可動目地カバー本体16が通過できる切り欠きが形成され、固定目地カバー9側の端部に位置する可動目地カバー本体16が固定目地カバー9の方向に突出し、固定目地カバー9と重なり合っている。このような切り欠きを設けることにより、地震で左右の躯体3、6が左右方向に揺れ動いた場合でも、可動目地カバー本体16が支持部14等に衝突することなく、かつ、隙間が生じることなく揺れ動きを吸収することができる。この切り欠きと可動目地カバー本体16との間の隙間や、固定目地カバー9と可動目地カバー本体16との間はシール部材13(図示せず)等により塞ぐことが望ましい。
In this embodiment, the
なお、地震による揺れ動き幅が小さいことが想定され切り欠きを形成しなくても可動目地カバー本体16が支持部14等に衝突することなく地震による揺れ動きが吸収できる場合は、支持部14に必ずしも切り欠き等を設けなくても良い。また、図面上は可動目地カバー本体16が固定目地カバー9の上部に位置するように配置されているが、固定目地カバー9の下側に入り込むように重なり合ってもよい。このような場合、地震による揺れ動きが生じた際に固定目地カバー9と可動目地カバー本体16とが衝突しない程度の間隙を有して重なり合うように配置し、この間隙にはシール部材13を設けることが望ましい。
本実施形態では、一方の躯体3の壁面からこの支持部14が突出しているが、例えば一方の躯体3の底面等からパラペット5の方向に突出するように支持部14を形成してもよい。
It should be noted that if it is assumed that the amplitude of shaking due to an earthquake is small, and even if the notch is not formed, the movable
In this embodiment, the
支持バー15は、本実施形態では、角鋼管等のバー状の部材で、一端部が他方の躯体6の外壁部4に前後方向にスライド移動可能に支持され、他端部側が前記支持部14の支持金具18に左右方向にスライド移動可能に支持されている。
In this embodiment, the
支持バー15の一端部は、外壁部4に前後方向に延在するように設けられたガイドレール19にローラー等の滑動部材20を介して支持されている。
One end of the
可動目地カバー本体16は、目地部2を塞ぐ板状の部材で、隣り合う可動目地カバー本体16同士が重なり合い目地部2を塞いでいる。可動目地カバー本体16の一方の端部側に支持バー15に支持される被支持部21が設けられている。本実施形態では、図8に示すように、一方の端部側を略上向きコ字状に折り曲げ、その底面にバー状の支持部材21aを固定し被支持部21としている。この支持部材21aは、角管状の部材であっても良いし、チャンネル鋼、H鋼状の形状であってもよい。
The movable
また、この略コ字状に折り曲げた部位の内側は雨水を流す樋部22となっている。この樋部22にはゴム等のシール部材13や樋部22の端部を折り返した雨仕舞等が設けられることが望ましい。
Moreover, the inner side of the portion bent into a substantially U-shape serves as a
なお、樋部22を形成しない場合には、平板の状態で直接又は支持部材21aを介して支持バー15に支持された状態となってもよいし、可動目地カバー本体16を略クランク状等に折り曲げて被支持部21を形成し直接又は支持部材21aを介して支持バー15に支持された状態となってもよい。
When the
この可動目地カバー本体16はパラペット5側が低位となるようにやや傾斜状態で取り付けられる。このように取り付けることにより、雨水が樋部22を伝ってスムーズに水切りカバーへ流れ落ちる。
The movable joint cover
この可動目地カバー本体16の下方には、隣り合う可動目地カバー本体16の被支持部21付近同士を接続するように、ゴムシート等のシール部材13(図示せず)を設けることが望ましい。ゴムシート等を設けることにより、地震によって目地部2が想定以上に広がり、わずかに可動目地カバー本体16間に隙間が生じた場合であっても、下方に雨水等が落下することを防止できる。
It is desirable to provide a sealing member 13 (not shown) such as a rubber sheet below the movable joint cover
リンク機構17は、本実施形態では、複数の枢支部23を有するパンタグラフ状のリンク部材で、その一端部が前記支持部14に取り付けられ、他端部が前記ガイドレール19に沿って前後方向にスライド移動可能に取り付けられている。
In this embodiment, the
なお、本実施形態では、前記支持部14にリンク機構17の一端部が取り付けられ、他端部が支持バー15の一端部側に取付金具(図示せず)等を介して固定されている。この他端部は前記ガイドレール19にローラー等を介して直接支持されてもよい。付言すると、一方の躯体3と他方の躯体6が地震で異なる前後方向に揺れ動いた際に、リンク機構17や可動目地カバー本体16が一方の躯体3と一体的に前後方向に揺れ動く様に取り付けられるものであれば、どのような取付態様で他端部を取り付けても良い。
In this embodiment, one end of the
このリンク機構17の各枢支部23には被支持部21がそれぞれ固定され、複数個の可動目地カバー本体16の間の距離を常時略均等となるように保持している。各枢支部23には被支持部21をそれぞれ固定することにより、通常時(図1等の状態)においても各可動目地カバー本体16の間の距離が略均等な状態となり、目地部2が狭くなった場合又は広くなった場合に、各可動目地カバー本体16間の距離は変わるものの、それぞれ略均等な間隔となるよう保持ことができる。なお、他方の躯体6の外壁部5側の端部に位置する可動目地カバー本体16と重なるように外壁部6に端部目地カバー(図示せず)を設けてもよい。
A supported
本実施形態では、可動目地カバー10の上部に、一端部が前記支持部14に取り付けられ、他端部が他方の躯体6の外壁部4に取り付けられた壁面用目地装置24が設けられている。この壁面用目地装置24は、公知の壁面用目地装置24を用いることができ、図面上は簡略に記載している。この壁面用目地装置24と可動目地カバー10の上面との間には、ゴム板状のシール部材13等を備えることが望ましい。
In this embodiment, a wall
地震で躯体3、6が左右方向に揺れ動き左右方向の目地部2aが狭くなると、図9に示すように、各可動目地カバー本体16間の間隔が略均等に狭くなり、可動目地カバー本体16同士の重なり幅が大きくなって揺れ動きを吸収する。なお、渡り廊下用目地装置11や壁面用目地装置24は地震による揺れ動きに追従し、破損することなく揺れ動きを吸収する。
When the
地震で躯体3、6が左右方向に揺れ動き左右方向の目地部2aが広くなると、図10に示すように、各可動目地カバー本体16間の間隔が略均等に広くなり、可動目地カバー本体16同士の重なり幅が小さくなって揺れ動きを吸収する。なお、渡り廊下用目地装置11や壁面用目地装置24は地震による揺れ動きに追従し、破損することなく揺れ動きを吸収する。
When the
地震で躯体3、6が異なる前後方向に揺れ動き前後方向の目地部2bが狭くなると、図11に示すように、固定目地カバー9の先端部が水切りカバー7の誘導側壁7a側へ変位するとともに、リンク機構17が前後方向にスライド移動することで可動目地カバー本体16が前後方向にスライド移動し、平面視において可動目地カバー本体16が階段状になることなく目地部を2bを塞ぐ。
When the
地震で躯体3、6が異なる前後方向に揺れ動き前後方向の目地部2bが狭くなると、図12に示すように、固定目地カバー9の先端部が水切りカバー7の側壁7b側へ変位するとともに、リンク機構17が前後方向にスライド移動することで可動目地カバー本体16が前後方向にスライド移動し、平面視において可動目地カバー本体16が階段状になることなく目地部を2bを塞ぐ。
When the
なお、左右の躯体3、6が前後方向に揺れ動いた場合も渡り廊下用目地装置11や壁面用目地装置24は地震による揺れ動きに追従し、破損することなく揺れ動きを吸収する。
本発明の実施形態では、シール部材としてゴム板状のものや、おもりを内包したゴムシートを用いたが、雨水等がはいりこまないようにシールするものであれば、どのようなシール部材を用いてもよい。
Even when the left and
In the embodiment of the present invention, a rubber plate-like one or a rubber sheet containing a weight is used as the sealing member, but any sealing member can be used as long as it is a sealing member that prevents rainwater from entering. may
また、支持部として一方の躯体の壁面からパラペット側へ突出する袖壁状の支持部を用いるものについて説明したが、例えば一方の躯体にブラケット等を固定して支持部としてもよい。 In addition, although the explanation has been given of using a sleeve wall-shaped support part projecting from the wall surface of one of the skeletons toward the parapet side as the support part, for example, a bracket or the like may be fixed to one of the skeletons to serve as the support part.
本発明は屋上用目地カバー装置を製造する産業で利用される。 The present invention finds application in the industry of manufacturing roof joint covering systems.
1、1A:屋上用目地カバー装置、 2:目地部、
3:一方の躯体、 4:外壁部、
5:パラペット、 6:他方の躯体、
7:水切りカバー、 8:目地カバー支持具、
9:固定目地カバー、 10:可動目地カバー、
11:渡り廊下用目地装置、 12:水切りカバー取付具、
13:シール部材、 14、14A:支持部、
15:支持バー、 16:可動目地カバー本体、
17:リンク機構、 18:支持金具、
19:ガイドレール、 20:滑動部材、
21:被支持部、 22:樋部、
23:枢支部、 24:壁面用目地装置。
1, 1A: roof joint cover device, 2: joint part,
3: one frame, 4: outer wall,
5: parapet, 6: the other skeleton,
7: drain cover, 8: joint cover support,
9: fixed joint cover, 10: movable joint cover,
11: Joint device for connecting corridor, 12: Drain cover fixture,
13: sealing member, 14, 14A: supporting part,
15: support bar, 16: movable joint cover main body,
17: link mechanism, 18: support bracket,
19: guide rail, 20: sliding member,
21: supported portion, 22: gutter portion,
23: Pivot, 24: Wall joint device.
Claims (3)
前記屋上用目地カバー装置は、前記パラペットに設けられた水切りカバーと、一端部が前記一方の躯体に取付けられ、前記水切りカバーの上部にその他端部が位置する複数個の目地カバー支持具と、これらの目地カバー支持具の上面に支持状態で取り付けられ、前記一方の躯体と前記パラペットの間の前記目地部の少なくとも前記外壁部側の部位を除く部位を塞ぐ固定目地カバーと、前記一方の躯体と前記パラペットの間の前記目地部の前記外壁部側の部位を塞ぐ可動目地カバーとで構成されている屋上用目地カバー装置。 One skeleton and a joint having a corner are provided in the one skeleton, an outer wall is formed in the left-right direction of the one skeleton through the joint, and the front and rear of the one skeleton A rooftop joint cover device provided to close the joint between the other skeleton having a parapet formed through the joint in the direction and the joint between the one skeleton and the parapet,
The roof joint cover device comprises: a drain cover provided on the parapet; a plurality of joint cover supports each having one end attached to the one frame and having the other end positioned above the drain cover; a fixed joint cover that is attached in a supported state to the upper surface of the joint cover support and closes a portion of the joint between the one skeleton and the parapet, excluding at least a portion on the outer wall side, and the one skeleton; and a movable joint cover for covering a part of the joint between the parapets on the outer wall side.
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